JPH10187639A - 高可用性コンピュータ・サーバ・システム - Google Patents
高可用性コンピュータ・サーバ・システムInfo
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- JPH10187639A JPH10187639A JP9288984A JP28898497A JPH10187639A JP H10187639 A JPH10187639 A JP H10187639A JP 9288984 A JP9288984 A JP 9288984A JP 28898497 A JP28898497 A JP 28898497A JP H10187639 A JPH10187639 A JP H10187639A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L9/00—Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
- H04L9/40—Network security protocols
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L67/00—Network arrangements or protocols for supporting network services or applications
- H04L67/01—Protocols
- H04L67/02—Protocols based on web technology, e.g. hypertext transfer protocol [HTTP]
-
- H—ELECTRICITY
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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- H04L67/1001—Protocols in which an application is distributed across nodes in the network for accessing one among a plurality of replicated servers
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- Computer And Data Communications (AREA)
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- Hardware Redundancy (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 多数のクライアント・コンピュータ装置に同
一の情報を提供できる、高可用性サーバ・コンピュータ
装置を提供すること。 【解決手段】 本発明によれば、複数のコンピュータ・
クライアント装置からネットワークを介して受信する多
数の要求をサービスできる高可用性コンピュータ・サー
バ・システムであって、前記要求が、前記サーバ・シス
テムを具体的に識別するものであり、前記サーバ・シス
テムが、前記要求をネットワークから受け取る入力とお
よび出力を有するメッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットと、このメッセージングおよび待ち行列化ユニット
の出力に並列に接続された複数のサーバ・ユニットとを
含む、高可用性コンピュータ・サーバ・システムが提供
される。
一の情報を提供できる、高可用性サーバ・コンピュータ
装置を提供すること。 【解決手段】 本発明によれば、複数のコンピュータ・
クライアント装置からネットワークを介して受信する多
数の要求をサービスできる高可用性コンピュータ・サー
バ・システムであって、前記要求が、前記サーバ・シス
テムを具体的に識別するものであり、前記サーバ・シス
テムが、前記要求をネットワークから受け取る入力とお
よび出力を有するメッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットと、このメッセージングおよび待ち行列化ユニット
の出力に並列に接続された複数のサーバ・ユニットとを
含む、高可用性コンピュータ・サーバ・システムが提供
される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワーキングの分野に属する。具体的には、本発明
は、同一の情報を多数のクライアント・コンピュータ装
置に提供できる高可用性サーバ・コンピュータ装置の分
野に関する。
ットワーキングの分野に属する。具体的には、本発明
は、同一の情報を多数のクライアント・コンピュータ装
置に提供できる高可用性サーバ・コンピュータ装置の分
野に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータが日常生活でますます一般
的になるのにつれて、リンクされたコンピュータのネッ
トワークが、コンピュータ・ユーザ間の情報配布に重要
になってきた。このようなネットワークを介して、コン
ピュータ・ユーザは、情報を共用でき、発展の可能性が
ある印刷媒体の代替物になっている仮想出版媒体が産み
出された。
的になるのにつれて、リンクされたコンピュータのネッ
トワークが、コンピュータ・ユーザ間の情報配布に重要
になってきた。このようなネットワークを介して、コン
ピュータ・ユーザは、情報を共用でき、発展の可能性が
ある印刷媒体の代替物になっている仮想出版媒体が産み
出された。
【0003】コンピュータの「ネットワーク」は、互い
に情報を交換できる任意の数のコンピュータとすること
ができる。コンピュータは、情報を交換できるように互
いに接続する(たとえば、電話回線または他の通信シス
テムによって)方法が存在する限り、どのような構成で
も配置でき、同一の室内にも異なる国にも配置できる。
コンピュータが互いに接続されてネットワークを構成す
るのと同様に、ブリッジやゲートウェイとして既知のツ
ールを介してネットワークを互いに接続することもでき
る。これらのツールを用いると、あるネットワーク内の
コンピュータが、別のネットワーク内のコンピュータと
情報を交換できるようになる。インターネットは、単独
のオーナーもコントローラも有しない、大規模と小規
模、公衆と私用のネットワークを含む、ネットワークの
ネットワークであり、インターネット・プロトコル(I
P)ソフトウェアが走行し、セキュリティ制御の対象と
なる接続されたコンピュータのいずれもが、やはりイン
ターネットに接続された他のコンピュータと情報を交換
できる。この、互いに接続することに同意したネットワ
ークの複雑な集合は、単一の伝送媒体には依存しない
(たとえば、両方向通信が、衛星リンク、光ファイバ幹
線、電話回線、ケーブル・テレビジョン・ケーブルおよ
びローカル無線リンクを介して行える)。
に情報を交換できる任意の数のコンピュータとすること
ができる。コンピュータは、情報を交換できるように互
いに接続する(たとえば、電話回線または他の通信シス
テムによって)方法が存在する限り、どのような構成で
も配置でき、同一の室内にも異なる国にも配置できる。
コンピュータが互いに接続されてネットワークを構成す
るのと同様に、ブリッジやゲートウェイとして既知のツ
ールを介してネットワークを互いに接続することもでき
る。これらのツールを用いると、あるネットワーク内の
コンピュータが、別のネットワーク内のコンピュータと
情報を交換できるようになる。インターネットは、単独
のオーナーもコントローラも有しない、大規模と小規
模、公衆と私用のネットワークを含む、ネットワークの
ネットワークであり、インターネット・プロトコル(I
P)ソフトウェアが走行し、セキュリティ制御の対象と
なる接続されたコンピュータのいずれもが、やはりイン
ターネットに接続された他のコンピュータと情報を交換
できる。この、互いに接続することに同意したネットワ
ークの複雑な集合は、単一の伝送媒体には依存しない
(たとえば、両方向通信が、衛星リンク、光ファイバ幹
線、電話回線、ケーブル・テレビジョン・ケーブルおよ
びローカル無線リンクを介して行える)。
【0004】ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)イン
ターネット・サービスは、ネットワークからアクセス可
能な膨大な量の情報へのアクセスを提供し、インターネ
ットによって接続されたコンピュータ間の低コスト通信
を提供できる、広域情報検索機能である。ワールド・ワ
イド・ウェブに関する情報は、フォード(Andrew For
d)著「Spinning the Web」(英国ロンドン市、Interna
tional Thomson Publishing刊、1995年)と、デセ
ンバ(John December)およびランドール(Neil Randal
l)著「The World Wide Web Unleashed」(米国インデ
ィアナポリス市、SAMS Publishing刊、1994年)に
記載されている。WWWの使用は、その柔軟性、移植性
および使い易さの組み合わせと対話型マルチメディア・
プレゼンテーション能力のために、爆発的な速度で増加
しつつある。WWWを用いると、インターネットに接続
され、適当なソフトウェアおよびハードウェアの構成を
有するコンピュータが、インターネット上の任意の場所
で使用可能にされた文書を検索できるようになる。WW
W上で検索可能な文書には、「ハイパーメディア」文書
すなわち、テキスト文書または音声や画像など他の形式
の媒体とすることができ、他の文書へのリンク(「ハイ
パーリンク」)を有する文書である。WWW上のテキス
ト文書の書式は、HTML(HyperText Markup Languag
e)の標準書式であって、あるオペレーティング・シス
テムとハードウェア・プラットフォーム上で作成された
文書を、ウェブ・ブラウザ(下記参照)を有する別のプ
ラットフォーム上のユーザが読むことができるようにな
っている。画像は、たとえば標準GIF形式またはJP
EG形式などの、別のグラフィック・ファイルに格納で
き、HTMLテキスト内で、指定された画像ファイルな
らびにHTMLテキストを取り出すことをユーザに促す
形で参照される。
ターネット・サービスは、ネットワークからアクセス可
能な膨大な量の情報へのアクセスを提供し、インターネ
ットによって接続されたコンピュータ間の低コスト通信
を提供できる、広域情報検索機能である。ワールド・ワ
イド・ウェブに関する情報は、フォード(Andrew For
d)著「Spinning the Web」(英国ロンドン市、Interna
tional Thomson Publishing刊、1995年)と、デセ
ンバ(John December)およびランドール(Neil Randal
l)著「The World Wide Web Unleashed」(米国インデ
ィアナポリス市、SAMS Publishing刊、1994年)に
記載されている。WWWの使用は、その柔軟性、移植性
および使い易さの組み合わせと対話型マルチメディア・
プレゼンテーション能力のために、爆発的な速度で増加
しつつある。WWWを用いると、インターネットに接続
され、適当なソフトウェアおよびハードウェアの構成を
有するコンピュータが、インターネット上の任意の場所
で使用可能にされた文書を検索できるようになる。WW
W上で検索可能な文書には、「ハイパーメディア」文書
すなわち、テキスト文書または音声や画像など他の形式
の媒体とすることができ、他の文書へのリンク(「ハイ
パーリンク」)を有する文書である。WWW上のテキス
ト文書の書式は、HTML(HyperText Markup Languag
e)の標準書式であって、あるオペレーティング・シス
テムとハードウェア・プラットフォーム上で作成された
文書を、ウェブ・ブラウザ(下記参照)を有する別のプ
ラットフォーム上のユーザが読むことができるようにな
っている。画像は、たとえば標準GIF形式またはJP
EG形式などの、別のグラフィック・ファイルに格納で
き、HTMLテキスト内で、指定された画像ファイルな
らびにHTMLテキストを取り出すことをユーザに促す
形で参照される。
【0005】ユーザは、ユーザのコンピュータに導入さ
れ、インターネット経由でウェブ・サーバから文書を提
供または検索する能力を有するソフトウェアである「ウ
ェブ・ブラウザ」または「ウェブ・クライアント」を使
用して、この情報にアクセスする。現在使用可能なウェ
ブ・ブラウザには、IBM Corporationの
WebExplorerおよびNCSAのMosaic
が含まれる。「WebExplorer」および「Mo
saic」は、各社の商標である。このようなブラウザ
は、ディレクトリと検索ツールを含み、HTMLおよび
他のWWW標準形式を理解し、諸ファイルをこれらの形
式で正しく表示または出力できる。これらのウェブ・ブ
ラウザのユーザ・インターフェースは、グラフィカルな
「ポイント・アンド・クリック」インターフェースであ
る(すなわち、グラフィカル・ディスプレイ上でカーソ
ルを移動し、マウス・ボタンを押すことによって項目を
選択できる)。WWWは、それぞれが特定のURLを有
するページまたはファイルとして構成される。URL
は、サーバ計算機とその計算機上の特定のファイルまた
はページの両方を表す。ユーザは、特定のURLを指定
するか、あるURLから「ハイパーリンク」によって関
連URLへジャンプすることができる。すなわち、ある
ページの単語またはシンボルを、もう1つのURLに関
連付けることができ、このURLは、たとえば関連位置
でマウスをクリックすることによって選択可能であり、
これによってブラウザがそのURLに関連するページを
検索し、表示する。単一のサーバに多数のページが常駐
でき、関連するハイパーリンクされたページは、異なる
サーバ上に配置できる。「http:」で始まるURLは、
そのファイルにハイパーリンクが含まれることを示す。
「http:」は、「hypertexttransport protocol(ハイパ
ーテキスト転送プロトコル)」を表し、メッセージがワ
ールド・ワイド・ウェブ上で送信され、互いに「ハイパ
ーリンクされる」際の基本的な通信プロトコルである。
れ、インターネット経由でウェブ・サーバから文書を提
供または検索する能力を有するソフトウェアである「ウ
ェブ・ブラウザ」または「ウェブ・クライアント」を使
用して、この情報にアクセスする。現在使用可能なウェ
ブ・ブラウザには、IBM Corporationの
WebExplorerおよびNCSAのMosaic
が含まれる。「WebExplorer」および「Mo
saic」は、各社の商標である。このようなブラウザ
は、ディレクトリと検索ツールを含み、HTMLおよび
他のWWW標準形式を理解し、諸ファイルをこれらの形
式で正しく表示または出力できる。これらのウェブ・ブ
ラウザのユーザ・インターフェースは、グラフィカルな
「ポイント・アンド・クリック」インターフェースであ
る(すなわち、グラフィカル・ディスプレイ上でカーソ
ルを移動し、マウス・ボタンを押すことによって項目を
選択できる)。WWWは、それぞれが特定のURLを有
するページまたはファイルとして構成される。URL
は、サーバ計算機とその計算機上の特定のファイルまた
はページの両方を表す。ユーザは、特定のURLを指定
するか、あるURLから「ハイパーリンク」によって関
連URLへジャンプすることができる。すなわち、ある
ページの単語またはシンボルを、もう1つのURLに関
連付けることができ、このURLは、たとえば関連位置
でマウスをクリックすることによって選択可能であり、
これによってブラウザがそのURLに関連するページを
検索し、表示する。単一のサーバに多数のページが常駐
でき、関連するハイパーリンクされたページは、異なる
サーバ上に配置できる。「http:」で始まるURLは、
そのファイルにハイパーリンクが含まれることを示す。
「http:」は、「hypertexttransport protocol(ハイパ
ーテキスト転送プロトコル)」を表し、メッセージがワ
ールド・ワイド・ウェブ上で送信され、互いに「ハイパ
ーリンクされる」際の基本的な通信プロトコルである。
【0006】ユーザが、ウェブ・ブラウザを使用してウ
ェブ・サーバ・システムのある1ページに対するURL
を選択した時には、ワンショット要求が、関連するサー
バに送信され、このサーバは、そのページに特有の動作
を実行する。多くの場合に、サーバは、記憶されたペー
ジのデータベースから要求されたページを検索し、その
HTMLページをインターネットを介してWWWクライ
アントに送り返してユーザに表示することによって、こ
の要求に応答する。これは、単一の端末間同期通信セッ
ションのスコープ内で実行される。すなわち、ブラウザ
は、その要求を送信し、次の処理または他の要求の開始
に進む前に、応答を待つ。ブラウザは、要求された応答
を待っている間、「ブロック」または「中断」したと呼
ばれる。場合によっては、ブラウザの要求によって、サ
ーバがHTMLを生成するアプリケーションを起動する
が、やはり、ブラウザからのワンショット要求は、現在
の同期通信セッションのスコープ内での応答を必要とす
る。というのは、ブラウザが、並行通信セッションに備
えておらず、アプリケーション状態情報が要求同士の間
で維持されないからである。ブラウザによって要求され
たページへのアクセスの失敗は、ユーザの端末に表示さ
れるエラー・メッセージによってユーザに送り返すこと
ができるが、単にサーバの応答が遅い場合、ブラウザ
は、不定の期間にわたって中断状態にとどまる。実際に
は、遅延が許容できない長さになった場合に、ユーザが
通信の試みをやめる可能性がある。要求の再試行を自動
的に行う機構は、ウェブ・ブラウザには存在しない。
ェブ・サーバ・システムのある1ページに対するURL
を選択した時には、ワンショット要求が、関連するサー
バに送信され、このサーバは、そのページに特有の動作
を実行する。多くの場合に、サーバは、記憶されたペー
ジのデータベースから要求されたページを検索し、その
HTMLページをインターネットを介してWWWクライ
アントに送り返してユーザに表示することによって、こ
の要求に応答する。これは、単一の端末間同期通信セッ
ションのスコープ内で実行される。すなわち、ブラウザ
は、その要求を送信し、次の処理または他の要求の開始
に進む前に、応答を待つ。ブラウザは、要求された応答
を待っている間、「ブロック」または「中断」したと呼
ばれる。場合によっては、ブラウザの要求によって、サ
ーバがHTMLを生成するアプリケーションを起動する
が、やはり、ブラウザからのワンショット要求は、現在
の同期通信セッションのスコープ内での応答を必要とす
る。というのは、ブラウザが、並行通信セッションに備
えておらず、アプリケーション状態情報が要求同士の間
で維持されないからである。ブラウザによって要求され
たページへのアクセスの失敗は、ユーザの端末に表示さ
れるエラー・メッセージによってユーザに送り返すこと
ができるが、単にサーバの応答が遅い場合、ブラウザ
は、不定の期間にわたって中断状態にとどまる。実際に
は、遅延が許容できない長さになった場合に、ユーザが
通信の試みをやめる可能性がある。要求の再試行を自動
的に行う機構は、ウェブ・ブラウザには存在しない。
【0007】現代の企業は、外国にある可能性がある、
企業内の他の部署および顧客や供給業者などの関連企業
と通信するための機構を必要とする。WWWインターネ
ット・サービスは、このような必要に対する部分的な回
答を提供でき、会社間通信のためのコスト効率のよい通
信媒体を提供するが、WWWインターネット・サービス
のワンショット要求−応答通信モデルと、ブラウザから
の並行要求の備えがないことは、要求された情報が許容
可能な時間内に使用可能にならない場合に深刻な制限を
提示する可能性がある。送信側システムが不定の期間に
わたって中断することは、許容できないことがしばしば
であり、クリティカルな業務アプリケーションの成功
が、サーバ・アプリケーションが遅れずに要求に応答す
るかどうかに依存することは、許容できない。WWWイ
ンターネット・サービスは、多数のクリティカルな業務
アプリケーションの必要条件であるメッセージの確実な
配布(すなわち、アプリケーションは、それが送信した
メッセージが目標の宛先への途中で失われず、メッセー
ジが1回だけ送信されることを知る必要がある)のため
の機構を提供しない。また、業務アプリケーションは、
多数の要求/応答対を使用する会話を伴う場合があり、
ウェブ・ブラウザの要求の間で文脈情報が運ばれないこ
とは、同一の業務アプリケーションの一部である複数の
要求をまとめて関連付ける機構がないことを意味する。
企業内の他の部署および顧客や供給業者などの関連企業
と通信するための機構を必要とする。WWWインターネ
ット・サービスは、このような必要に対する部分的な回
答を提供でき、会社間通信のためのコスト効率のよい通
信媒体を提供するが、WWWインターネット・サービス
のワンショット要求−応答通信モデルと、ブラウザから
の並行要求の備えがないことは、要求された情報が許容
可能な時間内に使用可能にならない場合に深刻な制限を
提示する可能性がある。送信側システムが不定の期間に
わたって中断することは、許容できないことがしばしば
であり、クリティカルな業務アプリケーションの成功
が、サーバ・アプリケーションが遅れずに要求に応答す
るかどうかに依存することは、許容できない。WWWイ
ンターネット・サービスは、多数のクリティカルな業務
アプリケーションの必要条件であるメッセージの確実な
配布(すなわち、アプリケーションは、それが送信した
メッセージが目標の宛先への途中で失われず、メッセー
ジが1回だけ送信されることを知る必要がある)のため
の機構を提供しない。また、業務アプリケーションは、
多数の要求/応答対を使用する会話を伴う場合があり、
ウェブ・ブラウザの要求の間で文脈情報が運ばれないこ
とは、同一の業務アプリケーションの一部である複数の
要求をまとめて関連付ける機構がないことを意味する。
【0008】多数のWWWブラウザに同一の情報をほと
んど同時に提供できる単一のWWWサーバを提供するこ
とが望ましいことがしばしばある。たとえば、IBM社
は最近、米国ジョージア州アトランタでのオリンピック
大会のネットワーキング機構を提供したが、そのとき高
可用性サーバが必要となった。というのは、全世界の多
数の人々が、オリンピック競技のそれぞれの結果などの
情報を得るためにウェブ・サーバへのアクセスを同時に
取得しようとしたからである。各ウェブ・ブラウザは、
全世界から、IBMオリンピック・ウェブ・サーバのU
RLをリストした要求を発行した。サーバは、ウェブ・
ブラウザ要求に関して非常に大量の要求にこたえること
ができる必要があった。
んど同時に提供できる単一のWWWサーバを提供するこ
とが望ましいことがしばしばある。たとえば、IBM社
は最近、米国ジョージア州アトランタでのオリンピック
大会のネットワーキング機構を提供したが、そのとき高
可用性サーバが必要となった。というのは、全世界の多
数の人々が、オリンピック競技のそれぞれの結果などの
情報を得るためにウェブ・サーバへのアクセスを同時に
取得しようとしたからである。各ウェブ・ブラウザは、
全世界から、IBMオリンピック・ウェブ・サーバのU
RLをリストした要求を発行した。サーバは、ウェブ・
ブラウザ要求に関して非常に大量の要求にこたえること
ができる必要があった。
【0009】これらの場合では、複数のサーバ計算装置
の前に負荷平衡化機構が配置される、1つの可能な高可
用性サーバ・アーキテクチャが既知である(IBM社が
所有する日本国特許第2505116号明細書を参照さ
れたい)。各サーバ計算装置は、複数の他のサーバ計算
装置と同一の情報を供給することができる。大量のクラ
イアント・ブラウザ要求にサービスする能力を提供する
ために、多数のサーバ装置がこの形で使用される。負荷
平衡化機構は、各サーバ装置の状況を周期的に検査し
て、そのサーバ装置がどの程度ビジーであるかを判定
し、それ相応にデータ・レコードを更新する。その後、
負荷平衡化機構は、データ・レコードに記録された各サ
ーバ装置の状況に基づいて、どのサーバ装置が次の着信
ブラウザ要求をサービスするかに関する決定を行う。各
ブラウザは、URLで指定された「サーバ」に一般的な
要求を送信し、「サーバ」が要求をどのように処理して
いるかは知らない。多数のブラウザには、単に、高速で
効率的な形で要求された情報が提供される。
の前に負荷平衡化機構が配置される、1つの可能な高可
用性サーバ・アーキテクチャが既知である(IBM社が
所有する日本国特許第2505116号明細書を参照さ
れたい)。各サーバ計算装置は、複数の他のサーバ計算
装置と同一の情報を供給することができる。大量のクラ
イアント・ブラウザ要求にサービスする能力を提供する
ために、多数のサーバ装置がこの形で使用される。負荷
平衡化機構は、各サーバ装置の状況を周期的に検査し
て、そのサーバ装置がどの程度ビジーであるかを判定
し、それ相応にデータ・レコードを更新する。その後、
負荷平衡化機構は、データ・レコードに記録された各サ
ーバ装置の状況に基づいて、どのサーバ装置が次の着信
ブラウザ要求をサービスするかに関する決定を行う。各
ブラウザは、URLで指定された「サーバ」に一般的な
要求を送信し、「サーバ」が要求をどのように処理して
いるかは知らない。多数のブラウザには、単に、高速で
効率的な形で要求された情報が提供される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらのタイ
プの既知の高可用性サーバは、負荷平衡化機構が周期的
に各サーバ装置の状況を検査するだけであり、したがっ
て、負荷平衡化機構が検査した時点で特定のサーバがビ
ジーでないと判定された場合であっても、そのサーバが
その後、状況検査の間に非常にビジーになる可能性があ
るという点で、短所がある。このような場合には、特定
のサーバ装置に割り当てられる作業が多くなりすぎる可
能性があり、したがって、それぞれのブラウザが、要求
した情報を受信するまでに長時間待たなければならなく
なる。
プの既知の高可用性サーバは、負荷平衡化機構が周期的
に各サーバ装置の状況を検査するだけであり、したがっ
て、負荷平衡化機構が検査した時点で特定のサーバがビ
ジーでないと判定された場合であっても、そのサーバが
その後、状況検査の間に非常にビジーになる可能性があ
るという点で、短所がある。このような場合には、特定
のサーバ装置に割り当てられる作業が多くなりすぎる可
能性があり、したがって、それぞれのブラウザが、要求
した情報を受信するまでに長時間待たなければならなく
なる。
【0011】また、上の既知のアーキテクチャを用いる
と、ブラウザの要求は、負荷平衡化機構によって一時に
1つずつとりあげられ、要求を受信した時の順序でサー
バ装置に割り当てられる。しかし、これは不利益であ
る。というのは、テキストだけを要求するブラウザが、
前に受信されたグラフィックス要求がサービスされてい
る間、長時間待たなければならないからである(グラフ
ィックスにはテキストよりはるかに大量の情報が含まれ
るので、グラフィックス要求では、転送されるデータが
テキストよりはるかに多い)。また、あるブラウザのユ
ーザが他のユーザの前にアクセスを得ることが特に重要
な場合、従来のアーキテクチャには、これを実現する機
構がない。要求のそれぞれは、順番が来るまで待たなけ
ればならない。
と、ブラウザの要求は、負荷平衡化機構によって一時に
1つずつとりあげられ、要求を受信した時の順序でサー
バ装置に割り当てられる。しかし、これは不利益であ
る。というのは、テキストだけを要求するブラウザが、
前に受信されたグラフィックス要求がサービスされてい
る間、長時間待たなければならないからである(グラフ
ィックスにはテキストよりはるかに大量の情報が含まれ
るので、グラフィックス要求では、転送されるデータが
テキストよりはるかに多い)。また、あるブラウザのユ
ーザが他のユーザの前にアクセスを得ることが特に重要
な場合、従来のアーキテクチャには、これを実現する機
構がない。要求のそれぞれは、順番が来るまで待たなけ
ればならない。
【0012】また、すべての使用可能なサーバ装置が極
度にビジーになる極度に要求が多い特定の期間がある場
合、ブラウザは、要求をサービスされるまで長時間待た
される。
度にビジーになる極度に要求が多い特定の期間がある場
合、ブラウザは、要求をサービスされるまで長時間待た
される。
【0013】別のブラウザ要求に関する最初の接続を行
う前に、受信したブラウザ要求のそれぞれをサービス
し、ブラウザに応答を送り返さなければならないので、
このアーキテクチャの性能はさらに悪化する。
う前に、受信したブラウザ要求のそれぞれをサービス
し、ブラウザに応答を送り返さなければならないので、
このアーキテクチャの性能はさらに悪化する。
【0014】本発明は、従来のアーキテクチャのこれら
の制限を念頭において開発された。
の制限を念頭において開発された。
【0015】
【課題を解決するための手段】一態様によれば、本発明
は、複数のコンピュータ・クライアント装置からネット
ワークを介して受信する多数の要求をサービスできる高
可用性コンピュータ・サーバ・システムを提供する。要
求は、サーバ・システムを具体的に識別する。本発明に
従うサーバ・システムは、前記要求をネットワークから
受け取る入力および出力を有するメッセージングおよび
待ち行列化ユニットと、このメッセージングおよび待ち
行列化ユニットの出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットを含む。
は、複数のコンピュータ・クライアント装置からネット
ワークを介して受信する多数の要求をサービスできる高
可用性コンピュータ・サーバ・システムを提供する。要
求は、サーバ・システムを具体的に識別する。本発明に
従うサーバ・システムは、前記要求をネットワークから
受け取る入力および出力を有するメッセージングおよび
待ち行列化ユニットと、このメッセージングおよび待ち
行列化ユニットの出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットを含む。
【0016】本発明に従いメッセージングおよび待ち行
列化ユニットを使用することによって、負荷平衡化機構
が、サーバが要求を求めなくてもサーバに要求を「プッ
シュ」するのに対し、サーバが待ち行列(メッセージン
グおよび待ち行列化ユニット内)から要求を「プル」す
るので、メッセージングおよび待ち行列化ユニットから
要求を受け取るサーバが過負荷にならないようになる。
したがって、サーバ・システムのみならず、クライアン
ト/サーバ・システム全体が、特にサーバ・システムが
大量の要求をほぼ同時に受信する状況で、はるかに効率
的に働いてクライアント要求をサービスする。
列化ユニットを使用することによって、負荷平衡化機構
が、サーバが要求を求めなくてもサーバに要求を「プッ
シュ」するのに対し、サーバが待ち行列(メッセージン
グおよび待ち行列化ユニット内)から要求を「プル」す
るので、メッセージングおよび待ち行列化ユニットから
要求を受け取るサーバが過負荷にならないようになる。
したがって、サーバ・システムのみならず、クライアン
ト/サーバ・システム全体が、特にサーバ・システムが
大量の要求をほぼ同時に受信する状況で、はるかに効率
的に働いてクライアント要求をサービスする。
【0017】好ましい実施例によれば、メッセージング
および待ち行列化ユニットは、受け取った要求に優先順
位を割り当てる手段を含む。さらに、この優先順位を割
り当てる手段は、グラフィックス要求と比較して高い優
先順位をテキスト要求に割り当てる。
および待ち行列化ユニットは、受け取った要求に優先順
位を割り当てる手段を含む。さらに、この優先順位を割
り当てる手段は、グラフィックス要求と比較して高い優
先順位をテキスト要求に割り当てる。
【0018】また、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニットは、サービスされない要求の数が閾値を超えると
きに追加サーバ・ユニットをトリガする手段を含むこと
が好ましい。
ニットは、サービスされない要求の数が閾値を超えると
きに追加サーバ・ユニットをトリガする手段を含むこと
が好ましい。
【0019】さらに、メッセージングおよび待ち行列化
ユニットは、複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要
求をサービスする準備ができていることをメッセージン
グおよび待ち行列化ユニットに知らせたときに、この1
つのサーバ・ユニットに要求を送る手段を含む。
ユニットは、複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要
求をサービスする準備ができていることをメッセージン
グおよび待ち行列化ユニットに知らせたときに、この1
つのサーバ・ユニットに要求を送る手段を含む。
【0020】さらに、本発明においては、ネットワーク
がワールド・ワイド・ウェブであり、サーバ・システム
がウェブ・サーバ・システムであり、クライアント装置
がウェブ・ブラウザであることが好ましい。
がワールド・ワイド・ウェブであり、サーバ・システム
がウェブ・サーバ・システムであり、クライアント装置
がウェブ・ブラウザであることが好ましい。
【0021】もう1つの態様によれば、本発明は、要求
のそれぞれが特定のサーバ・システムを具体的に指定す
る、コンピュータ・ネットワークを介して複数のクライ
アント・コンピュータ装置から受信した要求をサービス
する方法であって、特定のサーバ・システムで、受信し
た要求をメッセージングおよび待ち行列化ユニットに記
憶するステップと、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニットから複数の並列接続されたサーバ・ユニットに要
求を送るステップとを含む方法を提供する。
のそれぞれが特定のサーバ・システムを具体的に指定す
る、コンピュータ・ネットワークを介して複数のクライ
アント・コンピュータ装置から受信した要求をサービス
する方法であって、特定のサーバ・システムで、受信し
た要求をメッセージングおよび待ち行列化ユニットに記
憶するステップと、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニットから複数の並列接続されたサーバ・ユニットに要
求を送るステップとを含む方法を提供する。
【0022】この方法は、さらに、メッセージングおよ
び待ち行列化ユニットが、受け取った要求に優先順位を
割り当てるステップを含むことが好ましい。さらに、メ
ッセージングおよび待ち行列化ユニットは、グラフィッ
クス要求と比較して高い優先順位をテキスト要求に割り
当てる。
び待ち行列化ユニットが、受け取った要求に優先順位を
割り当てるステップを含むことが好ましい。さらに、メ
ッセージングおよび待ち行列化ユニットは、グラフィッ
クス要求と比較して高い優先順位をテキスト要求に割り
当てる。
【0023】この方法は、メッセージングおよび待ち行
列化ユニットが、サービスされない要求の数が閾値を越
えるときに、追加サーバ・ユニットをトリガするステッ
プを含むことが好ましい。
列化ユニットが、サービスされない要求の数が閾値を越
えるときに、追加サーバ・ユニットをトリガするステッ
プを含むことが好ましい。
【0024】この方法は、さらに、メッセージングおよ
び待ち行列化ユニットが、複数のサーバ・ユニットのう
ちの1つが要求をサービスする準備ができていることを
メッセージングおよび待ち行列化ユニットに知らせたと
きに、この1つのサーバ・ユニットに要求を送ることが
含まれる。
び待ち行列化ユニットが、複数のサーバ・ユニットのう
ちの1つが要求をサービスする準備ができていることを
メッセージングおよび待ち行列化ユニットに知らせたと
きに、この1つのサーバ・ユニットに要求を送ることが
含まれる。
【0025】さらに、本発明においては、ネットワーク
がワールド・ワイド・ウェブであり、サーバ・システム
がウェブ・サーバ・システムであり、クライアント装置
がウェブ・ブラウザであることが好ましい。
がワールド・ワイド・ウェブであり、サーバ・システム
がウェブ・サーバ・システムであり、クライアント装置
がウェブ・ブラウザであることが好ましい。
【0026】もう1つの態様によれば、本発明は、複数
のコンピュータ・クライアント装置からネットワークを
介して受信する多数の要求をサービスできる高可用性コ
ンピュータ・サーバ・システムを有するクライアント/
サーバ・コンピュータ・システムであって、それらの要
求が、サーバ・システムを具体的に識別するものであ
り、サーバ・システムが、前記要求をネットワークから
受信する入力および出力を有するメッセージングおよび
待ち行列化ユニットと、このメッセージングおよび待ち
行列化ユニットの出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットとを含む、クライアント/サーバ・コンピュ
ータ・システムを提供する。
のコンピュータ・クライアント装置からネットワークを
介して受信する多数の要求をサービスできる高可用性コ
ンピュータ・サーバ・システムを有するクライアント/
サーバ・コンピュータ・システムであって、それらの要
求が、サーバ・システムを具体的に識別するものであ
り、サーバ・システムが、前記要求をネットワークから
受信する入力および出力を有するメッセージングおよび
待ち行列化ユニットと、このメッセージングおよび待ち
行列化ユニットの出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットとを含む、クライアント/サーバ・コンピュ
ータ・システムを提供する。
【0027】
【発明の実施の形態】図1からわかるように、本発明の
好ましい実施例が関連するシステム・アーキテクチャに
は、インターネット2に接続された複数のクライアント
・ウェブ・ブラウザ1aないし1nが含まれる。複数の
ウェブ・サーバ3a、3bおよび3cも、インターネッ
ト2に接続される。クライアント・ウェブ・ブラウザ1
aないし1nのそれぞれは、上で説明したように、イン
ターネット2上の要求されるウェブ・サーバを具体的に
識別する要求を送信することによって、ウェブ・サーバ
3aないし3cに記憶された情報にアクセスできる。
好ましい実施例が関連するシステム・アーキテクチャに
は、インターネット2に接続された複数のクライアント
・ウェブ・ブラウザ1aないし1nが含まれる。複数の
ウェブ・サーバ3a、3bおよび3cも、インターネッ
ト2に接続される。クライアント・ウェブ・ブラウザ1
aないし1nのそれぞれは、上で説明したように、イン
ターネット2上の要求されるウェブ・サーバを具体的に
識別する要求を送信することによって、ウェブ・サーバ
3aないし3cに記憶された情報にアクセスできる。
【0028】ウェブ・サーバ3bは、図1では詳細に図
示されているが、これは、このサーバが、本発明の好ま
しい実施例によるサーバ・アーキテクチャの例になって
いるからである。ウェブ・サーバ3bは、通常の可用性
を有する2つのウェブ・サーバ3aおよび3cよりも多
数の要求をサービスできる高可用性サーバである。ウェ
ブ・サーバ3bは、たとえば、人気のある国際的なスポ
ーツ・イベントの競技成績を提供しており、したがっ
て、全世界のブラウザによってほとんど同時にアクセス
されている。したがって、ウェブ・サーバ3bは、この
ほぼ同時の大量の要求を処理できなければならない。
示されているが、これは、このサーバが、本発明の好ま
しい実施例によるサーバ・アーキテクチャの例になって
いるからである。ウェブ・サーバ3bは、通常の可用性
を有する2つのウェブ・サーバ3aおよび3cよりも多
数の要求をサービスできる高可用性サーバである。ウェ
ブ・サーバ3bは、たとえば、人気のある国際的なスポ
ーツ・イベントの競技成績を提供しており、したがっ
て、全世界のブラウザによってほとんど同時にアクセス
されている。したがって、ウェブ・サーバ3bは、この
ほぼ同時の大量の要求を処理できなければならない。
【0029】図からわかるように、ウェブ・サーバ3b
は、メッセージングおよび待ち行列化ユニット31と、
通常の可用性を有する複数のウェブ・サーバ32aない
し32nを含む。ウェブ・サーバ32aないし32n
は、たとえば、他のウェブ・サーバ3aおよび3cと同
一とすることができる。メッセージングおよび待ち行列
化ユニット31は、ウェブ・サーバ32aないし32n
のうちの1つか、ウェブ・サーバ3bのアーキテクチャ
に含まれる別のサーバ計算機で走行できるソフトウェア
製品である。メッセージングおよび待ち行列化ソフトウ
ェア・ユニット31の詳細は、当技術分野で周知である
が、このユニットの簡単な背景説明を行って、本発明の
開示される実施例に関するこのユニットの機能を説明す
る。
は、メッセージングおよび待ち行列化ユニット31と、
通常の可用性を有する複数のウェブ・サーバ32aない
し32nを含む。ウェブ・サーバ32aないし32n
は、たとえば、他のウェブ・サーバ3aおよび3cと同
一とすることができる。メッセージングおよび待ち行列
化ユニット31は、ウェブ・サーバ32aないし32n
のうちの1つか、ウェブ・サーバ3bのアーキテクチャ
に含まれる別のサーバ計算機で走行できるソフトウェア
製品である。メッセージングおよび待ち行列化ソフトウ
ェア・ユニット31の詳細は、当技術分野で周知である
が、このユニットの簡単な背景説明を行って、本発明の
開示される実施例に関するこのユニットの機能を説明す
る。
【0030】同期式の時間に依存する「要求・応答待
ち」モデル(WWW環境で通常使用されるモデル)に対
する代替通信モデルの1つが、当技術分野で「メッセー
ジングおよび待ち行列化」と称する非同期メッセージン
グである。受信プログラムにメッセージを送信するプロ
グラムは、受信側からの応答を待つためにブロックされ
る必要がなく、したがって実行を継続でき、送信側およ
び受信側は、互いに同期化(直列化)されない。非同期
プログラム間メッセージングでは、通常は、中間の記憶
機構としてメッセージ待ち行列が使用され、メッセージ
は、第1のプログラムから送信された時にこのメッセー
ジ待ち行列に置かれ、受信プログラムの準備ができた時
に、受信プログラムがこのメッセージ待ち行列からメッ
セージを取り出すことができる。これらのプログラムの
間に専用の論理接続はない。待ち行列にメッセージを置
いた後に、送信側プログラムは、ネットワーク内の他の
プログラムへのメッセージ送信を含む可能性がある他の
タスクの実行に進むことができる。当技術分野では、異
種ネットワークにまたがるプログラム間通信をサポート
し、アプリケーション・プログラム(それぞれが特定の
オペレーティング・システム環境に合わせて記述され
る)をネットワークの複雑さと、メッセージ待ち行列を
維持し、突き止めるという作業から遮蔽する、非同期メ
ッセージング・システムの提供が既知である。このよう
なメッセージング・システムは、さまざまな業務アプリ
ケーション・プログラムの間で効果的な相互運用を達成
する必要があるが、共通点のないオペレーティング・シ
ステムおよびハードウェア環境がデータ処理資源に含ま
れる、多数の営利企業に重要である。
ち」モデル(WWW環境で通常使用されるモデル)に対
する代替通信モデルの1つが、当技術分野で「メッセー
ジングおよび待ち行列化」と称する非同期メッセージン
グである。受信プログラムにメッセージを送信するプロ
グラムは、受信側からの応答を待つためにブロックされ
る必要がなく、したがって実行を継続でき、送信側およ
び受信側は、互いに同期化(直列化)されない。非同期
プログラム間メッセージングでは、通常は、中間の記憶
機構としてメッセージ待ち行列が使用され、メッセージ
は、第1のプログラムから送信された時にこのメッセー
ジ待ち行列に置かれ、受信プログラムの準備ができた時
に、受信プログラムがこのメッセージ待ち行列からメッ
セージを取り出すことができる。これらのプログラムの
間に専用の論理接続はない。待ち行列にメッセージを置
いた後に、送信側プログラムは、ネットワーク内の他の
プログラムへのメッセージ送信を含む可能性がある他の
タスクの実行に進むことができる。当技術分野では、異
種ネットワークにまたがるプログラム間通信をサポート
し、アプリケーション・プログラム(それぞれが特定の
オペレーティング・システム環境に合わせて記述され
る)をネットワークの複雑さと、メッセージ待ち行列を
維持し、突き止めるという作業から遮蔽する、非同期メ
ッセージング・システムの提供が既知である。このよう
なメッセージング・システムは、さまざまな業務アプリ
ケーション・プログラムの間で効果的な相互運用を達成
する必要があるが、共通点のないオペレーティング・シ
ステムおよびハードウェア環境がデータ処理資源に含ま
れる、多数の営利企業に重要である。
【0031】メッセージ待ち行列化および市販されてい
るメッセージ待ち行列化製品は、ブレークリ(B.Blakel
ey)、ハリス(H.Harris)、ルイス(R.Lewis)共著「M
essaging and Queuing Using the MQI」(McGraw-Hill
刊、1994年)と、IBM社から入手できる出版物「An
Introduction to Messaging and Queuing」(IBM Docum
ent number GC33-0805-00)および「MQSeries - Messag
e Queue Interface Technical Reference」(IBM Docum
ent number SC33-0850-01)に記載されている。(IBMお
よびMQSeriesは、IBM社の商標である。)IBM社のMQSeri
esメッセージング・ソフトウェア製品は、トランザクシ
ョナル・メッセージング・サポートを提供し、システム
障害または通信障害の場合であっても1回限りのメッセ
ージ配布を保証するメッセージング・プロトコルによっ
て、論理作業単位内のメッセージを同期化する。MQSeri
es製品は、メッセージが受信側システムによって、洗練
された回復機能を使用することによって安全に記憶され
たことが確認されるまで、送信側システムの記憶装置か
らメッセージを最終的に削除しないことによって、保証
された配布を実現する。記憶の成功を確認する際のメッ
セージの転送のコミットの前には、送信側システムでの
記憶装置からのメッセージの削除と、受信側システムで
の記憶装置への挿入の両方が、「未確定」に保たれ、障
害の場合には原子的にバックアウトできる。このメッセ
ージ伝送プロトコルとこれに関連するトランザクション
の概念および回復機能は、国際特許出願第WO 95/
10805号明細書および米国特許第5465328号
明細書に記載されている。
るメッセージ待ち行列化製品は、ブレークリ(B.Blakel
ey)、ハリス(H.Harris)、ルイス(R.Lewis)共著「M
essaging and Queuing Using the MQI」(McGraw-Hill
刊、1994年)と、IBM社から入手できる出版物「An
Introduction to Messaging and Queuing」(IBM Docum
ent number GC33-0805-00)および「MQSeries - Messag
e Queue Interface Technical Reference」(IBM Docum
ent number SC33-0850-01)に記載されている。(IBMお
よびMQSeriesは、IBM社の商標である。)IBM社のMQSeri
esメッセージング・ソフトウェア製品は、トランザクシ
ョナル・メッセージング・サポートを提供し、システム
障害または通信障害の場合であっても1回限りのメッセ
ージ配布を保証するメッセージング・プロトコルによっ
て、論理作業単位内のメッセージを同期化する。MQSeri
es製品は、メッセージが受信側システムによって、洗練
された回復機能を使用することによって安全に記憶され
たことが確認されるまで、送信側システムの記憶装置か
らメッセージを最終的に削除しないことによって、保証
された配布を実現する。記憶の成功を確認する際のメッ
セージの転送のコミットの前には、送信側システムでの
記憶装置からのメッセージの削除と、受信側システムで
の記憶装置への挿入の両方が、「未確定」に保たれ、障
害の場合には原子的にバックアウトできる。このメッセ
ージ伝送プロトコルとこれに関連するトランザクション
の概念および回復機能は、国際特許出願第WO 95/
10805号明細書および米国特許第5465328号
明細書に記載されている。
【0032】ウェブ・サーバ3bを指定するURLを有
する要求(メッセージ)が、インターネット2を介して
クライアント・ウェブ・ブラウザ1aないし1nから送
られてくると、ウェブ・サーバ3bのメッセージングお
よび待ち行列化ユニット31は、その要求を受信し、待
ち行列に格納する。ウェブ・サーバ32aないし32n
は、待ち行列から要求を受け取る準備ができた時に、メ
ッセージングおよび待ち行列化ユニット31に通知す
る。すなわち、ウェブ・サーバ32aは、前の要求のサ
ービスを完了し、遊休状態になった時に、サービスすべ
き次の要求を求めるメッセージをメッセージングおよび
待ち行列化ユニット31に送る。これは、他のウェブ・
サーバ32bないし32nについても同様である。これ
は、ウェブ・サーバ32aないし32nが、準備ができ
た時に待ち行列から要求を「プル」するので、「プル」
モデルとして知られている。このモデルでは、サーバが
作業を要求するまではサーバに作業が与えられないの
で、サーバが過負荷にならないという長所がある。した
がって、ウェブ・サーバ32aないし32nは、はるか
に効率的、効果的に動作できる。
する要求(メッセージ)が、インターネット2を介して
クライアント・ウェブ・ブラウザ1aないし1nから送
られてくると、ウェブ・サーバ3bのメッセージングお
よび待ち行列化ユニット31は、その要求を受信し、待
ち行列に格納する。ウェブ・サーバ32aないし32n
は、待ち行列から要求を受け取る準備ができた時に、メ
ッセージングおよび待ち行列化ユニット31に通知す
る。すなわち、ウェブ・サーバ32aは、前の要求のサ
ービスを完了し、遊休状態になった時に、サービスすべ
き次の要求を求めるメッセージをメッセージングおよび
待ち行列化ユニット31に送る。これは、他のウェブ・
サーバ32bないし32nについても同様である。これ
は、ウェブ・サーバ32aないし32nが、準備ができ
た時に待ち行列から要求を「プル」するので、「プル」
モデルとして知られている。このモデルでは、サーバが
作業を要求するまではサーバに作業が与えられないの
で、サーバが過負荷にならないという長所がある。した
がって、ウェブ・サーバ32aないし32nは、はるか
に効率的、効果的に動作できる。
【0033】メッセージングおよび待ち行列化ユニット
31が受信するHTTP要求のそれぞれには独自の相関
識別子が割り当てられる。受信された要求は、メッセー
ジングおよび待ち行列化ユニット31の要求待ち行列に
置かれる。その後、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニット31は(ブロッキングMQGET呼出しを延期す
ることによって)、要求を受け取る準備ができたことを
示したウェブ・サーバ32aないし32nが、割り当て
られた相関識別子を有する応答をメッセージングおよび
待ち行列化ユニット31に返すまで待機する。この応答
は、メッセージングおよび待ち行列化ユニット31内の
HTTP応答待ち行列に格納され、その要求を出したク
ライアント・ウェブ・ブラウザ1aないし1nに送り返
される。
31が受信するHTTP要求のそれぞれには独自の相関
識別子が割り当てられる。受信された要求は、メッセー
ジングおよび待ち行列化ユニット31の要求待ち行列に
置かれる。その後、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニット31は(ブロッキングMQGET呼出しを延期す
ることによって)、要求を受け取る準備ができたことを
示したウェブ・サーバ32aないし32nが、割り当て
られた相関識別子を有する応答をメッセージングおよび
待ち行列化ユニット31に返すまで待機する。この応答
は、メッセージングおよび待ち行列化ユニット31内の
HTTP応答待ち行列に格納され、その要求を出したク
ライアント・ウェブ・ブラウザ1aないし1nに送り返
される。
【0034】ウェブ・サーバ32aないし32nは、H
TTP要求用の通常のポート(ほとんどのサーバではポ
ート80)を監視する(他のウェブ・サーバ3aおよび
3cはこれを行う)のではなく、メッセージングおよび
待ち行列化ユニット31の要求待ち行列を監視するよう
に適合されている。その代わりに、それぞれのウェブ・
サーバ32aないし32nといっしょにブリッジ・プロ
グラムを走行させて、メッセージングおよび待ち行列化
ユニット31の要求待ち行列を監視し、サーバのポート
80に要求を供給するようにしてもよい。この後者の構
成では、サーバの応答は、ブリッジ・プログラムによっ
て受け取られ、メッセージングおよび待ち行列化ユニッ
ト31のHTTP応答待ち行列に追加されるメッセージ
に変換される。
TTP要求用の通常のポート(ほとんどのサーバではポ
ート80)を監視する(他のウェブ・サーバ3aおよび
3cはこれを行う)のではなく、メッセージングおよび
待ち行列化ユニット31の要求待ち行列を監視するよう
に適合されている。その代わりに、それぞれのウェブ・
サーバ32aないし32nといっしょにブリッジ・プロ
グラムを走行させて、メッセージングおよび待ち行列化
ユニット31の要求待ち行列を監視し、サーバのポート
80に要求を供給するようにしてもよい。この後者の構
成では、サーバの応答は、ブリッジ・プログラムによっ
て受け取られ、メッセージングおよび待ち行列化ユニッ
ト31のHTTP応答待ち行列に追加されるメッセージ
に変換される。
【0035】インターネットと複数の並列接続されたサ
ーバの間でメッセージングおよび待ち行列化ユニットを
使用することによって、メッセージングおよび待ち行列
化ユニット31に格納されたメッセージに、周知のメッ
セージングおよび待ち行列化技法を使用して優先順位を
与えることができる。たとえば、あるクライアント・ウ
ェブ・ブラウザ1aがテキスト情報(たとえば競技成
績)を要求しており、もう1つのクライアント・ウェブ
・ブラウザ1bがグラフィカル・データ(競技場のカラ
ー写真)を要求している場合、グラフィカル情報ははる
かにデータ集中型なのでサービスに時間がかかるので、
テキスト情報を最初にサービスできると有用であろう。
したがって、クライアント・ウェブ・ブラウザ1aは、
単純なテキスト要求をすばやくサービスされる。クライ
アント・ウェブ・ブラウザ1bは、グラフィックス要求
を長時間待つことが予期され、したがって、テキスト要
求を最初にサービスすることが非常に有利である。メッ
セージングおよび待ち行列化ユニット31の待ち行列に
格納されたこの2つのHTTP要求は、そのURLの拡
張子を見ることによって検査される。拡張子がテキスト
を表す(HTML)場合、このHTTP要求は、拡張子
GIF(グラフィカル画像データを表す)を有する要求
の前に移動される。
ーバの間でメッセージングおよび待ち行列化ユニットを
使用することによって、メッセージングおよび待ち行列
化ユニット31に格納されたメッセージに、周知のメッ
セージングおよび待ち行列化技法を使用して優先順位を
与えることができる。たとえば、あるクライアント・ウ
ェブ・ブラウザ1aがテキスト情報(たとえば競技成
績)を要求しており、もう1つのクライアント・ウェブ
・ブラウザ1bがグラフィカル・データ(競技場のカラ
ー写真)を要求している場合、グラフィカル情報ははる
かにデータ集中型なのでサービスに時間がかかるので、
テキスト情報を最初にサービスできると有用であろう。
したがって、クライアント・ウェブ・ブラウザ1aは、
単純なテキスト要求をすばやくサービスされる。クライ
アント・ウェブ・ブラウザ1bは、グラフィックス要求
を長時間待つことが予期され、したがって、テキスト要
求を最初にサービスすることが非常に有利である。メッ
セージングおよび待ち行列化ユニット31の待ち行列に
格納されたこの2つのHTTP要求は、そのURLの拡
張子を見ることによって検査される。拡張子がテキスト
を表す(HTML)場合、このHTTP要求は、拡張子
GIF(グラフィカル画像データを表す)を有する要求
の前に移動される。
【0036】また、メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニット31の周知のトリガ機能を使用して、待ち行列化
されたメッセージの数が閾値を超える場合に追加のウェ
ブ・サーバ32aないし32nを「覚醒」させることが
できる。すなわち、ウェブ・サーバ32aないし32n
のすべてを活動状態にすることが望ましくない、低使用
量の時が存在する可能性がある。また、より多くのウェ
ブ・サーバ32aないし32nを活動状態にしなければ
ならない、高使用量の時も存在する。したがって、メッ
セージングおよび待ち行列化ユニット31は、待ち行列
化されている要求の数を周期的に検査して、その数が閾
値より多い場合に、追加サーバをトリガして、この高使
用量の期間の間にオンにすることができる。
ニット31の周知のトリガ機能を使用して、待ち行列化
されたメッセージの数が閾値を超える場合に追加のウェ
ブ・サーバ32aないし32nを「覚醒」させることが
できる。すなわち、ウェブ・サーバ32aないし32n
のすべてを活動状態にすることが望ましくない、低使用
量の時が存在する可能性がある。また、より多くのウェ
ブ・サーバ32aないし32nを活動状態にしなければ
ならない、高使用量の時も存在する。したがって、メッ
セージングおよび待ち行列化ユニット31は、待ち行列
化されている要求の数を周期的に検査して、その数が閾
値より多い場合に、追加サーバをトリガして、この高使
用量の期間の間にオンにすることができる。
【0037】さらに、メッセージングおよび待ち行列化
ユニット31は、要求ごとにインターネット接続を受け
入れ、受信したHTTP要求を待ち行列に置くので、そ
の後、別の接続を即座に受け入れることによって、次の
要求をすばやくサービスできる。従来のアーキテクチャ
では、新しい接続を受け入れてインターネットから次の
要求を受信する前に、受信した要求がサーバによってサ
ービスされ、開かれている接続を介して応答が送り返さ
れるまで待つことが必要であった。
ユニット31は、要求ごとにインターネット接続を受け
入れ、受信したHTTP要求を待ち行列に置くので、そ
の後、別の接続を即座に受け入れることによって、次の
要求をすばやくサービスできる。従来のアーキテクチャ
では、新しい接続を受け入れてインターネットから次の
要求を受信する前に、受信した要求がサーバによってサ
ービスされ、開かれている接続を介して応答が送り返さ
れるまで待つことが必要であった。
【0038】したがって、ウェブ・サーバの性能と可用
性は、本発明の好ましい実施例によって大幅に強化でき
る。ネットワークとしてワールド・ワイド・ウェブに関
して好ましい実施例を説明してきたが、多数の他のコン
ピュータ・ネットワークも、本発明の範囲に含まれる。
性は、本発明の好ましい実施例によって大幅に強化でき
る。ネットワークとしてワールド・ワイド・ウェブに関
して好ましい実施例を説明してきたが、多数の他のコン
ピュータ・ネットワークも、本発明の範囲に含まれる。
【0039】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0040】(1)複数のコンピュータ・クライアント
装置からネットワークを介して受信する多数の要求をサ
ービスできる高可用性コンピュータ・サーバ・システム
であって、前記要求は、当該サーバ・システムを具体的
に識別するものであり、当該サーバ・システムが、前記
要求を前記ネットワークから受け取る入力および出力を
有するメッセージングおよび待ち行列化ユニットと、前
記メッセージングおよび待ち行列化ユニットの前記出力
に並列に接続された複数のサーバ・ユニットと、を含む
高可用性コンピュータ・サーバ・システム。 (2)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、受け取った要求に優先順位を割り当てる手段を含む
ことを特徴とする、上記(1)に記載のシステム。 (3)前記優先順位を割り当てる手段が、グラフィック
ス要求と比較して高い優先順位をテキスト要求に割り当
てることを特徴とする、上記(2)に記載のシステム。 (4)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、サービスされない要求の数が閾値を超えるときに追
加サーバ・ユニットをトリガする手段を含むことを特徴
とする、上記(1)ないし(3)のいずれか一項に記載
のシステム。 (5)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要求を
サービスする準備ができていることを知らせたときに、
前記1つのサーバ・ユニットに要求を送る手段を含むこ
とを特徴とする、上記(1)ないし(4)のいずれか一
項に記載のシステム。 (6)特定のサーバ・システムを具体的に指定する要求
であって、コンピュータ・ネットワークを介して複数の
クライアント・コンピュータ装置から受信した要求をサ
ービスする方法であって、前記特定のサーバ・システム
で、前記受信した要求をメッセージングおよび待ち行列
化ユニットに記憶するステップと、前記メッセージング
および待ち行列化ユニットから複数の並列接続されたサ
ーバ・ユニットに要求を送るステップとを含む方法。 (7)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、受け取った要求に優先順位を割り当てることを特徴
とする、上記(6)に記載の方法。 (8)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、グラフィックス要求と比較して高い優先順位をテキ
スト要求に割り当てることを特徴とする、上記(7)に
記載の方法。 (9)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、サービスされない要求の数が閾値を超えるときに、
追加サーバ・ユニットをトリガすることを特徴とする、
上記(6)ないし(8)のいずれか一項に記載の方法。 (10)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要求を
サービスする準備ができていることを知らせたときに、
前記1つのサーバ・ユニットに要求を送ることを特徴と
する、上記(6)ないし(9)のいずれか一項に記載の
方法。 (11)複数のコンピュータ・クライアント装置からネ
ットワークを介して受信する多数の要求をサービスでき
るサーバ・システムを有するクライアント/サーバ・コ
ンピュータ・システムであって、前記要求は、前記サー
バ・システムを具体的に識別するものであり、前記サー
バ・システムが、前記要求を前記ネットワークから受信
する入力および出力を有するメッセージングおよび待ち
行列化ユニットと、前記メッセージングおよび待ち行列
化ユニットの前記出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットと を含む、クライアント/サーバ・コンピュータ・システ
ム。
装置からネットワークを介して受信する多数の要求をサ
ービスできる高可用性コンピュータ・サーバ・システム
であって、前記要求は、当該サーバ・システムを具体的
に識別するものであり、当該サーバ・システムが、前記
要求を前記ネットワークから受け取る入力および出力を
有するメッセージングおよび待ち行列化ユニットと、前
記メッセージングおよび待ち行列化ユニットの前記出力
に並列に接続された複数のサーバ・ユニットと、を含む
高可用性コンピュータ・サーバ・システム。 (2)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、受け取った要求に優先順位を割り当てる手段を含む
ことを特徴とする、上記(1)に記載のシステム。 (3)前記優先順位を割り当てる手段が、グラフィック
ス要求と比較して高い優先順位をテキスト要求に割り当
てることを特徴とする、上記(2)に記載のシステム。 (4)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、サービスされない要求の数が閾値を超えるときに追
加サーバ・ユニットをトリガする手段を含むことを特徴
とする、上記(1)ないし(3)のいずれか一項に記載
のシステム。 (5)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要求を
サービスする準備ができていることを知らせたときに、
前記1つのサーバ・ユニットに要求を送る手段を含むこ
とを特徴とする、上記(1)ないし(4)のいずれか一
項に記載のシステム。 (6)特定のサーバ・システムを具体的に指定する要求
であって、コンピュータ・ネットワークを介して複数の
クライアント・コンピュータ装置から受信した要求をサ
ービスする方法であって、前記特定のサーバ・システム
で、前記受信した要求をメッセージングおよび待ち行列
化ユニットに記憶するステップと、前記メッセージング
および待ち行列化ユニットから複数の並列接続されたサ
ーバ・ユニットに要求を送るステップとを含む方法。 (7)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、受け取った要求に優先順位を割り当てることを特徴
とする、上記(6)に記載の方法。 (8)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、グラフィックス要求と比較して高い優先順位をテキ
スト要求に割り当てることを特徴とする、上記(7)に
記載の方法。 (9)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、サービスされない要求の数が閾値を超えるときに、
追加サーバ・ユニットをトリガすることを特徴とする、
上記(6)ないし(8)のいずれか一項に記載の方法。 (10)前記メッセージングおよび待ち行列化ユニット
が、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要求を
サービスする準備ができていることを知らせたときに、
前記1つのサーバ・ユニットに要求を送ることを特徴と
する、上記(6)ないし(9)のいずれか一項に記載の
方法。 (11)複数のコンピュータ・クライアント装置からネ
ットワークを介して受信する多数の要求をサービスでき
るサーバ・システムを有するクライアント/サーバ・コ
ンピュータ・システムであって、前記要求は、前記サー
バ・システムを具体的に識別するものであり、前記サー
バ・システムが、前記要求を前記ネットワークから受信
する入力および出力を有するメッセージングおよび待ち
行列化ユニットと、前記メッセージングおよび待ち行列
化ユニットの前記出力に並列に接続された複数のサーバ
・ユニットと を含む、クライアント/サーバ・コンピュータ・システ
ム。
【図1】本発明の好ましい実施例によるサーバ・システ
ムを含む、ネットワーク・システム・アーキテクチャを
示すブロック図である。
ムを含む、ネットワーク・システム・アーキテクチャを
示すブロック図である。
1a〜1n クライアント・ウェブ・ブラウザ 2 インターネット 3a ウェブ・サーバ 3b ウェブ・サーバ 3c ウェブ・サーバ 31 メッセージングおよび待ち行列化ユニット 32a〜32n ウェブ・サーバ
Claims (11)
- 【請求項1】複数のコンピュータ・クライアント装置か
らネットワークを介して受信する多数の要求をサービス
できる高可用性コンピュータ・サーバ・システムであっ
て、 前記要求は、当該サーバ・システムを具体的に識別する
ものであり、当該サーバ・システムが、 前記要求を前記ネットワークから受け取る入力および出
力を有するメッセージングおよび待ち行列化ユニット
と、 前記メッセージングおよび待ち行列化ユニットの前記出
力に並列に接続された複数のサーバ・ユニットと、 を含む高可用性コンピュータ・サーバ・システム。 - 【請求項2】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、受け取った要求に優先順位を割り当てる手段を
含むことを特徴とする、請求項1に記載のシステム。 - 【請求項3】前記優先順位を割り当てる手段が、グラフ
ィックス要求と比較して高い優先順位をテキスト要求に
割り当てることを特徴とする、請求項2に記載のシステ
ム。 - 【請求項4】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、サービスされない要求の数が閾値を超えるとき
に追加サーバ・ユニットをトリガする手段を含むことを
特徴とする、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の
システム。 - 【請求項5】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが要
求をサービスする準備ができていることを知らせたとき
に、前記1つのサーバ・ユニットに要求を送る手段を含
むことを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項
に記載のシステム。 - 【請求項6】特定のサーバ・システムを具体的に指定す
る要求であって、コンピュータ・ネットワークを介して
複数のクライアント・コンピュータ装置から受信した要
求をサービスする方法であって、 前記特定のサーバ・システムで、前記受信した要求をメ
ッセージングおよび待ち行列化ユニットに記憶するステ
ップと、 前記メッセージングおよび待ち行列化ユニットから複数
の並列接続されたサーバ・ユニットに要求を送るステッ
プとを含む方法。 - 【請求項7】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、受け取った要求に優先順位を割り当てることを
特徴とする、請求項6に記載の方法。 - 【請求項8】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、グラフィックス要求と比較して高い優先順位を
テキスト要求に割り当てることを特徴とする、請求項7
に記載の方法。 - 【請求項9】前記メッセージングおよび待ち行列化ユニ
ットが、サービスされない要求の数が閾値を超えるとき
に、追加サーバ・ユニットをトリガすることを特徴とす
る、請求項6ないし8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】前記メッセージングおよび待ち行列化ユ
ニットが、前記複数のサーバ・ユニットのうちの1つが
要求をサービスする準備ができていることを知らせたと
きに、前記1つのサーバ・ユニットに要求を送ることを
特徴とする、請求項6ないし9のいずれか一項に記載の
方法。 - 【請求項11】複数のコンピュータ・クライアント装置
からネットワークを介して受信する多数の要求をサービ
スできるサーバ・システムを有するクライアント/サー
バ・コンピュータ・システムであって、 前記要求は、前記サーバ・システムを具体的に識別する
ものであり、前記サーバ・システムが、 前記要求を前記ネットワークから受信する入力および出
力を有するメッセージングおよび待ち行列化ユニット
と、 前記メッセージングおよび待ち行列化ユニットの前記出
力に並列に接続された複数のサーバ・ユニットとを含
む、クライアント/サーバ・コンピュータ・システム。
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JPH10187639A true JPH10187639A (ja) | 1998-07-21 |
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ID=10804095
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JP (1) | JPH10187639A (ja) |
KR (1) | KR100243637B1 (ja) |
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