JPH10186825A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH10186825A JPH10186825A JP9185502A JP18550297A JPH10186825A JP H10186825 A JPH10186825 A JP H10186825A JP 9185502 A JP9185502 A JP 9185502A JP 18550297 A JP18550297 A JP 18550297A JP H10186825 A JPH10186825 A JP H10186825A
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- forming apparatus
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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- H04N1/00549—Counter-measures for mechanical vibration not otherwise provided for
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/22—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20
- G03G15/32—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head
- G03G15/326—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern involving the combination of more than one step according to groups G03G13/02 - G03G13/20 in which the charge pattern is formed dotwise, e.g. by a thermal head by application of light, e.g. using a LED array
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- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/043—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
- G03G15/0435—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure by introducing an optical element in the optical path, e.g. a filter
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- General Physics & Mathematics (AREA)
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 検出部材から発生する騒音を軽減した画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 水晶振動子を実装するセンサであるトナ
ー残量センサへの電力供給をメインモータの駆動に連動
させ、メインモータがONしているとき(画像形成動作
が実行されているとき)のみセンサをONする。これに
より、センサの発振音は装置動作音に隠れ、センサから
発するノイズを聴感できなくすることができる。
成装置を提供する。 【解決手段】 水晶振動子を実装するセンサであるトナ
ー残量センサへの電力供給をメインモータの駆動に連動
させ、メインモータがONしているとき(画像形成動作
が実行されているとき)のみセンサをONする。これに
より、センサの発振音は装置動作音に隠れ、センサから
発するノイズを聴感できなくすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
る。
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画
像形成装置から発生する騒音に対し、環境の面より使用
者の目が厳しくなっている。また、画像形成装置の使用
者にとって、使用者がスタートボタン等の押下に伴い発
生する音以外の音は耳障りである。画像形成装置では、
装置の状態検査・診断あるいは状態値(電圧等)検出の
ために、画像形成動作とは直接関係のない音が発生して
いる。
像形成装置から発生する騒音に対し、環境の面より使用
者の目が厳しくなっている。また、画像形成装置の使用
者にとって、使用者がスタートボタン等の押下に伴い発
生する音以外の音は耳障りである。画像形成装置では、
装置の状態検査・診断あるいは状態値(電圧等)検出の
ために、画像形成動作とは直接関係のない音が発生して
いる。
【0003】ところで、デジタル信号を処理する画像形
成装置では、各種制御用センサもデジタル化されたもの
がある。その場合、センサのデジタル信号に基づいて各
制御が行われる。センサのデジタル化に伴って、センサ
自体に水晶振動子が実装され、水晶振動子から発せられ
る任意の周波数の信号を時間軸にしてセンサは駆動され
る(電力が供給される)。なお、ここでいうデジタル信
号を処理する装置とはデジタル方式の画像形成装置とい
う意味ではない。例えば、アナログ方式(原稿走査光を
電気信号に変換せず、そのまま感光体に露光する方式)
の複写機でもデジタルセンサを用いることもある。
成装置では、各種制御用センサもデジタル化されたもの
がある。その場合、センサのデジタル信号に基づいて各
制御が行われる。センサのデジタル化に伴って、センサ
自体に水晶振動子が実装され、水晶振動子から発せられ
る任意の周波数の信号を時間軸にしてセンサは駆動され
る(電力が供給される)。なお、ここでいうデジタル信
号を処理する装置とはデジタル方式の画像形成装置とい
う意味ではない。例えば、アナログ方式(原稿走査光を
電気信号に変換せず、そのまま感光体に露光する方式)
の複写機でもデジタルセンサを用いることもある。
【0004】画像形成装置に用いられるセンサにおい
て、給紙カセット有無を検出するものや用紙サイズを検
出するものにはフォトセンサと呼ばれるクロックパルス
発生手段(水晶振動子)を具備しないものを利用するこ
とが多い。一方、現像器内やトナーホッパ,トナー容
器,排トナーケース等のトナー(現像剤)量やトナー濃
度を検出するものにはクロックパルス発生手段を有する
センサが用いられている。図5に示すように、このクロ
ックパルス発生手段を有するセンサは、クロックパルス
発生手段から数万kHzのクロックパルスが発生され、
センサ内の電圧により可動する電圧振動板を振動させる
ことで、検出膜上のトナーのトナー量を検出することが
できる。しかし、パルス発生に伴う電圧振動板の振動に
よりセンサ内に設けられている基板等が6kHz程度で
振動し、この基板等の振動がセンサのケーシングに伝わ
り、1〜2kHz程度の周波数の共振を発生し、35d
b程度の騒音となって現れている。
て、給紙カセット有無を検出するものや用紙サイズを検
出するものにはフォトセンサと呼ばれるクロックパルス
発生手段(水晶振動子)を具備しないものを利用するこ
とが多い。一方、現像器内やトナーホッパ,トナー容
器,排トナーケース等のトナー(現像剤)量やトナー濃
度を検出するものにはクロックパルス発生手段を有する
センサが用いられている。図5に示すように、このクロ
ックパルス発生手段を有するセンサは、クロックパルス
発生手段から数万kHzのクロックパルスが発生され、
センサ内の電圧により可動する電圧振動板を振動させる
ことで、検出膜上のトナーのトナー量を検出することが
できる。しかし、パルス発生に伴う電圧振動板の振動に
よりセンサ内に設けられている基板等が6kHz程度で
振動し、この基板等の振動がセンサのケーシングに伝わ
り、1〜2kHz程度の周波数の共振を発生し、35d
b程度の騒音となって現れている。
【0005】この周波数帯(1〜2kHz程度)は人の
耳の感度の最も高い周波数帯であり、音の大きさが小さ
くても単独で聞こえたときには耳障りに感じ不快感を与
える場合が多い。画像形成装置においても、装置の他の
騒音源が停止しているときにセンサの振動音が単独で聞
こえると不快な音として感じる場合がある。
耳の感度の最も高い周波数帯であり、音の大きさが小さ
くても単独で聞こえたときには耳障りに感じ不快感を与
える場合が多い。画像形成装置においても、装置の他の
騒音源が停止しているときにセンサの振動音が単独で聞
こえると不快な音として感じる場合がある。
【0006】また、デジタル信号(情報)を処理する画
像形成装置では、デジタル信号の処理スピードを上げる
ために、記憶保持・読取装置の容量を大きくする必要が
ある。そこで、デジタル信号の書き込みと読み取りを行
うためのモータ等の駆動部を有するハードディスク装
置,光磁気ディスク装置等の大容量の記憶保持・読取装
置を装備した画像形成装置が出回るようになった。
像形成装置では、デジタル信号の処理スピードを上げる
ために、記憶保持・読取装置の容量を大きくする必要が
ある。そこで、デジタル信号の書き込みと読み取りを行
うためのモータ等の駆動部を有するハードディスク装
置,光磁気ディスク装置等の大容量の記憶保持・読取装
置を装備した画像形成装置が出回るようになった。
【0007】そのような画像形成装置では、従来、記憶
保持・読取装置の駆動部から発生するノイズのレベルは
低く、騒音として認識されなかったため、装置が待機状
態であっても、上記駆動部を稼動状態のままとし、その
駆動部の立ち上がり時間のロスがないように制御してい
た。
保持・読取装置の駆動部から発生するノイズのレベルは
低く、騒音として認識されなかったため、装置が待機状
態であっても、上記駆動部を稼動状態のままとし、その
駆動部の立ち上がり時間のロスがないように制御してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像形成装置においては、デジタルセンサから発せられ
る発振音の防止に対する配慮が為されておらず、装置近
傍の人間に不快感を与えるという問題があった。
画像形成装置においては、デジタルセンサから発せられ
る発振音の防止に対する配慮が為されておらず、装置近
傍の人間に不快感を与えるという問題があった。
【0009】また、記憶保持・読取装置を装備した画像
形成装置において、近年、記憶保持・読取装置の処理ス
ピードを上げるために、その駆動部を高速化することが
行われているが、それによりその駆動部から発生するノ
イズの周波数(レベル)が高くなって騒音となり、ユー
ザの作業に支障をきたす恐れがあるという問題もある。
形成装置において、近年、記憶保持・読取装置の処理ス
ピードを上げるために、その駆動部を高速化することが
行われているが、それによりその駆動部から発生するノ
イズの周波数(レベル)が高くなって騒音となり、ユー
ザの作業に支障をきたす恐れがあるという問題もある。
【0010】本発明は、従来の画像形成装置における上
述の問題を解決し、センサから発せられる発振音及び記
憶保持・読取装置から発生する騒音を軽減することので
きる画像形成装置を提供することを課題とする。
述の問題を解決し、センサから発せられる発振音及び記
憶保持・読取装置から発生する騒音を軽減することので
きる画像形成装置を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題は本発明によ
り、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備える
画像形成装置において、前記検出部材の検出を画像形成
のための駆動源が駆動されているときに行うことにより
解決される。
り、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備える
画像形成装置において、前記検出部材の検出を画像形成
のための駆動源が駆動されているときに行うことにより
解決される。
【0012】また、前記の課題を解決するため、本発明
は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備える
画像形成装置において、前記検出部材の検出を光反射部
材を駆動するための駆動源が駆動されているときに行う
ことを提案する。
は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備える
画像形成装置において、前記検出部材の検出を光反射部
材を駆動するための駆動源が駆動されているときに行う
ことを提案する。
【0013】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源の駆動が不安定なときに行うことを提案
する。
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源の駆動が不安定なときに行うことを提案
する。
【0014】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源が駆動を開始してから一定速度に達する
までの間に行うことを提案する。
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源が駆動を開始してから一定速度に達する
までの間に行うことを提案する。
【0015】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源が一定速度から停止するまでの間に行う
ことを提案する。
明は、前記検出部材の検出を、前記光反射部材を駆動す
るための駆動源が一定速度から停止するまでの間に行う
ことを提案する。
【0016】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を像担持
体を駆動するための駆動源が駆動されているときに行う
ことを提案する。
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を像担持
体を駆動するための駆動源が駆動されているときに行う
ことを提案する。
【0017】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、前記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動する
ための駆動源の駆動が不安定なときに行うことを提案す
る。さらに、前記の課題を解決するため、本発明は、前
記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動するための駆
動源が駆動を開始してから一定速度に達するまでの間に
行うことを提案する。
明は、前記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動する
ための駆動源の駆動が不安定なときに行うことを提案す
る。さらに、前記の課題を解決するため、本発明は、前
記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動するための駆
動源が駆動を開始してから一定速度に達するまでの間に
行うことを提案する。
【0018】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、前記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動する
ための駆動源が一定速度から停止するまでの間に行うこ
とを提案する。
明は、前記検出部材の検出を、前記像担持体を駆動する
ための駆動源が一定速度から停止するまでの間に行うこ
とを提案する。
【0019】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、光反
射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始してから像
担持体を駆動するための駆動源が駆動を開始するまでの
間に行うことを提案する。
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、光反
射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始してから像
担持体を駆動するための駆動源が駆動を開始するまでの
間に行うことを提案する。
【0020】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、光反
射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始してから像
担持体への静電潜像形成開始までの間に行うことを提案
する。
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、光反
射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始してから像
担持体への静電潜像形成開始までの間に行うことを提案
する。
【0021】さらに、前記の課題を解決するため、本発
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、像担
持体からのトナー像転写終了から光反射部材を駆動する
ための駆動源が停止するまでの間に行うことを提案す
る。
明は、可動部材の可動により検出を行う検出部材を備え
る画像形成装置において、前記検出部材の検出を、像担
持体からのトナー像転写終了から光反射部材を駆動する
ための駆動源が停止するまでの間に行うことを提案す
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
るレーザプリンタの要部を示す概略構成図である。この
図に示すように、像担持体である感光体ドラム1の周囲
には、帯電手段2,現像手段3,転写手段4,クリーニ
ング手段5等が配設されている。これら作像手段の上方
には、ポリゴン・ミラー,レンズ,ミラー等から成る光
書き込み手段10が配設されている。光書込手段10の
ポリゴン・ミラーは、その下方に配置されたポリゴン・
モータ11により駆動される。また、帯電手段2と現像
手段3の間には露光位置Lが設けられている。
に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態であ
るレーザプリンタの要部を示す概略構成図である。この
図に示すように、像担持体である感光体ドラム1の周囲
には、帯電手段2,現像手段3,転写手段4,クリーニ
ング手段5等が配設されている。これら作像手段の上方
には、ポリゴン・ミラー,レンズ,ミラー等から成る光
書き込み手段10が配設されている。光書込手段10の
ポリゴン・ミラーは、その下方に配置されたポリゴン・
モータ11により駆動される。また、帯電手段2と現像
手段3の間には露光位置Lが設けられている。
【0023】画像形成時、感光体ドラム1は図示矢印の
方向に回転駆動され、帯電手段2によって表面を一様に
帯電される。帯電された感光体ドラム1上に光書き込み
手段10からのレーザ光が照射され、静電潜像が形成さ
れる。その潜像には現像手段3によりトナーが付与され
可視化される。一方、図示しない給紙手段より記録用紙
が給送され、レジストローラ対6でタイミングを取って
感光体ドラム1の下側の転写位置に搬送する。そして、
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、転写手段4
の作用により用紙P上に転写される。画像を転写された
用紙Pは搬送手段を兼ねるベルト転写装置4で搬送さ
れ、図示しない定着装置によりトナー像が定着される。
トナー像定着後、用紙は機外に排出され、図示しない排
紙トレイにスタックされる。
方向に回転駆動され、帯電手段2によって表面を一様に
帯電される。帯電された感光体ドラム1上に光書き込み
手段10からのレーザ光が照射され、静電潜像が形成さ
れる。その潜像には現像手段3によりトナーが付与され
可視化される。一方、図示しない給紙手段より記録用紙
が給送され、レジストローラ対6でタイミングを取って
感光体ドラム1の下側の転写位置に搬送する。そして、
感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、転写手段4
の作用により用紙P上に転写される。画像を転写された
用紙Pは搬送手段を兼ねるベルト転写装置4で搬送さ
れ、図示しない定着装置によりトナー像が定着される。
トナー像定着後、用紙は機外に排出され、図示しない排
紙トレイにスタックされる。
【0024】ところで、現像手段3にはトナー残量検知
センサ7が装着され、現像手段内のトナーが無くなると
センサ7の信号により、トナー補給信号が発せられるよ
うに構成されている。このトナー残量検知センサ7はデ
ジタルセンサであり、可動部材の可動により検出を行う
検出部材である。トナー残量検知センサ7には水晶振動
子が搭載されている。
センサ7が装着され、現像手段内のトナーが無くなると
センサ7の信号により、トナー補給信号が発せられるよ
うに構成されている。このトナー残量検知センサ7はデ
ジタルセンサであり、可動部材の可動により検出を行う
検出部材である。トナー残量検知センサ7には水晶振動
子が搭載されている。
【0025】なお、本実施形態における、可動部材の可
動により検出を行う残量センサは、現像剤を収納する現
像装置本体内の現像剤残量を検出するものでもよいし、
トナーを収容するトナーホッパあるいはトナーカートリ
ッジ内のトナー残量を検出するものでもよい。これらの
可動部材の可動により検出を行う残量センサは、画像形
成動作に関係なく残量検出を行うことができるものであ
り、画像形成装置が動作しているときにのみ検出を行う
センサ(現像剤のトナーとキャリアの混合率から残量を
検知する透磁率センサや現像剤の量を検出するレベル検
出センサ)とは異なるものである。
動により検出を行う残量センサは、現像剤を収納する現
像装置本体内の現像剤残量を検出するものでもよいし、
トナーを収容するトナーホッパあるいはトナーカートリ
ッジ内のトナー残量を検出するものでもよい。これらの
可動部材の可動により検出を行う残量センサは、画像形
成動作に関係なく残量検出を行うことができるものであ
り、画像形成装置が動作しているときにのみ検出を行う
センサ(現像剤のトナーとキャリアの混合率から残量を
検知する透磁率センサや現像剤の量を検出するレベル検
出センサ)とは異なるものである。
【0026】図2は、本実施形態のプリンタの制御部の
構成を示すブロック図である。この図に示す制御回路
は、プリンタ全体の制御をつかさどるCPU20,制御
プログラムを内蔵するROM21、CPU20に対する
入出力を受け持つI/O22、プリント動作の入力及び
オペレータへのインタフェースである操作表示部24、
操作表示部24とCPU20を接続するシリアル通信ポ
ート23を有している。
構成を示すブロック図である。この図に示す制御回路
は、プリンタ全体の制御をつかさどるCPU20,制御
プログラムを内蔵するROM21、CPU20に対する
入出力を受け持つI/O22、プリント動作の入力及び
オペレータへのインタフェースである操作表示部24、
操作表示部24とCPU20を接続するシリアル通信ポ
ート23を有している。
【0027】CPU20には、トナー残量検知センサ7
とタイマ26の信号がI/O22を介して入力される。
また、トナー残量検知センサ7へは、CPU20よりス
イッチング素子(トランジスタ等)27を介して駆動電
圧が入力されている。そして、I/O22のアウト側に
はモータ駆動回路25a及び25bが接続され、この駆
動回路25a,bを介してモータM1及びM2が夫々駆
動される。モータM1は画像形成のための駆動源であ
る。このモータM1は画像形成の各構成部を駆動するメ
インモータであり、図1中の感光体ドラム1,現像手段
の現像ローラ3a,転写手段の支持ローラ4bや転写ベ
ルト4a等を矢印の方向に駆動する。また、モータM2
も画像形成のための駆動源である。このモータM2はポ
リゴンミラーを回転させるポリゴンモータである。
とタイマ26の信号がI/O22を介して入力される。
また、トナー残量検知センサ7へは、CPU20よりス
イッチング素子(トランジスタ等)27を介して駆動電
圧が入力されている。そして、I/O22のアウト側に
はモータ駆動回路25a及び25bが接続され、この駆
動回路25a,bを介してモータM1及びM2が夫々駆
動される。モータM1は画像形成のための駆動源であ
る。このモータM1は画像形成の各構成部を駆動するメ
インモータであり、図1中の感光体ドラム1,現像手段
の現像ローラ3a,転写手段の支持ローラ4bや転写ベ
ルト4a等を矢印の方向に駆動する。また、モータM2
も画像形成のための駆動源である。このモータM2はポ
リゴンミラーを回転させるポリゴンモータである。
【0028】次に、トナー残量検知センサ7の駆動制御
について図3のフローチャートを参照して説明する。本
実施形態においては、メインモータM1がONしている
ときのみトナー残量検知センサ7へ駆動電力(5V)を
供給する(スイッチング素子27を導通させる)。すな
わち、トナー残量検知センサ7は、メインモータM1が
ONしている(プリント機能が作動している)時にサン
プリングデータをCPU20へ送る。そこで処理された
情報は操作表示部24に表示される。メインモータが停
止するとトナー残量検知センサ7のサンプリングも停止
するが、メインモータが次の機会に駆動されるまでは前
回の情報が保持され、操作表示部24に表示される。図
4は、本実施形態におけるメインモータM1とトナー残
量検知センサ7の駆動に関するタイミングチャートであ
る。
について図3のフローチャートを参照して説明する。本
実施形態においては、メインモータM1がONしている
ときのみトナー残量検知センサ7へ駆動電力(5V)を
供給する(スイッチング素子27を導通させる)。すな
わち、トナー残量検知センサ7は、メインモータM1が
ONしている(プリント機能が作動している)時にサン
プリングデータをCPU20へ送る。そこで処理された
情報は操作表示部24に表示される。メインモータが停
止するとトナー残量検知センサ7のサンプリングも停止
するが、メインモータが次の機会に駆動されるまでは前
回の情報が保持され、操作表示部24に表示される。図
4は、本実施形態におけるメインモータM1とトナー残
量検知センサ7の駆動に関するタイミングチャートであ
る。
【0029】メインモータM1がONしているとき、す
なわち、メインモータM1が作動して画像形成動作が行
われているときのみトナー残量検知センサ7が駆動され
ることにより、プリンタの待機状態ではトナー残量検知
センサ7は駆動されず、トナー残量検知センサ7から発
せられる振動音が無い状態とすることができる。なお、
画像形成動作時に駆動される部材は100〜200Hz
で共振し65db程度の音を発生している。
なわち、メインモータM1が作動して画像形成動作が行
われているときのみトナー残量検知センサ7が駆動され
ることにより、プリンタの待機状態ではトナー残量検知
センサ7は駆動されず、トナー残量検知センサ7から発
せられる振動音が無い状態とすることができる。なお、
画像形成動作時に駆動される部材は100〜200Hz
で共振し65db程度の音を発生している。
【0030】このように、本実施形態においては、現像
剤やトナーの残量を検知するセンサであるトナー残量検
知センサへの電力をメインモータの動作に応じて供給し
たり遮断したりすることで、センサ内の水晶振動子から
出るノイズ(発振音)を聴感させなくすることができ
る。なお、水晶振動子を実装するセンサとしてトナー残
量検知センサを例に挙げて説明したが、トナー残量検知
センサ以外にも本発明を適用できることは言うまでもな
い。水晶振動子を実装するセンサの駆動をメインモータ
の駆動(画像形成動作)に対応させてやればよい。
剤やトナーの残量を検知するセンサであるトナー残量検
知センサへの電力をメインモータの動作に応じて供給し
たり遮断したりすることで、センサ内の水晶振動子から
出るノイズ(発振音)を聴感させなくすることができ
る。なお、水晶振動子を実装するセンサとしてトナー残
量検知センサを例に挙げて説明したが、トナー残量検知
センサ以外にも本発明を適用できることは言うまでもな
い。水晶振動子を実装するセンサの駆動をメインモータ
の駆動(画像形成動作)に対応させてやればよい。
【0031】ここで、例えば図5の回路において、発振
器(水晶振動子)31からの交番電圧を圧電振動板32
に加えると、その圧電振動板32はその交番電圧の極性
に従って振動を繰り返す。加える交番電圧の周波数が固
有振動数に一致すると、圧電振動板32は共振し、この
とき圧電振動板32に流れる振動電流は最大となる。
器(水晶振動子)31からの交番電圧を圧電振動板32
に加えると、その圧電振動板32はその交番電圧の極性
に従って振動を繰り返す。加える交番電圧の周波数が固
有振動数に一致すると、圧電振動板32は共振し、この
とき圧電振動板32に流れる振動電流は最大となる。
【0032】本実施形態で使用しているトナー残量検知
センサ7の共振点は6kHzであり、騒音測定の結果か
らは1〜2kHzの騒音の方が大きく、発振器31の振
動数に近いことが明らかになっている。
センサ7の共振点は6kHzであり、騒音測定の結果か
らは1〜2kHzの騒音の方が大きく、発振器31の振
動数に近いことが明らかになっている。
【0033】1〜2kHzの音は人間の聴感に最も敏感
な(感度の良い)周波数帯である。その音が単独に2k
Hz程度の周期で間欠的に発生することにより、その音
は静かなオフィス内で非常に気になる音となる。
な(感度の良い)周波数帯である。その音が単独に2k
Hz程度の周期で間欠的に発生することにより、その音
は静かなオフィス内で非常に気になる音となる。
【0034】したがって、画像形成装置の待機中(メイ
ンモータの非駆動時)に、トナー残量検知センサ7への
電力供給を停止することは、トナー残量検知センサ7の
発信源から発生する耳障りな1〜2kHzの音をカット
することであり、画像形成装置の使用時以外はオフィス
内を静かな環境に保持することが可能になる。また、画
像形成装置の待機中にトナー残量検知センサ7へは電力
を供給しないため電力の節約にもなる。
ンモータの非駆動時)に、トナー残量検知センサ7への
電力供給を停止することは、トナー残量検知センサ7の
発信源から発生する耳障りな1〜2kHzの音をカット
することであり、画像形成装置の使用時以外はオフィス
内を静かな環境に保持することが可能になる。また、画
像形成装置の待機中にトナー残量検知センサ7へは電力
を供給しないため電力の節約にもなる。
【0035】次に、本発明をハードディスク装置を備え
た画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
この実施形態の画像形成装置(例えば、プリンタ)の基
本的な構成は前記実施形態のものと同様であるので、異
なる部分を中心に説明する。
た画像形成装置に適用した実施形態について説明する。
この実施形態の画像形成装置(例えば、プリンタ)の基
本的な構成は前記実施形態のものと同様であるので、異
なる部分を中心に説明する。
【0036】図6に制御部の構成を示すように、I/O
22のアウト側にはモータ駆動回路25a及び25cが
接続され、この駆動回路25a,cを介してモータM1
及びM3が夫々駆動される。モータM1は画像形成の各
構成部を駆動するメインモータであり、モータM3はハ
ードディスク装置(HDD)を駆動するHDD駆動モー
タである。
22のアウト側にはモータ駆動回路25a及び25cが
接続され、この駆動回路25a,cを介してモータM1
及びM3が夫々駆動される。モータM1は画像形成の各
構成部を駆動するメインモータであり、モータM3はハ
ードディスク装置(HDD)を駆動するHDD駆動モー
タである。
【0037】図7は、CPU20による制御例を示すフ
ローチャートである。本実施形態では、例えばプリント
動作あるいは複写機におけるコピー動作などの画像形成
動作が終了して待機(メインモータ停止)状態になる
と、ハードディスク装置を駆動する必要がないため、C
PU20は図7に示すようにHDD駆動モータM3を停
止させる。モータM3を停止させれば可動部材の可動が
停止する。
ローチャートである。本実施形態では、例えばプリント
動作あるいは複写機におけるコピー動作などの画像形成
動作が終了して待機(メインモータ停止)状態になる
と、ハードディスク装置を駆動する必要がないため、C
PU20は図7に示すようにHDD駆動モータM3を停
止させる。モータM3を停止させれば可動部材の可動が
停止する。
【0038】このように、本実施形態では、画像形成装
置の待機中はHDD駆動モータM3への電力供給を停止
させるため、HDD駆動モータM3からはノイズ(騒
音)が発生することがなくなり、ユーザの作業に支障を
きたす恐れがなくなる。また、待機中にHDD駆動モー
タM3を停止させることにより電力の節約にもなる。
置の待機中はHDD駆動モータM3への電力供給を停止
させるため、HDD駆動モータM3からはノイズ(騒
音)が発生することがなくなり、ユーザの作業に支障を
きたす恐れがなくなる。また、待機中にHDD駆動モー
タM3を停止させることにより電力の節約にもなる。
【0039】なお、本実施形態では、ハードディスク装
置を検出装置とし、ハードディスク装置における情報の
読み出しを検出部材による検出とする。すなわち、HD
D駆動モータにより可動する可動部を有するハードディ
スク装置における検出をメインモータが駆動されている
ときに行うことにより、HDD検出時(読み出し時)の
騒音をメインモータの音で希釈し(目立たなくし)、ユ
ーザの作業に支障をきたす恐れのある音の発生を軽減す
るようにしている。
置を検出装置とし、ハードディスク装置における情報の
読み出しを検出部材による検出とする。すなわち、HD
D駆動モータにより可動する可動部を有するハードディ
スク装置における検出をメインモータが駆動されている
ときに行うことにより、HDD検出時(読み出し時)の
騒音をメインモータの音で希釈し(目立たなくし)、ユ
ーザの作業に支障をきたす恐れのある音の発生を軽減す
るようにしている。
【0040】そして、本実施形態では、ハードディスク
装置を備えた画像形成装置として説明したが、これに限
らず、光磁気ディスク,フロッピーディスク,カセット
テープ,ビデオテープなどを駆動する装置等の、駆動部
を有する他の検出装置を備えた各種画像形成装置にも本
発明を適用できるものである。
装置を備えた画像形成装置として説明したが、これに限
らず、光磁気ディスク,フロッピーディスク,カセット
テープ,ビデオテープなどを駆動する装置等の、駆動部
を有する他の検出装置を備えた各種画像形成装置にも本
発明を適用できるものである。
【0041】次に、本発明のさらに他の実施形態につい
て説明する。この実施形態のプリンタの基本的構成は、
図1及び2により説明したものと同様であるので、トナ
ー残量検知センサ7の駆動制御を中心に説明する。
て説明する。この実施形態のプリンタの基本的構成は、
図1及び2により説明したものと同様であるので、トナ
ー残量検知センサ7の駆動制御を中心に説明する。
【0042】本実施形態のプリンタは、トナー残量検知
センサ7の駆動(電力供給)を、光反射部材であるポリ
ゴン・ミラーを回転させるポリゴン・モータの駆動に関
連して制御するものである。その制御について図8のフ
ローチャート及び図1,2を参照して説明する。
センサ7の駆動(電力供給)を、光反射部材であるポリ
ゴン・ミラーを回転させるポリゴン・モータの駆動に関
連して制御するものである。その制御について図8のフ
ローチャート及び図1,2を参照して説明する。
【0043】前記実施形態におけるメインモータが駆動
されて画像形成が行われているときにセンサの検出を行
う(センサを駆動する)のと同様の効果が得られるもの
として、画像形成のための駆動源であるポリゴン・モー
タの駆動時にセンサの検出を行うようにすることができ
る。本実施形態では、ポリゴン・モータ11の起動から
安定回転するまでの時間及び停止動作を開始してから停
止するまでの時間にトナー残量検知センサ7を駆動する
ようにしている。すなわち、ポリゴン・モータ11の起
動信号又は停止信号があった場合にセンサへ所定時間の
間、電力を供給するようにしている。
されて画像形成が行われているときにセンサの検出を行
う(センサを駆動する)のと同様の効果が得られるもの
として、画像形成のための駆動源であるポリゴン・モー
タの駆動時にセンサの検出を行うようにすることができ
る。本実施形態では、ポリゴン・モータ11の起動から
安定回転するまでの時間及び停止動作を開始してから停
止するまでの時間にトナー残量検知センサ7を駆動する
ようにしている。すなわち、ポリゴン・モータ11の起
動信号又は停止信号があった場合にセンサへ所定時間の
間、電力を供給するようにしている。
【0044】ポリゴンミラー駆動用モータとしてのポリ
ゴン・モータは、一般に、立ち上がりに10秒程度、停
止するのに2分程度の時間を要する。ポリゴン・モータ
自体の定格回転数は数千〜数万回転であり、ポリゴン・
モータが回転し始めてから定格回転数に達するまでの間
に1、2回の共振(ポリゴン・モータのケーシングの共
振)が生じる。このポリゴン・モータの共振を利用し
て、ポリゴン・モータ11の起動・停止時に生じる音の
出るタイミングにトナー残量検知センサ7を駆動するこ
とにより、ポリゴンモータに比べて相対的に音の小さな
センサの駆動音を聴取できないものとしてしまうことが
できる。なお、ポリゴン・モータは600〜900Hz
程度の周波数で共振し50db程度の音を発生してい
る。
ゴン・モータは、一般に、立ち上がりに10秒程度、停
止するのに2分程度の時間を要する。ポリゴン・モータ
自体の定格回転数は数千〜数万回転であり、ポリゴン・
モータが回転し始めてから定格回転数に達するまでの間
に1、2回の共振(ポリゴン・モータのケーシングの共
振)が生じる。このポリゴン・モータの共振を利用し
て、ポリゴン・モータ11の起動・停止時に生じる音の
出るタイミングにトナー残量検知センサ7を駆動するこ
とにより、ポリゴンモータに比べて相対的に音の小さな
センサの駆動音を聴取できないものとしてしまうことが
できる。なお、ポリゴン・モータは600〜900Hz
程度の周波数で共振し50db程度の音を発生してい
る。
【0045】図9は、本実施形態におけるポリゴン・モ
ータ11とトナー残量検知センサ7の駆動に関するタイ
ミングチャートである。この図に示すように、ポリゴン
・モータ11の起動・停止時(起動信号または停止信号
が発せられたとき)に、トナー残量検知センサ7を10
秒程度駆動するようにしている。センサの駆動時間は、
発振音がモータ音に隠れるよう適宜設定することができ
る。センサのサンプリングデータの処理は前記実施形態
と同様であり、センサがOFFしたときのデータはメモ
リに格納され、次にセンサがONするまで保持される。
ータ11とトナー残量検知センサ7の駆動に関するタイ
ミングチャートである。この図に示すように、ポリゴン
・モータ11の起動・停止時(起動信号または停止信号
が発せられたとき)に、トナー残量検知センサ7を10
秒程度駆動するようにしている。センサの駆動時間は、
発振音がモータ音に隠れるよう適宜設定することができ
る。センサのサンプリングデータの処理は前記実施形態
と同様であり、センサがOFFしたときのデータはメモ
リに格納され、次にセンサがONするまで保持される。
【0046】ポリゴン・モータの回転数とモータの騒音
及びトナー残量検知センサの騒音の関係を図10のグラ
フに示す。この図に示すように、ポリゴン・モータ起動
時に発生するモータの騒音はトナー残量検知センサの騒
音より大きく、不安定な状態となっている。センサ内の
水晶発振子から出るノイズは、この不安定なモータ騒音
に隠れて聴感されなくなる。このことは、ポリゴン・モ
ータが停止動作を開始してから停止するまでの時間のと
きでも同様である。また、感光体を急激に停止すると駆
動ギヤの劣化やトナー飛散の原因となるため、感光体の
回転開始・停止時は速度コントロールを行っている。し
かし、この速度コントロールにおいても不安定なモータ
の騒音が発生してしまう。そこで、画像形成を行うため
に感光体の回転が安定するまで、及び感光体の停止動作
を行い停止するまでにセンサを駆動(検出を行う)して
も同様の効果を得られる。なお、トナー残量検知センサ
以外の水晶振動子を実装するセンサにも本発明を適用で
きることは言うまでもない。さらに、ポリゴンミラー以
外の光反射部材の駆動(例えば、複写機におけるミラー
等の駆動)に関連してセンサを駆動するようにしても良
い。
及びトナー残量検知センサの騒音の関係を図10のグラ
フに示す。この図に示すように、ポリゴン・モータ起動
時に発生するモータの騒音はトナー残量検知センサの騒
音より大きく、不安定な状態となっている。センサ内の
水晶発振子から出るノイズは、この不安定なモータ騒音
に隠れて聴感されなくなる。このことは、ポリゴン・モ
ータが停止動作を開始してから停止するまでの時間のと
きでも同様である。また、感光体を急激に停止すると駆
動ギヤの劣化やトナー飛散の原因となるため、感光体の
回転開始・停止時は速度コントロールを行っている。し
かし、この速度コントロールにおいても不安定なモータ
の騒音が発生してしまう。そこで、画像形成を行うため
に感光体の回転が安定するまで、及び感光体の停止動作
を行い停止するまでにセンサを駆動(検出を行う)して
も同様の効果を得られる。なお、トナー残量検知センサ
以外の水晶振動子を実装するセンサにも本発明を適用で
きることは言うまでもない。さらに、ポリゴンミラー以
外の光反射部材の駆動(例えば、複写機におけるミラー
等の駆動)に関連してセンサを駆動するようにしても良
い。
【0047】次に、本発明のさらに他の実施形態につい
て説明する。この実施形態のプリンタの基本的構成は、
図1及び2により説明したものと同様であるので、検出
部材の制御を中心に異なる部分を説明する。
て説明する。この実施形態のプリンタの基本的構成は、
図1及び2により説明したものと同様であるので、検出
部材の制御を中心に異なる部分を説明する。
【0048】図11は、本実施形態におけるポリゴンモ
ータ、メインモータの駆動に関連する画像形成の各行程
を示すタイミングチャートである。本実施形態では、人
体検出装置を備えて人が画像形成装置に近づいたとき
に、またはメインスイッチが押下されたときに、あるい
はモード切替ボタンが押下されたときに、ポリゴンモー
タを駆動させることで光反射部材であるポリゴンミラー
を回転させる。ポリゴンモータは起動後3〜10秒程度
で回転が安定し、その後にプリントボタンが押下される
ことによりメインモータが駆動されて画像形成動作が開
始する。
ータ、メインモータの駆動に関連する画像形成の各行程
を示すタイミングチャートである。本実施形態では、人
体検出装置を備えて人が画像形成装置に近づいたとき
に、またはメインスイッチが押下されたときに、あるい
はモード切替ボタンが押下されたときに、ポリゴンモー
タを駆動させることで光反射部材であるポリゴンミラー
を回転させる。ポリゴンモータは起動後3〜10秒程度
で回転が安定し、その後にプリントボタンが押下される
ことによりメインモータが駆動されて画像形成動作が開
始する。
【0049】画像形成動作中は、感光体が回転を始めた
後に帯電,露光,現像,転写の各行程が行われ、画像形
成が終了するとメインモータが停止して待機モードとな
る。メインモータ停止から所定時間後にポリゴンモータ
の停止動作を開始(通電OFF)し、ポリゴンモータが
惰性回転を行って30秒から120秒程度で完全に停止
する。このような画像形成装置において、ポリゴンモー
タ駆動開始からメインモータ駆動開始前の間に検出部材
(例えばトナー残量検知センサ)の検出を行うことによ
り、検出部材の可動部が発するノイズ・発振音等を目立
たなくすることができる。
後に帯電,露光,現像,転写の各行程が行われ、画像形
成が終了するとメインモータが停止して待機モードとな
る。メインモータ停止から所定時間後にポリゴンモータ
の停止動作を開始(通電OFF)し、ポリゴンモータが
惰性回転を行って30秒から120秒程度で完全に停止
する。このような画像形成装置において、ポリゴンモー
タ駆動開始からメインモータ駆動開始前の間に検出部材
(例えばトナー残量検知センサ)の検出を行うことによ
り、検出部材の可動部が発するノイズ・発振音等を目立
たなくすることができる。
【0050】また、トナー残量検知センサをポリゴンモ
ータ駆動開始からメインモータ駆動開始前の間に駆動す
る(センサの検出を行う)ことで、画像形成の各行程を
開始する前にトナー残量を判断することが可能となる。
従って、トナーがない場合にはメインモータを駆動しな
いように制御することで画像形成を行わないようにする
ことができる。すなわち、不要な(無駄な)画像形成動
作を行うことがない。
ータ駆動開始からメインモータ駆動開始前の間に駆動す
る(センサの検出を行う)ことで、画像形成の各行程を
開始する前にトナー残量を判断することが可能となる。
従って、トナーがない場合にはメインモータを駆動しな
いように制御することで画像形成を行わないようにする
ことができる。すなわち、不要な(無駄な)画像形成動
作を行うことがない。
【0051】ところで、画像形成時には感光体上に静電
潜像を形成し(露光行程)、その静電潜像を現像手段よ
りトナーを付与して顕像化し(現像行程)、その顕像す
なわちトナー像を記録材上に転写する(転写行程)。こ
の各行程時に、検出部材が発する振動により感光体上の
像が乱されることがある。そこで、露光工程から転写行
程までの期間を避けて検出装置を駆動するようにしても
良い。
潜像を形成し(露光行程)、その静電潜像を現像手段よ
りトナーを付与して顕像化し(現像行程)、その顕像す
なわちトナー像を記録材上に転写する(転写行程)。こ
の各行程時に、検出部材が発する振動により感光体上の
像が乱されることがある。そこで、露光工程から転写行
程までの期間を避けて検出装置を駆動するようにしても
良い。
【0052】すなわち、ポリゴンモータ(光反射部材を
駆動するための駆動源)の駆動開始から感光体への静電
潜像の形成が開始されるまでの間に検出部材を駆動す
る。あるいは、感光体からのトナー転写終了からポリゴ
ンモータが回転を停止するまでの間に検出部材を駆動す
る。これによって、検出部材駆動時に(検出部材が検出
を行うときに)振動が発生したとしても、感光体上に保
持されている像がその振動により乱されることがない。
駆動するための駆動源)の駆動開始から感光体への静電
潜像の形成が開始されるまでの間に検出部材を駆動す
る。あるいは、感光体からのトナー転写終了からポリゴ
ンモータが回転を停止するまでの間に検出部材を駆動す
る。これによって、検出部材駆動時に(検出部材が検出
を行うときに)振動が発生したとしても、感光体上に保
持されている像がその振動により乱されることがない。
【0053】次に、本発明のさらに他の実施形態とし
て、可動部材の可動により検出を行う検出部材と画像形
成装置本体とが別体となるように分離されたものを図1
2を参照して説明する。
て、可動部材の可動により検出を行う検出部材と画像形
成装置本体とが別体となるように分離されたものを図1
2を参照して説明する。
【0054】図12において、画像形成装置本体100
には、別体のハードディスク装置101が接続されてい
る。モータM3はハードディスク装置(HDD)を駆動
するHDD駆動モータである。このモータM3は、本体
100より駆動回路25cを介して駆動される。
には、別体のハードディスク装置101が接続されてい
る。モータM3はハードディスク装置(HDD)を駆動
するHDD駆動モータである。このモータM3は、本体
100より駆動回路25cを介して駆動される。
【0055】本実施形態においては、図6,7により説
明した前記実施形態と同様、例えばプリント動作あるい
は複写機におけるコピー動作などの画像形成動作が終了
して待機状態になると、ハードディスク装置101を駆
動する必要がないため、CPU20はHDD駆動モータ
M3を停止させる。すなわち、HDD駆動モータにより
可動する可動部を有するハードディスク装置101にお
ける検出をメインモータM1が駆動されているときに行
うことにより、HDD検出時(読み出し時)の騒音を聴
感させないようにしている。
明した前記実施形態と同様、例えばプリント動作あるい
は複写機におけるコピー動作などの画像形成動作が終了
して待機状態になると、ハードディスク装置101を駆
動する必要がないため、CPU20はHDD駆動モータ
M3を停止させる。すなわち、HDD駆動モータにより
可動する可動部を有するハードディスク装置101にお
ける検出をメインモータM1が駆動されているときに行
うことにより、HDD検出時(読み出し時)の騒音を聴
感させないようにしている。
【0056】これは、画像形成のための駆動源(メイン
モータ)が駆動しているときに可動部材の可動により検
出(HDD読み出し)を行うことで、可動部材の音を目
立たなくすることができるためであり、2つの音が1人
のユーザに聞こえたとしても一方(HDD)の音が他方
の音に希釈されてしまい、気にならないというものであ
る。
モータ)が駆動しているときに可動部材の可動により検
出(HDD読み出し)を行うことで、可動部材の音を目
立たなくすることができるためであり、2つの音が1人
のユーザに聞こえたとしても一方(HDD)の音が他方
の音に希釈されてしまい、気にならないというものであ
る。
【0057】従って、本発明は、画像形成のための駆動
源と可動部材の可動により検出を行う装置・部材とが1
つの筐体内に有るものだけでなく、本実施形態のように
同一の空間(部屋)内で夫々別体となるように分離され
たものがケーブル等により接続してあるものにも適用す
ることができる。また、本実施形態におけるハードディ
スク装置に限らず、光磁気ディスク,フロッピーディス
ク,カセットテープ,ビデオテープ,CD−ROM,D
VD(デジタルビデオディスク)などを駆動する装置等
を外付けで(別体として)備えた各種画像形成装置にも
本発明を適用できるものである。
源と可動部材の可動により検出を行う装置・部材とが1
つの筐体内に有るものだけでなく、本実施形態のように
同一の空間(部屋)内で夫々別体となるように分離され
たものがケーブル等により接続してあるものにも適用す
ることができる。また、本実施形態におけるハードディ
スク装置に限らず、光磁気ディスク,フロッピーディス
ク,カセットテープ,ビデオテープ,CD−ROM,D
VD(デジタルビデオディスク)などを駆動する装置等
を外付けで(別体として)備えた各種画像形成装置にも
本発明を適用できるものである。
【0058】次に、本発明のさらに他の実施形態とし
て、外部に接続されたコンピュータ等のホストマシンか
らの指示により画像形成装置を制御するようにしたもの
を図13を参照して説明する。
て、外部に接続されたコンピュータ等のホストマシンか
らの指示により画像形成装置を制御するようにしたもの
を図13を参照して説明する。
【0059】図13に示すように、本実施形態では、画
像形成装置200にホストマシン、例えばコンピュータ
201が接続されている。コンピュータ201は画像形
成装置200とは別の部屋に設置され、両者は、通信回
線,ケーブル等を用いて接続されている。画像形成装置
200は、可動部材の可動により検出を行う検出装置と
して、トナー残量センサ7及びハードディスク装置を有
している。そして、コンピュータ201からの指示によ
り検出装置が検出を行ったり、あるいは、検出装置から
の検出値に基づいて画像形成装置200の制御をしても
良い。
像形成装置200にホストマシン、例えばコンピュータ
201が接続されている。コンピュータ201は画像形
成装置200とは別の部屋に設置され、両者は、通信回
線,ケーブル等を用いて接続されている。画像形成装置
200は、可動部材の可動により検出を行う検出装置と
して、トナー残量センサ7及びハードディスク装置を有
している。そして、コンピュータ201からの指示によ
り検出装置が検出を行ったり、あるいは、検出装置から
の検出値に基づいて画像形成装置200の制御をしても
良い。
【0060】画像形成装置200においては、図3、図
7、あるいは図8のフローチャートに示すような制御を
行うことにより、検出装置の可動部材が出す音を画像形
成のための駆動源、光反射部材を駆動するための駆動
源、像担持体を駆動するための駆動源の音によって希釈
することができる。
7、あるいは図8のフローチャートに示すような制御を
行うことにより、検出装置の可動部材が出す音を画像形
成のための駆動源、光反射部材を駆動するための駆動
源、像担持体を駆動するための駆動源の音によって希釈
することができる。
【0061】ところで、画像形成装置の外部に接続され
たコンピュータ等により画像形成装置を制御する場合、
画像形成装置が動作しているか否かの確認指示がコンピ
ュータから画像形成装置側に送信され、画像形成装置側
から装置が動作している状態か否かが返信される。コン
ピュータ側ではこの状態を受信し、画像形成装置が動作
している場合は検出装置における可動部材の作動(検出
動作)を指示し、画像形成装置が動作していない場合
は、画像形成装置の動作を指示した後に可動部材の作動
(検出動作)を指示する。
たコンピュータ等により画像形成装置を制御する場合、
画像形成装置が動作しているか否かの確認指示がコンピ
ュータから画像形成装置側に送信され、画像形成装置側
から装置が動作している状態か否かが返信される。コン
ピュータ側ではこの状態を受信し、画像形成装置が動作
している場合は検出装置における可動部材の作動(検出
動作)を指示し、画像形成装置が動作していない場合
は、画像形成装置の動作を指示した後に可動部材の作動
(検出動作)を指示する。
【0062】しかし、通常、画像形成装置はユーザが画
像形成(コピー等)し易い場所に設置されている。その
ため、画像形成装置の周囲に人が居る場合も多く、別の
部屋にあるコンピュータ等からの指示によって画像形成
装置を制御すると、画像形成装置が作動していないとき
に(作動していない状態から)突然装置が音を立てて作
動し始め、画像形成装置の周囲にいる人が画像形成装置
が暴走動作したと勘違いすることがある。
像形成(コピー等)し易い場所に設置されている。その
ため、画像形成装置の周囲に人が居る場合も多く、別の
部屋にあるコンピュータ等からの指示によって画像形成
装置を制御すると、画像形成装置が作動していないとき
に(作動していない状態から)突然装置が音を立てて作
動し始め、画像形成装置の周囲にいる人が画像形成装置
が暴走動作したと勘違いすることがある。
【0063】そこで、本実施形態では、この勘違いを防
止するための制御として、コンピュータから画像形成装
置が作動しているか否かの確認指示が画像形成装置側に
送信され、画像形成装置側から装置が作動している状態
か否かが返信される。そして、コンピュータ側ではこの
状態を受信し、画像形成装置が作動している場合は検出
装置における可動部材の作動(検出動作)を指示し、画
像形成装置が動作していない場合は検出装置における可
動部材の作動(検出動作)を禁止または待機状態とす
る。待機状態のときには所定時間後に再度画像形成装置
の状態検出を行うようにする。なお、これは画像形成動
作による勘違いを防止するものであって、作動させる部
材は検出装置でなくともよい。
止するための制御として、コンピュータから画像形成装
置が作動しているか否かの確認指示が画像形成装置側に
送信され、画像形成装置側から装置が作動している状態
か否かが返信される。そして、コンピュータ側ではこの
状態を受信し、画像形成装置が作動している場合は検出
装置における可動部材の作動(検出動作)を指示し、画
像形成装置が動作していない場合は検出装置における可
動部材の作動(検出動作)を禁止または待機状態とす
る。待機状態のときには所定時間後に再度画像形成装置
の状態検出を行うようにする。なお、これは画像形成動
作による勘違いを防止するものであって、作動させる部
材は検出装置でなくともよい。
【0064】本実施形態においては、画像形成装置が突
然音を立てて作動し始め、付近に居る人が画像形成装置
の暴走動作と勘違いするようなことがない。また、画像
形成装置が停止している状態のときにわざわざ画像形成
装置を作動させることもないので、画像形成装置自体の
部品劣化や消耗が少なくなり、部品・部材寿命を延ばす
ことができる。
然音を立てて作動し始め、付近に居る人が画像形成装置
の暴走動作と勘違いするようなことがない。また、画像
形成装置が停止している状態のときにわざわざ画像形成
装置を作動させることもないので、画像形成装置自体の
部品劣化や消耗が少なくなり、部品・部材寿命を延ばす
ことができる。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、トナー残量検知センサ等の水晶振動子を
実装するセンサあるいはハードディスク装置等の可動部
を有する検出部材の駆動を画像形成動作に連動させ、画
像形成のための駆動源が駆動されているときに検出部材
の検出を行うことで、検出部材から発せられるノイズを
聴感させなくすることが可能となる。
装置によれば、トナー残量検知センサ等の水晶振動子を
実装するセンサあるいはハードディスク装置等の可動部
を有する検出部材の駆動を画像形成動作に連動させ、画
像形成のための駆動源が駆動されているときに検出部材
の検出を行うことで、検出部材から発せられるノイズを
聴感させなくすることが可能となる。
【0066】また、ポリゴンミラーを回転させるモータ
等、光反射部材を駆動する駆動源が駆動されているとき
に検出部材の検出を行うことにより、検出部材から発せ
られるノイズを聴感させなくすることが可能となる。
等、光反射部材を駆動する駆動源が駆動されているとき
に検出部材の検出を行うことにより、検出部材から発せ
られるノイズを聴感させなくすることが可能となる。
【0067】さらに、像担持体を駆動するための駆動源
が駆動されているときに検出部材の検出を行うことによ
っても同様の効果を奏することができる。さらにまた、
光反射部材を駆動する駆動源が駆動開始してから像担持
体を駆動するための駆動源が駆動を開始するまでの間に
検出部材の検出を行うことにより、トナーがない場合に
無駄な画像形成を行うことがない。
が駆動されているときに検出部材の検出を行うことによ
っても同様の効果を奏することができる。さらにまた、
光反射部材を駆動する駆動源が駆動開始してから像担持
体を駆動するための駆動源が駆動を開始するまでの間に
検出部材の検出を行うことにより、トナーがない場合に
無駄な画像形成を行うことがない。
【0068】そして、光反射部材を駆動する駆動源が駆
動開始してから像担持体への静電潜像形成開始までの間
に検出部材の検出を行うことにより、像担持体上に保持
された像が検出部材の振動により乱されることがない。
動開始してから像担持体への静電潜像形成開始までの間
に検出部材の検出を行うことにより、像担持体上に保持
された像が検出部材の振動により乱されることがない。
【0069】また、像担持体からのトナー像転写終了か
ら光反射部材を駆動する駆動源が停止するまでの間に検
出部材の検出を行うことによっても、像担持体上に保持
された像が検出部材の振動により乱されることがない。
ら光反射部材を駆動する駆動源が停止するまでの間に検
出部材の検出を行うことによっても、像担持体上に保持
された像が検出部材の振動により乱されることがない。
【図1】本発明の一実施形態であるレーザプリンタの要
部を示す概略構成図である。
部を示す概略構成図である。
【図2】そのプリンタの制御部の構成を示すブロック図
である。
である。
【図3】本実施形態におけるトナー残量検知センサの駆
動制御を示すフローチャートである。
動制御を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態におけるメインモータとトナー残量
検知センサの駆動に関するタイミングチャートである。
検知センサの駆動に関するタイミングチャートである。
【図5】本実施形態における効果を説明するための回路
図である。
図である。
【図6】本発明をハードディスク装置に適用した実施形
態の制御部の構成を示すブロック図である。
態の制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】その実施形態におけるハードディスク装置の駆
動制御を示すフローチャートである。
動制御を示すフローチャートである。
【図8】本発明のさらに他の実施形態における、トナー
残量検知センサの駆動制御を示すフローチャートであ
る。
残量検知センサの駆動制御を示すフローチャートであ
る。
【図9】その実施形態におけるポリゴンモータとトナー
残量検知センサの駆動に関するタイミングチャートであ
る。
残量検知センサの駆動に関するタイミングチャートであ
る。
【図10】ポリゴンモータの回転数とモータの騒音及び
トナー残量検知センサの騒音の関係を示すグラフであ
る。
トナー残量検知センサの騒音の関係を示すグラフであ
る。
【図11】本発明のさらにまた他の実施形態における、
ポリゴンモータとメインモータの駆動に関連するタイミ
ングチャートである。
ポリゴンモータとメインモータの駆動に関連するタイミ
ングチャートである。
【図12】可動部材の可動により検出を行う検出部材と
画像形成装置本体とが別体となるように分離された実施
形態の制御部構成を示すブロック図である。
画像形成装置本体とが別体となるように分離された実施
形態の制御部構成を示すブロック図である。
【図13】外部に接続されたコンピュータ等からの指示
により画像形成装置を制御するようにした実施形態の制
御部構成を示すブロック図である。
により画像形成装置を制御するようにした実施形態の制
御部構成を示すブロック図である。
1 感光体ドラム 3 現像手段 4 転写手段 7 トナー残量検知センサ 10 光書込手段 11 ポリゴンモータ 20 CPU 27 スイッチング素子 100、200 画像形成装置 101 ハードディスク装置 201 コンピュータ M1 メインモータ M2 ポリゴンモータ M3 HDD駆動モータ
Claims (12)
- 【請求項1】 可動部材の可動により検出を行う検出部
材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検出
を画像形成のための駆動源が駆動されているときに行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 可動部材の可動により検出を行う検出部
材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検出
を光反射部材を駆動するための駆動源が駆動されている
ときに行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 前記検出部材の検出を、前記光反射部材
を駆動するための駆動源の駆動が不安定なときに行うこ
とを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。 - 【請求項4】 前記検出部材の検出を、前記光反射部材
を駆動するための駆動源が駆動を開始してから一定速度
に達するまでの間に行うことを特徴とする、請求項3に
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】 前記検出部材の検出を、前記光反射部材
を駆動するための駆動源が一定速度から停止するまでの
間に行うことを特徴とする、請求項3に記載の画像形成
装置。 - 【請求項6】 可動部材の可動により検出を行う検出部
材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検出
を像担持体を駆動するための駆動源が駆動されていると
きに行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記検出部材の検出を、前記像担持体を
駆動するための駆動源の駆動が不安定なときに行うこと
を特徴とする、請求項6に記載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記検出部材の検出を、前記像担持体を
駆動するための駆動源が駆動を開始してから一定速度に
達するまでの間に行うことを特徴とする、請求項7に記
載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記検出部材の検出を、前記像担持体を
駆動するための駆動源が一定速度から停止するまでの間
に行うことを特徴とする、請求項7に記載の画像形成装
置。 - 【請求項10】 可動部材の可動により検出を行う検出
部材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検
出を、光反射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始
してから像担持体を駆動するための駆動源が駆動を開始
するまでの間に行うことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項11】 可動部材の可動により検出を行う検出
部材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検
出を、光反射部材を駆動するための駆動源が駆動を開始
してから像担持体への静電潜像形成開始までの間に行う
ことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項12】 可動部材の可動により検出を行う検出
部材を備える画像形成装置において、前記検出部材の検
出を、像担持体からのトナー像転写終了から光反射部材
を駆動するための駆動源が停止するまでの間に行うこと
を特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9185502A JPH10186825A (ja) | 1996-09-25 | 1997-07-10 | 画像形成装置 |
US08/937,164 US6128451A (en) | 1996-09-25 | 1997-09-25 | Image forming apparatus having digital image data supply device |
DE19742412A DE19742412C2 (de) | 1996-09-25 | 1997-09-25 | Bilderzeugungsapparat mit einer Vorrichtung zur Zufuhr von Digitalbilddaten |
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25299896 | 1996-09-25 | ||
JP8-252998 | 1996-09-25 | ||
JP8-298819 | 1996-09-25 | ||
JP29881996 | 1996-11-11 | ||
JP9185502A JPH10186825A (ja) | 1996-09-25 | 1997-07-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10186825A true JPH10186825A (ja) | 1998-07-14 |
Family
ID=27325570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9185502A Pending JPH10186825A (ja) | 1996-09-25 | 1997-07-10 | 画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6128451A (ja) |
JP (1) | JPH10186825A (ja) |
DE (1) | DE19742412C2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001154827A (ja) * | 1999-11-30 | 2001-06-08 | Sharp Corp | 情報処理装置および情報処理装置の制御方法ならびに情報処理プログラムを記憶した情報記録媒体 |
JP2011191636A (ja) * | 2010-03-16 | 2011-09-29 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置およびファン制御方法 |
JP2012132900A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
Families Citing this family (11)
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---|---|---|---|---|
US6576177B2 (en) | 1997-12-29 | 2003-06-10 | Ricoh Company, Ltd. | System and method for molding a plastic gear suppressing shrinkage |
JP2002193497A (ja) | 2000-10-20 | 2002-07-10 | Ricoh Co Ltd | 給紙装置及びその給紙装置を備えた画像形成装置 |
JP2002366004A (ja) * | 2001-06-07 | 2002-12-20 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US6834850B2 (en) | 2001-10-26 | 2004-12-28 | Ricoh Company, Ltd. | Percussive noises supressing sheet feeding method and apparatus |
CN1206113C (zh) * | 2002-04-17 | 2005-06-15 | 株式会社理光 | 纸输送装置及设有该纸输送装置的图像形成装置 |
US8077333B2 (en) * | 2002-09-09 | 2011-12-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Printing control apparatus and printing control method |
JP4076427B2 (ja) * | 2002-10-30 | 2008-04-16 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US7016629B2 (en) | 2003-04-17 | 2006-03-21 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus with discharging unit of increased capacity |
EP1482385A3 (en) * | 2003-05-20 | 2005-04-06 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus |
JP4444719B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2010-03-31 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
JP4417788B2 (ja) * | 2004-06-18 | 2010-02-17 | 株式会社リコー | 画像形成措置 |
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US4699501A (en) * | 1985-02-06 | 1987-10-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus with an operation panel control function |
JPH0298276A (ja) * | 1988-10-05 | 1990-04-10 | Canon Inc | 画像通信装置 |
JPH03118797A (ja) * | 1989-09-29 | 1991-05-21 | Toshiba Corp | 画像形成装置 |
JPH05134530A (ja) * | 1991-02-18 | 1993-05-28 | Ricoh Co Ltd | デジタル複写装置 |
JPH05100572A (ja) * | 1991-10-07 | 1993-04-23 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JPH05260229A (ja) * | 1992-03-13 | 1993-10-08 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリ装置 |
JP3523289B2 (ja) * | 1993-05-19 | 2004-04-26 | 富士通株式会社 | 電子機器及び電子機器の省電力方法 |
JPH08149680A (ja) * | 1994-11-16 | 1996-06-07 | Canon Inc | 画像形成装置および機内センサの給電制御装置 |
US5689764A (en) * | 1995-05-24 | 1997-11-18 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus and device for driving a contact type charging member |
-
1997
- 1997-07-10 JP JP9185502A patent/JPH10186825A/ja active Pending
- 1997-09-25 DE DE19742412A patent/DE19742412C2/de not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-25 US US08/937,164 patent/US6128451A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2012132900A (ja) * | 2010-11-29 | 2012-07-12 | Kyocera Document Solutions Inc | 画像形成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6128451A (en) | 2000-10-03 |
DE19742412A1 (de) | 1998-04-23 |
DE19742412C2 (de) | 2003-03-06 |
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