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JPH10180921A - 蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法 - Google Patents

蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法

Info

Publication number
JPH10180921A
JPH10180921A JP8345251A JP34525196A JPH10180921A JP H10180921 A JPH10180921 A JP H10180921A JP 8345251 A JP8345251 A JP 8345251A JP 34525196 A JP34525196 A JP 34525196A JP H10180921 A JPH10180921 A JP H10180921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin layer
luminous
powder
glass beads
layer containing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8345251A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kamemaru
賢一 亀丸
Kiyoshi Nakagawa
清 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unitika Ltd filed Critical Unitika Ltd
Priority to JP8345251A priority Critical patent/JPH10180921A/ja
Publication of JPH10180921A publication Critical patent/JPH10180921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 優れた再帰性反射性能と蓄光性能を有したソ
フトな風合の蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法を
提供する。 【解決手段】 繊維布帛上に5〜50重量%の光反射性
物質を含有する樹脂層をプリント法にて形成後,その上
に5〜50重量%の蓄光性微粉末と,20〜80重量%
の屈折率1.6以上,平均球径20〜100μmの真球状
透明ガラスビーズを含有する樹脂層をプリント法にてガ
ラスビーズの直径か,またはこれより薄く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,夜間の視認性に優
れた再帰性反射材に用いることのできる再帰性反射プリ
ント布の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から,夜間作業の安全性を確保する
ために,夜間の視認性に優れた再帰性反射材が広く使用
されている。この種の再帰性反射材には,ガラスビーズ
型とノンビーズ型があるが,ガラスビーズの良好な再帰
性反射性能を有するガラスビーズ型が主流となってい
る。ガラスビーズ型には,ガラスビーズが樹脂層に埋没
したクローズドタイプとガラスビーズの約半分が空気中
に露出したオープンタイプとがあり,再帰性反射材に車
のヘッドライト等の光が入射したときには優れた反射輝
度を呈するが,暗闇等光の存在がまったくないとき自ら
光ることはないという問題点を有している。
【0003】これらの再帰性反射材の主用途としては,
裏面に粘着剤層等を設けて他物に貼りつけて使用する再
帰性反射シートが道路標識類に使用されている一方,裏
面に繊維布帛をバッキングして使用する再帰性反射布帛
が警察,工事関係者の安全服等に使用されている。最
近,安全に対する意識の高まりから,夜間の歩行者,ジ
ョギング者等に対する交通事故防止対策として,ウィン
ドブレーカー,トレーニングウェア等に再帰性反射布帛
を縫いつけて使用されはじめており,今後一層の需要増
加が予測されているが,縫いつけでは衣料としての一体
感に欠け,ファッション上好まれていないのが現状であ
り,また,縫いつけた部分の風合が硬くなるという問題
もあった。
【0004】一方,蓄光性材料は,例えば,合成樹脂に
混入し,成形品の形で衣料品の附属品として,また,ペ
イント化,インク化し,繊維布帛等にプリント加工を行
うことにより,夜間時の危険防止や装飾品等として有用
されており,暗闇中では大きな効果を発揮するが,周囲
に光の存在があるときは効果を発揮できないという問題
点を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は,上述の現状
に鑑みて行われたもので,優れた蓄光性能と優れた再帰
性反射性能を有するソフトな風合の蓄光性再帰性反射プ
リント布を製造することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記目的を達
成するもので,次の構成よりなるものである。すなわち
本発明は,「繊維布帛上に光反射性物質を5〜50重量
%含有する樹脂層をプリント法にて形成後,該樹脂層上
に蓄光性微粉末を5〜50重量%,屈折率1.6以上,平
均球径20〜100μmの真球状透明ガラスビーズを2
0〜80重量%含有する樹脂層をプリント法にてガラス
ビーズの直径か,またはこれより薄く形成することを特
徴とする蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法」を要
旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,本発明について詳細に説明
する。本発明で用いる繊維布帛としては,ナイロン6や
ナイロン66に代表されるポリアミド系合成繊維,ポリ
エチレンテレフタレートで代表されるポリエステル系合
成繊維,ポリアクリロニトリル系合成繊維,ポリビニル
アルコール系合成繊維,トリアセテート等の半合成繊
維,木綿,絹等の天然繊維あるいはナイロン6/木綿,
ポリエチレンテレフタレート/木綿等の混紡繊維から形
成された織物,編物,不織布等を挙げることができる。
【0008】本発明では,まず,上記繊維布帛上に光反
射性物質を5〜50重量%含有する樹脂層をプリント法
にて形成する。ここでいう光反射性物質としては,アル
ミニウム,銀,金,白金等の金属微粉末またはこれらの
金属微粉末をミネラルターペン,ポリウレタン樹脂等に
練り込んだペースト状物,アルミニウム箔片,二酸化チ
タン,薄板状雲母粉末を二酸化チタンで被覆したパール
顔料等の光反射性に優れた物質であればよく,これらの
光反射性物質は,単独でも,混合でも使用できる。
【0009】使用量は,後述の樹脂層に対して均一に5
〜50重量%必要であり,5重量%未満では,光を透過
させてしまい,得られる布帛の再帰性反射性能が劣り,
また,50重量%を超えて用いても,再帰性反射性能の
向上が少なく,かつ得られる樹脂層の風合が硬くなる上
に脆くなるので好ましくない。
【0010】本発明で樹脂層に使用する樹脂としては,
従来から公知の,例えば,酢酸ビニル,塩化ビニル等の
ビニル系樹脂,アクリル酸エチル,メタクリル酸ブチル
等のアクリル系樹脂,ポリオールとジイソシアネートの
付加反応生成物であるポリウレタン系樹脂,ポリオール
とジカルボン酸の縮合反応生成物であるポリエステル系
樹脂,ジアミンとジカルボン酸の縮合反応生成物である
ポリアミド系樹脂等を使用することができ,樹脂形態と
しては,溶剤型やエマルジョン型の樹脂溶液あるいはホ
ットメルト型のいずれでもよいが,上述の光反射性物質
を均一に含有させたときの光反射効果に鑑みて,光透過
性に優れたアクリル系樹脂,ポリウレタン系樹脂または
これらの混合樹脂を主体とした樹脂が好ましく,樹脂形
態としては,プリントの加工性,作業性等の点から,エ
マルジョン型溶液が好適に用いられる。ここで,繊維布
帛に対する接着力向上のため,イソシアネート系架橋
剤,エポキシ系架橋剤等を併用してもよい。
【0011】本発明では,上述の樹脂層をプリント法に
て形成するが,プリント方法としては,一般に公知のプ
リント装置を使用すればよく,具体的には,フラットス
クリーン捺染機,ロータリースクリーン捺染機,グラビ
アロールコータ等を挙げることができ,形成する樹脂層
の膜厚としては,プリントする繊維布帛の平滑性等にも
依存するが,通常は10〜100μm,好ましくは20
〜80μm程度であればよく,10μm未満では,光を
透過させてしまい,得られる布帛の再帰性反射性能が劣
り,また,100μmを超えると,風合が硬くなり,か
つ再帰性反射性能の向上が少ない。
【0012】光反射性物質を含有する樹脂層をプリント
法で形成後,本発明では,該樹脂層上に蓄光性微粉末お
よび真球状透明ガラスビーズを含有する樹脂層をプリン
ト法にて形成する。ここでいう蓄光性微粉末とは,公知
の,紫外線等で刺激した後,その刺激を停止した後も残
光が数10分〜数時間にわたって肉眼で認められる効果
を有する微粉末のことであり,例えば,ZnS:Cu,
ZnCdS:Cu,CaS:Bi,CaSrS:Bi等
の硫化亜鉛系蓄光性微粉末や,SrAl2 4 ,CaA
24 等のアルミン酸系蓄光性微粉末,Al2 3
SrCl2 ,BaCO3 の酸化物,塩類を主成分とする
蓄光性微粉末等が挙げられ,その使用量は,後述の樹脂
層に対して5〜50重量%必要であり,5重量%未満で
は,得られる布帛の蓄光性能に乏しく,50重量%を超
えると,後述のガラスビーズに対する光の入射および反
射に対して障害となり,結果として,得られる布帛の再
帰性反射性能に悪影響を及ぼすことになる。
【0013】蓄光性微粉末の粒径は,1〜100μmで
あればよいが,5〜40μm径を主体として用いる方
が,後述の真球状透明ガラスビーズの中心径から見て好
ましい。粒径が1μm未満では,得られる布帛の蓄光性
能に乏しく,また,100μmより大きいと,得られる
布帛の厚みが大きくなり,風合が硬くなるばかりか,再
帰性反射性能を低下させることになるので好ましくな
い。
【0014】本発明の真球状透明ガラスビーズは,Ti
2 ,SiO2 ,BaO,ZnO,CaO,K2 O,P
bO,Na2 O等の1種以上からなる屈折率1.6以上の
ガラス塊状物を,噴出球状化法,ロータリーキルン球状
化法等により真球化した多数の透明ガラスビーズであれ
ばよく,この透明ガラスビーズとしては,好ましくはT
iO2 ,BaO,ZnOを主成分とする屈折率1.70〜
2.20のガラスビーズを主体として用いる。屈折率が1.
7未満の場合は,ガラスビーズを含有する樹脂層の屈折
率が一般的には約1.5程度なので,樹脂層の厚みにも依
存するが,優れた再帰性反射性能を得ることが困難とな
る。また,現状では,屈折率が2.20を超えるガラスビ
ーズを得ようとすれば,失透率が高くなってしまい,製
法上非常に難しい。
【0015】ガラスビーズの球径は,20〜100μ
m,好ましくは40〜80μmを主体とする方がよく,
20μm未満では,得られる布帛の再帰性反射性能に乏
しく,100μmを超えると,得られる布帛の厚みが大
きくなり,風合が硬くなる。また,その使用量は,後述
の樹脂層に対し20〜80重量%必要であり,20重量
%未満では,得られる布帛の再帰性反射性能に乏しく,
80重量%を超えても,再帰性反射性能の向上が少な
く,かつ風合が硬くなるとともに,樹脂層が脆くなる。
【0016】また,ここで用いる樹脂層の樹脂は,前述
の光反射性物質を含有する樹脂と同様の樹脂であればよ
く,光透過性に優れた樹脂を主体として用いればより一
層好ましい。樹脂層の膜厚は,使用する透明ガラスビー
ズの平均球径と同等またはそれより小さい方が望まし
い。透明ガラスビーズの平均球径より膜厚が大きいと,
ガラスビーズと表面樹脂層間に蓄光性微粉末が入り込み
やすくなり,再帰性反射性能を阻害することになるので
好ましくない。樹脂層の形成方法は,前述と同様に公知
のプリント装置を用いてプリント加工すればよい。本発
明は,以上の構成よりなるものである。
【0017】
【作用】一般的なガラスビーズ型再帰性反射材または再
帰性反射布帛は,透明ガラスビーズを細密充填状に敷き
詰めてあるので,樹脂層中のガラスビーズの後方に蓄光
性微粉末を存在させても蓄光性能が発現せず,また,ガ
ラスビーズの前方に存在させた場合,透明性を大きく減
少させるので,再帰性反射性能が大きく低下する。本発
明のごとく,まず,光反射層を形成させてから,その上
層部に真球状透明ガラスビーズと蓄光性微粉末を樹脂層
に混在させ,しかも,透明ガラスビーズを樹脂層表面か
ら突出した状態に配置しておくと,樹脂層の蓄光性微粉
末が蓄光して発光するとともに,樹脂層から突出したガ
ラスビーズが光をよく反射するので,目的とする優れた
再帰性反射性能を得ると同時に優れた蓄光性能を得るこ
とが可能となる。また,本発明方法は,プリント法で行
っているので,プリントのパターン形状を不連続状態と
すれば,より一層ソフトな風合の布帛を得ることができ
る。
【0018】
【実施例】以下,本発明を実施例によってさらに具体的
に説明するが,実施例における布帛の性能の測定,評価
は,次の方法で行った。
【0019】(1)再帰性反射性能 JIS Z−9117に準じて,反射輝度(観測角0.2
°,入射角5°)を測定した。
【0020】(2)蓄光性能 20℃の室内で,布帛から30cmの距離をおき,15W
の蛍光灯で10分間照射後,暗室で光って見える視認時
間により蓄光性を次の4段階で評価した。 ◎ : 60分以上明らかに光って見える ○ : 30〜60分間明らかに光って見える △ : 5〜30分間明らかに光って見える × : まったく光って見えないか,また,光って見え
ても5分以内でほとんど光が視認できなくなる。
【0021】(3)風 合 ハンドリングにより相対的に次の3段階の評価を行っ
た。 ○ : 柔らかい △ : やや硬い × : 硬 い
【0022】実施例1 経糸,緯糸の双方にナイロンハイマルチフィラメント7
0デニール/68フィラメントを用いて,経糸密度12
0本/インチ,緯糸密度90本/インチの平織物を用意
し,通常の方法にて精練および染色(日本化薬株式会社
製,酸性染料のKayacyl Sky Blue R 1%owf)を行
い,プリント用の基布とした。次に,下記処方1に示す
樹脂溶液をフラットスクリーン捺染機にて5mm角単位の
市松模様でプリントし,100℃で2分間の乾燥を行
い,膜厚が約60μmで,パール顔料を24重量%含有
する樹脂層を形成した。
【0023】処方1 ニュープレックス M−73NF 100部 (林化学工業株式会社製,アクリル系エマルジョン樹脂
溶液) Iriodin 100 Silver Pearl 10部 (メルク・ジャパン株式会社製,粒径が10〜60μm
のパール顔料) オキザール E コンク 2部 (林化学工業株式会社製,エポキシ系架橋剤) 水 5部
【0024】次に,上記樹脂層上にまったく同一の市松
模様にて下記処方2に示す樹脂溶液をフラットスクリー
ン捺染機を用いてプリントし,100℃で2分間の乾燥
により,膜厚が約50μmで,蓄光性微粉末を20重量
%,透明ガラスビーズを49重量%含有する樹脂層を形
成後,170℃で1分間のキュアリングを行い,本発明
の蓄光性再帰性反射プリント布を得た。
【0025】処方2 ニュープレックス M−73NF 100部 (林化学工業株式会社製,アクリル系エマルジョン樹脂
溶液) HI−53−88S 50部 (日本電気硝子株式会社製,TiO2 ,BaO,ZnO
を主成分とする屈折率1.9,平均球径約60μmの真球
状透明ガラスビーズ) ケミテックピカリコ CP−04 20部 (ケミテック株式会社製,Al2 3 ,BaCO3 ,S
rCl2 を主成分とする粒径約10μmの蓄光性微粉
末) オキザール E コンク 2部 (林化学工業株式会社製,エポキシ系架橋剤) 水 10部
【0026】本発明との比較のため,下記比較例1〜9
により比較用のプリント布を製造し,比較に供した。
【0027】比較例1 本実施例において用いた処方1のIriodin 100 Silve
r Pearl 10部を1.5部に変えて,パール顔料を4.5重
量%含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまった
く同一の方法により比較用のプリント布を得た。
【0028】比較例2 本実施例において用いた処方1のIriodin 100 Silve
r Pearl 10部を33部に変えて,パール顔料を51重
量%含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまった
く同一の方法により比較用のプリント布を得た。
【0029】比較例3 本実施例において用いた処方2のケミテックピカリコC
P−04 20部を4部に変えて,蓄光性微粉末を4.7
重量%含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまっ
たく同一の方法により比較用のプリント布を得た。
【0030】比較例4 本実施例で用いた処方2のケミテックピカリコCP−0
4 20部を84部に変えて,蓄光性微粉末を51重量
%含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまったく
同一の方法により比較用のプリント布を得た。
【0031】比較例5 本実施例において用いた処方2のHI−53−88Sに
代えてSiO2 ,BaOを主成分とする屈折率1.6,平
均球径約60μmの真球状透明ガラスビーズを用いる他
は,本実施例とまったく同一の方法により比較用のプリ
ント布を得た。
【0032】比較例6 本実施例において用いた処方2のHI−53−88Sと
まったく同一組成で,平均球径が15μmのものを用い
る他は,本実施例とまったく同一の方法により比較用の
プリント布を得た。
【0033】比較例7 本実施例において用いた処方2のHI−53−88Sと
まったく同一組成で,平均球径が105μmのものを用
いる他は,本実施例とまったく同一の方法により比較用
のプリント布を得た。
【0034】比較例8 本実施例において用いた処方2のHI−53−88S5
0部を10部に変えて,透明ガラスビーズを16重量%
含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまったく同
一の方法により比較用のプリント布を得た。
【0035】比較例9 本実施例において用いた処方2のHI−53−88S5
0部を220部に変えて,透明ガラスビーズを81重量
%含有する樹脂層を形成する他は,本実施例とまったく
同一の方法により比較用のプリント布を得た。本発明お
よび比較用の蓄光性再帰性反射布について性能を測定,
評価し,その結果を合わせて表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】表1より明らかなごとく,本発明方法によ
る蓄光性再帰性反射プリント布は,優れた再帰性反射性
能と蓄光性能を有し,かつ風合もソフトであった。
【0038】
【発明の効果】本発明方法によれば,優れた再帰性反射
性能と蓄光性能を有した蓄光性再帰性反射布を得ること
ができる。また,本発明方法では,2回のプリント加工
のみにより製造することができるので,コスト的に非常
に有利となり,しかも,衣料の素材として不可欠のソフ
トな風合においても優れている。本発明の蓄光性再帰性
反射プリント布は,上記の優れた性能から,安全衣料,
スポーツ衣料等の素材として最適である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維布帛上に光反射性物質を5〜50重
    量%含有する樹脂層をプリント法にて形成後,該樹脂層
    上に蓄光性微粉末を5〜50重量%,屈折率1.6以上,
    平均球径20〜100μmの真球状透明ガラスビーズを
    20〜80重量%含有する樹脂層をプリント法にてガラ
    スビーズの直径か,またはこれより薄く形成することを
    特徴とする蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法。
JP8345251A 1996-12-25 1996-12-25 蓄光性再帰性反射プリント布の製造方法 Pending JPH10180921A (ja)

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