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JPH10179001A - 害虫捕獲用袋 - Google Patents

害虫捕獲用袋

Info

Publication number
JPH10179001A
JPH10179001A JP35460596A JP35460596A JPH10179001A JP H10179001 A JPH10179001 A JP H10179001A JP 35460596 A JP35460596 A JP 35460596A JP 35460596 A JP35460596 A JP 35460596A JP H10179001 A JPH10179001 A JP H10179001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pest
bag
capturing
hose
suction hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP35460596A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumiko Iura
澄子 井浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP35460596A priority Critical patent/JPH10179001A/ja
Publication of JPH10179001A publication Critical patent/JPH10179001A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 害虫を確実に捕獲し、捕獲後の害虫を、不快
感を伴わずにしかも迅速に後処理できる害虫捕獲袋を提
供すること。 【解決手段】 害虫捕獲袋14が、入口部分16を有す
る胴部分18と底部分20とを有し、胴部分18の所定
の内周部分には粘着材22が付着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電気掃除機の吸引ホ
ースと組み合わせて使用する使い捨て形式の害虫捕獲用
袋に関する。
【0002】
【従来の技術】私たちは、日常、ゴキブリだけでなく色
々な害虫に悩まされる。例えば、パン屋等で、陳列して
あるパンの回りをハエやその他の虫が飛び回ったりパン
にたかっていたりすることはよく見かけることである。
また、どんなに洒落たレストランでも、テーブルの回り
を虫が飛び回ったりしたのではせっかくの食事も台なし
であり、それが接待の場などであれば商談にも影響しか
ねない。また店自体の評判が悪くなる恐れもある。こう
した問題は、食料品を扱う肉屋、魚屋、スーパーマーケ
ット、ファーストフード店、喫茶店その他でも同様に起
こり得ることである。
【0003】そこで従来から、ゴキブリ等の害虫を駆除
する方法としては、 (1)新聞紙等で叩き潰すか或は殺虫剤等を直接吹き掛
けるといった直接的な方法と、 (2)殺虫剤の燻煙、毒餌の配置、或は臭覚により誘引
して粘着材で捕獲する等の間接的な方法とがある。 しかしながら、上記(2)の間接的な方法のうち、粘着
材を使用する以外の方法では、捕獲後の害虫を後処理す
る上で不快感を伴う作業が避け難いものとなっている。
例えば(1)の直接的な方法では、叩き潰した或は死ん
だ害虫を手でつまんでの処理や床或は壁の清掃作業が必
要となるし、また(2)の粘着材を使用する以外の方法
でも、害虫が完全に死んでいない場合には引き続いて
(1)のような直接的な方法を用いざるを得ず、結局、
前述のような不快感を伴う作業はやはり避けがたいもの
である。
【0004】そして前記(1)の直接的な方法では、障
害物等の存在によって叩けなかったり或は正確に狙いを
定めて噴霧することができないといった欠点があり、一
方(2)の間接的な方法のうち、特に粘着材を使用する
場合でも、捕獲後の害虫を処理する上での不快感を伴う
作業はなくなるものの、害虫が罠に掛かるのをひたすら
待つと言う受け身的なものであるから、いつでも都合よ
く害虫を捕獲することができない。室内に入り込んだハ
エ、蚊、蜂、虻、蛾等はなかなか捕らえることができな
い上に、外に逃げ出そうとして窓ガラスや網戸にしきり
にぶつかったりして煩わしく、子供やお年寄りがいる家
庭では一刻も早く処理したいと思うものである。しかし
ながらこれらの虫は空中でたたき落としたり、壁等に止
まった瞬間にうまく命中するように叩くのは非常に難し
く、叩き潰せば、先にも述べたような不快感を伴う後始
末が必要になる。
【0005】しかしこれらの虫は、掃除機を使うことに
より、止まったところを狙って簡単に吸い込むことがで
き、ひとまずは駆除することができる。そこで、従来、
前述の捕獲方法に加えて、電気掃除機の吸引力を使用す
る「バキューム害虫捕獲器」と称する考案が実願平5−
57778号において提案された。この考案では、吸引
ホースの途中に本願明細書の図4に示すような透明なパ
イプ部材1を接続し、このパイプ部材1の内部には網袋
3を固定している。しかしながらこの考案では、パイプ
部材1は繰り返し使用することを前提としたものである
ことから網袋3はパイプ部材1の内側に固定され、従っ
て、一旦捕獲した害虫を網袋3及びパイプ部材1から取
り出すという作業が別に必要となっている。また、透明
化したパイプ部材1を使用することで、捕獲した害虫が
処理に際して安全な状態にあるかどうかを確認できるよ
うにしたものの、そうした“安全”な状態となるのは害
虫まかせであることから、処理できるようになるまでの
時間が長引いてしまうようなこともあり得る。
【0006】しかも、一般には不潔と考えられる害虫を
捕獲する用具を何度も繰り返して使用することについて
は衛生上の問題もある。こうした衛生上の問題は用具を
洗浄すれば解決するとはいえ、そうした洗浄自体が不快
感を伴う作業であることは言うまでもない。更には、網
袋3を組み込んだパイプ部材1は製造コストも大きく、
またパイプ部材1を取り付けるために、吸引ホースの重
量が増え、同時に吸引ホース長も伸びることから、害虫
捕獲という少なからず機敏さを要求されるホースの取り
扱いに関しても不利がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】害虫を確実に捕獲し、
捕獲後の害虫を不快感を伴わずにしかも迅速に後始末す
ることのできる害虫捕獲用袋を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電気掃
除機の吸引ホース10の繋ぎ目12から吸引ホース10
内に差し込んだ状態で使用する害虫捕獲用袋14であっ
て、吸引ホース10よりも大きな直径を有する入口部分
16と、底部分20と、入口部分16及び底部分20の
間の、吸引ホース10内部に挿通することのできる胴部
分18とを有し、胴部分18の所定の内周範囲aに沿っ
て粘着材22を付着してなる害虫捕獲用袋が提供され
る。本発明の害虫捕獲用袋14は、使用後は吸引ホース
の継ぎ目12から取り外し、即座に始末できる使い捨て
形式のものとすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1乃至図3を参照して本願発明
の害虫捕獲用袋を説明する。図1には、害虫捕獲用袋1
4の1つの具体例が示される。害虫捕獲用袋14は、図
2に示すように入口部分16を有する胴部分18と閉じ
た底部分20とを有している。胴部分18は、例えば薄
いボール紙のような紙部材或は薄いプラスチック部材等
を筒状に形成したものを使用し、一方底部分20は、入
口部分16から流入する空気流れが抵抗を受けることな
く排出されるような、例えば網状の部材により形成す
る。そして胴部分18の所定の内周部分(図2では範囲
“a”として例示される)には、捕獲した害虫30が袋
から這い出てこないようにするための粘着材22を付着
する。
【0010】また、害虫捕獲用袋14は以下に説明する
接続用ホースをこの入口部分16を通して電気掃除機の
吸引ホース10に差し込むことができるよう、入口部分
16の直径は吸引ホース10の直径よりも十分大きく形
成するとともに、胴部分18はそのほぼ全体が吸引ホー
ス10内に収納されるよう、吸引ホース10の内径より
も小さくなるように形成する。そして、未使用状態では
収納或は保管時には嵩張らないように平坦状態となり、
使用時には容易に筒状に開放することができるような構
成のものであることが好ましい。
【0011】そのためには、必ずしもそうでなくてもよ
いが、例えば図3に示すように、粘着材22を付着した
部分に、粘着材22に引き剥し自在の剥離テープ24を
胴部分18の内側に沿ってらせん状に貼り着けてその先
端部を入口部分16から出しておく。そして未使用状態
ではこの剥離テープ24とともに胴部分18を扁平状態
につぶしておき、使用時には胴部分18を筒状に開いた
後、入口部分16から剥離テープ24を矢印bで示すよ
うに引き出し、粘着材22を露出させればよい。しかし
ながら、使用状態に容易に開放することができる限りに
おいて、害虫捕獲用袋14の素材或は未使用状態を別形
態のものとすることができる。例えば、害虫捕獲用袋1
4の全体を網状袋で形成してもよく、紙を筒状に形成し
たものを順次重ねるようにして保管することもできる。
また、底部分20を袋状とせず、胴部分18の後端部を
覆って平面的に取り付けるようにしてもよい。
【0012】次に、図1を参照して本願発明の害虫捕獲
用袋14の使用状況を説明すると、先ず、図示しない電
気掃除機に付属する吸引ホース10を用意し、筒状に開
放した害虫捕獲用袋14を、この吸引ホース10の継ぎ
目12から、吸引ホース10の後方、即ち電気掃除機側
に向けて差し込む。この時、害虫捕獲用袋14の入口部
分16付近の、吸引ホース10の直径よりも大きな大径
部分26が継ぎ目12の外側に残る。ついで、この残っ
た大径部分26を通して接続用ホース28を、継ぎ目1
2を通して害虫捕獲用袋14に差し込む形で吸引ホース
10に取り付け、装着を完了する。
【0013】接続用ホース28を使用して首尾よく害虫
を吸い込むと、吸い込まれた害虫30は図1及び2に示
すように害虫捕獲用袋14の底部分20にまで達する
か、或は途中の袋の内周部分の範囲aに付着した粘着材
22に粘着されて捕獲される。捕獲した害虫を後始末す
るためには、先ず、接続用ホース28を取り外し、害虫
捕獲用袋14を吸引ホース10から取り出す。その際、
害虫捕獲用袋14の入口部分16は開いたままの状態と
なるが、底部分20に捕獲された害虫30がこの開いて
いる入口部分16から逃げ出す心配はない。なぜなら、
吸引される途中で粘着材22に捕捉されなかった害虫3
0も、底部分20から入口部分16に這い出ようとする
時に途中の粘着材22によって図2に示すように捕捉さ
れてしまう。従って、害虫を確実に捕獲することがで
き、安心して後始末をすることができる。また後始末に
際しては、図2に示すように入口部分16を開けたまま
でごみ箱に捨てることもできる。
【0014】
【発明の効果】害虫を確実に捕獲し、捕獲後の害虫を、
不快感を伴わずにしかも迅速に後処理することができる
害虫捕獲用袋が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に従う害虫捕獲用袋を電気掃除機の吸
引ホースの継ぎ目から差し込んだ状態を例示する斜視図
である。
【図2】害虫を捕獲した状態での本発明の害虫捕獲用袋
の斜視図である。
【図3】未使用状態での一例を示す本願発明の害虫捕獲
用袋の側方断面図である。
【図4】従来の電気掃除機とともに使用する形式の害虫
捕獲器の斜視図である。
【符号の説明】
10 吸引ホース 12 繋ぎ目 14 害虫捕獲用袋 16 入口部分 18 胴部分 20 底部分 22 粘着材 24 剥離テープ 26 大径部分 28 接続用ホース 30 害虫
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】接続用ホース28を使用して首尾よく害虫
を吸い込むと、吸い込まれた害虫30は図1及び2に示
すように害虫捕獲用袋14の底部分20にまで達する
か、或は途中の袋の内周部分の範囲aに付着した粘着材
22に粘着されて捕獲される。捕獲した害虫を後始末す
るためには、先ず、接続用ホース28を取り外し、害虫
捕獲用袋14を吸引ホース10から取り出す。その際、
害虫捕獲用袋14の入口部分16は開いたままの状態と
なるが、底部分20に捕獲された害虫30がこの開いて
いる入口部分16から逃げ出す心配はない。なぜなら、
吸引される途中で粘着材22に捕捉されなかった害虫3
0も、底部分20から入口部分16に這い出ようとする
時に途中の粘着材22によって図2に示すように捕捉さ
れてしまう。従って、害虫を確実に捕獲することがで
き、安心して後始末をすることができる。また後始末に
際しては、図2に示すように入口部分16を開けたまま
でごみ箱に捨てることもできる。害虫捕獲用袋14は、
例えばその大径部分26を、吸引ホース10の、或は接
続用ホース28の先端部に引っ掛かる状態で固定できる
ようにすれば、害虫捕獲用袋14の先に更に他のホース
部材を取付けずに使用することも可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気掃除機の吸引ホース(10)の繋ぎ
    目(12)から吸引ホース(10)内に差し込んだ状態
    で使用する害虫捕獲用袋(14)であって、 吸引ホース(10)よりも大きな直径を有する入口部分
    (16)と、 底部分(20)と、 入口部分(16)及び底部分(20)の間の、吸引ホー
    ス(10)内部に挿通することのできる胴部分(18)
    とを有し、 胴部分(18)の所定の内周範囲(a)に沿って粘着材
    (22)を付着してなる害虫捕獲用袋。
  2. 【請求項2】 害虫捕獲後は吸引ホース(10)の継ぎ
    目(12)から抜き取り、そのまま廃棄処分できる使い
    捨て形式のものであることを特徴とする請求項1記載の
    害虫捕獲用袋。
JP35460596A 1996-12-20 1996-12-20 害虫捕獲用袋 Pending JPH10179001A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35460596A JPH10179001A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 害虫捕獲用袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35460596A JPH10179001A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 害虫捕獲用袋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10179001A true JPH10179001A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18438697

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35460596A Pending JPH10179001A (ja) 1996-12-20 1996-12-20 害虫捕獲用袋

Country Status (1)

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JP (1) JPH10179001A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013078310A (ja) * 2011-09-20 2013-05-02 Nakamura Ikoken:Kk 小害虫捕獲器と捕獲袋
JP2013094600A (ja) * 2011-11-04 2013-05-20 Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd 吸込具形成部材
US11871743B2 (en) 2020-07-01 2024-01-16 Barrierhome Co., Ltd. Trap for use with vacuum cleaner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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