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JP5648899B2 - 筒状ゴキブリ捕獲棒 - Google Patents

筒状ゴキブリ捕獲棒 Download PDF

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Description

本発明は、「その中空内部にゴキブリを追い込み捕獲する筒状ゴキブリ捕獲棒」と「捕獲したゴキブリを密封する捕獲袋」を使用することによって「目の前にいるゴキブリ」を簡単かつ衛生的に捕獲し駆除するゴキブリ捕獲棒に関する発明である。
従来、台所等でゴキブリを見つけた場合、棒やハエ叩き等で叩き潰すか殺虫剤や発泡剤を噴射して駆除しており、かつ、これらの駆除方法に関連する特許等は数多く出願されていたが、
本発明のように「筒状の捕獲器の中にゴキブリを追い込み捕獲する」という発想の捕獲器に関しては、
特開2004−16225号公報 に見られる。
ただし、上記の案件は出願人本人が平成14年6月17日に出願した案件であり、かつ、当該案件においては、以下の1〜3に示すような実用上の欠点を有していた。
1、捕獲器(筒状形状物)の長さすなわち筒の奥行きが約20センチ程度と浅く捕獲した ゴキブリが簡単に逃げ出してしまう。
2、ゴキブリの捕獲に成功したとしてもその処分に関しては、
イ、捕獲器に蓋をして激しく揺さぶり衝撃死させる。
ロ、捕獲器に蓋をし放置して餓死窒息死させる。
ハ、捕獲器内に殺虫剤を噴射して薬殺する。
というものであり、いずれも手間が掛かる上に衛生的かつ確実に処分できる方法では なかった。
3、捕獲器の全体形状としては「細長い柄」の部分と「幅広い捕獲器本体(筒状形状物) 」の部分の形状が大きく異なるために成型コストが掛かり過ぎかつ強度的にもその継ぎ 目部分に脆弱性があった。
本発明は上記の欠点を解消すべく
1、捕獲器(本発明においては捕獲棒)部分の長さすなわち筒の奥行きを約60センチ程 度と十分に深くしゴキブリが簡単には逃げられないように改良した。
2、捕獲袋を使用しその中にゴキブリを密封することによって捕獲後は動くゴキブリやそ の死骸をいっさい見ることなく衛生的かつ確実に殺処分できるように改良した。
3、捕獲器(本発明においては捕獲棒)全体の形状を「一本の単純な筒型の棒形状」とし て成型コストを大きく下げかつ外力に対する十分な強度を得られるように改良した。
ものであり、このような新発想によるゴキブリ駆除器・駆除方法およびこの駆除器・駆除方法にかかる文献等はなかったものと思われる。
『隠れているゴキブリを駆除する方式』としては、「トラップ方式(粘着剤を塗った箱内に誘引して粘着捕獲する方式)」や「毒餌方式(ホウサンダンゴその他の毒餌を食べさせて殺す方式)」「燻煙方式(密閉した室内に殺虫成分を含んだ煙を充満させて殺す方式)」等があり、それぞれにその駆除効果が認められ、各方式に対応したさまざまな駆除製品が広く販売使用されている。
一方、『目の前にいるゴキブリを駆除する方式』としては、大別して
イ、直接打撃方式(棒や丸めた新聞紙・スリッパ・ハエ叩き等で直接叩き潰す方式)。
ロ、殺虫剤噴霧方式(目の前にいるゴキブリめがけて殺虫剤を吹き付けて殺処理する方式 )。
ハ、泡封殺方式(目の前にいるゴキブリめがけて発泡剤を吹き付け泡にくるめて殺処理す る方式)。
の3種類の方式があるが
1、『直接打撃方式』では、「素早く逃げるゴキブリを正確に叩くことができない」「叩 けた場合でも潰されたゴキブリの体液等で床や壁面や卓上や畳が汚されて不衛生である し潰され変形したその死骸や死に切れずにもがく姿を見るのは不潔感もあって大変不快 である」「ましてやそんなゴキブリやその死骸をつまんで捨てねばならないのはいっそ う不快である」という欠点があった。
2、『殺虫剤噴霧方式』では、「殺虫剤という毒性物質を撒き散らしかつ付着させること によって清潔安全であるべき台所や居間の空間・壁面・家具表面等が汚染されることと なり当然薬害等の危険性もあってとりわけ食品・食材・食器類さらには乳幼児の近辺で は絶対に使用できない」「使用後は室内の空気を換気しなければならない」「殺虫剤を 浴びて死んだり死に切れずにもがくゴキブリをつまんで捨てねばならないのは不潔感も あって大変不快である」という欠点があった。
3、『泡封殺方式』では、「素早く逃げるゴキブリに正確に発泡剤を吹き付けることは困 難である」「吹き付けに成功し泡でくるめた場合でもまだ死に切れずにもがく様子や死 骸の見える泡をはがすのは不潔感もあって大変不快である」という欠点があった。
本発明は、「これらのいずれの欠点も有しないゴキブリ駆除方式」すなわち「『今目の前にいるゴキブリ』を殺虫剤・発泡剤等の薬剤類をいっさい使用せずに清潔安全にかつ高い確率で捕獲することができ、捕獲後は『動き回るゴキブリはもとより死にかけてもがくゴキブリやその死骸を見るという不潔感・不快感』さらには『それらのゴキブリをつまんで捨てるといういっそうの不潔感・不快感』をいっさい感じることなく当該のゴキブリを確実に駆除する方式」を開発することを課題とする。
本発明は、「身の危険を感じたゴキブリは狭く暗い場所に逃げ込む」というゴキブリの行動習性を利用し、「目の前にいるゴキブリ」がどのような場所にいようと上記の欠点をなんら懸念することなく安価で簡単かつ衛生的にゴキブリを捕獲し駆除するものである。
「本発明すなわちまた筒状ゴキブリ捕獲棒1・捕獲袋4・塞栓5の最も実用的かつ効果的な形状・大きさ・材質」について説明すると、以下の1〜9のとおりである。
1、「筒状ゴキブリ捕獲棒1(以下、『捕獲棒1』と称する)の形状と大きさ」について は、「全体が中空で両端がおおむね長方形状の開口部を有する平たい筒状の形状」とし 、その外形は「長さが約60センチ、幅が約8センチ、高さが約2センチの直方体の形 状」とし、中空を形成するその四周部分の厚みは約1〜2ミリ、中空部分の内寸したが ってまた「捕獲棒1の後端部分2および先端部分3の双方の開口部の間口の大きさと形 状」は「縦(高さ)約2センチ・横(幅)約7センチの横長な長方形状」とするが、も とよりこれらの数値に多少の大小があったとしても、なんら実用性に支障は生じずいず れも本発明の趣旨に合致するものである。
2、また、捕獲棒1の形状はその全長にわたって狭く長く暗い中空空間を有しさえすれば 必ずしも直方体型ではなくてもこれに類似するその他の異形形状型であっても、なんら 実用性に支障は生じずいずれも本発明の趣旨に合致するものであり、かつ、両端の開口 部の間口の形状もまた必ずしも横長な長方形型ではなくてもこれに類似するその他の異 形形状型であっても、なんら実用性に支障は生じずいずれも本発明の趣旨に合致するも のである。
3、その材質は、十分な固形性・形状維持性および光遮断性が得られさえすれば、金属・ プラスチック・木・紙やその他の素材のいずれであってもよい。
4、「捕獲袋4の形状と大きさ」については、「外形形状はおおむね長方形型」で「長さ は約30センチ」「幅は捕獲棒1の後端部分2に余裕を持って被せることができかつ抜 き出すことができる程度の内寸からなる幅(捕獲棒1のサイズが上記の程度であれば約 10センチ)」「厚さは簡単には破れずゴキブリに食い破られない厚さ」であればよく 、かつ、もとよりこれらの数値に多少の大小があったとしても、なんら実用性に支障は 生じずいずれも本発明の趣旨に合致するものである。
5、また、その材質は、「内部にゴキブリを密封することができかつ簡単には破れずゴキ ブリに食い破られない強度を有し光遮断性を有するもの」であるならば、紙・布および プラスチック・セロファン・ビニールその他の化学製品等のいずれであってもよい。
6、「捕獲袋4の外形形状」については、捕獲棒1の後端部分2に余裕を持って被せるこ とができかつ捕獲したゴキブリを内部に密封することができさえすれば必ずしも長方形 型ではなくてもその他の異形形状型であっても、なんら実用性に支障は生じずいずれも 本発明の趣旨に合致するものである。
7、また、捕獲袋4は、袋以外の形状としての「捕獲棒1の後端部分2に余裕を持って被 せたり挿入したりすることができかつ捕獲したゴキブリを内部に密封することができる ように成形された箱」であってもよい。
8、「塞栓5の形状と大きさと材質」については、「捕獲棒1の先端部分3の開口部に差 し込みこれを塞ぐことができる形状と大きさと材質」であればどのような形状と大きさ と材質であってもよい。
9、塞栓5は、捕獲棒1の先端部分3の開口部を塞ぐことができさえすれば「捕獲棒1の 先端部分3に被せてその開口部を塞ぐ蓋」であってもよい。
「本発明の使用方法」について説明すると、以下の1〜3のとおりである。
1、ゴキブリを見つけた場合、
イ、「その後端部分2に捕獲袋4を被せた捕獲棒1の後端」を持ち「塞栓5を抜いた捕 獲棒1のその先端部分3すなわち開口部」がゴキブリの前方おおむね20〜50セン チの位置となるように静かに置き、棒等でゴキブリの後方をつついたり物音を立てて 脅すと、
ロ、ゴキブリは、「身の危険を感じたときは必ず狭く暗い場所に逃げ込む」というその 行動習性に従い間口が横長の長方形状である開口部を通って「ゴキブリにとっては安 全な場所すなわちその奥が捕獲袋4の底面によって閉塞されていて狭く長く暗い中空 空間を有する捕獲棒1」の中に走り込み、かつ、いったんその狭く長く暗い筒内に逃 げ込んだゴキブリは捕獲棒1に強い衝撃や振動を与えないかぎりもはや容易には「明 るい外部すなわちゴキブリにとっては危険な場所」へは出てこようとはしないので簡 単かつ確実にこれを捕獲でき逃がすことはない。
2、捕獲棒1の内部にゴキブリを捕獲したのち、
イ、ただちに捕獲棒1の先端部分3の開口部に塞栓5を差し込んでこれを塞ぎ、「この 塞栓5と捕獲袋4の底面によってゴキブリを捕獲棒1の内部に閉じ込めた状態」とす る。
ロ、捕獲棒1の後端部分2に被せてある捕獲袋4を深さ5センチ程度まで被せた状態と なるようにずらせかつ手で握って保持し、この捕獲袋4が下になるように捕獲棒1を 立て、捕獲棒1を激しく上下に揺さぶりゴキブリを捕獲袋4の中に落とし込む。
ハ、ゴキブリの入った捕獲袋4を捕獲棒1との折れ曲がり角度が150度程度以上とな るように横に折り曲げこの折り曲げ部分を境界としてゴキブリを捕獲袋4内に密閉し たのち、この折り曲げられた捕獲袋4から捕獲棒1を抜く。
ニ、捕獲袋4を細かく折り畳んでヒモで縛ったり輪ゴムで止めたり、折端を糊・接着テ ープ等で接着させたり、ステープラー(ホッチキス)等の閉じ金具で固着させたりし てゴキブリが捕獲袋4から外に出られないように密封したのち、この捕獲袋4をごみ 箱等に廃棄すると駆除作業が終了する。
3、なお、上記の1〜2における本発明の使用方法とは別の使用方法として、「捕獲棒1 の先端部分3の開口部に塞栓5を差し込みこれを塞ぎ捕獲棒1の後端部分2に捕獲袋4 を被せないでその開口部を開放した状態」で、この捕獲棒1の後端部分2の開口部をゴ キブリの前方に置きこの開口部を通してゴキブリを捕獲棒1の中に追い込みこれを捕獲 したのち、この捕獲棒1の後端部分2に捕獲袋4を被せてゴキブリを捕獲棒1の内部に 閉じ込め「上記の2のロ〜ニの作業」を行なうことによってその駆除作業を行なっても よい。
「本発明の効果・長所」について説明すると、以下の1〜10のとおりである。
1、本発明は、「身の危険を感じたゴキブリは必ず狭く暗い場所に逃げ込む」というゴキ ブリの行動習性を利用し、「ゴキブリの前方に『その奥が後端部分2に被せられた捕獲 袋4の底面によって閉塞されていて中に狭く長く暗い中空空間を有する平たい筒状の捕 獲棒1の先端部分3の開口部』を置きゴキブリを後方から追い立てることによってこの 開口部から捕獲棒1内に逃げ込ませる」という簡単な方法によって「目の前にいるゴキ ブリ」を容易かつ衛生的に確実に捕獲し駆除するものである。
2、ゴキブリが「床面・壁面・天井面・ゴミ箱やゴミ袋の中・台所用品や家具の物陰・隙 間の奥・食品食材食器の近辺」等のどのような場所にいようと「その前方に捕獲棒1の 先端部分3の開口部を置くことができ細い棒等でその後方をつつくことができさえすれ ば当該のゴキブリをほぼ確実に捕獲棒1内に逃げ込ませる(追い込む)ことができる」 のでその捕獲確率は十分に大である、
3、誘引剤・殺虫剤・発泡剤・燻煙剤や毒入り餌等の薬剤類・薬品成分類等を使用するこ とがないので台所や居間の空気や床面・壁面・家具表面等を薬害的に汚染することはい っさいなく、かつ、食品・食材や食器の直近にいるゴキブリでも安心して清潔安全に捕 獲することができる。
4、本発明における「ゴキブリ駆除方法としての最大の長所・効果」は、「捕獲後はゴキ ブリの動き回る姿や死にかけてもがく姿さらにはその死骸を見るという不快感のみなら ずそんなゴキブリをつまんで捨てねばならないといういっそうの不潔感・不快感をいっ さい感じることなくこれを駆除できる」という点にある。
5、すなわち、既述の「本発明の使用方法の説明」に示すように、捕獲棒1の内部にゴキ ブリを捕獲したのちは、
イ、ただちに捕獲棒1の先端部分3の開口部に塞栓5を差し込んでこれを塞ぎ、「この 塞栓5と捕獲袋4の底面によってゴキブリを捕獲棒1の内部に閉じ込めた状態」とす る。
ロ、捕獲棒1の後端部分2に被せてある捕獲袋4を深さ5センチ程度まで被せた状態と なるようにずらせかつ手で握って保持し、この捕獲袋4が下になるように捕獲棒1を 立て、捕獲棒1を激しく上下に揺さぶりゴキブリを捕獲袋4の中に落とし込む。
ハ、ゴキブリの入った捕獲袋4を捕獲棒1との折れ曲がり角度が150度程度以上とな るように横に折り曲げこの折り曲げ部分を境界としてゴキブリを捕獲袋4内に密閉し たのち、この折り曲げられた捕獲袋4から捕獲棒1を抜く。
ニ、捕獲袋4を細かく折り畳んでヒモで縛ったり輪ゴムで止めたり、折端を糊・接着テ ープ等で接着させたり、ステープラー(ホッチキス)等の閉じ金具で固着させたりし てゴキブリが捕獲袋4から外に出られないように密封したのち、この捕獲袋4をごみ 箱等に廃棄すると駆除作業が終了する。
わけであるから、捕獲棒1内にゴキブリを追い込んで捕獲した後の一連の作業の間に ゴキブリの姿を見たり殺したりましてやつまんだりすることはいっさいない。
6、この「視覚的・触感的な不快感や不潔感をいっさい覚えることなく駆除できるという 長所・効果」は、とりわけ「ゴキブリなぞ生きてても死んでても見るのもイヤ。まして やたとえティッシュ・紙や割り箸を使ってであっても叩き潰されたり死に切れずにもが くゴキブリやその死骸をつまんで捨てるなどというのはもっとイヤ」と言う女性・主婦 において顕著に認められ大いに歓迎されるものである。
7、捕獲棒1の長さすなわちその筒状中空部分の奥行きは60センチほどもあるのでいっ たん捕獲棒1内に入り込んだゴキブリは簡単には(ゴキブリにとっては危険な)明るい 外部へは出てこない。したがって捕獲棒1内にゴキブリを捕えた直後にその先端部分3 の開口部を塞栓5で塞ぎさえすれば捕らえたゴキブリを逃がすことはありえないのでそ の捕獲を確実に行なうことができる。
8、「ゴキブリを捕らえた捕獲棒1の先端部分3に塞栓5を差し込む作業」「捕獲棒1内 から捕獲袋4内にゴキブリを落とし込む作業」「ゴキブリの入った捕獲袋4を密封する 作業」といった一連の作業はいずれもきわめて簡単で小学生にでも容易に手早くできる ことなので、捕獲作業・駆除作業そのものに煩わしさを覚えることがない。
9、捕獲棒1の全体の形状は「単純な一本の中空棒状」であり複雑な成型加工をする必要 がないために成型コストを大きく下げることができさらには外力に対する十分な強度を 得られるので通常的使用でありさえすれば壊れることもなく半永久的に使用できる。
10、捕獲袋4の形状は「単純な長方形型の紙袋」であり複雑な成型加工をする必要がな いために低コストで製造でき、使用者も金銭的負担を感じることなくゴキブリを捕らえ るたびに容易に廃棄処分をすることができる。
「発明を実施するための最良最適の形態」については、以下のとおりである。
「捕獲棒1の最も実用的かつ効果的で最良最適な形状・大きさ・材質」については、
1、その形状は、「全体が中空で両端がおおむね長方形状の開口部を有する平たい筒状の 形状」とし、外形的大きさとしては「長さ約60センチ・幅約8センチ・高さ約2.5 センチの直方体形状」とする。
2、中空を形成するその四周部分の厚みは約2ミリ、中空部分の内寸したがってまた「捕 獲棒1の後端部分2および先端部分3の双方の開口部の間口の大きさと形状」は「縦( 高さ)約2センチ・横(幅)約7.5センチの横長な長方形状」とする。
3、その材質は、その中空内部に暗黒の空間を形成する必要性と成型の容易さ・製造コス トの低さおよび製品強度を考慮して「完全な光遮断性のあるプラスチック」とする。
「捕獲袋4の最も実用的かつ効果的な形状・大きさ・材質」については、
1、その形状は、捕獲棒1に容易に被せることができかつ抜き出すことができるだけの内 周長を有する「長さ約30センチ・幅約11センチの袋形状」とする。
2、その材質は製造の容易さとコストを考慮して「紙」とし、その強度は「内部にゴキブ リを密封することができかつ簡単には破れずゴキブリに食い破られない厚さと丈夫さ」 からなるものとし、その色は「完全な光遮断性のある黒色」のものとする。
3、「その内部にゴキブリが入っている捕獲袋4」の開口部を素早く簡単に密封するため に、開口部端には折りしろ部分を設けこの部分に剥離紙を付けた両面接着テープを付着 させておき、捕獲後はこの剥離紙をはがした折りしろ部分を折り返して袋端に接着させ 捕獲袋4を密封するものとする。
なお、捕獲袋4内のゴキブリを短時間で確実に死なせるために、
1、メーカーが(製造段階で)捕獲袋4内に固形殺虫剤や殺虫剤を含む紙片等を置いたり 粉末殺虫剤や液体殺虫剤を噴射しておいてその殺虫成分を残留させておいてもよい。
2、使用者が使用前に捕獲袋4内に固形殺虫剤や殺虫剤を含む紙片等を置いたり粉末殺虫 剤や液体殺虫剤を噴射しておいてからゴキブリを捕獲してもよい。
3、使用者が「中にゴキブリを捕らえている捕獲袋4」をゴキブリごと踏み潰して殺処分 してもよい。
「塞栓5の形状・大きさ・材質」については、
1、「捕獲棒1の先端部分3の開口部に差し込みこれを塞ぐことができかつ差し込みの途 中で摩擦や突起によって差し込みを止めることができる機能を有する形状」としての「 長さ約5センチ・幅約7〜8センチ・高さ約2センチの直方体形状」とする。
2、その材質は金属・木・紙・プラスチックその他の樹脂製品のいずれであってもよい。
なお、ゴキブリを後方から追い立て捕獲棒1内に逃げ込み易くするために、本発明品に「長さ60センチ程度の細長い追い立て棒」を付加してもよい。
台所や居間に現われたゴキブリに驚かされたり不快感を覚えさせられたりするのみならずその有効な捕獲方法や駆除方法がないことに悩む人は数多い。
したがってその簡便有効な駆除器具としての本発明品の需要は十分に高いと見込まれるのでその産業上の利用可能性もまた十分に高いものである。
筒状ゴキブリ捕獲棒の斜視図 捕獲袋および塞栓の斜視図
1は、筒状ゴキブリ捕獲棒。
2は、筒状ゴキブリ捕獲棒の後端部分。
3は、筒状ゴキブリ捕獲棒の先端部分。
4は、捕獲袋。
5は、塞栓。

Claims (1)

  1. 「目の前にいるゴキブリを誘い込み逃げ込ませることができる構造としての『全体が不透明な素材からなる狭くて暗くて細長い中空空間形状を有し両端に長方形状の開口部を有する筒状ゴキブリ捕獲棒』」を主たる構成部材とし「この筒状ゴキブリ捕獲棒の一方の端に被せる袋で『中に逃げ込んだゴキブリを密封して捕獲し廃棄する捕獲袋』」および「この筒状ゴキブリ捕獲棒の他方の端の開口部を塞ぎゴキブリの脱出を防ぐ『塞栓』」の二種の部材をその付属構成部材として形成されることを特徴とする筒状ゴキブリ捕獲棒。
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