[go: up one dir, main page]

JPH10174017A - テレビジョン受像機及びその色温度制御方法 - Google Patents

テレビジョン受像機及びその色温度制御方法

Info

Publication number
JPH10174017A
JPH10174017A JP33555696A JP33555696A JPH10174017A JP H10174017 A JPH10174017 A JP H10174017A JP 33555696 A JP33555696 A JP 33555696A JP 33555696 A JP33555696 A JP 33555696A JP H10174017 A JPH10174017 A JP H10174017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
television receiver
color temperature
blue
light
component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33555696A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kubo
正明 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP33555696A priority Critical patent/JPH10174017A/ja
Publication of JPH10174017A publication Critical patent/JPH10174017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 周囲の光源の光の色温度を検出し、再生する
映像の色温度を自動的に制御するテレビジョン受像機を
得る。 【解決手段】 周囲の光を、フィルター1a,1b,1
c及び光検出回路2a,2b,2cにより周囲の光の各
色成分を電圧に光電変換する。そして、色温度演算回路
3において緑色成分を基準として赤色成分、青色成分の
差分演算をそれぞれ行い、この差分演算の結果、周囲の
光の色温度を反映した信号として、赤ゲイン制御信号4
aと青ゲイン制御信号4bを制御回路4に送ることで、
テレビジョン受像機の画面上に再生する映像の色温度を
制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テレビジョン受
像機の周囲の光源の色温度により、再生する映像の色温
度を自動的に制御する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機が再生する映像信号
もしくは映像表示状態の特性、例えば、コントラスト特
性やブライト(明るさ)特性などの好ましい状態は、テ
レビジョン受像機を見ている周囲の部屋の明るさなどに
依存し、その明るさによって夫々異なることは周知の事
実であり、実際に明るい部屋ではコントラストを高く設
定するが、暗い部屋では、映像が明るすぎるため、コン
トラストを低めに設定する場合が多い。
【0003】このうち、部屋の明るさによって映像の特
性を自動的に制御する試みは既に実施されている。
【0004】ところで、最近の調査によると、部屋の照
明の色温度が比較的高い場合は再生する映像の色温度も
高めが好まれ、部屋の照明の色温度が比較的低い場合は
再生する映像の色温度も低めが好まれる傾向があること
が報告されている。この部屋の照明には白熱電球や蛍光
灯などいくつかの種類があり、それに応じて色温度は種
々異なる。また同じ種類であっても光源の色温度は非常
に幅が広い。例えば温白色蛍光灯は3500K、白色蛍
光灯は4500Kという異なる色温度を有している(参
考文献“カラーテレビジョン”、日本放送協会発行、8
4頁の表、昭和40年11月15日、第6版印刷)。さ
らに昼間の太陽光による室内採光では白色蛍光灯による
照明とは異なった色温度の光となるのは明らかである。
ここで色温度について手短にいうと、“ある光源の色度
に近い分布温度を放射する黒体放射の温度を示す”もの
である。次に色度、分布温度という文言も含めて上述の
内容が明確ではないので以下概略を説明する。
【0005】図10はCIE表色形の等色関数を示す図
で、色の波長に対する色のスペクトル三刺激値の関係を
表している。ここでのxバー(λ)、yバー(λ)、z
バー(λ)は、それぞれ赤、緑、青の等色関数を示して
いる。図11は、色光の色度座標を示すxy色度図であ
る。又、図12は、黒体軌跡と等色の温度線を示すxy
色度図である。図10〜図12において、1Pは黒体放
射をした際の黒体軌跡、2Pは等色の温度線である。
【0006】色の知覚には脳の働きが関与し、色につい
ての表わし方として、色相(=赤や緑といった色の種類
を示す)と、彩度(色味または色合いの程度を示す)と
明度(反射率に関係し明るさを示す)の3つの属性、つ
まり色の3属性を心理的に数値化する方法(マンセル表
色系等)と、一方物理的な計測方法にもとづいて色を表
現する方法があり、ここでいう色度とは後者の物理的な
計測方法にもとづくものである。
【0007】文献(“視覚と画像”,“大頭仁,行田尚
義,森北出版,1994年2月7日発行)の43〜49
頁を要約するならば、色度は人間の感覚を基準に多くの
人の赤,緑,青の3種の分光感度特性を測定して感度特
性を定めた上、計算で色を表現したものである。換言す
ると、人の目の分光特性は3刺激値の元になるスペクト
ル刺激値として、図10に示すように、xバー(λ),
yバー(λ),zバー(λ)が求まる。測定対象とする
物体から発する光の分光エネルギー分布を示す関数P
(λ)を測定して、これと図10上のxバー(λ),y
バー(λ),zバー(λ)の特性を乗算して積分をする
と、
【0008】
【数1】
【0009】に示す式が成立するので、3刺激値として
(xバー(λ),yバー(λ),zバー(λ)のピーク
の波長に対応するR,G,B特性を示す)X,Y,Zが
求まる(kは係数)。
【0010】このX,Y,Zからx=X/(X+Y+
Z),y=Y/(X+Y+Z)というパラメータを抽出
して、xy色度という色度図が求まりこれを図11に示
す。(実際には、このxy色度を改善して、u,v色
度,a,b色度,u*,v*色度,a*,b*色度が用いら
れている)。
【0011】上記の説明をもとに色温度を説明するなら
ば、前述した測定対象物から発する光の分光エネルギー
P(λ)と同じ分光エネルギーを放射する黒体放射の温
度を分布温度といい、光源の色温度とはその光源の色度
の値に近い分布温度を放射する時の黒体放射の温度をほ
ぼ示すものである。以上より、色度は単に明るさ,つま
り明度とは異なるパラメータでもあることは明らかであ
る。
【0012】完全放射体から出る黒体放射のスペクトル
の分光分布の色度を求めそれを先の図10の色度図上に
プロットしたものが、黒体軌跡として、図11に示され
ている(参考文献“カラーテレビジョン”日本放送協会
発行昭和40年11月15日)。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来のテレビジョン受
像機は上記のように構成されているので、次のような問
題点を内包している。
【0014】すなわち、従来のテレビジョン受像機で
は、部屋の明るさによって映像の特性を自動的に制御す
る試みはあったものの、再生する映像の色温度の調整に
関しては、使用者が好ましいと思うように自在に調整で
きるようになっておらず、色温度自体が先に説明したご
とく専門的であり、使用者が好ましい色に調整するのが
困難という問題点があった。
【0015】さらに上述したように、照明の種類や、状
態によっても好ましい色温度は変るため、使用者が調整
によって映像の色温度を合せるのは非常に難しかった。
つまり、従来のテレビジョン受像機は、単に明るさ(従
来の技術の明度の説明に相当)という観点からのみをと
らえているだけで、使用する光源からの光の色温度に着
目してテレビジョン受像機の映像を調整するものではな
かった。又、従来の技術で述べたように周囲の色温度に
対して完全に対応している調整状態を提供するものでは
なかった。
【0016】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、周囲の光源の色温度に適応して
再生する映像の色温度を自動的に最適に制御して人々に
好まれる映像表示を実現できるテレビジョン受像機及び
その色温度制御方法を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るテレビ
ジョン受像機は、テレビジョン受像機の周囲の光を受け
て、当該周囲の光の色温度を検出する検出手段と、前記
検出手段の出力を受けて、当該出力に応じてテレビジョ
ン受像機の画面上に再生する映像の色温度を制御する制
御手段とを備えている。
【0018】第2の発明に係るテレビジョン受像機は、
第1の発明のテレビジョン受像機において、前記検出手
段は、前記周囲の光のうち特定の色成分の光のみを通過
させるフィルターと、前記フィルターを通過した色成分
の光を光電変換するための素子を有する光検出回路と、
前記光検出回路の出力から前記周囲の光の色温度の演算
を行う色温度演算部とを備えている。
【0019】第3の発明に係るテレビジョン受像機は、
第2の発明のテレビジョン受像機において、前記色温度
演算部における前記色温度の演算は、前記周囲の光の輝
度の変化が演算過程において相殺されるように構成され
ている。
【0020】第4の発明に係るテレビジョン受像機は、
第3の発明のテレビジョン受像機において、前記色温度
演算部は、前記光検出回路の出力の差分演算を行う回路
を備えている。
【0021】第5の発明に係るテレビジョン受像機は、
第4の発明のテレビジョン受像機において、前記フィル
ター及び前記光検出回路は、赤、緑、青の3色成分の各
々に対応して設けられ、前記差分演算を行う回路は、
赤,緑成分に対応する前記光検出回路の出力の差分演算
と、青、緑成分に対応する前記光検出回路の出力の差分
演算とを行っている。
【0022】第6の発明に係るテレビジョン受像機は、
テレビジョン受像機の周囲の光を受けて、周囲の光の青
のスペクトラムの成分を検出する検出手段と、前記検出
手段の出力を受けて、当該出力に応じてテレビジョン受
像機の画面上に再生する映像の色温度を制御する制御手
段とを備えている。
【0023】第7の発明に係るテレビジョン受像機は、
第6の発明のテレビジョン受像機において、前記検出手
段は、前記周囲の光のうち青,緑成分の光のみを各々通
過させるフィルターと、前記フィルターを通過した青,
緑成分の光を各々光電変換するための素子を有する光検
出回路と、前記光検出回路の出力から前記周囲の光に含
まれる青のスペクトラム成分の割合を求める青スペクト
ラム演算部とを備えている。
【0024】第8の発明に係るテレビジョン受像機は、
第7の発明のテレビジョン受像機において、前記青スペ
クトラム演算部における前記青スペクトラムの演算は、
前記周囲の光の輝度の変化が演算過程において相殺され
るように構成されている。
【0025】第9の発明に係るテレビジョン受像機は、
第8の発明のテレビジョン受像機において、前記青スペ
クトラム演算部は、青,緑成分に対応する前記光検出回
路の出力の差分演算を行う回路を備えている。
【0026】第10の発明に係るテレビジョン受像機
は、第2の発明又は第7の発明のテレビジョン受像機に
おいて、前記色温度演算部あるいは前記青スペクトラム
演算部を、マイクロプロセッサーにより構成したことを
特徴としている。
【0027】第11の発明に係るテレビジョン受像機の
色温度制御方法は、テレビジョン受像機の周囲の光の特
定の色成分を検出する第1のステップと、検出した前記
色成分の差分演算を行う第2のステップと、前記差分演
算の結果に応じてテレビジョン受像機の画面上に再生す
る映像の色温度を制御する第3のステップとを備えてい
る。
【0028】第12の発明に係るテレビジョン受像機の
色温度制御方法は、第11の発明のテレビジョン受像機
の色温度制御方法において、前記第1のステップは緑色
成分を検出するステップと青色成分を検出するステップ
とを含み、前記第2のステップは前記検出された前記緑
色成分と前記青色成分との差分演算を行うステップを含
んでいる。
【0029】第13の発明に係るテレビジョン受像機の
色温度制御方法は、第12の発明のテレビジョン受像機
の色温度制御方法において、前記第1のステップは赤色
成分を検出するステップとをさらに含み、前記第2のス
テップは前記検出された前記赤色成分と前記緑色成分と
の差分演算を行うステップをさらに含んでいる。
【0030】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)以下、この発明の実施の形態1のテレ
ビジョン受像機を、図1〜図5に基づいて説明する。
【0031】図1は、この発明の実施の形態1に係るテ
レビジョン受像機の回路構成を示すブロック図である。
図2は、図1中の光検出回路2a〜2cの回路構成の一
例を示す図である。図3は、テレビジョン受像機本体を
示す図である。図4は、図1中の色温度演算回路3の回
路構成の一例を示す図である。図5は、図1中の制御回
路4の回路構成の一例を示す図である。
【0032】図1〜図5において、1はフィルター部、
1a,1b,1cはそれぞれ赤、緑、青の色成分の光を
通過させるフィルター、2は光検出回路部、2a,2
b,2cはそれぞれフィルター1a,1b,1cを通過
した赤、緑、青の色成分の光を光電変換する光検出回
路、3は光検出回路2a〜2cの出力電圧(検出信号)
を演算して、周囲の光の色温度を反映した信号を出力す
る色温度演算回路、4は色温度演算回路3の演算の結果
からテレビジョン受像機の画面上に再生する映像の色温
度を適正値に制御するための制御回路、4a,4bは色
温度演算回路3の演算の結果として出力される赤ゲイン
制御信号と青ゲイン制御信号、5は制御回路4の一例と
しての原色信号増幅回路(VCA:Voltage Control Am
p.)、5a,5b,5cはそれぞれ赤、緑、青の原色信
号増幅回路、6は図1の回路が設けられるテレビジョン
受像機本体を示す。又、100はこの発明における検出
手段(フィルター部1,光検出回路部2,色温度演算回
路3より成る)、200はこの発明における制御手段
(制御回路4より成る)である。
【0033】次にこの実施の形態1について動作を詳細
に説明する。図1の赤、緑、青それぞれの色成分を通過
させるフィルター1a,1b,1cは図3に示されるよ
うにテレビジョン受像機6の前面など、周囲の光を感知
できる位置に取り付けられている。このフィルター1
a,1b,1cを通過して入ってきた光の各色成分は、
各々の色成分の光の強さに応じた電圧に光検出回路2a
〜2c(図1)によって変換される。このとき、図2に
示すように、各光検出回路2a〜2cを構成する光電変
換素子としてCdSを用いることができる。
【0034】なお、フィルター1a〜1cは希望の帯域
の光を選択的に取り出すことができればよく、セロハン
や着色ガラスで実現できる。フィルター1a,1b,1
cの通過帯域の望ましい一例は、それぞれ575〜63
0nm,510〜590nm,420〜480nmであ
る。また各光検出回路2a〜2cで用いる光電変換素子
としては、上述したCdSの他にホトダイオード、ホト
トランジスタなどを用いることもできるが、いずれも光
の強さを電圧などの電気信号に変換するために使用され
る。
【0035】光検出回路2a,2b,2cの各出力電圧
は色温度演算回路3によって演算され、テレビジョン受
像機6(図3)の周囲の光の色温度を反映した信号電圧
に変換される。この動作を、図4を用いて説明するなら
ば、赤色成分に対応の光検出回路2aで変換された電圧
はオペアンプOA1へ入力される。オペアンプOA1の
負側入力の基準電圧は、通常、部屋の照明として標準的
と考えられる基準照明(例えば200lx、7500゜
K)を使用したとき、オペアンプOA1の出力電圧が所
望の値をとるように調整されている。緑色成分に対応し
たの光検出回路2bで変換された電圧は、オペアンプO
A2へ入力される。オペアンプOA2の正側入力の基準
電圧もオペアンプOA1のときと同様に調整されてい
る。又、青色成分の場合も同様に、青色成分に対応の光
検出回路2cにより変換された電圧はオペアンプOA3
へ入力され、オペアンプOA3の負側入力の基準電圧も
オペアンプOA1,OA2と同様に調整されている。
【0036】もし、テレビジョン受像機6(図3)の設
置されている部屋の照明が、上に述べた、調整時に使用
した基準照明と同一の輝度と色温度であるならば、オペ
アンプOA1及びOA2の出力は調整時と同一電位とな
り、赤ゲイン制御信号4aも同電位となる。
【0037】さて、部屋の照明の色温度が、予め調整時
に使用した基準照明の色温度と異なる場合について考え
る。例えば赤のスペクトルが強い場合には、赤色成分に
対応の光検出回路2aの出力電圧は高くなり、これがオ
ペアンプOA1により非反転増幅されて抵抗R1に印加
される電圧が大きくなる。一方、緑色成分に対応の光検
出回路2bの出力電圧は変わらず、これがオペアンプO
A2により反転増幅されて抵抗R2に印加される電圧も
変わらない。従って、赤色成分検出電圧と緑色成分検出
電圧の差分演算結果である赤ゲイン制御信号4aは基準
照明による調整時よりも高くなる。逆に赤のスペクトル
が弱い場合には、赤ゲイン制御信号4aは低くなる。こ
のように、色温度の変化に対しては赤ゲイン制御信号4
aに電位の変化が現れる。
【0038】他方、テレビジョン受信機6の設置されて
いる部屋の照明が、調整時に使用した基準照明と同一の
色温度で、輝度のみ異なる場合を考える。例えば輝度が
高くなった場合、光検出回路2a,2bから出力される
赤色成分検出電圧,緑色成分検出電圧はともに大きくな
る。これらの電圧はオペアンプOA1,OA2により、
一方は非反転増幅されて抵抗R1に印加され、他方は反
転増幅されて抵抗R2に印加されることにより差分演算
されるので、結果として輝度が高くなったことによる赤
色成分検出電圧と緑色成分検出電圧の増減は相殺され、
赤ゲイン制御信号4aの電位は基準照明による調整時と
比べて変化しない。なお、輝度の変化に対して赤ゲイン
制御信号4aを一定化するためには、オペアンプOA
1,OA2の帰還ゲインの各値と抵抗R1,R2の比の
値とを予め最適化しておく必要がある。この最適化は、
基準照明の輝度のみ様々に変化させ、赤ゲイン制御信号
4aの電位にできるだけ変化が現れないように前記各値
を調整することによって行うことができる。一方、その
ような最適化を行ったとしても、輝度の変化範囲や光電
変換素子として用いるCdSの特性等により、得られる
赤ゲイン制御信号4aは照明の輝度の変化に対して常に
完全に一定となるとは限らない。しかし、テレビジョン
受像機の色温度制御範囲や常識的な再生色温度(例えば
設定値に対して±1000K,±0.015Δuv)を
考えれば、近似的に同電位を保っていると考えることに
それ程無理はない。このように、輝度の変化に対して
は、赤ゲイン制御信号4aに電位の変化は現れない。
【0039】以上説明したように、外部の光の色温度の
変化に対しては、差分演算をした結果、赤ゲイン制御信
号4aの電位が変化するが、一方、輝度の変化の場合に
は、赤ゲイン制御信号4aの電位が変化しない。そし
て、この赤ゲイン制御信号4aは制御回路4のVCA5
aへと与えられて、VCA5aが赤の原色信号を増幅す
る際の増幅度が赤ゲイン制御信号4aの電圧値に応じて
変化される。これにより、テレビジョン受像機の画面上
に表示される映像の色温度が調整される。
【0040】以上は、赤と緑の色成分に対応の光検出回
路2a,2bからの電圧による動作について説明した
が、緑と青の色成分に対応の検出回路2b,2cからの
電圧による動作についても同様に、部屋の照明の輝度の
変化に対しては青ゲイン制御信号4bはほとんど一定の
電位となり、青のスペクトルの強弱による色温度の変化
に対しては青ゲイン制御信号4bに電位の変化が現れ
る。この結果、制御回路4のVCA5cが青の原色信号
を増幅する際の増幅度が制御され、テレビジョン受像機
の画面上に表示される映像の色温度が調整される。
【0041】以上のように、本実施の形態1のテレビジ
ョン受像機によれば、周囲の光の色温度を簡単に検出
し、その色温度の変化に応じて自動的にテレビジョン受
像機の映像表示の色温度を制御することができるので、
照明光の色温度に対応した映像表示を行なわせることが
できる。その結果、人の感覚に好ましい映像として画面
上に映し出すことが可能となる。
【0042】尚、本実施の形態1では、赤と青の信号の
ゲインについて制御を行ったが、制御の対象は赤・緑・
青のうち一つでもよいし、いずれか2つでも適用可能で
ある、また、3色とも制御を行ってもかまわない。
【0043】(実施の形態2)次に、この発明の実施の
形態2のテレビジョン受像機について、図6〜図8を用
いて説明する。尚、実施の形態1では、赤・緑・青のフ
ィルター1a,1b,1cを付けた光検出回路2a,2
b,2cからの信号によってテレビジョン受像機の周囲
の照明の色温度を判断していたが、本実施の形態2にお
いては、3つのフィルターを使わなくとも同様の効果は
得られるものである。
【0044】図6は、この発明の実施の形態2における
テレビジョン受像機の回路構成を示すブロック図であ
る。図7は、図6中の青スペクトラム演算回路13の回
路構成の一例を示す図である。図8は、図6中の制御回
路14の回路構成の一例を示す図である。
【0045】図6において、11はフィルター1b,1
cを含むフィルター部、12は光検出回路2b,2cを
含む光検出回路部、13は光検出回路2b,2cからの
出力電圧を演算して、青のスペクトラム成分を反映した
信号を出力する青スペクトラム演算回路、14は青スペ
クトラム演算回路13の演算結果からテレビジョン受像
機の画面上に映し出される映像の色温度を適正値に制御
するための制御回路である。又、図7において、4cは
青スペクトラム演算回路13の演算の結果として出力さ
れる青ゲイン制御信号である。又、図8において、15
は制御回路14の一例としての原色信号増幅回路(VC
A)、15a,15b,15cはそれぞれ赤、緑、青の
原色信号増幅回路、110はこの発明における検出手段
(フィルター部11、光検出回路部12、青スペクトラ
ム演算回路13に該当)、210はこの発明における制
御手段(制御回路14に該当)である。
【0046】本実施の形態2では、実施の形態1とは異
なり、図6に示すように緑と青の2種類のフィルターを
設け、差分演算することにより、周囲の光に含まれる青
のスペクトラムの成分のみを検出している。これは、色
温度曲線のうちTVセットで通常使用する領域はほぼ青
のスペクトラム成分で代表されると考えられるからであ
る。青のスペクトラムを変化させた時は色度の変化は色
温度曲線に沿うが、赤のスペクトラムを変化させた時は
X軸方向に動くので、赤のスペクトラムの成分のみを検
出することは効果的でない。
【0047】次にこの実施の形態2について動作を詳細
に説明する。図6のフィルター1b,1cを通過して入
ってきた緑,青色成分の各光は、光検出回路2b,2c
によって光電変換される。光検出回路2b,2cの各出
力電圧は青スペクラム演算回路13によって演算され
る。この青スペクラム演算回路13の動作について、図
7を用いて詳細に説明するならば、青色成分に対応の光
検出回路2cで光電変換された電圧は、オペアンプOA
3へ入力される。オペアンプOA3も実施の形態1の場
合と同様に負側入力の基準電圧は、通常、部屋の照明と
して標準的と考えられる基準照明を使用したときに、オ
ペアンプOA3の出力電圧が所望の値をとるように調整
されている。又、緑色成分に対応の光検出回路2bで変
換された電圧も、オペアンプOA2へと入力され、オペ
アンプOA2の正側入力の基準電圧もオペアンプOA3
のときと同様に調整されている。
【0048】部屋の照明の色温度が予め調整時に使用し
た基準照明の色温度と異なる場合、例えば青のスペクラ
ムが強い場合、実施の形態1と同様に、図7において青
色成分に対応の光検出回路2cの出力電圧は高くなり、
オペアンプOA3により非反転増幅されて抵抗R4に印
加される電圧が大きくなる。一方、緑色成分に対応の光
検出回路2bの出力電圧は変化せず、抵抗R3へ印加さ
れる電圧も変わらない。従って、青色成分検出信号と緑
色成分検出信号の差分演算結果である青ゲイン制御信号
4cは基準照明による調整時よりも高くなる。逆に青の
スペクトラムが弱い場合には、青ゲイン制御信号4cは
低くなる。
【0049】なお、本実施の形態2も、輝度が異なった
場合には、光検出回路2b,2cの電圧はともに増減す
る。この増減は差分演算により相殺されるので、青ゲイ
ン制御信号4cには変化が現れない。
【0050】以上のように、青のスペクトラムの成分が
変化した場合、青ゲイン制御信号4cは変化する。一
方、輝度だけが変化しても、青ゲイン制御信号4cは変
化しない。そして、この青ゲイン制御信号4cは制御回
路14のVCA15cへと与えられて、VCA15cが
青の原色信号を増幅する際の増幅度が青ゲイン制御信号
4cに応じて変化される。これにより、テレビジョン受
像機の画面上に表示される映像の色温度が調整される。
【0051】以上のように、本実施の形態2のテレビジ
ョン受像機によれば、周囲の光の青のスペクトラムの成
分を簡単に検出し、その青のスペクトラムの成分の変化
に応じて自動的にテレビジョン受像機の映像表示の色温
度の制御を行なわせることができる。その結果、人の感
覚に好ましい映像として画面上に映し出すことが可能と
なる。
【0052】(実施の形態3)次にこの発明の実施の形
態3におけるテレビジョン受像機について、図9を用い
て説明する。
【0053】図9は、実施の形態3におけるテレビジョ
ン受像機の中に組み込まれているマイクロプロセッサー
の動作手順のフローチャートを示す図である。このマイ
クロプロセッサーは、実施の形態1中の図1の色温度演
算回路3に該当する機能を持つものであり、図3に示す
テレビジョン受像機3の内部において図4の色温度演算
回路3の代用としてのマイクロプロセッサーである。
【0054】実施の形態1の光検出回路2a,2b,2
cの各出力電圧は、それぞれ図9に示す赤検出信号入力
8a,緑検出信号入力8b,青検出信号入力8cの各ス
テップにおいてマイクロプロセッサーに入力される。そ
の後、赤−緑差分演算8dのステップの演算結果を利用
して赤出力ゲイン制御8eのステップが実行され、青−
緑差分演算8fのステップの演算結果を利用して青出力
ゲイン制御8gのステップが実行される。
【0055】本実施の形態3によれば、周囲の光の色温
度が変化した場合、赤−緑差分演算8dと青−緑差分演
算8fの結果として、赤出力ゲイン制御8e及び青出力
ゲイン制御8gのステップが実行され、テレビ画面上に
映し出される映像の色温度が変化する。一方、輝度変化
の場合には、赤出力ゲイン制御8e,青出力ゲイン制御
8gのステップにおける制御状態は変化しない。そし
て、この赤出力ゲイン制御8eのステップは図5の制御
回路4のVCA5aを用いて実行され、青出力ゲイン制
御8gのステップはVCA5cを用いて実行される。
【0056】以上のように、本実施の形態3のテレビジ
ョン受像機によれば、周囲の光の色温度を簡単に検出
し、その色温度の変化に応じて自動的にテレビジョン受
像機の映像表示の色温度を制御することができるので、
照明光の色温度に対応した映像表示を行なわせることが
できる。その結果、人の感覚に好ましい映像として画面
上に映し出すことが可能となる。
【0057】なお、図9中のステップ8a,8d,8e
を省略して、実施の形態2と同様の機能をマイクロプロ
セッサーにより実現することもできる。
【0058】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、周囲の光
の色温度の変化に合わせて再生する映像の色温度を自動
制御することができるようになり、テレビジョン受像機
の周囲の照明に合わせた映像を再生できるという効果が
ある。
【0059】請求項2記載の発明によれば、簡単な構成
により色温度を検出する手段を構成することができ、周
囲の光の色温度を反映した信号を容易に制御手段へ供給
できるという効果がある。
【0060】請求項3記載の発明によれば、色温度を演
算する過程において、輝度の変化が相殺されるので、輝
度を調整する手段を設ける必要が無くなるという効果が
ある。
【0061】請求項4記載の発明によれば、差分演算を
行うという簡単な構成で周囲の光の色温度の変化を検出
することができるという効果がある。
【0062】請求項5記載の発明によれば、赤、緑の差
分演算と青、緑の差分演算を行うことで、正確な色温度
の演算が可能となり、周囲の光の色温度の変化に合わせ
て再生する映像の色温度をより正確に自動制御すること
ができるようになり、テレビジョン受像機の周囲の照明
に合わせた映像を正確に再生できるという効果がある。
【0063】請求項6記載の発明によれば、周囲の光の
青のスペクトラムの成分の変化に合わせて再生する映像
の色温度を自動制御することができるようになり、テレ
ビジョン受像機の周囲の照明に合わせた映像を再生でき
るという効果がある。
【0064】請求項7記載の発明によれば、簡単な構成
により青のスペクトラム成分を検出する手段を構成する
ことができ、周囲の光に含まれる青のスペクトラム成分
を反映した信号を容易に制御手段へ供給できるという効
果がある。
【0065】請求項8記載の発明によれば、青のスペク
トラムの成分を演算する過程において、輝度の変化が相
殺されるので、輝度を調整する手段を設ける必要が無く
なるという効果がある。
【0066】請求項9記載の発明によれば、差分演算を
行うという簡単な構成で周囲の光の青のスペクトラムの
成分の変化を検出することができるという効果がある。
【0067】請求項10記載の発明によれば、色温度演
算部又は青スペクラム演算部をマイクロプロセッサーに
より構成することで、周囲の光の色温度又は青スペクト
ラムの成分に合わせて再生する映像の色温度をプログラ
ムに応じて自動制御することができるようになり、テレ
ビジョン受像機の周囲の照明に合わせた映像を画面上に
映し出すことができるという効果がある。
【0068】請求項11記載の発明によれば、周囲の光
の色成分を検出し、検出した色成分の差分演算を行い、
テレビジョン受像機の画面上に再生する映像の色温度を
制御する各ステップを備えたことで、テレビジョン受像
機の周囲の光の色温度に合わせて再生する映像の色温度
を自動制御することができるようになり、テレビジョン
受像機の周囲の照明に合わせた映像を再生できるという
効果がある。
【0069】請求項12記載の発明によれば、青色成分
と緑色成分を検出してそれらの差分演算を行うことで、
色温度演算が正確にでき、再生する映像の色温度をより
正確に自動制御できるという効果がある。
【0070】請求項13記載の発明によれば、さらに赤
色成分までを検出して赤色成分と緑色成分の差分演算を
行うことで、青−緑、赤−緑の差分演算ができ、更に色
温度演算が正確にできるようになり、再生する映像の色
温度を正確に自動制御できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に係るテレビジョン
受像機の回路構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1に係るテレビジョン
受像機内の光検出回路の回路構成を示す図である。
【図3】 この発明の実施の形態1に係るテレビジョン
受像機本体を示す図である。
【図4】 この発明の実施の形態1に係るテレビジョン
受像機内の色温度演算回路の構成を示す図である。
【図5】 この発明の実施の形態1に係るテレビジョン
受像機内の制御回路を示すブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態2に係るテレビジョン
受像機の回路構成を示すブロック図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に係るテレビジョン
受像機内の青スペクラム演算回路の回路構成を示す図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態2に係るテレビジョン
受像機内の制御回路を示すブロック図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に係るテレビジョン
受像機の制御処理手順を示すフローチャートである。
【図10】 色の波長に対する色のスペクトル三刺激値
の関係を示す図である。
【図11】 色光の色度座標を示すxy色度図である。
【図12】 黒体軌跡と等色の温度線を示すxy色度図
である。
【符号の説明】
1 フィルター部、1a,1b,1c フィルター、2
光検出回路部、2a,2b,2c 光検出回路、3
色温度演算回路、4 制御回路、4a 赤ゲイン制御信
号、4b 青ゲイン制御信号、5 原色信号増幅回路
部、5a,5b,5c 原色信号増幅回路、6 テレビ
ジョン受像機本体、11 フィルター部、12 光検出
回路部、13 青スペクラム演算回路、14 制御回
路、15a,15b,15c 原色信号増幅回路、10
0,110 検出手段、200,210 制御手段。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン受像機の周囲の光を受け
    て、当該周囲の光の色温度を検出する検出手段と、 前記検出手段の出力を受けて、当該出力に応じてテレビ
    ジョン受像機の画面上に再生する映像の色温度を制御す
    る制御手段とを備えた、テレビジョン受像機。
  2. 【請求項2】 前記検出手段は、 前記周囲の光のうち特定の色成分の光のみを通過させる
    フィルターと、 前記フィルターを通過した色成分の光を光電変換するた
    めの素子を有する光検出回路と、 前記光検出回路の出力から前記周囲の光の色温度の演算
    を行う色温度演算部とを備えた、請求項1記載のテレビ
    ジョン受像機。
  3. 【請求項3】 前記色温度演算部における前記色温度の
    演算は、前記周囲の光の輝度の変化が演算過程において
    相殺されるように構成されている、請求項2記載のテレ
    ビジョン受像機。
  4. 【請求項4】 前記色温度演算部は、 前記光検出回路の出力の差分演算を行う回路を備えた、
    請求項3記載のテレビジョン受像機。
  5. 【請求項5】 前記フィルター及び前記光検出回路は、
    赤、緑、青の3色成分の各々に対応して設けられ、 前記差分演算を行う回路は、赤,緑成分に対応する前記
    光検出回路の出力の差分演算と、青、緑成分に対応する
    前記光検出回路の出力の差分演算とを行う、請求項4記
    載のテレビジョン受像機。
  6. 【請求項6】 テレビジョン受像機の周囲の光を受け
    て、周囲の光の青のスペクトラムの成分を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の出力を受けて、当該出力に応じてテレビ
    ジョン受像機の画面上に再生する映像の色温度を制御す
    る制御手段とを備えた、テレビジョン受像機。
  7. 【請求項7】 前記検出手段は、 前記周囲の光のうち青,緑成分の光のみを各々通過させ
    るフィルターと、 前記フィルターを通過した青,緑成分の光を各々光電変
    換するための素子を有する光検出回路と、 前記光検出回路の出力から前記周囲の光に含まれる青の
    スペクトラム成分の割合を求める青スペクトラム演算部
    とを備えた、請求項6記載のテレビジョン受像機。
  8. 【請求項8】 前記青スペクトラム演算部における前記
    青スペクトラムの演算は、前記周囲の光の輝度の変化が
    演算過程において相殺されるように構成されている、請
    求項7記載のテレビジョン受像機。
  9. 【請求項9】 前記青スペクトラム演算部は、 青,緑成分に対応する前記光検出回路の出力の差分演算
    を行う回路を備えた、請求項8記載のテレビジョン受像
    機。
  10. 【請求項10】 前記色温度演算部あるいは前記青スペ
    クトラム演算部を、マイクロプロセッサーにより構成し
    たことを特徴とする、請求項2又は7記載のテレビジョ
    ン受像機。
  11. 【請求項11】 テレビジョン受像機の周囲の光の特定
    の色成分を検出する第1のステップと、 検出した前記色成分の差分演算を行う第2のステップ
    と、 前記差分演算の結果に応じてテレビジョン受像機の画面
    上に再生する映像の色温度を制御する第3のステップと
    を備えた、テレビジョン受像機の色温度制御方法。
  12. 【請求項12】 前記第1のステップは緑色成分を検出
    するステップと青色成分を検出するステップとを含み、 前記第2のステップは前記検出された前記緑色成分と前
    記青色成分との差分演算を行うステップを含む、請求項
    11記載のテレビジョン受像機の色温度制御方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のステップは赤色成分を検出
    するステップとをさらに含み、 前記第2のステップは前記検出された前記赤色成分と前
    記緑色成分との差分演算を行うステップをさらに含む、
    請求項12記載のテレビジョン受像機の色温度制御方
    法。
JP33555696A 1996-12-16 1996-12-16 テレビジョン受像機及びその色温度制御方法 Pending JPH10174017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33555696A JPH10174017A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 テレビジョン受像機及びその色温度制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33555696A JPH10174017A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 テレビジョン受像機及びその色温度制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10174017A true JPH10174017A (ja) 1998-06-26

Family

ID=18289909

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33555696A Pending JPH10174017A (ja) 1996-12-16 1996-12-16 テレビジョン受像機及びその色温度制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10174017A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2341033A (en) * 1998-06-29 2000-03-01 Lg Electronics Inc Auto_adjustment of colour temperature and brightness of a display
EP1189457A2 (en) * 2000-09-13 2002-03-20 Seiko Epson Corporation Correction curve generating method, image processing method, image display unit and storage medium
EP1265218A1 (en) * 2000-08-28 2002-12-11 Seiko Epson Corporation Environment compatible image display system, image processing method and information storing medium
JP4585601B1 (ja) * 2009-09-14 2010-11-24 株式会社東芝 映像表示装置及び映像表示方法

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2341033A (en) * 1998-06-29 2000-03-01 Lg Electronics Inc Auto_adjustment of colour temperature and brightness of a display
GB2341033B (en) * 1998-06-29 2000-08-23 Lg Electronics Inc Device and method for auto-adjustment of image condition in display
US6292228B1 (en) 1998-06-29 2001-09-18 Lg Electronics Inc. Device and method for auto-adjustment of image condition in display using data representing both brightness or contrast and color temperature
EP1265218A1 (en) * 2000-08-28 2002-12-11 Seiko Epson Corporation Environment compatible image display system, image processing method and information storing medium
EP1265218A4 (en) * 2000-08-28 2004-05-06 Seiko Epson Corp ENVIRONMENTALLY COMPATIBLE IMAGE DISPLAY SYSTEM, IMAGE PROCESSING PROCESS AND INFORMATION STORAGE MEDIUM
US7345692B2 (en) 2000-08-28 2008-03-18 Seiko Epson Corporation Environment-compliant image display system and image processing method
EP1189457A2 (en) * 2000-09-13 2002-03-20 Seiko Epson Corporation Correction curve generating method, image processing method, image display unit and storage medium
EP1189457A3 (en) * 2000-09-13 2003-05-02 Seiko Epson Corporation Correction curve generating method, image processing method, image display unit and storage medium
JP4585601B1 (ja) * 2009-09-14 2010-11-24 株式会社東芝 映像表示装置及び映像表示方法
JP2011059543A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Toshiba Corp 映像表示装置及び映像表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7663668B2 (en) Imaging device
US5289268A (en) Apparatus using brightness information from a photometering circuit and a brightness-converted green component from a color metering circuit to ultimately adjust white balance
JP3803586B2 (ja) 照明光の分類方法
JP4030199B2 (ja) 投写型液晶表示装置
USRE41191E1 (en) Color curve control circuit and method
JP3193456B2 (ja) ホワイトバランス制御装置
JPH10174017A (ja) テレビジョン受像機及びその色温度制御方法
JPS59141888A (ja) オ−トホワイトバランス回路
JPH11113005A (ja) 撮像装置
JP4661129B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
KR100581526B1 (ko) 광원변화에 따라 백색 보정을 하는 디지털 카메라
JPS6116691A (ja) カラ−テレビジヨン受像機の色温度制御回路
JP2005303704A (ja) 撮像装置、カメラ、及び信号処理方法
JPH09215000A (ja) 撮像装置および画像信号処理方法
JPH05191687A (ja) 撮像装置
JPS63236931A (ja) ホワイトバランス検出装置
KR20070028022A (ko) 색온도 보정 기능을 구비한 투사형 디스플레이 장치 및 그제어방법
JP2558400B2 (ja) オートホワイトバランス補正装置
JPH07121134B2 (ja) 自動ホワイトバランス調整装置
JPH0865689A (ja) ホワイトバランス調整装置
JPS59127491A (ja) カラ−カメラのホワイトバランス調整装置
JP2819953B2 (ja) 色補正回路
KR100191313B1 (ko) 카메라의 색온도필터 위치 표시장치 및 그 방법
JP3108109B2 (ja) カラー撮像装置
JP2004215025A (ja) ホワイトバランス補正値設定システムおよび撮像感度調整値設定システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20040603

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040713

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041221

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02