JPH0865689A - ホワイトバランス調整装置 - Google Patents
ホワイトバランス調整装置Info
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- JPH0865689A JPH0865689A JP6191639A JP19163994A JPH0865689A JP H0865689 A JPH0865689 A JP H0865689A JP 6191639 A JP6191639 A JP 6191639A JP 19163994 A JP19163994 A JP 19163994A JP H0865689 A JPH0865689 A JP H0865689A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、画像信号のホワイトバランス調整
装置に関し、手動調整モードにおけるホワイトバランス
の誤まった設定を防ぐことを目的とする。 【構成】 周辺光を測色する測色手段21と、その測色
手段21の測色値に対応して、予め定められたホワイト
バランスの調整値を算出する調整値算出手段22と、ホ
ワイトバランスの調整値を手動で設定する手動設定手段
23と、調整値算出手段22による調整値と手動設定手
段23による調整値とを手動で選択する切り換え手段2
4と、その切り換え手段24によって選択された調整値
に応じて、外部から取り込まれた画像信号の刺激値の比
率を調整する色比率調整手段25とを備えたホワイトバ
ランス調整装置において、調整値算出手段22による調
整値と手動設定手段23による調整値とを比較する比較
手段26aと、その比較手段による比較結果を操作者に
報知する報知手段26bとを備えて構成される。
装置に関し、手動調整モードにおけるホワイトバランス
の誤まった設定を防ぐことを目的とする。 【構成】 周辺光を測色する測色手段21と、その測色
手段21の測色値に対応して、予め定められたホワイト
バランスの調整値を算出する調整値算出手段22と、ホ
ワイトバランスの調整値を手動で設定する手動設定手段
23と、調整値算出手段22による調整値と手動設定手
段23による調整値とを手動で選択する切り換え手段2
4と、その切り換え手段24によって選択された調整値
に応じて、外部から取り込まれた画像信号の刺激値の比
率を調整する色比率調整手段25とを備えたホワイトバ
ランス調整装置において、調整値算出手段22による調
整値と手動設定手段23による調整値とを比較する比較
手段26aと、その比較手段による比較結果を操作者に
報知する報知手段26bとを備えて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像信号の刺激値の比
率を調整するホワイトバランス調整装置に関し、特に、
手動で調整値を設定できるホワイトバランス調整装置に
関する。
率を調整するホワイトバランス調整装置に関し、特に、
手動で調整値を設定できるホワイトバランス調整装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、人間の眼は、周辺光の色温度の
変化に順応し、被写体の固有色を的確に感知する。
変化に順応し、被写体の固有色を的確に感知する。
【0003】これに対して、ビデオカメラ,電子スチル
カメラなどの撮像装置では、周辺光の色温度の変化によ
って、出力される画像信号の色が変化する。そこで、周
辺光の色温度に合わせて、画像信号の色を調節するホワ
イトバランス調整装置が、従来から知られている。
カメラなどの撮像装置では、周辺光の色温度の変化によ
って、出力される画像信号の色が変化する。そこで、周
辺光の色温度に合わせて、画像信号の色を調節するホワ
イトバランス調整装置が、従来から知られている。
【0004】図7は、この種のホワイトバランス調整装
置を適用した電子スチルカメラを示す図である。図にお
いて、受光窓1にはR受光素子2a,G受光素子2bお
よびB受光素子2cが配置され、これらの受光素子2a
〜cの出力端子は、対数圧縮回路3を介して、減算回路
4a,4bに接続される。
置を適用した電子スチルカメラを示す図である。図にお
いて、受光窓1にはR受光素子2a,G受光素子2bお
よびB受光素子2cが配置され、これらの受光素子2a
〜cの出力端子は、対数圧縮回路3を介して、減算回路
4a,4bに接続される。
【0005】この減算回路4a,4bの出力端子は、伸
長回路5を介して、電流電圧変換回路6に接続され、電
流電圧変換回路6の出力端子は、A/D変換部7を介し
て、制御部8に接続される。
長回路5を介して、電流電圧変換回路6に接続され、電
流電圧変換回路6の出力端子は、A/D変換部7を介し
て、制御部8に接続される。
【0006】この制御部8には、レリーズ釦8a,調整
モードスイッチ9,手動調整スイッチ10a〜d,およ
びテーブルデータを記録するメモリ回路11,12が接
続される。
モードスイッチ9,手動調整スイッチ10a〜d,およ
びテーブルデータを記録するメモリ回路11,12が接
続される。
【0007】一方、カメラの撮影レンズ15の光軸上に
は絞り16が配置され、撮影レンズ15の結像面には、
CCD素子などからなる撮像部17が配置される。この
撮像部17の出力端子のうち、緑色の刺激値に対応する
信号(G信号)は信号処理部19に接続され、赤色およ
び青色の刺激値に対応する信号(R信号,B信号)は、
制御部8により利得が制御される可変利得アンプ18
a,18bをそれぞれ介して、信号処理部19に接続さ
れる。この信号処理部19は記録部20に接続される。
は絞り16が配置され、撮影レンズ15の結像面には、
CCD素子などからなる撮像部17が配置される。この
撮像部17の出力端子のうち、緑色の刺激値に対応する
信号(G信号)は信号処理部19に接続され、赤色およ
び青色の刺激値に対応する信号(R信号,B信号)は、
制御部8により利得が制御される可変利得アンプ18
a,18bをそれぞれ介して、信号処理部19に接続さ
れる。この信号処理部19は記録部20に接続される。
【0008】このような構成の電子スチルカメラでは、
操作者が、調整モードスイッチ9を操作して、ホワイト
バランスの手動調整モードあるいは自動調整モードを選
択する。
操作者が、調整モードスイッチ9を操作して、ホワイト
バランスの手動調整モードあるいは自動調整モードを選
択する。
【0009】手動調整モードの場合、操作者は、手動調
整スイッチ10a〜dを操作して、ホワイトバランスの
調整値を設定する。例えば、手動調整スイッチ10a〜
dには、色温度の異なる周辺光を示す「晴れ」「曇り」
「蛍光灯」「電球」の種類が表示され、操作者は、これ
らの内から1つを選択する。
整スイッチ10a〜dを操作して、ホワイトバランスの
調整値を設定する。例えば、手動調整スイッチ10a〜
dには、色温度の異なる周辺光を示す「晴れ」「曇り」
「蛍光灯」「電球」の種類が表示され、操作者は、これ
らの内から1つを選択する。
【0010】制御部8は、このように設定された手動ス
イッチ10a〜dの状態を取り込み、メモリ回路11に
予め記録されたテーブルデータを参照して、手動調整値
を求める。
イッチ10a〜dの状態を取り込み、メモリ回路11に
予め記録されたテーブルデータを参照して、手動調整値
を求める。
【0011】また、自動調整モードの場合、まず、受光
素子2a〜cが、受光窓1から入射した周辺光を光電変
換し、周辺光の赤成分(Rb),緑成分(Gb),青成
分(Bb)の信号を出力する。
素子2a〜cが、受光窓1から入射した周辺光を光電変
換し、周辺光の赤成分(Rb),緑成分(Gb),青成
分(Bb)の信号を出力する。
【0012】対数圧縮回路3では、これらの信号を対数
圧縮して、色成分の対数値(log Rb),(log G
b),(log Bb)に相当する信号を出力する。さら
に、これらの信号は、減算回路4a,4bを介して相互
に減算され、色成分の比率の対数値(log Rb/G
b),(log Bb/Gb)に相当する信号を出力する。
圧縮して、色成分の対数値(log Rb),(log G
b),(log Bb)に相当する信号を出力する。さら
に、これらの信号は、減算回路4a,4bを介して相互
に減算され、色成分の比率の対数値(log Rb/G
b),(log Bb/Gb)に相当する信号を出力する。
【0013】伸長回路5は、これらの信号を伸長するこ
とにより逆対数変換し、色成分の比率(Rb/Gb),
(Bb/Gb)に相当する信号を出力する。このように
処理を施された信号は、電流電圧変換回路6およびA/
D変換部7を介して、制御部8に取り込まれる。制御部
8は、取り込まれた色成分の比率に基づいて、メモリ回
路12に予め記録されたテーブルデータを参照し、自動
調整値を求める。
とにより逆対数変換し、色成分の比率(Rb/Gb),
(Bb/Gb)に相当する信号を出力する。このように
処理を施された信号は、電流電圧変換回路6およびA/
D変換部7を介して、制御部8に取り込まれる。制御部
8は、取り込まれた色成分の比率に基づいて、メモリ回
路12に予め記録されたテーブルデータを参照し、自動
調整値を求める。
【0014】一方、撮影レンズ15から入射した光が、
絞り16を透過して撮像部17に光学像を結像する。撮
像部17は、この光学像を光電変換して、3刺激値に対
応するRGB信号を出力する。これらのRGB信号は、
周辺光の色温度の影響を受け、色の比率が偏っている。
絞り16を透過して撮像部17に光学像を結像する。撮
像部17は、この光学像を光電変換して、3刺激値に対
応するRGB信号を出力する。これらのRGB信号は、
周辺光の色温度の影響を受け、色の比率が偏っている。
【0015】制御部8は、上述のように求めた手動調整
値もしくは自動調整値を、可変利得アンプ18a,18
bの利得に設定し、R信号およびB信号の利得を変更す
る。したがって、RGB信号のホワイトバランスが補正
され、適正な色相を再現するRGB信号が得られる。
値もしくは自動調整値を、可変利得アンプ18a,18
bの利得に設定し、R信号およびB信号の利得を変更す
る。したがって、RGB信号のホワイトバランスが補正
され、適正な色相を再現するRGB信号が得られる。
【0016】なお、ホワイトバランス調整された後のR
GB信号は、信号処理部19において、ブラウン管の輝
度特性を予め撮像装置側で補正するガンマ補正や、高輝
度部分の輝度階調を再現するためのニー補正が施され、
画像圧縮などのデジタル処理を施された後に、メモリカ
ードなどからなる記録部20に記録される。
GB信号は、信号処理部19において、ブラウン管の輝
度特性を予め撮像装置側で補正するガンマ補正や、高輝
度部分の輝度階調を再現するためのニー補正が施され、
画像圧縮などのデジタル処理を施された後に、メモリカ
ードなどからなる記録部20に記録される。
【0017】したがって、従来のホワイトバランス調整
装置では、自動調整モードを選択することにより、周辺
光の色温度によるホワイトバランスの変化を自動調整す
ることができる。
装置では、自動調整モードを選択することにより、周辺
光の色温度によるホワイトバランスの変化を自動調整す
ることができる。
【0018】また、手動調整モードを選択すると、操作
者はホワイトバランスを自由に調節できるので、例え
ば、夕焼けなどの周辺光の変化を生かした撮影を行うこ
とができる。
者はホワイトバランスを自由に調節できるので、例え
ば、夕焼けなどの周辺光の変化を生かした撮影を行うこ
とができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ホワイトバランス調整装置では、手動調整モードにおい
て、操作者が調整値の変更を忘れたり、調整値を誤まっ
て設定することが多いという問題点があった。
ホワイトバランス調整装置では、手動調整モードにおい
て、操作者が調整値の変更を忘れたり、調整値を誤まっ
て設定することが多いという問題点があった。
【0020】例えば、色温度の低い電球光に手動設定し
た状態のまま、室外の撮影を行うと、色温度の高い太陽
光の影響のために青みがかり、人物の肌色などが不自然
な印象に写ってしまうという問題点があった。
た状態のまま、室外の撮影を行うと、色温度の高い太陽
光の影響のために青みがかり、人物の肌色などが不自然
な印象に写ってしまうという問題点があった。
【0021】したがって、本発明は、手動調整モードに
おいて、ホワイトバランスの誤まった設定を防ぐことの
できるホワイトバランス調整装置を提供することを目的
とする。
おいて、ホワイトバランスの誤まった設定を防ぐことの
できるホワイトバランス調整装置を提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1,2に
記載の発明に対応するブロック図である。請求項1に記
載の発明は、周辺光の測色を行なう測色手段21と、そ
の測色手段21による測色値に対応して、予め定められ
たホワイトバランスの調整値を算出する調整値算出手段
22と、ホワイトバランスの調整値を手動で設定する手
動設定手段23と、調整値算出手段22による調整値と
手動設定手段23による調整値とを手動で選択する切り
換え手段24と、その切り換え手段24によって選択さ
れた調整値に応じて、外部から取り込まれた画像信号の
刺激値の比率を調整する色比率調整手段25とを備えた
ホワイトバランス調整装置において、調整値算出手段2
2による調整値と手動設定手段23による調整値とを比
較する比較手段26aと、その比較手段26aによる比
較結果を操作者に報知する報知手段26bとを備えたこ
とを特徴とする。
記載の発明に対応するブロック図である。請求項1に記
載の発明は、周辺光の測色を行なう測色手段21と、そ
の測色手段21による測色値に対応して、予め定められ
たホワイトバランスの調整値を算出する調整値算出手段
22と、ホワイトバランスの調整値を手動で設定する手
動設定手段23と、調整値算出手段22による調整値と
手動設定手段23による調整値とを手動で選択する切り
換え手段24と、その切り換え手段24によって選択さ
れた調整値に応じて、外部から取り込まれた画像信号の
刺激値の比率を調整する色比率調整手段25とを備えた
ホワイトバランス調整装置において、調整値算出手段2
2による調整値と手動設定手段23による調整値とを比
較する比較手段26aと、その比較手段26aによる比
較結果を操作者に報知する報知手段26bとを備えたこ
とを特徴とする。
【0023】請求項2に記載の発明は、請求項1のホワ
イトバランス調整装置において、比較手段26aが、調
整値算出手段22の調整値に対して、手動設定手段23
の調整値が予め定めた許容範囲外か否かを判定し、報知
手段26bが、比較手段26aの比較により手動設定手
段23の調整値が許容範囲外ならば警告を報知すること
を特徴とする。
イトバランス調整装置において、比較手段26aが、調
整値算出手段22の調整値に対して、手動設定手段23
の調整値が予め定めた許容範囲外か否かを判定し、報知
手段26bが、比較手段26aの比較により手動設定手
段23の調整値が許容範囲外ならば警告を報知すること
を特徴とする。
【0024】図2は、請求項3に記載の発明に対応する
ブロック図である。請求項3に記載の発明は、周辺光の
測色を行なう測色手段21と、測色手段21による測色
値に対応して、予め定められたホワイトバランスの調整
値を算出する調整値算出手段22と、ホワイトバランス
の調整値を手動で設定する手動設定手段23と、調整値
算出手段22による調整値と手動設定手段23による調
整値とを手動で選択する切り換え手段24と、その切り
換え手段24によって選択された調整値に応じて、外部
から取り込まれた画像信号の刺激値の比率を調整する色
比率調整手段25とを備えたホワイトバランス調整装置
において、調整値算出手段22の調整値に対して、手動
設定手段23の調整値が予め定めた許容範囲外か否かを
判定する判定手段27と、その判定手段27の判定結果
を取り込み、手動設定手段23の調整値が許容範囲外な
らば、その調整値を前記許容範囲内の値に補正する調整
値補正手段28とを備えたことを特徴とする。
ブロック図である。請求項3に記載の発明は、周辺光の
測色を行なう測色手段21と、測色手段21による測色
値に対応して、予め定められたホワイトバランスの調整
値を算出する調整値算出手段22と、ホワイトバランス
の調整値を手動で設定する手動設定手段23と、調整値
算出手段22による調整値と手動設定手段23による調
整値とを手動で選択する切り換え手段24と、その切り
換え手段24によって選択された調整値に応じて、外部
から取り込まれた画像信号の刺激値の比率を調整する色
比率調整手段25とを備えたホワイトバランス調整装置
において、調整値算出手段22の調整値に対して、手動
設定手段23の調整値が予め定めた許容範囲外か否かを
判定する判定手段27と、その判定手段27の判定結果
を取り込み、手動設定手段23の調整値が許容範囲外な
らば、その調整値を前記許容範囲内の値に補正する調整
値補正手段28とを備えたことを特徴とする。
【0025】
【作用】請求項1のホワイトバランス調整装置では、調
整値算出手段22が、測色手段21の測色値に対応し
て、ホワイトバランスの調整値を求める。一方、操作者
は、手動設定手段23によりホワイトバランスの調整値
を手動設定する。
整値算出手段22が、測色手段21の測色値に対応し
て、ホワイトバランスの調整値を求める。一方、操作者
は、手動設定手段23によりホワイトバランスの調整値
を手動設定する。
【0026】比較手段26aは、これらの調整値を取り
込み、両者の差分や大小関係などの比較を行い、報知手
段26bはその比較結果を操作者に報知する。したがっ
て、操作者は、報知される比較結果により、手動による
調整値の設定が適正であるか否かを判断することができ
る。
込み、両者の差分や大小関係などの比較を行い、報知手
段26bはその比較結果を操作者に報知する。したがっ
て、操作者は、報知される比較結果により、手動による
調整値の設定が適正であるか否かを判断することができ
る。
【0027】また、操作者は、この判断に基づいて、切
換え手段24を操作して、手動による調整値から、調整
値算出手段22による調整値に切り換えることができ
る。さらに、操作者は、この判断に基づいて、手動設定
手段23を操作して、手動による調整値を改めて設定す
ることができる。
換え手段24を操作して、手動による調整値から、調整
値算出手段22による調整値に切り換えることができ
る。さらに、操作者は、この判断に基づいて、手動設定
手段23を操作して、手動による調整値を改めて設定す
ることができる。
【0028】色比率調整手段25は、このようにして選
択された調整値に応じて、画像信号の刺激値の比率をよ
り正しく調整することができる。請求項2のホワイトバ
ランス調整装置では、比較手段26aが、調整値算出手
段22による調整値と手動による調整値とを比較して、
両者の差分が予め定めた許容範囲外ならば、報知手段2
6bにより警告を報知する。
択された調整値に応じて、画像信号の刺激値の比率をよ
り正しく調整することができる。請求項2のホワイトバ
ランス調整装置では、比較手段26aが、調整値算出手
段22による調整値と手動による調整値とを比較して、
両者の差分が予め定めた許容範囲外ならば、報知手段2
6bにより警告を報知する。
【0029】このような警告により、手動による設定値
が許容範囲外か否かを、操作者は容易かつ的確に判断す
ることができる。請求項3のホワイトバランス調整装置
では、判定手段27が、調整値算出手段22による調整
値と手動による調整値とを比較し、手動による調整値が
許容範囲外か否かを判定する。許容範囲外の手動調整値
と判定されると、調整値補正手段28は、手動調整値を
許容範囲に入る値に補正する。
が許容範囲外か否かを、操作者は容易かつ的確に判断す
ることができる。請求項3のホワイトバランス調整装置
では、判定手段27が、調整値算出手段22による調整
値と手動による調整値とを比較し、手動による調整値が
許容範囲外か否かを判定する。許容範囲外の手動調整値
と判定されると、調整値補正手段28は、手動調整値を
許容範囲に入る値に補正する。
【0030】したがって、操作者が手動調整値を誤って
設定した場合にも、予め定めた許容範囲内の手動調整値
に補正され、ホワイトバランスを的確に調整することが
できる。
設定した場合にも、予め定めた許容範囲内の手動調整値
に補正され、ホワイトバランスを的確に調整することが
できる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図3は、請求項1に対応する実施例を示す図であ
る。
する。図3は、請求項1に対応する実施例を示す図であ
る。
【0032】図において、受光窓31にはR受光素子3
2a,G受光素子32bおよびB受光素子32cが配置
され、これらの受光素子32a〜cの出力端子は、対数
圧縮回路33を介して、減算回路34a,34bに接続
される。
2a,G受光素子32bおよびB受光素子32cが配置
され、これらの受光素子32a〜cの出力端子は、対数
圧縮回路33を介して、減算回路34a,34bに接続
される。
【0033】この減算回路34a,34bの出力端子
は、伸長回路35を介して、電流電圧変換回路36に接
続され、電流電圧変換回路36の出力端子は、A/D変
換部37を介して、制御部38に接続される。
は、伸長回路35を介して、電流電圧変換回路36に接
続され、電流電圧変換回路36の出力端子は、A/D変
換部37を介して、制御部38に接続される。
【0034】この制御部38には、レリーズ釦38a,
調整モードスイッチ39,手動調整スイッチ40a〜
d,およびテーブルデータを記録するメモリ回路41,
42が接続される。
調整モードスイッチ39,手動調整スイッチ40a〜
d,およびテーブルデータを記録するメモリ回路41,
42が接続される。
【0035】また、制御部8には、ファインダ内に表示
を行う表示部43aと、調整値の差分が許容範囲内か否
かを判定するテーブルデータを記録したメモリ回路43
bとが接続される。
を行う表示部43aと、調整値の差分が許容範囲内か否
かを判定するテーブルデータを記録したメモリ回路43
bとが接続される。
【0036】一方、カメラの撮影レンズ45の光軸上に
は絞り46が配置され、撮影レンズ45の結像面には、
CCD素子などからなる撮像部47が配置される。この
撮像部47の出力端子の内、緑色の刺激値に対応する信
号(G信号)は信号処理部49に接続され、赤色および
青色の刺激値に対応する信号(R信号,B信号)は、制
御部38により利得が制御される可変利得アンプ48
a,48bを個別に介して、信号処理部49に接続され
る。この信号処理部49は記録部50に接続される。
は絞り46が配置され、撮影レンズ45の結像面には、
CCD素子などからなる撮像部47が配置される。この
撮像部47の出力端子の内、緑色の刺激値に対応する信
号(G信号)は信号処理部49に接続され、赤色および
青色の刺激値に対応する信号(R信号,B信号)は、制
御部38により利得が制御される可変利得アンプ48
a,48bを個別に介して、信号処理部49に接続され
る。この信号処理部49は記録部50に接続される。
【0037】なお、本実施例における制御部38の機能
は、図1に示した調整値算出手段22,手動設定手段2
3,比較手段26aおよび切換手段24の機能に対応す
る。図4は、本実施例の動作を示す流れ図である。
は、図1に示した調整値算出手段22,手動設定手段2
3,比較手段26aおよび切換手段24の機能に対応す
る。図4は、本実施例の動作を示す流れ図である。
【0038】以下、本実施例の動作を説明する。レリー
ズ釦38aが半押しになると(ステップS1)、制御部
38は、受光窓31の入射光の色成分の比率を、A/D
変換部37を介して取り込む(ステップS2)。
ズ釦38aが半押しになると(ステップS1)、制御部
38は、受光窓31の入射光の色成分の比率を、A/D
変換部37を介して取り込む(ステップS2)。
【0039】制御部38は、色成分の比率に対応して自
動調整値をテーブルデータとして予め記録したメモリ回
路42から、R信号およびB信号の自動調整値を読み出
す(ステップS3)。
動調整値をテーブルデータとして予め記録したメモリ回
路42から、R信号およびB信号の自動調整値を読み出
す(ステップS3)。
【0040】ここで、調整モードスイッチ39の状態に
より、ホワイトバランスの調整モードを判定する(ステ
ップS4)。もし、手動調整モードならば、「晴れ」,
「曇り」などが選択される手動調整スイッチ40a〜d
の状態を取り込み、これらのスイッチの状態に対応し
て、R信号およびB信号の手動調整値をメモリ回路41
から読み込む(ステップS5)。
より、ホワイトバランスの調整モードを判定する(ステ
ップS4)。もし、手動調整モードならば、「晴れ」,
「曇り」などが選択される手動調整スイッチ40a〜d
の状態を取り込み、これらのスイッチの状態に対応し
て、R信号およびB信号の手動調整値をメモリ回路41
から読み込む(ステップS5)。
【0041】次に、R信号およびB信号について自動調
整値と手動調整値との差分を算出し、これらの差分をフ
ァインダ内の表示部43aに、例えば数値,グラフなど
により表示する(ステップS6)。
整値と手動調整値との差分を算出し、これらの差分をフ
ァインダ内の表示部43aに、例えば数値,グラフなど
により表示する(ステップS6)。
【0042】また、これらの差分に対して、メモリ回路
43bに記録されるテーブルデータ(例えば、複数の被
験者による主観評価実験を行い、これらの差分が許容範
囲内か否かを記録したテーブルデータ)を参照し、許容
範囲外の差分については、ファインダ内の表示部43a
に警告を絵や文字などにより表示する(ステップS
7)。
43bに記録されるテーブルデータ(例えば、複数の被
験者による主観評価実験を行い、これらの差分が許容範
囲内か否かを記録したテーブルデータ)を参照し、許容
範囲外の差分については、ファインダ内の表示部43a
に警告を絵や文字などにより表示する(ステップS
7)。
【0043】この状態で、R信号およびB信号の手動調
整値を、可変利得アンプ48a,48bの利得に設定す
る(ステップS8)。一方、自動調整モードでは、R信
号およびB信号の自動調整値を、可変利得アンプ48
a,48bの利得に設定する(ステップS9)。
整値を、可変利得アンプ48a,48bの利得に設定す
る(ステップS8)。一方、自動調整モードでは、R信
号およびB信号の自動調整値を、可変利得アンプ48
a,48bの利得に設定する(ステップS9)。
【0044】このような処理の後に、レリーズ釦38a
が全押しになると(ステップS10)、可変利得アンプ
48a,48bによってホワイトバランス調整を施され
たRGB信号が、信号処理部49を介して、記録部50
に記録される(ステップS11)。
が全押しになると(ステップS10)、可変利得アンプ
48a,48bによってホワイトバランス調整を施され
たRGB信号が、信号処理部49を介して、記録部50
に記録される(ステップS11)。
【0045】また、操作者がレリーズ釦38aから手を
離すと(ステップS10)、ステップS1に戻る。以上
のように、本実施例のホワイトバランス調整装置では、
自動調整値と手動調整値との差分を表示するので、操作
者が手動調整値の設定が適正であるか否かを判断するこ
とができる。
離すと(ステップS10)、ステップS1に戻る。以上
のように、本実施例のホワイトバランス調整装置では、
自動調整値と手動調整値との差分を表示するので、操作
者が手動調整値の設定が適正であるか否かを判断するこ
とができる。
【0046】また、許容範囲外の差分については警告を
示す表示を行うので、操作者は手動調整値の設定が適正
であるか否かを容易かつ的確に判断することができる。
さらに、操作者が、手動調整値の設定が不適正であると
判断した場合には、撮影を中止して、手動調整値の設定
を変更したり、調整モードを変更することにより、適正
なホワイトバランス調整を行うことができる。
示す表示を行うので、操作者は手動調整値の設定が適正
であるか否かを容易かつ的確に判断することができる。
さらに、操作者が、手動調整値の設定が不適正であると
判断した場合には、撮影を中止して、手動調整値の設定
を変更したり、調整モードを変更することにより、適正
なホワイトバランス調整を行うことができる。
【0047】また、表示部43aは、ファインダ内にこ
れらの情報を表示するので、操作者は、ファインダを覗
いたままの状態で、手動調整値の設定が適切であるか否
かを判断することができる。
れらの情報を表示するので、操作者は、ファインダを覗
いたままの状態で、手動調整値の設定が適切であるか否
かを判断することができる。
【0048】次に、別の実施例について説明する。図5
は、請求項3の実施例を示す図である。本実施例の構成
の特徴は、制御部58に手動調整値の補正モードを設定
する補正スイッチ44a〜cが接続された点にある。ま
た、制御部58にはレリーズ釦58a,調整モードスイ
ッチ39,手動調整スイッチ40a〜d,メモリ回路4
1,42,43b,および表示部43aが接続される。
は、請求項3の実施例を示す図である。本実施例の構成
の特徴は、制御部58に手動調整値の補正モードを設定
する補正スイッチ44a〜cが接続された点にある。ま
た、制御部58にはレリーズ釦58a,調整モードスイ
ッチ39,手動調整スイッチ40a〜d,メモリ回路4
1,42,43b,および表示部43aが接続される。
【0049】なお、図5において、図3の構成要素と同
じ構成要素には、同一の番号を付与して説明を省略す
る。また、本実施例における制御部58の機能は、図2
に示した調整値算出手段22,手動設定手段23,切換
手段24,判定手段27および調整値補正手段28の機
能に対応する。
じ構成要素には、同一の番号を付与して説明を省略す
る。また、本実施例における制御部58の機能は、図2
に示した調整値算出手段22,手動設定手段23,切換
手段24,判定手段27および調整値補正手段28の機
能に対応する。
【0050】図6は、本実施例の動作を示す流れ図であ
る。以下、本実施例の動作を説明する。レリーズ釦58
aが半押しになると(ステップS1)、制御部58は、
周辺光の測色値を取り込み、ホワイトバランスの自動調
整値を求める(ステップS2)。
る。以下、本実施例の動作を説明する。レリーズ釦58
aが半押しになると(ステップS1)、制御部58は、
周辺光の測色値を取り込み、ホワイトバランスの自動調
整値を求める(ステップS2)。
【0051】ここで、調整モードスイッチ39が「手動
調整モード」に設定されている場合は(ステップS
3)、手動調整スイッチ40a〜dによって選択される
ホワイトバランスの手動調整値を求め、これらの自動調
整値と手動調整値との差分が許容範囲外か否かを判定す
る(ステップS4)。
調整モード」に設定されている場合は(ステップS
3)、手動調整スイッチ40a〜dによって選択される
ホワイトバランスの手動調整値を求め、これらの自動調
整値と手動調整値との差分が許容範囲外か否かを判定す
る(ステップS4)。
【0052】もし、差分が許容範囲内ならば(ステップ
S5)、手動調整値を可変利得アンプ48a,48bの
利得に設定して、撮影を行う。一方、差分が許容範囲外
ならば(ステップS5)、制御部58は補正スイッチ4
4a〜cの状態を取り込む。
S5)、手動調整値を可変利得アンプ48a,48bの
利得に設定して、撮影を行う。一方、差分が許容範囲外
ならば(ステップS5)、制御部58は補正スイッチ4
4a〜cの状態を取り込む。
【0053】補正スイッチ44aが導通状態ならば、そ
のままの手動調整値によりホワイトバランスを調整して
撮影を行う。補正スイッチ44bが導通状態ならば、自
動調整値によりホワイトバランスを調整して撮影を行
う。
のままの手動調整値によりホワイトバランスを調整して
撮影を行う。補正スイッチ44bが導通状態ならば、自
動調整値によりホワイトバランスを調整して撮影を行
う。
【0054】補正スイッチ44cが導通状態ならば、差
分が減少する方向へ手動調整値を増減し、許容範囲内に
補正された手動調整値によりホワイトバランスを調整し
て撮影を行う。
分が減少する方向へ手動調整値を増減し、許容範囲内に
補正された手動調整値によりホワイトバランスを調整し
て撮影を行う。
【0055】以上のように、本実施例のホワイトバラン
ス調整装置では、許容範囲外の手動調整値を補正するの
で、的確なホワイトバランス調整を行うことができる。
また、許容範囲を設定したことにより、許容範囲内の手
動調整値については、操作者の設定に従ってホワイトバ
ランスを調整することができる。
ス調整装置では、許容範囲外の手動調整値を補正するの
で、的確なホワイトバランス調整を行うことができる。
また、許容範囲を設定したことにより、許容範囲内の手
動調整値については、操作者の設定に従ってホワイトバ
ランスを調整することができる。
【0056】さらに、補正スイッチ44a〜cの設定に
より、3つの補正モード(「補正せず」「補正する」
「自動調整値に変更する」)を選択できるので、操作者
の意図に従って、手動調整値を補正することができる。
より、3つの補正モード(「補正せず」「補正する」
「自動調整値に変更する」)を選択できるので、操作者
の意図に従って、手動調整値を補正することができる。
【0057】なお、上述した実施例では、自動調整値と
手動調整値との差分を数値またはグラフにより表示して
いるが、それに限定されず、差分の大小に応じて複数の
絵または文字を順次表示しても良い。
手動調整値との差分を数値またはグラフにより表示して
いるが、それに限定されず、差分の大小に応じて複数の
絵または文字を順次表示しても良い。
【0058】また、上述した実施例では、差分が許容範
囲外の場合に絵または文字を警告として表示している
が、それに限定されず、差分を表示する数値またはグラ
フの色を変化させて警告表示を行っても良いし、音声に
よる警告を行っても良い。
囲外の場合に絵または文字を警告として表示している
が、それに限定されず、差分を表示する数値またはグラ
フの色を変化させて警告表示を行っても良いし、音声に
よる警告を行っても良い。
【0059】さらに、上述した実施例では、R信号およ
びB信号における調整値の差分をそれぞれ表示している
が、予め定めた評価関数を用いて、2つの差分から単一
の評価値を求める演算手段を備えて、このような評価値
に基づいて報知したり、許容範囲内か否かの判定をおこ
なっても良い。このような構成により、複数の調整値に
対して処理を行う必要がなくなり、比較手段,報知手
段,判定手段などの処理を単純化することができる。
びB信号における調整値の差分をそれぞれ表示している
が、予め定めた評価関数を用いて、2つの差分から単一
の評価値を求める演算手段を備えて、このような評価値
に基づいて報知したり、許容範囲内か否かの判定をおこ
なっても良い。このような構成により、複数の調整値に
対して処理を行う必要がなくなり、比較手段,報知手
段,判定手段などの処理を単純化することができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1のホワイト
バランス調整装置では、調整値算出手段の調整値と手動
設定手段の調整値との比較結果を報知するので、操作者
は手動によって設定した調整値が適正な値であるか否か
を判断することができる。
バランス調整装置では、調整値算出手段の調整値と手動
設定手段の調整値との比較結果を報知するので、操作者
は手動によって設定した調整値が適正な値であるか否か
を判断することができる。
【0061】また、操作者が、手動による調整値が不適
正であると判断した場合には、切換手段により、調整値
算出手段22による調整値に切り換えることができる。
さらに、操作者は、手動設定手段23を操作して、手動
による調整値を改めて設定することができる。
正であると判断した場合には、切換手段により、調整値
算出手段22による調整値に切り換えることができる。
さらに、操作者は、手動設定手段23を操作して、手動
による調整値を改めて設定することができる。
【0062】したがって、操作者による調整値の誤まっ
た設定を防止することができる。請求項2のホワイトバ
ランス調整装置では、調整値の差分が許容範囲外の場合
に警告を報知するので、操作者は、手動による調整値が
不適正であることを、容易にかつ確実に知ることができ
る。
た設定を防止することができる。請求項2のホワイトバ
ランス調整装置では、調整値の差分が許容範囲外の場合
に警告を報知するので、操作者は、手動による調整値が
不適正であることを、容易にかつ確実に知ることができ
る。
【0063】そのため、操作者による調整値の誤まった
設定を確実に防止することができる。請求項3のホワイ
トバランス調整装置では、調整値の差分が許容範囲外の
場合に、手動による調整値を許容範囲内の値に補正する
ので、手動調整モードにおいても、許容範囲内の調整値
によりホワイトバランスが調整できる。
設定を確実に防止することができる。請求項3のホワイ
トバランス調整装置では、調整値の差分が許容範囲外の
場合に、手動による調整値を許容範囲内の値に補正する
ので、手動調整モードにおいても、許容範囲内の調整値
によりホワイトバランスが調整できる。
【0064】したがって、操作者による調整値の誤まっ
た設定を確実に防止し、かつ的確にホワイトバランスを
調整することができる。このように、本発明のホワイト
バランス調整装置を適用した撮像装置では、手動による
ホワイトバランスの調整値の誤った設定を防止するの
で、的確なホワイトバランス調整を行うことができる。
た設定を確実に防止し、かつ的確にホワイトバランスを
調整することができる。このように、本発明のホワイト
バランス調整装置を適用した撮像装置では、手動による
ホワイトバランスの調整値の誤った設定を防止するの
で、的確なホワイトバランス調整を行うことができる。
【図1】請求項1,2記載の発明に対応するブロック図
である。
である。
【図2】請求項3記載の発明に対応するブロック図であ
る。
る。
【図3】請求項1,2に対応する実施例を示す図であ
る。
る。
【図4】請求項1,2の実施例の動作を示す流れ図であ
る。
る。
【図5】請求項3に対応する実施例を示す図である。
【図6】請求項3の実施例の動作を示す流れ図である。
【図7】従来例を示す図である。
21 測色手段 22 調整値算出手段 23 手動設定手段 24 切換手段 25 色比率調整手段 26a 比較手段 26b 報知手段 27 判定手段 28 調整値補正手段 32a〜c 受光素子 33 対数圧縮回路 34a〜b 減算回路 35 伸長回路 37 A/D変換部 38,58 制御部 39 調整モードスイッチ 40a〜d 手動調整スイッチ 41,42,43b メモリ回路 43a 表示部 48a〜b 可変利得アンプ
Claims (3)
- 【請求項1】 周辺光の測色を行なう測色手段と、 前記測色手段による測色値に対応して、予め定められた
ホワイトバランスの調整値を算出する調整値算出手段
と、 ホワイトバランスの調整値を手動で設定する手動設定手
段と、 前記調整値算出手段による調整値と前記手動設定手段に
よる調整値とを手動で選択する切り換え手段と、 前記切り換え手段によって選択された調整値に応じて、
外部から取り込まれた画像信号の刺激値の比率を調整す
る色比率調整手段と、 を備えたホワイトバランス調整装置において、 前記調整値算出手段による調整値と前記手動設定手段に
よる調整値とを比較する比較手段と、 前記比較手段による比較結果を操作者に報知する報知手
段と、 を備えたことを特徴とするホワイトバランス調整装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のホワイトバランス調整
装置において、 前記比較手段は、前記調整値算出手段の調整値に対し
て、前記手動設定手段の調整値が予め定めた許容範囲外
か否かを判定し、 前記報知手段は、前記比較手段の比較結果を取り込み、
前記手動設定手段の調整値が許容範囲外ならば警告を報
知することを特徴とするホワイトバランス調整装置。 - 【請求項3】 周辺光の測色を行なう測色手段と、 前記測色手段による測色値に対応して、予め定められた
ホワイトバランスの調整値を算出する調整値算出手段
と、 ホワイトバランスの調整値を手動で設定する手動設定手
段と、 前記調整値算出手段による調整値と前記手動設定手段に
よる調整値とを手動で選択する切り換え手段と、 前記切り換え手段によって選択された調整値に応じて、
外部から取り込まれた画像信号の刺激値の比率を調整す
る色比率調整手段と、 を備えたホワイトバランス調整装置において、 前記調整値算出手段の調整値に対して、前記手動設定手
段の調整値が予め定めた許容範囲外か否かを判定する判
定手段と、 前記判定手段の判定結果を取り込み、前記手動設定手段
の調整値が許容範囲外ならば、その調整値を前記許容範
囲内の値に補正する調整値補正手段と、 を備えたことを特徴とするホワイトバランス調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191639A JPH0865689A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | ホワイトバランス調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6191639A JPH0865689A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | ホワイトバランス調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0865689A true JPH0865689A (ja) | 1996-03-08 |
Family
ID=16278008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6191639A Pending JPH0865689A (ja) | 1994-08-15 | 1994-08-15 | ホワイトバランス調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0865689A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7151563B2 (en) | 2001-06-01 | 2006-12-19 | Olympus Optical Co., Ltd. | Digital camera and white balance adjusting method |
US7626615B2 (en) | 2001-04-11 | 2009-12-01 | Fujifilm Corporation | Printer system and image processing system having image correcting function |
-
1994
- 1994-08-15 JP JP6191639A patent/JPH0865689A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7626615B2 (en) | 2001-04-11 | 2009-12-01 | Fujifilm Corporation | Printer system and image processing system having image correcting function |
US7630107B2 (en) | 2001-04-11 | 2009-12-08 | Fujifilm Corporation | Printer system and image processing system having image correcting function |
US7151563B2 (en) | 2001-06-01 | 2006-12-19 | Olympus Optical Co., Ltd. | Digital camera and white balance adjusting method |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040720 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041130 |