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JPH10173816A - 通信装置 - Google Patents

通信装置

Info

Publication number
JPH10173816A
JPH10173816A JP8332564A JP33256496A JPH10173816A JP H10173816 A JPH10173816 A JP H10173816A JP 8332564 A JP8332564 A JP 8332564A JP 33256496 A JP33256496 A JP 33256496A JP H10173816 A JPH10173816 A JP H10173816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
telephone number
time
access code
registered
call destination
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8332564A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Nakama
敏幸 中間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8332564A priority Critical patent/JPH10173816A/ja
Publication of JPH10173816A publication Critical patent/JPH10173816A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M15/00Arrangements for metering, time-control or time indication ; Metering, charging or billing arrangements for voice wireline or wireless communications, e.g. VoIP
    • H04M15/80Rating or billing plans; Tariff determination aspects
    • H04M15/8044Least cost routing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/42Least cost routing, i.e. provision for selecting the lowest cost tariff
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M2215/00Metering arrangements; Time controlling arrangements; Time indicating arrangements
    • H04M2215/74Rating aspects, e.g. rating parameters or tariff determination apects
    • H04M2215/745Least cost routing, e.g. Automatic or manual, call by call or by preselection

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Meter Arrangements (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LCR機能を備えたパーソナルコンピュータ
等の端末装置を接続し、その端末装置のLCR機能を利
用してファクシミリ送信時には低料金の回線を自動的に
選択して送信できるようにする。 【解決手段】 主制御部14は、PC2から受信した発
呼先の回線の種類を示すアクセスコードを認識すると、
そのアクセスコードに対応する電話番号と回線を使用す
る時間とを対応させて登録メモリ部15に記憶する。そ
して、ファクシミリ送信の発呼時、操作・表示部16か
ら入力された発呼先の電話番号と発呼時の時間とが登録
メモリ部15の電話番号とそれに対応する時間とに合致
するか否かを判断して、それらがそれぞれ合致したと
き、その合致した電話番号と時間とに対応するアクセス
コードを発呼先の電話番号に付加して発呼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ファクシミリ装
置,ファクシミリ通信機能を備えた端末装置等の通信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、最低料金回線自動選択機能(「L
CR機能」と称する)を備えた電話機を接続し、その電
話機から入力された回線識別番号が付加されたダイヤル
番号を登録し、その登録されたダイヤル番号の相手先へ
のファクシミリ送信時、そのダイヤル番号に付加された
回線識別番号に基づいて発呼先の回線を自動的に選択す
ることにより、電話機のLCR機能を利用するファクシ
ミリ装置(例えば、特開平5−114989号公報参
照)があった。上記LCR機能とは、発呼時に複数種類
の回線から最も料金の安い回線を自動的に選択する機能
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たファクシミリ装置等の通信装置では、LCR機能を備
えたパーソナルコンピュータ等の端末装置を接続し、そ
の端末装置のLCR機能を利用してファクシミリ送信す
ることができないという問題があった。
【0004】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、LCR機能を備えたパーソナルコンピュータ等
の端末装置を接続し、その端末装置のLCR機能を利用
してファクシミリ送信時には低料金の回線を自動的に選
択して送信できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、回線を介して画情報をファクシミリ送受
信する手段と、パーソナルコンピュータ等の端末装置と
データ送受信可能に接続する手段と、その手段によって
前記端末装置からデータ受信した発呼先の回線の種類を
示すアクセスコードを認識する手段と、その手段によっ
て認識したアクセスコードに対応する電話番号と回線を
使用する時間とを対応させて記憶する記憶手段と、ファ
クシミリ送信の発呼時、発呼先の電話番号と発呼時の時
間とが上記記憶手段に記憶されている電話番号とそれに
対応する時間とに合致するか否かを判断する手段と、そ
の手段によって発呼先の電話番号と発呼時の時間とが上
記記憶手段に記憶されている電話番号とそれに対応する
時間とに合致したとき、その合致した電話番号と時間と
に対応するアクセスコードを上記発呼先の電話番号に付
加して発呼する手段を設けたものである。
【0006】また、メモリ送信の設定時、発呼先の電話
番号が上記記憶手段に記憶されている電話番号に合致す
るか否かを判断する手段と、その手段によって発呼先の
電話番号が上記記憶手段に記憶されている電話番号に合
致したとき、その合致した電話番号に対応する時間を検
索して表示する手段と、その手段によって表示した時間
をメモリ送信を開始する時間に設定する手段を設けると
よい。
【0007】さらに、発呼先の電話番号を短縮ダイヤル
に対応させて登録する手段と、その手段によって短縮ダ
イヤルに登録された発呼先の電話番号が上記記憶手段に
記憶されている電話番号に合致し、且つその電話番号に
対応する時間が現在時間に合致するか否かを判断する手
段と、その手段によって短縮ダイヤルに登録された発呼
先の電話番号が上記記憶手段に記憶されている電話番号
に合致し、且つその電話番号に対応する時間が現在時間
に合致したとき、上記短縮ダイヤルに登録された発呼先
の電話番号に上記合致した電話番号に対応するアクセス
コードを付加する手段と、その手段によって付加された
アクセスコードに対応する時間が現在時間に合致しなく
なったとき、上記短縮ダイヤルに登録された発呼先の電
話番号に上記合致した電話番号に対応するアクセスコー
ドを削除する手段を設けるとよい。
【0008】この発明の請求項1の通信装置は、回線を
介して画情報をファクシミリ送受信し、データ送受信可
能に接続したパーソナルコンピュータ等の端末装置から
データ受信した発呼先の回線の種類を示すアクセスコー
ドを認識すると、その認識したアクセスコードに対応す
る電話番号と回線を使用する時間とを対応させて記憶す
る。そして、ファクシミリ送信の発呼時、発呼先の電話
番号と発呼時の時間とが記憶されている電話番号とそれ
に対応する時間とに合致するか否かを判断して、それら
がそれぞれ合致したとき、その合致した電話番号と時間
とに対応するアクセスコードを発呼先の電話番号に付加
して発呼する。
【0009】したがって、通信装置にLCR機能を設け
なくても、パーソナルコンピュータ等の端末装置のLC
R機能を利用して、ファクシミリ送信時には低料金の回
線を自動的に選択して送信することができる。その結
果、LCR機能を安価に利用することができ、ファクシ
ミリ送信時の回線利用料金を低減することができる。
【0010】また、この発明の請求項2の通信装置は、
メモリ送信の設定時、発呼先の電話番号が記憶されてい
る電話番号に合致するか否かを判断して、その発呼先の
電話番号が記憶されている電話番号に合致したとき、そ
の合致した電話番号に対応する時間を検索して表示し、
その表示した時間をオペレータからの入力操作等の指示
に基づいてメモリ送信を開始する時間に設定する。
【0011】したがって、パーソナルコンピュータ等の
端末装置のLCR機能を利用して、メモリ送信の設定
時、その送信先に応じて回線利用料金が安くなる回線と
送信時間を容易に設定することができ、メモリ送信時の
回線利用料金を低減することができる。
【0012】さらに、この発明の請求項3の通信装置
は、発呼先の電話番号を短縮ダイヤルに対応させて登録
し、その短縮ダイヤルに登録された発呼先の電話番号が
記憶されている電話番号に合致し、且つその電話番号に
対応する時間が現在時間に合致するか否かを判断して、
その短縮ダイヤルに登録された発呼先の電話番号が記憶
されている電話番号に合致し、且つその電話番号に対応
する時間が現在時間に合致したとき、短縮ダイヤルに登
録された発呼先の電話番号に合致した電話番号に対応す
るアクセスコードを付加して、電話番号にアクセスコー
ドを付加した後には定期的に、又は所定の処理時にチェ
ックして、その付加されたアクセスコードに対応する時
間が現在時間に合致しなくなったとき、短縮ダイヤルに
登録された発呼先の電話番号に合致した電話番号に対応
するアクセスコードを削除する。
【0013】したがって、パーソナルコンピュータ等の
端末装置のLCR機能を利用して、短縮ダイヤルに登録
した送信先の電話番号に回線利用料金が安くなる回線を
選択して発呼するアクセスコードを自動的に付加し、各
短縮ダイヤルの電話番号に付加したアクセスコードの回
線が低料金でなくなる時間には、そのアクセスコードを
自動的に外すことができる。その結果、短縮ダイヤルの
使用時には煩雑な回線選択操作を行なわなくても自動的
に回線利用料金が安い回線を選択してファクシミリ送信
することができ、短縮ダイヤルに付加するアクセスコー
ドの更新も自動的に行なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて具体的に説明する。図1はこの発明の通信
装置の一実施形態を示すファクシミリ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0015】このファクシミリ装置1は、パーソナルコ
ンピュータ等の端末装置(PC)2とケーブル3を介し
て接続されている。そのPC2はCPU,ROM,RA
M等からなるマイクロコンピュータを内蔵し、文書作成
等の各種の処理を行なうと共に、ファクシミリ通信機能
のアプリケーションソフトウェアによって実現されるL
CR機能を備えている。
【0016】このLCR機能は、複数の回線と時間・曜
日などで利用契約し、その複数の回線の中から自動的に
回線使用料金の最も安い回線を選択して通信を行なう機
能である。例えば、予め第2電電(DDI),日本テレ
コム(JT),日本高速通信(TWJ),NTT等の複
数の企業(以上の名称は登録商標である)の提供する回
線と利用契約し、ファクシミリ送信や電話通話の際に、
その相手先と時間,曜日等の利用時の状況に応じて最も
回線利用料金が安い回線に発呼して接続する。
【0017】また、このファクシミリ装置1は、CP
U,ROM,RAM等からなるマイクロコンピュータを
内蔵し、RS232C部11,モデム部12,ネットワ
ークコントロールユニット(NCU)部13,主制御部
14,登録メモリ部15,操作・表示部16,読み取り
部17,書き込み部18,時計19,画情報メモリ2
0,及び短縮メモリ部21等の各機能部を備えている。
【0018】RS232C部11は、PC2とデータ送
受信可能に接続する制御処理を行なう。モデム部12
は、画情報の変調及び復調を行なう。NCU部13は、
回線を介した相手先とのファクシミリ送受信の制御を行
なう。主制御部14は、この装置全体の制御を司り、こ
の発明にかかわる登録,ファクシミリ送信,メモリ送
信,登録情報更新等の処理を実行する。
【0019】登録メモリ部15は、アクセスコード,短
縮ダイヤルに対応する電話番号等の情報を登録する記憶
部である。操作・表示部16は、オペレータが各種の操
作情報を入力するキーボード等の操作部と、メモリ送信
時に検索された時間,各種の作業画面,各種のメッセー
ジ等を表示するLCD等の表示部とからなる。
【0020】読み取り部17は、原稿に記載された情報
の画像を光学的に読み取ってその画情報を入力するスキ
ャナである。書き込み部18は、読み取り部17から読
み取った画情報のコピー,ファクシミリ受信した画情報
のプリント等を行なうレーザプリンタ,インクジェット
プリンタ等の印刷装置である。
【0021】時計19は、現在の日付,曜日,時刻をカ
ウントする。画情報メモリ20は、ファクシミリ受信し
た画情報,メモリ送信時に読み取った原稿の画情報等を
記憶する。短縮メモリ部21は、短縮ダイヤルに相手先
の電話番号を対応させて登録し、さらに各電話番号に対
してアクセスコード等も対応させて記憶する記憶部であ
る。
【0022】すなわち、上記NCU部13が、回線を介
して画情報をファクシミリ送受信する手段の機能を果た
す。上記RS232C部11が、PC2とデータ送受信
可能に接続する手段の機能を果たす。
【0023】上記主制御部14が、PC2からデータ受
信した発呼先の回線の種類を示すアクセスコードを認識
する手段の機能を果たす。上記登録メモリ部15が、主
制御部14によって認識したアクセスコードに対応する
電話番号と回線を使用する時間とを対応させて記憶する
記憶手段の機能を果たす。
【0024】上記主制御部14,時計19が、ファクシ
ミリ送信の発呼時、発呼先の電話番号と発呼時の時間と
が登録メモリ部15に記憶されている電話番号とそれに
対応する時間とに合致するか否かを判断する手段の機能
を果たす。
【0025】上記モデム部12,NCU部13,主制御
部14,時計19が、発呼先の電話番号と発呼時の時間
とが登録メモリ部15に記憶されている電話番号とそれ
に対応する時間とに合致したとき、その合致した電話番
号と時間とに対応するアクセスコードを発呼先の電話番
号に付加して発呼する手段の機能を果たす。
【0026】また、上記主制御部14,時計19が、メ
モリ送信の設定時、発呼先の電話番号が登録メモリ部1
5に記憶されている電話番号に合致するか否かを判断す
る手段の機能を果たす。
【0027】上記主制御部14,操作・表示部16が、
発呼先の電話番号が登録メモリ部15に記憶されている
電話番号に合致したとき、その合致した電話番号に対応
する時間を検索して操作・表示部16に表示する手段
と、その表示した時間をメモリ送信を開始する時間に設
定する手段の機能を果たす。
【0028】さらに、上記主制御部14,短縮メモリ部
21が、発呼先の電話番号を短縮ダイヤルに対応させて
登録する手段の機能を果たす。上記主制御部14が、短
縮ダイヤルに登録された発呼先の電話番号が登録メモリ
部15に記憶されている電話番号に合致し、且つその電
話番号に対応する時間が現在時間に合致するか否かを判
断する手段の機能を果たす。
【0029】上記主制御部14が、短縮ダイヤルに登録
された発呼先の電話番号が登録メモリ部15に記憶され
ている電話番号に合致し、且つその電話番号に対応する
時間が現在時間に合致したとき、短縮ダイヤルに登録さ
れた発呼先の電話番号に合致した電話番号に対応するア
クセスコードを付加する手段と、付加されたアクセスコ
ードに対応する時間が現在時間に合致しなくなったと
き、短縮ダイヤルに登録された発呼先の電話番号に合致
した電話番号に対応するアクセスコードを削除する手段
の機能を果たす。
【0030】次に、このファクシミリ装置1の登録処理
について説明する。図2はその登録処理を示すフローチ
ャートである。まず、PC2は、ファクシミリ装置1を
介して送信する時、LCR機能を有するアプリケーショ
ンソフトによる操作にしたがって、送信先の電話番号を
入力後、ATDT(P)コマンドで発呼要求を通知す
る。
【0031】この通知のとき、複数の回線種類の中から
LCR機能で選択した回線のアクセスコードを付加して
通知する。例えば、予め第2電電,日本テレコム,日本
高速通信と利用契約している場合、LCR機能で選択し
た回線が第2電電のときにはアクセスコード「007
7」を、日本テレコムのときにはアクセスコード「00
88」を、日本高速通信のときにはアクセスコード「0
078」を送信先の電話番号の前に付加して通知する。
【0032】一方、ファクシミリ装置1は、PC2から
発呼要求があったら、図2に示すように、ステップ(図
中「S」で示す)1でPCからのATDT(P)コマン
ドか否かを判断して、ATDT(P)コマンドでなけれ
ばこの処理を終了するが、ATDT(P)コマンドな
ら、ステップ2でそのATDT(P)コマンド中に「0
077」「0088」「0078」のアクセスコードの
有無を判断する。
【0033】ステップ2の判断でいずれのアクセスコー
ドもなければこの処理を終了するが、いずれかのアクセ
スコードがあれば、ステップ3でそのアクセスコードと
送信先の電話番号と時刻,曜日等の時間とを対応させて
登録メモリ部に登録し、この処理を終了する。
【0034】すなわち、主制御部14は、データ送受信
可能に接続したPC2からデータ受信した発呼先の回線
の種類を示すアクセスコードを認識すると、その認識し
たアクセスコードに対応する電話番号と回線を使用する
時刻及び曜日の時間とを対応させて登録メモリ部15に
記憶する。その後、PC2から発呼要求を実行するが、
この処理手順は通常のファクシミリ装置1の処理と共通
なのでその説明を省略する。
【0035】図3は、登録メモリ部15にアクセスコー
ド等を登録するときのフォーマット例を示す図である。
このように、送信先の電話番号である送信相手先番号
と、発呼先の回線のアクセスコードであるアクセス番号
と、その回線の利用時間である時刻及び曜日とを対応さ
せて記憶する。
【0036】なお、曜日を示す数字は、0〜6がそれぞ
れ日曜〜土曜を示している。また、このフォーマットで
は、時刻の設定を1時間単位で登録するようにしてい
る。さらに、送信相手先番号は全桁数を登録している
が、市外局番のみを登録するようにしてもよい。
【0037】次に、このファクシミリ装置1のファクシ
ミリ送信の処理について説明する。図4は図1に示した
ファクシミリ装置のファクシミリ送信の処理を示すフロ
ーチャートである。
【0038】このファクシミリ送信処理は、主制御部1
4が、ステップ11で読み取り部に送信原稿がセットさ
れ、ステップ12で操作・表示部から送信先の電話番号
が入力され、ステップ13で操作・表示部から送信開始
のスタートボタンが押下されると、ステップ14で入力
された電話番号、及び時計から取得した現在の曜日と時
刻(発呼時の時間)と、登録メモリ部15に記憶されて
いる電話番号とそれに対応する曜日と時刻の時間とをそ
れぞれ比較し、それらが互いに合致するか否かを判断す
る。
【0039】ステップ14の判断で入力された発呼先の
電話番号と登録メモリ部15に登録された電話番号が一
致し、その電話番号に対応して登録されている曜日と時
刻が時計から取得した発呼時の曜日と時刻と一致すると
き、ステップ15で入力された電話番号と一致する電話
番号に対応して登録されているアクセスコードを入力さ
れた電話番号に付加して、ステップ16でモデム部及び
NCU部によって自動発呼する。
【0040】上記時刻の比較では、登録メモリ部15に
登録されている時刻が23時の場合、現在時刻の23時
台であれば合致すると判断する。また、上記発呼では、
電話番号の前に付加されたアクセスコードに対応する回
線を選択し、その回線に対して電話番号の相手先へ発呼
する。そして、回線を接続すると、読み取り部17によ
って原稿の画像を読み取ってその画情報を画情報メモリ
20へ蓄積し、それを復号化してモデム部で変調してN
CU部を介して相手先へ送信する。
【0041】このようにして、PC2からLCR機能を
用いたファクシミリ送信を行なうときに、発呼先の回線
を選択するアクセスコードと電話番号と時間とを対応さ
せて登録し、その後にファクシミリ装置1でファクシミ
リ送信を行なうとき、送信先と送信時の時間に合致する
アクセスコードを用いて低料金の回線を自動的に選択し
て送信することができる。したがって、ファクシミリ装
置1にLCR機能を安価に導入することができ、ファク
シミリ送信時の回線利用料金を低減することができる。
【0042】次に、このファクシミリ装置1のメモリ送
信の処理について説明する。図5は図1に示したファク
シミリ装置のメモリ送信の処理を示すフローチャートで
ある。
【0043】このメモリ送信は、主制御部14が、操作
・表示部16からメモリ送信が入力され、ステップ21
で読み取り部に送信原稿がセットされ、ステップ22で
操作・表示部から送信先の電話番号が入力されると、ス
テップ23で入力された発呼先の電話番号が登録メモリ
部に記憶されている電話番号を比較し、それが一致する
か否かを判断する。
【0044】ステップ23の判断で入力された発呼先の
電話番号と登録メモリ部に登録された電話番号が一致し
たとき、ステップ24で登録メモリ部にその電話番号に
対応して登録されている曜日と時刻を検索して操作・表
示部に表示し、その表示した曜日と時刻をメモリ送信の
時間として仮設定し、ステップ25で時刻変更有りか否
かを判断する。
【0045】ステップ25の判断で、操作・表示部から
異なる時刻が入力されたら時刻変更と判断してステップ
26でメモリ送信の時刻をその入力された時刻に変更
し、設定終了の指示後にステップ27へ進む。また、設
定終了の指示があればそのままステップ27へ進む。さ
らに、ステップ23の判断で入力された発呼先の電話番
号が登録メモリ部に記憶されている電話番号と一致しな
かったとき、ステップ26で操作・表示部から入力され
たメモリ送信の時間を設定してステップ27へ進む。
【0046】そして、ステップ27では、メモリ送信時
間の設定後に操作・表示部のスタートボタンが押下され
ると、読み取り部にセットされた原稿の画像を読み取っ
てその画情報を画情報メモリに蓄積し、設定された時間
によるメモリ送信のファイルとして登録し、時計19か
ら取得した時間がメモリ送信の時間になったら、設定さ
れたアクセスコードの回線を選択し、モデム部及びNC
U部によって自動発呼し、回線を接続したら画情報メモ
リに格納した送信対象の画情報を符号化してモデム部で
変調してNCU部を介して送信する。
【0047】このようにして、メモリ送信の設定時、そ
の送信先に応じて回線利用料金が安くなる回線と送信時
間を容易に設定することができ、メモリ送信時の回線利
用料金を低減することができる。
【0048】次に、このファクシミリ装置1の登録情報
の自動更新処理について説明する。まず、主制御部14
は、操作・表示部16に設けられている短縮ダイヤルキ
ーに対して、オペレータによって各短縮ダイヤルキーに
対して入力された相手先の電話番号を、短縮メモリ部2
1に該当する短縮ダイヤルキーと対応させて登録する処
理を行なう。
【0049】通常、これらの登録はよく送信する相手先
への番号入力を簡易に行なうために使用するが、他に中
継機能などで中継依頼局から中継局番指定に利用するこ
ともできる。
【0050】この登録情報の自動更新処理は、主制御部
14が、時計19から取得する時間に基づいて登録メモ
リ部15に登録されている電話番号に対応する時間であ
ることを確認すると、短縮メモリ部21に登録されてい
る電話番号と登録メモリ部15に登録されている電話番
号とを比較し、短縮メモリ部21に登録メモリ部15に
登録されている電話番号と同じ電話番号の短縮ダイヤル
が登録されているとき、その登録メモリ部15の電話番
号に対応するアクセスコードを短縮ダイヤルに付加して
登録する。
【0051】そして、主制御部14は、時計19から取
得する時間に基づいて登録メモリ部15に登録されてい
る電話番号に対応する時間でなくなったことを確認する
と、短縮メモリ部21に登録されている電話番号と登録
メモリ部15に登録されている電話番号とを比較し、短
縮メモリ部21に登録メモリ部15に登録されている電
話番号と同じ電話番号の短縮ダイヤルが登録されている
とき、その短縮メモリ部21の電話番号に付加されてい
るアクセスコードを削除して登録する。
【0052】次に、登録メモリ部15に電話番号を短縮
ダイヤルに対応させた短縮番号で登録しているときの登
録情報の自動更新処理について説明する。図6はその登
録情報の自動更新処理を示すフローチャートである。
【0053】この処理は、主制御部14が、ステップ3
1で登録メモリ部に登録されている登録内容が時計から
取得した時間内であることを確認すると、ステップ32
で登録メモリ部の登録内容と同じ短縮番号が短縮メモリ
部に設定されているか否かを判断する。
【0054】ステップ32の判断で同じ短縮番号が設定
されていなければステップ34へ進むが、同じ短縮番号
が設定されていれば、ステップ33で短縮メモリ部の短
縮番号にそれと一致した短縮番号に対応するアクセスコ
ードを付加して登録する。
【0055】さらに、ステップ34で登録メモリ部に登
録されている登録内容が時計から取得した時間を外れて
無効であるか否かを判断して、無効でなければこの処理
を終了するが、無効ならステップ35で登録メモリ部の
登録内容と同じ短縮番号が短縮メモリ部に設定されてい
ることを確認すると、ステップ36で短縮メモリ部の短
縮番号に付加されたアクセスコードを削除して登録す
る。
【0056】すなわち、この処理では登録されている短
縮番号と登録メモリ部15に記憶された情報とを比較
し、その登録された番号と時間・曜日が一致したときに
は、登録されている短縮番号にアクセスコードを付加し
て再登録する。また、時刻が経過した後にはアクセスコ
ードを外して再登録する処理を行なう。
【0057】このようにして、短縮ダイヤルに登録した
送信先の電話番号に回線利用料金が安くなる回線を選択
して発呼するアクセスコードを自動的に付加し、各短縮
ダイヤルの電話番号に付加したアクセスコードの回線が
低料金でなくなる時間には、そのアクセスコードを自動
的に外すことができる。
【0058】したがって、短縮ダイヤルの使用時には煩
雑な回線選択操作を行なわなくても自動的に回線利用料
金が安い回線を選択してファクシミリ送信することがで
き、短縮ダイヤルに付加するアクセスコードの更新も自
動的に行なえる。また、短縮ダイヤルによる中継送信時
にも自動的に回線利用料金が安い回線を選択してファク
シミリ中継送信することができ、回線使用料金を低減す
ることができる。
【0059】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る通信装置によれば、LCR機能を備えたパーソナルコ
ンピュータ等の端末装置を接続し、その端末装置のLC
R機能を利用してファクシミリ送信時には低料金の回線
を自動的に選択して送信することができ、ファクシミリ
送信時の回線使用料金を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の通信装置の一実施形態を示すファク
シミリ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示したファクシミリ装置の登録処理を示
すフローチャートである。
【図3】図2に示した処理で登録される情報のフォーマ
ット例を示す図である。
【図4】図1に示したファクシミリ装置のファクシミリ
送信の処理を示すフローチャートである。
【図5】図1に示したファクシミリ装置のメモリ送信の
処理を示すフローチャートである。
【図6】図1に示したファクシミリ装置の登録情報の自
動更新処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1:ファクシミリ装置 2:端末装置(PC) 3:ケーブル 11:RS232C部 12:モデム部 13:ネットワークコントロールユニット(NCU)部 14:主制御部 15:登録メモリ部 16:操作・表示部 17:読み取り部 18:書き込み部 19:時計 20:画情報メモリ 21:短縮メモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して画情報をファクシミリ送受
    信する手段と、 パーソナルコンピュータ等の端末装置とデータ送受信可
    能に接続する手段と、 該手段によって前記端末装置からデータ受信した発呼先
    の回線の種類を示すアクセスコードを認識する手段と、 該手段によって認識したアクセスコードに対応する電話
    番号と回線を使用する時間とを対応させて記憶する記憶
    手段と、 ファクシミリ送信の発呼時、発呼先の電話番号と発呼時
    の時間とが前記記憶手段に記憶されている電話番号とそ
    れに対応する時間とに合致するか否かを判断する手段
    と、 該手段によって発呼先の電話番号と発呼時の時間とが前
    記記憶手段に記憶されている電話番号とそれに対応する
    時間とに合致したとき、該合致した電話番号と時間とに
    対応するアクセスコードを前記発呼先の電話番号に付加
    して発呼する手段とを設けたことを特徴とする通信装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信装置において、 メモリ送信の設定時、発呼先の電話番号が前記記憶手段
    に記憶されている電話番号に合致するか否かを判断する
    手段と、 該手段によって発呼先の電話番号が前記記憶手段に記憶
    されている電話番号に合致したとき、該合致した電話番
    号に対応する時間を検索して表示する手段と、該手段に
    よって表示した時間をメモリ送信を開始する時間に設定
    する手段とを設けたことを特徴とする通信装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の通信装置におい
    て、 発呼先の電話番号を短縮ダイヤルに対応させて登録する
    手段と、該手段によって短縮ダイヤルに登録された発呼
    先の電話番号が前記記憶手段に記憶されている電話番号
    に合致し、且つ該電話番号に対応する時間が現在時間に
    合致するか否かを判断する手段と、 該手段によって短縮ダイヤルに登録された発呼先の電話
    番号が前記記憶手段に記憶されている電話番号に合致
    し、且つ該電話番号に対応する時間が現在時間に合致し
    たとき、前記短縮ダイヤルに登録された発呼先の電話番
    号に前記合致した電話番号に対応するアクセスコードを
    付加する手段と、 該手段によって付加されたアクセスコードに対応する時
    間が現在時間に合致しなくなったとき、前記短縮ダイヤ
    ルに登録された発呼先の電話番号に前記合致した電話番
    号に対応するアクセスコードを削除する手段とを設けた
    ことを特徴とする通信装置。
JP8332564A 1996-12-12 1996-12-12 通信装置 Pending JPH10173816A (ja)

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