JPH10173744A - 電話システム - Google Patents
電話システムInfo
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- JPH10173744A JPH10173744A JP8344665A JP34466596A JPH10173744A JP H10173744 A JPH10173744 A JP H10173744A JP 8344665 A JP8344665 A JP 8344665A JP 34466596 A JP34466596 A JP 34466596A JP H10173744 A JPH10173744 A JP H10173744A
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- JP
- Japan
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- telephone
- line
- cordless telephone
- public
- phs
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PHSハンドセットのような携帯電話機にか
かってきた電話を、公衆電話回線に接続された端末装置
側で着信可能とする。 【解決手段】 PHS対応の親機10Pは、公衆有線電
話回線LNに接続されると共に、家庭内無線回線WLh
により、PHSハンドセット20Sに接続される。PH
Sハンドセットは、家庭内無線回線による親機からの着
信と、公衆無線回線WLpによる基地局2からの着信と
の判別が可能である。このPHSハンドセットに、ソフ
トウェアによる着信中継機能を搭載して、基地局からの
着信を家庭内無線回線を通じて親機に中継する。
かってきた電話を、公衆電話回線に接続された端末装置
側で着信可能とする。 【解決手段】 PHS対応の親機10Pは、公衆有線電
話回線LNに接続されると共に、家庭内無線回線WLh
により、PHSハンドセット20Sに接続される。PH
Sハンドセットは、家庭内無線回線による親機からの着
信と、公衆無線回線WLpによる基地局2からの着信と
の判別が可能である。このPHSハンドセットに、ソフ
トウェアによる着信中継機能を搭載して、基地局からの
着信を家庭内無線回線を通じて親機に中継する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、公衆無線回線で
ある携帯電話回線の着信を、コードレス電話の親機で受
けることができるようにする電話システムに関する。
ある携帯電話回線の着信を、コードレス電話の親機で受
けることができるようにする電話システムに関する。
【0002】
【従来の技術】有線電話回線に接続されたコードレス電
話親機(以下、単に親機と呼ぶ)と、この親機とVHF
帯またはUHF帯の無線回線で接続されるハンドセット
(以下子機と呼ぶ)からなる、いわゆるコードレス電話
が知られている。
話親機(以下、単に親機と呼ぶ)と、この親機とVHF
帯またはUHF帯の無線回線で接続されるハンドセット
(以下子機と呼ぶ)からなる、いわゆるコードレス電話
が知られている。
【0003】通常、親機は特定の設置場所に固定され
て、有線電話回線に接続されると共に、子機との無線送
受信のため、およびスピーカホン、留守番機能、電話帳
機能などの種々の付加機能を利用できるようにするため
商用電源に接続される。1台ないし複数台の子機は、充
電可能な電池(2次電池)を内蔵しており、親機から、
例えば100mの範囲で、自由に移動して通話すること
ができる。
て、有線電話回線に接続されると共に、子機との無線送
受信のため、およびスピーカホン、留守番機能、電話帳
機能などの種々の付加機能を利用できるようにするため
商用電源に接続される。1台ないし複数台の子機は、充
電可能な電池(2次電池)を内蔵しており、親機から、
例えば100mの範囲で、自由に移動して通話すること
ができる。
【0004】上述のようなコードレス電話には、音声信
号がデジタル処理されて、時間軸とデータ量が圧縮され
て伝送される、デジタルコードレス電話がある。また、
このデジタルコードレス電話機には、PHS(パーソナ
ルハンディホンシステム;簡易型携帯電話)に対応した
ものもあり、PHS対応のデジタルコードレス電話で
は、親機の電話番号(例えば、03−5448−331
1)とは別の電話番号(例えば、050−123−45
67)を付けて、子機を単独でも使用できるので、子機
を携帯して外出することが多い。
号がデジタル処理されて、時間軸とデータ量が圧縮され
て伝送される、デジタルコードレス電話がある。また、
このデジタルコードレス電話機には、PHS(パーソナ
ルハンディホンシステム;簡易型携帯電話)に対応した
ものもあり、PHS対応のデジタルコードレス電話で
は、親機の電話番号(例えば、03−5448−331
1)とは別の電話番号(例えば、050−123−45
67)を付けて、子機を単独でも使用できるので、子機
を携帯して外出することが多い。
【0005】なお、この明細書では、「PHS」はシス
テムを意味する語として用い、巷間にいわれるPHSは
「PHSハンドセット」と呼ぶ。
テムを意味する語として用い、巷間にいわれるPHSは
「PHSハンドセット」と呼ぶ。
【0006】従来、例えば図9に示すように、加入者宅
HM内では、PHS対応の親機として登録した、デジタ
ルコードレス電話の親機10Pが、有線電話回線LNを
通じて電話局1に接続されると共に、親機10PとPH
S対応の子機(PHSハンドセット)20−hとが、無
線内線回線(以下、家庭内無線回線という)WLhを通
じて接続される。
HM内では、PHS対応の親機として登録した、デジタ
ルコードレス電話の親機10Pが、有線電話回線LNを
通じて電話局1に接続されると共に、親機10PとPH
S対応の子機(PHSハンドセット)20−hとが、無
線内線回線(以下、家庭内無線回線という)WLhを通
じて接続される。
【0007】加入者宅HM内では、一般に、子機20−
hは充電台30に載置されて、子機20−hに内蔵の2
次電池が充電される。充電台30は、親機10Pとの通
話可能範囲で、PHS基地局2からの電波が届きやすい
適宜の場所、例えば、窓際などに配設される。
hは充電台30に載置されて、子機20−hに内蔵の2
次電池が充電される。充電台30は、親機10Pとの通
話可能範囲で、PHS基地局2からの電波が届きやすい
適宜の場所、例えば、窓際などに配設される。
【0008】このPHS基地局2は、公衆無線回線WL
pを通じて、外出先もしくは加入者宅HM内の子機20
−o,20−hに接続される。また、このPHS基地局
2は、リンクLKを通じて、電話局1と接続されてい
る。
pを通じて、外出先もしくは加入者宅HM内の子機20
−o,20−hに接続される。また、このPHS基地局
2は、リンクLKを通じて、電話局1と接続されてい
る。
【0009】そして、PHSハンドセットを携帯して外
出して公衆無線回線WLpに対応する簡易型携帯電話と
して使用する場合には、使用者は、PHSハンドセット
を公衆モードに設定する。すると、PHSハンドセット
は、PHS基地局2を通じた公衆無線回線WLpに対応
する前記携帯電話機として割り当てられた電話番号(例
えば、050−123−4567)により着信が受けら
れる。
出して公衆無線回線WLpに対応する簡易型携帯電話と
して使用する場合には、使用者は、PHSハンドセット
を公衆モードに設定する。すると、PHSハンドセット
は、PHS基地局2を通じた公衆無線回線WLpに対応
する前記携帯電話機として割り当てられた電話番号(例
えば、050−123−4567)により着信が受けら
れる。
【0010】また、使用者が在宅で、PHSハンドセッ
トを家庭内無線回線WLhに対応のコードレス子機とし
て使用する場合には、使用者は、PHSハンドセットを
家庭モードに設定する。すると、コードレス電話に割り
当てられた電話番号への着信をPHSハンドセットによ
り受けることができる。
トを家庭内無線回線WLhに対応のコードレス子機とし
て使用する場合には、使用者は、PHSハンドセットを
家庭モードに設定する。すると、コードレス電話に割り
当てられた電話番号への着信をPHSハンドセットによ
り受けることができる。
【0011】また、家庭内無線回線WLhと公衆無線回
線WLpの双方に、PHSハンドセットを対応させるた
め、例えば、公衆モードと家庭モードからの着信を同時
に待ち受けすることができるデュアル待受けモードに設
定することができるPHSハンドセットもある。
線WLpの双方に、PHSハンドセットを対応させるた
め、例えば、公衆モードと家庭モードからの着信を同時
に待ち受けすることができるデュアル待受けモードに設
定することができるPHSハンドセットもある。
【0012】この場合、家庭内無線回線WLhと公衆無
線回線WLpとのプロトコルの違いによって、いずれの
回線からの着信であるかが判別され、当該ハンドセット
は、着信した側の無線回線と、択一的に接続される。こ
の場合には、PHSハンドセットは、いずれの電話番号
への着信も受けることができる。
線回線WLpとのプロトコルの違いによって、いずれの
回線からの着信であるかが判別され、当該ハンドセット
は、着信した側の無線回線と、択一的に接続される。こ
の場合には、PHSハンドセットは、いずれの電話番号
への着信も受けることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、加入者が在
宅の場合に、PHS基地局を経由して、PHSハンドセ
ットの番号(例えば、050−123−4567)にか
かってきた電話(着信)は、PHSハンドセットを公衆
モードあるいはデュアルモードにしておけば、PHSハ
ンドセットでは受けることができる。
宅の場合に、PHS基地局を経由して、PHSハンドセ
ットの番号(例えば、050−123−4567)にか
かってきた電話(着信)は、PHSハンドセットを公衆
モードあるいはデュアルモードにしておけば、PHSハ
ンドセットでは受けることができる。
【0014】この着信をコードレス電話親機で受けるこ
とができれば、この親機は、操作が容易で、便利な諸機
能、例えば、スピーカホン、留守番機能、電話帳機能な
どを備えているので、加入者にとって好都合である。
とができれば、この親機は、操作が容易で、便利な諸機
能、例えば、スピーカホン、留守番機能、電話帳機能な
どを備えているので、加入者にとって好都合である。
【0015】ところが、前述のような、従来の電話シス
テムでは、PHSハンドセット20−hに対して、PH
S基地局2を経由してかかってきた電話は、加入者宅H
M内で、PHSハンドセット20−hに着信することが
できるが、このハンドセット20−hの親機10Pに
は、前出図9に「×」で示すように、着信することがで
きないようになっている。
テムでは、PHSハンドセット20−hに対して、PH
S基地局2を経由してかかってきた電話は、加入者宅H
M内で、PHSハンドセット20−hに着信することが
できるが、このハンドセット20−hの親機10Pに
は、前出図9に「×」で示すように、着信することがで
きないようになっている。
【0016】このため、加入者宅HM内のPHSハンド
セット20−hに電話がかかってきた場合、加入者は、
親機10Pが備えている便利な諸機能を利用することが
できず、また、PHSハンドセット20−hが小型であ
るため、各種のキーが操作し難いという問題があった。
セット20−hに電話がかかってきた場合、加入者は、
親機10Pが備えている便利な諸機能を利用することが
できず、また、PHSハンドセット20−hが小型であ
るため、各種のキーが操作し難いという問題があった。
【0017】尤も、例えば「ホームステーション」と呼
ばれる無線端末を加入電話回線に追加した上で、電話会
社による「転送でんわサービス」を利用して、自宅の加
入電話を転送先に指定することにより、PHSハンドセ
ットにかかってきた電話を自宅に着信可能とすることは
できる。
ばれる無線端末を加入電話回線に追加した上で、電話会
社による「転送でんわサービス」を利用して、自宅の加
入電話を転送先に指定することにより、PHSハンドセ
ットにかかってきた電話を自宅に着信可能とすることは
できる。
【0018】しかしながら、この「転送でんわサービ
ス」の利用は、PHSハンドセットの電源が入っていな
い時や、PHSハンドセットが電波が届かない場所にあ
る時にかかってきた電話に限られているので、加入者が
在宅の場合は、必ずしも、このサービスの利用条件に当
てはまらず、加入者に好都合にはならない。PHSハン
ドセットを、例えば、外出先では業務用、在宅では私用
に使う場合には、外出先でPHSハンドセットの電源が
入っていない場合等に自宅に転送されるのは好ましくな
い場合があるかかる点に鑑み、この発明の目的は、基地
局を経由して、PHSハンドセットのような携帯電話機
にかかってきた電話が、有線公衆電話回線に接続された
コードレス電話親機で、着信可能となる電話システムを
提供するところにある。
ス」の利用は、PHSハンドセットの電源が入っていな
い時や、PHSハンドセットが電波が届かない場所にあ
る時にかかってきた電話に限られているので、加入者が
在宅の場合は、必ずしも、このサービスの利用条件に当
てはまらず、加入者に好都合にはならない。PHSハン
ドセットを、例えば、外出先では業務用、在宅では私用
に使う場合には、外出先でPHSハンドセットの電源が
入っていない場合等に自宅に転送されるのは好ましくな
い場合があるかかる点に鑑み、この発明の目的は、基地
局を経由して、PHSハンドセットのような携帯電話機
にかかってきた電話が、有線公衆電話回線に接続された
コードレス電話親機で、着信可能となる電話システムを
提供するところにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、この発明による電話システムは、有線電話回線に接
続され、コードレス電話子機と内線無線回線により接続
可能なコードレス電話親機と、公衆無線回線により公衆
基地局との接続が可能であって、音声情報の入出力端子
と、制御信号の入出力端子を備える携帯電話機と、前記
コードレス電話親機と無線内線回線により接続可能とす
る前記コードレス電話子機の無線通信機能部を備えると
共に、前記携帯電話機の前記音声情報の入出力端子およ
び前記制御信号の入出力端子と、前記無線通信機能部と
を接続するための接続手段を備えるアダプタ装置と、を
備え、前記携帯電話機が前記アダプタ装置に接続された
ときに、前記携帯電話機への着信を前記コードレス電話
親機で着信可能とするようにしたことを特徴とすること
を特徴とするものである。
め、この発明による電話システムは、有線電話回線に接
続され、コードレス電話子機と内線無線回線により接続
可能なコードレス電話親機と、公衆無線回線により公衆
基地局との接続が可能であって、音声情報の入出力端子
と、制御信号の入出力端子を備える携帯電話機と、前記
コードレス電話親機と無線内線回線により接続可能とす
る前記コードレス電話子機の無線通信機能部を備えると
共に、前記携帯電話機の前記音声情報の入出力端子およ
び前記制御信号の入出力端子と、前記無線通信機能部と
を接続するための接続手段を備えるアダプタ装置と、を
備え、前記携帯電話機が前記アダプタ装置に接続された
ときに、前記携帯電話機への着信を前記コードレス電話
親機で着信可能とするようにしたことを特徴とすること
を特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照しな
がら、この発明による電話システムの実施の形態につい
て説明する。
がら、この発明による電話システムの実施の形態につい
て説明する。
【0021】[第1の実施の形態]この発明の第1の実
施の形態の全体の構成を図1に示し、その要部の構成を
図2に示す。この図1において、前出図9に対応する部
分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
施の形態の全体の構成を図1に示し、その要部の構成を
図2に示す。この図1において、前出図9に対応する部
分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0022】図1において、電話局1とPHS基地局2
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、前述のような各種機能を備えた、デジタルコードレ
ス電話の親機10Cが、電話回線LNを通じて電話局1
に接続されると共に、充電台30Cに載置されたPHS
ハンドセット20−hが、公衆無線回線WLpを通じ
て、PHS基地局2に接続される。
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、前述のような各種機能を備えた、デジタルコードレ
ス電話の親機10Cが、電話回線LNを通じて電話局1
に接続されると共に、充電台30Cに載置されたPHS
ハンドセット20−hが、公衆無線回線WLpを通じ
て、PHS基地局2に接続される。
【0023】この実施の形態では、充電台30C内にコ
ードレス電話の子機機能回路40Cが設けられる。子機
機能回路40Cは、少なくとも、親機10Cとの間で、
音声情報および制御信号とを無線通信できる機能を備え
ている。この子機機能回路40Cは、家庭内無線回線
(内線)WLhを通じて、親機10Cと接続されると共
に、伝送線45を通じて、PHSハンドセット20−h
と接続される。
ードレス電話の子機機能回路40Cが設けられる。子機
機能回路40Cは、少なくとも、親機10Cとの間で、
音声情報および制御信号とを無線通信できる機能を備え
ている。この子機機能回路40Cは、家庭内無線回線
(内線)WLhを通じて、親機10Cと接続されると共
に、伝送線45を通じて、PHSハンドセット20−h
と接続される。
【0024】図2に示すように、PHSハンドセット2
0−hは、送受兼用のアンテナ21に接続されたRF送
受信回路22と、ベースバンド処理回路23とを含んで
構成される。
0−hは、送受兼用のアンテナ21に接続されたRF送
受信回路22と、ベースバンド処理回路23とを含んで
構成される。
【0025】このベースバンド処理回路23では、音声
信号やデータなどベースバンドの信号が、TDMA(Ti
me-Division Multiple Access ),A−D変換,D−A
変換,データ圧縮・伸長など、送信用あるいは受信用に
処理されると共に、RF送受信回路22では、FSK変
調・FSK復調、RF送信・受信などの各種処理が行わ
れる。
信号やデータなどベースバンドの信号が、TDMA(Ti
me-Division Multiple Access ),A−D変換,D−A
変換,データ圧縮・伸長など、送信用あるいは受信用に
処理されると共に、RF送受信回路22では、FSK変
調・FSK復調、RF送信・受信などの各種処理が行わ
れる。
【0026】そして、RF送受信回路22とベースバン
ド回路23の間で、送受信情報の授受が行われると共
に、ベースバンド回路23と、受話器24および送話器
25との間で音声信号の授受が行われる。また、上述の
ようなRF送受信回路22およびベースバンド回路23
の制御などのために、マイクロコンピュータ26が設け
られる。
ド回路23の間で、送受信情報の授受が行われると共
に、ベースバンド回路23と、受話器24および送話器
25との間で音声信号の授受が行われる。また、上述の
ようなRF送受信回路22およびベースバンド回路23
の制御などのために、マイクロコンピュータ26が設け
られる。
【0027】なお、図2では、ダイヤルキー、機能キ
ー、液晶ディスプレイなど、この発明と直接に関係しな
い部分は省略する。
ー、液晶ディスプレイなど、この発明と直接に関係しな
い部分は省略する。
【0028】一方、図1の実施の形態の子機機能回路4
0Cは、上述のPHSハンドセット20−hから受話器
24と送話器25を除いたように、アンテナ41、RF
送受信回路42、ベースバンド処理回路43およびマイ
クロコンピュータ44を含んで構成される。
0Cは、上述のPHSハンドセット20−hから受話器
24と送話器25を除いたように、アンテナ41、RF
送受信回路42、ベースバンド処理回路43およびマイ
クロコンピュータ44を含んで構成される。
【0029】そして、この子機機能回路40CとPHS
ハンドセット20−hとに共通に、充電回路31から所
要の直流電源が供給される。
ハンドセット20−hとに共通に、充電回路31から所
要の直流電源が供給される。
【0030】この実施の形態では、子機機能回路40C
とPHSハンドセット20−hとのベースバンド処理回
路23,43の間と、マイクロコンピュータ26,44
の間とが、それぞれ伝送線45により接続されて、適宜
のタイミングで、音声データや制御データの授受が行わ
れる。
とPHSハンドセット20−hとのベースバンド処理回
路23,43の間と、マイクロコンピュータ26,44
の間とが、それぞれ伝送線45により接続されて、適宜
のタイミングで、音声データや制御データの授受が行わ
れる。
【0031】なお、この伝送線45との接続のために、
PHSハンドセット20−hに端子(図示は省略)を設
ける必要がある。また、この伝送線45に代えて、赤外
線伝送系を用いることもできる。
PHSハンドセット20−hに端子(図示は省略)を設
ける必要がある。また、この伝送線45に代えて、赤外
線伝送系を用いることもできる。
【0032】次に、図1の実施の形態の動作について説
明する。この実施の形態では、例えば、前述のようなデ
ュアル待受けモードのPHSハンドセット20−h(例
えば、050−123−4567)に、公衆無線回線W
LpとPHS基地局2とを通じて、電話がかかってくる
と、PHSハンドセット20−hが公衆モードに切り換
えられる。
明する。この実施の形態では、例えば、前述のようなデ
ュアル待受けモードのPHSハンドセット20−h(例
えば、050−123−4567)に、公衆無線回線W
LpとPHS基地局2とを通じて、電話がかかってくる
と、PHSハンドセット20−hが公衆モードに切り換
えられる。
【0033】そして、このPHSハンドセット20−h
からの着信情報は、伝送線45を通じて、コードレス子
機能回路40Cに供給されて、コードレス電話形式の送
信情報に変換され、内線WLhを通じて、コードレス電
話の親機10Cに伝送される。
からの着信情報は、伝送線45を通じて、コードレス子
機能回路40Cに供給されて、コードレス電話形式の送
信情報に変換され、内線WLhを通じて、コードレス電
話の親機10Cに伝送される。
【0034】これにより、PHS基地局2を通じて、P
HSハンドセット20−hにかかってきた電話が、公衆
有線電話回線LNに接続された親機10C(例えば、0
3−5448−3311)に着信することができる。
HSハンドセット20−hにかかってきた電話が、公衆
有線電話回線LNに接続された親機10C(例えば、0
3−5448−3311)に着信することができる。
【0035】上述のように、この実施の形態では、公衆
有線電話回線LNに接続されたコードレス電話の親機1
0C側に、PHSハンドセット20−hにかかってきた
電話が着信するので、応答操作が容易であると共に、親
機10Cが備える便利な諸機能を活用することができ
る。
有線電話回線LNに接続されたコードレス電話の親機1
0C側に、PHSハンドセット20−hにかかってきた
電話が着信するので、応答操作が容易であると共に、親
機10Cが備える便利な諸機能を活用することができ
る。
【0036】また、この実施の形態では、コードレス電
話の親機10Cに、公衆有線電話回線LNを通じて、電
話をかけることもできるので、外線2者と加入者宅内1
者との3者通話が可能となる。
話の親機10Cに、公衆有線電話回線LNを通じて、電
話をかけることもできるので、外線2者と加入者宅内1
者との3者通話が可能となる。
【0037】なお、上述の例では、PHSハンドセット
をデュアルモードに設定したが、家庭内のPHSハンド
セット20−hを公衆無線モードに設定しておくことに
より、上述と同様の作用効果が得られる。
をデュアルモードに設定したが、家庭内のPHSハンド
セット20−hを公衆無線モードに設定しておくことに
より、上述と同様の作用効果が得られる。
【0038】[第2の実施の形態]次に、図3および図
4を参照しながら、この発明による電話システムの他の
実施の形態について説明する。
4を参照しながら、この発明による電話システムの他の
実施の形態について説明する。
【0039】この発明の第2の実施の形態の全体の構成
を図3に示し、その要部の構成を図4に示す。この図3
および図4において、前出図1および図2に対応する部
分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
を図3に示し、その要部の構成を図4に示す。この図3
および図4において、前出図1および図2に対応する部
分には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0040】図3において、電話局1とPHS基地局2
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、デジタルコードレス電話の親機10Cが、電話回線
LNを通じて電話局1に接続され、充電台30Aに載置
されたPHSハンドセット20−hが、公衆無線回線W
Lpを通じて、PHS基地局2に接続されると共に、充
電台30Bに載置されたコードレス電話の子機20C
が、内線WLhを通じて、親機10Cに接続される。
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、デジタルコードレス電話の親機10Cが、電話回線
LNを通じて電話局1に接続され、充電台30Aに載置
されたPHSハンドセット20−hが、公衆無線回線W
Lpを通じて、PHS基地局2に接続されると共に、充
電台30Bに載置されたコードレス電話の子機20C
が、内線WLhを通じて、親機10Cに接続される。
【0041】また、この実施の形態では、各充電台30
A,30Bに通信機能回路40A,40Bが内蔵され、
それぞれ伝送線45A,45Bを通じて、PHSハンド
セット20−hおよびコードレス電話の子機20Cに接
続されると共に、両通信機能回路40A,40Bが伝送
線46を通じて接続される。
A,30Bに通信機能回路40A,40Bが内蔵され、
それぞれ伝送線45A,45Bを通じて、PHSハンド
セット20−hおよびコードレス電話の子機20Cに接
続されると共に、両通信機能回路40A,40Bが伝送
線46を通じて接続される。
【0042】図4に示すように、図3の実施の形態の各
通信機能回路40A,40Bは、ベースバンド処理回路
43A,43Bと、マイクロコンピュータ44A,44
Bとを含んで、同様に構成される。
通信機能回路40A,40Bは、ベースバンド処理回路
43A,43Bと、マイクロコンピュータ44A,44
Bとを含んで、同様に構成される。
【0043】一方の通信機能回路40Aのベースバンド
処理回路43Aおよびマイクロコンピュータ44Aと、
PHSハンドセット20−hとの間が、伝送線45Aに
より接続されると共に、他方の通信機能回路40Bのベ
ースバンド処理回路43Bおよびマイクロコンピュータ
44Bと、コードレス電話の子機20Cとの間が、伝送
線45Bにより接続されて、それぞれ適宜のタイミング
で、音声データや制御データの授受が行われる。そし
て、両通信機能回路40A,40Bの間でも、伝送線4
6を通じて、音声データや制御データの授受が行われ
る。
処理回路43Aおよびマイクロコンピュータ44Aと、
PHSハンドセット20−hとの間が、伝送線45Aに
より接続されると共に、他方の通信機能回路40Bのベ
ースバンド処理回路43Bおよびマイクロコンピュータ
44Bと、コードレス電話の子機20Cとの間が、伝送
線45Bにより接続されて、それぞれ適宜のタイミング
で、音声データや制御データの授受が行われる。そし
て、両通信機能回路40A,40Bの間でも、伝送線4
6を通じて、音声データや制御データの授受が行われ
る。
【0044】また、PHSハンドセット20−hと通信
機能回路40Aとに共通に、充電回路31Aから所要の
直流電源が供給されると共に、コードレス電話の子機2
0Cと通信機能回路40Bとに共通に、充電回路31B
から所要の直流電源が供給される。
機能回路40Aとに共通に、充電回路31Aから所要の
直流電源が供給されると共に、コードレス電話の子機2
0Cと通信機能回路40Bとに共通に、充電回路31B
から所要の直流電源が供給される。
【0045】なお、PHSハンドセット20−hと、コ
ードレス電話の子機20Cとには、伝送線45A,45
Bとの接続のために、それぞれ端子(図示は省略)を設
ける必要がある。また、両通信機能回路40A,40B
の間の伝送線46に代えて、赤外線伝送系を用いること
もできる。
ードレス電話の子機20Cとには、伝送線45A,45
Bとの接続のために、それぞれ端子(図示は省略)を設
ける必要がある。また、両通信機能回路40A,40B
の間の伝送線46に代えて、赤外線伝送系を用いること
もできる。
【0046】次に、図3の実施の形態の動作について説
明する。この実施の形態では、前述のようなデュアル待
受けモードのPHSハンドセット20−h(例えば、0
50−123−4567)に、公衆無線回線WLpとP
HS基地局2とを通じて、電話がかかってくると、PH
Sハンドセット20−hが公衆モードに切り換えられ
る。
明する。この実施の形態では、前述のようなデュアル待
受けモードのPHSハンドセット20−h(例えば、0
50−123−4567)に、公衆無線回線WLpとP
HS基地局2とを通じて、電話がかかってくると、PH
Sハンドセット20−hが公衆モードに切り換えられ
る。
【0047】このPHSハンドセット20−hからの着
信情報は、伝送線45Aを通じて、一方の通信機能回路
40Aに供給され、更に、伝送線46を通じて、他方の
通信機能回路40Bに供給される。
信情報は、伝送線45Aを通じて、一方の通信機能回路
40Aに供給され、更に、伝送線46を通じて、他方の
通信機能回路40Bに供給される。
【0048】そして、この通信機能回路40Bから、伝
送線45Bを通じて、コードレス電話の子機に供給され
て、コードレス電話形式の送信情報に変換され、内線W
Lhを通じて、コードレス電話の親機10Cに伝送され
る。
送線45Bを通じて、コードレス電話の子機に供給され
て、コードレス電話形式の送信情報に変換され、内線W
Lhを通じて、コードレス電話の親機10Cに伝送され
る。
【0049】これにより、PHS基地局2を通じて、P
HSハンドセット20−hにかかってきた電話が、公衆
有線電話回線LNに接続された親機10C(例えば、0
3−5448−3311)に着信することができる。
HSハンドセット20−hにかかってきた電話が、公衆
有線電話回線LNに接続された親機10C(例えば、0
3−5448−3311)に着信することができる。
【0050】上述のように、この実施の形態では、公衆
有線電話回線LNに接続されたコードレス電話の親機1
0C側に、PHSハンドセット20−hにかかってきた
電話が着信するので、応答操作が容易であると共に、親
機10Cが備える便利な諸機能を活用することができ
る。
有線電話回線LNに接続されたコードレス電話の親機1
0C側に、PHSハンドセット20−hにかかってきた
電話が着信するので、応答操作が容易であると共に、親
機10Cが備える便利な諸機能を活用することができ
る。
【0051】また、この実施の形態では、コードレス電
話の親機10Cに、公衆有線電話回線LNを通じて、電
話をかけることもできるので、外線2者と加入者宅内1
者との3者通話が可能となる。
話の親機10Cに、公衆有線電話回線LNを通じて、電
話をかけることもできるので、外線2者と加入者宅内1
者との3者通話が可能となる。
【0052】[第3の実施の形態]次に、図5〜図8を
参照しながら、この発明による電話システムの更に他の
実施の形態について説明する。
参照しながら、この発明による電話システムの更に他の
実施の形態について説明する。
【0053】この発明の更に他の実施の形態の構成を図
5に示す。この図5において、前出図9に対応する部分
には同一の符号を付して一部説明を省略する。
5に示す。この図5において、前出図9に対応する部分
には同一の符号を付して一部説明を省略する。
【0054】図5において、電話局1とPHS基地局2
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、PHSの親機として登録した、デジタルコードレス
電話の親機10Cが、電話回線LNを通じて電話局1に
接続されると共に、充電台30に載置されたPHSハン
ドセット20Sが、公衆無線回線WLpを通じて、PH
S基地局2に接続される。
が、リンクLKを通じて接続され、加入者宅HM内で
は、PHSの親機として登録した、デジタルコードレス
電話の親機10Cが、電話回線LNを通じて電話局1に
接続されると共に、充電台30に載置されたPHSハン
ドセット20Sが、公衆無線回線WLpを通じて、PH
S基地局2に接続される。
【0055】この実施の形態では、ソフトウェアによる
着信中継機能がPHSハンドセット20Sに搭載され
る。このPHSハンドセット20Sの構成は、前出図2
のハンドセット20−hと概ね同様である。
着信中継機能がPHSハンドセット20Sに搭載され
る。このPHSハンドセット20Sの構成は、前出図2
のハンドセット20−hと概ね同様である。
【0056】次に、図6〜図8を参照しながら、図5の
第3の実施の形態の動作について説明する。
第3の実施の形態の動作について説明する。
【0057】前述のように、デジタルコードレス電話な
どでは、TDMA処理により、音声データの時間軸とデ
ータ量とが圧縮されて、バースト状の送信データ(ベー
スバンド信号)が生成される。この送信データにより変
調されて形成された送信信号が、所定タイミングの送信
スロットに割り付けられて送信されると共に、相手方か
らの受信信号は、後続の受信スロットにおいて受信され
る。
どでは、TDMA処理により、音声データの時間軸とデ
ータ量とが圧縮されて、バースト状の送信データ(ベー
スバンド信号)が生成される。この送信データにより変
調されて形成された送信信号が、所定タイミングの送信
スロットに割り付けられて送信されると共に、相手方か
らの受信信号は、後続の受信スロットにおいて受信され
る。
【0058】図5の実施の形態では、PHSハンドセッ
ト20Sが通常の公衆モードであるとき、PHS基地局
2との間での送信と受信とが、図6Aに示すような、公
衆送信スロットStpおよび公衆受信スロットSrpに
より、時分割で、繰り返される。繰り返し周期Tcと送
信スロットStpの時間長Tsとは、例えば、 Tc=5mS; Ts=Tc/8=625μS のように設定される。
ト20Sが通常の公衆モードであるとき、PHS基地局
2との間での送信と受信とが、図6Aに示すような、公
衆送信スロットStpおよび公衆受信スロットSrpに
より、時分割で、繰り返される。繰り返し周期Tcと送
信スロットStpの時間長Tsとは、例えば、 Tc=5mS; Ts=Tc/8=625μS のように設定される。
【0059】また、PHSハンドセット20Sがこの発
明の中継モードであるときは、図6Bに示すように、P
HS基地局2との間での送信と受信とが、図6Aに示す
と同様に、公衆送信スロットStpおよび公衆受信スロ
ットSrpにより、時分割で、繰り返されると共に、P
HS親機10PとPHSハンドセット20Sとの間での
送信と受信とが、公衆送信スロットStpおよび公衆受
信スロットSrpとは異なるタイミングの、内線送信ス
ロットSthおよび内線受信スロットSrhにより、時
分割で、繰り返される。
明の中継モードであるときは、図6Bに示すように、P
HS基地局2との間での送信と受信とが、図6Aに示す
と同様に、公衆送信スロットStpおよび公衆受信スロ
ットSrpにより、時分割で、繰り返されると共に、P
HS親機10PとPHSハンドセット20Sとの間での
送信と受信とが、公衆送信スロットStpおよび公衆受
信スロットSrpとは異なるタイミングの、内線送信ス
ロットSthおよび内線受信スロットSrhにより、時
分割で、繰り返される。
【0060】[タイミング通知処理]親機10PとPH
Sハンドセット20Sとの間での、上述のような内線の
タイミングは、図7に示すような、タイミング通知ルー
チン100に基いて、設定される。
Sハンドセット20Sとの間での、上述のような内線の
タイミングは、図7に示すような、タイミング通知ルー
チン100に基いて、設定される。
【0061】このルーチン100においては、最初のス
テップ101で、公衆回線と内線の双方で、着信を待
ち、着信すると、次のステップ102に進んで、内線の
着信を検出したか否かが判断され、内線の着信が検出さ
れない場合はステップ101に戻る。
テップ101で、公衆回線と内線の双方で、着信を待
ち、着信すると、次のステップ102に進んで、内線の
着信を検出したか否かが判断され、内線の着信が検出さ
れない場合はステップ101に戻る。
【0062】また、ステップ102で、内線の着信を検
出した場合は、続くステップ103に進んで、子機側か
ら、PHS親機側に、上述のような、内線のタイミング
を通知する。そして、ステップ101に戻り、上述のよ
うなルーチン100の処理が繰り返される。一方、親機
側では、子機側から通知された、内線のタイミングを記
憶する(ステップ110)。
出した場合は、続くステップ103に進んで、子機側か
ら、PHS親機側に、上述のような、内線のタイミング
を通知する。そして、ステップ101に戻り、上述のよ
うなルーチン100の処理が繰り返される。一方、親機
側では、子機側から通知された、内線のタイミングを記
憶する(ステップ110)。
【0063】[着信中継処理]図8の着信中継ルーチン
120は、PHSハンドセット20Sに適用される。
120は、PHSハンドセット20Sに適用される。
【0064】この着信中継ルーチン120においては、
最初のステップ121で、PHS着信を待ち、着信する
と、次のステップ122に進んで、親機の通話圏内であ
るか否かが判断される。そして、親機の通話圏内である
場合、処理はステップ123に進んで、前述のような、
所定のタイミングで親機に着信が通知される。
最初のステップ121で、PHS着信を待ち、着信する
と、次のステップ122に進んで、親機の通話圏内であ
るか否かが判断される。そして、親機の通話圏内である
場合、処理はステップ123に進んで、前述のような、
所定のタイミングで親機に着信が通知される。
【0065】次のステップ124では、この着信通知に
対して、親機が応答したか否かが判断され、親機が応答
した場合、処理はステップ123に進んで、通話情報の
中継が行われる。
対して、親機が応答したか否かが判断され、親機が応答
した場合、処理はステップ123に進んで、通話情報の
中継が行われる。
【0066】そして、次のステップ126では通話の終
了を待ち、通話が終了すると、回線が解放されて(ステ
ップ127)、ステップ121に戻り、以後、PHS着
信の都度、上述のような着信中継ルーチン120の処理
が繰り返される。一方、ステップ124で、親機が応答
しない場合には、ステップ128に移行して、自機(P
HSハンドセット)が応答し、次のステップ129で、
通常の着信処理が行われる。また、ステップ122で、
親機の通話圏外である場合には、ステップ129に移行
して、通常の着信処理が行われる。
了を待ち、通話が終了すると、回線が解放されて(ステ
ップ127)、ステップ121に戻り、以後、PHS着
信の都度、上述のような着信中継ルーチン120の処理
が繰り返される。一方、ステップ124で、親機が応答
しない場合には、ステップ128に移行して、自機(P
HSハンドセット)が応答し、次のステップ129で、
通常の着信処理が行われる。また、ステップ122で、
親機の通話圏外である場合には、ステップ129に移行
して、通常の着信処理が行われる。
【0067】上述のように、この実施の形態では、公衆
有線電話回線LNに接続された、PHS対応の親機10
P側で、PHSハンドセット20Sにかかってきた電話
が着信するので、応答操作が容易であると共に、親機1
0Pが備える便利な諸機能を活用することができる。
有線電話回線LNに接続された、PHS対応の親機10
P側で、PHSハンドセット20Sにかかってきた電話
が着信するので、応答操作が容易であると共に、親機1
0Pが備える便利な諸機能を活用することができる。
【0068】また、この実施の形態では、PHS対応の
親機10Pに、公衆有線電話回線LNを通じて、電話を
かけることもできるので、外線2者と加入者宅内1者と
の3者通話が可能となる。
親機10Pに、公衆有線電話回線LNを通じて、電話を
かけることもできるので、外線2者と加入者宅内1者と
の3者通話が可能となる。
【0069】[その他の実施の形態]前出図1および図
3の各実施の形態では、PHSのハンドセットを含んで
システムを構成した場合について説明したが、通常の携
帯電話機を含んで全く同様のシステムを構成することも
できる。
3の各実施の形態では、PHSのハンドセットを含んで
システムを構成した場合について説明したが、通常の携
帯電話機を含んで全く同様のシステムを構成することも
できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、公衆電話回線に接続された親機側で、PHSのハン
ドセットや通常の携帯電話機にかかってきた電話の着信
が可能となる。また、この発明によれば、外線2者と加
入者宅内1者との3者通話が可能となる。
ば、公衆電話回線に接続された親機側で、PHSのハン
ドセットや通常の携帯電話機にかかってきた電話の着信
が可能となる。また、この発明によれば、外線2者と加
入者宅内1者との3者通話が可能となる。
【図1】この発明による電話システムの実施の形態の構
成を示す概念図である。
成を示す概念図である。
【図2】図1の実施の形態の要部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図3】この発明の他の実施の形態の構成を示す概念図
である。
である。
【図4】図3の実施の形態の要部の構成を示すブロック
図である。
図である。
【図5】この発明の更に他の実施の形態の構成を示す概
念図である。
念図である。
【図6】図5の実施の形態の動作を説明するためのタイ
ムチャートである。
ムチャートである。
【図7】図5の実施の形態の動作を説明するための流れ
図である。
図である。
【図8】図5の実施の形態の他の動作を説明するための
流れ図である。
流れ図である。
【図9】この発明を説明するための概念図である。
1…電話局、2…PHS基地局、10C…コードレス電
話親機、10P…PHS親機、20−h…PHSハンド
セット、20C…コードレス電話子機、20…着信中継
機能付きPHSハンドセット、30,30A,30B,
30C…充電台、40A,40B…通信機能回路、40
C…子機機能回路、100…タイミング通知ルーチン、
120…着信中継ルーチン、LN…加入電話回線、WL
h…家庭内無線回線(内線)、WLp…公衆無線回線、
Stp…公衆送信スロット、Srp…公衆受信スロッ
ト、Sth…内線送信スロット、Srh…内線受信スロ
ット
話親機、10P…PHS親機、20−h…PHSハンド
セット、20C…コードレス電話子機、20…着信中継
機能付きPHSハンドセット、30,30A,30B,
30C…充電台、40A,40B…通信機能回路、40
C…子機機能回路、100…タイミング通知ルーチン、
120…着信中継ルーチン、LN…加入電話回線、WL
h…家庭内無線回線(内線)、WLp…公衆無線回線、
Stp…公衆送信スロット、Srp…公衆受信スロッ
ト、Sth…内線送信スロット、Srh…内線受信スロ
ット
Claims (7)
- 【請求項1】有線電話回線に接続され、コードレス電話
子機と内線無線回線により接続可能なコードレス電話親
機と、 公衆無線回線により公衆基地局との接続が可能であっ
て、音声情報および制御信号の入出力端子を備える携帯
電話機と、 前記コードレス電話親機と無線内線回線により接続可能
とする前記コードレス電話子機の無線通信機能部を備え
ると共に、前記携帯電話機の前記音声情報および制御信
号の入出力端子と前記無線通信機能部とを接続するため
の接続手段を備えるアダプタ装置と、 を備え、前記携帯電話機が前記アダプタ装置に接続され
たときに、前記携帯電話機への着信を前記コードレス電
話親機で着信可能とするようにしたことを特徴とする電
話システム。 - 【請求項2】前記アダプタ装置が、前記携帯電話機の充
電台であることを特徴とする請求項1に記載の電話シス
テム。 - 【請求項3】前記携帯電話機が、前記内線無線回線によ
り前記コードレス電話子機として、前記コードレス電話
親機に接続可能であることを特徴とする請求項1に記載
の電話システム。 - 【請求項4】有線電話回線に接続されるコードレス電話
親機と、 前記コードレス電話親機と内線無線回線により接続可能
であって、音声情報および制御信号の入出力端子を備え
るコードレス電話子機と、 前記コードレス電話子機の充電を行う充電機能部と、前
記コードレス電話子機の音声情報および制御信号の入出
力端子と接続される第1の通信機能部とを備える充電台
と、 公衆無線回線により公衆基地局との接続が可能であっ
て、音声情報および制御信号の入出力端子を備える携帯
電話機と、 前記第1の通信機能部と有線により接続される第2の通
信機能部と、前記携帯電話機の前記音声情報および制御
信号の入出力端子を前記第2の無線通信機能部に接続す
るための接続手段を備えるアダプタ装置と、 を備え、前記携帯電話機が前記アダプタ装置に接続され
たときに、前記携帯電話機への着信を前記コードレス電
話親機で着信可能とするようにしたことを特徴とする電
話システム。 - 【請求項5】前記アダプタ装置が、前記携帯電話機の充
電台であることを特徴とする請求項3に記載の電話シス
テム。 - 【請求項6】前記携帯電話機が、前記内線無線回線によ
り前記コードレス電話子機として、前記コードレス電話
親機に接続可能であることを特徴とする請求項3に記載
の電話システム。 - 【請求項7】有線電話回線に接続され、コードレス電話
子機と内線無線回線により接続可能なコードレス電話親
機と、 前記コードレス電話子機のモードと、公衆無線回線によ
り公衆基地局との接続を行う携帯電話モードとを備える
携帯電話機とからなる電話システムであって、 前記携帯電話機に、前記内線無線回線および前記公衆無
線回線からの着信をそれぞれ判別する着信判別手段を設
けると共に、 前記公衆無線回線からの着信を、前記内線無線回線を通
じて前記コードレス電話親機に中継する着信中継手段を
設けたことを特徴とする電話システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8344665A JPH10173744A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 電話システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8344665A JPH10173744A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 電話システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10173744A true JPH10173744A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18371040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8344665A Pending JPH10173744A (ja) | 1996-12-09 | 1996-12-09 | 電話システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10173744A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2017147552A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本電気通信システム株式会社 | 通信装置および通信方法 |
-
1996
- 1996-12-09 JP JP8344665A patent/JPH10173744A/ja active Pending
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WO2009099216A1 (ja) * | 2008-02-08 | 2009-08-13 | Hidekazu Nakama | 接続機器、コードレス電話親機及びコードレス電話システム |
JP2017147552A (ja) * | 2016-02-16 | 2017-08-24 | 日本電気通信システム株式会社 | 通信装置および通信方法 |
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