JPH1016870A - 電動補助車両 - Google Patents
電動補助車両Info
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- JPH1016870A JPH1016870A JP17494596A JP17494596A JPH1016870A JP H1016870 A JPH1016870 A JP H1016870A JP 17494596 A JP17494596 A JP 17494596A JP 17494596 A JP17494596 A JP 17494596A JP H1016870 A JPH1016870 A JP H1016870A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control unit
- force
- crankshaft
- unit
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み立て工数,部品点数を削減してコストを
低減できるとともに、配置スペースを縮小して小型化に
対応できる電動補助車両を提供する。 【解決手段】 クランク軸13に入力されたペダル踏力
と電動モータ82からの補助力との合力を出力するパワ
ーユニット83と、上記電動モータ82からの補助力を
可変制御するコントロールユニット85とを備えた電動
補助車両を構成する場合に、上記コントロールユニット
85を上記パワーユニット83のユニットケース(ケー
シング)90の車幅方向外端面に沿うように配置し、該
ケース90に固定する。
低減できるとともに、配置スペースを縮小して小型化に
対応できる電動補助車両を提供する。 【解決手段】 クランク軸13に入力されたペダル踏力
と電動モータ82からの補助力との合力を出力するパワ
ーユニット83と、上記電動モータ82からの補助力を
可変制御するコントロールユニット85とを備えた電動
補助車両を構成する場合に、上記コントロールユニット
85を上記パワーユニット83のユニットケース(ケー
シング)90の車幅方向外端面に沿うように配置し、該
ケース90に固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペダル踏力に応じ
た補助駆動力を電動モータから車輪に供給するようにし
た電動補助車両に関する。
た補助駆動力を電動モータから車輪に供給するようにし
た電動補助車両に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、ペダルに入力されたペダル踏力と
電動モータからの補助駆動力との合力を車輪に供給する
ようにした電動補助自転車が注目されている(例えば、
特願平6−324686号参照)。この電動補助自転車
は、ペダル踏力と電動モータからの補助駆動力との合力
を出力するパワーユニットと、ペダル踏力を検出する踏
力検出装置と、該踏力検出値に応じて上記電動モータの
出力を可変制御するコントロールユニットとを備えてい
る。
電動モータからの補助駆動力との合力を車輪に供給する
ようにした電動補助自転車が注目されている(例えば、
特願平6−324686号参照)。この電動補助自転車
は、ペダル踏力と電動モータからの補助駆動力との合力
を出力するパワーユニットと、ペダル踏力を検出する踏
力検出装置と、該踏力検出値に応じて上記電動モータの
出力を可変制御するコントロールユニットとを備えてい
る。
【0003】この種の電動補助車両では、パワーユニッ
ト,コントロールユニットの取付け強度,配置スペース
の確保,及び外力による損傷を防止するために該パワー
ユニット等をメインチューブの側に沿うよう別々に配列
し、ブラケットを介して固定するとともに、カバー部材
で覆った構造のものが一般的である。
ト,コントロールユニットの取付け強度,配置スペース
の確保,及び外力による損傷を防止するために該パワー
ユニット等をメインチューブの側に沿うよう別々に配列
し、ブラケットを介して固定するとともに、カバー部材
で覆った構造のものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ようにパワーユニット,コントロールユニットをメイン
チューブに沿って別々に配置する構造では、これら全体
を覆う大型のカバー部材,及び別部品の取付け用ブラケ
ットが必要であることから、組立工数,及び部品点数が
増加し、コストが上昇するという問題がある。
ようにパワーユニット,コントロールユニットをメイン
チューブに沿って別々に配置する構造では、これら全体
を覆う大型のカバー部材,及び別部品の取付け用ブラケ
ットが必要であることから、組立工数,及び部品点数が
増加し、コストが上昇するという問題がある。
【0005】また上記従来構造では、パワーユニット,
コントロールユニットを別々配置するので、コントロー
ルユニット周辺のワイヤハーネス,カプラの配索が複雑
となり易く、さらに配置スペースが大きくなり車体全体
が大型化するという問題がある。
コントロールユニットを別々配置するので、コントロー
ルユニット周辺のワイヤハーネス,カプラの配索が複雑
となり易く、さらに配置スペースが大きくなり車体全体
が大型化するという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来の状況に鑑みてなされ
たもので、組立工数,部品点数を削減してコストを低減
できるとともに、ワイヤハーネスの配索が簡単であり、
また配置スペースを縮小して小型化を図ることができる
電動補助車両を提供することを目的としている。
たもので、組立工数,部品点数を削減してコストを低減
できるとともに、ワイヤハーネスの配索が簡単であり、
また配置スペースを縮小して小型化を図ることができる
電動補助車両を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、クラ
ンク軸に入力されたペダル踏力と電動モータからの補助
力との合力を出力するパワーユニットと、上記電動モー
タからの補助力を可変制御するコントロールユニットと
を備えた電動補助車両において、上記コントロールユニ
ットを上記パワーユニットのケーシングの車幅方向外端
面に沿うように配置し、かつ該ケーシングに固定したこ
とを特徴としている。
ンク軸に入力されたペダル踏力と電動モータからの補助
力との合力を出力するパワーユニットと、上記電動モー
タからの補助力を可変制御するコントロールユニットと
を備えた電動補助車両において、上記コントロールユニ
ットを上記パワーユニットのケーシングの車幅方向外端
面に沿うように配置し、かつ該ケーシングに固定したこ
とを特徴としている。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、上
記コントロールユニットが貫通孔を有し、該貫通孔を上
記クランク軸が挿通していることを特徴としている。
記コントロールユニットが貫通孔を有し、該貫通孔を上
記クランク軸が挿通していることを特徴としている。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、上記コントロールユニットが、上記クランク軸の一
側に配設され上記パワーユニットからの合力を取り出す
スプロケットと反対側に配設されていることを特徴とし
ている。
て、上記コントロールユニットが、上記クランク軸の一
側に配設され上記パワーユニットからの合力を取り出す
スプロケットと反対側に配設されていることを特徴とし
ている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面に基づいて説明する。図1ないし図7は、請
求項1〜3の発明の一実施形態による電動補助自転車を
説明するための図であり、図1は電動補助自転車の左側
面図、図2は駆動装置の左側面図、図3〜図6はそれぞ
れパワーユニットの断面平面図,蓋部材を外した状態の
左側面図,左側面図,平面図、図7はコントロールユニ
ットの構成図である。ここで、本実施形態でいう前後左
右とは自転車に乗車した状態での前後左右である。
て添付図面に基づいて説明する。図1ないし図7は、請
求項1〜3の発明の一実施形態による電動補助自転車を
説明するための図であり、図1は電動補助自転車の左側
面図、図2は駆動装置の左側面図、図3〜図6はそれぞ
れパワーユニットの断面平面図,蓋部材を外した状態の
左側面図,左側面図,平面図、図7はコントロールユニ
ットの構成図である。ここで、本実施形態でいう前後左
右とは自転車に乗車した状態での前後左右である。
【0011】図において、1は電動補助自転車であり、
これの車体フレーム2は、前輪3が回転自在に支持され
たフロントフォーク4を回動自在に支持するヘッドパイ
プ2aと、該ヘッドパイプ2aから後方に斜め下方に延
びるメインチューブ2bと、該メインチューブ2bの後
端部から上方に起立するシートチューブ2cとを一体に
結合して構成されている。
これの車体フレーム2は、前輪3が回転自在に支持され
たフロントフォーク4を回動自在に支持するヘッドパイ
プ2aと、該ヘッドパイプ2aから後方に斜め下方に延
びるメインチューブ2bと、該メインチューブ2bの後
端部から上方に起立するシートチューブ2cとを一体に
結合して構成されている。
【0012】上記メインチューブ2bとシートチューブ
2cとの結合部には取付けブラケット5が溶接されてお
り、該ブラケット5は側面視で大略円弧上をなしチュー
ブ結合部を左,右から覆う左,右側壁5a,5bと該両
側壁間を後部から上部にかけて覆う上壁5cとからなる
横断面略コ字状の板金製のものである。
2cとの結合部には取付けブラケット5が溶接されてお
り、該ブラケット5は側面視で大略円弧上をなしチュー
ブ結合部を左,右から覆う左,右側壁5a,5bと該両
側壁間を後部から上部にかけて覆う上壁5cとからなる
横断面略コ字状の板金製のものである。
【0013】上記ブラケット5には車体後方に延びる
左, 右一対のチェーンステー6の前端部が接続されてお
り、各チェーンステー6の後端部と上記シートチューブ
2cの上端部とは左, 右一対のシートステー7で連結さ
れている。このチェーンステー6とシートステー7とは
後輪ブラケット8を介して一体に結合されており、該ブ
ラケット8には後輪9が回転自在に支持されている。上
記フロントフォーク4の上端にはハンドル10が装着さ
れており、また上記シートチューブ2cの上端にはサド
ル11が装着されたシートピラーチューブ12が高さ調
整可能に挿着されている。
左, 右一対のチェーンステー6の前端部が接続されてお
り、各チェーンステー6の後端部と上記シートチューブ
2cの上端部とは左, 右一対のシートステー7で連結さ
れている。このチェーンステー6とシートステー7とは
後輪ブラケット8を介して一体に結合されており、該ブ
ラケット8には後輪9が回転自在に支持されている。上
記フロントフォーク4の上端にはハンドル10が装着さ
れており、また上記シートチューブ2cの上端にはサド
ル11が装着されたシートピラーチューブ12が高さ調
整可能に挿着されている。
【0014】上記取付けブラケット5により駆動装置8
1が懸架支持されている。この駆動装置81は、クラン
ク軸13に入力されたペダル踏力により後輪9を回転駆
動する人力駆動機構と、電動モータ82からの補助駆動
力により後輪9を回転駆動する電動駆動機構とを備えて
いる。なお、上記ペダル踏力と補助駆動力とはパワーユ
ニット83内で合力された後に後輪9に伝達される。ま
た81aは駆動装置81の上方を覆うカバーである。
1が懸架支持されている。この駆動装置81は、クラン
ク軸13に入力されたペダル踏力により後輪9を回転駆
動する人力駆動機構と、電動モータ82からの補助駆動
力により後輪9を回転駆動する電動駆動機構とを備えて
いる。なお、上記ペダル踏力と補助駆動力とはパワーユ
ニット83内で合力された後に後輪9に伝達される。ま
た81aは駆動装置81の上方を覆うカバーである。
【0015】上記人力駆動機構は、上記取付けブラケッ
ト5に固定されたパワーユニット83内にクランク軸1
3を車幅方向に貫通するようにかつ回転自在に配置し、
該クランク軸13の両端にクランク14を固着し、該ク
ランク14の先端にペダル15を回転自在に装着し、上
記クランク軸13に入力されたペダル踏力を後述する遊
星歯車式増速機構92からチェーンスプロケット17,
チェーン18,フリーホイール(不図示)を介して後輪
9に伝達するように構成されている。
ト5に固定されたパワーユニット83内にクランク軸1
3を車幅方向に貫通するようにかつ回転自在に配置し、
該クランク軸13の両端にクランク14を固着し、該ク
ランク14の先端にペダル15を回転自在に装着し、上
記クランク軸13に入力されたペダル踏力を後述する遊
星歯車式増速機構92からチェーンスプロケット17,
チェーン18,フリーホイール(不図示)を介して後輪
9に伝達するように構成されている。
【0016】上記電動駆動機構は、電動モータ82から
の補助力と上記ペダル踏力との合力を出力するパワーユ
ニット83と、上記電動モータ82に電源を供給するバ
ッテリ84と、該電動モータ82からの補助力を可変制
御するコントロールユニット85,及び上記ペダル踏力
を検出する踏力検出装置86とを備えている。
の補助力と上記ペダル踏力との合力を出力するパワーユ
ニット83と、上記電動モータ82に電源を供給するバ
ッテリ84と、該電動モータ82からの補助力を可変制
御するコントロールユニット85,及び上記ペダル踏力
を検出する踏力検出装置86とを備えている。
【0017】上記バッテリ84は直方体状をなし、その
内部には直列接続された多数のNi−Cd単電池が収納
されている。該バッテリ84は、車体フレーム2を構成
するシートチューブ2cの後方に該チューブ2cに沿っ
て配置されており、該バッテリ84の下端部は取付けブ
ラケット5の上壁5cにボルト88aで固定された有底
筒状の支持ボックス88内に嵌装されている。この嵌装
によりバッテリ下部の放電雌端子84aは支持ボックス
88側の放電雄端子(不図示)と電気的に接続されてい
る。またバッテリ84の上端部は左, 右のシートステー
7,7間を通って上方に突出し、両シートステー7,シ
ートチューブ2c,及びリヤフェンダ9aで囲まれて支
持されており、上方向にのみ出し入れ可能となってい
る。上記バッテリ84の上部には把手87a,及び充電
用端子87bが装着されている。
内部には直列接続された多数のNi−Cd単電池が収納
されている。該バッテリ84は、車体フレーム2を構成
するシートチューブ2cの後方に該チューブ2cに沿っ
て配置されており、該バッテリ84の下端部は取付けブ
ラケット5の上壁5cにボルト88aで固定された有底
筒状の支持ボックス88内に嵌装されている。この嵌装
によりバッテリ下部の放電雌端子84aは支持ボックス
88側の放電雄端子(不図示)と電気的に接続されてい
る。またバッテリ84の上端部は左, 右のシートステー
7,7間を通って上方に突出し、両シートステー7,シ
ートチューブ2c,及びリヤフェンダ9aで囲まれて支
持されており、上方向にのみ出し入れ可能となってい
る。上記バッテリ84の上部には把手87a,及び充電
用端子87bが装着されている。
【0018】上記パワーユニット83は、アルミダイキ
ャスト製のユニットケース90(ケーシング)内に遊星
ローラ式減速機構91,遊星歯車式増速機構92,及び
上記踏力検出装置86を収納して構成されている。上記
ユニットケース90は、大略有底筒状のケース本体93
と、該ケース本体93の左側壁に形成された開口を閉塞
する蓋部材94とからなり、該蓋部材94はケース本体
93にボルト95により着脱可能に締結されている。
ャスト製のユニットケース90(ケーシング)内に遊星
ローラ式減速機構91,遊星歯車式増速機構92,及び
上記踏力検出装置86を収納して構成されている。上記
ユニットケース90は、大略有底筒状のケース本体93
と、該ケース本体93の左側壁に形成された開口を閉塞
する蓋部材94とからなり、該蓋部材94はケース本体
93にボルト95により着脱可能に締結されている。
【0019】上記ケース本体93の上壁の前部,及び後
部にはそれぞれ車幅方向に延びるボス部93a,93b
が一体形成されている。このケース本体93はこれの各
ボス部93a,93bを上記取付けブラケット5の左,
右側壁5a,5b間に位置させボルト89a,89aに
より締め付け固定されている。また上記ケース本体93
の前端開口フランジには上記電動モータ82のフランジ
部がボルト締め固定されており、該モータ82の回転軸
82aはクランク軸13と直角方向に向けて配置されて
いる。
部にはそれぞれ車幅方向に延びるボス部93a,93b
が一体形成されている。このケース本体93はこれの各
ボス部93a,93bを上記取付けブラケット5の左,
右側壁5a,5b間に位置させボルト89a,89aに
より締め付け固定されている。また上記ケース本体93
の前端開口フランジには上記電動モータ82のフランジ
部がボルト締め固定されており、該モータ82の回転軸
82aはクランク軸13と直角方向に向けて配置されて
いる。
【0020】上記ユニットケース90内には上記クラン
ク軸13が車幅方向に挿入されており、該クランク軸1
3の両端部はケース外方に突出している。このクランク
軸13の左側端部は軸受96を介して蓋部材94のボス
部により回転自在に支持されている。また上記クランク
軸13の右側端部には軸受97を介して大略碗状をなす
外周歯車155の底部に一体形成された略筒状の合力軸
155aが相対回転自在に装着されている。
ク軸13が車幅方向に挿入されており、該クランク軸1
3の両端部はケース外方に突出している。このクランク
軸13の左側端部は軸受96を介して蓋部材94のボス
部により回転自在に支持されている。また上記クランク
軸13の右側端部には軸受97を介して大略碗状をなす
外周歯車155の底部に一体形成された略筒状の合力軸
155aが相対回転自在に装着されている。
【0021】上記合力軸155aの外周部には出力歯車
156が装着されており、該出力歯車156は軸受15
8を介してケース本体93に支持されている。上記合力
軸155aと出力歯車156とはワンウェイクラッチ1
57を介在させて連結されている。このワンウェイクラ
ッチ157により人力のみによる走行時にペダル踏力が
出力歯車156からモータ82側に伝わるのを回避して
いる。これにより人力走行時における上記出力歯車15
6と後述する出力歯車152との噛み合いによる騒音の
発生を防止している。また上記合力軸155aは軸受9
9を介してケース本体93のボス部により回転自在に支
持されており、該合力軸155aの外端に上記チェーン
スプロケット17がスプライン結合されている。
156が装着されており、該出力歯車156は軸受15
8を介してケース本体93に支持されている。上記合力
軸155aと出力歯車156とはワンウェイクラッチ1
57を介在させて連結されている。このワンウェイクラ
ッチ157により人力のみによる走行時にペダル踏力が
出力歯車156からモータ82側に伝わるのを回避して
いる。これにより人力走行時における上記出力歯車15
6と後述する出力歯車152との噛み合いによる騒音の
発生を防止している。また上記合力軸155aは軸受9
9を介してケース本体93のボス部により回転自在に支
持されており、該合力軸155aの外端に上記チェーン
スプロケット17がスプライン結合されている。
【0022】上記クランク軸13の軸方向中央部には上
述の遊星歯車増速機構92が同軸上に配置されている。
これはクランク軸13に回転自在に装着された太陽歯車
100と、該太陽歯車100の周囲に自転公転自在に噛
合する3個の遊星歯車101と、各遊星歯車101に噛
合する上記外周歯車155とを備えている。また上記各
遊星歯車101はクランク軸13にワンウェイクラッチ
103を介して装着されたキャリア104に回転自在に
支持されている。これによりクランク軸13に入力され
たペダル踏力は遊星歯車増速機構92の遊星歯車101
を介して外周歯車155,合力軸155aに伝わり、チ
ェーンスプロケット17,チェーン18を介して後輪9
に伝達される。
述の遊星歯車増速機構92が同軸上に配置されている。
これはクランク軸13に回転自在に装着された太陽歯車
100と、該太陽歯車100の周囲に自転公転自在に噛
合する3個の遊星歯車101と、各遊星歯車101に噛
合する上記外周歯車155とを備えている。また上記各
遊星歯車101はクランク軸13にワンウェイクラッチ
103を介して装着されたキャリア104に回転自在に
支持されている。これによりクランク軸13に入力され
たペダル踏力は遊星歯車増速機構92の遊星歯車101
を介して外周歯車155,合力軸155aに伝わり、チ
ェーンスプロケット17,チェーン18を介して後輪9
に伝達される。
【0023】上記電動モータ82の回転軸82aには上
記遊星ローラ式減速機構91が装着されている。これは
上記回転軸82aと同軸をなすように固定された大径円
筒状の外輪110と、該外輪110と上記回転軸82a
との間に配設され、両者82a,110に当接する複数
個の遊星ローラ111と、該遊星ローラ111を軸受1
12を介して回転自在に支持するピン113とを備えて
いる。また上記外輪111の両端面には各遊星ローラ1
11の軸方向移動を規制するガイド板114,115が
配設されており、該ガイド板114,115はボルト1
16によりモータ82のフランジ部に共締め固定されて
いる。
記遊星ローラ式減速機構91が装着されている。これは
上記回転軸82aと同軸をなすように固定された大径円
筒状の外輪110と、該外輪110と上記回転軸82a
との間に配設され、両者82a,110に当接する複数
個の遊星ローラ111と、該遊星ローラ111を軸受1
12を介して回転自在に支持するピン113とを備えて
いる。また上記外輪111の両端面には各遊星ローラ1
11の軸方向移動を規制するガイド板114,115が
配設されており、該ガイド板114,115はボルト1
16によりモータ82のフランジ部に共締め固定されて
いる。
【0024】上記各ピン113はボス部151aを有す
る円板状のキャリア151に固定されており、該ボス部
151aには上述の出力歯車152の軸部152aがス
プライン結合されている。この出力歯車152は上記出
力歯車156に噛合しており、軸部152aは一対の軸
受153,153を介してケース本体93に支持されて
いる。これによりモータ82の駆動力は、遊星ローラ式
減速機構91により減速されてキャリア151,出力歯
車152から出力歯車156を介して合力軸155aに
伝達され、ここでクランク軸13からのペダル踏力と合
力されて後輪9に伝達される。
る円板状のキャリア151に固定されており、該ボス部
151aには上述の出力歯車152の軸部152aがス
プライン結合されている。この出力歯車152は上記出
力歯車156に噛合しており、軸部152aは一対の軸
受153,153を介してケース本体93に支持されて
いる。これによりモータ82の駆動力は、遊星ローラ式
減速機構91により減速されてキャリア151,出力歯
車152から出力歯車156を介して合力軸155aに
伝達され、ここでクランク軸13からのペダル踏力と合
力されて後輪9に伝達される。
【0025】上記ケース本体93には上述の踏力検出装
置86が配設されている。この踏力検出装置86は、図
4に示すように、上記ケース本体93の底壁に配設され
た反力受部125と、ケース本体93の上壁の後部に配
設された角度検出部126とからなり、この両者12
5,126はケース本体93の外周面に沿って分離形成
されている。
置86が配設されている。この踏力検出装置86は、図
4に示すように、上記ケース本体93の底壁に配設され
た反力受部125と、ケース本体93の上壁の後部に配
設された角度検出部126とからなり、この両者12
5,126はケース本体93の外周面に沿って分離形成
されている。
【0026】上記反力受部125は、上記ケース本体9
3の底壁に膨出形成された受け部93cの開口に支持板
127をボルト締め固定し、該受け部93c内にコイル
スプリング130を配置するとともに、該コイルスプリ
ング130にフランジ131aが一体形成された円筒状
の棒部材131を挿入し、該フランジ131aの下面と
支持板127との間で上記コイルスプリング130を支
持して構成されている。上記棒部材131はコイルスプ
リング130の内面に摺接しており、該スプリング13
0の略中央部まで延びている。
3の底壁に膨出形成された受け部93cの開口に支持板
127をボルト締め固定し、該受け部93c内にコイル
スプリング130を配置するとともに、該コイルスプリ
ング130にフランジ131aが一体形成された円筒状
の棒部材131を挿入し、該フランジ131aの下面と
支持板127との間で上記コイルスプリング130を支
持して構成されている。上記棒部材131はコイルスプ
リング130の内面に摺接しており、該スプリング13
0の略中央部まで延びている。
【0027】上記角度検出部126は、上記ケース本体
93の上壁に形成された取付け座93dにセンサ本体1
32をボルト締め固定し、該センサ本体132にセンサ
軸133を回動可能に軸支するとともに、該センサ軸1
33の回動角度を検出するポテンショメータ134を固
定して構成されている。このセンサ軸133は上記クラ
ンク軸13と直角方向に向けて配置されており、ケース
本体93内に突出している。また上記センサ軸133の
先端には回動レバー135が固定されており、該回動レ
バー135はセンサ軸方向に見て不図示のスプリングに
より時計方向に付勢されている。
93の上壁に形成された取付け座93dにセンサ本体1
32をボルト締め固定し、該センサ本体132にセンサ
軸133を回動可能に軸支するとともに、該センサ軸1
33の回動角度を検出するポテンショメータ134を固
定して構成されている。このセンサ軸133は上記クラ
ンク軸13と直角方向に向けて配置されており、ケース
本体93内に突出している。また上記センサ軸133の
先端には回動レバー135が固定されており、該回動レ
バー135はセンサ軸方向に見て不図示のスプリングに
より時計方向に付勢されている。
【0028】そして上記太陽歯車100には半径方向に
延びる押圧アーム部100a及び回動アーム部100b
が周方向に間隔をあけて一体形成されている。この押圧
アーム部100aの先端にはローラ137が軸支されて
おり、該ローラ137は上記棒部材131のフランジ1
31aの上面に転接している。また上記ローラ137に
は上記ケース本体93に進退可能に螺挿された零点調整
用ストッパボルト138が当接しており、該ストッパボ
ルト138により上記押圧アーム部100aの時計方向
への回動が規制されている。上記回動アーム部100b
は上記センサ軸133の回動レバー135に当接してい
る。
延びる押圧アーム部100a及び回動アーム部100b
が周方向に間隔をあけて一体形成されている。この押圧
アーム部100aの先端にはローラ137が軸支されて
おり、該ローラ137は上記棒部材131のフランジ1
31aの上面に転接している。また上記ローラ137に
は上記ケース本体93に進退可能に螺挿された零点調整
用ストッパボルト138が当接しており、該ストッパボ
ルト138により上記押圧アーム部100aの時計方向
への回動が規制されている。上記回動アーム部100b
は上記センサ軸133の回動レバー135に当接してい
る。
【0029】上記クランク軸13に入力された踏力の大
きさに応じて太陽歯車100が反時計方向に回動し、こ
れに伴って押圧アーム部100aが回動してコイルスプ
リング130を圧縮するとともに、回動アーム部100
bが回動レバー135を介してセンサ軸133が回動す
る。このセンサ軸133の回転角度をポテンショメータ
134が検出し、該検出値をリード線134aを介して
コントロールユニット85に出力するようになってい
る。
きさに応じて太陽歯車100が反時計方向に回動し、こ
れに伴って押圧アーム部100aが回動してコイルスプ
リング130を圧縮するとともに、回動アーム部100
bが回動レバー135を介してセンサ軸133が回動す
る。このセンサ軸133の回転角度をポテンショメータ
134が検出し、該検出値をリード線134aを介して
コントロールユニット85に出力するようになってい
る。
【0030】また、上記ケース本体93の上壁の前部に
は車速センサ140が配設されている。これは上記ケー
ス本体93に取付け座93eを形成し、該取付け座93
eにセンサ本体141をボルト締め固定し、該センサ本
体141の検出部142をケース本体93内に突出して
構成されている。この検出部142は、上記外周歯車1
55の外周面に所定ピッチで形成された歯部155bに
微小隙間をあけて対向している。上記車速センサ140
は上記外周歯車155の回転に伴う歯部155bの磁気
抵抗の変化を検出し、該検出値をリード線140aを介
して上記コントロールユニット85に出力するようにな
っている。ここで、上記歯部155bは外周歯車155
の内歯を鍛造成形する際に同時に形成されたものであ
る。上記ポテンショメータ134,及び車速センサ14
0は上記取付けブラケット5内に位置しており、該ブラ
ケト5の左, 右側壁5a,5b及び上壁5cにより囲ま
れている。
は車速センサ140が配設されている。これは上記ケー
ス本体93に取付け座93eを形成し、該取付け座93
eにセンサ本体141をボルト締め固定し、該センサ本
体141の検出部142をケース本体93内に突出して
構成されている。この検出部142は、上記外周歯車1
55の外周面に所定ピッチで形成された歯部155bに
微小隙間をあけて対向している。上記車速センサ140
は上記外周歯車155の回転に伴う歯部155bの磁気
抵抗の変化を検出し、該検出値をリード線140aを介
して上記コントロールユニット85に出力するようにな
っている。ここで、上記歯部155bは外周歯車155
の内歯を鍛造成形する際に同時に形成されたものであ
る。上記ポテンショメータ134,及び車速センサ14
0は上記取付けブラケット5内に位置しており、該ブラ
ケト5の左, 右側壁5a,5b及び上壁5cにより囲ま
れている。
【0031】上記コントロールユニット85は、上記ユ
ニットケース90の車幅方向左外端面を構成する蓋部材
94に沿って配置され、かつ該蓋部材94にボルト締め
固定されており、上記チェーンスプロケット17の反対
側に位置している。このコントロールユニット85は大
略楕円形状のもので、これの中央部には貫通孔85aが
形成されており、該貫通孔85aを上記クランク軸13
の左端部が車幅方向外方に挿通している。
ニットケース90の車幅方向左外端面を構成する蓋部材
94に沿って配置され、かつ該蓋部材94にボルト締め
固定されており、上記チェーンスプロケット17の反対
側に位置している。このコントロールユニット85は大
略楕円形状のもので、これの中央部には貫通孔85aが
形成されており、該貫通孔85aを上記クランク軸13
の左端部が車幅方向外方に挿通している。
【0032】上記コントロールユニット85は、ユニッ
ト本体85bとこれを収容するアルミ合金製のコントロ
ールカバー85cとからなり、該コントロールカバー8
5cの3ヶ所に形成されたボス部85fが上記蓋部材9
4の放熱座94aにボルト200で締め付け固定されて
いる。また上記ユニット本体85bは、図7に示すよう
に、基板85dの開口85a´の周辺に上記各センサ1
32,140のリード線134a,140aが接続され
るコネクタ145,CPU146,シャント抵抗14
7,コンデンサ148を配置するとともに、前端部にF
ET149(トランジスタ)を配列した構造のものであ
る。なお、150,151は電動モータ82,バッテリ
84の電源ケーブル(不図示)が接続されるコネクタで
ある。また85eは上記ボス部85fとの干渉を回避す
るための逃げ部である。
ト本体85bとこれを収容するアルミ合金製のコントロ
ールカバー85cとからなり、該コントロールカバー8
5cの3ヶ所に形成されたボス部85fが上記蓋部材9
4の放熱座94aにボルト200で締め付け固定されて
いる。また上記ユニット本体85bは、図7に示すよう
に、基板85dの開口85a´の周辺に上記各センサ1
32,140のリード線134a,140aが接続され
るコネクタ145,CPU146,シャント抵抗14
7,コンデンサ148を配置するとともに、前端部にF
ET149(トランジスタ)を配列した構造のものであ
る。なお、150,151は電動モータ82,バッテリ
84の電源ケーブル(不図示)が接続されるコネクタで
ある。また85eは上記ボス部85fとの干渉を回避す
るための逃げ部である。
【0033】そして上記コントロールユニット85は、
上記ポテショメータ134の検出値からペダル15に加
えられたペダル踏力の大きさを求めるとともに、車速セ
ンサ140からの車速を読み込み、内蔵する補助駆動力
制御マップに基づいて補助駆動力を演算し、該補助駆動
力に対応した電流をバッテリ84から電動モータ82に
給電するように構成されている。この補助駆動力は、乗
員のペダル踏力1に対して車速が0〜15Km/hのと
きは略1:1に設定され、かつ15Km/hを越えた時
点から次第に小さくなり、24Km/hに達した時点で
ゼロになるように設定されている。
上記ポテショメータ134の検出値からペダル15に加
えられたペダル踏力の大きさを求めるとともに、車速セ
ンサ140からの車速を読み込み、内蔵する補助駆動力
制御マップに基づいて補助駆動力を演算し、該補助駆動
力に対応した電流をバッテリ84から電動モータ82に
給電するように構成されている。この補助駆動力は、乗
員のペダル踏力1に対して車速が0〜15Km/hのと
きは略1:1に設定され、かつ15Km/hを越えた時
点から次第に小さくなり、24Km/hに達した時点で
ゼロになるように設定されている。
【0034】次に本実施形態の作用効果について説明す
る。本実施形態によれば、コントロールユニット85を
パワーユニット83のユニットケース90の左外側面に
沿って配置し、該ケース90にボルト締め固定したの
で、従来の該両ユニットを別々に配列する場合のような
大型カバー部材,取付け用ブラケットを不要にでき、組
付工数,部品点数を削減してコストを低減できるととも
に、小型化,軽量化を図ることができる。
る。本実施形態によれば、コントロールユニット85を
パワーユニット83のユニットケース90の左外側面に
沿って配置し、該ケース90にボルト締め固定したの
で、従来の該両ユニットを別々に配列する場合のような
大型カバー部材,取付け用ブラケットを不要にでき、組
付工数,部品点数を削減してコストを低減できるととも
に、小型化,軽量化を図ることができる。
【0035】また上記両ユニット83,85を一体化し
たので、コントロールボックス85bとモータ82,ポ
テンショメータ134,車速センサ140等との配線長
さを短くすることができ、コントロールユニット85周
辺の配索を簡略化できるとともに、ノイズの発生を抑制
でき、さらには車体搭載時のレイアウト上の自由度を向
上できる。
たので、コントロールボックス85bとモータ82,ポ
テンショメータ134,車速センサ140等との配線長
さを短くすることができ、コントロールユニット85周
辺の配索を簡略化できるとともに、ノイズの発生を抑制
でき、さらには車体搭載時のレイアウト上の自由度を向
上できる。
【0036】さらに上記ユニットケース90とクランク
14との間の空きスペースを有効利用してコントロール
ユニット85を配置したので、配置スペースの拡大を回
避できる。またユニット本体85bを覆うコントロール
カバー85cを外方に向けて配置したので、飛び石等に
よる損傷を防止できるとともに、該コントロールカバー
85cが外観部品として機能し、特別な化粧板等を不要
にできる。
14との間の空きスペースを有効利用してコントロール
ユニット85を配置したので、配置スペースの拡大を回
避できる。またユニット本体85bを覆うコントロール
カバー85cを外方に向けて配置したので、飛び石等に
よる損傷を防止できるとともに、該コントロールカバー
85cが外観部品として機能し、特別な化粧板等を不要
にできる。
【0037】またコントロールユニット85のボス部8
5fをユニットケース90側に形成された放熱座94a
に当接させたので、コントロールユニット85から発生
する熱をユニットケース90側に放熱でき、ユニット本
体85bの温度上昇を抑制できる。またコントロールユ
ニット85のコントロールカバー85cに走行風が当た
り易く、この点からも温度上昇を抑制できる。
5fをユニットケース90側に形成された放熱座94a
に当接させたので、コントロールユニット85から発生
する熱をユニットケース90側に放熱でき、ユニット本
体85bの温度上昇を抑制できる。またコントロールユ
ニット85のコントロールカバー85cに走行風が当た
り易く、この点からも温度上昇を抑制できる。
【0038】本実施形態では、コントロールユニット8
5の中央部にクランク軸13を挿通する貫通孔85aを
形成したので、クランク軸13との干渉を回避でき、コ
ントロールユニット85をユニットケース90の側面に
配置しながら、該コントロールユニット85を無理のな
い形状にすることができ、外観及び収納効率を向上でき
る。
5の中央部にクランク軸13を挿通する貫通孔85aを
形成したので、クランク軸13との干渉を回避でき、コ
ントロールユニット85をユニットケース90の側面に
配置しながら、該コントロールユニット85を無理のな
い形状にすることができ、外観及び収納効率を向上でき
る。
【0039】また上記コントロールユニット85をチェ
ーンスプロケット17の反対側に配置したので、左, 右
方向の配置バランスを良好にでき、この点からも外観及
び収納効率を向上できる。
ーンスプロケット17の反対側に配置したので、左, 右
方向の配置バランスを良好にでき、この点からも外観及
び収納効率を向上できる。
【0040】さらにまた、コントロールユニット85を
ユニットケース90の外側に配置したので、内側に配置
したものに比べてコントロールユニット85のメンテナ
ンス及び交換を容易に行なうことができる。
ユニットケース90の外側に配置したので、内側に配置
したものに比べてコントロールユニット85のメンテナ
ンス及び交換を容易に行なうことができる。
【0041】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明に係る電動
補助車両によれば、コントロールユニットをパワーユニ
ットのケーシングの車幅方向端面に沿って配置し、かつ
該ケーシングに固定したので、両ユニットを別々に配置
する場合に比較して大型カバー,取付け用ブラケットを
不要にでき、組立工数,部品点数を削減でき、コストを
低減できる効果がある。また両ユニットを一体化したの
で、コントロールユニット周辺のワイヤハーネスの配索
を簡略化でき、またレイアウト上の自由度を向上できる
とともに、小型化を図ることができる効果があり、また
メンテナンスを容易に行なうことができる。
補助車両によれば、コントロールユニットをパワーユニ
ットのケーシングの車幅方向端面に沿って配置し、かつ
該ケーシングに固定したので、両ユニットを別々に配置
する場合に比較して大型カバー,取付け用ブラケットを
不要にでき、組立工数,部品点数を削減でき、コストを
低減できる効果がある。また両ユニットを一体化したの
で、コントロールユニット周辺のワイヤハーネスの配索
を簡略化でき、またレイアウト上の自由度を向上できる
とともに、小型化を図ることができる効果があり、また
メンテナンスを容易に行なうことができる。
【0042】請求項2の発明では、上記コントロールユ
ニットにクランク軸が挿通する貫通孔を形成したので、
該クランク軸との干渉を回避して外観及び収納効率を向
上できる効果がある。
ニットにクランク軸が挿通する貫通孔を形成したので、
該クランク軸との干渉を回避して外観及び収納効率を向
上できる効果がある。
【0043】請求項3の発明では、上記コントロールユ
ニットをパワーユニットのスプロケットと反対側に配設
したので、左, 右方向の配置バランスを良好にでき、外
観及び収納効率を向上できる効果がある。
ニットをパワーユニットのスプロケットと反対側に配設
したので、左, 右方向の配置バランスを良好にでき、外
観及び収納効率を向上できる効果がある。
【図1】請求項1〜3の発明の一実施形態による電動補
助自転車の左側面図である。
助自転車の左側面図である。
【図2】上記電動補助自転車のパワーユニットの左側面
図である。
図である。
【図3】上記パワーユニットの断面平面図である。
【図4】上記パワーユニットの蓋部材を外した状態を示
す左側面図である。
す左側面図である。
【図5】上記パワーユニットの左側面である。
【図6】上記パワーユニットの平面図である。
【図7】上記コントロールユニットの構成図である。
1 電動補助自転車 13 クランク軸 17 チェーンスプロケット 82 電動モータ 83 パワーユニット 85 コントロールユニット 85a 貫通孔
Claims (3)
- 【請求項1】 クランク軸に入力されたペダル踏力と電
動モータからの補助力との合力を出力するパワーユニッ
トと、上記電動モータからの補助力を可変制御するコン
トロールユニットとを備えた電動補助車両において、上
記コントロールユニットを上記パワーユニットのケーシ
ングの車幅方向外端面に沿うように配置し、かつ該ケー
シングに固定したことを特徴とする電動補助車両。 - 【請求項2】 請求項1において、上記コントロールユ
ニットが貫通孔を有し、該貫通孔を上記クランク軸が挿
通していることを特徴とする電動補助車両。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、上記コントロ
ールユニットが、上記クランク軸の一側に配設され上記
パワーユニットからの合力を取り出すスプロケットと反
対側に配設されていることを特徴とする電動補助車両。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17494596A JPH1016870A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 電動補助車両 |
TW086109339A TW348138B (en) | 1996-07-03 | 1997-07-02 | Electric motor assisted vehicle |
US08/887,152 US6073717A (en) | 1996-07-03 | 1997-07-02 | Electric motor assisted vehicle |
EP97111187A EP0822133A1 (en) | 1996-07-03 | 1997-07-03 | Electric motor-assisted bicycle |
CN 97114091 CN1172048A (zh) | 1996-07-03 | 1997-07-03 | 电动辅助车辆 |
EP97111188A EP0816216A1 (en) | 1996-07-03 | 1997-07-03 | Electric motor-assissted bicycle |
EP19970111180 EP0816215B1 (en) | 1996-07-03 | 1997-07-03 | Electric motor-assisted bicycle |
DE1997616167 DE69716167T2 (de) | 1996-07-03 | 1997-07-03 | Fahrrad mit elektrischem Hilfsmotor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17494596A JPH1016870A (ja) | 1996-07-04 | 1996-07-04 | 電動補助車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1016870A true JPH1016870A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15987488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17494596A Withdrawn JPH1016870A (ja) | 1996-07-03 | 1996-07-04 | 電動補助車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1016870A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106161A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 補助動力付き自転車 |
EP1092622A3 (en) * | 1999-10-13 | 2003-05-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motor-driven assist unit |
JP2017197129A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | ヤマハ発動機株式会社 | 電動補助自転車 |
US10036465B2 (en) | 2015-07-17 | 2018-07-31 | Shimano Inc. | Bicycle component |
JP2019073126A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社シマノ | 自転車用ドライブユニット |
US11077914B2 (en) | 2017-10-13 | 2021-08-03 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
US11142283B2 (en) | 2017-10-13 | 2021-10-12 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
US11358677B2 (en) | 2017-10-13 | 2022-06-14 | Shimano Inc. | Bicycle component |
US11433970B2 (en) | 2017-10-13 | 2022-09-06 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
-
1996
- 1996-07-04 JP JP17494596A patent/JPH1016870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001106161A (ja) * | 1999-10-13 | 2001-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 補助動力付き自転車 |
EP1092622A3 (en) * | 1999-10-13 | 2003-05-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Motor-driven assist unit |
US10036465B2 (en) | 2015-07-17 | 2018-07-31 | Shimano Inc. | Bicycle component |
JP2017197129A (ja) * | 2016-04-28 | 2017-11-02 | ヤマハ発動機株式会社 | 電動補助自転車 |
US10661858B2 (en) | 2016-04-28 | 2020-05-26 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Electric-motor-assisted bicycle |
JP2019073126A (ja) * | 2017-10-13 | 2019-05-16 | 株式会社シマノ | 自転車用ドライブユニット |
US11077914B2 (en) | 2017-10-13 | 2021-08-03 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
US11142283B2 (en) | 2017-10-13 | 2021-10-12 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
US11167817B2 (en) | 2017-10-13 | 2021-11-09 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
US11358677B2 (en) | 2017-10-13 | 2022-06-14 | Shimano Inc. | Bicycle component |
US11433970B2 (en) | 2017-10-13 | 2022-09-06 | Shimano Inc. | Bicycle drive unit |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20031007 |