JPH10167943A - 口腔用剤 - Google Patents
口腔用剤Info
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- JPH10167943A JPH10167943A JP8332017A JP33201796A JPH10167943A JP H10167943 A JPH10167943 A JP H10167943A JP 8332017 A JP8332017 A JP 8332017A JP 33201796 A JP33201796 A JP 33201796A JP H10167943 A JPH10167943 A JP H10167943A
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Abstract
物を、泡発生機構を介して当該液体状口腔用組成物を泡
状として吐出口から直接口腔内に投入する容器に充填し
た口腔用剤。 【効果】 容器から口腔用組成物を直接泡状にして投入
できるため、使用性が良好である等の利点を有する。
Description
更に詳細には容器から口腔用組成物を直接泡状にして投
入できる使用性の良好な口腔用剤に関する。
を用いずに適量を口に含んで口腔内をすすいだ後、吐き
出して使用するものである。洗口剤は、口中浄化、口臭
防止などの機能を有し、薬効成分が配合されているもの
は、虫歯の予防、歯周疾患の予防にも効果がある。洗口
剤には原液タイプ、濃縮タイプ、粉末タイプのものがあ
るが、現在は原液タイプのものが広く使用されている。
比較して使用に手間がかからないものであるが、使用量
を目視で確認しなければならない、洗口剤容器からカッ
プや洗口剤容器のキャップに注入して使用しなければな
らない、容器のキャップを用いた場合は、容器外側への
液だれを防ぐために使用後キャップを洗浄しなければな
らないなどの煩わしさがある。また、洗口剤にはその機
能上刺激の強い成分が含まれているため、所定時間口腔
内に留めておくと苦痛を伴い、更に、さっぱりとした使
用感は得られるものの、使用後の実効感の点で十分に満
足し得るものではない。更に洗口剤で口腔内を十分に洗
浄するためには、強くかつ所定時間口腔内でのすすぎが
必要となり、使用性の点でも十分満足できるものではな
い。
は、使用上の煩わしさがなく、かつ口腔内における刺激
が緩和された口腔用剤を提供することにある。
本発明者は鋭意検討を行った結果、泡発生のための界面
活性剤を含有する液体状口腔用組成物を泡発生機構を備
えた容器に充填し、使用時に液体状口腔用組成物を泡状
として容器から吐出させ、これを直接口腔内に投入する
ようにしたことにより、カップや容器のキャップ等を使
用することを要しないので使用上の煩わしさがなく、口
腔内に投入した瞬間から泡状の口腔用組成物が口腔全体
に広がるので、通常の液体状口腔用組成物で口腔内をす
すいだときには届きにくい上側の歯(特に奥歯)にも短
時間で作用し、また、口当たりがおだやかで口腔内での
刺激も低減することを見出し、本発明を完成するに至っ
たものである。
る液体状口腔用組成物を、泡発生機構を介して当該液体
状口腔用組成物を泡状として吐出口から直接口腔内に投
入する容器に充填したことを特徴とする口腔用剤を提供
するものである。
に配合する界面活性剤は、泡発生剤としての役割を果た
すものであり、例えばリン酸エステル類、アルキル硫酸
ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、
N−アシルザルコシン酸ナトリウム、N−アシルグルタ
ミン酸塩、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキ
シエチレンポリオキシプロピレンブロック共重合体(プ
ルロニック型)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリ
コシド類、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル、アルキルジメチルアミ
ンオキサイド、カルボベタイン、ヒドロキシカルボベタ
イン、ホスホベタイン、ヒドロキシホスホベタイン、ス
ルホベタイン、ヒドロキシスルホベタイン等が挙げられ
る。このうち、リン酸エステル類は界面活性能に優れる
だけでなく、刺激が少なく、歯牙表面に皮膜を形成し、
歯牙の耐酸性を向上させ、歯垢形成の抑制やう蝕を予防
する効果に優れる点から好ましく、リン酸モノエステル
類が特に好ましい。
の一般式(1)又は(2)で表されるものが挙げられ
る。
もよい炭素数6〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル又は
アルケニル基を示し、X1 及びX2 の一方は塩基性アミ
ノ酸残基を示し、他方は水素原子、アルカリ金属原子、
アンモニウム、アルキルアミン、アルカノールアミン又
は塩基性アミノ酸残基を示し、nは0〜4の数を示す〕
で示されるフッ素原子が置換していてもよい炭素数6〜
20の直鎖又は分岐鎖のアルキル又はアルケニル基とし
ては、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、ドデシル
基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、オクタデシル
基、エイコシル基、2−エチルヘキシル基、ドデセニル
基、オレイル基、エライジル基等が挙げられる。これら
のR1 のうち炭素数8〜20、特に10〜20、更に炭
素数12〜16、更に炭素数14のアルキル基が好まし
い。また、これらのアルキル基、アルケニル基等は単一
鎖長のものでもよいし、鎖長の異なる複数のアルキル基
等の混合体でもよい。
在するアルギニン、リジン、ヒスチジンはもちろんのこ
と、これらに限られず分子内にカルボキシル基とアミノ
基とを有し、水溶性で、その水溶液のpHが7以上のもの
であればよい。このうち、アルギニンが特に好ましい。
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、X3 及びX
4 は同一又は異なって、水素原子、アルカリ金属原子、
アルキルアンモニウム基、ヒドロキシ置換アルキルアン
モニウム基又は塩基性アミノ酸残基を示す〕
0、特に10〜20、更に12〜16、更に14のアル
キル基が好ましい。具体的には、デシル基、ドデシル
基、テトラデシル基、ヘキサデシル基などが例示でき
る。X3 及びX4 は部分中和物であることが好ましく、
中和度0.8〜2.0、特に1.0〜1.8であること
が望ましい。かかる具体例としては、モノデシルリン酸
1カリウム、モノドデシルリン酸1.2ナトリウム、モ
ノテトラデシルリン酸1.3カリウム、モノテトラデシ
ルリン酸1.5トリエタノールアミン、モノテトラデシ
ルリン酸1アルギニン、モノテトラデシルリン酸1.3
アルギニン、モノヘキサデシルリン酸1.2ナトリウム
などが挙げられる。
液体状口腔用組成物中0.01〜2重量%(以下、単に
「%」で示す)とすることが好ましく、0.02〜1%
が特に好ましい。
泡質を調整するために消泡剤を配合することができる。
消泡剤としてはシリコーン類、アルコール類、グリコー
ル類、鉱物油、ポリオキシアルキレン化合物等が挙げら
れ、特にシリコーン類が好ましい。シリコーン類として
は、オイル状、溶消状、エマルジョン状、オイルコンパ
ウンド状などのいずれの形状のものも使用することがで
きる。
000cs、特に100〜5000csのジメチルポリシロ
キサン、メチルフェニルポリシロキサン;シリコーン樹
脂、ポリエーテル変性シリコーン等が好ましく、また1
0%溶液濃度が1000〜10000csの高重合度ジメ
チルポリシロキサンを使用することもできる。
用量は、界面活性剤に対して重量比で1/50〜5、特
に1/20〜2とすることが液体状口腔用組成物の泡質
の点から好ましい。
歯や歯周病を予防するために殺菌剤や抗菌剤を配合する
ことが好ましい。本発明においては、口腔内細菌に対し
て速効的殺菌力及び持続的抗菌力があり、味が良く、界
面活性剤と併用しても殺菌力が低下しない点から、例え
ば、下記一般式(3)又は(9)で表される抗菌性化合
物を用いることが好ましい。
示し、対アニオンX-は炭素数8〜20の直鎖又は分岐
鎖のモノアルキルリン酸イオン、モノアルケニルリン酸
イオン、モノアルキルホスホン酸イオン又はモノアルケ
ニルホスホン酸イオンを示し、mはカチオンAの価数を
示す〕
一般式(4)〜(6)で表される化合物が挙げられる。
1つが炭素数8〜30の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又
はアルケニル基を示し、残りはメチル基、エチル基、ベ
ンジル基、
し、R6 は−CH3、−CH2CH3又は−CH2CH2O
Hを示し、対アニオンX5-は炭素数8〜20の直鎖又は
分岐鎖のモノアルキルリン酸イオン、モノアルケニルリ
ン酸イオン、モノアルキルホスホン酸イオン、モノアル
ケニルホスホン酸イオンを示す〕
なくとも1つが炭素数8〜14の直鎖又は分岐鎖のアル
キル基、例えば2−エチルヘキシル基、デシル基、ドデ
シル基、テトラデシル基であり、残りがメチル基及び/
又はベンジル基である化合物が好ましい。
は分岐鎖のアルキル基を示し、X6-及びX7は同一又は
異なって炭素数8〜20の直鎖又は分岐鎖のモノアルキ
ルリン酸イオン、モノアルケニルリン酸イオン、モノア
ルキルホスホン酸イオン又はモノアルケニルホスホン酸
イオンを示す〕
数10〜20の直鎖又は分岐鎖のアルキル基としては、
例えばデシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサ
デシル基、オクタデシル基、エイコシル基等が挙げられ
る。
ニオン(X-、X5-、X6-又はX7)であるモノアルキル
リン酸イオン、モノアルケニルリン酸イオン、モノアル
キルホスホン酸イオン又はモノアルケニルホスホン酸イ
オンとしては、下記一般式(7)及び(8)で表される
ものが挙げられる。
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R9 は水素
原子、アルカリ金属原子、アルキルアンモニウム基、ヒ
ドロキシ置換アルキルアンモニウム基又は塩基性アミノ
酸残基を示す〕
分岐鎖のアルキル又はアルケニル基を示し、R11は水素
原子、アルカリ金属原子、アルキルアンモニウム基、ヒ
ドロキシ置換アルキルアンモニウム基又は塩基性アミノ
酸残基を示す〕
びR10は炭素数10〜20、特に12〜16、更に14
のアルキル基が、具体的にはドデシル基、テトラデシル
基、ヘキサデシル基等が好ましい。R9 及びR11は、通
常水素原子であるが、一部がカリウム、ナトリウムなど
のアルカリ金属原子、アルキルアンモニウム、ヒドロキ
シ置換アルキルアンモニウム又は塩基性アミノ酸などに
置換することがある。
のである。
示し、対アニオンY-はハロゲンイオン又はグルコン酸
イオンを示し、mはカチオンAの価数を示す〕
一般式(10)、(11)、(12)で表される化合物
が挙げられる。
れハロゲンイオンを示し、Y3 はハロゲン原子又はグル
コン酸残基を示し、R3、R4、R5、R6 及びR7 は前
記と同じ〕
本発明口腔用組成物中に0.001〜20%、特に0.
01〜1%配合せしめることが好ましい。配合量が0.
001%未満では殺菌力が弱く、20%を超えて配合せ
しめると製剤が不安定となり、いずれも好ましくない。
係る液体状口腔用組成物に配合する場合、界面活性剤と
して前記式(2)で表されるものを用いることが、抗菌
力の持続性の点から好ましい。
剤の配合比は抗菌性カチオン(Am+)の種類によって異
なるが、モル比で(Am+)/(C)=1/2〜1/10
0、特に(Am+)/(C)=1/2〜1/50となる量
が好ましい。抗菌性化合物毎に詳述すれば、一般式
(4)又は(10)の抗菌性化合物の場合(Am+)/
(C)=1/2〜1/100、好ましくは1/2〜1/
50であり;一般式(5)又は(11)の抗菌性化合物
の場合(Am+)/(C)=1/2〜1/20、好ましく
は1/2〜1/10であり;一般式(6)又は(12)
の抗菌性化合物の場合1/2〜1/50、好ましくは1
/2〜1/20である。
成分の他、本発明の効果を損なわない範囲で通常用いら
れている口腔ベヒクルを配合し、洗口剤、液状歯磨等の
形態とすることができる。
甘味料、防腐剤、色素、水、水溶性フッ化物、その他の
有効成分等が挙げられる。
ル、プロピレングリコール、ソルビトール、グリセリ
ン、マルチトール、キシリトール等が挙げられる。この
うち、グリセン、ソルビトール等が好ましい。香料とし
てはスペアミント油、ペパーミント油、ウインターグリ
ーン油、サッサフラス油、丁子油、セージ油、ユーカリ
油、マヨナラ油、肉桂油、タイム油、レモン油及びオレ
ンジ油等の天然香料;及びl−メントール、アネトー
ル、カルボン、オイゲノール、チモール、サリチル酸メ
チル等の合成香料が挙げられる。甘味料としてはサッカ
リン、サッカリンナトリウム、ステビオサイド、ネオヘ
スペリジルジヒドロカルコン、ベルラルチン、p−メト
キシシンナミックアルデヒド、グリチルリチン酸塩、ア
スパルテーム(アスパルチルフェニルアラニンメチルエ
ステル)等が挙げられる。防腐剤としては安息香酸、安
息香酸ナトリウム、パラヒドロキシ安息香酸エステル等
が挙げられる。水溶性フッ化物としてはフッ化ナトリウ
ム、モノフルオロリン酸ナトリウム等が挙げられる。そ
の他の有効成分としては、クロロフィル化合物、塩化ナ
トリウム、ビタミンC、ビタミンE、ニコチン酸エステ
ル、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アズ
レン、塩化リゾチーム、ヒノキチオール、β−グリチル
レチン酸、グリチルリチン酸ジカリウム、プロテアー
ゼ、生薬抽出物等が挙げられる。
腔用組成物においては、基本的に湿潤剤を1〜30%、
アルコール及び水を50〜96%含有するのが好まし
い。ここで水:アルコールの比率は重量比で1:1〜2
00:1、特に5:1〜100:1が好ましい。なおア
ルコールは全組成中に1〜20%配合するのが好まし
い。香料及び甘味料は合計で0.01〜5%配合するの
が好ましい。また、本発明に係る液体状口腔用組成物の
pHは5〜9.5、特に6〜8の範囲内であるのが好まし
い。
としては、泡発生機構を備え、当該機構を介して泡状と
なった液体状口腔用組成物を直接口腔内に投入せしめる
構造を有するものであればよく、特に限定されるもので
はないが、容器本体が可撓性を有し、かつ吐出口がノズ
ルであって、当該容器本体を押圧変形させて容器内部を
加圧したときに液体状口腔用組成物が泡状となって吐出
する構造を有するものが使用性の上から好ましい。
組成物が適確に口腔内へ投入され、かつのどに直接吐出
されないようにするため、内径1〜7mm、外径2〜10
mm、長さ5〜60mmが好ましいが、内径1〜5mm、外径
2〜8mm、長さ5〜40mmがより好ましい。また、吐出
ノズルは、水平方向よりも−5〜20度程度上方に、特
に0〜15度上方に向いているのが好ましい。吸い上げ
チューブの径は1〜3.5mmが好ましく、1.5〜2.
5mmがより好ましい。また、当該容器の大きさは、容器
から直接口腔内へ投入するものであることから、容量5
0〜400ml程度が好ましい。更に、泡発生機構として
は、容器本体を押圧変形させて容器内部を加圧したとき
に、組成物が空気と混合され、内部に備えられたネット
を通して泡を発生する機構が好ましい。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
示す模式図である。泡吐出容器は、可撓性容器本体2に
被着されるベースキャップ1と、このベースキャップ1
に対して上下の開位置と閉位置との間をスライド可能に
嵌合されるオーバーキャップ30とを有する。
質化用ネット18が溶着されたネットホルダー17、パ
イプ19が圧入等により組付け一体化される。なお、ベ
ースキャップ1はポリプロピレン(PP)、混合器16
は高密度ポリエチレン(HDPE)、ネットホルダー1
7は鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ネット1
8はポリエチレンテレフタレート(PET)、パイプ1
9はポリプロピレン(PP)により成形された。また、
ベースキャップ1には、ノズル31が圧入等により組付
け一体化される。ノズル31はポリプロピレン(PP)
により成形された。
器本体2内の底部にまで延びる口腔用組成物導入通路2
1を形成し、混合器16により容器本体2内の上部空間
に連通する空気導入通路20を形成し、混合器16とネ
ットホルダー17により液体導入通路31と空気導入通
路20の下流側に連通する気液混合室22を形成し、混
合器取付筒部10の内径部によりネット18を介して気
液混合室22の下流側に連通する泡流出通路23を形成
する。ベースキャップ1は、泡流出通路23の上方端を
プラグ13により閉鎖し、プラグ13の側部に泡流出通
路23を開口している。
器本体2を押圧変形させて容器本体2の内部を加圧する
と、容器内溶液はパイプ19の口腔用組成物導入通路2
1を通って気液混合室22に送り込まれ、容器内空気は
混合器16の空気導入通路20を通って気液混合室22
に送り込まれる。そして、気液混合室22では、液体導
入通路21から導入された液体と空気導入通路20から
送り込まれた空気とが混合して発泡し、この泡はネット
18で均質化されて泡流出通路23に流れ、更に泡吐出
通路29を流れ、ノズル31から放出される。このとき
容器本体2は押圧されて容器内空気が排出され、変形し
ているが、泡吐出直後に空気戻り通路から外気を取り入
れることにより、容器本体2の変形が解除、復元され
る。図1において3は開口部、4は吐出口、5はノズル
キャップ、6は封止部、7はカバー部、7aは下端部、
8及び9は嵌合筒部、11は筒部、12はキャップスラ
イド案内筒部、14は段差部、15は口部、24及び2
5は突起、26はスカート部、27は筒部、28はスラ
イド案内筒部である。
用組成物を口腔内に確実かつ容易に投入するために、内
径1〜7mm、外径2〜10mm、長さ5〜60mmとするこ
とが好ましく、更にノズルとキャップ1との角度(θ)
を85〜110度とすることが好ましい。使用性の点か
ら、ノズル31は内径1〜5mm、外径2〜8mm、長さ5
〜40mm、角度(θ)90〜105度とすることが特に
好ましい。なお、図1に示す容器において、吐出口は容
器の側面ではなく、頂部に設けられていてもよい。
に示した泡吐出容器において、PETからなる容器本体
2(容量250ml)、内径2.5mm、外径6mm、長さ2
0mm、角度(θ)90度のノズル3を備えた容器に充填
した。
填し、泡状にして直接口腔内に投入した場合と、図1に
示した容器のネット18を取り外した容器にこの組成物
を充填し、液状のままで直接口腔内に投入した場合の使
用性等を20代及び30代の男女に評価してもらった。
結果を次表に示す。
きくして口腔内に投入しても口腔壁やのどなどに対する
当たりが穏やかであるため、容器に対する押圧加減が容
易で使いやすく、洗口中における刺激も小さく感じら
れ、かつ使用後のすっきり感も十分に得られるものであ
る。これに対し、液状のものは、容器に対する押圧が大
きい場合はのどの奥の方に組成物が投入され、かつ当た
りが激しいため、むせたりすることとなってしまう。
成物を直接泡状にして投入できるため、使用性が良好で
ある等の優れた利点を有するものである。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 界面活性剤を含有する液体状口腔用組成
物を、泡発生機構を介して当該液体状口腔用組成物を泡
状として吐出口から直接口腔内に投入する容器に充填し
たことを特徴とする口腔用剤。 - 【請求項2】 液体状口腔用組成物が、更に消泡剤を含
有するものである請求項1記載の口腔用剤。 - 【請求項3】 界面活性剤が、リン酸モノエステル類で
ある請求項1又は2記載の口腔用剤。 - 【請求項4】 吐出口が、内径1〜7mm、外径2〜10
mm、長さ5〜60mmのノズルである請求項1〜3のいず
れか1項記載の口腔用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332017A JPH10167943A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 口腔用剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8332017A JPH10167943A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 口腔用剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167943A true JPH10167943A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18250217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8332017A Pending JPH10167943A (ja) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | 口腔用剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167943A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003335631A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-25 | Shiseido Co Ltd | 外用組成物の皮膚刺激低減化方法 |
JP2010184181A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Lion Corp | 吐出器 |
JP2012532730A (ja) * | 2009-07-14 | 2012-12-20 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 霧状液体口腔洗浄装置 |
JP2015231974A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 花王株式会社 | 液体口腔用組成物の使用方法 |
US10123951B2 (en) | 2014-07-25 | 2018-11-13 | Colgate-Palmolive Company | Dual phase mouthwash compositions |
US10524989B2 (en) | 2014-12-26 | 2020-01-07 | Kao Corporation | Liquid composition for oral cavity contained in foam-discharging container |
-
1996
- 1996-12-12 JP JP8332017A patent/JPH10167943A/ja active Pending
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