JPH10167511A - シート搬送装置 - Google Patents
シート搬送装置Info
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- JPH10167511A JPH10167511A JP8322445A JP32244596A JPH10167511A JP H10167511 A JPH10167511 A JP H10167511A JP 8322445 A JP8322445 A JP 8322445A JP 32244596 A JP32244596 A JP 32244596A JP H10167511 A JPH10167511 A JP H10167511A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- excitation
- motors
- motor
- time
- sheet
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Stepping Motors (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 駆動源として複数のパルスモータを用いたシ
ート搬送装置において、一時に多くの電力を要すること
無く、また給紙の遅れを伴わずに予備励磁を行って、滑
らかな給紙動作を実現すること。 【解決手段】 メインスイッチの電源投入後、速やかに
(T0 =100msec)、シート搬送部に設けられた各モ
ータ(レジストモータM4、中間搬送モータM5、縦搬
送モータM2、給紙モータM3-1〜4 )の予備励磁を、
その時間帯が重ならないように順次行う。
ート搬送装置において、一時に多くの電力を要すること
無く、また給紙の遅れを伴わずに予備励磁を行って、滑
らかな給紙動作を実現すること。 【解決手段】 メインスイッチの電源投入後、速やかに
(T0 =100msec)、シート搬送部に設けられた各モ
ータ(レジストモータM4、中間搬送モータM5、縦搬
送モータM2、給紙モータM3-1〜4 )の予備励磁を、
その時間帯が重ならないように順次行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機等に使用さ
れるシート搬送装置に関する。
れるシート搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の複写機の多くは、コピー用紙など
の転写シートのサイズ交換の手間を省くため、異種サイ
ズの転写シートを各別に収納した給紙トレイを複数装着
したシート搬送装置が付設される傾向にある。かかるシ
ート搬送装置には、給紙トレイから転写シートを取り出
すため、各給紙トレイ毎に、パルスモータをその駆動源
とする給紙機構が取り付けられ、また、取り出された転
写シートを複写機本体の感光体ドラムの転写位置まで搬
送する搬送機構においても数個のパルスモータが使用さ
れるなど、当該装置全体で多くのパルスモータが使用さ
れているものがある。
の転写シートのサイズ交換の手間を省くため、異種サイ
ズの転写シートを各別に収納した給紙トレイを複数装着
したシート搬送装置が付設される傾向にある。かかるシ
ート搬送装置には、給紙トレイから転写シートを取り出
すため、各給紙トレイ毎に、パルスモータをその駆動源
とする給紙機構が取り付けられ、また、取り出された転
写シートを複写機本体の感光体ドラムの転写位置まで搬
送する搬送機構においても数個のパルスモータが使用さ
れるなど、当該装置全体で多くのパルスモータが使用さ
れているものがある。
【0003】ところで、複写機の電源オフの時間が長く
なり、パルスモータが使用されない時間が長くなると、
その間に、パルスモータに振動等の外力が加わって、ロ
ータの歯とステータの歯極の位置関係が、駆動のための
最適な状態から、ずれてしまうといったことがある。か
かる状態でモータを始動すると、脱調しながら回転を開
始するので、振動が生じ、滑らかな給紙が行えないとい
った不都合が生じる。
なり、パルスモータが使用されない時間が長くなると、
その間に、パルスモータに振動等の外力が加わって、ロ
ータの歯とステータの歯極の位置関係が、駆動のための
最適な状態から、ずれてしまうといったことがある。か
かる状態でモータを始動すると、脱調しながら回転を開
始するので、振動が生じ、滑らかな給紙が行えないとい
った不都合が生じる。
【0004】この問題は、パルスモータを駆動する時
に、予め設定された時間だけ所定の相を励磁し、上記位
置関係を修復させること(以下、この処理を「予備励
磁」という。)により解消できることが知られている
(例えば、実公平6ー41232号公報)。そこで、従
来のシート搬送装置では、複写機のメインスイッチがオ
ンされると、シート搬送装置のパルスモータを一斉に予
備励磁していた。また、複写機のメインスイッチがオン
された後、パルスモータを初めての駆動際に、そのパル
スモータ毎に予備励磁を行っているシート搬送装置もあ
った。
に、予め設定された時間だけ所定の相を励磁し、上記位
置関係を修復させること(以下、この処理を「予備励
磁」という。)により解消できることが知られている
(例えば、実公平6ー41232号公報)。そこで、従
来のシート搬送装置では、複写機のメインスイッチがオ
ンされると、シート搬送装置のパルスモータを一斉に予
備励磁していた。また、複写機のメインスイッチがオン
された後、パルスモータを初めての駆動際に、そのパル
スモータ毎に予備励磁を行っているシート搬送装置もあ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来のシート搬送装置においては、複数個あるパルスモ
ータの予備励磁を一斉に行っているので、一時に多くの
電力が必要となるといった問題点があった。また、後者
の従来のシート搬送装置においては、パルスモータの駆
動直前に予備励磁を行うため、その分、給紙が遅れ、ひ
いては、コピー時間に影響を与えるといった問題点があ
った。
従来のシート搬送装置においては、複数個あるパルスモ
ータの予備励磁を一斉に行っているので、一時に多くの
電力が必要となるといった問題点があった。また、後者
の従来のシート搬送装置においては、パルスモータの駆
動直前に予備励磁を行うため、その分、給紙が遅れ、ひ
いては、コピー時間に影響を与えるといった問題点があ
った。
【0006】本発明は、上記課題に鑑み、一時に多くの
電力を必要とせず、また給紙の遅れを伴わずに、予備励
磁を行い、脱調を防止し、滑らかな給紙動作が実現でき
るシート搬送装置を提供することを目的とする。
電力を必要とせず、また給紙の遅れを伴わずに、予備励
磁を行い、脱調を防止し、滑らかな給紙動作が実現でき
るシート搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るシート搬送装置は、個々のパルスモー
タの搬送力が作用するシート搬送域が連設されて一連の
シート搬送路構成するシート搬送装置において、装置へ
の電源投入後、いずれかのパルスモータが駆動される前
に、少なくとも1個のパルスモータの予備励磁の時間帯
が他のパルスモータの予備励磁の時間帯と重ならないよ
うに、各パルスモータを予備励磁する予備励磁手段を備
えたことを特徴とする
め、本発明に係るシート搬送装置は、個々のパルスモー
タの搬送力が作用するシート搬送域が連設されて一連の
シート搬送路構成するシート搬送装置において、装置へ
の電源投入後、いずれかのパルスモータが駆動される前
に、少なくとも1個のパルスモータの予備励磁の時間帯
が他のパルスモータの予備励磁の時間帯と重ならないよ
うに、各パルスモータを予備励磁する予備励磁手段を備
えたことを特徴とする
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るシート搬送装
置の実施の形態を、アナログ式の複写機に適用した場合
について説明する。図1は、当該アナログ式複写機(以
下、単に「複写機」という。)の全体の構成を示す図で
ある。
置の実施の形態を、アナログ式の複写機に適用した場合
について説明する。図1は、当該アナログ式複写機(以
下、単に「複写機」という。)の全体の構成を示す図で
ある。
【0009】同図に示すように、この複写機は、大きく
分けて、原稿読取部100、プリンタ部200及びシー
ト搬送部300から構成される。原稿読取部100は、
原稿が載置される原稿ガラス111の下方を、図示しな
いパルスモータの駆動により図の矢印の方向に移動する
スキャナ120を備える。原稿読取部100は、スキャ
ナ120の露光ランプ121からの照射による原稿から
の反射光をミラー122、131〜135を介して光路
変更しつつ、プリンタ部200の感光体ドラム201の
表面に露光する。
分けて、原稿読取部100、プリンタ部200及びシー
ト搬送部300から構成される。原稿読取部100は、
原稿が載置される原稿ガラス111の下方を、図示しな
いパルスモータの駆動により図の矢印の方向に移動する
スキャナ120を備える。原稿読取部100は、スキャ
ナ120の露光ランプ121からの照射による原稿から
の反射光をミラー122、131〜135を介して光路
変更しつつ、プリンタ部200の感光体ドラム201の
表面に露光する。
【0010】感光体ドラム201の周辺には、帯電チャ
ージャ202、像端・像間イレーサ203、現像装置2
04、転写チャージャ205、分離チャージャ206、
クリーニング装置207及びイレーサランプ208が、
ドラム回転方向aに、この順に配設され、帯電、露光、
不要電荷の除去、現像、転写、分離といった周知の静電
複写プロセスにてシート搬送部300から繰り出された
転写シートに対して、読み取った原稿のトナー画像を転
写する。トナー画像が転写された転写シートは、搬送ベ
ルト209により、定着装置210送り込まれ、ここ
で、像定着された後、排出ローラ211を介して、トレ
イ212へ排出される。なお、感光体ドラム201、現
像装置204、搬送ベルト209、定着装置210、排
出ローラ211における被駆動部は、所定の動力伝達機
構(不図示)を介して、メインモータM1によって駆動
される。
ージャ202、像端・像間イレーサ203、現像装置2
04、転写チャージャ205、分離チャージャ206、
クリーニング装置207及びイレーサランプ208が、
ドラム回転方向aに、この順に配設され、帯電、露光、
不要電荷の除去、現像、転写、分離といった周知の静電
複写プロセスにてシート搬送部300から繰り出された
転写シートに対して、読み取った原稿のトナー画像を転
写する。トナー画像が転写された転写シートは、搬送ベ
ルト209により、定着装置210送り込まれ、ここ
で、像定着された後、排出ローラ211を介して、トレ
イ212へ排出される。なお、感光体ドラム201、現
像装置204、搬送ベルト209、定着装置210、排
出ローラ211における被駆動部は、所定の動力伝達機
構(不図示)を介して、メインモータM1によって駆動
される。
【0011】シート搬送部300は、自動シート搬送部
40と手差しシート搬送部50とからなる。自動シート
搬送部40は、給紙キャビネット410内に、図示しな
いガイドレールによって各給紙トレイ420、430、
440、450を図の手前方向にスライド自在に4段に
保持するとともに、給紙キャビネット左側壁410aに
沿って各給紙トレイ420、430、440、450か
らの転写シートを搬送する搬送路510がキャビネット
天板410bまで形成されている。搬送路510の始端
510a,b,c,dは、給紙トレイ420、430、
440、450数だけ分岐され、その分岐路端には、給
紙トレイから転写シートを取り出すための給紙機構4
2、43、44、45が配されている。給紙機構42、
43、44、45の構成は、何れも同一なので、給紙機
構42のみについて図2に基づき説明する。本図に示す
ように、給紙機構42は、パルスモータからなる1段給
紙モータM3-1、給紙ローラ421、フィードローラ4
22、捌きローラ423、捌きローラ425と同軸に取
着されたトルクリミッタ424、及び歯車機構425で
構成される。駆動指示があると、パルスモータM3-1は
矢印bの方向に駆動し、その回転力は、歯車機構425
によって、図中の矢印で示すように順次、伝達され、給
紙ローラ421、フィードローラ422が夫々矢印c、
dに示す方向に回転する。このとき、給紙ローラ421
は、給紙トレイ420内の転写シートを最上紙から繰り
出す。繰り出された転写シートは、フィードローラ42
2と捌きローラ423とで更に搬送されるが、捌きロー
ラ423にはトルクリミッタ424によって所定のトル
クがかかっているため、2枚以上の転写シートが繰り出
されてきた場合には、その一番上の転写シートのみがフ
ィードローラ422によって搬送され、その下にある転
写シートは捌きローラ423によって、その搬送が阻止
される。これにより転写シートの重送が防止される。
40と手差しシート搬送部50とからなる。自動シート
搬送部40は、給紙キャビネット410内に、図示しな
いガイドレールによって各給紙トレイ420、430、
440、450を図の手前方向にスライド自在に4段に
保持するとともに、給紙キャビネット左側壁410aに
沿って各給紙トレイ420、430、440、450か
らの転写シートを搬送する搬送路510がキャビネット
天板410bまで形成されている。搬送路510の始端
510a,b,c,dは、給紙トレイ420、430、
440、450数だけ分岐され、その分岐路端には、給
紙トレイから転写シートを取り出すための給紙機構4
2、43、44、45が配されている。給紙機構42、
43、44、45の構成は、何れも同一なので、給紙機
構42のみについて図2に基づき説明する。本図に示す
ように、給紙機構42は、パルスモータからなる1段給
紙モータM3-1、給紙ローラ421、フィードローラ4
22、捌きローラ423、捌きローラ425と同軸に取
着されたトルクリミッタ424、及び歯車機構425で
構成される。駆動指示があると、パルスモータM3-1は
矢印bの方向に駆動し、その回転力は、歯車機構425
によって、図中の矢印で示すように順次、伝達され、給
紙ローラ421、フィードローラ422が夫々矢印c、
dに示す方向に回転する。このとき、給紙ローラ421
は、給紙トレイ420内の転写シートを最上紙から繰り
出す。繰り出された転写シートは、フィードローラ42
2と捌きローラ423とで更に搬送されるが、捌きロー
ラ423にはトルクリミッタ424によって所定のトル
クがかかっているため、2枚以上の転写シートが繰り出
されてきた場合には、その一番上の転写シートのみがフ
ィードローラ422によって搬送され、その下にある転
写シートは捌きローラ423によって、その搬送が阻止
される。これにより転写シートの重送が防止される。
【0012】図1に戻り、搬送路510の各分岐路の給
紙口近くには、各給紙機構42、43、44、45で繰
り出される転写シートを検出する給紙センサS1-1、S
1-2、S1-3、S1-4が設けられている。前記搬送路5
10には、前記各給紙センサS1 から下流側に向かって
所定距離の位置に縦搬送ローラ対521…が配設され、
これにより縦搬送機構520が構成されている。この縦
搬送機構520は図3に示すように、パルスモータから
なる縦搬送モータM2、歯車・ベルト機構522及び縦
搬送ローラ対521…で構成される。駆動指示がある
と、縦搬送モータM2は、矢印fの方向に駆動し、その
回転力は、歯車・ベルト機構522によって、図中の矢
印で示すように順次、伝達され、各縦搬送ローラ対52
1が矢印gに示す方向に回転し、給紙トレイから繰りだ
された転写シートは、縦方向上方(矢印h)へ、移送さ
れる。
紙口近くには、各給紙機構42、43、44、45で繰
り出される転写シートを検出する給紙センサS1-1、S
1-2、S1-3、S1-4が設けられている。前記搬送路5
10には、前記各給紙センサS1 から下流側に向かって
所定距離の位置に縦搬送ローラ対521…が配設され、
これにより縦搬送機構520が構成されている。この縦
搬送機構520は図3に示すように、パルスモータから
なる縦搬送モータM2、歯車・ベルト機構522及び縦
搬送ローラ対521…で構成される。駆動指示がある
と、縦搬送モータM2は、矢印fの方向に駆動し、その
回転力は、歯車・ベルト機構522によって、図中の矢
印で示すように順次、伝達され、各縦搬送ローラ対52
1が矢印gに示す方向に回転し、給紙トレイから繰りだ
された転写シートは、縦方向上方(矢印h)へ、移送さ
れる。
【0013】搬送路510の上端の天板410b部位に
は転写シートの通過するスリット410cが開設され、
このスリットを通じて転写シートが、感光体ドラム20
1に通ずる搬送路610に送出される。搬送路610に
は、その中間に中間搬送ローラ611が、下流側終端に
レジストローラ対612が配設されている。
は転写シートの通過するスリット410cが開設され、
このスリットを通じて転写シートが、感光体ドラム20
1に通ずる搬送路610に送出される。搬送路610に
は、その中間に中間搬送ローラ611が、下流側終端に
レジストローラ対612が配設されている。
【0014】中間搬送ローラ対611は、パルスモータ
からなる図示しない中間搬送モータM5により、図示し
ない動力伝達機構を介して回転駆動され、縦搬送機構5
20から移送されてきた転写シートをさらに搬送方向下
流側へと送出する。レジストローラ対612の一方のロ
ーラは、図4に示すように、パルスモータからなるレジ
ストモータM4を駆動源に、歯車機構613を介して矢
印の方向に回転される。他方のローラと挟持された転写
シートは、感光体ドラム201に向かって送出される。
また、レジストローラ対612の搬送方向上流側には、
転写シートがレジストローラ対の手前迄到達したことを
検出するレジストセンサS2が設けられている。
からなる図示しない中間搬送モータM5により、図示し
ない動力伝達機構を介して回転駆動され、縦搬送機構5
20から移送されてきた転写シートをさらに搬送方向下
流側へと送出する。レジストローラ対612の一方のロ
ーラは、図4に示すように、パルスモータからなるレジ
ストモータM4を駆動源に、歯車機構613を介して矢
印の方向に回転される。他方のローラと挟持された転写
シートは、感光体ドラム201に向かって送出される。
また、レジストローラ対612の搬送方向上流側には、
転写シートがレジストローラ対の手前迄到達したことを
検出するレジストセンサS2が設けられている。
【0015】手差しシート搬送部50は、図1に示すよ
うに、手差しテーブル52と、手差し給紙搬送ローラ対
52と、手差し給紙搬送ローラ対52の上流側に設けら
れ、転写シートのセット状態を検出するセンサS3 とを
備えている。なお、手差しテーブル52は、閉じると挿
入口51を覆い、開くと挿入口51を開放するととも
に、手差しされる転写シートのガイドとなるよう構成さ
れている。センサS3 が転写シートを検出すると、手差
し給紙による複写モードとなるように制御され、その状
態で、コピースタートキー(後述)が押下されると、手
差し給紙搬送ローラ対52が回転して、転写シートをレ
ジストローラ対612に給送する。
うに、手差しテーブル52と、手差し給紙搬送ローラ対
52と、手差し給紙搬送ローラ対52の上流側に設けら
れ、転写シートのセット状態を検出するセンサS3 とを
備えている。なお、手差しテーブル52は、閉じると挿
入口51を覆い、開くと挿入口51を開放するととも
に、手差しされる転写シートのガイドとなるよう構成さ
れている。センサS3 が転写シートを検出すると、手差
し給紙による複写モードとなるように制御され、その状
態で、コピースタートキー(後述)が押下されると、手
差し給紙搬送ローラ対52が回転して、転写シートをレ
ジストローラ対612に給送する。
【0016】なお、複写機前面の操作しやすい位置に
は、操作パネル700(図1の破線)が設置されてい
る。操作パネルは、コピー開始を指示するためのコピー
スタートキーやコピー枚数設定用のテンキーまたは転写
シートのサイズを指定する用紙サイズキーなどの各種入
力キーのほか、当該設定された内容を表示する表示部な
どを備えている。また、複写機右側面の上部には、複写
機全体の電源を入切するメインスイッチ800が設置さ
れている。
は、操作パネル700(図1の破線)が設置されてい
る。操作パネルは、コピー開始を指示するためのコピー
スタートキーやコピー枚数設定用のテンキーまたは転写
シートのサイズを指定する用紙サイズキーなどの各種入
力キーのほか、当該設定された内容を表示する表示部な
どを備えている。また、複写機右側面の上部には、複写
機全体の電源を入切するメインスイッチ800が設置さ
れている。
【0017】シート搬送部300に配されたモータM2
〜5の駆動制御を行う給紙制御部900の構成を図5に
示す。図に示すように、給紙制御部900は、その内部
にRAM、ROM、シフトレジスタ等(不図示)を備え
た4個のマイクロコンピュータ910、920、93
0、940で構成されており、各マイクロコンピュータ
はそれぞれのROMに格納されたプログラムに従って制
御を行う。
〜5の駆動制御を行う給紙制御部900の構成を図5に
示す。図に示すように、給紙制御部900は、その内部
にRAM、ROM、シフトレジスタ等(不図示)を備え
た4個のマイクロコンピュータ910、920、93
0、940で構成されており、各マイクロコンピュータ
はそれぞれのROMに格納されたプログラムに従って制
御を行う。
【0018】マイクロコンピュータ910は、モータM
2〜5の予備励磁および駆動のタイミングを制御するも
のであり、15個の出力ポートA1〜15と6個の入力
ポートB1〜6を有する。出力ポートA1〜3はそれぞ
れ、OR回路961〜963を介して、マイクロコンピ
ュータ920、930、940の各入力ポートC1に接
続されており、出力ポートA1〜3からは、モータM
2、M5、M4を予備励磁させるときには予備励磁指示
信号が、モータM2、M5、M4を駆動させるときには
駆動励磁指示信号が出力される。
2〜5の予備励磁および駆動のタイミングを制御するも
のであり、15個の出力ポートA1〜15と6個の入力
ポートB1〜6を有する。出力ポートA1〜3はそれぞ
れ、OR回路961〜963を介して、マイクロコンピ
ュータ920、930、940の各入力ポートC1に接
続されており、出力ポートA1〜3からは、モータM
2、M5、M4を予備励磁させるときには予備励磁指示
信号が、モータM2、M5、M4を駆動させるときには
駆動励磁指示信号が出力される。
【0019】マイクロコンピュータ920、930、9
40は、マイクロコンピュータ910から出力される信
号を解釈して、予備励磁指示信号の場合は、所定の相を
所定時間励磁すべく励磁回路925、935、945に
予備励磁信号を出力し、駆動励磁指示信号の場合には、
各相の励磁の順序を決定し励磁回路925、935、9
45に駆動励磁信号を出力する。励磁回路925、93
5、945は、マイクロコンピュータ920、930、
940からの上記励磁信号に基づきモータM2、M5、
M4の各相の励磁を行う。
40は、マイクロコンピュータ910から出力される信
号を解釈して、予備励磁指示信号の場合は、所定の相を
所定時間励磁すべく励磁回路925、935、945に
予備励磁信号を出力し、駆動励磁指示信号の場合には、
各相の励磁の順序を決定し励磁回路925、935、9
45に駆動励磁信号を出力する。励磁回路925、93
5、945は、マイクロコンピュータ920、930、
940からの上記励磁信号に基づきモータM2、M5、
M4の各相の励磁を行う。
【0020】出力ポートA4〜6は、1段給紙モータM
3-1を駆動する励磁回路955に接続されており、出力
ポートA4、A5からは、1段給紙モータM3-1の所定
の相を所定時間励磁する予備励磁信号や1段給紙モータ
M3-1を駆動させるための駆動励磁信号が、出力ポート
A6からは、モータ通電の為のイネーブル(Ena)信
号が出力される。励磁回路955は、マイクロコンピュ
ータ910からの励磁信号に基づき1段給紙モータM3
-1の各相の励磁を行う。なお、他の給紙機構43、4
4、45の給紙モータM3-2、M3-3、M3-4も1段給
紙モータM3-1と同様にして駆動されるので、各々の出
力ポート(A7〜15)及び励磁回路の図示と説明につ
いては省略する。また、本実施の形態では、給紙モータ
M3-1、M3-2、M3-3、M3-4毎に励磁回路を設けて
いるが、2個以上が同時に駆動されることはないので、
励磁回路は1個とし、当該励磁回路と各給紙モータM3
-1、M3-2、M3-3、M3-4とをセレクタを介して、切
り換え可能に接続する構成としてもよい。
3-1を駆動する励磁回路955に接続されており、出力
ポートA4、A5からは、1段給紙モータM3-1の所定
の相を所定時間励磁する予備励磁信号や1段給紙モータ
M3-1を駆動させるための駆動励磁信号が、出力ポート
A6からは、モータ通電の為のイネーブル(Ena)信
号が出力される。励磁回路955は、マイクロコンピュ
ータ910からの励磁信号に基づき1段給紙モータM3
-1の各相の励磁を行う。なお、他の給紙機構43、4
4、45の給紙モータM3-2、M3-3、M3-4も1段給
紙モータM3-1と同様にして駆動されるので、各々の出
力ポート(A7〜15)及び励磁回路の図示と説明につ
いては省略する。また、本実施の形態では、給紙モータ
M3-1、M3-2、M3-3、M3-4毎に励磁回路を設けて
いるが、2個以上が同時に駆動されることはないので、
励磁回路は1個とし、当該励磁回路と各給紙モータM3
-1、M3-2、M3-3、M3-4とをセレクタを介して、切
り換え可能に接続する構成としてもよい。
【0021】入力ポートB1は、レジストセンサS2 と
接続されており、レジストセンサS2 の検出結果が入力
ポートB1に入力される。入力ポートB2には、プリン
ト部200からの画像同期信号が入力される。また、画
像同期信号は、OR回路961〜963の各他方の入力
端子にも入力される。なお、画像同期信号については後
述する。
接続されており、レジストセンサS2 の検出結果が入力
ポートB1に入力される。入力ポートB2には、プリン
ト部200からの画像同期信号が入力される。また、画
像同期信号は、OR回路961〜963の各他方の入力
端子にも入力される。なお、画像同期信号については後
述する。
【0022】入力ポートB3〜6は、それぞれ給紙セン
サS1-1、S1-2、S1-3、S1-4と接続されており、
給紙センサS1-1、S1-2、S1-3、S1-4の検出結果
が入力される。なお、本実施の形態のシート搬送部30
0で用いられている励磁回路925、935、945、
955…は、全て定電流チョッパー型である。
サS1-1、S1-2、S1-3、S1-4と接続されており、
給紙センサS1-1、S1-2、S1-3、S1-4の検出結果
が入力される。なお、本実施の形態のシート搬送部30
0で用いられている励磁回路925、935、945、
955…は、全て定電流チョッパー型である。
【0023】図6は、複写機のメインスイッチ800が
オンされた後の、シート搬送部300に配された各モー
タの予備励磁のタイミングを示すタイムチャートであ
る。メインスイッチがオンされると、CPU910(図
5)は、オン後T0 秒(例えば100msec)経過時から
順に、Ty 秒間隔で、CPU940、935、925に
対し予備励磁指示信号を出し、さらに、給紙モータM3
-1、M3-2、M3-3、M3-4の各励磁回路に対し予備励
磁信号をTy 秒間隔でTy 秒間ずつ出力する。そうする
と、図6に示すように、シート搬送部300に配された
各パルスモータは、順次予備励磁されることになる。
オンされた後の、シート搬送部300に配された各モー
タの予備励磁のタイミングを示すタイムチャートであ
る。メインスイッチがオンされると、CPU910(図
5)は、オン後T0 秒(例えば100msec)経過時から
順に、Ty 秒間隔で、CPU940、935、925に
対し予備励磁指示信号を出し、さらに、給紙モータM3
-1、M3-2、M3-3、M3-4の各励磁回路に対し予備励
磁信号をTy 秒間隔でTy 秒間ずつ出力する。そうする
と、図6に示すように、シート搬送部300に配された
各パルスモータは、順次予備励磁されることになる。
【0024】ここで、本実施の形態では、予備励磁は所
定の2相について行うこととし、1相当たりの電流値は
1.0Aに、予備励磁時間(Ty 秒)は、使用するパル
スモータの振動が十分に収束し得る時間として、100
msecに設定している。したがって、予備励磁処理は、メ
インスイッチのオン後、800msec(T0 +Ty ×7)
で終了することになる。
定の2相について行うこととし、1相当たりの電流値は
1.0Aに、予備励磁時間(Ty 秒)は、使用するパル
スモータの振動が十分に収束し得る時間として、100
msecに設定している。したがって、予備励磁処理は、メ
インスイッチのオン後、800msec(T0 +Ty ×7)
で終了することになる。
【0025】また、各モータの予備励磁の時間帯は相互
にずれているので、予備励磁に要する電流値の最大は、
2.0A(1.0A×2相)である。したがって、従来
のように、全モータを一斉に予備励磁した場合の電流値
14.0A(2.0A×7個)と比較して、格段に低い
電流値に抑えることができる。なお、上記実施の形態で
は、2相について予備励磁を行ったが、さらに、消費電
流を低減させる為、1相だけでもかまわない。また、予
備励磁する時間も100msecに限定するものではない。
要は、使用するパルスモータの振動が十分に収束し得る
だけの時間であればよいのである。
にずれているので、予備励磁に要する電流値の最大は、
2.0A(1.0A×2相)である。したがって、従来
のように、全モータを一斉に予備励磁した場合の電流値
14.0A(2.0A×7個)と比較して、格段に低い
電流値に抑えることができる。なお、上記実施の形態で
は、2相について予備励磁を行ったが、さらに、消費電
流を低減させる為、1相だけでもかまわない。また、予
備励磁する時間も100msecに限定するものではない。
要は、使用するパルスモータの振動が十分に収束し得る
だけの時間であればよいのである。
【0026】また、上記実施の形態では、全てのモータ
の予備励磁の時間帯をずらしているが、これに限らず、
少なくとも一個のモータの予備励磁の時間帯が他のモー
タの予備励磁の時間帯と重ならないようにすれば良いの
である。そうすることにより、全てのモータを一斉に予
備励磁する従来の技術と比較して、一時に必要な電流値
を抑えることができるといった所定の効果が得られるも
のである。
の予備励磁の時間帯をずらしているが、これに限らず、
少なくとも一個のモータの予備励磁の時間帯が他のモー
タの予備励磁の時間帯と重ならないようにすれば良いの
である。そうすることにより、全てのモータを一斉に予
備励磁する従来の技術と比較して、一時に必要な電流値
を抑えることができるといった所定の効果が得られるも
のである。
【0027】図7は、主にシート搬送部300の動作を
示すタイムチャートである。なお、図7は、原稿1枚を
3部コピーするといった指示がなされた場合を示してい
る。以下、図7を中心に、図1、図5も参照しながら、
シート搬送に係る動作について説明する。先ず、操作パ
ネル700のコピースタートキーが押下されると、メイ
ンモータM1に続き、用紙サイズキーで指定された用紙
が格納されている給紙トレイの給紙モータM3と縦搬送
モータM2と中間搬送モータM5の駆動が開始される
(D1、E1、F1、G1)。
示すタイムチャートである。なお、図7は、原稿1枚を
3部コピーするといった指示がなされた場合を示してい
る。以下、図7を中心に、図1、図5も参照しながら、
シート搬送に係る動作について説明する。先ず、操作パ
ネル700のコピースタートキーが押下されると、メイ
ンモータM1に続き、用紙サイズキーで指定された用紙
が格納されている給紙トレイの給紙モータM3と縦搬送
モータM2と中間搬送モータM5の駆動が開始される
(D1、E1、F1、G1)。
【0028】1枚目の転写シートの先端が検出されて、
該当する給紙センサS1がオンになると(K1)、T1
時間経過後、給紙モータM3を一旦停止させる(E
2)。このT1は、給紙トレイから繰りだされた転写シ
ートの先端が最初の縦搬送ローラに係合し、且つ後端が
フィードローラとの係合状態から解かれるのに要する時
間である。そして、1枚目の転写シートの後端が給紙セ
ンサS1を通過し、当該センサがオフになると(K
2)、2枚目の転写シートを繰り出すべく、再び給紙モ
ータM3の駆動が開始される(E3)。同様にして、3
枚目の転写シートも給紙トレイから繰り出される。
該当する給紙センサS1がオンになると(K1)、T1
時間経過後、給紙モータM3を一旦停止させる(E
2)。このT1は、給紙トレイから繰りだされた転写シ
ートの先端が最初の縦搬送ローラに係合し、且つ後端が
フィードローラとの係合状態から解かれるのに要する時
間である。そして、1枚目の転写シートの後端が給紙セ
ンサS1を通過し、当該センサがオフになると(K
2)、2枚目の転写シートを繰り出すべく、再び給紙モ
ータM3の駆動が開始される(E3)。同様にして、3
枚目の転写シートも給紙トレイから繰り出される。
【0029】この間も、1枚目の転写シートは、縦搬送
モータM2、中間搬送モータM5の駆動により、各搬送
路を通じて移送されており、その先端が、レジストセン
サS2をオンすると(L1)、T2時間経過後、給紙モ
ータM3、縦搬送モータM2及び中間搬送モータM5を
一旦停止させる(E6、F2、G2)。このT2は、転
写シートの先端をレジストローラ612に当接させ、且
つ転写シートを少したわませた状態で待機させるのに必
要な時間である。
モータM2、中間搬送モータM5の駆動により、各搬送
路を通じて移送されており、その先端が、レジストセン
サS2をオンすると(L1)、T2時間経過後、給紙モ
ータM3、縦搬送モータM2及び中間搬送モータM5を
一旦停止させる(E6、F2、G2)。このT2は、転
写シートの先端をレジストローラ612に当接させ、且
つ転写シートを少したわませた状態で待機させるのに必
要な時間である。
【0030】その後、感光体ドラム201への給紙を促
す画像同期信号がプリント部200から出力されると
(J1)、当該信号はマイクロコンピュータ910の入
力ポートB2に入力されるとともにOR回路961、9
62、963の入力端子にも入力され、各OR回路の出
力が"High"となって、レジストモータM4、中間搬送モ
ータM5、縦搬送モータM2の駆動が同じタイミングで
開始され(H1、G3、F3)、レジストローラ61
2、中間搬送ローラ611、縦搬送ローラ521…の回
転が同時に開始され、待機していた転写シートが転写位
置へと送りこまれる。
す画像同期信号がプリント部200から出力されると
(J1)、当該信号はマイクロコンピュータ910の入
力ポートB2に入力されるとともにOR回路961、9
62、963の入力端子にも入力され、各OR回路の出
力が"High"となって、レジストモータM4、中間搬送モ
ータM5、縦搬送モータM2の駆動が同じタイミングで
開始され(H1、G3、F3)、レジストローラ61
2、中間搬送ローラ611、縦搬送ローラ521…の回
転が同時に開始され、待機していた転写シートが転写位
置へと送りこまれる。
【0031】一方、マイクロコンピュータ910は、画
像同期信号が入力ポートB2に入力されると直ちに、出
力ポートA1〜3から駆動励磁指示信号を出力する。こ
れにより、画像同期信号がオフになった(J2)後も、
各OR回路の出力が"High"に保持され、レジストモータ
M4、中間搬送モータM5、縦搬送モータM2が継続し
て駆動される。
像同期信号が入力ポートB2に入力されると直ちに、出
力ポートA1〜3から駆動励磁指示信号を出力する。こ
れにより、画像同期信号がオフになった(J2)後も、
各OR回路の出力が"High"に保持され、レジストモータ
M4、中間搬送モータM5、縦搬送モータM2が継続し
て駆動される。
【0032】1枚目の転写シートの後端が、レジストセ
ンサS2を通過すると(L2)、当該用紙後端がレジス
トローラ612を通過するのに必要な時間(T3)経過
後、レジストモータM4が停止され(H2)、レジスト
ローラ612に2枚目の転写シートを待機させる。以
降、同様にして、プリンタ部200への給紙が行われ
る。
ンサS2を通過すると(L2)、当該用紙後端がレジス
トローラ612を通過するのに必要な時間(T3)経過
後、レジストモータM4が停止され(H2)、レジスト
ローラ612に2枚目の転写シートを待機させる。以
降、同様にして、プリンタ部200への給紙が行われ
る。
【0033】なお、レジストローラ612で転写シート
が待機しているときには、その待機時間分、即ち時間T
2経過後(E6)、画像同期信号が出力される(J1、
E7)までの間分、T1は延長されT1’となる。この
ように、複写機のメインスイッチオン後に、シート搬送
部300に配されたパルスモータの全てが予備励磁され
ているので、各パルスモータの駆動直前(E1、F1、
G1又はH1)で予備励磁をする必要が無くなり、その
分、給紙を速やかに行うことが可能となる。
が待機しているときには、その待機時間分、即ち時間T
2経過後(E6)、画像同期信号が出力される(J1、
E7)までの間分、T1は延長されT1’となる。この
ように、複写機のメインスイッチオン後に、シート搬送
部300に配されたパルスモータの全てが予備励磁され
ているので、各パルスモータの駆動直前(E1、F1、
G1又はH1)で予備励磁をする必要が無くなり、その
分、給紙を速やかに行うことが可能となる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト搬送装置によれば、装置への電源投入後いずれかのパ
ルスモータが駆動される前に、少なくとも1個のパルス
モータの予備励磁の時間帯が他のパルスモータの予備励
磁の時間帯と重ならないように、各パルスモータの予備
励磁がなされるので、全てのパルスモータの予備励磁の
時間帯が、一時に集中することがなく、従来のように、
一時に多くの電力を要することなく予備励磁が行え、脱
調が防止でき、よって、滑らかな給紙動作が実現でき
る。さらに、いずれかのパルスモータが駆動される前
に、全てのパルスモータの予備励磁が終了しているの
で、給紙の際、パルスモータはすぐに起動されるので給
紙が遅れるといったことがない。
ト搬送装置によれば、装置への電源投入後いずれかのパ
ルスモータが駆動される前に、少なくとも1個のパルス
モータの予備励磁の時間帯が他のパルスモータの予備励
磁の時間帯と重ならないように、各パルスモータの予備
励磁がなされるので、全てのパルスモータの予備励磁の
時間帯が、一時に集中することがなく、従来のように、
一時に多くの電力を要することなく予備励磁が行え、脱
調が防止でき、よって、滑らかな給紙動作が実現でき
る。さらに、いずれかのパルスモータが駆動される前
に、全てのパルスモータの予備励磁が終了しているの
で、給紙の際、パルスモータはすぐに起動されるので給
紙が遅れるといったことがない。
【図1】本発明に係るシート搬送装置を適用したアナロ
グ式複写機の全体構成を示す図である。
グ式複写機の全体構成を示す図である。
【図2】上記複写機における、給紙トレイから転写シー
トを取り出すための給紙機構を示す図である。
トを取り出すための給紙機構を示す図である。
【図3】上記複写機における、シート搬送部の縦搬送機
構を示す図である。
構を示す図である。
【図4】上記複写機における、シート搬送部のレジスト
ローラの駆動機構を示す図である。
ローラの駆動機構を示す図である。
【図5】上記複写機における、シート搬送部の給紙制御
部の構成を示す図である。
部の構成を示す図である。
【図6】上記複写機のメインスイッチがオンされた後
の、シート搬送部に配された各モータの動作のタイムチ
ャートを示す図である。
の、シート搬送部に配された各モータの動作のタイムチ
ャートを示す図である。
【図7】上記複写機のおける、主にシート搬送部の動作
のタイムチャートを示す図である。
のタイムチャートを示す図である。
300 シート搬送部 900 給紙制御部 910 マイクロコンピュータ 920、935、940 マイクロコンピュータ 925、935、945、955 励磁回路 M2 縦搬送モータ M3 給紙モータ M4 ジストモータ M5 中間搬送モータ
Claims (1)
- 【請求項1】 個々のパルスモータの搬送力が作用する
シート搬送域が連設されて一連のシート搬送路構成する
シート搬送装置において、 装置への電源投入後、いずれかのパルスモータが駆動さ
れる前に、少なくとも1個のパルスモータの予備励磁の
時間帯が他のパルスモータの予備励磁の時間帯と重なら
ないように、各パルスモータを予備励磁する予備励磁手
段を備えたことを特徴とするシート搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8322445A JPH10167511A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | シート搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8322445A JPH10167511A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | シート搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167511A true JPH10167511A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18143755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8322445A Pending JPH10167511A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | シート搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167511A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218276A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Shiriusu:Kk | 遊技機のリール駆動用ステッピングモータの駆動制御方法 |
US7328898B2 (en) | 2005-03-10 | 2008-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus including timing determination unit, and corresponding sheet feeding method |
US7370863B2 (en) | 2005-03-10 | 2008-05-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Duplex image forming apparatus with feeding roller with at least three different speeds |
JP2009153345A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Canon Inc | モータ制御装置 |
JP2010011595A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Kyocera Mita Corp | ステッピングモータ装置、用紙搬送装置、および、画像形成装置 |
JP2011010960A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Olympia:Kk | 遊技機 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP8322445A patent/JPH10167511A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005218276A (ja) * | 2004-02-02 | 2005-08-11 | Shiriusu:Kk | 遊技機のリール駆動用ステッピングモータの駆動制御方法 |
US7328898B2 (en) | 2005-03-10 | 2008-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus including timing determination unit, and corresponding sheet feeding method |
US7370863B2 (en) | 2005-03-10 | 2008-05-13 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Duplex image forming apparatus with feeding roller with at least three different speeds |
JP2009153345A (ja) * | 2007-12-21 | 2009-07-09 | Canon Inc | モータ制御装置 |
JP2010011595A (ja) * | 2008-06-25 | 2010-01-14 | Kyocera Mita Corp | ステッピングモータ装置、用紙搬送装置、および、画像形成装置 |
JP2011010960A (ja) * | 2009-07-03 | 2011-01-20 | Olympia:Kk | 遊技機 |
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