JPH10166112A - 溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器 - Google Patents
溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器Info
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- JPH10166112A JPH10166112A JP9362220A JP36222097A JPH10166112A JP H10166112 A JPH10166112 A JP H10166112A JP 9362220 A JP9362220 A JP 9362220A JP 36222097 A JP36222097 A JP 36222097A JP H10166112 A JPH10166112 A JP H10166112A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/10—Supplying or treating molten metal
- B22D11/103—Distributing the molten metal, e.g. using runners, floats, distributors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/003—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like with impact pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/50—Pouring-nozzles
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐火性底5と、耐火性壁6と、鋳型に溶融金
属を供給するために耐火性底に設けられた少なくとも1
つのノズル7と、耐火性緩衝手段8とを備えた、溶融金
属を保持するための供給貯蔵器2。耐火性緩衝手段8は
供給貯蔵器2の底に設けられる底部11と、キャビティー
9を区画するほぼ垂直な隔壁12とを有し、この隔壁12は
供給貯蔵器上を移動する取鍋から供給される溶融金属の
ジェットを受け且つ供給貯蔵器の空間を2つの空間 (ノ
ズル7を有する第1空間13と溶融金属を収容する緩衝手
段のキャビティーである第2空間9と) に分け、第2空
間に収容された溶融金属は隔壁の上部から溢流して第1
空間へ流入する。 【解決手段】 隔壁12によって第2空間9を区画する緩
衝手段8が仕切り壁14によって2つの領域 (金属のジェ
ット流を受ける領域と、ジェット流に対して第1空間と
は反対側にある金属が上昇する領域16と) に分割され
る。
属を供給するために耐火性底に設けられた少なくとも1
つのノズル7と、耐火性緩衝手段8とを備えた、溶融金
属を保持するための供給貯蔵器2。耐火性緩衝手段8は
供給貯蔵器2の底に設けられる底部11と、キャビティー
9を区画するほぼ垂直な隔壁12とを有し、この隔壁12は
供給貯蔵器上を移動する取鍋から供給される溶融金属の
ジェットを受け且つ供給貯蔵器の空間を2つの空間 (ノ
ズル7を有する第1空間13と溶融金属を収容する緩衝手
段のキャビティーである第2空間9と) に分け、第2空
間に収容された溶融金属は隔壁の上部から溢流して第1
空間へ流入する。 【解決手段】 隔壁12によって第2空間9を区画する緩
衝手段8が仕切り壁14によって2つの領域 (金属のジェ
ット流を受ける領域と、ジェット流に対して第1空間と
は反対側にある金属が上昇する領域16と) に分割され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は溶融金属、特に鋼を
保持するための供給貯蔵器に関するものである。
保持するための供給貯蔵器に関するものである。
【0002】
【従来技術】上記貯蔵器は耐火底と、耐火壁と、少なく
とも1つの鋳造ラインに溶融金属を供給するために耐火
底に設けられた少なくとも1つのノズルと、耐火緩衝手
段とを備えている。耐火緩衝手段は底部と、キャビティ
ーを区画するほぼ垂直な隔壁とを有し、貯蔵器上を移動
する取鍋から供給される溶融金属のジェットを受け、貯
蔵器の空間を2つの空間すなわち少なくとも1つのノズ
ルを有する第1空間と溶融金属を収容する緩衝手段のキ
ャビティーである第2空間とに分けるように、貯蔵器の
底部上に設けられる。第2空間に収容された溶融金属は
隔壁の上部から溢れて第1空間へと流入する。上流で製
造された鋼は取鍋からディストリビュータまたはタンデ
ィッシュとよばれる供給貯蔵器へ注がれ、液体金属はこ
の供給貯蔵器から少なくとも1つの鋳型へ供給される。
供給貯蔵器は取鍋と鋳型との間の移送反応器(transfer
reactor)を構成する。この供給貯蔵器またはタンディッ
シュの機能は下記の点にある:(a) 液体金属を取鍋から
鋳型へと移送し、(b) 液体金属を各鋳造ラインおよび鋳
型へ分配し、(c) 溶融金属を乱流のない状態で各鋳型へ
供給し、(d) 一定の時間の順番で鋳造操作を実行し、
(e) 液体金属に含まれる最も粗い介在物を一定条件下で
ライニングまたはバブリングレールを用いて除去する。
とも1つの鋳造ラインに溶融金属を供給するために耐火
底に設けられた少なくとも1つのノズルと、耐火緩衝手
段とを備えている。耐火緩衝手段は底部と、キャビティ
ーを区画するほぼ垂直な隔壁とを有し、貯蔵器上を移動
する取鍋から供給される溶融金属のジェットを受け、貯
蔵器の空間を2つの空間すなわち少なくとも1つのノズ
ルを有する第1空間と溶融金属を収容する緩衝手段のキ
ャビティーである第2空間とに分けるように、貯蔵器の
底部上に設けられる。第2空間に収容された溶融金属は
隔壁の上部から溢れて第1空間へと流入する。上流で製
造された鋼は取鍋からディストリビュータまたはタンデ
ィッシュとよばれる供給貯蔵器へ注がれ、液体金属はこ
の供給貯蔵器から少なくとも1つの鋳型へ供給される。
供給貯蔵器は取鍋と鋳型との間の移送反応器(transfer
reactor)を構成する。この供給貯蔵器またはタンディッ
シュの機能は下記の点にある:(a) 液体金属を取鍋から
鋳型へと移送し、(b) 液体金属を各鋳造ラインおよび鋳
型へ分配し、(c) 溶融金属を乱流のない状態で各鋳型へ
供給し、(d) 一定の時間の順番で鋳造操作を実行し、
(e) 液体金属に含まれる最も粗い介在物を一定条件下で
ライニングまたはバブリングレールを用いて除去する。
【0003】供給貯蔵器の挙動を改良するために、供給
貯蔵器の底に衝撃スラブや緩衝手段を設けたり、取鍋の
下にジェット保護管を配置することが行われている。こ
れら緩衝手段の第一の機能は、貯蔵器に垂直に落下する
液体金属ジェットのエネルギーを低下させて、取鍋から
供給貯蔵器へ流入する液体金属ジェットの乱流を減少さ
せることにある。場合によっては、緩衝手段によって短
絡流を制限する、換言すれば、金属流が供給貯蔵器を出
るまでの時間を制限するか、および/または滞留時間す
なわち金属流が供給貯蔵器内に留まる時間を延ばすこと
もできる。
貯蔵器の底に衝撃スラブや緩衝手段を設けたり、取鍋の
下にジェット保護管を配置することが行われている。こ
れら緩衝手段の第一の機能は、貯蔵器に垂直に落下する
液体金属ジェットのエネルギーを低下させて、取鍋から
供給貯蔵器へ流入する液体金属ジェットの乱流を減少さ
せることにある。場合によっては、緩衝手段によって短
絡流を制限する、換言すれば、金属流が供給貯蔵器を出
るまでの時間を制限するか、および/または滞留時間す
なわち金属流が供給貯蔵器内に留まる時間を延ばすこと
もできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、流入
する液体金属、特に鋼のジェット流のエネルギーを減少
させるとともに、金属ジェットのエネルギーを低下させ
てその乱流を減少させる特殊な帯域を設けることにあ
る。
する液体金属、特に鋼のジェット流のエネルギーを減少
させるとともに、金属ジェットのエネルギーを低下させ
てその乱流を減少させる特殊な帯域を設けることにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の対象は、第2空
間を区画する隔壁を有する緩衝手段が仕切り壁によって
2つの領域すなわち金属のジェット流を受ける領域と、
金属のジェット流に対して第1空間の反対側に位置する
金属が上昇する領域とに分割されていることを特徴とす
る溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器にあ
る。
間を区画する隔壁を有する緩衝手段が仕切り壁によって
2つの領域すなわち金属のジェット流を受ける領域と、
金属のジェット流に対して第1空間の反対側に位置する
金属が上昇する領域とに分割されていることを特徴とす
る溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器にあ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の上記以外の特徴は以下の
点にある: (a) 緩衝手段の隔壁が溢流れレベルよりも上に延びた部
分を少なくとも1つ有する。 (b) 仕切り壁に設けられた少なくとも1つの上昇孔を通
って金属流が金属のジェット流を受ける領域から金属が
上昇する領域へ移動する。 (c) 仕切り壁に設けた上昇孔は緩衝手段の底部近くに位
置する。 (d) 緩衝手段が少なくとも1つのドレイン穴を有する。 (e) 緩衝手段は少なくとも1つの供給貯蔵器の壁に接し
て配置され、金属が上昇する領域は少なくとも1つのノ
ズルを有する第1空間に対して取鍋から放出される金属
のジェット流とは反対側に位置する。 (f) 緩衝手段が分離隔壁、底部およびC型断面形状を有
する仕切り壁によって構成される。 (g) 緩衝手段が分離隔壁、底部および仕切り壁によって
独立した2つの部分で構成され、分離隔壁は緩衝手段の
底部と一緒にL字型断面形状を構成する。 (h) 緩衝手段が分離隔壁と仕切り壁によって独立した2
つの部分とで構成され、分離隔壁が平板である。
点にある: (a) 緩衝手段の隔壁が溢流れレベルよりも上に延びた部
分を少なくとも1つ有する。 (b) 仕切り壁に設けられた少なくとも1つの上昇孔を通
って金属流が金属のジェット流を受ける領域から金属が
上昇する領域へ移動する。 (c) 仕切り壁に設けた上昇孔は緩衝手段の底部近くに位
置する。 (d) 緩衝手段が少なくとも1つのドレイン穴を有する。 (e) 緩衝手段は少なくとも1つの供給貯蔵器の壁に接し
て配置され、金属が上昇する領域は少なくとも1つのノ
ズルを有する第1空間に対して取鍋から放出される金属
のジェット流とは反対側に位置する。 (f) 緩衝手段が分離隔壁、底部およびC型断面形状を有
する仕切り壁によって構成される。 (g) 緩衝手段が分離隔壁、底部および仕切り壁によって
独立した2つの部分で構成され、分離隔壁は緩衝手段の
底部と一緒にL字型断面形状を構成する。 (h) 緩衝手段が分離隔壁と仕切り壁によって独立した2
つの部分とで構成され、分離隔壁が平板である。
【0007】本発明はさらに、溶融金属を金属を保持す
る供給貯蔵器に注ぐ段階を含む、溶融金属、特に鋼を取
鍋から少なくとも1つの鋳造ラインへ移送する方法に関
するものである。本発明方法では、供給貯蔵器が耐火性
底と、耐火性壁と、少なくとも1つの鋳造ラインに溶融
金属を供給するために耐火性底に配置された少なくとも
1つのノズルと、供給貯蔵器の底部に配置される耐火性
緩衝手段とを含み、耐火性緩衝手段は底部とキャビティ
ーを区画するほぼ垂直な隔壁とを備え、耐火性緩衝手段
は供給貯蔵器上を移動する取鍋から送られてくる溶融金
属のジェット流を受け且つ供給貯蔵器を2つの空間すな
わち少なくとも1つのノズルを有する第1空間と金属を
収容する緩衝手段のキャビティーである第2空間とに分
割し、第2空間に収容された金属は隔壁の上部を越えて
溢流して第1空間へ流入するようになっており、さら
に、下記(a) 〜(c) を特徴とする: (a) 取鍋から供給されるジェット流が緩衝手段内で少な
くとも1つのノズルを有する第1空間から離れる方向へ
移動され、(b) ジェット流がほぼ垂直に上昇させ、(c)
金属の上昇によって発生する波が取鍋からのジェット流
に対して直角な方向の第1空間へ向くように金属を移動
させる。本発明は図面を用いた以下の実施例の説明から
明確に理解されよう。しかし、本発明が下記実施例に限
定されるものではない。
る供給貯蔵器に注ぐ段階を含む、溶融金属、特に鋼を取
鍋から少なくとも1つの鋳造ラインへ移送する方法に関
するものである。本発明方法では、供給貯蔵器が耐火性
底と、耐火性壁と、少なくとも1つの鋳造ラインに溶融
金属を供給するために耐火性底に配置された少なくとも
1つのノズルと、供給貯蔵器の底部に配置される耐火性
緩衝手段とを含み、耐火性緩衝手段は底部とキャビティ
ーを区画するほぼ垂直な隔壁とを備え、耐火性緩衝手段
は供給貯蔵器上を移動する取鍋から送られてくる溶融金
属のジェット流を受け且つ供給貯蔵器を2つの空間すな
わち少なくとも1つのノズルを有する第1空間と金属を
収容する緩衝手段のキャビティーである第2空間とに分
割し、第2空間に収容された金属は隔壁の上部を越えて
溢流して第1空間へ流入するようになっており、さら
に、下記(a) 〜(c) を特徴とする: (a) 取鍋から供給されるジェット流が緩衝手段内で少な
くとも1つのノズルを有する第1空間から離れる方向へ
移動され、(b) ジェット流がほぼ垂直に上昇させ、(c)
金属の上昇によって発生する波が取鍋からのジェット流
に対して直角な方向の第1空間へ向くように金属を移動
させる。本発明は図面を用いた以下の実施例の説明から
明確に理解されよう。しかし、本発明が下記実施例に限
定されるものではない。
【0008】
【実施例】〔図1〕に示すように、金属、特に鋼の製造
では取鍋1からディストリビュータまたはタンディッシ
ュともよばれる供給貯蔵器2へ液体金属3が供給され、
この液体金属3は供給貯蔵器2から1つ以上の鋳造ライ
ンを通って各鋳型4へ供給される。金属の供給貯蔵器2
は耐火底5と、供給貯蔵器2内に溶融金属を保持するた
めの耐火壁6と、供給貯蔵器2内の溶融金属を外へ出す
ために耐火底5に設けられた少なくとも1つのノズル7
とを有している。供給貯蔵器2上を移動する取鍋1から
供給される溶融金属のジェット10を受けるための耐火緩
衝手段8は供給貯蔵器2の底部5に設置されている。こ
の耐火緩衝手段8はキャビティー9を区画する。
では取鍋1からディストリビュータまたはタンディッシ
ュともよばれる供給貯蔵器2へ液体金属3が供給され、
この液体金属3は供給貯蔵器2から1つ以上の鋳造ライ
ンを通って各鋳型4へ供給される。金属の供給貯蔵器2
は耐火底5と、供給貯蔵器2内に溶融金属を保持するた
めの耐火壁6と、供給貯蔵器2内の溶融金属を外へ出す
ために耐火底5に設けられた少なくとも1つのノズル7
とを有している。供給貯蔵器2上を移動する取鍋1から
供給される溶融金属のジェット10を受けるための耐火緩
衝手段8は供給貯蔵器2の底部5に設置されている。こ
の耐火緩衝手段8はキャビティー9を区画する。
【0009】鋼製造の分野における本発明の第1の態様
では、〔図2〕(孔20の長手方向の軸線を含む平面で切
った断面)に示すように、緩衝手段8のキャビティー9
は底11とほぼ垂直な隔壁12とで構成される。緩衝手段8
は供給貯蔵器2の底部5上に設けられていて、供給貯蔵
器2上を移動する取鍋1から供給される溶融金属のジェ
ット流1を受けるとともに、供給貯蔵器2を2つの空間
すなわち少なくとも1つのノズルを有する第1空間13
と、溶融鋼を収容する緩衝手段のキャビティー9からな
る第2空間とに分ける役目をする。第2空間に収容され
た溶融鋼は隔壁12の上部から溢れて空間13へ流入する。
では、〔図2〕(孔20の長手方向の軸線を含む平面で切
った断面)に示すように、緩衝手段8のキャビティー9
は底11とほぼ垂直な隔壁12とで構成される。緩衝手段8
は供給貯蔵器2の底部5上に設けられていて、供給貯蔵
器2上を移動する取鍋1から供給される溶融金属のジェ
ット流1を受けるとともに、供給貯蔵器2を2つの空間
すなわち少なくとも1つのノズルを有する第1空間13
と、溶融鋼を収容する緩衝手段のキャビティー9からな
る第2空間とに分ける役目をする。第2空間に収容され
た溶融鋼は隔壁12の上部から溢れて空間13へ流入する。
【0010】緩衝手段8は、鋼をキャビティー9すなわ
ち第2空間に閉じ込めることによって供給貯蔵器に流入
する溶融鋼流の初期エネルギーを減衰させ、次いで供給
貯蔵器の幅全体に渡って溶融鋼を表面へ向かって導く役
目をする。すなわち、緩衝手段8は流入する鋼ジェット
のエネルギーを低下させてその乱流を抑制する。緩衝手
段8は耐火コンクリートの部品であり、モノブロックで
もよく、取鍋1から供給されるジェット10の保護管の真
下の供給貯蔵器の底5に設けられる。本発明の1つの特
徴は、第2空間を区画する隔壁を有する緩衝手段の底11
が仕切り14によって2つの領域すなわち鋼のジェット流
10を受ける領域15と、金属が上昇する領域16とに分割さ
れ、領域16はジェット10を挟んで第1空間13の反対側に
位置する。
ち第2空間に閉じ込めることによって供給貯蔵器に流入
する溶融鋼流の初期エネルギーを減衰させ、次いで供給
貯蔵器の幅全体に渡って溶融鋼を表面へ向かって導く役
目をする。すなわち、緩衝手段8は流入する鋼ジェット
のエネルギーを低下させてその乱流を抑制する。緩衝手
段8は耐火コンクリートの部品であり、モノブロックで
もよく、取鍋1から供給されるジェット10の保護管の真
下の供給貯蔵器の底5に設けられる。本発明の1つの特
徴は、第2空間を区画する隔壁を有する緩衝手段の底11
が仕切り14によって2つの領域すなわち鋼のジェット流
10を受ける領域15と、金属が上昇する領域16とに分割さ
れ、領域16はジェット10を挟んで第1空間13の反対側に
位置する。
【0011】仕切り14は、隔壁14を貫通した少なくとも
1つの上昇孔19を通って鋼の流れが領域15から領域16へ
移動し、領域16内を上昇できるようにする。隔壁14の上
昇孔19は緩衝手段8の底11の近くにある。緩衝手段8は
流入する金属流を矢印Aで示すように移動させる。緩衝
手段8は隔壁12を貫通する少なくとも1つのドレイン穴
20を有し、このドレイン穴20は緩衝手段8を満たした鋼
が溢れ出る前に鋼を供給貯蔵器の空間13の底5へ流出さ
せるとともに、鋳造終了後に緩衝手段のキャビティー9
を空にするためのものである。〔図3〕(孔20の長手方
向軸線を含む平面で切った断面)に示すように、緩衝手
段8の隔壁12の少なくとも一部17は、緩衝手段8から液
体金属が溢れ出る高さ18よりも上まで伸びている。鋼が
上昇する領域16にある緩衝手段の隔壁12の部分17は鋼を
空間13へと送り返すためのもので、鋼の上昇を促進する
ために〔図4〕に示すように傾斜していてもよい。
1つの上昇孔19を通って鋼の流れが領域15から領域16へ
移動し、領域16内を上昇できるようにする。隔壁14の上
昇孔19は緩衝手段8の底11の近くにある。緩衝手段8は
流入する金属流を矢印Aで示すように移動させる。緩衝
手段8は隔壁12を貫通する少なくとも1つのドレイン穴
20を有し、このドレイン穴20は緩衝手段8を満たした鋼
が溢れ出る前に鋼を供給貯蔵器の空間13の底5へ流出さ
せるとともに、鋳造終了後に緩衝手段のキャビティー9
を空にするためのものである。〔図3〕(孔20の長手方
向軸線を含む平面で切った断面)に示すように、緩衝手
段8の隔壁12の少なくとも一部17は、緩衝手段8から液
体金属が溢れ出る高さ18よりも上まで伸びている。鋼が
上昇する領域16にある緩衝手段の隔壁12の部分17は鋼を
空間13へと送り返すためのもので、鋼の上昇を促進する
ために〔図4〕に示すように傾斜していてもよい。
【0012】緩衝手段8は、供給貯蔵器の形状に応じた
任意の幾何学形状を取ることができるが、好ましくは平
行六面体である。本発明の緩衝手段は任意タイプの供給
貯蔵器内に配置可能なモノリティックな緩衝手段であ
り、形状は全く制限されない。供給貯蔵器8の壁6と隔
壁12との間の空間に入った鋼は緩衝手段の周りを流れる
ことができる。本発明の好ましい態様では、〔図5〕に
示すように、緩衝手段8の一部が供給貯蔵器2の少なく
とも1つの壁6の形状と一致し、鋼が上昇する領域16が
取鍋1から放出される鋼のジェット流10に対して少なく
とも1つのノズルを有する第1の空間13の反対側に位置
するようになっている。
任意の幾何学形状を取ることができるが、好ましくは平
行六面体である。本発明の緩衝手段は任意タイプの供給
貯蔵器内に配置可能なモノリティックな緩衝手段であ
り、形状は全く制限されない。供給貯蔵器8の壁6と隔
壁12との間の空間に入った鋼は緩衝手段の周りを流れる
ことができる。本発明の好ましい態様では、〔図5〕に
示すように、緩衝手段8の一部が供給貯蔵器2の少なく
とも1つの壁6の形状と一致し、鋼が上昇する領域16が
取鍋1から放出される鋼のジェット流10に対して少なく
とも1つのノズルを有する第1の空間13の反対側に位置
するようになっている。
【0013】同じ原理で、緩衝手段の隔壁12を供給貯蔵
器の壁6と一体化し、供給貯蔵器の壁6が緩衝手段のキ
ャビティーと、鋼のジェット流を受ける領域15と、鋼が
上昇する領域16とを兼ねるようにすることもできる。本
発明のこの態様では、〔図6〕に示すように、緩衝手段
は分離隔壁21、底部22およびC字型断面形状を有する仕
切り23で構成される。領域16は供給貯蔵器の壁6の一部
と緩衝手段8の仕切り23との間にある。
器の壁6と一体化し、供給貯蔵器の壁6が緩衝手段のキ
ャビティーと、鋼のジェット流を受ける領域15と、鋼が
上昇する領域16とを兼ねるようにすることもできる。本
発明のこの態様では、〔図6〕に示すように、緩衝手段
は分離隔壁21、底部22およびC字型断面形状を有する仕
切り23で構成される。領域16は供給貯蔵器の壁6の一部
と緩衝手段8の仕切り23との間にある。
【0014】〔図7〕は緩衝手段の概念的斜視図を示
す。この図に示すように、緩衝手段8は隔壁21上に領域
15へ向かって水平に伸びたリム24を有している。リム24
の末端には垂れ下がった端部25があって、鋼の流れを空
間15に閉じ込める。〔図8〕および〔図9〕に示した本
発明の別の態様では、緩衝手段は分離隔壁26、仕切り2
7、底部28とからなる独立した2つの部品に構成されて
いる。分離隔壁26と緩衝手段の底28とはL字型断面材を
構成している。底部22および/または28は比較的大きな
耐火材料より成る受け部を構成する。この受け部は取鍋
1が開放された時に溶融金属のジェット流の流入による
激しい衝撃で生じる磨耗を軽減する役目をする。
す。この図に示すように、緩衝手段8は隔壁21上に領域
15へ向かって水平に伸びたリム24を有している。リム24
の末端には垂れ下がった端部25があって、鋼の流れを空
間15に閉じ込める。〔図8〕および〔図9〕に示した本
発明の別の態様では、緩衝手段は分離隔壁26、仕切り2
7、底部28とからなる独立した2つの部品に構成されて
いる。分離隔壁26と緩衝手段の底28とはL字型断面材を
構成している。底部22および/または28は比較的大きな
耐火材料より成る受け部を構成する。この受け部は取鍋
1が開放された時に溶融金属のジェット流の流入による
激しい衝撃で生じる磨耗を軽減する役目をする。
【0015】供給貯蔵器の底部5が取鍋から放出される
鋼のジェット流の衝撃に耐えられるならば、緩衝手段を
基本的に分離隔壁26と仕切り27とで構成し、底部22、28
は不要になる。本発明の別の実施例では、〔図10〕に示
すように、底部11、22、28の溶融金属を受ける領域を少
なくとも1つの傾斜スロープを有する磨耗材29にする。
傾斜スロープは金属のジェット流を仕切り14および仕切
り14を貫通した上昇孔19の方へ向かわせる役目をする。
傾斜スロープは平坦、凹型および凸型等の形状にするこ
とができる。
鋼のジェット流の衝撃に耐えられるならば、緩衝手段を
基本的に分離隔壁26と仕切り27とで構成し、底部22、28
は不要になる。本発明の別の実施例では、〔図10〕に示
すように、底部11、22、28の溶融金属を受ける領域を少
なくとも1つの傾斜スロープを有する磨耗材29にする。
傾斜スロープは金属のジェット流を仕切り14および仕切
り14を貫通した上昇孔19の方へ向かわせる役目をする。
傾斜スロープは平坦、凹型および凸型等の形状にするこ
とができる。
【0016】本発明の緩衝手段を備えた供給貯蔵器は、
エネルギーを大幅に低下させる領域を設けることによっ
て供給貯蔵器の衝撃領域における液体鋼の乱流を最大限
軽減することができる。それによって流入する金属流を
表面に向かわせ、鋳造ラインへの供給ノズルから遠い方
へ仕向けることができる。この供給貯蔵器は短絡時間お
よび滞留時間を最適化し、それによって生成した鋼の特
性を向上させる。供給貯蔵器が細長い一般的な平行六面
体形状を有する場合には、緩衝手段は供給貯蔵器の端部
に配置される。供給貯蔵器がいわゆるT字型の場合には
ノズルはTのバーの部分にあたる第1空間内に整合され
る。その場合、緩衝手段はTのバーの部分に対して直角
な部分に配置され、取鍋から供給される溶融鋼のジェッ
ト流は第1の空間から離れる方向へ向けられ、上昇した
後は形成された波が取鍋から供給されるジェット流へ向
かうか、本発明に従って第1空間へ向かって取鍋から供
給されるジェット流を直角に横断するように移動する。
エネルギーを大幅に低下させる領域を設けることによっ
て供給貯蔵器の衝撃領域における液体鋼の乱流を最大限
軽減することができる。それによって流入する金属流を
表面に向かわせ、鋳造ラインへの供給ノズルから遠い方
へ仕向けることができる。この供給貯蔵器は短絡時間お
よび滞留時間を最適化し、それによって生成した鋼の特
性を向上させる。供給貯蔵器が細長い一般的な平行六面
体形状を有する場合には、緩衝手段は供給貯蔵器の端部
に配置される。供給貯蔵器がいわゆるT字型の場合には
ノズルはTのバーの部分にあたる第1空間内に整合され
る。その場合、緩衝手段はTのバーの部分に対して直角
な部分に配置され、取鍋から供給される溶融鋼のジェッ
ト流は第1の空間から離れる方向へ向けられ、上昇した
後は形成された波が取鍋から供給されるジェット流へ向
かうか、本発明に従って第1空間へ向かって取鍋から供
給されるジェット流を直角に横断するように移動する。
【図1】 鋼製造の手順を示す概念図。
【図2】 供給貯蔵器内に設けられた本発明耐火緩衝手
段の断面図。
段の断面図。
【図3】 本発明の耐火緩衝手段の別の実施例の断面
図。
図。
【図4】 本発明の耐火緩衝手段の別の実施例の断面
図。
図。
【図5】 本発明の耐火緩衝手段の別の実施例の断面
図。
図。
【図6】 供給貯蔵器の壁と組み合わされた本発明の耐
火緩衝手段のさらに別の実施例の断面図。
火緩衝手段のさらに別の実施例の断面図。
【図7】 図6の形式の緩衝手段を示す斜視図。
【図8】 供給貯蔵器の壁面と組み合わされた本発明の
耐火緩衝手段のさらに別の実施例の断面図。
耐火緩衝手段のさらに別の実施例の断面図。
【図9】 図8に示した緩衝手段の斜視図。
【図10】 図9に示した緩衝手段の斜視図。
1 取鍋 2 供給
貯蔵器 3 液体金属 4 鋳型 5 耐火底 6 耐火
壁 7 ノズル 8 耐火
緩衝手段 9 キャビティー 10 ジェ
ット流 11 緩衝手段底部 12 隔壁 13 第1空間 14、23、
27 仕切り 15 鋼のジェット流を受ける領域 16 金属
が上昇する領域 19 上昇孔 20 ドレ
イン穴 21、26 分離隔壁 22、28
底部 29 磨耗体
貯蔵器 3 液体金属 4 鋳型 5 耐火底 6 耐火
壁 7 ノズル 8 耐火
緩衝手段 9 キャビティー 10 ジェ
ット流 11 緩衝手段底部 12 隔壁 13 第1空間 14、23、
27 仕切り 15 鋼のジェット流を受ける領域 16 金属
が上昇する領域 19 上昇孔 20 ドレ
イン穴 21、26 分離隔壁 22、28
底部 29 磨耗体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エチエンヌ アヴェット フランス国 73250 アルベールヴィル シュマン ドゥ ラ シャレット 250
Claims (9)
- 【請求項1】 耐火性底と、耐火性壁と、少なくとも1
つの鋳型に溶融金属を供給するために耐火性底に設けら
れた少なくとも1つのノズルと、耐火性緩衝手段とを備
えた、溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器で
あって、耐火性緩衝手段は供給貯蔵器の底に設けられる
底部と、キャビティーを区画するほぼ垂直な隔壁とを有
し、この隔壁は供給貯蔵器上を移動する取鍋から供給さ
れる溶融金属のジェットを受け且つ供給貯蔵器の空間を
2つの空間すなわち少なくとも1つのノズルを有する第
1空間と溶融金属を収容する緩衝手段のキャビティーで
ある第2空間とに分け、第2空間に収容された溶融金属
は隔壁の上部から溢流して第1空間へ流入するようにな
っている供給貯蔵器において、 隔壁によって第2空間を区画する緩衝手段が、仕切り壁
によって2つの領域すなわち金属のジェット流を受ける
領域と、ジェット流に対して第1空間とは反対側にある
金属が上昇する領域とに分割されることを特徴とする供
給貯蔵器。 - 【請求項2】 緩衝手段の隔壁の少なくとも1部分が溢
流レベルよりも上まで延びている請求項1に記載の供給
貯蔵器。 - 【請求項3】 仕切り壁に形成した少なくとも1つの上
昇孔を通って金属流が金属のジェット流を受ける領域か
ら金属が上昇する領域へ移動する請求項1に記載の供給
貯蔵器。 - 【請求項4】 仕切り壁に形成した少なくとも1つの上
昇孔が緩衝手段の底部近くにある請求項3に記載の供給
貯蔵器。 - 【請求項5】 緩衝手段が少なくとも1つのドレイン穴
を有する請求項1〜4のいずれか一項に記載の供給貯蔵
器。 - 【請求項6】 緩衝手段が供給貯蔵器の少なくとも1つ
の壁に接触して配置され、金属が上昇する領域が少なく
とも1つのノズルを有する第1の空間に対して取鍋から
放出される金属のジェット流とは反対側に位置する請求
項1〜5のいずれか一項に記載の供給貯蔵器。 - 【請求項7】 緩衝手段が分離隔壁、底部およびC型断
面形状の仕切り壁によって構成される請求項1〜6のい
ずれか一項に記載の供給貯蔵器。 - 【請求項8】 緩衝手段が分離隔壁と仕切り壁によって
独立した2つの部分で構成され、分離隔壁が緩衝手段の
底と一緒になってL字型の断面形状を有する請求項1〜
6のいずれか一項に記載の供給貯蔵器。 - 【請求項9】 溶融金属を金属を保持する供給貯蔵器に
注ぐ段階を含む、溶融金属、特に鋼を取鍋から少なくと
も1つの鋳造ラインへ移送する方法であって、供給貯蔵
器が耐火性底と、耐火性壁と、少なくとも1つの鋳造ラ
インに溶融金属を供給するために耐火性底に配置された
少なくとも1つのノズルと、供給貯蔵器の底部に配置さ
れる耐火性緩衝手段とを含み、耐火性緩衝手段は底部と
キャビティーを区画するほぼ垂直な隔壁とを備え、耐火
性緩衝手段は供給貯蔵器上を移動する取鍋から送られて
くる溶融金属のジェット流を受け且つ供給貯蔵器を2つ
の空間すなわち少なくとも1つのノズルを有する第1空
間と金属を収容する緩衝手段のキャビティーである第2
空間とに分割し、第2空間に収容された金属は隔壁の上
部を越えて溢流して第1空間へ流入するようになってい
る方法において、下記(a) 〜(c) を特徴とする方法: (a) 取鍋から供給されるジェット流が緩衝手段内で少な
くとも1つのノズルを有する第1空間から離れる方向へ
移動され、(b) ジェット流がほぼ垂直に上昇させ、(c)
金属の上昇によって発生する波が取鍋からのジェット流
に対して直角な方向の第1空間へ向くように金属を移動
させる。
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FR9615193 | 1996-12-11 |
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JP9362220A Withdrawn JPH10166112A (ja) | 1996-12-11 | 1997-12-11 | 溶融金属、特に鋼を保持するための供給貯蔵器 |
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JP (1) | JPH10166112A (ja) |
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KR100584749B1 (ko) * | 2001-12-22 | 2006-05-30 | 주식회사 포스코 | 유동제어가 가능하여 용강의 청정도를 향상시킨 턴디쉬 |
KR100598574B1 (ko) * | 2001-12-21 | 2006-07-13 | 주식회사 포스코 | 임팩트 패드를 구비한 t형 턴디쉬 |
KR100949681B1 (ko) | 2002-12-23 | 2010-03-30 | 주식회사 포스코 | 턴디쉬용 완충패드 |
JP2012152795A (ja) * | 2011-01-27 | 2012-08-16 | Nisshin Steel Co Ltd | 単ストランド連鋳機用タンディッシュ堰 |
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WO2002094480A1 (en) * | 2001-05-22 | 2002-11-28 | Vesuvius Crucible Company | Impact pad for dividing and distributing liquid metal flow |
DE60304030T2 (de) * | 2002-02-05 | 2006-08-31 | Vesuvius Crucible Co., Wilmington | Giesspfannenboden |
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EP2193861A1 (en) * | 2008-12-02 | 2010-06-09 | Foseco International Limited | Tundish Impact pad. |
CN102764880A (zh) * | 2012-08-07 | 2012-11-07 | 无锡市蠡湖铸业有限公司 | 一种快速浇注用导流斗 |
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CN112743067B (zh) * | 2020-12-30 | 2022-01-18 | 湖北新金洋资源股份公司 | 一种铝锭浇注装置 |
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-
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- 1997-12-01 US US08/982,037 patent/US5868955A/en not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-02 ZA ZA9710809A patent/ZA9710809B/xx unknown
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- 1997-12-02 ID IDP973816A patent/ID18833A/id unknown
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