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JPH10161441A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH10161441A
JPH10161441A JP8336343A JP33634396A JPH10161441A JP H10161441 A JPH10161441 A JP H10161441A JP 8336343 A JP8336343 A JP 8336343A JP 33634396 A JP33634396 A JP 33634396A JP H10161441 A JPH10161441 A JP H10161441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
transfer roller
speed
forming apparatus
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8336343A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8336343A priority Critical patent/JPH10161441A/ja
Publication of JPH10161441A publication Critical patent/JPH10161441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 虫喰い版画のような、中抜け画像の発生を防
止して、高品質の画像の形成が行われる画像形成装置を
提供することを目的にしている。 【解決手段】 トナー像を担持して所定の線速度(V
0)で回動する像担持体1と、上記像担持体1に対向し
て配置されて記録媒体(P)の背面から接触帯電を行う
ようにして上記像担持体1に形成されたトナー像を記録
媒体(P)に転写する転写ローラ2と、上記像担持体1
に記録媒体(P)を押圧して搬送する上記転写ローラ2
を回転駆動する転写ローラ駆動手段3と、上記像担持体
1が回動する所定の線速度(V0)と記録媒体(P)の
搬送速度(V1)間に速度差(D)が生ずるように制御
する記録媒体搬送速度制御手段4と、記録媒体(P)の
搬送速度(V1)を検知する速度検知手段5とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式を用い
た複写機、プリンタ、ファクシミリ装置あるいはそれら
の複合機等の画像形成装置の改良に関し、特に像担持体
上に形成されたトナー像を記録媒体に転写して画像を形
成する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子写真式の画像形成装置、例え
ば中間転写体を使用した接触転写方式の電子写真複写機
は、第一の画像担持体上に形成されたトナー画像を中間
転写体上に一次転写する構成を備えている。この複写機
によって複数色のカラー画像を形成する場合には、この
一次転写工程を複数回繰り返して複数色のトナー画像を
中間転写体上に順次重畳転写することが行われる。中間
転写体上に形成された複数色のトナー重ね画像は、記録
紙上に二次転写されて複数色のカラー画像の転写が行わ
れる。このように一回の画像形成動作に於て一次と二次
の合計2度の転写が行われて、記録紙上に単色ないしは
合成カラー画像が重ね合される場合には、図9(a) (b)
に図示したような虫喰い版画のような中抜け画像が発生
し易かった。虫喰い版画のような中抜け画像は、転写時
の押圧力が強く、回転する中間転写体の線速と記録紙の
搬送速度とが等速であるためにトナーへのせん断力がな
くなり、離型性が悪くなる場合等に発生し易くなると考
えられている。
【0003】画像形成装置において中間転写体上の画像
を記録紙へ転写する為に使用する転写ローラは、ゴムロ
ーラを使用していることもあって、使用による経時的な
押圧力の低下が発生しやすく、また使用される記録紙の
種類が多く、それぞれの摩擦係数(μ)や離型性が異な
る等の為に、ニップ部でのスリップ等によりその線速度
が変動し易いという不具合がある。又、連続コピー等の
場合に装置内の温度が上昇すると、熱膨張の為に転写ロ
ーラのローラ径が変化することによって、この場合にも
転写ローラの線速度が変動していた。特に、両面コピー
する場合は、裏面コピー時と表面コピー時と比較すると
線速度の変動が大きく異なる為に、虫喰い版画のような
中抜け画像が多く発生していた。つまり、片面にトナー
像が形成されているか否かによって、ローラによる搬送
時の摺動抵抗が異なる為、線速度に変動が発生する。従
って、転写ローラの回転時の線速度の変動時や、特に、
転写を2度行う場合等には、記録紙に単色ないしは、合
成カラー画像を重ね合わせるので、虫喰い版画のような
中抜け画像が更に多く発生して、高品質の形成画像が得
られないと言う不具合が生じていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の画像形
成装置においては、転写ローラの回転時の線速度に変動
がある場合や、2度の転写工程を経て形成した単色ない
しは、合成カラー画像を記録紙上に重ね合わせる場合
に、虫喰い版画のような中抜け画像が更に多く発生し
て、高品質の形成画像が得られないと言う問題があっ
た。そこで本発明の課題は、このような問題点を解決す
るものである。即ち、虫喰い版画のような中抜け画像の
発生を防止して、高品質の画像の形成が行われる画像形
成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、請求項1の発明は、像担持体上に形成されたトナー
像を記録媒体に転写して画像を形成する画像形成装置に
おいて、トナー像を担持して所定の線速度で回転する像
担持体と、上記像担持体に対向して配置されて記録媒体
の背面から接触帯電を行って上記像担持体に形成された
トナー像を記録媒体に転写する転写ローラと、上記像担
持体に記録媒体を押圧して搬送する上記転写ローラの回
転速度を調整する転写ローラ回転速度等調整手段と、上
記像担持体が回転する際の線速度と記録媒体の搬送速度
間に速度差が生ずるように制御する記録媒体搬送速度制
御手段と、記録媒体の搬送速度を検知する速度検知手段
とからなることを特徴とする。請求項2の発明は、請求
項1記載の画像形成装置において、上記転写ローラ回転
速度等調整手段は、転写ローラを回転駆動させる転写ロ
ーラ駆動手段であり、上記記録媒体搬送速度制御手段
は、上記転写ローラ駆動手段を制御することによって上
記転写ローラの回転速度を制御して、上記像担持体が回
転する際の線速度と記録媒体の線速度との速度差を一定
にするようにしたことを特徴とする。請求項3の発明
は、請求項1記載の画像形成装置において、上記転写ロ
ーラ回転速度等調整手段は、転写ローラ押圧力調整手段
であり、上記記録媒体搬送速度制御手段は、転写ローラ
押圧力調整手段を制御することによって、上記転写ロー
ラが上記像担持体に記録媒体を押圧する押圧力を制御す
ることにより、上記像担持体が回転する線速度と記録媒
体の線速度との速度差を一定にするようにしたことを特
徴とする。請求項4の発明は、請求項1記載の画像形成
装置において、上記転写ローラ回転速度等調整手段は、
転写ローラ温度調整手段であり、上記記録媒体搬送速度
制御手段は、転写ローラ温度調整手段を制御することに
より上記転写ローラの温度を制御して、上記像担持体が
回転する線速度と記録媒体の線速度との速度差を一定に
するようにしたことを特徴とする。請求項5の発明は、
請求項1、2、3又は4記載の画像形成装置において、
上記記録媒体搬送速度制御手段は、上記記録媒体が搬送
される線速度を、上記像担持体が回転する線速度との速
度差が0.3%〜2.0%遅く又は早くなるように制御
することを特徴とする。請求項6の発明は、請求項1、
2、3、4又は5記載の画像形成装置において、上記速
度検知手段を、上記転写ローラによって上記像担持体に
記録媒体が押圧されながら転写して送り出される転写出
口に配置したことを特徴とする。請求項7の発明は、請
求項1、2、3、4、5又は6記載の画像形成装置にお
いて、上記速度検知手段の検知部を、複数箇所に配置し
たことを特徴とする。
【0006】
【作用】上記のように構成された画像形成装置は、請求
項1においては、記録媒体搬送速度制御手段によって、
像担持体(中間転写体、或は感光体ドラム)が回転する
際の線速度(V0)と、速度検知手段が検知する、転写
ローラ回転速度等調整手段(転写ローラ駆動手段等)に
より回動駆動される転写ローラにより搬送される記録媒
体の搬送速度(V1)との間に、環境条件、記録紙の種
類等に影響されずに、一定の速度差(D)が生ずるよう
に制御するようにしたので、像担持体の線速度(V0)
と記録媒体の搬送速度(V1)間に一定の速度差を生ず
るようにするだけで、環境条件、記録紙の種類等に影響
されずに、虫喰い版画のような中抜け画像の発生を防止
して、高品質の画像の形成が行われる画像形成装置を提
供することが出来る。請求項2においては、記録媒体搬
送速度制御手段によって、転写ローラ駆動手段による転
写ローラの回転速度を調整して、像担持体が回転する所
定の線速度(V0)と、速度検知手段が検知する、転写
ローラ駆動手段で回動駆動される転写ローラで搬送され
る記録媒体の搬送速度(V1)間に一定の速度差(D)
が生ずるように制御したので、転写ローラの回転速度を
調整するだけで、環境条件、記録紙の種類等に影響され
ずに、虫喰い版画のような中抜け画像の発生を防止し
て、高品質の画像の形成が行われる画像形成装置を提供
することが出来る。請求項3においては、記録媒体搬送
速度制御手段によって、転写ローラ押圧力調整手段(転
写ローラ回転速度等調整手段)による転写ローラの押圧
力を調整して、像担持体が回転する所定の線速度(V
0)と、速度検知手段が検知する転写ローラ駆動手段で
回動駆動される転写ローラで搬送される記録媒体の搬送
速度(V1)間に一定の速度差(D)が生ずるように制
御するようにしたので、転写ローラの押圧力を調整する
だけで、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫
喰い版画のような中抜け画像の発生を防止して、高品質
の画像の形成が行われる画像形成装置を提供することが
出来る。
【0007】請求項4においては、記録媒体搬送速度制
御手段によって、転写ローラ温度調整手段(転写ローラ
回転速度等調整手段)による転写ローラの温度を調整し
て、像担持体が回転する所定の線速度(V0)と、速度
検知手段が検知する転写ローラ駆動手段で回動駆動され
る転写ローラで搬送される記録媒体の搬送速度(V1)
間に一定の速度差(D)が生ずるように制御するように
したので、転写ローラの温度を調整するだけで、環境条
件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い版画のよう
な中抜け画像の発生を防止して、高品質の画像の形成が
行われる画像形成装置を提供することが出来る。請求項
5においては、記録媒体搬送速度制御手段によって、像
担持体が回転する所定の線速度(V0)と、速度検知手
段で検知する転写ローラ駆動手段で回動駆動される転写
ローラで搬送される記録媒体の搬送速度(V1)間に一
定の速度差(D)を設け、この速度差を、線速度(V
1)が線速度(V0)に対して0.3%〜2.0%遅く
又は早くするように制御するようにしたので、環境条
件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い版画のよう
な中抜け画像の発生を確実に防止して、高品質の画像の
形成が行われる画像形成装置を提供することが出来る。
請求項6においては、記録紙のあばれの少ない転写出口
に配置した速度検知手段により記録媒体の搬送速度(V
1)を検知し、像担持体が回転する所定の線速度(V
0)との間に、環境条件、記録紙の種類等に影響されず
に、一定の速度差(D)が生ずるように制御するように
したので、記録媒体の搬送速度(V1)が正確に検知で
きて、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰
い版画のような中抜け画像の発生を確実に防止して、高
品質の画像の形成が行われる画像形成装置を提供するこ
とが出来る。請求項7においては、記録紙のあばれの少
ない転写出口の複数箇所に配置した速度検知手段により
記録媒体の搬送速度(V1)を検知し、像担持体が回転
する所定の線速度(V0)との間に、環境条件、記録紙
の種類等に影響されずに、一定の速度差(D)が生ずる
ように制御するようにしたので、記録媒体の搬送速度
(V1)が複数箇所の手前側と奥側を正確に検知でき
て、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い
版画のような中抜け画像の発生を更に確実に防止して、
高品質の画像の形成が行われる画像形成装置を提供する
ことが出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明装置の一例の
要部構成を示す略図であり、この画像形成装置において
は、図示の矢印A方向に回動可能に保持されている像担
持体1としての感光体ドラム1aの周りには、図示の矢
印B方向に回転する他の像担持体1としての中間転写ベ
ルト(中間転写体)1bと、コロナ放電によって感光体
ドラム1a上を一様に帯電する図示しない帯電器と、ブ
ラック信号等に基づいてラスタ露光を行うレーザダイオ
ードからなる図示しないレーザ発光手段と、感光体ドラ
ム1a上の電荷が残っている部分にはトナーが付着せ
ず、電荷のない露光された部分にはブラックトナー等が
吸着されて、潜像と相似なブラック等のトナー像を形成
する図示しない現像器と、コロナ放電によって感光体ド
ラム1a上に形成されたブラックトナー像等を感光体ド
ラム1aと接触状態で回動駆動している中間転写体1b
の表面に一次転写するコロナ放電器8と、感光体ドラム
1a上に存在する若干の未転写残留トナーを感光体ドラ
ム1aの再利用に備えて掻き取って除去する図示しない
感光体クリーニングユニット等が配置されている。
【0009】中間転写体1bとしての中間転写ベルト
は、駆動ローラ9、対向ローラ10、ローラ11、ロー
ラ12等にエンドレスに張架されて、駆動ローラ9によ
って図示の矢印B方向に回転駆動される。転写ローラ2
は、中間転写体1bの外側面に対向して配置されてお
り、記録媒体(P)としての記録紙の背面から接触帯電
を行うようにして、像担持体1としての中間転写体1b
上に形成されたトナー像を、記録媒体(P)の記録紙に
二次転写するようになっている。転写ローラ駆動手段
(転写ローラ回転速度等調整手段)3は、転写ローラ2
を回転駆動するサーボモータ3aと、サーボモータ3a
の回転駆動力を転写ローラ2に伝達する中間歯車列3b
等からなる。転写ローラ2は、中間転写ベルト1b上に
形成されたトナー像を記録媒体(P)に転写する為のも
のである。記録媒体は、記録媒体給紙ユニット14から
給紙搬送されて、レジストローラ対15によって、中間
転写体1b上に形成されたトナー像に同期して転写位置
に送り込まれる。
【0010】記録媒体搬送速度制御手段4は、図示しな
い駆動源によって回転駆動される駆動ローラ9によって
図示の矢印B方向に走行する中間転写ベルト1bの所定
の線速度(V0)と、転写ローラ2が中間転写ベルト1
bに圧接することにより図示の矢印C方向に搬送される
記録媒体(P)の搬送速度(V1)との間が、一定の速
度差(D)が生ずるように制御する。記録媒体搬送速度
制御手段4は、図示の位置に配置された速度検知手段5
によって検知された記録媒体(P)の搬送速度(V1)
を、図示の矢印B方向に走行する中間転写ベルト1bの
線速度(V0)と比較して、上記速度差(D)が発生す
るように転写ローラ駆動手段3のサーボモータ3aの回
転速度を制御する。上記速度検知手段5は、例えば反射
型フォトセンサーから成る検知部5aを有し、検知部5
aを所定の位置(被検知部)に向けて配置される。即
ち、検知部5aの配置位置は、転写ローラ2と像担持体
1との間において記録媒体(P)が押圧されながら転写
されつつ送り出される際に、記録媒体(P)のあばれが
最も少なくなる位置、つまり二次転写の転写出口の転写
出口ガイド板13の手前側と奥側の複数箇所に選定し、
検知部5aにより、記録媒体(P)の手前側と奥側の複
数箇所の搬送速度(V1)を検知して、この検知データ
を記録媒体搬送速度制御手段4が行うサーボモータ3a
の回転速度の制御に反映させる。
【0011】記録媒体搬送速度制御手段4によって転写
ローラ2の回転速度を制御することにより制御される記
録媒体(P)の搬送時の線速度(V1)と、中間転写ベ
ルト1bが回転する線速度(V0)との速度差(D)の
狙いを、記録媒体(P)が基準紙である場合の片面フル
カラーコピーの場合に、室温23゜C、湿度65%の条
件下で、線速度(V0)よりも線速度(V1)が、0.
3%〜2.0%遅くなるように制御されているが、0.
3%〜2.0%早くするように制御しても同様の効果が
得られる。従って、記録媒体(P)が搬送される線速度
(V1)は、記録紙(P)の種類、片面コピー又は両面
コピーの違い、環境条件等によって種々変動するが、記
録媒体搬送速度制御手段4によって、中間転写ベルト1
bが回転する線速度(V0)よりも、0.3%〜2.0
%遅いか又は早い範囲内での所定の速度差(D)が維持
されるように、サーボモータ3aの回転速度が調整され
て、記録媒体(P)を搬送する転写ローラ2の回転速度
も調整されるようになっている。
【0012】図2は記録媒体(P)の搬送される線速度
(V1)に対する虫喰い版画のような中抜け画像の発生
する形成画像の画像品質のランクを示す図であり、これ
らのデータを予め実験等によって得ておき、明確化して
おくことにより、記録紙の搬送線速度(V1)をどの程
度遅く、又は、早く設定すれば適切な画質を維持できる
かを、手動操作又は自動的に行う場合にも容易に判断可
能である。
【0013】図3は本発明の他の形態例の画像形成装置
であり、矢印A方向に回動可能に保持されている像担持
体1としての感光体ドラム1aの周りには、矢印B方向
に回転する像担持体としての中間転写ベルト(中間転写
体)1bと、コロナ放電によって感光体ドラム1a上を
一様に帯電する図示しない帯電器と、ブラック信号等に
基づいてラスタ露光を行うレーザダイオードからなる図
示しないレーザ発光手段と、感光体ドラム1a上の電荷
のない露光された部分のみにブラックトナー等が吸着さ
れて潜像と相似なブラック等のトナー像を形成する図示
しない現像器と、コロナ放電によって感光体ドラム1a
上に形成されたブラックトナー像等を感光体ドラム1a
と接触状態で回動駆動している中間転写ベルト1bの表
面に一次転写するコロナ放電器8と、感光体ドラム1a
上に存在する若干の未転写残留トナーを感光体ドラム1
aの再利用に備えて掻き取って除去する図示しない感光
体クリーニングユニット等が配置されていることは、前
述の形態例と同様で、その他の同様な重複する説明は、
以下省略する。
【0014】この形態例の記録媒体搬送速度制御手段4
0は、図示しない駆動源によって回転駆動される駆動ロ
ーラ9によって図示の矢印B方向に回転する中間転写ベ
ルト1bの所定の線速度(V0)と、転写ローラ2と中
間転写ベルト1bとの間で矢印C方向に搬送される記録
媒体(P)の搬送速度(V1)との間が、一定の速度差
(D)になるように制御する手段である。記録媒体搬送
速度制御手段40は、記録媒体(P)の搬送速度(V
1)を速度検知手段5によって検知して、これを中間転
写ベルト1bの線速度(V0)と比較し、この比較結果
に基づいて転写ローラ2を転写ローラ押圧力調整手段
(転写ローラ回転速度等調整手段)6によって図示の矢
印D方向に付勢する押圧力を制御する。この押圧力を調
整することにより記録媒体の搬送速度(V1)を制御す
る。つまり転写ローラ押圧力調整手段6の矢印D方向へ
付勢する押圧力(kgf)を調整することにより、記録
媒体(P)を搬送する転写ローラ2の半径(d)を調整
する。
【0015】上記速度検知手段5は、例えば反射型フォ
トセンサーから成る検知部5aを有し、検知部5aを所
定の位置(被検知部)に向けて配置される。即ち、検知
部5aの配置位置は、転写ローラ2と像担持体1との間
において記録媒体(P)が押圧されながら転写されつつ
送り出される際に、記録媒体(P)のあばれが最も少な
い位置、つまり二次転写の転写出口の転写出口ガイド板
13の手前側と奥側の複数箇所に選定し、検知部5aに
より、記録媒体(P)の手前側と奥側の複数箇所の搬送
速度(V1)を検知して、この検知データに基づいて記
録媒体搬送速度制御手段40は、各転写ローラ押圧力調
整手段6(検知部5aに対応して複数個配置されてい
る)の矢印D方向への押圧力を制御する。記録媒体搬送
速度制御手段4によって転写ローラ2の回転速度を制御
することにより制御される記録媒体(P)の搬送時の線
速度(V1)と、中間転写ベルト1bが回転する線速度
(V0)との速度差(D)の狙いを、記録媒体(P)が
基準紙である場合の片面フルカラーコピーの場合に、室
温23゜C、湿度65%の条件下で、線速度(V0)よ
りも線速度(V1)が、0.3%〜2.0%遅くなるよ
うに制御されているが、0.3%〜2.0%早くするよ
うに制御しても同様の効果が得られる。従って、記録媒
体(P)が搬送される線速度(V1)は、記録媒体
(P)の記録紙の種類、片面コピー又は両面コピー、環
境条件等によって変動するが、記録媒体搬送速度制御手
段40によって、中間転写ベルト1bが回転する線速度
(V0)よりも、0.3%〜2.0%遅い又は早い範囲
内での所定の速度差(D)が維持されるように、各転写
ローラ押圧力調整手段6の矢印D方向へ付勢する押圧力
(kgf)が調整されて、記録媒体(P)を搬送する転
写ローラ2の半径(d)も調整される。
【0016】図4は転写ローラ押圧力調整手段6による
押圧力の変化と転写ローラの半径の変化との関係を示す
図であり、転写ローラ押圧力調整手段6による矢印D方
向への押圧力D1(kgf)よりも強い押圧力D2(k
gf)で転写ローラ2を押圧すると、転写ローラの変形
により、ニップ端部外の転写ローラ2の半径(d1)が
長い半径(d2)となり、転写ローラ2により搬送され
る記録媒体(P)の搬送速度(V11)もより早い搬送
速度(V12)になる。
【0017】図5は転写ローラに対する押圧力の変化と
記録媒体の搬送速度との関係を示す図であり、この図に
よれば、転写ローラ押圧力調整手段6が矢印D方向に付
勢する押圧力D(kgf)の増加と共に記録媒体(P)
の搬送速度(V1)も早くなることが明確であり、転写
ローラ押圧力調整手段6による押圧力D1(kgf)を
調整することにより、記録媒体(P)の搬送速度(V
1)を調整することが可能である。然し、押圧力D(k
gf)を上げ過ぎると、記録媒体(P)の記録紙の搬送
速度(V1)の伸びが減少するが、これは、中間転写ベ
ルト1bが回転する線速度(V0)と、記録媒体(P)
の記録紙の搬送速度(V1)とがサチッてくるからであ
る。従って、記録媒体搬送速度制御手段40によって、
記録媒体(P)が搬送される線速度(V1)(mm/
s)は、記録媒体(P)の記録紙の種類、片面コピー又
は両面コピー、環境条件等によって変動するが、速度検
知手段5による記録媒体(P)の線速度(V1)(mm
/s)の検知結果に基づいて、中間転写ベルト1bが回
転する線速度(V0)よりも、0.3%〜2.0%遅い
又は早い範囲内での所定の速度差(D)が維持されるよ
うに、転写ローラ押圧力調整手段6の押圧力D(kg
f)を調整することにより、記録媒体(P)を搬送する
転写ローラ2の半径(d)も調整されるようになってい
る。
【0018】図6は本発明の他の形態例の画像形成装置
の要部構成略図であり、この画像形成装置は、転写ロー
ラ温度調整手段(転写ローラ回転速度等調整手段)7
(ヒータ7a,サーミスタ7b)と、記録媒体搬送速度
制御手段400の構成が上記各形態例と異なる他は、変
わりないので重複した説明は省略する。記録媒体搬送速
度制御手段400は、図示しない駆動源によって回転駆
動される駆動ローラ9によって駆動される中間転写ベル
ト1bの矢印B方向への線速度(V0)と、転写ローラ
2と中間転写ベルト1bとの間で矢印C方向に搬送され
る記録媒体(P)の搬送速度(V1)との間が、一定の
速度差(D)となるように制御するようになっている。
記録媒体搬送速度制御手段400は、速度検知手段5が
検知した記録媒体(P)の搬送速度(V1)を中間転写
ベルト1bの線速度(V0)と比較し、該比較結果に基
づいて転写ローラ温度調整手段7を制御することによ
り、転写ローラ2の温度を制御するようになっている。
転写ローラ温度調整手段7は、転写ローラ2の下方に配
置されて転写ローラを選択的に加熱するヒータ7aと、
ベースにヒドリングゴムを有する転写ローラ2に接触し
て直接温度を検知するサーミスタ7b等からなる。
【0019】速度検知手段5は、例えば反射型フォトセ
ンサーから成る検知部5aを有し、検知部5aを所定の
位置(被検知部)に向けて配置される。即ち、検知部5
aの配置位置は、転写ローラ2と像担持体1との間にお
いて記録媒体(P)が押圧されながら転写されつつ送り
出される際に、記録媒体(P)のあばれが最も少ない位
置、つまり二次転写の転写出口の転写出口ガイド板13
の手前側と奥側の複数箇所に選定し、検知部5aによ
り、記録媒体(P)の手前側と奥側の複数箇所の搬送速
度(V1)を検知して、この検知データに基づいて記録
媒体搬送速度制御手段400は、検知部5aに対応して
複数個配置された各転写ローラ温度調整手段7のヒータ
7aとサーミスタ7bによって加熱して、転写ローラ2
の温度を制御するようになっている。
【0020】記録媒体搬送速度制御手段400によって
転写ローラ2の回転速度を制御することにより制御され
る記録媒体(P)の搬送時の線速度(V1)と、中間転
写ベルト1bが回転する線速度(V0)との速度差
(D)の狙いを、記録媒体(P)が基準紙である場合の
片面フルカラーコピーの場合に、室温23゜C、湿度6
5%の条件下で、線速度(V0)よりも線速度(V1)
が、0.3%〜2.0%遅くなるように制御されている
が、0.3%〜2.0%早くするように制御しても同様
の効果が得られる。従って、記録媒体(P)が搬送され
る線速度(V1)は、記録媒体(P)の記録紙の種類、
片面コピー又は両面コピー、環境条件等によって変動す
るが、記録媒体搬送速度制御手段400によって、中間
転写ベルト1bが回転する線速度(V0)よりも、0.
3%〜2.0%遅い又は早い範囲内での所定の速度差
(D)が維持されるように、各転写ローラ温度調整手段
7によって、転写ローラ2の温度を調整することによ
り、記録媒体(P)を搬送する転写ローラ2の径(2
d)も調整されるようになっている。
【0021】図7は転写ローラの温度と転写ローラ径と
の関係を示す図であり、この図によれば、転写ローラ温
度調整手段7のヒータ7aの加熱によって、転写ローラ
2の温度の上昇と共に転写ローラ2の径(2d)も大き
くなることが明確であり、転写ローラ温度調整手段7の
ヒータ7aによる加熱温度を調整することにより、記録
媒体(P)の記録紙の搬送速度(V1)を調整すること
が可能である。従って、記録媒体搬送速度制御手段40
0によって、記録媒体(P)が搬送される線速度(V
1)(mm/s)は、記録媒体(P)の記録紙の種類、
片面コピー又は両面コピー、環境条件等によって変動す
るが、中間転写ベルト1bが回転する線速度(V0)よ
りも、0.3%〜2.0%遅い、又は、早い範囲内での
所定の速度差(D)が維持されるように、上記速度検知
手段5による記録媒体(P)の線速度(V1)(mm/
s)の検知結果に基づいて、転写ローラ温度調整手段7
のヒータ7aによる加熱温度を調整することにより、記
録媒体(P)を搬送する転写ローラ2の径(2d)を調
整できる。
【0022】次に、図8は本発明を感光体に直接対向配
置される転写ローラに転用した場合(中間転写体を用い
ない場合)の例を示す図であり、上記各形態例における
原理は、転写ローラ2を像担持体1の感光体ドラム1a
に直接対向して配置して、記録媒体(P)の背面から接
触帯電を行うようにして、感光体ドラム1a上に形成さ
れたトナー像を、記録媒体(P)に直接転写するタイプ
にも適用可能である。この形態例によれば、上記各形態
例の記録媒体搬送速度制御手段4(40、400)が、
像担持体1としての感光体ドラム1aが矢印A方向に回
転する所定の線速度(V0)と、転写ローラ2により矢
印C方向に搬送される記録媒体(P)の搬送速度(V
1)との間に、環境条件、記録紙の種類等に影響されず
に一定の速度差(D)が生ずるように制御を行う。速度
検知手段5による記録媒体の搬送速度(V1)の検知
と、記録媒体搬送速度制御手段4(40、400)によ
る検知結果の利用方法等についても上記各形態例と同様
である。また、この形態例の効果も上記各形態例と同様
である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、記録媒体搬送速度制御手段によって、像担持体
(中間転写体、感光体ドラム)が回動する所定の線速度
(V0)と、速度検知手段で検知する転写ローラ回転速
度等調整手段(転写ローラ駆動手段)で回動駆動される
転写ローラで搬送される記録媒体の搬送速度(V1)と
の間に、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、一
定の速度差(D)が生ずるように制御したので、像担持
体が回動する所定の線速度(V0)と記録媒体の搬送速
度(V1)間に一定の速度差を生ずるようにするだけ
で、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い
版画のような、中抜け画像の発生を防止して、高品質の
画像の形成が行われる画像形成装置を提供することが出
来るようになった。請求項2の発明によれば、記録媒体
搬送速度制御手段によって、転写ローラ駆動手段(転写
ローラ回転速度等調整手段)による転写ローラの回転速
度を調整して、像担持体が回動する所定の線速度(V
0)と、速度検知手段で検知する記録媒体の搬送速度
(V1)との間に、環境条件、記録紙の種類等に影響さ
れずに、一定の速度差(D)が生ずるように制御するよ
うにしたので、転写ローラの回転速度を調整するだけ
で、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い
版画のような中抜け画像の発生を防止して、高品質の画
像の形成が行われる画像形成装置を提供することが出来
るようになった。
【0024】請求項3の発明によれば、記録媒体搬送速
度制御手段によって、転写ローラ押圧力調整手段(転写
ローラ回転速度等調整手段)による転写ローラの押圧力
を調整して、像担持体が回動する所定の線速度(V0)
と、速度検知手段が検知する記録媒体の搬送速度(V
1)との間に、環境条件、記録紙の種類等に影響されず
に一定の速度差(D)が生ずるように制御したので、転
写ローラの押圧力を調整するだけで、環境条件、記録紙
の種類等に影響されずに虫喰い版画のような中抜け画像
の発生を防止して、高品質の画像の形成が行われる画像
形成装置を提供することが出来るようになった。請求項
4の発明によれば、記録媒体搬送速度制御手段によっ
て、転写ローラ温度調整手段(転写ローラ回転速度等調
整手段)による転写ローラの温度を調整して、像担持体
が回動する所定の線速度(V0)と、速度検知手段で検
知する記録媒体の搬送速度(V1)との間に、環境条
件、記録紙の種類等に影響されずに一定の速度差(D)
が生ずるように制御するようにしたので、転写ローラの
温度を調整するだけで、環境条件、記録紙の種類等に影
響されずに、虫喰い版画のような中抜け画像の発生を防
止して、高品質の画像の形成が行われる画像形成装置を
提供することが出来るようになった。
【0025】請求項5の発明によれば、記録媒体搬送速
度制御手段によって、像担持体が回動する所定の線速度
(V0)と、速度検知手段で検知する、転写ローラで搬
送される記録媒体の搬送速度(V1)と間に、環境条
件、記録紙の種類等に影響されずに一定の速度差(D)
が生じるように制御し、更に、記録媒体(P)が搬送さ
れる線速度(V1)は、像担持体が回動する線速度(V
0)との速度差(D)を0.3%〜2.0%遅く又は早
くするように制御したので、環境条件、記録紙の種類等
に影響されずに、虫喰い版画のような中抜け画像の発生
を確実に防止して、高品質の画像の形成が行われる画像
形成装置を提供することが出来るようになった。請求項
6の発明によれば、あばれの少ない転写出口に配置した
速度検知手段により記録媒体の搬送速度(V1)を検知
すると共に、記録媒体搬送速度制御手段によって、像担
持体が回動する所定の線速度(V0)と記録媒体の搬送
速度(V1)との間に、環境条件、記録紙の種類等に影
響されずに一定の速度差(D)が生ずるように制御した
ので、記録媒体の搬送速度(V1)が正確に検知でき
て、環境条件、記録紙の種類等に影響されずに、虫喰い
版画のような中抜け画像の発生を確実に防止して、高品
質の画像の形成が行われる画像形成装置を提供すること
が出来るようになった。
【0026】請求項7の発明によれば、あばれの少ない
転写出口に配置した複数の速度検知手段により記録媒体
の搬送速度(V1)を検知すると共に、記録媒体搬送速
度制御手段によって、像担持体が回動する所定の線速度
(V0)と、記録媒体の搬送速度(V1)との間に環境
条件、記録紙の種類等に影響されずに一定の速度差
(D)が生ずるように制御するようにしたので、記録媒
体の搬送速度(V1)が複数箇所の手前側と奥側を正確
に検知できて、環境条件、記録紙の種類等に影響されず
に、虫喰い版画のような中抜け画像の発生を更に確実に
防止して、高品質の画像の形成が行われる画像形成装置
を提供することが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像形成装置の概略を
説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像形成装置の要部の
状態を説明する記録媒体(P)の搬送速度(V1)と画
像品質ランクの特性を示す図である。
【図3】本発明の他の実施の形態例の画像形成装置の要
部を説明する図である。
【図4】(a) 及び(b) は本発明の他の実施の形態例の画
像形成装置の他の要部の状態を説明する図である。
【図5】本発明の他の実施の形態例の画像形成装置の他
の要部の状態を説明する転写ローラの押圧力と記録媒体
の搬送速度の特性を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態例の画像形成装置の要
部を説明する図である。
【図7】本発明の他の実施の形態例の画像形成装置の他
の要部の状態を説明する転写ローラの温度と転写ローラ
径の特性を示す図である。
【図8】本発明の他の実施の形態例の画像形成装置の要
部を説明する図である。
【図9】(a) 及び(b) は従来の画像形成装置により形成
される画像の欠点を説明する図である。
【符号の説明】
1 像担持体、1a 感光体ドラム、1b 中間転写
体、2 転写ローラ、3転写ローラ駆動給手段、3a
サーボモータ、3b 中間歯車列、4 記録媒体搬送速
度制御手段、5 速度検知手段、5a 検知部、6 転
写ローラ押圧力調整手段、7 転写ローラ温度調整手
段、7a ヒータ、7b サーミスタ、8コロナ放電
器、9 駆動ローラ、10 対向ローラ、11 ロー
ラ、12 ローラ、13 転写出口ガイド板、14 給
紙ユニット、15 レジストローラ対、40 記録媒体
搬送速度制御手段、400 記録媒体搬送速度制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成されたトナー像を記録
    媒体に転写して画像を形成する画像形成装置において、
    トナー像を担持して所定の線速度で回転する像担持体
    と、上記像担持体に対向して配置されて記録媒体の背面
    から接触帯電を行って上記像担持体に形成されたトナー
    像を記録媒体に転写する転写ローラと、上記像担持体に
    記録媒体を押圧して搬送する転写ローラの回転速度を調
    整する転写ローラ回転速度等調整手段と、上記像担持体
    が回転する際の線速度と記録媒体の搬送速度間に速度差
    が生ずるように制御する記録媒体搬送速度制御手段と、
    記録媒体の搬送速度を検知する速度検知手段とからなる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記転写ローラ回転速度等調整手段は、転写ローラを回
    転駆動させる転写ローラ駆動手段であり、 上記記録媒体搬送速度制御手段は、上記転写ローラ駆動
    手段を制御することによって上記転写ローラの回転速度
    を制御して、上記像担持体が回転する際の線速度と記録
    媒体の線速度との速度差を一定にするようにしたことを
    特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記転写ローラ回転速度等調整手段は、転写ローラ押圧
    力調整手段であり、 上記記録媒体搬送速度制御手段は、転写ローラ押圧力調
    整手段を制御することによって、上記転写ローラが上記
    像担持体に記録媒体を押圧する押圧力を制御することに
    より、上記像担持体が回転する線速度と記録媒体の線速
    度との速度差を一定にするようにしたことを特徴とする
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記転写ローラ回転速度等調整手段は、転写ローラ温度
    調整手段であり、 上記記録媒体搬送速度制御手段は、転写ローラ温度調整
    手段を制御することにより上記転写ローラの温度を制御
    して、上記像担持体が回転する線速度と記録媒体の線速
    度との速度差を一定にするようにしたことを特徴とする
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の画像形成
    装置において、上記記録媒体搬送速度制御手段は、上記
    記録媒体が搬送される線速度を、上記像担持体が回転す
    る線速度との速度差が0.3%〜2.0%遅く又は早く
    なるように制御することを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の画像
    形成装置において、 上記速度検知手段を、上記転写ローラによって上記像担
    持体に記録媒体が押圧されながら転写して送り出される
    転写出口に配置したことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】 請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    画像形成装置において、上記速度検知手段の検知部を、
    複数箇所に配置したことを特徴とする画像形成装置。
JP8336343A 1996-12-02 1996-12-02 画像形成装置 Pending JPH10161441A (ja)

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