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JPH10154393A - スタティック型半導体記憶装置 - Google Patents

スタティック型半導体記憶装置

Info

Publication number
JPH10154393A
JPH10154393A JP8312270A JP31227096A JPH10154393A JP H10154393 A JPH10154393 A JP H10154393A JP 8312270 A JP8312270 A JP 8312270A JP 31227096 A JP31227096 A JP 31227096A JP H10154393 A JPH10154393 A JP H10154393A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
word line
transistor
level
potential
bit line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8312270A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Sato
広利 佐藤
Motomu Ukita
求 浮田
Yutaka Arita
豊 有田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP8312270A priority Critical patent/JPH10154393A/ja
Priority to US08/874,636 priority patent/US5764565A/en
Publication of JPH10154393A publication Critical patent/JPH10154393A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
    • G11C11/41Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
    • G11C11/413Auxiliary circuits, e.g. for addressing, decoding, driving, writing, sensing, timing or power reduction
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/21Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
    • G11C11/40Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
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Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Static Random-Access Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 行デコード系の回路を簡略化することであ
る。 【解決手段】 メモリセルMCは、バイポーラトランジ
スタBP1,BP2を含む。アクセストランジスタQA
1およびディプリーション型トランジスタQDP2のゲ
ートには、ワード線WLU0が接続される。アクセスト
ランジスタQA2およびディプリーション型トランジス
タQDP1のゲートには、ワード線WLL0が接続され
る。データ書込時においては、データの種類に関係な
く、一律に、ワード線WLU0の電位を所定期間、
「H」レベルにし、その後、ワード線WLL0の電位
を、所定期間、「H」レベルにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタティック型半
導体記憶装置に関し、特に、2個のアクセストランジス
タ、2個のドライバトランジスタ、2個の負荷素子、2
個のバイポーラトランジスタおよび2個のディプリーシ
ョン型トランジスタからなるメモリセルを有するスタテ
ィック型半導体記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスタティック型半導体記憶装置と
してのスタティック・ランダム・アクセス・メモリ(以
下、「SRAM」という)は、たとえば、「Katsuro Sa
saki et al.,“A 16-Mb CMOS SRAM with a 2.3- μm2 S
ingle-Bit-Line Memory Cell”, IEEE JOURNAL OF SOLI
D-STATE CIRCUITS, VOL.28, NO.11, NOVEMBER 1993」に
開示されている。この文献に開示されているSRAM
は、シングルビット線を採用している。以下、このSR
AMについて図面を用いて説明する。
【0003】図18は、従来のSRAMの全体構成を示
す概略ブロック図である。図18を参照して、このSR
AMは、ワードデコーダ95、書込/読出制御回路9
7、インバータ117、トランスファゲート111、P
MOSトランジスタ129、コラムデコーダ99、セン
スアンプ101、複数のワード線ドライバ103、複数
のワード線ドライバ105、複数のメモリセルMC、複
数のトランスファゲート107、複数のダミーセルD
C、2個のトランスファゲート113、コモンデータ線
CD1,CD2、複数のワード線WU1,…、複数のワ
ード線WL1,…、複数のビット線BL1,BL2,…
およびダミービット線DB1,DB2を備える。メモリ
セルMCは、CMOS型メモリセルである。つまり、こ
のメモリセルMCは、負荷素子L1,L2、アクセスト
ランジスタQA1,QA2およびドライバトランジスタ
QD1,QD2からなる。負荷素子L1,L2は、PM
OSトランジスタである。
【0004】ビット線BL1およびワード線WU1,W
L1に接続されるメモリセルMCに注目する。アクセス
トランジスタQA1は、ビット線BL1と記憶ノードS
N1との間に設けられ、そのゲートはワード線WU1に
接続される。アクセストランジスタQA2は、ビット線
BL1と記憶ノードSN2との間に設けられ、そのゲー
トはワード線WL1に接続される。ビット線BL1は、
トランスファゲート107を介してコモンデータ線CD
1に接続される。ビット線BL1は、隣接するビット線
BL2と対をなし、コラムデコーダ99からの最下位列
選択信号Y0,Y0Bにより切換えられる。ビット線B
L2は、トランスファゲート107を介してコモンデー
タ線CD2に接続される。データ書込時には、ノードA
の電位を制御することにより、トランスファゲート11
1を介して、コモンデータ線CD1,CD2にデータが
転送される。
【0005】ワード線WU1およびWL1は、それぞ
れ、ワード線ドライバ103および105によって駆動
される。このワード線ドライバ103,105は、ワー
ドデコーダ95および書込/読出制御回路97からのア
ッパー/ロアー選択信号U/L1,U/L2によって制
御される。書込/読出制御回路97は、データDin、
書込信号WEおよびATD信号を受け、アッパー/ロア
ー選択信号U/L1,U/L2および書込データ信号W
Dを発生する。
【0006】正規のメモリセルMCとは別に、複数のダ
ミーセルDCを設け、対応するダミービット線DB1,
DB2に接続する。ダミービット線DB1は、隣接する
ダミービット線DB2と対をなし、最下位列選択信号Y
0,Y0Bにより切換えられるが、正規のメモリセルと
は逆の選択になる。また、ダミービット線DB1および
DB2は、それぞれ、コモンデータ線CD1およびCD
2に接続される。
【0007】書込動作について説明する。図19は、従
来のSRAMの書込動作(“0”ライト)を説明するた
めのタイミング図である。図18および図19を参照し
て説明する。ビット線BL1およびワード線WU1,W
L1に接続されるメモリセルMCに、データ“0”を書
込む場合、すなわち、記憶ノードSN1の電位を「L」
レベルに設定し、記憶ノードSN2の電位を「H」レベ
ルに設定する場合について説明する。
【0008】まず、「L」レベルの電位に設定したい記
憶ノードSN1に接続されるアクセストランジスタQA
1を制御するワード線WU1の電位を「H」レベルにす
る。このとき、ビット線BL1の電位を「L」レベルに
しておくことにより、記憶ノードSN1の電位を「L」
レベルにする。その後、他方のワード線WL1の電位を
「H」レベルにする。このとき、ビット線BL1の電位
を「H」レベルにしておき、記憶ノードSN2を「H」
レベルの電位に設定する。このように、従来のSRAM
の書込動作は、2つのフェイズに分かれている。
【0009】図20は、従来のSRAMの書込動作
(“1”ライト)を説明するためのタイミング図であ
る。データ“1”を書込む場合、すなわち、記憶ノード
SN1の電位を「H」レベルにし、記憶ノードSN2の
電位を「L」レベルにする場合は、ワード線WL1の電
位を先に「H」レベルにして、記憶ノードSN2の電位
を「L」レベルにし、後にワード線WU1を「H」レベ
ルにして、記憶ノードSN1の電位を「H」レベルに設
定する。
【0010】読出動作について説明する。ビット線BL
1およびワード線WU1,WL1に接続されたメモリセ
ルMCからデータを読出す場合を考える。読出時には、
アッパー側のワード線WU1の電位を「H」レベルにす
る。これによって、メモリセルMCからは、記憶してい
るデータに従って、「H」レベルまたは「L」レベルの
信号がビット線BL1に出力される。一方、ダミーセル
DCからは、「H」レベルと「L」レベルの中間レベル
の信号がダミービット線DB2に出力される。したがっ
て、ビット線BL1とダミービット線DB2との間で電
位差が生じ、コモンデータ線CD1とコモンデータ線C
D2との間にも電位差が生じる。この電位差を、センス
アンプ101が増幅する。なお、列選択信号Y0は、
「H」レベルになっており、列選択信号Y0Bは、
「L」レベルになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のSRAMのCM
OS型メモリセルでは、スタティックノイズマージンを
大きくし、データ保持を確実なものとするため、次のよ
うな設計が必要になる。ドライバトランジスタQD1,
QD2のチャネル幅をWdとし、チャネル長をLdと
し、アクセストランジスタQA1,QA2のチャネル幅
をWaとし、チャネル長をLaとする。こうした場合
に、スタティックノイズマージンを大きくするために
は、一般に、(Wd/Ld)を(Wa/La)の約3倍
以上にする必要がある。このため、ドライバトランジス
タQD1,QD2の面積が大きくなり、メモリセルの面
積の縮小を妨げるという問題がある。さらに、低電源電
位を使用するSRAMにおいて、図18に示したCMO
S型メモリセルを用いると、スタティックノイズマージ
ンが小さくなり、データの保持が困難になるという問題
がある。
【0012】この発明は、以上のような問題を解決する
ためになされたもので、面積の増大を伴うことなく十分
なスタティックノイズマージンを確保できるとともに、
低電源電位で使用する場合にも、十分なスタティックノ
イズマージンを確保できるスタティック型半導体記憶装
置を提供することを目的とする。
【0013】この発明のさらに他の目的は、メモリセル
アレイの周辺回路を簡略化できるスタティック型半導体
記憶装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1のスタ
ティック型半導体記憶装置は、複数のメモリセルと、複
数の第1のワード線と、複数の第2のワード線と、複数
のビット線対と、複数の第1のワード線駆動手段と、複
数の第2のワード線駆動手段と、制御手段とを備える。
複数のメモリセルは、行および列のマトリックス状に配
列される。第1のワード線は、各行に対応して配置され
る。各第1のワード線には、対応の行のメモリセルが接
続される。第2のワード線は、各行に対応して配置され
る。各第2のワード線には、対応の行のメモリセルが接
続される。ビット線対は、各列に対応して配置される。
各ビット線対には、対応の列のメモリセルが接続され
る。第1のワード線駆動手段は、各第1のワード線に対
応して配置される。各第1のワード線駆動手段は、対応
する第1のワード線を活性化するためのものである。第
2のワード線駆動手段は、各第2のワード線に対応して
配置される。各第2のワード線駆動手段は、対応する第
1のワード線を活性化するためのものである。制御手段
は、データ書込時に、選択された行に対応する第1のワ
ード線を第1の所定期間、活性化し、その後、選択され
た行に対応する第2のワード線を第2の所定期間、活性
化するように、選択された行に対応する第1および第2
のワード線駆動手段を制御する。
【0015】各メモリセルは、第1の負荷素子と、第2
の負荷素子と、第1のアクセストランジスタと、第2の
アクセストランジスタと、第1のドライバトランジスタ
と、第2のドライバトランジスタと、第1のバイポーラ
トランジスタと、第2のバイポーラトランジスタと、第
1のディプリーション型トランジスタと、第2のディプ
リーション型トランジスタとを含む。第1の負荷素子
は、第1の電源ノードと、第1の記憶ノードとの間に設
けられる。第2の負荷素子は、第1の電源ノードと、第
2の記憶ノードとの間に設けられる。第1のアクセスト
ランジスタは、第1のバイポーラトランジスタのベース
と、第1の記憶ノードとの間に設けられる。第2のアク
セストランジスタは、第2のバイポーラトランジスタの
ベースと、第2の記憶ノードとの間に設けられる。第1
のバイポーラトランジスタは、対応するビット線対を構
成する一方ビット線と、第2の電源ノードとの間に設け
られる。
【0016】第2のバイポーラトランジスタは、対応す
るビット線対を構成する他方ビット線と、第2の電源ノ
ードとの間に設けられる。第1のドライバトランジスタ
は、第1の記憶ノードと、第1のディプリーション型ト
ランジスタとの間に設けられ、その制御電極は、第2の
記憶ノードに接続される。第2のドライバトランジスタ
は、第2の記憶ノードと、第2のディプリーション型ト
ランジスタとの間に設けられ、その制御電極は、第1の
記憶ノードに接続される。第1のディプリーション型ト
ランジスタは、第1のドライバトランジスタと、第2の
電源ノードとの間に設けられる。第2のディプリーショ
ン型トランジスタは、第2のドライバトランジスタと、
第2の電源ノードとの間に設けられる。第1のアクセス
トランジスタの制御電極および第2のディプリーション
型トランジスタの制御電極は、対応する第1のワード線
に接続される。第2のアクセストランジスタの制御電極
および第1のディプリーション型トランジスタの制御電
極は、対応する第2のワード線に接続される。
【0017】本発明の請求項2のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項1に記載のものであって、複数のデ
ータ線対をさらに備える。データ線対は、任意の数のビ
ット線対で構成される各ブロックに対応して設けられ
る。各データ線対は、対応するブロックに含まれるビッ
ト線対にデータを伝達するためのものである。
【0018】本発明の請求項3のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項2に記載のものであって、複数のデ
ータ供給手段と、複数の第1の接続手段とをさらに備え
る。データ供給手段は、各データ線対に対応して設けら
れる。各データ供給手段は、データ書込時に、対応する
データ線対にデータを与える。第1の接続手段は、各ビ
ット線対に対応して設けられる。各第1の接続手段は、
対応する列選択信号に従って、対応するビット線対と、
そのビット線対に対応するデータ線対とを接続する。
【0019】本発明の請求項4のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項1または請求項2に記載のものであ
って、データ書込時に、選択された行に対応する第1の
ワード線が活性化されてから、選択された行に対応する
第2のワード線が非活性化されるまで、書込むデータに
従って、選択された列に対応するビット線対を構成する
一方ビット線の電位を第1のレベルにし、他方ビット線
の電位を第2のレベルにする。
【0020】本発明の請求項5のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項1または請求項2に記載のものであ
って、データ書込時に、書込むデータに従って、選択さ
れた行に対応する第1のワード線が活性化されている間
または選択された行に対応する第2のワード線が活性化
されている間、選択された列に対応するビット線対の一
方ビット線の電位を第1のレベルにし、他方ビット線の
電位を第2のレベルにする。
【0021】本発明の請求項6のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項1または請求項2に記載のものであ
って、複数の第2の接続手段をさらに備える。第2の接
続手段は、各第1のワード線に対応して設けられる。各
第2の接続手段は、対応する第1のワード線が非活性化
されて、対応する第2のワード線が活性化される際に、
対応する第1のワード線と対応する第2のワード線とを
接続する。
【0022】本発明の請求項7のスタティック型半導体
記憶装置は、請求項1または請求項2に記載のものであ
って、複数の第1のワード線および複数の第2のワード
線は、金属で形成される。各メモリセルを構成する第1
および第2のアクセストランジスタの制御電極ならびに
第1および第2のディプリーション型トランジスタの制
御電極は、ポリシリコンで形成される。
【0023】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
スタティック型半導体記憶装置としてのスタティック・
ランダム・アクセス・メモリ(以下、「SRAM」と呼
ぶ)のメモリセルの詳細を示す回路図である。図1を参
照して、このメモリセルMCは、バイポーラトランジス
タBP1,BP2、負荷素子L1,L2、アクセストラ
ンジスタQA1,QA2、ドライバトランジスタQD
1,QD2およびディプリーション型トランジスタQD
P1,QDP2からなる。ここで、バイポーラトランジ
スタBP1,BP2は、PNP型である。アクセストラ
ンジスタQA1,QA2、ドライバトランジスタQD
1,QD2およびディプリーション型トランジスタQD
P1,QDP2は、NMOSトランジスタである。負荷
素子L1,L2は、高抵抗素子である。以上のように、
バイポーラトランジスタBP1,BP2を設けることに
よって、面積の増大を伴うことなく十分なスタティック
ノイズマージンを確保できるとともに、低電源電位を使
用する場合でも十分なスタティックノイズマージンを確
保できる。
【0024】負荷素子L1は、電源1から電源電圧Vc
cが与えられるノードと、記憶ノードSN1との間に設
けられる。負荷素子L2は、電源1から電源電圧Vcc
が与えられるノードと、記憶ノードSN2との間に設け
られる。アクセストランジスタQA1は、バイポーラト
ランジスタBP1のベースと記憶ノードSN1との間に
設けられ、そのゲートはワード線WLU0に接続され
る。アクセストランジスタQA2は、記憶ノードSN2
とバイポーラトランジスタBP2のベースとの間に設け
られ、そのゲートはワード線WLL0に接続される。バ
イポーラトランジスタBP1は、ビット線BL0と接地
3から接地電圧GNDが与えられるノードとの間に設け
られる。バイポーラトランジスタBP2は、ビット線/
BL0と接地3から接地電圧GNDが与えられるノード
との間に設けられる。
【0025】ドライバトランジスタQD1は、記憶ノー
ドSN1とディプリーション型トランジスタQDP1と
の間に設けられ、ゲートは記憶ノードSN2に接続され
る。ドライバトランジスタQD2は、記憶ノードSN2
とディプリーション型トランジスタQDP2との間に設
けられ、ゲートは記憶ノードSN1に接続される。ディ
プリーション型トランジスタQDP1は、ドライバトラ
ンジスタQD1と接地3から接地電圧GNDが与えられ
るノードとの間に設けられ、ゲートはワード線WLL0
に接続される。ディプリーション型トランジスタQDP
2は、ドライバトランジスタQD2と接地3から接地電
圧GNDが与えられるノードとの間に設けられ、ゲート
はワード線WLU0に接続される。ここで、アクセスト
ランジスタQA1およびディプリーション型トランジス
タQDP2のゲートに接続されるワード線をアッパー側
のワード線、アクセストランジスタQA2およびディプ
リーション型トランジスタQDP1のゲートに接続され
るワード線をロアー側のワード線と呼ぶこともある。
【0026】書込動作について説明する。図2は、本発
明の実施の形態1によるSRAMの書込動作(“1”ラ
イト)を説明するためのタイミング図である。図1およ
び図2を参照して、データ“1”を書込む場合、すなわ
ち、記憶ノードSN1の電位を「H」レベルにし、記憶
ノードSN2の電位を「L」レベルにする場合について
説明する。行選択は2本のワード線WLU0,WLL0
で行なわれる。つまり、1行に対して2本のワード線が
設けられる。選択時には、まず、アッパー側のワード線
WLU0の電位を「H」レベルにし、その後、ロアー側
のワード線WLL0の電位を「H」レベルにする。ここ
で、アッパー側のワード線WLU0の電位を「H」レベ
ルにしてからロアー側のワード線WLL0の電位を
「L」レベルにするまで、すなわち、時刻t1からt2
までで、1サイクルが終了する。
【0027】非選択の列ではビット線対BL0,/BL
0の電位は、低レベルにする。たとえば、0Vとする。
書込される選択列のビット線BL0の電位は、1サイク
ル中(時刻t1〜t2)、「H」レベルにされる。書込
される選択列のビット線/BL0の電位は、1サイクル
中(時刻t1〜t2)常に「L」レベルにされる。選択
されるメモリセルMCにおいて、まず、ワード線WLU
0の電位が「H」レベルにされるため、アクセストラン
ジスタQA1がオンし、ディプリーション型トランジス
タQDP2が強くオンとなる。一方、アクセストランジ
スタQA2は、オフし、ディプリーション型トランジス
タQDP1は、弱くオンしている。ここで、ディプリー
ション型トランジスタQDP2が「強くオン」というの
は、「弱くオン」しているディプリーション型トランジ
スタQDP1に対して言っている。他のトランジスタ
(アクセストランジスタ、ドライバトランジスタ等)と
の関係を言っているのではない。
【0028】選択されるメモリセルMCに接続されるビ
ット線BL0の電位は高レベルとなっているため、エミ
ッタ〜ベース間のPNダイオードにより、バイポーラト
ランジスタBP1のベース電位は、ビット線BL0の電
位からエミッタ〜ベース間電圧Vbeだけ低下した値と
なっている。したがって、エミッタEからコレクタCお
よびベースBに向かって電流が流れる。このときのベー
ス電流とコレクタ電流の電流比はバイポーラトランジス
タBP1の電流増幅率から与えられ、一般的にコレクタ
電流は大きな割合を占める。
【0029】このようなベース電流はメモリセルの記憶
ノードSN1に流入し、記憶ノードSN1の電位を上昇
させる。記憶ノードSN1の電位がドライバトランジス
タQD2のしきい値電圧を超えると、記憶ノードSN1
に、そのゲートが接続されるドライバトランジスタQD
2はオンする。このため、記憶ノードSN2の電位、す
なわち、ドライバトランジスタQD2のドレイン電位が
低下し、記憶ノードSN2がゲートに接続されるドライ
バトランジスタQD1はオフする。
【0030】以上のようにして、ワード線WLU0の電
位が「H」レベルになっている間に、データ“1”の書
込動作が終了する。このように、実際にメモリセルに書
込が行なわれるのは、ワード線WLU0が「H」レベル
の間だけである。なお、ワード線WLL0が「H」レベ
ルの間は、ビット線/BL0が「L」レベルであるた
め、誤書込のおそれはない。また、ワード線WLU0が
「H」レベルの間は、ディプリーション型トランジスタ
QDP1は弱くオンしている。ここで、ワード線WLU
0の電位が「H」レベルから「L」レベルになると、ア
クセストランジスタQA1がオフする。このため、バイ
ポーラトランジスタBP1のベース電流は遮断され、コ
レクタ電流も遮断される。したがって、書込時に一時的
に大電流が、バイポーラトランジスタBP1のエミッタ
EからコレクタCに流れるが、書込後にすぐにこの電流
は遮断される。一方、1サイクル中、ビット線/BL0
の電位は、低レベルであり、バイポーラトランジスタB
P2はオンしない。
【0031】図3は、本発明の実施の形態1によるSR
AMの書込動作(“0”ライト)を説明するためのタイ
ミング図である。図3を参照して、データ“0”を書込
む場合、すなわち、記憶ノードSN1の電位を「L」レ
ベルにし、記憶ノードSN2の電位を「H」レベルにす
る場合は、1サイクル中(時刻t1〜t2)、ビット線
/BL0の電位を高レベルにし、ビット線BL0の電位
を低レベルにする。まず、アッパー側のワード線WLU
0の電位を「H」レベルにし、その後に、ロアー側のワ
ード線WLL0の電位を「H」レベルにする。実際のデ
ータの書込は、ワード線WLL0が「H」レベルにされ
ている間に行なわれる。
【0032】以上のように、書込動作を行なう場合に
は、1サイクル中にアッパー側のワード線WLU0の電
位と、ロアー側のワード線WLL0の電位を、書込デー
タの種類によらず、一律に、同じ順番で「H」レベルに
する。このように、2本のワード線WLU0,WLL0
の電位を異なるタイミングで「H」レベルにするのは次
の理由による。記憶ノードSN1の電位が「L」レベル
に、記憶ノードSN2の電位が「H」レベルになってい
るときに、記憶ノードSN1の電位を「H」レベルに、
記憶ノードSN2の電位を「L」レベルに設定し直す場
合を考える。このとき、ディプリーション型トランジス
タQDP1,QDP2がない場合を考えると、書込開始
直後では、ドライバトランジスタQD1がオンになって
いる。このため、記憶ノードSN1の電位が「H」レベ
ルになるのが遅くなる。そこで、ディプリーション型ト
ランジスタQDP1,QDP2を設け、記憶ノードの電
位を「H」レベルに設定する側のディプリーション型ト
ランジスタQDP1を弱くオンにしておき、ラッチの反
転を容易にする。したがって、2本のワード線WLU
0,WLL0の電位を同時に「H」レベルにすることが
できず、異なるタイミングで「H」レベルにするのであ
る。
【0033】読出動作について説明する。図4は、本発
明の実施の形態1によるSRAMの読出動作を説明する
ためのタイミング図である。記憶ノードSN1を「H」
レベルに設定し、記憶ノードSN2の電位を「L」レベ
ルに設定している場合を考える。読出動作が開始される
と、2本のワード線WLU0,WLL0が同時に「H」
レベルにされる。そして、アクセストランジスタQA
1,QA2がオンになる。一方、読出動作が開始される
前には、ビット線対BL0,/BL0は、「L」レベル
にプリチャージされており、読出動作が開始されるに伴
いビット線対BL0,/BL0の電位は、電流源(図示
せず)により「H」レベルにプルアップされる。つま
り、電流源からビット線対BL0,/BL0に適当な大
きさの電流を流し込む。この電流のうち、バイポーラト
ランジスタBP2の電流増幅率から決まる電流が、バイ
ポーラトランジスタBP2のベースBを介してメモリセ
ルに流入することになる。したがって、電流源は、メモ
リセルのデータを破壊しないような電流値に設定する必
要がある。図1において、電流源は、ビット線対BL
0,/BL0に200μAの電流を供給している。この
電流(エミッタ電流)のうち、10%の20μAがメモ
リセルに流入すると仮定する。
【0034】ここで、ドライバトランジスタQD2はオ
ンしており、ドライバトランジスタQD1はオフしてい
る。このため、オンしているドライバトランジスタQD
2に接続されるバイポーラトランジスタBP2にはベー
ス電流が流れる。したがって、バイポーラトランジスタ
BP2がオンし、電流源からの電流がメモリセルに流れ
込む。このためビット線/BL0の電位は下降する。一
方、バイポーラトランジスタBP1はオンしないので、
ビット線BL0の電位は上昇する。したがって、ビット
線対BL0,/BL0に電位差が発生する。この電位差
を、センスアンプ(図示せず)で、感知・増幅すること
で、メモリセルのデータを読出すことができる。
【0035】図5は、本発明の実施の形態1によるSR
AMの全体構成を示す概略ブロック図である。なお、図
1と同様の部分については同一の参照符号を付しその説
明は適宜省略する。図5を参照して、このSRAMは、
行および列のマトリックス状に配列される複数のメモリ
セルMCを備える。複数のメモリセルMCは、メモリセ
ルアレイMAを構成する。複数の行に対応して複数のワ
ード線WLU0〜WLUJ(Jは自然数)および複数の
ワード線WLL0〜WLLJ(Jは自然数)が配置され
る。各ワード線WLU0〜WLUJ,WLL0〜WLL
Jには、対応の行のメモリセルMCが接続される。複数
の列に対応して複数のビット線対BL0,/BL0〜B
Lj,/BLj(jは自然数)が配置される。
【0036】また、このSRAMは、複数のワード線W
LU0〜WLUJに対応して、複数のローカルデコーダ
27を備える。さらに、複数のワード線WLL0〜WL
LJに対応して複数のローカルデコーダ29を備える。
また、このSRAMは、複数のビット線対BL0,/B
L0〜BLj,/BLjに対応して、複数のイコライズ
回路5、複数のプリチャージ回路7および複数のインバ
ータ13を備える。また、複数のビット線BL0〜BL
jに対応して、複数のトランスファゲート9が設けられ
る。さらに、複数のビット線/BL0〜/BLjに対応
して複数のトランスファゲート11が設けられる。ま
た、このSRAMは、制御回路25、行プリデコーダ2
1、行アドレスバッファ23、列アドレスバッファ1
7、列デコーダ19およびデータ供給回路15を備え
る。
【0037】ローカルデコーダ27は、NAND回路4
9およびインバータ51からなる。ローカルデコーダ2
9は、NAND回路47およびインバータ53からな
る。イコライズ回路5は、PMOSトランジスタ31お
よびNMOSトランジスタ37からなる。プリチャージ
回路7は、2個のNMOSトランジスタ39,41から
なる。トランスファゲート9は、NMOSトランジスタ
43およびPMOSトランジスタ33からなる。トラン
スファゲート11は、PMOSトランジスタ35および
NMOSトランジスタ45からなる。
【0038】ワード線WLU0,WLL0に対応の行お
よびビット線対BL0,/BL0に対応の列に注目す
る。ローカルデコーダ27のインバータ51の入力ノー
ドは、NAND回路49の出力ノードに接続され、出力
ノードは、対応するアッパー側のワード線WLU0に接
続される。NAND回路49には、行プリデコード信号
AP0〜APnのうちの対応する2つの信号およびワー
ド線切換信号USが入力される。ローカルデコーダ29
のインバータ53の入力ノードは、NAND回路47の
出力ノードに接続され、出力ノードは対応するロアー側
のワード線WLL0に接続される。ローカルデコーダ2
9のNAND回路47には、ワード線切換信号LSおよ
び対応するローカルデコーダ27のNAND回路49に
入力される2個の行プリデコード信号と同じ2個の行プ
リデコード信号が入力される。
【0039】イコライズ回路5のPMOSトランジスタ
31は、対応するビット線BL0とビット線/BL0と
の間に設けられ、そのゲートはイコライズ信号線EQ1
に接続される。NMOSトランジスタ37は、対応する
ビット線BL0とビット線/BL0との間に設けられ、
そのゲートはイコライズ信号線EQ2に接続される。プ
リチャージ回路7のNMOSトランジスタ39は、対応
するビット線BL0とプリチャージ電圧供給線PVとの
間に設けられ、そのゲートはプリチャージ信号線PCに
接続される。NMOSトランジスタ41は、対応するビ
ット線/BL0とプリチャージ電圧供給線PVとの間に
設けられ、そのゲートはプリチャージ信号線PCに接続
される。
【0040】トランスファゲート9のNMOSトランジ
スタ43は、対応するビット線BL0とデータ線Dとの
間に設けられ、そのゲートには対応する列選択信号Y0
が入力される。PMOSトランジスタ33は、対応する
ビット線BL0とデータ線Dとの間に設けられ、そのゲ
ートには、対応する列選択信号Y0を反転した信号が入
力される。トランスファゲート11のNMOSトランジ
スタ45は、対応するビット線/BL0とデータ線/D
との間に設けられ、そのゲートには、対応する列選択信
号Y0が入力される。PMOSトランジスタ35は、対
応するビット線/BL0とデータ線/Dとの間に設けら
れ、そのゲートには、対応する列選択信号Y0を反転し
た信号が入力される。なお、イコライズ信号線EQ1に
は、イコライズ信号EQ1が与えられ、イコライズ信号
線EQ2には、イコライズ信号EQ2が与えられ、プリ
チャージ信号線PCには、プリチャージ信号PCが与え
られる。
【0041】図6は、図5のデータ供給回路15の詳細
を示す回路図である。なお、図5と同様の部分について
は同一の参照符号を付しその説明は適宜省略する。図6
を参照して、データ供給回路15は、書込バッファ28
および書込データ制御回路30からなる。書込バッファ
28は、PMOSトランジスタ32,34およびNMO
Sトランジスタ38,34からなる。書込データ制御回
路30は、NAND回路46,48およびインバータ5
0からなる。
【0042】書込バッファ28のPMOSトランジスタ
32およびNMOSトランジスタ38は、電源1から電
源電圧Vccが与えられるノードと接地3から接地電圧
GNDが与えられるノードとの間に直接に接続される。
NMOSトランジスタ38およびPMOSトランジスタ
32のゲートは、NAND回路46の出力ノードに接続
される。NMOSトランジスタ38のドレインは、デー
タ線Dに接続される。PMOSトランジスタ34および
NMOSトランジスタ45は、電源1から電源電圧Vc
cが与えられるノードと接地3から接地電圧GNDが与
えられるノードとの間に直列に接続される。PMOSト
ランジスタ34およびNMOSトランジスタ40のゲー
トは、NAND回路48の出力ノードに接続される。N
MOSトランジスタ40のドレインはデータ線/Dに接
続される。書込データ制御回路30のNAND回路46
には、内部ライトイネーブル信号intWEおよびデー
タDiが入力される。NAND回路48には、内部ライ
トイネーブル信号intWEおよびデータDiをインバ
ータ50によって反転した信号が入力される。
【0043】図7は、本発明の実施の形態1によるSR
AMの書込動作(“1”ライト)を詳細に説明するため
のタイミング図である。図5〜図7を参照して、ビット
線対BL0,/BL0およびワード線WLU0,WLL
0に接続されるメモリセルMCにデータ“1”を書込む
場合、すなわち、記憶ノードSN1の電位を「H」レベ
ルに、記憶ノードSN2の電位を「L」レベルに設定す
る場合について説明する。時刻T1で、データ供給回路
15に、「H」レベルのデータDiと、「H」レベルの
内部ライトイネーブル信号intWEが入力されると、
NMOSトランジスタ38がオフし、PMOSトランジ
スタ32がオンして、データ線Dの電位が「H」レベル
になる。一方、PMOSトランジスタ34がオフし、N
MOSトランジスタ40がオンして、データ線/Dの電
位は「L」レベルになる。
【0044】また、時刻T1で、列選択信号Y0が
「H」レベルになると、トランスファゲート9,11が
オンし、ビット線BL0とデータ線Dとが接続されると
ともに、ビット線/BL0とデータ線/Dとが接続され
る。そして、時刻T2で、イコライズ信号EQ2および
プリチャージ信号PCが「L」レベルになり、イコライ
ズ信号EQ1が「H」レベルになる。このため、イコラ
イズ回路5およびプリチャージ回路7はオフになり、プ
リチャージおよびイコライズ動作は停止する。このた
め、ビット線BL0の電位は「H」レベルに、ビット線
/BL0の電位は「L」レベルになる。
【0045】なお、非選択時には、イコライズ信号EQ
2およびプリチャージ信号PCが「H」レベルで、イコ
ライズ信号EQ1が「L」レベルであるため、イコライ
ズ回路5およびプリチャージ回路7はオンしており、ビ
ット線対BL0,/BL0の電位は「L」レベルになっ
ている。つまり、ビット線対BL0,/BL0に、プリ
チャージ電圧供給線PVから、「L」レベルの電位が与
えられている。
【0046】ワード線WLU0に対応するNAND回路
49に入力される2個のプリデコード信号がすべて
「H」レベルであり、時刻T2で、ワード線切換信号U
Sが「H」レベルになると、これに応じて、ワード線W
LU0の電位は「H」レベルになる。一方、時刻T2で
は、ワード線切換信号LSは「L」レベルであるため、
ワード線WLL0の電位は「L」レベルである。ここ
で、ワード線WLU0に対応するNAND回路49に入
力される2個のプリデコード信号およびワード線WLL
0に対応するNAND回路47に入力される2個のプリ
デコード信号がすべて「H」レベルのとき、ワード線W
LU0,WLL0に対応する行が選択されたことにな
る。時刻T3で、ワード線切換信号USが「H」レベル
から「L」レベルになると、これに応じて、ワード線W
LU0の電位が「L」レベルになる。ワード線WLL0
に対応するNAND回路47に入力される2個のプリデ
コード信号がすべて「H」レベルであり、時刻T3で、
ワード線切換信号LSが「H」レベルになると、これに
応じて、ワード線WLL0の電位が「H」レベルにな
る。ここで、時刻T3では、ワード線切換信号USが
「L」レベルになっているため、ワード線WLU0の電
位は「L」レベルである。
【0047】時刻T4で、ワード線切換信号LSが
「L」レベルになると、これに応じて、ワード線WLL
0の電位は「L」レベルになる。一方、時刻T4でイコ
ライズ信号EQ2およびプリチャージ信号PCが「H」
レベルになり、イコライズ信号EQ1が「L」レベルに
なる。このため、イコライズ回路5およびプリチャージ
回路7がオンし、ビット線対BL0,/BL0は、
「L」レベルの電位にされる。時刻T4以降の動作につ
いて説明する。データDiおよび内部ライトイネーブル
信号intWEが「L」レベルになると、NMOSトラ
ンジスタ38がオンになり、データ線/Dの電位だけで
なく、データ線Dの電位も「L」レベルになる。
【0048】ここで、メモリセルの記憶ノードの電位を
「H」レベルに設定する側のディプリーション型トラン
ジスタQDP1またはQDP2のいずれか一方を弱くオ
ンにする方法として、書込むデータの種類に応じて、デ
ィプリーション型トランジスタQDP1またはQDP2
のいずれか一方をオフにすることも考えられる。しか
し、このようにすると、行デコード系の回路に、書込む
データの種類を判別するための回路が必要となり、行デ
コード系の回路が複雑になる。そこで、本発明の実施の
形態1によるSRAMでは、データの種類に関係なく、
一律に、アッパー側のワード線WLU0とロアー側のワ
ード線WLL0を同じ順番で「H」レベルにする。した
がって、本発明の実施の形態1によるSRAMでは、デ
コード系の回路を簡略化できる。また、メモリセルアレ
イをIOごとにブロック分割して、各IOごとにローカ
ルデコーダを配置する必要がないため、レイアウト面積
を大幅に削減できる。
【0049】図8は、図5の制御回路25の詳細を示す
回路図である。なお、図5と同様の部分については同一
の参照符号を付しその説明は適宜省略する。図8を参照
して、制御回路は、インバータ55,57,59,6
1,63,65,67,69,71、遅延回路77,7
9、NAND回路73およびNOR回路75を備える。
インバータ55の出力ノードは、ノードN1に接続され
る。インバータ55には、ATD(Address Transition
Detection)信号が入力される。ATD信号は、アドレ
スが変化した際に発生されるワンショットのハイレベル
パルスである。
【0050】遅延回路77は、ノードN1とノードN2
との間に設けられる。遅延回路79は、ノードN2とイ
ンバータ57の入力ノードとの間に設けられる。インバ
ータ57は、遅延回路79とノードN3との間に設けら
れる。インバータ59はノードN3とプリチャージ信号
線PCとの間に設けられる。インバータ61は、ノード
N3とイコライズ信号線EQ2との間に設けられる。イ
ンバータ67は、イコライズ信号線EQ2とイコライズ
信号線EQ1との間に設けられる。
【0051】インバータ63はノードN1とノードN4
との間に設けられる。インバータ65はノードN2とノ
ードN5との間に設けられる。NOR回路75の一方入
力ノードはノードN5に接続され、他方入力ノードはノ
ードN4に接続され、出力ノードはノードN6に接続さ
れる。インバータ71は、ノードN6とワード線切換信
号線USとの間に設けられる。NAND回路73の一方
入力ノードはノードN3に接続され他方入力ノードはノ
ードN6に接続され出力ノードはインバータ69の入力
ノードに接続される。インバータ69は、NAND回路
73とワード線切換信号線LSとの間に設けられる。な
お、インバータ59は、プリチャージ信号線PCに、プ
リチャージ信号PCを出力する。インバータ61は、イ
コライズ信号線EQ2にイコライズ信号EQ2を出力す
る。インバータ67は、イコライズ信号線EQ1に、イ
コライズ信号EQ1を出力する。インバータ69は、ワ
ード線切換信号線LSに、ワード線切換信号LSを出力
する。インバータ71は、ワード線切換信号線USに、
ワード線切換信号USを出力する。
【0052】図9は、図8の制御回路の動作を説明する
ためのタイミング図である。図8および図9を参照し
て、図8の制御回路の動作について説明する。遅延回路
77,79は、「H」レベルに遷移する時間を遅延させ
る回路である。時刻T′1でのATD信号の立上がりエ
ッジに従って、ノードN1の電位は「L」レベルに遷移
する。ノードN1の電位の立下がりエッジに従って、ノ
ードN4の電位は「H」レベルに遷移する。ノードN4
の電位の立上がりエッジに従って、ノードN6の電位は
「L」レベルに遷移する。ノードN6の電位の立下がり
エッジに従って、ワード線切換信号線USの電位は、
「H」レベルになる。つまり、インバータ71から出力
されるワード線切換信号USが「H」レベルになるので
ある。
【0053】ノードN2の電位は、遅延回路77によっ
て、ノードN1の電位より遅れて「H」レベルに遷移す
る(時刻T′2)。ノードN2の立上がりエッジに従っ
て、ノードN5の電位は「L」レベルに遷移する。ノー
ドN5の立下がりエッジに従って、ノードN6の電位は
「H」レベルに遷移する。ノードN6の立上がりエッジ
に従って、ワード線切換信号線USの電位は「L」レベ
ルに遷移し、ワード線切換信号線LSの電位は「H」レ
ベルに遷移する。つまり、ノードN6の電位の立上がり
エッジに従って、インバータ71は、「L」レベルのワ
ード線切換信号USを出力し、インバータ69は、
「H」レベルのワード線切換信号線LSを出力する。ノ
ードN3の電位は、遅延回路79によって、ノードN2
の電位の「H」レベルへの遷移より遅れて、「L」レベ
ルに遷移する(時刻T′3)。時刻T′3でのノードN
3の電位の立下がりエッジに従って、ワード線切換信号
線LSの電位は「L」レベルになる。つまり、インバー
タ69は、ノードN3の立下がりエッジに従って、
「L」レベルのワード線切換信号LSを出力する。
【0054】時刻T′1で、ATD信号の立上がりエッ
ジに従って、ノードN3の電位が「H」レベルに遷移す
る。ノードN3の電位の立上がりエッジに従って、プリ
チャージ信号線PCおよびイコライズ信号線EQ2の電
位が「L」レベルになる。また、イコライズ信号線EQ
2の立下がりエッジに従って、イコライズ信号線EQ1
が「H」レベルになる。時刻T′3で、ノードN3の電
位の立下がりエッジに従って、プリチャージ信号線PC
およびイコライズ信号線EQ2の電位は「H」レベルに
遷移する。イコライズ信号線EQ2の立上がりエッジに
従って、イコライズ信号線EQ1の電位は「L」レベル
に遷移する。
【0055】図10は、図5の行プリデコーダ21およ
び行アドレスバッファ23の詳細を示す回路図である。
なお、図5と同様の部分については同一の参照符号を付
しその説明は適宜省略する。図10を参照して、行アド
レスバッファ23は、NOR回路NOR0〜NORN
(Nは自然数)、インバータI0〜INおよびインバー
タII0〜IINを備える。NOR回路NOR0〜NO
RNの一方入力ノードには、内部チップセレクト信号/
intCSが入力される。内部チップセレクト信号/i
ntCSが、「L」レベルのときに、SRAMは選択状
態となる。NOR回路NOR0〜NORNの他方入力ノ
ードには、対応する行アドレス信号AX0〜AXNが入
力される。インバータI0〜INの入力ノードは、対応
するNOR回路NOR0〜NORNの出力ノードと接続
される。インバータI0〜INの出力ノードは、対応す
るインバータII0〜IINの入力ノードに接続され
る。インバータI0〜INの出力ノードは、対応する信
号線F0〜FNに接続される。インバータII0〜II
Nの出力ノードは、対応する信号線FF0〜FFNに接
続される。
【0056】行プリデコーダ21は、NAND回路NA
0〜NAn(nは自然数)、NAND回路na0〜na
nおよびインバータi0〜in,ii0〜iinを備え
る。NAND回路NA0〜NAnの入力ノードには、対
応する信号線F0〜FN,FF0〜FFNが接続され
る。NAND回路NA0〜NAnの出力ノードは、対応
するインバータi0〜inの入力ノードに接続される。
インバータi0〜inの出力ノードは、対応する信号線
f0〜fnに接続される。NAND回路na0〜nan
の一方入力ノードは、内部チップイネーブル信号int
CSが入力され、他方入力ノードは、対応する信号線f
0〜fnに接続される。内部チップイネーブル信号in
tCSが、「H」レベルのとき、SRAMが選択状態と
なる。NAND回路na0〜nanの出力ノードは、対
応するインバータii0〜iinの入力ノードに接続さ
れる。インバータii0〜iinの出力ノードは、対応
する行プリデコード信号線AP0〜APnに接続され
る。つまり、インバータii0〜iinは、プリデコー
ド信号AP0〜APnを出力する。
【0057】行プリデコーダ21は、行アドレスバッフ
ァ23に入力された行アドレス信号AX0〜AXnのレ
ベルの組合せに従って、いずれかの行を選択するための
行プリデコード信号AP0〜APnを出力する。また、
列デコーダ19は、列アドレスバッファ17に入力され
た列アドレス信号AY0〜AYM(Mは自然数)のレベ
ルの組合せに従って、いずれかの列を選択するための列
選択信号Y0〜Yj(jは自然数)を出力する。
【0058】次に、本発明の実施の形態1によるSRA
Mの変形例について説明する。実施の形態1によるSR
AMの変形例の回路構成は、上述した実施の形態1によ
るSRAMの回路構成と同様である。ただし、図5のデ
ータ供給回路15の回路構成が異なる。このため、書込
動作が異なってくる。図11は、本発明の実施の形態1
によるSRAMの変形例の書込動作(“1”ライト)を
説明するためのタイミング図である。図5および図11
を参照して、ビット線対BL0,/BL0およびワード
線WLU0,WLL0に接続されるメモリセルMCに、
データ“1”を書込む場合について説明する。まず、ワ
ード線WLU0を「H」レベルにし、その後、ワード線
WLL0を「H」レベルにする。ここまでは、実施の形
態1によるSRAMの動作と同じである。ビット線BL
0の電位は、ワード線WLU0が「H」レベルになって
いるだけ、「H」レベルにする。なお、本発明の実施の
形態1によるSRAMでは、1サイクル中(時刻t1〜
t2)、ビット線BL0の電位を「H」レベルにしてい
る(図2参照)。
【0059】図12は、本発明の実施の形態1によるS
RAMの変形例の書込動作(“0”ライト)を説明する
ためのタイミング図である。まず、ワード線WLU0を
「H」レベルにし、その後、ワード線WLL0を「H」
レベルにする。ここまで、実施の形態1によるSRAM
の書込動作と同じである。ビット線/BL0の電位は、
ワード線WLL0が「H」レベルになっている間だけ
「H」レベルにする。なお、本発明の実施の形態1によ
るSRAMでは、1サイクル中(時刻t1〜t2)、ビ
ット線BL0の電位を「H」レベルにしている(図3参
照)。
【0060】以上のように、本発明の実施の形態1によ
るSRAMの変形例では、「H」レベルの電位に設定す
る記憶ノードに接続されたアクセストランジスタを制御
するワード線が「H」レベルになっている間だけ、記憶
ノードを「H」レベルに設定する側のビット線を「H」
レベルにする。
【0061】図13は、本発明の実施の形態1によるS
RAMの変形例で用いるデータ供給回路15(図5)の
詳細を示す回路図である。なお、図6と同様の部分につ
いては同一の参照符号を付しその説明は適宜省略する。
図13を参照して、書込データ制御回路30は、NAN
D回路81,83およびインバータ50からなる。NA
ND回路81の出力ノードは、PMOSトランジスタ3
2およびNMOSトランジスタ38のゲートに接続され
る。NAND回路81には、データDi、内部ライトイ
ネーブル信号intWEおよびワード線切換信号USが
入力される。NAND回路83の出力ノードは、PMO
Sトランジスタ34およびNMOSトランジスタ40の
ゲートに接続される。NAND回路83には、データD
iをインバータ50によって反転した信号、内部ライト
イネーブル信号intWEおよびワード線切換信号LS
が入力される。
【0062】図14は、本発明の実施の形態1によるS
RAMの変形例の書込動作(“1”ライト)の詳細を説
明するためのタイミング図である。なお、本発明の実施
の形態1によるSRAMと同じタイミングで遷移する信
号および電位については、同じ参照符号を付し説明を適
宜省略する。図5、図13および図14を参照して、デ
ータDiおよび内部ライトイネーブル信号intWEが
「H」レベルで、時刻T2において、ワード線切換信号
USが、「H」レベルに遷移すると、PMOSトランジ
スタ32がオンになり、NMOSトランジスタ38がオ
フになる。このため、データ線Dの電位が「H」レベル
になる。一方、時刻T2で、ワード線切換信号LSが
「L」レベルになっているため、PMOSトランジスタ
34がオフし、NMOSトランジスタ40がオンしてい
る。このため、データ線/Dの電位は「L」レベルにな
る。また、時刻T2で、列選択信号Y0が「H」レベル
であるため、トランスファゲート9,11がオンしてい
る。したがって、ビット線BL0の電位は「H」レベル
になり、ビット線/BL0の電位は「L」レベルの電位
になる。
【0063】時刻T3で、ワード線切換信号USが
「L」レベルになると、PMOSトランジスタ32がオ
フし、NMOSトランジスタ38がオンする。このた
め、データ線Dの電位は、「L」レベルになる。一方、
時刻T3で、ワード線切換信号LSが「H」レベルにな
っても、データDiが「H」レベルであるため、PMO
Sトランジスタ34はオフし、NMOSトランジスタ4
0がオンしている。このため、データ線/Dの電位は、
「L」レベルのままである。また、時刻T3では、列選
択信号Y0が「H」レベルであるため、トランスファゲ
ート9,11はオンしている。このため、ビット線対B
L0,/BL0の電位は「L」レベルになる。
【0064】以上のように、本発明の実施の形態1によ
るSRAMおよびその変形例では、データ書込時に、デ
ータの種類によらず、一律に、アッパー側のワード線の
電位およびロアー側のワード線の電位を同じ順番で
「H」レベルにする(活性化する)。したがって、行デ
コード系の回路に書込むデータの種類を判別する回路を
設ける必要がなく、行デコード系の回路を簡略化でき
る。さらに、IO(入出力)ごとにブロック分割して、
各IOごとにローカルデコーダを配置する必要がないの
で、レイアウト面積を大幅に削減できる。
【0065】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よるSRAMの書込動作および読出動作は、本発明の実
施の形態1によるSRAMの書込動作および読出動作と
同様である。実施の形態2においては、256kビット
のSRAMを想定する。図15は、本発明の実施の形態
2によるSRAMの全体構成を示す概略ブロック図であ
る。なお、図5と同様の部分については同一の参照符号
を付しその説明は適宜省略する。
【0066】図15を参照して、このSRAMは、メモ
リセルアレイMA、制御回路25、行プリデコーダ2
1、行アドレスバッファ23、列アドレスバッファ17
および列デコーダ19を備える。メモリセルアレイMA
は、512行×512列で構成され、2個のブロックB
3に分割される。各ブロックB3は、512行×256
列で構成される。各ブロックB3は、4個のブロックB
2に分割される。各ブロックB2は、512行×64列
で構成される。各ブロックB2は、4個のブロックB1
に分割される。各ブロックB1は、512行×16列で
構成される。メモリセルアレイMAは、行および列のマ
トリックス状に配置された複数のメモリセルMCからな
る。
【0067】また、このSRAMには、512の行に対
応して、512本のワード線WLU0〜WLU511お
よび512本のワード線WLL0〜WLL511が配置
される。また、512の列に対応して、512本のビッ
ト線対BL0,/BL0〜BL511,/BL511が
配置される。各ワード線対WLU0,WLL0〜WLU
511,WLL511、すなわち、1組のワード線対に
は、512の列に存在する512個のメモリセルMCが
接続される。このように、ワード線選択を階層化してい
ない。複数のローカルデコーダ27は、対応する複数の
ワード線WLU0〜WLU511に接続される。複数の
ローカルデコーダ29は、対応する複数のワード線WL
L0〜WLL511に接続される。複数のローカルデコ
ーダ27および複数のローカルデコーダ29は、メモリ
セルアレイMAの中央に配置される。すなわち、複数の
ローカルデコーダ27および複数のローカルデコーダ2
9の両側にブロックB3が配置される。
【0068】8個のブロックB2に対応して、IO(入
出力)0〜IO(入出力)7を構成する。つまり、1つ
のブロックB2に対応して、IO0を構成し、他の1つ
のブロックB2に対応して、IO1を構成し、さらに他
の1つのブロックB2に対応して、IO2を構成し、さ
らに他の1つのブロックB2に対応して、IO3を構成
し、さらに他の1つのブロックB2に対応して、IO4
を構成し、さらに他の1つのブロックB2に対応して、
IO5を構成し、さらに他の1つのブロックB2に対応
して、IO6を構成し、さらに他の1つのブロックB2
に対応して、IO7を構成する。IOごとに異なるデー
タの読出および書込が可能である。8個のブロックB2
に対応して、8組のデータ線対D,/Dが設けられる。
つまり、64列で、1組のデータ線対D,/Dを共用す
る。8組のデータ線対D,/Dに対応して、8個のデー
タ供給回路15が設けられる。
【0069】ワード線WLU0,WLL0および、その
ワード線に接続されるメモリセルMCに注目する。ワー
ド線WLU0,WLL0は、第2層目のアルミ配線で形
成される。ここで、メモリセルMCのアクセストランジ
スタQA1およびディプリーション型トランジスタQD
P2のゲートは、ポリシリコンPSU0で形成され、ア
クセストランジスタQA2およびディプリーション型ト
ランジスタQDP1のゲートは、ポリシリコンPSL0
で形成されている。このため、ポリシリコンPSU0
と、第2層目のアルミ配線で形成されたワード線WLU
0とは、接触点85において、第1層目のアルミ配線を
介して接続される。同様に、ポリシリコンPSL0と、
第2層目のアルミ配線で形成されたワード線WLL0と
は、接触点86において、第1層目のアルミ配線を介し
て接続される。他のワード線WLU1〜WLU511,
WLL1〜WLL511と、そのワード線に接続される
メモリセルMCとの関係についても同様である。
【0070】複数のワード線対WLU0,WLL0〜W
LU511,WLL511に対応して、複数のNMOS
トランジスタTR0〜TR511が設けられる。たとえ
ば、1組のワード線対WLL0,WLU0に対応して、
NMOSトランジスタTR0が設けられる。このNMO
SトランジスタTR0は、ワード線WLU0とワード線
WLL0との間に設けられ、そのゲートは制御信号線S
に接続される。なお、すべてのNMOSトランジスタT
R0〜TR511のゲートは、1本の制御信号線Sに接
続される。このNMOSトランジスタTR0〜TR51
1は、低いしきい値電圧を有する。
【0071】本発明の実施の形態2によるSRAMの特
徴的な動作について説明する。ワード線WLU0,WL
L0に注目する。データ書込時に、ワード線WLU0
が、「L」レベルになり、ワード線WLL0が、「H」
レベルに遷移する際に、NMOSトランジスタTR0を
オンにする。これにより、「H」レベルであるワード線
WLU0の電荷を、ワード線WLL0の充電に使うこと
ができるので、高速かつ低消費化を図ることができる。
512組のビット線対BL0,/BL0〜BL511,
/BL511に対応して設けられる512のイコライズ
回路5は、1本のイコライズ信号線EQ1および1本の
イコライズ信号線EQ2で制御される。512組のビッ
ト線対BL0,/BL0〜BL511,/BL511に
対応して設けられる512のプリチャージ回路7は、1
本のプリチャージ信号線PCで制御される。すなわち、
すべてのイコライズ回路5およびすべてのプリチャージ
回路7は、制御回路25によって、一括制御される。こ
のような一括制御を行なうため、SRAMが動作して、
ワード線が活性化されるときには、すべてのイコライズ
回路5およびプリチャージ回路7がオフとなる。つま
り、非選択列に対応するイコライズ回路5およびプリチ
ャージ回路7もオフとなる。このため、非選択列に対応
するビット線対はフローティングとなるが、ビット線の
容量により、「L」レベルを保持することができる。
【0072】図16は、図15の制御回路25の詳細を
示す回路図である。なお、図8と同様の部分については
同一の参照符号を付しその説明を適宜省略する。図16
を参照して、この制御回路は、インバータ55〜71,
89,91、遅延回路77,79,87、NAND回路
73,93およびNOR回路75を備える。遅延回路8
7は、ノードN6とインバータ89の入力ノードとの間
に設けられる。インバータ89の出力ノードは、ノード
N7に接続される。NAND回路93の一方入力ノード
は、ノードN7に接続され、他方入力ノードはノードN
6に接続される。インバータ91の入力ノードは、NA
ND回路93の出力ノードに接続され、出力ノードは、
制御信号線Sに接続される。つまり、インバータ91は
制御信号Sを出力する。
【0073】図17は、図16の制御回路の動作を説明
するためのタイミング図である。なお、図9に示した信
号および電位と同じタイミングで遷移する信号および電
位については、同一の符号を付しその説明は適宜省略す
る。図16および図17を参照して、時刻T′1を過ぎ
てから、ノードN6の立下がりエッジに従って、ノード
N7の電位が「H」レベルに遷移する。時刻T′2を過
ぎてから、ノードN6の電位を立上がりエッジに従っ
て、制御信号線Sの電位が「H」レベルに遷移する。こ
れによって、NMOSトランジスタTR0〜TR511
がすべてオンする。時刻T′2を過ぎてから、ノードN
7の電位は、遅延回路87によって、ノードN6の電位
の「H」レベルへの遷移より遅れて「L」レベルに遷移
する。この、ノードN7の電位の立下がりエッジに従っ
て、制御信号線Sの電位が「L」レベルになる。これに
よって、すべてのNMOSトランジスタTR0〜TR5
11がオフする。
【0074】以上のように本実施の形態2によるSRA
Mでは、データ書込時において、1サイクル中にアッパ
ー側のワード線の電位とロアー側のワード線の電位と
を、データの種類によらず、一律に、同じ順番で「H」
レベルにする。したがって、行デコード系の回路に、書
込データの種類を判別するための回路を設ける必要がな
く、行デコード系の回路を単純化できる。また、IOご
とにブロック分割して、各IOごとにローカルデコーダ
を配置する必要がないので、レイアウト面積を大幅に削
減できる。
【0075】さらに、本発明の実施の形態2によるSR
AMでは、複数のワード線対WLU0,WLL0〜WL
U511,WLL511に対応して、複数のNMOSト
ランジスタTR0〜TR511を設けている。このた
め、データ書込時において、「H」レベルであるアッパ
ー側のワード線の電荷をロアー側のワード線の充電に使
うことができ、高速かつ低消費化を図ることができる。
【0076】
【発明の効果】この発明に係るスタティック型半導体記
憶装置では、データの種類によらず、一律に、データ書
込時に、選択された行に対応する第1のワード線を第1
の所定期間、活性化し、その後、選択された行に対応す
る第2のワード線を第2の所定期間、活性化する。この
ため、行デコード系の回路に、データの種類を判別する
ための回路を設ける必要がなく、行デコード系の回路を
簡略化できる。さらに、IOごとにブロック分割して、
各IOごとに行デコーダを配置する必要がないので、レ
イアウト面積を大幅に削減できる。
【0077】この発明に係るスタティック型半導体記憶
装置は、第1および第2のバイポーラトランジスタを含
むメモリセルを備える。したがって、面積の増大を伴う
ことなく十分なスタティックノイズマージンを確保でき
るとともに、低電源電位を使用する場合でも、十分なス
タティックノイズマージンを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるSRAMのメモ
リセルの詳細を示す回路図である。
【図2】 本発明の実施の形態1によるSRAMの書込
動作(“1”ライト)を説明するためのタイミング図で
ある。
【図3】 本発明の実施の形態1によるSRAMの書込
動作(“0”ライト)を説明するためのタイミング図で
ある。
【図4】 本発明の実施の形態1によるSRAMの読出
動作を説明するためのタイミング図である。
【図5】 本発明の実施の形態1によるSRAMの全体
構成を示す概略ブロック図である。
【図6】 図5のデータ供給回路の詳細を示す回路図で
ある。
【図7】 本発明の実施の形態1によるSRAMの書込
動作(“1”ライト)の詳細を説明するためのタイミン
グ図である。
【図8】 図5の制御回路の詳細を示す回路図である。
【図9】 図8の制御回路の動作を説明するためのタイ
ミング図である。
【図10】 図5の行プリデコーダおよび行アドレスバ
ッファの詳細を示す回路図である。
【図11】 本発明の実施の形態1によるSRAMの変
形例の書込動作(“1”ライト)を説明するためのタイ
ミング図である。
【図12】 本発明の実施の形態1によるSRAMの変
形例の書込動作(“0”ライト)を説明するためのタイ
ミング図である。
【図13】 本発明の実施の形態1によるSRAMの変
形例に用いるデータ供給回路(図5)の詳細を示す回路
図である。
【図14】 本発明の実施の形態1によるSRAMの変
形例の書込動作(“1”ライト)の詳細を説明するため
のタイミング図である。
【図15】 本発明の実施の形態2によるSRAMの全
体構成を示す概略ブロック図である。
【図16】 図15の制御回路の詳細を示す回路図であ
る。
【図17】 図16の制御回路の動作を説明するための
タイミング図である。
【図18】 従来のSRAMの全体構成を示す概略ブロ
ック図である。
【図19】 従来のSRAMの書込動作(“0”ライ
ト)を説明するためのタイミング図である。
【図20】 従来のSRAMの書込動作(“1”ライ
ト)を説明するためのタイミング図である。
【符号の説明】
1 電源、3 接地、5 イコライズ回路、7 プリチ
ャージ回路、9,11,107〜113 トランスファ
ゲート、13,50〜71,89,91,117〜12
3 インバータ、15 データ供給回路、17 列アド
レスバッファ、19 列デコーダ、21 行プリデコー
ダ、23 行アドレスバッファ、25制御回路、27,
29 ローカルデコーダ、28 書込バッファ、30
書込データ制御回路、31〜35,125〜145 P
MOSトランジスタ、37〜45,147〜159 N
MOSトランジスタ、46〜49,73,81,83,
93 NAND回路、75 NOR回路、77,79,
87 遅延回路、85,86 接触点、95 ワードデ
コーダ、97 書込/読出制御回路、99 コラムデコ
ーダ、101 センスアンプ、103,105 ワード
線ドライバ、BP1,BP2 バイポーラトランジス
タ、L1,L2 負荷素子、QA1,QA2アクセスト
ランジスタ、QD1,QD2 ドライバトランジスタ、
QDP1,QDP2 ディプリーション型トランジス
タ、BL1,BL2,BL0〜BLj,/BL0〜/B
Lj ビット線、WU1,WL1,WLU0〜WLU
j,WLL0〜WLLj ワード線、MC メモリセ
ル、SN1,SN2 記憶ノード、Di データ、in
tWE 内部ライトイネーブル信号、Y0〜Yj 列選
択信号、AY0〜AYM 列アドレス信号、AX0〜A
XN 行アドレス信号、AP0〜APn 行プリデコー
ド信号、US,LS ワード線切換信号線(ワード線切
換信号)、D,/D データ線、EQ,EQ1,EQ2
イコライズ信号線(イコライズ信号)、PC プリチ
ャージ信号線(プリチャージ信号)、PV プリチャー
ジ電圧供給線、MA メモリセルアレイ、/intC
S,intCS内部チップイネーブル信号、NR0〜N
RN NOR回路、I0〜IN,II0〜IIN,i0
〜in,ii0〜iin インバータ、NA0〜NA
n,na0〜nan NAND回路、F0〜FF,FF
0〜FFN,f0〜fn 信号線、S 制御信号線(制
御信号)、TR0〜TR511 NMOSトランジス
タ、PSL0〜PSL511,PSU0〜PSU511
ポリシリコン、B1〜B3ブロック、DC ダミーセ
ル、DB1,DB2 ダミービット線、CD1,CD2
コモンデータ線、N,N1〜N7 ノード、U/L
1,U/L2 アッパー/ロアー選択信号、WD 書込
データ信号。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 行および列のマトリックス状に配列され
    る複数のメモリセルと、 前記各行に対応して配置され、各々に対応の行の前記メ
    モリセルが接続される複数の第1のワード線と、 前記各行に対応して配置され、各々に対応の行の前記メ
    モリセルが接続される複数の第2のワード線と、 前記各列に対応して配置され、各々に対応の列の前記メ
    モリセルが接続される複数のビット線対と、 前記各第1のワード線に対応して配置され、対応する前
    記第1のワード線を活性化するための複数の第1のワー
    ド線駆動手段と、 前記各第2のワード線に対応して配置され、対応する前
    記第2のワード線を活性化するための複数の第2のワー
    ド線駆動手段と、 データ書込時に、選択された行に対応する前記第1のワ
    ード線を第1の所定期間、活性化し、その後、選択され
    た行に対応する前記第2のワード線を第2の所定期間、
    活性化するように、選択された行に対応する前記第1お
    よび第2のワード線駆動手段を制御する制御手段とを備
    え、 前記各メモリセルは、第1の負荷素子と、第2の負荷素
    子と、第1のアクセストランジスタと、第2のアクセス
    トランジスタと、第1のドライバトランジスタと、第2
    のドライバトランジスタと、第1のバイポーラトランジ
    スタと、第2のバイポーラトランジスタと、第1のディ
    プリーション型トランジスタと、第2のディプリーショ
    ン型トランジスタとを含み、 前記第1の負荷素子は、第1の電源ノードと、第1の記
    憶ノードとの間に設けられ、 前記第2の負荷素子は、前記第1の電源ノードと、第2
    の記憶ノードとの間に設けられ、 前記第1のアクセストランジスタは、前記第1のバイポ
    ーラトランジスタのベースと、前記第1の記憶ノードと
    の間に設けられ、 前記第2のアクセストランジスタは、前記第2のバイポ
    ーラトランジスタのベースと、前記第2の記憶ノードと
    の間に設けられ、 前記第1のバイポーラトランジスタは、対応する前記ビ
    ット線対を構成する一方ビット線と、前記第2の電源ノ
    ードとの間に設けられ、 前記第2のバイポーラトランジスタは、対応する前記ビ
    ット線対を構成する他方ビット線と、前記第2の電源ノ
    ードとの間に設けられ、 前記第1のドライバトランジスタは、前記第1の記憶ノ
    ードと、前記第1のディプリーション型トランジスタと
    の間に設けられ、その制御電極は、前記第2の記憶ノー
    ドに接続され、 前記第2のドライバトランジスタは、前記第2の記憶ノ
    ードと、前記第2のディプリーション型トランジスタと
    の間に設けられ、その制御電極は、前記第1の記憶ノー
    ドに接続され、 前記第1のディプリーション型トランジスタは、前記第
    1のドライバトランジスタと、前記第2の電源ノードと
    の間に設けられ、 前記第2のディプリーション型トランジスタは、前記第
    2のドライバトランジスタと、前記第2の電源ノードと
    の間に設けられ、 前記第1のアクセストランジスタの制御電極および前記
    第2のディプリーション型トランジスタの制御電極は、
    対応する前記第1のワード線に接続され、 前記第2のアクセストランジスタの制御電極および前記
    第1のディプリーション型トランジスタの制御電極は、
    対応する前記第2のワード線に接続される、スタティッ
    ク型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 任意の数の前記ビット線対で構成される
    各ブロックに対応して設けられ、対応する前記ブロック
    に含まれる前記ビット線対にデータを伝達するための複
    数のデータ線対をさらに備える、請求項1に記載のスタ
    ティック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記各データ線対に対応して設けられ、
    データ書込時に、対応する前記データ線対にデータを与
    えるデータ供給手段と、 前記各ビット線対に対応して設けられ、対応する列選択
    信号に従って、対応する前記ビット線対と、そのビット
    線対に対応する前記データ線対とを接続する複数の第1
    の接続手段とをさらに備える、請求項2に記載のスタテ
    ィック型半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 データ書込時に、選択された行に対応す
    る前記第1のワード線が活性化されてから、選択された
    行に対応する前記第2のワード線が非活性化されるま
    で、書込むデータに従って、選択された列に対応する前
    記ビット線対を構成する一方ビット線の電位を第1のレ
    ベルにし、他方ビット線の電位を第2のレベルにする、
    請求項1または請求項2に記載のスタティック型半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 データ書込時に、書込むデータに従っ
    て、選択された行に対応する前記第1のワード線が活性
    化されている間または選択された行に対応する前記第2
    のワード線が活性化されている間、選択された列に対応
    する前記ビット線対の一方ビット線の電位を第1のレベ
    ルにし、他方ビット線の電位を第2のレベルにする、請
    求項1または請求項2に記載のスタティック型半導体記
    憶装置。
  6. 【請求項6】 前記各第1のワード線に対応して設けら
    れる複数の第2の接続手段をさらに備え、 前記各第2の接続手段は、対応する前記第1のワード線
    が非活性化されて、対応する前記第2のワード線が活性
    化される際に、対応する前記第1のワード線と対応する
    前記第2のワード線とを接続する、請求項1または請求
    項2に記載のスタティック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記複数の第1のワード線および前記複
    数の第2のワード線は、金属で形成され、 前記各メモリセルを構成する前記第1および第2のアク
    セストランジスタの制御電極ならびに前記第1および第
    2のディプリーション型トランジスタの制御電極は、ポ
    リシリコンで形成される、請求項1または請求項2に記
    載のスタティック型半導体記憶装置。
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