JPH10146009A - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
- Publication number
- JPH10146009A JPH10146009A JP29682196A JP29682196A JPH10146009A JP H10146009 A JPH10146009 A JP H10146009A JP 29682196 A JP29682196 A JP 29682196A JP 29682196 A JP29682196 A JP 29682196A JP H10146009 A JPH10146009 A JP H10146009A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal body
- case
- terminal
- circuit board
- insertion portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 109
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 109
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 18
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 11
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 6
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 5
- BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] Chemical compound N1=C2C=CC=CC2=[N+]([O-])C1(CC1)CCC21N=C1C=CC=CC1=[N+]2[O-] BGPVFRJUHWVFKM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ケースに対して、ターミナルを圧入すること
なく容易に配置することができる小型モータを提供す
る。 【解決手段】 ターミナル11、12、13、14、1
5、16を保持していてターミナル体側係止部10g、
10iを形成したターミナル体10と、ターミナル体1
0を挿入可能にしてターミナル体10のターミナル体側
係止部10g、10iが係止可能なケース側係止部40
a、40bを形成したギヤケース3を備えている小型モ
ータ1。
なく容易に配置することができる小型モータを提供す
る。 【解決手段】 ターミナル11、12、13、14、1
5、16を保持していてターミナル体側係止部10g、
10iを形成したターミナル体10と、ターミナル体1
0を挿入可能にしてターミナル体10のターミナル体側
係止部10g、10iが係止可能なケース側係止部40
a、40bを形成したギヤケース3を備えている小型モ
ータ1。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、通電によりパワ
ーウインドやパワーサンルーフ等を駆動させる小型モー
タに関する。
ーウインドやパワーサンルーフ等を駆動させる小型モー
タに関する。
【0002】
【従来の技術】通電によりパワーウインドやパワーサン
ルーフを駆動させる小型モータとしては、アーマチュア
を回転可能に収容したケースの内側にマグネットが固定
され、アーマチュアに備えたアーマチュアコイルに通電
することによってアーマチュアが回転し、このアーマチ
ュアに結合されたウインドガラスやサンルーフリッドを
駆動するものが備えられている。
ルーフを駆動させる小型モータとしては、アーマチュア
を回転可能に収容したケースの内側にマグネットが固定
され、アーマチュアに備えたアーマチュアコイルに通電
することによってアーマチュアが回転し、このアーマチ
ュアに結合されたウインドガラスやサンルーフリッドを
駆動するものが備えられている。
【0003】このような小型モータにおいて、アーマチ
ュアコイルへの通電は、外部の回路、ケースに形成され
たコネクタ内に圧入されていて外部の回路に電気的に接
続されたL字状のターミナル、ケース内でターミナルに
電気的に接続された回路パターンを有する回路基板、回
路基板の回路パターンに電気的に接続されたブラシ、ブ
ラシに電気的に接続可能に摺接されていてアーマチュア
コイルに電気的に接続されたコンミュテータを通じて行
われる。
ュアコイルへの通電は、外部の回路、ケースに形成され
たコネクタ内に圧入されていて外部の回路に電気的に接
続されたL字状のターミナル、ケース内でターミナルに
電気的に接続された回路パターンを有する回路基板、回
路基板の回路パターンに電気的に接続されたブラシ、ブ
ラシに電気的に接続可能に摺接されていてアーマチュア
コイルに電気的に接続されたコンミュテータを通じて行
われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の小型モ
ータでは、樹脂製のケースに形成されたコネクタ内にタ
ーミナルが圧入されていた。その際、L字形状をなすタ
ーミナルがケースの内側から圧入されていたため、ター
ミナルの圧入がし難いという問題点があった。
ータでは、樹脂製のケースに形成されたコネクタ内にタ
ーミナルが圧入されていた。その際、L字形状をなすタ
ーミナルがケースの内側から圧入されていたため、ター
ミナルの圧入がし難いという問題点があった。
【0005】
【発明の目的】この発明に係わる小型モータは、ケース
に対してターミナルを容易に配置することができる小型
モータを提供することを目的としている。
に対してターミナルを容易に配置することができる小型
モータを提供することを目的としている。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
わる小型モータでは、ケースと、ケースの内側に配置さ
れたマグネットと、マグネットの内側に配置され、通電
によりマグネットの内側で回転可能なアーマチュアと、
ケースに形成されたターミナル体挿入部と、アーマチュ
アに電気的に接続されているとともに、外部に接続され
るターミナルと、ターミナルを一体的に保持していて、
ターミナル体挿入部に対してケースの内側からケースの
外側に向けて嵌入可能なターミナル体と、ターミナル体
に形成されたターミナル体側係止部と、ターミナル体挿
入部に形成され、ターミナル体側係止部が係止可能なケ
ース側係止部を備えている構成としたことを特徴として
いる。
わる小型モータでは、ケースと、ケースの内側に配置さ
れたマグネットと、マグネットの内側に配置され、通電
によりマグネットの内側で回転可能なアーマチュアと、
ケースに形成されたターミナル体挿入部と、アーマチュ
アに電気的に接続されているとともに、外部に接続され
るターミナルと、ターミナルを一体的に保持していて、
ターミナル体挿入部に対してケースの内側からケースの
外側に向けて嵌入可能なターミナル体と、ターミナル体
に形成されたターミナル体側係止部と、ターミナル体挿
入部に形成され、ターミナル体側係止部が係止可能なケ
ース側係止部を備えている構成としたことを特徴として
いる。
【0008】この発明の請求項2に係わる小型モータで
は、ケース側係止部には、ケースのいずれか一方の面に
向けて開口されたケース側係止部形成用開口が形成され
ている構成としたことを特徴としている。
は、ケース側係止部には、ケースのいずれか一方の面に
向けて開口されたケース側係止部形成用開口が形成され
ている構成としたことを特徴としている。
【0009】この発明の請求項3に係わる小型モータで
は、ターミナル体挿入部は、ケースに備えた側板の厚さ
方向に孔方向が配置され、ケース側係止部形成用開口
は、ターミナル体挿入部の孔方向に対して直交する方向
に形成されている構成としたことを特徴としている。
は、ターミナル体挿入部は、ケースに備えた側板の厚さ
方向に孔方向が配置され、ケース側係止部形成用開口
は、ターミナル体挿入部の孔方向に対して直交する方向
に形成されている構成としたことを特徴としている。
【0010】この発明の請求項4に係わる小型モータで
は、ターミナル体には、ターミナル体側係止部を弾性的
に変形させてターミナル体挿入部に挿入可能にして、且
つ、ターミナル体側係止部をケース側係止部に弾性的に
係止可能な切欠部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
は、ターミナル体には、ターミナル体側係止部を弾性的
に変形させてターミナル体挿入部に挿入可能にして、且
つ、ターミナル体側係止部をケース側係止部に弾性的に
係止可能な切欠部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0011】この発明の請求項5に係わる小型モータで
は、ケースに形成されたケース側係止部には、ターミナ
ル体の挿入方向に向けて傾斜状にして形成されたケース
側抜止面が形成され、ターミナル体に形成されたターミ
ナル体側係止部には、ケース側抜止面に当接可能なター
ミナル体側抜止面が形成されている構成としたことを特
徴としている。
は、ケースに形成されたケース側係止部には、ターミナ
ル体の挿入方向に向けて傾斜状にして形成されたケース
側抜止面が形成され、ターミナル体に形成されたターミ
ナル体側係止部には、ケース側抜止面に当接可能なター
ミナル体側抜止面が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0012】この発明の請求項6に係わる小型モータで
は、ケースには、外側に突出状にして、ターミナル体挿
入部に連通形成された外部コネクタ挿入部が備えられて
いる構成としたことを特徴としている。
は、ケースには、外側に突出状にして、ターミナル体挿
入部に連通形成された外部コネクタ挿入部が備えられて
いる構成としたことを特徴としている。
【0013】この発明の請求項7に係わる小型モータで
は、ケースには、ターミナル体挿入部の孔方向に沿って
予め定められた長さのターミナル体位置決め用部が形成
され、ターミナル体には、ターミナル体位置決め用部に
誘導される誘導部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
は、ケースには、ターミナル体挿入部の孔方向に沿って
予め定められた長さのターミナル体位置決め用部が形成
され、ターミナル体には、ターミナル体位置決め用部に
誘導される誘導部が形成されている構成としたことを特
徴としている。
【0014】この発明の請求項8に係わる小型モータで
は、アーマチュアに備えたアーマチュアシャフトに取付
けられているとともに、アーマチュアに備えたアーマチ
ュアコイルに電気的に接続されたコンミュテータと、コ
ンミュテータに摺接して電気的に接続される複数個のブ
ラシと、ケースに取付けられ、ブラシに電気的に接続さ
れた回路パターンが形成された回路基板とが備えられ、
ターミナルには、ターミナル体に保持されるターミナル
本体と、このターミナル本体に連設され、回路基板の回
路パターンに電気的に接続される回路基板接続部とが一
体的に形成されている構成としたことを特徴としてい
る。
は、アーマチュアに備えたアーマチュアシャフトに取付
けられているとともに、アーマチュアに備えたアーマチ
ュアコイルに電気的に接続されたコンミュテータと、コ
ンミュテータに摺接して電気的に接続される複数個のブ
ラシと、ケースに取付けられ、ブラシに電気的に接続さ
れた回路パターンが形成された回路基板とが備えられ、
ターミナルには、ターミナル体に保持されるターミナル
本体と、このターミナル本体に連設され、回路基板の回
路パターンに電気的に接続される回路基板接続部とが一
体的に形成されている構成としたことを特徴としてい
る。
【0015】この発明の請求項9に係わる小型モータで
は、回路基板には、回路パターンに制御回路部が電気的
に接続されているとともに、回路パターンに電気的に接
続されたターミナル接続部が形成され、ターミナルの回
路基板接続部は、回路基板がケースに取付けられること
により、回路基板に形成されたターミナル接続部に電気
的に接続される構成としたことを特徴としている。
は、回路基板には、回路パターンに制御回路部が電気的
に接続されているとともに、回路パターンに電気的に接
続されたターミナル接続部が形成され、ターミナルの回
路基板接続部は、回路基板がケースに取付けられること
により、回路基板に形成されたターミナル接続部に電気
的に接続される構成としたことを特徴としている。
【0016】
【発明の作用】この発明の請求項1に係わる小型モータ
において、ターミナルはケースとは別体のターミナル体
に保持されている。そして、ターミナル体がケースのタ
ーミナル体挿入部に嵌入されると、ターミナル体に形成
されたターミナル体側係止部がターミナル体挿入部に形
成されたケース側係止部に係止されることによって、タ
ーミナル体がケースに対して水密を保持された状態でケ
ースに取付けられてターミナルがケースに対する所定の
位置に配置される。それ故、従来のもののように、ター
ミナルをケースに対して圧入する工程がなくなる。
において、ターミナルはケースとは別体のターミナル体
に保持されている。そして、ターミナル体がケースのタ
ーミナル体挿入部に嵌入されると、ターミナル体に形成
されたターミナル体側係止部がターミナル体挿入部に形
成されたケース側係止部に係止されることによって、タ
ーミナル体がケースに対して水密を保持された状態でケ
ースに取付けられてターミナルがケースに対する所定の
位置に配置される。それ故、従来のもののように、ター
ミナルをケースに対して圧入する工程がなくなる。
【0017】この発明の請求項2に係わる小型モータに
おいて、ケース側係止部は、ケースのいずれか一方の面
に向けて開口されたケース側係止部形成用開口を用いて
成形されている。それ故、請求項1の作用に加え、ター
ミナル体がギヤケースのターミナル体挿入部に取付けら
れた際に、ターミナル体のターミナル体側係止部がケー
ス側係止部に確実に挿入されているか否かの目視確認が
行えるとともに、ケースを作成する際に用いる金型が単
純な形状のものでよくなる。
おいて、ケース側係止部は、ケースのいずれか一方の面
に向けて開口されたケース側係止部形成用開口を用いて
成形されている。それ故、請求項1の作用に加え、ター
ミナル体がギヤケースのターミナル体挿入部に取付けら
れた際に、ターミナル体のターミナル体側係止部がケー
ス側係止部に確実に挿入されているか否かの目視確認が
行えるとともに、ケースを作成する際に用いる金型が単
純な形状のものでよくなる。
【0018】この発明の請求項3に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体挿入部を成形するに際してはケー
スに備えた側板の厚さ方向に金型の抜き方向が定めら
れ、ケース側係止部を成形するに際してはターミナル体
挿入部の孔方向に対して直交する方向に金型の抜き方向
が定められる。それ故、請求項2の作用に加え、ケース
を作成する際の金型の抜き方向が直交する2方向になっ
て成形が複雑にならない。
おいて、ターミナル体挿入部を成形するに際してはケー
スに備えた側板の厚さ方向に金型の抜き方向が定めら
れ、ケース側係止部を成形するに際してはターミナル体
挿入部の孔方向に対して直交する方向に金型の抜き方向
が定められる。それ故、請求項2の作用に加え、ケース
を作成する際の金型の抜き方向が直交する2方向になっ
て成形が複雑にならない。
【0019】この発明の請求項4に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部が
ケース側係止部に弾性的に係止することによって、ター
ミナル体がケースに固定される。それ故、請求項3の作
用に加え、ターミナル体はケースに対してスナップアク
ションでもって簡単に取付けられる。
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部が
ケース側係止部に弾性的に係止することによって、ター
ミナル体がケースに固定される。それ故、請求項3の作
用に加え、ターミナル体はケースに対してスナップアク
ションでもって簡単に取付けられる。
【0020】この発明の請求項5に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部の
ターミナル体側抜止面がケース側係止部のケース側抜止
面に当接することによって、ターミナル体がケースに抜
け止めされて取付けられる。それ故、請求項4の作用に
加え、ターミナル体はケースに対して抜け落ちが防止さ
れて確実に取付けられる。
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部の
ターミナル体側抜止面がケース側係止部のケース側抜止
面に当接することによって、ターミナル体がケースに抜
け止めされて取付けられる。それ故、請求項4の作用に
加え、ターミナル体はケースに対して抜け落ちが防止さ
れて確実に取付けられる。
【0021】この発明の請求項6に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部に
連通形成された外部コネクタ挿入部内にターミナルが配
置される。それ故、請求項5の作用に加え、ターミナル
は、ターミナル体を挟んで、ケースの内側でアーマチュ
アに電気的に接続され、ケースの外側の外部コネクタ挿
入部内で外部の回路に電気的に接続される。
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部に
連通形成された外部コネクタ挿入部内にターミナルが配
置される。それ故、請求項5の作用に加え、ターミナル
は、ターミナル体を挟んで、ケースの内側でアーマチュ
アに電気的に接続され、ケースの外側の外部コネクタ挿
入部内で外部の回路に電気的に接続される。
【0022】この発明の請求項7に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部の
孔方向に沿って予め定められた長さのターミナル体位置
決め用部によってターミナル体が誘導されながら挿入さ
れた後に位置決めされる。それ故、請求項6の作用に加
え、ターミナル体はターミナル体挿入部内に位置ずれな
く取付けられる。
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部の
孔方向に沿って予め定められた長さのターミナル体位置
決め用部によってターミナル体が誘導されながら挿入さ
れた後に位置決めされる。それ故、請求項6の作用に加
え、ターミナル体はターミナル体挿入部内に位置ずれな
く取付けられる。
【0023】この発明の請求項8に係わる小型モータに
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されてから回路基板がケースに取
付けられると、ターミナル体にターミナル本体が保持さ
れたターミナルの回路基板接続部が回路基板の回路パタ
ーンに電気的に接続される。それ故、請求項1の作用に
加え、ターミナルをケースに対して圧入する工程がなく
なるとともに、ターミナルを回路パターンに配線などで
電気的に接続する必要もなくなる。
おいて、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されてから回路基板がケースに取
付けられると、ターミナル体にターミナル本体が保持さ
れたターミナルの回路基板接続部が回路基板の回路パタ
ーンに電気的に接続される。それ故、請求項1の作用に
加え、ターミナルをケースに対して圧入する工程がなく
なるとともに、ターミナルを回路パターンに配線などで
電気的に接続する必要もなくなる。
【0024】この発明の請求項9に係わる小型モータに
おいて、回路基板がケースに取付けられると、ターミナ
ルの回路基板接続部が回路基板に形成されたターミナル
接続部に接続され、ターミナルが回路パターンによって
制御回路部に電気的に接続される。それ故、請求項8の
作用に加え、ターミナルを配線などによって制御回路部
に電気的に接続する必要がなくなる。
おいて、回路基板がケースに取付けられると、ターミナ
ルの回路基板接続部が回路基板に形成されたターミナル
接続部に接続され、ターミナルが回路パターンによって
制御回路部に電気的に接続される。それ故、請求項8の
作用に加え、ターミナルを配線などによって制御回路部
に電気的に接続する必要がなくなる。
【0025】
【実施例】図1ないし図7には、この発明に係わる小型
モータの一実施例が示されている。
モータの一実施例が示されている。
【0026】図示される小型モータ1は、主として、ヨ
ーク(ケース)2、ギヤケース(ケース)3、第1のマ
グネット(マグネット)4、第2のマグネット(マグネ
ット)5、アーマチュア6、コンミュテータ7、第1の
ブラシ(ブラシ)8、第2のブラシ(ブラシ)9、ター
ミナル体10、第1のターミナル(ターミナル)11、
第2のターミナル(ターミナル)12、第3のターミナ
ル(ターミナル)13、第4のターミナル(ターミナ
ル)14、第5のターミナル(ターミナル)15、第6
のターミナル(ターミナル)16、回路基板17から構
成されている。
ーク(ケース)2、ギヤケース(ケース)3、第1のマ
グネット(マグネット)4、第2のマグネット(マグネ
ット)5、アーマチュア6、コンミュテータ7、第1の
ブラシ(ブラシ)8、第2のブラシ(ブラシ)9、ター
ミナル体10、第1のターミナル(ターミナル)11、
第2のターミナル(ターミナル)12、第3のターミナ
ル(ターミナル)13、第4のターミナル(ターミナ
ル)14、第5のターミナル(ターミナル)15、第6
のターミナル(ターミナル)16、回路基板17から構
成されている。
【0027】ヨーク2には、筒状に形成されたヨーク本
体2aの内側に、第1のマグネット4、第2のマグネッ
ト5が取付けられているとともに、図2中右方側にアー
マチュアシャフト20の一端部を回転可能に支持するた
めの第1の軸受18が取付けられている。第1、第2の
マグネット4、5は互いに相反する磁力を内側に発生し
ており、第1、第2のマグネット4、5の内側には予め
定められた距離を置いてアーマチュア6が配置されてい
る。ヨーク2は、図2中左方側の端部がヨーク固定用ビ
ス19によってギヤケース3にねじ止められている。
体2aの内側に、第1のマグネット4、第2のマグネッ
ト5が取付けられているとともに、図2中右方側にアー
マチュアシャフト20の一端部を回転可能に支持するた
めの第1の軸受18が取付けられている。第1、第2の
マグネット4、5は互いに相反する磁力を内側に発生し
ており、第1、第2のマグネット4、5の内側には予め
定められた距離を置いてアーマチュア6が配置されてい
る。ヨーク2は、図2中左方側の端部がヨーク固定用ビ
ス19によってギヤケース3にねじ止められている。
【0028】ギヤケース3には、図2に示されるよう
に、ほぼ中央に、アーマチュア6に備えたアーマチュア
シャフト20の軸方向に沿って丸孔状に形成されたシャ
フト挿入部3aが形成されている。
に、ほぼ中央に、アーマチュア6に備えたアーマチュア
シャフト20の軸方向に沿って丸孔状に形成されたシャ
フト挿入部3aが形成されている。
【0029】アーマチュア6には、アーマチュアシャフ
ト20のほぼ中央部にアーマチュアコア21が固定され
ているとともに、このアーマチュアコア21の近くにコ
ンミュテータ7が固定されている。アーマチュアコア2
1には予め定められたスロット数のコイル巻線部があ
り、コンミュテータ7の外側には上記のスロット数と同
数のコンミュテータ片7aが備えられているため、コン
ミュテータ片7aに電気的に接続されたうえで、アーマ
チュアコア21のコイル巻回部に巻かれたアーマチュア
コイル22が設けられている。
ト20のほぼ中央部にアーマチュアコア21が固定され
ているとともに、このアーマチュアコア21の近くにコ
ンミュテータ7が固定されている。アーマチュアコア2
1には予め定められたスロット数のコイル巻線部があ
り、コンミュテータ7の外側には上記のスロット数と同
数のコンミュテータ片7aが備えられているため、コン
ミュテータ片7aに電気的に接続されたうえで、アーマ
チュアコア21のコイル巻回部に巻かれたアーマチュア
コイル22が設けられている。
【0030】アーマチュアシャフト20は、ヨーク2内
からギヤケース3に形成されたシャフト挿入部3a内ま
で延出した他端部側がシャフト挿入部3aに取付けられ
た第2の軸受23と第3の軸受24とによって回転可能
に支持されている。そして、アーマチュアシャフト20
には、ギヤケース3内においての第2の軸受23と第3
の軸受24とのあいだにウオーム20aが形成されてお
り、このウオーム20aにホイールギヤ25が噛み合っ
ている。ホイールギヤ25はギヤケース3に回転可能に
支持された出力軸26に結合されているため、アーマチ
ュアシャフト20の回転力がウオーム20aとホイール
ギヤ25とによって一段減速されて出力軸26の回転力
に変換される。
からギヤケース3に形成されたシャフト挿入部3a内ま
で延出した他端部側がシャフト挿入部3aに取付けられ
た第2の軸受23と第3の軸受24とによって回転可能
に支持されている。そして、アーマチュアシャフト20
には、ギヤケース3内においての第2の軸受23と第3
の軸受24とのあいだにウオーム20aが形成されてお
り、このウオーム20aにホイールギヤ25が噛み合っ
ている。ホイールギヤ25はギヤケース3に回転可能に
支持された出力軸26に結合されているため、アーマチ
ュアシャフト20の回転力がウオーム20aとホイール
ギヤ25とによって一段減速されて出力軸26の回転力
に変換される。
【0031】コンミュテータ7の外側には、第1のブラ
シホルダ27を介して電気的に接続された第1のブラシ
8と、第2のブラシホルダ28を介して電気的に接続さ
れた第2のブラシ9とが対向配置されている。
シホルダ27を介して電気的に接続された第1のブラシ
8と、第2のブラシホルダ28を介して電気的に接続さ
れた第2のブラシ9とが対向配置されている。
【0032】第1、第2のブラシ8、9は、第1、第2
のブラシホルダ27、28のもつ弾性力によってコンミ
ュテータ7に有するコンミュテータ片7aに対して押圧
されることによってそれぞれ摺接されて電気的に接続さ
れている。
のブラシホルダ27、28のもつ弾性力によってコンミ
ュテータ7に有するコンミュテータ片7aに対して押圧
されることによってそれぞれ摺接されて電気的に接続さ
れている。
【0033】第1、第2のブラシホルダ27、28は、
回路基板17に電気的に接続されている。
回路基板17に電気的に接続されている。
【0034】回路基板17は、図1に示されるように、
ギヤケース3に備えた側板3b、3c、3d、3e、3
f、3gのそれぞれの内側に形成された回路基板収容部
3h内に収められるL字形の板状に形成されており、こ
の回路基板17は、図示しないビス孔において4個の回
路基板固定用ビス29を表面から裏面にそれぞれ通しな
がらギヤケース3にねじ込ませることによってギヤケー
ス3に固定されている。ギヤケース3の回路基板収容部
3hには、ギヤケースカバー30が取付けられている。
ギヤケース3に備えた側板3b、3c、3d、3e、3
f、3gのそれぞれの内側に形成された回路基板収容部
3h内に収められるL字形の板状に形成されており、こ
の回路基板17は、図示しないビス孔において4個の回
路基板固定用ビス29を表面から裏面にそれぞれ通しな
がらギヤケース3にねじ込ませることによってギヤケー
ス3に固定されている。ギヤケース3の回路基板収容部
3hには、ギヤケースカバー30が取付けられている。
【0035】回路基板17の表面には、図1中の左側
に、角孔に形成された第1、第2のブラシ接続部17
a、17bがそれぞれ絶縁されて配置されているととも
に、図1中の上側に、制御回路接続部17cが配置さ
れ、図1中の右側に、角孔に形成された第1、第2、第
3、第4、第5、第6のターミナル接続部17d、17
e、17f、17g、17h、17iがそれぞれ絶縁さ
れて配置されている。
に、角孔に形成された第1、第2のブラシ接続部17
a、17bがそれぞれ絶縁されて配置されているととも
に、図1中の上側に、制御回路接続部17cが配置さ
れ、図1中の右側に、角孔に形成された第1、第2、第
3、第4、第5、第6のターミナル接続部17d、17
e、17f、17g、17h、17iがそれぞれ絶縁さ
れて配置されている。
【0036】また、回路基板17の裏面には、図1に破
断線で示されるように、第1、第2の回路パターン17
j、17mが設けられており、上述した第1、第2のブ
ラシ接続部17a、17bが第2の回路パターン17m
を通じて制御回路接続部17cにそれぞれ電気的に接続
され、上述した第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル接続部17d、17e、17f、17g、1
7h、17iが第1の回路パターン17jを通じて制御
回路接続部17cにそれぞれ電気的に接続されている。
断線で示されるように、第1、第2の回路パターン17
j、17mが設けられており、上述した第1、第2のブ
ラシ接続部17a、17bが第2の回路パターン17m
を通じて制御回路接続部17cにそれぞれ電気的に接続
され、上述した第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル接続部17d、17e、17f、17g、1
7h、17iが第1の回路パターン17jを通じて制御
回路接続部17cにそれぞれ電気的に接続されている。
【0037】回路基板17では、第1、第2のブラシ接
続部17a、17bに第1、第2のブラシホルダ27、
28がそれぞれ電気的に接続され、制御回路接続部17
cに裏面において制御回路部31が電気的に接続され、
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル接続
部17d、17e、17f、17g、17h、17iに
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16がそれぞれ電気的に
接続される。また、回路基板17の裏面には、図示しな
い回路パターンを通じて、図示しない回転検出用のホー
ル素子が制御回路部31に電気的に接続されている。回
転検出用のホール素子は、アーマチュアシャフト20に
取付けられた図示しない回転検出用マグネットの外側に
配置されるため、アーマチュアシャフト20の回転にと
もなってパルス状の信号を発生し、発生した信号を制御
回路部31に与える。
続部17a、17bに第1、第2のブラシホルダ27、
28がそれぞれ電気的に接続され、制御回路接続部17
cに裏面において制御回路部31が電気的に接続され、
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル接続
部17d、17e、17f、17g、17h、17iに
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16がそれぞれ電気的に
接続される。また、回路基板17の裏面には、図示しな
い回路パターンを通じて、図示しない回転検出用のホー
ル素子が制御回路部31に電気的に接続されている。回
転検出用のホール素子は、アーマチュアシャフト20に
取付けられた図示しない回転検出用マグネットの外側に
配置されるため、アーマチュアシャフト20の回転にと
もなってパルス状の信号を発生し、発生した信号を制御
回路部31に与える。
【0038】第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル11、12、13、14、15、16は、図5
に示されるように、L字の板形状をなす導電材によって
成形されており、一端側がケースの外側に向けてそれぞ
れ突出される第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル本体11a、12a、13a、14a、15
a、16aと、第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル本体11a、12a、13a、14a、15
a、16aの他端部からほぼ90度でそれぞれ上方に折
曲された第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基
板接続部11b、12b、13b、14b、15b、1
6bとが一体に形成されている。
ーミナル11、12、13、14、15、16は、図5
に示されるように、L字の板形状をなす導電材によって
成形されており、一端側がケースの外側に向けてそれぞ
れ突出される第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル本体11a、12a、13a、14a、15
a、16aと、第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル本体11a、12a、13a、14a、15
a、16aの他端部からほぼ90度でそれぞれ上方に折
曲された第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基
板接続部11b、12b、13b、14b、15b、1
6bとが一体に形成されている。
【0039】第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル11、12、13、14、15、16は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル本体1
1a、12a、13a、14a、15a、16aの一端
側が図示しない外部の回路にそれぞれ電気的に接続さ
れ、第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接
続部11b、12b、13b、14b、15b、16b
が回路基板17に形成された第1、第2、第3、第4、
第5、第6のターミナル接続部17d、17e、17
f、17g、17h、17iに電気的に接続される。
ーミナル11、12、13、14、15、16は、第
1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル本体1
1a、12a、13a、14a、15a、16aの一端
側が図示しない外部の回路にそれぞれ電気的に接続さ
れ、第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接
続部11b、12b、13b、14b、15b、16b
が回路基板17に形成された第1、第2、第3、第4、
第5、第6のターミナル接続部17d、17e、17
f、17g、17h、17iに電気的に接続される。
【0040】第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル11、12、13、14、15、16は、ター
ミナル体10にそれぞれ保持されている。
ーミナル11、12、13、14、15、16は、ター
ミナル体10にそれぞれ保持されている。
【0041】ターミナル体10は、絶縁性および若干の
弾性力のある材料によって矩形のブロック状に形成され
ている。
弾性力のある材料によって矩形のブロック状に形成され
ている。
【0042】ターミナル体10に備えた本体10aに
は、図5に示されるように、第1、第2、第3のターミ
ナル11、12、13の第1、第2、第3のターミナル
本体11a、12a、13aが上方寄りにそれぞれ離間
して保持され、第4、第5、第6のターミナル14、1
5、16の第4、第5、第6のターミナル本体14a、
15a、16aが下方寄りにそれぞれ離間して保持され
ている。
は、図5に示されるように、第1、第2、第3のターミ
ナル11、12、13の第1、第2、第3のターミナル
本体11a、12a、13aが上方寄りにそれぞれ離間
して保持され、第4、第5、第6のターミナル14、1
5、16の第4、第5、第6のターミナル本体14a、
15a、16aが下方寄りにそれぞれ離間して保持され
ている。
【0043】第1、第4のターミナル11、14は図5
中の上下に一対で配置され、第2、第5のターミナル1
2、15は図5中の上下に一対で配置され、第3、第6
のターミナル13、16は図5中の上下に一対で配置さ
れている。
中の上下に一対で配置され、第2、第5のターミナル1
2、15は図5中の上下に一対で配置され、第3、第6
のターミナル13、16は図5中の上下に一対で配置さ
れている。
【0044】そして、ターミナル体10には、本体10
aの図3中の下方側に配置された第1の側壁10b側に
第1の弾性変形部10cが形成され、これとは対称にし
て、本体10aの図3中の上方側に配置された第2の側
壁10d側に第2の弾性変形部10eが形成されてい
る。
aの図3中の下方側に配置された第1の側壁10b側に
第1の弾性変形部10cが形成され、これとは対称にし
て、本体10aの図3中の上方側に配置された第2の側
壁10d側に第2の弾性変形部10eが形成されてい
る。
【0045】第1の弾性変形部10cは、図4及び図5
に示されるように、本体10aの長さ方向に沿って棒状
に形成されており、長さ方向の三方に切欠部10fが形
成されているため、この第1の弾性変形部10cは、ギ
ヤケース3の内部側である先端が図4中の上下方向に弾
性変形する。第1の弾性変形部10cには、第1のター
ミナル体側係止部10gが形成されている。
に示されるように、本体10aの長さ方向に沿って棒状
に形成されており、長さ方向の三方に切欠部10fが形
成されているため、この第1の弾性変形部10cは、ギ
ヤケース3の内部側である先端が図4中の上下方向に弾
性変形する。第1の弾性変形部10cには、第1のター
ミナル体側係止部10gが形成されている。
【0046】第1のターミナル体側係止部10gは、第
1の弾性変形部10cの外側に楔形状に突出している。
この第1のターミナル体側係止部10gには、図3中に
矢印で示されるターミナル体10の挿入方向に対する後
側に、ターミナル体10の挿入方向とは反対側に向けて
傾斜した第1のターミナル体側抜止面10g1が形成さ
れている。
1の弾性変形部10cの外側に楔形状に突出している。
この第1のターミナル体側係止部10gには、図3中に
矢印で示されるターミナル体10の挿入方向に対する後
側に、ターミナル体10の挿入方向とは反対側に向けて
傾斜した第1のターミナル体側抜止面10g1が形成さ
れている。
【0047】第2の弾性変形部10eは、第1の弾性変
形部10cに対称配置され、図4及び図5に示されるよ
うに、本体10aの長さ方向に沿って棒状に形成されて
おり、長さ方向の三方に切欠部10hが形成されている
ため、この第2の弾性変形部10eは、ギヤケース3の
内部側である先端が図4中の上下方向に弾性変形する。
第2の弾性変形部10eには、第2のターミナル体側係
止部10iが形成されている。
形部10cに対称配置され、図4及び図5に示されるよ
うに、本体10aの長さ方向に沿って棒状に形成されて
おり、長さ方向の三方に切欠部10hが形成されている
ため、この第2の弾性変形部10eは、ギヤケース3の
内部側である先端が図4中の上下方向に弾性変形する。
第2の弾性変形部10eには、第2のターミナル体側係
止部10iが形成されている。
【0048】第2のターミナル体側係止部10iは、第
2の弾性変形部10eの外側に楔形状に突出している。
この第2のターミナル体側係止部10iには、図3中に
矢印で示されるターミナル体10の挿入方向に対する後
側に、ターミナル体10の挿入方向とは反対側に向けて
傾斜した第2のターミナル体側抜止面10i1が形成さ
れている。
2の弾性変形部10eの外側に楔形状に突出している。
この第2のターミナル体側係止部10iには、図3中に
矢印で示されるターミナル体10の挿入方向に対する後
側に、ターミナル体10の挿入方向とは反対側に向けて
傾斜した第2のターミナル体側抜止面10i1が形成さ
れている。
【0049】そしてまた、ターミナル体10には、本体
10aの図5中の上方側に配置されたターミナル体天壁
10j上に第1の誘導部10mが形成され、これとは対
称にして、本体10aの図5中の下方側に配置されたタ
ーミナル体底壁10n上に第2の誘導部10pが形成さ
れている。第1、第2の誘導部10m、10pは、矩形
状にして突出形成されている。
10aの図5中の上方側に配置されたターミナル体天壁
10j上に第1の誘導部10mが形成され、これとは対
称にして、本体10aの図5中の下方側に配置されたタ
ーミナル体底壁10n上に第2の誘導部10pが形成さ
れている。第1、第2の誘導部10m、10pは、矩形
状にして突出形成されている。
【0050】ターミナル体10は、図6に示されるよう
に、縦断面積がギヤケース3に形成されたターミナル挿
入部40の開口断面積よりもわずか小さいため、ギヤケ
ース3のターミナル体挿入部40内に押圧挿入されてい
る。
に、縦断面積がギヤケース3に形成されたターミナル挿
入部40の開口断面積よりもわずか小さいため、ギヤケ
ース3のターミナル体挿入部40内に押圧挿入されてい
る。
【0051】ターミナル体挿入部40は、ギヤケース3
に備えたギヤケース側板3b、3c、3d、3e、3
f、3gのうちの図1中右方側に配置されたギヤケース
側板3bに、ギヤケース3の内側から外側に向けて貫通
状に形成されている。
に備えたギヤケース側板3b、3c、3d、3e、3
f、3gのうちの図1中右方側に配置されたギヤケース
側板3bに、ギヤケース3の内側から外側に向けて貫通
状に形成されている。
【0052】ターミナル体挿入部40は、図7に示され
るように、ギヤケース側板3bのほぼ中央に角孔形に形
成されており、ターミナル体挿入部40の下側縁、上側
縁には、第1、第2のケース側係止部40a、40bが
それぞれ形成されている。
るように、ギヤケース側板3bのほぼ中央に角孔形に形
成されており、ターミナル体挿入部40の下側縁、上側
縁には、第1、第2のケース側係止部40a、40bが
それぞれ形成されている。
【0053】第1のケース側係止部40aは、図4に示
されるように、ターミナル体挿入部40の図中下方側に
配置された第1の挿入部側壁40cのほぼ中央に、上述
したターミナル体10の第1のターミナル体側係止部1
0gよりも大きい矩形の孔状にして形成されている。
されるように、ターミナル体挿入部40の図中下方側に
配置された第1の挿入部側壁40cのほぼ中央に、上述
したターミナル体10の第1のターミナル体側係止部1
0gよりも大きい矩形の孔状にして形成されている。
【0054】第1のケース側係止部40aには、ターミ
ナル体10の挿入方向に対する反対側に、ターミナル体
10の挿入方向に対して傾斜した第1のケース側抜止面
40a1が形成されている。
ナル体10の挿入方向に対する反対側に、ターミナル体
10の挿入方向に対して傾斜した第1のケース側抜止面
40a1が形成されている。
【0055】第2のケース側係止部40bは、第1のケ
ース側係止部40aと対称にして配置されており、図4
に示されるように、ターミナル体挿入部40の図中上方
側に配置された第2の挿入部側壁40dのほぼ中央に、
上述したターミナル体10の第2のターミナル体側係止
部10iよりも大きい矩形の孔状にして形成されてい
る。
ース側係止部40aと対称にして配置されており、図4
に示されるように、ターミナル体挿入部40の図中上方
側に配置された第2の挿入部側壁40dのほぼ中央に、
上述したターミナル体10の第2のターミナル体側係止
部10iよりも大きい矩形の孔状にして形成されてい
る。
【0056】第2のケース側係止部40bには、ターミ
ナル体10の挿入方向に対する反対側に、ターミナル体
10の挿入方向に対して傾斜した第2のケース側抜止面
40b1が形成されている。
ナル体10の挿入方向に対する反対側に、ターミナル体
10の挿入方向に対して傾斜した第2のケース側抜止面
40b1が形成されている。
【0057】第1、第2のケース側係止部40a、40
bは、ギヤケース3の内側から外側に向けてターミナル
体10がターミナル体挿入部40に挿入された際、ター
ミナル体10に備えた第1、第2の弾性変形部10c、
10eが弾性変形してから復帰することによって、ター
ミナル体10の第1、第2のターミナル体側係止部10
g、10iが内側にそれぞれ挿入されるとともに、第
1、第2のケース側抜止面40a1、40b1にターミ
ナル体10に備えた第1、第2のターミナル体側抜止面
10g1、10i1が当接することによって、ターミナ
ル体10を抜け止めして係止する機能をもつ。
bは、ギヤケース3の内側から外側に向けてターミナル
体10がターミナル体挿入部40に挿入された際、ター
ミナル体10に備えた第1、第2の弾性変形部10c、
10eが弾性変形してから復帰することによって、ター
ミナル体10の第1、第2のターミナル体側係止部10
g、10iが内側にそれぞれ挿入されるとともに、第
1、第2のケース側抜止面40a1、40b1にターミ
ナル体10に備えた第1、第2のターミナル体側抜止面
10g1、10i1が当接することによって、ターミナ
ル体10を抜け止めして係止する機能をもつ。
【0058】また、ターミナル体挿入部40の両側縁に
は、第1、第2のターミナル体位置決め用部40e、4
0fがそれぞれ形成されている。
は、第1、第2のターミナル体位置決め用部40e、4
0fがそれぞれ形成されている。
【0059】第1のターミナル体位置決め用部40e
は、図7に示されるように、ターミナル体挿入部40に
備えた第3の挿入部側壁40gのほぼ中央に、幅寸法L
1で、ターミナル体挿入部40の孔方向に沿って、図3
に示される長さ寸法L2で切除されている。
は、図7に示されるように、ターミナル体挿入部40に
備えた第3の挿入部側壁40gのほぼ中央に、幅寸法L
1で、ターミナル体挿入部40の孔方向に沿って、図3
に示される長さ寸法L2で切除されている。
【0060】第2のターミナル体位置決め用部40f
は、第1のターミナル体位置決め用部40eに対称に配
置されており、図7に示されるように、ターミナル体挿
入部40に備えた第4の挿入部側壁40hのほぼ中央
に、幅寸法L1にして、ターミナル体挿入部40の孔方
向に沿い図3に示される長さL2での溝状に切除されて
いる。
は、第1のターミナル体位置決め用部40eに対称に配
置されており、図7に示されるように、ターミナル体挿
入部40に備えた第4の挿入部側壁40hのほぼ中央
に、幅寸法L1にして、ターミナル体挿入部40の孔方
向に沿い図3に示される長さL2での溝状に切除されて
いる。
【0061】第1、第2のターミナル体位置決め用部4
0e、40fには、ターミナル体10に備えた第1、第
2の誘導部10m、10pが挿入されるため、ターミナ
ル体10がターミナル体挿入部40に挿入された際、タ
ーミナル体10の第1、第2の誘導部10m、10pが
挿入されることによって、ターミナル体10の挿入方向
を誘導するとともに、ターミナル体10の第1、第2の
誘導部10m、10pが第1、第2のターミナル体位置
決め用部40e、40fの端部に当接することによっ
て、ターミナル体10をその位置より多く挿入させない
ようにする機能をもつ。
0e、40fには、ターミナル体10に備えた第1、第
2の誘導部10m、10pが挿入されるため、ターミナ
ル体10がターミナル体挿入部40に挿入された際、タ
ーミナル体10の第1、第2の誘導部10m、10pが
挿入されることによって、ターミナル体10の挿入方向
を誘導するとともに、ターミナル体10の第1、第2の
誘導部10m、10pが第1、第2のターミナル体位置
決め用部40e、40fの端部に当接することによっ
て、ターミナル体10をその位置より多く挿入させない
ようにする機能をもつ。
【0062】そして、ターミナル体挿入部40の上述し
た第1、第2のケース側係止部40a、40bには、第
1、第2のケース側係止部形成用開口40i、40jが
形成されている。
た第1、第2のケース側係止部40a、40bには、第
1、第2のケース側係止部形成用開口40i、40jが
形成されている。
【0063】第1のケース側係止部形成用開口40i
は、図7に示されるように、ターミナル体挿入部40の
孔方向に対して直交する図中左方から右方に向け、ギヤ
ケース3の上面から下面に向けて第1のケース側係止部
40aに連通形成されている。
は、図7に示されるように、ターミナル体挿入部40の
孔方向に対して直交する図中左方から右方に向け、ギヤ
ケース3の上面から下面に向けて第1のケース側係止部
40aに連通形成されている。
【0064】第1のケース側係止部形成用開口40i
は、図3に示されるように、第1のケース側係止部40
aと同一の孔径にされている。
は、図3に示されるように、第1のケース側係止部40
aと同一の孔径にされている。
【0065】この第1のケース側係止部形成用開口40
iは、第1のケース側係止部40aを成形する際の成形
金型の抜き方向として用いられるものであり、ギヤケー
ス3にターミナル体挿入部40を形成する際の成形金型
の抜き方向に対して直交しているため、ギヤケース3に
おいて回路基板17が取付けられる方向に開放されてい
る。
iは、第1のケース側係止部40aを成形する際の成形
金型の抜き方向として用いられるものであり、ギヤケー
ス3にターミナル体挿入部40を形成する際の成形金型
の抜き方向に対して直交しているため、ギヤケース3に
おいて回路基板17が取付けられる方向に開放されてい
る。
【0066】第2のケース側係止部形成用開口40j
は、図7に示されるように、第1のケース側係止部形成
用開口40iに対称配置されており、ターミナル体挿入
部40の孔方向に対して直交する図中左方から右方に向
け、ギヤケース3の上面から下面に向けて第2のケース
側係止部40bに連通形成されている。
は、図7に示されるように、第1のケース側係止部形成
用開口40iに対称配置されており、ターミナル体挿入
部40の孔方向に対して直交する図中左方から右方に向
け、ギヤケース3の上面から下面に向けて第2のケース
側係止部40bに連通形成されている。
【0067】第2のケース側係止部形成用開口40j
は、図3に示されるように、第2のケース側係止部40
bと同一の孔径にされている。
は、図3に示されるように、第2のケース側係止部40
bと同一の孔径にされている。
【0068】この第2のケース側係止部形成用開口40
jは、第2のケース側係止部40bを成形する際の成形
金型の抜き方向として用いられるものであり、ギヤケー
ス3にターミナル体挿入部40を形成する際の成形金型
の抜き方向に対して直交しているため、ギヤケース3に
おいて回路基板17が取付けられる方向に開放されてい
る。
jは、第2のケース側係止部40bを成形する際の成形
金型の抜き方向として用いられるものであり、ギヤケー
ス3にターミナル体挿入部40を形成する際の成形金型
の抜き方向に対して直交しているため、ギヤケース3に
おいて回路基板17が取付けられる方向に開放されてい
る。
【0069】ここで、第1、第2のケース側係止部40
a、40bをターミナル挿入部40の両側縁に、有底の
孔状にそれぞれ成形しようとした場合、ターミナル体挿
入部40内において、このターミナル体挿入部40の孔
方向に対して直交する方向が成形金型の抜き方向になっ
てしまうため成形が困難になる。これに対して、第1、
第2のケース側係止部形成用開口40i、40jを用い
ることによって成形金型の抜き方向に限定がなくなるか
ら、成形金型の抜き方向が複雑にならず、結果的に、成
形金型が単純な形状でよくなる。
a、40bをターミナル挿入部40の両側縁に、有底の
孔状にそれぞれ成形しようとした場合、ターミナル体挿
入部40内において、このターミナル体挿入部40の孔
方向に対して直交する方向が成形金型の抜き方向になっ
てしまうため成形が困難になる。これに対して、第1、
第2のケース側係止部形成用開口40i、40jを用い
ることによって成形金型の抜き方向に限定がなくなるか
ら、成形金型の抜き方向が複雑にならず、結果的に、成
形金型が単純な形状でよくなる。
【0070】そして、第1、第2のケース側係止部形成
用開口40i、40jが第1、第2のケース側係止部4
0a、40bにそれぞれ連通状に形成されているため、
ターミナル体10がギヤケース3のターミナル体挿入部
40に取付けられた際に、ターミナル体10の第1、第
2のターミナル体側係止部10g、10iが第1、第2
のケース側係止部40a、40bに確実に挿入されてい
るか否かの目視確認も行える。
用開口40i、40jが第1、第2のケース側係止部4
0a、40bにそれぞれ連通状に形成されているため、
ターミナル体10がギヤケース3のターミナル体挿入部
40に取付けられた際に、ターミナル体10の第1、第
2のターミナル体側係止部10g、10iが第1、第2
のケース側係止部40a、40bに確実に挿入されてい
るか否かの目視確認も行える。
【0071】ターミナル体挿入部40は、外部コネクタ
挿入部3iに連通接続されている。
挿入部3iに連通接続されている。
【0072】外部コネクタ挿入部3iは、図6に示され
るように、ギヤケース3の外側に角筒形状に突出した外
部コネクタ装着部3jの内側に形成されており、ターミ
ナル挿入部40と同一の孔径にされている。
るように、ギヤケース3の外側に角筒形状に突出した外
部コネクタ装着部3jの内側に形成されており、ターミ
ナル挿入部40と同一の孔径にされている。
【0073】外部コネクタ挿入部3i内には、ターミナ
ル挿入部40内に挿入されたターミナル体10において
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16に有するターミナル
本体11a、12a、13a、14a、15a、16a
の一端側が配置される。
ル挿入部40内に挿入されたターミナル体10において
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16に有するターミナル
本体11a、12a、13a、14a、15a、16a
の一端側が配置される。
【0074】ギヤケース3のターミナル体挿入部40に
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16を保持したターミナ
ル体10を取付けるに際し、図3に示されるように、ギ
ヤケース3の内側から、第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16のターミナル本体11a、12a、13a、14
a、15a、16aを先にしてターミナル体10をギヤ
ケース3の外側に向けて押圧挿入していくと、ターミナ
ル体10の第1、第2の誘導部10m、10pがターミ
ナル挿入部40の第1、第2のターミナル体位置決め用
部40e、40f内に挿入されることによって、ターミ
ナル体10が挿入方向を限定されて誘導される。
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル1
1、12、13、14、15、16を保持したターミナ
ル体10を取付けるに際し、図3に示されるように、ギ
ヤケース3の内側から、第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16のターミナル本体11a、12a、13a、14
a、15a、16aを先にしてターミナル体10をギヤ
ケース3の外側に向けて押圧挿入していくと、ターミナ
ル体10の第1、第2の誘導部10m、10pがターミ
ナル挿入部40の第1、第2のターミナル体位置決め用
部40e、40f内に挿入されることによって、ターミ
ナル体10が挿入方向を限定されて誘導される。
【0075】ターミナル体10がさらに押圧されると、
ターミナル体10の第1、第2の弾性変形部10c、1
0eが互いに対向する内側に向けてそれぞれ弾性変形
し、その後に、ターミナル体10の第1、第2のターミ
ナル体側係止部10g、10iが第1、第2のケース側
係止部40a、40bにそれぞれ挿入されることによっ
て第1、第2の弾性変形部10c、10eがそれぞれ弾
性復帰する。これによって、ターミナル体10の第1、
第2のターミナル体側係止部10g、10iが第1、第
2のケース側係止部40a、40bにスナップアクショ
ンで係止される。
ターミナル体10の第1、第2の弾性変形部10c、1
0eが互いに対向する内側に向けてそれぞれ弾性変形
し、その後に、ターミナル体10の第1、第2のターミ
ナル体側係止部10g、10iが第1、第2のケース側
係止部40a、40bにそれぞれ挿入されることによっ
て第1、第2の弾性変形部10c、10eがそれぞれ弾
性復帰する。これによって、ターミナル体10の第1、
第2のターミナル体側係止部10g、10iが第1、第
2のケース側係止部40a、40bにスナップアクショ
ンで係止される。
【0076】同時に、ターミナル体10の第1、第2の
ターミナル体側抜止面10g1、10i1がターミナル
体挿入部40の第1、第2のケース側抜止面40a1、
40b1にそれぞれ当接することによって、ターミナル
体10の第1、第2のターミナル体側抜止面10g1、
10i1がターミナル体挿入部40の第1、第2のケー
ス側抜止面40a1、40b1に抜け止めされ、よっ
て、ターミナル体10がターミナル体挿入部40に抜け
止めされて取付けられる。
ターミナル体側抜止面10g1、10i1がターミナル
体挿入部40の第1、第2のケース側抜止面40a1、
40b1にそれぞれ当接することによって、ターミナル
体10の第1、第2のターミナル体側抜止面10g1、
10i1がターミナル体挿入部40の第1、第2のケー
ス側抜止面40a1、40b1に抜け止めされ、よっ
て、ターミナル体10がターミナル体挿入部40に抜け
止めされて取付けられる。
【0077】ターミナル体10がターミナル体挿入部4
0に挿入された際、ターミナル体10の第1、第2の誘
導部10m、10pが第1、第2のターミナル体位置決
め用部40e、40fの端部に当接することによって、
ターミナル体10が位置決めされる。
0に挿入された際、ターミナル体10の第1、第2の誘
導部10m、10pが第1、第2のターミナル体位置決
め用部40e、40fの端部に当接することによって、
ターミナル体10が位置決めされる。
【0078】そして、ターミナル体10がターミナル体
挿入部40に挿入されることによって、ターミナル体1
0を挟んでギヤケース3の内側に第1、第2、第3、第
4、第5、第6のターミナル11、12、13、14、
15、16の第1、第2、第3、第4、第5、第6の回
路基板接続部11b、12b、13b、14b、15
b、16bが配置され、ギヤケース3の外部コネクタ挿
入部3i内に、第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル11、12、13、14、15、16のター
ミナル本体11a、12a、13a、14a、15a、
16aが配置される。
挿入部40に挿入されることによって、ターミナル体1
0を挟んでギヤケース3の内側に第1、第2、第3、第
4、第5、第6のターミナル11、12、13、14、
15、16の第1、第2、第3、第4、第5、第6の回
路基板接続部11b、12b、13b、14b、15
b、16bが配置され、ギヤケース3の外部コネクタ挿
入部3i内に、第1、第2、第3、第4、第5、第6の
ターミナル11、12、13、14、15、16のター
ミナル本体11a、12a、13a、14a、15a、
16aが配置される。
【0079】このとき、第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16の第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板
接続部11b、12b、13b、14b、15b、16
bは、ギヤケース3の回路基板収容部3h内に突出状に
配置され、その後に、ギヤケース3の回路基板収容部3
hに回路基板17がねじ止められることによって、これ
ら第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接続
部11b、12b、13b、14b、15b、16bが
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル接続
部17d、17e、17f、17g、17h、17i内
に挿入されたうえで、半田付けされることによって、第
1の回路パターン17jを通じて第1、第2、第3、第
4、第5、第6の回路基板接続部11b、12b、13
b、14b、15b、16bが制御回路接続部17cに
それぞれ電気的に接続される。
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16の第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板
接続部11b、12b、13b、14b、15b、16
bは、ギヤケース3の回路基板収容部3h内に突出状に
配置され、その後に、ギヤケース3の回路基板収容部3
hに回路基板17がねじ止められることによって、これ
ら第1、第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接続
部11b、12b、13b、14b、15b、16bが
第1、第2、第3、第4、第5、第6のターミナル接続
部17d、17e、17f、17g、17h、17i内
に挿入されたうえで、半田付けされることによって、第
1の回路パターン17jを通じて第1、第2、第3、第
4、第5、第6の回路基板接続部11b、12b、13
b、14b、15b、16bが制御回路接続部17cに
それぞれ電気的に接続される。
【0080】第1、第2、第3、第4、第5、第6のタ
ーミナル11、12、13、14、15、16の第1、
第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接続部11
b、12b、13b、14b、15b、16bは、ギヤ
ケース3の回路基板収容部3hに回路基板17がねじ止
められることによって、第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル接続部17d、17e、17f、
17g、17h、17iに電気的に接続されるため、こ
れらの電気的な接続に配線などを用いる必要がない。
ーミナル11、12、13、14、15、16の第1、
第2、第3、第4、第5、第6の回路基板接続部11
b、12b、13b、14b、15b、16bは、ギヤ
ケース3の回路基板収容部3hに回路基板17がねじ止
められることによって、第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル接続部17d、17e、17f、
17g、17h、17iに電気的に接続されるため、こ
れらの電気的な接続に配線などを用いる必要がない。
【0081】そして、ターミナル体10は、前述したよ
うに、縦断面積がギヤケース3に形成されたターミナル
挿入部40の開口断面積よりもわずか小さいため、ギヤ
ケース3のターミナル体挿入部40内に押圧挿入される
ことによって、ターミナル体10を介してギヤケース3
の内側が外側から水密を保持される。
うに、縦断面積がギヤケース3に形成されたターミナル
挿入部40の開口断面積よりもわずか小さいため、ギヤ
ケース3のターミナル体挿入部40内に押圧挿入される
ことによって、ターミナル体10を介してギヤケース3
の内側が外側から水密を保持される。
【0082】このような構造をなす小型モータ1は、パ
ワーウインドモータとして用いる場合、ギヤケース3が
図示しないガラス昇降機構にねじ止められるとともに、
ガラス昇降機構に備えた可動部を介して出力軸26がウ
インドガラスに連結され、ギヤケース3の外部コネクタ
挿入部3i内に配置された第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16のターミナル本体11a、12a、13a、14
a、15a、16aに外部のパワーウインド回路が接続
されて車体に搭載される。
ワーウインドモータとして用いる場合、ギヤケース3が
図示しないガラス昇降機構にねじ止められるとともに、
ガラス昇降機構に備えた可動部を介して出力軸26がウ
インドガラスに連結され、ギヤケース3の外部コネクタ
挿入部3i内に配置された第1、第2、第3、第4、第
5、第6のターミナル11、12、13、14、15、
16のターミナル本体11a、12a、13a、14
a、15a、16aに外部のパワーウインド回路が接続
されて車体に搭載される。
【0083】パワーウインド回路には、ウインド開スイ
ッチ及びウインド閉スイッチが備えられているため、ウ
インドガラスが閉まっているときに、ウインド開スイッ
チがオンされると、制御回路部31を通じて、回路基板
17の第1のブラシ接続部17aにハイレベルが印加さ
れるとともに、第2のブラシ接続部17bがローレベル
になるため、アーマチュアコイル22に通電がされてア
ーマチュアコイル22の外側に磁力が発生し、マーマチ
ュアコイル22が発生した磁力と、第1、第2のマグネ
ット4、5が内側に発生している磁力との相互作用によ
ってアーマチュア6が正回転し、アーマチュアシャフト
20の正方向の回転力がウォーム20aからホイールギ
ヤ25に伝達されて出力軸26が正回転し、ウインド昇
降機構を介してウインドガラスが全開側に向けて移動す
る。
ッチ及びウインド閉スイッチが備えられているため、ウ
インドガラスが閉まっているときに、ウインド開スイッ
チがオンされると、制御回路部31を通じて、回路基板
17の第1のブラシ接続部17aにハイレベルが印加さ
れるとともに、第2のブラシ接続部17bがローレベル
になるため、アーマチュアコイル22に通電がされてア
ーマチュアコイル22の外側に磁力が発生し、マーマチ
ュアコイル22が発生した磁力と、第1、第2のマグネ
ット4、5が内側に発生している磁力との相互作用によ
ってアーマチュア6が正回転し、アーマチュアシャフト
20の正方向の回転力がウォーム20aからホイールギ
ヤ25に伝達されて出力軸26が正回転し、ウインド昇
降機構を介してウインドガラスが全開側に向けて移動す
る。
【0084】上記とは異なり、ウインドガラスが開いて
いるときに、ウインド閉スイッチがオンされると、制御
回路部31を通じて、回路基板17の第2のブラシ接続
部17bにハイレベルが印加されるとともに、第2のブ
ラシ接続部17aがローレベルになるため、アーマチュ
ア6が逆回転し、アーマチュアシャフト20の逆方向の
回転力がウォーム20aからホイールギヤ25に伝達さ
れて出力軸26が逆回転して、ウインド昇降機構を介し
ウインドガラスが全閉側に向けて移動するものとなる。
いるときに、ウインド閉スイッチがオンされると、制御
回路部31を通じて、回路基板17の第2のブラシ接続
部17bにハイレベルが印加されるとともに、第2のブ
ラシ接続部17aがローレベルになるため、アーマチュ
ア6が逆回転し、アーマチュアシャフト20の逆方向の
回転力がウォーム20aからホイールギヤ25に伝達さ
れて出力軸26が逆回転して、ウインド昇降機構を介し
ウインドガラスが全閉側に向けて移動するものとなる。
【0085】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の請
求項1に係わる小型モータによれば、ターミナルはケー
スとは別体のターミナル体に保持されている。そして、
ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に挿入され
ると、ターミナル体側係止部がターミナル体挿入部に形
成されたケース側係止部に係止されることによって、タ
ーミナル体がケースに対して水密を保持された状態でケ
ースに取付けられてターミナルがケースに対する所定の
位置に配置される。それ故、従来のもののように、ター
ミナルをケースに対して圧入する工程がなくなり、ケー
スに対してターミナルを容易に配置することができると
いう優れた効果を奏する。
求項1に係わる小型モータによれば、ターミナルはケー
スとは別体のターミナル体に保持されている。そして、
ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に挿入され
ると、ターミナル体側係止部がターミナル体挿入部に形
成されたケース側係止部に係止されることによって、タ
ーミナル体がケースに対して水密を保持された状態でケ
ースに取付けられてターミナルがケースに対する所定の
位置に配置される。それ故、従来のもののように、ター
ミナルをケースに対して圧入する工程がなくなり、ケー
スに対してターミナルを容易に配置することができると
いう優れた効果を奏する。
【0086】この発明の請求項2に係わる小型モータに
よれば、ケース側係止部は、ケースのいずれか一方の面
に向けて開口されたケース側係止部形成用開口を用いて
成形されている。それ故、請求項1の効果に加え、ター
ミナル体がギヤケースのターミナル体挿入部に取付けら
れた際に、ターミナル体のターミナル体側係止部がケー
ス側係止部に確実に挿入されているか否かの目視確認が
行えるとともに、ケースを作成する際に用いる金型が単
純な形状のものでよくなるという優れた効果を奏する。
よれば、ケース側係止部は、ケースのいずれか一方の面
に向けて開口されたケース側係止部形成用開口を用いて
成形されている。それ故、請求項1の効果に加え、ター
ミナル体がギヤケースのターミナル体挿入部に取付けら
れた際に、ターミナル体のターミナル体側係止部がケー
ス側係止部に確実に挿入されているか否かの目視確認が
行えるとともに、ケースを作成する際に用いる金型が単
純な形状のものでよくなるという優れた効果を奏する。
【0087】この発明の請求項3に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体挿入部を成形するに際してはケー
スに備えた側板の厚さ方向に金型の抜き方向が定めら
れ、ケース側係止部を成形するに際してはターミナル体
挿入部の孔方向に対して直交する方向に金型の抜き方向
が定められる。それ故、請求項2の効果に加え、ケース
を作成する際の金型の抜き方向が直交する2方向になっ
て成形が複雑にならないという優れた効果を奏する。
よれば、ターミナル体挿入部を成形するに際してはケー
スに備えた側板の厚さ方向に金型の抜き方向が定めら
れ、ケース側係止部を成形するに際してはターミナル体
挿入部の孔方向に対して直交する方向に金型の抜き方向
が定められる。それ故、請求項2の効果に加え、ケース
を作成する際の金型の抜き方向が直交する2方向になっ
て成形が複雑にならないという優れた効果を奏する。
【0088】この発明の請求項4に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部が
ケース側係止部に弾性的に係止することによって、ター
ミナル体がケースに固定される。それ故、請求項3の効
果に加え、ターミナル体はケースに対してスナップアク
ションでもって簡単に取付けられるという優れた効果を
奏する。
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部が
ケース側係止部に弾性的に係止することによって、ター
ミナル体がケースに固定される。それ故、請求項3の効
果に加え、ターミナル体はケースに対してスナップアク
ションでもって簡単に取付けられるという優れた効果を
奏する。
【0089】この発明の請求項5に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部の
ターミナル体側抜止面がケース側係止部のケース側抜止
面に当接することによって、ターミナル体がケースに抜
け止めされて取付けられる。それ故、請求項4の効果に
加え、ターミナル体はケースに対して抜け落ちが防止さ
れて確実に取付けられるという優れた効果を奏する。
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体の切欠部
によってターミナル体側係止部が弾性的に変形されなが
ら挿入されていき、その後に、ターミナル体側係止部の
ターミナル体側抜止面がケース側係止部のケース側抜止
面に当接することによって、ターミナル体がケースに抜
け止めされて取付けられる。それ故、請求項4の効果に
加え、ターミナル体はケースに対して抜け落ちが防止さ
れて確実に取付けられるという優れた効果を奏する。
【0090】この発明の請求項6に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部に
連通形成された外部コネクタ挿入部内にターミナルが配
置される。それ故、請求項5の効果に加え、ターミナル
は、ターミナル体を挟んで、ケースの内側でアーマチュ
アに電気的に接続され、ケースの外側の外部コネクタ挿
入部内で外部の回路に電気的に接続されるという優れた
効果を奏する。
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部に
連通形成された外部コネクタ挿入部内にターミナルが配
置される。それ故、請求項5の効果に加え、ターミナル
は、ターミナル体を挟んで、ケースの内側でアーマチュ
アに電気的に接続され、ケースの外側の外部コネクタ挿
入部内で外部の回路に電気的に接続されるという優れた
効果を奏する。
【0091】この発明の請求項7に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部の
孔方向に沿って予め定められた長さのターミナル体位置
決め用部によってターミナル体が誘導されながら挿入さ
れた後に位置決めされる。それ故、請求項6の効果に加
え、ターミナル体はターミナル体挿入部内に位置ずれな
く取付けられるという優れた効果を奏する。
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されると、ターミナル体挿入部の
孔方向に沿って予め定められた長さのターミナル体位置
決め用部によってターミナル体が誘導されながら挿入さ
れた後に位置決めされる。それ故、請求項6の効果に加
え、ターミナル体はターミナル体挿入部内に位置ずれな
く取付けられるという優れた効果を奏する。
【0092】この発明の請求項8に係わる小型モータに
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されてから回路基板がケースに取
付けられると、ターミナル体にターミナル本体が保持さ
れたターミナルの回路基板接続部が回路基板の回路パタ
ーンに電気的に接続される。それ故、請求項1の効果に
加え、ターミナルをケースに対して圧入する工程がなく
なるとともに、ターミナルを回路パターンに配線などで
電気的に接続する必要もなくなるという優れた効果を奏
する。
よれば、ターミナル体がケースのターミナル体挿入部に
ケースの内側から挿入されてから回路基板がケースに取
付けられると、ターミナル体にターミナル本体が保持さ
れたターミナルの回路基板接続部が回路基板の回路パタ
ーンに電気的に接続される。それ故、請求項1の効果に
加え、ターミナルをケースに対して圧入する工程がなく
なるとともに、ターミナルを回路パターンに配線などで
電気的に接続する必要もなくなるという優れた効果を奏
する。
【0093】この発明の請求項9に係わる小型モータに
よれば、回路基板がケースに取付けられると、ターミナ
ルの回路基板接続部が回路基板に形成されたターミナル
接続部に接続され、ターミナルが回路パターンによって
制御回路部に電気的に接続される。それ故、請求項8の
効果に加え、ターミナルを配線などによって制御回路部
に電気的に接続する必要がなくなるという優れた効果を
奏する。
よれば、回路基板がケースに取付けられると、ターミナ
ルの回路基板接続部が回路基板に形成されたターミナル
接続部に接続され、ターミナルが回路パターンによって
制御回路部に電気的に接続される。それ故、請求項8の
効果に加え、ターミナルを配線などによって制御回路部
に電気的に接続する必要がなくなるという優れた効果を
奏する。
【図1】この発明に係わる小型モータの一実施例におい
ての正面図である。
ての正面図である。
【図2】図1に示した小型モータにおいてのアーマチュ
アまわりの縦断背面図である。
アまわりの縦断背面図である。
【図3】図1に示した小型モータにおいてのターミナル
体とケースとの組付け関係を説明する正面図である。
体とケースとの組付け関係を説明する正面図である。
【図4】図3に示した小型モータの断面図である。
【図5】図1に示した小型モータにおいてのターミナル
体の側面図である。
体の側面図である。
【図6】図1に示した小型モータの右側面図である。
【図7】図3に示した小型モータの(A−A)線断面図
である。
である。
1 小型モータ 2 (ケース)ヨーク 3 (ケース)ギヤケース 3b 側板 3c 側板 3d 側板 3e 側板 3f 側板 3g 側板 3i 外部コネクタ挿入部 4 (マグネット)第1のマグネット 5 (マグネット)第1のマグネット 6 アーマチュア 7 コンミュテータ 8 (ブラシ)第1のブラシ 9 (ブラシ)第2のブラシ 10 ターミナル体 10f 切欠部 10g (ターミナル体側係止部)第1のターミナル体
側係止部 10g1 (ターミナル体側抜止面)第1のターミナル
体側抜止面 10h 切欠部 10i (ターミナル体側係止部)第2のターミナル体
側係止部 10i1 (ターミナル体側抜止面)第2のターミナル
体側抜止面 10m (誘導部)第1の誘導部 10p (誘導部)第2の誘導部 11 (ターミナル)第1のターミナル 11a ターミナル本体 11b 回路基板接続部 12 (ターミナル)第2のターミナル 12a ターミナル本体 12b 回路基板接続部 13 (ターミナル)第3のターミナル 13a ターミナル本体 13b 回路基板接続部 14 (ターミナル)第4のターミナル 14a ターミナル本体 14b 回路基板接続部 15 (ターミナル)第5のターミナル 15a ターミナル本体 15b 回路基板接続部 16 (ターミナル)第6のターミナル 16a ターミナル本体 16b 回路基板接続部 17 回路基板 17d ターミナル接続部 17e ターミナル接続部 17f ターミナル接続部 17g ターミナル接続部 17h ターミナル接続部 17i ターミナル接続部 17j (回路パターン)第1の回路パターン 17m (回路パターン)第2の回路パターン 20 アーマチュアシャフト 22 アーマチュアコイル 31 制御回路部 40 ターミナル体挿入部 40a (ケース側係止部)第1のケース側係止部 40a1 (ケース側抜止面)第1のケース側抜止面 40b (ケース側係止部)第2のケース側係止部 40b1 (ケース側抜止面)第2のケース側抜止面 40e (ターミナル体位置決め用部)第1のターミナ
ル体位置決め用部 40f (ターミナル体位置決め用部)第2のターミナ
ル体位置決め用部 40i (ケース側係止部形成用開口)第1のケース側
係止部形成用開口 40j (ケース側係止部形成用開口)第2のケース側
係止部形成用開口
側係止部 10g1 (ターミナル体側抜止面)第1のターミナル
体側抜止面 10h 切欠部 10i (ターミナル体側係止部)第2のターミナル体
側係止部 10i1 (ターミナル体側抜止面)第2のターミナル
体側抜止面 10m (誘導部)第1の誘導部 10p (誘導部)第2の誘導部 11 (ターミナル)第1のターミナル 11a ターミナル本体 11b 回路基板接続部 12 (ターミナル)第2のターミナル 12a ターミナル本体 12b 回路基板接続部 13 (ターミナル)第3のターミナル 13a ターミナル本体 13b 回路基板接続部 14 (ターミナル)第4のターミナル 14a ターミナル本体 14b 回路基板接続部 15 (ターミナル)第5のターミナル 15a ターミナル本体 15b 回路基板接続部 16 (ターミナル)第6のターミナル 16a ターミナル本体 16b 回路基板接続部 17 回路基板 17d ターミナル接続部 17e ターミナル接続部 17f ターミナル接続部 17g ターミナル接続部 17h ターミナル接続部 17i ターミナル接続部 17j (回路パターン)第1の回路パターン 17m (回路パターン)第2の回路パターン 20 アーマチュアシャフト 22 アーマチュアコイル 31 制御回路部 40 ターミナル体挿入部 40a (ケース側係止部)第1のケース側係止部 40a1 (ケース側抜止面)第1のケース側抜止面 40b (ケース側係止部)第2のケース側係止部 40b1 (ケース側抜止面)第2のケース側抜止面 40e (ターミナル体位置決め用部)第1のターミナ
ル体位置決め用部 40f (ターミナル体位置決め用部)第2のターミナ
ル体位置決め用部 40i (ケース側係止部形成用開口)第1のケース側
係止部形成用開口 40j (ケース側係止部形成用開口)第2のケース側
係止部形成用開口
Claims (9)
- 【請求項1】 ケースと、 上記ケースの内側に配置されたマグネットと、 上記マグネットの内側に配置され、通電により該マグネ
ットの内側で回転可能なアーマチュアと、 上記ケースに形成されたターミナル体挿入部と、 上記アーマチュアに電気的に接続されているとともに、
外部に接続されるターミナルと、 上記ターミナルを一体的に保持していて、上記ターミナ
ル体挿入部に対してケースの内側から該ケースの外側に
向けて嵌入可能なターミナル体と、 上記ターミナル体に形成されたターミナル体側係止部
と、 上記ターミナル体挿入部に形成され、上記ターミナル体
側係止部が係止可能なケース側係止部を備えていること
を特徴とする小型モータ。 - 【請求項2】 ケース側係止部には、ケースのいずれか
一方の面に向けて開口されたケース側係止部形成用開口
が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の小
型モータ。 - 【請求項3】 ターミナル体挿入部は、ケースに備えた
側板の厚さ方向に孔方向が配置され、ケース側係止部形
成用開口は、該ターミナル体挿入部の孔方向に対して直
交する方向に形成されていることを特徴とする請求項2
に記載の小型モータ。 - 【請求項4】 ターミナル体には、ターミナル体側係止
部を弾性的に変形させてターミナル体挿入部に挿入可能
にして、且つ、ターミナル体側係止部をケース側係止部
に弾性的に係止可能な切欠部が形成されていることを特
徴とする請求項3に記載の小型モータ。 - 【請求項5】 ケースに形成されたケース側係止部に
は、ターミナル体の挿入方向に向けて傾斜状にして形成
されたケース側抜止面が形成され、 ターミナル体に形成されたターミナル体側係止部には、
上記ケース側抜止面に当接可能なターミナル側抜止面が
形成されていることを特徴とする請求項4に記載の小型
モータ。 - 【請求項6】 ケースには、外側に突出状にして、ター
ミナル体挿入部に連通形成された外部コネクタ挿入部が
備えられていることを特徴とする請求項5に記載の小型
モータ。 - 【請求項7】 ケースには、ターミナル体挿入部の孔方
向に沿って予め定められた長さのターミナル体位置決め
用部が形成され、 ターミナル体には、上記ターミナル体位置決め用部に誘
導される誘導部が形成されていることを特徴とする請求
項6に記載の小型モータ。 - 【請求項8】 アーマチュアに備えたアーマチュアシャ
フトに取付けられているとともに、該アーマチュアに備
えたアーマチュアコイルに電気的に接続されたコンミュ
テータと、 上記コンミュテータに摺接して電気的に接続される複数
個のブラシと、 上記ケースに取付けられ、上記ブラシに電気的に接続さ
れた回路パターンが形成された回路基板とが備えられ、 ターミナルには、ターミナル体に保持されるターミナル
本体と、このターミナル本体に連設され、回路基板の回
路パターンに電気的に接続される回路基板接続部とが一
体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載
の小型モータ。 - 【請求項9】 回路基板には、回路パターンに制御回路
部が電気的に接続されているとともに、該回路パターン
に電気的に接続されたターミナル接続部が形成され、タ
ーミナルの回路基板接続部は、回路基板がケースに取付
けられることにより、回路基板に形成されたターミナル
接続部に電気的に接続されることを特徴とする請求項8
に記載の小型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29682196A JPH10146009A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 小型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29682196A JPH10146009A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 小型モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10146009A true JPH10146009A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17838596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29682196A Pending JPH10146009A (ja) | 1996-11-08 | 1996-11-08 | 小型モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10146009A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006050884A (ja) * | 2004-02-24 | 2006-02-16 | Asmo Co Ltd | モータ及びその製造方法 |
JP2008141916A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Mitsuba Corp | モータ装置 |
CN105594104A (zh) * | 2013-10-15 | 2016-05-18 | 株式会社安川电机 | 旋转电机 |
JP2020124021A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタ、モータユニット、及び車両 |
-
1996
- 1996-11-08 JP JP29682196A patent/JPH10146009A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006050884A (ja) * | 2004-02-24 | 2006-02-16 | Asmo Co Ltd | モータ及びその製造方法 |
JP2008141916A (ja) * | 2006-12-05 | 2008-06-19 | Mitsuba Corp | モータ装置 |
CN105594104A (zh) * | 2013-10-15 | 2016-05-18 | 株式会社安川电机 | 旋转电机 |
JPWO2015056294A1 (ja) * | 2013-10-15 | 2017-03-09 | 株式会社安川電機 | 回転電機 |
JP2020124021A (ja) * | 2019-01-29 | 2020-08-13 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | コネクタ、モータユニット、及び車両 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2001522579A (ja) | 特に車両のスライド式屋根を調節するための駆動装置 | |
JP3934523B2 (ja) | モータ | |
EP0057413A2 (en) | Printed circuit board and trigger-switch arrangement for a portable tool | |
EP2384855B1 (en) | Grinder with improved connection between controller and switch block for better protection against grinding dust | |
CN108418378B (zh) | 带减速机构的电动机 | |
JP4102245B2 (ja) | モータ | |
JP2010537607A (ja) | リニア駆動装置 | |
JPH05115148A (ja) | 小型モータ | |
EP1202435A3 (en) | Terminal unit for electric motor | |
JP2002136056A (ja) | ブラシレスモータ | |
JPH10146009A (ja) | 小型モータ | |
JPH1118391A (ja) | 小型モータ | |
EP1737103B1 (en) | Brushless motor | |
US20030016105A1 (en) | Electromagnetic switching device, in particular a contactor | |
JP3720642B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP2006066287A (ja) | 電気器具の端子装置 | |
KR101235985B1 (ko) | 자동차 도난 방지 잠금 장치용 저전류 스위치 | |
JPH10146008A (ja) | 小型モータ | |
JPH10108402A (ja) | 小型モータ | |
GB2196489A (en) | Electric motor | |
JP4705415B2 (ja) | 電動モータ | |
JP2006211857A (ja) | 小型モータ | |
JP4943781B2 (ja) | 電動モータのブラシホルダおよび電動モータ | |
JP4736798B2 (ja) | アクチュエータ | |
JPH10108403A (ja) | 小型モータ |