JPH10144780A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH10144780A JPH10144780A JP29865696A JP29865696A JPH10144780A JP H10144780 A JPH10144780 A JP H10144780A JP 29865696 A JP29865696 A JP 29865696A JP 29865696 A JP29865696 A JP 29865696A JP H10144780 A JPH10144780 A JP H10144780A
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- trench
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 幅が狭くて深い素子分離領域をより安定に形
成し、製造歩留をより向上させることが可能な、高集積
化した半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 水素雰囲気中での熱処理により、半導体
基板21表面に無欠陥層51を形成し、その後半導体基
板21表面にCVD酸化膜52を形成し、半導体基板2
1表面にトレンチ24を形成し、熱酸化によりトレンチ
24部に熱酸化膜53を形成し、異方性エッチングによ
るエッチバックを行い、トレンチ24底部の酸化膜は除
去した後、トレンチ24部にエピタキシャル層54を形
成する。
成し、製造歩留をより向上させることが可能な、高集積
化した半導体装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 水素雰囲気中での熱処理により、半導体
基板21表面に無欠陥層51を形成し、その後半導体基
板21表面にCVD酸化膜52を形成し、半導体基板2
1表面にトレンチ24を形成し、熱酸化によりトレンチ
24部に熱酸化膜53を形成し、異方性エッチングによ
るエッチバックを行い、トレンチ24底部の酸化膜は除
去した後、トレンチ24部にエピタキシャル層54を形
成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造方
法に関し、さらに詳しくは、素子分離領域の形成方法に
特徴を有する半導体装置の製造方法に関する。
法に関し、さらに詳しくは、素子分離領域の形成方法に
特徴を有する半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体基板に形成された半導体装置の各
構成素子を電気的に分離する、素子間分離技術として、
PN接合分離と誘電体分離とがある。後者の誘電体分離
で、一般に広く使用されている素子間分離技術には、L
OCOS(Local Oxidation of S
ilicon)法による素子間分離技術と、溝埋め込み
分離(トレンチアイソレーション)技術とがある。LO
COS法による素子間分離にはバーズビークや、半導体
基板表面のストレスの問題があり、LOCOS法による
素子間分離の改良型が種々創案されている。しかし、高
集積化された半導体装置に使用する、幅の狭い素子分離
領域への適応が難しい。一方、トレンチアイソレーショ
ン法はバーズビークが無く、しかも設計通りの寸法で素
子領域が形成できるため、高集積化された半導体装置に
おける素子間分離法として使用されるようになってき
た。しかし、このトレンチアイソレーション法による素
子分離領域の形成法も、更に高集積化が進んだ半導体装
置や、トレンチ幅に比して、深い素子分離領域を必要と
する半導体装置においては、素子分離領域に形成する絶
縁膜にボイドが発生し、耐圧や信頼性上の問題が生じる
虞がある。
構成素子を電気的に分離する、素子間分離技術として、
PN接合分離と誘電体分離とがある。後者の誘電体分離
で、一般に広く使用されている素子間分離技術には、L
OCOS(Local Oxidation of S
ilicon)法による素子間分離技術と、溝埋め込み
分離(トレンチアイソレーション)技術とがある。LO
COS法による素子間分離にはバーズビークや、半導体
基板表面のストレスの問題があり、LOCOS法による
素子間分離の改良型が種々創案されている。しかし、高
集積化された半導体装置に使用する、幅の狭い素子分離
領域への適応が難しい。一方、トレンチアイソレーショ
ン法はバーズビークが無く、しかも設計通りの寸法で素
子領域が形成できるため、高集積化された半導体装置に
おける素子間分離法として使用されるようになってき
た。しかし、このトレンチアイソレーション法による素
子分離領域の形成法も、更に高集積化が進んだ半導体装
置や、トレンチ幅に比して、深い素子分離領域を必要と
する半導体装置においては、素子分離領域に形成する絶
縁膜にボイドが発生し、耐圧や信頼性上の問題が生じる
虞がある。
【0003】この素子分離領域の絶縁膜のボイド発生
を、図6を参照して説明する。まず、図6(a)に示す
ように、半導体基板11表面の素子分離領域1にトレン
チ12を形成する。その後、図6(b)に示すように、
CVD法等によりCVD酸化膜13を、トレンチ12部
をCVD酸化膜13で充填する程度の膜厚となるまで堆
積する。この時、素子分離領域1の深さと幅との比が大
きいと、トレンチ12表面より深い部分に、CVD酸化
膜13が充填されない部分、所謂ボイドができる虞があ
る。次に、図6(c)に示すように、CVD酸化膜13
をエッチバックして、素子分離領域1のみにCVD酸化
膜13を残す。この様にして、素子分離領域1を形成す
るが、素子分離領域1のCVD酸化膜13にボイド14
が発生している状態で、半導体装置を作製すると耐圧や
信頼性上の問題が生じる虞がある。
を、図6を参照して説明する。まず、図6(a)に示す
ように、半導体基板11表面の素子分離領域1にトレン
チ12を形成する。その後、図6(b)に示すように、
CVD法等によりCVD酸化膜13を、トレンチ12部
をCVD酸化膜13で充填する程度の膜厚となるまで堆
積する。この時、素子分離領域1の深さと幅との比が大
きいと、トレンチ12表面より深い部分に、CVD酸化
膜13が充填されない部分、所謂ボイドができる虞があ
る。次に、図6(c)に示すように、CVD酸化膜13
をエッチバックして、素子分離領域1のみにCVD酸化
膜13を残す。この様にして、素子分離領域1を形成す
るが、素子分離領域1のCVD酸化膜13にボイド14
が発生している状態で、半導体装置を作製すると耐圧や
信頼性上の問題が生じる虞がある。
【0004】このトレンチアイソレーション法によるボ
イド14の発生問題を解決する方法の一つとして、特公
平3−48657号公報に開示されている、トレンチ側
壁への絶縁膜形成と、トレンチ底部からのエピタキシャ
ル成長とにより素子分離領域を形成する方法が提案され
ている。この素子分離領域の形成法の要旨を、図7を参
照して述べる。まず、図7(a)に示すように、相補型
MOS(CMOS)の半導体装置の作製をするため、N
型の半導体基板21にP型領域22を形成し、その後半
導体基板21表面にSiO2 膜23を形成する。次に、
上記半導体基板21をRIE(Reactive Io
n Etching)等により異方性エッチングして、
後述するN型領域の素子領域29とする部分にトレンチ
24を形成する。
イド14の発生問題を解決する方法の一つとして、特公
平3−48657号公報に開示されている、トレンチ側
壁への絶縁膜形成と、トレンチ底部からのエピタキシャ
ル成長とにより素子分離領域を形成する方法が提案され
ている。この素子分離領域の形成法の要旨を、図7を参
照して述べる。まず、図7(a)に示すように、相補型
MOS(CMOS)の半導体装置の作製をするため、N
型の半導体基板21にP型領域22を形成し、その後半
導体基板21表面にSiO2 膜23を形成する。次に、
上記半導体基板21をRIE(Reactive Io
n Etching)等により異方性エッチングして、
後述するN型領域の素子領域29とする部分にトレンチ
24を形成する。
【0005】次に、図7(b)に示すように、プラズマ
CVD法によりSi3 N4 膜25を堆積する。その後加
熱リン酸によりエッチングすると、トレンチ24側壁に
堆積したSi3 N4 膜25と、平坦面であるSiO2 膜
23上やトレンチ24底部上のSi3 N4 膜25との加
熱リン酸のエッチング速度の差により、トレンチ24側
壁に堆積したSi3 N4 膜25が最初にエッチングされ
て無くなり、この時点でエッチングを終了することで、
SiO2 膜23上やトレンチ24底部上のSiN膜のみ
を残存させる。更にその後、半導体基板21を熱酸化し
て、トレンチ24側壁にSiO2 膜26を形成する。
CVD法によりSi3 N4 膜25を堆積する。その後加
熱リン酸によりエッチングすると、トレンチ24側壁に
堆積したSi3 N4 膜25と、平坦面であるSiO2 膜
23上やトレンチ24底部上のSi3 N4 膜25との加
熱リン酸のエッチング速度の差により、トレンチ24側
壁に堆積したSi3 N4 膜25が最初にエッチングされ
て無くなり、この時点でエッチングを終了することで、
SiO2 膜23上やトレンチ24底部上のSiN膜のみ
を残存させる。更にその後、半導体基板21を熱酸化し
て、トレンチ24側壁にSiO2 膜26を形成する。
【0006】次に、図7(c)に示すように、加熱リン
酸によりSi3 N4 膜25を除去し、その後エピタキシ
ャル成長法にて、トレンチ24底部よりエピタキシャル
成長させたN型のエピタキシャル層27を形成する。そ
の後、SiO2 膜23上に形成された多結晶膜やSiO
2 膜23を除去して、P型領域22を持つ素子領域28
間にN型のエピタキシャル層27による素子領域29と
素子分離領域30が形成される。
酸によりSi3 N4 膜25を除去し、その後エピタキシ
ャル成長法にて、トレンチ24底部よりエピタキシャル
成長させたN型のエピタキシャル層27を形成する。そ
の後、SiO2 膜23上に形成された多結晶膜やSiO
2 膜23を除去して、P型領域22を持つ素子領域28
間にN型のエピタキシャル層27による素子領域29と
素子分離領域30が形成される。
【0007】上述のトレンチ側壁への絶縁膜形成と、ト
レンチ底部からのエピタキシャル成長とにより素子分離
領域を形成する素子分離領域の形成法を採ると、幅の狭
い素子分離領域29が、上述したトレンチアイソレーシ
ョン法のようなボイド14を発生させること無く、形成
できる。従って、この素子分離領域の形成方法は、高集
積化した半導体装置の製造方法として有効な方法であ
る。
レンチ底部からのエピタキシャル成長とにより素子分離
領域を形成する素子分離領域の形成法を採ると、幅の狭
い素子分離領域29が、上述したトレンチアイソレーシ
ョン法のようなボイド14を発生させること無く、形成
できる。従って、この素子分離領域の形成方法は、高集
積化した半導体装置の製造方法として有効な方法であ
る。
【0008】しかしながら、トレンチ24底部からエピ
タキシャル成長させて形成するエピタキシャル層27の
結晶性が良好とならない虞があると考えられる。この
為、このエピタキシャル層27に形成する半導体装置の
構成素子に特性不良を発生させる虞があると考えられ
る。また、Si3 N4 膜25を加熱リン酸でエッチング
する際、エッチング速度差でトレンチ24側壁のみのS
i3 N4 膜25を除去することは、制御がかなり難しい
と考えられる。
タキシャル成長させて形成するエピタキシャル層27の
結晶性が良好とならない虞があると考えられる。この
為、このエピタキシャル層27に形成する半導体装置の
構成素子に特性不良を発生させる虞があると考えられ
る。また、Si3 N4 膜25を加熱リン酸でエッチング
する際、エッチング速度差でトレンチ24側壁のみのS
i3 N4 膜25を除去することは、制御がかなり難しい
と考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、幅が
狭くて深い素子分離領域をより安定に形成し、製造歩留
をより向上させることが可能な、高集積化した半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
狭くて深い素子分離領域をより安定に形成し、製造歩留
をより向上させることが可能な、高集積化した半導体装
置の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、高集積化した半導体装置の製造方法におい
て、水素雰囲気中での熱処理により、半導体基板表面に
無欠陥層を形成した後の半導体基板表面に絶縁膜を形成
する工程と、半導体基板表面に凹部を形成する工程と、
熱酸化により、凹部に酸化膜を形成する工程と、異方性
エッチングによるエッチバックで、凹部の底部の酸化膜
は除去する工程と、エピタキシャル結晶成長法により、
凹部の底部よりエピタキシャル結晶成長をさせ、凹部に
エピタキシャル層を形成する工程とを有することを特徴
とするものである。
造方法は、高集積化した半導体装置の製造方法におい
て、水素雰囲気中での熱処理により、半導体基板表面に
無欠陥層を形成した後の半導体基板表面に絶縁膜を形成
する工程と、半導体基板表面に凹部を形成する工程と、
熱酸化により、凹部に酸化膜を形成する工程と、異方性
エッチングによるエッチバックで、凹部の底部の酸化膜
は除去する工程と、エピタキシャル結晶成長法により、
凹部の底部よりエピタキシャル結晶成長をさせ、凹部に
エピタキシャル層を形成する工程とを有することを特徴
とするものである。
【0011】本発明によれば、水素雰囲気中での熱処理
により、半導体基板表面に無欠陥層を形成した後の半導
体基板表面に絶縁膜を形成し、その後半導体基板表面に
凹部、即ちトレンチを形成し、熱酸化膜によりトレンチ
の表面に熱酸化膜を形成し、異方性エッチングによるエ
ッチバックを行い、トレンチ底部の酸化膜は除去した
後、トレンチ部にエピタキシャル層を形成することで、
幅が狭くて深い素子分離領域をより安定に形成すること
ができる。また、トレンチ部のエピタキシャル層は、無
欠陥層よりエピタキシャル結晶成長させて形成するため
に結晶性が向上し、半導体装置の結晶性に起因する特性
不良を回避できるので、半導体装置の製造歩留が向上す
る。
により、半導体基板表面に無欠陥層を形成した後の半導
体基板表面に絶縁膜を形成し、その後半導体基板表面に
凹部、即ちトレンチを形成し、熱酸化膜によりトレンチ
の表面に熱酸化膜を形成し、異方性エッチングによるエ
ッチバックを行い、トレンチ底部の酸化膜は除去した
後、トレンチ部にエピタキシャル層を形成することで、
幅が狭くて深い素子分離領域をより安定に形成すること
ができる。また、トレンチ部のエピタキシャル層は、無
欠陥層よりエピタキシャル結晶成長させて形成するため
に結晶性が向上し、半導体装置の結晶性に起因する特性
不良を回避できるので、半導体装置の製造歩留が向上す
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例につき、添付図
面を参照して説明する。なお従来技術の説明で参照した
図7中の構成部分と同様の構成部分には、同一の参照符
号を付すものとする。
面を参照して説明する。なお従来技術の説明で参照した
図7中の構成部分と同様の構成部分には、同一の参照符
号を付すものとする。
【0013】実施例1 本実施例は、同じ構造のメモリセルを2次元的に配列し
たメモリ部を持つCMOS型SRAMのような半導体装
置の製造方法に本発明を適用した例であり、これを図1
〜図4を参照して説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、例えば半導体基板酸素濃度が1.4E18/cm
3 、抵抗率が1Ωcmで、N型の半導体基板21を水素
ガス雰囲気中で、約1200°C、1時間の熱処理を行
い、半導体基板21表面に、後述する素子分離領域30
の深さより厚い無欠陥層51、所謂DZ(Denude
d Zone)層を形成する。
たメモリ部を持つCMOS型SRAMのような半導体装
置の製造方法に本発明を適用した例であり、これを図1
〜図4を参照して説明する。まず、図1(a)に示すよ
うに、例えば半導体基板酸素濃度が1.4E18/cm
3 、抵抗率が1Ωcmで、N型の半導体基板21を水素
ガス雰囲気中で、約1200°C、1時間の熱処理を行
い、半導体基板21表面に、後述する素子分離領域30
の深さより厚い無欠陥層51、所謂DZ(Denude
d Zone)層を形成する。
【0014】次に、図1(b)に示すように、半導体基
板21表面に不純物、例えばBイオンをイオン注入し、
その後熱処理を行い、NMOSトランジスタ等を形成す
る領域とする、P型領域22を形成する。その後、半導
体基板21表面に絶縁膜、例えばCVD法によるCVD
酸化膜52を膜厚約300nm程度堆積する。次に、フ
ォトリソグラフィ技術によるフォトレジストのパターニ
ングと、このパターニングされたフォトレジストをマス
クとして、CVD酸化膜52および半導体基板21をR
IE法等の異方性エッチングにより、半導体基板21表
面に凹部、所謂トレンチ24を形成する。この時のトレ
ンチ24の深さは、後述する素子分離領域30が素子間
を電気的に分離するに充分な深さ、例えば1μm程度と
する。このトレンチ24の深さは、無欠陥層51の厚み
内となっている。なお、上記のトレンチ24形成後の、
CMOS型SRAMのメモリ部形成領域における半導体
基板21表面は、図3に示すような構造、即ちトレンチ
24が市松状に配置された構造となっている。
板21表面に不純物、例えばBイオンをイオン注入し、
その後熱処理を行い、NMOSトランジスタ等を形成す
る領域とする、P型領域22を形成する。その後、半導
体基板21表面に絶縁膜、例えばCVD法によるCVD
酸化膜52を膜厚約300nm程度堆積する。次に、フ
ォトリソグラフィ技術によるフォトレジストのパターニ
ングと、このパターニングされたフォトレジストをマス
クとして、CVD酸化膜52および半導体基板21をR
IE法等の異方性エッチングにより、半導体基板21表
面に凹部、所謂トレンチ24を形成する。この時のトレ
ンチ24の深さは、後述する素子分離領域30が素子間
を電気的に分離するに充分な深さ、例えば1μm程度と
する。このトレンチ24の深さは、無欠陥層51の厚み
内となっている。なお、上記のトレンチ24形成後の、
CMOS型SRAMのメモリ部形成領域における半導体
基板21表面は、図3に示すような構造、即ちトレンチ
24が市松状に配置された構造となっている。
【0015】次に、図1(c)に示すように、熱酸化法
により、トレンチ24部に熱酸化膜53を膜厚約100
nm程度形成する。
により、トレンチ24部に熱酸化膜53を膜厚約100
nm程度形成する。
【0016】次に、図2(d)に示すように、異方性エ
ッチング特性の良いRIE法等によりエッチバックを行
い、トレンチ24底部の熱酸化膜53をエッチングし、
トレンチ24側壁の熱酸化膜53は残存させる。
ッチング特性の良いRIE法等によりエッチバックを行
い、トレンチ24底部の熱酸化膜53をエッチングし、
トレンチ24側壁の熱酸化膜53は残存させる。
【0017】次に、図2(e)に示すように、上記の半
導体基板21をエピタキシャル装置に入れ、例えば選択
エピタキシャル結晶成長法により、エピタキシャル結晶
成長を行い、トレンチ24部にPMOSトランジスタ等
の形成領域となるN型のエピタキシャル層54を形成す
る。このエピタキシャル層54の厚みは、トレンチ24
部を埋める程度とする。なお、このN型のエピタキシャ
ル層54の形成条件は、例えば下記のようなものであ
る。 〔N型のエピタキシャル層54の形成条件〕 SiH2 Cl2 ガス流量 : 200 sccm PH3 ガス流量 : 100 sccm HClガス流量 : 300 sccm 圧力 : 13 kPa 温度 : 850 °C なおここで、上記PH3 ガス流量は、N2 ベースの1%
PH3 ガスでの流量である。なお、上記エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル結晶成長を
させるために、結晶性の良いエピタキシャル層54とな
る。
導体基板21をエピタキシャル装置に入れ、例えば選択
エピタキシャル結晶成長法により、エピタキシャル結晶
成長を行い、トレンチ24部にPMOSトランジスタ等
の形成領域となるN型のエピタキシャル層54を形成す
る。このエピタキシャル層54の厚みは、トレンチ24
部を埋める程度とする。なお、このN型のエピタキシャ
ル層54の形成条件は、例えば下記のようなものであ
る。 〔N型のエピタキシャル層54の形成条件〕 SiH2 Cl2 ガス流量 : 200 sccm PH3 ガス流量 : 100 sccm HClガス流量 : 300 sccm 圧力 : 13 kPa 温度 : 850 °C なおここで、上記PH3 ガス流量は、N2 ベースの1%
PH3 ガスでの流量である。なお、上記エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル結晶成長を
させるために、結晶性の良いエピタキシャル層54とな
る。
【0018】次に、エピタキシャル層54と凹部側壁の
熱酸化膜とを密着させるための熱酸化をする熱酸化処理
を行う。その後、P型領域22上のCVD酸化膜52や
エピタキシャル層54上に形成された酸化膜等を除去す
ることで、図2(f)に示すように、P型領域22を持
つ素子領域28間にN型のエピタキシャル層54による
素子領域29と素子分離領域30が形成される。なお、
上記の素子分離領域30を形成した後の、CMOS型S
RAMのメモリ部形成領域における半導体基板21表面
は、図4に示すような構造、即ち素子分離領域30が格
子状に形成され、P型領域22を持つ素子領域28とN
型のエピタキシャル層54を持つ素子領域29が市松状
に配置された構造となる。
熱酸化膜とを密着させるための熱酸化をする熱酸化処理
を行う。その後、P型領域22上のCVD酸化膜52や
エピタキシャル層54上に形成された酸化膜等を除去す
ることで、図2(f)に示すように、P型領域22を持
つ素子領域28間にN型のエピタキシャル層54による
素子領域29と素子分離領域30が形成される。なお、
上記の素子分離領域30を形成した後の、CMOS型S
RAMのメモリ部形成領域における半導体基板21表面
は、図4に示すような構造、即ち素子分離領域30が格
子状に形成され、P型領域22を持つ素子領域28とN
型のエピタキシャル層54を持つ素子領域29が市松状
に配置された構造となる。
【0019】上述した素子分離領域30を形成した後
は、図面は省略するが、常法に準ずる製造方法により、
例えばP型領域22を持つ素子領域28にNMOSトラ
ンジスタを、N型のエピタキシャル層54を持つ素子領
域29にはPMOSトランジスタを形成して、CMOS
型SRAMの半導体装置を作製する。
は、図面は省略するが、常法に準ずる製造方法により、
例えばP型領域22を持つ素子領域28にNMOSトラ
ンジスタを、N型のエピタキシャル層54を持つ素子領
域29にはPMOSトランジスタを形成して、CMOS
型SRAMの半導体装置を作製する。
【0020】上述した半導体装置の製造方法を採れば、
幅が狭くて深い素子分離領域30をより安定して形成で
きるので、耐圧や信頼性上の問題のない、高集積化した
半導体装置の作製が可能となる。また、エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル成長させる
ために、結晶性が良く、従ってエピタキシャル層54の
素子領域29に形成される、例えばPMOSトランジス
タの結晶性に起因した特性不良発生が回避され、半導体
装置の製造歩留が向上する。
幅が狭くて深い素子分離領域30をより安定して形成で
きるので、耐圧や信頼性上の問題のない、高集積化した
半導体装置の作製が可能となる。また、エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル成長させる
ために、結晶性が良く、従ってエピタキシャル層54の
素子領域29に形成される、例えばPMOSトランジス
タの結晶性に起因した特性不良発生が回避され、半導体
装置の製造歩留が向上する。
【0021】実施例2 本実施例は、NMOS型半導体装置の製造方法に本発明
を適用した例であり、これを図5を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、実施例1と同様にし
て、N型の半導体基板21表面に無欠陥層51を形成し
た後、CVD法により膜厚約300nmのCVD酸化膜
52を形成する。次に、フォトリソグラフィ技術による
フォトレジストのパターニングと、このパターニングさ
れたフォトレジストをマスクとして、CVD酸化膜52
および半導体基板21をRIE等の異方性エッチングに
より、半導体基板21表面に凹部、所謂トレンチ24を
形成する。この時のトレンチ24の深さは、後述する素
子分離領域30が素子間を電気的に分離するに充分な深
さ、例えば1μm程度とする。このトレンチ24の深さ
は、無欠陥層51の厚み内となっている。
を適用した例であり、これを図5を参照して説明する。
まず、図5(a)に示すように、実施例1と同様にし
て、N型の半導体基板21表面に無欠陥層51を形成し
た後、CVD法により膜厚約300nmのCVD酸化膜
52を形成する。次に、フォトリソグラフィ技術による
フォトレジストのパターニングと、このパターニングさ
れたフォトレジストをマスクとして、CVD酸化膜52
および半導体基板21をRIE等の異方性エッチングに
より、半導体基板21表面に凹部、所謂トレンチ24を
形成する。この時のトレンチ24の深さは、後述する素
子分離領域30が素子間を電気的に分離するに充分な深
さ、例えば1μm程度とする。このトレンチ24の深さ
は、無欠陥層51の厚み内となっている。
【0022】次に、図5(b)に示すように、実施例1
と同様にして、トレンチ24の側壁に素子分離領域30
となる熱酸化膜53を形成し、その後選択エピタキシャ
ル結晶成長法で、トレンチ24の底部よりエピタキシャ
ル結晶成長を行って、N型のエピタキシャル層54を形
成し、トレンチ24部をエピタキシャル層54で埋め
る。この時のエピタキシャル層54の形成条件は、例え
ば実施例1と同様なものとする。次に、熱酸化膜53と
エピタキシャル層54の間隙が存在する場合を考慮した
熱酸化処理した後、素子領域28の半導体基板21表面
のCVD酸化膜52や、素子領域29のエピタキシャル
層54上に形成された酸化膜を除去する。
と同様にして、トレンチ24の側壁に素子分離領域30
となる熱酸化膜53を形成し、その後選択エピタキシャ
ル結晶成長法で、トレンチ24の底部よりエピタキシャ
ル結晶成長を行って、N型のエピタキシャル層54を形
成し、トレンチ24部をエピタキシャル層54で埋め
る。この時のエピタキシャル層54の形成条件は、例え
ば実施例1と同様なものとする。次に、熱酸化膜53と
エピタキシャル層54の間隙が存在する場合を考慮した
熱酸化処理した後、素子領域28の半導体基板21表面
のCVD酸化膜52や、素子領域29のエピタキシャル
層54上に形成された酸化膜を除去する。
【0023】次に、図5(c)に示すように、半導体基
板21表面に不純物、例えばBイオンをイオン注入し、
その後熱処理を行い、NMOSトランジスタ等を形成す
る領域とする、P型領域55を形成する。その後は、図
面は省略するが、常法に準ずる製造方法により、素子領
域28、29のP型領域55部にNMOSトランジスタ
等を形成して、NMOS型半導体装置を作製する。
板21表面に不純物、例えばBイオンをイオン注入し、
その後熱処理を行い、NMOSトランジスタ等を形成す
る領域とする、P型領域55を形成する。その後は、図
面は省略するが、常法に準ずる製造方法により、素子領
域28、29のP型領域55部にNMOSトランジスタ
等を形成して、NMOS型半導体装置を作製する。
【0024】なお、上記実施例の半導体装置の製造方法
においては、N型の半導体基板21を用いて素子分離領
域30とP型領域55部を形成して、NMOS型半導体
装置を作製したが、P型の半導体基板21を用いて素子
分離領域30とN型領域部を形成して、PMOS型半導
体装置を作製してもよい。
においては、N型の半導体基板21を用いて素子分離領
域30とP型領域55部を形成して、NMOS型半導体
装置を作製したが、P型の半導体基板21を用いて素子
分離領域30とN型領域部を形成して、PMOS型半導
体装置を作製してもよい。
【0025】上述した半導体装置の製造方法を採れば、
幅が狭くて深い素子分離領域30をより安定して形成で
きるので、耐圧や信頼性上の問題のない、高集積化した
半導体装置の作製が可能となる。また、エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル成長させる
ために、結晶性が良く、従ってエピタキシャル層54の
素子領域28に形成される、例えばPMOSトランジス
タの結晶性に起因した特性不良発生を回避でき、半導体
装置の製造歩留が向上する。
幅が狭くて深い素子分離領域30をより安定して形成で
きるので、耐圧や信頼性上の問題のない、高集積化した
半導体装置の作製が可能となる。また、エピタキシャル
層54は、無欠陥層51よりエピタキシャル成長させる
ために、結晶性が良く、従ってエピタキシャル層54の
素子領域28に形成される、例えばPMOSトランジス
タの結晶性に起因した特性不良発生を回避でき、半導体
装置の製造歩留が向上する。
【0026】以上、本発明を2例の実施例により説明し
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。例えば実施例1では、CMOS型SRAMの半導
体装置の製造方法における素子分離領域形成に関して説
明したが、NMOSトランジスタとPMOSトランジス
タを含む、SRAM以外の半導体装置の製造方法におけ
る素子分離領域形成にも、本発明を適応できることは明
白である。また、本発明の実施例では、選択エピタキシ
ャル結晶成長法により、トレンチ部にエピタキシャル層
を形成させたが、通常のエピタキシャル結晶成長法によ
り形成される酸化膜上の多結晶の除去工程等をエピタキ
シャル結晶成長後に行えば、通常のエピタキシャル結晶
成長法を用いて、トレンチ部にエピタキシャル層を形成
してもよい。その他、本発明の技術的思想の範囲内で、
プロセス条件は適宜変更が可能である。
たが、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものでは
ない。例えば実施例1では、CMOS型SRAMの半導
体装置の製造方法における素子分離領域形成に関して説
明したが、NMOSトランジスタとPMOSトランジス
タを含む、SRAM以外の半導体装置の製造方法におけ
る素子分離領域形成にも、本発明を適応できることは明
白である。また、本発明の実施例では、選択エピタキシ
ャル結晶成長法により、トレンチ部にエピタキシャル層
を形成させたが、通常のエピタキシャル結晶成長法によ
り形成される酸化膜上の多結晶の除去工程等をエピタキ
シャル結晶成長後に行えば、通常のエピタキシャル結晶
成長法を用いて、トレンチ部にエピタキシャル層を形成
してもよい。その他、本発明の技術的思想の範囲内で、
プロセス条件は適宜変更が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の半導体装置の製造方法は、幅が狭くて深い素子分離領
域をより安定して形成できるので、耐圧や信頼性上の問
題のない、高集積化した半導体装置の作製が可能とな
る。また、トレンチ部のエピタキシャル層は、無欠陥層
よりエピタキシャル成長させるために、結晶性が良く、
従ってエピタキシャル層の結晶性に起因した特性不良発
生を回避でき、半導体装置の製造歩留が向上する。
の半導体装置の製造方法は、幅が狭くて深い素子分離領
域をより安定して形成できるので、耐圧や信頼性上の問
題のない、高集積化した半導体装置の作製が可能とな
る。また、トレンチ部のエピタキシャル層は、無欠陥層
よりエピタキシャル成長させるために、結晶性が良く、
従ってエピタキシャル層の結晶性に起因した特性不良発
生を回避でき、半導体装置の製造歩留が向上する。
【図1】本発明を適用した実施例1の工程の前半を工程
順に説明する、半導体装置の概略断面図で、(a)は半
導体基板表面に無欠陥層を形成した状態、(b)はトレ
ンチを形成した状態、(c)はトレンチの側壁と底部に
熱酸化膜を形成した状態である。
順に説明する、半導体装置の概略断面図で、(a)は半
導体基板表面に無欠陥層を形成した状態、(b)はトレ
ンチを形成した状態、(c)はトレンチの側壁と底部に
熱酸化膜を形成した状態である。
【図2】本発明を適用した実施例1の工程の後半を工程
順に説明する、半導体装置の概略断面図で、(d)は異
方性エッチングにより、トレンチ底部の熱酸化膜を除去
した状態、(e)はトレンチ底部より選択エピタキシャ
ル結晶成長を行って、トレンチ部にエピタキシャル層を
形成した状態、(f)は素子領域の半導体基板表面のC
VD酸化膜等を除去した状態である。
順に説明する、半導体装置の概略断面図で、(d)は異
方性エッチングにより、トレンチ底部の熱酸化膜を除去
した状態、(e)はトレンチ底部より選択エピタキシャ
ル結晶成長を行って、トレンチ部にエピタキシャル層を
形成した状態、(f)は素子領域の半導体基板表面のC
VD酸化膜等を除去した状態である。
【図3】トレンチを形成した後の図1(b)の状態にお
ける、半導体基板の概略平面図である。
ける、半導体基板の概略平面図である。
【図4】素子分離領域を形成した後の図2(f)の状態
における、半導体基板の概略平面図である。
における、半導体基板の概略平面図である。
【図5】本発明を適用した実施例2の工程を工程順に説
明する、半導体装置の概略断面図で、(a)は半導体基
板表面に無欠陥層を形成し、トレンチを形成した状態、
(b)は素子分離領域の熱酸化膜を形成し、トレンチ部
にエピタキシャル層を形成した状態、(c)は半導体基
板表面にP型領域を形成した状態である。
明する、半導体装置の概略断面図で、(a)は半導体基
板表面に無欠陥層を形成し、トレンチを形成した状態、
(b)は素子分離領域の熱酸化膜を形成し、トレンチ部
にエピタキシャル層を形成した状態、(c)は半導体基
板表面にP型領域を形成した状態である。
【図6】従来例のトレンチアイソレーション法による素
子分離領域形成時ボイド発生のある素子分離領域形成工
程を工程順に説明する、半導体装置の概略断面図で、
(a)は半導体基板表面にトレンチを形成した状態、
(b)はCVD酸化膜を堆積した状態、(c)はCVD
酸化膜をエッチバックして素子分離領域を形成した状態
である。
子分離領域形成時ボイド発生のある素子分離領域形成工
程を工程順に説明する、半導体装置の概略断面図で、
(a)は半導体基板表面にトレンチを形成した状態、
(b)はCVD酸化膜を堆積した状態、(c)はCVD
酸化膜をエッチバックして素子分離領域を形成した状態
である。
【図7】従来例の素子分離領域の形成法で、トレンチ側
壁への絶縁膜形成と、トレンチ底部からのエピタキシャ
ル成長とにより素子分離領域を形成する素子分離領域の
形成法を工程順に説明する、半導体装置の概略断面図
で、(a)は半導体基板表面にトレンチを形成した状
態、(b)はプラズマCVD法によりSi3 N4 膜を堆
積し、トレンチ側壁部のSi3 N4 膜のみを除去し、そ
の後トレンチ側壁部にSiO2 膜を形成した状態、
(c)はSi3 N4 膜を除去し、トレンチ部にエピタキ
シャル層を形成し、素子領域の半導体基板表面のSiO
2 膜を除去した状態である。
壁への絶縁膜形成と、トレンチ底部からのエピタキシャ
ル成長とにより素子分離領域を形成する素子分離領域の
形成法を工程順に説明する、半導体装置の概略断面図
で、(a)は半導体基板表面にトレンチを形成した状
態、(b)はプラズマCVD法によりSi3 N4 膜を堆
積し、トレンチ側壁部のSi3 N4 膜のみを除去し、そ
の後トレンチ側壁部にSiO2 膜を形成した状態、
(c)はSi3 N4 膜を除去し、トレンチ部にエピタキ
シャル層を形成し、素子領域の半導体基板表面のSiO
2 膜を除去した状態である。
1,30…素子分離領域、11,21…半導体基板、1
2,24…トレンチ、13,52…CVD酸化膜、14
…ボイド、22,55…P型領域、23,26…SiO
2 膜、25…Si3 N4 膜、27,54…エピタキシャ
ル層、28,29…素子領域、51…無欠陥層、53…
熱酸化膜
2,24…トレンチ、13,52…CVD酸化膜、14
…ボイド、22,55…P型領域、23,26…SiO
2 膜、25…Si3 N4 膜、27,54…エピタキシャ
ル層、28,29…素子領域、51…無欠陥層、53…
熱酸化膜
Claims (7)
- 【請求項1】 高集積化した半導体装置の製造方法にお
いて、 半導体基板表面に絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板表面に凹部を形成する工程と、 熱酸化により、前記凹部に酸化膜を形成する工程と、 異方性エッチングによるエッチバックで、前記凹部の底
部の前記酸化膜は除去する工程と、 エピタキシャル結晶成長法により、前記凹部の底部より
エピタキシャル結晶成長をさせ、前記凹部にエピタキシ
ャル層を形成する工程とを有することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記半導体基板は、水素雰囲気中で熱処
理し、前記凹部の深さより厚い無欠陥層を前記半導体基
板表面に形成した前記半導体基板であることを特徴とす
る、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記半導体基板表面には、前記半導体基
板の導電型と異なる導電型領域が形成されていることを
特徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記エピタキシャル層の導電型は、前記
半導体基板の導電型と同じであることを特徴とする、請
求項3に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記凹部は、市松状に形成することを特
徴とする、請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】 前記エピタキシャル結晶成長法は、選択
エピタキシャル結晶成長法であることを特徴とする、請
求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】 前記エピタキシャル層形成後に、前記エ
ピタキシャル層と前記凹部側壁の前記酸化膜間とを密着
させるための熱酸化をすることを特徴とする、請求項1
に記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29865696A JPH10144780A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29865696A JPH10144780A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10144780A true JPH10144780A (ja) | 1998-05-29 |
Family
ID=17862567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29865696A Pending JPH10144780A (ja) | 1996-11-11 | 1996-11-11 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10144780A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403316B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2003-10-30 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리절연막 형성방법 |
US6780774B2 (en) | 2001-09-28 | 2004-08-24 | Hynix Semiconductor Inc. | Method of semiconductor device isolation |
JP2005150731A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | Cmosウェル構造およびその形成方法 |
-
1996
- 1996-11-11 JP JP29865696A patent/JPH10144780A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403316B1 (ko) * | 2001-06-22 | 2003-10-30 | 주식회사 하이닉스반도체 | 반도체소자의 소자분리절연막 형성방법 |
US6780774B2 (en) | 2001-09-28 | 2004-08-24 | Hynix Semiconductor Inc. | Method of semiconductor device isolation |
JP2005150731A (ja) * | 2003-11-14 | 2005-06-09 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | Cmosウェル構造およびその形成方法 |
US7709365B2 (en) | 2003-11-14 | 2010-05-04 | International Business Machines Corporation | CMOS well structure and method of forming the same |
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