JPH10137565A - ポリスルホン共重合体膜及びその製造方法 - Google Patents
ポリスルホン共重合体膜及びその製造方法Info
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Abstract
ン多孔質膜を提供する。 【解決手段】 ポリスルホン、及びポリスルホンと共有
結合したポリマーセグメントを有する重合単量体との共
重合体とのブレンドを中実マトリックス全体に形成す
る。
Description
トが互いに共有結合したポリスルホン共重合体組成物よ
り構成される膜、及びそれらの膜の製造法に関するもの
である。特に、本発明は、ポリマーセグメントが互いに
共有結合したポリスルホン共重合体組成物より構成され
る膜であって、しかも共重合体が膜の中実マトリックス
全体に存在することからなる膜に関するものである。
の有効細孔寸法に従って、又はそれらの保持性、即ち、
多孔質重合体構造物の細孔を通過することができない粒
子の寸法によって分類される。かくして、例えば、フィ
ルターとして使用される構造体は、イオン、たんぱく
質、ビールス又はマクロ分子のような溶存物質を保持す
る場合には限外ろ過器として分類され、これに対して、
溶存物質を通過させそして未溶解粒子のみを保持する場
合には微孔質構造体として分類される。細孔寸法による
微孔質構造体と限外ろ過器との間を区別する線は明らか
には規定されていないが、しかしながら限外ろ過器は一
般には約0.005〜約0.05μmの平均細孔寸法を
有するものと見なされている。微孔質構造体は、典型的
には、約0.05〜約10μmの平均細孔寸法を有す
る。
とが細孔壁によって隔離されたものとして記載すること
ができる。また、膜フィルターとして使用される多孔質
重合体構造物は、それらの2つの表面における細孔寸法
差に従って、即ち、2つの表面が同じ細孔寸法を有する
ときには等方性又は対称性として、そして2つの表面が
異なる細孔寸法を有するときには非等方性又は非対称性
として分類されている。また、多孔質重合体構造物は、
親水性又は疎水性として分類される。親水性構造体が水
と接触されると、それらは自然に湿潤し、即ち、いかな
る外部力の適用がなくとも水が構造体の細孔から空気を
置換する。他方、水を疎水性構造体の細孔に侵入させて
空気を置換させるには正圧が必要とされる。
テルスルホン又はポリフェニルスルホン)膜は、それら
の物理的な丈夫さ並びに化学的及び熱的安定性の故に広
く使用されている。これらの利益と一緒に、ポリスルホ
ン膜は、それらの表面特性に関したある種の不利益を有
している。ポリスルホンの疎水性は、これらの膜をたん
ぱく質溶液、コロイド状ラテックスペイントの濯ぎ液の
ろ過や廃切削油の濃縮に使用すると透過特性の損失を引
き起こす。また、ある用途では、帯電した表面を持つ多
孔質膜は未帯電ポリスルホン膜よりも良好な性能を有す
ることが実証された。かくして、ポリスルホンのこの固
有の疎水性を打破した変性ポリスルホンは、これらの膜
の適用及び用途の範囲を拡大する。
多くの努力がつぎ込まれてきた。高分子量物質を使用す
ると、これは、特に小さい平均細孔寸法を有する膜では
細孔特性の変動、特に、流動性の損失をもたらす可能性
がある。不均質化学的変性を使用する場合には、複雑な
反応経路が要求され、これは、膜の構造や機械的強度及
び溶解度のような特性を変える可能性がある。更に、こ
れらの経路は製造プロセスの複雑さを増加させる。
た一対の重合体がしばしば使用されているが、しかしこ
の方法は溶解性で相容性の一対のものに制限される。
は、各重合体のブロックの特性が維持されるからであ
る。ブロック重合体は、各重合体ブロックのガラス転移
温度に相当する2つのガラス転移温度を有するのが普通
である。更に、ブロック共重合体は非相容性の重合体か
ら作ることができ、しかもなお有用な実際に一層向上し
た特性を有し、これに対して同じ重合体のブレンドはた
とえそれらを作ることができたとしても貧弱な特性を有
する。一方の重合体のブロックが他方の重合体のブロッ
クに共有結合されるので、層分離は重合体の鎖セグメン
トの寸法レベルに関してのみ起こり、そして比較的大き
なドメインへの層分離の有害な影響が回避される。
する従来技術の方法は米国特許4629563及び49
00449に記載されている。米国特許4629563
は、高度に非対称性のポリスルホン微孔質膜について記
載している。米国特許4900449は、親水性膜を形
成するためにポリエーテルスルホンと親水性重合体との
ブレンドから作られた対称多孔質膜について記載してい
る。これらの膜は形成時には親水性であるが、しかし後
処理操作によって膜を疎水性にするための親水性重合体
の除去が可能である。
リスルホン膜の細孔壁面を重合性単量体で変性して膜の
細孔壁面に対してのみグラフトを形成することによって
製造される。膜の残りの部分は、未変性ポリスルホン重
合体から構成される。米国特許5468390、ジャー
ナル・オブ・メンブレイン・サイエンス、105(199
5)、p.234−247及びジャーナル・オブ・メン
ブレイン・サイエンス、105(1995)、p.249−
259には、親水性ビニル単量体を細孔壁面に化学的に
グラフトした変性アリールポリスルホン膜が開示されて
いる。未変性膜が単量体の溶液と接触され、そして増感
剤又は遊離基開始剤の不在下に光化学的グラフトを生じ
せしめるために紫外線に暴露される。使用する単量体
は、ポリスルホン膜の細孔壁面のみを親水性にする作用
をする。膜の中実マトリックスの残りの部分は未変性ポ
リスルホンから構成される。これらの表面変性膜は、そ
れらを乾燥させた後には再湿潤できず、そして乾燥した
場合には有意義な透過性を失う。それ故に、使用に先立
って膜表面を湿潤状態に維持することが必要である。
2−59029には、膜を単量体溶液中に浸漬しそして
その溶液に紫外線を照射することによってポリスルホン
多孔質膜の細孔壁面のみを重合性単量体で変性する方法
が開示されている。この方法は、プロセスに使用される
いかなる溶剤もポリスルホン膜を溶解しないような条件
下に実施される。この方法の結果として、プロセスにお
いて親水性共重合性単量体を使用するときには、多孔質
膜の細孔壁面のみが変性されてそれが親水性になる。米
国特許5468390に開示される変性重合体の場合に
よくあることだが、変性された膜面は、透過性の重大な
損失を招かずに乾燥させることができない。
損失を招かずに乾燥させることができるポリスルホン膜
が特許請求されている。この膜は疎水性であって、しか
も限外ろ過特性を維持するにはアルコール処理が要求さ
れる。
クスの厚さ全体にわたって変性された変性ポリスルホン
膜を提供することが望ましいであろう。加えて、膜の透
過性に悪影響を及ぼさずに乾燥させることができるかか
る変性ポリスルホン膜を提供することも望ましいであろ
う。更に、乾燥された後にグリセリン又はアルコール処
理のような保湿剤を必要とせずに水で直接湿潤可能な膜
を提供することも望ましいであろう。加えて、共有結合
したポリマーセグメントを有するポリスルホン共重合体
組成物より構成される膜を製造するために様々な重合性
単量体で変性されることができるかかる膜の製造法を提
供することも望ましいであろう。
共有結合したポリマーセグメントを有するポリスルホン
共重合体組成物が形成されてなる膜を提供するものであ
る。これらの膜は、溶液重合法によって製造された組成
物から製造される。この溶液重合法では、紫外線活性化
性ポリスルホンの溶液が重合性単量体と一緒に溶剤中に
溶解される。重合性単量体は、ポリマーセグメントが共
有結合した組成物を形成するために紫外線活性化ポリス
ルホンとブロック共重合される遊離基重合性単量体であ
る。
ポリスルホンの少なくとも一部分を活性化させるために
紫外線に暴露され、これによって、ポリスルホンと重合
単量体とのグラフト共重合体を形成するために重合性単
量体を重合開始させるラジカルが形成される。共重合体
組成物を含有する溶液から多孔質重合体構造物が形成さ
れる。これは、重合体溶液の層分離を生じせしめること
によって行なわれる。層分離は、蒸気誘発層分離、液体
誘発層分離又は熱誘発層分離によって生ぜしめることが
できる。多孔質重合体構造物の中実マトリックスは、未
反応ポリスルホンと共重合体組成物とのブレンドからな
る。
ルホン及び共重合体組成物生成物は、ポリスルホン又は
共重合体組成物のどちらかに対する溶剤であるがポリス
ルホン又は共重合体組成物の他方のものに対しては溶剤
ではない溶剤で選択的抽出することによるが如くして分
離されることができる。共重合体組成物は回収され、そ
して組成物の共重合体の溶液は多孔質膜を形成するため
に層分離を受ける。この膜は、その中実マトリックス全
体にわたって共重合体組成物を含む。これらの方法によ
って製造された膜は、水中に高められた温度又は大気圧
若しくは高められた圧力で浸漬して構造体を安定化させ
ることによって処理されることができる。いずれの具体
例でも、得られた多孔質構造体は、その多孔質構造に悪
影響を及ぼすことなく乾燥されることができる。加え
て、いずれの具体例でも、多孔質構造体は、所望なら
ば、追加的な湿潤剤の必要なしに水で直接再湿潤される
ことができる。
体の両方を溶解する溶剤を使用して該重合体と該単量体
との溶液が形成される。次いで、この溶液は、不活性ガ
ス又は窒素のような活性化溶液と非反応性の雰囲気下で
紫外線に暴露される。スルホン重合体の過度の劣化を回
避するために約290〜約400nmの波長を有する紫
外線の源を使用するのが好ましい。紫外線への暴露時
に、スルホン重合体は活性化されて遊離基を含有する重
合体サブ単位を形成する。遊離基が形成される程度は、
紫外線の波長、溶液が紫外線に暴露される時間、使用す
る溶剤の種類に依存する溶液特性、及び反応体の濃度に
左右される。しかしながら、暴露条件は、溶解されたス
ルホン重合体の少なくとも一部分が活性化されて遊離基
を形成するように制御される。一般的には、紫外線への
溶液の暴露は、約0.1〜約600秒そして好ましくは
約2〜約30秒の間行なわれる。紫外線への暴露時に、
スルホン重合体の遊離基及び単量体は相互作用して活性
化スルホン重合体と重合単量体とのブロック共重合体を
形成する。この反応生成物は、活性化スルホン重合体と
重合単量体との共重合体と一緒に活性化スルホン重合体
が溶液状態で含まれるブレンドからなる。
ン重合体が本発明において有用である。
ってよく、そして1,4−フェニレン、1,3−フェニ
レン、1,2−フェニレン、4,4’−ビフェニレン、
1,4−ナフチレン、3−クロル−1,4−フェニレン
又は4,4’−ジフェニルエーテルである。Xは、酸
素、硫黄、窒素又はメチレンである。Yは、酸素、硫
黄、窒素又はメチレンである。Ar3 は、Ar1 及びA
r2 と同種又は異種であってよく、又は下記のもの
ホン重合体又はそれらの共重合体は、スルホネート基に
よるが如くして化学的に変性させることができる。更
に、ポリスルホン重合体又はそれらの共重合体とポリビ
ニルピロリドン又はポリエチレンオキシドのような非反
応性重合体とのブレンドを使用することができる。
例としては、ビニル単量体、例えば、アクリル酸2−ヒ
ドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、
アクリル酸3−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−
ヒドロキシエチル、アクリル酸2,3−ジヒドロキシプ
ロピル、アクリルアミド、ビニルスルホン酸、ビニルホ
スホン酸、4−スチレンスルホン酸、メタクリルアミ
ド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N.N’−メチ
レンビスアルキルアミド、エトキシル化メタロールプロ
パンアクリレート、アクリル酸グリシジル、メタクリル
酸グリシジル、N−メチロールアクリルアミド、アクリ
ル酸、メタクリル酸、メタクリル酸メチル、N−ビニル
カルバゾール、N−ビニルピロリドン、ジメチルアミノ
メタクリレート、ジメチルアミノプロピルメタクリルア
ミド、メタクリロイルオキシエチルトリメチルアンモニ
ウムクロリド等を含めた親水性単量体、又はN−メチル
ピロリドン、ビニル過弗素化単量体、弗素化スチレン等
を含めた疎水性単量体、又はこれらの混合物が挙げられ
る。
せるために本発明の方法で使用することができる代表的
である好適な溶剤の例としては、N−メチルピロリド
ン、ジメチルアセトアミド(DMAC)、ジメチルアル
キルアミド(DMAD)、ジメチルスルホキシド等が挙
げられる。
物は、溶液状態にある間に処理されて多孔質膜生成物を
形成する。溶液は、溶液から重合体生成物の層分離を引
き起こす条件を施される。重合体生成物溶液の組成及び
/又は温度は、それが熱力学的に不安定になるように変
化され、そして溶液が分離して2つの層になる。次い
で、溶剤成分の大部分を含有する層のうちの1つが除去
され、そして重合体反応生成物の大部分を含有する他の
層が多孔質構造体になる。層分離は、溶液が水分を含有
するガス(通常は空気)と接触されるような蒸気誘発層
分離によって誘発させることができる。また、層分離
は、溶液が重合体反応生成物に対する非溶剤の液体と接
触されて層分離を生じさせるような液体誘発層分離によ
っても行なうことができる。層分離を生じさせるための
第三の別法は、溶液に層分離を生じさせるのに十分な高
めたれた温度を施すことである。多孔質構造体中の残留
溶剤は、抽出、線状又は蒸発によるが如くして除去され
る。
中に浸漬させるか又はスチームと好ましくは約115〜
約125℃の温度において所定の時間典型的には約30
〜60分の間接触させることによるが如くして湿潤環境
中で処理される。次いで、処理された膜は乾燥される。
膜を形成するのに使用される単量体が親水性であるとき
には、得られた処理済みの膜は、添加される化学剤の必
要性なしに即時に水湿潤性である。加えて、これらの膜
は低いたんぱく質結合特性も有し、これによってたんぱ
く質成分を含有する水性生化学的組成物をろ過するのに
有用になる。
スルホン重合体と、活性化スルホン重合体及び重合単量
体の遊離基重合によって製造された共重合体組成物との
ブレンドを多孔質構造体の中実マトリックス全体に含
む。かくして、本発明の生成物は、中実スルホン重合体
の細孔壁面上のみに形成されたグラフト共重合体を有す
る従来技術のグラフト共重合体とは異なるものである。
ルホン及びブロック共重合体は、層分離を行なう前に分
離される。共重合体組成物が回収され、そして共重合体
組成物の溶液は多孔質膜を形成するために先に記載した
態様で層分離を受ける。かくして形成された多孔質膜
は、膜の中実マトリックスの厚さ全体に共重合体組成物
を含む。
の分離は、例えば、選択的抽出によって都合よく実施さ
れる。共重合体組成物及び未反応ポリスルホンは、ポリ
スルホン又は共重合体組成物のどちらかを選択的に溶解
するがしかしポリスルホン又は共重合体組成物の他方を
溶解しない溶剤と接触される。溶液状態か又は固体のど
ちらかのブロック共重合体組成物が回収される。固体の
場合には、ブロック共重合体の溶液が形成される。次い
で、ブロック共重合体溶液は、先に記載した態様で層分
離を受ける。
−ポリスルホン重合体−ポリスルホンを溶解しないが、
ポリスルホン、ポリエーテルスルホン又はポリフェニル
スルホンに対する溶剤である塩化メチレンが挙げられ
る。アセトンはN,N’ジメチルアクリルアミド−ポリ
スルホン共重合体を選択的に溶解するが、しかしポリエ
ーテルスルホンを溶解しない。
水性単量体との共重合体又は本発明のポリスルホンと重
合疎水性単量体との共重合体のブレンドから構成した膜
は低いたんぱく質結合性であることによって特徴づけら
れる。
ゼンタ(Ponceau S magenta)で処理したときに約0.
35単位未満そして好ましくは約0.15未満のマゼン
タ密度(magenta density )によって特徴づけられる。
て、いかなる点においても本発明を限定するものではな
い。
(PES)を33.4gのN−メチルピロリドン(NM
P)中に溶解させることによってポリエーテルスルホン
溶液を調製する(20%PES)。この溶液に3.5g
の純アクリル酸(AA)を加え、そしてこの混合物をA
Aが完全に溶解されるまで混合する。
使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量
体/重合体NMP溶液を薄膜として拡げる。この薄膜を
シリコーンガスケットを備えた同じタイプのガラスの他
のプレートで覆って溶液とトッププレートとの接触を防
止する。この集合体全体を、Hバルブ(bulb)が系の搬
送室の上下に配置されたFusions Systems UV暴露装置
を通して10ft/分のライン速度で移動させる。
をろ別しそしてPESのUV光化学的劣化を防止する。
上記操作の他の有益な変形例は、溶液の薄膜の上にある
周囲雰囲気をアルゴン又は窒素ガス雰囲気で置き換える
ことである。これは、PESと単量体との共重合体のよ
り高い収率をもたらす。
触によって生成物重合体溶液を沈殿させる。典型的に
は、トッププレートを取り除き、そして未反応PES及
びPESの共重合体の両方を含有する重合体溶液薄膜を
水浴中に浸漬する。重合体ブレンドを空気中に次いで約
80℃の炉中で乾燥させてすべての水を除去する。
メチレン(MC)(これはPESに対する優秀な溶剤で
ある)で処理する。PESの共重合体は、MC中に不溶
性である。混合物を遠心分離して共重合体を集め、そし
て溶液中の未反応PESを塩素化廃棄物として処分す
る。共重合体を20gの新鮮なMC中に分散させ、上記
のようにして遠心分離しそして分離する。この洗浄操作
を3回反復した。この生成物を乾燥させると、0.39
8gのポリアクリル酸−PES共重合体が生成され、こ
れは約12.85%の収率である。先に記載したよう
に、この収率は、アルゴン又は窒素ガスのような不活性
雰囲気を使用することによって有意に向上させることが
できる。
しかし95℃に加熱された水中には不溶性である。ポリ
アクリル酸は、NMP及び25℃の水の両方に可溶性で
ある。出発PESの赤外スペクトルは、カルボニル吸収
を全く示さない。未グラフトPESと共重合体とのブレ
ンドは、1750cm-1において顕著なカルボニル吸収
を示す。このカルボニル吸収は、精製共重合体において
その最大強度に達する。先に記載したように生成物の溶
液から層分離によって膜を形成する。
の製造に使用したと同じものであるが、しかしアクリル
酸の代わりにジメチルアミノプロピルメタクリルアミド
が使用された。共重合体組成物を分離すると、MC中に
不溶性でしかもジメチルアミノプロピルメタクリルアミ
ド及びPESの両方の強い特徴を有する赤外スペクトル
を持つ生成物が10%収率で生成した。先に記載したよ
うに重合体組成物の溶液から層分離によって膜を形成す
る。
7部のn−ブタノールと、5%の塩化リチウムを含有す
る58部のN−メチルピロリドンと、10部のジメチル
アクリルアミド単量体との溶液から5つの膜を流延成形
した。5ミル間隔を有するステンレス鋼ロールを使用し
て厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量体/重
合体P溶液を薄膜として拡げた。この薄膜をシリコーン
ガスケットを備えた同じタイプのガラスの他のプレート
で覆って溶液とトッププレートとの接触を防止した。こ
の集合体全体を、Hバルブが系の搬送室の上下に配置さ
れたFusions Systems UV暴露装置を通して5ft/分
のライン速度で移動させた。UV暴露の後に、多量の脱
イオン水との接触によって重合体溶液を沈殿させた。ト
ッププレートを取り除き、そして未反応PES及びPE
Sの共重合体の両方を含有する重合体溶液薄膜が付着し
たガラスプレートを水浴中に浸漬した。沈殿後、ガラス
プレートから固体の膜を取り除きそして水で十分に洗浄
した。次いで、膜を室温で乾燥させた。
化リチウムと17.2gのn−ブタノールとの溶剤混合
物を調製した。3.12g重量の乾燥した膜を16.3
gの溶剤混合物中に溶解させた。完全な溶解後、得られ
た組成物を流延成形して薄い被膜を作りそしてそれを室
温の水中で凝固させた。膜を十分に水洗した。得られた
シートの半分をオートクレーブにおいて125℃で50
分間スチーム処理した。両方の半分を室温で乾燥させ
た。両方の膜シートは、流延成形の間にガラスプレート
と接触状態にある表面から即時に湿潤する。両方の場合
において、保持力のある他方の表面はより遅く湿潤す
る。
ドからの膜の湿潤性は反応生成物の固有特性であり、そ
してこのブレンドから作った膜の溶解時には失われない
ことを示す。
%の塩化リチウムを含有する590gのN−メチルピロ
リドン中に溶解させることによって溶液を調製する。こ
の溶液に150gのn−ブタノールを溶解させる。
ジメチルアクリルアミド単量体(DMAD)を加え、そ
して溶液を1時間撹拌する。
使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量
体/重合体NMP溶液を薄膜として拡げる。この薄膜を
シリコーンガスケットを備えた同じタイプのガラスの他
のプレートで覆って溶液とトッププレートとの接触を防
止する。
使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量
体/重合体NMP溶液を薄膜として拡げる。この薄膜を
シリコーンガスケットを備えた同じタイプのガラスの他
のプレートで覆って溶液とトッププレートとの接触を防
止する。この集合体全体を、Hバルブが系の搬送室の上
下に配置されたFusions Systems UV暴露装置を通して
7.5ft/分のライン速度で移動させる。
をろ別しそしてPESの過度のUV光化学的劣化を防止
する。上記操作の他の有益な変形例は、溶液の薄膜の上
にある周囲雰囲気を不活性ガスの雰囲気で置き換えるこ
とである。これは、グラフト化PESのより高い収率を
もたらす。
触によって重合体溶液を沈殿させる。典型的には、トッ
ププレートを取り除き、そしてグラフト及び未グラフト
PESの両方を含有する重合体溶液薄膜を水浴中に浸漬
する。ここで新たに形成された膜(これは、その中実構
造体全体にグラフト共重合体を含有する)を脱イオン水
で数回洗浄する。
ャンバーにおいて飽和水蒸気を使用して125℃で50
分間オートクレーブ処理し、再び洗浄しそして空中に放
置して乾燥させる。この膜は水で即時に湿潤する。
使用するUF膜の重要な属性は、たんぱく質を結合させ
る膜表面の傾向に関する。膜表面は、できるだけ少ない
たんぱく質を結合するのが極めて望ましい。この最低の
たんぱく質結合度は、膜の性能を大きく向上させる。
めに、膜を上流側でたんぱく質溶液に暴露させる特殊な
セルを構成した。たんぱく質溶液に対して4時間接触さ
せた後に、膜を取り除き、十分に水洗し、そして米国ミ
ズリー州セントルイス所在のシグマ・ケミカル・カンパ
ニーのポンソーS P7767 マゼンタ汚染剤で売主の標準
使用法に従って処理する。ポンソーSで処理すると、白
色PES膜はもしもたんぱく質が全く吸収されなかった
ならば白色のままであるが、しかしたんぱく質が存在す
るときには赤色に変化する。マゼンタ・プレスルーム・
デンシトメーター色彩基準で較正されたマクベス・デン
シトメーター・モデルRD1232でマゼンタ密度を測
定することが採用された。
SA溶液をすすぎ落とし、そしてポンソーSで汚染させ
た後に、次のマゼンタ密度が記録された。 膜 マゼンタ密度 対照−(変性なし) 0.63 実施例の膜 0.08 他の市販製品 ミリポアPTGC 0.92 ミリポア Biomax 10 0.62 ミリポア Biomax 5 0.68 (非イオン性親水性重合体で変性されたポリエーテルス
ルホン)
のN,N’−ジメチルアクリルアミド(DMAD)を加
える。 2.11ミルの隙間を持つ円筒状アプリケーターを使用
して厚さ1/8 inの珪硼酸ガラスプレート上にドープを薄
膜状に拡げる。 3.流延されたドープを他の厚さ1/8 inの珪硼酸ガラス
プレートで覆う。 4.この集合体をFusions Systems UV源を通して10
ft/分で通す。 5.トッププレートを取り除き、そしてそのグラフトP
ES薄膜を50%水と50%メタノールとの溶液中に浸
漬させる。 6.膜を水洗しそして風乾させる。
予備湿潤操作を行なわずに湿潤状態と乾燥状態との間で
反復して循環されることができる。それは、炉において
乾燥熱に135℃で48時間暴露された後に即時に湿潤
する。水で湿潤された乾燥膜は、25psiの圧力で2
0.2gsfd/psiの水流束を有する。
ないATRにおいて顕著なカルボニル伸縮振動数を示
す。抽出分の試験は、極めて低いDMAD抽出分を与え
た。また、膜は、ポンソーSテストを使用すると極めて
低いBSA結合を示す。マゼンタ密度は未変性の対照の
0.52に対して0.12である。
うにして膜に流延成形した。これらを湿潤状態でオート
クレーブ処理し、即ち、オートクレーブサイクルの間に
膜を水で飽和状態に維持した。次いで、膜を風乾しそし
て試験した。
ターを使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上
にドープを薄膜状に拡げる。 3.流延されたドープを他の厚さ1/16inの珪硼酸ガラス
プレートで覆う。 4.この集合体をFusions Systems UV源に10ft/
分のライン速度で通す。 5.トッププレートを取り除き、そしてそのグラフトP
ES重合体溶液薄膜を100%の水中に浸漬させる。 6.乾燥後、膜を流束について試験しそしてBiomax 10
と比較した。1g/リットルのDextran T-40をpH7緩
衝剤中に溶解した溶液を使用して保持試験を行なった。
従来の試験では、Biomax 10 は、湿潤されそして風乾さ
れた場合には流束を全く有しないことが示されている。
ホキシド:n−ブタノール(4:1)溶液中に溶解させ
ることによって溶液を調製する。これに2gのポリビニ
ルピロリドンK90を加え、そしてこの混合物を二番目
の重合体の溶解を達成するまで撹拌する。ここで、この
溶液に8.5gのDMADを加えそしてその系を1時間
撹拌して良好な均質溶液を得る。
使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量
体/重合体溶液を薄膜として拡げる。この薄膜をシリコ
ーンガスケットを備えた同じタイプのガラスの他のプレ
ートで覆って溶液とトッププレートとの接触を防止す
る。この集合体全体を、Hバルブが系の搬送室の上下に
配置されたFusions Systems UV暴露装置を通して7.
5ft/分のライン速度で移動させる。
をろ別しそしてPESの過度のUV光化学的劣化を防止
する。上記操作の他の有益な変形例は、溶液の薄膜の上
にある周囲雰囲気を不活性ガス雰囲気で置き換えること
である。これは、グラフトPESのより高い収率をもた
らす。
触によって重合体溶液を沈殿させる。典型的には、トッ
ププレートを取り除き、そしてグラフト及び未グラフト
PESの両方を含有する重合体溶液薄膜を水浴中に浸漬
する。ここで新たに形成された膜(これは、その中実構
造体全体にグラフト共重合体を含有する)を脱イオン水
で数回洗浄する。
で50分間入れる。風乾後、膜は水で即時に湿潤可能で
ある。膜の湿潤性は、乾燥炉に135℃で6時間入れた
後でさえも即時のままである。
(NMP)中に溶解させることによって溶液を調製す
る。この溶液の5.0gに疎水性単量体である0.27
gの1,1−ジヒドロペルフルオルオクチルアクリレー
ト(PFOA)を加える。この混合物を40℃に加温
し、そして単量体が溶解されるまで撹拌する。
使用して厚さ1/16 in の珪硼酸ガラスプレート上に単量
体/重合体NMP溶液を薄膜として拡げる。この薄膜を
シリコーンガスケットを備えた同じタイプのガラスの他
のプレートで覆って溶液とトッププレートとの接触を防
止する。この集合体全体を、Hバルブが系の搬送室の上
下に配置されたFusions Systems UV暴露装置を通して
7.5ft/分のライン速度で移動させる。
コール(IPA)で重合体溶液を沈殿させる。典型的に
は、トッププレートを取り除き、そしてグラフト及び未
グラフトPESの両方を含有する重合体溶液薄膜をIP
A浴中に浸漬する。ここで新たに形成された膜(これ
は、その中実構造体全体にグラフト共重合体を含有す
る)をIPAで数回洗浄する。
使用しない対照実験も行ない、そして得られた膜を相当
する試験で分析した。実施した分析は、赤外スペクトル
分析及び水接触角測定であった。
合体セグメントを表わすピークを示す。
に面する上面について測定された。対照についての平均
水接触角は77度であったのに対して、この同じ測定は
本試験では100度であった。これは、試験膜が新規な
疎水性共重合体組成物で変性されたことを示す。
Claims (26)
- 【請求項1】 ポリスルホン、及びポリスルホンと共有
結合したポリマーセグメントを有する重合単量体との共
重合体のブレンドを中実マトリックス全体に形成してな
る多孔質膜。 - 【請求項2】 微孔質膜である請求項1記載の膜。
- 【請求項3】 限外ろ過膜である請求項1記載の膜。
- 【請求項4】 乾燥後に水湿潤性である多孔質膜であっ
て、ポリスルホン、及びポリスルホンと共有結合したポ
リマーセグメントを有する重合遊離基重合性単量体との
共重合体のブレンドを中実マトリックス全体に形成して
なる多孔質膜。 - 【請求項5】 ポリスルホンが、ポリスルホン、ポリエ
ーテルスルホン、ポリフェニルスルホン及びそれらの混
合物よりなる群から選択される請求項1〜4のいずれか
一項記載の膜。 - 【請求項6】 単量体が、アクリル酸及びN,N’−ジ
メチルアクリルアミドよりなる群から選択される請求項
1〜4のいずれか一項記載の膜。 - 【請求項7】 ポリスルホンと遊離基重合性単量体との
溶液を形成し、 該溶液を紫外線に暴露して該ポリスルホンを活性化し、
且つ該ポリスルホンと共有結合したポリマーセグメント
を有する重合単量体との共重合体組成物を形成し、そし
て該溶液の層分離を行なって該ポリスルホンと該共重合
体とのブレンドの固体多孔質層を形成する、ことを含む
多孔質膜の製造法。 - 【請求項8】 紫外線で活性化したポリスルホンと遊離
基重合性単量体との溶液を形成し、 該溶液を紫外線に暴露して該ポリスルホンを活性化し、
且つ該活性化したポリスルホンと共有結合したポリマー
セグメントを有する該単量体の重合有機基部分との共重
合体組成物を形成し、そして該溶液の層分離を行なって
該ポリスルホンと該共重合体とのブレンドの固体多孔質
層を形成する、ことを含む、乾燥された後に水湿潤性で
ある多孔質膜の製造法。 - 【請求項9】 膜が微孔質膜である請求項7又は8のい
ずれか一項記載の方法。 - 【請求項10】 膜が限外ろ過膜である請求項7又は8
のいずれか一項記載の方法。 - 【請求項11】 固体多孔質層が水の存在下にオートク
レーブ処理され次いで乾燥される請求項8記載の方法。 - 【請求項12】 固体多孔質層が約115〜約125℃
の温度において約15〜25psigの圧力で約30〜
約60分の時間オートクレーブ処理される請求項11記
載の方法。 - 【請求項13】 ポリスルホンが、ポリスルホン、ポリ
エーテルスルホン、ポリフェニルスルホン及びそれらの
混合物よりなる群から選択される請求項7又は8のいず
れか一項記載の方法。 - 【請求項14】 単量体が、アクリル酸及びN,N’−
ジメチルアクリルアミドよりなる群から選択される請求
項8記載の方法。 - 【請求項15】 紫外線が約290nm〜約400nm
の波長を有する請求項7又は8のいずれか一項記載の方
法。 - 【請求項16】 溶液を紫外線に暴露する工程の後で且
つ層分離を行なう工程の前に共重合体を回収するために
共重合体からポリスルホンを分離し、そして共重合体の
溶液の層分離を行なって該共重合体の固体多孔質層を形
成する、請求項7又は8のいずれか一項記載の方法。 - 【請求項17】 ポリスルホンが、ポリスルホン、ポリ
エーテルスルホン、ポリフェニルスルホン及びそれらの
混合物よりなる群から選択される請求項16記載の方
法。 - 【請求項18】 単量体が、アクリル酸及びN,N’−
ジメチルアクリルアミドよりなる群から選択される請求
項16記載の方法。 - 【請求項19】 紫外線が約290nm〜約400nm
の波長を有する請求項16記載の方法。 - 【請求項20】 ポリスルホンと重合遊離基単量体との
共重合体を中実マトリックス全体に形成してなる多孔質
膜。 - 【請求項21】 乾燥された後に水湿潤性である多孔質
膜であって、ポリスルホンと重合遊離基重合性単量体と
の共重合体を中実マトリックス全体に形成してなる多孔
質膜。 - 【請求項22】 微孔質膜である請求項20又は21の
いずれか一項記載の膜。 - 【請求項23】 限外ろ過膜である請求項20又は21
のいずれか一項記載の膜。 - 【請求項24】 ポリスルホンが、ポリスルホン、ポリ
エーテルスルホン、ポリフェニルスルホン及びそれらの
混合物よりなる群から選択される請求項20又は21の
いずれか一項記載の膜。 - 【請求項25】 ポンソーSマゼンタと接触させた後に
マゼンタ密度によって測定して約0.35単位未満の低
いたんぱく質結合度を有する請求項4又は21のいずれ
か一項記載の多孔質膜。 - 【請求項26】 ポンソーSマゼンタと接触させた後に
マゼンタ密度によって測定して約0.15単位未満の低
いたんぱく質結合度を有する請求項4又は21のいずれ
か一項記載の多孔質膜。
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