JPH10132591A - ナビゲーション装置 - Google Patents
ナビゲーション装置Info
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- JPH10132591A JPH10132591A JP8283845A JP28384596A JPH10132591A JP H10132591 A JPH10132591 A JP H10132591A JP 8283845 A JP8283845 A JP 8283845A JP 28384596 A JP28384596 A JP 28384596A JP H10132591 A JPH10132591 A JP H10132591A
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- Japan
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- time
- recommended route
- search
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Abstract
(57)【要約】
【課題】目的地に到達したい時刻を加味したアルゴリズ
ムにより推奨経路を探索する。 【解決手段】地図記憶装置2に格納した地図データに基
づいてモニタ8に道路地図を表示するとともに探索した
推奨経路を道路地図上に重ねて表示する。目的地の到着
予定時刻を入力し、現在地から目的地までの複数の推奨
経路を探索し、各推奨経路の所要時間を算出する。現在
時刻に各推奨経路の所要時間を加算して到着予想時刻を
算出し、最も到着予定時刻に近い到着予想時刻の経路を
推奨経路として表示する。
ムにより推奨経路を探索する。 【解決手段】地図記憶装置2に格納した地図データに基
づいてモニタ8に道路地図を表示するとともに探索した
推奨経路を道路地図上に重ねて表示する。目的地の到着
予定時刻を入力し、現在地から目的地までの複数の推奨
経路を探索し、各推奨経路の所要時間を算出する。現在
時刻に各推奨経路の所要時間を加算して到着予想時刻を
算出し、最も到着予定時刻に近い到着予想時刻の経路を
推奨経路として表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、目的地までの推奨
経路を探索してモニタに表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置に関する。
経路を探索してモニタに表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、特開平5−325096号公
報や特開平6−249672号公報などに開示されてい
る車両走行経路誘導装置が知られている。このような経
路誘導装置では、目的地を入力すると、現在地(始点)
と目的地(終点)を結ぶ複数の経路のなかから各種のア
ルゴリズムにより1本の経路が設定されてモニタ上に表
示される。
報や特開平6−249672号公報などに開示されてい
る車両走行経路誘導装置が知られている。このような経
路誘導装置では、目的地を入力すると、現在地(始点)
と目的地(終点)を結ぶ複数の経路のなかから各種のア
ルゴリズムにより1本の経路が設定されてモニタ上に表
示される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの公報には、走
行距離が最短の経路を推奨経路とするアルゴリズムある
いは所要時間が最短の経路を推奨経路とするアルゴリズ
ムが開示されている。すなわち、従来の経路探索アルゴ
リズムは現在地と目的地間の各種条件や状況によるもの
である。
行距離が最短の経路を推奨経路とするアルゴリズムある
いは所要時間が最短の経路を推奨経路とするアルゴリズ
ムが開示されている。すなわち、従来の経路探索アルゴ
リズムは現在地と目的地間の各種条件や状況によるもの
である。
【0004】本発明の目的は、目的地に到達したい時刻
を加味したアルゴリズムにより推奨経路を探索するよう
にしたナビゲーション装置を提供することにある。
を加味したアルゴリズムにより推奨経路を探索するよう
にしたナビゲーション装置を提供することにある。
【0005】
(1)本発明は、地図記憶装置に格納した地図データに
基づいてモニタに道路地図を表示するとともに探索した
推奨経路を道路地図上に表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置に適用され、操作者が入力した目的地に到着す
る予定時刻に基づいて、始点から目的地までの推奨経路
を探索する探索手段を具備することにより、上述した目
的を達成する。 (2)探索手段は、現在時刻から前記到着予定時刻まで
の所要時間に基づいて推奨経路を探索することができ
る。 (3)探索手段は、地図データとして予め記憶されてい
るリンクのノード間所要時間と、渋滞情報として無線で
受信されたリンクのノード間所要時間とに基づいて、設
定された到着予定時刻に最も近い到着予想時刻となる経
路を探索することができる。 (4)現在時刻から前記到着予定時刻までの所要時間と
平均速度とから走行可能距離を算出して探索エリアを決
定し、その探索エリア内で経路探索を行なうようにして
もよい。この場合、探索エリア内の経由地を表示装置に
表示し、探索手段は、経由地が入力されたときは、始点
から経由地を通って目的地に至る推奨経路を探索するよ
うにしてもよい。経由地が観光地のような所定の時間を
要する地域的箇所である場合、その地域的箇所での所要
時間を加算して到着予想時刻を計算してもよい。 (5)請求項7の発明は、地図記憶装置に格納した地図
データに基づいてモニタに道路地図を表示するとともに
探索した推奨経路を前記道路地図上に表示するようにし
たナビゲーション装置に適用され、そして、始点から操
作者が入力した経由地を通って目的地に至る複数の推奨
経路を探索し、前記複数の推奨経路での走行所要時間
と、前記経由地での所要時間とに基づいて目的地の到着
予想時刻を算出する探索手段を具備することにより、上
記目的を達成する。 (6)請求項7の発明のように到着予想時刻を算出する
場合には、到着予定時刻に最も近い到着予想時刻の推奨
経路を推奨経路として選択することができる。地図記憶
装置に格納した地図データに基づいて道路地図を表示
し、探索した推奨経路を前記道路地図上に表示し、さら
に渋滞に関する情報を含む各種の交通情報を受信するよ
うにしたナビゲーション装置において、 (7)請求項9の発明は、地図記憶装置に格納した地図
データに基づいて道路地図を表示し、探索した推奨経路
を道路地図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含む
各種の交通情報を受信するようにしたナビゲーション装
置において、地図データとして予め記憶されているリン
クのノード間所要時間と、渋滞情報として無線で受信さ
れたリンクのノード間所要時間とに基づいて推奨経路を
探索する探索手段を備えるものである。 (8)請求項10の発明は、地図記憶装置に格納した地
図データに基づいて道路地図を表示し、探索した推奨経
路を道路地図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含
む各種の交通情報を受信するようにしたナビゲーション
装置において、地図データとして予め記憶されている探
索データと、無線で受信される各種交通情報データとに
基づいて推奨経路を探索する探索手段を備えるものであ
る。
基づいてモニタに道路地図を表示するとともに探索した
推奨経路を道路地図上に表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置に適用され、操作者が入力した目的地に到着す
る予定時刻に基づいて、始点から目的地までの推奨経路
を探索する探索手段を具備することにより、上述した目
的を達成する。 (2)探索手段は、現在時刻から前記到着予定時刻まで
の所要時間に基づいて推奨経路を探索することができ
る。 (3)探索手段は、地図データとして予め記憶されてい
るリンクのノード間所要時間と、渋滞情報として無線で
受信されたリンクのノード間所要時間とに基づいて、設
定された到着予定時刻に最も近い到着予想時刻となる経
路を探索することができる。 (4)現在時刻から前記到着予定時刻までの所要時間と
平均速度とから走行可能距離を算出して探索エリアを決
定し、その探索エリア内で経路探索を行なうようにして
もよい。この場合、探索エリア内の経由地を表示装置に
表示し、探索手段は、経由地が入力されたときは、始点
から経由地を通って目的地に至る推奨経路を探索するよ
うにしてもよい。経由地が観光地のような所定の時間を
要する地域的箇所である場合、その地域的箇所での所要
時間を加算して到着予想時刻を計算してもよい。 (5)請求項7の発明は、地図記憶装置に格納した地図
データに基づいてモニタに道路地図を表示するとともに
探索した推奨経路を前記道路地図上に表示するようにし
たナビゲーション装置に適用され、そして、始点から操
作者が入力した経由地を通って目的地に至る複数の推奨
経路を探索し、前記複数の推奨経路での走行所要時間
と、前記経由地での所要時間とに基づいて目的地の到着
予想時刻を算出する探索手段を具備することにより、上
記目的を達成する。 (6)請求項7の発明のように到着予想時刻を算出する
場合には、到着予定時刻に最も近い到着予想時刻の推奨
経路を推奨経路として選択することができる。地図記憶
装置に格納した地図データに基づいて道路地図を表示
し、探索した推奨経路を前記道路地図上に表示し、さら
に渋滞に関する情報を含む各種の交通情報を受信するよ
うにしたナビゲーション装置において、 (7)請求項9の発明は、地図記憶装置に格納した地図
データに基づいて道路地図を表示し、探索した推奨経路
を道路地図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含む
各種の交通情報を受信するようにしたナビゲーション装
置において、地図データとして予め記憶されているリン
クのノード間所要時間と、渋滞情報として無線で受信さ
れたリンクのノード間所要時間とに基づいて推奨経路を
探索する探索手段を備えるものである。 (8)請求項10の発明は、地図記憶装置に格納した地
図データに基づいて道路地図を表示し、探索した推奨経
路を道路地図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含
む各種の交通情報を受信するようにしたナビゲーション
装置において、地図データとして予め記憶されている探
索データと、無線で受信される各種交通情報データとに
基づいて推奨経路を探索する探索手段を備えるものであ
る。
【0006】
−第1の実施の形態− 図1は本発明によるナビゲーション装置の一実施の形態
のブロック図である。図1において、1は車両の現在地
を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の進行方
位を検出する方位センサ1a、車速を検出する車速セン
サ1b、GPS(Global Positioning System)衛星か
らのGPS信号を検出するGPSセンサ1c等から成
る。2は道路地図に関するデータを格納する地図記憶メ
モリであり、例えばCD−ROMおよびその読み出し装
置から成る。
のブロック図である。図1において、1は車両の現在地
を検出する現在地検出装置であり、例えば車両の進行方
位を検出する方位センサ1a、車速を検出する車速セン
サ1b、GPS(Global Positioning System)衛星か
らのGPS信号を検出するGPSセンサ1c等から成
る。2は道路地図に関するデータを格納する地図記憶メ
モリであり、例えばCD−ROMおよびその読み出し装
置から成る。
【0007】地図記憶メモリ2に格納される道路地図デ
ータは、主に地図上の道路データ、経路探索データ、名
称データおよび背景データ等から成る。道路データは、
道路を複数の長さごとに分割したリンクデータ、各リン
クの始端ノードおよび終端ノードの座標値データ、始端
ノードと終端ノード間の所要時間、国道や県道などの道
路種別データなどからなる。経路探索データは、分岐点
情報や交差点情報を含む。
ータは、主に地図上の道路データ、経路探索データ、名
称データおよび背景データ等から成る。道路データは、
道路を複数の長さごとに分割したリンクデータ、各リン
クの始端ノードおよび終端ノードの座標値データ、始端
ノードと終端ノード間の所要時間、国道や県道などの道
路種別データなどからなる。経路探索データは、分岐点
情報や交差点情報を含む。
【0008】3は装置全体を制御する制御回路であり、
マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。4は
車両の目的地等を入力する各種スイッチを有する入力装
置である。詳細/広域スイッチ4a、4bは表示地図を
詳細表示したり広域表示するためのスイッチ、スクロー
ルスイッチ4cは表示画面を上下左右にスクロールする
ためのスイッチである。地図スイッチ4dは表示画面を
車両の現在位置にするためのスイッチである。
マイクロプロセッサおよびその周辺回路から成る。4は
車両の目的地等を入力する各種スイッチを有する入力装
置である。詳細/広域スイッチ4a、4bは表示地図を
詳細表示したり広域表示するためのスイッチ、スクロー
ルスイッチ4cは表示画面を上下左右にスクロールする
ためのスイッチである。地図スイッチ4dは表示画面を
車両の現在位置にするためのスイッチである。
【0009】5は道路地図を表示するための道路地図描
画用データを格納する地図データ用メモリであり、地図
記憶メモリ2から読み出した道路地図データに基づいて
作成される。7は後述する表示モニタ8に表示するため
の画像データを格納する画像メモリである。画像メモリ
7に格納された画像データは適宜読み出されて表示モニ
タ8に表示される。表示モニタ8はタッチパネルスイッ
チが適宜の箇所に配設されており、始点、経由地、終点
(目的地)を操作者がモニタ8に表示されている地図上
の任意の地点を指で押すことにより、指示することもで
きる。その他の操作で始点、経由地点、目的地を入力す
ることもできる。さらに、後述する到着予定時刻を入力
する場合は、表示画面上に表示されるテンキーを押圧操
作して入力することができる。
画用データを格納する地図データ用メモリであり、地図
記憶メモリ2から読み出した道路地図データに基づいて
作成される。7は後述する表示モニタ8に表示するため
の画像データを格納する画像メモリである。画像メモリ
7に格納された画像データは適宜読み出されて表示モニ
タ8に表示される。表示モニタ8はタッチパネルスイッ
チが適宜の箇所に配設されており、始点、経由地、終点
(目的地)を操作者がモニタ8に表示されている地図上
の任意の地点を指で押すことにより、指示することもで
きる。その他の操作で始点、経由地点、目的地を入力す
ることもできる。さらに、後述する到着予定時刻を入力
する場合は、表示画面上に表示されるテンキーを押圧操
作して入力することができる。
【0010】9はFM多重放送受信装置、10は光ビー
コン受信装置、11は電波ビーコン受信装置であり、そ
れぞれFM多重放送電波、光ビーコン、電波ビーコンで
送られる交通情報(以下、VICS情報と呼ぶ)を受信
する。
コン受信装置、11は電波ビーコン受信装置であり、そ
れぞれFM多重放送電波、光ビーコン、電波ビーコンで
送られる交通情報(以下、VICS情報と呼ぶ)を受信
する。
【0011】VICS情報は、たとえば渋滞情報、規制
情報、駐車場情報、サービスエリア情報、パーキングエ
リア情報である。渋滞情報には渋滞旅行時間リンク情報
が含まれる。この渋滞旅行時間リンク情報は各リンクの
ノード間所要時間を渋滞の程度に基づいて算出したもの
である。また、規制情報には車線規制情報と、高速道路
のランプ規制情報、インターチェンジ規制情報が含まれ
る。渋滞情報は、道路の上下線ごとに分けて、渋滞を赤
色で、混雑を黄色で、渋滞混雑なしを緑色で表示する。
情報、駐車場情報、サービスエリア情報、パーキングエ
リア情報である。渋滞情報には渋滞旅行時間リンク情報
が含まれる。この渋滞旅行時間リンク情報は各リンクの
ノード間所要時間を渋滞の程度に基づいて算出したもの
である。また、規制情報には車線規制情報と、高速道路
のランプ規制情報、インターチェンジ規制情報が含まれ
る。渋滞情報は、道路の上下線ごとに分けて、渋滞を赤
色で、混雑を黄色で、渋滞混雑なしを緑色で表示する。
【0012】図2は制御回路3のメイン処理を示すフロ
ーチャート、図3は制御回路3の推奨経路探索処理を示
すフローチャートであり、以下これらのフローチャート
に基づいて本実施の形態の動作を説明する。なお、制御
回路3は、たとえば車両のキーがイグニッションオン位
置に操作されたときに図2の処理を開始する。
ーチャート、図3は制御回路3の推奨経路探索処理を示
すフローチャートであり、以下これらのフローチャート
に基づいて本実施の形態の動作を説明する。なお、制御
回路3は、たとえば車両のキーがイグニッションオン位
置に操作されたときに図2の処理を開始する。
【0013】図2のステップS10では推奨経路探索処
理を実行する。ステップS20では、現在地検出装置1
からの信号に基づいて車両の現在地を検出する。ステッ
プS30では地図表示処理を行って地図をモニタ上に表
示する。このとき、後述するようにして探索された推奨
経路も表示する。
理を実行する。ステップS20では、現在地検出装置1
からの信号に基づいて車両の現在地を検出する。ステッ
プS30では地図表示処理を行って地図をモニタ上に表
示する。このとき、後述するようにして探索された推奨
経路も表示する。
【0014】ステップS40では、ステップS20と同
様にして現在地を検出する。ステップS50では、画面
上の道路地図を更新するか否か、すなわち道路地図の書
き換えを行うか否かを判定する。ここでは、検出された
現在位置に基づいて、前回の地図更新時点から車両が所
定距離以上走行した場合に、画面表示されている道路地
図の更新を行うものと判定する。
様にして現在地を検出する。ステップS50では、画面
上の道路地図を更新するか否か、すなわち道路地図の書
き換えを行うか否かを判定する。ここでは、検出された
現在位置に基づいて、前回の地図更新時点から車両が所
定距離以上走行した場合に、画面表示されている道路地
図の更新を行うものと判定する。
【0015】ステップS50の判定が肯定されるとステ
ップS30に戻り、判定が否定されるとステップS60
に進む。ステップS60では、図2のメイン処理を継続
するか否かを判定する。例えば、不図示の電源スイッチ
がオフされた場合や、処理を中止するスイッチが操作さ
れた場合などには、ステップS60の判定が否定されて
図2のメイン処理を終了する。
ップS30に戻り、判定が否定されるとステップS60
に進む。ステップS60では、図2のメイン処理を継続
するか否かを判定する。例えば、不図示の電源スイッチ
がオフされた場合や、処理を中止するスイッチが操作さ
れた場合などには、ステップS60の判定が否定されて
図2のメイン処理を終了する。
【0016】ステップS60の判定が肯定されるとステ
ップS70に進み、自車位置マークの表示の更新を行っ
た後、ステップS40に戻る。自車位置マークは地図上
の現在地に重ねて表示されるが、ステップS50で地図
が所定距離分だけスクロールされるまでは自車位置マー
クを走行距離に応じて地図上で移動させるため、自車位
置マークの表示が更新される。その他の付属情報もこの
ステップで更新される。
ップS70に進み、自車位置マークの表示の更新を行っ
た後、ステップS40に戻る。自車位置マークは地図上
の現在地に重ねて表示されるが、ステップS50で地図
が所定距離分だけスクロールされるまでは自車位置マー
クを走行距離に応じて地図上で移動させるため、自車位
置マークの表示が更新される。その他の付属情報もこの
ステップで更新される。
【0017】図3は、図2のステップS10の推奨経路
探索処理の詳細を示すフローチャートである。ステップ
S11で経路探索の目的地の入力を待ち、目的地が入力
されるとステップS12で目的地の到着予定時刻の入力
を待つ。到着予定時刻が入力されるとステップS13に
おいて、推奨経路探索の探索条件の入力を待つ。たとえ
ば、有料道路を使用するかしないかなどの条件である。
探索条件が入力されるとステップS14に進み、現在地
から目的地までの複数の推奨経路を探索する。この経路
探索は周知のダイクラスト法などによるもので、具体的
な説明は省略する。
探索処理の詳細を示すフローチャートである。ステップ
S11で経路探索の目的地の入力を待ち、目的地が入力
されるとステップS12で目的地の到着予定時刻の入力
を待つ。到着予定時刻が入力されるとステップS13に
おいて、推奨経路探索の探索条件の入力を待つ。たとえ
ば、有料道路を使用するかしないかなどの条件である。
探索条件が入力されるとステップS14に進み、現在地
から目的地までの複数の推奨経路を探索する。この経路
探索は周知のダイクラスト法などによるもので、具体的
な説明は省略する。
【0018】ステップS15では、探索された複数の推
奨経路による現在地から目的地までの所要時間を計算
し、所要時間を現在時刻に加算して到着予想時刻を演算
する。この所要時間の演算にあたっては、道路データと
して各経路に予め設定されている静的な走行所要時間
と、各種受信機から受信したVICS情報である動的な
渋滞旅行時間リンク情報とを用いて実際の渋滞状況を用
いることができる。そしてステップS16において、最
も到着予定時刻に近い到着予想時刻の経路を推奨経路と
して選択し、ステップS17において、到着予想時刻お
よび到着予定時刻とともに選択された推奨経路をモニタ
8上に表示する。
奨経路による現在地から目的地までの所要時間を計算
し、所要時間を現在時刻に加算して到着予想時刻を演算
する。この所要時間の演算にあたっては、道路データと
して各経路に予め設定されている静的な走行所要時間
と、各種受信機から受信したVICS情報である動的な
渋滞旅行時間リンク情報とを用いて実際の渋滞状況を用
いることができる。そしてステップS16において、最
も到着予定時刻に近い到着予想時刻の経路を推奨経路と
して選択し、ステップS17において、到着予想時刻お
よび到着予定時刻とともに選択された推奨経路をモニタ
8上に表示する。
【0019】なお、静的な走行所要時間は主要道路に設
定されているが、渋滞旅行時間リンク情報は狭い地域の
道路に関してだけ受信されるので、渋滞旅行時間リンク
情報だけで各経路の所要時間を算出することはできな
い。
定されているが、渋滞旅行時間リンク情報は狭い地域の
道路に関してだけ受信されるので、渋滞旅行時間リンク
情報だけで各経路の所要時間を算出することはできな
い。
【0020】このような第1の実施の形態のナビゲーシ
ョン装置では、現在地と目的地とを結ぶ複数の経路のな
かから、予め入力された到着予定時刻に最も近い時刻に
到着が予想される経路が推奨経路として探索される。し
たがって、従来の最短距離経路探索や最短時間経路探索
などのように現在地と目的地間の各種条件や状況だけで
探索される場合に比べて、たとえば現在時刻から到着予
定時刻までの時間を有効に使用する経路を探索すること
ができるなど、ナビゲーション装置の使い勝手が向上す
る。
ョン装置では、現在地と目的地とを結ぶ複数の経路のな
かから、予め入力された到着予定時刻に最も近い時刻に
到着が予想される経路が推奨経路として探索される。し
たがって、従来の最短距離経路探索や最短時間経路探索
などのように現在地と目的地間の各種条件や状況だけで
探索される場合に比べて、たとえば現在時刻から到着予
定時刻までの時間を有効に使用する経路を探索すること
ができるなど、ナビゲーション装置の使い勝手が向上す
る。
【0021】−第2の実施の形態− 図4および図5により本発明によるナビゲーション装置
の第2の実施の形態について説明する。図4はメイン処
理のステップS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示
すもので図3に対応するものである。図3と同様なステ
ップには同一の番号を付して相違点を主に説明する。ス
テップS11〜13を実行した後、ステップS13Aに
進み、現在時刻から到着予定時刻までの所要時間Tを計
算する。ステップS13Bでは、その所要時間内に所定
の平均速度Vで走行できる距離Lを計算して探索エリア
を決定する。平均速度Vは予めナビゲーション装置に設
定してもよいし、乗員が経路探索使用状況に応じて適宜
設定してもよい。
の第2の実施の形態について説明する。図4はメイン処
理のステップS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示
すもので図3に対応するものである。図3と同様なステ
ップには同一の番号を付して相違点を主に説明する。ス
テップS11〜13を実行した後、ステップS13Aに
進み、現在時刻から到着予定時刻までの所要時間Tを計
算する。ステップS13Bでは、その所要時間内に所定
の平均速度Vで走行できる距離Lを計算して探索エリア
を決定する。平均速度Vは予めナビゲーション装置に設
定してもよいし、乗員が経路探索使用状況に応じて適宜
設定してもよい。
【0022】図5は走行可能距離Lから探索エリアを決
定する方式を説明する図であり、ここでは、現在地Sと
目的地Dを焦点とする楕円のエリアARを走行可能距離
Lから算出する。現在地Sから目的地Dへ向う場合に一
つの地点W1を経由し、かつその場合の走行距離をLと
した時に定まる楕円が走行可能距離Lの最大エリアとな
る。楕円の線上の地点が1つの経由地とすれば、どの位
置にあっても走行可能距離はLとなって一定である。た
とえばW1とW2で示す経由地を想定すれば、現在地S
と経由地W1の距離をA1、経由地W1と目的地Dの距
離をB1、現在地Sと経由地W2の距離をA2、経由地
W2と目的地Dの距離をB2とすれば、
定する方式を説明する図であり、ここでは、現在地Sと
目的地Dを焦点とする楕円のエリアARを走行可能距離
Lから算出する。現在地Sから目的地Dへ向う場合に一
つの地点W1を経由し、かつその場合の走行距離をLと
した時に定まる楕円が走行可能距離Lの最大エリアとな
る。楕円の線上の地点が1つの経由地とすれば、どの位
置にあっても走行可能距離はLとなって一定である。た
とえばW1とW2で示す経由地を想定すれば、現在地S
と経由地W1の距離をA1、経由地W1と目的地Dの距
離をB1、現在地Sと経由地W2の距離をA2、経由地
W2と目的地Dの距離をB2とすれば、
【数1】A1+B1=A2+B2=L=一定 となる。
【0023】このようにして探索エリアを決定したら、
第1の実施の形態と同様にステップS14〜ステップS
17の処理を実行して、到着予定時刻に最も近い到着予
想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示する。
第1の実施の形態と同様にステップS14〜ステップS
17の処理を実行して、到着予定時刻に最も近い到着予
想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示する。
【0024】以上の第2の実施の形態では、現在時刻か
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内で経路探
索を行なうようにしたので、探索エリアが狭められて探
索時間が短縮化される。
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内で経路探
索を行なうようにしたので、探索エリアが狭められて探
索時間が短縮化される。
【0025】−第3の実施の形態− 図6により本発明によるナビゲーション装置の第3の実
施の形態について説明する。図6はメイン処理のステッ
プS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示すもので図
3および図4に対応するものである。図3および図4と
同様なステップには同一の番号を付して相違点を主に説
明する。ステップS11〜13を実行した後、ステップ
S13AとステップS13Bを実行して探索エリアを決
定する。
施の形態について説明する。図6はメイン処理のステッ
プS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示すもので図
3および図4に対応するものである。図3および図4と
同様なステップには同一の番号を付して相違点を主に説
明する。ステップS11〜13を実行した後、ステップ
S13AとステップS13Bを実行して探索エリアを決
定する。
【0026】ステップS13Cではモニタ8に経由地一
覧を表示し、1以上の経由地を選択するかしないかをモ
ニタ8上のタッチパネルで指示するようにする。ステッ
プS13Dで1以上の経由地が選択されたと判定される
とステップS13Eに進み、選択されない場合にはステ
ップS13Dが否定されてステップS14に進む。
覧を表示し、1以上の経由地を選択するかしないかをモ
ニタ8上のタッチパネルで指示するようにする。ステッ
プS13Dで1以上の経由地が選択されたと判定される
とステップS13Eに進み、選択されない場合にはステ
ップS13Dが否定されてステップS14に進む。
【0027】ステップS13Eで、現在地から選択され
た経由地を通って目的に至る推奨経路が探索される。ス
テップS14では、上述したように現在地から目的地ま
での推奨経路が探索される。
た経由地を通って目的に至る推奨経路が探索される。ス
テップS14では、上述したように現在地から目的地ま
での推奨経路が探索される。
【0028】このようにして推奨経路が探索されたら、
第1および第2の実施の形態と同様にステップS15〜
ステップS17の処理を実行して、到着予定時刻に最も
近い到着予想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示
する。
第1および第2の実施の形態と同様にステップS15〜
ステップS17の処理を実行して、到着予定時刻に最も
近い到着予想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示
する。
【0029】以上の第3の実施の形態では、現在時刻か
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内の経由地
を乗員が任意に入力した上で経路探索を行なうようにし
たので、探索エリアが狭められて探索時間が短縮化され
るとともに、乗員の立寄りたい観光地などを指定した経
路探索が行なうことができる。
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内の経由地
を乗員が任意に入力した上で経路探索を行なうようにし
たので、探索エリアが狭められて探索時間が短縮化され
るとともに、乗員の立寄りたい観光地などを指定した経
路探索が行なうことができる。
【0030】−第4の実施の形態− 図7により本発明によるナビゲーション装置の第4の実
施の形態について説明する。図7はメイン処理のステッ
プS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示すもので図
6に対応するものである。図6と同様なステップには同
一の番号を付して相違点を主に説明する。ステップS1
1〜13を実行した後、ステップS13AとステップS
13Bを実行して探索エリアを決定する。
施の形態について説明する。図7はメイン処理のステッ
プS10の推奨経路探索処理の詳細手順を示すもので図
6に対応するものである。図6と同様なステップには同
一の番号を付して相違点を主に説明する。ステップS1
1〜13を実行した後、ステップS13AとステップS
13Bを実行して探索エリアを決定する。
【0031】ステップS13Fではモニタ8に観光地一
覧を表示し、1以上の観光地を選択するかしないかをモ
ニタ8上のタッチパネルで指示するようにする。ステッ
プS13Gで1以上の観光地が選択されたと判定される
とステップS13Hに進み、選択されない場合にはステ
ップS13Gが否定されてステップS14に進む。
覧を表示し、1以上の観光地を選択するかしないかをモ
ニタ8上のタッチパネルで指示するようにする。ステッ
プS13Gで1以上の観光地が選択されたと判定される
とステップS13Hに進み、選択されない場合にはステ
ップS13Gが否定されてステップS14に進む。
【0032】ステップS13Hでは、現在地から選択さ
れた観光地を通って目的に至る推奨経路が探索される。
ステップS14では、上述したように現在地から目的地
までの推奨経路が探索される。
れた観光地を通って目的に至る推奨経路が探索される。
ステップS14では、上述したように現在地から目的地
までの推奨経路が探索される。
【0033】観光地を入力して推奨経路が探索され場合
はステップS13Iに進み、推奨経路の走行所要時間を
計算し、その走行所要時間に観光地での所要時間を加算
して到着予想時刻を求める。観光地が入力されない場合
はステップS15で第1および第2の実施の形態と同様
にして所要時間を計算して到着予想時刻を算出する。そ
の後、ステップS16において、到着予定時刻に最も近
い到着予想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示す
る。なお、観光地の所要時間は予め地図記憶メモリ2に
記憶してあるものとする。
はステップS13Iに進み、推奨経路の走行所要時間を
計算し、その走行所要時間に観光地での所要時間を加算
して到着予想時刻を求める。観光地が入力されない場合
はステップS15で第1および第2の実施の形態と同様
にして所要時間を計算して到着予想時刻を算出する。そ
の後、ステップS16において、到着予定時刻に最も近
い到着予想時刻の推奨経路を1つだけモニタ8に表示す
る。なお、観光地の所要時間は予め地図記憶メモリ2に
記憶してあるものとする。
【0034】以上の第4の実施の形態では、現在時刻か
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内の観光地
を乗員が任意に入力した上で経路探索を行ない、入力さ
れた観光地の所要時間を加味して到着予想時間を計算す
るようにしたので、探索エリアが狭められて探索時間が
短縮化されるとともに、乗員の立寄りたい観光地などを
指定した経路探索が行なうことができ、しかも、観光地
での所要時間を加味した到着予想時間が計算されて、ナ
ビゲーション装置を使用して1日の観光スケジュールな
どを決定しやすくなる。
ら到着予定時刻までの所要時間内に走行できる距離を計
算して探索エリアを決定し、その探索エリア内の観光地
を乗員が任意に入力した上で経路探索を行ない、入力さ
れた観光地の所要時間を加味して到着予想時間を計算す
るようにしたので、探索エリアが狭められて探索時間が
短縮化されるとともに、乗員の立寄りたい観光地などを
指定した経路探索が行なうことができ、しかも、観光地
での所要時間を加味した到着予想時間が計算されて、ナ
ビゲーション装置を使用して1日の観光スケジュールな
どを決定しやすくなる。
【0035】なお、第1〜第4の実施の形態では、到着
予定時刻に最も近い到着予想時刻の推奨経路を自動的に
選択して1つの推奨経路だけを表示するようにしたが、
探索された全ての推奨経路の到着予想時刻を表示し、そ
の中から操作者が所望の推奨経路を選択するようにして
もよい。また、出発予定時刻などの任意の時刻を基準時
刻として入力し、その時刻から到着予定時刻までの所要
時間を計算するようにしてもよい。
予定時刻に最も近い到着予想時刻の推奨経路を自動的に
選択して1つの推奨経路だけを表示するようにしたが、
探索された全ての推奨経路の到着予想時刻を表示し、そ
の中から操作者が所望の推奨経路を選択するようにして
もよい。また、出発予定時刻などの任意の時刻を基準時
刻として入力し、その時刻から到着予定時刻までの所要
時間を計算するようにしてもよい。
【0036】さらにまた、第4の実施の形態のように探
索エリアを決定せず、目的地に到着するまでに立寄りた
い観光地を入力して推奨経路を探索し、第4の実施の形
態と同様にして、推奨経路の所要時間と観光地での所要
時間とを加味して到着予想時刻を計算してもよい。さら
に、観光地での所要時間は予め設定されているものとし
たが、操作者が任意に入力できるようにしてもよい。
索エリアを決定せず、目的地に到着するまでに立寄りた
い観光地を入力して推奨経路を探索し、第4の実施の形
態と同様にして、推奨経路の所要時間と観光地での所要
時間とを加味して到着予想時刻を計算してもよい。さら
に、観光地での所要時間は予め設定されているものとし
たが、操作者が任意に入力できるようにしてもよい。
【0037】さらにまた、観光地とは、箱根や日光など
の観光地域、寺院、神社を含む名跡、東京デイズニーラ
ンドなどの遊園地、アミューズメント施設、美術館、デ
パートなどを含むショッピング街を含む。観光地に代え
て、親類や友人の家などのように所定の時間を要する任
意の地域的箇所を入力するようにしてもよい。この場
合、所要時間は操作者が任意に入力可能である。
の観光地域、寺院、神社を含む名跡、東京デイズニーラ
ンドなどの遊園地、アミューズメント施設、美術館、デ
パートなどを含むショッピング街を含む。観光地に代え
て、親類や友人の家などのように所定の時間を要する任
意の地域的箇所を入力するようにしてもよい。この場
合、所要時間は操作者が任意に入力可能である。
【0038】以上の各実施の形態と請求項の構成要素と
の対応において、制御回路3が探索手段に対応する。
の対応において、制御回路3が探索手段に対応する。
【0039】
(1)本発明によれば、操作者が入力した目的地に到着
する予定時刻に基づいて、始点から目的地までの推奨経
路を探索するようにしたので、推奨経路を探索するアル
ゴリズムにより自由度を持たせることができる。 (2)地図データとして予め記憶されているリンクのノ
ード間所要時間と、渋滞情報として無線で受信されたリ
ンクのノード間所要時間とに基づいて到着予想時刻を計
算することにより、渋滞状況に応じた精度の高い所要時
間が計算可能となる。 (3)現在時刻から前記到着予定時刻までの所要時間と
平均速度とから走行可能距離を算出して探索エリアを決
定し、その探索エリア内で経路探索を行なうようにした
ので、探索時間が短縮される。 (4)探索エリア内の経由地を通って目的地に至る推奨
経路を探索するようにすれば、乗員の立寄りたい地点を
通って目的地に到着する経路を探索できる。 (5)経由地が観光地のような所定の時間を要する地域
的箇所である場合、その地域的箇所での所要時間を加算
して到着予想時刻を計算すれば、観光スケジュールなど
も加味した走行計画をたてることができる。 (6)請求項9の発明では、地図データとして予め記憶
されているリンクのノード間所要時間と、渋滞情報とし
て無線で受信されたリンクのノード間所要時間とに基づ
いて推奨経路を探索するようにしたので、精度の高い経
路探索ができる。 (7)請求項10の発明では、地図データとして予め記
憶されている探索データと、無線で受信される各種交通
情報データとに基づいて推奨経路を探索するようにした
ので、精度の高い経路探索ができる。
する予定時刻に基づいて、始点から目的地までの推奨経
路を探索するようにしたので、推奨経路を探索するアル
ゴリズムにより自由度を持たせることができる。 (2)地図データとして予め記憶されているリンクのノ
ード間所要時間と、渋滞情報として無線で受信されたリ
ンクのノード間所要時間とに基づいて到着予想時刻を計
算することにより、渋滞状況に応じた精度の高い所要時
間が計算可能となる。 (3)現在時刻から前記到着予定時刻までの所要時間と
平均速度とから走行可能距離を算出して探索エリアを決
定し、その探索エリア内で経路探索を行なうようにした
ので、探索時間が短縮される。 (4)探索エリア内の経由地を通って目的地に至る推奨
経路を探索するようにすれば、乗員の立寄りたい地点を
通って目的地に到着する経路を探索できる。 (5)経由地が観光地のような所定の時間を要する地域
的箇所である場合、その地域的箇所での所要時間を加算
して到着予想時刻を計算すれば、観光スケジュールなど
も加味した走行計画をたてることができる。 (6)請求項9の発明では、地図データとして予め記憶
されているリンクのノード間所要時間と、渋滞情報とし
て無線で受信されたリンクのノード間所要時間とに基づ
いて推奨経路を探索するようにしたので、精度の高い経
路探索ができる。 (7)請求項10の発明では、地図データとして予め記
憶されている探索データと、無線で受信される各種交通
情報データとに基づいて推奨経路を探索するようにした
ので、精度の高い経路探索ができる。
【図1】本発明によるナビゲーション装置の一実施の形
態を示すブロック図。
態を示すブロック図。
【図2】メイン処理を示すフローチャート。
【図3】第1の実施の形態の推奨経路演算サブルーチン
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図4】第2の実施の形態の推奨経路演算サブルーチン
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図5】第2の実施の形態における探索エリアを説明す
る図。
る図。
【図6】第3の実施の形態の推奨経路演算サブルーチン
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図7】第4の実施の形態の推奨経路演算サブルーチン
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
1 現在地検出装置 2 地図記憶メモリ 3 制御回路 4 入力装置 5 地図データ用メモリ 7 画像メモリ 8 表示モニタ 9 FM多重放送受信装置 10 光ビーコン受信装置 11 電波ビーコン受信装置
Claims (10)
- 【請求項1】地図記憶装置に格納した地図データに基づ
いてモニタに道路地図を表示するとともに探索した推奨
経路を前記道路地図上に表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置において、 操作者が入力した前記目的地に到着する予定時刻に基づ
いて、始点から目的地までの推奨経路を探索する探索手
段を具備することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項2】請求項1に記載のナビゲーション装置にお
いて、 前記探索手段は、現在時刻から前記到着予定時刻までの
所要時間に基づいて前記推奨経路を探索することを特徴
とするナビゲーション装置。 - 【請求項3】請求項2に記載のナビゲーション装置にお
いて、 前記探索手段は、前記地図データとして予め記憶されて
いるリンクのノード間所要時間と、渋滞情報として無線
で受信されたリンクのノード間所要時間とに基づいて、
前記設定された到着予定時刻に最も近い到着予想時刻と
なる経路を探索することを特徴とするナビゲーション装
置。 - 【請求項4】請求項2または3に記載のナビゲーション
装置において、 前記所要時間と平均速度とから走行可能距離を算出して
探索エリアを決定し、その探索エリア内で経路探索を行
なうことを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項5】請求項4に記載のナビゲーション装置にお
いて、 前記探索エリア内の経由地を前記表示装置に表示し、 前記探索手段は、前記経由地が入力されたときは、始点
から経由地を通って目的地に至る推奨経路を探索するこ
とを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項6】請求項5に記載のナビゲーション装置にお
いて、 前記経由地が所定の時間を要する地域的箇所である場
合、その地域的箇所での所要時間を加算して到着予想時
刻を計算することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項7】地図記憶装置に格納した地図データに基づ
いてモニタに道路地図を表示するとともに探索した推奨
経路を前記道路地図上に表示するようにしたナビゲーシ
ョン装置において、 始点から操作者が入力した経由地を通って目的地に至る
複数の推奨経路を探索し、前記複数の推奨経路での走行
所要時間と、前記経由地での所要時間とに基づいて目的
地の到着予想時刻を各推奨経路ごとに算出する探索手段
を具備することを特徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項8】請求項7に記載のナビゲーション装置にお
いて、 前記探索手段は、前記到着予定時刻に最も近い前記到着
予想時刻の推奨経路を推奨経路として選択することを特
徴とするナビゲーション装置。 - 【請求項9】地図記憶装置に格納した地図データに基づ
いて道路地図を表示し、探索した推奨経路を前記道路地
図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含む各種の交
通情報を受信するようにしたナビゲーション装置におい
て、 前記地図データとして予め記憶されているリンクのノー
ド間所要時間と、渋滞情報として無線で受信されたリン
クのノード間所要時間とに基づいて推奨経路を探索する
探索手段を備えることを特徴とするナビゲーション装
置。 - 【請求項10】地図記憶装置に格納した地図データに基
づいて道路地図を表示し、探索した推奨経路を前記道路
地図上に表示し、さらに渋滞に関する情報を含む各種の
交通情報を受信するようにしたナビゲーション装置にお
いて、 前記地図データとして予め記憶されている探索データ
と、無線で受信される各種交通情報データとに基づいて
推奨経路を探索する探索手段を備えることを特徴とする
ナビゲーション装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8283845A JPH10132591A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | ナビゲーション装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8283845A JPH10132591A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | ナビゲーション装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10132591A true JPH10132591A (ja) | 1998-05-22 |
Family
ID=17670916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8283845A Pending JPH10132591A (ja) | 1996-10-25 | 1996-10-25 | ナビゲーション装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10132591A (ja) |
Cited By (14)
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---|---|---|---|---|
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- 1996-10-25 JP JP8283845A patent/JPH10132591A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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