JPH10124761A - 消火器の盗難防止装置 - Google Patents
消火器の盗難防止装置Info
- Publication number
- JPH10124761A JPH10124761A JP27375496A JP27375496A JPH10124761A JP H10124761 A JPH10124761 A JP H10124761A JP 27375496 A JP27375496 A JP 27375496A JP 27375496 A JP27375496 A JP 27375496A JP H10124761 A JPH10124761 A JP H10124761A
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- 238000009434 installation Methods 0.000 claims description 36
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 claims description 25
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 7
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Burglar Alarm Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定場所に設置された消火器の悪戯や盗難防
止を図る。 【解決手段】 消火器本体1に電池式警報音発生器12
とこれの電源スイッチであるリードスイッチ16とを取
り付ける。消火器本体1の設置面2側には永久磁石21
をリードスイッチ16に近接対向するように固定する。
消火器本体1の設置状態ではリードスイッチ16は永久
磁石21の近接によりオフ状態になっている。消火器本
体1が設置面2から取り外されると、リードスイッチ1
6は永久磁石21から遠ざかるため動作して電池式警報
音発生器12の回路を閉じ、警報音を発生し、この警報
音は悪戯者や盗難者が消火器本体1を持ち続ける限り鳴
動する。
止を図る。 【解決手段】 消火器本体1に電池式警報音発生器12
とこれの電源スイッチであるリードスイッチ16とを取
り付ける。消火器本体1の設置面2側には永久磁石21
をリードスイッチ16に近接対向するように固定する。
消火器本体1の設置状態ではリードスイッチ16は永久
磁石21の近接によりオフ状態になっている。消火器本
体1が設置面2から取り外されると、リードスイッチ1
6は永久磁石21から遠ざかるため動作して電池式警報
音発生器12の回路を閉じ、警報音を発生し、この警報
音は悪戯者や盗難者が消火器本体1を持ち続ける限り鳴
動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マンションやビル
等の廊下や階段などに設置された消火器が悪戯や盗難さ
れるのを防止する装置に関する。
等の廊下や階段などに設置された消火器が悪戯や盗難さ
れるのを防止する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の消火器は、例えば、廊下や階段
の壁などにブラケットを取り付け、このブラケットに消
火器を垂直姿勢に固定したり、懸下して設置される。そ
の際、消火器の盗難防止装置として、例えば、前記ブラ
ケットにベル又はブザーを取り付け、消火器がブラケッ
トから外されるとこれを検出してベル又はブザーが自動
的に鳴動し、以て悪戯者や盗難者を威嚇し、悪戯や盗難
から防止しようとするものがある(文献不詳)。
の壁などにブラケットを取り付け、このブラケットに消
火器を垂直姿勢に固定したり、懸下して設置される。そ
の際、消火器の盗難防止装置として、例えば、前記ブラ
ケットにベル又はブザーを取り付け、消火器がブラケッ
トから外されるとこれを検出してベル又はブザーが自動
的に鳴動し、以て悪戯者や盗難者を威嚇し、悪戯や盗難
から防止しようとするものがある(文献不詳)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記した従
来の盗難防止装置では、ベル又はブザーがブラケット側
に取り付けられているため、消火器をブラケットから外
した時に鳴動したところで悪戯者又は盗難者は取り外し
た消火器を持ち去り、設置場所から離れてしまえば、ベ
ル又はブザーの鳴動は何ら脅威とはならなため、悪戯や
盗難防止効果を充分に果たすことができなかった。
来の盗難防止装置では、ベル又はブザーがブラケット側
に取り付けられているため、消火器をブラケットから外
した時に鳴動したところで悪戯者又は盗難者は取り外し
た消火器を持ち去り、設置場所から離れてしまえば、ベ
ル又はブザーの鳴動は何ら脅威とはならなため、悪戯や
盗難防止効果を充分に果たすことができなかった。
【0004】そこで本発明の目的は、このような問題を
解消するためになされたもので、悪戯や盗難防止を全う
することができる消火器の盗難防止装置を提供すること
にある。また本発明の目的は、適正な設置姿勢に設置可
能にする消火器の盗難防止装置を提供することにある。
解消するためになされたもので、悪戯や盗難防止を全う
することができる消火器の盗難防止装置を提供すること
にある。また本発明の目的は、適正な設置姿勢に設置可
能にする消火器の盗難防止装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の消火器の盗難防止装置は、消火器本体側に、電池式警
報音発生器とこれの電源スイッチであるリードスイッチ
とを取り付けてあり、消火器本体が設置される設置箇所
側には永久磁石が前記リードスイッチと近接対向するよ
うに固定され、前記リードスイッチは前記永久磁石の近
接によりオフになり、永久磁石から遠ざけると動作して
前記電池式警報音発生器の回路を閉じるように構成して
あることを特徴とする。
の消火器の盗難防止装置は、消火器本体側に、電池式警
報音発生器とこれの電源スイッチであるリードスイッチ
とを取り付けてあり、消火器本体が設置される設置箇所
側には永久磁石が前記リードスイッチと近接対向するよ
うに固定され、前記リードスイッチは前記永久磁石の近
接によりオフになり、永久磁石から遠ざけると動作して
前記電池式警報音発生器の回路を閉じるように構成して
あることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の消火器の盗難防止装置
は、掌握レバーを上端に備えた消火器本体に、電池式警
報音発生器とこれの電源スイッチであるリードスイッチ
とを取り付けてあり、消火器本体が設置面上に前記掌握
レバーの延出方向が設置面と平行になる正常な設置姿勢
になるように設置されており、設置面側には永久磁石が
前記リードスイッチと近接対向するように固定され、前
記リードスイッチは、消火器本体が前記正常な設置姿勢
下に設置されてはじめて永久磁石と近接対向してオフに
なり、永久磁石から遠ざけると動作して前記電池式警報
音発生器の回路を閉じるように構成してあることを特徴
とする。
は、掌握レバーを上端に備えた消火器本体に、電池式警
報音発生器とこれの電源スイッチであるリードスイッチ
とを取り付けてあり、消火器本体が設置面上に前記掌握
レバーの延出方向が設置面と平行になる正常な設置姿勢
になるように設置されており、設置面側には永久磁石が
前記リードスイッチと近接対向するように固定され、前
記リードスイッチは、消火器本体が前記正常な設置姿勢
下に設置されてはじめて永久磁石と近接対向してオフに
なり、永久磁石から遠ざけると動作して前記電池式警報
音発生器の回路を閉じるように構成してあることを特徴
とする。
【0007】
【作用】請求項1に記載の消火器の盗難防止装置におい
ては、消火器本体が設置箇所にリードスイッチを永久磁
石に近接対向する状態に設置されているときは、リード
スイッチは永久磁石の磁界の影響下でオフ状態にある。
消火器本体を設置箇所から離すと、リードスイッチは永
久磁石の磁界の影響下から離れてオン状態となるため、
電池式警報音発生器が警報音を発生する。その際、悪戯
者又は盗難者は消火器本体を持っている限り何処に行っ
ても鳴り止まないため、消火器本体を放置して逃走する
ことを期することができる。
ては、消火器本体が設置箇所にリードスイッチを永久磁
石に近接対向する状態に設置されているときは、リード
スイッチは永久磁石の磁界の影響下でオフ状態にある。
消火器本体を設置箇所から離すと、リードスイッチは永
久磁石の磁界の影響下から離れてオン状態となるため、
電池式警報音発生器が警報音を発生する。その際、悪戯
者又は盗難者は消火器本体を持っている限り何処に行っ
ても鳴り止まないため、消火器本体を放置して逃走する
ことを期することができる。
【0008】電池式警報音発生器の電源スイッチのオン
・オフ動作としては、リードスイッチと永久磁石の組み
合わせによる近接スイッチ以外に、例えば、消火器本体
側の電池式警報音発生器に差し込み自在とするスイッチ
片を設け、このスイッチ片に一端を結び付けた紐の他端
を設置面側に結び付けておき、消火器本体を設置面側か
ら外した時に前記差し込み式スイッチ片が電池式警報音
発生器から引き抜かれ、スイッチオン状態となって警報
音の鳴動が開始するようにすることが考えられる。しか
し、これでは、火災発生により、即座に消火器本体を使
用する時、消火器本体を外す方向や角度によりスイッチ
片が外れ難かったり、スイッチ片に結ばれた紐が絡まっ
たりして消火器本体を外すのに手間取ってしまい、初期
消火に間に合わないという不具合が生じる。その点、リ
ードスイッチと永久磁石の組み合わせによる近接スイッ
チを採用してあると、何の障害もなく、消火器本体を取
り外すことができて有利である。
・オフ動作としては、リードスイッチと永久磁石の組み
合わせによる近接スイッチ以外に、例えば、消火器本体
側の電池式警報音発生器に差し込み自在とするスイッチ
片を設け、このスイッチ片に一端を結び付けた紐の他端
を設置面側に結び付けておき、消火器本体を設置面側か
ら外した時に前記差し込み式スイッチ片が電池式警報音
発生器から引き抜かれ、スイッチオン状態となって警報
音の鳴動が開始するようにすることが考えられる。しか
し、これでは、火災発生により、即座に消火器本体を使
用する時、消火器本体を外す方向や角度によりスイッチ
片が外れ難かったり、スイッチ片に結ばれた紐が絡まっ
たりして消火器本体を外すのに手間取ってしまい、初期
消火に間に合わないという不具合が生じる。その点、リ
ードスイッチと永久磁石の組み合わせによる近接スイッ
チを採用してあると、何の障害もなく、消火器本体を取
り外すことができて有利である。
【0009】請求項2に記載の消火器の盗難防止装置に
おいて、消火器本体が掌握レバーの延出方向を設置面と
平行にする姿勢に設置されていると、いざ使用時にも掌
握レバーを持ち易くて消火器本体の迅速な持ち運びを可
能にするし、また消火器本体の設置状態で掌握レバーに
他物が当たるのをできる限り避けることができる。消火
剤の詰め替え作業終了後、消火器本体を設置する時に掌
握レバーが設置面と平行にならない不正な設置姿勢に設
置されると、リードスイッチは永久磁石の磁界の影響下
から離れてオン動作し、電池式警報音発生器が警報音を
発するため、正常な設置姿勢への設置し直しを促すとい
う働きをも発揮する。警報音による盗難、悪戯防止機能
については請求項1に記載の消火器の盗難防止装置の場
合と同様に発揮する。
おいて、消火器本体が掌握レバーの延出方向を設置面と
平行にする姿勢に設置されていると、いざ使用時にも掌
握レバーを持ち易くて消火器本体の迅速な持ち運びを可
能にするし、また消火器本体の設置状態で掌握レバーに
他物が当たるのをできる限り避けることができる。消火
剤の詰め替え作業終了後、消火器本体を設置する時に掌
握レバーが設置面と平行にならない不正な設置姿勢に設
置されると、リードスイッチは永久磁石の磁界の影響下
から離れてオン動作し、電池式警報音発生器が警報音を
発するため、正常な設置姿勢への設置し直しを促すとい
う働きをも発揮する。警報音による盗難、悪戯防止機能
については請求項1に記載の消火器の盗難防止装置の場
合と同様に発揮する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る消火器の盗難
防止装置の側面図、図2は同装置の正面図、図3は同装
置の要部の背面図、図4は同装置の電池式警報音発生器
の平面図、図5は同電池式警報音発生器の側面図、図6
は同電池式警報音発生器の正面図である。図1及び図2
において、1は消火器本体、2は消火器本体1が設置さ
れる壁等の設置面、3は設置面2上の所定位置にビス等
で固定されたブラケットで、消火器本体1を設置面2上
に取外し可能に支持するためのものである。消火器本体
1それ自体は、消火剤放出用の加圧ガスボンベ(図示せ
ず)を内蔵し、上端にバルブ4を備え、このバルブ4に
安全ピン5、ホース6及び掌握レバー7を備えている周
知のものと同様である。ブラケット3は縦長の帯状金属
板等で構成され、その下端に消火器本体1の底を受け止
める底受片8を有し、また中間部位には消火器本体1の
胴部を取り外し可能に縛りつける締結バンド9と、消火
器本体1側に固定した係止具10が上方へ抜き出し可能
に引っ掛けられるフック片11とをそれぞれ備えてい
る。
防止装置の側面図、図2は同装置の正面図、図3は同装
置の要部の背面図、図4は同装置の電池式警報音発生器
の平面図、図5は同電池式警報音発生器の側面図、図6
は同電池式警報音発生器の正面図である。図1及び図2
において、1は消火器本体、2は消火器本体1が設置さ
れる壁等の設置面、3は設置面2上の所定位置にビス等
で固定されたブラケットで、消火器本体1を設置面2上
に取外し可能に支持するためのものである。消火器本体
1それ自体は、消火剤放出用の加圧ガスボンベ(図示せ
ず)を内蔵し、上端にバルブ4を備え、このバルブ4に
安全ピン5、ホース6及び掌握レバー7を備えている周
知のものと同様である。ブラケット3は縦長の帯状金属
板等で構成され、その下端に消火器本体1の底を受け止
める底受片8を有し、また中間部位には消火器本体1の
胴部を取り外し可能に縛りつける締結バンド9と、消火
器本体1側に固定した係止具10が上方へ抜き出し可能
に引っ掛けられるフック片11とをそれぞれ備えてい
る。
【0011】上記消火器本体1に電池式警報音発生器1
2を取り付ける。図4ないし図6に示すように、電池式
警報音発生器12は本体ケース13の内部にブザー1
4、電池15及びリードスイッチ16を収納してある。
ブザー14以外に、ベル、サイレン、あるいは音声など
であってもよい。図2及び図3に示す例では消火器本体
1のバルブ4の外面上に電池式警報音発生器12を簡単
かつ着脱可能に取り付けられるように、バルブ4のホー
ス差込部17又はこの近傍位置に挟み付けられるクリッ
プ18と、バルブ4の前記ホース差込部17とは反対側
の一側面19上に係合できる係止片20とを、電池式警
報音発生器12の取付面上に相対向状に突設してある。
クリップ18及び係止片20はそれぞれ板ばねからな
り、クリップ18は拡縮変形自在なC形状に形成され、
係止片20はL形状に形成される。電池式警報音発生器
12は消火器本体1のバルブ4の裏面側からクリップ1
8をバルブ4のホース差込部17に挟みつけるととも
に、係止片20をバルブ4の一側面19上に引っ掛ける
ことにより、バルブ4の裏面上に着脱可能に取り付けら
れる。
2を取り付ける。図4ないし図6に示すように、電池式
警報音発生器12は本体ケース13の内部にブザー1
4、電池15及びリードスイッチ16を収納してある。
ブザー14以外に、ベル、サイレン、あるいは音声など
であってもよい。図2及び図3に示す例では消火器本体
1のバルブ4の外面上に電池式警報音発生器12を簡単
かつ着脱可能に取り付けられるように、バルブ4のホー
ス差込部17又はこの近傍位置に挟み付けられるクリッ
プ18と、バルブ4の前記ホース差込部17とは反対側
の一側面19上に係合できる係止片20とを、電池式警
報音発生器12の取付面上に相対向状に突設してある。
クリップ18及び係止片20はそれぞれ板ばねからな
り、クリップ18は拡縮変形自在なC形状に形成され、
係止片20はL形状に形成される。電池式警報音発生器
12は消火器本体1のバルブ4の裏面側からクリップ1
8をバルブ4のホース差込部17に挟みつけるととも
に、係止片20をバルブ4の一側面19上に引っ掛ける
ことにより、バルブ4の裏面上に着脱可能に取り付けら
れる。
【0012】図1に示すように、消火器本体1はブラケ
ット3上への正常な設置姿勢状態において掌握レバー7
がこれを握り易く、また他物と接触することのないよう
に設置面2と平行に沿うように設置される。一方、リー
ドスイッチ16の接点を開閉する永久磁石21が設置面
2側のブラケット3の上端に固定される。その際、永久
磁石21は、消火器本体1が前述した正常な設置姿勢に
おいてリードスイッチ16と近接対向して該リードスイ
ッチ16をオフ状態にする配置関係になるように、ブラ
ケット3の上端の所定位置に固定される。そして、消火
器本体1がブラケット3から外されたり、前述した正常
な設置姿勢から変向したりして、リードスイッチ16が
永久磁石21から遠ざかると動作して電池式警報音発生
器12の回路を閉じてブザー音などの警報音を発生する
ようにしてある。
ット3上への正常な設置姿勢状態において掌握レバー7
がこれを握り易く、また他物と接触することのないよう
に設置面2と平行に沿うように設置される。一方、リー
ドスイッチ16の接点を開閉する永久磁石21が設置面
2側のブラケット3の上端に固定される。その際、永久
磁石21は、消火器本体1が前述した正常な設置姿勢に
おいてリードスイッチ16と近接対向して該リードスイ
ッチ16をオフ状態にする配置関係になるように、ブラ
ケット3の上端の所定位置に固定される。そして、消火
器本体1がブラケット3から外されたり、前述した正常
な設置姿勢から変向したりして、リードスイッチ16が
永久磁石21から遠ざかると動作して電池式警報音発生
器12の回路を閉じてブザー音などの警報音を発生する
ようにしてある。
【0013】しかるときは、悪戯者や盗難者によって消
火器本体1がブラケット3から外されると、警報音を発
生し、警報音は悪戯者又は盗難者が消火器本体1を持っ
ている限り鳴り止まないため、消火器本体1をその場に
放置することになり、悪戯や盗難から防ぐことができ
る。また、消火剤の詰め替え作業終了時に、もと通りブ
ラケット3に固定する時消火器本体1が掌握レバー7を
設置面2と平行にならない不正な設置姿勢になると警報
音が鳴るため、掌握レバー7を持ち易くする正常な設置
姿勢に固定し直すことを促すことになる。従って、いざ
使用するときに、掌握レバー7の変向のためにこの掌握
レバー7を手で握りにくく、即座にブラケット3から外
しにくいという不具合を解消することができる。なお、
電池式警報音発生器12が消火器本体1に上記のように
着脱可能に取り付けられていると、いざ使用時に電池式
警報音発生器12が邪魔になる場合これを消火器本体1
から簡単に外すことができる。電池式警報音発生器12
は、図示例のように消火器本体1の設置面2に対向する
裏面側に取り付けておくと、設置状態で正面側から見え
にくくて悪戯者や盗難者に気付かれなくて済む。
火器本体1がブラケット3から外されると、警報音を発
生し、警報音は悪戯者又は盗難者が消火器本体1を持っ
ている限り鳴り止まないため、消火器本体1をその場に
放置することになり、悪戯や盗難から防ぐことができ
る。また、消火剤の詰め替え作業終了時に、もと通りブ
ラケット3に固定する時消火器本体1が掌握レバー7を
設置面2と平行にならない不正な設置姿勢になると警報
音が鳴るため、掌握レバー7を持ち易くする正常な設置
姿勢に固定し直すことを促すことになる。従って、いざ
使用するときに、掌握レバー7の変向のためにこの掌握
レバー7を手で握りにくく、即座にブラケット3から外
しにくいという不具合を解消することができる。なお、
電池式警報音発生器12が消火器本体1に上記のように
着脱可能に取り付けられていると、いざ使用時に電池式
警報音発生器12が邪魔になる場合これを消火器本体1
から簡単に外すことができる。電池式警報音発生器12
は、図示例のように消火器本体1の設置面2に対向する
裏面側に取り付けておくと、設置状態で正面側から見え
にくくて悪戯者や盗難者に気付かれなくて済む。
【0014】
【発明の効果】請求項1に記載の消火器の盗難防止装置
によれば、消火器本体を設置箇所から外されると、悪戯
者又は盗難者は消火器本体を持っている限り何処に行っ
ても警報音が鳴り止まないため、悪戯や盗難防止を全う
することができる。
によれば、消火器本体を設置箇所から外されると、悪戯
者又は盗難者は消火器本体を持っている限り何処に行っ
ても警報音が鳴り止まないため、悪戯や盗難防止を全う
することができる。
【0015】請求項2に記載の消火器の盗難防止装置に
よれば、悪戯や盗難防止を全うすることができるばかり
か、消火器本体の掌握レバーを持ち易く、また他物との
接触から避けられる正常な設置姿勢に設置できるという
効果をも奏する。
よれば、悪戯や盗難防止を全うすることができるばかり
か、消火器本体の掌握レバーを持ち易く、また他物との
接触から避けられる正常な設置姿勢に設置できるという
効果をも奏する。
【図1】消火器の盗難防止装置の側面図である。
【図2】同装置の正面図である。
【図3】同装置の要部の背面図である。
【図4】同装置の電池式警報音発生器の平面図である。
【図5】同電池式警報音発生器の側面図である。
【図6】同電池式警報音発生器の正面図である。
1 消火器本体 2 設置面 3 ブラケット 7 掌握レバー 12 電池式警報音発生器 16 リードスイッチ 21 永久磁石
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中岡 俊則 大阪府大阪市東成区深江北2丁目1番10号 ヤマトプロテック株式会社内 (72)発明者 永田 隆夫 大阪府大阪市東成区深江北2丁目1番10号 ヤマトプロテック株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 消火器本体側に、電池式警報音発生器と
これの電源スイッチであるリードスイッチとを取り付け
てあり、消火器本体が設置される設置箇所側には永久磁
石が前記リードスイッチと近接対向するように固定さ
れ、前記リードスイッチは前記永久磁石の近接によりオ
フになり、永久磁石から遠ざけると動作して前記電池式
警報音発生器の回路を閉じるように構成してあることを
特徴とする消火器の盗難防止装置。 - 【請求項2】 掌握レバーを上端に備えた消火器本体
に、電池式警報音発生器とこれの電源スイッチであるリ
ードスイッチとを取り付けてあり、 消火器本体が設置面上に前記掌握レバーの延出方向が設
置面と平行になる正常な設置姿勢になるように設置され
ており、設置面側には永久磁石が前記リードスイッチと
近接対向するように固定されており、前記リードスイッ
チは、消火器本体が前記正常な設置姿勢下に設置されて
はじめて前記永久磁石と近接対向してオフになり、永久
磁石から遠ざけると動作して前記電池式警報音発生器の
回路を閉じるように構成してあることを特徴とする消火
器の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27375496A JPH10124761A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 消火器の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27375496A JPH10124761A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 消火器の盗難防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124761A true JPH10124761A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17532118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27375496A Withdrawn JPH10124761A (ja) | 1996-10-16 | 1996-10-16 | 消火器の盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10124761A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003070930A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-03-11 | Yamato Protec Co | 消火設備 |
WO2008075112A1 (en) * | 2006-12-20 | 2008-06-26 | Ivica Blazincic | Alarm arrangement as the protection against theft of the fire-prevention apparatus |
CN103120831A (zh) * | 2011-11-21 | 2013-05-29 | 徐州联宝科技有限公司 | 灭火器储存箱 |
WO2016137195A1 (ko) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | 황준호 | 축압식 소화기의 상시 압력 감지장치 |
CN107551429A (zh) * | 2017-09-11 | 2018-01-09 | 安徽省玉龙消防有限公司 | 一种防盗防倒的灭火器底座 |
CN107610311A (zh) * | 2016-07-11 | 2018-01-19 | 富士电机株式会社 | 钱币处理装置 |
-
1996
- 1996-10-16 JP JP27375496A patent/JPH10124761A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
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