JPH10124628A - カード読取装置 - Google Patents
カード読取装置Info
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- JPH10124628A JPH10124628A JP9273839A JP27383997A JPH10124628A JP H10124628 A JPH10124628 A JP H10124628A JP 9273839 A JP9273839 A JP 9273839A JP 27383997 A JP27383997 A JP 27383997A JP H10124628 A JPH10124628 A JP H10124628A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K7/00—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
- G06K7/0013—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers
- G06K7/0021—Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns by galvanic contacts, e.g. card connectors for ISO-7816 compliant smart cards or memory cards, e.g. SD card readers for reading/sensing record carriers having surface contacts
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Conveying Record Carriers (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 読取るべきカードを含むカード担持部を接触
子担持部内へ挿入する際の読取るべきカード及び/又は
カード読取装置の損傷が確実に阻止され得るようにカー
ド読取装置を形成する。 【解決手段】 カード担持部1及び接触子担持部2を備
え、その場合読取るべきカードを収容するカード収容部
22を有するカード担持部が形成され、カード収容部2
2に入れられたカードと一緒に少なくとも一部分を接触
子担持部内へ又はその上へ押し進めることのできるカー
ド読取装置において、接触子担持部はカード収容部22
の少なくとも一部分に亘って延びる弾性変形可能な舌状
片225を有する。
子担持部内へ挿入する際の読取るべきカード及び/又は
カード読取装置の損傷が確実に阻止され得るようにカー
ド読取装置を形成する。 【解決手段】 カード担持部1及び接触子担持部2を備
え、その場合読取るべきカードを収容するカード収容部
22を有するカード担持部が形成され、カード収容部2
2に入れられたカードと一緒に少なくとも一部分を接触
子担持部内へ又はその上へ押し進めることのできるカー
ド読取装置において、接触子担持部はカード収容部22
の少なくとも一部分に亘って延びる弾性変形可能な舌状
片225を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード担持部及び
接触子担持部を備え、その場合読取るべきカードを収容
するカード収容部を有するカード担持部が形成され、カ
ード収容部に入れられたカードと一緒に少なくとも一部
分を接触子担持部内へ又はその上へ押し進めることので
きるカード読取装置に関する。
接触子担持部を備え、その場合読取るべきカードを収容
するカード収容部を有するカード担持部が形成され、カ
ード収容部に入れられたカードと一緒に少なくとも一部
分を接触子担持部内へ又はその上へ押し進めることので
きるカード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカード読取装置は、例えば、い
わゆるSIMカードもしくはいわゆるSIMモジュール
によって又はこれらのカードもしくはSIMモジュール
へ提供された情報を受取るために及び/又は転送するた
めに移動電話内で使用される読取装置である。
わゆるSIMカードもしくはいわゆるSIMモジュール
によって又はこれらのカードもしくはSIMモジュール
へ提供された情報を受取るために及び/又は転送するた
めに移動電話内で使用される読取装置である。
【0003】上記のSIMモジュールは移動電話におい
てとりわけ加入者識別を行うために使用されている。
“SIM”は“Subscriber Identit
y Module(加入者識別モジュール)”の略語で
ある。SIMモジュールは特に寸法(25×15mm)
が小さいので移動電話に使用するのに非常に好適であ
る。
てとりわけ加入者識別を行うために使用されている。
“SIM”は“Subscriber Identit
y Module(加入者識別モジュール)”の略語で
ある。SIMモジュールは特に寸法(25×15mm)
が小さいので移動電話に使用するのに非常に好適であ
る。
【0004】しかしながら本発明の対象となるカード読
取装置は“通常の”チップカードを読取るためのカード
読取装置としても使用することができる。
取装置は“通常の”チップカードを読取るためのカード
読取装置としても使用することができる。
【0005】カード読取装置内で使用可能なSIMモジ
ュール、“通常の”チップカード等はすべてチップを含
むカードもしくはチップカードであり、以下では便宜上
カードと略称する。カードによって又はカードへ供給さ
れた情報を受取ること及び/又は転送することは以下で
は便宜上カードの読取りと称する。
ュール、“通常の”チップカード等はすべてチップを含
むカードもしくはチップカードであり、以下では便宜上
カードと略称する。カードによって又はカードへ供給さ
れた情報を受取ること及び/又は転送することは以下で
は便宜上カードの読取りと称する。
【0006】接触担持部とこの接触担持部内へ又はその
上へ押し進めることのできるカード担持部とから構成さ
れたカード読取装置はとりわけ移動電話内で使用するの
に好適である。即ちこのカード読取装置は一方では簡単
に操作することができ、他方では非常に小さな寸法を有
する。
上へ押し進めることのできるカード担持部とから構成さ
れたカード読取装置はとりわけ移動電話内で使用するの
に好適である。即ちこのカード読取装置は一方では簡単
に操作することができ、他方では非常に小さな寸法を有
する。
【0007】読取るべきカードはその都度外部から、即
ち電池等を取外すことなくカード読取装置内へ導入可能
であるので、この種のカード読取装置は簡単に操作する
ことができる。
ち電池等を取外すことなくカード読取装置内へ導入可能
であるので、この種のカード読取装置は簡単に操作する
ことができる。
【0008】例えば、主としてカード担持部を特別に構
成することによってのみ、即ち大形で費用の掛かる機構
を要することなく、読取るべきカードに接触するために
設けられたカード担持部の接触子要素が、読取るべきカ
ードを接触子担持部内へ挿入する間もしくは読取るべき
カードを接触子担持部から取除く間カード(の接触面)
によって短絡されるのを阻止できるので、この種のカー
ド読取装置は小形にすることができる。
成することによってのみ、即ち大形で費用の掛かる機構
を要することなく、読取るべきカードに接触するために
設けられたカード担持部の接触子要素が、読取るべきカ
ードを接触子担持部内へ挿入する間もしくは読取るべき
カードを接触子担持部から取除く間カード(の接触面)
によって短絡されるのを阻止できるので、この種のカー
ド読取装置は小形にすることができる。
【0009】しかしながらこの種類の公知のカード読取
装置を使用する際、読取るべきカード及び/又はカード
読取装置は読取るべきカードを含むカード担持部を接触
子担持部内へ挿入する際に傷付けられることがしばしば
あった。
装置を使用する際、読取るべきカード及び/又はカード
読取装置は読取るべきカードを含むカード担持部を接触
子担持部内へ挿入する際に傷付けられることがしばしば
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、読取
るべきカードを含むカード担持部を接触子担持部内へ挿
入する際の読取るべきカード及び/又はカード読取装置
の損傷が確実に阻止できるように冒頭で述べた種類のカ
ード読取装置を形成することにある。
るべきカードを含むカード担持部を接触子担持部内へ挿
入する際の読取るべきカード及び/又はカード読取装置
の損傷が確実に阻止できるように冒頭で述べた種類のカ
ード読取装置を形成することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題は本発明によれ
ば、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
ば、請求項1の特徴部分に記載の構成によって解決され
る。
【0012】即ち本発明によれば、接触子担持部はカー
ド収容部の少なくとも一部分に亘って延びる弾性変形可
能な舌状片を有する。
ド収容部の少なくとも一部分に亘って延びる弾性変形可
能な舌状片を有する。
【0013】このような舌状片を設けることによって、
読取るべきカードはもはや従来良く行われていたように
簡単にカード収容部のカード形状に整合するカード載置
面上へ載せることによってその規定通りの位置にもたら
されない。即ちカードは、カード担持部内へ規定通りに
入れることができるようにするには舌状片とカード載置
面との間に挿入しなければならない。このことは多くの
点で有利である。
読取るべきカードはもはや従来良く行われていたように
簡単にカード収容部のカード形状に整合するカード載置
面上へ載せることによってその規定通りの位置にもたら
されない。即ちカードは、カード担持部内へ規定通りに
入れることができるようにするには舌状片とカード載置
面との間に挿入しなければならない。このことは多くの
点で有利である。
【0014】利点の1つは、カードを舌状片の下に挿入
した状態でこの舌状片とカード載置面との間に挟み込む
ことができ、このようにしてこの位置を不所望に離れる
ことから守られることである。従ってカード担持部内へ
規定通りに入れられたカードは、従来のカード読取装置
の場合とは異なり、接触子担持部内へのカード担持部の
挿入を邪魔せず、それゆえ正しく入れられたが滑り出た
ことに起因するカード及び/又はカード読取装置の損傷
が確実に排除可能になる。
した状態でこの舌状片とカード載置面との間に挟み込む
ことができ、このようにしてこの位置を不所望に離れる
ことから守られることである。従ってカード担持部内へ
規定通りに入れられたカードは、従来のカード読取装置
の場合とは異なり、接触子担持部内へのカード担持部の
挿入を邪魔せず、それゆえ正しく入れられたが滑り出た
ことに起因するカード及び/又はカード読取装置の損傷
が確実に排除可能になる。
【0015】他の利点は、舌状片を的確に設けることに
よって、カードがカード担持部内へ規定通りに入れられ
ないことが完全に排除されるか又は少なくとも容易に直
ちに検知できることにある。例えば、カードを舌状片の
下に挿入することなくカード収容部内へ入れようとする
と、カードは舌状片上に緩く位置するようになり、この
ことはカードの規定通りではない位置として直ちに疑い
なく識別することができる。他方、コード化された即ち
コーディング傾斜部等を有するカードを間違った向きに
入れようとすると、このカードは舌状片の下へ押し進め
られないか又は少なくとも完全には押し進められず、こ
のことも同様に容易に検知できる。本発明によるカード
読取装置の利用者は両場合とも、カードがカード担持部
内へ規定通りに入れられておらず、従ってカード担持部
を接触子担持部内へ押し進めることを絶対に試みられな
いことを最初の一目で検知することができる。これによ
って、間違って入れられたカードに起因するカード及び
/又はカード読取装置の損傷も同様に確実に排除可能に
なる。
よって、カードがカード担持部内へ規定通りに入れられ
ないことが完全に排除されるか又は少なくとも容易に直
ちに検知できることにある。例えば、カードを舌状片の
下に挿入することなくカード収容部内へ入れようとする
と、カードは舌状片上に緩く位置するようになり、この
ことはカードの規定通りではない位置として直ちに疑い
なく識別することができる。他方、コード化された即ち
コーディング傾斜部等を有するカードを間違った向きに
入れようとすると、このカードは舌状片の下へ押し進め
られないか又は少なくとも完全には押し進められず、こ
のことも同様に容易に検知できる。本発明によるカード
読取装置の利用者は両場合とも、カードがカード担持部
内へ規定通りに入れられておらず、従ってカード担持部
を接触子担持部内へ押し進めることを絶対に試みられな
いことを最初の一目で検知することができる。これによ
って、間違って入れられたカードに起因するカード及び
/又はカード読取装置の損傷も同様に確実に排除可能に
なる。
【0016】その結果、読取るべきカードを含むカード
担持部を接触子担持部内へ挿入する際の読取るべきカー
ド及び/又はカード読取装置の損傷が十分に排除できる
ようなカード読取装置が構成される。
担持部を接触子担持部内へ挿入する際の読取るべきカー
ド及び/又はカード読取装置の損傷が十分に排除できる
ようなカード読取装置が構成される。
【0017】本発明の有利な実施態様は請求項2以降に
記載されている。
記載されている。
【0018】
【実施例】次に、本発明を図面に示された実施例に基づ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
【0019】以下において説明するカード読取装置はS
IMモジュールの読取りのために設計されたカード読取
装置である。しかしこれは本発明がこのために設計され
たカード読取装置に限定されることを意味していない。
即ち本発明は任意の他のカード(チップカード)を読取
るために設計されたカード読取装置にも使用可能であ
る。
IMモジュールの読取りのために設計されたカード読取
装置である。しかしこれは本発明がこのために設計され
たカード読取装置に限定されることを意味していない。
即ち本発明は任意の他のカード(チップカード)を読取
るために設計されたカード読取装置にも使用可能であ
る。
【0020】上述のカード読取装置はこの実施例では接
触子担持部とカード担持部とから構成されている。この
カード読取装置によって読取るべきカードはカード担持
部内へ入れられ、このカード担持部と共に接触子担持部
内へ挿入される。本発明は又このような構成にも限定さ
れない。原理的には読取るべきカードは直接、即ちカー
ド担持部を要することなく、挿入することもできる。
触子担持部とカード担持部とから構成されている。この
カード読取装置によって読取るべきカードはカード担持
部内へ入れられ、このカード担持部と共に接触子担持部
内へ挿入される。本発明は又このような構成にも限定さ
れない。原理的には読取るべきカードは直接、即ちカー
ド担持部を要することなく、挿入することもできる。
【0021】上記の接触子担持部は図1のA、B、Cに
示されており、ここでは符号1が付されている。
示されており、ここでは符号1が付されている。
【0022】この接触子担持部1は絶縁体11と、接触
子ばね12の形態の6個の接触子要素と、板13の形態
の接触子要素位置可変要素とから構成されている。
子ばね12の形態の6個の接触子要素と、板13の形態
の接触子要素位置可変要素とから構成されている。
【0023】図1のA、Bには一点鎖線によって、図2
を参照して後で詳細に説明するカード担持部2の一部も
この接触子担持部1内へ挿入された状態で示されてい
る。
を参照して後で詳細に説明するカード担持部2の一部も
この接触子担持部1内へ挿入された状態で示されてい
る。
【0024】接触子担持部1は、より正確に言うとその
絶縁体11及び接触子ばね12は図示されていないプリ
ント板に取付けるために設計されている。絶縁体11は
このために特に図1のA、Bに示されているように取付
用短軸111を有し、この取付用短軸111はプリント
板の対応する切欠内に差込まれかつ必要な場合にはそこ
に固定される。接触子ばね12はそれぞれその一端部が
ろう付け片121として形成され、例えばSMTろう付
け法を使用してプリント板にろう付け可能である。
絶縁体11及び接触子ばね12は図示されていないプリ
ント板に取付けるために設計されている。絶縁体11は
このために特に図1のA、Bに示されているように取付
用短軸111を有し、この取付用短軸111はプリント
板の対応する切欠内に差込まれかつ必要な場合にはそこ
に固定される。接触子ばね12はそれぞれその一端部が
ろう付け片121として形成され、例えばSMTろう付
け法を使用してプリント板にろう付け可能である。
【0025】絶縁体11は、接触子担持部1の構成要
素、より正確に言うと接触子担持部の別の多数の構成要
素を纏めてカード担持部との一定の協働作用を可能にす
るような構成要素である。
素、より正確に言うと接触子担持部の別の多数の構成要
素を纏めてカード担持部との一定の協働作用を可能にす
るような構成要素である。
【0026】絶縁体11の最後に述べた機能は、絶縁体
11の互いに対向する側部において溝状空所113を備
えることにより特に高くされたその縁部部分112によ
って満たすことができる。互いに向き合う溝状空所11
3は、特に図1のCに示されているように、上下に重ね
て押されるか又は入り込むことによって接触子担持部1
と係合する後で詳細に説明するカード担持部2のための
ガイトとして使われる。カード担持部2を接触子担持部
1内へ挿入するために、カード担持部2を接触子担持部
1に対して相対的に移動させなければならない方向は、
図1のA、Bでは水平に右側へ延びる方向であり、図1
のCでは紙面内へ正面へ延びる方向である。
11の互いに対向する側部において溝状空所113を備
えることにより特に高くされたその縁部部分112によ
って満たすことができる。互いに向き合う溝状空所11
3は、特に図1のCに示されているように、上下に重ね
て押されるか又は入り込むことによって接触子担持部1
と係合する後で詳細に説明するカード担持部2のための
ガイトとして使われる。カード担持部2を接触子担持部
1内へ挿入するために、カード担持部2を接触子担持部
1に対して相対的に移動させなければならない方向は、
図1のA、Bでは水平に右側へ延びる方向であり、図1
のCでは紙面内へ正面へ延びる方向である。
【0027】接触子ばね12は丸い頭部の形に形成され
た弾性変形(移動)可能な端部片122をそれぞれ有し
ている。この端部片122は読取るべきカードの接触面
(表面接触)と接触する接触部である。
た弾性変形(移動)可能な端部片122をそれぞれ有し
ている。この端部片122は読取るべきカードの接触面
(表面接触)と接触する接触部である。
【0028】特に図1のAに示されているように、接触
子ばね12は一部分が板13によって覆われている。こ
の板13は接触子ばね12の端部片122が通り抜けて
突出することのできる空所131を有している。
子ばね12は一部分が板13によって覆われている。こ
の板13は接触子ばね12の端部片122が通り抜けて
突出することのできる空所131を有している。
【0029】この空所131は、読取るべきカードがカ
ード読取装置の内部においてその読取位置にある場合、
接触子ばね12の端部片122がその読取るべきカード
の接触面に正確に当接するように位置決めされている。
この読取るべきカードはSIMモジュールであるので、
この実施例では全体として6個の接触子ばね12が設け
られ、これらの6個の接触子ばね12はそれぞれ3個の
接触子ばね12を含む2つの列に配置されている。
ード読取装置の内部においてその読取位置にある場合、
接触子ばね12の端部片122がその読取るべきカード
の接触面に正確に当接するように位置決めされている。
この読取るべきカードはSIMモジュールであるので、
この実施例では全体として6個の接触子ばね12が設け
られ、これらの6個の接触子ばね12はそれぞれ3個の
接触子ばね12を含む2つの列に配置されている。
【0030】板13は絶縁体11の高くされた縁部部分
112に面する側部にそれぞれ隆起部132、133を
有し、これらの隆起部132、133はその高くされた
縁部部分112にほぼ平行にこの縁部部分112に対し
て僅かな間隔を持ち、しかも特に図1のB、Cに示され
ているように縁部部分112内に設けられた溝状空所1
13の一部分を覆っている。
112に面する側部にそれぞれ隆起部132、133を
有し、これらの隆起部132、133はその高くされた
縁部部分112にほぼ平行にこの縁部部分112に対し
て僅かな間隔を持ち、しかも特に図1のB、Cに示され
ているように縁部部分112内に設けられた溝状空所1
13の一部分を覆っている。
【0031】板13の隆起部132、133は接触子担
持部1の溝状空所113内へカード担持部2を挿入する
際にその妨げになる。しかし板13は、より詳しく説明
すれば、カード担持部2によってプリント板へ向かって
通路から押される。これは二種類の効果を有する。即ち
1つはカード担持部2がその後殆ど妨げられずに接触子
担持部1内へ挿入することができることであり、もう1
つは板13を押し除けることによって板13自体だけで
なく接触子ばね12(特にその端部片122)も押し除
けられることである。
持部1の溝状空所113内へカード担持部2を挿入する
際にその妨げになる。しかし板13は、より詳しく説明
すれば、カード担持部2によってプリント板へ向かって
通路から押される。これは二種類の効果を有する。即ち
1つはカード担持部2がその後殆ど妨げられずに接触子
担持部1内へ挿入することができることであり、もう1
つは板13を押し除けることによって板13自体だけで
なく接触子ばね12(特にその端部片122)も押し除
けられることである。
【0032】接触子ばね12を押し除けることは板13
を押し除けることによって生ぜしめられる。即ち接触子
ばね12は、より一層詳しく言うと特にその端部片12
2は板13によって連行される。
を押し除けることによって生ぜしめられる。即ち接触子
ばね12は、より一層詳しく言うと特にその端部片12
2は板13によって連行される。
【0033】カード担持部2によって板13を押し除け
ることは、カード担持部2を接触子担持部1内へ挿入す
ると板13を押し除けながらこの板13の隆起部13
2、133上を通過するカード担持部2の隆起部によっ
て生ぜしめられる。始めから板13の隆起部132、1
33と同じ高さにあるカード担持部2の隆起部がこの隆
起部132、133上を抵抗少なく通過できるようにす
るために、隆起部132、133は特に図1のBに示さ
れているようにその前方端部及び後方端部に乗上げの容
易な傾斜部を有している。
ることは、カード担持部2を接触子担持部1内へ挿入す
ると板13を押し除けながらこの板13の隆起部13
2、133上を通過するカード担持部2の隆起部によっ
て生ぜしめられる。始めから板13の隆起部132、1
33と同じ高さにあるカード担持部2の隆起部がこの隆
起部132、133上を抵抗少なく通過できるようにす
るために、隆起部132、133は特に図1のBに示さ
れているようにその前方端部及び後方端部に乗上げの容
易な傾斜部を有している。
【0034】カード担持部2が接触子担持部1内へ完全
に挿入された状態では、このカード担持部2内に収容さ
れた読取るべき)カードは自動的にその読取位置へもた
らされる。この状態ではカード担持部2の隆起部は、カ
ード担持部2によって板13を積極的に押し除けること
が終了するように、接触子担持部1の隆起部132、1
33を横切っている。板13は接触子ばね12のばね力
によってその本来の位置の方向へこの接触子ばね12
が、より詳しく言うとその丸い頭部の形をした端部片1
22が読取るべきカードの接触面に到達しこれによって
接触を生ずるまで押し戻される。
に挿入された状態では、このカード担持部2内に収容さ
れた読取るべき)カードは自動的にその読取位置へもた
らされる。この状態ではカード担持部2の隆起部は、カ
ード担持部2によって板13を積極的に押し除けること
が終了するように、接触子担持部1の隆起部132、1
33を横切っている。板13は接触子ばね12のばね力
によってその本来の位置の方向へこの接触子ばね12
が、より詳しく言うとその丸い頭部の形をした端部片1
22が読取るべきカードの接触面に到達しこれによって
接触を生ずるまで押し戻される。
【0035】カード担持部2が簡単に接触子担持部1か
ら脱落することができないようにするために、接触子担
持部1は、より詳しく言うとその接触子担持部1の絶縁
体11は係止用突起部114の形態の1個又は複数個の
係止要素を有し、この係止用突起部114はカード担持
部2を接触子担持部1内へ完全に挿入した状態ではカー
ド担持部2の所属の係止要素(係止用凹所)にロックさ
れる。
ら脱落することができないようにするために、接触子担
持部1は、より詳しく言うとその接触子担持部1の絶縁
体11は係止用突起部114の形態の1個又は複数個の
係止要素を有し、この係止用突起部114はカード担持
部2を接触子担持部1内へ完全に挿入した状態ではカー
ド担持部2の所属の係止要素(係止用凹所)にロックさ
れる。
【0036】既に何回も述べたカード担持部2は図2の
A、B、Cに詳細に示されており、これらの図では符号
2が付されている。
A、B、Cに詳細に示されており、これらの図では符号
2が付されている。
【0037】カード担持部2は一部品から形成され、解
錠部22及びカード収容部22を有している。
錠部22及びカード収容部22を有している。
【0038】カード収容部22は特に図2のAに示され
ているようにカード載置面として使われる破線で示され
た風呂桶状の窪み221を有し、この窪み221内に読
取るべきカードを入れることができる。この窪み221
は読取るべきカードの形状に整合している。即ち窪み2
21はこのカード読取装置においてカードとして使用さ
れるSIMモジュールのようにいわゆるコーディング傾
斜部222を有し、このコーディング傾斜部222によ
って窪み221内へSIMモジュールが間違った向きに
挿入されるのが防止される。
ているようにカード載置面として使われる破線で示され
た風呂桶状の窪み221を有し、この窪み221内に読
取るべきカードを入れることができる。この窪み221
は読取るべきカードの形状に整合している。即ち窪み2
21はこのカード読取装置においてカードとして使用さ
れるSIMモジュールのようにいわゆるコーディング傾
斜部222を有し、このコーディング傾斜部222によ
って窪み221内へSIMモジュールが間違った向きに
挿入されるのが防止される。
【0039】窪み221は特に図2のA、Bに示されて
いるようにその底部に開口部223、224を有し、こ
の開口部223、224によって、窪み221内へ入れ
られたカードを窪み221の底部側から押し出し、カー
ド担持部2から取出すことを可能にする。
いるようにその底部に開口部223、224を有し、こ
の開口部223、224によって、窪み221内へ入れ
られたカードを窪み221の底部側から押し出し、カー
ド担持部2から取出すことを可能にする。
【0040】窪み221の縁部からは弾性変形(屈曲)
可能に形成された舌状片225が突出し、この舌状片2
2は窪み221の少なくとも一部分に亘って延びてい
る。
可能に形成された舌状片225が突出し、この舌状片2
2は窪み221の少なくとも一部分に亘って延びてい
る。
【0041】読取るべきカードが正確に(規定通りに)
カード担持部2内へ入れられる必要のある場合には、そ
の読取るべきカードはその舌状片225と窪み221の
底部との間に挿入しれなければならない。
カード担持部2内へ入れられる必要のある場合には、そ
の読取るべきカードはその舌状片225と窪み221の
底部との間に挿入しれなければならない。
【0042】舌状片225と窪み221の底部との間隔
はそこに挿入するべきカードの厚みにほぼ一致してい
る。
はそこに挿入するべきカードの厚みにほぼ一致してい
る。
【0043】舌状片225は上記で既に述べたように弾
性屈曲可能に形成されている。即ち舌状片225と窪み
221の底部との間にカードを挿入するために、この舌
状片225は弾性的に上方へ曲がることができ、カード
が規定通りに風呂桶状窪み221内へ入れられた状態に
おいて舌状片225がカードを窪み221の底部へ押付
ける。舌状片225のこの締付け作用と、窪み221が
読取るべきカードの形状に整合しているという上記にお
いて既に述べたことは、規定通りに入れられた状態のカ
ードに、四方八方へ滑り出たり又はずれたりすることを
起こさない確実な着座を与えるものである。
性屈曲可能に形成されている。即ち舌状片225と窪み
221の底部との間にカードを挿入するために、この舌
状片225は弾性的に上方へ曲がることができ、カード
が規定通りに風呂桶状窪み221内へ入れられた状態に
おいて舌状片225がカードを窪み221の底部へ押付
ける。舌状片225のこの締付け作用と、窪み221が
読取るべきカードの形状に整合しているという上記にお
いて既に述べたことは、規定通りに入れられた状態のカ
ードに、四方八方へ滑り出たり又はずれたりすることを
起こさない確実な着座を与えるものである。
【0044】一度規定通りにカード担持部2内へ入れら
れたカードはその取った姿勢をもはや完全に意図的な外
部作用がなければ変えることない。従って読取るべきカ
ードを含むカード担持部2は接触子担持部1内へ挿入す
ることができ、その場合カードが突然邪魔されることは
ない。これによって、正しくは入れられたが滑り出たり
又はずれたりすることに起因するカード及び/又はカー
ド読取装置の損傷は確実に排除される。
れたカードはその取った姿勢をもはや完全に意図的な外
部作用がなければ変えることない。従って読取るべきカ
ードを含むカード担持部2は接触子担持部1内へ挿入す
ることができ、その場合カードが突然邪魔されることは
ない。これによって、正しくは入れられたが滑り出たり
又はずれたりすることに起因するカード及び/又はカー
ド読取装置の損傷は確実に排除される。
【0045】しかし他方では、読取るべきカードが舌状
片225と窪み221の底部との間に規定通りにかつ完
全に入れられていないことも容易に直ちに検知すること
ができる。即ちその場合カードは舌状片225上に緩く
載せられるか、又は窪み221の縁部から少なくとも一
部分が突出する。これらの両状態は直ちに目に付くの
で、読取るべきカードがカード担持部2内へまだ規定通
りに入れられていないことがカード読取装置の利用者に
はすぐ判る。
片225と窪み221の底部との間に規定通りにかつ完
全に入れられていないことも容易に直ちに検知すること
ができる。即ちその場合カードは舌状片225上に緩く
載せられるか、又は窪み221の縁部から少なくとも一
部分が突出する。これらの両状態は直ちに目に付くの
で、読取るべきカードがカード担持部2内へまだ規定通
りに入れられていないことがカード読取装置の利用者に
はすぐ判る。
【0046】舌状片225が窪み221のコーディング
傾斜部222に隣接して位置する個所に設けられると好
ましい。換言すれば、コーディング傾斜部は読取るべき
カードのコーディング傾斜部を先にしてそのカードを挿
入することを必要とするように配置されると好ましい。
カードがこのように構成されたカード担持部内へ間違っ
た向きに導入されると、カードのコーディング傾斜部を
有していない部分が窪み221のコーディング傾斜部2
21にぶつかり、もはやそれ以上に挿入することができ
なくなる。カードがコーディング傾斜部にぶつかった際
既にカードの一部分が舌状片225の下に到達している
場合、カードはコーディングを有していない部分がコー
ディング傾斜部222上に位置することができなくな
る。このことは舌状片225と窪み221の底部との間
のカードの厚みにほぼ一致する間隔によって検知されて
阻止される。カードがコーディング傾斜部222にぶつ
かった際まだ舌状片225の下に到達していない場合、
カードはコーディング傾斜部を有していない部分が窪み
221のコーディング傾斜部222上に位置することが
できるようになるが、このことはカードの規定通りでは
ない位置として再び容易に検知することができる。
傾斜部222に隣接して位置する個所に設けられると好
ましい。換言すれば、コーディング傾斜部は読取るべき
カードのコーディング傾斜部を先にしてそのカードを挿
入することを必要とするように配置されると好ましい。
カードがこのように構成されたカード担持部内へ間違っ
た向きに導入されると、カードのコーディング傾斜部を
有していない部分が窪み221のコーディング傾斜部2
21にぶつかり、もはやそれ以上に挿入することができ
なくなる。カードがコーディング傾斜部にぶつかった際
既にカードの一部分が舌状片225の下に到達している
場合、カードはコーディングを有していない部分がコー
ディング傾斜部222上に位置することができなくな
る。このことは舌状片225と窪み221の底部との間
のカードの厚みにほぼ一致する間隔によって検知されて
阻止される。カードがコーディング傾斜部222にぶつ
かった際まだ舌状片225の下に到達していない場合、
カードはコーディング傾斜部を有していない部分が窪み
221のコーディング傾斜部222上に位置することが
できるようになるが、このことはカードの規定通りでは
ない位置として再び容易に検知することができる。
【0047】上述の説明から分かるように、カードが正
しく向いて窪み221内へ入れられる場合にのみカード
が舌状片225と窪み221の底部との間に到達するこ
とができるように、舌状片225が配置及び/又は形成
されると好都合であることが判明している。この舌状片
225の図2に示された配置の場合、このことは例えば
舌状片225を相応して短く形成することによって実現
することができる。
しく向いて窪み221内へ入れられる場合にのみカード
が舌状片225と窪み221の底部との間に到達するこ
とができるように、舌状片225が配置及び/又は形成
されると好都合であることが判明している。この舌状片
225の図2に示された配置の場合、このことは例えば
舌状片225を相応して短く形成することによって実現
することができる。
【0048】さらに、カードが完全に規定の方向からの
み舌状片225と窪み221の底部との間に差込み可能
であるように、その舌状片225を取付ける及び/又は
形成すると好都合である。このことは舌状片225の図
2に示された配置の場合例えばこの舌状片225が特別
に形成されること及び/又は窪み221の縁部の直ぐ近
くでカード担持部2に結合されることによって達成され
る。
み舌状片225と窪み221の底部との間に差込み可能
であるように、その舌状片225を取付ける及び/又は
形成すると好都合である。このことは舌状片225の図
2に示された配置の場合例えばこの舌状片225が特別
に形成されること及び/又は窪み221の縁部の直ぐ近
くでカード担持部2に結合されることによって達成され
る。
【0049】完全さを期すためにさらに言及すると、カ
ード載置面は窪み221によってのみ形成かつ限定され
るものではない。カード載置面は完全に又は部分的に一
巡する条帯、壁の形をした隆起部等によっても規定する
ことができる。
ード載置面は窪み221によってのみ形成かつ限定され
るものではない。カード載置面は完全に又は部分的に一
巡する条帯、壁の形をした隆起部等によっても規定する
ことができる。
【0050】特に図2のCに示されているように、カー
ド収容部22は、接触子担持部1内へカード担持部2を
挿入すると接触子担持部1の高くされた縁部部分112
に面する側部に、高くされた縁部部分226を有してい
る。
ド収容部22は、接触子担持部1内へカード担持部2を
挿入すると接触子担持部1の高くされた縁部部分112
に面する側部に、高くされた縁部部分226を有してい
る。
【0051】この縁部部分226は、接触子担持部1内
へカード担持部2を挿入すると接触子担持部1の溝状空
所113内を走行してこの溝状空所113内を案内され
るように外側領域が形成されている。
へカード担持部2を挿入すると接触子担持部1の溝状空
所113内を走行してこの溝状空所113内を案内され
るように外側領域が形成されている。
【0052】この縁部部分226の内側領域は特に図2
のB、Cに示されているように隆起部227、228を
備えている。これらの隆起部227、228は、接触子
担持部1内へカード担持部2を挿入すると接触子担持部
1の板13の隆起部132、133上を通過し、この通
過に伴って板13を接触子担持部1の接触子ばね12の
丸い頭部の形をした端部片122と一緒に挿入路から押
すように位置決めされている。カード担持部2の隆起部
227、228は接触子担持部1の隆起部132、13
3と同じように乗上げの容易な傾斜部を備えている。
のB、Cに示されているように隆起部227、228を
備えている。これらの隆起部227、228は、接触子
担持部1内へカード担持部2を挿入すると接触子担持部
1の板13の隆起部132、133上を通過し、この通
過に伴って板13を接触子担持部1の接触子ばね12の
丸い頭部の形をした端部片122と一緒に挿入路から押
すように位置決めされている。カード担持部2の隆起部
227、228は接触子担持部1の隆起部132、13
3と同じように乗上げの容易な傾斜部を備えている。
【0053】隆起部227、228の機能及び作用なら
びに接触子担持部1の隆起部132、133との協働
は、接触子担持部1の説明のところで既に詳細に述べら
れているので、ここではそれ以上の説明は必要とされな
い。
びに接触子担持部1の隆起部132、133との協働
は、接触子担持部1の説明のところで既に詳細に述べら
れているので、ここではそれ以上の説明は必要とされな
い。
【0054】カード担持部2は、より詳しく言うとその
カード収容部22は挿入方向に関して前方端部に係止用
凹所229の形態の1個又は複数個の係止要素を有し、
これらの係止用凹所229は接触子担持部1内へカード
担持部2を挿入した状態において接触子担持部1の係止
用突起部114にロックされ、これによりカード担持部
2が接触子担持部1から意図せずに取除かれるのが阻止
される。
カード収容部22は挿入方向に関して前方端部に係止用
凹所229の形態の1個又は複数個の係止要素を有し、
これらの係止用凹所229は接触子担持部1内へカード
担持部2を挿入した状態において接触子担持部1の係止
用突起部114にロックされ、これによりカード担持部
2が接触子担持部1から意図せずに取除かれるのが阻止
される。
【0055】この係止結合の解除はカード担持部2の上
述の解錠部21によって行うことができる。
述の解錠部21によって行うことができる。
【0056】この解錠部21は2個の弾性変形(屈曲)
可能な結合片211、212によってカード収容部22
に結合されている。これらの結合片211、212の他
に、解錠部21はさらに2個の並置された揺動レバー2
13、214及びこれらの間に設けられた揺動レバー操
作部を有している。結合片211、212は揺動レバー
213、214の互いに反対側のアームに結合されてい
る。
可能な結合片211、212によってカード収容部22
に結合されている。これらの結合片211、212の他
に、解錠部21はさらに2個の並置された揺動レバー2
13、214及びこれらの間に設けられた揺動レバー操
作部を有している。結合片211、212は揺動レバー
213、214の互いに反対側のアームに結合されてい
る。
【0057】揺動レバー213、214は接触子担持部
1内へカード担持部2を挿入した状態において接触子担
持部1にぶつかる支持要素215、216を有してい
る。
1内へカード担持部2を挿入した状態において接触子担
持部1にぶつかる支持要素215、216を有してい
る。
【0058】揺動レバー操作部は1個の圧力作用部21
7及び2個の弾性変形(屈曲)可能な結合片218、2
19から構成されている。これらの結合片218、21
9は圧力作用部217を揺動レバー213、214の互
いに向き合う側のアームに結合する。
7及び2個の弾性変形(屈曲)可能な結合片218、2
19から構成されている。これらの結合片218、21
9は圧力作用部217を揺動レバー213、214の互
いに向き合う側のアームに結合する。
【0059】この機構の操作は外部から操作可能な圧力
作用部217に圧力を作用させることによって行われ
る。これは例えば圧力作用部217に設けられた窪み内
へボールペン等を押し込むことによって行うことができ
る。
作用部217に圧力を作用させることによって行われ
る。これは例えば圧力作用部217に設けられた窪み内
へボールペン等を押し込むことによって行うことができ
る。
【0060】圧力作用部217に圧力を作用させると、
この圧力作用部217は圧力作用方向へ移動にさせられ
る。弾性的に屈曲可能な結合片218、219は圧力作
用部217の動きに追従し、その際にこれらの結合片2
18、219が結合された揺動レバー213、214の
アームを引張る。揺動レバーの互いに向き合う側のアー
ムが引張られることによって、これらの揺動レバーは接
触子担持部1にぶつかる支持要素215、216を中心
にして互いに反対方向へ回動する。これによって再び、
揺動レバー213、214の互いに反対側のアームをカ
ード収容部22に結合する結合片211、212へ引張
力が作用するようになる。結合片211、212に作用
するこの引張力によって、この結合片211、212が
カード担持部2のカード収容部22を引張るようにな
る。このカード収容部22を引張ることによって、最初
に互いにロックされていた係止要素114、229の係
合が外れ、ほぼ同時にカード担持部2の隆起部227、
228が接触子担持部1の板13の隆起部132、13
3の上へ到達する。この結果、カード担持部2(即ちそ
のカード収容部22)はこれによって板13を押し除け
ながら一部分が接触子担持部1から引出される。
この圧力作用部217は圧力作用方向へ移動にさせられ
る。弾性的に屈曲可能な結合片218、219は圧力作
用部217の動きに追従し、その際にこれらの結合片2
18、219が結合された揺動レバー213、214の
アームを引張る。揺動レバーの互いに向き合う側のアー
ムが引張られることによって、これらの揺動レバーは接
触子担持部1にぶつかる支持要素215、216を中心
にして互いに反対方向へ回動する。これによって再び、
揺動レバー213、214の互いに反対側のアームをカ
ード収容部22に結合する結合片211、212へ引張
力が作用するようになる。結合片211、212に作用
するこの引張力によって、この結合片211、212が
カード担持部2のカード収容部22を引張るようにな
る。このカード収容部22を引張ることによって、最初
に互いにロックされていた係止要素114、229の係
合が外れ、ほぼ同時にカード担持部2の隆起部227、
228が接触子担持部1の板13の隆起部132、13
3の上へ到達する。この結果、カード担持部2(即ちそ
のカード収容部22)はこれによって板13を押し除け
ながら一部分が接触子担持部1から引出される。
【0061】圧力作用部217に作用している圧力が解
消すると、弾性変形した解錠部21が緩められ、全カー
ド担持部2は上述のカード読取装置を含む機器から突出
し、この突出部分を掴むことによって、即ち解錠部21
を掴むことによって手で完全に接触子担持部1から取出
すことができる。板13及び接触子ばね12はこの場合
接触子担持部1内へカード担持部2を挿入する際と同様
にカード表面から離れた位置に保持される。
消すると、弾性変形した解錠部21が緩められ、全カー
ド担持部2は上述のカード読取装置を含む機器から突出
し、この突出部分を掴むことによって、即ち解錠部21
を掴むことによって手で完全に接触子担持部1から取出
すことができる。板13及び接触子ばね12はこの場合
接触子担持部1内へカード担持部2を挿入する際と同様
にカード表面から離れた位置に保持される。
【0062】カード担持部2内へ入れられたカードはカ
ード担持部2を接触子担持部1内へ導入する際もまたカ
ード担持部2を接触子担持部1から取除く際も常にカー
ド担持第部2内の規定通りの位置にとどまる。接触子担
持部1とカード担持部2とを押して合体させる際及び離
れさす際に読取るべきカード及び/又はカード読取装置
が損傷する危険はこれによってほぼ完全に除かれる。
ード担持部2を接触子担持部1内へ導入する際もまたカ
ード担持部2を接触子担持部1から取除く際も常にカー
ド担持第部2内の規定通りの位置にとどまる。接触子担
持部1とカード担持部2とを押して合体させる際及び離
れさす際に読取るべきカード及び/又はカード読取装置
が損傷する危険はこれによってほぼ完全に除かれる。
【図1】本発明によって構成されたカード読取装置の接
触子担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
A−A線に沿ったその断面図、Cはその側面図。
触子担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
A−A線に沿ったその断面図、Cはその側面図。
【図2】本発明によって構成されたカード読取装置のカ
ード担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
B−B線に沿ったその断面図、CはBに示されたC−C
線に沿ったその断面図。
ード担持部を示し、Aはその平面図、BはAに示された
B−B線に沿ったその断面図、CはBに示されたC−C
線に沿ったその断面図。
1 接触子担持部 2 カード担持部 3 カード 11 絶縁体 12 接触子ばね 13 板 21 解錠部 22 カード収容部 111 取付用短軸 112 高くされた縁部部分 113 溝状空所 114 係止用突起部 121 ろう付け片 122 丸い頭部の形をした端部片 131 空所 132、133 隆起部 211、212 結合片 213、214 揺動レバー 215、216 支持要素 217 圧力作用部 218、219 結合片 221 窪み 222 コーディング傾斜部 223、224 開口部 225 舌状片 226 縁部部分 227、228 隆起部 229 係止用凹所
Claims (10)
- 【請求項1】 カード担持部(1)及び接触子担持部
(2)を備え、その場合読取るべきカードを収容するカ
ード収容部(22)を有するカード担持部が形成され、
カード収容部(22)に入れられたカードと一緒に少な
くとも一部分を接触子担持部内へ又はその上へ押し進め
ることのできるカード読取装置において、接触子担持部
はカード収容部の少なくとも一部分に亘って延びる弾性
変形可能な舌状片(225)を有することを特徴とする
カード読取装置。 - 【請求項2】 カード収容部(22)は読取るべきカー
ドの形状に整合する窪み(221)を有することを特徴
とする請求項1記載のカード読取装置。 - 【請求項3】 舌状片(225)は窪み(221)の縁
部から突出していることを特徴とする請求項2記載のカ
ード読取装置。 - 【請求項4】 窪み(221)の底部と舌状片(22
5)との間隔は読取るべきカードの厚みにほぼ相当して
いることを特徴とする請求項2又は3記載のカード読取
装置。 - 【請求項5】 窪み(221)の底部はすくなくとも1
つの開口部(223、224)を備え、この開口部を通
してカードを窪みから押し出すことができることを特徴
とする請求項2乃至4の1つに記載のカード読取装置。 - 【請求項6】 舌状片(225)は、読取るべきカード
がこのカードに必要に応じて設けられたコーディング傾
斜部を先にして舌状片(225)と窪み(221)の底
部との間に挿入しなければならないように配置されてい
ることを特徴とする請求項2乃至5の1つに記載のカー
ド読取装置。 - 【請求項7】 舌状片(225)は比較的小さな長さを
有することを特徴とする請求項1乃至6の1つに記載の
カード読取装置。 - 【請求項8】 舌状片(225)は比較的大きな幅を有
することを特徴とする請求項1乃至7の1つに記載のカ
ード読取装置。 - 【請求項9】 舌状片(225)は、この舌状片の下に
挿入されたカードをこの舌状片と窪み(221)の底部
との間に挟み込むように形成及び/又は配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至8の1つに記載のカード
読取装置。 - 【請求項10】 カード担持部(2)は舌状片(22
5)を含めて一体ユニットとして一部品にて形成されて
いることを特徴とする請求項1乃至9の1つに記載のカ
ード読取装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19638648 | 1996-09-20 | ||
DE19638648.9 | 1996-09-20 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10124628A true JPH10124628A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=7806386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9273839A Withdrawn JPH10124628A (ja) | 1996-09-20 | 1997-09-19 | カード読取装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6050492A (ja) |
EP (1) | EP0833271A3 (ja) |
JP (1) | JPH10124628A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017107745A (ja) * | 2015-12-10 | 2017-06-15 | Smk株式会社 | カードコネクタ |
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