JP2784346B2 - 電極パッド付きカードとコンタクトの接触及び接触解除機構 - Google Patents
電極パッド付きカードとコンタクトの接触及び接触解除機構Info
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- JP2784346B2 JP2784346B2 JP8176494A JP17649496A JP2784346B2 JP 2784346 B2 JP2784346 B2 JP 2784346B2 JP 8176494 A JP8176494 A JP 8176494A JP 17649496 A JP17649496 A JP 17649496A JP 2784346 B2 JP2784346 B2 JP 2784346B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- card
- slider
- guide groove
- electrode pad
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- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はIC等を保有する
電極パッド付きのカードとコンタクトとの接触及び接触
解除を、カードの挿抜と連動して往復動するスライダー
によって制御するようにした電極パッド付きカードとコ
ンタクトとの接触及び接触解除機構に関する。
電極パッド付きのカードとコンタクトとの接触及び接触
解除を、カードの挿抜と連動して往復動するスライダー
によって制御するようにした電極パッド付きカードとコ
ンタクトとの接触及び接触解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、パソコンやワープロ
等の電子機器の受口に、ICを内蔵する電極パッド付き
のカード(メモリーカード)1を挿入し、該カード表面
に設けた上記電極パッド3にコンタクト4を接触させる
ことにより、カード内ICをこれら電子機器内情報処理
回路に接続し、カード内ICが保有する情報を電子機器
内情報処理回路に与え、又は電子機器内情報処理回路が
保有する情報をカードに記録する方法が行なわれてい
る。
等の電子機器の受口に、ICを内蔵する電極パッド付き
のカード(メモリーカード)1を挿入し、該カード表面
に設けた上記電極パッド3にコンタクト4を接触させる
ことにより、カード内ICをこれら電子機器内情報処理
回路に接続し、カード内ICが保有する情報を電子機器
内情報処理回路に与え、又は電子機器内情報処理回路が
保有する情報をカードに記録する方法が行なわれてい
る。
【0003】これらカードの電極パッド3とコンタクト
4との接触と解除を制御する手段として、カードの挿抜
に追随して往復動するスライダー5を設け、このスライ
ダーにコンタクトの接触突部7を案内する上記往復動方
向に延在する有底のコンタクトガイド溝10を設け、該
スライダー5の往復動時には上記コンタクト4の接触突
部7をコンタクトガイド溝10の底面に弾接状態にして
カードとの接触解除状態を形成すると共に、スライダー
5の往動の終端付近においてガイド溝10の端部に設け
た貫通孔13を通して上記接触突部7を弾性復元させカ
ードの電極パッド3との加圧接触が図られるようにして
いる。
4との接触と解除を制御する手段として、カードの挿抜
に追随して往復動するスライダー5を設け、このスライ
ダーにコンタクトの接触突部7を案内する上記往復動方
向に延在する有底のコンタクトガイド溝10を設け、該
スライダー5の往復動時には上記コンタクト4の接触突
部7をコンタクトガイド溝10の底面に弾接状態にして
カードとの接触解除状態を形成すると共に、スライダー
5の往動の終端付近においてガイド溝10の端部に設け
た貫通孔13を通して上記接触突部7を弾性復元させカ
ードの電極パッド3との加圧接触が図られるようにして
いる。
【0004】上記スライダーはコンタクトの接触突部が
カードの挿抜の全行程においてカード表面又は電極パッ
ド表面を加圧摺動するのを可及的に滅殺し、繰り返し挿
抜に伴う電極パッド又はカード内IC2の損傷を有効に
防止する。
カードの挿抜の全行程においてカード表面又は電極パッ
ド表面を加圧摺動するのを可及的に滅殺し、繰り返し挿
抜に伴う電極パッド又はカード内IC2の損傷を有効に
防止する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記コン
タクトの開閉機構においてはコンタクトの接触突部がス
ライダーのガイド溝底面に弾接し、この弾接状態でスラ
イダーの往復動(カードの挿抜)を繰り返すが、カード
非挿入時には弾接によりコンタクトに絶えず大きな応力
が加わり、長期間放置されるとコンタクトの弾性劣化や
塑性変形を惹起すると共に、コネクタのコンタクトが保
持されている基部への力も大きく加わり、コネクタ変形
の原因となる。
タクトの開閉機構においてはコンタクトの接触突部がス
ライダーのガイド溝底面に弾接し、この弾接状態でスラ
イダーの往復動(カードの挿抜)を繰り返すが、カード
非挿入時には弾接によりコンタクトに絶えず大きな応力
が加わり、長期間放置されるとコンタクトの弾性劣化や
塑性変形を惹起すると共に、コネクタのコンタクトが保
持されている基部への力も大きく加わり、コネクタ変形
の原因となる。
【0006】本発明はこの問題を簡素な構成で適切に解
決することを目的としている。
決することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】その手段として、上記ス
ライダーの復動の終端、即ち往動の始端付近において上
記接触突部が上記スライダー上部より突出しない程度に
上記弾接を解放するための開孔を上記コンタクトガイド
溝の底部に設けた。
ライダーの復動の終端、即ち往動の始端付近において上
記接触突部が上記スライダー上部より突出しない程度に
上記弾接を解放するための開孔を上記コンタクトガイド
溝の底部に設けた。
【0008】上記コンタクトはスライダーの往復動方向
に延在する弾性条片を有し、該弾性条片の自由端部に上
記接触突部を設け、復動終端付近においては、上記接触
突部を上記開孔内に収容して弾性条片に加わる応力を緩
和する。
に延在する弾性条片を有し、該弾性条片の自由端部に上
記接触突部を設け、復動終端付近においては、上記接触
突部を上記開孔内に収容して弾性条片に加わる応力を緩
和する。
【0009】又、この状態で上記接触突部が上記スライ
ダー上部より突出しない様にする為には、上記開孔の形
や大きさを調節するか、あるいは上記開孔を設けたガイ
ド溝底面を弾性条片の自由端部に合わせて傾斜させ係合
させるなどの手段を採用することができる。あるいは、
上記自由端先端部が上記コンタクトガイド溝底面に係合
する様な形状とすることにより、より一層確実な突出防
止が達成される。
ダー上部より突出しない様にする為には、上記開孔の形
や大きさを調節するか、あるいは上記開孔を設けたガイ
ド溝底面を弾性条片の自由端部に合わせて傾斜させ係合
させるなどの手段を採用することができる。あるいは、
上記自由端先端部が上記コンタクトガイド溝底面に係合
する様な形状とすることにより、より一層確実な突出防
止が達成される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1乃至図3は本発明の一実施例
を示した図である。図1はコンタクトの接触及び接触解
除機構を構成するカードコネクタの内部構造を示した斜
視図である。図2のAはスライダーの平面図であり、B
はスライダーを下面側から見た傾斜図である。図3は図
2AにおけるY−Y断面図である。図4は、本発明の他
の実施例を示した、図2AにおけるY−Y断面図であ
る。
を示した図である。図1はコンタクトの接触及び接触解
除機構を構成するカードコネクタの内部構造を示した斜
視図である。図2のAはスライダーの平面図であり、B
はスライダーを下面側から見た傾斜図である。図3は図
2AにおけるY−Y断面図である。図4は、本発明の他
の実施例を示した、図2AにおけるY−Y断面図であ
る。
【0011】図1乃至図4において、1は図1に示す如
き外形が方形で扁平なカードであり、該カード1はメモ
リー素子たるIC2を保有し、その電極パッド3がカー
ド表面に並置されている。又カード1は上記IC2を保
有しない電極パッド3だけを持った回路開閉機能のみを
有するカードとすることもできる。。
き外形が方形で扁平なカードであり、該カード1はメモ
リー素子たるIC2を保有し、その電極パッド3がカー
ド表面に並置されている。又カード1は上記IC2を保
有しない電極パッド3だけを持った回路開閉機能のみを
有するカードとすることもできる。。
【0012】4は上記カード1の電極パッド3と対応し
配置されたコンタクトであり、5は上記カード1の挿抜
に追随し往復動し上記電極パッド3とコンタクト4との
接触と接触解除を制御するスライダーである。
配置されたコンタクトであり、5は上記カード1の挿抜
に追随し往復動し上記電極パッド3とコンタクト4との
接触と接触解除を制御するスライダーである。
【0013】コンタクト4は金属板から打抜き曲げ加工
された導電条片から成り、その一端側に弾性条片6を有
し、該弾性条片6の自由端に上記カード1の電極パッド
3へ弾接する接触突部7を有し、更に他端側に情報処理
回路の一部又は全部を形成する配線回路基板8とハンダ
付け等にて接続される端子片9を有する。該コンタクト
4を上記スライダー5の往復動方向に延在し且つ該往復
動方向と直交する方向に多数並設する。なお、配線回路
基板8はコネクタ15により電子機器内情報処理回路と
電気的に接続される。
された導電条片から成り、その一端側に弾性条片6を有
し、該弾性条片6の自由端に上記カード1の電極パッド
3へ弾接する接触突部7を有し、更に他端側に情報処理
回路の一部又は全部を形成する配線回路基板8とハンダ
付け等にて接続される端子片9を有する。該コンタクト
4を上記スライダー5の往復動方向に延在し且つ該往復
動方向と直交する方向に多数並設する。なお、配線回路
基板8はコネクタ15により電子機器内情報処理回路と
電気的に接続される。
【0014】他方、上記スライダー5はそのコンタクト
と対向する一方表面側に往復動方向に延在し且つ往復動
方向と直交する方向に多数並設されたコンタクトガイド
溝10を有し、該コンタクトガイド溝10内に上記接触
突部7を受け入れて位置を規制しつつ、往復動し、往動
の終端付近において、接触突部7を解放し上記カード1
の電極パッド3へ弾接せしめる。
と対向する一方表面側に往復動方向に延在し且つ往復動
方向と直交する方向に多数並設されたコンタクトガイド
溝10を有し、該コンタクトガイド溝10内に上記接触
突部7を受け入れて位置を規制しつつ、往復動し、往動
の終端付近において、接触突部7を解放し上記カード1
の電極パッド3へ弾接せしめる。
【0015】図1乃至図4は上記スライダー5をカード
1を受け入れて位置規制するカードトレーとして兼用し
た例を示し、図1乃至図4に示すスライダー5は図1に
示すように、カード1の側縁を規制する脇定規11とカ
ード1の前縁が当接する前当て12を有し、該脇定規1
1と前当て12にて画成されたスペース内にカード1を
挿入し、カード前縁を上記前当て12に当接してカード
挿入に追随するスライダー5の往動を得るようにし、又
逆にスライダー5を復動によってカード1の抜去を行な
うようにしている。コンタクト4の接触突部7は上記カ
ード1の挿抜に追随するスライダー5の往復動時に上記
コンタクトガイド溝10内に存して電極パッド3との接
触解除状態を形成し、往動の終端付近において前記接触
状態を形成する。
1を受け入れて位置規制するカードトレーとして兼用し
た例を示し、図1乃至図4に示すスライダー5は図1に
示すように、カード1の側縁を規制する脇定規11とカ
ード1の前縁が当接する前当て12を有し、該脇定規1
1と前当て12にて画成されたスペース内にカード1を
挿入し、カード前縁を上記前当て12に当接してカード
挿入に追随するスライダー5の往動を得るようにし、又
逆にスライダー5を復動によってカード1の抜去を行な
うようにしている。コンタクト4の接触突部7は上記カ
ード1の挿抜に追随するスライダー5の往復動時に上記
コンタクトガイド溝10内に存して電極パッド3との接
触解除状態を形成し、往動の終端付近において前記接触
状態を形成する。
【0016】上記スライダー5の復動はバネ手段にて行
なうか、又はイジェクト操作機構19にてスライダー5
を復動し上記カード抜去と接触解除とを行なうようにす
る。
なうか、又はイジェクト操作機構19にてスライダー5
を復動し上記カード抜去と接触解除とを行なうようにす
る。
【0017】又図3Cと図4Cに示すように、スライダ
ー5に設けたコンタクトガイド溝10の端部にはスライ
ダー5の他方表面側(カード受入れスペース内)へ貫通
する孔13を設け、スライダ−5の往動端付近において
この貫通孔13内へ接触突部7を解放し、その復元力に
てカード1の電極パッド3への弾接を許容している。
ー5に設けたコンタクトガイド溝10の端部にはスライ
ダー5の他方表面側(カード受入れスペース内)へ貫通
する孔13を設け、スライダ−5の往動端付近において
この貫通孔13内へ接触突部7を解放し、その復元力に
てカード1の電極パッド3への弾接を許容している。
【0018】なお、図1はスライダー5が往動の終端位
置で接触突部7が貫通孔13内に開放されている状態を
明瞭に示す為に、カード1は未挿入状態の位置で示し、
更に挿入方向を示す矢印14を付した。
置で接触突部7が貫通孔13内に開放されている状態を
明瞭に示す為に、カード1は未挿入状態の位置で示し、
更に挿入方向を示す矢印14を付した。
【0019】又図3及び図4において、Aはスライダー
5が往動の始端にある状態、Bは往動の途中にある状
態、Cは往動の終端にある状態を夫々示している。
5が往動の始端にある状態、Bは往動の途中にある状
態、Cは往動の終端にある状態を夫々示している。
【0020】而して図3、図4の各A,B,Cに示すよ
うに、カード1を挿入するとカード前縁が前当て12を
押しスライダー5を共に往動せしめる。この往動により
コンタクト4の接触突部7がコンタクトガイド溝10の
底面に弾接しつつ摺動し(図3B、図4B)往動端にお
いて貫通孔13内へ弾性復元しカード1の電極パッド3
に加圧接触し、所謂カードの使用状態を形成する。
うに、カード1を挿入するとカード前縁が前当て12を
押しスライダー5を共に往動せしめる。この往動により
コンタクト4の接触突部7がコンタクトガイド溝10の
底面に弾接しつつ摺動し(図3B、図4B)往動端にお
いて貫通孔13内へ弾性復元しカード1の電極パッド3
に加圧接触し、所謂カードの使用状態を形成する。
【0021】次にカード1を抜去すべくスライダー5を
復動すると、コンタクトの接触突部7は上記とは逆の経
過をたどりコンタクトガイド溝10の底面に弾接しつつ
摺動し、復動の終端において開孔16内へ弾性復元し接
触突部7の頂部を該開孔16内へ突出する。この状態で
カードを使用しない待機状態を形成する。
復動すると、コンタクトの接触突部7は上記とは逆の経
過をたどりコンタクトガイド溝10の底面に弾接しつつ
摺動し、復動の終端において開孔16内へ弾性復元し接
触突部7の頂部を該開孔16内へ突出する。この状態で
カードを使用しない待機状態を形成する。
【0022】以上のように、図3、図4の例では、スラ
イダー5が復動端にあるときに、コンタクト4の接触突
部7がスライダー5に貫通して穿たれた開孔16内に突
出することで、ガイド溝10への弾接から解放されてい
る。この際の接触突部7の上方への変位量は、弾性条片
自由端をガイド溝の傾斜部17で支持することにより制
御され、スライダー5の上面から突出することはない。
イダー5が復動端にあるときに、コンタクト4の接触突
部7がスライダー5に貫通して穿たれた開孔16内に突
出することで、ガイド溝10への弾接から解放されてい
る。この際の接触突部7の上方への変位量は、弾性条片
自由端をガイド溝の傾斜部17で支持することにより制
御され、スライダー5の上面から突出することはない。
【0023】図4の例では、この傾斜部17で支持する
ほか、弾性条片自由端の先端部開孔16の縁、即ちガイ
ド溝底部に係合する爪18を形成して、接触突部7の変
位量を制御している。
ほか、弾性条片自由端の先端部開孔16の縁、即ちガイ
ド溝底部に係合する爪18を形成して、接触突部7の変
位量を制御している。
【0024】カード1の電極パッド3とコンタクト4の
接触構造はカード1を単体で電子機器内へ挿入し形成す
る例と、図1に示す如きカード1専用のコネクタを介し
て形成する例とが存する。
接触構造はカード1を単体で電子機器内へ挿入し形成す
る例と、図1に示す如きカード1専用のコネクタを介し
て形成する例とが存する。
【0025】前者は、コンタクト4とスライダー5を電
子機器のカード受口内に設けて置き、該受口に挿入した
カード1によってスライダー5を往動させ、往動の終端
付近において電極パッド3に接触突部7を加圧接触せし
めるケースである。
子機器のカード受口内に設けて置き、該受口に挿入した
カード1によってスライダー5を往動させ、往動の終端
付近において電極パッド3に接触突部7を加圧接触せし
めるケースである。
【0026】又後者は図1の如きカード受口を有する扁
平なカード収容ケース内にスライダー5とコンタクト4
を備えた専用のカードコネクターを形成し、このケース
内にカード1を挿入してスライダーを追随動させること
により前記加圧接触状態を形成し、このカードコネクタ
ーを電子機器のカード受口に挿入してカードと機器内回
路との接続を図るケースである。即ち、本発明は電気回
路を形成するために、カードとコネクタの接続を開閉す
る手段として実施可能である。
平なカード収容ケース内にスライダー5とコンタクト4
を備えた専用のカードコネクターを形成し、このケース
内にカード1を挿入してスライダーを追随動させること
により前記加圧接触状態を形成し、このカードコネクタ
ーを電子機器のカード受口に挿入してカードと機器内回
路との接続を図るケースである。即ち、本発明は電気回
路を形成するために、カードとコネクタの接続を開閉す
る手段として実施可能である。
【0027】
【発明の効果】本発明の接触及び接触解除機構によれ
ば、スライダーの復動の終端付近において開孔により接
触突部の弾接による応力が緩和され、待機時におけるコ
ンタクトの弾性劣化や塑性変形、或いはコネクタの変形
が防止される。しかも、接触突部がこの緩和状態におい
てもスライダー上部より突出しない様に変位を制御され
ている為、カードとの接触を防止し、カード挿入が支障
なく行なえる。
ば、スライダーの復動の終端付近において開孔により接
触突部の弾接による応力が緩和され、待機時におけるコ
ンタクトの弾性劣化や塑性変形、或いはコネクタの変形
が防止される。しかも、接触突部がこの緩和状態におい
てもスライダー上部より突出しない様に変位を制御され
ている為、カードとの接触を防止し、カード挿入が支障
なく行なえる。
【図1】図1は本発明の電極パッド付きのカ−ドとコン
タクトの接触及び接触解除機構を形成するカードコネク
タの内部構造を示す斜視図である。
タクトの接触及び接触解除機構を形成するカードコネク
タの内部構造を示す斜視図である。
【図2】図2は図1の例で使用されるスライダーを抽出
して示した図であり、Aは平面図、Bは下面側から見た
斜視図である。
して示した図であり、Aは平面図、Bは下面側から見た
斜視図である。
【図3】図3は図2AにおけるY−Y断面図であり、A
はスライダー5が往動の始端にある状態、Bは往動の途
中にある状態、Cは往動の終端にある状態を夫々示して
いる。
はスライダー5が往動の始端にある状態、Bは往動の途
中にある状態、Cは往動の終端にある状態を夫々示して
いる。
【図4】図4は本発明の接触及び接触解除機構の他の実
施形態例を示した断面図であり、A、B及びCは図3と
同様に夫々スライダー5の往動の始端、途中及び終端に
ある状態を示している。
施形態例を示した断面図であり、A、B及びCは図3と
同様に夫々スライダー5の往動の始端、途中及び終端に
ある状態を示している。
【図5】図5は従来例の接触及び接触解除機構を示した
断面図であり、A及びBは夫々スライダー5の往動の始
端及び終端にある状態を示している。
断面図であり、A及びBは夫々スライダー5の往動の始
端及び終端にある状態を示している。
1 カード 2 IC 3 電極パッド 4 コンタクト 5 スライダー 6 弾性条片 7 接触突部 8 配線回路基板 9 端子片 10 コンタクトガイド溝 11 脇定規 12 前当て 13 貫通孔 14 カード挿入方向を示す矢印 15 コネクタ 16 開孔 17 ガイド溝の傾斜部 18 爪
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06K 17/00 H01R 23/00 H01R 23/68 301
Claims (2)
- 【請求項1】電極パッド付きのカードの挿抜に追随して
往復動するスライダーを備え、該スライダー下部にコン
タクトの接触突部を案内する上記往復動方向に延在する
有底のコンタクトガイド溝を設け、上記スライダーは上
記接触突部を上記コンタクトガイド溝の底部に弾接しつ
つ往復動し、該コンタクトガイド溝底部には上記スライ
ダ−の往動の終端付近において上記弾接を解放して上記
接触突部の上記カード電極パッドへの弾接を許容するた
めの貫通孔と、同復動の終端付近において上記接触突部
が上記スライダー上部より突出しない程度に上記コンタ
クトガイド溝底部との弾接を解放するための開孔を夫々
設けていることを特徴とする電極パッド付きカードとコ
ンタクトの接触及び接触解除機構。 - 【請求項2】電極パッド付きのカードの挿抜に追随して
往復動するスライダーを備え、該スライダー下部にコン
タクトの接触突部を案内する上記往復動方向に延在する
有底のコンタクトガイド溝を設け、上記スライダーは上
記接触突部を上記コンタクトガイド溝の底部に弾接しつ
つ往復動し、該コンタクトガイド溝底部には上記スライ
ダ−の往動の終端付近において上記弾接を解放して上記
接触突部の上記カード電極パッドへの弾接を許容するた
めの貫通孔と、同復動の終端付近において上記接触突部
が上記スライダー上部より突出しない程度に上記コンタ
クトガイド溝底部との弾接を解放するための開孔を設け
ており、この解放状態において上記コンタクトの自由端
先端部が上記コンタクトガイド溝の底部に係合するよう
に構成していることを特徴とする電極パッド付きカード
とコンタクトの接触及び接触解除機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176494A JP2784346B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電極パッド付きカードとコンタクトの接触及び接触解除機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8176494A JP2784346B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電極パッド付きカードとコンタクトの接触及び接触解除機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1021348A JPH1021348A (ja) | 1998-01-23 |
JP2784346B2 true JP2784346B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=16014652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8176494A Expired - Fee Related JP2784346B2 (ja) | 1996-07-05 | 1996-07-05 | 電極パッド付きカードとコンタクトの接触及び接触解除機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2784346B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7326085B2 (en) | 2005-12-09 | 2008-02-05 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | IC card wrong insertion preventing mechanism and IC card connector having the same |
US7438598B1 (en) | 1999-11-05 | 2008-10-21 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Card connector |
US7611056B2 (en) | 2005-04-01 | 2009-11-03 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | IC card connector |
US7878826B2 (en) | 2008-07-23 | 2011-02-01 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Card connector |
US8016618B2 (en) | 2009-04-01 | 2011-09-13 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | Multiple integrated circuit card connector with a card detection terminal |
US8500469B2 (en) | 2009-08-04 | 2013-08-06 | Yamaichi Electronics Co., Ltd. | IC card connector |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5013299B2 (ja) * | 2010-07-09 | 2012-08-29 | Smk株式会社 | カードコネクタ |
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1996
- 1996-07-05 JP JP8176494A patent/JP2784346B2/ja not_active Expired - Fee Related
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