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JPH10109902A - 農業用水面浮遊性粒状担体 - Google Patents

農業用水面浮遊性粒状担体

Info

Publication number
JPH10109902A
JPH10109902A JP8283228A JP28322896A JPH10109902A JP H10109902 A JPH10109902 A JP H10109902A JP 8283228 A JP8283228 A JP 8283228A JP 28322896 A JP28322896 A JP 28322896A JP H10109902 A JPH10109902 A JP H10109902A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
material powder
powder
granular
soluble polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8283228A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Aoyama
輝雄 青山
Yasuaki Kikuchi
靖明 菊池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Chemical Industries Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Chemical Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Chemical Industries Co Ltd filed Critical Hitachi Chemical Industries Co Ltd
Priority to JP8283228A priority Critical patent/JPH10109902A/ja
Publication of JPH10109902A publication Critical patent/JPH10109902A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用者等の健康上、環境上及び火災発生の危
険性等の問題点のない粒剤の利点を生かし、これを改良
することにより、水田の必要領域に効率よく拡展してこ
れに保持させた農薬又は肥料の有効成分をすみずみま均
一に行きわたらせることができる農業用水面浮遊性粒状
担体を提供すること。 【解決手段】 有機質材粉末であるおが屑を粉砕した木
粉(粒度100メッシュ)90重量部に、水溶性高分子
材粉末であるメチルセルロース粉末10重量部をよく混
合し、この混合物に水120重量部を加えて混練し、得
られた混練物を造粒機で1.2mmの粒状物に造粒し、箱
型乾燥機でこれを乾燥して農業用水面浮遊性粒状担体で
ある6〜32メッシュの粒状物を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、これに農薬又は肥
料を保持させて水田等に投入し、農薬又は肥料の有効成
分を水中に効率よく均一に拡散させるべく使用する農業
用水面浮遊性粒状担体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水田用農薬は、粉剤、水和材、乳
剤又は粒剤等に製剤され、水面又は稲体に散布施用され
ているものである。上記粉剤や水和剤には粉立ちによる
使用者等の健康上や環境上の問題があり、前記乳剤の場
合は有機溶媒の毒性に起因する使用者等の健康上の問題
や引火性の高さに起因する火災の問題がある。これに対
して、粒剤には、以上のような問題はないが、従来のそ
れは、これを水田中の水面等に特別の器具を用いること
なく散布した場合には、その有効成分の拡散等が必ずし
も適切に行なわれず、偏在が生じ易いという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決し、特に、使用者等の健康上、
環境上及び火災発生の危険性等の問題点のない粒剤の利
点を生かし、これを改良することにより、水田の必要領
域に効率よく拡展してこれに保持させた農薬又は肥料の
有効成分をすみずみま均一に行きわたらせることができ
る農業用水面浮遊性粒状担体を提供することを解決の課
題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は有機質
材粉末と水溶性高分子材粉末との混合物を多孔質の粒状
物に造粒して構成した農業用水面浮遊性粒状担体であ
る。
【0005】前記有機質材粉末としては、例えば、牧
草、モミガラ、ピーナツの殻、ピートモス、木粉等が採
用できる。これらは単一粉又は二種以上の混合粉として
用いることができる。これらはいずれも農薬又は肥料の
有効成分を保持する充分な機能を有するものであり、そ
の点では大きな差はないが、継続して安定的かつ安価に
入手可能であるという意味で木粉が適当である。またこ
れらの有機質材粉末のサイズは造粒の観点から500μ
m以下、特に200μm以下であるのが好ましい。
【0006】前記水溶性高分子材粉末としては、例え
ば、デンプン、カルボキシルメチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソー
ダ、グアーガム、キサンタンガム、ビーンガム、カラー
ギンナン、グルテン等が挙げられる。中でもデンプン、
カルボキシルメチルセルロース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、グアーガム、グルテン等の天然
高分子材粉末が自然界に於いて分解され得ると云う意味
で好ましい。これらの水溶性高分子材粉末は単一粉又は
二種以上の混合粉として用いることができる。以上の内
でメチルセルロースがより好ましい。有機質材粉末との
造粒物である粒状担体を保管中に容易に吸湿せず経時変
化の少ないものとするためである。またこれらの水溶性
高分子材粉末のサイズは造粒の観点から500μm以
下、より好ましくは200μm以下であるのが好まし
い。
【0007】前記有機質材粉末と前記水溶性高分子材粉
末との重量比率は、それぞれの種類いかんで変化する
が、概ね、99:1〜60:40の範囲が適当であり、
好ましくは、97:3〜80:20の間である。前記水
溶性高分子材粉末が1%未満では両粉末の造粒物である
粒状担体は浮遊力が不足し、40%を越えて使用しても
浮遊力はさほど向上せず、他方、経済的な観点からは好
ましくないことになる。水溶性高分子材粉末の割合によ
る造粒物の浮遊力の変化の理由は必ずしも明らかではな
いが、この割合が少な過ぎると得られる粒状物が容易に
多孔質になりにくいということであろうと考えられる。
【0008】ところで前記粒状担体である粒状物は、そ
の形状を粒状に保持したままで10分以上水面に浮遊し
得るように構成するのが適当である。即ち、農薬又は肥
料の有効成分を保持した粒状担体を水田に於ける水面上
に投げ入れた場合に、自然状態に於ける風の影響その他
によってそれらの粒状担体が充分広い範囲にまで拡展す
るのにその程度の時間が必要だからである。このような
10分以上水面に浮遊し得る粒状物は、前記有機質材粉
末と水溶性高分子材粉末の割合やそれぞれの種別及び造
粒方法を適切に選択することによって得られる。当然見
掛け比重も重要な要素である。
【0009】前記有機質材粉末と水溶性高分子材粉末の
混合物には、必要に応じて、造粒性や得られる造粒物の
拡展性を向上させるために界面活性剤を添加することが
できる。
【0010】こうして構成される農業用水面浮遊性粒状
担体は、このように粒状に構成した後に、それらの粒状
担体に農薬又は肥料の有効成分を吸着保持させることが
できるのは云うまでもない。以上に代えて、前記農薬又
は肥料の有効成分は、粒状担体に造粒する前に、予め、
有機質材粉末及び水溶性高分子材粉末の双方又は一方に
吸着・練り込みその他によって添加しておき、そうした
有機質材粉末及び水溶性高分子材粉末を混合造粒して農
業用水面浮遊性粒状担体ではなく、直接、農業用水面浮
遊性粒剤を構成することとしても良い。
【0011】したがって本発明の農業用水面浮遊性粒状
担体によれば、これにより所望の農薬又は肥料の有効成
分を保持させた上で、水田等の水中に人手又は適当な機
械的手段により投げ込むと、該粒状担体は暫く浮遊し、
風の力や水の流れ等により水面上に広く拡展し、その後
水中に分散、溶解する。こうして粒状担体に保持されて
いる農薬又は肥料の有効成分は水田の水中に偏在するこ
となく、広く均一に分散することとなるものである。ま
たこの粒状担体によれば、前記のように、人の健康を害
する虞などはなく、その面でも有効である。
【0012】ところで以上に説明した本発明の農業用水
面浮遊性粒状担体は種々の製造方法で製造することがで
きる。例えば、前記有機質材粉末と水溶性高分子材粉末
とを混合し、加水混練した後に、湿式加圧成形し、得ら
れた成形物を乾燥し、適度な大きさに裁断・解砕するプ
ロセスで製造することができるし、また、例えば、前記
有機質材粉末と水溶性高分子材粉末を混合し、加水混練
した後に、湿式加圧成形して得られた成形物を適度な大
きさに裁断・解砕してから乾燥するプロセスで製造する
ことも可能である。
【0013】なおいずれのプロセスの場合でも有機質材
粉末と水溶性高分子材粉末の混合粉末を用いて水と混練
する際に、水を単独で用いず、予め水溶性高分子材粉末
を溶解した水溶液の形で用いても良い。また以上のプロ
セス以外の手順で製造することも可能である。
【0014】以上の製造プロセスに於いて、有機質材粉
末と水溶性高分子材粉末を混合する手段としては、リボ
ンミキサー、ナウターミキサー、ヘンシェルミキサー及
びスパルタンリューザー等が挙げられる。加水混練手段
としては、リボンミキサー、ナウターミキサー、ヘンシ
ェルミキサー、スパルタンリューザー及びニーダー等が
挙げられる。湿式加圧成形手段としては、ロール式加圧
成形機、ピストン式加圧成形機、スクリュー式加圧成形
機及び目皿押し出し式成形機(ディスクペレッタ)等を
用いて行なうことができる。また乾燥手段としては、振
動流動乾燥機及びロータリードライヤー等が挙げられ
る。
【0015】前記湿式加圧成形手段による湿式加圧成形
物の成形形状は任意で良く、例えば、棒状、球状、円筒
状、板状、直方体状、円錐状等の種々の形状が挙げられ
る。またこれらの成形物の寸法は、0.1〜10mm、好
ましくは0.2〜5mmである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を四種の
実施例に基づいて詳細に説明する。 実施例1 おが屑を粉砕した木粉(粒度100メッシュ)90重量
部にメチルセルロース粉末10重量部をよく混合し、水
120重量部を加えて混練し、造粒機で1.2mmの粒状
物を造粒し、箱型乾燥機で乾燥して6〜32メッシュの
粒状物を得た。
【0017】実施例2 おが屑を粉砕した木粉90重量部にメチルセルロース粉
末10重量部をよく混合し、水120重量部を加えて混
練し、造粒機で3.0mmの粒状物を造粒し、箱型乾燥機
で乾燥して4〜32メッシュの粒状物を得た。
【0018】実施例3 おが屑を粉砕した木粉90重量部にキサンタンガム粉末
10重量部をよく混合し、水120重量部を加えて混練
し、造粒機で1.2mmの粒状物を造粒し、箱型乾燥機で
乾燥して6〜32メッシュの粒状物を得た。
【0019】実施例4 モミガラを粉砕機で粉砕した粒度60メッシュの粉末9
0重量部にメチルセルロース粉末10重量部をよく混合
し、水100重量部を加えて混練し、造粒機で1.2mm
の粒状物を造粒し、箱型乾燥機で乾燥して6〜32メッ
シュの粒状物を得た。
【0020】比較例1 キサンタンガム3重量部に塩化カリウム粉末97重量部
を均一に混合し、水10重量部を加えて混練し、得られ
た混練物を直径1.2mmのスクリーンの押出し造粒機に
て造粒した後乾燥して6〜32メッシュの粒状物を得
た。
【0021】比較例2 コルク粉末(0.25mm以下)30重量部、ベントナイ
ト粉末70重量部を混合し、水110重量部を加えて混
練し、得られた混練物を直径1.2mmのスクリーンの押
出し造粒機で押出し造粒した後乾燥して0.3〜1.7
mmの粒状物をを得た。
【0022】前記比較例1は、特公昭63−30281
号に開示されている技術に基づき、実施例1〜4と同一
条件とするため農薬の有効成分を添加しないで行なった
ものであり、前記比較例2は特開平6−336403号
に開示されている技術に基づき、施例1〜4と同一条件
とするため農薬の有効成分を添加しないで行なったもの
である。
【0023】次に実施例1〜4までで得られた粒状物
と、比較例1及び2で得られた粒状物について以下の試
験方法で行なった試験結果を比較する。 試験方法 見掛け比重測定方法 直径5cm、高さ5cm、内容量100mlの予め重量を測定
した円筒形容器を置き、高さ20cmの位置に標準ふるい
(目開き2.5mm)を置く。上記標準ふるいの上にサン
プルを置き、刷毛で弱く攪拌して前記円筒形容器の中に
落し、該容器の開口部からサンプルの落下物が盛り上が
るまでになった時点で該容器の縁の位置ですり切って容
器ごとの重量を測定した。その測定重量値から該容器の
重量を差し引き、得られた値を100で除して得られた
値を見掛け比重とした。即ち、見掛け比重=内容物の重
量(g)/100(ml) 浮遊性測定方法 直径30cm、高さ15cmのプラスチック容器に水を8分
目まで入れ、試料(各実施例及び比較例の粒状物)1g
を水面中央に落す。水面に落ちた後の試料の状態、即
ち、水中に沈む粒及び水面上に浮遊している粒の割合を
観察した。
【0024】
【表1】
【0025】前記実施例1〜4と比較例1及び2との前
記試験結果は表1に示してある。この表1に示すよう
に、実施例1〜4の粒状物は、いずれも30分以上形を
維持しつつ水面に浮いているのに対し、比較例1の粒状
物は30分で80%以上が沈んでしまい、比較例2の粒
状物は直ちに沈み、数分経過後それが浮いて来るが30
分経過後は50%が溶けてしまい、形を維持していな
い。更に実施例1〜4では、最も沈みの早い実施例4で
も60分経過後で50%以上が浮いている。実施例1や
3では90%又は80%浮いているほどである。したが
って水田等に施用した場合、水面に長く浮いており、自
然の風や見ずの流れによって広く分散し、これに保持し
た農薬や肥料の有効成分を水田内に広く均一に施すこと
ができることとなるものである。
【0026】
【発明の効果】したがって本発明の農業用水面浮遊性粒
状担体によれば、これにより所望の農薬又は肥料の有効
成分を保持させた上で、水田等の水中に人手又は適当な
機械的手段により投げ込むと、該粒状担体は暫く浮遊
し、風の力や水の流れ等により水面上に広く拡展し、そ
の後水中に分散、溶解する。こうして粒状担体に保持さ
れている農薬又は肥料の有効成分は水田の水中に偏在す
ることなく、広く均一に分散することとなるものであ
る。またこの粒状担体によれば、前記のように、人の健
康を害する虞などはなく、その面でも有効である。
【0027】前記有機質材粉末として木粉を採用した場
合は農薬又は肥料の有効成分を保持する充分な機能を有
するとともに、継続して安定的かつ安価に入手可能であ
るという利点が得られる。またこれは使用後自然界で分
解し、環境に害悪を与えない。
【0028】前記有機質材粉末のサイズは500μm以
下、特に200μm以下とすれば良好な造粒ができる利
点がある。これは水溶性高分子材粉末の場合も同様であ
る。
【0029】前記水溶性高分子材粉末として水溶性天然
高分子材粉末を採用した場合は自然界に於いて分解され
害悪を与えない利点を得ることができる。更に水溶性高
分子材粉末としてメチルセルロースを採用した場合は、
有機質材粉末との造粒物である粒状担体を保管中に容易
に吸湿せず経時変化の少ないものとすることができる。
勿論メチルセルロースはそれ自体自然界で分解し、環境
に害悪を与えない利点をも有している。
【0030】前記有機質材粉末と前記水溶性高分子材粉
末との重量比率を99:1〜60:40の範囲とした場
合は、得られる粒状物に適切な浮遊力を獲得することが
できる。これを、97:3〜80:20の間とした場合
は、更に良好な浮遊力を得ることができる。
【0031】前記粒状担体である粒状物を、その形状を
粒状に保持したままで10分以上水面に浮遊し得るよう
に構成した場合は、農薬又は肥料の有効成分を保持した
粒状担体を水田に於ける水面上に投げ入れた場合に、自
然状態に於ける風の影響その他によってそれらの粒状担
体が充分広い範囲にまで拡展することができる。こうし
て広い範囲に農薬又は肥料の有効成分を均一に施すこと
ができることとなる。
【0032】また本発明の農業用水面浮遊性粒状担体
は、有機質材粉末と水溶性高分子材粉末を成分とするも
のであり、それぞれモミガラ、木粉その他の廃材を利用
して構成し得る利点を有している。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年3月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 農業用水面浮遊性粒状担体
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、これに農薬又は肥
料を保持させて水田等に投入し、農薬又は肥料の有効成
分を水中に効率よく均一に拡散させるべく使用する農業
用水面浮遊性粒状担体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水田用農薬は、粉剤、水和材、乳
剤又は粒剤等に製剤され、水面又は稲体に散布施用され
ているものである。上記粉剤や水和剤には粉立ちによる
使用者等の健康上や環境上の問題があり、前記乳剤の場
合は有機溶媒の毒性に起因する使用者等の健康上の問題
や引火性の高さに起因する火災の問題がある。これに対
して、粒剤には、以上のような問題はないが、従来のそ
れは、これを水田中の水面等に特別の器具を用いること
なく散布した場合には、その有効成分の拡散等が必ずし
も適切に行なわれず、偏在が生じ易いという問題があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解決し、特に、使用者等の健康上、
環境上及び火災発生の危険性等の問題点のない粒剤の利
点を生かし、これを改良することにより、水田の必要領
域に効率よく拡展してこれに保持させた農薬又は肥料の
有効成分をすみずみま均一に行きわたらせることができ
る農業用水面浮遊性粒状担体を提供することを解決の課
題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は有機質
材粉末と水溶性高分子材粉末との混合物を多孔質の粒状
物に造粒して構成した農業用水面浮遊性粒状担体であ
る。
【0005】前記有機質材粉末としては、例えば、牧
草、モミガラ、ピーナツの殻、ピートモス、木粉等が採
用できる。これらは単一粉又は二種以上の混合粉として
用いることができる。これらはいずれも農薬又は肥料の
有効成分を保持する充分な機能を有するものであり、そ
の点では大きな差はないが、継続して安定的かつ安価に
入手可能であるという意味で木粉が適当である。またこ
れらの有機質材粉末のサイズは造粒の観点から500μ
m以下、特に200μm以下であるのが好ましい。
【0006】前記水溶性高分子材粉末としては、例え
ば、デンプン、カルボキシルメチルセルロース、メチル
セルロース、エチルセルロース、ヒドロキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース、アルギン酸ソー
ダ、グアーガム、キサンタンガム、ビーンガム、カラー
ギンナン、グルテン等が挙げられる。中でもデンプン、
カルボキシルメチルセルロース、メチルセルロース、エ
チルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロ
キシエチルセルロース、グアーガム、グルテン等の天然
高分子材粉末が自然界に於いて分解され得ると云う意味
で好ましい。これらの水溶性高分子材粉末は単一粉又は
二種以上の混合粉として用いることができる。以上の内
でメチルセルロースがより好ましい。有機質材粉末との
造粒物である粒状担体を保管中に容易に吸湿せず経時変
化の少ないものとするためである。またこれらの水溶性
高分子材粉末のサイズは造粒の観点から500μm以
下、より好ましくは200μm以下であるのが好まし
い。
【0007】前記有機質材粉末と前記水溶性高分子材粉
末との重量比率は、それぞれの種類いかんで変化する
が、概ね、99:1〜60:40の範囲が適当であり、
好ましくは、97:3〜80:20の間である。前記水
溶性高分子材粉末が1%未満では両粉末の造粒物である
粒状担体は浮遊力が不足し、40%を越えて使用しても
浮遊力はさほど向上せず、他方、経済的な観点からは好
ましくないことになる。水溶性高分子材粉末の割合によ
る造粒物の浮遊力の変化の理由は必ずしも明らかではな
いが、この割合が少な過ぎると得られる粒状物が容易に
多孔質になりにくいということであろうと考えられる。
【0008】ところで前記粒状担体である粒状物は、そ
の形状を粒状に保持したままで10分以上水面に浮遊し
得るように構成するのが適当である。即ち、農薬又は肥
料の有効成分を保持した粒状担体を水田に於ける水面上
に投げ入れた場合に、自然状態に於ける風の影響その他
によってそれらの粒状担体が充分広い範囲にまで拡展す
るのにその程度の時間が必要だからである。このような
10分以上水面に浮遊し得る粒状物は、前記有機質材粉
末と水溶性高分子材粉末の割合やそれぞれの種別及び造
粒方法を適切に選択することによって得られる。当然見
掛け比重も重要な要素である。
【0009】前記有機質材粉末と水溶性高分子材粉末の
混合物には、必要に応じて、造粒性や得られる造粒物の
拡展性を向上させるために界面活性剤を添加することが
できる。
【0010】こうして構成される農業用水面浮遊性粒状
担体は、このように粒状に構成した後に、それらの粒状
担体に農薬又は肥料の有効成分を吸着保持させることが
できるのは云うまでもない。以上に代えて、前記農薬又
は肥料の有効成分は、粒状担体に造粒する前に、予め、
有機質材粉末及び水溶性高分子材粉末の双方又は一方に
吸着・練り込みその他によって添加しておき、そうした
有機質材粉末及び水溶性高分子材粉末を混合造粒して農
業用水面浮遊性粒状担体ではなく、直接、農業用水面浮
遊性粒剤を構成することとしても良い。
【0011】したがって本発明の農業用水面浮遊性粒状
担体によれば、これにより所望の農薬又は肥料の有効成
分を保持させた上で、水田等の水中に人手又は適当な機
械的手段により投げ込むと、該粒状担体は暫く浮遊し、
風の力や水の流れ等により水面上に広く拡展し、その後
水中に分散、溶解する。こうして粒状担体に保持されて
いる農薬又は肥料の有効成分は水田の水中に偏在するこ
となく、広く均一に分散することとなるものである。ま
たこの粒状担体によれば、前記のように、人の健康を害
する虞などはなく、その面でも有効である。
【0012】ところで以上に説明した本発明の農業用水
面浮遊性粒状担体は種々の製造方法で製造することがで
きる。例えば、前記有機質材粉末と水溶性高分子材粉末
とを混合し、加水混練した後に、湿式加圧成形し、得ら
れた成形物を乾燥し、適度な大きさに裁断・解砕するプ
ロセスで製造することができるし、また、例えば、前記
有機質材粉末と水溶性高分子材粉末を混合し、加水混練
した後に、湿式加圧成形して得られた成形物を適度な大
きさに裁断・解砕してから乾燥するプロセスで製造する
ことも可能である。
【0013】なおいずれのプロセスの場合でも有機質材
粉末と水溶性高分子材粉末の混合粉末を用いて水と混練
する際に、水を単独で用いず、予め水溶性高分子材粉末
を溶解した水溶液の形で用いても良い。また以上のプロ
セス以外の手順で製造することも可能である。
【0014】以上の製造プロセスに於いて、有機質材粉
末と水溶性高分子材粉末を混合する手段としては、リボ
ンミキサー、ナウターミキサー、ヘンシェルミキサー及
びスパルタンリューザー等が挙げられる。加水混練手段
としては、リボンミキサー、ナウターミキサー、ヘンシ
ェルミキサー、スパルタンリューザー及びニーダー等が
挙げられる。湿式加圧成形手段としては、ロール式加圧
成形機、ピストン式加圧成形機、スクリュー式加圧成形
機及び目皿押し出し式成形機(ディスクペレッタ)等を
用いて行なうことができる。また乾燥手段としては、振
動流動乾燥機及びロータリードライヤー等が挙げられ
る。
【0015】前記湿式加圧成形手段による湿式加圧成形
物の成形形状は任意で良く、例えば、棒状、球状、円筒
状、板状、直方体状、円錐状等の種々の形状が挙げられ
る。またこれらの成形物の寸法は、0.1〜10mm、好
ましくは0.2〜5mmである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を四種の
実施例に基づいて詳細に説明する。 実施例1 おが屑を粉砕した木粉(粒度100メッシュ)90重量
部にメチルセルロース粉末10重量部をよく混合し、水
120重量部を加えて混練し、造粒機で1.2mmの粒状
物を造粒し、箱型乾燥機で乾燥して6〜32メッシュの
粒状物を得た。
【0017】実施例2 おが屑を粉砕した木粉90重量部にメチルセルロース粉
末10重量部をよく混合し、水120重量部を加えて混
練し、造粒機で3.0mmの粒状物を造粒し、箱型乾燥機
で乾燥して4〜32メッシュの粒状物を得た。
【0018】実施例3 おが屑を粉砕した木粉90重量部にキサンタンガム粉末
10重量部をよく混合し、水120重量部を加えて混練
し、造粒機で1.2mmの粒状物を造粒し、箱型乾燥機で
乾燥して6〜32メッシュの粒状物を得た。
【0019】実施例4 モミガラを粉砕機で粉砕した粒度60メッシュの粉末9
0重量部にメチルセルロース粉末10重量部をよく混合
し、水100重量部を加えて混練し、造粒機で1.2mm
の粒状物を造粒し、箱型乾燥機で乾燥して6〜32メッ
シュの粒状物を得た。
【0020】比較例1 キサンタンガム3重量部に塩化カリウム粉末97重量部
を均一に混合し、水10重量部を加えて混練し、得られ
た混練物を直径1.2mmのスクリーンの押出し造粒機に
て造粒した後乾燥して6〜32メッシュの粒状物を得
た。
【0021】比較例2 コルク粉末(0.25mm以下)30重量部、ベントナイ
ト粉末70重量部を混合し、水110重量部を加えて混
練し、得られた混練物を直径1.2mmのスクリーンの押
出し造粒機で押出し造粒した後乾燥して0.3〜1.7
mmの粒状物をを得た。
【0022】前記比較例1は、特公昭63−30281
号に開示されている技術に基づき、実施例1〜4と同一
条件とするため農薬の有効成分を添加しないで行なった
ものであり、前記比較例2は特開平6−336403号
に開示されている技術に基づき、施例1〜4と同一条件
とするため農薬の有効成分を添加しないで行なったもの
である。
【0023】次に実施例1〜4までで得られた粒状物
と、比較例1及び2で得られた粒状物について以下の試
験方法で行なった試験結果を比較する。 試験方法 見掛け比重測定方法 直径5cm、高さ5cm、内容量100mlの予め重量を測定
した円筒形容器を置き、高さ20cmの位置に標準ふるい
(目開き2.5mm)を置く。上記標準ふるいの上にサン
プルを置き、刷毛で弱く攪拌して前記円筒形容器の中に
落し、該容器の開口部からサンプルの落下物が盛り上が
るまでになった時点で該容器の縁の位置ですり切って容
器ごとの重量を測定した。その測定重量値から該容器の
重量を差し引き、得られた値を100で除して得られた
値を見掛け比重とした。即ち、見掛け比重=内容物の重
量(g)/100(ml) 浮遊性測定方法 直径30cm、高さ15cmのプラスチック容器に水を8分
目まで入れ、試料(各実施例及び比較例の粒状物)1g
を水面中央に落す。水面に落ちた後の試料の状態、即
ち、水中に沈む粒及び水面上に浮遊している粒の割合を
観察した。
【0024】
【表1】
【0025】前記実施例1〜4と比較例1及び2との前
記試験結果は表1に示してある。この表1に示すよう
に、実施例1〜4の粒状物は、いずれも30分以上形を
維持しつつ水面に浮いているのに対し、比較例1の粒状
物は30分で80%以上が沈んでしまい、比較例2の粒
状物は直ちに沈み、数分経過後それが浮いて来るが30
分経過後は50%が溶けてしまい、形を維持していな
い。更に実施例1〜4では、最も沈みの早い実施例4で
も60分経過後で50%以上が浮いている。実施例1や
3では90%又は80%浮いているほどである。したが
って水田等に施用した場合、水面に長く浮いており、自
然の風や見ずの流れによって広く分散し、これに保持し
た農薬や肥料の有効成分を水田内に広く均一に施すこと
ができることとなるものである。
【0026】
【発明の効果】したがって本発明の農業用水面浮遊性粒
状担体によれば、これにより所望の農薬又は肥料の有効
成分を保持させた上で、水田等の水中に人手又は適当な
機械的手段により投げ込むと、該粒状担体は暫く浮遊
し、風の力や水の流れ等により水面上に広く拡展し、そ
の後水中に分散、溶解する。こうして粒状担体に保持さ
れている農薬又は肥料の有効成分は水田の水中に偏在す
ることなく、広く均一に分散することとなるものであ
る。またこの粒状担体によれば、前記のように、人の健
康を害する虞などはなく、その面でも有効である。
【0027】前記有機質材粉末として木粉を採用した場
合は農薬又は肥料の有効成分を保持する充分な機能を有
するとともに、継続して安定的かつ安価に入手可能であ
るという利点が得られる。またこれは使用後自然界で分
解し、環境に害悪を与えない。
【0028】前記有機質材粉末のサイズは500μm以
下、特に200μm以下とすれば良好な造粒ができる利
点がある。これは水溶性高分子材粉末の場合も同様であ
る。
【0029】前記水溶性高分子材粉末として水溶性天然
高分子材粉末を採用した場合は自然界に於いて分解され
害悪を与えない利点を得ることができる。更に水溶性高
分子材粉末としてメチルセルロースを採用した場合は、
有機質材粉末との造粒物である粒状担体を保管中に容易
に吸湿せず経時変化の少ないものとすることができる。
勿論メチルセルロースはそれ自体自然界で分解し、環境
に害悪を与えない利点をも有している。
【0030】前記有機質材粉末と前記水溶性高分子材粉
末との重量比率を99:1〜60:40の範囲とした場
合は、得られる粒状物に適切な浮遊力を獲得することが
できる。これを、97:3〜80:20の間とした場合
は、更に良好な浮遊力を得ることができる。
【0031】前記粒状担体である粒状物を、その形状を
粒状に保持したままで10分以上水面に浮遊し得るよう
に構成した場合は、農薬又は肥料の有効成分を保持した
粒状担体を水田に於ける水面上に投げ入れた場合に、自
然状態に於ける風の影響その他によってそれらの粒状担
体が充分広い範囲にまで拡展することができる。こうし
て広い範囲に農薬又は肥料の有効成分を均一に施すこと
ができることとなる。
【0032】また本発明の農業用水面浮遊性粒状担体
は、有機質材粉末と水溶性高分子材粉末を成分とするも
のであり、それぞれモミガラ、木粉その他の廃材を利用
して構成し得る利点を有している。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C05G 3/00 101 C05G 3/00 101

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機質材粉末と水溶性高分子材粉末との
    混合物を多孔質の粒状物に造粒して構成した農業用水面
    浮遊性粒状担体。
  2. 【請求項2】 前記粒状物をその形状を粒状に保持した
    ままで10分以上水面に浮遊し得るように構成した請求
    項1の農業用水面浮遊性粒状担体。
  3. 【請求項3】 前記有機質材粉末と前記水溶性高分子材
    粉末との比率が99:1〜60:40の範囲である請求
    項1の農業用水面浮遊性粒状担体。
  4. 【請求項4】 前記有機質材粉末として粒径が200μ
    m以下のそれを採用した請求項1の農業用水面浮遊性粒
    状担体。
  5. 【請求項5】 前記水溶性高分子材粉末として粒径が2
    00μm以下のそれを採用した請求項1の農業用水面浮
    遊性粒状担体。
  6. 【請求項6】 前記有機質材粉末として木粉を採用した
    請求項1、2、3、4又は5の農業用水面浮遊性粒状担
    体。
  7. 【請求項7】 前記水溶性高分子材粉末として天然高分
    子材粉末を採用した請求項1、2、3、4、5又は6の
    農業用水面浮遊性粒状担体。
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