JPH10108287A - 車載用スピーカ取付構造 - Google Patents
車載用スピーカ取付構造Info
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- JPH10108287A JPH10108287A JP27858296A JP27858296A JPH10108287A JP H10108287 A JPH10108287 A JP H10108287A JP 27858296 A JP27858296 A JP 27858296A JP 27858296 A JP27858296 A JP 27858296A JP H10108287 A JPH10108287 A JP H10108287A
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- Japan
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- bracket
- spring
- mounting
- speaker
- speaker unit
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- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
ユニットを内層ボードの表側からセットして簡単に固定
することが可能な車載用スピーカ取付構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】内装ボードのスピーカ取付穴に椀状のブラ
ケットを嵌合配置して該ブラケット内にスピーカユニッ
トを嵌合保持させる車載用スピーカ取付構造であって、
開口縁にフランジ部を有すると共に側面には対向する2
つのスリットを設けた椀状のブラケットと、前記スリッ
トにそれぞれ遊挿される板バネ部を両端部に設けたバネ
金具と、スピーカユニットを保持するために分周的に複
数の係合部を設けた保持金具と、前記バネ金具と保持金
具とを重ねて前記ブラケットに締付け固定する固定手段
とで構成し、固定手段による締付け固定により前記取付
穴の口縁部を前記ブラケットのフランジ部とバネ金具の
板バネ部とで狭持する。
Description
取付構造に係り、特にその取付金具の改良に関する。
ツイータの取付構造としては、埋込み式の場合には図4
に示すような構造とし、表面取付式の場合には図5に示
すような構造としたものがある。
カユニット21が嵌合するようにした略椀状のブラケッ
ト22が使用され、該ブラケット22を内装ボード等の
取付部23に形成した取付穴24に嵌合すると共に該取
付部23の裏面側には前記ブラケット22の底部が嵌合
するようにした取付金具25を配置し、該取付金具25
の裏面側からボルト・ナット26で前記スピーカユニッ
ト21の底面側を締付け固定するようにしたものであ
る。
取付金具27を取付部23にボルト・ナット28等で固
定すると共に該取付金具27にスピーカユニット21を
回転係合させて固定する構造である。なお、図4及び図
5において、21aはスピーカユニットのコードであ
る。
来のスピーカ取付構造は、いずれにしても内装ボード2
3の裏面側からボルト・ナット等で締付け固定する形式
であり、内装ボード23の裏面側にボルト・ナット等が
位置するため、取り付けに際して内装ボード23を一旦
取り外す必要があり、頗る面倒であった。
ーカ取付構造の欠点を解消し、車の内装ボードに形成さ
れた取付穴にスピーカユニットを埋込み式に取り付ける
に際し、内装ボードを取りはずすことなく、スピーカユ
ニットを内層ボードの表側からセットして簡単に内装ボ
ードに固定することが可能な車載用スピーカ取付構造を
提供することにある。
ーカ取付構造は、請求項1記載のものにおいては、化粧
ボードその他の取付部に形成した取付穴に椀状のブラケ
ットを嵌合配置すると共に該ブラケット内にスピーカユ
ニットを嵌合保持させるようにした車載用スピーカ取付
構造であって、開口縁にフランジ部を有すると共に側面
には対向する2つのスリットを設けた椀状のブラケット
と、前記スリットにそれぞれ遊挿される板バネ部を両端
部に設けたバネ金具と、スピーカユニットを保持するた
めに分周的に複数の係合部を設けた保持金具と、前記バ
ネ金具と保持金具とを重ねて前記ブラケットに締付け固
定する固定手段とからなり、固定手段による締付け固定
により前記取付穴の口縁部を前記ブラケットのフランジ
部とバネ金具の板バネ部とで狭持するように構成したこ
とを特徴する。
がブラケットのスリットから抜け落ちないようにするた
めにバネ金具の中央部には幅広の脱落防止部が設けられ
ていることを特徴とする。
には該バネ金具の位置合わせをするための指掛部が設け
られていることを特徴とする。
板バネ部をそれぞれ挿入するようにバネ金具をずらせな
がらブラケット内に入れ、ブラケットを化粧ボード等の
取付部に形成した取付穴に嵌合する。
の裏側に挿入されるようにバネ金具をずらせながら位置
合わせをし、この状態で保持金具を重ねて固定手段によ
り該保持金具とバネ金具をブラケットに固定する。
ネ金具の板バネ部とブラケットのフランジ部とで強固に
挟持され、ブラケット、バネ金具及び保持金具は確実に
取付部に固定されるから、前記保持金具の係合部にスピ
ーカユニットを係合保持させることにより、全て取付部
の表側からの作業でスピーカユニットを取付部に固定す
ることができる。
付構造による取付状態を示す半截断面図、図2は取付構
造に使用されるブラケットとバネ金具と保持金具の分解
斜視図、図3はブラケットへのバネ金具と保持金具の収
納状態を示す平面図である。
て、車の化粧ボード等の取付部23に形成した取付穴2
4に嵌合して配置されるものであり、開口縁にはフラン
ジ部2が設けられると共に側面3には対向するように2
つのスリット4が形成されている。スリットの一方は他
方よりも幅広に形成されている。なお、図中、1aはコ
ード挿通穴、1bは底面に形成したネジ穴、1cはネジ
ボスである。
6の両端部に前記スリット4にそれぞれ遊挿される断面
略「コ」字形の板バネ部7が形成されている。この本体
部6の幅は、前記一方のスリットの幅よりも広く、他方
よりも狭い幅で形成され、その両端側は第1の屈曲部6
aを介して斜め下方に屈曲され、その先端部から第2の
屈曲部6bを介して斜め上方向に屈曲されて前記板バネ
部7が形成されている。この板バネ部7は本体部6より
も幅が狭くなっており、上面部7aが前記取付穴24の
口縁部の裏面側に当接するようになっている。
して交差するように脱落防止部8が設けられており、こ
の脱落防止部8の長さは前記スリット4の長さ(高さ)
よりも大きくなっていて、取付時にバネ金具5を誤って
縦にしても前記スリット4から抜け落ちて取付部23の
裏側に落ち込まないようになっている。また、前記第1
の屈曲部6aの位置にはネジ用穴6cが形成されると共
に本体部6の一側縁には前記脱落防止部8の一部を切り
起こして形成した指掛部9が設けられている。
るための保持金具であって、本体部11は前記ブラケッ
ト1内に収容されるように略円盤状をなし、その外周縁
に複数個(実施例では4個)の係合部12が分周的に突
設されている。
部12aが形成されており、スピーカユニット21を前
記係合部12に被せるようにして押し込むと、スピーカ
ユニット21のケース21aの内周面に形成した凹溝2
1bが前記突条部12aに強嵌合して保持されるように
なっている。
るようにネジ用穴11aが形成されており、また、該本
体部11には前記指掛部9を突出させるスリット13が
形成されている。なお、14は補強リブである。
明すると、車の化粧ボード等の取付部23に形成した取
付穴24にブラケット1を落とし込み、バネ金具5の一
方の板バネ部7を幅の広い方のスリット4に差し込むと
共に本体部6もスリット4に挿入し、その後ずらすよう
にして他方のスリット4に他方の板バネ部を差し込むこ
とにより板バネ部7を取付穴24の口縁部の裏側に位置
させるようにする。このとき、バネ金具5には脱落防止
部8があるため、スリット4から取付部23の裏側に落
下したりするおそれはない。
ねるようにしてブラケット1内に入れ、前記ネジ用穴1
1aからバネ金具5のネジ用穴6c及びブラケット1の
ネジ穴1bを介して固定ビス15をネジボス1aにねじ
込んで固定する。このとき、バネ金具5の指掛部9が保
持金具10のスリット13から突出しているから、該指
掛部9を介してバネ金具5をスライド調整することによ
り、前記ネジ用穴11a、6c、1bの位置合わせ等は
簡単になし得る。
1の屈曲部6aがブラケット1の底面に当接し、本体部
6が水平になる方向に押圧されることにより板バネ部7
が跳ね上がる状態となって上面部7aが前記取付穴24
の口縁部の裏側を弾性的に押圧し、前記取付穴24の口
縁部はブラケット1のフランジ部2と板バネ部7とで強
力に挟持されることとなって、ブラケット1、バネ金具
5及び保持金具10を取付部23に強固に固定すること
ができる。
金具10の係合部12に被せるようにして押し込めば、
係合部12の突条部12aがスピーカユニット21のケ
ース21aの内周面に形成した係合溝21bに強嵌合
し、スピーカユニット21を簡単かつ確実に取り付ける
ことができる。
に固定するに際して全て表側からの作業で固定でき、取
付部23を取り外したりする必要はないから、取付作業
が容易となり、また、ブラケット1の取り外しに際して
も表側からの作業で簡単に取り外すことができる。
作業で手間のかかる化粧ボード等の取付部を取り外す必
要がなく、ブラケット及びスピーカユニットの取付作業
を全て表側からの作業でなし得るから、作業の簡略化及
び工数削減が可能となり、しかもナット等が不要となっ
て部品点数を削減でき、トータル的なコストダウンが可
能となる。
させる形式であるから、スピーカユニット側にボルト用
のタップ加工等が困難なものでも確実に取り付けること
ができる。
付状態を示す半截断面図。
保持金具の分解斜視図。
を示す平面図。
す分解斜視図。
す分解斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 化粧ボードその他の取付部に形成した取
付穴に椀状のブラケットを嵌合配置すると共に該ブラケ
ット内にスピーカユニットを嵌合保持させるようにした
車載用スピーカ取付構造であって、開口縁にフランジ部
を有すると共に側面には対向する2つのスリットを設け
た椀状のブラケットと、前記スリットにそれぞれ遊挿さ
れる板バネ部を両端部に設けたバネ金具と、スピーカユ
ニットを保持するために分周的に複数の係合部を設けた
保持金具と、前記バネ金具と保持金具とを重ねて前記ブ
ラケットに締付け固定する固定手段とからなり、固定手
段による締付け固定により前記取付穴の口縁部を前記ブ
ラケットのフランジ部とバネ金具の板バネ部とで狭持す
るように構成したことを特徴する車載用スピーカ取付構
造。 - 【請求項2】 バネ金具がブラケットのスリットから抜
け落ちないようにするためにバネ金具の中央部には幅広
の脱落防止部が設けられていることを特徴とする請求項
1記載の車載用スピーカ取付構造。 - 【請求項3】 バネ金具には該バネ金具の位置合わせを
するための指掛部が設けられていることを特徴とする請
求項1記載の車載用スピーカ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27858296A JP3322810B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 車載用スピーカ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27858296A JP3322810B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 車載用スピーカ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10108287A true JPH10108287A (ja) | 1998-04-24 |
JP3322810B2 JP3322810B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=17599278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27858296A Expired - Fee Related JP3322810B2 (ja) | 1996-10-01 | 1996-10-01 | 車載用スピーカ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3322810B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008005372A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置 |
CN109364404A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-22 | 深圳市共安实业发展有限公司 | 一种消防机器人 |
-
1996
- 1996-10-01 JP JP27858296A patent/JP3322810B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008005372A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Pioneer Electronic Corp | スピーカー装置 |
CN109364404A (zh) * | 2018-10-16 | 2019-02-22 | 深圳市共安实业发展有限公司 | 一种消防机器人 |
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---|---|
JP3322810B2 (ja) | 2002-09-09 |
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