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JPH10108287A - 車載用スピーカ取付構造 - Google Patents

車載用スピーカ取付構造

Info

Publication number
JPH10108287A
JPH10108287A JP27858296A JP27858296A JPH10108287A JP H10108287 A JPH10108287 A JP H10108287A JP 27858296 A JP27858296 A JP 27858296A JP 27858296 A JP27858296 A JP 27858296A JP H10108287 A JPH10108287 A JP H10108287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
spring
mounting
speaker
speaker unit
Prior art date
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Granted
Application number
JP27858296A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3322810B2 (ja
Inventor
Keiichi Eguchi
敬一 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kenwood KK filed Critical Kenwood KK
Priority to JP27858296A priority Critical patent/JP3322810B2/ja
Publication of JPH10108287A publication Critical patent/JPH10108287A/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車の内装ボードを取りはずすことなくスピーカ
ユニットを内層ボードの表側からセットして簡単に固定
することが可能な車載用スピーカ取付構造を提供するこ
とにある。 【解決手段】内装ボードのスピーカ取付穴に椀状のブラ
ケットを嵌合配置して該ブラケット内にスピーカユニッ
トを嵌合保持させる車載用スピーカ取付構造であって、
開口縁にフランジ部を有すると共に側面には対向する2
つのスリットを設けた椀状のブラケットと、前記スリッ
トにそれぞれ遊挿される板バネ部を両端部に設けたバネ
金具と、スピーカユニットを保持するために分周的に複
数の係合部を設けた保持金具と、前記バネ金具と保持金
具とを重ねて前記ブラケットに締付け固定する固定手段
とで構成し、固定手段による締付け固定により前記取付
穴の口縁部を前記ブラケットのフランジ部とバネ金具の
板バネ部とで狭持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載用スピーカの
取付構造に係り、特にその取付金具の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の車載用スピーカの取付構造、特に
ツイータの取付構造としては、埋込み式の場合には図4
に示すような構造とし、表面取付式の場合には図5に示
すような構造としたものがある。
【0003】すなわち、図4の構造においては、スピー
カユニット21が嵌合するようにした略椀状のブラケッ
ト22が使用され、該ブラケット22を内装ボード等の
取付部23に形成した取付穴24に嵌合すると共に該取
付部23の裏面側には前記ブラケット22の底部が嵌合
するようにした取付金具25を配置し、該取付金具25
の裏面側からボルト・ナット26で前記スピーカユニッ
ト21の底面側を締付け固定するようにしたものであ
る。
【0004】また、図5に示す構造においては、板状の
取付金具27を取付部23にボルト・ナット28等で固
定すると共に該取付金具27にスピーカユニット21を
回転係合させて固定する構造である。なお、図4及び図
5において、21aはスピーカユニットのコードであ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4及び図5に示す従
来のスピーカ取付構造は、いずれにしても内装ボード2
3の裏面側からボルト・ナット等で締付け固定する形式
であり、内装ボード23の裏面側にボルト・ナット等が
位置するため、取り付けに際して内装ボード23を一旦
取り外す必要があり、頗る面倒であった。
【0006】本発明の目的は、前記のような従来のスピ
ーカ取付構造の欠点を解消し、車の内装ボードに形成さ
れた取付穴にスピーカユニットを埋込み式に取り付ける
に際し、内装ボードを取りはずすことなく、スピーカユ
ニットを内層ボードの表側からセットして簡単に内装ボ
ードに固定することが可能な車載用スピーカ取付構造を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車載用スピ
ーカ取付構造は、請求項1記載のものにおいては、化粧
ボードその他の取付部に形成した取付穴に椀状のブラケ
ットを嵌合配置すると共に該ブラケット内にスピーカユ
ニットを嵌合保持させるようにした車載用スピーカ取付
構造であって、開口縁にフランジ部を有すると共に側面
には対向する2つのスリットを設けた椀状のブラケット
と、前記スリットにそれぞれ遊挿される板バネ部を両端
部に設けたバネ金具と、スピーカユニットを保持するた
めに分周的に複数の係合部を設けた保持金具と、前記バ
ネ金具と保持金具とを重ねて前記ブラケットに締付け固
定する固定手段とからなり、固定手段による締付け固定
により前記取付穴の口縁部を前記ブラケットのフランジ
部とバネ金具の板バネ部とで狭持するように構成したこ
とを特徴する。
【0008】請求項2記載のものにおいては、バネ金具
がブラケットのスリットから抜け落ちないようにするた
めにバネ金具の中央部には幅広の脱落防止部が設けられ
ていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載のものにおいては、バネ金具
には該バネ金具の位置合わせをするための指掛部が設け
られていることを特徴とする。
【0010】
【作用】ブラケットの側面の2つのスリットに両端部の
板バネ部をそれぞれ挿入するようにバネ金具をずらせな
がらブラケット内に入れ、ブラケットを化粧ボード等の
取付部に形成した取付穴に嵌合する。
【0011】このとき、前記板バネ部が取付穴の口縁部
の裏側に挿入されるようにバネ金具をずらせながら位置
合わせをし、この状態で保持金具を重ねて固定手段によ
り該保持金具とバネ金具をブラケットに固定する。
【0012】この締付け固定により取付穴の口縁部はバ
ネ金具の板バネ部とブラケットのフランジ部とで強固に
挟持され、ブラケット、バネ金具及び保持金具は確実に
取付部に固定されるから、前記保持金具の係合部にスピ
ーカユニットを係合保持させることにより、全て取付部
の表側からの作業でスピーカユニットを取付部に固定す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の車載用スピーカ取
付構造による取付状態を示す半截断面図、図2は取付構
造に使用されるブラケットとバネ金具と保持金具の分解
斜視図、図3はブラケットへのバネ金具と保持金具の収
納状態を示す平面図である。
【0014】図において、1は椀状のブラケットであっ
て、車の化粧ボード等の取付部23に形成した取付穴2
4に嵌合して配置されるものであり、開口縁にはフラン
ジ部2が設けられると共に側面3には対向するように2
つのスリット4が形成されている。スリットの一方は他
方よりも幅広に形成されている。なお、図中、1aはコ
ード挿通穴、1bは底面に形成したネジ穴、1cはネジ
ボスである。
【0015】5はバネ金具であって、帯状をなす本体部
6の両端部に前記スリット4にそれぞれ遊挿される断面
略「コ」字形の板バネ部7が形成されている。この本体
部6の幅は、前記一方のスリットの幅よりも広く、他方
よりも狭い幅で形成され、その両端側は第1の屈曲部6
aを介して斜め下方に屈曲され、その先端部から第2の
屈曲部6bを介して斜め上方向に屈曲されて前記板バネ
部7が形成されている。この板バネ部7は本体部6より
も幅が狭くなっており、上面部7aが前記取付穴24の
口縁部の裏面側に当接するようになっている。
【0016】前記本体部6の中央部には該本体部6に対
して交差するように脱落防止部8が設けられており、こ
の脱落防止部8の長さは前記スリット4の長さ(高さ)
よりも大きくなっていて、取付時にバネ金具5を誤って
縦にしても前記スリット4から抜け落ちて取付部23の
裏側に落ち込まないようになっている。また、前記第1
の屈曲部6aの位置にはネジ用穴6cが形成されると共
に本体部6の一側縁には前記脱落防止部8の一部を切り
起こして形成した指掛部9が設けられている。
【0017】10はスピーカユニット21を係合保持す
るための保持金具であって、本体部11は前記ブラケッ
ト1内に収容されるように略円盤状をなし、その外周縁
に複数個(実施例では4個)の係合部12が分周的に突
設されている。
【0018】この係合部12の外側面には横方向に突条
部12aが形成されており、スピーカユニット21を前
記係合部12に被せるようにして押し込むと、スピーカ
ユニット21のケース21aの内周面に形成した凹溝2
1bが前記突条部12aに強嵌合して保持されるように
なっている。
【0019】本体部11には前記ネジ用穴6cに対応す
るようにネジ用穴11aが形成されており、また、該本
体部11には前記指掛部9を突出させるスリット13が
形成されている。なお、14は補強リブである。
【0020】次に、スピーカユニット21の取付例を説
明すると、車の化粧ボード等の取付部23に形成した取
付穴24にブラケット1を落とし込み、バネ金具5の一
方の板バネ部7を幅の広い方のスリット4に差し込むと
共に本体部6もスリット4に挿入し、その後ずらすよう
にして他方のスリット4に他方の板バネ部を差し込むこ
とにより板バネ部7を取付穴24の口縁部の裏側に位置
させるようにする。このとき、バネ金具5には脱落防止
部8があるため、スリット4から取付部23の裏側に落
下したりするおそれはない。
【0021】この状態で保持金具10をバネ金具5に重
ねるようにしてブラケット1内に入れ、前記ネジ用穴1
1aからバネ金具5のネジ用穴6c及びブラケット1の
ネジ穴1bを介して固定ビス15をネジボス1aにねじ
込んで固定する。このとき、バネ金具5の指掛部9が保
持金具10のスリット13から突出しているから、該指
掛部9を介してバネ金具5をスライド調整することによ
り、前記ネジ用穴11a、6c、1bの位置合わせ等は
簡単になし得る。
【0022】固定ビス15を締付けるとバネ金具5の第
1の屈曲部6aがブラケット1の底面に当接し、本体部
6が水平になる方向に押圧されることにより板バネ部7
が跳ね上がる状態となって上面部7aが前記取付穴24
の口縁部の裏側を弾性的に押圧し、前記取付穴24の口
縁部はブラケット1のフランジ部2と板バネ部7とで強
力に挟持されることとなって、ブラケット1、バネ金具
5及び保持金具10を取付部23に強固に固定すること
ができる。
【0023】その後、スピーカユニット21を前記保持
金具10の係合部12に被せるようにして押し込めば、
係合部12の突条部12aがスピーカユニット21のケ
ース21aの内周面に形成した係合溝21bに強嵌合
し、スピーカユニット21を簡単かつ確実に取り付ける
ことができる。
【0024】以上のように、ブラケット1を取付部23
に固定するに際して全て表側からの作業で固定でき、取
付部23を取り外したりする必要はないから、取付作業
が容易となり、また、ブラケット1の取り外しに際して
も表側からの作業で簡単に取り外すことができる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、車載用スピーカの取付
作業で手間のかかる化粧ボード等の取付部を取り外す必
要がなく、ブラケット及びスピーカユニットの取付作業
を全て表側からの作業でなし得るから、作業の簡略化及
び工数削減が可能となり、しかもナット等が不要となっ
て部品点数を削減でき、トータル的なコストダウンが可
能となる。
【0026】また、スピーカユニットは保持金具に保持
させる形式であるから、スピーカユニット側にボルト用
のタップ加工等が困難なものでも確実に取り付けること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載用スピーカ取付構造による取
付状態を示す半截断面図。
【図2】取付構造に使用されるブラケットとバネ金具と
保持金具の分解斜視図。
【図3】ブラケットへのバネ金具と保持金具の収納状態
を示す平面図。
【図4】従来の埋め込み型のスピーカ取付構造の例を示
す分解斜視図。
【図5】従来の表面取付型のスピーカ取付構造の例を示
す分解斜視図。
【符号の説明】
1 ブラケット 2 フランジ 4 スリット 5 バネ金具 7 板バネ部 8 脱落防止部 9 指掛部 10 保持金具 12 係合部 15 固定手段たる固定ビス 21 スピーカユニット 23 取付部 24 取付穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化粧ボードその他の取付部に形成した取
    付穴に椀状のブラケットを嵌合配置すると共に該ブラケ
    ット内にスピーカユニットを嵌合保持させるようにした
    車載用スピーカ取付構造であって、開口縁にフランジ部
    を有すると共に側面には対向する2つのスリットを設け
    た椀状のブラケットと、前記スリットにそれぞれ遊挿さ
    れる板バネ部を両端部に設けたバネ金具と、スピーカユ
    ニットを保持するために分周的に複数の係合部を設けた
    保持金具と、前記バネ金具と保持金具とを重ねて前記ブ
    ラケットに締付け固定する固定手段とからなり、固定手
    段による締付け固定により前記取付穴の口縁部を前記ブ
    ラケットのフランジ部とバネ金具の板バネ部とで狭持す
    るように構成したことを特徴する車載用スピーカ取付構
    造。
  2. 【請求項2】 バネ金具がブラケットのスリットから抜
    け落ちないようにするためにバネ金具の中央部には幅広
    の脱落防止部が設けられていることを特徴とする請求項
    1記載の車載用スピーカ取付構造。
  3. 【請求項3】 バネ金具には該バネ金具の位置合わせを
    するための指掛部が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の車載用スピーカ取付構造。
JP27858296A 1996-10-01 1996-10-01 車載用スピーカ取付構造 Expired - Fee Related JP3322810B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005372A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Pioneer Electronic Corp スピーカー装置
CN109364404A (zh) * 2018-10-16 2019-02-22 深圳市共安实业发展有限公司 一种消防机器人

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008005372A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Pioneer Electronic Corp スピーカー装置
CN109364404A (zh) * 2018-10-16 2019-02-22 深圳市共安实业发展有限公司 一种消防机器人

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