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JPH10106680A - 電気的な差込み結合カップリング - Google Patents

電気的な差込み結合カップリング

Info

Publication number
JPH10106680A
JPH10106680A JP9251926A JP25192697A JPH10106680A JP H10106680 A JPH10106680 A JP H10106680A JP 9251926 A JP9251926 A JP 9251926A JP 25192697 A JP25192697 A JP 25192697A JP H10106680 A JPH10106680 A JP H10106680A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
plug
surrounding housing
slider
bayonet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9251926A
Other languages
English (en)
Inventor
Hans-Jost Heimueller
ハイミュラー ハンス−ヨスト
Martin Straeb
シュトレーブ マルティン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens Corp
Original Assignee
Siemens Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens Corp filed Critical Siemens Corp
Publication of JPH10106680A publication Critical patent/JPH10106680A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
    • H01R13/62927Comprising supplementary or additional locking means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62905Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances comprising a camming member
    • H01R13/62911U-shaped sliding element

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 差込み結合カップリングのモジュール構造お
よび個々の差込み結合部分のモジュール嵌合わせを可能
にし、比較的コンパクトな構造を実現し、しかも製造を
簡単にする。 【解決手段】 囲繞ハウジング40が、それぞれ二重壁
に形成された2つの側壁を有しており、内壁が係止フッ
ク45を有しており、第2の差込み結合部分50,70
が囲繞ハウジング40に挿入されると、係止フック45
が、それぞれ外壁の方向に変位可能であり、位置固定ス
ライダ30の2つの側壁が、囲繞ハウジング40の側壁
内に押込み可能であり、位置固定スライダ30の内面
が、位置固定スライダの第1の位置で係止フック45の
背後に位置して、係止フック45の変位を可能にする切
欠きと、位置固定スライダ30の終端位置で係止フック
45の背後に位置して、係止フック45の変位をロック
する壁区分とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的な差込み結
合カップリングであって、ボックス形の囲繞ハウジング
を有する第1の差込み結合部分と、該囲繞ハウジング内
に差込み可能な少なくとも1つの第2の差込み結合部分
と、前記少なくとも2つの差込み結合部分の不本意な分
離を防止する、ほぼU字形に形成された位置固定スライ
ダとが設けられており、該位置固定スライダが、差込み
方向に対して直角に前記差込み結合部分のうちの1つに
押込み可能であり、前記少なくとも2つの差込み結合部
分が整然とした状態で嵌め合わされると、前記位置固定
スライダが所定の終端位置にまで押込み可能である形式
のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の電気的な差込み結合カ
ップリングは、たとえばドイツ連邦共和国特許第373
0020号明細書およびドイツ連邦共和国特許第364
5179号明細書に記載されている。この公知の差込み
結合カップリングは、互いに結合させたい2つの差込み
結合部分を有しており、両差込み結合部分は、滑子案内
を介して案内される位置固定スライダを介して、互いに
不本意に引き離されることを防止されている。さらに、
この位置固定スライダは両差込み結合部分を互いに嵌め
合わせる際の差込み・引張補助手段としても働く。
【0003】この公知の電気的な差込み結合カップリン
グでは、複数の差込み結合部分を1つの別の差込み結合
部分に嵌め込むことは不可能である。したがって、この
公知の差込み結合カップリングを用いると、特に自動車
用の差込み結合の場合に所望されるようなモジュール構
造は不可能となる。これによって、この公知の差込み結
合カップリングはその自在性に関して極めて不満足なも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の電気的な差込み結合カップリングを改良
して、モジュール構造および個々の差込み結合部分のモ
ジュール嵌合わせを可能にし、比較的コンパクトな構造
を有し、しかも簡単に製造され得るような電気的な差込
み結合カップリングを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、囲繞ハウジングが、互いに向かい
合って位置しかつそれぞれ二重壁に形成された2つの側
壁を有しており、該側壁が、それぞれ外壁と、該外壁に
対して間隔をおいて配置されかつこれによってギャップ
を形成する内壁とを備えており、両内壁が係止フックを
有しており、第2の差込み結合部分が囲繞ハウジングに
挿入されると、前記係止フックが、それぞれ所属の外壁
の方向に変位可能であり、位置固定スライダの互いに向
かい合って位置する2つの側壁が、囲繞ハウジングの前
記ギャップ内に押込み可能であり、位置固定スライダの
互いに向かい合って位置する内面が、位置固定スライダ
の第1の位置で前記係止フックの背後に位置して、該係
止フックの変位を可能にする切欠きと、位置固定スライ
ダの終端位置で前記係止フックの背後に位置して、該係
止フックの変位をロックする壁区分とを有しているよう
にした。
【0006】
【発明の効果】本発明による電気的な差込み結合カップ
リングのためのベースは、第1の差込み結合部分のボッ
クス形の囲繞ハウジングによって形成される。この囲繞
ハウジングは種々異なる構成の差込み結合カップリング
に対して常に同じに形成されていてよい。この囲繞ハウ
ジングには、1つまたは複数の第2の差込み結合部分を
挿入することができる。これにより個々の差込み結合部
分のコンタクトエレメント間の電気的な接続が保証され
る。囲繞ハウジングは主として位置固定スライダを有し
ており、この位置固定スライダはその構成寸法に基づ
き、フラットなガイド角度と大きな摺動距離とを備えて
形成することができる。このためには、このU字形の位
置固定スライダが、囲繞ハウジングの側壁の寸法にほぼ
相当する高さおよび長さを有する側壁を有している。こ
れにより、有利に形成された滑子案内の大きな摺動距離
が可能となる。この大きな摺動距離は、囲繞ハウジング
の二重壁の側壁の間に位置固定スライダを正確に平行に
引き込むことを可能にするので有利である。
【0007】囲繞ハウジングには、差し込みたい第2の
差込み結合部分が上方から「クリップイン」されると有
利である。この「クリップイン」は囲繞ハウジングと位
置固定スライダとにそれぞれ設けられた係止フックの協
働に基づき、開かれた滑子スライダにおいてしか、つま
り位置固定スライダが、有利には係止可能となる第1の
位置に位置している場合にしか可能にならない。位置固
定スライダのこの第1の位置では、第2の差込み結合部
分が上方から囲繞ハウジング内に挿入されると、この囲
繞ハウジングに一体成形された係止フックがばね弾性的
に後方に変位し得る。すなわち、位置固定スライダのこ
の第1の位置でしか、位置固定スライダの切欠きは正確
に囲繞ハウジングの係止フックの背後に位置しない。そ
れに対して、位置固定スライダがその終端位置にもたら
されると、位置固定スライダの肉厚な壁区分が囲繞ハウ
ジングの係止フックに背後から係合するので、この係止
フックはもはや囲繞ハウジングの側壁の外壁に向かって
ばね弾性的に変位することができなくなる。差込み結合
カップリングが整然とした状態で組み立てられると、囲
繞ハウジングの係止フックは位置固定スライダの前記第
1の位置において、差し込まれた第2の差込み結合部分
に設けられた係止縁部に背後から係合する。引き続き、
位置固定スライダはその終端位置へもたらされ、これに
より囲繞ハウジングの係止フックは、挿入された第2の
差込み結合部分の係止縁部に永続的に係止され、こうし
てこの第2の差込み結合部分の不本意な引抜きを防止す
る。
【0008】本発明の特別な構成では、囲繞ハウジング
に設けられた係止フックを、囲繞ハウジングに挿入され
た第2の差込み結合部分の引抜きがほとんど不可能とな
るように形成することができる。この場合では、この係
止フックが、斜めに面取りされた面を有しており、この
面は囲繞ハウジング内への第2の差込み結合部分の押込
みを可能にする。付加的にこの係止フックは差込み方向
に対して直角に配置された面を有しており、この面は第
2の差込み結合部分に設けられた前記係止縁部に係止さ
れる。このためには前記係止縁部がやはり、差込み方向
に対して直角に位置する平面を有している。第2の差込
み結合部分の不本意な引抜きはもはや不可能となる。な
ぜならば、位置固定スライダが囲繞ハウジングから取り
出されかつ適当な工具を用いて多数の係止フックが外方
に押圧されて、第2の差込み結合部分が解放されない限
りは、囲繞ハウジングに配置された多数の係止フック
が、囲繞ハウジングからの第2の差込み結合部分の引戻
しをもはや許さないからである。
【0009】しかし、囲繞ハウジングに差し込まれた第
2の差込み結合部分に、差込み方向とは逆の方向で大き
な引張作用が加えられる場合には、囲繞ハウジングから
の第2の差込み結合部分の解離が可能となるように囲繞
ハウジングの係止フックを形成することも可能である。
この場合には係止フックが2つの斜めの面を有してい
る。
【0010】本発明のさらに別の有利な構成では、位置
固定スライダの内面に設けられた切欠きが、斜めに延び
る切込みとして形成されており、この切込みの部分で位
置固定スライダの側壁が、減じられた厚さを有してい
る。これにより、位置固定スライダの側壁を中実壁に形
成することができる。
【0011】原理的には位置固定スライダを任意の形式
で、囲繞ハウジングの二重壁の側壁内に押し込むことが
可能であるけれども、本発明のさらに別の有利な構成で
は、このために滑子案内が使用される。滑子案内のため
には、位置固定スライダの側壁に滑子案内スリットもし
くは滑子案内溝が配置されていてよい。この滑子案内ス
リットもしくは滑子案内溝は、囲繞ハウジングを有する
第1の差込み結合部分に配置された適当なピンと協働す
る。このような滑子案内は差込み・引張補助手段として
も働く。
【0012】位置固定スライダは係止エレメントを有し
ていると有利である。この係止エレメントにより位置固
定スライダは第1の位置および終端位置、つまり囲繞ハ
ウジング内に完全に押し込まれた状態で係止される。第
1の位置では、位置固定スライダに配置された切欠きが
囲繞ハウジングの係止フックに背後から係合するので、
囲繞ハウジングの係止フックは後方へばね弾性的に変位
することが可能となり、ひいては囲繞ハウジング内への
第2の差込み結合部分の挿入が保証される。本発明のさ
らに別の有利な構成において位置固定スライダの係止
は、位置固定スライダの両側壁がそれぞれ真ん中に1つ
の係止フックを有することにより達成される。この係止
フックは前記両スライダ位置、つまり第1の位置と終端
位置とにおいて、囲繞ハウジングの側壁に設けられた対
応する係止開口に係合することができる。
【0013】本発明のさらに別の有利な構成では、第1
の差込み結合部分の囲繞ハウジングがカラー式接続部材
に装着される。このカラー式接続部材はベースプレート
を備えており、このベースプレートからはカラーが突出
している。このカラーの外壁には位置固定スライダの滑
子案内のための上記ピンが配置されていてよい。前記カ
ラーの内側には、差込み結合のために設けられたコンタ
クトエレメント、たとえばコンタクトピンまたはコンタ
クトブシュが配置されている。さらに、前記カラーの内
側には突出した剣状エレメントが設けられていると有利
である。この剣状エレメントは前記カラーの内側に配置
されたコンタクトピンおよび/またはコンタクトブシュ
を保護するために働く。なぜならば、この剣状エレメン
トはコンタクトピンおよびコンタクトブシュを越えて突
出していて、差込み結合部分の挿入時に前記カラーの内
側のコンタクトエレメントの撓みを不可能にするか、ま
たは少なくとも撓みを困難にするからである。
【0014】本発明のさらに別の有利な構成では、前記
カラー式接続部材の内側に、いわゆる引張ばねが配置さ
れている。この引張ばねは囲繞ハウジング内に挿入され
た第2の差込み結合部分の付加的な緊定を行う。これに
よって、差込み結合カップリング全体の機械的な安定性
が高められる。
【0015】差込み結合カップリングの後装着を回避す
るためには、上で説明したような、囲繞ハウジング内へ
の「差込み結合モジュールのクリップイン」にコード化
手段を施すことが有利である。差込み結合モジュールの
うちの1つが差込み結合カップリングの嵌合わせ時に正
しく「クリップイン」されないと、位置固定スライダの
ロックが生じる。すなわち、誤装備された第2の差込み
結合部分は囲繞ハウジングの係止フックの変位を生ぜし
め、ひいては位置固定スライダとの後方交差(Hint
erschnitt)を招くので、位置固定スライダは
もはや運動させることができなくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。以下の図面において、別記し
ない限り、同一の構成部分は同じ符号を備えている。
【0017】図1には、電気的な差込み結合カップリン
グの1実施例が斜視図で示されている。この電気的な差
込み結合カップリングは、たとえば自動車において種々
の電気構成要素を導電接続するために使用することがで
きる。電気的な差込み結合カップリングは、たとえば自
動車の制御装置に自動車の種々の電気構成要素を接続す
るために役立つ。このためには差込み結合カップリング
10が第1の差込み結合部分を有しており、この第1の
差込み結合部分は図示の実施例では、主としてカラー式
接続部材20と、このカラー式接続部材20に装着され
た囲繞ハウジング40とから成っている。囲繞ハウジン
グ40の内側には多数のコンタクトエレメント、たとえ
ばコンタクトピンおよび/またはコンタクトブシュが配
置されており、これらのコンタクトエレメントは、同じ
く多数のコンタクトピンおよび/またはコンタクトブシ
ュを有する第2の差込み結合部分50,70が第1の差
込み結合部分の囲繞ハウジング40内に整然とした状態
で挿入される限りは、この第2の差込み結合部分50,
70によって接触接続される。
【0018】図1に示した実施例では、囲繞ハウジング
40に2つの第2の差込み結合部分50,70が挿入さ
れており、この場合、たとえば一方の差込み結合部分5
0は点火モジュールに対する接続部であり、他方の差込
み結合部分70は機関制御モジュールに対する接続部で
ある。
【0019】カラー式接続部材20には、第2の囲繞ハ
ウジング80が装着されている。この第2の囲繞ハウジ
ング80は第1の囲繞ハウジング40と同様に、カラー
式接続部材20に設けられた、図1には見えていないカ
ラーに被せ嵌められている。この第2の囲繞ハウジング
80には別の第2の差込み結合部分90,95が挿入さ
れており、これにより自動車の別のモジュールに対する
電気的な接続が形成されている。両囲繞ハウジング4
0,80には、それぞれ差込み結合カップリングの差込
み方向に対して直角に位置固定スライダ30,85が押
し込まれている。この位置固定スライダ30,85はほ
ぼU字形に形成されている。位置固定スライダ30,8
5の側壁は、両囲繞ハウジング40,80の二重壁に形
成された側壁のギャップ内に進入する。各囲繞ハウジン
グ40,80内に完全に押し込まれた位置固定スライダ
30,85により、囲繞ハウジング40,80に設けら
れた係止フック45が第2の差込み結合部分50,7
0;90,95に設けられた係止縁部の背後に掛け込ま
れて、差込み結合カップリング10の確実な結合が行わ
れる。
【0020】以下に、図1に示した差込み結合カップリ
ング10の個々の構成要素の構造を図2〜図9につき詳
しく説明する。
【0021】図2には、図1に示した差込み結合カップ
リング19のカラー式接続部材20の斜視図が示されて
いる。このカラー式接続部材20は平らなベースプレー
ト21を有しており、このベースプレート21からは上
方に向かって方形に隆起した2つのカラー22が延びて
いる。各カラー22は複数の室に分割されていてよい。
図2で見て右側に図示したカラー22は唯一つの中間壁
を有していて、これによりカラー式接続部材20の2つ
の室を形成しており、それに対して左側に図示したカラ
ーは2つの中間壁を有していて、これにより3つの室を
形成している。中間壁の配置は、図1に関連して説明し
た第2の差込み結合部分50,70,90,95がカラ
ー22に差込み可能となるように設定されている。
【0022】各カラー22の内側には、差込み結合のた
めに必要となるコンタクトエレメント、つまりコンタク
トピンおよび/またはコンタクトブシュが設けられてい
るが、図2では図面を見易くする目的でこれらのコンタ
クトエレメントは図示されていない。カラー22の内側
には上方に向かって突出した剣状エレメント24が配置
されており、これによりカラー22の内側に設けられた
コンタクトエレメントの撓みが回避される。付加的にカ
ラー22の内側には複数の引張ばね25が突設されてお
り、この引張ばね25は同じく剣状に形成されている。
これらの引張ばね25は、真ん中に配置された剣状エレ
メント24とは異なりカラー22の縁部側に配置されて
おり、カラー22に設けられた室へ第2の差込み結合部
分が差し込まれると、この引張ばね25はカラー22の
外壁の方向へばね弾性的に変位する。これにより、挿入
された第2の差込み結合部分のクランプ保持が確保さ
れ、ひいては差込み結合カップリングの機械的な安定性
が高められる。
【0023】図2から判るように、カラー22の両長手
方向壁にはそれぞれ2つのピン23が配置されている。
これらのピン23は図3に示したような位置固定スライ
ダ30の滑子案内のために必要となる。
【0024】図3に示した位置固定スライダ30はU字
形に形成されていて、互いに向かい合って位置する2つ
の側壁31,32と、これら両側壁31,32を互いに
結合する端面壁33とを有している。両側壁31,32
と端面壁33との高さは、図4につき詳しく説明する囲
繞ハウジング40の高さに十分に相当している。図3か
ら判るように、位置固定スライダ30の両側壁31,3
2はそれぞれ2つの斜めに延びる滑子案内スリットもし
くは滑子案内溝34を有している。これらの滑子案内ス
リットもしくは滑子案内溝34は、図2に関連して説明
したピン23と協働する。さらに、位置固定スライダ3
0の両側壁31,32はほぼ真ん中に係止フック35を
備えている。この係止フック35は、図4に示した囲繞
ハウジング40の両側壁43,44に設けられた係止開
口43dと協働する。この係止フック35は、位置固定
スライダ30が囲繞ハウジング40内に押し込まれる
と、第1の位置と終端位置とにおいて位置固定スライダ
30を係止させる。
【0025】位置固定スライダ30はその互いに向かい
合って位置する両側壁31,32の上側の範囲に複数の
切欠き36を有している。これらの切欠き36はこの実
施例では、側壁31,32の互いに向かい合って位置す
る内面に設けられた切込みとして形成されている。図3
に示した実施例では、両側壁31,32がそれぞれこの
ような切込み36を3つ有している。ただしこれらの切
込み36は互いにずらされて配置されている。これらの
切込み36の左右では、各側壁31;32が、より大き
な横断面を有する壁区分37を有している。前記切込み
36と壁区分37とは、囲繞ハウジング40に設けられ
た、既に簡単に説明した係止フック45と協働する(さ
らに説明する)。
【0026】図4には、ボックス形に形成された囲繞ハ
ウジング40が斜視図で示されている。囲繞ハウジング
40は互いに向かい合って位置する2つの端面壁41,
42と、両端面壁41,42を互いに結合する、やはり
互いに向かい合って位置する2つの側壁43,44とを
有している。両側壁43,44は二重壁に形成されてい
る。各側壁43;44は外壁43a;44aと、この外
壁43a;44aに対して間隔を置いて配置されかつこ
れによってギャップを形成する内壁43b;44bとを
有している。図4に示した囲繞ハウジング40の実施例
から判るように、囲繞ハウジング40の外壁43a,4
4aは囲繞ハウジング40の全高にわたって延びてお
り、それに対して両内壁43b,44bは側壁43,4
4のほぼ上縁部から、下方に向かってほぼ半部にまでし
か延びていない。両内壁43b,44bは上方に向かっ
て延びる多数の係止フック45を備えている。これらの
係止フック45は、囲繞ハウジング40の未装備状態で
は外方に向かって、つまり各外壁43a,44aの方向
へばね弾性的に変位することができる。
【0027】係止フック45は、図5に拡大図で示した
ような横断面形状を有している。係止フック45は鉛直
方向で上方に向かって延びるロッドを有しており、この
ロッドの上端部はフック状に形成されている。この場
合、係止フック45は差込み結合カップリングの差込み
方向に対して斜めに配置された面48を有している。こ
の面48に沿って、第2の差込み結合部分を下方に向か
って滑動させることができる。この斜めの面48は差込
み結合カップリングの差込み方向に対して直角の方向
か、または図5に破線で示したように、差込み結合カッ
プリングの差込み方向に対して斜めの方向に引き戻され
ている面49に移行している。係止フック45が、図5
に実線で示したように形成されている場合には、囲繞ハ
ウジング40内に差し込まれた第2の差込み結合部分は
係止フック45の係止後に、工具の補助なしにはもはや
解離することができない。それに対して図5に破線で示
したように面49が斜めに実現されていると、位置固定
スライダ30がその前係止位置、つまり第1の位置に位
置している場合は、相応して力が加えて、囲繞ハウジン
グ40内に差し込まれた第2の差込み結合部分を解離す
ることができる。
【0028】図4に示した囲繞ハウジング40の斜視図
から判るように、端面壁42は2つのスリット43c,
44cを有している。両スリットは互いに平行に位置し
ていて、端面壁42の縁側に配置されている。これらの
スリット43c,44cには、位置固定スライダ30を
押し込むことができる。この場合、位置固定スライダ3
0の側壁31,32は囲繞ハウジング40の二重壁の側
壁43,44の間に進入する。位置固定スライダ30の
側壁31,32は、囲繞ハウジング40の側壁43,4
4の下部に配置されたレール47に沿って走行する。
【0029】前係止位置において、つまり位置固定スラ
イダ30の係止フック35が、囲繞ハウジング40の端
面壁42寄りの両係止開口43dに係合していると、位
置固定スライダ30はその前係止位置に位置している。
位置固定スライダ30の側壁31,32に設けられた前
記切欠き36は、このスライダ位置では正確に囲繞ハウ
ジング40の係止フック45の背後に位置する。このス
ライダ位置では、係止フック45が後方へ変位し得るの
で、図1に関連して説明した第2の差込み結合部分5
0,70;90,95が囲繞ハウジング40;80内に
押込み可能となる。囲繞ハウジング40への第2の差込
み結合部分50,70;90,95の押込み時には、第
2の差込み結合部分50,70;90,95のケーシン
グが係止フック45の面48に押圧され、これによって
係止フック45は後方へ変位させられる。次いで第2の
差込み結合部分50,70;90,95が完全に囲繞ハ
ウジング40に挿入されると、係止フック45は再びば
ね弾性的に戻されて、挿入された第2の差込み結合部分
に設けられた係止縁部にスナップ式に係合する。引き続
き、位置固定スライダ30は囲繞ハウジング40内に完
全に押し込まれる(図1参照)。この場合、位置固定ス
ライダ30の係止フック35は第2の係止開口43dに
突入して係止される。位置固定スライダ30のこの終端
位置においては、位置固定スライダ30の肉厚な壁区分
37が囲繞ハウジング40の係止フック45の背後に係
合するので、この係止フック45はもはや後方へ変位す
ることができなくなり、囲繞ハウジング40内に差し込
まれた第2の差込み結合部分の解離は不可能となる。
【0030】図6および図7には、既に図1に関連して
説明した第2の差込み結合部分50が組み立てられた状
態と、分解された状態とがそれぞれ斜視図で示されてい
る。第2の差込み結合部分50は、たとえば自動車に設
けられた点火モジュールのための接続部として働く。こ
の第2の差込み結合部分50は一体のブシュケーシング
51を有しており、このブシュケーシング51には囲繞
ハウジング40の係止フック45を係合させるための係
止縁部52が設けられている。ブシュケーシング51に
は、安定的なケーブルバインダ54が設けられている。
このケーブルバインダ54は、接続導線の一重固定また
は二重固定を可能にする。ブシュケーシング51に差し
込まれるコンタクトエレメント(図面を見易くする目的
で図6および図7には図示しない)は、自体公知の形式
でブシュケーシング51の内部に一次係止され、この一
次係止とは無関係に、横方向に延びるスライダ55によ
って二次係止される。ブシュケーシング51からコンタ
クトエレメントを解離するためには、スライダ55が除
去されて、適当な補助工具によって一次係止ランス(図
示しない)が押し除かれなければならない。引き続き、
コンタクトエレメントをブシュケーシングから引き出す
ことができる。ブシュケーシング51はシールエレメン
トを有しており、このシールエレメントはこの実施例で
は、ラジアルパッキン58として実現されている。この
ラジアルパッキン58はボックス形に形成されたブシュ
ケーシング51に下方から被せられる。反対の側、つま
りブシュケーシング51の上側では、カバーキャップ5
7が設けられており、このカバーキャップ57はブシュ
ケーシング51に被さるようにクリップ嵌め可能であ
る。
【0031】図8には、図6および図7に示した第2の
差込み結合部分50の断面図が示されている。ブシュケ
ーシング51は図示の実施例では、コンタクトエレメン
ト、たとえばコンタクトブシュを収容するための相並ん
で位置する3つのコンタクトチャンバ59を有してい
る。図8から特に明瞭に判るように、ブシュケーシング
51は係止縁部52の範囲にフック53を有している。
このフック53はほぼU字形に、ブシュケーシング51
の外壁に一体成形されている。このフック53は、囲繞
ハウジングに設けられた対応する開口またはスリットに
係合するために働く。この開口もしくはスリットは図4
において符号46で示されている。これらの開口46と
フック53とを用いて、差込み結合カップリングの誤装
備を回避することができる。すなわち、ブシュケーシン
グ51のフック53を囲繞ハウジング40の開口46に
押し込むことができないか、もしくはクリップインする
ことができないと、位置固定スライダ30のロックが生
じる。すなわち、「誤った」第2の差込み結合部分を装
備された囲繞ハウジング40は、係止フック45の変位
を生ぜしめ、ひいては位置固定スライダ30との後方交
差(Hinterschnitt)を生ぜしめるので、
位置固定スライダ30はもはや運動させることができな
くなる。したがって、囲繞ハウジング40の誤装備を有
効に回避することができる。
【0032】図9には、既に図1に関連して説明した別
の第2の差込み結合部分70の分解斜視図が示されてい
る。この第2の差込み結合部分70は、たとえば自動車
に設けられた機関モジュールのための接続部として働
く。この第2の差込み結合部分70はブシュケーシング
71を有しており、このブシュケーシング71は図示の
実施例では、図6および図7に関連して説明した第2の
差込み結合部分50のブシュケーシング51の約2倍の
大きさに形成されている。この第2の差込み結合部分7
0の機能構造は、図6および図7に関連して説明した第
2の差込み結合部分50の機能構造に十分に類似してい
る。この第2の差込み結合部分70にも、やはりラジア
ルパッキン77が設けられており、このラジアルパッキ
ン77はブシュケーシング71に下方から被せられる。
ブシュケーシング71は縁側に係止縁部73を有してお
り、この係止縁部73には囲繞ハウジング40の係止フ
ック45を係止させることができる。この係止縁部73
の上方には、コード化の目的で設けられたフック72が
配置されている。ブシュケーシング71は端面側に2つ
の開口75を有しており、両開口75を通じて、ブシュ
ケーシング71内に設けられたコンタクトを二次固定す
るためのスライダ76が押込み可能である。ブシュケー
シング71はやはりケーブルバインダ74を有してお
り、このケーブルバインダ74は、接続導線の一重固定
または二重固定を可能にする。
【0033】ブシュケーシング71は上方からカバーキ
ャップ81によって閉鎖される。しかしブシュケーシン
グ71の上側とカバーキャップ81との間にはシールの
理由からシールエレメント78、この実施例ではゲルシ
ールクッションと、このシールエレメント78の上に位
置する押えプレート79とが配置される。ゲルシールク
ッション78は押えプレート79によって固定される。
さらに、押えプレート79により、存在するゲル容量の
規定された押しのけが行なわれ、これにより第2の差込
み結合部分70の確実なシールを保証することができ
る。コンタクトエレメントの位置調整された差込みを保
証するためには、押えプレート79がブシュケーシング
71と同じ開口輪郭を備えている。この押えプレート7
9がブシュケーシング71内に誤って逆向きに嵌め込ま
れないようにするために、この押えプレート79は適当
なコード化手段、たとえば丸みおよび/またはスナップ
結合部を備えていると有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による差込み結合カップリングを完全に
組み立てられた状態で示す斜視図である。
【図2】図1に示した差込み結合カップリングのカラー
式接続部材の斜視図である。
【図3】図1に示した位置固定スライダの斜視図であ
る。
【図4】図1に示した囲繞ハウジングの斜視図である。
【図5】図4に示した囲繞ハウジングに設けられた係止
フックの拡大図である。
【図6】図1に示した囲繞ハウジングに挿入される第2
の差込み結合部分の分解斜視図である。
【図7】図6に示した第2の差込み結合部分を組み立て
られた状態で示す斜視図である。
【図8】図6および図7に示した第2の差込み結合部分
の断面図である。
【図9】図1に示した他方の囲繞ハウジングに挿入され
る別の第2の差込み結合部分を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 差込み結合カップリング、 20 カラー式接続
部材、 21 ベースプレート、 22 カラー、 2
3 ピン、 24 剣状エレメント、 25引張ばね、
30 位置固定スライダ、 31,32 側壁、 3
3 端面壁、34 滑子案内スリットもしくは滑子案内
溝、 35 係止フック、 36切欠きもしくは切込
み、 37 壁区分、 40 囲繞ハウジング、 4
1,42 端面壁、 43 側壁、 43a 外壁、
43b 内壁、 43c スリット、 43d 係止開
口、 44 側壁、 44a 外壁、 44b 内壁、
44c スリット、 45 係止フック、 46 開
口、 47 レール、48,49 面、 50 第2の
差込み結合部分、 51 ブシュケーシング、52 係
止縁部、 53 フック、 54 ケーブルバインダ、
55 スライダ、 57 カバーキャップ、 58
ラジアルパッキン、 59 コンタクトチャンバ、 7
0 第2の差込み結合部分、 71 ブシュケーシン
グ、 72 フック、 73 係止縁部、 74 ケー
ブルバインダ、 75 開口、76 スライダ、 77
ラジアルパッキン、 78 シールエレメント(ゲル
シールクッション)、 79 押えプレート、 80
囲繞ハウジング、 81カバーキャップ、 85 位置
固定スライダ、 90,95 第2の差込み結合部分

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的な差込み結合カップリングであっ
    て、ボックス形の囲繞ハウジングを有する第1の差込み
    結合部分と、該囲繞ハウジング内に差込み可能な少なく
    とも1つの第2の差込み結合部分と、前記少なくとも2
    つの差込み結合部分の不本意な分離を防止する、ほぼU
    字形に形成された位置固定スライダとが設けられてお
    り、該位置固定スライダが、差込み方向に対して直角に
    前記差込み結合部分のうちの1つに押込み可能であり、
    前記少なくとも2つの差込み結合部分が整然とした状態
    で嵌め合わされると、前記位置固定スライダが所定の終
    端位置にまでもたらされる形式のものにおいて、囲繞ハ
    ウジング(40)が、互いに向かい合って位置しかつそ
    れぞれ二重壁に形成された2つの側壁(43,44)を
    有しており、該側壁(43,44)が、それぞれ外壁
    (43a,44a)と、該外壁(43a,44a)に対
    して間隔をおいて配置されかつこれによってギャップを
    形成する内壁(43b,44b)とを備えており、両内
    壁(43b,44b)が係止フック(45)を有してお
    り、第2の差込み結合部分(50,70)が囲繞ハウジ
    ング(40)に挿入されると、前記係止フック(45)
    が、それぞれ所属の外壁(43a,44a)の方向に変
    位可能であり、位置固定スライダ(30)の互いに向か
    い合って位置する2つの側壁(31,32)が、囲繞ハ
    ウジング(40)の前記ギャップ内に押込み可能であ
    り、位置固定スライダ(30)の互いに向かい合って位
    置する内面が、位置固定スライダ(30)の第1の位置
    で前記係止フック(45)の背後に位置して、該係止フ
    ック(45)の変位を可能にする切欠き(36)と、位
    置固定スライダ(30)の終端位置で前記係止フック
    (45)の背後に位置して、該係止フック(45)の変
    位をロックする壁区分(37)とを有していることを特
    徴とする、電気的な差込み結合カップリング。
  2. 【請求項2】 囲繞ハウジング(40)に設けられた係
    止フック(45)が、第2の差込み結合部分(50,7
    0)の方向で斜めに面取りされた面(48)と、差込み
    方向に対して直角に配置された面(49)とを有してい
    る、請求項1記載の電気的な差込み結合カップリング。
  3. 【請求項3】 囲繞ハウジング(40)に設けられた係
    止フック(45)が、第2の差込み結合部分(50,7
    0)の方向で斜めに面取りされた面(48)と、別の斜
    めに面取りされた面(49)とを有している、請求項1
    または2記載の電気的な差込み結合カップリング。
  4. 【請求項4】 第2の差込み結合部分(50,70)が
    ブシュケーシング(51,71)を有しており、該ブシ
    ュケーシングのケーシング外面に係止縁部(52,7
    3)が延びており、該係止縁部(52,73)に囲繞ハ
    ウジング(40)の係止フック(45)が係止可能であ
    る、請求項1から3までのいずれか1項記載の電気的な
    差込み結合カップリング。
  5. 【請求項5】 位置固定スライダ(30)の側壁(3
    1,32)の内面に設けられた切欠き(36)が、斜め
    に延びる切込みとして形成されており、該切込みの部分
    で位置固定スライダ(30)の側壁(31,32)が、
    減じられた厚さを有している、請求項1から4までのい
    ずれか1項記載の電気的な差込み結合カップリング。
  6. 【請求項6】 位置固定スライダ(30)が、滑子案内
    を介して差込み結合部分に押込み可能である、請求項1
    から5までのいずれか1項記載の電気的な差込み結合カ
    ップリング。
  7. 【請求項7】 位置固定スライダ(30)の互いに向か
    い合って位置する側壁(31,32)が、該側壁(3
    1,32)の下側の範囲には滑子案内溝および/または
    滑子案内スリット(34)を有していて、上側の範囲に
    は前記切欠き(36)を有している、請求項6記載の電
    気的な差込み結合カップリング。
  8. 【請求項8】 位置固定スライダ(30)の互いに向か
    い合って位置する側壁(31,32)が、係止フック
    (35)を有しており、該係止フック(35)が、囲繞
    ハウジング(40)に設けられた対応する係止開口(4
    3d)に、第1の位置でも終端位置でも係止可能であ
    る、請求項1から7までのいずれか1項記載の電気的な
    差込み結合カップリング。
  9. 【請求項9】 第1の差込み結合部分がカラー式接続部
    材(20)を有しており、該カラー式接続部分(20)
    が、ベースプレート(21)から突出したカラー(2
    2)を備えており、該カラー(22)に囲繞ハウジング
    (40)が装着可能である、請求項1から8までのいず
    れか1項記載の電気的な差込み結合カップリング。
  10. 【請求項10】 前記カラー(22)の内側に配置され
    たコンタクトピンおよび/またはコンタクトブシュを保
    護するために、前記カラー(22)の内側で、前記ベー
    スプレート(21)から突出した剣状エレメント(2
    4)が配置されている、請求項9記載の電気的な差込み
    結合カップリング。
  11. 【請求項11】 前記カラー(22)の内側で引張ばね
    (25)が突設されている、請求項9または10記載の
    電気的な差込み結合カップリング。
  12. 【請求項12】 前記カラー(22)の外壁に、位置固
    定スライダ(30)の滑子案内のためのピン(23)が
    配置されている、請求項6または9記載の電気的な差込
    み結合カップリング。
  13. 【請求項13】 第2の差込み結合部分(50,70)
    が、そのブシュケーシング(51,71)にフック(5
    3,72)を備えており、該フック(53,72)が、
    囲繞ハウジング(40)に設けられた切欠き(46)に
    押込み可能である、請求項1から12までのいずれか1
    項記載の電気的な差込み結合カップリング。
  14. 【請求項14】 前記フック(53,72)および前記
    切欠き(46)が、コード化手段を備えている、請求項
    13記載の電気的な差込み結合カップリング。
  15. 【請求項15】 囲繞ハウジング(40)に複数の第2
    の差込み結合部分(50,70)が挿入可能である、請
    求項1から14までのいずれか1項記載の電気的な差込
    み結合カップリング。
  16. 【請求項16】 位置固定スライダ(30)の互いに向
    かい合って位置する側壁(31,32)に前記切欠き
    (36)が互いにずらされて配置されており、囲繞ハウ
    ジング(40)の互いに向かい合って位置する側壁(4
    3,44)に前記係止フック(45)が、対応して互い
    にずらされて配置されている、請求項1から15までの
    いずれか1項記載の電気的な差込み結合カップリング。
  17. 【請求項17】 当該差込み結合カップリングが、自動
    車の内部で、制御装置を点火モジュール、機関モジュー
    ル等に電気的に接続するために使用される、請求項1か
    ら16までのいずれか1項記載の電気的な差込み結合カ
    ップリング。
JP9251926A 1996-09-19 1997-09-17 電気的な差込み結合カップリング Withdrawn JPH10106680A (ja)

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