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JPH10100749A - シートスライド装置 - Google Patents

シートスライド装置

Info

Publication number
JPH10100749A
JPH10100749A JP25950896A JP25950896A JPH10100749A JP H10100749 A JPH10100749 A JP H10100749A JP 25950896 A JP25950896 A JP 25950896A JP 25950896 A JP25950896 A JP 25950896A JP H10100749 A JPH10100749 A JP H10100749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail member
engaging piece
hole
engaged
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25950896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Sasaki
一幸 佐々木
Atsushi Kaminaga
淳 神永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Mitsui Kinzoku ACT Corp
Original Assignee
OI SEISAKUSHO CO Ltd
Ohi Seisakusho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OI SEISAKUSHO CO Ltd, Ohi Seisakusho Co Ltd filed Critical OI SEISAKUSHO CO Ltd
Priority to JP25950896A priority Critical patent/JPH10100749A/ja
Publication of JPH10100749A publication Critical patent/JPH10100749A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロック機構部がロック状態とされてシート部
材が車体に対して位置決めされるとき、不所望な異音が
発生することなく、しかも、シート部材の車体の前後方
向に沿った位置調整が行われるとき、ロアレール部材の
側面部がロック機構部の係合部により誤って傷つけられ
ることが回避できること。 【解決手段】 ロック/アンロック機構部12のラッチ
部材18における係合片18aの外周部にキャップ部材
24を固着したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に装備される
シート部材を移動可能に支持するシートスライド装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両には、一般に、シート部材を支持す
るシートスライド装置が装備されている。シートスライ
ド装置は、シート部材の位置を車体の前後方向に沿って
調整可能とされる構成とされ、例えば、シート部材にお
けるシートフレーム部材の下部に固定されるアッパーレ
ール部材と、車体にアッパーレール部材に対向して配置
されアッパーレール部材を車体の前後方向に沿って移動
可能に支持するロアレール部材と、シート部材を伴って
アッパーレール部材をロアレール部材に対して選択的に
所定の位置に固定状態とするロック機構部とを含んで構
成されている。
【0003】ロック機構部は、例えば、アッパーレール
部材に設けられる操作レバーに連結される係合部と、ロ
アレール部材にアッパーレール部材に沿って複数個設け
られ、その係合部が係合される被係合部としての透孔と
を有している。
【0004】かかる構成のもとで、操作レバーが操作さ
れてその係合部が透孔に対して非係合状態とされてロッ
ク機構部がアンロック状態とされるとき、シート部材に
おける車体の前後方向に沿った位置調整がなされ、その
後、操作レバーが操作されてその係合部が透孔に対して
係合状態とされてロック機構部がロック状態とされる。
これにより、シート部材が車体のフロア部における所定
の位置に固定状態とされることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ロック機構部における係合部がロアレール部材に設けら
れる透孔に係合されてロック機構部がロック状態となる
とき、即ち、操作レバーが解放されるとき、操作レバー
に連結される係合部は透孔に対して係合状態を保持する
ようにねじりスプリングにより付勢されているので係合
部が透孔の内周縁部に急峻に衝突し、その際、不所望な
異音が発生し商品価値の低下をもたらす虞がある。
【0006】また、ロック機構部がアンロック状態とさ
れてシート部材の車体の前後方向に沿った位置調整が行
われるとき、誤って操作レバーが解放され操作レバーに
連結される係合部の先端がロアレール部材の側面部上を
当接した状態で移動されて、係合部の先端によりロアレ
ール部材の側面部における防錆膜が傷つけられる虞があ
る。
【0007】以上の問題点を考慮し、本発明は車両に装
備されるシート部材を移動可能に支持するシートスライ
ド装置であって、ロック機構部がロック状態とされてシ
ート部材における車体に対する位置決めがなされると
き、不所望な異音が発生することなく、しかも、シート
部材における車体の前後方向に沿った位置調整が行われ
るとき、ロアレール部材の側面部がロック機構部の係合
部により誤って傷つけられることが回避できるシートス
ライド装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに本発明に係るシートスライド装置は、シートフレー
ム部材に固定されるアッパーレール部材と、シートフレ
ーム部材に対向し配される基台に配されアッパーレール
部材を移動可能に支持するロアレール部材と、ロアレー
ル部材に設けられる被係合部と、アッパーレール部材に
設けられ前記被係合部に選択的に係合可能とされ、被係
合部に係合されるとき、ロアレール部材に対してアッパ
ーレール部材を固定状態とする係合片とを備え、係合片
の外周部に被覆層が形成される形成されるものとされ
る。
【0009】また、ロアレール部材に設けられる被係合
部が透孔であり、係合片における被覆層により形成され
る先端が先細り状に形成されてもよい。被覆層が被係合
部に対して突出される係合片の外周部における先端部に
形成されてもよい。
【0010】さらに、被覆層は、緩衝材料で形成されて
もよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図2は、本発明に係るシートスラ
イド装置の一例を、それが装備された車両の車体の一部
およびシート部材のフレームとともに示す。
【0012】図2においては、例えば、助手席用とされ
るシート部材のシートクッションにおける骨組みを形成
するフレーム部材2における一方側部分を支持するシー
トスライド装置を示す。なお、フレーム部材2における
他方側部分は、図2に示されるシートスライド装置に対
向配置され図示が省略されるシートスライド装置により
支持されている。図示が省略されるシートスライド装置
は、後述するロック機構部を除き、図2に示される例と
同様な構造とされる。
【0013】図2に示される例においては、車体4の前
後方向に沿って一対固定されるブラケット部材6(図2
においては、車体4において前方側のみを示し、後方側
の図示を省略する)を介してその両端部がそれぞれ支持
されるロアレール部材8と、車体4およびロアレール部
材8とフレーム部材2との間に配され、フレーム部材2
に固定されるとともにロアレール部材8に車体4の前後
方向に沿って移動可能に支持されるアッパーレール部材
10と、アッパーレール部材10に設けられアッパーレ
ール部材10およびフレーム部材2を、ロアレール部材
8における所定の位置に対して選択的にロック状態もし
くはアンロック状態をとらせるロック/アンロック機構
部12とを含んで構成されている。
【0014】薄鋼板で作られ断面形状が略矩形状とされ
るロアレール部材8は、アッパーレール部材10を図示
が省略される転動部材を介して支持するフランジ部8a
が溝部8bの両側部からそれぞれ屈曲されて形成されて
いる。
【0015】薄鋼板で作られるアッパーレール部材10
は、ロアレール部材8のフランジ部8aにそれぞれ摺接
される折曲部10aと、折曲部10aに連なりフレーム
部材2に固定される平坦な被取付面部10bとを有して
いる。被取付面部10bには、取付用の透孔10cが所
定の相互間隔をもって3個設けられている。
【0016】ロック/アンロック機構部12は、アッパ
ーレール部材10の被取付面部10bに連結されるブラ
ケット部材14の回転支持部14aに回動可能に支持さ
れる操作レバー16と、操作レバー16における回転支
持部14a相互間部分に固定されるラッチ部材18と、
ロアレール部材8の下端面に固定されラッチ部材18の
係合部が選択的に係合される被係合部としての複数の透
孔20aを有するロックプレート20とを主な構成要素
として含んで構成されている。
【0017】操作レバー16の一方の端部は、ブラケッ
ト部材14の回転支持部14aに嵌合されて回動可能に
支持されている。また、操作レバー16における回転支
持部14aから突出する部分には、一端が操作レバー1
6に固定されるねじりコイルスプリング22が設けられ
ている。ねじりコイルスプリング22は、ラッチ部材1
8が透孔20aに係合された状態(ロック状態)で保持
すべく操作レバー16を図2に示される矢印Loの示す
方向に付勢するものとされる。
【0018】ロックプレート20は、例えば、薄鋼板で
作られ、アッパーレール部材10の折曲部10aに対し
て所定の間隔をもって対向配置される屈曲面部20bを
アッパーレール部材10に沿って有している。その屈曲
面部20bには、所定の間隔をもって被係合部としての
透孔20aが複数個配列形成されている。
【0019】各透孔20aに選択的に係合されるラッチ
部材18は、図1の(A)および(B)に示されるよう
に、その先端部に係合片18aを有している。係合片1
8aは、その先端が先細り状に形成されている。また、
係合片18aの外周部における先端部には、緩衝材料と
しての樹脂材料、例えば、ナイロンで作られた被覆層を
形成するキャップ部材24が先細り状に形成されて固着
されている。キャップ部材24は、その突起部が係合片
18aの透孔18bに係合されることにより係合片18
aに固着されている。
【0020】これにより、係合片18aが各透孔20a
に選択的に係合されるとき、係合片18aはキャップ部
材24を介して各透孔20aに係合されるので係合片1
8aが急峻に係合状態をとるとき、不所望な異音が発生
することが回避されることとなる。また、樹脂で作られ
たキャップ部材24が先細り状に形成されているのでキ
ャップ部材24が円滑に各透孔20aに係合されること
となる。
【0021】かかる構成のもとで、シート部材の位置調
整を行うにあたり、先ず、操作レバー16が図2に示す
矢印Loの示す方向とは反対方向にねじりコイルスプリ
ング22の付勢力に抗して回転されるとき、図3及び図
4に示すように、係合片18aが各透孔20aに対して
離隔しアンロック状態(非係合状態)とされる。
【0022】次に、図3および図4に示す矢印の方向に
沿ってアッパーレール部材10の位置調整がフレーム部
材2を伴って行われる。その際、図5に示されるよう
に、操作レバー16が誤って解放されてねじりコイルス
プリング22の付勢力により係合片18aがロックプレ
ート20の屈曲面部20bに当接された状態でアッパー
レール部材10が移動された場合であってもキャップ部
材24が屈曲面部20bに接触することとなるので係合
片18aが直接的に屈曲面部20bを傷つけ、例えば、
図4に一点鎖線で示す傷跡ILが形成される虞がないこ
ととなる。
【0023】そして、位置調整が行われて係合片18a
が各透孔20aに対向する所定の位置となるとき、操作
レバー16が図2に示す矢印Loの示す方向に回転さ
れ、図1の(A)および(B)に実線で示されるよう
に、先ず、係合片18aの先端部がキャップ部材24を
介して透孔20に係合され、次に、図1の(A)および
(B)に二点鎖線で示されるように、キャップ部材24
が樹脂で作られているのでキャップ部材24と透孔20
aとの間の摩擦が低減されるもとで、キャップ部材24
および係合片18aがさらに透孔20aの内周部に案内
されて係合片18aの基端部が透孔20aにロック状態
となり、シート部材の位置調整が完了することとなる。
【0024】従って、操作レバー16が誤って解放さ
れ、ねじりコイルスプリング22の付勢力によりラッチ
部材18の係合片18aが急峻に各透孔20aに対して
係合状態がとられるときであってもキャップ部材24に
より不所望な衝撃音の発生が回避されることとなる。ま
た、ロック/アンロック機構部12が大幅な設計変更を
伴うことなくラッチ部材18の係合片18aにキャップ
部材24を取り付けることにより改善されることとな
る。
【0025】なお、上述の例においては、キャップ部材
24は樹脂材料で作られているが、必ずしもこのように
される必要はなく、キャップ部材24が例えば、緩衝材
料としてのゴム材料によって成形されてもよく、あるい
は、ゴム材料が焼付けにより係合片18aの外周部に固
着されてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るシートスライド装置によれば、シートフレーム部
材に固定されるアッパーレール部材をロアレール部材に
対して選択的に固定状態とする係合片の外周部に被覆層
が形成されるのでシート部材が車体に対して位置決めさ
れるとき、不所望な異音が発生することなく、しかも、
シート部材における車体の前後方向に沿った位置調整が
行われるとき、ロアレール部材の側面部がロック機構部
の係合部により誤って傷つけられることが回避できる。
【0027】また、ロアレール部材に設けられる被係合
部が透孔であり、係合片における被覆層により形成され
る先端が先細り状に形成される場合においては、係合片
を円滑に透孔に係合できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明に係るシートスライド装置の
一例の要部を部分的に示す平面図、(B)は、(A)に
示される例における側面図である。
【図2】本発明に係るシートスライド装置の一例の要部
を、それが装備された車両の車体とともに示す斜視図で
ある。
【図3】本発明に係るシートスライド装置の一例の動作
説明に供される図である。
【図4】本発明に係るシートスライド装置の一例の動作
説明に供される図である。
【図5】本発明に係るシートスライド装置の一例の動作
説明に供される図である。
【符号の説明】
2 フレーム部材 4 車体 8 ロアレール部材 10 アッパーレール部材 12 ロック/アンロック機構部 18 ラッチ部材 18a 係合片 20 ロックプレート 20a 透孔 24 キャップ部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートフレーム部材に固定されるアッパ
    ーレール部材と、 前記シートフレーム部材に対向し配される基台に配され
    前記アッパーレール部材を移動可能に支持するロアレー
    ル部材と、 前記ロアレール部材に設けられる被係合部と、 前記アッパーレール部材に設けられ前記被係合部に選択
    的に係合可能とされ、該被係合部に係合されるとき、前
    記ロアレール部材に対して該アッパーレール部材を固定
    状態とする係合片とを備え、 前記係合片の外周部に被覆層が形成されることを特徴と
    するシートスライド装置。
  2. 【請求項2】 前記ロアレール部材に設けられる被係合
    部が透孔であり、前記係合片における被覆層により形成
    される先端が先細り状に形成されることを特徴とする請
    求項1記載のシートスライド装置。
  3. 【請求項3】 前記被覆層が前記被係合部に対して突出
    される前記係合片の外周部における先端部に形成される
    ことを特徴とする請求項1記載のシートスライド装置。
  4. 【請求項4】 前記被覆層は、緩衝材料で形成されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のシートスライド装置。
JP25950896A 1996-09-30 1996-09-30 シートスライド装置 Pending JPH10100749A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25950896A JPH10100749A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 シートスライド装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP25950896A JPH10100749A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 シートスライド装置

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Publication Number Publication Date
JPH10100749A true JPH10100749A (ja) 1998-04-21

Family

ID=17335086

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25950896A Pending JPH10100749A (ja) 1996-09-30 1996-09-30 シートスライド装置

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JP (1) JPH10100749A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007126037A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートスライド装置
KR20220149140A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 주식회사다스 시트레일의 록크 노이즈 방지장치
KR20240058700A (ko) * 2022-10-26 2024-05-03 주식회사 서연이화 레일 슬라이딩 시스템

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JP2007126037A (ja) * 2005-11-04 2007-05-24 Aisin Seiki Co Ltd 車両用シートスライド装置
KR20220149140A (ko) * 2021-04-30 2022-11-08 주식회사다스 시트레일의 록크 노이즈 방지장치
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