JPH0997038A - 表示ユニットとその駆動方法、およびマルチディスプレイ装置 - Google Patents
表示ユニットとその駆動方法、およびマルチディスプレイ装置Info
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- JPH0997038A JPH0997038A JP25540995A JP25540995A JPH0997038A JP H0997038 A JPH0997038 A JP H0997038A JP 25540995 A JP25540995 A JP 25540995A JP 25540995 A JP25540995 A JP 25540995A JP H0997038 A JPH0997038 A JP H0997038A
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Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の表示ユニットから複数の表示画面が投
写されてスクリーンに配列されるマルチディスプレイ装
置の表示ユニットにおいて、直列接続するだけの簡単な
構成で、表示データの加工を不要とし、継ぎ目部分での
重ね合わせ表示を容易に実現できる表示ユニットを実現
する。 【解決手段】 各データラインへの信号を順次入力して
駆動するデータライン駆動手段3aと、各スキャンライン
を順次選択してオン状態にするスキャンライン駆動手段
3bと、イネーブル信号を形成して当該表示ユニットから
外部へ出力するイネーブル信号形成手段4a,4b とを備
え、そのイネーブル信号は、複数のデータラインおよび
/または複数のスキャンラインのそれぞれにおいて、予
め定められた中間の1ラインを選択する信号に対応する
信号からなるものであることを特徴とする表示ユニッ
ト。
写されてスクリーンに配列されるマルチディスプレイ装
置の表示ユニットにおいて、直列接続するだけの簡単な
構成で、表示データの加工を不要とし、継ぎ目部分での
重ね合わせ表示を容易に実現できる表示ユニットを実現
する。 【解決手段】 各データラインへの信号を順次入力して
駆動するデータライン駆動手段3aと、各スキャンライン
を順次選択してオン状態にするスキャンライン駆動手段
3bと、イネーブル信号を形成して当該表示ユニットから
外部へ出力するイネーブル信号形成手段4a,4b とを備
え、そのイネーブル信号は、複数のデータラインおよび
/または複数のスキャンラインのそれぞれにおいて、予
め定められた中間の1ラインを選択する信号に対応する
信号からなるものであることを特徴とする表示ユニッ
ト。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示ユニットとそ
の駆動方法、およびマルチディスプレイ装置に係り、特
に、マルチディスプレイ装置に用いる表示ユニットの駆
動回路および駆動方法の改良に関するものである。
の駆動方法、およびマルチディスプレイ装置に係り、特
に、マルチディスプレイ装置に用いる表示ユニットの駆
動回路および駆動方法の改良に関するものである。
【0002】近年、官公庁、美術館、博物館などの公共
施設、ホテル、イベントホール、アミューズメントパー
クなど、屋内外において多人数の観覧者に映像を提供す
る公衆表示を目的として、極めて大きな画面を有する映
像装置の要求が高まっている。
施設、ホテル、イベントホール、アミューズメントパー
クなど、屋内外において多人数の観覧者に映像を提供す
る公衆表示を目的として、極めて大きな画面を有する映
像装置の要求が高まっている。
【0003】このような要求に対応する主な大画面映像
装置の一つとして、複数の表示ユニットをマトリクス状
に配列し、各々の表示画像を僅かに拡大してスクリーン
上に隙間なく配列する構成のマルチディスプレイ装置が
ある。このマルチディスプレイ装置に用いる表示ユニッ
トに関して、その駆動回路および駆動方法の改善が望ま
れている。
装置の一つとして、複数の表示ユニットをマトリクス状
に配列し、各々の表示画像を僅かに拡大してスクリーン
上に隙間なく配列する構成のマルチディスプレイ装置が
ある。このマルチディスプレイ装置に用いる表示ユニッ
トに関して、その駆動回路および駆動方法の改善が望ま
れている。
【0004】
【従来の技術】マルチディスプレイ装置は複数の表示ユ
ニットをマトリクス状に配列して大画面化するもので、
各表示ユニットの表示領域周辺部に存在する非表示領域
(以後、額縁と称する)により、マルチ画面化した場合
に格子状の目地が生じる問題があった。しかし、近年で
は各表示ユニットの表示を1枚のスクリーンに拡大投写
してスクリーン上で隙間なく継ぎ合わせる事で、この問
題もかなり改善されてきている。
ニットをマトリクス状に配列して大画面化するもので、
各表示ユニットの表示領域周辺部に存在する非表示領域
(以後、額縁と称する)により、マルチ画面化した場合
に格子状の目地が生じる問題があった。しかし、近年で
は各表示ユニットの表示を1枚のスクリーンに拡大投写
してスクリーン上で隙間なく継ぎ合わせる事で、この問
題もかなり改善されてきている。
【0005】図7は、この継ぎ目部分に格子状の目地の
無いマルチディスプレイ装置の構成を示す図である。図
中、151は、平面状にほぼ一様な強度の略平行光を放
射する平面光源装置であり、通常は複数の蛍光管(図示
せず)と光拡散板(図示せず)と入射光を略平行化して
出射する手段(図示せず)等から構成されている。
無いマルチディスプレイ装置の構成を示す図である。図
中、151は、平面状にほぼ一様な強度の略平行光を放
射する平面光源装置であり、通常は複数の蛍光管(図示
せず)と光拡散板(図示せず)と入射光を略平行化して
出射する手段(図示せず)等から構成されている。
【0006】この平面光源装置151から出射した光
は、通常はLCDからなる透過型表示手段152に入射
し、これにより表示画像に対応するように変調されて出
射される。この光は、拡大結像光学系153によって僅
かに(例えば1.2倍程度に)拡大されスクリーン15
4上に結像される。
は、通常はLCDからなる透過型表示手段152に入射
し、これにより表示画像に対応するように変調されて出
射される。この光は、拡大結像光学系153によって僅
かに(例えば1.2倍程度に)拡大されスクリーン15
4上に結像される。
【0007】このような平面光源装置151と、透過型
表示手段152と、拡大結像光学系153とからなるデ
ィスプレイユニット150は複数配置され、それぞれの
ディスプレイユニット150から拡大投写された画像1
60が、スクリーン154の上に位置合わせされて隙間
なく配列されるように構成されている。このようにし
て、スクリーン154上に目地の無い大画面表示を行う
マルチディスプレイ装置を実現することができる。
表示手段152と、拡大結像光学系153とからなるデ
ィスプレイユニット150は複数配置され、それぞれの
ディスプレイユニット150から拡大投写された画像1
60が、スクリーン154の上に位置合わせされて隙間
なく配列されるように構成されている。このようにし
て、スクリーン154上に目地の無い大画面表示を行う
マルチディスプレイ装置を実現することができる。
【0008】このように、各透過型表示手段152は表
示領域の周囲に額縁を有しているが、表示領域を拡大結
像光学系153によって額縁よりも充分大きなサイズに
拡大してスクリーン154に投写することで、継ぎ目部
分の格子状の目地を無くすことができる。
示領域の周囲に額縁を有しているが、表示領域を拡大結
像光学系153によって額縁よりも充分大きなサイズに
拡大してスクリーン154に投写することで、継ぎ目部
分の格子状の目地を無くすことができる。
【0009】この場合に、この継ぎ目を極力目立たなく
するためには、本図に示すように、継ぎ目付近で少しの
重なり156が生じる程度まで拡大する必要がある。逆
に、もし重ね合わせをせず、各表示画面の継ぎ目部でぴ
ったり継ぎ合わせるように投写する場合には、透過型表
示手段152や拡大結像光学系153等の僅かな位置ず
れなどにより隣接する表示画面の間に隙間が生じやす
い。また、各表示画面の最外周部で表示輝度が著しく低
下するものとなり、いずれの場合も、継ぎ目での格子状
の目地が目立つものとなる。
するためには、本図に示すように、継ぎ目付近で少しの
重なり156が生じる程度まで拡大する必要がある。逆
に、もし重ね合わせをせず、各表示画面の継ぎ目部でぴ
ったり継ぎ合わせるように投写する場合には、透過型表
示手段152や拡大結像光学系153等の僅かな位置ず
れなどにより隣接する表示画面の間に隙間が生じやす
い。また、各表示画面の最外周部で表示輝度が著しく低
下するものとなり、いずれの場合も、継ぎ目での格子状
の目地が目立つものとなる。
【0010】また、前述の位置ずれを補正するために、
重なり幅は各画面毎に独立して任意に設定できる必要が
ある。このためにも、その調整を可能にする重なり15
6が必要である。
重なり幅は各画面毎に独立して任意に設定できる必要が
ある。このためにも、その調整を可能にする重なり15
6が必要である。
【0011】なお、隣接画面の光が実際に投写されて二
重になるとその部分だけ明るさが異なってしまうため、
余分な投写像を本図に示すような遮光板155によって
遮る等の処置が必要となる。
重になるとその部分だけ明るさが異なってしまうため、
余分な投写像を本図に示すような遮光板155によって
遮る等の処置が必要となる。
【0012】このように、投写された表示画面の継ぎ目
部に重なり156を設け、その内部(ほぼ中心部)に遮
光板155を配置することにより、隣接する表示画面間
に格子状の目地のない継ぎを可能にし、しかも、各ディ
スプレイユニット150の透過型表示手段152や拡大
結像光学系153等の僅かな位置ずれを補正することが
できる。
部に重なり156を設け、その内部(ほぼ中心部)に遮
光板155を配置することにより、隣接する表示画面間
に格子状の目地のない継ぎを可能にし、しかも、各ディ
スプレイユニット150の透過型表示手段152や拡大
結像光学系153等の僅かな位置ずれを補正することが
できる。
【0013】このような重ね合わせを必要とするマルチ
ディスプレイ装置の表示動作を制御する方法に関して、
図8を参照して説明する。同図は、4面構成のマルチデ
ィスプレイ装置の例を示すもので、(a)は装置の断面
構成を示し、(b)は、それに対応する四つのディスプ
レイユニットの駆動方式を示すブロック図である。図
中、150a〜150dは各表示画面に対応する四つの
ディスプレイユニット、173は各ディスプレイユニッ
ト150a〜150dとのインタフェース、172は各
表示画面に対応する四つのフレームメモリ、171は表
示データを各画面に合わせて振り分ける分配回路であ
る。
ディスプレイ装置の表示動作を制御する方法に関して、
図8を参照して説明する。同図は、4面構成のマルチデ
ィスプレイ装置の例を示すもので、(a)は装置の断面
構成を示し、(b)は、それに対応する四つのディスプ
レイユニットの駆動方式を示すブロック図である。図
中、150a〜150dは各表示画面に対応する四つの
ディスプレイユニット、173は各ディスプレイユニッ
ト150a〜150dとのインタフェース、172は各
表示画面に対応する四つのフレームメモリ、171は表
示データを各画面に合わせて振り分ける分配回路であ
る。
【0014】このように、各表示画面に対応する四つの
フレームメモリ172を用いて各ディスプレイユニット
150a〜150dを並列駆動する方式があるが、使用
するディスプレイユニット150a〜150dの数だけ
フレームメモリ172(この例では、四つのフレームメ
モリ)を設ける必要があり、非常にコストが嵩む。ま
た、各ディスプレイユニットを並列駆動しているため
に、特に動きの速い動画像を表示すると継ぎ目部分で表
示のずれが認められるという問題も生じる。
フレームメモリ172を用いて各ディスプレイユニット
150a〜150dを並列駆動する方式があるが、使用
するディスプレイユニット150a〜150dの数だけ
フレームメモリ172(この例では、四つのフレームメ
モリ)を設ける必要があり、非常にコストが嵩む。ま
た、各ディスプレイユニットを並列駆動しているため
に、特に動きの速い動画像を表示すると継ぎ目部分で表
示のずれが認められるという問題も生じる。
【0015】そこで、図9に示すように、各ディスプレ
イユニットの駆動回路を直列に接続して駆動を行う方法
が考えられる。本図において、102はLCD等の表示
デバイス、103aはデータライン駆動回路、103b
はスキャンライン駆動回路、105a,105bはそれ
ぞれデータライン,スキャンラインの引出し電極であ
る。データライン駆動回路103aには、データ・クロ
ックと、表示データの入力開始を許容するデータ・イネ
ーブルと、表示データとが入力される。
イユニットの駆動回路を直列に接続して駆動を行う方法
が考えられる。本図において、102はLCD等の表示
デバイス、103aはデータライン駆動回路、103b
はスキャンライン駆動回路、105a,105bはそれ
ぞれデータライン,スキャンラインの引出し電極であ
る。データライン駆動回路103aには、データ・クロ
ックと、表示データの入力開始を許容するデータ・イネ
ーブルと、表示データとが入力される。
【0016】このような構成において、各表示デバイス
は、形の上では四つに分離されているが、各駆動回路は
直列に接続されており、実質的には一つになった表示デ
バイスを駆動していることと同じで、表示は左上パネル
の左上隅から開始して右下パネルの右下隅で終了するこ
とになる。従って各表示デバイスに対応する四つのフレ
ームメモリは不要であり、また継ぎ目部分での動画像の
ずれも生じない。本方式は駆動回路の駆動周波数による
画素数の制約はあるが、上記の効果が得られるため非常
に有効である。
は、形の上では四つに分離されているが、各駆動回路は
直列に接続されており、実質的には一つになった表示デ
バイスを駆動していることと同じで、表示は左上パネル
の左上隅から開始して右下パネルの右下隅で終了するこ
とになる。従って各表示デバイスに対応する四つのフレ
ームメモリは不要であり、また継ぎ目部分での動画像の
ずれも生じない。本方式は駆動回路の駆動周波数による
画素数の制約はあるが、上記の効果が得られるため非常
に有効である。
【0017】次に、図10および図11のブロック図を
参照して、データライン駆動回路103aとスキャンラ
イン駆動回路103bの構成を説明する。図10におい
て、111は、各データライン毎に設けられる要素レジ
スタ(通常、フリップフロップ)の集合としてのシフト
レジスタであって、初段から順次次段の要素レジスタへ
とライン選択信号をシフトする。112は表示データに
対するデータラッチ回路で、シフトレジスタの出力(即
ち、ライン選択信号)をトリガにして表示データを順次
ラッチする。また、113はラッチされた表示データを
ディスプレイユニットの駆動電圧に変換するための変換
部である。
参照して、データライン駆動回路103aとスキャンラ
イン駆動回路103bの構成を説明する。図10におい
て、111は、各データライン毎に設けられる要素レジ
スタ(通常、フリップフロップ)の集合としてのシフト
レジスタであって、初段から順次次段の要素レジスタへ
とライン選択信号をシフトする。112は表示データに
対するデータラッチ回路で、シフトレジスタの出力(即
ち、ライン選択信号)をトリガにして表示データを順次
ラッチする。また、113はラッチされた表示データを
ディスプレイユニットの駆動電圧に変換するための変換
部である。
【0018】図11におけるスキャンライン駆動回路
も、同様に、スキャン・イネーブル信号により動作を開
始し、ライン選択信号を順次シフトするシフトレジスタ
121と、シフトレジスタからの出力(即ち、ライン選
択信号)を加工して、ディスプレイユニットの駆動電圧
に変換するための変換部123とからなる。
も、同様に、スキャン・イネーブル信号により動作を開
始し、ライン選択信号を順次シフトするシフトレジスタ
121と、シフトレジスタからの出力(即ち、ライン選
択信号)を加工して、ディスプレイユニットの駆動電圧
に変換するための変換部123とからなる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示した従来の直列接続方式では、格子状の目地の無いマ
ルチディスプレイ装置で必要となる継ぎ目付近の重ね合
わせ投写が非常に困難である。この問題を解決するため
には、図12に示すように、「元の表示データ」を基
に、それを「加工した表示データ」を新たに作成する必
要がある。
示した従来の直列接続方式では、格子状の目地の無いマ
ルチディスプレイ装置で必要となる継ぎ目付近の重ね合
わせ投写が非常に困難である。この問題を解決するため
には、図12に示すように、「元の表示データ」を基
に、それを「加工した表示データ」を新たに作成する必
要がある。
【0020】図12は、4面構成で640×480画素
表示を行うマルチディスプレイ装置を、継ぎ目付近の重
ね合わせ投写を行うように駆動するタイムチャートを示
したものである。1〜240番目のスキャンラインに対
応する表示データは、前半が左上、後半が右上の画面に
表示され、241〜480番目のスキャンラインに対応
する表示データは、前半が左下、後半が右下の画面に表
示される。
表示を行うマルチディスプレイ装置を、継ぎ目付近の重
ね合わせ投写を行うように駆動するタイムチャートを示
したものである。1〜240番目のスキャンラインに対
応する表示データは、前半が左上、後半が右上の画面に
表示され、241〜480番目のスキャンラインに対応
する表示データは、前半が左下、後半が右下の画面に表
示される。
【0021】ここで、各画面の重ね合わせをするために
は、まず、各画面のディスプレイユニットの画素数を3
20×240画素よりも重ね合わせに対応する量だけ多
く、例えば330×250画素程度にする必要がある。
図12は、この画素数のディスプレイユニットを用いた
場合の例を示したものである。
は、まず、各画面のディスプレイユニットの画素数を3
20×240画素よりも重ね合わせに対応する量だけ多
く、例えば330×250画素程度にする必要がある。
図12は、この画素数のディスプレイユニットを用いた
場合の例を示したものである。
【0022】左右の画面の重ね合わせを行うためには、
同図(ロ)および(ハ)に示すように、左画面の後半と
右画面の前半で同じデータを2度送る必要がある。ここ
では、左側(左上および左下)のディスプレイユニット
に対応する「元の表示データ」の終端の部分c(元の表
示データの330番目のデータラインの直前部分)を用
い、その表示データを、右側(右上および右下)のディ
スプレイユニットに対応する「元の表示データ」の先頭
の部分d(元の表示データの330番目と331番目の
データラインの間)に挿入するように、同図の「加工し
た表示データ」を作成する。このように加工した表示デ
ータを、同図に示すようにそれぞれのディスプレイユニ
ットに供給することにより、重ね合わせ表示を実現でき
る。
同図(ロ)および(ハ)に示すように、左画面の後半と
右画面の前半で同じデータを2度送る必要がある。ここ
では、左側(左上および左下)のディスプレイユニット
に対応する「元の表示データ」の終端の部分c(元の表
示データの330番目のデータラインの直前部分)を用
い、その表示データを、右側(右上および右下)のディ
スプレイユニットに対応する「元の表示データ」の先頭
の部分d(元の表示データの330番目と331番目の
データラインの間)に挿入するように、同図の「加工し
た表示データ」を作成する。このように加工した表示デ
ータを、同図に示すようにそれぞれのディスプレイユニ
ットに供給することにより、重ね合わせ表示を実現でき
る。
【0023】また、上下画面の重ね合わせを行うために
は、図12(イ)に示すように、上画面の後半と下画面
の前半で同じデータを2度送る必要がある。ここでは、
上側(左上および右上)のディスプレイユニットに対応
する「元の表示データ」の終端の部分e(元の表示デー
タの250番目のスキャンラインの直前部分)を用い、
その表示データを、下側(左下および右下)のディスプ
レイユニットに対応する「元の表示データ」の先頭の部
分f(元の表示データの250番目と251番目のスキ
ャンラインの間)に挿入するように、同図(イ)の「加
工した表示データ」を作成する。このように加工した表
示データを、同図に示すようにそれぞれのディスプレイ
ユニットに供給することにより、重ね合わせ表示を実現
することができる。
は、図12(イ)に示すように、上画面の後半と下画面
の前半で同じデータを2度送る必要がある。ここでは、
上側(左上および右上)のディスプレイユニットに対応
する「元の表示データ」の終端の部分e(元の表示デー
タの250番目のスキャンラインの直前部分)を用い、
その表示データを、下側(左下および右下)のディスプ
レイユニットに対応する「元の表示データ」の先頭の部
分f(元の表示データの250番目と251番目のスキ
ャンラインの間)に挿入するように、同図(イ)の「加
工した表示データ」を作成する。このように加工した表
示データを、同図に示すようにそれぞれのディスプレイ
ユニットに供給することにより、重ね合わせ表示を実現
することができる。
【0024】なお、ここで示した2種類の休止期間K
1,K2は、それぞれ、水平および垂直の帰線期間に対
応するものであり、この期間を利用して表示データを2
度送るためのデータの挿入区間を追加することが可能で
ある。また、図中に示した実線の×印の記号は、その部
分には有効な表示データが無いことを示している。
1,K2は、それぞれ、水平および垂直の帰線期間に対
応するものであり、この期間を利用して表示データを2
度送るためのデータの挿入区間を追加することが可能で
ある。また、図中に示した実線の×印の記号は、その部
分には有効な表示データが無いことを示している。
【0025】以上述べたような構成のディスプレイユニ
ットと駆動方法を用いて、同じデータを2度送る動作を
可能にするためには、同図に示すように「元の表示デー
タ」が「加工した表示データ」となるように、表示デー
タの加工処理が必要である。この加工処理は複雑であ
り、そのための制御回路やメモリも新たに必要になるた
め、この方式は好ましくない。
ットと駆動方法を用いて、同じデータを2度送る動作を
可能にするためには、同図に示すように「元の表示デー
タ」が「加工した表示データ」となるように、表示デー
タの加工処理が必要である。この加工処理は複雑であ
り、そのための制御回路やメモリも新たに必要になるた
め、この方式は好ましくない。
【0026】本発明は、これらの問題を解決し、継ぎ目
部分での重ね合わせ表示を容易に実現できる表示ユニッ
トの提供を目的とする。
部分での重ね合わせ表示を容易に実現できる表示ユニッ
トの提供を目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、各データラインへの信号(即ち、表示
データ)を順次入力して駆動するデータライン駆動手段
と、各スキャンラインを順次選択してオン状態にするス
キャンライン駆動手段と、イネーブル信号を形成して外
部へ出力するイネーブル信号形成手段とを備え、そのイ
ネーブル信号は、複数のデータラインおよび/または複
数のスキャンラインのそれぞれにおいて、予め定められ
た中間の1ラインを選択する信号に対応する信号からな
るものであることを特徴とする表示ユニットを提供す
る。
めに、本発明は、各データラインへの信号(即ち、表示
データ)を順次入力して駆動するデータライン駆動手段
と、各スキャンラインを順次選択してオン状態にするス
キャンライン駆動手段と、イネーブル信号を形成して外
部へ出力するイネーブル信号形成手段とを備え、そのイ
ネーブル信号は、複数のデータラインおよび/または複
数のスキャンラインのそれぞれにおいて、予め定められ
た中間の1ラインを選択する信号に対応する信号からな
るものであることを特徴とする表示ユニットを提供す
る。
【0028】なお、ここで言う「表示ユニット」とは、
上記したディスプレイユニットは勿論、LCD、PD
P、EL等を用いた表示デバイスを含むものである。こ
こで言う「オン状態」とは、選択したスキャンラインに
所定の駆動信号を印加した状態のことである。
上記したディスプレイユニットは勿論、LCD、PD
P、EL等を用いた表示デバイスを含むものである。こ
こで言う「オン状態」とは、選択したスキャンラインに
所定の駆動信号を印加した状態のことである。
【0029】ここで言う「中間の1ライン」とは、始端
および終端のラインの間にある一つのラインのことであ
る。ここで言う「1ラインを選択する信号」(即ち、ラ
イン選択信号)とは、データラインに関しては、所定の
データラインに表示データを入力するためにそのライン
を選択する信号であり、スキャンラインに関しては、所
定のスキャンラインをオン状態にするためにそのライン
を選択する信号である。この信号は、データライン駆動
手段および/またはスキャンライン駆動手段において、
シフト手段(通常、シフトレジスタ)を構成する所定の
シフト要素(即ち、要素レジスタであり、通常フリップ
フロップからなる)の出力信号に対応するものである。
および終端のラインの間にある一つのラインのことであ
る。ここで言う「1ラインを選択する信号」(即ち、ラ
イン選択信号)とは、データラインに関しては、所定の
データラインに表示データを入力するためにそのライン
を選択する信号であり、スキャンラインに関しては、所
定のスキャンラインをオン状態にするためにそのライン
を選択する信号である。この信号は、データライン駆動
手段および/またはスキャンライン駆動手段において、
シフト手段(通常、シフトレジスタ)を構成する所定の
シフト要素(即ち、要素レジスタであり、通常フリップ
フロップからなる)の出力信号に対応するものである。
【0030】この表示ユニットは、重ね合わせ表示を可
能にするためのイネーブル信号を形成し、そのイネーブ
ル信号を他の表示ユニットに対して供給するように構成
されている。そして、このイネーブル信号は、表示ユニ
ットのデータラインおよび/またはスキャンラインの中
間にある予め定められた1ライン(以後、特定ラインと
称する)のライン選択信号に対応する信号として形成さ
れたものである。
能にするためのイネーブル信号を形成し、そのイネーブ
ル信号を他の表示ユニットに対して供給するように構成
されている。そして、このイネーブル信号は、表示ユニ
ットのデータラインおよび/またはスキャンラインの中
間にある予め定められた1ライン(以後、特定ラインと
称する)のライン選択信号に対応する信号として形成さ
れたものである。
【0031】従って、この表示ユニットを複数配列した
場合、隣接する表示ユニットは、このイネーブル信号
と、所定のクロック信号とを入力することにより、その
特定ライン(またはその次のライン)から終端ラインま
でのライン選択信号を、上記の表示ユニットと同時に入
力することができる。その結果、隣接する左右または上
下のいずれの表示ユニットとの間においても、その特定
ライン(またはその次のライン)と終端ラインとの間
で、信号を同時に取り込む動作を行うことにより、重ね
合わせ表示が可能となるものである。
場合、隣接する表示ユニットは、このイネーブル信号
と、所定のクロック信号とを入力することにより、その
特定ライン(またはその次のライン)から終端ラインま
でのライン選択信号を、上記の表示ユニットと同時に入
力することができる。その結果、隣接する左右または上
下のいずれの表示ユニットとの間においても、その特定
ライン(またはその次のライン)と終端ラインとの間
で、信号を同時に取り込む動作を行うことにより、重ね
合わせ表示が可能となるものである。
【0032】ここで言う「重ね合わせ表示」とは、複数
の表示ユニットから投写された複数の画面の隣接部がス
クリーン上で重なるように投写されることであるが、実
際には、図7に示したような遮光板155を用いて、ス
クリーン上での重なり156は生じないように工夫され
ている。
の表示ユニットから投写された複数の画面の隣接部がス
クリーン上で重なるように投写されることであるが、実
際には、図7に示したような遮光板155を用いて、ス
クリーン上での重なり156は生じないように工夫され
ている。
【0033】また、この特定ラインの指定を変更するこ
とにより、重ね合わせ表示の幅(ライン数)を自由に変
更することができる。このように構成した表示ユニット
は、直列接続するだけの簡単な構成で重ね合わせ表示を
行うことができ、しかも複雑な表示データの加工をする
必要もなく、イネーブル信号形成手段の駆動回路の構成
も簡便なものにすることができる。
とにより、重ね合わせ表示の幅(ライン数)を自由に変
更することができる。このように構成した表示ユニット
は、直列接続するだけの簡単な構成で重ね合わせ表示を
行うことができ、しかも複雑な表示データの加工をする
必要もなく、イネーブル信号形成手段の駆動回路の構成
も簡便なものにすることができる。
【0034】なお、この表示ユニットは、単体で使用さ
れることもある。この場合はイネーブル信号形成手段の
機能を活用はしないが、通常この機能はICの中に組み
込まれるものであるため、同一のICを用いた同一機種
として量産できるというメリットがある。
れることもある。この場合はイネーブル信号形成手段の
機能を活用はしないが、通常この機能はICの中に組み
込まれるものであるため、同一のICを用いた同一機種
として量産できるというメリットがある。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の実施例の基本構成を、図
1を参照して説明する。図中、1aは表示ユニットであ
り、通常LCDユニットが用いられる。2は表示デバイ
ス(通常、LCD)、5aはデータラインの引出し電
極、5bはスキャンラインの引出し電極である。この表
示デバイス2を駆動するために、データライン駆動手段
3aとスキャンライン駆動手段3bとが構成されてい
る。
1を参照して説明する。図中、1aは表示ユニットであ
り、通常LCDユニットが用いられる。2は表示デバイ
ス(通常、LCD)、5aはデータラインの引出し電
極、5bはスキャンラインの引出し電極である。この表
示デバイス2を駆動するために、データライン駆動手段
3aとスキャンライン駆動手段3bとが構成されてい
る。
【0036】データライン駆動手段3aには、データ・
クロックと、データ・イネーブルと、表示データとの3
種類の信号が、それぞれの入力端子CL1,EN1,D
に入力される。スキャンライン駆動手段3bには、スキ
ャン・イネーブルと、スキャン・クロックとの2種類の
信号が、それぞれの入力端子EN2,CL2に入力され
る。
クロックと、データ・イネーブルと、表示データとの3
種類の信号が、それぞれの入力端子CL1,EN1,D
に入力される。スキャンライン駆動手段3bには、スキ
ャン・イネーブルと、スキャン・クロックとの2種類の
信号が、それぞれの入力端子EN2,CL2に入力され
る。
【0037】データライン駆動手段3aのデータ・クロ
ックと表示データとは、同一の信号が、隣接する表示ユ
ニット1bのデータライン駆動手段の入力端子CL1,
Dに供給される。そして、イネーブル信号形成手段4a
が、隣接する表示ユニット1bへの信号入力を許容する
イネーブル信号を形成して出力し、このイネーブル信号
が隣接するデータライン駆動手段の入力端子EN1にも
供給される。
ックと表示データとは、同一の信号が、隣接する表示ユ
ニット1bのデータライン駆動手段の入力端子CL1,
Dに供給される。そして、イネーブル信号形成手段4a
が、隣接する表示ユニット1bへの信号入力を許容する
イネーブル信号を形成して出力し、このイネーブル信号
が隣接するデータライン駆動手段の入力端子EN1にも
供給される。
【0038】また、スキャンライン駆動手段3bのスキ
ャン・クロックは、同一の信号が、隣接する表示ユニッ
ト1cのスキャンライン駆動手段の入力端子CL2に供
給される。そして、イネーブル信号形成手段4bが、隣
接する表示ユニット1cへの信号入力を許容するイネー
ブル信号を形成して出力し、このイネーブル信号が隣接
するスキャンライン駆動手段の入力端子EN2にも供給
される。
ャン・クロックは、同一の信号が、隣接する表示ユニッ
ト1cのスキャンライン駆動手段の入力端子CL2に供
給される。そして、イネーブル信号形成手段4bが、隣
接する表示ユニット1cへの信号入力を許容するイネー
ブル信号を形成して出力し、このイネーブル信号が隣接
するスキャンライン駆動手段の入力端子EN2にも供給
される。
【0039】この基本構成において、データライン駆動
手段3aおよびスキャンライン駆動手段3bの内部構成
を示すブロック図を、それぞれ図2および図3に示す。
図2において、11はシフト手段(通常、シフトレジス
タ)であり、11a,11bはそのシフト要素(即ち、
要素レジスタ)で通常フリップフロップからなり、12
はラッチ手段(通常、データラッチ回路)、13は変換
部であり、これらの動作は従来のものと同様である。図
3において、21はシフト手段(通常、シフトレジス
タ)であり、21a,21bはそのシフト要素(即ち、
要素レジスタ)で通常フリップフロップからなり、23
は変換部であり、これらの動作も従来のものと同様であ
る。
手段3aおよびスキャンライン駆動手段3bの内部構成
を示すブロック図を、それぞれ図2および図3に示す。
図2において、11はシフト手段(通常、シフトレジス
タ)であり、11a,11bはそのシフト要素(即ち、
要素レジスタ)で通常フリップフロップからなり、12
はラッチ手段(通常、データラッチ回路)、13は変換
部であり、これらの動作は従来のものと同様である。図
3において、21はシフト手段(通常、シフトレジス
タ)であり、21a,21bはそのシフト要素(即ち、
要素レジスタ)で通常フリップフロップからなり、23
は変換部であり、これらの動作も従来のものと同様であ
る。
【0040】一方、図2の4aおよび図3の4bは、そ
れぞれ、隣接する表示ユニットのデータライン駆動手段
およびスキャンライン駆動手段に対するイネーブル信号
形成手段であり、これが本発明の特徴となるものであ
る。
れぞれ、隣接する表示ユニットのデータライン駆動手段
およびスキャンライン駆動手段に対するイネーブル信号
形成手段であり、これが本発明の特徴となるものであ
る。
【0041】図2において、イネーブル信号形成手段4
aは外部から入力されるセレクト0,1,・・・,iの
信号に従って、シフトレジスタ11の後方の要素レジス
タ(フリップフロップ)i個の出力の中から一つ(例え
ばi0番目の出力、i0≦i)を選んでイネーブル信号
として隣接する表示ユニット(LCDユニット)のデー
タライン駆動手段に出力する。
aは外部から入力されるセレクト0,1,・・・,iの
信号に従って、シフトレジスタ11の後方の要素レジス
タ(フリップフロップ)i個の出力の中から一つ(例え
ばi0番目の出力、i0≦i)を選んでイネーブル信号
として隣接する表示ユニット(LCDユニット)のデー
タライン駆動手段に出力する。
【0042】図3において、イネーブル信号形成手段4
bは外部から入力されるセレクト0,1,・・・,jの
信号に従って、シフトレジスタ21の後方の要素レジス
タ(フリップフロップ)j個の出力の中から一つ(例え
ばj0番目の出力、j0≦j)を選んでイネーブル信号
として隣接する表示ユニット(LCDユニット)のスキ
ャンライン駆動手段に出力する。
bは外部から入力されるセレクト0,1,・・・,jの
信号に従って、シフトレジスタ21の後方の要素レジス
タ(フリップフロップ)j個の出力の中から一つ(例え
ばj0番目の出力、j0≦j)を選んでイネーブル信号
として隣接する表示ユニット(LCDユニット)のスキ
ャンライン駆動手段に出力する。
【0043】ここで、二つのイネーブル信号形成手段4
a,4bは、図1〜図3においてはデータライン駆動手
段またはスキャンライン駆動手段の内部に形成されてい
るが、内部に限定されるものではなく、それらの外部に
形成されてもよい。具体的には、データラインまたはス
キャンラインを駆動する駆動ICの中に組み込まれる場
合と、駆動ICとは別に構成される制御回路の一部とし
て形成される場合等がある。
a,4bは、図1〜図3においてはデータライン駆動手
段またはスキャンライン駆動手段の内部に形成されてい
るが、内部に限定されるものではなく、それらの外部に
形成されてもよい。具体的には、データラインまたはス
キャンラインを駆動する駆動ICの中に組み込まれる場
合と、駆動ICとは別に構成される制御回路の一部とし
て形成される場合等がある。
【0044】また、例えば図2において、選択する特定
のデータラインを調節する必要が無い場合には、その特
定のデータラインに対する要素レジスタ(フリップフロ
ップ)からの出力信号そのものを、イネーブル信号とし
て出力すればよい。図3のイネーブル信号においても同
様である。
のデータラインを調節する必要が無い場合には、その特
定のデータラインに対する要素レジスタ(フリップフロ
ップ)からの出力信号そのものを、イネーブル信号とし
て出力すればよい。図3のイネーブル信号においても同
様である。
【0045】図4のタイムチャートは本実施例の動作を
説明するためのものである。ここで、図中の数字は、ラ
インやデータ等の順序を表すためのものであり、図1〜
3等の構成図に示される同一番号の符号とは、別の意味
を表すものである。さらに、図中の左側の項目に付した
数字は、()の無い番号が当該表示ユニットに対応し、
()付の番号が隣接する表示ユニットに対応する番号を
示すものである。また、一つの単位画面は320×24
0画素から構成され、各表示ユニットは、前述したよう
に、それより多い330×250画素を有するものを例
として図示してある。
説明するためのものである。ここで、図中の数字は、ラ
インやデータ等の順序を表すためのものであり、図1〜
3等の構成図に示される同一番号の符号とは、別の意味
を表すものである。さらに、図中の左側の項目に付した
数字は、()の無い番号が当該表示ユニットに対応し、
()付の番号が隣接する表示ユニットに対応する番号を
示すものである。また、一つの単位画面は320×24
0画素から構成され、各表示ユニットは、前述したよう
に、それより多い330×250画素を有するものを例
として図示してある。
【0046】まずシフトレジスタに1クロック幅のデー
タ・イネーブル信号が取り込まれ、要素レジスタ1から
順次シフト動作が開始される。ここで、例えばシフトレ
ジスタの最後からi0番目の要素レジスタIの出力を選
択して、隣接する表示ユニット(右上)のデータライン
駆動手段にデータ・イネーブル信号として出力すると、
その表示ユニットのシフトレジスタも動作を開始する。
同図においては、要素レジスタI(I=330−i0)
の出力信号が、当該表示ユニット(左上)と隣接する表
示ユニット(右上)との双方のイネーブル信号として供
給され、その結果、当該表示ユニットのI+1番目と、
隣接する表示ユニットの1番目の要素レジスタが、同時
に同一の出力信号を出すことを示している。
タ・イネーブル信号が取り込まれ、要素レジスタ1から
順次シフト動作が開始される。ここで、例えばシフトレ
ジスタの最後からi0番目の要素レジスタIの出力を選
択して、隣接する表示ユニット(右上)のデータライン
駆動手段にデータ・イネーブル信号として出力すると、
その表示ユニットのシフトレジスタも動作を開始する。
同図においては、要素レジスタI(I=330−i0)
の出力信号が、当該表示ユニット(左上)と隣接する表
示ユニット(右上)との双方のイネーブル信号として供
給され、その結果、当該表示ユニットのI+1番目と、
隣接する表示ユニットの1番目の要素レジスタが、同時
に同一の出力信号を出すことを示している。
【0047】一方、データラッチ回路がシフトレジスタ
の出力の立ち下がりで、データのラッチ(データの取り
込み)を行う。ここでは、当該表示ユニット(左上)の
I+1番目と隣接する表示ユニット(右上)の1番目の
データラッチ回路が、同時に同一の表示データをラッチ
する様子を示している。
の出力の立ち下がりで、データのラッチ(データの取り
込み)を行う。ここでは、当該表示ユニット(左上)の
I+1番目と隣接する表示ユニット(右上)の1番目の
データラッチ回路が、同時に同一の表示データをラッチ
する様子を示している。
【0048】このようにして、隣接する二つの表示ユニ
ットのデータライン駆動手段に、それぞれ1番目から3
30番目のデータラインの表示データが、640個の表
示データを半分ずつしかもi0個のデータが重複するよ
うに、1水平期間中にラッチして入力される。そして、
これらのデータは、通常は次の水平期間中に纏めて同時
に出力される。この様子は、図中の下端の項目(データ
出力)として図示してある。ここで、1水平期間とは、
映像信号の処理に用いられる水平同期信号の周期に相当
する期間のことで、この期間内に1スキャンライン分の
映像信号が送られてくる。表示ユニットは、この1水平
期間内に、一つのスキャンラインの走査を行うように動
作する。
ットのデータライン駆動手段に、それぞれ1番目から3
30番目のデータラインの表示データが、640個の表
示データを半分ずつしかもi0個のデータが重複するよ
うに、1水平期間中にラッチして入力される。そして、
これらのデータは、通常は次の水平期間中に纏めて同時
に出力される。この様子は、図中の下端の項目(データ
出力)として図示してある。ここで、1水平期間とは、
映像信号の処理に用いられる水平同期信号の周期に相当
する期間のことで、この期間内に1スキャンライン分の
映像信号が送られてくる。表示ユニットは、この1水平
期間内に、一つのスキャンラインの走査を行うように動
作する。
【0049】なお、図中のデータラッチ回路とデータ出
力の項目に示したタイムチャートにおいて、点線の×印
の部分は、その境界部でラッチする前のデータの状態を
示すものである。
力の項目に示したタイムチャートにおいて、点線の×印
の部分は、その境界部でラッチする前のデータの状態を
示すものである。
【0050】このタイムチャートから明らかなように、
当該表示ユニット(左上)の終端側のi0個のデータラ
インと、隣接する表示ユニット(右上)の始端側のi0
個のデータラインとが、同時に同一の表示データを取り
込むように動作する。そのため、隣接する二つの表示ユ
ニットの上記i0個のデータラインの間で、重ね合わせ
表示を行うことが可能となるものである。
当該表示ユニット(左上)の終端側のi0個のデータラ
インと、隣接する表示ユニット(右上)の始端側のi0
個のデータラインとが、同時に同一の表示データを取り
込むように動作する。そのため、隣接する二つの表示ユ
ニットの上記i0個のデータラインの間で、重ね合わせ
表示を行うことが可能となるものである。
【0051】このような構成と、駆動方法を用いること
により、表示データの加工を全く不要とする簡便な表示
ユニットを構成することができる。ここで、上記i0の
設定を変更することにより、重ね合わせ表示の幅を自由
に設定することができる。
により、表示データの加工を全く不要とする簡便な表示
ユニットを構成することができる。ここで、上記i0の
設定を変更することにより、重ね合わせ表示の幅を自由
に設定することができる。
【0052】また、上下画面間についても同様で、図3
に示すようにスキャンライン駆動手段3bにイネーブル
信号形成手段4bを設けることで重ね合わせ表示が可能
となる。
に示すようにスキャンライン駆動手段3bにイネーブル
信号形成手段4bを設けることで重ね合わせ表示が可能
となる。
【0053】図中、イネーブル信号形成手段4bは、外
部から入力されるセレクト0,1,・・・,jの信号に
従って、シフトレジスタ21の後方の要素レジスタ(フ
リップフロップ)j個の出力の中から一つ(例えばj0
番目の出力、j0≦j)を選んでイネーブル信号を形成
し、それを隣接する表示ユニット(LCDユニット)の
スキャンライン駆動手段に出力する。
部から入力されるセレクト0,1,・・・,jの信号に
従って、シフトレジスタ21の後方の要素レジスタ(フ
リップフロップ)j個の出力の中から一つ(例えばj0
番目の出力、j0≦j)を選んでイネーブル信号を形成
し、それを隣接する表示ユニット(LCDユニット)の
スキャンライン駆動手段に出力する。
【0054】このイネーブル信号を用いた上下の表示ユ
ニットの重ね合わせ表示の動作に関して、図5(イ)に
示したタイムチャートを参照して説明する。ここで、
「左上、右上」等の項目名は、それぞれ「左上、右上の
表示ユニット」等を示すものである。
ニットの重ね合わせ表示の動作に関して、図5(イ)に
示したタイムチャートを参照して説明する。ここで、
「左上、右上」等の項目名は、それぞれ「左上、右上の
表示ユニット」等を示すものである。
【0055】同図(イ)は、480個のスキャンライン
を有する表示画面の各スキャンラインに対応する表示デ
ータと、それが左上〜右下の4つの表示ユニットに取り
込まれる様子を示したものである。図中、表示データの
一つの四角は、一つのスキャンラインに対応する表示デ
ータ(ここでは、640個の表示データ)を示すもので
あり、また、実線の×印は、その部分では表示データの
取り込みをしないことを示している。
を有する表示画面の各スキャンラインに対応する表示デ
ータと、それが左上〜右下の4つの表示ユニットに取り
込まれる様子を示したものである。図中、表示データの
一つの四角は、一つのスキャンラインに対応する表示デ
ータ(ここでは、640個の表示データ)を示すもので
あり、また、実線の×印は、その部分では表示データの
取り込みをしないことを示している。
【0056】図中、pとqの間における上下の表示ユニ
ットの重ね合わせ表示は、次のようにして行われる。下
側の表示ユニット(左下と右下の表示ユニット)の表示
データは、pより一つ前の水平期間内に出力された上記
のイネーブル信号により、pの表示データから取り込み
を開始し、その結果、pとq(例えば、q=250)の
間の表示データが、上下の表示ユニットの間で同時に取
り込まれることになる。
ットの重ね合わせ表示は、次のようにして行われる。下
側の表示ユニット(左下と右下の表示ユニット)の表示
データは、pより一つ前の水平期間内に出力された上記
のイネーブル信号により、pの表示データから取り込み
を開始し、その結果、pとq(例えば、q=250)の
間の表示データが、上下の表示ユニットの間で同時に取
り込まれることになる。
【0057】一方、同図(ロ)は、一つのスキャンライ
ン(ここでは、2番目のスキャンライン)の640個の
表示データが、4つの表示ユニットに取り込まれる様子
を示している。同様に、(ハ)および(ニ)は、480
個のスキャンラインを有する表示画面の図中pおよびt
のスキャンラインに対応する640個の表示データが、
4つの表示ユニットに取り込まれる様子を示している。
これらの図における重ね合わせ表示の部分は、前記図4
の場合と同様にして行われるものである。ここで、図5
(ロ)〜(ニ)に示したa,bは、それぞれ図4のI+
1,330に対応するものである。
ン(ここでは、2番目のスキャンライン)の640個の
表示データが、4つの表示ユニットに取り込まれる様子
を示している。同様に、(ハ)および(ニ)は、480
個のスキャンラインを有する表示画面の図中pおよびt
のスキャンラインに対応する640個の表示データが、
4つの表示ユニットに取り込まれる様子を示している。
これらの図における重ね合わせ表示の部分は、前記図4
の場合と同様にして行われるものである。ここで、図5
(ロ)〜(ニ)に示したa,bは、それぞれ図4のI+
1,330に対応するものである。
【0058】このような構成と、駆動方法を用いること
により、上下の表示ユニット間の重ね合わせ表示におい
ても、表示データの加工を全く不要とする簡便な表示ユ
ニットを構成することができる。
により、上下の表示ユニット間の重ね合わせ表示におい
ても、表示データの加工を全く不要とする簡便な表示ユ
ニットを構成することができる。
【0059】ここで、上記のj0の設定を変更すること
により、重ね合わせ表示の幅を自由に設定することがで
きる。このような複数の表示ユニットを、マトリクス状
に配列したマルチディスプレイ装置において、隣接する
画面間の重ね合わせ部分の調整は、その画面を見なが
ら、前記i0,j0を自由に設定する方法で行うことが
できる。
により、重ね合わせ表示の幅を自由に設定することがで
きる。このような複数の表示ユニットを、マトリクス状
に配列したマルチディスプレイ装置において、隣接する
画面間の重ね合わせ部分の調整は、その画面を見なが
ら、前記i0,j0を自由に設定する方法で行うことが
できる。
【0060】また、本実施例は、クロック周波数を高く
して拡大表示を行う用途にも、基本的に同一のイネーブ
ル信号形成手段を備える構成で対応することが可能であ
る。図6はクロック周波数を2倍にして用いる例で、隣
接する二つのデータラッチ回路1と2、3と4、・・・
で同一の表示データを取り込み、表示パターンを2倍の
大きさに拡大するものである。なお、左右および上下共
に2倍に拡大するためには、スキャンライン駆動手段の
クロック周波数も2倍にする必要がある。同様にして、
上記のクロック周波数をN倍にすれば、表示パターンを
N倍の大きさに拡大することができる。
して拡大表示を行う用途にも、基本的に同一のイネーブ
ル信号形成手段を備える構成で対応することが可能であ
る。図6はクロック周波数を2倍にして用いる例で、隣
接する二つのデータラッチ回路1と2、3と4、・・・
で同一の表示データを取り込み、表示パターンを2倍の
大きさに拡大するものである。なお、左右および上下共
に2倍に拡大するためには、スキャンライン駆動手段の
クロック周波数も2倍にする必要がある。同様にして、
上記のクロック周波数をN倍にすれば、表示パターンを
N倍の大きさに拡大することができる。
【0061】以上の実施例は、図1に示した2×2個の
表示ユニットを用いた場合の例であるが、M×N個
(M,N≧1)の表示ユニットを用いたものについても
同様である。また、表示ユニットの配列の仕方として
は、マトリクス状の配列は勿論、ストライプ状の配列
(M,Nの一方が1の場合)も含むものである。
表示ユニットを用いた場合の例であるが、M×N個
(M,N≧1)の表示ユニットを用いたものについても
同様である。また、表示ユニットの配列の仕方として
は、マトリクス状の配列は勿論、ストライプ状の配列
(M,Nの一方が1の場合)も含むものである。
【0062】また、図1の実施例においては、1a〜1
dの全ての表示ユニットが二つのイネーブル信号形成手
段4a,4bを有する構成のものを示した。勿論、必要
な機能を満たすという観点だけから言えば、表示ユニッ
ト1b,1cは一つのイネーブル信号形成手段があれば
よく、表示ユニット1dのイネーブル信号形成手段は不
要であり、このような表示ユニットを製造し、それを用
いてマルチディスプレイ装置を構成してもよい。
dの全ての表示ユニットが二つのイネーブル信号形成手
段4a,4bを有する構成のものを示した。勿論、必要
な機能を満たすという観点だけから言えば、表示ユニッ
ト1b,1cは一つのイネーブル信号形成手段があれば
よく、表示ユニット1dのイネーブル信号形成手段は不
要であり、このような表示ユニットを製造し、それを用
いてマルチディスプレイ装置を構成してもよい。
【0063】しかし、多くのマルチディスプレイ装置を
製造する場合には、全て同一の(1種類の)表示ユニッ
トとして構成する方が望ましい。一つには、複数の表示
ユニットを組み合わせて配置する場合に、使用する表示
ユニットを間違うことがない。次に、4種類ではなく1
種類の機種として表示ユニットを製造する方が、量産し
やすいものとなるというメリットがある。
製造する場合には、全て同一の(1種類の)表示ユニッ
トとして構成する方が望ましい。一つには、複数の表示
ユニットを組み合わせて配置する場合に、使用する表示
ユニットを間違うことがない。次に、4種類ではなく1
種類の機種として表示ユニットを製造する方が、量産し
やすいものとなるというメリットがある。
【0064】
【発明の効果】請求項1ないし5の発明によれば、各表
示ユニットは、直列接続するだけの簡単な構成で個別の
フレームメモリを不要とし、表示データに複雑な加工を
施すことなく、他の表示ユニットとの間で重ね合わせ表
示を行うことができる。
示ユニットは、直列接続するだけの簡単な構成で個別の
フレームメモリを不要とし、表示データに複雑な加工を
施すことなく、他の表示ユニットとの間で重ね合わせ表
示を行うことができる。
【0065】請求項6の発明によれば、上記の表示ユニ
ットを用いてマルチディスプレイ装置を構成することに
より、同様に、表示データに複雑な加工を施すことな
く、他の表示ユニットとの間で重ね合わせ表示を行うこ
とができる。しかも表示を見ながら各画面間の重ね合わ
せ幅を自由に設定することが可能となる。
ットを用いてマルチディスプレイ装置を構成することに
より、同様に、表示データに複雑な加工を施すことな
く、他の表示ユニットとの間で重ね合わせ表示を行うこ
とができる。しかも表示を見ながら各画面間の重ね合わ
せ幅を自由に設定することが可能となる。
【0066】請求項7の発明によれば、クロック周波数
を整数倍にするだけで、元の画像を整数倍に拡大し、隣
接する画面間での重ね合わせ表示を容易に実現するマル
チディスプレイ装置を構成することができる。
を整数倍にするだけで、元の画像を整数倍に拡大し、隣
接する画面間での重ね合わせ表示を容易に実現するマル
チディスプレイ装置を構成することができる。
【図1】 表示ユニットの構成を示す図
【図2】 データライン駆動手段の構成を示す図
【図3】 スキャンライン駆動手段の構成を示す図
【図4】 左右の表示ユニットの重ね合わせ表示を行う
タイムチャート
タイムチャート
【図5】 上下の表示ユニットの重ね合わせ表示を行う
タイムチャート
タイムチャート
【図6】 2倍の拡大表示を行うタイムチャート
【図7】 マルチディスプレイ装置の構成を示す図
【図8】 4個の表示ユニットによるマルチディスプレ
イ装置の駆動方式を示す図
イ装置の駆動方式を示す図
【図9】 4個の表示ユニットを直列接続した構成を示
す図
す図
【図10】 従来のデータライン駆動回路の構成を示す
図
図
【図11】 従来のスキャンライン駆動回路の構成を示
す図
す図
【図12】 表示データの加工を示す図
1a〜1d 表示ユニット 2,102 表示デバイス(LCD) 3a データライン駆動手段 3b スキャンライン駆動手段 4a データライン駆動手段中のイネーブル
信号形成手段 4b スキャンライン駆動手段中のイネーブ
ル信号形成手段 5a,105a データラインの引出し電極 5b,105b スキャンラインの引出し電極 11,21,111,121 シフト手段(シフトレジ
スタ) 11a,11b,21a,21b シフト要素、要素レ
ジスタ(フリップフロップ) 12 ラッチ手段(データラッチ回路) 13,23,113,123 変換部 103a データライン駆動回路 103b スキャンライン駆動回路 112 データラッチ回路 150,150a〜150d ディスプレイユニット 151 平面光源装置 152 透過型表示手段 153 拡大結像光学系 154 スクリーン 155 遮光板 156 重なり 171 分配回路 172 フレームメモリ 173 インタフェース
信号形成手段 4b スキャンライン駆動手段中のイネーブ
ル信号形成手段 5a,105a データラインの引出し電極 5b,105b スキャンラインの引出し電極 11,21,111,121 シフト手段(シフトレジ
スタ) 11a,11b,21a,21b シフト要素、要素レ
ジスタ(フリップフロップ) 12 ラッチ手段(データラッチ回路) 13,23,113,123 変換部 103a データライン駆動回路 103b スキャンライン駆動回路 112 データラッチ回路 150,150a〜150d ディスプレイユニット 151 平面光源装置 152 透過型表示手段 153 拡大結像光学系 154 スクリーン 155 遮光板 156 重なり 171 分配回路 172 フレームメモリ 173 インタフェース
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の縦電極と、複数の横電極と、縦横
の該電極の交点に形成された複数の画素とを備え、一方
の電極をスキャンラインとし他方の電極をデータライン
とする表示ユニットにおいて、 各データラインへの信号を順次入力して駆動するデータ
ライン駆動手段と、 各スキャンラインを順次選択してオン状態にするスキャ
ンライン駆動手段と、 イネーブル信号を形成して当該表示ユニットから外部へ
出力するイネーブル信号形成手段とを備え、 該イネーブル信号は、上記複数のデータラインおよび/
または上記複数のスキャンラインのそれぞれにおいて、
予め定められた中間の1ラインを選択する信号に対応す
る信号からなるものであることを特徴とする表示ユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記イネーブル信号は、前記データライ
ンおよび/または前記スキャンラインのそれぞれにおい
て、連続した複数のラインを個々に選択する複数の信号
の中から、予め定められた一つを選択する信号に対応す
る信号からなる請求項1記載の表示ユニット。 - 【請求項3】 前記データライン駆動手段は、第1のシ
フト手段とラッチ手段とを備え、 前記スキャンライン駆動手段は、第2のシフト手段を備
え、 前記イネーブル信号形成手段は、第1および/または第
2のシフト手段のそれぞれが有する複数のシフト要素か
ら入力される複数の信号において、予め定められた一つ
の信号に対応する前記イネーブル信号を出力するもので
ある請求項1記載の表示ユニット。 - 【請求項4】 複数のスキャンラインと複数のデータラ
インとがマトリクス状に配列された複数の表示ユニット
から投写された複数の表示画面がスクリーンに配列され
てなるマルチディスプレイ装置の表示ユニットの駆動方
法において、 複数のデータラインへの信号を順次入力する際、所定の
1ラインを選択する信号に対応する信号を、他の表示ユ
ニットのデータラインへの信号入力を許容する第1のイ
ネーブル信号として隣接する表示ユニットに供給し、 および/または、 複数のスキャンラインを順次選択する際、所定の1ライ
ンを選択する信号に対応する信号を、他の表示ユニット
のスキャンラインへの信号入力を許容する第2のイネー
ブル信号として隣接する他の表示ユニットに供給するこ
とで、 複数のデータラインおよび/または複数のスキャンライ
ンのそれぞれにおいて、所定のラインから終端のライン
までを順次選択する信号を、隣接する表示ユニットに並
列に入力させることを特徴とする表示ユニットの駆動方
法。 - 【請求項5】 一つの前記スキャンラインを走査する1
水平期間中に、前記複数のデータラインへの信号を順次
ラッチして取り込み、 全ての該信号を、後の1水平期間中に同時に出力する請
求項4記載の表示ユニットの駆動方法。 - 【請求項6】 請求項1記載の複数の表示ユニットが、
ストライプ状またはマトリクス状に配設され、複数の該
表示ユニットから投写された複数の表示画面がスクリー
ンに配列されてなるマルチディスプレイ装置において、 該表示ユニットは、データラインおよびスキャンライン
に対応する2種類の前記イネーブル信号を出力する2つ
の出力端子と、データラインおよびスキャンラインに対
応する他の2種類の前記イネーブル信号を入力する2つ
の入力端子とを備え、 該表示ユニットのデータラインに対応するイネーブル信
号の出力端子は、隣接する表示ユニットのデータライン
に対応するイネーブル信号の入力端子に接続され、 および/または、 該表示ユニットのスキャンラインに対応するイネーブル
信号の出力端子は、隣接する他の表示ユニットのスキャ
ンラインに対応するイネーブル信号の入力端子に接続さ
れて、 隣接する表示ユニットの複数のデータラインおよび/ま
たは複数のスキャンラインのそれぞれを順次選択する信
号の並列入力が許容されることを特徴とするマルチディ
スプレイ装置。 - 【請求項7】 前記データラインおよび/または前記ス
キャンラインのそれぞれを順次選択する信号をシフトす
るクロックの周波数が、前記データラインに入力される
表示データを転送するクロックの周波数の整数倍である
請求項6記載のマルチディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25540995A JPH0997038A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 表示ユニットとその駆動方法、およびマルチディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25540995A JPH0997038A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 表示ユニットとその駆動方法、およびマルチディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0997038A true JPH0997038A (ja) | 1997-04-08 |
Family
ID=17278372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25540995A Withdrawn JPH0997038A (ja) | 1995-10-02 | 1995-10-02 | 表示ユニットとその駆動方法、およびマルチディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0997038A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007086746A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-04-05 | Nec Lcd Technologies Ltd | 画像表示方法、システム及び装置 |
JP2007219519A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Samsung Electronics Co Ltd | デュアル表示装置 |
CN100336097C (zh) * | 2003-02-07 | 2007-09-05 | 株式会社日立制作所 | 显示装置 |
WO2009078623A3 (en) * | 2007-12-14 | 2009-08-20 | Samsung Electronics Co Ltd | Multifunctional display apparatus |
KR101319342B1 (ko) * | 2008-11-25 | 2013-10-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 멀티 패널 표시장치 및 그 구동방법 |
-
1995
- 1995-10-02 JP JP25540995A patent/JPH0997038A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100336097C (zh) * | 2003-02-07 | 2007-09-05 | 株式会社日立制作所 | 显示装置 |
JP2007086746A (ja) * | 2005-08-26 | 2007-04-05 | Nec Lcd Technologies Ltd | 画像表示方法、システム及び装置 |
JP2007219519A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Samsung Electronics Co Ltd | デュアル表示装置 |
WO2009078623A3 (en) * | 2007-12-14 | 2009-08-20 | Samsung Electronics Co Ltd | Multifunctional display apparatus |
KR101319342B1 (ko) * | 2008-11-25 | 2013-10-16 | 엘지디스플레이 주식회사 | 멀티 패널 표시장치 및 그 구동방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |