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JPH0990359A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

Info

Publication number
JPH0990359A
JPH0990359A JP7242746A JP24274695A JPH0990359A JP H0990359 A JPH0990359 A JP H0990359A JP 7242746 A JP7242746 A JP 7242746A JP 24274695 A JP24274695 A JP 24274695A JP H0990359 A JPH0990359 A JP H0990359A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
crystal display
electrode substrate
display device
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7242746A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitaka Nozaki
予志敬 野崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Japan Display Inc
Original Assignee
Hitachi Device Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Device Engineering Co Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Device Engineering Co Ltd
Priority to JP7242746A priority Critical patent/JPH0990359A/ja
Publication of JPH0990359A publication Critical patent/JPH0990359A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Planar Illumination Modules (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】軽量、薄型の液晶表示装置を提供する。 【解決手段】表示側の上電極基板11と、下電極基板1
2とを重ね合わせ、該両基板間に液晶を封止し、該両基
板のそれぞれ外側に偏光板15、16を配置してなる液
晶表示素子62を有し、下電極基板12の入光端面2に
沿って冷陰極蛍光管36を配置し、下電極基板12を導
光体とし、下電極基板12の外側に設けた偏光板16の
外側に反射板1を配置し、該反射板1は、その反射光率
が冷陰極蛍光管36側で小、冷陰極蛍光管36から遠ざ
かるにつれて大となる勾配を有し、表示部の輝度を均一
化した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示素子とバ
ックライトを有する液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、例えば、表示用の透明
電極と配向膜等をそれぞれ積層した面が対向するように
所定の間隙を隔てて2枚のガラス等からなる透明絶縁基
板を重ね合わせ、該両基板間の周縁部近傍に枠状(ロの
字状)に設けたシール材により、両基板を貼り合わせる
と共に、シール材の一部に設けた切り欠け部である液晶
封入口から両基板間のシール材の内側に液晶を封入、封
止し、さらに両基板の外側に偏光板を設けて成る液晶表
示素子(すなわち、液晶表示パネル、LCD:リキッド
クリスタル ディスプレイ(Liquid Crystal Display))
と、液晶表示素子の下に配置され、液晶表示素子に光を
供給するバックライトと、液晶表示素子の外周部の外
側、あるいは液晶表示素子の下側に配置した液晶駆動用
回路基板と、これらの各部材を保持するモールド成形品
である枠状体と、これらの各部材を収納し、表示窓があ
けられた金属製シールドケース(フレーム)等を含んで
構成されている。
【0003】バックライトは、例えば、光源から発せら
れる光を光源から離れた方へ導き、液晶表示素子全体に
光を均一に照射するための透明のアクリル等の合成樹脂
板から成る導光体と、導光体の少なくとも1端面(1側
面)近傍に該端面に沿って該端面と平行に配置した線状
光源である冷陰極蛍光管(CFL)等の蛍光管と、蛍光
管をそのほぼ全長にわたって覆い、断面形状がほぼU字
状で、その内面が白色または銀色のランプ反射シート
と、導光体の上に配置され、導光体からの光を拡散する
拡散シートと、導光体の下に配置され、導光体からの光
を液晶表示素子の方へ反射させる反射シートとから構成
される。なお、このようなバックライトはエッジライト
方式と称される。
【0004】蛍光管から導光体内に入射した光は、導光
体内を全反射しながら導光するが、拡散反射により導光
体の上面から出射させるために、導光体の底面(下面)
には該底面と一体に形成した複数個の凸部や凹部、シボ
加工、あるいは白色インキでの印刷による複数個のドッ
トからなる光拡散用パターンが配置されている。
【0005】なお、このような従来の液晶表示装置は、
例えば特公昭60−19474号公報や実開平4−22
780号公報に記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の液晶表示装置で
は、バックライトとして、アクリル樹脂等からなる導光
体を使用しているため、当該液晶表示装置(すなわち、
液晶表示モジュール)の重量が重く、かつ、厚さが厚い
という問題点があった。
【0007】近年、情報化社会の進展に伴ない、液晶表
示装置が表示部として組み込まれるパソコン、ワープロ
等の情報処理装置もノートブックサイズの携帯可能なも
のが望まれており、当該情報処理装置の主だった重量、
厚さを決定する液晶表示装置も軽量、薄型なことが望ま
れている。
【0008】本発明の目的は、軽量、薄型の液晶表示装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、表示側の上部基板と、下部基板とを重ね
合わせ、前記両基板間に液晶を封止してなる液晶表示素
子を有する液晶表示装置において、前記下部基板の少な
くとも1側面近傍に光源を配置し(光源を近傍に配置し
た側面を入光端面と称す)、前記下部基板を導光体とし
たことを特徴とする。
【0010】また、表示側の上部基板と、下部基板とを
重ね合わせ、前記両基板間に液晶を封止し、前記両基板
のそれぞれ外側に偏光板を配置してなる液晶表示素子を
有する液晶表示装置において、前記下部基板の少なくと
も1側面に沿って線状光源を配置し、前記下部基板を導
光体とし、かつ、前記下部基板の外側に設けた偏光板の
外側に反射板を配置したことを特徴とする。
【0011】また、前記反射板は、その反射効率が前記
線状光源側で小、前記線状光源から遠ざかるにつれて大
となる勾配を有し、表示部の輝度を均一化したことを特
徴とする。
【0012】さらに、前記下部基板の前記線状光源が配
置された側の側面を除く少なくとも1個の側面に、内側
に反射面を有するテープを設けたことを特徴とする。
【0013】バックライトの線状光源として使用される
冷陰極蛍光管の管径は近年極めて細くなり、輝度も高く
なっている。このため、液晶表示装置の重量と厚さのネ
ックとなっていた導光体の必要性はなくなってきた。し
かし、従来の液晶表示装置から導光体を排除すると、液
晶の視認性は著しく悪くなる。つまり、線状光源から出
た光を面光源に変える必要がある。そのため、本発明で
は、従来のアクリル樹脂板からなる導光体に代わる導光
体として、液晶表示素子のガラス等からなる下部基板を
利用する。すなわち、下部基板の側面に線状光源を配置
し、該側面から入光した光を上方向に出射させるために
下部基板の外側に反射板を配置する。なお、光源側のみ
明るくなり、光源から遠い側は暗くなるので、表示部の
輝度を均一にするため、反射板の反射効率を光源側で低
く、遠くなるにつれて高くする調節をする。また、下部
基板の光源から遠い入光端面の対向面、あるいは入光端
面以外の側面には、内側に反射面を有する反射テープを
貼り付ける等により、光利用効率を向上させる。
【0014】本発明では、液晶表示素子の下に配置した
該液晶表示素子と別体の従来の導光体を排除し、液晶表
示素子の下部基板に導光体の機能を兼ねさせたので、液
晶表示装置を軽量化、薄型化できる。この結果、当該液
晶表示装置を表示部として内蔵するパソコン、ワープロ
等の情報処理装置も軽量化、薄型化でき、ノートブック
サイズの携帯可能な情報処理装置に有利である。さら
に、従来の導光体をなくし、部品が減るので、製造コス
トが低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置の実
施例について図面を用いて説明する。なお、以下で説明
する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、
その繰返しの説明は省略する。
【0016】図1は本発明の一実施例の液晶表示装置の
要部概略断面図である。
【0017】62は液晶表示素子、11、12はそれぞ
れ液晶表示素子62を構成するガラスからなる上電極基
板、下電極基板、15は上電極基板11の外側に設けた
上偏光板、16は下電極基板12の外側に設けた下偏光
板、36は線状光源である冷陰極蛍光管、1は下偏光板
16の外側に設けた反射板、2は冷陰極蛍光管36が近
傍に配置された側面、すなわち、入光端面、3は入光端
面2の対向面、4は対向面3に貼り付けた反射テープで
ある。
【0018】なお、この図では、冷陰極蛍光管36をそ
のほぼ全長にわたって覆い、断面形状がほぼU字状で、
その内面が白色または銀色のランプ反射シート、冷陰極
蛍光管36の保持部材、金属製シールドケース(フレー
ム)、液晶駆動用の回路基板等は図示省略してある。液
晶表示素子62の詳細は後述の図2、図3に、液晶表示
モジュールの詳細は後述の図4に示す。また、上側が表
示側(使用者の観察側)である。
【0019】本実施例では、アクリル樹脂板からなる導
光体に代わる導光体として、液晶表示素子62を構成す
るガラスからなる下電極基板12を利用している。下電
極基板12の1側面である入光端面2に沿って該面と平
行に冷陰極蛍光管36を1本配置し、該入光端面2から
入光した光を上方向に出射させるために、下電極基板1
2の外側の下偏光板16の外側に反射板1が配置してあ
る。なお、光源である冷陰極蛍光管36側のみ明るくな
り、該光源から遠い側は暗くなるので、表示部の輝度を
均一にするため、反射板1の反射効率を光源側で低く、
遠くなるにつれて高くする調節がなされている。この調
節方法としては、例えばポリエステル等からなる透明基
板の面上に銀やアルミを蒸着して反射板1を形成する
際、光源から遠ざかるにつれて蒸着の密度を高くし、反
射効率を高くする。あるいは反射板1の基板に白色と黒
色を用いて着色し、両者の面積の割合を調整して、光源
から遠ざかるにつれて白色の割合を多くして反射効率を
高くする。また、下電極基板12の光源から遠い側面で
ある対向面3には、白色または銀色の反射面を有し、光
を導光体3内にもどす反射テープ4が貼り付けてあり、
光利用効率が向上されている。
【0020】本実施例では、液晶表示素子62の下に配
置されたそれと別体の従来の導光体を排除し、液晶表示
素子62のガラス等からなる下電極基板12に導光体の
機能を兼ねさせたので、液晶表示装置(すなわち、モジ
ュール)を軽量化、薄型化できる。この結果、当該液晶
表示装置を表示部として内蔵するパソコン、ワープロ等
の情報処理装置(図6参照)も軽量化、薄型化でき、ノ
ートブックサイズの携帯可能な情報処理装置に有利であ
る。さらに、従来の導光体をなくし、部品が減るので、
製造コストが低減できる。さらに、下電極基板12の材
料であるガラスは、従来のアクリル樹脂よりも光透過率
が高いので、光利用効率を向上できる。
【0021】なお、入光面2と対向面3と直角な方向の
下電極基板12の2側面にも反射テープを貼り付けても
よい。また、入光端面2から下電極基板12内に入射
し、該基板内を全反射しながら導光する蛍光管36の光
を、上方向に出射しやくするために、下電極基板12の
底面と一体に形成した複数個の凸部や凹部、シボ加工、
あるいは白色インキでの印刷による複数個のドットから
なる光拡散用パターンを設けてもよい。また、例えば従
来のアクリル樹脂等からなる導光体の厚さは約2mm、
下電極基板12の厚さは約1.1mmであるが、導光板
の厚さを減らせる分だけ、下電極基板12の厚さを厚く
してもよい。これにより、液晶表示素子62の反りが生
じにくくなり、両基板のギャップ均一性が向上し、表示
品質が向上する。
【0022】図2は液晶表示素子62の要部斜視図を示
す。液晶分子のねじれ方向10とねじれ角θは、上電極
基板11上の配向膜21のラビング方向6と下電極基板
12上の配向膜22のラビング方向7および上電極基板
11と下電極基板12の間に挟持される正の誘電異方性
を有するネマチック液晶層50に添加される旋光性物質
の種類と量によって規定される。
【0023】図2において、液晶層50を挟持する2枚
の上、下電極基板11、12間で液晶分子がねじれたら
せん状構造をなすように配向させるには、例えばガラス
からなる透明な上、下電極基板11、12上の、液晶に
接する、例えばポリイミドからなる有機高分子樹脂から
なる配向膜21、22の表面を、例えば布などで一方向
にこする方法、いわゆるラビング法が採られている。こ
のときのこする方向、すなわちラビング方向、上電極基
板11においてはラビング方向6、下電極基板12にお
いてはラビング方向7が液晶分子の配列方向となる。こ
のようにして配向処理された2枚の上、下電極基板1
1、12をそれぞれのラビング方向6、7が互いにほぼ
180度から360度で交叉するように間隙d1をもた
せて対向させ、2枚の電極基板11、12を液晶を注入
するための切欠け部、すなわち、切欠け部(液晶封入
口)51を備えた枠状のシール材52により接着し、そ
の間隙に正の誘電異方性をもち、旋光性物質を所定量添
加されたネマチック液晶を封入すると、液晶分子はその
電極基板間で図中のねじれ角θのらせん状構造の分子配
列をする。なお、31、32はそれぞれ例えば酸化イン
ジウムまたはITO(Indium Tin Oxide)からなる透明
な上、下電極である。このようにして構成された液晶セ
ル60の上電極基板11の上側に複屈折効果をもたらす
部材(以下複屈折部材と称す。藤村他「STN−LCD
用位相差フィルム」、雑誌電子材料1991年2月号第
37−41頁)40が配設されており、さらにこの部材
40および液晶セル60を挟んで上、下偏光板15、1
6が設けられる。
【0024】液晶50における液晶分子のねじれ角θは
180度から360度の範囲の値を採り得るが好ましく
は200度から300度であるが、透過率−印加電圧カ
ーブのしきい値近傍の点灯状態が光を散乱する配向とな
る現象を避け、優れた時分割特性を維持するという実用
的な観点からすれば、230度から270度の範囲がよ
り好ましい。この条件は基本的には電圧に対する液晶分
子の応答をより敏感にし、優れた時分割特性を実現する
ように作用する。また優れた表示品質を得るためには液
晶層50の屈折率異方性Δn1とその厚さd1の積Δn1
・d1は好ましくは0.5μmから1.0μm、より好ま
しくは0.6μmから0.9μmの範囲に設定することが
望ましい。
【0025】複屈折部材40は液晶セル60を透過する
光の偏光状態を変調するように作用し、液晶セル60単
体では着色した表示しかできなかったものを白黒の表示
に変換するものである。このためには複屈折部材40の
屈折率異方性Δn2とその厚さd2の積Δn2・d2が極め
て重要で、好ましくは0.4μmから0.8μm、より好
ましくは0.5μmから0.7μmの範囲に設定する。
【0026】さらに、この液晶表示素子62は複屈折に
よる楕円偏光を利用しているので偏光板15、16の軸
と、複屈折部材40として一軸性の透明複屈折板を用い
る場合はその光学軸と、液晶セル60の電極基板11、
12の液晶配列方向6、7との関係が極めて重要であ
る。
【0027】図2において、5は一軸性の透明複屈折部
材40の光学軸、6は複屈折部材40とこれに隣接する
上電極基板11の液晶分子軸配列方向、7は下電極基板
12の液晶配列方向、8は上偏光板15の吸収軸あるい
は偏光軸、9は下偏光板16の吸収軸あるいは偏光軸で
あり、角度αは上電極基板11の液晶配列方向6と一軸
性の複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度βは
上偏光板15の吸収軸あるいは偏光軸8と一軸性の透明
複屈折部材40の光学軸5とのなす角度、角度γは下偏
光板16の吸収軸あるいは偏光軸9と下電極基板12の
液晶配列方向7とのなす角度である。
【0028】なお、図2においては、複屈折部材40が
上偏光板15と上電極基板11の間に配設されている
が、この位置の代りに、下電極基板12と下偏光板16
との間に配設しても良い。この場合は図2の構成全体を
倒立させた場合に相当する。
【0029】さらに以上の具体例においては複屈折部材
は単一であったが、図2において複屈折部材40に加え
て、下電極基板12と下偏光板16との間にもう一枚の
複屈折部材を挿入することもできる。この場合はこれら
複屈折部材のΔn2・d2を再調整すればよい。
【0030】ただし、図3に示す如く、上電極基板11
上に赤、緑、青のカラーフィルタ33R、33G、33
B、各フィルター同志の間に光遮光膜33Dを設けるこ
とにより、多色表示が可能になる。
【0031】なお、図3においては、各フィルタ33
R、33G、33B、光遮光膜33Dの上に、これらの
凹凸の影響を軽減するため絶縁物からなる平滑層23が
形成された上に上電極31、配向膜21が形成されてい
る。
【0032】図4は液晶表示素子62と、この液晶表示
素子62を駆動するための駆動回路と、光源をコンパク
トに一体にまとめた液晶表示モジュール63を示す分解
斜視図である。液晶表示素子62を駆動するIC34
は、中央に液晶表示素子62を嵌め込むための窓部を備
えた枠状体のプリント基板35に搭載される。液晶表示
素子62を嵌め込んだプリント基板35はプラスチック
モールドで形成された枠状体42の窓部に嵌め込まれ、
これに金属製フレーム41を重ね、その爪43を枠状体
42に形成されている切込み44内に折り曲げることに
よりフレーム41を枠状体42に固定する。
【0033】本実施例においても、液晶表示素子62と
別体の従来の導光体を排除し、液晶表示素子62の下電
極基板12に導光体の機能を兼ねさせたので、液晶表示
モジュール63を軽量化、薄型化できる。この結果、該
液晶表示モジュール63を表示部として内蔵するパソコ
ン、ワープロ等の情報処理装置(図6参照)も軽量化、
薄型化でき、ノートブックサイズの携帯可能な情報処理
装置に有利である。さらに、従来の導光体をなくし、部
品が減るので、製造コストが低減できる。
【0034】液晶表示素子62の下電極基板12の1側
面に沿って冷陰極蛍光管36配置がされ、下側ケース3
8が図4のように、枠状体42の裏側からその窓部に嵌
め込まれる。冷陰極蛍光管36を点灯するためのインバ
ータ電源回路(図示せず)は枠状体42の右側裏部に設
けられた凹部(図示せず。下側ケース38の凹所45に
対向する位置にある。)に収納される。冷陰極蛍光管3
6は、下側ケース38に設けられている舌片46を枠状
体42に設けられている小口47内に折り曲げることに
より固定される。
【0035】図5は液晶表示モジュール63を表示部に
使用したラップトップパソコンのブロックダイアグラ
ム、図6は液晶表示モジュール63をラップトップパソ
コン64に実装した状態を示す図である。このラップト
ップパソコン64においては、マイクロプロセッサ49
で計算した結果を、コントロール用LSI48を介して
液晶駆動用半導体IC34で液晶表示モジュール63を
駆動するものである。
【0036】以上説明したように、前記具体例によれ
ば、優れた時分割駆動特性を有し、さらに白黒および多
色表示を可能にする電界効果型液晶表示素子を実現する
ことができる。
【0037】以上本発明を実施例に基づいて具体的に説
明したが、本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能で
あることは勿論である。例えば、前記実施例では、単純
マトリクス方式の液晶表示装置について示したが、本発
明はアクティブ・マトリクス方式の液晶表示装置にも適
用できることは言うまでもない。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の導光体をなくすことにより、液晶表示装置を軽量
化、薄型化できるので、当該液晶表示装置を表示部とし
て内蔵するパソコン、ワープロ等の情報処理装置も軽量
化、薄型化でき、ノートブックサイズの携帯可能な情報
処理装置に有利である。また、部品が減るので、製造コ
ストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の液晶表示装置の要部概略断
面図である。
【図2】液晶表示素子の一例の要部分解斜視図である。
【図3】カラー液晶表示素子の上電極基板部の一例の一
部切欠斜視図である。
【図4】本発明を適用した液晶表示モジュールの一例の
分解斜視図である。
【図5】図4の液晶表示モジュールを実装したラップト
ップパソコンの一例のブロックダイアグラムである。
【図6】図4の液晶表示モジュールを実装したラップト
ップパソコンの一例の斜視図である。
【符号の説明】
1…反射板、2…入光端面、3…対向面、4…反射テー
プ、11…上電極基板、12…下電極基板、15…上偏
光板、16…下偏光板、36…冷陰極蛍光管、62…液
晶表示素子。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示側の上部基板と、下部基板とを重ね合
    わせ、前記両基板間に液晶を封止してなる液晶表示素子
    を有する液晶表示装置において、前記下部基板の少なく
    とも1側面近傍に光源を配置し、前記下部基板を導光体
    としたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】表示側の上部基板と、下部基板とを重ね合
    わせ、前記両基板間に液晶を封止し、前記両基板のそれ
    ぞれ外側に偏光板を配置してなる液晶表示素子を有する
    液晶表示装置において、前記下部基板の少なくとも1側
    面に沿って線状光源を配置し、前記下部基板を導光体と
    し、かつ、前記下部基板の外側に設けた偏光板の外側に
    反射板を配置したことを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記反射板は、その反射光率が前記線状光
    源側で小、前記線状光源から遠ざかるにつれて大となる
    勾配を有し、表示部の輝度を均一化したことを特徴とす
    る請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 【請求項4】前記下部基板の前記線状光源が配置された
    側の側面を除く少なくとも1個の側面に、内側に反射面
    を有するテープを設けたことを特徴とする請求項2記載
    の液晶表示装置。
JP7242746A 1995-09-21 1995-09-21 液晶表示装置 Pending JPH0990359A (ja)

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JP7242746A JPH0990359A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 液晶表示装置

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JP7242746A JPH0990359A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 液晶表示装置

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Family

ID=17093651

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JP7242746A Pending JPH0990359A (ja) 1995-09-21 1995-09-21 液晶表示装置

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JP (1) JPH0990359A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862054B2 (en) 2002-03-06 2005-03-01 Seiko Epson Corporation Electro-optical device and electronic apparatus having a substrate that functions as a light guide plate

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6862054B2 (en) 2002-03-06 2005-03-01 Seiko Epson Corporation Electro-optical device and electronic apparatus having a substrate that functions as a light guide plate

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