JPH0987591A - 紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、及び接着物 - Google Patents
紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、及び接着物Info
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- JPH0987591A JPH0987591A JP27061995A JP27061995A JPH0987591A JP H0987591 A JPH0987591 A JP H0987591A JP 27061995 A JP27061995 A JP 27061995A JP 27061995 A JP27061995 A JP 27061995A JP H0987591 A JPH0987591 A JP H0987591A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 極性基を有しない熱可塑性ノルボルネン系樹
脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品とであっても、強固
に接着させる。 【解決手段】 (a)脂環式アクリレート成分(例え
ば、イソボニルアクリレート)100重量部に対し、
(b)ジカルボン酸無水物、エポキシ化合物、または、
3級アミンを熱可塑性エラストマーにグラフトさせた変
性エラストマー(例えば、マレイン化スチレン・エチレ
ン・ブタジエン・スチレン−ブロック共重合体)5〜2
00重量部、及び(c)光重合開始剤(例えば、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)1〜30重量
部から成る紫外線硬化性組成物を用いて、熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品を接着
させる。
脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品とであっても、強固
に接着させる。 【解決手段】 (a)脂環式アクリレート成分(例え
ば、イソボニルアクリレート)100重量部に対し、
(b)ジカルボン酸無水物、エポキシ化合物、または、
3級アミンを熱可塑性エラストマーにグラフトさせた変
性エラストマー(例えば、マレイン化スチレン・エチレ
ン・ブタジエン・スチレン−ブロック共重合体)5〜2
00重量部、及び(c)光重合開始剤(例えば、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)1〜30重量
部から成る紫外線硬化性組成物を用いて、熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品を接着
させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂成形品とエポキシ樹脂成形品の接着におい
て、接着性、耐久性に優れた紫外線硬化性組成物、熱可
塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成形品
の接着方法、およびそれを用いた熱可塑性ノルボルネン
系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成形品から成る接着物に
関する。
ネン系樹脂成形品とエポキシ樹脂成形品の接着におい
て、接着性、耐久性に優れた紫外線硬化性組成物、熱可
塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成形品
の接着方法、およびそれを用いた熱可塑性ノルボルネン
系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成形品から成る接着物に
関する。
【0002】
【従来の技術】様々な分野において、成形材料として熱
可塑性樹脂の技術が進展し、耐熱性、耐光性、耐湿性、
耐酸化性などに優れた熱可塑性樹脂が開発され、他の材
料から熱可塑性樹脂への置き換えが進行している。
可塑性樹脂の技術が進展し、耐熱性、耐光性、耐湿性、
耐酸化性などに優れた熱可塑性樹脂が開発され、他の材
料から熱可塑性樹脂への置き換えが進行している。
【0003】しかし、極性基を有さない熱可塑性ノルボ
ルネン系樹脂とエポキシ樹脂では、互いに親和性が低
く、両者と高い親和性を有する接着剤が知られていな
い。そのため、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品と
エポキシ樹脂製成形品を接着剤で接着しても、温度変化
によるわずかな膨張の違いにより接着面が剥離するとい
う問題があった。
ルネン系樹脂とエポキシ樹脂では、互いに親和性が低
く、両者と高い親和性を有する接着剤が知られていな
い。そのため、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品と
エポキシ樹脂製成形品を接着剤で接着しても、温度変化
によるわずかな膨張の違いにより接着面が剥離するとい
う問題があった。
【0004】熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品と、
それと線膨張係数が異なる被着体を接着する接着剤とし
て、脂環式アクリレート成分、エラストマー、及び光重
合開始剤から成る紫外線硬化型接着剤が提案されている
(特開平6−340849号公報)。この接着剤を用い
ると、極性基を有さない熱可塑性ノルボルネン系樹脂製
成形品とエポキシ樹脂製成形品であっても、ある程度良
好な接着性、耐久性が得られる。しかし、技術の進歩に
従って、要求性能がより高くなり、この接着剤では性能
が不十分な場合が増え、接着性、耐久性により優れた接
着剤が求められていた。
それと線膨張係数が異なる被着体を接着する接着剤とし
て、脂環式アクリレート成分、エラストマー、及び光重
合開始剤から成る紫外線硬化型接着剤が提案されている
(特開平6−340849号公報)。この接着剤を用い
ると、極性基を有さない熱可塑性ノルボルネン系樹脂製
成形品とエポキシ樹脂製成形品であっても、ある程度良
好な接着性、耐久性が得られる。しかし、技術の進歩に
従って、要求性能がより高くなり、この接着剤では性能
が不十分な場合が増え、接着性、耐久性により優れた接
着剤が求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、熱可塑
性ノルボルネン系樹脂成形品とエポキシ樹脂成形品の接
着に用いる接着剤の改良を目的として、鋭意研究の結
果、特定の組成を有する紫外線硬化性組成物を接着剤と
して用いることにより、極性基を有しない熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品とであ
っても、強固に接着させることができることを見いだ
し、本発明を完成するに到った。
性ノルボルネン系樹脂成形品とエポキシ樹脂成形品の接
着に用いる接着剤の改良を目的として、鋭意研究の結
果、特定の組成を有する紫外線硬化性組成物を接着剤と
して用いることにより、極性基を有しない熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂製成形品とであ
っても、強固に接着させることができることを見いだ
し、本発明を完成するに到った。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、(a)脂環式アクリレート成分、(b)ジカルボン
酸無水物、エポキシ化合物、または、3級アミンを熱可
塑性エラストマーにグラフトさせた変性エラストマー、
及び(c)光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成物、
熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成
形品の接着方法であって、熱可塑性ノルボルネン系樹脂
製成形品の接着面および/またはエポキシ樹脂成形品の
接着面に該紫外線硬化性組成物を塗布し、熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品の接着面とエポキシ樹脂成形品
の接着面を密着させ、接着面に紫外線を照射して紫外線
硬化性組成物を硬化させることを特徴とする接着方法、
および該方法で接着した熱可塑性ノルボルネン系樹脂製
成形品とエポキシ樹脂成形品から成る接着物が提供され
る。
ば、(a)脂環式アクリレート成分、(b)ジカルボン
酸無水物、エポキシ化合物、または、3級アミンを熱可
塑性エラストマーにグラフトさせた変性エラストマー、
及び(c)光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成物、
熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成
形品の接着方法であって、熱可塑性ノルボルネン系樹脂
製成形品の接着面および/またはエポキシ樹脂成形品の
接着面に該紫外線硬化性組成物を塗布し、熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品の接着面とエポキシ樹脂成形品
の接着面を密着させ、接着面に紫外線を照射して紫外線
硬化性組成物を硬化させることを特徴とする接着方法、
および該方法で接着した熱可塑性ノルボルネン系樹脂製
成形品とエポキシ樹脂成形品から成る接着物が提供され
る。
【0007】
(脂環式アクリレート成分)本発明で使用する脂環式ア
クリレート成分は、脂環構造とそれに直接結合したアク
リレート基から成るアクリレートモノマーおよび/また
はそのオリゴマーである。脂環構造は炭化水素置換基を
有していてもよいが、炭素と水素以外の元素を含む置換
基を有さない。脂環式アクリレートモノマーは、脂環式
アルコールとアクリル酸やメタクリル酸などとのエステ
ルであり、単官能脂環式アクリレートモノマーでも、2
官能や3官能などの多官能脂環式アクリレートモノマー
でもよい。なお、本発明においては、アクリレート基の
数により、1つのものを単官能アクリレートモノマー、
2つのものを2官能アクリレートモノマー、3つのもの
を3官能アクリレートモノマーというようにいう。アク
リレート基の数が少ないほど本発明の紫外線硬化性組成
物が硬化後に可撓性を有するので、これらの中でも単官
能脂環式アクリレートモノマーが好ましい。また、本発
明において、アクリレート基は特に言及しない限り、狭
義のアクリレート基のほかにメタクリレート基、エタク
リレート基なども含む広義のアクリレート基を意味し、
例えば、化合物名の例示中に「(メタ)アクリレート」
とあれば、その部分を「アクリレート」、「メタクリレ
ート」と読み変える2種の化合物の両方を例示してい
る。なお、ラジカル酸素により硬化反応が阻害されない
ように、狭義のアクリレート基を有する脂環式アクリレ
ートモノマー、特に狭義のアクリレート基のみを有する
脂環式アクリレートモノマーが好ましい。反応性の点で
炭素数は30以下のものが好ましく、20以下のものが
より好ましく、本発明の組成物の硬化後の可撓性の点で
炭素数3以上のものが好ましい。脂環式アクリレートオ
リゴマーは、脂環式アクリレートモノマーを公知の方法
によって予備重合したものであって、脂環式アクリレー
トモノマーが2〜100程度多量化したものである。
クリレート成分は、脂環構造とそれに直接結合したアク
リレート基から成るアクリレートモノマーおよび/また
はそのオリゴマーである。脂環構造は炭化水素置換基を
有していてもよいが、炭素と水素以外の元素を含む置換
基を有さない。脂環式アクリレートモノマーは、脂環式
アルコールとアクリル酸やメタクリル酸などとのエステ
ルであり、単官能脂環式アクリレートモノマーでも、2
官能や3官能などの多官能脂環式アクリレートモノマー
でもよい。なお、本発明においては、アクリレート基の
数により、1つのものを単官能アクリレートモノマー、
2つのものを2官能アクリレートモノマー、3つのもの
を3官能アクリレートモノマーというようにいう。アク
リレート基の数が少ないほど本発明の紫外線硬化性組成
物が硬化後に可撓性を有するので、これらの中でも単官
能脂環式アクリレートモノマーが好ましい。また、本発
明において、アクリレート基は特に言及しない限り、狭
義のアクリレート基のほかにメタクリレート基、エタク
リレート基なども含む広義のアクリレート基を意味し、
例えば、化合物名の例示中に「(メタ)アクリレート」
とあれば、その部分を「アクリレート」、「メタクリレ
ート」と読み変える2種の化合物の両方を例示してい
る。なお、ラジカル酸素により硬化反応が阻害されない
ように、狭義のアクリレート基を有する脂環式アクリレ
ートモノマー、特に狭義のアクリレート基のみを有する
脂環式アクリレートモノマーが好ましい。反応性の点で
炭素数は30以下のものが好ましく、20以下のものが
より好ましく、本発明の組成物の硬化後の可撓性の点で
炭素数3以上のものが好ましい。脂環式アクリレートオ
リゴマーは、脂環式アクリレートモノマーを公知の方法
によって予備重合したものであって、脂環式アクリレー
トモノマーが2〜100程度多量化したものである。
【0008】脂環式アクリレートモノマーとしては、例
えば、特開昭61−136529号公報、特開平2−5
88529号公報などで公知のものが例示され、具体的
には、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ノルボニ
ル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)
アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレー
ト、イソボニル(メタ)アクリレート、ヘキサシクロ
[6,6,1,13.6,11 0.13,02.7,09.14]ヘプ
タデシル−4−アクリレート、12−メチルヘキサシク
ロ[6,6,1,13.6,110.13,02.7,09.14]ヘ
プタデシル−4−アクリレート、オクタシクロ[8,
8,0,12.9,14.7,111.18,113.16,03.8,0
12,17]ドコシル−5−アクリレート、15−メチルオ
クタシクロ[8,8,0,12.9,14.7,111.18,1
13.16,03.8,012,17]ドコシル−5−アクリレー
ト、テトラシクロ[4,4,0,12.5,17,10]ドデ
シル−3−アクリレート、2,7−ジメチルテトラシク
ロ[4,4,0,12.5,17,10]ドデシル−3−アク
リレート、9−ステアリル−テトラシクロ[4,4,
0,12. 5,17,10]ドデシル−3−アクリレートなど
が挙げられる。
えば、特開昭61−136529号公報、特開平2−5
88529号公報などで公知のものが例示され、具体的
には、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ノルボニ
ル(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)
アクリレート、ジシクロペンテニル(メタ)アクリレー
ト、イソボニル(メタ)アクリレート、ヘキサシクロ
[6,6,1,13.6,11 0.13,02.7,09.14]ヘプ
タデシル−4−アクリレート、12−メチルヘキサシク
ロ[6,6,1,13.6,110.13,02.7,09.14]ヘ
プタデシル−4−アクリレート、オクタシクロ[8,
8,0,12.9,14.7,111.18,113.16,03.8,0
12,17]ドコシル−5−アクリレート、15−メチルオ
クタシクロ[8,8,0,12.9,14.7,111.18,1
13.16,03.8,012,17]ドコシル−5−アクリレー
ト、テトラシクロ[4,4,0,12.5,17,10]ドデ
シル−3−アクリレート、2,7−ジメチルテトラシク
ロ[4,4,0,12.5,17,10]ドデシル−3−アク
リレート、9−ステアリル−テトラシクロ[4,4,
0,12. 5,17,10]ドデシル−3−アクリレートなど
が挙げられる。
【0009】(変性エラストマー)本発明において用い
る(b)成分である変性エラストマーは、熱可塑性エラ
ストマーにジカルボン酸無水物、エポキシ化合物、また
は3級アミンをグラフトさせたものである。
る(b)成分である変性エラストマーは、熱可塑性エラ
ストマーにジカルボン酸無水物、エポキシ化合物、また
は3級アミンをグラフトさせたものである。
【0010】ベースとなる熱可塑性エラストマーは、特
に限定されない。数平均分子量は好ましくは10,00
0以上、より好ましくは20,000以上、特に好まし
くは30,000以上、好ましくは400,000以
下、より好ましくは300,000以下、特に好ましく
は200,000以下のものである。数平均分子量が小
さすぎると機械的特性が劣り、高すぎると製造が困難で
ある。具体的には、例えば、ポリスチレン系エラストマ
ー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエステル系エ
ラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリジエン
系エラストマー、アクリルゴムなどが挙げられる。耐熱
性の点でポリスチレン系エラストマーが好ましく、特に
ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーが好まし
い。ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーとし
ては、例えば、スチレン・ブタジエン・スチレンブロッ
ク共重合体エラストマー、スチレン・イソプレン・スチ
レン・ブロック共重合体エラストマー、スチレン・イソ
プレン・ペンタジエン・スチレン・ブロック共重合体エ
ラストマーや、これらの水素添加物などが挙げられる。
耐候性の点から水素添加したものが好ましい。
に限定されない。数平均分子量は好ましくは10,00
0以上、より好ましくは20,000以上、特に好まし
くは30,000以上、好ましくは400,000以
下、より好ましくは300,000以下、特に好ましく
は200,000以下のものである。数平均分子量が小
さすぎると機械的特性が劣り、高すぎると製造が困難で
ある。具体的には、例えば、ポリスチレン系エラストマ
ー、ポリオレフィン系エラストマー、ポリエステル系エ
ラストマー、ポリウレタン系エラストマー、ポリジエン
系エラストマー、アクリルゴムなどが挙げられる。耐熱
性の点でポリスチレン系エラストマーが好ましく、特に
ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーが好まし
い。ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーとし
ては、例えば、スチレン・ブタジエン・スチレンブロッ
ク共重合体エラストマー、スチレン・イソプレン・スチ
レン・ブロック共重合体エラストマー、スチレン・イソ
プレン・ペンタジエン・スチレン・ブロック共重合体エ
ラストマーや、これらの水素添加物などが挙げられる。
耐候性の点から水素添加したものが好ましい。
【0011】本発明に用いる変性エラストマーは、熱可
塑性エラストマーにジカルボン酸無水物、エポキシ化合
物、または3級アミンをグラフトさせたものであり、ジ
カルボン酸無水物としては、無水マレイン酸、無水フマ
ル酸などが、エポキシ化合物としては、1,2−エポキ
シ−5−ヘキセン、1,2−エポキシ−4−ペンテンな
どが、3級アミンとしては4−ジエチルアミノ−1−ブ
テン、4−ジメチルアミノ−1−ブテンなどが例示され
る。グラフトさせる方法としては、特に限定されず、例
えば、ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーを
重合後、活性点が失活する前にジカルボン酸無水物など
と接触させると容易にグラフトし、グラフト後に必要に
応じて水素添加すればよい。グラフト量は好ましくは
0.1重量%以上、より好ましくは0.5重量%以上、
特に好ましくは1重量%以上、好ましくは30重量%以
下、より好ましくは20重量%以下、特に好ましくは1
0重量%以下である。グラフト量が少なすぎると本発明
の効果が得られない場合があり、多すぎるとモノマーと
の相溶性が悪くなり、均一に分散しにくくなるという問
題がある。なお、ここでいうグラフト量は、グラフト後
のエラストマーの重量を基準にした数値である。水素添
加する場合は、グラフト後に水素添加してもよい。ま
た、耐衝撃性に優れることから40℃以下のTgを有す
るものが好ましい。ブロック共重合体では、2点以上の
Tgを有するものもあるが、その内1点が40℃以下で
あれば、本発明で用いる変性エラストマーとして好まし
いものである。
塑性エラストマーにジカルボン酸無水物、エポキシ化合
物、または3級アミンをグラフトさせたものであり、ジ
カルボン酸無水物としては、無水マレイン酸、無水フマ
ル酸などが、エポキシ化合物としては、1,2−エポキ
シ−5−ヘキセン、1,2−エポキシ−4−ペンテンな
どが、3級アミンとしては4−ジエチルアミノ−1−ブ
テン、4−ジメチルアミノ−1−ブテンなどが例示され
る。グラフトさせる方法としては、特に限定されず、例
えば、ポリスチレン系ブロック共重合体エラストマーを
重合後、活性点が失活する前にジカルボン酸無水物など
と接触させると容易にグラフトし、グラフト後に必要に
応じて水素添加すればよい。グラフト量は好ましくは
0.1重量%以上、より好ましくは0.5重量%以上、
特に好ましくは1重量%以上、好ましくは30重量%以
下、より好ましくは20重量%以下、特に好ましくは1
0重量%以下である。グラフト量が少なすぎると本発明
の効果が得られない場合があり、多すぎるとモノマーと
の相溶性が悪くなり、均一に分散しにくくなるという問
題がある。なお、ここでいうグラフト量は、グラフト後
のエラストマーの重量を基準にした数値である。水素添
加する場合は、グラフト後に水素添加してもよい。ま
た、耐衝撃性に優れることから40℃以下のTgを有す
るものが好ましい。ブロック共重合体では、2点以上の
Tgを有するものもあるが、その内1点が40℃以下で
あれば、本発明で用いる変性エラストマーとして好まし
いものである。
【0012】(光重合開始剤)本発明で使用する光重合
開始剤は、特に限定されず、公知のものでよい。例え
ば、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、塩素化アセト
フェノン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニ
ル)−2−モルホリノ−プロパン−1−オンなどのアセ
トフェノン類;ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸な
どのベンゾフェノン類; ベンジル、メチルオルソベン
ゾイルベンゾエート、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテルなどのベンゾイン類; α,α’
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスプ
ロパン、ヒドラゾンなどのアゾ化合物; ベンゾイルパ
ーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオキサイドな
どの有機パーオキサイド類; ジフェニルジサルファイ
ド、ジベンジルジサルファイド、ジベンゾイルジサルフ
ァイドなどのジフェニルジサルファイド類; などが挙
げられる。また、イルガキュアー184(チバガイギー
製、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)な
どの市販の光重合開始も使用できる。
開始剤は、特に限定されず、公知のものでよい。例え
ば、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノ
ン、2,2−ジエトキシアセトフェノン、塩素化アセト
フェノン、2−メチル−1−(4−メチルチオフェニ
ル)−2−モルホリノ−プロパン−1−オンなどのアセ
トフェノン類;ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸な
どのベンゾフェノン類; ベンジル、メチルオルソベン
ゾイルベンゾエート、ベンゾインメチルエーテル、ベン
ゾインエチルエーテルなどのベンゾイン類; α,α’
−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビスプ
ロパン、ヒドラゾンなどのアゾ化合物; ベンゾイルパ
ーオキサイド、ジターシャリーブチルパーオキサイドな
どの有機パーオキサイド類; ジフェニルジサルファイ
ド、ジベンジルジサルファイド、ジベンゾイルジサルフ
ァイドなどのジフェニルジサルファイド類; などが挙
げられる。また、イルガキュアー184(チバガイギー
製、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン)な
どの市販の光重合開始も使用できる。
【0013】(紫外線硬化性組成物)本発明の紫外線硬
化性組成物は、(a)脂環式アクリレート成分、(b)
ジカルボン酸、エポキシ化合物、または3級アミンをグ
ラフトさせたエラストマー、及び(c)光重合開始剤か
ら成る。(a)成分100重量部に対し、(b)成分5
重量部以上、好ましくは10重量部以上、より好ましく
は15重量部以上、200重量部以下、好ましくは15
0重量部以下、より好ましくは100重量部以下、
(c)成分1重量部以上、好ましくは2重量部以上、よ
り好ましくは3重量部以上、30重量部以下、好ましく
は25重量部以下を添加する。(b)成分の量が少なす
ぎると硬化後にエポキシ樹脂製成形品との接着性が不十
分となり、多すぎると硬化後に熱可塑性ノルボルネン系
樹脂製成形品との接着性が不十分となる。(c)成分の
量が少なすぎると硬化に時間を要し、多すぎると硬化後
の数平均分子量が低下して接着強度が低下する。
化性組成物は、(a)脂環式アクリレート成分、(b)
ジカルボン酸、エポキシ化合物、または3級アミンをグ
ラフトさせたエラストマー、及び(c)光重合開始剤か
ら成る。(a)成分100重量部に対し、(b)成分5
重量部以上、好ましくは10重量部以上、より好ましく
は15重量部以上、200重量部以下、好ましくは15
0重量部以下、より好ましくは100重量部以下、
(c)成分1重量部以上、好ましくは2重量部以上、よ
り好ましくは3重量部以上、30重量部以下、好ましく
は25重量部以下を添加する。(b)成分の量が少なす
ぎると硬化後にエポキシ樹脂製成形品との接着性が不十
分となり、多すぎると硬化後に熱可塑性ノルボルネン系
樹脂製成形品との接着性が不十分となる。(c)成分の
量が少なすぎると硬化に時間を要し、多すぎると硬化後
の数平均分子量が低下して接着強度が低下する。
【0014】このほか、本発明の紫外線硬化性組成物に
は、本発明の効果が発揮できる限りにおいて、さらに通
常のエラストマー、アクリレートモノマー、アクリレー
トオリゴマーなどを配合したり、酸化防止剤、熱重合禁
止剤、硬化促進剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、着色剤
などの添加剤や、タルク、シリカなどの無機フィラーな
どを配合してもよい。
は、本発明の効果が発揮できる限りにおいて、さらに通
常のエラストマー、アクリレートモノマー、アクリレー
トオリゴマーなどを配合したり、酸化防止剤、熱重合禁
止剤、硬化促進剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、着色剤
などの添加剤や、タルク、シリカなどの無機フィラーな
どを配合してもよい。
【0015】本発明の紫外線硬化性組成物は、接着剤と
して、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ
樹脂製成形品、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品同
士、エポキシ樹脂成形品同士などの接着に有効である。
して、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ
樹脂製成形品、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品同
士、エポキシ樹脂成形品同士などの接着に有効である。
【0016】(熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品)
熱可塑性ノルボルネン系樹脂は、特開平1−16872
5号公報、特開平1−190726号公報、特開平3−
14882号公報、特開平3−122137号公報、特
開平4−63807号公報などで公知の樹脂であり、具
体的には、ノルボルネン系単量体の開環重合体、その水
素添加物、ノルボルネン系単量体の付加型重合体、ノル
ボルネン系単量体とオレフィンの付加型重合体などが挙
げられる。
熱可塑性ノルボルネン系樹脂は、特開平1−16872
5号公報、特開平1−190726号公報、特開平3−
14882号公報、特開平3−122137号公報、特
開平4−63807号公報などで公知の樹脂であり、具
体的には、ノルボルネン系単量体の開環重合体、その水
素添加物、ノルボルネン系単量体の付加型重合体、ノル
ボルネン系単量体とオレフィンの付加型重合体などが挙
げられる。
【0017】本発明において接着する熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂成形品は、少なくとも接着面が熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂から成るものである。
ネン系樹脂成形品は、少なくとも接着面が熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂から成るものである。
【0018】ノルボルネン系単量体も、上記公報や特開
平2−227424号公報、特開平2−276842号
公報などで公知の単量体であって、例えば、ノルボルネ
ン、そのアルキル、アルキリデン、芳香族置換誘導体、
例えば、2−ノルボルネン、5−メチル−2−ノルボル
ネン、5,5−ジメチル−2−ノルボルネン、5−エチ
ル−2−ノルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネ
ン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−フェニル
−2−ノルボルネン、5−フェニル−5−メチル−2−
ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノルボエルネン、5
−オクチル−2−ノルボルネン、5−オクタデシル−2
−ノルボルネンなど; ノルボルネンに一つ以上のシク
ロペンタジエンが付加した単量体、その上記と同様の誘
導体や置換体、例えば、1,4:5,8−ジメタノ−
2,3−シクロペンタジエノ−1,2,3,4,4a,
5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−メチル−
1,4:5,8−ジメタノ−1,4,4a,5,6,
7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、1,4:5,
10:6,9−トリメタノ−2,3−シクロペンタジエ
ノ−1,2,3,4,4a,5,5a,6,9,9a,
10,10a−ドデカヒドロアントラセンなど; シク
ロペンタジエンがディールス・アルダー反応によって多
量化した多環構造の単量体、その上記と同様の誘導体や
置換体、例えば、ジシクロペンタジエン、2,3−ジヒ
ドロジシクロペンタジエンなど; シクロペンタジエン
とテトラヒドロインデンなどとの付加物、その上記と同
様の誘導体や置換体、例えば、1,4−メタノ−1,
4,4a,4b,5,8,8a,9a−オクタヒドロフ
ルオレン、5,8−メタノ−2,3−シクロペンタジエ
ノ−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒド
ロナフタレンなど; などが挙げられる。
平2−227424号公報、特開平2−276842号
公報などで公知の単量体であって、例えば、ノルボルネ
ン、そのアルキル、アルキリデン、芳香族置換誘導体、
例えば、2−ノルボルネン、5−メチル−2−ノルボル
ネン、5,5−ジメチル−2−ノルボルネン、5−エチ
ル−2−ノルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネ
ン、5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−フェニル
−2−ノルボルネン、5−フェニル−5−メチル−2−
ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノルボエルネン、5
−オクチル−2−ノルボルネン、5−オクタデシル−2
−ノルボルネンなど; ノルボルネンに一つ以上のシク
ロペンタジエンが付加した単量体、その上記と同様の誘
導体や置換体、例えば、1,4:5,8−ジメタノ−
2,3−シクロペンタジエノ−1,2,3,4,4a,
5,8,8a−オクタヒドロナフタレン、6−メチル−
1,4:5,8−ジメタノ−1,4,4a,5,6,
7,8,8a−オクタヒドロナフタレン、1,4:5,
10:6,9−トリメタノ−2,3−シクロペンタジエ
ノ−1,2,3,4,4a,5,5a,6,9,9a,
10,10a−ドデカヒドロアントラセンなど; シク
ロペンタジエンがディールス・アルダー反応によって多
量化した多環構造の単量体、その上記と同様の誘導体や
置換体、例えば、ジシクロペンタジエン、2,3−ジヒ
ドロジシクロペンタジエンなど; シクロペンタジエン
とテトラヒドロインデンなどとの付加物、その上記と同
様の誘導体や置換体、例えば、1,4−メタノ−1,
4,4a,4b,5,8,8a,9a−オクタヒドロフ
ルオレン、5,8−メタノ−2,3−シクロペンタジエ
ノ−1,2,3,4,4a,5,8,8a−オクタヒド
ロナフタレンなど; などが挙げられる。
【0019】本発明においては、熱可塑性ノルボルネン
系樹脂の数平均分子量は、トルエン溶媒によるGPC
(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ)法で測
定したポリスチレン換算値で、10,000以上、好ま
しくは15,000以上、より好ましくは20,000
以上、200,000以下、好ましくは100,000
以下、より好ましくは50,000以下のものである。
分子量が小さすぎると機械的強度が低く、大きすぎると
成形が困難になる。なお、ノルボルネン系単量体の開環
重合体のように主鎖構造に不飽和結合を有する場合は、
水素添加することにより、主鎖構造を飽和させることが
好ましい。水素添加する場合は、主鎖構造の水素添加率
が、90%以上にすることが好ましく、95%以上にす
ることがより好ましく、99%以上にすることが特に好
ましい。水素添加率が低く、主鎖構造中の不飽和結合が
多いと、耐熱劣化性などに劣り、長期間の安定した使用
が困難となる場合がある。
系樹脂の数平均分子量は、トルエン溶媒によるGPC
(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィ)法で測
定したポリスチレン換算値で、10,000以上、好ま
しくは15,000以上、より好ましくは20,000
以上、200,000以下、好ましくは100,000
以下、より好ましくは50,000以下のものである。
分子量が小さすぎると機械的強度が低く、大きすぎると
成形が困難になる。なお、ノルボルネン系単量体の開環
重合体のように主鎖構造に不飽和結合を有する場合は、
水素添加することにより、主鎖構造を飽和させることが
好ましい。水素添加する場合は、主鎖構造の水素添加率
が、90%以上にすることが好ましく、95%以上にす
ることがより好ましく、99%以上にすることが特に好
ましい。水素添加率が低く、主鎖構造中の不飽和結合が
多いと、耐熱劣化性などに劣り、長期間の安定した使用
が困難となる場合がある。
【0020】また、熱可塑性ノルボルネン系樹脂のガラ
ス転移温度(以下、Tgという)は、110℃以上のも
のが好ましく、120℃以上のものがより好ましく、1
30℃以上のものが特に好ましい。Tgが低すぎると耐
熱性が低下する。
ス転移温度(以下、Tgという)は、110℃以上のも
のが好ましく、120℃以上のものがより好ましく、1
30℃以上のものが特に好ましい。Tgが低すぎると耐
熱性が低下する。
【0021】用途に応じて本発明の熱可塑性ノルボルネ
ン系樹脂には、各種添加剤を添加してもよい。例えば、
フェノール系やリン系などの老化防止剤; フェノール
系などの熱劣化防止剤; ベンゾフェノン系などの紫外
線安定剤; アミン系などの帯電防止剤; 脂肪族アル
コールのエステル、多価アルコールの部分エステル及び
部分エーテルなどの滑剤; などの各種添加剤を添加し
てもよい。また、用途に応じて本発明の組成物の特性を
失わない範囲で、エチレン系重合体などの樹脂やゴム質
重合体を添加してもよく、フィラーを配合して用いるこ
ともできる。
ン系樹脂には、各種添加剤を添加してもよい。例えば、
フェノール系やリン系などの老化防止剤; フェノール
系などの熱劣化防止剤; ベンゾフェノン系などの紫外
線安定剤; アミン系などの帯電防止剤; 脂肪族アル
コールのエステル、多価アルコールの部分エステル及び
部分エーテルなどの滑剤; などの各種添加剤を添加し
てもよい。また、用途に応じて本発明の組成物の特性を
失わない範囲で、エチレン系重合体などの樹脂やゴム質
重合体を添加してもよく、フィラーを配合して用いるこ
ともできる。
【0022】熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品の製
造方法も特に限定されない。射出成形、溶融押出、熱プ
レス、溶剤キャスト、インフレーション、真空成形、ブ
ロー成形などの熱可塑性樹脂の一般の成形方法を用いる
ことができる。本発明においては、接着面が熱可塑性ノ
ルボルネン系樹脂から成るものであれば、どのような成
形方法によるものでもよく、例えば、金属などを挿入し
て一体成形したようなものでも、成形後に研磨したり、
表面に各種の膜を積層したものでもよい。形状も特に限
定されない。
造方法も特に限定されない。射出成形、溶融押出、熱プ
レス、溶剤キャスト、インフレーション、真空成形、ブ
ロー成形などの熱可塑性樹脂の一般の成形方法を用いる
ことができる。本発明においては、接着面が熱可塑性ノ
ルボルネン系樹脂から成るものであれば、どのような成
形方法によるものでもよく、例えば、金属などを挿入し
て一体成形したようなものでも、成形後に研磨したり、
表面に各種の膜を積層したものでもよい。形状も特に限
定されない。
【0023】本発明においては、熱可塑性ノルボルネン
系樹脂成形品の接着性を向上させるために、成形品の接
着面に表面改質処理および/またはプライマー処理を施
してもよい。表面改質処理の例としては、コロナ放電処
理、プラズマ処理、電子線照射処理、紫外線照射処理な
どのエネルギー線照射処理や重クロム酸カリウム溶液な
どの酸化剤水溶液と接触させる薬品処理が挙げられる。
系樹脂成形品の接着性を向上させるために、成形品の接
着面に表面改質処理および/またはプライマー処理を施
してもよい。表面改質処理の例としては、コロナ放電処
理、プラズマ処理、電子線照射処理、紫外線照射処理な
どのエネルギー線照射処理や重クロム酸カリウム溶液な
どの酸化剤水溶液と接触させる薬品処理が挙げられる。
【0024】(エポキシ樹脂製成形品)本発明で使用さ
れるエポキシ樹脂製成形品は、接着面がエポキシ樹脂で
構成され、熱可塑製ノルボルネン系樹脂製成形品の接着
面と接着できる形状のものであれば、特に限定されな
い。エポキシ樹脂の種類も特に限定されず、例えば、ノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ブロム
化エポキシ樹脂などが挙げられ、エポキシ系モノマーを
25重量%以上、好ましくは50重量%以上、より好ま
しくは75重量%以上含むモノマー混合物をエポキシ結
合させて硬化させたものである。エポキシ樹脂には、フ
ィラー、硬化剤、触媒、離型剤、カップリング剤、難燃
化剤、着色剤などが添加されていてもよい。
れるエポキシ樹脂製成形品は、接着面がエポキシ樹脂で
構成され、熱可塑製ノルボルネン系樹脂製成形品の接着
面と接着できる形状のものであれば、特に限定されな
い。エポキシ樹脂の種類も特に限定されず、例えば、ノ
ボラック型エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、ブロム
化エポキシ樹脂などが挙げられ、エポキシ系モノマーを
25重量%以上、好ましくは50重量%以上、より好ま
しくは75重量%以上含むモノマー混合物をエポキシ結
合させて硬化させたものである。エポキシ樹脂には、フ
ィラー、硬化剤、触媒、離型剤、カップリング剤、難燃
化剤、着色剤などが添加されていてもよい。
【0025】(接着方法)本発明においては、熱可塑性
ノルボルネン系樹脂製成形品の接着面および/またはエ
ポキシ樹脂成形品の接着面に本発明の紫外線硬化性組成
物を塗布し、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品の接
着面とエポキシ樹脂成形品の接着面を密着させ、接着面
に紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化させて接
着する。
ノルボルネン系樹脂製成形品の接着面および/またはエ
ポキシ樹脂成形品の接着面に本発明の紫外線硬化性組成
物を塗布し、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品の接
着面とエポキシ樹脂成形品の接着面を密着させ、接着面
に紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化させて接
着する。
【0026】塗布する方法は、特に限定されず、例え
ば、スプレー、浸漬、筆塗り、スピンコート、ロールコ
ーターを用いる方法、マイクロディスペンサーを用いる
方法などが可能である。
ば、スプレー、浸漬、筆塗り、スピンコート、ロールコ
ーターを用いる方法、マイクロディスペンサーを用いる
方法などが可能である。
【0027】紫外線硬化性組成物の塗布量は、一般に紫
外線硬化剤組成物層が硬化後50μm以上、好ましくは
80μm以上、200μm以下、好ましくは150μm
以下の厚さとなるようにすることが好ましい。層が薄す
ぎると良好な接着性が得られず、層が厚すぎると硬化反
応に時間がかかり、生産性が悪くなり、また、硬化が不
十分で硬度が低かったり、可撓性が不十分であったりす
る。
外線硬化剤組成物層が硬化後50μm以上、好ましくは
80μm以上、200μm以下、好ましくは150μm
以下の厚さとなるようにすることが好ましい。層が薄す
ぎると良好な接着性が得られず、層が厚すぎると硬化反
応に時間がかかり、生産性が悪くなり、また、硬化が不
十分で硬度が低かったり、可撓性が不十分であったりす
る。
【0028】紫外線照射は高圧水銀灯などの紫外線を効
率的に発生する光源から紫外線を照射することにより、
硬化が短時間で起こり、接着面同士が接着される。紫外
線の照射量は、アクリレート成分や光重合開始剤に反応
性によっても異なるが、1000〜3000mJ/cm
2程度のエネルギー量を照射して硬化させる。例えば、
80W/cmの高圧水銀灯の場合、光源から90〜10
0cm程度離れて紫外線を照射するのであれば、5〜3
0秒程度の短時間で硬化させることができる。
率的に発生する光源から紫外線を照射することにより、
硬化が短時間で起こり、接着面同士が接着される。紫外
線の照射量は、アクリレート成分や光重合開始剤に反応
性によっても異なるが、1000〜3000mJ/cm
2程度のエネルギー量を照射して硬化させる。例えば、
80W/cmの高圧水銀灯の場合、光源から90〜10
0cm程度離れて紫外線を照射するのであれば、5〜3
0秒程度の短時間で硬化させることができる。
【0029】(接着物)本発明で得られる接着物として
は、例えば、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製のレンズ、
プリズムなどをエポキシ樹脂製の枠に接着固定した光学
部品、撮像素子などの電子部品などをケース内に封止し
た封止体などが挙げられる。
は、例えば、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製のレンズ、
プリズムなどをエポキシ樹脂製の枠に接着固定した光学
部品、撮像素子などの電子部品などをケース内に封止し
た封止体などが挙げられる。
【0030】(態様)本発明の態様としては、 (1) (a)脂環式アクリレート成分、(b)ジカル
ボン酸無水物、エポキシ化合物、または、3級アミン熱
可塑性エラストマーにグラフトさせた変性エラストマ
ー、及び(c)光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成
物、 (2) 脂環式アクリレート成分が、脂環構造とそれに
直接結合したアクリレート基から成るアクリレートモノ
マーおよび/またはそのオリゴマーである(1)記載の
紫外線硬化性組成物、 (3) 脂環式アクリレート成分が、脂環構造に炭素と
水素以外の元素を含む置換基を有さない化合物である
(1)〜(2)記載の紫外線硬化性組成物、 (4) 脂環式アクリレート成分が、単官能脂環式アク
リレートモノマーである(1)〜(3)記載の紫外線硬
化性組成物、 (5) 脂環式アクリレート成分が、炭素数30以下の
化合物である(1)〜(4)記載の紫外線硬化性組成
物、 (6) オリゴマーが、脂環式アクリレートモノマーが
2〜100多量化したものである(1)〜(5)記載の
紫外線硬化性組成物、 (7) 熱可塑性エラストマーが、数平均分子量10,
000〜400,000のものである(1)〜(6)記
載の紫外線硬化性組成物、 (8) 熱可塑性エラストマーが、ポリスチレン系エラ
ストマーである(1)〜(7)記載の紫外線硬化性組成
物、 (9) 変性エラストマーが、グラフト量が0.1〜3
0重量%である(1)〜(8)記載の紫外線硬化性組成
物、 (10) 変性エラストマーが、少なくとも一つのTg
が40℃以下である(1)〜(9)記載の紫外線硬化性
組成物、 (11) 変性エラストマーが、水素添加したものであ
る(1)〜(10)記載の紫外線硬化性組成物、 (12) (a)成分100重量部に対し、(b)成分
5〜200重量部、(c)成分1〜30重量部から成る
(1)〜(11)記載の紫外線硬化性組成物、 (13) 熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポ
キシ樹脂成形品の接着方法であって、熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂製成形品の接着面および/またはエポキシ樹
脂成形品の接着面に(1)〜(12)記載の紫外線硬化
性組成物を塗布し、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形
品の接着面とエポキシ樹脂成形品の接着面を密着させ、
接着面に紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化さ
せることを特徴とする接着方法、 (14) (13)記載の方法で接着した極性基を有さ
ない熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹
脂成形品から成る接着物、などが例示される。
ボン酸無水物、エポキシ化合物、または、3級アミン熱
可塑性エラストマーにグラフトさせた変性エラストマ
ー、及び(c)光重合開始剤から成る紫外線硬化性組成
物、 (2) 脂環式アクリレート成分が、脂環構造とそれに
直接結合したアクリレート基から成るアクリレートモノ
マーおよび/またはそのオリゴマーである(1)記載の
紫外線硬化性組成物、 (3) 脂環式アクリレート成分が、脂環構造に炭素と
水素以外の元素を含む置換基を有さない化合物である
(1)〜(2)記載の紫外線硬化性組成物、 (4) 脂環式アクリレート成分が、単官能脂環式アク
リレートモノマーである(1)〜(3)記載の紫外線硬
化性組成物、 (5) 脂環式アクリレート成分が、炭素数30以下の
化合物である(1)〜(4)記載の紫外線硬化性組成
物、 (6) オリゴマーが、脂環式アクリレートモノマーが
2〜100多量化したものである(1)〜(5)記載の
紫外線硬化性組成物、 (7) 熱可塑性エラストマーが、数平均分子量10,
000〜400,000のものである(1)〜(6)記
載の紫外線硬化性組成物、 (8) 熱可塑性エラストマーが、ポリスチレン系エラ
ストマーである(1)〜(7)記載の紫外線硬化性組成
物、 (9) 変性エラストマーが、グラフト量が0.1〜3
0重量%である(1)〜(8)記載の紫外線硬化性組成
物、 (10) 変性エラストマーが、少なくとも一つのTg
が40℃以下である(1)〜(9)記載の紫外線硬化性
組成物、 (11) 変性エラストマーが、水素添加したものであ
る(1)〜(10)記載の紫外線硬化性組成物、 (12) (a)成分100重量部に対し、(b)成分
5〜200重量部、(c)成分1〜30重量部から成る
(1)〜(11)記載の紫外線硬化性組成物、 (13) 熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポ
キシ樹脂成形品の接着方法であって、熱可塑性ノルボル
ネン系樹脂製成形品の接着面および/またはエポキシ樹
脂成形品の接着面に(1)〜(12)記載の紫外線硬化
性組成物を塗布し、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形
品の接着面とエポキシ樹脂成形品の接着面を密着させ、
接着面に紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化さ
せることを特徴とする接着方法、 (14) (13)記載の方法で接着した極性基を有さ
ない熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹
脂成形品から成る接着物、などが例示される。
【0031】
【実施例】以下に、実施例、比較例を挙げて、本発明を
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0032】実施例1 イソボニルアクリレート(共栄社化学製、IB−XA)
100重量部、マレイン化スチレン・エチレン・ブタジ
エン・スチレン−ブロック共重合体ゴム(シェル化学
製、KRATON FG 1901X、少なくともガラ
ス転移温度の一つは30℃以下、数平均分子量45,0
00)30重量部、光重合開始剤(チバガイギー製、イ
ルガキュアー184)10重量部を混合して、紫外線硬
化性組成物を得た。
100重量部、マレイン化スチレン・エチレン・ブタジ
エン・スチレン−ブロック共重合体ゴム(シェル化学
製、KRATON FG 1901X、少なくともガラ
ス転移温度の一つは30℃以下、数平均分子量45,0
00)30重量部、光重合開始剤(チバガイギー製、イ
ルガキュアー184)10重量部を混合して、紫外線硬
化性組成物を得た。
【0033】これをノルボルネン系開環重合体水素添加
物(日本ゼオン製、ZEONEX280、Tg約140
℃、数平均分子量約28,000、水素添加率99%以
上)から成る厚さ3mm、100mm×25mmの試験
片の接着部位(12.5mm×25mm)に塗布し、エ
ポキシ樹脂(住友ベークライト製、「スミコン」EM)
から成る厚さ1.6mm、100mm×25mmの試験
片と接着部位同士を密着させて、80W/cmの高圧水
銀灯を用いて、光源距離90cmで20秒間紫外線を照
射して硬化させた。試験片同士の接着面を観察したが、
剥離は認められなかった。
物(日本ゼオン製、ZEONEX280、Tg約140
℃、数平均分子量約28,000、水素添加率99%以
上)から成る厚さ3mm、100mm×25mmの試験
片の接着部位(12.5mm×25mm)に塗布し、エ
ポキシ樹脂(住友ベークライト製、「スミコン」EM)
から成る厚さ1.6mm、100mm×25mmの試験
片と接着部位同士を密着させて、80W/cmの高圧水
銀灯を用いて、光源距離90cmで20秒間紫外線を照
射して硬化させた。試験片同士の接着面を観察したが、
剥離は認められなかった。
【0034】また、ヒート・サイクル試験(−40℃に
20分、85℃に20分の計40分を1サイクルとし
て、100サイクルの温度変化を加える)後においても
剥離は認められなかった。
20分、85℃に20分の計40分を1サイクルとし
て、100サイクルの温度変化を加える)後においても
剥離は認められなかった。
【0035】実施例2 マレイン化スチレン・エチレン・ブタジエン・スチレン
−ブロック共重合体ゴムの量を40重量部にする以外
は、実施例1と同様に処理した。剥離試験の結果、剥離
は認められず、ヒートサイクル試験後も剥離は認められ
なかった。
−ブロック共重合体ゴムの量を40重量部にする以外
は、実施例1と同様に処理した。剥離試験の結果、剥離
は認められず、ヒートサイクル試験後も剥離は認められ
なかった。
【0036】実施例3 光重合開始剤の量を20重量部にする以外は、実施例1
と同様に処理した。剥離試験の結果、剥離は認められ
ず、ヒートサイクル試験後の剥離面積は約5%であっ
た。
と同様に処理した。剥離試験の結果、剥離は認められ
ず、ヒートサイクル試験後の剥離面積は約5%であっ
た。
【0037】比較例1 イソボニルアクリレート(共栄社化学製、IB−XA)
100重量部、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチ
レン−ブロック共重合体ゴム(旭化成製、タフテック)
30重量部、重合開始剤(チバガイギー製、イルガキュ
アー184)10重量部を混合して、紫外線硬化性組成
物を得た。この紫外線硬化性組成物を用いて、実施例1
と同様に剥離試験を行ったところ、剥離は認められなか
ったが、ヒートサイクル試験後には、接着面を観察する
と一部剥離が認められ、剥離面積は約15%であった。
100重量部、スチレン・エチレン・ブタジエン・スチ
レン−ブロック共重合体ゴム(旭化成製、タフテック)
30重量部、重合開始剤(チバガイギー製、イルガキュ
アー184)10重量部を混合して、紫外線硬化性組成
物を得た。この紫外線硬化性組成物を用いて、実施例1
と同様に剥離試験を行ったところ、剥離は認められなか
ったが、ヒートサイクル試験後には、接着面を観察する
と一部剥離が認められ、剥離面積は約15%であった。
【0038】
【発明の効果】本発明の紫外線硬化性組成物を用いて熱
可塑性ノルボルネン系樹脂とエポキシ樹脂を接着する
と、接着性に優れ、温度変化などによる膨張、収縮が繰
り返されても剥離しない。
可塑性ノルボルネン系樹脂とエポキシ樹脂を接着する
と、接着性に優れ、温度変化などによる膨張、収縮が繰
り返されても剥離しない。
Claims (3)
- 【請求項1】 (a)脂環式アクリレート成分、(b)
ジカルボン酸無水物、エポキシ化合物、または、3級ア
ミンを熱可塑性エラストマーにグラフトさせた変性エラ
ストマー、及び(c)光重合開始剤から成る紫外線硬化
性組成物。 - 【請求項2】 熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品と
エポキシ樹脂成形品の接着方法であって、熱可塑性ノル
ボルネン系樹脂製成形品の接着面および/またはエポキ
シ樹脂成形品の接着面に請求項1記載の紫外線硬化性組
成物を塗布し、熱可塑性ノルボルネン系樹脂製成形品の
接着面とエポキシ樹脂成形品の接着面を密着させ、接着
面に紫外線を照射して紫外線硬化性組成物を硬化させる
ことを特徴とする接着方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の方法で接着した熱可塑性
ノルボルネン系樹脂製成形品とエポキシ樹脂成形品から
成る接着物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27061995A JPH0987591A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、及び接着物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27061995A JPH0987591A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、及び接着物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0987591A true JPH0987591A (ja) | 1997-03-31 |
Family
ID=17488617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27061995A Pending JPH0987591A (ja) | 1995-09-25 | 1995-09-25 | 紫外線硬化性組成物、それを用いた接着方法、及び接着物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0987591A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0871069A1 (de) * | 1997-04-11 | 1998-10-14 | BASF Drucksysteme GmbH | Lichtempfindliches Gemisch und daraus hergestelltes Aufzeichnungsmaterial |
-
1995
- 1995-09-25 JP JP27061995A patent/JPH0987591A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0871069A1 (de) * | 1997-04-11 | 1998-10-14 | BASF Drucksysteme GmbH | Lichtempfindliches Gemisch und daraus hergestelltes Aufzeichnungsmaterial |
US6037101A (en) * | 1997-04-11 | 2000-03-14 | Basf Drucksysteme Gmbh | Photosensitive mixture and recording material produced therefrom |
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