JPH098307A - 半導体装置 - Google Patents
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- JPH098307A JPH098307A JP15905995A JP15905995A JPH098307A JP H098307 A JPH098307 A JP H098307A JP 15905995 A JP15905995 A JP 15905995A JP 15905995 A JP15905995 A JP 15905995A JP H098307 A JPH098307 A JP H098307A
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- film
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高電界や紫外線で発生したホットキャリアに
起因する特性変動を抑制できる半導体装置を提供する。 【構成】 ゲート電極23の側部および低濃度ソース,
ドレインとなる不純物拡散層26a,26b上を覆い、
かつ窒化膜25の下に形成する酸化膜24を、膜厚6n
m以上,20nm以下の熱酸化膜とすることにより、高
電界や紫外線で発生したホットキャリアが酸化膜24を
通過するのを防ぎ、酸化膜24と窒化膜25の境界にト
ラップするのを抑制して、半導体装置の特性変動を小さ
くできる。
起因する特性変動を抑制できる半導体装置を提供する。 【構成】 ゲート電極23の側部および低濃度ソース,
ドレインとなる不純物拡散層26a,26b上を覆い、
かつ窒化膜25の下に形成する酸化膜24を、膜厚6n
m以上,20nm以下の熱酸化膜とすることにより、高
電界や紫外線で発生したホットキャリアが酸化膜24を
通過するのを防ぎ、酸化膜24と窒化膜25の境界にト
ラップするのを抑制して、半導体装置の特性変動を小さ
くできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路に用
いられる半導体装置に関するものである。
いられる半導体装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、高集積化や高性能化をめざす半導
体装置において、窒化膜やポリシリコンがサイドウォー
ルスペーサ材料として使用されるようになってきた。図
4は特開昭62−81762号公報や特開昭63−22
4363号公報に記載された従来の半導体装置の断面図
である。図4において、1は半導体基板、2は絶縁膜、
3はゲート電極、4は酸化膜、5は窒化膜、6は低濃度
ソース・ドレインとなる不純物拡散層、7は高濃度ソー
スとなる不純物拡散層、8は高濃度ドレインとなる不純
物拡散層である。
体装置において、窒化膜やポリシリコンがサイドウォー
ルスペーサ材料として使用されるようになってきた。図
4は特開昭62−81762号公報や特開昭63−22
4363号公報に記載された従来の半導体装置の断面図
である。図4において、1は半導体基板、2は絶縁膜、
3はゲート電極、4は酸化膜、5は窒化膜、6は低濃度
ソース・ドレインとなる不純物拡散層、7は高濃度ソー
スとなる不純物拡散層、8は高濃度ドレインとなる不純
物拡散層である。
【0003】ゲート電極3は絶縁膜2を介して半導体基
板1上に配置されている。酸化膜4はゲート電極3の側
部および不純物拡散層6の上を覆っている。酸化膜4
は、ゲート電極3を電気的に絶縁したり、窒化膜5とゲ
ート電極3および不純物拡散層6との応力を緩衝したり
するためのもので、熱酸化法またはCVD法で形成され
る。酸化膜4の膜厚は20〜30nm程度である。窒化
膜5はサイドウォールスペーサであり、酸化膜4を介し
てゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上に配置
されている。窒化膜5は高濃度ソース,ドレインとなる
不純物拡散層7,8を形成する時に不純物拡散層6への
イオン注入を妨げるマスクに使用する。以前はCVD酸
化膜などを使用していたが、ゲートフリンジ効果による
高駆動能力化や、サリサイド形成の容易性や、ウェット
エッチングによる不要な酸化膜4の除去の容易性などの
ために、ここでは窒化膜5が使用されている。
板1上に配置されている。酸化膜4はゲート電極3の側
部および不純物拡散層6の上を覆っている。酸化膜4
は、ゲート電極3を電気的に絶縁したり、窒化膜5とゲ
ート電極3および不純物拡散層6との応力を緩衝したり
するためのもので、熱酸化法またはCVD法で形成され
る。酸化膜4の膜厚は20〜30nm程度である。窒化
膜5はサイドウォールスペーサであり、酸化膜4を介し
てゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上に配置
されている。窒化膜5は高濃度ソース,ドレインとなる
不純物拡散層7,8を形成する時に不純物拡散層6への
イオン注入を妨げるマスクに使用する。以前はCVD酸
化膜などを使用していたが、ゲートフリンジ効果による
高駆動能力化や、サリサイド形成の容易性や、ウェット
エッチングによる不要な酸化膜4の除去の容易性などの
ために、ここでは窒化膜5が使用されている。
【0004】図5は他の従来の半導体装置の断面図であ
る。図5において、9は窒化膜、10はポリシリコンで
あり、その他の図4と同一部分については同一符号を付
している。図5では、半導体基板1,絶縁膜2,ゲート
電極3,酸化膜4は図4と同じように配置されている。
窒化膜9は酸化膜4と同じくゲート電極3の側部および
不純物拡散層6の上を覆っている。ポリシリコン10は
サイドウォールスペーサであり、酸化膜4と窒化膜9を
介してゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上に
配置されている。サイドウォールスペーサとしてポリシ
リコン10を使用するのは、ゲートフリンジ効果による
高駆動能力化や、サリサイド形成の容易性や、ウェット
エッチングによる不要な酸化膜4の除去の容易性などの
効果以外に、微細なサイドウォールスペーサの形成が容
易であるためである。窒化膜9はポリシリコン10を反
応性イオンエッチングするときの終点検出膜に使用す
る。酸化膜4は、ゲート電極3を電気的に絶縁したり、
窒化膜9とゲート電極3および不純物拡散層6との応力
を緩衝したりするためのもので、熱酸化法またはCVD
法で形成される。
る。図5において、9は窒化膜、10はポリシリコンで
あり、その他の図4と同一部分については同一符号を付
している。図5では、半導体基板1,絶縁膜2,ゲート
電極3,酸化膜4は図4と同じように配置されている。
窒化膜9は酸化膜4と同じくゲート電極3の側部および
不純物拡散層6の上を覆っている。ポリシリコン10は
サイドウォールスペーサであり、酸化膜4と窒化膜9を
介してゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上に
配置されている。サイドウォールスペーサとしてポリシ
リコン10を使用するのは、ゲートフリンジ効果による
高駆動能力化や、サリサイド形成の容易性や、ウェット
エッチングによる不要な酸化膜4の除去の容易性などの
効果以外に、微細なサイドウォールスペーサの形成が容
易であるためである。窒化膜9はポリシリコン10を反
応性イオンエッチングするときの終点検出膜に使用す
る。酸化膜4は、ゲート電極3を電気的に絶縁したり、
窒化膜9とゲート電極3および不純物拡散層6との応力
を緩衝したりするためのもので、熱酸化法またはCVD
法で形成される。
【0005】図4と図5の共通点は、ゲート電極3の側
部および不純物拡散層6の上に酸化膜4と窒化膜5(ま
たは9)の積層膜が配置されている点である。図6は、
インターナショナル・エレクトロン・デバイシィス・ミ
ーティング・テクニカル・ダイジェスト 1988年234 頁
〜237 頁 著者 トモヒサ・ミズノ「シリコンナイトラ
イド/シリコンオキサイド スペーサ・インジュースト
・ハイ・レリアビリティ・イン・エルディディエムオエ
スエフイティ・アンド・イッツ・シンプル・デグラデー
ション・モデル」(T.Mizuno et al.
“Si3 N4 /SiO2 Spacer Induce
d High Reliability in LDD
MOSFET and Its SimpleDegr
adation Modle”,Internatio
nal Electron Devices Meet
ing,p.234 −237 ,1988)に記載されている、ホ
ットキャリアによる特性変動を示す図である。
部および不純物拡散層6の上に酸化膜4と窒化膜5(ま
たは9)の積層膜が配置されている点である。図6は、
インターナショナル・エレクトロン・デバイシィス・ミ
ーティング・テクニカル・ダイジェスト 1988年234 頁
〜237 頁 著者 トモヒサ・ミズノ「シリコンナイトラ
イド/シリコンオキサイド スペーサ・インジュースト
・ハイ・レリアビリティ・イン・エルディディエムオエ
スエフイティ・アンド・イッツ・シンプル・デグラデー
ション・モデル」(T.Mizuno et al.
“Si3 N4 /SiO2 Spacer Induce
d High Reliability in LDD
MOSFET and Its SimpleDegr
adation Modle”,Internatio
nal Electron Devices Meet
ing,p.234 −237 ,1988)に記載されている、ホ
ットキャリアによる特性変動を示す図である。
【0006】図6に示すように、酸化膜4の膜厚が2.
5nmというように薄いときには、初期の特性変動は大
きいが、特性変動率は小さい。逆に、酸化膜4の膜厚が
25nmというように厚いときには、初期の特性変動は
小さいが、特性変動率は大きい。すなわち、特性変動の
様子は酸化膜4の膜厚に依存し、酸化膜4の膜厚には最
適範囲が存在することがわかる。
5nmというように薄いときには、初期の特性変動は大
きいが、特性変動率は小さい。逆に、酸化膜4の膜厚が
25nmというように厚いときには、初期の特性変動は
小さいが、特性変動率は大きい。すなわち、特性変動の
様子は酸化膜4の膜厚に依存し、酸化膜4の膜厚には最
適範囲が存在することがわかる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の半導体装置
では、ゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上で
酸化膜4と窒化膜5(または9)から構成される積層膜
において、酸化膜4の膜厚が薄いときには、高電界や紫
外線で発生したホットキャリアに起因する初期の特性変
動が大きくなり、一方、酸化膜4の膜厚が厚いときに
は、特性変動率が大きくなるという課題がある。
では、ゲート電極3の側部および不純物拡散層6の上で
酸化膜4と窒化膜5(または9)から構成される積層膜
において、酸化膜4の膜厚が薄いときには、高電界や紫
外線で発生したホットキャリアに起因する初期の特性変
動が大きくなり、一方、酸化膜4の膜厚が厚いときに
は、特性変動率が大きくなるという課題がある。
【0008】この発明は、上記従来の課題を解決するも
ので、高電界や紫外線で発生したホットキャリアに起因
する特性変動を抑制できる半導体装置を提供することを
目的としている。
ので、高電界や紫外線で発生したホットキャリアに起因
する特性変動を抑制できる半導体装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の半導体装
置は、半導体基板上に絶縁膜を介して形成したゲート電
極と、ゲート電極の両側に隣接する半導体基板の表面に
形成した低濃度ソース・ドレインと、ゲート電極を挟ん
で低濃度ソース・ドレインの外側に形成した高濃度ソー
ス・ドレインと、ゲート電極の側部および低濃度ソース
・ドレイン上を覆う酸化膜と、酸化膜上に形成した窒化
膜とを備えた半導体装置であって、酸化膜は、膜厚が6
nm以上,20nm以下の熱酸化膜からなることを特徴
とする。
置は、半導体基板上に絶縁膜を介して形成したゲート電
極と、ゲート電極の両側に隣接する半導体基板の表面に
形成した低濃度ソース・ドレインと、ゲート電極を挟ん
で低濃度ソース・ドレインの外側に形成した高濃度ソー
ス・ドレインと、ゲート電極の側部および低濃度ソース
・ドレイン上を覆う酸化膜と、酸化膜上に形成した窒化
膜とを備えた半導体装置であって、酸化膜は、膜厚が6
nm以上,20nm以下の熱酸化膜からなることを特徴
とする。
【0010】請求項2記載の半導体装置は、半導体基板
上に絶縁膜を介して形成したゲート電極と、ゲート電極
の両側に隣接する半導体基板の表面に形成した低濃度ソ
ース・ドレインと、ゲート電極を挟んで低濃度ソース・
ドレインの外側に形成した高濃度ソース・ドレインと、
ゲート電極の側部および低濃度ソース・ドレイン上を覆
う酸化膜と、酸化膜上に形成した窒化膜とを備えた半導
体装置であって、酸化膜は、ゲート電極の側部および低
濃度ソース・ドレインに接し膜厚が6nm以上,20n
m以下の熱酸化膜と、この熱酸化膜上に形成したCVD
酸化膜との積層膜からなることを特徴とする。
上に絶縁膜を介して形成したゲート電極と、ゲート電極
の両側に隣接する半導体基板の表面に形成した低濃度ソ
ース・ドレインと、ゲート電極を挟んで低濃度ソース・
ドレインの外側に形成した高濃度ソース・ドレインと、
ゲート電極の側部および低濃度ソース・ドレイン上を覆
う酸化膜と、酸化膜上に形成した窒化膜とを備えた半導
体装置であって、酸化膜は、ゲート電極の側部および低
濃度ソース・ドレインに接し膜厚が6nm以上,20n
m以下の熱酸化膜と、この熱酸化膜上に形成したCVD
酸化膜との積層膜からなることを特徴とする。
【0011】請求項3記載の半導体装置は、請求項2記
載の半導体装置において、CVD酸化膜の膜厚は20n
m〜100nmであることを特徴とする。請求項4記載
の半導体装置は、請求項1,2または3記載の半導体装
置において、窒化膜を、サイドウォールスペーサとした
ことを特徴とする。
載の半導体装置において、CVD酸化膜の膜厚は20n
m〜100nmであることを特徴とする。請求項4記載
の半導体装置は、請求項1,2または3記載の半導体装
置において、窒化膜を、サイドウォールスペーサとした
ことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明の構成によれば、ゲート電極の側部お
よび低濃度ソース・ドレイン上を覆う酸化膜を、膜厚が
6nm以上,20nm以下の熱酸化膜としたことによ
り、高電界や紫外線で発生したホットキャリアが酸化膜
を通過するのを防ぎ、酸化膜と窒化膜の境界にトラップ
するのを抑制して、特性変動を小さくできる。
よび低濃度ソース・ドレイン上を覆う酸化膜を、膜厚が
6nm以上,20nm以下の熱酸化膜としたことによ
り、高電界や紫外線で発生したホットキャリアが酸化膜
を通過するのを防ぎ、酸化膜と窒化膜の境界にトラップ
するのを抑制して、特性変動を小さくできる。
【0013】また、ゲート電極の側部および低濃度ソー
ス・ドレイン上を覆う酸化膜を、ゲート電極の側部およ
び低濃度ソース・ドレインに接し膜厚が6nm以上,2
0nm以下の熱酸化膜と、この熱酸化膜上に形成したC
VD酸化膜との積層膜としたことにより、高電界や紫外
線で発生したホットキャリアが酸化膜を通過するのを防
ぎ、酸化膜と窒化膜の境界にトラップするのを抑制し
て、特性変動をより小さくできる。
ス・ドレイン上を覆う酸化膜を、ゲート電極の側部およ
び低濃度ソース・ドレインに接し膜厚が6nm以上,2
0nm以下の熱酸化膜と、この熱酸化膜上に形成したC
VD酸化膜との積層膜としたことにより、高電界や紫外
線で発生したホットキャリアが酸化膜を通過するのを防
ぎ、酸化膜と窒化膜の境界にトラップするのを抑制し
て、特性変動をより小さくできる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例におけ
る半導体装置の断面図である。図1において、21はp
型の半導体基板、22は絶縁膜、23はゲート電極、2
4は酸化膜、25は窒化膜、26aはn型の低濃度ソー
スとなる不純物拡散層、26bはn型の低濃度ドレイン
となる不純物拡散層、27はn型の高濃度ソースとなる
不純物拡散層、28はn型の高濃度ドレインとなる不純
物拡散層である。
照しながら説明する。図1はこの発明の一実施例におけ
る半導体装置の断面図である。図1において、21はp
型の半導体基板、22は絶縁膜、23はゲート電極、2
4は酸化膜、25は窒化膜、26aはn型の低濃度ソー
スとなる不純物拡散層、26bはn型の低濃度ドレイン
となる不純物拡散層、27はn型の高濃度ソースとなる
不純物拡散層、28はn型の高濃度ドレインとなる不純
物拡散層である。
【0015】半導体基板21はp型(100:10〜1
5Ωcm)半導体である。ゲート電極23はポリサイド
からなり、絶縁膜22を介して半導体基板21上に配置
されている。ゲート電極23の長さ(ゲート長)は0.
2μm程度である。酸化膜24はゲート電極23の側部
および不純物拡散層26a,26b上を覆っている。窒
化膜25はサイドウォールスペーサであり、酸化膜24
を介してゲート電極23の側部および不純物拡散層26
a,26bの上に配置され、長さは0.1μm程度であ
る。窒化膜25は、膜厚0.1μm程度の窒化膜を半導
体基板21全面に成長した後、異方性ドライエッチング
により形成している。
5Ωcm)半導体である。ゲート電極23はポリサイド
からなり、絶縁膜22を介して半導体基板21上に配置
されている。ゲート電極23の長さ(ゲート長)は0.
2μm程度である。酸化膜24はゲート電極23の側部
および不純物拡散層26a,26b上を覆っている。窒
化膜25はサイドウォールスペーサであり、酸化膜24
を介してゲート電極23の側部および不純物拡散層26
a,26bの上に配置され、長さは0.1μm程度であ
る。窒化膜25は、膜厚0.1μm程度の窒化膜を半導
体基板21全面に成長した後、異方性ドライエッチング
により形成している。
【0016】この半導体装置の特徴は、酸化膜24を、
膜厚6nm以上,20nm以下の熱酸化膜としたことで
あり、この熱酸化膜は、850℃程度の熱酸化により形
成している。以上のように構成された半導体装置につい
て、その特性を説明する。微細化がすすむと半導体基板
21内の電界強度が強くなり、ホットエレクトロンが発
生しやすくなる。また、プロズマ加工中に発生した紫外
線によりホットエレクトロンが発生する。これらのホッ
トエレクトロンが酸化膜24と窒化膜25の界面にトラ
ップして半導体装置の特性変動を引き起こす。
膜厚6nm以上,20nm以下の熱酸化膜としたことで
あり、この熱酸化膜は、850℃程度の熱酸化により形
成している。以上のように構成された半導体装置につい
て、その特性を説明する。微細化がすすむと半導体基板
21内の電界強度が強くなり、ホットエレクトロンが発
生しやすくなる。また、プロズマ加工中に発生した紫外
線によりホットエレクトロンが発生する。これらのホッ
トエレクトロンが酸化膜24と窒化膜25の界面にトラ
ップして半導体装置の特性変動を引き起こす。
【0017】ホットエレクトロンによる特性変動を調べ
るため、酸化膜24の膜厚を変えた半導体装置に紫外線
を照射した。その結果を図2に示す。ここで、紫外線の
波長λは253.7nm、照射量φは6mW/cm2
(ウェハ表面)、照射時間は室温で15分間である。図
2に示すように、酸化膜24の膜厚が6nm以下のとき
に、半導体装置の特性が顕著に変動することがわかっ
た。これは励起されたホットエレクトロンが薄い酸化膜
24を突き抜けて窒化膜25にトラップするためであ
る。逆に、酸化膜24の膜厚が6nm以上のときには、
半導体装置の特性がほとんど変動しないことがわかっ
た。これは励起されたホットエレクトロンが厚い酸化膜
24を突き抜けることができず、窒化膜25にトラップ
しないためである。また、6nmという膜厚はトンネル
電流が流れ始める膜厚の2倍程度であり、長期間におよ
ぶ半導体装置の特性の安定性を確保するための臨界的な
膜厚であることがわかった。なお、今回は紫外線照射に
よりホットエレクトロンを発生させたが、高電界による
ホットエレクトロンの場合にも上記の内容が当てはま
る。
るため、酸化膜24の膜厚を変えた半導体装置に紫外線
を照射した。その結果を図2に示す。ここで、紫外線の
波長λは253.7nm、照射量φは6mW/cm2
(ウェハ表面)、照射時間は室温で15分間である。図
2に示すように、酸化膜24の膜厚が6nm以下のとき
に、半導体装置の特性が顕著に変動することがわかっ
た。これは励起されたホットエレクトロンが薄い酸化膜
24を突き抜けて窒化膜25にトラップするためであ
る。逆に、酸化膜24の膜厚が6nm以上のときには、
半導体装置の特性がほとんど変動しないことがわかっ
た。これは励起されたホットエレクトロンが厚い酸化膜
24を突き抜けることができず、窒化膜25にトラップ
しないためである。また、6nmという膜厚はトンネル
電流が流れ始める膜厚の2倍程度であり、長期間におよ
ぶ半導体装置の特性の安定性を確保するための臨界的な
膜厚であることがわかった。なお、今回は紫外線照射に
よりホットエレクトロンを発生させたが、高電界による
ホットエレクトロンの場合にも上記の内容が当てはま
る。
【0018】さらに、酸化膜24の膜厚を厚くすると、
長時間の熱処理のためにしきい値電圧やコンタクト抵抗
といった半導体装置の特性が劣化する。酸化膜24を熱
酸化膜で形成する場合、酸化膜24の膜厚が20nm以
下であれば、高集積化回路に使用する半導体装置でも支
障は生じない。以上のようにこの実施例によれば、酸化
膜24を、膜厚6nm以上,20nm以下の熱酸化膜と
したことにより、高電界や紫外線で発生したホットキャ
リアに起因する特性変動を抑制することができる。
長時間の熱処理のためにしきい値電圧やコンタクト抵抗
といった半導体装置の特性が劣化する。酸化膜24を熱
酸化膜で形成する場合、酸化膜24の膜厚が20nm以
下であれば、高集積化回路に使用する半導体装置でも支
障は生じない。以上のようにこの実施例によれば、酸化
膜24を、膜厚6nm以上,20nm以下の熱酸化膜と
したことにより、高電界や紫外線で発生したホットキャ
リアに起因する特性変動を抑制することができる。
【0019】一方、酸化膜24をCVD酸化膜で形成す
る場合は、熱処理のために半導体装置の特性が変動する
ことはない。しかし、CVD酸化膜単独の場合は、熱酸
化膜と比べてホットキャリアに起因する特性変動が大き
いことがわかった。これは、密な膜質をもつ熱酸化膜に
対して粗な膜質を持つCVD酸化膜はより多くのホット
エレクトロンを通しやすいためと考えられる。つまり、
半導体装置の特性が安定であるためには、ゲート電極2
3や不純物拡散層26a,26bに接触する酸化膜24
は熱酸化膜で形成する必要がある。
る場合は、熱処理のために半導体装置の特性が変動する
ことはない。しかし、CVD酸化膜単独の場合は、熱酸
化膜と比べてホットキャリアに起因する特性変動が大き
いことがわかった。これは、密な膜質をもつ熱酸化膜に
対して粗な膜質を持つCVD酸化膜はより多くのホット
エレクトロンを通しやすいためと考えられる。つまり、
半導体装置の特性が安定であるためには、ゲート電極2
3や不純物拡散層26a,26bに接触する酸化膜24
は熱酸化膜で形成する必要がある。
【0020】また、半導体装置の特性のさらなる安定化
のためには、酸化膜24を熱酸化膜とCVD酸化膜の積
層構造にするのが有効であることがわかった。つまり、
特性変動がない範囲(膜厚6nm以上,20nm以下)
で密な膜質を持つ熱酸化膜を形成し、さらにCVD酸化
膜を形成して最終的に酸化膜24の膜厚を厚くする。例
えば、熱酸化膜厚が8nmのときに、CVD酸化膜厚を
20nm以上にすると、紫外線照射時の特性変動量がほ
とんどなくなる。なお、CVD酸化膜厚が100nmよ
り厚いときには、コンタクトホール底部の形状が悪化し
たり、サイドウォールスペーサ(窒化膜25)の形成が
困難になったりする。CVD酸化膜厚が100nm以下
なら上記のような不都合は生じない。
のためには、酸化膜24を熱酸化膜とCVD酸化膜の積
層構造にするのが有効であることがわかった。つまり、
特性変動がない範囲(膜厚6nm以上,20nm以下)
で密な膜質を持つ熱酸化膜を形成し、さらにCVD酸化
膜を形成して最終的に酸化膜24の膜厚を厚くする。例
えば、熱酸化膜厚が8nmのときに、CVD酸化膜厚を
20nm以上にすると、紫外線照射時の特性変動量がほ
とんどなくなる。なお、CVD酸化膜厚が100nmよ
り厚いときには、コンタクトホール底部の形状が悪化し
たり、サイドウォールスペーサ(窒化膜25)の形成が
困難になったりする。CVD酸化膜厚が100nm以下
なら上記のような不都合は生じない。
【0021】したがって、酸化膜24を、ゲート電極2
3の側部および低濃度ソース・ドレインの不純物拡散層
26a,26bの上に形成した膜厚6nm以上,20n
m以下の熱酸化膜と、さらにその上に形成した膜厚20
nm以上,100nm以下のCVD酸化膜との積層構造
にすることにより、コンタクトホール底部の形状が悪化
したり、サイドウォールスペーサ(窒化膜25)の形成
が困難になるという不都合を生じることなく、高電界や
紫外線で発生したホットキャリアに起因する特性変動を
より抑制することができる。
3の側部および低濃度ソース・ドレインの不純物拡散層
26a,26bの上に形成した膜厚6nm以上,20n
m以下の熱酸化膜と、さらにその上に形成した膜厚20
nm以上,100nm以下のCVD酸化膜との積層構造
にすることにより、コンタクトホール底部の形状が悪化
したり、サイドウォールスペーサ(窒化膜25)の形成
が困難になるという不都合を生じることなく、高電界や
紫外線で発生したホットキャリアに起因する特性変動を
より抑制することができる。
【0022】つぎに、この発明の他の実施例について説
明する。図3はこの発明の他の実施例における半導体装
置の断面図である。図3において、31はサイドウォー
ルスペーサとしての窒化膜、32はn型の低濃度ドレイ
ンとなる不純物拡散層、33は保護膜としての窒化膜で
あり、その他の図1と同一部分については同一符号を付
している。
明する。図3はこの発明の他の実施例における半導体装
置の断面図である。図3において、31はサイドウォー
ルスペーサとしての窒化膜、32はn型の低濃度ドレイ
ンとなる不純物拡散層、33は保護膜としての窒化膜で
あり、その他の図1と同一部分については同一符号を付
している。
【0023】図1の半導体装置では、低濃度ソース,ド
レインとなる不純物拡散層26a,26bが同じ大きさ
で形成されていたが、図3に示すこの実施例の半導体装
置は、低濃度ドレインとなる不純物拡散層32を、低濃
度ソースとなる不純物拡散層26aよりも広く形成して
いる。また、広く形成した低濃度ドレインとなる不純物
拡散層32上を酸化膜24を介して覆うように、サイド
ウォールスペーサとしての窒化膜31の他に、保護膜と
しての窒化膜33を形成している。その他の構成は、図
1と同様であり、酸化膜24は、膜厚6nm以上,20
nm以下の熱酸化膜で形成している。
レインとなる不純物拡散層26a,26bが同じ大きさ
で形成されていたが、図3に示すこの実施例の半導体装
置は、低濃度ドレインとなる不純物拡散層32を、低濃
度ソースとなる不純物拡散層26aよりも広く形成して
いる。また、広く形成した低濃度ドレインとなる不純物
拡散層32上を酸化膜24を介して覆うように、サイド
ウォールスペーサとしての窒化膜31の他に、保護膜と
しての窒化膜33を形成している。その他の構成は、図
1と同様であり、酸化膜24は、膜厚6nm以上,20
nm以下の熱酸化膜で形成している。
【0024】図3の半導体装置においても、酸化膜24
の膜厚を変更し、紫外線を照射したところ、酸化膜24
の膜厚が6nm以下のときには半導体装置の特性が顕著
に変動し、6nm以上のときは半導体装置の特性がほと
んど変動しなかった。このメカニズムは上記の説明で述
べたのと同じである。また、今回は紫外線照射によりホ
ットエレクトロンを発生させたが、高電界によるホット
エレクトロンの場合にも同様である。
の膜厚を変更し、紫外線を照射したところ、酸化膜24
の膜厚が6nm以下のときには半導体装置の特性が顕著
に変動し、6nm以上のときは半導体装置の特性がほと
んど変動しなかった。このメカニズムは上記の説明で述
べたのと同じである。また、今回は紫外線照射によりホ
ットエレクトロンを発生させたが、高電界によるホット
エレクトロンの場合にも同様である。
【0025】この図3の半導体装置においても、図1の
半導体装置と同様、酸化膜24を、膜厚6nm以上,2
0nm以下の熱酸化膜としたことにより、高電界や紫外
線で発生したホットキャリアに起因する特性変動を抑制
することができる。また、酸化膜24を、膜厚6nm以
上,20nm以下の熱酸化膜と、さらにその上に形成し
た膜厚20nm以上,100nm以下のCVD酸化膜と
の積層構造にすれば、より特性変動を抑制することがで
きることも、図1の半導体装置と同様である。
半導体装置と同様、酸化膜24を、膜厚6nm以上,2
0nm以下の熱酸化膜としたことにより、高電界や紫外
線で発生したホットキャリアに起因する特性変動を抑制
することができる。また、酸化膜24を、膜厚6nm以
上,20nm以下の熱酸化膜と、さらにその上に形成し
た膜厚20nm以上,100nm以下のCVD酸化膜と
の積層構造にすれば、より特性変動を抑制することがで
きることも、図1の半導体装置と同様である。
【0026】また、この実施例では、サイドウォールス
ペーサを窒化膜31で構成したが、CVD酸化膜で構成
される場合も同様である。なお、上記実施例では、サイ
ドウォールスペーサを窒化膜25(31)で構成した
が、ゲート電極23と不純物拡散層26a,26b(3
2)に対して、酸化膜と窒化膜と介してポリシリコンか
らなるサイドウォールスペーサが配置されている場合も
同様である。
ペーサを窒化膜31で構成したが、CVD酸化膜で構成
される場合も同様である。なお、上記実施例では、サイ
ドウォールスペーサを窒化膜25(31)で構成した
が、ゲート電極23と不純物拡散層26a,26b(3
2)に対して、酸化膜と窒化膜と介してポリシリコンか
らなるサイドウォールスペーサが配置されている場合も
同様である。
【0027】また、上記実施例では、nチャネル型半導
体装置の場合を示したが、pチャネル型半導体装置の場
合も同様である。また、上記実施例では、LDD構造の
半導体装置について説明したが、SD構造やFOLD構
造の半導体装置の場合も同様である。
体装置の場合を示したが、pチャネル型半導体装置の場
合も同様である。また、上記実施例では、LDD構造の
半導体装置について説明したが、SD構造やFOLD構
造の半導体装置の場合も同様である。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、ゲート電極や不純物
拡散層と窒化膜との間に存する酸化膜の膜厚を6nm以
上,20nm以下の範囲に設定することで、ホットキャ
リアに起因する特性変動を抑制できる優れた半導体装置
を実現でき、半導体集積回路に大きく寄与するものであ
る。
拡散層と窒化膜との間に存する酸化膜の膜厚を6nm以
上,20nm以下の範囲に設定することで、ホットキャ
リアに起因する特性変動を抑制できる優れた半導体装置
を実現でき、半導体集積回路に大きく寄与するものであ
る。
【0029】また、ゲート電極や不純物拡散層と窒化膜
との間に存する酸化膜を、膜厚が6nm以上,20nm
以下の熱酸化膜とCVD酸化膜との積層膜にすること
で、ホットキャリアに起因する特性変動をより抑制でき
る優れた半導体装置を実現でき、半導体集積回路に大き
く寄与するものである。
との間に存する酸化膜を、膜厚が6nm以上,20nm
以下の熱酸化膜とCVD酸化膜との積層膜にすること
で、ホットキャリアに起因する特性変動をより抑制でき
る優れた半導体装置を実現でき、半導体集積回路に大き
く寄与するものである。
【図1】この発明の一実施例における半導体装置の断面
図。
図。
【図2】この発明の一実施例における特性図。
【図3】この発明の他の実施例における半導体装置の断
面図。
面図。
【図4】従来の半導体装置の断面図。
【図5】他の従来の半導体装置の断面図。
【図6】IEDM記載の特性図。
21 半導体基板 22 絶縁膜 23 ゲート電極 24 酸化膜 25 窒化膜 26a 低濃度ソースとなる不純物拡散層 26b 低濃度ドレインとなる不純物拡散層 27 高濃度ソースとなる不純物拡散層 28 高濃度ドレインとなる不純物拡散層 31 窒化膜 32 低濃度ドレインとなる不純物拡散層 33 窒化膜
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成した
ゲート電極と、前記ゲート電極の両側に隣接する前記半
導体基板の表面に形成した低濃度ソース・ドレインと、
前記ゲート電極を挟んで前記低濃度ソース・ドレインの
外側に形成した高濃度ソース・ドレインと、前記ゲート
電極の側部および前記低濃度ソース・ドレイン上を覆う
酸化膜と、前記酸化膜上に形成した窒化膜とを備えた半
導体装置であって、 前記酸化膜は、膜厚が6nm以上,20nm以下の熱酸
化膜からなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】 半導体基板上に絶縁膜を介して形成した
ゲート電極と、前記ゲート電極の両側に隣接する前記半
導体基板の表面に形成した低濃度ソース・ドレインと、
前記ゲート電極を挟んで前記低濃度ソース・ドレインの
外側に形成した高濃度ソース・ドレインと、前記ゲート
電極の側部および前記低濃度ソース・ドレイン上を覆う
酸化膜と、前記酸化膜上に形成した窒化膜とを備えた半
導体装置であって、 前記酸化膜は、前記ゲート電極の側部および前記低濃度
ソース・ドレインに接し膜厚が6nm以上,20nm以
下の熱酸化膜と、この熱酸化膜上に形成したCVD酸化
膜との積層膜からなることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】 CVD酸化膜の膜厚は20nm〜100
nmであることを特徴とする請求項2記載の半導体装
置。 - 【請求項4】 窒化膜を、サイドウォールスペーサとし
たことを特徴とする請求項1,2または3記載の半導体
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15905995A JPH098307A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15905995A JPH098307A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH098307A true JPH098307A (ja) | 1997-01-10 |
Family
ID=15685329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15905995A Pending JPH098307A (ja) | 1995-06-26 | 1995-06-26 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH098307A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100402703B1 (ko) * | 1999-08-03 | 2003-10-22 | 샤프 가부시키가이샤 | 반도체장치 및 반도체장치의 제조방법 |
US6822989B1 (en) | 1999-03-03 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor laser and a manufacturing method for the same |
US6953732B2 (en) | 2000-01-17 | 2005-10-11 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing a semiconductor device including a mosfet with nitride sidewalls |
JP2008066420A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Fujitsu Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
CN110462803A (zh) * | 2017-03-31 | 2019-11-15 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置及半导体装置的制造方法 |
-
1995
- 1995-06-26 JP JP15905995A patent/JPH098307A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6822989B1 (en) | 1999-03-03 | 2004-11-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Semiconductor laser and a manufacturing method for the same |
KR100402703B1 (ko) * | 1999-08-03 | 2003-10-22 | 샤프 가부시키가이샤 | 반도체장치 및 반도체장치의 제조방법 |
US6953732B2 (en) | 2000-01-17 | 2005-10-11 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing a semiconductor device including a mosfet with nitride sidewalls |
US7078303B2 (en) | 2000-01-17 | 2006-07-18 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method for manufacturing semiconductor device having thick insulating layer under gate side walls |
US7309899B2 (en) | 2000-01-17 | 2007-12-18 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Semiconductor device including a MOSFET with nitride side wall |
JP2008066420A (ja) * | 2006-09-06 | 2008-03-21 | Fujitsu Ltd | 半導体装置およびその製造方法 |
CN110462803A (zh) * | 2017-03-31 | 2019-11-15 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置及半导体装置的制造方法 |
CN110462803B (zh) * | 2017-03-31 | 2023-11-07 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体装置及半导体装置的制造方法 |
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