JPH0974465A - 原稿読取装置 - Google Patents
原稿読取装置Info
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- JPH0974465A JPH0974465A JP8157169A JP15716996A JPH0974465A JP H0974465 A JPH0974465 A JP H0974465A JP 8157169 A JP8157169 A JP 8157169A JP 15716996 A JP15716996 A JP 15716996A JP H0974465 A JPH0974465 A JP H0974465A
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/401—Compensating positionally unequal response of the pick-up or reproducing head
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 塵埃等の影響がなく白基準板の読み取りに基
づくシェーディング補正が行えるようにする。 【解決手段】 コンタクトガラス1に対して原稿を移動
させ、固定した状態の密着センサ21によって原稿情報を
読み取る原稿移動式読み取りは、塵埃等が付着しやすい
ので、この原稿移動式読み取りに際しても、その原稿搬
送路6に設けられた第1の白基準板14を用いずに、原稿
移動領域外に設置した白基準板、例えば、コンタクトガ
ラス1に対して原稿を固定した状態で密着センサ21を移
動させることによって原稿情報を読み取る原稿固定式読
み取り時に使用される第2の白基準板20を用いて白レベ
ルの濃度検出を行う。
づくシェーディング補正が行えるようにする。 【解決手段】 コンタクトガラス1に対して原稿を移動
させ、固定した状態の密着センサ21によって原稿情報を
読み取る原稿移動式読み取りは、塵埃等が付着しやすい
ので、この原稿移動式読み取りに際しても、その原稿搬
送路6に設けられた第1の白基準板14を用いずに、原稿
移動領域外に設置した白基準板、例えば、コンタクトガ
ラス1に対して原稿を固定した状態で密着センサ21を移
動させることによって原稿情報を読み取る原稿固定式読
み取り時に使用される第2の白基準板20を用いて白レベ
ルの濃度検出を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置,複写機,原稿走査用のスキャナ等に適用される原稿
読取装置に係り、特に、原稿読取装置における白基準板
から白レベル濃度を検出する構成に関する。
置,複写機,原稿走査用のスキャナ等に適用される原稿
読取装置に係り、特に、原稿読取装置における白基準板
から白レベル濃度を検出する構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、原稿読取装置において採用さ
れる原稿情報の読取方法としては、原稿を原稿台に静止
させ、原稿読取センサを移動させることによって原稿情
報を読み取るブックスキャナ方式と、シート状の原稿を
順次搬送させ、固定された原稿読取センサ上を原稿が通
過したときに原稿情報を読み取るシートスキャナ方式と
の2つに大別されるが、原稿としてシート状のものが多
く使用されるため、シートスキャナ方式の原稿読取部を
搭載したものが多く、また、ブックスキャナ方式とシー
トスキャナ方式との両方式を搭載したものもある。
れる原稿情報の読取方法としては、原稿を原稿台に静止
させ、原稿読取センサを移動させることによって原稿情
報を読み取るブックスキャナ方式と、シート状の原稿を
順次搬送させ、固定された原稿読取センサ上を原稿が通
過したときに原稿情報を読み取るシートスキャナ方式と
の2つに大別されるが、原稿としてシート状のものが多
く使用されるため、シートスキャナ方式の原稿読取部を
搭載したものが多く、また、ブックスキャナ方式とシー
トスキャナ方式との両方式を搭載したものもある。
【0003】前記原稿の読み取りに際して、通常、シェ
ーディング補正を行うため、原稿読取センサによる白基
準板を読み取って、白レベルの濃度検出を行っている。
図16(a),(b)はシェーディング補正の原理を説明する
ための説明図であり、白基準板上のスキャンラインを読
み取り、図16(a)に示すように、その出力波形に現われ
たピーク値Vpを基準として、図16(b)に示すように、
スキャンライン全体にわたって同一出力基準になるよう
に補正している。
ーディング補正を行うため、原稿読取センサによる白基
準板を読み取って、白レベルの濃度検出を行っている。
図16(a),(b)はシェーディング補正の原理を説明する
ための説明図であり、白基準板上のスキャンラインを読
み取り、図16(a)に示すように、その出力波形に現われ
たピーク値Vpを基準として、図16(b)に示すように、
スキャンライン全体にわたって同一出力基準になるよう
に補正している。
【0004】このように白基準板の読み取りは、後に続
く原稿読取信号の基準となるため良好に行われる必要が
あり、シェーディング歪補正や明るさ基準信号の変化に
対応する等の各種の構造,方法が提案され、また実施さ
れている(特開平2-134068号公報,特開平2-149068号公
報参照)。
く原稿読取信号の基準となるため良好に行われる必要が
あり、シェーディング歪補正や明るさ基準信号の変化に
対応する等の各種の構造,方法が提案され、また実施さ
れている(特開平2-134068号公報,特開平2-149068号公
報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のシートスキャナ方式では、多数枚の原稿が搬送され
て読み取りを受けるため、原稿読取センサ上部に設けら
れたガラス上面の原稿搬送路を介して設置された白基準
板の設置部分におけるスキャンライン上に、長期間の使
用中には塵埃等が付着しやすい。
来のシートスキャナ方式では、多数枚の原稿が搬送され
て読み取りを受けるため、原稿読取センサ上部に設けら
れたガラス上面の原稿搬送路を介して設置された白基準
板の設置部分におけるスキャンライン上に、長期間の使
用中には塵埃等が付着しやすい。
【0006】図17(a),(b)は白基準板に塵埃等が付着
したときのシェーディング異常補正の説明図であり、図
17(a)に示すように、前記白基準板,ガラス上のスキャ
ンラインにゴミが存在すると、その箇所において出力低
下が生じ(A部分)、これに前記シェーディング補正を施
して原稿の読み取りを行うと、その出力波形において前
記出力低下部分Aに対応した部分が、図17(b)に示すよ
うに、基準レベルを超えたピーク値として現われる(B
部分)。このような、シェーディング異常補正は、縦黒
いスジの存在や黒っぽい画像になる等の異常画像を発生
させる原因となる。
したときのシェーディング異常補正の説明図であり、図
17(a)に示すように、前記白基準板,ガラス上のスキャ
ンラインにゴミが存在すると、その箇所において出力低
下が生じ(A部分)、これに前記シェーディング補正を施
して原稿の読み取りを行うと、その出力波形において前
記出力低下部分Aに対応した部分が、図17(b)に示すよ
うに、基準レベルを超えたピーク値として現われる(B
部分)。このような、シェーディング異常補正は、縦黒
いスジの存在や黒っぽい画像になる等の異常画像を発生
させる原因となる。
【0007】前記白基準板部分における塵埃等の付着
は、読取画素密度が高い原稿読取センサ、あるいは照明
深度が浅い原稿読取センサ(密着センサ)を使用したため
に、白基準板とセンサ間の距離が取れず、原稿搬送路が
狭くなる構成の原稿読取装置において大きく影響するこ
とが分かっている。
は、読取画素密度が高い原稿読取センサ、あるいは照明
深度が浅い原稿読取センサ(密着センサ)を使用したため
に、白基準板とセンサ間の距離が取れず、原稿搬送路が
狭くなる構成の原稿読取装置において大きく影響するこ
とが分かっている。
【0008】また、画像の読み取り時には、塵埃等の影
響によるシェーディング異常補正により、白レベルの濃
度基準となるピーク値が異常に高くなり、地肌汚れが発
生したり、全体的に黒っぽく読み取られるという不具合
が生じていた。
響によるシェーディング異常補正により、白レベルの濃
度基準となるピーク値が異常に高くなり、地肌汚れが発
生したり、全体的に黒っぽく読み取られるという不具合
が生じていた。
【0009】そこで、本発明は、塵埃等の影響がなく白
基準板の読み取りに基づくシェーディング補正が行える
原稿読取装置を提供することを目的とする。
基準板の読み取りに基づくシェーディング補正が行える
原稿読取装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、原稿読取台に対して原稿を固定した状態
で原稿読取体を移動させることによって原稿情報を読み
取る原稿固定式読み取りと、原稿読取台に対して原稿を
移動させ、固定した状態の原稿読取体によって原稿情報
を読み取る原稿移動式読み取りとが可能であり、原稿情
報読み取りに先立って前記原稿読取体によって行われる
白レベルの濃度検出時の基準となる白基準板を備えてな
る原稿読取装置において、前記原稿移動式読み取りの際
に、原稿移動領域外に設置した白基準板によって白レベ
ルの濃度検出を行わせる制御手段を備えたことを特徴と
する。
め、本発明は、原稿読取台に対して原稿を固定した状態
で原稿読取体を移動させることによって原稿情報を読み
取る原稿固定式読み取りと、原稿読取台に対して原稿を
移動させ、固定した状態の原稿読取体によって原稿情報
を読み取る原稿移動式読み取りとが可能であり、原稿情
報読み取りに先立って前記原稿読取体によって行われる
白レベルの濃度検出時の基準となる白基準板を備えてな
る原稿読取装置において、前記原稿移動式読み取りの際
に、原稿移動領域外に設置した白基準板によって白レベ
ルの濃度検出を行わせる制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0011】また原稿読取台に対して原稿を移動させ、
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取ると
きに、原稿の原稿情報を読み取るごとに、前記原稿読取
体を移動させて前記原稿移動領域外に設置した白基準板
を読み取って白レベルの濃度検出を行うことを特徴とす
る。
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取ると
きに、原稿の原稿情報を読み取るごとに、前記原稿読取
体を移動させて前記原稿移動領域外に設置した白基準板
を読み取って白レベルの濃度検出を行うことを特徴とす
る。
【0012】また原稿読取台に対して原稿を移動させ、
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取ると
きに、1枚目の原稿の原稿情報を読み取る際に、前記原
稿移動領域外に設置した白基準板を読み取って白レベル
の濃度検出を行い、2枚目以降の原稿の原稿情報を読み
取る際には、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域
に設置した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を
行うことを特徴とする。
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取ると
きに、1枚目の原稿の原稿情報を読み取る際に、前記原
稿移動領域外に設置した白基準板を読み取って白レベル
の濃度検出を行い、2枚目以降の原稿の原稿情報を読み
取る際には、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域
に設置した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を
行うことを特徴とする。
【0013】また2枚目以降の原稿の原稿情報を読み取
る際に、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域に設
置した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を行う
ときには、シェーディング補正データの取り込みを禁止
したことを特徴とする。
る際に、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域に設
置した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を行う
ときには、シェーディング補正データの取り込みを禁止
したことを特徴とする。
【0014】また原稿移動領域外に設置した白基準板と
原稿移動領域に設置した白基準板とに対する原稿読取体
の読取深度位置が異なる場合に、この読取深度位置の差
に基づいて白レベルの濃度検出値を補正することを特徴
とする。
原稿移動領域に設置した白基準板とに対する原稿読取体
の読取深度位置が異なる場合に、この読取深度位置の差
に基づいて白レベルの濃度検出値を補正することを特徴
とする。
【0015】また白基準板を読み取って白レベルの濃度
検出するための原稿読取体の移動を、複数枚の原稿読み
取り後に行うか、あるいは一定時間ごとに行うことを特
徴とする。
検出するための原稿読取体の移動を、複数枚の原稿読み
取り後に行うか、あるいは一定時間ごとに行うことを特
徴とする。
【0016】また原稿読取台に対して原稿を移動させ、
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りに際して、複数の原稿を搬送して原
稿の読み取りを順次行うときには、次の原稿の読み取り
待機時に、白基準板を読み取って白レベルの濃度検出す
るための原稿読取体の移動を行うことを特徴とする。
固定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る
原稿移動式読み取りに際して、複数の原稿を搬送して原
稿の読み取りを順次行うときには、次の原稿の読み取り
待機時に、白基準板を読み取って白レベルの濃度検出す
るための原稿読取体の移動を行うことを特徴とする。
【0017】また前記次の原稿の読み取り待機時が、原
稿情報の送信時における原稿の読み取り待機時であるこ
とを特徴とする。
稿情報の送信時における原稿の読み取り待機時であるこ
とを特徴とする。
【0018】また前記原稿移動領域外に設置した白基準
板として、原稿読取台に対して原稿を固定した状態で原
稿読取体を移動させることによって原稿情報を読み取る
原稿固定式読み取りの際に使用される白基準板を用いた
ことを特徴とする。
板として、原稿読取台に対して原稿を固定した状態で原
稿読取体を移動させることによって原稿情報を読み取る
原稿固定式読み取りの際に使用される白基準板を用いた
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て図面に基づいて説明する。
て図面に基づいて説明する。
【0020】図1は本発明の実施の一形態を説明するた
めのファクシミリ装置の要部の構成図であり、1は装置
本体2の上部に固定されたコンタクトガラス、3は、上
部に原稿が載置される原稿台4が設けられ、かつ下面に
原稿をコンタクトガラス1表面に押圧するための押圧面
部5が設けられて、装置本体2にコンタクトガラス1の
表面を開閉することが可能に支持された原稿押え板、6
は、原稿台4に連続して原稿を、コンタクトガラス1の
左端部を経て左排紙口7まで搬送案内するために設けら
れた搬送路、8は搬送路6を構成する下ガイド板体、9
は搬送路6を構成する上ガイド板体である。
めのファクシミリ装置の要部の構成図であり、1は装置
本体2の上部に固定されたコンタクトガラス、3は、上
部に原稿が載置される原稿台4が設けられ、かつ下面に
原稿をコンタクトガラス1表面に押圧するための押圧面
部5が設けられて、装置本体2にコンタクトガラス1の
表面を開閉することが可能に支持された原稿押え板、6
は、原稿台4に連続して原稿を、コンタクトガラス1の
左端部を経て左排紙口7まで搬送案内するために設けら
れた搬送路、8は搬送路6を構成する下ガイド板体、9
は搬送路6を構成する上ガイド板体である。
【0021】搬送路6には、原稿台4に原稿が載置され
たことを検知する原稿セット検知センサおよび原稿のサ
イズを検知する原稿サイズ検知センサとを兼ねる第1の
センサ10と、分離パッド11とフィードローラ12とからな
り、積載された原稿を1枚ずつ分離搬送する分離部13
と、コンタクトガラス1の左端部部分の原稿読取部(後
述する搬送ローラ15,16の駆動によって行われる原稿移
動式読み取り時、すなわち、ADF(自動原稿搬送)時の
原稿読取部)X1に設置された第1の白基準板14と、原稿
読取部X1を挾むようにして対向設置された第1の搬送
ローラ15および第2の搬送ローラ16と、第1の搬送ロー
ラ15と原稿読取部X1との間に設置されて、搬送されて
きた原稿の先端および後端を検知する第2のセンサ17と
が配設されている。
たことを検知する原稿セット検知センサおよび原稿のサ
イズを検知する原稿サイズ検知センサとを兼ねる第1の
センサ10と、分離パッド11とフィードローラ12とからな
り、積載された原稿を1枚ずつ分離搬送する分離部13
と、コンタクトガラス1の左端部部分の原稿読取部(後
述する搬送ローラ15,16の駆動によって行われる原稿移
動式読み取り時、すなわち、ADF(自動原稿搬送)時の
原稿読取部)X1に設置された第1の白基準板14と、原稿
読取部X1を挾むようにして対向設置された第1の搬送
ローラ15および第2の搬送ローラ16と、第1の搬送ロー
ラ15と原稿読取部X1との間に設置されて、搬送されて
きた原稿の先端および後端を検知する第2のセンサ17と
が配設されている。
【0022】原稿押え板3の左側には、コンタクトガラ
ス1と接触するように、第2の白基準板20が設置されて
いる(第2の白基準板20の設置位置が原稿固定式読み取
り時の原稿読取部X2である)。また、コンタクトガラス
1の下側には、コンタクトガラス1の下面に沿って図示
しない走行体と共に移動して、原稿および白基準板14,
20を読み取る密着センサ21が設けられている。
ス1と接触するように、第2の白基準板20が設置されて
いる(第2の白基準板20の設置位置が原稿固定式読み取
り時の原稿読取部X2である)。また、コンタクトガラス
1の下側には、コンタクトガラス1の下面に沿って図示
しない走行体と共に移動して、原稿および白基準板14,
20を読み取る密着センサ21が設けられている。
【0023】図2は図1の装置における制御系の要部の
構成を示すブロック図であり、図において、24は画像処
理部、25は密着センサ21を駆動するセンサ駆動回路、26
は密着センサ21からアナログ検出信号を受けてデジタル
信号に変換するA/D変換回路、27は、白基準板14,20
の読み取りに際して、A/D変換回路26の出力からピー
ク値を検出するピーク値検出回路、28は、ピーク値検出
回路27からの出力を受け、かつメモリ29に記憶されてい
るシェーディング補正データに基づいてシェーディング
補正を行うシェーディング補正回路、30は密着センサ21
にて読み取った原稿の画像信号に対して各種データ処理
して出力するための2値化回路である。
構成を示すブロック図であり、図において、24は画像処
理部、25は密着センサ21を駆動するセンサ駆動回路、26
は密着センサ21からアナログ検出信号を受けてデジタル
信号に変換するA/D変換回路、27は、白基準板14,20
の読み取りに際して、A/D変換回路26の出力からピー
ク値を検出するピーク値検出回路、28は、ピーク値検出
回路27からの出力を受け、かつメモリ29に記憶されてい
るシェーディング補正データに基づいてシェーディング
補正を行うシェーディング補正回路、30は密着センサ21
にて読み取った原稿の画像信号に対して各種データ処理
して出力するための2値化回路である。
【0024】さらに、図2において、31は搬送ローラ1
5,16を駆動するADF(自動原稿搬送)用モータ32およ
び密着センサ21の走行体を駆動する走行体モータ33等を
制御するモータ駆動回路、34はセンサ10,17の検知信号
をデータ処理して出力する検知信号処理回路、35は、シ
ステムバス36を介して各部からの出力を受け、かつ各部
をコントロールする制御信号を出力するCPU(中央演
算処理部)である。
5,16を駆動するADF(自動原稿搬送)用モータ32およ
び密着センサ21の走行体を駆動する走行体モータ33等を
制御するモータ駆動回路、34はセンサ10,17の検知信号
をデータ処理して出力する検知信号処理回路、35は、シ
ステムバス36を介して各部からの出力を受け、かつ各部
をコントロールする制御信号を出力するCPU(中央演
算処理部)である。
【0025】次に、前記構成の装置における読み取り動
作を図3のフローチャートを参照して説明する。
作を図3のフローチャートを参照して説明する。
【0026】原稿移動式読み取り時と原稿固定式読み取
り時とのいずれの場合にも、密着センサ21が第2の白基
準板20の設置位置に待機するように、走行体は駆動され
る(S1)。原稿移動式読み取り時において、原稿台4に原
稿がセットされたことが第1のセンサ10によって検知さ
れ(S2のYES)、送信またはコピーのため原稿読み取りの
スタートキーが投入されると(S3のYES)、第1のセンサ1
0によって原稿サイズが検出され(S4)、また分離部13の
フィードローラ12および搬送ローラ15,16が駆動され
て、原稿を1枚ずつ分離して搬送する(S5)。
り時とのいずれの場合にも、密着センサ21が第2の白基
準板20の設置位置に待機するように、走行体は駆動され
る(S1)。原稿移動式読み取り時において、原稿台4に原
稿がセットされたことが第1のセンサ10によって検知さ
れ(S2のYES)、送信またはコピーのため原稿読み取りの
スタートキーが投入されると(S3のYES)、第1のセンサ1
0によって原稿サイズが検出され(S4)、また分離部13の
フィードローラ12および搬送ローラ15,16が駆動され
て、原稿を1枚ずつ分離して搬送する(S5)。
【0027】同時に、密着センサ21は、光源が点灯され
(S6)、第2の白基準板20を読み取り、シェーディング補
正データおよび白基準レベルに使用する読取ピーク値を
取り込む(S7)。この取り込みが終了した後、密着センサ
21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取り
時の原稿読取部X1に移動させる(S8)。
(S6)、第2の白基準板20を読み取り、シェーディング補
正データおよび白基準レベルに使用する読取ピーク値を
取り込む(S7)。この取り込みが終了した後、密着センサ
21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取り
時の原稿読取部X1に移動させる(S8)。
【0028】前記搬送によって移動する原稿の先端が第
2のセンサ17により検知(センサON)されると(S9のYE
S)、その原稿は、先端が原稿読取部X1におけるスキャ
ンラインまで移動され(S10)、密着センサ21によって原
稿情報が読み取られる(S11)。密着センサ21の読取信号
に対しては、画像処理部24において、前記シェーディン
グ補正データを使用するシェーディング補正回路28によ
ってシェーディング補正が施され、原稿の読み取り時
は、さらに前記ピーク値を白基準に利用して画像処理が
行われ、2値化回路30にて2値化処理がなされる。
2のセンサ17により検知(センサON)されると(S9のYE
S)、その原稿は、先端が原稿読取部X1におけるスキャ
ンラインまで移動され(S10)、密着センサ21によって原
稿情報が読み取られる(S11)。密着センサ21の読取信号
に対しては、画像処理部24において、前記シェーディン
グ補正データを使用するシェーディング補正回路28によ
ってシェーディング補正が施され、原稿の読み取り時
は、さらに前記ピーク値を白基準に利用して画像処理が
行われ、2値化回路30にて2値化処理がなされる。
【0029】ここで、第2のセンサ17が原稿の後端を検
知(センサOFF)すると(S12のYES)、現在読み取っている
原稿に対して所定量の原稿情報の読み込みが行われ(S1
3)、その後、次の原稿が搬送されてくるか否かを検知す
る。
知(センサOFF)すると(S12のYES)、現在読み取っている
原稿に対して所定量の原稿情報の読み込みが行われ(S1
3)、その後、次の原稿が搬送されてくるか否かを検知す
る。
【0030】このように原稿移動式読み取りに際して
も、原稿固定式読み取りに使用され、塵埃等の影響のな
い第2の白基準板20の読み取りを行うので、特別な部材
を追加することなく、シェーディング異常補正を防止す
ることができ、出力画像の品質を向上させることが可能
になる。勿論、原稿固定式読み取りに使用される第2の
白基準板20でなくても、原稿移動式読み取りに使用され
る原稿の搬送路6以外に白基準板を配置し、その白基準
板を使用することによっても塵埃等の影響のない白レベ
ルの濃度検出を行うことが可能である。
も、原稿固定式読み取りに使用され、塵埃等の影響のな
い第2の白基準板20の読み取りを行うので、特別な部材
を追加することなく、シェーディング異常補正を防止す
ることができ、出力画像の品質を向上させることが可能
になる。勿論、原稿固定式読み取りに使用される第2の
白基準板20でなくても、原稿移動式読み取りに使用され
る原稿の搬送路6以外に白基準板を配置し、その白基準
板を使用することによっても塵埃等の影響のない白レベ
ルの濃度検出を行うことが可能である。
【0031】ところで、複数枚の原稿読み取りによる密
着センサ21の光源連続点灯により、通常、光源の光量は
経時変化によって低下していく。このため、図4に示す
ように、原稿読み取り時では白基準となるピーク値も低
くさせる必要があるが、最初の1枚目におけるピーク値
を基準にして読み取りを行い、複数枚の原稿読み取りを
行っていくと、相対的に出力画像が黒っぽくなっていく
現象が発生する。
着センサ21の光源連続点灯により、通常、光源の光量は
経時変化によって低下していく。このため、図4に示す
ように、原稿読み取り時では白基準となるピーク値も低
くさせる必要があるが、最初の1枚目におけるピーク値
を基準にして読み取りを行い、複数枚の原稿読み取りを
行っていくと、相対的に出力画像が黒っぽくなっていく
現象が発生する。
【0032】そこで、原稿の連続読み取りの前記問題を
解消するため、2枚目以降の原稿読み取りに際して次の
ような処理を行う。すなわち、図3に戻ると、複数枚の
原稿読取時において次の原稿が搬送されてくるか否か
は、第2のセンサ17が原稿の先端を検知(センサON)する
か否かによって行われ(S14)、一定時間、原稿先端が検
知されない場合(S15のYES)、次の原稿がないと判断し
て、密着センサ21の光源が消灯される(S16)。
解消するため、2枚目以降の原稿読み取りに際して次の
ような処理を行う。すなわち、図3に戻ると、複数枚の
原稿読取時において次の原稿が搬送されてくるか否か
は、第2のセンサ17が原稿の先端を検知(センサON)する
か否かによって行われ(S14)、一定時間、原稿先端が検
知されない場合(S15のYES)、次の原稿がないと判断し
て、密着センサ21の光源が消灯される(S16)。
【0033】また、原稿が2枚以上あれば、第2のセン
サ17が原稿の先端を順次検知(センサON)することになる
(S14のYES)。そして、各原稿先端の検知時に、密着セン
サ21は、第2の白基準板20の設置位置まで移動され(S1
7)、第2の白基準板20を読み取り、シェーディング補正
データおよび白基準レベルに使用する読取ピーク値を取
り込む(S18)。この取り込みが終了した後、密着センサ2
1は、第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取
り時の原稿読取部X1に再び移動される(S19)。その後の
フローは前記ステップ(S10)へ移行し、既述した原稿読
み取りが同様に行われる。以降、この動作を繰り返す
(図5(a),(b)参照)。
サ17が原稿の先端を順次検知(センサON)することになる
(S14のYES)。そして、各原稿先端の検知時に、密着セン
サ21は、第2の白基準板20の設置位置まで移動され(S1
7)、第2の白基準板20を読み取り、シェーディング補正
データおよび白基準レベルに使用する読取ピーク値を取
り込む(S18)。この取り込みが終了した後、密着センサ2
1は、第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取
り時の原稿読取部X1に再び移動される(S19)。その後の
フローは前記ステップ(S10)へ移行し、既述した原稿読
み取りが同様に行われる。以降、この動作を繰り返す
(図5(a),(b)参照)。
【0034】しかし、上述したように、複数枚の原稿読
み取り時に密着センサ21を何回も移動させることは、そ
の分だけ読取時間,作業時間が増加するということにな
る。特に、両白基準板14,20間の距離が離れていればい
る程、原稿1枚当たりの読取時間がかかるという不具合
が生じる。
み取り時に密着センサ21を何回も移動させることは、そ
の分だけ読取時間,作業時間が増加するということにな
る。特に、両白基準板14,20間の距離が離れていればい
る程、原稿1枚当たりの読取時間がかかるという不具合
が生じる。
【0035】そこで、前記読取時間の短縮化を図るた
め、原稿の連続読み取り時の2枚目以降の原稿読み取り
に際して次のような処理を行う。すなわち、図6に示し
たフローチャートのステップ(S20)のように、2枚目以
降の原稿の読み取り時には、密着センサ21を移動させず
に第1の白基準板14を読み取って、そのときに検出され
たピーク値を白基準出力レベルとして取り込むようにす
る(図5(c)参照)。この場合、シェーディング補正デー
タは取り込まないようにする。なお、図6のフローチャ
ートは、図3のフローチャートのステップ(S17)〜(S19)
に代えてステップ(S20)を採用したこと以外は図3のフ
ローと同一である。
め、原稿の連続読み取り時の2枚目以降の原稿読み取り
に際して次のような処理を行う。すなわち、図6に示し
たフローチャートのステップ(S20)のように、2枚目以
降の原稿の読み取り時には、密着センサ21を移動させず
に第1の白基準板14を読み取って、そのときに検出され
たピーク値を白基準出力レベルとして取り込むようにす
る(図5(c)参照)。この場合、シェーディング補正デー
タは取り込まないようにする。なお、図6のフローチャ
ートは、図3のフローチャートのステップ(S17)〜(S19)
に代えてステップ(S20)を採用したこと以外は図3のフ
ローと同一である。
【0036】また、前記原稿の連続読み取りにおいて、
第1の白基準板14と第2の白基準板20との設置条件の違
いから、密着センサ21の各白基準板14,20に対する読み
取り深度位置が異なることから照明深度分布が顕著にな
り、図7に示すように、各白基準板14,20の読取出力レ
ベルに大きな差が生じることになる。このため、原稿読
み取り時で読み取られた白基準となるピーク値をそのま
ま使用すると、原稿移動式読み取りにおける原稿読取部
X1に設置されたコンタクトガラスでの読取出力が相対
的に高くなることから、原稿固定式読み取り時における
出力画像に比べて白っぽくなる。
第1の白基準板14と第2の白基準板20との設置条件の違
いから、密着センサ21の各白基準板14,20に対する読み
取り深度位置が異なることから照明深度分布が顕著にな
り、図7に示すように、各白基準板14,20の読取出力レ
ベルに大きな差が生じることになる。このため、原稿読
み取り時で読み取られた白基準となるピーク値をそのま
ま使用すると、原稿移動式読み取りにおける原稿読取部
X1に設置されたコンタクトガラスでの読取出力が相対
的に高くなることから、原稿固定式読み取り時における
出力画像に比べて白っぽくなる。
【0037】また、原稿移動式読み取り時のスキャンラ
イン上のコンタクトガラスの板厚が、原稿固定式読み取
りに使用されるコンタクトガラスの板厚と異なる構成の
ものにあっても、両コンタクトガラス面での出力と異な
ることがあるから、画像に対する原稿移動式読み取りの
読取濃度と、原稿固定式読み取りの読取濃度とでは異な
ることがあった。
イン上のコンタクトガラスの板厚が、原稿固定式読み取
りに使用されるコンタクトガラスの板厚と異なる構成の
ものにあっても、両コンタクトガラス面での出力と異な
ることがあるから、画像に対する原稿移動式読み取りの
読取濃度と、原稿固定式読み取りの読取濃度とでは異な
ることがあった。
【0038】そこで、原稿移動式読み取り時のスキャン
ライン上のコンタクトガラスの板厚が、原稿固定式読み
取りに使用されるコンタクトガラスの板厚と異なる構成
の場合には、さらに上述したコンタクトガラスの厚さの
影響を考慮したピーク値の補正を行い、原稿1枚目の読
み取りからその補正を実施する(図8(a),(b)参照)。
ライン上のコンタクトガラスの板厚が、原稿固定式読み
取りに使用されるコンタクトガラスの板厚と異なる構成
の場合には、さらに上述したコンタクトガラスの厚さの
影響を考慮したピーク値の補正を行い、原稿1枚目の読
み取りからその補正を実施する(図8(a),(b)参照)。
【0039】図9は前記2つの白基準板の読み取りにて
出力差が生じる場合の白基準板の読み取りタイミングの
例を説明するフローチャート(基本的なフローは図6と
同様であるので同ステップには同一符号を付して詳しい
説明は省略する)のステップ(S7)〜(S30)のように、密
着センサ21は、まず、第2の白基準板20を読み取り、シ
ェーディング補正データおよび原稿読み取り時の白基準
レベルに使用する読取ピーク値(レベルA)を取り込むよ
うにする(S7)。この取り込みが終了した後、密着セン
サ21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取
り時の原稿読取部X1に移動させ(S8)、原稿読み取り時
には第1の白基準板14(レベルB)を読み取り(S30)、こ
の第1の白基準板14から読み取った読取ピーク値(レベ
ルB)と前記第2の白基準板20から読み取った読取ピー
ク値(レベルA)とを比較し、原稿2枚目以降の第1の白
基準板14から読み取る読取ピーク値に対するピーク値補
正係数を算出し(S31)、原稿2枚目以降の読み取りに際
して使用する。
出力差が生じる場合の白基準板の読み取りタイミングの
例を説明するフローチャート(基本的なフローは図6と
同様であるので同ステップには同一符号を付して詳しい
説明は省略する)のステップ(S7)〜(S30)のように、密
着センサ21は、まず、第2の白基準板20を読み取り、シ
ェーディング補正データおよび原稿読み取り時の白基準
レベルに使用する読取ピーク値(レベルA)を取り込むよ
うにする(S7)。この取り込みが終了した後、密着セン
サ21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み取
り時の原稿読取部X1に移動させ(S8)、原稿読み取り時
には第1の白基準板14(レベルB)を読み取り(S30)、こ
の第1の白基準板14から読み取った読取ピーク値(レベ
ルB)と前記第2の白基準板20から読み取った読取ピー
ク値(レベルA)とを比較し、原稿2枚目以降の第1の白
基準板14から読み取る読取ピーク値に対するピーク値補
正係数を算出し(S31)、原稿2枚目以降の読み取りに際
して使用する。
【0040】前記読み取りにおいて、全画素の白出力レ
ベルが上述したピーク値のレベルと相対的に経時変化す
る場合にはよいが、密着センサ21の光源が軸状の蛍光灯
等のように両端の出力レベルが中央部に比べて経時的に
速く低下する場合には(図10(a)参照)、最初のシェーデ
ィング補正をそのまま使用していくと、出力特性が図10
(b)に示すようになって、光源の両端における読み取り
の濃度が黒っぽくなる異常画像の出力が発生してしま
う。
ベルが上述したピーク値のレベルと相対的に経時変化す
る場合にはよいが、密着センサ21の光源が軸状の蛍光灯
等のように両端の出力レベルが中央部に比べて経時的に
速く低下する場合には(図10(a)参照)、最初のシェーデ
ィング補正をそのまま使用していくと、出力特性が図10
(b)に示すようになって、光源の両端における読み取り
の濃度が黒っぽくなる異常画像の出力が発生してしま
う。
【0041】このことに対処するために、既述したよう
に、原稿1枚読み取るごとに原稿固定式読み取り時に使
用される第2の白基準板20を読み取ってシェーディング
補正データを得てもよいが、読み取りのたびに密着セン
サ21の移動を伴うため時間がかかりすぎる。また、暗出
力補正データを得るために、一旦、密着センサ21の光源
を消した場合には、その光源の立ち上がりが遅いもの
は、さらに時間がかかることになる。
に、原稿1枚読み取るごとに原稿固定式読み取り時に使
用される第2の白基準板20を読み取ってシェーディング
補正データを得てもよいが、読み取りのたびに密着セン
サ21の移動を伴うため時間がかかりすぎる。また、暗出
力補正データを得るために、一旦、密着センサ21の光源
を消した場合には、その光源の立ち上がりが遅いもの
は、さらに時間がかかることになる。
【0042】そこで、図11(a),(b)のタイミングチャ
ートおよび図12のフローチャート(基本的なフローは図
6と同様であるので同ステップには同一符号を付して詳
しい説明は省略する)のステップ(S40)〜(S44),(S20)の
ように、連続原稿読み取りに際して、原稿を複数枚読み
取った後(本例では原稿4枚ごと、S40)、密着センサ21
を第2の白基準板20へ移動させて(S41)、第2の白基準
板20を読み取って、シェーディング補正データおよび原
稿読み取り時の白基準レベルに使用する読取ピーク値を
取り込むようにする(S42)。この取り込みが終了した
後、密着センサ21を第1の白基準板14部分における
原稿移動式読み取り時の原稿読取部X1に移動させ、第
1の白基準板14を読み取って(S43)、この第1の白基準
板14から読み取った読取ピーク値と前記第2の白基準板
20から読み取った読取ピーク値とを比較し、以降の原稿
読み取り時に第1の白基準板14から読み取る読取ピーク
値に対するピーク値補正係数を算出し(S44)、この係数
を以降(原稿4枚のサイクル)の読み取りに際して使用す
るようにし、読取時間の短縮化を図っている。
ートおよび図12のフローチャート(基本的なフローは図
6と同様であるので同ステップには同一符号を付して詳
しい説明は省略する)のステップ(S40)〜(S44),(S20)の
ように、連続原稿読み取りに際して、原稿を複数枚読み
取った後(本例では原稿4枚ごと、S40)、密着センサ21
を第2の白基準板20へ移動させて(S41)、第2の白基準
板20を読み取って、シェーディング補正データおよび原
稿読み取り時の白基準レベルに使用する読取ピーク値を
取り込むようにする(S42)。この取り込みが終了した
後、密着センサ21を第1の白基準板14部分における
原稿移動式読み取り時の原稿読取部X1に移動させ、第
1の白基準板14を読み取って(S43)、この第1の白基準
板14から読み取った読取ピーク値と前記第2の白基準板
20から読み取った読取ピーク値とを比較し、以降の原稿
読み取り時に第1の白基準板14から読み取る読取ピーク
値に対するピーク値補正係数を算出し(S44)、この係数
を以降(原稿4枚のサイクル)の読み取りに際して使用す
るようにし、読取時間の短縮化を図っている。
【0043】前記連続原稿読み取りの際の読取サイクル
は、一定時間を定めてその設定時間ごとの読取サイクル
にしてもよい。また、ファクシミリ装置における画像デ
ータの送信時のように、次の頁の原稿に対する読み取り
の待機期間がある場合には、その期間内に前記白基準板
の読取制御を行うようにすることによって、ユーザに読
取時間が長いという不快感を与える不具合をなくすこと
ができる。
は、一定時間を定めてその設定時間ごとの読取サイクル
にしてもよい。また、ファクシミリ装置における画像デ
ータの送信時のように、次の頁の原稿に対する読み取り
の待機期間がある場合には、その期間内に前記白基準板
の読取制御を行うようにすることによって、ユーザに読
取時間が長いという不快感を与える不具合をなくすこと
ができる。
【0044】また、連続原稿読み取り時において、光源
の温度上昇に伴う光量が低下する現象が生じるために、
図13に示すように、原稿を読み取るごとに各白基準板1
4,20の読取出力レベルが低下することになる。同図に
おいて、レベルAは原稿1枚目の読み取り時の第2の白
基準板20の出力、レベルBは原稿1枚目の読み取り時の
第1の白基準板14の出力、レベルA´は原稿N(Nは整
数)枚目の読み取り時の第2の白基準板20の出力、レベ
ルNは原稿N枚目の読み取り時の第1の白基準板14の出
力を示す。
の温度上昇に伴う光量が低下する現象が生じるために、
図13に示すように、原稿を読み取るごとに各白基準板1
4,20の読取出力レベルが低下することになる。同図に
おいて、レベルAは原稿1枚目の読み取り時の第2の白
基準板20の出力、レベルBは原稿1枚目の読み取り時の
第1の白基準板14の出力、レベルA´は原稿N(Nは整
数)枚目の読み取り時の第2の白基準板20の出力、レベ
ルNは原稿N枚目の読み取り時の第1の白基準板14の出
力を示す。
【0045】そこで、連続原稿読み取りに際して、図14
に示したフローチャート(基本的なフローは図6と同様
であるので同ステップには同一符号を付して詳しい説明
は省略する)のような読み取り制御を行う。すなわち、
密着センサ21は、まず、第2の白基準板20を読み取り、
シェーディング補正データおよび原稿読み取り時の白基
準レベルに使用する読取ピーク値(レベルA)を取り込む
ようにする(S7)。この取り込みが終了した後、密着セ
ンサ21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み
取り時の原稿読取部X1に移動させ(S8)、原稿読み取り
時には第1の白基準板14(レベルB)を読み取る(S30)。
一方、ステップ(S20)において、原稿N枚目の読み取り
時の第1の白基準板14のピーク値(レベルN)を取り込
む。
に示したフローチャート(基本的なフローは図6と同様
であるので同ステップには同一符号を付して詳しい説明
は省略する)のような読み取り制御を行う。すなわち、
密着センサ21は、まず、第2の白基準板20を読み取り、
シェーディング補正データおよび原稿読み取り時の白基
準レベルに使用する読取ピーク値(レベルA)を取り込む
ようにする(S7)。この取り込みが終了した後、密着セ
ンサ21を第1の白基準板14部分における原稿移動式読み
取り時の原稿読取部X1に移動させ(S8)、原稿読み取り
時には第1の白基準板14(レベルB)を読み取る(S30)。
一方、ステップ(S20)において、原稿N枚目の読み取り
時の第1の白基準板14のピーク値(レベルN)を取り込
む。
【0046】さらにステップ(S10)の次ステップの(S50)
において、画像を読み取りながら原稿搬送を行う。この
とき、原稿1枚目には前記レベルAにより、また原稿2
枚目以降のN枚目には下記の(数1)の式により求めたレ
ベルA´によってピーク値補正を行うようにする。
において、画像を読み取りながら原稿搬送を行う。この
とき、原稿1枚目には前記レベルAにより、また原稿2
枚目以降のN枚目には下記の(数1)の式により求めたレ
ベルA´によってピーク値補正を行うようにする。
【0047】
【数1】レベルA´=レベルA×(レベルN÷レベルB) なお、前記各原稿読み取り制御は、ハーフトーン画像の
読み取り時に有効である。すなわち、図15に示す説明図
のように、1枚目の原稿の読み取りは、その読み取りの
直前における白基準板からの白基準出力に基づいて画像
処理が行われるため、図15(b)における画像G1のよう
に、きれいなハーフトーン画像が得られるが、原稿複数
枚目(例えば10枚目)の読み取り時には、図15(a)に示す
ように、1枚目に比較して光源の出力低下によるピーク
値出力差Sが生じており、同じ白濃度でも出力が実際上
は下がる。この状態で原稿1枚目の読み取り前の前記白
基準出力レベルを白基準値として画像処理を行うと、図
15(c)における画像G2のように、地肌読み取りの画像が
発生して画質が低下し、1枚目の画像と異なるという問
題が発生することになるが、前記実施形態の装置におけ
る各原稿読み取り制御を行うことにより、読み取り時の
経時的な出力変動を考慮した画像読み取りが行われこと
になるため、原稿複数枚の読み取りに際しても安定した
ハーフトーン画像処理が行われることになる。
読み取り時に有効である。すなわち、図15に示す説明図
のように、1枚目の原稿の読み取りは、その読み取りの
直前における白基準板からの白基準出力に基づいて画像
処理が行われるため、図15(b)における画像G1のよう
に、きれいなハーフトーン画像が得られるが、原稿複数
枚目(例えば10枚目)の読み取り時には、図15(a)に示す
ように、1枚目に比較して光源の出力低下によるピーク
値出力差Sが生じており、同じ白濃度でも出力が実際上
は下がる。この状態で原稿1枚目の読み取り前の前記白
基準出力レベルを白基準値として画像処理を行うと、図
15(c)における画像G2のように、地肌読み取りの画像が
発生して画質が低下し、1枚目の画像と異なるという問
題が発生することになるが、前記実施形態の装置におけ
る各原稿読み取り制御を行うことにより、読み取り時の
経時的な出力変動を考慮した画像読み取りが行われこと
になるため、原稿複数枚の読み取りに際しても安定した
ハーフトーン画像処理が行われることになる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項に記載の本
発明の原稿読取装置によれば、原稿移動式読み取りに際
しても、その原稿搬送路に設けられた白基準板を用いず
に、原稿移動領域外に設置されて原稿の付着しにくい白
基準板を用いて白レベルの濃度検出を行うことができる
ため、塵埃等によるシェーディング補正不良の発生を防
止でき、また、原稿の読み取りに際する白レベルの濃度
検出にも、前記原稿搬送路に設けられた白基準板を用い
ることによって、異常画像が出力されることを防ぐこと
ができる。
発明の原稿読取装置によれば、原稿移動式読み取りに際
しても、その原稿搬送路に設けられた白基準板を用いず
に、原稿移動領域外に設置されて原稿の付着しにくい白
基準板を用いて白レベルの濃度検出を行うことができる
ため、塵埃等によるシェーディング補正不良の発生を防
止でき、また、原稿の読み取りに際する白レベルの濃度
検出にも、前記原稿搬送路に設けられた白基準板を用い
ることによって、異常画像が出力されることを防ぐこと
ができる。
【図1】本発明の画像読取装置の実施の一形態であるフ
ァクシミリ装置の要部の構成図である。
ァクシミリ装置の要部の構成図である。
【図2】図1の装置における制御系の要部の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】図1の装置における基本的読み取り制御のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図4】密着センサの光源連続点灯時の出力波形図であ
る。
る。
【図5】図1の装置における白基準板の読み取りタイミ
ングの例を説明するタイミングチャートである。
ングの例を説明するタイミングチャートである。
【図6】図1の装置における原稿の連続読み取り時の2
枚目以降の原稿読み取り制御のフローチャートである。
枚目以降の原稿読み取り制御のフローチャートである。
【図7】2つの白基準板の読み取りにおける出力差の説
明図である。
明図である。
【図8】2つの白基準板の読み取りにて出力差が生じる
場合の白基準板の読み取りタイミングの例を説明するタ
イミングチャートである。
場合の白基準板の読み取りタイミングの例を説明するタ
イミングチャートである。
【図9】図8の場合の原稿読み取り制御のフローチャー
トである。
トである。
【図10】密着センサの光源両端における出力レベル低
下を説明するための出力波形図である。
下を説明するための出力波形図である。
【図11】密着センサの光源両端における出力レベル低
下に対応した白基準板の読み取りタイミングの例を説明
するタイミングチャートである。
下に対応した白基準板の読み取りタイミングの例を説明
するタイミングチャートである。
【図12】図11の場合の原稿読み取り制御のフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】光源の温度上昇に伴って原稿を読み取るごと
に白基準板の出力レベルが低下することの説明図であ
る。
に白基準板の出力レベルが低下することの説明図であ
る。
【図14】図13の場合の原稿読み取り制御のフローチャ
ートである。
ートである。
【図15】本実施形態の装置による原稿読み取り制御が
ハーフトーン画像処理において有効であるを説明するた
めの説明図である。
ハーフトーン画像処理において有効であるを説明するた
めの説明図である。
【図16】従来の原稿読取装置におけるシェーディング
補正の説明図である。
補正の説明図である。
【図17】従来の原稿読取装置におけるシェーディング
異常補正の説明図である。
異常補正の説明図である。
1…コンタクトガラス、 6…搬送路、 10,17…セン
サ、 13…分離部、 14,20…白基準板、 15,16…搬
送ローラ、 21…密着センサ、 24…画像処理部、 25
…センサ駆動回路、 27…ピーク値検出回路、 28…シ
ェーディング補正回路、 30…2値化回路、 31…モー
タ駆動回路、 32…ADF用モータ、 33…走行体モー
タ、 35…CPU。
サ、 13…分離部、 14,20…白基準板、 15,16…搬
送ローラ、 21…密着センサ、 24…画像処理部、 25
…センサ駆動回路、 27…ピーク値検出回路、 28…シ
ェーディング補正回路、 30…2値化回路、 31…モー
タ駆動回路、 32…ADF用モータ、 33…走行体モー
タ、 35…CPU。
Claims (9)
- 【請求項1】 原稿読取台に対して原稿を固定した状態
で原稿読取体を移動させることによって原稿情報を読み
取る原稿固定式読み取りと、原稿読取台に対して原稿を
移動させ、固定した状態の原稿読取体によって原稿情報
を読み取る原稿移動式読み取りとが可能であり、原稿情
報読み取りに先立って前記原稿読取体によって行われる
白レベルの濃度検出時の基準となる白基準板を備えてな
る原稿読取装置において、前記原稿移動式読み取りの際
に、原稿移動領域外に設置した白基準板によって白レベ
ルの濃度検出を行わせる制御手段を備えたことを特徴と
する原稿読取装置。 - 【請求項2】 原稿読取台に対して原稿を移動させ、固
定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る原
稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取るとき
に、原稿の原稿情報を読み取るごとに、前記原稿読取体
を移動させて前記原稿移動領域外に設置した白基準板を
読み取って白レベルの濃度検出を行うことを特徴とする
請求項1記載の原稿読取装置。 - 【請求項3】 原稿読取台に対して原稿を移動させ、固
定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る原
稿移動式読み取りによって、原稿を複数枚読み取るとき
に、1枚目の原稿の原稿情報を読み取る際に、前記原稿
移動領域外に設置した白基準板を読み取って白レベルの
濃度検出を行い、2枚目以降の原稿の原稿情報を読み取
る際には、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域に
設置した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を行
うことを特徴とする請求項1記載の原稿読取装置。 - 【請求項4】 2枚目以降の原稿の原稿情報を読み取る
際に、原稿移動式読み取りにおける原稿移動領域に設置
した白基準板を読み取って白レベルの濃度検出を行うと
きには、シェーディング補正データの取り込みを禁止し
たことを特徴とする請求項3記載の原稿読取装置。 - 【請求項5】 原稿移動領域外に設置した白基準板と原
稿移動領域に設置した白基準板とに対する原稿読取体の
読取深度位置が異なる場合に、この読取深度位置の差に
基づいて白レベルの濃度検出値を補正することを特徴と
する請求項3記載の原稿読取装置。 - 【請求項6】 白基準板を読み取って白レベルの濃度を
検出するための原稿読取体の移動を、複数枚の原稿読み
取り後に行うか、あるいは一定時間ごとに行うことを特
徴とする請求項1または3記載の原稿読取装置。 - 【請求項7】 原稿読取台に対して原稿を移動させ、固
定した状態の原稿読取体によって原稿情報を読み取る原
稿移動式読み取りに際して、複数の原稿を搬送して原稿
の読み取りを順次行うときには、次の原稿の読み取り待
機時に、白基準板を読み取って白レベルの濃度を検出す
るための原稿読取体の移動を行うことを特徴とする請求
項1,2,3,5または6記載の原稿読取装置。 - 【請求項8】 前記次の原稿の読み取り待機時が、原稿
情報の送信時における原稿の読み取り待機時であること
を特徴とする請求項7記載の原稿読取装置。 - 【請求項9】 前記原稿移動領域外に設置した白基準板
として、原稿読取台に対して原稿を固定した状態で原稿
読取体を移動させることによって原稿情報を読み取る原
稿固定式読み取りの際に使用される白基準板を用いたこ
とを特徴とする請求項1,2,3,5,6または7記載
の原稿読取装置。
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