JPH0953469A - 内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置 - Google Patents
内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置Info
- Publication number
- JPH0953469A JPH0953469A JP7208074A JP20807495A JPH0953469A JP H0953469 A JPH0953469 A JP H0953469A JP 7208074 A JP7208074 A JP 7208074A JP 20807495 A JP20807495 A JP 20807495A JP H0953469 A JPH0953469 A JP H0953469A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fully closed
- throttle
- throttle valve
- opening
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/06—Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/26—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using computer, e.g. microprocessor
- F02D41/28—Interface circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D11/00—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
- F02D11/06—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
- F02D11/10—Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
- F02D11/106—Detection of demand or actuation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D31/00—Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
- F02D31/001—Electric control of rotation speed
- F02D31/002—Electric control of rotation speed controlling air supply
- F02D31/003—Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
- F02D31/004—Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle stop
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スロットル弁の全閉状態を確実に検出し、ア
クセルペダルの足乗せ状態から足を離したときの不具合
の発生を防止した内燃機関用スロットル弁の全閉検出装
置を得る。 【解決手段】 エンジン7のスロットル弁1の全閉状態
を検出する全閉検出手段6と、スロットル弁のスロット
ル開度θを検出するスロットルセンサ5と、スロットル
弁の全閉状態が検出されたときに、スロットル開度を平
均化して全閉スロットル開度θoとして記憶するスロッ
トル全閉検出記憶手段11と、スロットル弁の全閉状態
が検出され、且つ、スロットル開度が、全閉スロットル
開度に所定開度を加算した開度閾値以下であるときに、
スロットル弁が全閉であることを判定するスロットル弁
全閉判定手段12とを備えた。
クセルペダルの足乗せ状態から足を離したときの不具合
の発生を防止した内燃機関用スロットル弁の全閉検出装
置を得る。 【解決手段】 エンジン7のスロットル弁1の全閉状態
を検出する全閉検出手段6と、スロットル弁のスロット
ル開度θを検出するスロットルセンサ5と、スロットル
弁の全閉状態が検出されたときに、スロットル開度を平
均化して全閉スロットル開度θoとして記憶するスロッ
トル全閉検出記憶手段11と、スロットル弁の全閉状態
が検出され、且つ、スロットル開度が、全閉スロットル
開度に所定開度を加算した開度閾値以下であるときに、
スロットル弁が全閉であることを判定するスロットル弁
全閉判定手段12とを備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アイドル回転数
制御や燃料カット制御等に適用される内燃機関用スロッ
トル弁の全閉検出装置に関し、特にスロットル開度が全
閉近傍で変動しても全閉判定基準を安定に保つことので
きる内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置に関するも
のである。
制御や燃料カット制御等に適用される内燃機関用スロッ
トル弁の全閉検出装置に関し、特にスロットル開度が全
閉近傍で変動しても全閉判定基準を安定に保つことので
きる内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、内燃機関制御装置において
は、アクセルペダルが戻された状態すなわちスロットル
弁の全閉状態を検出して、アイドル回転数のフィードバ
ック制御等を行うようにしている。このため、スロット
ル弁の全閉状態を検出する手段として、一般的にアイド
ルスイッチが使用されている。
は、アクセルペダルが戻された状態すなわちスロットル
弁の全閉状態を検出して、アイドル回転数のフィードバ
ック制御等を行うようにしている。このため、スロット
ル弁の全閉状態を検出する手段として、一般的にアイド
ルスイッチが使用されている。
【0003】しかしながら、スロットル弁が完全に閉じ
た全閉状態で必ずアイドルスイッチをオンさせる必要が
あるため、アイドルスイッチは、スロットル弁が完全に
閉じた全閉状態のみならず、わずかに開いたほぼ全閉状
態においてもオンとなるように設計されている。
た全閉状態で必ずアイドルスイッチをオンさせる必要が
あるため、アイドルスイッチは、スロットル弁が完全に
閉じた全閉状態のみならず、わずかに開いたほぼ全閉状
態においてもオンとなるように設計されている。
【0004】したがって、たとえば、アイドル運転時に
運転者がアクセルペダルに足を軽く乗せていた場合、ア
イドルスイッチはオフされずにオン状態(全閉状態)を
保持し続ける。この場合、アイドルスイッチがオフされ
ないままスロットル弁が若干開かれた状態となり、エン
ジンへの吸入空気量が増大して、エンジン回転数が高ま
ることがある。
運転者がアクセルペダルに足を軽く乗せていた場合、ア
イドルスイッチはオフされずにオン状態(全閉状態)を
保持し続ける。この場合、アイドルスイッチがオフされ
ないままスロットル弁が若干開かれた状態となり、エン
ジンへの吸入空気量が増大して、エンジン回転数が高ま
ることがある。
【0005】もし、上記のような全閉検出装置を従来の
アイドル回転数制御に適用すると、アイドルスイッチの
オンによりアイドル状態(スロットル全閉状態)を判別
し、エンジン回転数が目標アイドル回転数と一致するよ
うに、バイパス空気量をフィードバック制御することに
なる。
アイドル回転数制御に適用すると、アイドルスイッチの
オンによりアイドル状態(スロットル全閉状態)を判別
し、エンジン回転数が目標アイドル回転数と一致するよ
うに、バイパス空気量をフィードバック制御することに
なる。
【0006】このとき、上記のようにアクセルペダルに
軽く足乗せした場合、アイドルスイッチがオンのままで
エンジン回転数が高まった状態であっても、フィードバ
ック制御が続行される。したがって、足乗せ状態が継続
した後に、アクセルペダルから足を離してスロットル弁
を全閉にした場合、足乗せ状態時において既にバイパス
空気量が減少しているので、全閉移行時にエンジン回転
数を目標アイドル回転数に維持することができず、エン
ジンストールまたはアイドル回転数の著しい低下を招く
ことがある。
軽く足乗せした場合、アイドルスイッチがオンのままで
エンジン回転数が高まった状態であっても、フィードバ
ック制御が続行される。したがって、足乗せ状態が継続
した後に、アクセルペダルから足を離してスロットル弁
を全閉にした場合、足乗せ状態時において既にバイパス
空気量が減少しているので、全閉移行時にエンジン回転
数を目標アイドル回転数に維持することができず、エン
ジンストールまたはアイドル回転数の著しい低下を招く
ことがある。
【0007】図7はスロットル開度(アクセルペダルの
踏み込み量)θの変動に対するエンジン回転数Reの変
動例を示すタイミングチャートであり、アイドル信号A
S(アイドルスイッチの状態)、スロットル開度θ、バ
イパス空気量Qbおよびエンジン回転数Reとの関係を
示している。図において、Qboはアイドル運転時のバ
イパス空気量Qbの基本空気量、Reoはエンジン回転
数Reの目標アイドル回転数である。
踏み込み量)θの変動に対するエンジン回転数Reの変
動例を示すタイミングチャートであり、アイドル信号A
S(アイドルスイッチの状態)、スロットル開度θ、バ
イパス空気量Qbおよびエンジン回転数Reとの関係を
示している。図において、Qboはアイドル運転時のバ
イパス空気量Qbの基本空気量、Reoはエンジン回転
数Reの目標アイドル回転数である。
【0008】ここでは、アイドル信号ASがオンの状態
でアクセルペダルに足を軽く乗せ(時刻t0)、この足
乗せ状態(スロットル開度θ=θa)を維持した後、ア
クセルペダルから足を離してスロットル全閉(θ=0)
とした場合(時刻t1)の挙動(時刻t2参照)と、ア
クセルペダル踏み込み中であってアイドル信号ASがオ
フの非アイドル状態(スロットル開度θ=θb)から、
アクセルペダルを軽く足乗せした状態(スロットル開度
θ=θa)に戻して維持した後、アクセルペダルから足
を離してスロットル全閉状態(θ=0)に変動させた場
合(時刻t3)の挙動(時刻t4参照)とを示してい
る。
でアクセルペダルに足を軽く乗せ(時刻t0)、この足
乗せ状態(スロットル開度θ=θa)を維持した後、ア
クセルペダルから足を離してスロットル全閉(θ=0)
とした場合(時刻t1)の挙動(時刻t2参照)と、ア
クセルペダル踏み込み中であってアイドル信号ASがオ
フの非アイドル状態(スロットル開度θ=θb)から、
アクセルペダルを軽く足乗せした状態(スロットル開度
θ=θa)に戻して維持した後、アクセルペダルから足
を離してスロットル全閉状態(θ=0)に変動させた場
合(時刻t3)の挙動(時刻t4参照)とを示してい
る。
【0009】図7から明らかなように、アイドル信号A
Sがオン(スロットル弁がほぼ全閉)であれば、足乗せ
時のわずかなスロットル開度θaに対しても、エンジン
回転数Reの上昇を検出してフィードバック制御がかか
り、バイパス空気量Qbが抑制されるので、アクセルペ
ダルを足乗せ状態(スロットル開度θ=θa)からスロ
ットル全閉(θ=0)側に戻すと(時刻t1参照)、エ
ンジン回転数Reが急減する(時刻t2参照)。
Sがオン(スロットル弁がほぼ全閉)であれば、足乗せ
時のわずかなスロットル開度θaに対しても、エンジン
回転数Reの上昇を検出してフィードバック制御がかか
り、バイパス空気量Qbが抑制されるので、アクセルペ
ダルを足乗せ状態(スロットル開度θ=θa)からスロ
ットル全閉(θ=0)側に戻すと(時刻t1参照)、エ
ンジン回転数Reが急減する(時刻t2参照)。
【0010】また、一旦、アクセルペダルを踏み込んで
アイドル信号ASをオフ(スロットル開度θ=θb)に
した後、アクセルペダルを足乗せ状態(スロットル開度
θ=θa)にすると、エンジン回転数Reを抑制するよ
うにバイパス空気量Qbのフィードバック制御がかかる
ので、続いて、アクセルペダルをスロットル全閉(θ=
0)側に戻すと(時刻t3参照)、エンジン回転数Re
が急減する(時刻t4参照)。したがって、やはり、エ
ンジンストール等の不具合を発生するおそれがある。
アイドル信号ASをオフ(スロットル開度θ=θb)に
した後、アクセルペダルを足乗せ状態(スロットル開度
θ=θa)にすると、エンジン回転数Reを抑制するよ
うにバイパス空気量Qbのフィードバック制御がかかる
ので、続いて、アクセルペダルをスロットル全閉(θ=
0)側に戻すと(時刻t3参照)、エンジン回転数Re
が急減する(時刻t4参照)。したがって、やはり、エ
ンジンストール等の不具合を発生するおそれがある。
【0011】そこで、上記欠点を解決するために、たと
えば特公平6−100129号公報に参照されるような
技術が提案されている。しかし、この公報の技術によれ
ば、アクセルペダルから足を離した場合、直後のバイパ
ス空気量Qbの不足によって生じるエンジンストールや
アイドル回転数低下に対し、十分な解決策を提供するま
でには至っていない。
えば特公平6−100129号公報に参照されるような
技術が提案されている。しかし、この公報の技術によれ
ば、アクセルペダルから足を離した場合、直後のバイパ
ス空気量Qbの不足によって生じるエンジンストールや
アイドル回転数低下に対し、十分な解決策を提供するま
でには至っていない。
【0012】すなわち、上記公報の技術によれば、スロ
ットルセンサで検出されたスロットル開度θの最小値
(スロットル弁全閉時のスロットル開度と一致する)を
検出し、アイドル信号ASがオンであっても、スロット
ル開度θが最小値よりも所定量だけ大きくなったときに
は足乗せ状態であるとしてフィードバック制御を中止す
る。また、スロットル弁の全閉検出装置の径年変化によ
る影響を補償するために、スロットル開度θの最小値を
非アイドル状態で初期化し、アイドル状態に移行したと
きに再度最小値を検出する。
ットルセンサで検出されたスロットル開度θの最小値
(スロットル弁全閉時のスロットル開度と一致する)を
検出し、アイドル信号ASがオンであっても、スロット
ル開度θが最小値よりも所定量だけ大きくなったときに
は足乗せ状態であるとしてフィードバック制御を中止す
る。また、スロットル弁の全閉検出装置の径年変化によ
る影響を補償するために、スロットル開度θの最小値を
非アイドル状態で初期化し、アイドル状態に移行したと
きに再度最小値を検出する。
【0013】したがって、アイドル信号ASのオン時に
アクセルペダルを足乗せ状態から離したときのエンジン
回転数Reの急減(図7内の時刻t2参照)を防止する
ことはできるものの、アクセルペダルを非アイドル状態
(大きいスロットル開度θb)から足乗せ状態(ほぼ全
閉状態の小さいスロットル開度θa)に戻して維持し、
続いてアクセルペダルから足を離したときのエンジン回
転数Reの急減(時刻t4参照)を防止することはでき
ない。
アクセルペダルを足乗せ状態から離したときのエンジン
回転数Reの急減(図7内の時刻t2参照)を防止する
ことはできるものの、アクセルペダルを非アイドル状態
(大きいスロットル開度θb)から足乗せ状態(ほぼ全
閉状態の小さいスロットル開度θa)に戻して維持し、
続いてアクセルペダルから足を離したときのエンジン回
転数Reの急減(時刻t4参照)を防止することはでき
ない。
【0014】さらに、上記のようなスロットル弁の全閉
検出装置は、スロットル弁全閉時に燃料カット(全閉燃
料カット)を行う燃料供給制御にも適用され得る。一般
に、燃料供給制御は、排気ガスまたは燃費改善のため
に、エンジン回転数Reが所定判定回転数(燃料カット
領域の下限値)以上でスロットル弁全閉時に燃料カット
を行うものである。
検出装置は、スロットル弁全閉時に燃料カット(全閉燃
料カット)を行う燃料供給制御にも適用され得る。一般
に、燃料供給制御は、排気ガスまたは燃費改善のため
に、エンジン回転数Reが所定判定回転数(燃料カット
領域の下限値)以上でスロットル弁全閉時に燃料カット
を行うものである。
【0015】スロットル弁の全閉検出装置を燃料供給制
御に適用した場合、アクセルペダルへの軽い足のせ時に
燃料カットが行われても、燃料カット復帰によるエンジ
ン回転数Reのハンチングが発生しないように、燃料カ
ット判定回転数を高く設定する必要がある。したがっ
て、この場合、燃料カット運転領域が狭まり、本来の全
閉燃料カットの効果が低減してしまう。
御に適用した場合、アクセルペダルへの軽い足のせ時に
燃料カットが行われても、燃料カット復帰によるエンジ
ン回転数Reのハンチングが発生しないように、燃料カ
ット判定回転数を高く設定する必要がある。したがっ
て、この場合、燃料カット運転領域が狭まり、本来の全
閉燃料カットの効果が低減してしまう。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用スロ
ットル弁の全閉検出装置は以上のように、スロットル弁
がわずかに開放されている状態(θ=θa)でもアイド
ルスイッチが全閉状態を検出するようになっているの
で、アイドル回転数のフィードバック制御に適用した場
合、アクセルペダルに対して軽い足乗せ状態から足を離
したときに、空気量不足によってエンジンストールやア
イドル運転時のエンジン回転数Reの低下が発生すると
いう問題点があった。
ットル弁の全閉検出装置は以上のように、スロットル弁
がわずかに開放されている状態(θ=θa)でもアイド
ルスイッチが全閉状態を検出するようになっているの
で、アイドル回転数のフィードバック制御に適用した場
合、アクセルペダルに対して軽い足乗せ状態から足を離
したときに、空気量不足によってエンジンストールやア
イドル運転時のエンジン回転数Reの低下が発生すると
いう問題点があった。
【0017】また、たとえば特公平6−100129号
公報の技術によれば、スロットル開度θが最小スロット
ル開度よりも所定量大きくなった場合に、アクセルペダ
ルの軽い足乗せ状態と判定してアイドル回転数のフィー
ドバック制御を禁止するので、スロットル開度θの大き
い非アイドル状態(θ=θb)から軽い足乗せ状態(θ
=θa)に戻して維持した後、アクセルペダルから足を
離したときに、同様に、エンジン回転数Reの低下が発
生するという問題点があった。
公報の技術によれば、スロットル開度θが最小スロット
ル開度よりも所定量大きくなった場合に、アクセルペダ
ルの軽い足乗せ状態と判定してアイドル回転数のフィー
ドバック制御を禁止するので、スロットル開度θの大き
い非アイドル状態(θ=θb)から軽い足乗せ状態(θ
=θa)に戻して維持した後、アクセルペダルから足を
離したときに、同様に、エンジン回転数Reの低下が発
生するという問題点があった。
【0018】さらに、所定判定回転数以上の領域でスロ
ットル弁全閉時に燃料カットを行う燃料供給制御に適用
した場合、エンジン回転数Reのハンチング防止のため
に燃料カット判定回転数が高く設定されているので、燃
料カット運転領域が狭まり本来の全閉燃料カットの効果
が低減するという問題点があった。
ットル弁全閉時に燃料カットを行う燃料供給制御に適用
した場合、エンジン回転数Reのハンチング防止のため
に燃料カット判定回転数が高く設定されているので、燃
料カット運転領域が狭まり本来の全閉燃料カットの効果
が低減するという問題点があった。
【0019】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、スロットル弁の全閉状態を確実
に検出し、アクセルペダルの足乗せ状態から足を離した
ときの不具合の発生を防止した内燃機関用スロットル弁
の全閉検出装置を得ることを目的とする。
ためになされたもので、スロットル弁の全閉状態を確実
に検出し、アクセルペダルの足乗せ状態から足を離した
ときの不具合の発生を防止した内燃機関用スロットル弁
の全閉検出装置を得ることを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置は、エンジン
のスロットル弁の全閉状態を検出する全閉検出手段と、
スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセ
ンサと、スロットル弁の全閉状態が検出されたときに、
スロットル開度を平均化して全閉スロットル開度として
記憶するスロットル全閉検出記憶手段と、スロットル弁
の全閉状態が検出され、且つ、スロットル開度が、全閉
スロットル開度に所定開度を加算した開度閾値以下であ
るときに、スロットル弁が全閉であることを判定するス
ロットル弁全閉判定手段とを備えたものである。
る内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置は、エンジン
のスロットル弁の全閉状態を検出する全閉検出手段と、
スロットル弁のスロットル開度を検出するスロットルセ
ンサと、スロットル弁の全閉状態が検出されたときに、
スロットル開度を平均化して全閉スロットル開度として
記憶するスロットル全閉検出記憶手段と、スロットル弁
の全閉状態が検出され、且つ、スロットル開度が、全閉
スロットル開度に所定開度を加算した開度閾値以下であ
るときに、スロットル弁が全閉であることを判定するス
ロットル弁全閉判定手段とを備えたものである。
【0021】また、この発明の請求項2に係る内燃機関
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
スロットル全閉検出記憶手段は、スロットル開度が開き
側に移行するときの平均化処理速度を、スロットル開度
が閉じ側に移行するときの平均化処理速度よりも遅く設
定したものである。
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
スロットル全閉検出記憶手段は、スロットル開度が開き
側に移行するときの平均化処理速度を、スロットル開度
が閉じ側に移行するときの平均化処理速度よりも遅く設
定したものである。
【0022】また、この発明の請求項3に係る内燃機関
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
エンジンのアイドル運転時にエンジンの吸入空気量を調
整してエンジン回転数を所定のアイドル回転数にフィー
ドバック制御するアイドル回転数制御手段と、アイドル
回転数制御手段を選択的に有効にするフィードバック制
御判定手段とを備え、フィードバック制御判定手段は、
スロットル弁全閉判定手段を含み、スロットル弁全閉判
定手段がスロットル弁の全閉を判定しなかった場合に、
アイドル回転数制御手段によるフィードバック制御を禁
止するものである。
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
エンジンのアイドル運転時にエンジンの吸入空気量を調
整してエンジン回転数を所定のアイドル回転数にフィー
ドバック制御するアイドル回転数制御手段と、アイドル
回転数制御手段を選択的に有効にするフィードバック制
御判定手段とを備え、フィードバック制御判定手段は、
スロットル弁全閉判定手段を含み、スロットル弁全閉判
定手段がスロットル弁の全閉を判定しなかった場合に、
アイドル回転数制御手段によるフィードバック制御を禁
止するものである。
【0023】また、この発明の請求項4に係る内燃機関
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
エンジンのエンジン回転数を検出するエンジン回転数セ
ンサと、エンジン回転数に応じてエンジンに対する燃料
供給量を制御する燃料供給量制御手段とを備え、燃料供
給量制御手段は、エンジン回転数が所定回転数以上であ
って、且つ、スロットル弁全閉判定手段によりスロット
ル弁の全閉が判定されたときに、エンジンに対する燃料
供給を遮断するものである。
用スロットル弁の全閉検出装置は、請求項1において、
エンジンのエンジン回転数を検出するエンジン回転数セ
ンサと、エンジン回転数に応じてエンジンに対する燃料
供給量を制御する燃料供給量制御手段とを備え、燃料供
給量制御手段は、エンジン回転数が所定回転数以上であ
って、且つ、スロットル弁全閉判定手段によりスロット
ル弁の全閉が判定されたときに、エンジンに対する燃料
供給を遮断するものである。
【0024】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1を図につ
いて説明する。図1および図2はこの発明の実施の形態
1の基本構成を概略的に示すブロック構成図であり、図
1は専らECU内の機能ブロック構成を示し、図2はエ
ンジン周辺の構成要素およびECU内の構成要素を示し
ている。各図において、アイドル信号AS、エンジン回
転数Re、目標アイドル回転数Reoおよびスロットル
開度θは前述と同様のものである。
いて説明する。図1および図2はこの発明の実施の形態
1の基本構成を概略的に示すブロック構成図であり、図
1は専らECU内の機能ブロック構成を示し、図2はエ
ンジン周辺の構成要素およびECU内の構成要素を示し
ている。各図において、アイドル信号AS、エンジン回
転数Re、目標アイドル回転数Reoおよびスロットル
開度θは前述と同様のものである。
【0025】エンジン7に吸入空気Qを供給する吸気管
9には、アクセルペダル(図示せず)と連動して空気流
量を調整するスロットル弁1が介在されている。スロッ
トル弁1の上流と下流とを連通するバイパス通路2に
は、アイドル運転時の吸入空気量を調整するバイパス空
気量調整手段3すなわちアイドルスピードコントロール
バルブ3(以下、ISCバルブという)が設けられてい
る。
9には、アクセルペダル(図示せず)と連動して空気流
量を調整するスロットル弁1が介在されている。スロッ
トル弁1の上流と下流とを連通するバイパス通路2に
は、アイドル運転時の吸入空気量を調整するバイパス空
気量調整手段3すなわちアイドルスピードコントロール
バルブ3(以下、ISCバルブという)が設けられてい
る。
【0026】ISCバルブ3は、バイパス通路2の開口
面積を調整してアイドル運転時のエンジン回転数Reを
制御するようになっている。通常、ISCバルブ3とし
ては、たとえば、ステッパモータ式の周知のISCバル
ブがよく用いられる。
面積を調整してアイドル運転時のエンジン回転数Reを
制御するようになっている。通常、ISCバルブ3とし
ては、たとえば、ステッパモータ式の周知のISCバル
ブがよく用いられる。
【0027】スロットル弁1には、スロットル開度θを
検出するスロットルセンサ5と、スロットル弁1が全閉
状態(または、ほぼ全閉状態)になったことを検出して
アイドル信号ASを出力するアイドルスイッチ6(全閉
検出手段)とが設けられている。アイドルスイッチ6
は、スロットルセンサ5と一体的に構成されている。
検出するスロットルセンサ5と、スロットル弁1が全閉
状態(または、ほぼ全閉状態)になったことを検出して
アイドル信号ASを出力するアイドルスイッチ6(全閉
検出手段)とが設けられている。アイドルスイッチ6
は、スロットルセンサ5と一体的に構成されている。
【0028】また、エンジン7には、エンジン回転数R
eを検出するエンジン回転数センサ8が取り付けられて
いる。エンジン回転数センサ8は、たとえば、エンジン
7が所定角度回転する毎にパルス(エンジン回転数Re
に対応する)を発生するクランク角センサから構成され
ている。
eを検出するエンジン回転数センサ8が取り付けられて
いる。エンジン回転数センサ8は、たとえば、エンジン
7が所定角度回転する毎にパルス(エンジン回転数Re
に対応する)を発生するクランク角センサから構成され
ている。
【0029】図1において、マイクロコンピュータから
なるECU10は、アイドル信号ASのオン時のスロッ
トル開度θに基づいてスロットル弁1の全閉スロットル
開度θoを検出して記憶するスロットル全閉検出記憶手
段11と、アイドル信号ASのオン時のスロットル開度
θおよび全閉スロットル開度θoに基づいてアイドル回
転数のフィードバック制御の有無を決定するフィードバ
ック制御判定手段12と、フィードバック制御判定手段
12の判定結果Cに応答してISCバルブ3をフィード
バック制御するアイドル回転数制御手段13と、あらか
じめ設定されたアイドル運転時の目標アイドル回転数R
eoを出力する目標回転数設定手段(図示せず)とを含
んでいる。
なるECU10は、アイドル信号ASのオン時のスロッ
トル開度θに基づいてスロットル弁1の全閉スロットル
開度θoを検出して記憶するスロットル全閉検出記憶手
段11と、アイドル信号ASのオン時のスロットル開度
θおよび全閉スロットル開度θoに基づいてアイドル回
転数のフィードバック制御の有無を決定するフィードバ
ック制御判定手段12と、フィードバック制御判定手段
12の判定結果Cに応答してISCバルブ3をフィード
バック制御するアイドル回転数制御手段13と、あらか
じめ設定されたアイドル運転時の目標アイドル回転数R
eoを出力する目標回転数設定手段(図示せず)とを含
んでいる。
【0030】スロットル全閉検出手段11は、アイドル
スイッチ6がスロットル弁1の全閉状態を検出してアイ
ドル信号ASがオンとなったときに、スロットル開度θ
を平均化処理して全閉スロットル開度θoとして求め、
これを記憶する。フィードバック制御判定手段12は、
スロットル弁1の全閉状態が検出され、且つ、スロット
ル開度θが、全閉スロットル開度θoに所定開度Δθを
加算した開度閾値(θo+Δθ)以下であるときに、ス
ロットル弁1が全閉であることを判定して判定結果Cを
出力するスロットル弁全閉判定手段を含んでいる。
スイッチ6がスロットル弁1の全閉状態を検出してアイ
ドル信号ASがオンとなったときに、スロットル開度θ
を平均化処理して全閉スロットル開度θoとして求め、
これを記憶する。フィードバック制御判定手段12は、
スロットル弁1の全閉状態が検出され、且つ、スロット
ル開度θが、全閉スロットル開度θoに所定開度Δθを
加算した開度閾値(θo+Δθ)以下であるときに、ス
ロットル弁1が全閉であることを判定して判定結果Cを
出力するスロットル弁全閉判定手段を含んでいる。
【0031】アイドル回転数制御手段13は、スロット
ル弁1が全閉(または、ほぼ全閉)状態となってアイド
ルスイッチ6がオンしたときに、アイドル状態を示す判
定結果C(フィードバック制御許可指令)に応答して、
アイドル制御信号FをISCバルブ3に出力する。これ
により、エンジン回転数センサ8からのエンジン回転数
Reと目標アイドル回転数Reoとの差(Re−Re
o)に応じてISCバルブ3を操作し、エンジン回転数
Reが目標アイドル回転数Reoと一致するようにフィ
ードバック制御する。
ル弁1が全閉(または、ほぼ全閉)状態となってアイド
ルスイッチ6がオンしたときに、アイドル状態を示す判
定結果C(フィードバック制御許可指令)に応答して、
アイドル制御信号FをISCバルブ3に出力する。これ
により、エンジン回転数センサ8からのエンジン回転数
Reと目標アイドル回転数Reoとの差(Re−Re
o)に応じてISCバルブ3を操作し、エンジン回転数
Reが目標アイドル回転数Reoと一致するようにフィ
ードバック制御する。
【0032】また、図2において、吸気管9には、吸入
空気Qの吸入側に配置されたエアクリーナ20と、エン
ジン7の上流側に配置されたサージタンク21と、排気
ガスの排気側に配置されたマフラ22とが設けられてい
る。吸入空気Qは、エアクリーナ20から導入され、ス
ロットル弁1およびバイパス通路2を経由してサージタ
ンク21に導かれ、燃料供給手段(図示せず)により供
給された燃料と混合されてエンジン7に供給される。こ
うして吸入空気Qと混合された燃料は、エンジン1のシ
リンダ(図示せず)内で燃焼され、燃焼によって生じた
排気ガスは、マフラ22を介して外気に排出される。
空気Qの吸入側に配置されたエアクリーナ20と、エン
ジン7の上流側に配置されたサージタンク21と、排気
ガスの排気側に配置されたマフラ22とが設けられてい
る。吸入空気Qは、エアクリーナ20から導入され、ス
ロットル弁1およびバイパス通路2を経由してサージタ
ンク21に導かれ、燃料供給手段(図示せず)により供
給された燃料と混合されてエンジン7に供給される。こ
うして吸入空気Qと混合された燃料は、エンジン1のシ
リンダ(図示せず)内で燃焼され、燃焼によって生じた
排気ガスは、マフラ22を介して外気に排出される。
【0033】また、ECU10には、前述の各種センサ
5〜7の他に、種々のセンサが接続されており、たとえ
ば、エアコン作動時にオンとなるエアコン信号Eを出力
するエアコンスイッチ30と、エンジン7のシフト位置
がニュートラルのときにオンとなるニュートラル信号N
を出力するニュートラルスイッチ31とが接続される。
5〜7の他に、種々のセンサが接続されており、たとえ
ば、エアコン作動時にオンとなるエアコン信号Eを出力
するエアコンスイッチ30と、エンジン7のシフト位置
がニュートラルのときにオンとなるニュートラル信号N
を出力するニュートラルスイッチ31とが接続される。
【0034】ECU10は、マイクロコンピュータの本
体機能すなわち前述の各手段11〜13を構成するMP
U15と、MPU15に属するROMおよびRAM等の
メモリ16と、各種センサ信号AS、E、N、Reおよ
びθを取り込むとともにアイドル制御信号Fを出力する
インタフェース回路17と、メモリ16およびインタフ
ェース回路17をMPU15に相互結合するバス18と
を備えている。
体機能すなわち前述の各手段11〜13を構成するMP
U15と、MPU15に属するROMおよびRAM等の
メモリ16と、各種センサ信号AS、E、N、Reおよ
びθを取り込むとともにアイドル制御信号Fを出力する
インタフェース回路17と、メモリ16およびインタフ
ェース回路17をMPU15に相互結合するバス18と
を備えている。
【0035】MPU15には、インタフェース回路17
を介して、スロットル弁1の全閉状態を示すアイドル信
号ASと、スロットル弁1の開度に比例した電圧信号か
らなるスロットル開度θと、所定回転毎のパルスからな
るエンジン回転数Reとが入力され、MPU15は、各
入力信号に基づいてアイドル回転数の制御量(アイドル
制御信号Fに相当)を演算するようになっている。
を介して、スロットル弁1の全閉状態を示すアイドル信
号ASと、スロットル弁1の開度に比例した電圧信号か
らなるスロットル開度θと、所定回転毎のパルスからな
るエンジン回転数Reとが入力され、MPU15は、各
入力信号に基づいてアイドル回転数の制御量(アイドル
制御信号Fに相当)を演算するようになっている。
【0036】次に、図3および図4を参照しながら、図
1および図2に示したこの発明の実施の形態1によるア
イドル制御の概略について説明する。図3および図4は
ECU10内で実行されるアイドル制御の処理動作を示
すフローチャートであり、図3はエンジン回転数センサ
(クランク角センサ)8から所定回転角毎(パルス発生
毎)に実行される回転割り込み処理、図4はメイン処理
である。
1および図2に示したこの発明の実施の形態1によるア
イドル制御の概略について説明する。図3および図4は
ECU10内で実行されるアイドル制御の処理動作を示
すフローチャートであり、図3はエンジン回転数センサ
(クランク角センサ)8から所定回転角毎(パルス発生
毎)に実行される回転割り込み処理、図4はメイン処理
である。
【0037】まず、図3に示す回転割り込み処理におい
て、今回の割り込み時刻と前回の割り込み時刻との差、
すなわち、所定回転角毎に出力されるパルスの時間間隔
を計算する(ステップS1)。ここで求められた時間間
隔は、エンジン回転数Reに対応する。
て、今回の割り込み時刻と前回の割り込み時刻との差、
すなわち、所定回転角毎に出力されるパルスの時間間隔
を計算する(ステップS1)。ここで求められた時間間
隔は、エンジン回転数Reに対応する。
【0038】また、図4に示すメイン処理において、ま
ず、スロットルセンサ5からのスロットル開度θを、イ
ンタフェース回路17内でA/D変換して読み取り(ス
テップS10)、エアコン信号E(エアコンスイッチ3
0の状態)をインタフェース17を介して読み取り(ス
テップS11)、同様に、ニュートラル信号N(ニュー
トラルスイッチ31の状態)をインタフェース17を介
して読み取る(ステップS12)。
ず、スロットルセンサ5からのスロットル開度θを、イ
ンタフェース回路17内でA/D変換して読み取り(ス
テップS10)、エアコン信号E(エアコンスイッチ3
0の状態)をインタフェース17を介して読み取り(ス
テップS11)、同様に、ニュートラル信号N(ニュー
トラルスイッチ31の状態)をインタフェース17を介
して読み取る(ステップS12)。
【0039】次に、各ステップS11およびS12で読
み取られたエアコンスイッチ30およびニュートラルス
イッチ31の各状態に対応して、ISCバルブ3の基本
制御量(基本的なアイドル制御信号Fに相当)を求め
(ステップS13)、アイドル回転数制御時の目標アイ
ドル回転数Reoを求める(ステップS14)。続い
て、図3の回転割り込み処理で計算した時間間隔に基づ
いてエンジン回転数Reを計算し(ステップS15)、
図4のメイン処理を終了してステップS10に戻る。
み取られたエアコンスイッチ30およびニュートラルス
イッチ31の各状態に対応して、ISCバルブ3の基本
制御量(基本的なアイドル制御信号Fに相当)を求め
(ステップS13)、アイドル回転数制御時の目標アイ
ドル回転数Reoを求める(ステップS14)。続い
て、図3の回転割り込み処理で計算した時間間隔に基づ
いてエンジン回転数Reを計算し(ステップS15)、
図4のメイン処理を終了してステップS10に戻る。
【0040】なお、ステップS13において、エアコン
スイッチ30およびニュートラルスイッチ31に対応し
てISCバルブ3の基本制御量を求める理由は、各スイ
ッチ30および31の状態によってエンジン7の負荷が
異なることから、アイドル運転時に要求される吸入空気
量も異なるからである。また、ステップS14におい
て、アイドル回転数制御時の目標アイドル回転数Reo
を求める理由は、たとえば、エアコンスイッチ30のオ
ン時には目標アイドル回転数Reoを高くしてエアコン
の効きを良くするためである。
スイッチ30およびニュートラルスイッチ31に対応し
てISCバルブ3の基本制御量を求める理由は、各スイ
ッチ30および31の状態によってエンジン7の負荷が
異なることから、アイドル運転時に要求される吸入空気
量も異なるからである。また、ステップS14におい
て、アイドル回転数制御時の目標アイドル回転数Reo
を求める理由は、たとえば、エアコンスイッチ30のオ
ン時には目標アイドル回転数Reoを高くしてエアコン
の効きを良くするためである。
【0041】次に、図5のフローチャートを参照しなが
ら、図1および図2に示したこの発明の実施の形態1に
よるアイドル制御の詳細について説明する。図5は所定
時間(たとえば、1秒)毎に実行されるタイマ割り込み
処理を示す。図5において、まず、メイン処理(図4)
内のステップS15で求めたエンジン回転数Reをステ
ップS14で求めた目標アイドル回転数Reoとを比較
する(ステップS20)。
ら、図1および図2に示したこの発明の実施の形態1に
よるアイドル制御の詳細について説明する。図5は所定
時間(たとえば、1秒)毎に実行されるタイマ割り込み
処理を示す。図5において、まず、メイン処理(図4)
内のステップS15で求めたエンジン回転数Reをステ
ップS14で求めた目標アイドル回転数Reoとを比較
する(ステップS20)。
【0042】もし、エンジン回転数Reが目標アイドル
回転数Reoよりも大きい(Re>Reo)と判定され
れば、アイドル回転数制御のフィードバック制御量αを
減少させ(ステップS21)、次のステップS23に進
む。また、エンジン回転数Reが目標アイドル回転数R
eoよりも小さい(Re<Reo)と判定されれば、フ
ィードバック制御量αを増加させ(ステップS22)、
ステップS23に進む。
回転数Reoよりも大きい(Re>Reo)と判定され
れば、アイドル回転数制御のフィードバック制御量αを
減少させ(ステップS21)、次のステップS23に進
む。また、エンジン回転数Reが目標アイドル回転数R
eoよりも小さい(Re<Reo)と判定されれば、フ
ィードバック制御量αを増加させ(ステップS22)、
ステップS23に進む。
【0043】さらに、エンジン回転数Reが目標アイド
ル回転数Reoと等しい(Re=Reo)と判定されれ
ば、ステップS21またはS22をパスして、直ちにス
テップS23に進む。ステップS23においては、アイ
ドル信号ASがオン状態を一定時間To(たとえば、2
秒程度)だけ継続したか否かが判定される。
ル回転数Reoと等しい(Re=Reo)と判定されれ
ば、ステップS21またはS22をパスして、直ちにス
テップS23に進む。ステップS23においては、アイ
ドル信号ASがオン状態を一定時間To(たとえば、2
秒程度)だけ継続したか否かが判定される。
【0044】もし、アイドル信号ASがオフ状態である
か、または、アイドル信号ASのオン状態が一定時間T
oだけ継続していない(すなわち、NO)と判定されれ
ば、フィードバック制御禁止ステップS30(後述す
る)に進む。また、アイドル信号ASのオン状態が一定
時間Toだけ継続している(すなわち、YES)と判定
されれば、続いて、スロットルセンサ5で検出されたス
ロットル開度θと、スロットル全閉検出記憶手段11に
記憶された全閉スロットル開度θoとを比較する(ステ
ップS24)。
か、または、アイドル信号ASのオン状態が一定時間T
oだけ継続していない(すなわち、NO)と判定されれ
ば、フィードバック制御禁止ステップS30(後述す
る)に進む。また、アイドル信号ASのオン状態が一定
時間Toだけ継続している(すなわち、YES)と判定
されれば、続いて、スロットルセンサ5で検出されたス
ロットル開度θと、スロットル全閉検出記憶手段11に
記憶された全閉スロットル開度θoとを比較する(ステ
ップS24)。
【0045】もし、スロットル開度θが全閉スロットル
開度θoよりも大きい(θ>θo)と判定されれば、続
いて、第1の所定時間が経過したか否かを判定する(ス
テップS25)。もし、第1の所定時間が経過(すなわ
ち、YES)と判定されれば、前回の全閉スロットル開
度θo(n−1)をインクリメントして増加させ、これ
を今回の全閉スロットル開度θo(n)として更新し
(ステップS26)、次のステップS29に進む。
開度θoよりも大きい(θ>θo)と判定されれば、続
いて、第1の所定時間が経過したか否かを判定する(ス
テップS25)。もし、第1の所定時間が経過(すなわ
ち、YES)と判定されれば、前回の全閉スロットル開
度θo(n−1)をインクリメントして増加させ、これ
を今回の全閉スロットル開度θo(n)として更新し
(ステップS26)、次のステップS29に進む。
【0046】また、ステップS24において、スロット
ル開度θが全閉スロットル開度θoよりも小さい(θ<
θo)と判定されれば、続いて、第2の所定時間が経過
したか否かを判定する(ステップS27)。もし、第2
の所定時間が経過(すなわち、YES)と判定されれ
ば、前回の全閉スロットル開度θo(n−1)をデクリ
メントして減少させ、これを今回の全閉スロットル開度
θo(n)として更新し(ステップS28)、ステップ
S29に進む。
ル開度θが全閉スロットル開度θoよりも小さい(θ<
θo)と判定されれば、続いて、第2の所定時間が経過
したか否かを判定する(ステップS27)。もし、第2
の所定時間が経過(すなわち、YES)と判定されれ
ば、前回の全閉スロットル開度θo(n−1)をデクリ
メントして減少させ、これを今回の全閉スロットル開度
θo(n)として更新し(ステップS28)、ステップ
S29に進む。
【0047】したがって、全閉スロットル開度θoは、
ステップS25およびS26により第1の所定時間経過
毎に増加され、ステップS27およびS28により第2
の所定時間経過毎に減少される。全閉スロットル開度θ
oの増減ステップS26およびS28内において、θo
(n)およびθo(n−1)は、それぞれ、今回と前回
の増減更新タイミングでの記憶値を示している。
ステップS25およびS26により第1の所定時間経過
毎に増加され、ステップS27およびS28により第2
の所定時間経過毎に減少される。全閉スロットル開度θ
oの増減ステップS26およびS28内において、θo
(n)およびθo(n−1)は、それぞれ、今回と前回
の増減更新タイミングでの記憶値を示している。
【0048】なお、第1の所定時間(>第2の所定時
間)は、通常、運転者がアクセルペダルに軽く足乗せし
て継続すると思われる時間よりも長い時間(たとえば2
0秒程度)に設定される。また、第2の所定時間(<第
1の所定時間)は、スロットルセンサ5が瞬間地絡して
も誤って全閉スロットル開度θoが複数回減少されない
程度の時間(たとえば、2秒程度)に設定される。
間)は、通常、運転者がアクセルペダルに軽く足乗せし
て継続すると思われる時間よりも長い時間(たとえば2
0秒程度)に設定される。また、第2の所定時間(<第
1の所定時間)は、スロットルセンサ5が瞬間地絡して
も誤って全閉スロットル開度θoが複数回減少されない
程度の時間(たとえば、2秒程度)に設定される。
【0049】ここで、第1の所定時間を第2の所定時間
より長く設定した理由は、スロットル開度θの平均化処
理による全閉スロットル開度θoの最小値への更新(平
均化処理速度)を速くして、通常の運転者がアクセルペ
ダルに軽く足乗せ継続した程度では、全閉スロットル開
度θoを増加方向に誤って更新されないようにするため
である。
より長く設定した理由は、スロットル開度θの平均化処
理による全閉スロットル開度θoの最小値への更新(平
均化処理速度)を速くして、通常の運転者がアクセルペ
ダルに軽く足乗せ継続した程度では、全閉スロットル開
度θoを増加方向に誤って更新されないようにするため
である。
【0050】一方、ステップS24において、スロット
ル開度θが全閉スロットル開度θoと等しい(θ=θ
o)と判定されれば、全閉スロットル開度θoの増減ス
テップS25〜S28をパスして、直ちにステップS2
9に進む。
ル開度θが全閉スロットル開度θoと等しい(θ=θ
o)と判定されれば、全閉スロットル開度θoの増減ス
テップS25〜S28をパスして、直ちにステップS2
9に進む。
【0051】ステップS29においては、上記増減ステ
ップS25〜S28で更新記憶された全閉スロットル開
度θoに所定開度Δθ(たとえば、0.3゜程度)を加
算した開度閾値(θo+Δθ)と、現在のスロットル開
度θとが比較され、スロットル開度θが開度閾値(θo
+Δθ)以下の状態が一定時間To(たとえば、2秒)
だけ継続したか否かが判定される。ここでは、一定時間
Toを前述のステップS20における一定時間Toと同
一に設定したが、任意の時間に別々に設定してもよい。
ップS25〜S28で更新記憶された全閉スロットル開
度θoに所定開度Δθ(たとえば、0.3゜程度)を加
算した開度閾値(θo+Δθ)と、現在のスロットル開
度θとが比較され、スロットル開度θが開度閾値(θo
+Δθ)以下の状態が一定時間To(たとえば、2秒)
だけ継続したか否かが判定される。ここでは、一定時間
Toを前述のステップS20における一定時間Toと同
一に設定したが、任意の時間に別々に設定してもよい。
【0052】もし、θ>θo+Δθであるか、または、
θ≦θo+Δθの状態が一定時間Toだけ継続していな
い(すなわち、NO)と判定されれば、アクセルペダル
への足乗せ状態であると判別して、フィードバック制御
量αを0に設定する(ステップS30)。これにより、
フィードバック制御判定手段12からフィードバック制
御の許可を示す判定結果Cが出力されず、アイドル回転
数制御手段13によるフィードバック制御は、実質的に
禁止される。
θ≦θo+Δθの状態が一定時間Toだけ継続していな
い(すなわち、NO)と判定されれば、アクセルペダル
への足乗せ状態であると判別して、フィードバック制御
量αを0に設定する(ステップS30)。これにより、
フィードバック制御判定手段12からフィードバック制
御の許可を示す判定結果Cが出力されず、アイドル回転
数制御手段13によるフィードバック制御は、実質的に
禁止される。
【0053】なお、前述の判定ステップS23において
NOと判別されたときにも、フィードバック制御禁止S
30にパスされて進み、アイドル回転数フィードバック
制御が禁止されることになる。一方、ステップS29に
おいて、θ≦θo+Δθの状態が一定時間Toだけ継続
した(すなわち、YES)と判定されれば、フィードバ
ック制御禁止ステップS30をパスしてステップS31
に進む。
NOと判別されたときにも、フィードバック制御禁止S
30にパスされて進み、アイドル回転数フィードバック
制御が禁止されることになる。一方、ステップS29に
おいて、θ≦θo+Δθの状態が一定時間Toだけ継続
した(すなわち、YES)と判定されれば、フィードバ
ック制御禁止ステップS30をパスしてステップS31
に進む。
【0054】ステップS31においては、ステップS1
3で求めた基本制御量とフィードバック制御量αとの和
により、ISCバルブ3に対する最終的な制御量が計算
される。最後に、ISCバルブ3に対する最終的な制御
量をアイドル制御信号Fとして出力する(ステップS3
2)。
3で求めた基本制御量とフィードバック制御量αとの和
により、ISCバルブ3に対する最終的な制御量が計算
される。最後に、ISCバルブ3に対する最終的な制御
量をアイドル制御信号Fとして出力する(ステップS3
2)。
【0055】図6はこの発明の実施の形態1によるスロ
ットル開度θとバイパス空気量Qbおよびエンジン回転
数Reとの変動関係を示すタイミングチャートであり、
アイドル信号ASがオフ状態(アクセルペダルを踏み込
んだ非アイドル状態)からオン状態(アクセルペダルを
戻したアイドル状態)に移行し(時刻t5)、再び非ア
イドル状態に変化するとき(時刻t10)までの間の、
アイドル信号AS、スロットル開度θ、全閉スロットル
開度θo(スロットル全閉記憶値)、バイパス空気量Q
bおよびエンジン回転数Reの挙動例を示している。
ットル開度θとバイパス空気量Qbおよびエンジン回転
数Reとの変動関係を示すタイミングチャートであり、
アイドル信号ASがオフ状態(アクセルペダルを踏み込
んだ非アイドル状態)からオン状態(アクセルペダルを
戻したアイドル状態)に移行し(時刻t5)、再び非ア
イドル状態に変化するとき(時刻t10)までの間の、
アイドル信号AS、スロットル開度θ、全閉スロットル
開度θo(スロットル全閉記憶値)、バイパス空気量Q
bおよびエンジン回転数Reの挙動例を示している。
【0056】ここでは、全閉スロットル開度θo(破線
参照)が、初期状態において、まだ十分に減少更新され
ていない状態からスタートした場合を示している。図6
において、アクセルペダルが戻されてスロットル開度θ
が減少し、アイドル信号ASがオンになった場合(時刻
t5参照)、スロットル開度θが開度閾値(θo+Δ
θ)以下の状態が一定時間Toだけ継続すると(時刻t
6参照)、フィードバック制御判定手段12が判定結果
C(許可指令)を出力することにより、アイドル回転数
フィードバック制御が開始する。
参照)が、初期状態において、まだ十分に減少更新され
ていない状態からスタートした場合を示している。図6
において、アクセルペダルが戻されてスロットル開度θ
が減少し、アイドル信号ASがオンになった場合(時刻
t5参照)、スロットル開度θが開度閾値(θo+Δ
θ)以下の状態が一定時間Toだけ継続すると(時刻t
6参照)、フィードバック制御判定手段12が判定結果
C(許可指令)を出力することにより、アイドル回転数
フィードバック制御が開始する。
【0057】この場合、各判定ステップS20およびS
29における一定時間が同一に設定されており、且つ、
アイドル信号ASのオンと同時にθ≦θo+Δθが判定
されるので、一定時間Toの経過後にISCバルブ3の
フィードバック制御が行われる。しかし、もし、判定ス
テップS20およびS29における各一定時間が互いに
異なる場合は、長い方の一定時間経過後にISCバルブ
3のフィードバック制御が行われることになる。
29における一定時間が同一に設定されており、且つ、
アイドル信号ASのオンと同時にθ≦θo+Δθが判定
されるので、一定時間Toの経過後にISCバルブ3の
フィードバック制御が行われる。しかし、もし、判定ス
テップS20およびS29における各一定時間が互いに
異なる場合は、長い方の一定時間経過後にISCバルブ
3のフィードバック制御が行われることになる。
【0058】すなわち、前述と同様に、Re=Reoと
なるように、バイパス空気量Qbを抑制する。その後、
エンジン回転数Reが目標アイドル回転数Reoに達す
ると(時刻t7参照)、バイパス空気量Qbは一定とな
り、エンジン回転数Reも目標アイドル回転数Reoで
一定となる。この期間にわたって、スロットル開度検出
記憶手段11は、全閉スロットル開度θoを減少させな
がら最小値となるように更新記憶していく。
なるように、バイパス空気量Qbを抑制する。その後、
エンジン回転数Reが目標アイドル回転数Reoに達す
ると(時刻t7参照)、バイパス空気量Qbは一定とな
り、エンジン回転数Reも目標アイドル回転数Reoで
一定となる。この期間にわたって、スロットル開度検出
記憶手段11は、全閉スロットル開度θoを減少させな
がら最小値となるように更新記憶していく。
【0059】続いて、アイドル信号ASのオン期間中に
アクセルペダルの足乗せ状態になると(時刻t8参
照)、スロットル開度θ(=θa)が開度閾値(θo+
Δθ)よりも大きくなるので、フィードバック制御判定
手段12は、スロットル弁1が全閉でなく足乗せ状態で
あると判定し、判定結果C(フィードバック許可指令)
を出力しない。
アクセルペダルの足乗せ状態になると(時刻t8参
照)、スロットル開度θ(=θa)が開度閾値(θo+
Δθ)よりも大きくなるので、フィードバック制御判定
手段12は、スロットル弁1が全閉でなく足乗せ状態で
あると判定し、判定結果C(フィードバック許可指令)
を出力しない。
【0060】したがって、時刻t8からはアイドル回転
数フィードバック制御が行われず、バイパス空気量Qb
は一定状態を維持し、エンジン回転数Reはスロットル
開度θに応じて上昇する。
数フィードバック制御が行われず、バイパス空気量Qb
は一定状態を維持し、エンジン回転数Reはスロットル
開度θに応じて上昇する。
【0061】続いて、足乗せ状態から足が離されてアク
セルペダルが戻されると(時刻t9参照)、スロットル
開度θが0に向かって減少するので、これに応じてエン
ジン回転数Reも減少する。このとき、一定時間Toだ
け経過するまでは、アイドル回転数フィードバック制御
が行われず、バイパス空気量Qbは一定値に維持され続
ける。したがって、エンジン回転数Reは、足乗せ状態
の間に特にずれが生じなければ、足乗せ前の制御値(目
標アイドル回転数Reo)以下に減少することがなく、
速やかに目標アイドル回転数Reoに収束する。
セルペダルが戻されると(時刻t9参照)、スロットル
開度θが0に向かって減少するので、これに応じてエン
ジン回転数Reも減少する。このとき、一定時間Toだ
け経過するまでは、アイドル回転数フィードバック制御
が行われず、バイパス空気量Qbは一定値に維持され続
ける。したがって、エンジン回転数Reは、足乗せ状態
の間に特にずれが生じなければ、足乗せ前の制御値(目
標アイドル回転数Reo)以下に減少することがなく、
速やかに目標アイドル回転数Reoに収束する。
【0062】なお、時刻t9以後において、スロットル
開度θが開度閾値(θo+Δθ)以下になることから、
一定時間Toの経過後にアイドル回転数フィードバック
制御が行われるが、エンジン回転数Reに特にずれが生
じなければ、バイパス空気量Qbは、図示したように一
定値に維持される。また、エンジン回転数Reにずれが
生じれば、ISCバルブ3の制御量が変更されて、エン
ジン回転数Reは速やかに目標アクセル回転数Reoに
制御される。
開度θが開度閾値(θo+Δθ)以下になることから、
一定時間Toの経過後にアイドル回転数フィードバック
制御が行われるが、エンジン回転数Reに特にずれが生
じなければ、バイパス空気量Qbは、図示したように一
定値に維持される。また、エンジン回転数Reにずれが
生じれば、ISCバルブ3の制御量が変更されて、エン
ジン回転数Reは速やかに目標アクセル回転数Reoに
制御される。
【0063】次に、アクセルペダルが踏み込まれてアイ
ドル信号ASがオフになると(時刻t10参照)、通常
運転状態に復帰し、エンジン回転数Reはスロットル開
度θに応じた値となる。
ドル信号ASがオフになると(時刻t10参照)、通常
運転状態に復帰し、エンジン回転数Reはスロットル開
度θに応じた値となる。
【0064】実施の形態2.なお、上記実施の形態1で
は、この発明による内燃機関用スロットル弁の全閉検出
装置をアイドル回転数制御に利用した場合について説明
したが、燃料供給制御において排気ガスまたは燃費改善
のために行われる全閉燃料カットの全閉判定条件として
利用してもよい。
は、この発明による内燃機関用スロットル弁の全閉検出
装置をアイドル回転数制御に利用した場合について説明
したが、燃料供給制御において排気ガスまたは燃費改善
のために行われる全閉燃料カットの全閉判定条件として
利用してもよい。
【0065】この場合、ECU10は、燃料供給制御を
行うために、エンジン回転数Reに応じてエンジン7に
対する燃料供給量を制御する燃料供給量制御手段を含
む。ECU10内の燃料供給量制御手段は、エンジン回
転数Reが所定回転数以上であって、且つ、フィードバ
ック制御判定手段12内のスロットル弁全閉判定手段に
よりスロットル弁1の全閉が判定されたときに、エンジ
ン7に対する燃料供給を遮断することになる。
行うために、エンジン回転数Reに応じてエンジン7に
対する燃料供給量を制御する燃料供給量制御手段を含
む。ECU10内の燃料供給量制御手段は、エンジン回
転数Reが所定回転数以上であって、且つ、フィードバ
ック制御判定手段12内のスロットル弁全閉判定手段に
よりスロットル弁1の全閉が判定されたときに、エンジ
ン7に対する燃料供給を遮断することになる。
【0066】この結果、アクセルペダルの足乗せ状態を
排除した信頼性の高い全閉判定結果Cに応答して燃料カ
ットを行うことができ、全閉燃料カット判定回転数(燃
料カット領域の下限値)を低く設定することができるの
で、燃料カット運転領域が拡大することができる。
排除した信頼性の高い全閉判定結果Cに応答して燃料カ
ットを行うことができ、全閉燃料カット判定回転数(燃
料カット領域の下限値)を低く設定することができるの
で、燃料カット運転領域が拡大することができる。
【0067】また、上記実施の形態1では、全閉状態
(または、ほぼ全閉状態)を検出する全閉検出手段とし
て、アイドルスイッチ6を設けたが、スロットル開度θ
が所定開度以下であることを判定する検出手段(図示せ
ず)を設けてもよい。
(または、ほぼ全閉状態)を検出する全閉検出手段とし
て、アイドルスイッチ6を設けたが、スロットル開度θ
が所定開度以下であることを判定する検出手段(図示せ
ず)を設けてもよい。
【0068】以上のようにこの発明によれば、スロット
ル全閉検出記憶手段11と、スロットル弁全閉判定手段
を含むフィードバック制御判定手段12とを設け、スロ
ットル全閉検出記憶手段11は、全閉検出手段によりエ
ンジン7のスロットル弁1の全閉状態が検出されたとき
に、スロットルセンサ5で検出されたスロットル開度θ
を平均化処理した値を全閉スロットル開度θoとして記
憶し、スロットル全閉判定手段12は、スロットル弁1
の全閉状態が検出され且つスロットル開度θが開度閾値
(全閉スロットル開度θo+所定開度Δθ)以下である
ときに、スロットル弁1が全閉であると判定するように
したので、以下の効果を奏する。
ル全閉検出記憶手段11と、スロットル弁全閉判定手段
を含むフィードバック制御判定手段12とを設け、スロ
ットル全閉検出記憶手段11は、全閉検出手段によりエ
ンジン7のスロットル弁1の全閉状態が検出されたとき
に、スロットルセンサ5で検出されたスロットル開度θ
を平均化処理した値を全閉スロットル開度θoとして記
憶し、スロットル全閉判定手段12は、スロットル弁1
の全閉状態が検出され且つスロットル開度θが開度閾値
(全閉スロットル開度θo+所定開度Δθ)以下である
ときに、スロットル弁1が全閉であると判定するように
したので、以下の効果を奏する。
【0069】すなわち、この発明による内燃機関用スロ
ットル弁の全閉判定手段をアイドル回転数制御に適用し
た場合には、アイドル信号ASがオンであっても、アク
セルペダルの足乗せ状態でスロットル弁1がわずか(全
閉閾値以上)に開いていれば(図6内のスロットル開度
θc参照)、全閉と判定されることがないので、エンジ
ン回転数Reが上昇していてもアイドル回転数のフィー
ドバック制御を禁止することができる。
ットル弁の全閉判定手段をアイドル回転数制御に適用し
た場合には、アイドル信号ASがオンであっても、アク
セルペダルの足乗せ状態でスロットル弁1がわずか(全
閉閾値以上)に開いていれば(図6内のスロットル開度
θc参照)、全閉と判定されることがないので、エンジ
ン回転数Reが上昇していてもアイドル回転数のフィー
ドバック制御を禁止することができる。
【0070】したがって、バイパス空気量Qbが絞り込
まれることがなく、その後、アクセルペダルの足乗せ状
態から足を離してスロットル開度θが全閉になった場
合、空気量不足によるエンジンストールやアイドル回転
数の低下を防止することができる。
まれることがなく、その後、アクセルペダルの足乗せ状
態から足を離してスロットル開度θが全閉になった場
合、空気量不足によるエンジンストールやアイドル回転
数の低下を防止することができる。
【0071】また、この発明による内燃機関用スロット
ル弁の全閉判定手段を燃料供給制御に適用した場合に
は、スロットル弁1の全閉判定を正確に行い、この全閉
判定結果に応答して燃料カットを行うことができるの
で、排気ガスまたは燃費改善のために行われる全閉燃料
カット判定回転数を低く設定することができる。したが
って、燃料カット運転領域が拡大し、全閉燃料カットの
効果を向上させることができる。
ル弁の全閉判定手段を燃料供給制御に適用した場合に
は、スロットル弁1の全閉判定を正確に行い、この全閉
判定結果に応答して燃料カットを行うことができるの
で、排気ガスまたは燃費改善のために行われる全閉燃料
カット判定回転数を低く設定することができる。したが
って、燃料カット運転領域が拡大し、全閉燃料カットの
効果を向上させることができる。
【0072】なお、スロットル弁1の全閉位置は、各車
両毎に異なるとともに、経年変化によってもずれてくる
が、この発明によれば、スロットル全閉検出記憶手段1
1において、全閉スロットル開度θoの記憶値を平均化
処理により自動的に更新するので、瞬時の地絡事故等が
発生したとしても、誤った全閉スロットル開度θoを検
出することがなく、常に正確な全閉スロットル開度θo
を検出記憶することができる。
両毎に異なるとともに、経年変化によってもずれてくる
が、この発明によれば、スロットル全閉検出記憶手段1
1において、全閉スロットル開度θoの記憶値を平均化
処理により自動的に更新するので、瞬時の地絡事故等が
発生したとしても、誤った全閉スロットル開度θoを検
出することがなく、常に正確な全閉スロットル開度θo
を検出記憶することができる。
【0073】また、スロットル全閉検出記憶手段11に
おけるスロットル開度θの平均化処理速度を、スロット
ル開度θが閉じ側に移行するときよりも開き側に移行す
るときの方を遅く設定したので、全閉スロットル開度θ
oの最小値への更新を速く行い、通常の運転者が操作す
る程度のアクセルペダルへの軽い足乗せ状態に対しては
誤った増加方向への更新を抑制することにより、アクセ
ルペダルの足乗せ状態時における全閉判定を確実に防止
することができる。
おけるスロットル開度θの平均化処理速度を、スロット
ル開度θが閉じ側に移行するときよりも開き側に移行す
るときの方を遅く設定したので、全閉スロットル開度θ
oの最小値への更新を速く行い、通常の運転者が操作す
る程度のアクセルペダルへの軽い足乗せ状態に対しては
誤った増加方向への更新を抑制することにより、アクセ
ルペダルの足乗せ状態時における全閉判定を確実に防止
することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1の機能構成を概略的
に示すブロック構成図である。
に示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1の要部の構成要素を
概略的に示すブロック構成図である。
概略的に示すブロック構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1によるアイドル回転
数制御の回転割り込み処理動作を示すフローチャートで
ある。
数制御の回転割り込み処理動作を示すフローチャートで
ある。
【図4】 この発明の実施の形態1によるアイドル回転
数制御のメイン処理動作を示すフローチャートである。
数制御のメイン処理動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態1によるアイドル回転
数制御のタイマ割り込み処理動作を示すフローチャート
である。
数制御のタイマ割り込み処理動作を示すフローチャート
である。
【図6】 この発明の実施の形態1によるアイドル回転
数制御におけるスロットル開度の変動に対するエンジン
回転数の変動を示すタイミングチャートである。
数制御におけるスロットル開度の変動に対するエンジン
回転数の変動を示すタイミングチャートである。
【図7】 従来の内燃機関用スロットル弁の全閉検出装
置によるアイドル回転数制御におけるスロットル開度の
変動に対するエンジン回転数の変動を示すタイミングチ
ャートである。
置によるアイドル回転数制御におけるスロットル開度の
変動に対するエンジン回転数の変動を示すタイミングチ
ャートである。
1 スロットル弁、2 バイパス通路、3 ISCバル
ブ、5 スロットルセンサ、6 アイドルスイッチ(全
閉検出手段)、7 エンジン、8 エンジン回転数セン
サ、9 吸気管、10 ECU、11 スロットル全閉
検出記憶手段、12 フィードバック制御判定手段(ス
ロットル弁全閉判定手段)、13 アイドル回転数制御
手段、AS アイドル信号、C 判定結果、F アイド
ル制御信号、Q 吸入空気、Qb バイパス空気量、R
e エンジン回転数、Reo 目標アイドル回転数、θ
スロットル開度、θo 全閉スロットル開度、Δθ
所定開度、S20 エンジン回転数を目標アイドル回転
数と比較するステップ、S21,S22 フィードバッ
ク制御量を増減するステップ、S23 スロットル弁の
全閉状態を検出するステップ、S24 スロットル開度
を全閉スロットル開度と比較するステップ、S25 ス
ロットル開度が開き側に移行するときの平均化処理速度
を設定するステップ、S26,S28 全閉スロットル
開度を更新記憶するステップ、S27 スロットル開度
が閉じ側に移行するときの平均化処理速度を設定するス
テップ、S29 スロットル開度を開度閾値と比較して
全閉を判定するステップ、S30 アイドル回転数フィ
ードバック制御を禁止するステップ、S31 エンジン
回転数を目標アイドル回転数にフィードバック制御する
ステップ。
ブ、5 スロットルセンサ、6 アイドルスイッチ(全
閉検出手段)、7 エンジン、8 エンジン回転数セン
サ、9 吸気管、10 ECU、11 スロットル全閉
検出記憶手段、12 フィードバック制御判定手段(ス
ロットル弁全閉判定手段)、13 アイドル回転数制御
手段、AS アイドル信号、C 判定結果、F アイド
ル制御信号、Q 吸入空気、Qb バイパス空気量、R
e エンジン回転数、Reo 目標アイドル回転数、θ
スロットル開度、θo 全閉スロットル開度、Δθ
所定開度、S20 エンジン回転数を目標アイドル回転
数と比較するステップ、S21,S22 フィードバッ
ク制御量を増減するステップ、S23 スロットル弁の
全閉状態を検出するステップ、S24 スロットル開度
を全閉スロットル開度と比較するステップ、S25 ス
ロットル開度が開き側に移行するときの平均化処理速度
を設定するステップ、S26,S28 全閉スロットル
開度を更新記憶するステップ、S27 スロットル開度
が閉じ側に移行するときの平均化処理速度を設定するス
テップ、S29 スロットル開度を開度閾値と比較して
全閉を判定するステップ、S30 アイドル回転数フィ
ードバック制御を禁止するステップ、S31 エンジン
回転数を目標アイドル回転数にフィードバック制御する
ステップ。
Claims (4)
- 【請求項1】 エンジンのスロットル弁の全閉状態を検
出する全閉検出手段と、 前記スロットル弁のスロットル開度を検出するスロット
ルセンサと、 前記スロットル弁の全閉状態が検出されたときに、前記
スロットル開度を平均化して全閉スロットル開度として
記憶するスロットル全閉検出記憶手段と、 前記スロットル弁の全閉状態が検出され、且つ、前記ス
ロットル開度が、前記全閉スロットル開度に所定開度を
加算した開度閾値以下であるときに、前記スロットル弁
が全閉であることを判定するスロットル弁全閉判定手段
とを備えた内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置。 - 【請求項2】 前記スロットル全閉検出記憶手段は、前
記スロットル開度が開き側に移行するときの平均化処理
速度を、前記スロットル開度が閉じ側に移行するときの
平均化処理速度よりも遅く設定したことを特徴とする請
求項1に記載の内燃機関用スロットル弁の全閉検出装
置。 - 【請求項3】 前記エンジンのアイドル運転時に前記エ
ンジンの吸入空気量を調整してエンジン回転数を所定の
アイドル回転数にフィードバック制御するアイドル回転
数制御手段と、 前記アイドル回転数制御手段を選択的に有効にするフィ
ードバック制御判定手段とを備え、 前記フィードバック制御判定手段は、前記スロットル弁
全閉判定手段を含み、前記スロットル弁全閉判定手段が
前記スロットル弁の全閉を判定しなかった場合に、前記
アイドル回転数制御手段によるフィードバック制御を禁
止することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関用ス
ロットル弁の全閉検出装置。 - 【請求項4】 前記エンジンのエンジン回転数を検出す
るエンジン回転数センサと、 前記エンジン回転数に応じて前記エンジンに対する燃料
供給量を制御する燃料供給量制御手段とを備え、 前記燃料供給量制御手段は、前記エンジン回転数が所定
回転数以上であって、且つ、前記スロットル弁全閉判定
手段により前記スロットル弁の全閉が判定されたとき
に、前記エンジンに対する燃料供給を遮断することを特
徴とする請求項1に記載の内燃機関用スロットル弁の全
閉検出装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208074A JPH0953469A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置 |
US08/581,210 US5586534A (en) | 1995-08-15 | 1995-12-29 | System for detecting fully closed state of the throttle valve for use in internal combustion engine |
KR1019960012569A KR0165954B1 (ko) | 1995-08-15 | 1996-04-24 | 내연기관용 스로틀 밸브의 전폐 검출 시스템 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7208074A JPH0953469A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0953469A true JPH0953469A (ja) | 1997-02-25 |
Family
ID=16550217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7208074A Pending JPH0953469A (ja) | 1995-08-15 | 1995-08-15 | 内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5586534A (ja) |
JP (1) | JPH0953469A (ja) |
KR (1) | KR0165954B1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6866021B2 (en) | 2002-07-29 | 2005-03-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Throttle opening control system for internal combustion engine |
JP2015117653A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジンの制御装置 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9421324D0 (en) * | 1994-10-22 | 1994-12-07 | Automotive Products Plc | Clutch control system |
JP3713849B2 (ja) * | 1996-11-21 | 2005-11-09 | 日産自動車株式会社 | スロットル開度検出装置 |
JP3454182B2 (ja) | 1999-04-06 | 2003-10-06 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
ES2251978T3 (es) | 1999-04-06 | 2006-05-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Dispositivo para controlar la velocidad de rotacion de un motor de combustion interna. |
JP3506042B2 (ja) * | 1999-04-27 | 2004-03-15 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
US6505594B1 (en) | 1999-08-23 | 2003-01-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Control apparatus for internal combustion engine and method of controlling internal combustion engine |
KR100345872B1 (ko) * | 1999-10-28 | 2002-07-27 | 기아자동차주식회사 | 자동차의 연료분사 제어방법 |
JP4462682B2 (ja) * | 1999-11-30 | 2010-05-12 | ヤマハ発動機株式会社 | 小型船舶用推進機 |
JP2001329867A (ja) | 2000-05-23 | 2001-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 吸入空気量制御装置 |
US6588400B2 (en) | 2001-05-14 | 2003-07-08 | Delphi Technologies, Inc. | Multi-strike throttle minimum learning system |
US6539918B1 (en) * | 2001-10-09 | 2003-04-01 | Visteon Global Technologies, Inc. | Electronic throttle servo hard stop detection system |
JP4365553B2 (ja) * | 2001-12-26 | 2009-11-18 | 株式会社日立製作所 | エンジンの燃料制御装置及びアイドリング時の空燃比制御方法 |
DE10232876A1 (de) * | 2002-07-19 | 2004-01-29 | Robert Bosch Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zum Ermitteln einer anschlagsfreien extremalen Stellposition eines Stellgliedes einer Brennkraftmaschine |
JP4168386B2 (ja) * | 2003-03-25 | 2008-10-22 | スズキ株式会社 | エンジンの始動時制御装置 |
FR2857054B1 (fr) * | 2003-07-04 | 2007-09-07 | Faurecia Sys Echappement | Procede et dispositif pour reduire le niveau acoustique sonore d'un moteur thermique et de son systeme d'echappement |
JP2006125243A (ja) * | 2004-10-27 | 2006-05-18 | Mitsubishi Electric Corp | 内燃機関制御装置 |
JP4332140B2 (ja) * | 2005-07-15 | 2009-09-16 | トヨタ自動車株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
JP2009221952A (ja) * | 2008-03-17 | 2009-10-01 | Yamaha Motor Co Ltd | スロットル開度制御装置、自動二輪車および制御マップの作成方法 |
JP4478186B2 (ja) * | 2008-04-18 | 2010-06-09 | 三菱電機株式会社 | 内燃機関の制御装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06100129B2 (ja) * | 1985-01-28 | 1994-12-12 | 富士通テン株式会社 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
JPH081148B2 (ja) * | 1988-11-30 | 1996-01-10 | 富士重工業株式会社 | エンジンのスロットル弁全閉状態検出装置 |
JP2858382B2 (ja) * | 1991-08-22 | 1999-02-17 | 株式会社デンソー | 内燃機関のスロットル開度検出装置 |
-
1995
- 1995-08-15 JP JP7208074A patent/JPH0953469A/ja active Pending
- 1995-12-29 US US08/581,210 patent/US5586534A/en not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-04-24 KR KR1019960012569A patent/KR0165954B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6866021B2 (en) | 2002-07-29 | 2005-03-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Throttle opening control system for internal combustion engine |
JP2015117653A (ja) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | 本田技研工業株式会社 | 汎用エンジンの制御装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR970011339A (ko) | 1997-03-27 |
US5586534A (en) | 1996-12-24 |
KR0165954B1 (ko) | 1999-01-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0953469A (ja) | 内燃機関用スロットル弁の全閉検出装置 | |
JPH05106481A (ja) | 内燃機関制御装置及び方法 | |
JPH0742595A (ja) | 内燃機関の異常判定装置 | |
JP2004060540A (ja) | 内燃機関のスロットル開度制御装置 | |
JP4104848B2 (ja) | 内燃機関の吸気系故障診断装置およびフェールセーフ装置 | |
JP2518328B2 (ja) | 車両用内燃機関のフェ―ルセ―フ装置 | |
JP3733624B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置付きエンジンの制御装置 | |
JPS6019934A (ja) | 内燃機関の回転数制御方法 | |
JPH04325753A (ja) | 内燃機関制御装置 | |
JPH09236037A (ja) | 内燃機関の大気圧検出方法 | |
JPS61171855A (ja) | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 | |
JPH10159633A (ja) | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 | |
JPH0842385A (ja) | 内燃機関のスロットル弁全閉検出装置 | |
JPH0634594Y2 (ja) | 内燃機関の減速制御装置 | |
JP2914085B2 (ja) | 内燃機関の吸入空気量制御装置 | |
JPH08189411A (ja) | エンジンのスロットル弁開度検出装置 | |
JPH0526941B2 (ja) | ||
JP2616266B2 (ja) | 内燃機関のアイドル回転制御装置 | |
JP4484744B2 (ja) | 内燃機関の吸入空気量制御方法 | |
JPH06159118A (ja) | エンジンの燃料制御装置 | |
JPH04362249A (ja) | 可変バルブタイミング装置のフェイルセーフシステム | |
JPH03249358A (ja) | エンジンのスロットル弁開度検出装置 | |
JPH04295138A (ja) | エンジンのスロットル弁制御装置 | |
JP2002130102A (ja) | エンジンのアイドル回転数制御装置 | |
JPH07180596A (ja) | エンジン制御用大気圧検出装置 |