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JPH09511450A - 連続鋳造プラントの鋳型および鋳込みおよび冷却域 - Google Patents

連続鋳造プラントの鋳型および鋳込みおよび冷却域

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JPH09511450A
JPH09511450A JP7518273A JP51827395A JPH09511450A JP H09511450 A JPH09511450 A JP H09511450A JP 7518273 A JP7518273 A JP 7518273A JP 51827395 A JP51827395 A JP 51827395A JP H09511450 A JPH09511450 A JP H09511450A
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mold
pressure
post
casting
metal
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JP7518273A
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エヌ. ハンセン,プレベン
ペデルセン,ステーン
ダヴリュー. ラスムッセン,ニールス
モゲンセン,ヴァグン
イエスペルセン,エミル
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ゲオルグ フィッチャー ディサ アクツイエセルスカブ
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    • B22D27/09Treating the metal in the mould while it is molten or ductile ; Pressure or vacuum casting by using pressure
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    • B22C11/10Moulding machines characterised by the relative arrangement of the parts of same with one or more flasks forming part of the machine, from which only the sand moulds made by compacting are removed
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Abstract

(57)【要約】 垂直分割面を有する鋳型(1)において、各鋳型空隙部(2,2′)をそれ自身の後送給槽(3,11)に太い喉を通して接続する。鋳型(1)が鋳込まれると、後送給槽(3,11)内の金属面へダクト(15,19)を介してガス圧が施与される。このガス圧は堰(4)内の金属が固化してしまうか堰が他の何等かの方法で閉塞されるまでは、このガス圧が施与される面における鋳型内の金属静圧を越えることは許されない。ダクト(15,19)が後送給槽へ開口する位置において、鋳込まれた金属に対しては不透過性であるが、圧力ガスに対しては透過性の素子(16,20)によっておおわれる。堰(4)内の金属が固化してしまうか堰が他の何等かの方法で閉塞されると、ガス圧を上昇させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 金属鋳物の収縮ボイドに送給する方法および装置技術分野 本発明は請求の範囲1の前段に記載した種類の方法に関する。背景 金属は液体の状態においても固体の状態においても冷却されると体積が減少す ること、所謂熱収縮することは一般に知られている。鋳込みの後鋳型空隙部内の 熱量の分布が不均一であり、従って鋳物の全ての部分が同時に固化しない鋳型に おいては、このことは最も長く液体状態にとどまる鋳物部分が先に固化した鋳物 部分の収縮を補償するために液体金属を放出する事態を生じさせ、鋳物の表面に 凹所として現れるか鋳物内に中空部(空洞またはミクロ収縮)として現れる、一 般に鋳縮みと称されるきずを鋳物に生じさせることになる。この欠陥を回避する ために、当業者は多くの手段をとることができるが、そのうちの最も一般的な手 段は後送給槽( after− feeding reservoirs )、即ち鋳込作業の間金属で充填 され、この金属が鋳物の最後に固化する部分より長く液体状態にとどまるように した寸法を有する鋳型内空隙部を、固化の間にこれらの鋳物部分へ液体金属を後 送給しうるような比較的大きい断面を有するダクトによって前記鋳物部分へ接続 するものである。 かかる後送給槽は主として二つの形式のもの、即ち押湯、即ち鋳物へ接続する ダクトから鋳型の上面まで延びた実質的に筒状の空隙部の形式のものと、鋳物の 送給すべき部 分のすぐ近くに設けられた、鋳型内の内部空隙部または包囲された空隙部、所謂 「吸引バッド」(suction buds)の形式のものが知られている。後者に対して前 者は後送給位置における金属静圧(metallostatic pressure)が高い利点を有す る。即ち、上方に位置する金属柱の圧力が接続ダクトを通して送給金属を鋳物中 へ押圧することによって後送給を高度に支援するのであるが、後者においては後 送給の間に圧力が低下するのである。他方、後者は鋳造工程における金属の歩ど まりが高い、即ち後続する再溶融(リサイクリング)のために鋳物から分離すべ き金属の量が少なくてすむ利点がある。 水平方向の分割面を有する鋳型にくらべて垂直方向の分割面を有する鋳型の頂 面は表面積が比較的小さく、従って後者の形式の鋳型は後送給のための押湯の使 用可能性が低い。従って、このため、上述した欠点、即ちダクトを通して後送給 金属を鋳物へ圧送するための金属静圧が小さいという欠点があるのに上述した「 吸引バッド」を使用する必要が一般にある。この欠点は軽金属鋳物、即ちアルミ ニウムおよびその合金またはマグネシウムおよびその合金の鋳物に後送給する場 合には、これらの金属の比重が比較的小さいため、顕著になる。本発明の開示 垂直分割面を有する鋳型内で軽金属鋳物を鋳造することは特に二つの場合、即 ち例えばダイカストの如き永久鋳型での鋳造の場合、および例えば本出願人の製 造、販売するディサマチック(Disamatic )造型プラントの如き連続鋳 造プラント(string−moulding plant)の鋳型による鋳造の場合に商業的な関心 がある。このため、本発明の目的は、特にこれらの二つの場合に鑑み、請求の範 囲1の前段に記載の形式の方法であって、上述した欠点を回避することができ、 それと同時に金属の歩どまりを増大させる、個々の鋳型に鋳込むのに使用される 金属の量を減少させる可能性を与える方法を提供することにある。 本発明によれば、この目的は請求の範囲1「〜おいて」の後に記載の態様によ って達成される。 そこに記載のように、鋳型空隙部内で金属が固化する間、鋳型の鋳込みの直後 の送給槽内の金属静圧にほぼ等しい圧力を後送給槽内に維持することによって後 送給槽を鋳型空隙部に接続するダクトを通して後送給金属を圧送する圧力が形成 され、この圧力は押湯内の対応する金属柱を使用することによって得ることので きる圧力に対応する。従って、鋳型に鋳込む時、この金属柱に対応する量の液体 金属が節約される。 施与される圧力は、後送給槽に組合された堰内の金属が固化してしまうかまた は例えば国際出願WO 93/11892に記載のように何等かの他の手段によ ってこの堰が閉塞されてしうまでは施与される場所における平均金属静圧を越え てはならないことは言うまでもない。さもなくば、施与される高い圧力によって 、鋳物に後送給するのに貢献することなく金属が堰を通して戻されることは明ら かである。堰内の金属が固化してしまうか堰が閉塞されてしまうといざという時 には施与されている圧力を高めて有効な 後送給の確実性を高めることができる。 請求の範囲1の記載から理解されるように、二つ以上の後送給槽を単一の鋳型 空隙に組合せたり、二つ以上の鋳型空隙部を単一の後送給槽に組合せたり、単一 の鋳型空隙部を各後送給槽に組合せたりすることができる鋳型においては、必ず しも一つの鋳型内の全ての後送給槽内の金属に圧力を施与する必要はない。 液体金属をできるだけ熱く保ち、従ってできるだけ後送給に適するように保つ ために、請求の範囲3の方策を使用するのが好ましい。このようにすれば、リサ イクルされる金属の量を更に減少させることができる。 特に永久鋳型においては、後送給槽内の金属に対する圧力は純粋に機械的にま たは空気圧−機械的にまたは液圧−機械的に施すことができるが、本発明の方法 の好ましい実施例が請求の範囲4に記載されている。 請求の範囲5〜9はガス圧を施与する種々な方法を開示しており、特に請求の 範囲7は鋳型内のガス圧が施与される金属面における金属静圧より低いガス圧を 施与する方法を開示しているが、請求の範囲8は堰内の金属が固化したかどうか を確かめる方法を開示している。 施与するガス圧の現実的な値は、各場合において製造すべき鋳物によるし、鋳 型の形状にもよることは明らかであるが、請求の範囲10に記載のように約0. 05〜0.5バールのガス圧に保つのが一般的に好ましい。 使用する加圧されたガスは大気でありうるが、鋳造されている金属と化学的に 反応しない不活性ガス(マグネシウ ムまたはその合金を鋳造する場合には、例えば窒素または二酸化炭素)を使用す ることもできる。 本発明の方法の一般的に適用しうる実施例が請求の範囲13に記載されている 。 請求の範囲14は連続鋳造プラントの鋳型に使用するのに適した本発明の方法 の実施例に関する。 ガス圧を後送給槽に施与するチューブまたはダクトが後送給槽からの固化した 金属によって詰まるのを防止するために、後送給槽は請求の範囲15に記載のよ うに、液体金属に対して不透過性の材料によって圧力ガス源から隔離することが できる。この材料は請求の範囲16に記載のように、例えば耐熱繊維材料の層を 形成することにより、ガス圧の作用を受けた時に撓むようにし、かくして後送給 工程の間、それ自身後送給槽内の金属面の輪郭に適合するようにすることができ る。請求の範囲17に記載のように、この材料は圧力ガスに対しては透過性であ りうる。 請求の範囲18,19,20に記載のように後送給槽にはガス圧を確立するに 十分な程度にガスを発生しうる薬剤を置くことができ、この薬剤は発熱するよう になされていても良く、また、熱絶縁成分を含有していても良い。 連続鋳造装置に使用するために、本発明は本発明の方法を実施するための、垂 直分割面を有する鋳型にも関する。この鋳型は請求の範囲1の前段に記載した種 類のものであって、この請求の範囲21の「〜において」の後段に記載した構成 を特徴とする。この鋳型は請求の範囲22,23,24に記載した構成をも有し うる。 最後に、本発明は請求の範囲25の前段に記載した種類の鋳込みおよび冷却域 に関し、本発明によればこの鋳込みおよび冷却域はこの請求の範囲21の「〜に おいて」の後段に記載の構成を有する。この鋳込みおよび冷却域は請求の範囲2 6,27に記載のように構成することができる。図面の簡単な説明 以下の本明細書の詳細な説明の部分において、図面を参照して本発明をより詳 細に説明する。図面において、 図1および図2は後送給槽内の金属に機械的に圧力を施与するようにした本発 明の方法の第一の実施例を非常に概略的に示す図、 図3は後送給槽内の金属に圧力ガスによって圧力を施与するようにした、本発 明の方法の第二の実施例を図1および図2と同様な形態で示す図、 図4は鋳型を作るための造型機、この造型機によって作られたかかる鋳型の列 および鋳込みおよび冷却域の一部を備えた連続鋳造プラントの一部分の概略的な 縦断面図、 図5は図4に示した二つの鋳型からなる鋳型に鋳込む状況を示す断面図である 。好ましい実施例の説明 図1は全体的に符号1で示す鋳造鋳型の断面図である。この実施例においては 、鋳型1は金属からなる永久鋳型であることができ、鋳型空隙部2を有し、この 鋳型空隙部2は比較的大きい流れ断面を有する短いダクトを介して送給槽3に接 続されている。送給槽3は注入口装置4,5,6の堰4に接続されており、この 注入口装置は受口6に開口 しかつ鋳型1の頂部に設けられた垂直方向の湯口5も備えている。プランジャピ ストンの形をした変位体7が上方から送給槽3内に垂直方向に導入されうるよう に鋳型1内に動きうるように配設されており、この変位体7は重錘として記号化 して示した下向きの力を、鋳型1の上部を通して上方に延びた垂直ロッド8によ って受けることができる。 鋳型空隙部2および送給槽3は注入口装置4,5,6を通して液体金属で充填 されており、ロッド8を介してプランジャピストン7に下向きの一定の力が与え られるが、この力の大きさはプランジャピストン7によって送給槽3内の金属に 及ぼされる圧力が最大でも湯口5および受入6内の金属の柱によってプランジャ ピストン7の下端面に及ぼされる金属静圧に等しくなるようになされている。 ロッド8の下向きの力がそれ以上に大きければ、プランジャピストン7を送給 槽3中へ下方に動かし、送給槽3から注入口装置4,5,6を通して金属を後方 へ排出するであろう。 鋳型1に注入された金属の冷却の間、堰4内の金属が最初に固化し、その後鋳 型空隙部2内の金属が固化し、所望の鋳物を形成する。送給槽3の寸法はこの送 給槽内およびこれを鋳型空隙部2に接続するダクト内の金属が最後に固化するよ うに選択される。 この条件は、注入作業の間に鋳型空隙部2を充填すべき全ての金属が鋳型1の これらの部分を通して流れてこれらの部分の壁を暖めるという事実によっても支 持される。 即ち、鋳型空隙部2内の金属の冷却および固化の全工程 の間に鋳型空隙部2内の金属の熱収縮を補うために送給槽3内に液体金属が存在 することになる。この工程の間、プランジャピストン7は鋳型1の注入の直後と 同じ圧力で送給槽3の金属に永久的に作用し、従って鋳型空隙部2内の鋳物へ使 用されている金属を供給するように移動させつつ送給槽3内を下方に移動するの で、送給槽3内に一定の圧力を維持する。 このように、押湯工程の間に送給槽3内に維持される圧力は送給槽3の上壁と 鋳型1の頂部との間の液体金属の柱からの圧力にほぼ対応する。かくして、本発 明によれば、送給槽3はその底部から鋳型1の頂部へ延びた押湯と同様に機能す る。かかる押湯を充填するためには、かなりの量の金属が必要であったし、この 余分の金属は鋳型空隙部2内で作られる鋳物から後刻分離してリサイクルしなけ ればならず、それに伴う欠点があった。 このように、本発明の方法によれば、金属の利用度が高くなり、従って金属を 溶融させるためのエネルギーを節約することができる。 堰4内の金属が固化してしまうと、本発明の範囲内において、ロッド8および プランジャピストン7によって上述した以上の圧力を送給槽3内の金属に及ぼす ことができ、従ってより確実で効果的な後送給を行うことができる。というのは 、このような高い圧力にとっては送給槽3から鋳型空隙部2へダクト(その壁面 上に固化した金属のためにその流動断面積が小さくなってしまっていることがあ る)を通して金属を押すのが容易だからである。更に、この高 い圧力部分的に固化した金属内の後送給抵抗に打勝つ傾向を増強する。 図2に示す鋳型1においては、部分2〜8は図1に示した鋳型のものと実質的 に同様である。しかし、図2においては、プランジャピストン7は水平方向のロ ッド8を介して鋳型1に向けて内方に指向される力の作用によって送給槽3内へ 水平方向に動きうるようになっており、この力は重錘として記号化して示されて おり、板10に枢支されたベルクランクレバー9を介してロッド8に作用する。 この実施例においては、鋳型空隙部2は別の鋳型空隙部2′によって拡大され ており、この鋳型空隙部2′は広い喉を通して第二の送給槽11へ接続されて前 記の別の鋳型空隙部2′中へ注入金属を後送給するようになっている。プランジ ャピストン12は送給槽11中へ水平方向に移動可能であり、水平方向のロッド 13および板10に枢支されたベルクランクレバー14を介して、記号化して示 した重錘によって、鋳型1に向けて内方に指向された力の作用を受けるようにな っている。 鋳型1への注入の間、鋳型空隙部2′および送給槽11も、鋳型空隙部2,2 ′を互いに接続する喉を通して金属が注入されるが、部分3〜8は図1について 説明したのと同様に機能する。 鋳型1に金属が注入されてしまうとプランジャピストン12はロッド13およ びベルクランクレバー14を介して次のような内向きの力を受ける。即ち、送給 槽11内の金属が鋳型1の注入の直後、最大でもプランジャピストン1 2の端面に作用する金属静圧に等しい圧力を受けるような内向きの力を受けるの である。 送給槽11は送給槽3と違って鋳込工程の間に液体金属が流通することがなく その壁は加熱されないので、かつ鋳型内の鋳型空隙部およびダクトを通過した冷 却された金属が注入されるので、送給槽11は第二の鋳型空隙部2′へ後送給し うるようにするために相応した大きな寸法にしなければならない。 第二の鋳型空隙部2′中に注入された金属の冷却および固化の間、プランジャ ピストン12は他の点では図1の鋳型1内のプランジャピストン3について説明 したのと同様に作用する。 このことは、送給槽11がその頂壁から鋳型1の頂部まで延びた押湯の埋め合 わせをすることを意味する。 上記の説明は鋳型1が永久的な金属鋳型でありかつプランジャピストン7,1 2も同様に金属からなっているという想定に基づいているが、原理的には鋳型1 はサンド鋳型であっても良く、またプランジャピストン7,12は例えば筒状の 中子砂素子であっても良いが、実際にはこれを実施するにはいくらかの困難が伴 うことは否めない。 他方、ロッド8および13を介して作用する力は、記号化して示した純粋に機 械的な方法に加えて、空気力学的または水力学的ピストン−シリンダユニットに よって与えることもできる。 本発明の方法の図3に示す実施例は永久鋳型およびサンド鋳型の両方に使用す るのに適しており、図1および図3 における同一部または相当部には同一符号を付している。 即ち、鋳型1内には、第一の送給槽3を介して注入口装置4,5,6に接続さ れた鋳型空隙部2と、この鋳型空隙部2に接続されかつ第二の送給槽11を備え た別の鋳型空隙部2′とが設けられている。送給槽3の底部から鋳型1の外側へ ダクト15が延びており、送給槽3からダクト15への接続部には金属に対して は不透過性であるがガスに対しては透過性のセパレータ16が設けられている。 ダクト15は鋳型1の外側において、鋳型の外面に流体密封係合した圧力室17 中に開口しており、この圧力室17は減圧弁18への導管に接続されており、こ の減圧弁は圧力ガス源(図示せず)に接続されている。 同様に、送給槽11の上壁はダクト19を通して鋳型の側面の一つにおいて鋳 型の外側へ接続されており、送給槽11からダクト9への接続部にはセパレータ 16と同じ種類のセパレータ20が設けられている。ダクト19は鋳型1の外側 と流体密封状に係合する圧力室21へ開口しており、この圧力室21は導管を通 して減圧弁22へ接続され、この減圧弁は圧力ガス源(図示せず)へ接続されて いる。 図3に示す鋳型1への注入の間、この鋳型内の空隙部3,2,2′および11 は図2について説明したのと同様に注入口装置4,5,6を介して充填される。 この工程の間、セパレータ16および20は金属がダクト15および19内に入 ってこれを詰まらせるのを防止する。 その後、ダクト15、圧力室17、減圧弁18およびセ パレータ16を通して送給槽内の金属の最下面にガス圧が施与されるが、このガ ス圧はこの位置における鋳型1内の金属静圧を越えない。この工程の間、鋳型空 隙部2内へ上昇して膨張し、不良鋳物を作ることのあるガス泡がセパレータ16 の上方に出現させるようにはガス圧を施与しないように注意を払う必要がある。 これと同様に、ダクト19、圧力室21、減圧弁22およびセパレータ20を 介して送給槽11内の金属上面にガス圧が施与されるが、このガス圧はこの面に おける鋳型内の金属静圧を越えることは許されない。 送給槽3内の金属の下面および送給槽11内の金属の上面に作用するガス圧は 図2に示した鋳型1内のプランジャピストン7および12と同様に機能してこれ らの送給槽3および11内の金属の圧力を、空隙部2および2′内の金属の冷却 および固化の間一定値に維持する。従って、送給槽3および11内の金属は鋳型 空隙部内の金属の熱収縮を補償すべくこれらの鋳型空隙部へ金属を供給すること ができる。 この方法の実施例においても、堰4内の金属の固化の後、送給槽3および11 内の金属面へのガス圧を増大させることができるが、セパレータ16を通して鋳 型空隙部2内へガス泡が導入されないように注意する。 セパレータ16および20は熱に耐え、金属に対しては不透過性であるが、ガ スに対しては透過性である適当な能力を有する適当な材料から形成することがで きる。例えば、多孔セラミック板または有機または無機結合剤を含有す るサンドコア、あるいは他の鉱物繊維の板またはマットから形成することができ る。 二つの送給槽3および11内のガス圧は、ダクト15および19、圧力室17 および21、およびセパレータ16および20を通る代わりに、鋳型、特に生型 砂鋳型(wet-sand mould)を通って延びた送給槽へ開口しかつその内方端がガス に対しては透過性であるが、液体金属に対しては不透過性であるように例えばこ れらの特性を有するプラグによって閉じて構成され、外方端が減圧弁18または 21に接続された金属チューブを通して施与することができる。 図4は本発明による鋳込みおよび冷却部を備えた連続鋳造プラントの概略的な 縦断面図である。このプラントは全体的に符号25で示され、本出願人が製造、 販売するディサマチック造型機と同じ種類の造型機を備えている。何十年にもわ たって市場に出され、世界中の鋳物工場で広く使用されてきたこの造型機の構造 および動作の原理は当業者に良く知られまた米国特許第3008199号に記載 されているので、本明細書では簡単に説明するにとどめる。 造型に適した湿分含有率の粘土結合された押固められていない型砂が、模型2 9を担持しかつ液圧ピストン27に固定されたスキーズ板28と、同様に模型3 1(ここでは扁平な板として示されている)が取付けられ上方に回動しうる対圧 板30(図4では上方に回動した位置に示されている)との間に形成された造型 室へ供給槽26から供給される。スキーズ板28がピストン27によって造型室 を通 して進められると、型砂はスキーズ板28と下方に回動した対圧板30との間、 即ちこれらによって担持された模型29,31間で緊結され、生型砂からなる鋳 型が形成される。次いで、対圧板30が図4において右方へ動かされて模型31 が鋳型から離され、そして図4の位置へ上方に回動される。その後、鋳型32は ピストン27によって図4において右方へ進められて先に製造した鋳型32に対 接される。その後、ピストン27が引込められて模型29を鋳型32から離す。 かくして、鋳型32の列が適当な支持台33上を矢印Aの方向に図4において右 方へ段階的に進められる。鋳型32の下流側に向いた形状付けられた面は先に製 造した鋳型32の上流側に向いた形状付けられた面と一緒になって鋳型空隙部を 形成する。 これらの鋳型は鋳込みステーションBを通して段階的に進められ、この鋳込み ステーションBにおいて、図5に断面図で概略的に示した適当な鋳込装置34に よって鋳型空隙部へ金属が注入される。その後、鋳型は冷却域Cを通して型ばら しグリル(図示せず)へ段階的に更に進められる。 このようにして形成された生型砂鋳型はそれぞれ鋳型空隙部35を有する。鋳 型空隙部35の底部は短かくて太いダクトを介して送給槽36に接続されており 、送給槽36は堰37および湯口38からなる注入口装置に接続されている。湯 口38は鋳型の頂部において受口39へ開口している。図示の鋳型の実施例にお いては、鋳型は更に鋳型空隙部35の上部と鋳型の頂部との間の中央接続を構成 する 押湯40を備えている。 本発明によれば、ダクト41が鋳型内の送給槽36を鋳型の下面に連通させ、 各鋳型のダクト41は図3に示した実施例について説明した種類のセパレータ4 2によってふさがれている。 本発明によれば、鋳込みステーションBのすぐ下流の位置から鋳型32の列の 下の支持台33内を冷却域Cの少なくとも一部分に沿ってダクト43が延びてお り、このダクト43は支持台33内で鋳型32内のダクト41の下方に位置して いる。ダクト43には完全に鋳込まれた鋳型内のセパレータ42上の金属静圧を 越えない圧力の圧縮空気が供給され、この圧力は図3に示した送給槽3について 説明した態様で送給槽36から鋳型空隙部35へ供給するのに貢献する。 図示の鋳型においては、押湯40は鋳型空隙部35の上部に後送給する役目を 果たすので、この押湯40は自動鋳造装置35においては追加的な目的を果たす 。というのは、鋳型を完全に充填したことを示す押湯40内の金属の存在は鋳込 みを終了すべきであるとする信号を発生するようになされた適当な光センサまた は熱センサによって記録しうる。 以上の説明において、本発明をいくつかの実施例に基づいて説明したが、本発 明は請求の範囲の思想の範囲内で種々変更しうるものである。 即ち、本発明の方法を水平分割面を有する鋳型について実施しうることは直ち に理解しうるであろう。外部の源か ら圧力ガスを供給する代わりに送給層内にガスを遊離または発生しうる物質また は互いに化学的に反応してガスを発生する一組の物質を置くことによって送給槽 内でガスを発生させることもできる。同様に鋳型への鋳込みは図示の重力鋳込み 以外の方法、例えば国際特許出願WO 93/11892に開示のように、下方 から鋳型内へ金属を汲上げ、次いで注入口を閉じることによって行うこともでき る。 更に上述した物質は発熱反応によって発熱し、かつ適当な熱絶縁性を有する添 加物を含みうる。 部品のリスト A 方向/矢印 B 鋳込みステーション C 冷却域 1 鋳型 2 鋳型空隙部 2′ 鋳型空隙部 3 送給層 4 堰 5 湯口 6 受口 7 プランジャピストン/変位体 8 ロッド 9 ベルクランクレバー 10 板 11 送給槽 12 プランジャピストン 13 水平ロッド 14 ベルクランクレバー 15 ダクト 16 セパレータ 17 圧力室 18 減圧弁 19 ダクト 20 セパレータ 21 圧力室 22 減圧弁 25 造型機 26 供給槽 27 ピストン 28 スキーズ板 29 模型 30 対圧板 31 模型 32 鋳型 33 支持台 34 鋳込装置 35 鋳型空隙部 36 送給槽 37 堰 38 湯口 39 受口 40 押湯 41 ダクト 42 セパレータ 43 ダクト
【手続補正書】特許法第184条の7第1項 【提出日】1995年6月1日 【補正内容】 請求の範囲 1.一つまたはそれ以上の垂直分割面を有し、下方から軽金属鋳物を鋳込むた めの鋳型であって、連続鋳造プラント内の生型砂の二つの互いに対接する鋳型( 32)からなり、前記鋳型は少なくとも一つの鋳型空隙部(35)と、この鋳型 空隙部(35)に接続された堰(37)と、圧力ガス源に接続することができ、 かつ堰(37)より実質的に大きい断面積を有する通路を介して前記鋳型空隙部 (35)に接続された内部後送給槽(36)とを備えた鋳型において、前記後送 給槽(36)は前記鋳型空隙部(35)の下方に設けてその側壁の下部において 堰(37)に接続し、鋳型の外表面へ開口する通路(41)を通して前記圧力ガ ス源に接続されるようになされていることを特徴とする鋳型。 2.液体金属に対して不透過性の材料からなる素子(42)を後送給槽(36 )と前記通路(41)との間に配置し、この素子(42)を介して後送給槽を圧 力ガス源に接続しうるようにしたことを特徴とする請求の範囲1の鋳型。 3.前記素子(42)がガス圧の作用を受けた時に撓み得るものであることを 特徴とする請求の範囲2の鋳型。 4.前記素子(42)がガスに対して透過性であることを特徴とする請求の範 囲2または3の鋳型。 5.請求の範囲1−4のいずれかに記載の鋳型およびこれらの鋳型が鋳込装置 を通して段階的に進められる間に個々の鋳型に順次鋳込装置(34)を備え、鋳 込まれた鋳型 を冷却するようにした連続鋳造プラントの鋳込および冷却域において、少なくと も一つの圧力ガス源に接続され、鋳込装置(34)のすぐ下流側の位置から鋳型 列の縦方向(A)に延びた溝(43)を設け、この通路(41)は鋳型の外表面 に開口する通路(41)に連通するように鋳型に対接するようにしたことを特徴 とする鋳込みおよび冷却域。 6.鋳型列の縦方向(A)に延びた溝(43)を少なくとも二つの区分に分割 し、鋳込まれたばかりの鋳型内の後送給槽(36)の底部における金属静圧を越 えないガス圧を有する圧力ガス源へ鋳込装置(34)に最も近い第一の区分を接 続し、この第一の区分の下流側の第二区分をより高いガス圧を有する圧力ガス源 に接続するようにしたことを特徴とする請求の範囲5の鋳込みおよび冷却域。 7.鋳型列の縦方向(A)に延びた前記溝(43)の前記第一の区分の前記方 向(A)の長さは、鋳型がこの区分を通過してしまった時に鋳型の堰(37)お よび押湯(40)内の金属が確実に固化してしまっているような長さであること を特徴とする請求の範囲6の鋳込みおよび冷却域。 【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年11月14日 【補正内容】 明細書 連続鋳造プラントの鋳型および鋳込みおよび冷却域技術分野 本発明は請求の範囲1の前段に記載した種類の鋳型に関する。背景 金属は液体の状態においても固体の状態においても冷却されると体積が減少す ること、所謂熱収縮することは一般に知られている。鋳込みの後鋳型空隙部内の 熱量の分布が不均一であり、従って鋳物の全ての部分が同時に固化しない鋳型に おいては、このことは最も長く液体状態にとどまる鋳物部分が先に固化した鋳物 部分の収縮を補償するために液体金属を放出する事態を生じさせ、鋳物の表面に 凹所として現れるか鋳物内に中空部(空洞またはミクロ収縮)として現れる、一 般に鋳縮みと称されるきずを鋳物に生じさせることになる。この欠陥を回避する ために、当業者は多くの手段をとることができるが、そのうちの最も一般的な手 段は後送給槽( after− feeding reservoirs )、即ち鋳込作業の間金属で充填 され、この金属が鋳物の最後に固化する部分より長く液体状態にとどまるように した寸法を有する鋳型内空隙部を、固化の間にこれらの鋳物部分へ液体金属を後 送給しうるような比較的大きい断面を有する通路によって前記鋳物部分へ接続す るものである。 かかる後送給槽は主として二つの形式のもの、即ち開放押湯、即ち鋳物へ接続 する通路から鋳型の上面まで延びた実質的に筒状の空隙部の形式のものと、鋳物 の送給すべき 部分のすぐ近くに設けられた、鋳型内の内部空隙部または包囲された空隙部、所 謂「盲押湯」の形式のものが知られている。後者に対して前者は後送給位置にお ける金属静圧(metallostatic pressure)が高い利点を有する。即ち、「ヘッド 」圧力、即ち上方に位置する金属柱の圧力が接続通路を通して送給金属を鋳物中 へ押圧することによって後送給を高度に支援するのであるが、後者においては後 送給の間に圧力が低下するのである。他方、後者は鋳造工程における金属の歩ど まりが高い、即ち後続する再溶融(リサイクリング)のために鋳物から分離すべ き金属の量が少なくてすむ利点がある。 水平方向の分割面を有する鋳型にくらべて垂直方向の分割面を有する鋳型の頂 面は表面積が比較的小さく、従って後者の形式の鋳型は後送給のための開放押湯 の使用可能性が低い。従って、このため、上述した欠点、即ち通路を通して後送 給金属を鋳物へ圧送するための金属静圧が小さいという欠点があるのに上述した 「盲押湯」を使用する必要が一般にある。この欠点は軽金属鋳物、即ちアルミニ ウムおよびその合金またはマグネシウムおよびその合金の鋳物に後送給する場合 には、これらの金属の比重が比較的小さいため、顕著になる。 上述した欠点を克服するために、US−A−2568428は鋳型空隙部の一 側または両側に設けられ、頂部において圧力ガス源へ接続しうる盲押湯を開示し ている。この圧力ガスの圧力は押湯の底部における金属静圧に加わって後送給を より効果的にする。この従来技術は請求の範囲1 の前段の基礎となっている。本発明の開示 垂直分割面を有する鋳型内で軽金属鋳物を鋳造することは特に例えば本出願人 の製造、販売するディサマチック(Disamatic )造型プラントの如き連続鋳造プ ラント(string−moulding plant)の鋳型による鋳造の場合に商業的な関心があ る。このため、本発明の目的は、請求の範囲1の前段に記載の形式の鋳型であっ て、上述した欠点を回避することができ、それと同時に金属の歩どまりを増大さ せる、個々の鋳型に鋳込むのに使用される金属の量を減少させる可能性を与える 方法を提供することにある。 本発明によれば、この目的は請求の範囲1「〜おいて」の後に記載の構成によ って達成される。 そこに記載のように、鋳型空隙部内で金属が固化する間、鋳型の鋳込みの直後 の送給槽内の金属静圧にほぼ等しい圧力を後送給槽内に維持することによって後 送給槽を鋳型空隙部に接続する通路を通して後送給金属を圧送する圧力が形成さ れ、この圧力は押湯内の対応する金属柱を使用することによって得ることのでき る圧力に対応する。従って、鋳型に鋳込む時、この金属柱に対応する量の液体金 属が節約される。 施与される圧力は、後送給槽に組合された堰内の金属が固化してしまうかまた は例えば国際出願WO 93/11892に記載のように何等かの他の手段によ ってこの堰が閉塞されてしうまでは施与される場所における平均金属静圧を越え てはならないことは言うまでもない。さもなくば 、施与される高い圧力によって、鋳物に後送給するのに貢献することなく金属が 堰を通して戻されることは明らかである。堰内の金属が固化してしまうか堰が閉 塞されてしまうと施与されている圧力を随意に高めて有効な後送給の確実性を高 めることができる。 好ましくは、本発明の鋳型は請求の範囲2,3および4の構成を組入れること ができる。 本発明は請求の範囲5の前段に記載した種類の鋳込みおよび冷却域にも関し、 本発明によればこの鋳込みおよび冷却域はこの請求の範囲5の「〜において」の 後段に記載の構成を有する。この鋳込みおよび冷却域は請求の範囲6および7に 記載のように構成することができる。図面の簡単な説明 以下の本明細書の詳細な説明の部分において、図面を参照して本発明をより詳 細に説明する。図面において、 図1は鋳型を作るための造型機、この造型機によって作られたかかる鋳型の列 および鋳込みおよび冷却域の一部を備えた連続鋳造プラントの一部分の概略的な 縦断面図、 図2は図1に示した二つの鋳型からなる鋳型に鋳込む状況を示す断面図である 。好ましい実施例の説明 図1は本発明による鋳型および鋳込みおよび冷却部を備えた連続鋳造プラント の概略的な縦断面図である。このプラントは全体的に符号25で示され、本出願 人が製造、販売するディサマチック造型機と同じ種類の造型機を備えている。何 十年にもわたって市場に出され、世界中の鋳物工 場で広く使用されてきたこの造型機の構造および動作の原理は当業者に良く知ら れまた米国特許第3008199号に記載されているので、本明細書では簡単に 説明するにとどめる。 造型に適した湿分含有率の粘度結合された押固められていない型砂が、模型2 9を担持しかつ液圧ピストン27に固定されたスキーズ板28と、同様に模型3 1(ここでは扁平な板として示されている)が取付けられ上方に回動しうる対圧 板30(図1では上方に回動した位置に示されている)との間に形成された造型 室へ供給槽26から供給される。スキーズ板28がピストン27によって造型室 を通して進められると、型砂はスキーズ板28と下方に回動した対圧板30との 間、即ちこれらによって担持された模型29,31間で緊結され、生型砂からな る鋳型が形成される。次いで、対圧板30が図1において右方へ動かされて模型 31が鋳型から離され、そして図1の位置へ上方に回動される。その後、鋳型3 2はピストン27によって図1において右方へ進められて先に製造した鋳型32 に対接される。その後、ピストン27が引込められて模型29を鋳型32から離 す。かくして、鋳型32の列が適当な支持台33上を矢印Aの方向に図1におい て右方へ段階的に進められる。鋳型32の下流側に向いた形状付けられた面は先 に製造した鋳型32の上流側に向いた形状付けられた面と一緒になって鋳型空隙 部35を形成する。 これらの鋳型は鋳込みステーションBを通して段階的に進められ、この鋳込み ステーションBにおいて、図2に断 面図で概略的に示した適当な鋳込装置34によって鋳型空隙部へ金属が注入され る。その後、鋳型は冷却域Cを通して型ばらしグリル(図示せず)へ段階的に更 に進められる。 このようにして形成された生型砂鋳型はそれぞれ鋳型空隙部35を有する。鋳 型空隙部35の底部は短かくて太い通路を介して送給槽36に接続されており、 送給槽36は堰37および湯口38からなる注入口装置に接続されている。湯口 38は鋳型の頂部において受口39へ開口している。図示の鋳型の実施例におい ては、鋳型は更に鋳型空隙部35の上部と鋳型の頂部との間の中央接続を構成す る開放押湯40を備えている。 本発明によれば、通路41が鋳型内の送給槽36を鋳型の下面に連通させ、各 鋳型の通路41はセパレータ42によってふさがれている。このセパレータは溶 融金属に対して不透過性の板状素子であってガス圧のもとに弾性的に撓むことが でき、ガスに対して透過性である。 本発明によれば、鋳込みステーションBのすぐ下流の位置から鋳型32の列の 下の支持台33内を冷却域Cの少なくとも一部分に沿って溝43が延びており、 この溝43は支持台33内で鋳型32内の通路41の下方に位置している。溝4 3には完全に鋳込まれた鋳型内のセパレータ42上の金属静圧を越えない圧力の 圧縮空気が供給され、この空気圧は後送給槽36内の溶融金属の下面に上向きの 力を及ぼすことによって後送給槽36から鋳型空隙部35へ供給するのに貢献す る。この空気圧は気泡が後送給槽36お よび前記通路を通して鋳型空隙部35へ上昇して不良鋳物を作ることがないよう に施与される。 図示の鋳型においては、開放押湯40は鋳型空隙部35の上部に後送給する役 目を果たすので、この押湯40は自動鋳込装置34においては追加的な目的を果 たす。というのは、鋳型を完全に充填したことを示す押湯40内の金属の存在は 鋳込みを終了すべきであるとする信号を発生するようになされた適当な光センサ または熱センサによって記録しうる。 以上の説明において、本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は請求の 範囲の思想の範囲内で種々変更しうるものである。 外部の源から圧力ガスを供給する代わりに送給層内にガスを遊離または発生し うる物質または互いに化学的に反応してガスを発生する物質を置くことによって 送給槽内でガスを発生させることも随意にできる。同様に鋳型への鋳込みは図示 の重力鋳込み以外の方法、例えば国際特許出願WO 93/11892に開示の ように、下方から鋳型内へ金属を汲上げ、次いで注入口を閉じることによって行 うこともできる。 更に上述した物質は発熱反応によって発熱し、かつ適当な熱絶縁性を有する添 加物を含みうる。 部品のリスト A 方向/矢印 B 鋳込みステーション C 冷却域 25 造型機 26 供給槽 27 ピストン 28 スキーズ板 29 模型 30 対圧板 31 模型 32 鋳型 33 支持台 34 鋳込装置 35 鋳型空隙部 36 送給槽 37 堰 38 湯口 39 受口 40 押湯 41 通路 42 セパレータ 43 溝 【図1】 【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CN,CZ,DE,DK,ES,FI,G B,GE,HU,JP,KG,KP,KR,KZ,LK ,LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,S K,TJ,TT,UA,US,UZ,VN (72)発明者 ラスムッセン,ニールス ダヴリュー. デンマーク,ディーケー−1806 フレデリ クスベルグ シー,ヤコビス アレ 8, 3. ティーヴィー. (72)発明者 モゲンセン,ヴァグン デンマーク,ディーケー−2820 ゲントフ テ,サスヴェイ 6 (72)発明者 イエスペルセン,エミル デンマーク,ディーケー−2600 グロスト ルプ,リペヴェンゲット 2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.好ましくは垂直分割面を有し、下方から鋳込む(上向き鋳込み)ようにな され、かつ少なくとも一つの鋳型空隙部(2,2′,35)に接続されるかまた は各鋳型空隙部にそれぞれ接続された少なくとも一つの後送給槽(3,11,3 6)を備えた鋳型(1)内の鋳物、特に軽金属鋳物に後送給する方法において、 鋳型に鋳込んだ後、少なくとも一つの後送給層(3,11,36)内の金属を圧 力に受けさせ、この圧力は鋳型空隙部(2,3′,35)内の金属が固化するま で維持し、場合によっては増大させ、少なくとも一つの後送給槽内に施与される 圧力は、それに組合された注入口(4,37)内の金属が少なくとも固化した後 または注入口が他の態様で閉塞された後、圧力を施与する位置における鋳型(1 )内の金属静圧より高く維持することを特徴とする鋳物に後送給する方法。 2.鋳型として粒状材料、好ましくは生型砂の一回使用の鋳型を使用すること を特徴とする請求の範囲1の鋳物に後送給する方法。 3.各後送給槽または少なくともいくつかの後送給槽(3,36)を注入口( 4,37)または各自の注入口と鋳型空隙部(2,35)との間に設けたことを 特徴とする請求の範囲1の鋳物に後送給する方法。 4.圧力ガス源からのガス圧の形で、後送給層(3,11,36)内の金属表 面に圧力を施与することを特徴とする請求の範囲1または2の鋳物に後送給する 方法。 5.ガス圧はこれが施与される金属面における鋳型内の 金属静圧に最大でも等しく維持することを特徴とする請求の範囲4の鋳物に後送 給する方法。 6.注入口(4,37)内の金属が固化してしまうまでまたは他の何等かの方 法で閉塞されるまで、ガス圧をこれが施与される金属面における鋳型内の金属静 圧に最大でも等しく維持し、注入口内の金属が固化した後または注入口が閉塞さ れた後、前記圧力を増大させることを特徴とする請求の範囲4の鋳物に後送給す る方法。 7.a)鋳型に鋳込んだ直後にガス圧を施与して均一に上昇させ、この圧力を 連続的に測定し、b)測定する圧力上昇が止まると直ちに圧力ガスの供給を終ら せ、c)圧力上昇が止まる直前に測定された圧力よりいくらか低い圧力に前記ガ ス圧を低下させることを特徴とする請求の範囲5または6の鋳物に後送給する方 法。 8.a)請求の範囲7の順番の作業を、鋳型への鋳込みの後測定される圧力上 昇がもはや止まらなくなるまで均一な時間間隔で繰り返えし、b)所定のガス圧 が測定されるまで圧力ガスの供給を続け、次いでこの所定のガス圧を維持するこ とを特徴とする請求の範囲7の鋳物に後送給する方法。 9.注入口(4,37)内の金属の固化または他の方法による注入口の閉塞の 後までガス圧を施与せず、このガス圧はこれが施与される金属面における鋳型内 の金属静圧より高い値に維持することを特徴とする請求の範囲4の鋳物に後送給 する方法。 10.ガス圧を約0.05バールから約0.5バールに維 持することを特徴とする請求の範囲4−9のいずれかの鋳物に後送給する方法。 11.圧力ガスとして大気を使用することを特徴とする請求の範囲4−10のい ずれかの鋳物に後送給する方法。 12.圧力ガスとして不活性ガスを使用することを特徴とする請求の範囲4−1 0のいずれかの鋳物に後送給する方法。 13.a)後送給槽(11)を鋳型空隙部(2′)の側方に設け、b)ガス圧を 後送給槽内の上方金属面に施与することを特徴とする請求の範囲4−12のいず れかの鋳物に後送給する方法。 14.a)後送給槽(3,36)を鋳型空隙部(2,35)より下方に設け、b )ガス圧を後送給槽内の下方金属面に施与することを特徴とする請求の範囲4− 12のいずれかの鋳物に後送給する方法。 15.各後送給槽(3,11,36)を液体金属に対して不透過性の材料(16 ,20,42)によって圧力ガス源から隔離することを特徴とする請求の範囲4 −14のいずれかの鋳物に後送給する方法。 16.隔離材料がガス圧の作用を受けた時に撓みうるものであることを特徴とす る請求の範囲15の鋳物に後送給する方法。 17.隔離材料が圧力ガスに対して透過性であることを特徴とする請求の範囲1 5または16の鋳物に後送給する方法。 18.十分高いガス圧を確立するに十分な程度にガスを発生 する薬剤を後送給槽内において使用することを特徴とする請求の範囲17の鋳物 に後送給する方法。 19.発熱により熱を生じる薬剤を使用することを特徴とする請求の範囲18の 鋳物に後送給する方法。 20.熱絶縁成分を含有する薬剤を使用することを特徴とする請求の範囲19の 鋳物に後送給する方法。 21.一つまたはそれ以上の垂直分割面を有し、特に軽金属鋳物を鋳込むための 、請求の範囲1−20のいずれかの方法を実施するための鋳型であって、連続鋳 造プラント内の生型砂の二つの互いに対接する鋳型(32)からなり、前記鋳型 は少なくとも一つの鋳型空隙部(35)と、この鋳型空隙部(35)に接続され た堰(37)と、堰(37)より実質的に大きい断面積を有するダクトを介して 前記鋳型空隙部(35)に接続された内部後送給槽(36)とを備えた鋳型にお いて、前記後送給槽(36)は前記鋳型空隙部(35)の下方に設けてその側壁 の下部において堰(37)に接続し、鋳型の外表面へ開口するダクト(41)を 通して前記圧力ガス源に接続されるようになされていることを特徴とする鋳型。 22.液体金属に対して不透過性の材料からなる素子(42)を後送給槽(36 )と前記ダクト(41)との間に配置し、この素子(42)を介して後送給槽を 圧力ガス源に接続しうるようにしたことを特徴とする請求の範囲21の鋳型。 23.前記素子(42)がガス圧の作用を受けた時に撓み得るものであることを 特徴とする請求の範囲22の鋳型。 24.前記素子(42)がガスに対して透過性であることを特徴とする請求の範 囲22または23の鋳型。 25.請求の範囲21−24のいずれかに記載の鋳型およびこれらの鋳型が鋳込 装置を通して段階的に進められる間に個々の鋳型に順次鋳込装置(34)を備え 、鋳込まれた鋳型を冷却するようにした連続鋳造プラントの鋳込みおよび冷却域 において、少なくとも一つの圧力ガス源に接続され、鋳込装置(34)のすぐ下 流側の位置から鋳型列の縦方向(A)に延びたダクト(43)を設け、このダク ト(43)は鋳型の外表面に開口するダクト(41)に連通するように鋳型に対 接するようにしたことを特徴とする鋳込みおよび冷却域。 26.鋳型列の縦方向(A)に延びたダクト(43)を少なくとも二つの区分に 分割し、鋳込まれたばかりの鋳型内の後送給槽(36)の底部における金属静圧 を越えないガス圧を有する圧力ガス源へ鋳込装置(34)に最も近い第一の区分 を接続し、この第一の区分の下流側の第二の区分をより高いガス圧を有する圧力 ガス源に接続するようにしたことを特徴とする請求の範囲25の鋳込みおよび冷 却域。 27.鋳型列の縦方向(A)に延びた前記ダクト(43)の前記第一の区分の前 記方向(A)の長さは、鋳型がこの区分を通過してしまった時に鋳型の堰(37 )内の金属が確実に固化してしまっているような長さであることを特徴とする請 求の範囲26の鋳込みおよび冷却域。
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