JPH09508749A - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH09508749A JPH09508749A JP7521274A JP52127495A JPH09508749A JP H09508749 A JPH09508749 A JP H09508749A JP 7521274 A JP7521274 A JP 7521274A JP 52127495 A JP52127495 A JP 52127495A JP H09508749 A JPH09508749 A JP H09508749A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- electrical connector
- terminal
- housing
- row
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 109
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 109
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims abstract description 47
- 235000012431 wafers Nutrition 0.000 claims description 40
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 claims description 9
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 claims 1
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims 1
- 238000005476 soldering Methods 0.000 claims 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 claims 1
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 13
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 8
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 4
- 230000009286 beneficial effect Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000002991 molded plastic Substances 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/02—Contact members
- H01R13/193—Means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling part, e.g. zero insertion force or no friction
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R12/00—Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
- H01R12/70—Coupling devices
- H01R12/71—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures
- H01R12/712—Coupling devices for rigid printing circuits or like structures co-operating with the surface of the printed circuit or with a coupling device exclusively provided on the surface of the printed circuit
- H01R12/716—Coupling device provided on the PCB
Landscapes
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Abstract
(57)【要約】
レセプタクル(22)と直角ヘッダ(80)とを備え、2あるいはそれ以上のプリント基板を接続するための電気コネクタ。複合動作ビーム(38)は、レセプタクル内に配置され、可動端部と固定端部とを有する。ピン挿入サイクルの初期段階で、複合動作ビームの可動端部は、ピン(82)をコネクタハウジング内に挿入するために必要な力を最小とするために撓む。複合動作ビーム(38)は両端部を支持され、十分高い垂直力を挿入されたピン(82)に作用させ、このピン(82)を挿入された位置に保持する。ピン(82)は、ヘッダハウジング(88)内で確実に整列され、部材の公差が保持され、ピンの大きな配列が、一端でプリント基板(86)と接続された状態にかつ他端がレセプタクル(22)と接続される状態に容易に挿入できる。
Description
【発明の詳細な説明】
電気コネクタ関連出願との関係
本願は、1994年2月8日付け米国特許出願第08/193443号の一部継続出願
である1994年3月31日付け米国特許出願第08/221077号の一部継続出願で
ある。発明の分野
本発明は、電気コネクタの分野に関する。より詳細には、本発明は、プリント
基板等に対して電気的に接続するために、比較的小さな力で、ピンをコネクタハ
ウジング内に挿入でき、コネクタハウジング内では、スプリングコンタクトが、
ピンを保持するためにピンに対して比較的大きな垂直力で作用する小型すなわち
高密度コネクタに関する。発明の背景
電気コネクタの設計においては、小型化が、ますます重要な考慮事項となって
きている。しかし、コネクタの動作とサイズの減少との間には、同時に成立でき
ないもの(trade off)が存在する。コネクタのサイズが減少すると、コネクタ
のレセプタクルハウジング内で利用可能なコネクタビーム用のスペースが少なく
なる。このように制限されたスペースは、コネクタ構造体の望ましい公差を維持
しつつ、大きな垂直方向保持力に対して小さなピン挿入力を形成することをます
ます困難にする。
コンパクト構造のコネクタにおいては、上述の低挿入力は設計上の重要なファ
クターである。それぞれのピン対ビーム接触のために必要な領域が減少すると、
より多くのコンタクトをハウジング内に配置することができる。これまで、この
ようなコネクタ内に部材を挿入するために、より大きな力が必要とされていた。
このような増大した挿入力は、特に、コネクタがプリント基板上に装着される部
位で、接続部の信頼性の低下、プリント基板の曲げ、および、半田結合部のクラ
ックを生じさせる可能性がある。
当該技術分野では、低挿入力とするために片持ビームが用いられている。この
片持ビームは一端部でのみ全体が支えられ、したがって、他端部はピンの挿入サ
イクルの際に移動することができ、ビームは必要な撓みを形成するために薄肉構
造である。最初に、ピンがコネクタハウジング内に挿入されると、ピンはビーム
の可動端部に接触する。ピンが更に挿入されると、この可動端部はピン挿入軸線
に対してほぼ横方向に押し離され、ピンの進入に対応する。この移動は、挿入を
容易とするために、低挿入力とすることができる。しかし、ピンがコネクタ内に
完全に挿入されると、このような薄肉構造の片持ビームは、ピンをコネクタハウ
ジング内に保持するために挿入されたピンに対する望ましい高垂直力を作用させ
ることができない。
一方、支持ビームは完全に挿入されたピンに対して高垂直力を作用させる。こ
の支持ビームは、両端部により全体が支えられるため、片持ビームと異なり、支
持ビームのいずれの端部も移動しない。ピンの挿入サイクルの際、支持ビームは
撓むだけである。したがって、支持ビームは挿入サイクルの初期段階で大きな挿
入力を必要とする傾向がある。コンパクト構造のコネクタ組立体は多数のコンタ
クトを収容するため、必要な挿入力の全体の大きさは望ましくないほど高い。
したがって、片持ビームおよび支持ビームのいずれも、それだけではコンパク
ト構造のコネクタに好適ではない。片持ビームは小さな初期挿入力を必要とする
が、しかし、完全に挿入されたピンに対して十分な垂直保持力を形成する。片持
ビームは、更に可動端部のための大きなスペースを必要とする。一方、支持ビー
ムは、挿入されたピンに対して十分な垂直力を形成することができるが、挿入サ
イクルの初期の段階で大きな挿入力を必要とする。したがって、大きな挿入力の
ために、支持ビームを有する同じコネクタ上に多数のピンを配置することはでき
ない。
このような小型コネクタのヘッダに関して、製造中に、端子ピンを所要の公差
内で配列することが最も望ましいものである。したがって、ヘッダとレセプタク
ルとを接続するときに、小型コネクタに損傷を与えあるいは破損させる虞のある
過度の力を必要とせずに、レセプタクルハウジング内の対応する開口内にピンを
簡単に配置することができる。
したがって、プリント基板等に電気的に接続するためにコネクタハウジング内
にピンを挿入するために比較的小さな挿入力が必要で、コネクタハウジング内に
ピンを保持するために、スプリングコンタクトがピンに対して比較的大きな垂直
力で作用する電気コネクタが必要とされている。本発明はこの必要性を満たす電
気コネクタを提供する。
発明の概要
したがって、本発明は、コネクタ構造体に所要の公差を許容しつつ、高垂直保
持力に対して低挿入力を有するコンパクトな電気コネクタを提供する。したがっ
て、本発明の1の目的は、コネクタの高さと幅とピッチとを制限することである
。他の目的は、挿入サイクルの少なくとも初期段階で、低挿入力とすることであ
る。本発明の更に他の目的は、コネクタハウジング内でピンを保持するために、
挿入されたピンに対して大きな垂直力を形成することである。最後に、本発明の
他の目的は、コネクタの製造および使用の際のあらゆる段階で所要の公差を維持
する能力を提供することである。
本発明の1の観点によると、ピンを電気的に接続するための電気コネクタ組立
体は、ピン挿入軸線に沿う内孔を有するレセプタクルを備え、この内孔が内壁を
有し、更に、内孔内に配置される複合動作ビームを備え、ピンの挿入の初期段階
でかなり小さな挿入力あるいは低ばね係数を形成し、挿入の後段階でかなり大き
い垂直力を形成する。
本発明の他の観点によると、複合動作ビームは非支持端部と支持端部とを有す
る。複合動作ビームは、挿入の初期段階で非支持端部に、かなり小さな撓み割合
(deflection rate)を形成し、この複合動作ビームはこの初期段階で片持ビー
ムとして作用する。非支持端部は、挿入の後段階で内壁の1に当接し、そして、
この複合ビームは、支持ビームとして機能し、したがってピンに対してかなり大
きな垂直保持力を形成する。
本発明の第3の観点によると、中央ピン軸線を有するピンを電気的に接続する
ための電気コネクタは、頂面と底面とを有するハウジングと、挿入面を形成する
挿入孔と、保持面を形成するばね保持孔とを備える。挿入孔はばね保持孔と連通
し、挿入面は、保持面とほぼ整合する。挿入孔は中央挿入軸線を有し、ハウジン
グは更に底面に形成された凹部を有する。保持ばねはレセプタクル内に配置され
、レセプタクルは、ハウジング凹部内に配置され、ハウジングに対して機械的に
結合され、レセプタクルがハウジング内に保持されかつ保持ばねがばね保持孔内
に延びる。ピンは挿入孔内に挿入され、中央ピン軸線は中央挿入軸線とほぼ同軸
状で、保持ばねはピンに電気的に接触し、このピンを保持面に対して保持する。
本発明の更に他の観点によると、ピンヘッダは、小型コネクタに損傷を与え、
あるいはピン衝突等の干渉を生ずることなく、大きなピン列をプリント基板に接
続するように、ピンを効果的に整列させる。これらのピンは、各ピン列内にピン
を効果的に整列させるアライメントウェハー内に装着される。ピン列は、プリン
ト基板の端部で、プリント基板上にピンを効果的に整合させるスタンドオフピン
ガイド内に挿入される。
本発明の上記および他の種々の有益な特徴は、特に、本願の一部をなす添付の
請求の範囲に記載されている。しかし、本発明をより良好に理解するために、そ
の利点、その使用により得られる対象について、本願の他の部分を形成する図面
、および、本発明の好ましい実施例を示す明細書を参照されたい。
図面の簡単な説明
第1A図は、本発明の好ましい実施例による小型コネクタおよびピンの、挿入
サイクルの初期段階における図式的な断面図を示す。
第1B図は、本発明の小型コネクタの平面図を示す。
第1C図は、第1B図の1C−1Cにおける小型コネクタの他の部分の断面図
を示す。
第2図は、第1A図と同様な小型コネクタの断面図および挿入サイクルの初期
段階におけるピンを示す。
第3図は、ピンをコネクタ内に完全に挿入した後の、第1A図と同様な本発明
の小型コネクタおよびピンの断面図を示す。
第4図は、本発明による電気コネクタの他の実施例の平面図を示す。
第5図は、第4図の電気コネクタの5−5線に沿う断面図を示す。
第6a図は、本発明によるコネクタハウジングの実施例の平面図を示す。
第6b図は、第6a図のコネクタハウジングの6b−6b線に沿う横断面図を
示す。
第6c図は、第6a図のコネクタハウジングの6c−6c線に沿う一部の縦断
面図を示す。
第7a図は、本発明によるレセプタクルおよび保持ばね組立体を示す。
第7b図は、第7a図のレセプタクルおよび保持ばね組立体の7b−7b線に
沿う断面図を示す。
第8図は、本発明によるピンヘッダおよびコネクタハウジングの斜視図を示す
。
第9a図は、本発明によるピンヘッダの横側面図を示す。
第9b図は、本発明によるピンヘッダの縦側面図を示す。
第10図は、第9b図に示すピンヘッダの10−10線に沿う断面図を示す。
第11図は、本発明によるピンヘッダの他の実施例の断面図を示す。
第12a図から第12e図は、本発明による端子ピンの列および整合ウェハー
を示す。
第13a図から第13d図は、本発明によるスタンドオフピンガイドを示す。
好ましい実施例の詳細な説明
図を参照すると、ここでは、全図を通じて同様な参照数字は対応する構造部を
示す。
第1A図は、本発明の好ましい実施例によるコンパクト構造のコネクタ組立体
の断面図を示す。この組立体1は、ピン2とコンパクト構造のコネクタすなわち
レセプタクル3とを備える。コンパクト構造のコネクタ3は、更に側壁4と、内
壁5と、導電性複合動作ビーム6とを備える。この複合動作ビーム6は、内壁5
と側壁4とで限定される内孔7内に配置される。この複合動作ビーム6の可動す
なわち非支持端部6Aは、ピン収容開口8の近部に配置され、一方、この複合動
作ビーム6の固定すなわち支持端部6Bは半田テール用開口9の近部に配置され
る。複合動作ビーム6の半田テール部10は、固定端部6Bでこの複合動作ビ
ーム6と連続し、半田テール用開口9を通して突出する。半田テール部10は、
側壁4の底部の回りを90°に屈曲し、側壁4を越えて水平方向に延びる。
更に第1A図を参照すると、可動端部6Aは、挿入サイクルの初期段階でピン
2に接触する。この初期段階では、挿入サイクルの後期段階に比して、可動端部
6Aに対するピン2の進入角度(angle of attack)は比較的高い。好ましい実
施例では、可動側6Aはこの挿入段階でピン収容開口8の一側に配置される。複
合動作ビーム6の円弧部6Cの中央部は内壁5に当接することができる。ピン収
容開口8は、可動端部6Aに面する表面部4A上で、更に部分的に凹設すること
ができる。本発明の好ましい実施例によると、初期段階における撓み割合(defl
ection rate)は、ほぼ4グラム/ミル(gram per mil)である。可動端部6A
は、片持ビームとして作用し、この初期段階では低挿入力が必要とされる。
次に第1B図を参照すると、本発明によるコンパクト構造のコネクタにおける
上述の部材の相対位置が、この平面図に示されている。ピン収容開口8内では、
ピン2は内壁5に対して最も内側部に示されている。ピン2は、ピン収容開口8
のほぼ中央位置における複合動作ビーム6の可動端部6Aに接触する。可動端部
6Aの側部に、スペース7と固定端部6Bとが配置され、この固定端部は側壁4
に当接する。更に、側壁4に隣接して半田テール部10の一部が配置され、この
テール部は側壁4を越えて延びる。第1B図に示す実施例では、8つのピン対ビ
ームコンタクトがコネクタに設けられている。しかし、このようなコネクタの特
徴は、より多くのピン数構造に極めて容易に適用することができる。
第1C図は、第1B図の1C−1Cにおける小型コネクタの他の断面図を示す
。ピン収容開口8は、複合動作ビーム6の幅よりも大きな径を有する。点線で示
す内孔7は、コネクタ3の内壁により限定されている。実線で示す複合動作ビー
ム6は、ピン収容開口8の近部の可動端部6Aと、内孔7の中央部の近部の円弧
状部6Cと、半田テール用開口9の近部の固定端部6Bとを有する。半田テール
部10は、固定端部6Bと連続している。凹設面4Aは、更にこの凹設面4Aと
側壁の内面との間の遷移領域4Bを備える。この凹設面は、更に可動領域4Cを
備え、この可動領域内に複合動作ビーム6の可動端部6Aの移動部(movement)
が収容される。したがって、複合動作ビーム6の可動端部が、凹設面4Aの可動
領
域4C内を案内され、所定の移動コースからの逸れを最小とする。好ましい実施
例では、可動端部6Aおよび対応する可動領域4Cの幅は、複合動作ビーム6あ
るいは内孔7の残部よりも幅広である。この幅の差は、複合動作ビームの可動端
部6Aが、固定端部6Bの方向に押し下げられるのを防止し、ピン挿入サイクル
の際に、ピン収容開口8の近部でそのほぼ水平方向の動きを維持する。
なお、第1A図では、半田テール用開口9が充填されている。このような構造
では、複合動作ビーム6あるいは内孔7よりも幅広の部分を可動端部6Aに設け
る必要はない。同様に、可動端部6Aが図示のように形成される場合は、半田テ
ール用開口9を充填する必要はない。半田テール用開口9を充填する利点は、コ
ネクタを装着する際に、内孔7内への半田の流入が防止されることである。
第2図は、第1A図に示す本発明の好ましい実施例におけるピン挿入サイクル
の中間段階を示す。ピンは更に複合動作ビーム6の円弧部6Cの中央に向けて更
に挿入される。この挿入に対応するために、可動端部6Aは片持ビームとして機
能し、可動端部6Aは側壁4の一部を凹設された凹設面4Aに向けて移動する。
側壁4の部分凹設面4Aは、コネクタ組立体1の全幅を狭めるように作用する。
そして、可動端部は第2図に示すように部分凹設面4Aに当接する。この時点で
、複合動作ビームは片持ビームから支持ビームへの移変わりを経験する。複合動
作ビーム6のいずれの端部も、水平方向に移動してそれ以上のピンの挿入に対応
することはない。しかし、円弧状部6Cの中央部がこの時点で撓みはじめる。円
弧状部6Cの中央が撓むと、可動端部6Aは、ピン収容開口8に向けて挿入軸線
の方向に移動することができる。複合動作ビーム6の固定端部6Bは、側壁4に
対して静止状態を維持する。したがって、撓み割合は、複合動作ビーム6が本発
明の好ましい実施例における2点支持ビームのように作用した後、ほぼ16グラ
ム/ミルまで増大する。
次に第3図を参照すると、ピン2は、最終挿入ポイントに達している。このピ
ン2は、ヘルツ応力点(Hertzian stress dot)6Dで、複合動作ビーム6によ
り内壁5に押圧される。この最終段階では、複合動作ビーム6は、初期挿入力に
対して大きな垂直力をピン2に作用させ、ピン2を最終位置に保持する。複合動
作ビーム6は、2点支持ビームとして作用し続ける。
更に、コネクタ1には、ピン収容開口8上に延びる衝突防止用頂部11が設け
られていることが認められる。この頂部11の機能は、ピン2が複合動作ビーム
6と衝突するのを防止するためである。ピン2の挿入をアシストするために、ピ
ン収容開口8上に延びる頂部11の端部は、面取りされ、あるいは、テーパ状に
形成されている。
要するに、第1図から第3図は、複合動作ビーム6の片持ビームから支持ビー
ムへの移行を示す。このようにビーム6の移行は、完全に挿入されたピンに作用
する高垂直力に対し、初期段階で低挿入力を生じる。低挿入力は、コンパクト構
造のコネクタに有益である。各ピン対ビームの接触に必要な領域が、本発明の複
合動作ビームではより小さいため、多数のコンタクトをコンパクト構造のコネク
タ内に配置することができる。したがって、挿入力の全体の大きさは、挿入を比
較的容易かつ確実にするために最小限に維持する必要がある。本発明の複合動作
ビームは、このような低挿入力の必要性を満たすものである。同時に、ピンが完
全に挿入されると、本発明の複合動作ビームにより、ピンに対して十分な高垂直
力が形成される。したがって、本発明の複合動作ビームは、コンパクト構造のコ
ネクタのスペースを犠牲にすることなく、片持ビームと支持ビームとの有益な特
徴を組合わせるものである。
本発明による電気コネクタの他の実施例を第4図および第5図に示す。この実
施例では、コネクタハウジング22におけるピン挿入開口20が、縦方向および
横方向の双方で、互いに密な間隔で配置されている。各ピン挿入開口20の皿孔
24が挿入孔26に連通し、これらの皿孔は側方に隣接するピン挿入開口20の
挿入孔26内に対する隣接するピン28を挿入を容易とする。ピン28と皿孔2
4と挿入孔26との全ては、同軸の中心軸線30を有し、ピン28がこの中心軸
線30に沿って開口20内に挿入される。挿入孔26は、構造体の必要な公差を
考慮して、ピン28の外形より僅かに大きいだけであり、好ましくはこれと同じ
形状を有する。
開口20の挿入孔26は、ハウジング内のばね保持孔32と連通し、ばね保持
孔の中心軸線は、中心軸線30に沿うピンの挿入軸線と平行であるが、しかし、
これから偏位している。挿入孔26の面34は、ばね保持孔32の面36とほぼ
整合し、ピン28はばね保持孔32の面に密に近接し、好ましくは接触してこの
ばね保持孔内に挿入される。ピン28は上述の態様で挿入されてコンタクトビー
ム38に接触し、これらのピンは面36に当接して保持される。この方法では、
組立体の公差は低くでき、コンタクトビームがピンをハウジング内に保持するた
めに高垂直力を作用させたときに、ピンがハウジングの壁部に接触するのを確保
する。
第6a図から第6c図は、コネクタハウジングの実施例をコンタクトビームを
省略して示しており、このコネクタハウジング22は、底面に凹部40を有する
。第5図を参照すると、コンタクトビーム38は、レセプタクル42が凹部40
内に装着されたときに、コンタクトビームが取外し可能であるように、レセプタ
クル42内に装着される。第7a図および第7b図に示すように、好ましい実施
例では、1列のコンタクトビームがレセプタクル42の半片部に配置されている
。このような実施例では、レセプタクル42の各半片部は、方形であるのが好ま
しいピン44と孔46とを交互に配置されている。このようにして、これらのコ
ンタクトビームの列は、個別に簡単に製造され、続いて通常の態様で他の列の対
応する孔に接続されたピン列と共に組立てられ、隣接するコンタクトビームの列
を有する単一のレセプタクルを形成する。したがって、隣接するコンタクトビー
ムの列は、ばね保持孔内に挿入され、レセプタクル42の突部48がコネクタハ
ウジングの壁部50に係合し、この突部の領域で壁部を弾性変形させ、レセプタ
クルはコネクタハウジングに機械的に結合される。
第6b図および第6c図を参照すると、コンタクトビームの列のハウジング内
への挿入を容易とするため、好ましい実施例では、コネクタハウジング22はビ
ーム挿入用傾斜部52を有する。これらの傾斜部は、挿入孔の基部から延びる平
坦部54と、コネクタハウジングの底面41に向けて延びる傾斜部56とを備え
る。コンタクトビームをばね保持孔内に挿入すると、コンタクトビームは傾斜部
54上を摺動して平坦部56に達し、挿入公差の全てがコネクタハウジングの一
側に適用され、コネクタ構造体の製造中に形成される。なお、この実施例では、
ピンをハウジング内に挿入するためにはピン28に僅かに追加した挿入力が必要
となり、これは、ばね保持孔内でコネクタハウジングの面36に接触するときに
、
傾斜部52がコンタクトビームに僅かな荷重を作用させるからである。
コンタクトビーム38の好ましい実施例を第7b図に示す。直線部60がレセ
プタクル42内に配置される。この直線部60は、コンタクトビームをプリント
基板に装着するために用いる半田が、コネクタハウジングの底部からばね保持孔
内に流れ込まないように、ビームおよびレセプタクル組立体の製造中に、レセプ
タクル内にモールド成形するのが好ましい。他の直線部62は湾曲コンタクト部
64に結合され、この湾曲コンタクト部64は頂部に結合される。直線部60お
よび湾曲コンタクト64とを含むコンタクトビームの端部は、第5図に示すよう
に、ばね保持孔内に挿入される端部である。したがって、ピン28がハウジング
22の開口20内に挿入されたときに、これらのピンはコンタクトビーム38の
湾曲コンタクト部64に接触し、ビームの頂部66は面36から離隔する方向に
撓む。ピン28が完全にばね保持孔内に挿入されると、コンタクトビームの湾曲
コンタクト部は高垂直力をピンに作用させ、上述の態様でハウジング内にピンを
保持する。
コンタクトビームの装着部68は、直線部60の他端から延びる。図示の実施
例では、装着部68は、コネクタを跨いだ状態に装着(straddle mounting)す
るものであり、隣接するビーム列のコンタクトビームの装着部は、プリント基板
等のいずれの側のパッドに通常の態様で半田付けされる。しかし、本発明は、こ
の態様に制限することを意図するものではなく、コネクタを表面実装するための
通常の装着部も本発明の範囲に含まれるものである。
コネクタハウジング22に嵌合するための端子ピンヘッダ80を、第8図に示
す。ピンヘッダ80とコネクタは22とが以下の態様で噛合ったときに、ヘッダ
80内に配置された多数の端子ピン82と、コネクタハウジング22内のコンタ
クトビーム38とが電気的に接続される。ヘッダ80は直角ヘッダであり、端子
ピン82は、以下に詳細に説明する態様で、ヘッダ内でほぼ直角に曲げられてい
る。
端子ピンの回路基板側端部84は、プリント基板86のホール85に挿入され
、半田付け可能に通常の対応で接続され、基板上の印刷された回路(図示しない
)とコンタクトビーム38との間を電気的に接続する。したがって、コンタクト
ビ
ーム38の装着部68は、第2プリント基板等に接続し、種々の機能をなすため
にこれらの第1,第2プリント基板間を電気的に接続することができる。
端子ピン82はヘッダハウジング88およびスタンドオフピンガイド90内に
配置されており、このピンガイド90は、ボルト91によりヘッダハウジング8
8にボルト止めされる。第9a図および第10図に示すように、本発明の1実施
例ではピンヘッダ80内に端子ピン82が縦方向に8列配置されている。この実
施例では、2つの隣接するヘッダハウジング88が組合わされている(mated)
。しかし、本発明はこれに制限されることを意図するものではなく、用途の必要
にしたがってピンの縦方向列を適宜数とすることができる。したがって、第11
図に示すように、他の実施例では、端子ピンの4列の縦方向列が1のヘッダハウ
ジング88にのみ設けられている。
第10図および第11図を参照すると、端子ピンの接続端部92で、これらの
ピンは各ヘッダハウジング88毎に2つの隣接する列に整列している。ピン82
の回路側端部84における端子ピン列の配置数は、プリント基板に対する所要の
噛合いの必要に合わせて形成することができる。したがって、端子ピンの基板側
端部84で、1のヘッダハウジング88を使用して4列の縦方向列、あるいは、
2つのヘッダハウジング88を使用して8列に、ピンを整列するために、1の垂
直列内のピンは上方に、かつ、隣接する垂直列内のピンは下方に向けて、ピンが
ほぼ直角部93に曲げられる。
第8図、第10図および第11図を参照すると、コネクタハウジング22とヘ
ッダ80とを噛合わせるために、コネクタハウジングはヘッダハウジング88の
凹部94内に挿入される。2つのヘッダハウジング84を有する実施例では、2
つの別個のコネクタハウジング22がヘッダに噛み合わされる。コネクタハウジ
ング22が凹部94内に挿入されると、端子ピンの2つの隣接する列の接続端部
92が対応する隣接列のピン挿入開口20内に挿入され、上述のようにピンがコ
ンタクトビーム38に接触する。以下に詳細に説明するように、ヘッダ80の配
列の特徴により、ピン衝突のような干渉を生じることなく、コネクタハウジング
22内にピンが簡単に挿入される。
第12a図から第12e図を参照すると、端子ピン82の縦方向列98が、上
側の保持かつ整列用ウェハー100と、下側の保持かつ整列用ウェハー102と
にモールド成形され、これらのウェハー100,102は成形プラスチック材料
からなる。端子ピンの列を形成する際、端子ピンはダイ内に整列され、成形ウェ
ハーが溶融プラスチック材料から形成され、突起104およびソケット106が
ウェハーの一部として形成される。ウェハーの成形中、モールド内の突起がソケ
ット106を形成する。モールド上の突起はピン列に接触しかつ確実に配列する
ように延び、すなわち、ソケット106はピンに接触するように延び、ピンの配
列は所要の公差内で測定かつ保持することができる。ピンは、凹設して膨出部1
07を形成することができ、この膨出部は、後述する方法でピンが挿入されたと
きに、ヘッダハウジングのピン列を確実に固定するために使用される。
端子ピン82の隣接する縦方向列を形成するために、第10図および第11図
に示すようにピンおよびウェハーの各列がほぼ直角に曲げられ、このような1の
屈曲ピン列のウェハー100,102は、他の屈曲ピン列のウェハーに対し、1
の列のウェハーの突起104を他の列のウェハーのソケット106内に挿入する
ことにより、結合される。当業者であれば、上側および下側のウェハーは、ピン
の他の直角部93を考慮して、ピンの垂直列内におけるピン間の所要の間隔を形
成するのに適したサイズとされることが明らかである。
第10図および第11図を参照すると、ピンの各縦方向列がほぼ直角に曲げら
れ、隣接するピン列が結合ウェハー100,102により結合された後、上側ウ
ェハー100はヘッダハウジング88のそれぞれのウェハー凹部110内に挿入
される。ウェハー100の突起104は、ハウジングの肩部112上に支えられ
、ピンの接続端92はヘッダハウジング88の隣接するピンホール113内に延
びる。このピンホール113の皿孔114は、ピンがピンホール内の所定位置に
配置されるのをアシストし、ピンの衝突を防止する。したがって、コネクタ部材
の所要の公差が維持されるように、互いに隣接するピン列がヘッダハウジング内
で適性に整列され、上述のようにコネクタハウジング内でピンが効果的にコンタ
クトビームに接続されるように、ヘッダをコネクタハウジングに簡単に噛合わせ
ることができる。
第13a図から第13d図を参照すると、ピンがプリント基板86に接続され
るときに、所要の公差の範囲内で適性に整列させるため、スタンドオフピンガイ
ド90は、ピンガイド孔120の複数の縦方向列を備える。第13a図に示す実
施例では、ピンガイド孔の8つの縦方向列が、上述の8つの端子ピンの縦方向列
を受入れるために設けられる。なお、ピンガイドの背面122は、ヘッダハウジ
ング88に装着され、ボルト91はボルト孔123を貫通する。
ピンガイド孔120内にピン82を確実に配置するために、ピンガイド内の突
条が、各孔120の回りで4つの傾斜した傾斜面124,125,126,12
7を形成し、これらの傾斜面は孔120に連続する。このため、ピンは傾斜面に
沿ってピンガイド90内したがって孔120内に確実に挿入される。したがって
、ピンのぶつかり(stubbing)が防止され、突条は、ピンが適性にピンガイド孔
内に案内されるように確保する。
したがって、本発明は、全てのピンが適性に配列され、基板上のそれぞれの孔
内に簡単に挿入できるように、ピンの大きな配列をプリント基板に接続する。
なお、上記説明では、本発明の多数の特徴および利点について本発明の構造お
よび機能の詳細と共に説明したが、これは例示のためのみのものであり、細部、
特に各部の形状、サイズおよび配置について、添付の請求の範囲に表された用語
の広い一般的な意味で示される最大範囲まで変更することができる。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(31)優先権主張番号 08/235,289
(32)優先日 1994年4月29日
(33)優先権主張国 米国(US)
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),JP
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1. ピンを電気的に接続するための電気コネクタ組立体であって、 ピンを受入れるための軸線に沿って孔を有するレセプタクルを備え、この孔は 内壁を有し、更に、 前記孔内に配置され、ピンの挿入の初期段階でかなり低い撓み割合を提供しか つ前記挿入の後期段階でピンに対するかなり大きい垂直力を提供する複合動作ビ ームを備える電気コネクタ組立体。 2. 前記複合動作ビームは無支持端部と支持端部とを有し、この複合動作ビー ムは、 a)ピンが挿入されるときに、挿入の初期段階で前記無支持端部にかなり低い 撓み割合を形成し、この複合動作ビームは前記初期段階で片持ビームとして機能 し、 b)前記挿入の後期段階で前記内壁の1に対して前記無支持端部を当接させ、 この複合動作ビームはこの後期段階で支持ビームとして作用し、更に、 c)かなり高い垂直力をピンに提供する、動作工程をなす 請求項1に記載の電気コネクタ組立体。 3. 前記複合動作ビームは、前記初期段階でほぼ4グラム/ミルの撓み割合を 有する請求項2に記載の電気コネクタ組立体。 4. 前記複合動作ビームは、前記後期段階でほぼ16グラム/ミルまでの撓み 割合を有する請求項2に記載の電気コネクタ組立体。 5. ピンを電気的に接続するための電気コネクタ組立体であって、 ピンを受入れる軸線に沿いかつ内壁を有する内孔を有するレセプタクルと、 無支持端部と支持端部とを有して前記内孔内に配置される複合動作ビームとを 備え、前記ピンは挿入の初期段階で前記無支持端部側で挿入され、前記複合動作 ビームは、この初期段階でかなり低い撓み割合を可能とするためにこの初期段階 で片持ビームとして作用し、更にピンを挿入することで、前記無支持端部を前記 内壁の1に到達させ、前記挿入の後期段階で前記内壁の1に対して当接させ、こ の複合動作ビームは、この後、ピンに対するかなり高い垂直力を作用させるため に前記後期段階で支持ビームとして作用する、電気コネクタ組立体。 6. 前記複合動作ビームは、更に、この複合ビームの一端に連続配置される半 田付けテール部を備える請求項5に記載の電気コネクタ組立体。 7. 前記内壁の1は、部分凹設面を有する請求項5に記載の電気コネクタ。 8. 前記複合動作ビームの無支持端部は、前記レセプタクルの外幅を薄くする ことを可能とするために、前記部分凹設面に当接する請求項7に記載の電気コネ クタ組立体。 9. ピンの受入れ軸線に沿う内孔を有するレセプタクルに、ピンを電気的に接 続する電気コネクタ組立体であって、 前記内孔内に配置されて無支持端部と支持端部とを有する複合動作ビームを備 え、前記ピンは挿入の初期段階の際に無支持端部側で挿入され、前記複合動作ビ ームは、この初期段階でかなり低い撓み割合を可能とするために片持ビームとし て作用し、前記無支持端部は、前記挿入の後期段階で前記内壁の1に到達し、こ の内壁の1に当接し、この後、この複合動作ビームは、ピンに対するかなり高い 垂直力を形成するために前記後期段階で支持ビームとして機能する、電気コネク タ組立体。 10. 前記複合動作ビームは、前記支持端部と無支持端部との間に、円弧状部 を有する請求項9に記載の電気コネクタ組立体。 11. 前記円弧状部は更に、ヘルツ応力点を有し、このヘルツ応力点がピンに 接触する請求項10に記載の電気コネクタ組立体。 12. 前記複合動作ビームは、前記支持端部に連続的に配置された半田付けテ ール部を有する請求項9に記載の電気コネクタ組立体。 13. 前記複合動作ビームは、前記初期段階で、ほぼ4グラム/ミルの撓み割 合を有する請求項9に記載の電気コネクタ組立体。 14. 前記複合動作ビームは、前記後期段階で、ほぼ16グラム/ミルの撓み 割合を有する請求項9に記載の電気コネクタ組立体。 15. 前記無支持端部は、前記複合動作ビームよりも広い幅を有する請求項9 に記載の電気コネクタ組立体。 16. 前記内壁は、前記無支持端部が支持端部に向けて押し下げられるのを防 止するために、前記無支持端部に対応した幅を有する請求項15に記載の電気コ ネクタ組立体。 17. ピンを電気的に接続するための電気コネクタ組立体であって、 ピンの受入れ軸線に沿う内孔を有し、この内孔は少なくとも1が部分凹設面を 設けられた複数の内壁を有するレセプタクルと、 前記内孔内に配置されて無支持端部と支持端部とを有する複合動作ビームとを 備えてなり、前記ピンは挿入の初期段階で前記無支持端部側で挿入され、前記複 合動作ビームはこの初期段階でかなり低い撓み割合を許容するために片持ビーム として機能し、前記無支持端部は、前記挿入の後期段階で前記部分凹設面に到達 しかつこの部分凹設面に当接し、この後、前記複合動作ビームはピンに対してか なり高い垂直力を形成するために前記後期段階で支持ビームとして作用し、 これにより、前記部分凹設面は前記レセプタクルの外側の幅を薄くする、電気 コネクタ組立体。 18. ピンとの電気接続を形成するための電気コネクタであって、 電気絶縁材料から形成され、前記ピンを受入れるための凹部を内部に形成され たハウジングと、 前記凹部内に配置されたコンタクトと、 このコンタクトが前記ピンの挿入初期の際に前記ハウジングに対して移動でき るように、前記ハウジングにコンタクトを装着する装着構造体と、 前記ピンの挿入終期の際に前記コンタクトが垂直力を形成するように、前記コ ンタクトをハウジングに対して所定位置に安定させる安定構造体と、を備えるコ ネクタ。 19. 前記コンタクトに対するピンの侵入角度が所定の割合で変化する請求項 18に記載の電気コネクタ端子。 20. 前記装着構造体は、かなり低い撓み割合を形成するために可動に装着さ れる請求項18に記載の電気コネクタ端子。 21. 前記装着構造体は、かなり低い撓み割合を形成するために片持状である 請求項20に記載の電気コネクタ端子。 22. 前記装着構造体は、かなり低い撓み割合を形成するために摺動可能に装 着される請求項18に記載の電気コネクタ端子。 23. 前記装着構造体は、かなり低い撓み割合を形成するために回転可能に装 着される請求項18に記載の電気コネクタ端子。 24. 前記安定構造体は、かなり高い垂直力を形成するために可動に装着され る請求項18に記載の記載の電気コネクタ端子。 25. ピンハウジングと、 このピンハウジング内に配置された端子ピンインサートの2あるいはそれ以上 の列とを備え、これらの端子ピンインサートの列のそれぞれは、 第1,第2端部を有する複数の端子ピンを備え、これらの端子ピンは第1,第 2接続ウェハース内に配置され、この第1接続ウェハースは前記第1端部の近部 に配置され、第2接続ウェハースは前記第2端部の近部に配置され、前記端子ピ ンインサートの第1列は、端子ピンインサートの第1列の第1接続ウェハースを 端子ピンインサートの第2列の第1接続ウェハースに接続し、更に、端子ピンイ ンサートの第1列の第2接続ウェハースを端子ピンインサートの第2列の第2接 続ウェハースに接続することにより、前記端子ピンインサートの第2列に接続さ れる、電気コネクタ。 26. 前記ピンハウジングは第1,第2凹部を有し、端子ピンインサートの前 記第1,第2列のそれぞれの第1接続ウェハースは、前記第1凹部内に配置され 、端子ピンインサートの第1,第2列のそれぞれの端子ピンの第1端部は、前記 第2凹部内に延びる請求項25に記載の電気コネクタ。 27. 前記第1,第2接続ウェハースは側面を有し、複数の突起がこの側面か ら延び、複数のソケットがこの側面内に延び、前記端子ピンインサートの第1列 は、端子ピンインサートの第1列の第1接続ウェハースの前記突起を、端子ピン インサートの第2列の第1接続ウェハースの前記ソケット内に挿入し、更に、端 子ピンインサートの第1列の第2接続ウェハースの前記突起を、端子ピンインサ ートの第2列の第2接続ウェハースの前記ソケット内に挿入することにより、端 子ピンインサートの第2列に接続される請求項25に記載の電気コネクタ。 28. 前記端子ピンはピン表面を有し、前記ソケットは前記側面から延びてこ のピン表面に接触する請求項27に記載の電気コネクタ。 29. 更にピンガイドを備え、このピンガイドは前記端子ピンの第2端部を受 入れるために、ピンガイドを貫通するピンホールの2あるいはそれ以上の列を有 し、このピンガイドは更に、各ピンホールの回りに4つの傾斜した傾斜面を形成 しかつ前記ピンホールに延びて連通する突条を有する請求項25に記載の電気コ ネクタ。 30. 前記端子ピンは、前記第1,第2接続ウェハース間でほぼ直角に曲げら れる請求項25に記載の電気コネクタ。 31. 前記端子ピンの第2端部は、ほぼ直角に第1方向に曲げられ、更に、直 角に第2方向に曲げられ、この第1方向は、第2方向に対してほぼ垂直である請 求項25に記載の電気コネクタ。 32. 電気コネクタ組立体であって、 第1コネクタを具備し、この第1コネクタは、 第1,第2凹部を有するピンハウジングと、 2あるいはそれ以上の端子ピンインサートの列とを備え、端子ピンインサート の各列は、 第1,第2端部を有する多数の端子ピンを備え、これらの端子ピンは第1,第 2接続ウェハース内に配置され、この第1接続ウェハースは第1端部の近部に配 置され、第2接続ウェハースは第2端部の近部に配置され、端子ピンインサート の第1列は、端子ピンインサートの第1列の第1接続ウェハースを端子ピンイン サートの第2列の第1接続ウェハースに接続し、更に、端子ピンインサートの第 1列の第2接続ウェハースを端子ピンインサートの第2列の第2接続ウェハース に接続することにより、前記端子ピンインサートの第2列に接続され、 端子ピンインサートの第1,第2列の第1接続ウェハースは前記第1凹部内に 配置され、端子ピンインサートの第1,第2列の端子ピンの第1端部は前記第2 凹部内に延び、 第2コネクタは、 端子ピンインサートの列に対応した数の挿入孔の2あるいはそれ以上の列を有 するコンタクトハウジングと、 このハウジング内に配置された複数のコンタクトビームとを備え、これらのコ ンタクトビームの1は前記挿入孔の1に対応して配置され、 これにより、前記コンタクトハウジングは、ピンハウジングの第2凹部内で、 端子ピンのそれぞれの1の第1端部が、前記挿入孔の対応する1内に挿入され、 その内部に配置されたコンタクトビームと接触するように、配置される電気コネ クタ組立体。 33. 前記コンタクトビームは第1,第2端部を有し、この第1端部は前記コ ンタクトハウジング内に支えられ、前記端子ピンは前記第2端部に接触する請求 項32に記載の電気コネクタ。 34. 第1,第2面を有するピンハウジングと、 このピンハウジング内に配置され、第1,第2面から列状に延びる複数の端子 ピンとを備え、前記第1面から延びるピンの列の数は、前記第2面から延びるピ ンの列の数の2倍である電気コネクタ。 35. 中心軸線を有するピンを電気的に接続するための電気コネクタであって 、 頂面および底面と、挿入面を限定する挿入孔と、保持面を限定するばね保持孔 とを有し、この挿入孔はばね保持孔と連通し、前記挿入面は前記保持面とほぼ整 合し、前記挿入孔は中央挿入軸線を持ち、更に、前記底面に凹部が形成されたハ ウジングと、 レセプタクル内に配置された保持ばねとを備え、このレセプタクルは、ハウジ ング内に保持されかつ保持ばねがばね保持孔内に延びるように、前記凹部内に配 置されかつ前記ハウジングに機械的に結合され、これにより、前記ピンは、その 中心ピン軸線を前記中心挿入軸線とほぼ同軸状に、前記挿入孔内に挿入され、前 記保持ばねは、前記ピンと電気的に接触しかつこのピンを前記保持面に対して保 持する、電気コネクタ。 36. 前記保持ばねは第1直線部を備え、この第1直線部は、前記レセプタク ル内に配置された第2直線部の第1端部に一体的に結合され、第2直線部に対し て所定角度でばね保持孔内に延び、湾曲コンタクト部に一体的に結合され、この 湾曲コンタクト部は前記ピンに接触係合してこのピンを前記保持面に保持し、前 記保持ばねは、更に、前記第2直線部の第2端部に一体的に結合され、かつ、前 記ハウジングの外側に延びてプリント基板に電気的に接続されるテール部を備え る請求項35に記載の電気コネクタ。 37. 前記第2直線部は、前記レセプタクル内にモールド成形される請求項3 6に記載の電気コネクタ。 38. 前記ハウジングは、前記頂面に皿孔を有し、この皿孔は前記挿入孔と連 通し、前記中心挿入軸線と同軸状の中心皿孔軸線を有する請求項35に記載の電 気コネクタ。 39. 前記ハウジングは、更に、前記保持面から延びるばねローディングラン プ部を備え、このばねローディングランプ部は、前記挿入孔から延びる平坦部と 、前記底面に向けて延び、前記挿入孔への保持ばねの挿入を容易とする請求項3 5に記載の電気コネクタ。 40. 前記ばね保持孔は、中心ばね保持軸線を有し、この中心ばね保持軸線は 前記中心挿入軸線から変位しかつ平行である請求項35に記載の電気コネクタ。 41. 中心ピン軸線を有するピンを電気的に接続するための電気コネクタであ って、 挿入孔とばね保持孔とを有するハウジングを備え、この挿入孔は中心挿入孔軸 線を有し、前記ばね保持孔は中心ばね保持孔軸線を有し、前記中心挿入孔軸線は 、前記中心ピン軸線とほぼ同軸状で、前記中心ばね保持孔軸線は前記中心挿入孔 軸線とほぼ平行でかつ側方に配置され、更に、 前記ハウジングに接続され、前記ばね保持孔内に配置された湾曲コンタクト部 を有する保持ばねを備え、これにより、前記ピンが前記挿入孔とばね保持孔とに 挿入され、前記湾曲コンタクト部がピンに接触してこのピンを前記ハウジング内 に保持する、電気コネクタ。
Applications Claiming Priority (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US19344394A | 1994-02-08 | 1994-02-08 | |
US22107794A | 1994-03-31 | 1994-03-31 | |
US08/193,443 | 1994-04-29 | ||
US08/235,289 | 1994-04-29 | ||
US08/221,077 | 1994-04-29 | ||
US08/235,289 US5511984A (en) | 1994-02-08 | 1994-04-29 | Electrical connector |
PCT/US1995/001465 WO1995022182A1 (en) | 1994-02-08 | 1995-02-06 | Electrical connector |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09508749A true JPH09508749A (ja) | 1997-09-02 |
Family
ID=27393198
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7521274A Pending JPH09508749A (ja) | 1994-02-08 | 1995-02-06 | 電気コネクタ |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5713746A (ja) |
EP (1) | EP0801821B1 (ja) |
JP (1) | JPH09508749A (ja) |
DE (1) | DE69531165T2 (ja) |
SG (2) | SG85669A1 (ja) |
WO (1) | WO1995022182A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101314105B1 (ko) * | 2011-10-12 | 2013-10-04 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 자동변속기용 하네스 |
WO2024195294A1 (ja) * | 2023-03-20 | 2024-09-26 | 株式会社村田製作所 | コネクタ及びコネクタセット |
Families Citing this family (52)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11111405A (ja) * | 1997-10-03 | 1999-04-23 | Japan Aviation Electron Ind Ltd | 基板実装用コネクタ |
US5980272A (en) * | 1997-10-21 | 1999-11-09 | Hon Hai Precision Ind. Co., Ltd. | Electrical connector with back shell for contact tails |
US6093032A (en) * | 1997-10-22 | 2000-07-25 | Mchugh; Robert G. | Connector with spacer |
JP2001143808A (ja) * | 1999-11-17 | 2001-05-25 | Mitsumi Electric Co Ltd | 電源プラグ機構 |
US6869292B2 (en) * | 2001-07-31 | 2005-03-22 | Fci Americas Technology, Inc. | Modular mezzanine connector |
US20050196987A1 (en) * | 2001-11-14 | 2005-09-08 | Shuey Joseph B. | High density, low noise, high speed mezzanine connector |
US20050170700A1 (en) * | 2001-11-14 | 2005-08-04 | Shuey Joseph B. | High speed electrical connector without ground contacts |
US6981883B2 (en) * | 2001-11-14 | 2006-01-03 | Fci Americas Technology, Inc. | Impedance control in electrical connectors |
US6994569B2 (en) * | 2001-11-14 | 2006-02-07 | Fci America Technology, Inc. | Electrical connectors having contacts that may be selectively designated as either signal or ground contacts |
US7390200B2 (en) * | 2001-11-14 | 2008-06-24 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed differential transmission structures without grounds |
CN100483886C (zh) * | 2001-11-14 | 2009-04-29 | Fci公司 | 用于电连接器的串扰减小 |
US6837720B2 (en) | 2001-11-27 | 2005-01-04 | Sun Microsystems, Inc. | Connector for electrically coupling one or more devices in a processor-based system |
US6793507B2 (en) * | 2002-12-13 | 2004-09-21 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Cable connector riser |
TW568458U (en) * | 2003-05-23 | 2003-12-21 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
US6997750B2 (en) * | 2003-07-23 | 2006-02-14 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector contact |
US7524209B2 (en) * | 2003-09-26 | 2009-04-28 | Fci Americas Technology, Inc. | Impedance mating interface for electrical connectors |
US7517250B2 (en) | 2003-09-26 | 2009-04-14 | Fci Americas Technology, Inc. | Impedance mating interface for electrical connectors |
DE102004027712B4 (de) * | 2004-06-07 | 2007-09-06 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Kontaktanordnung für Leiterplatten |
US7281950B2 (en) * | 2004-09-29 | 2007-10-16 | Fci Americas Technology, Inc. | High speed connectors that minimize signal skew and crosstalk |
US20060228912A1 (en) * | 2005-04-07 | 2006-10-12 | Fci Americas Technology, Inc. | Orthogonal backplane connector |
US20060245137A1 (en) * | 2005-04-29 | 2006-11-02 | Fci Americas Technology, Inc. | Backplane connectors |
US7462924B2 (en) * | 2006-06-27 | 2008-12-09 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector with elongated ground contacts |
US7201587B1 (en) * | 2006-07-31 | 2007-04-10 | Delphi Technologies, Inc. | Electrical connector with right angle terminal pins |
US7500871B2 (en) * | 2006-08-21 | 2009-03-10 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector system with jogged contact tails |
US7713088B2 (en) | 2006-10-05 | 2010-05-11 | Fci | Broadside-coupled signal pair configurations for electrical connectors |
CN200972950Y (zh) * | 2006-10-09 | 2007-11-07 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
US7708569B2 (en) | 2006-10-30 | 2010-05-04 | Fci Americas Technology, Inc. | Broadside-coupled signal pair configurations for electrical connectors |
US7497736B2 (en) | 2006-12-19 | 2009-03-03 | Fci Americas Technology, Inc. | Shieldless, high-speed, low-cross-talk electrical connector |
US7811100B2 (en) * | 2007-07-13 | 2010-10-12 | Fci Americas Technology, Inc. | Electrical connector system having a continuous ground at the mating interface thereof |
US8764464B2 (en) * | 2008-02-29 | 2014-07-01 | Fci Americas Technology Llc | Cross talk reduction for high speed electrical connectors |
WO2010056935A1 (en) | 2008-11-14 | 2010-05-20 | Molex Incorporated | Resonance modifying connector |
WO2010068671A1 (en) | 2008-12-12 | 2010-06-17 | Molex Incorporated | Resonance modifying connector |
US9277649B2 (en) | 2009-02-26 | 2016-03-01 | Fci Americas Technology Llc | Cross talk reduction for high-speed electrical connectors |
US8366485B2 (en) | 2009-03-19 | 2013-02-05 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ribbed ground plate |
US8608510B2 (en) * | 2009-07-24 | 2013-12-17 | Fci Americas Technology Llc | Dual impedance electrical connector |
US8267721B2 (en) * | 2009-10-28 | 2012-09-18 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ground plates and ground coupling bar |
US8616919B2 (en) * | 2009-11-13 | 2013-12-31 | Fci Americas Technology Llc | Attachment system for electrical connector |
CN102725919B (zh) * | 2009-12-30 | 2015-07-08 | Fci公司 | 具有阻抗调节肋的电连接器 |
US9136634B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-09-15 | Fci Americas Technology Llc | Low-cross-talk electrical connector |
US8512081B2 (en) * | 2011-01-31 | 2013-08-20 | Amphenol Corporation | Multi-stage beam contacts |
US10243284B2 (en) | 2011-01-31 | 2019-03-26 | Amphenol Corporation | Multi-stage beam contacts |
EP2624034A1 (en) | 2012-01-31 | 2013-08-07 | Fci | Dismountable optical coupling device |
USD727268S1 (en) | 2012-04-13 | 2015-04-21 | Fci Americas Technology Llc | Vertical electrical connector |
USD718253S1 (en) | 2012-04-13 | 2014-11-25 | Fci Americas Technology Llc | Electrical cable connector |
US9257778B2 (en) | 2012-04-13 | 2016-02-09 | Fci Americas Technology | High speed electrical connector |
USD727852S1 (en) | 2012-04-13 | 2015-04-28 | Fci Americas Technology Llc | Ground shield for a right angle electrical connector |
US8944831B2 (en) | 2012-04-13 | 2015-02-03 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector having ribbed ground plate with engagement members |
USD751507S1 (en) | 2012-07-11 | 2016-03-15 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector |
US9543703B2 (en) | 2012-07-11 | 2017-01-10 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector with reduced stack height |
USD745852S1 (en) | 2013-01-25 | 2015-12-22 | Fci Americas Technology Llc | Electrical connector |
USD720698S1 (en) | 2013-03-15 | 2015-01-06 | Fci Americas Technology Llc | Electrical cable connector |
CN104347988B (zh) * | 2013-08-02 | 2018-09-25 | 安费诺公司 | 多级梁型触头 |
Family Cites Families (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB879968A (en) * | 1958-01-20 | 1961-10-11 | Siemens Ag | Improvements relating to electrical plug and socket connectors |
US4036544A (en) * | 1974-10-16 | 1977-07-19 | Bunker Ramo Corporation | Contact for multiple conductor connector |
US3963317A (en) * | 1975-04-03 | 1976-06-15 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Zero force edge connector block |
US4420215A (en) * | 1979-12-26 | 1983-12-13 | A P Products Incorporated | Variable effective length cantilever contact and connector |
US4775333A (en) * | 1985-12-23 | 1988-10-04 | Ford Motor Company | Method of assembling an improved electrical connector |
DE8713932U1 (de) * | 1987-10-16 | 1988-01-14 | Du Pont de Nemours (Nederland) B.V., Dordrecht | Stifthalter |
US4846734A (en) * | 1988-01-22 | 1989-07-11 | Burndy Corporation | Vertical edge card connectors |
US5066236A (en) * | 1989-10-10 | 1991-11-19 | Amp Incorporated | Impedance matched backplane connector |
US5197893A (en) * | 1990-03-14 | 1993-03-30 | Burndy Corporation | Connector assembly for printed circuit boards |
US5133679A (en) * | 1990-06-08 | 1992-07-28 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Connectors with ground structure |
JPH074782Y2 (ja) * | 1990-09-17 | 1995-02-01 | ヒロセ電機株式会社 | 電気コネクタ構造 |
US5074039A (en) * | 1990-10-26 | 1991-12-24 | Amp Incorporated | Method of manufacturing electrical connectors |
US5236368A (en) * | 1992-01-06 | 1993-08-17 | Burndy Corporation | Printed circuit board and outrigger edge connector assembly and method of assembling the same |
JP2570939Y2 (ja) * | 1992-03-26 | 1998-05-13 | 日本エー・エム・ピー株式会社 | シールド型電気コネクタ及びそれに使用する固定金具 |
US5273461A (en) * | 1992-08-28 | 1993-12-28 | Lee Chih Ta | Electronic connector for electrically connecting an electronic module to a printed circuit board |
US5387114A (en) * | 1993-07-22 | 1995-02-07 | Molex Incorporated | Electrical connector with means for altering circuit characteristics |
US5413491A (en) * | 1993-10-13 | 1995-05-09 | Burndy Corporation | Small form factor connectors with center ground plate |
-
1995
- 1995-02-06 DE DE69531165T patent/DE69531165T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-06 SG SG9903980A patent/SG85669A1/en unknown
- 1995-02-06 EP EP95910176A patent/EP0801821B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-02-06 JP JP7521274A patent/JPH09508749A/ja active Pending
- 1995-02-06 WO PCT/US1995/001465 patent/WO1995022182A1/en active IP Right Grant
- 1995-02-06 SG SG1996002802A patent/SG50495A1/en unknown
-
1996
- 1996-04-30 US US08/643,072 patent/US5713746A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101314105B1 (ko) * | 2011-10-12 | 2013-10-04 | 주식회사 유라코퍼레이션 | 자동변속기용 하네스 |
WO2024195294A1 (ja) * | 2023-03-20 | 2024-09-26 | 株式会社村田製作所 | コネクタ及びコネクタセット |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5713746A (en) | 1998-02-03 |
DE69531165T2 (de) | 2004-04-08 |
EP0801821A1 (en) | 1997-10-22 |
WO1995022182A1 (en) | 1995-08-17 |
EP0801821B1 (en) | 2003-06-25 |
EP0801821A4 (ja) | 1997-10-22 |
SG50495A1 (en) | 1998-07-20 |
SG85669A1 (en) | 2002-01-15 |
DE69531165D1 (de) | 2003-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09508749A (ja) | 電気コネクタ | |
EP1891664B1 (en) | Electrical connector with load bearing features | |
JP4782740B2 (ja) | 低背コネクタ | |
EP0664581B1 (en) | Low profile board to board connector | |
US5511984A (en) | Electrical connector | |
EP0791981B1 (en) | High-density electrical interconnect system | |
EP0569893B1 (en) | Low profile electrical connector | |
EP1851826B1 (en) | Surface mount header assembly having a planar alignment surface | |
US6183268B1 (en) | High-density electrical connectors and electrical receptacle contacts therefor | |
US6019613A (en) | Connector for printed circuit boards | |
JPH0636378B2 (ja) | 導電接点 | |
JP2000188161A (ja) | 電気素子用ソケット | |
KR100669296B1 (ko) | 가압 접촉부를 갖는 전기 커넥터 | |
WO1998005103A1 (en) | Electrical connector | |
US20230146943A1 (en) | Pin array assembly and connector for high-speed signal transmission using the same | |
US6264490B1 (en) | Electrical connector having female contact | |
US6139362A (en) | Fastener for connecting an electrical device to a substrate | |
EP0591007B1 (en) | Miniature disconnect terminal | |
JPH0722865Y2 (ja) | 多極コネクタ | |
WO2002091522A1 (en) | Connector for printed circuit boards | |
EP0935828B1 (en) | Receptacle contact position compliance feature | |
MXPA99003329A (en) | Low profile connector |