JPH09505998A - ブタ膵臓カルボキシペプチダーゼbをコードするdna配列 - Google Patents
ブタ膵臓カルボキシペプチダーゼbをコードするdna配列Info
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Abstract
(57)【要約】
ブタプロカルボキシペプチダーゼBをコードするDNA、このDNAを含むベクターおよびこのベクターで形質転換した宿主細胞はブタカルボキシペプチダーゼBの製造に有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
ブタ膵臓カルボキシペプチダーゼBをコードするDNA配列
カルボキシペプチダーゼとして知られる酵素群は当該分野でよく知られている
。本発明は、カルボキシペプチダーゼB発現系を作製するためのブタカルボキシ
ペプチダーゼBをコードするcDNA分子、このcDNAからなるベクターなら
びにこのベクターで形質転換した宿主細胞、およびカルボキシペプチダーゼBを
製造するためのこの発現ベクターの利用法に関する。
一般に、用語「カルボキシペプチダーゼB」は、蛋白のカルボキシ末端から塩
基性残基を優先的に開裂させるメタロエクソペプチダーゼを表す。ラット、ヒト
およびウシ組織のプロカルボキシペプチダーゼのアミノ酸配列は類似している。
D.L.Eaton,Journal of Biological Chemistry,266:21833-21838(1991)参照。
様々な組換えDNA発現系がカルボキシペプチダーゼBおよび酵素活性を有す
るその変種の様なポリペプチド生成物を発現させるのに適しており、これらを本
発明において示す。Pichia pastorisは好ましい発現系であるが
、大腸菌(E.coli)の様な細菌の発現系、バクロウイルス発現系の様な昆
虫の発現系および哺乳動物の発現系を含む多くの他の発現系を、目的とする無数
のポリペプチド産物の発現に用い得ることが当該分野で知られている。
Pichia pastorisは酵母であるため、目的とする遺伝子操作産
物を製造するための宿主細胞として有利である。細菌発現系を用いて目的とする
遺伝子操作産物を製造する場合には、しばしば細菌から顆粒の形で産物を回収し
、これを可溶化し、次いでこれから放出された物質をホールディングさせること
により生物活性を示すのに必要な三次および四次構造を持った分子を生成する必
要がある。Pichia spp.中で産生される蛋白は可溶化およびホールデ
ィングを必要としない。シグナルペプチドの遺伝子操作により、培地中に生物活
性型の所望の産物を分泌させるPichia発現系を提供することができる。
Pichia発現系は当該分野でよく知られており、ヒト血清アルブミン、ヒ
ト上皮成長因子、肝炎抗原、ウシリソザイム、ヒトリソザイム、ヒトインスリン
様成長因子I、アプロチン、インターロイキン2、ストレプトキナーゼ、ヒト組
織プラスミノーゲン活性化因子、HIVのgp120抗原、SIVのgp120
抗原、パータクチン、テタヌスC、ネズミ上皮成長因子、およびヒト組織壊死因
子を製造するのに利用されている。G.B.BuckholzおよびM.A.G.Gleesonの、Biote
chnology,9:1067-1072(1991)参照。
本発明は、カルボキシペプチダーゼB発現系を作製するために、ブタプロカル
ボキシペプチダーゼBならびにTyr−His−Met−プロブタ膵臓カルボキ
シペプチダーゼBをコードするcDNA分子、これらのcDNAからなるベクタ
ーならびにこれらのベクターで形質転換されたPichia pastoris
細胞、およびブタカルボキシペプチダーゼBおよびそのN−末端伸長同等物を製
造するためのPichia pastoris発現系の利用法を提供する。細菌
、昆虫および哺乳動物の発現系も本発明の酵素を製造するのに用いることができ
、これらも本発明の範囲内に含まれる。
本発明はブタプロカルボキシペプチダーゼBとブタTyr−His−Met−
プロカルボキシペプチダーゼBを発現させるための組換えDNA発現ベクターお
よびそれを用いて形質転換された宿主細胞を提供する。
Tyr−His−Met−ブタプロカルボキシペプチダーゼBをコードする本
発明の二本鎖cDNA配列およびそれによってコードされるアミノ酸配列は下記
の式Iに示す。式Iのセンス鎖に対応する一本鎖DNA配列も配列番号1に示し
ている。式1のアミノ酸配列は配列番号2に示す。式1は本発明のベクターを構
築するために利用する制限エンドヌクレアーゼ部位を参照するのに便利であり、
また同時に、それぞれのコドンによってコードされるアミノ酸配列を提供するの
で、配列番号の項を補足するものである。
式IのDNA配列およびそれに対応するアミノ酸配列は、Tyr−His−M
etのアミノ−末端(N−末端)伸長部を有するブタプロカルボキシペプチダー
ゼBをコードするcDNA配列を表す。プロカルボキシペプチダーゼBおよびそ
のN−末端伸長変種はトリプシン処理によって容易にカルボキシペプチダーゼB
に変換され、アミノ酸98〜99個からなる式1のポリペプチドに開裂する。ブ
タカルボキシペプチダーゼのコード配列を配列番号3に示し、対応する翻訳産物
を配列番号4に示す。
プラスミドpFJ474はTyr−His−Metブタプロカルポキシペプチ
ダーゼBのコード配列を含んでいる(式I)。プラスミドpFJ474はNorthe
rn Regional Reseach Laboratory(NRRL)(Peoria,IL)に寄託されており、本出願
が発行に伴って受託番号NRRLB−21032で一般に利用可能となるであろ
う。
プラスミドpFJ489はブタプロカルボキシペプチダーゼBのコード配列を
含む(式IのそれぞれY、HおよびMをコードする最初の3コドンを欠く)。プ
ラスミドpFJ489はNorthern Regional Reseach Laboratory(NRRL)(Peoria,
IL)に寄託されており、本出願の発行に伴って受託番号NRRLB−21028
で一般に利用可能となるであろう。
本発明のカルボキシペプチダーゼBを発現させるための好ましい宿主細胞はP ichia
pastoris(以後、P.pastorisと略す)である。
細菌、昆虫および哺乳動物の発現系が当該分野で知られており、これらも本発明
の酵素を製造するのに用いることができ、本発明の範囲内に含まれる。
目的とするポリペプチド産物を発現させるのにP.pastorisが有用で
あることは当該分野で知られている。米国特許第5102789号、第5004
688号、第4882279号、および第5032516号は、P.pastorisに関
する基本的情報とPichiaの遺伝子操作に使用する無数のベクターの詳細を開示し
ている。前記特許の内容は本明細書の一部を構成する。P.pastorisの特に好まし
い株はGTS115である。P.pastoris GTS115は1984年
8月31日にNorthern Regional Reseach Laboratory(NRRL)(Peoria,IL)に寄託
された。P.pastoris GTS115は受託番号Y15851でNRR
Lから利用可能である。P.pastoris GTS115はNRRL Y−
11430のニトロソグアナジンによる突然変異誘発によって生じたものであり
、遺伝子HIS4によってコードされるヒスチジノールデヒドロゲナーゼ活性が
欠損している。GTS115はYPDの様な複雑な培地、およびMMH、MDH
またはYGMHの様なヒスチジンを添加した最小培地上で増殖する。HIS4の
欠損はPichiaまたは他の酵母由来のHIS4遺伝子からなるベクターを簡
単
に選別する手段を提供する。GTS115は文献によってGS115と記されて
いることもある。
Pichia pastorisの他の多くの株はNRRLおよびAmerican T
ype Culture Collection(ATCC)(12301 Parklawn Drive,Rockville,MD)
を含む供給源から公に利用できる。例えば、1990 ATCC Catlog of YeastsにはP
.pastoris8株が記載されている。P.pastoris GTS11
5株が好ましいが、P.pastorisの他の株も本発明のベクターと互換性
があるのでこれらも本発明の範囲内である。
P.pastorisの遺伝子操作では、当該分野で知られている酵母中で機
能する多くの調節ユニットおよび選択可能なマーカーが利用できる。本明細書に
開示し、特許請求しているベクターは当該分野で知られているいくつかの要素を
利用している。ベクターは、本発明のベクターを構築するために使用する、多く
のプロモーター、シグナルペプチド、抗生物質耐性マーカー、コード配列、統合
機能および他の要素の便利な供給源として寄託されている。寄託された材料は表
Iにまとめている。
本発明のベクターには自己複製ベクターおよび自己統合ベクターが含まれる。
この統合ベクターはP.pastoris染色体中でホモロガスな組換えを行う
ために5’AOX1および3’AOX1を利用する。AOXはP.pastor is
のアルコールオキシダーゼ遺伝子を表し、5’と3’を明示することによっ
てこれらの配列がP.pastoris染色体上でアルコールオキシダーゼ遺伝
子AOX1の上流または下流のいずれにあるかを図示している。AOX2はP.pastoris
ゲノムの第二アルコールオキシダーゼ遺伝子を表すが、本発明
で例示したベクター中での発現には利用されず、そのフランクキング領域は組換
えに利用されないため、これについてはこれ以上触れない。米国特許第5166
329号はP.pastorisのアルコールオキシダーゼ遺伝子およびその調
節ユニットについて記載している。
AOX2も発現に有用と思われるが、AOX1が本発明の目的のために好まし
いメタノール誘発性プロモーターであることは、当業者なら明らかであろう。前
記のアルコールオキシダーゼフランキング配列を介するP.pastoris染
色体中への部位選択的挿入は米国特許第4882279号に記載されており、そ
の内容は本明細書の一部を構成する。5’および3’AOX1配列が宿主染色体
中のホモロガスな組換えを介した部位特異的統合を生じることは、当業者なら明
らかであろう。実施例および図の内容は組換えが2つの異なる組換えによって多
くのベクターに生じ得ることを示しているが、HIS4配列がPichia染色
体中に組込まれる断片上に存在しない限り、GTS115の様なヒスタジン欠損
株において選別のために使用されるヒスタジノール欠乏培地を使用することによ
って検出されないであろうことは理解されよう。ヒスチジン栄養要求体でないP
ichia株を用いる場合は、両変種の組換え体が生じるであろうことも理解さ
れよう。当該分野で知られているPARS1配列は自己複製ベクターを構築する
ために使用される。統合型のベクターが好ましい。
本発明の多くのベクターは、大腸菌中での複製と選別を許す要素からなる。ア
ンピシリン(AmpRまたはAp)耐性マーカーは大腸菌における選別に有用で
ある。カナマイシン耐性遺伝子(KanR)は大腸菌における選別を許す。
様々なプロモーターがPichiaの様な酵母において操作可能である。アル
コールオキシダーゼプロモーター(pAOX)はメタノールによって誘発できる
。pAOX1はpLGD20のコンポーネントとして利用可能である(NRRL
受託番号B−21034)。pLGD20の制限部位および機能マップは図9に
示
す。グリセルアルデヒド−3−ホスフェートデヒドロゲナーゼプロモーター(p
GAPDHおよびpGAP)はpLGD23のコンポーネントとしてNRRLに
寄託されており、受託番号B−21029で本発明の発行に伴って公に利用可能
となるであろう。pLGD23の制限部位および機能マップは図4に示している
。ホスホグリセレートキナーゼプロモーター(pPGK)は米国特許第4615
974号に開示されており、その内容は本明細書の一部を構成する。
本発明の好ましい発現系には、所望の産物(ブタカルボキシペプチダーゼまた
はそのN−末端伸長同等物)を分泌させるためのシグナルペプチド(シグナル)
が含まれる。Hitzemanらの、米国特許第4775622号は酵母によるヘテロガ
スな蛋白の発現、プロセッシングおよび分泌を開示しており、シグナルの多様性
と有用性に関する優れた考察を提供している。Hitzemanらの、米国特許第477
5622号は本明細書の一部を構成する。Changらの、米国特許第501000
3号は酵母のホモロガスなシグナルを用いるヘテロガスな蛋白の分泌を開示して
いる。米国特許第5010003号のすべての内容は本明細書の一部を構成する
。プレプロ−αメイティング因子は好ましいシグナルペプチドである。プラスミ
ドpFJ474(NRRL B−21032、図7)およびpLGD20(NR
RL B−21034、図9)はプレプロ−αメイティング因子シグナルを含ん
でいる。これらのベクターは本発明の発行に伴って公に利用可能となり、本発明
の他のベクターを構築するためのαメイティング因子シグナル配列の便利な供給
源となるであろう。酸ホスファターゼシグナルペプチド(PHO1)は当該分野
で知られている。ヒト血清アルブミンのシグナルペプチドはpLGD23のコン
ポーネントとして寄託され(NRRL B−21029、図4)、本出願の発行
に伴ってNRRLから公に利用可能となろう。実施例および図中のHPIはヒト
プロインスリンのシグナルペプチドの略号である。HPIはpLGD36のコン
ポーネントとして寄託されている。pLGD36(NRRL B−21031、
図6)は本出願の発行に伴って公に利用可能となろう。プレMFa、プレαメイ
ティング因子はプラスミドpFJ489のコンポーネントであり、NRRLに受
託番号B−21028で寄託されており、本出願の発行に伴って公に利用可能と
なろ
う。図3はプラスミドpFJ489の制限部位と機能マップを示す。実施例およ
び図中のCpBはブタカルボキシペプチダーゼBのシグナルペプチドの略号であ
る。CpBはプラスミドpLGD27(NRRL B−21027)から容易に
製造することができ、本出願の発行と共に公に利用可能となろう。プラスミドp
LGD27の制限部位と機能マップを図2に示す。TRPGENはウシトリプシ
ノーゲンのシグナルペプチドに対して用いられる名称である。TRPGENはプ
ラスミドpFJ469(NRRL B−21025)から容易に得ることができ
、本出願の発行に伴って公に利用可能となろう。プラスミドpFJ489の制限
部位と機能マップを図3に示す。プラスミドpFJ471はヒトグルカゴンのシ
グナルペプチドからなる。プラスミドpFJ471はNRRLに寄託されており
、本出願の発行に伴って受託番号B−21033で公に利用可能となろう。プラ
スミドpFJ471の制限部位と機能マップを図8に示す。
Pichiaはシグナルペプチドを開裂させる内在性酵素を持っている。Ke
x2は塩基性ジペプチドユニットを含む配列中の第二塩基性残基後をプロセッシ
ングする。即ち、アルギニンおよび/またはリジンのいかなる組み合せをも含む
適切に露出したジペプチドはKex2酵素によって開裂する。本発明のベクター
はKex2系によって開裂するポリペプチドを例示する。ArgArg−HSA
シグナルおよびLysArg−MFαを利用する構築物を提供することによって
、プロセッシング酵素としてのKex2の使用を例示する。大量のKex2を製
造するための組換えDNAの使用は米国特許第4929553号に記載されてお
り、その内容は本明細書の一部を構成する。
SEC11遺伝子によってコードされるシグナルペプチドは当該分野で知られ
ている。SEC11遺伝子産物はXがアミノ酸であるAla−X−Alaを開裂
させるため、プレMFAシグナルからなる構築物から「プレ」領域を除去するの
に有用である。
実施例を記載する前に、多くの実施例に共通しているプロトコールを示す。プ
ロトコールは、当業者が本発明の実施するのに好都合なように科学文献および特
許文献を適切に引用して示している。
プロトコールプロトコール1
.エレクトロポーレーションによるPichia pastor is
の形質転換
YPD培地100mLに、寒天培地上に増殖した所望のPichia pas toris
株の1白金耳を接種する。YPD培地は水900mLにBactoイ
ーストエキス10gとペプトン20gを溶解して(YPD斜面または平板にはさ
らにBactoアガー20gを添加する)調製し、20分間オートクレーブにか
け、次いで滅菌20%(w/v)D−グルコース100mLを加える。YPD培
地に適切なPichia pastoris株を接種し、シェイカーバス中、3
0℃で48時間インキュベーションする。次にこのブロス10μL、30μLま
たは100μLの試料をYPD100mLに接種してPichia pasto ris
を2次培養し、次いでシェイカーバス中、30℃で一夜インキュベーショ
ンする。光学濃度0.8〜1.5(波長600nm、培地をブランクとした)の
一夜培養が好ましい。次に、適切な光学濃度の培養物を遠心して細胞のペレット
を得る。上清をデカントし、冷滅菌水20mLを各チューブに加える。細胞を遠
心してペレットとする。次に、ペレットをさらに冷滅菌水20mLで洗浄し、遠
心して細胞を回収する。遠心した後、冷1M SorbitolTM(Sigma
)20mLを各チューブに加え、ペレットを再懸濁して別のチューブに移す。遠
心して培養物をペレットとし、ペレットに冷1M SorbitolTM400μ
Lを加える。チューブを静かに振り、ピペットチップを用いて静かにペレットを
分離することにより、ペレットを再懸濁する。
次に、濃度1μg/μLに調製したリニアベクター約10μLを、先に調製し
たPichia pastorisレシピエント株50μLに加える。DNA/Pichia
pastoris調製物を、氷上で25分間インキュベーション
した後、冷却した0.2cmエレクトロポーレーション用キュベット(BioR
ad)に移す。次に、エレクトロポーレーション用混合物をBioRad Ge
ne Pulsar Systemエレクトロポーレーションシステムを用いて
2.0KV、25μF、200Ωでパルスする。YPD培地500μLをエレク
トロポーレーション試料に加え、次いでこの混合物の全量を5mL遠心管に移し
、全ての試料をパルスしてエレクトロポーレーションが完了するまで、氷上でイ
ンキュベーションする。次に、エレクトロポーレーション試料を、シェーカーバ
ス中、30℃で30分間インキュベーションした。次に、エレクトロポーレーシ
ョン試料を100μLまでの容量でMD平板上にまく。MD寒天平板は10X
YNB(濾過滅菌水100mL中にアミノ酸を含まない酵母窒素ベース6.7g
)100mL、500Xビオチン(濾過滅菌水100mL中にビオチン20mg
)2mL、および10X D−グルコース100mLとオートクレーブした水8
00mLを混合して調製した(平板はBactoアガー15gを含む)。次に、
平板を30℃で4日間インキュベーションする。
次に、HIS+形質転換体がMDおよびYPD平板上にパッチを形成する。M
DおよびYPD平板を30℃で48時間インキュベーションするが、この時点で
すでにコロニーが識別できる。プロトコール2
.P.pastorisの通常の形質転換
米国特許第5166329号の9〜10頁には、P.pastorisのスフ
ェロプラスト化と通常の形質転換を行うためのプロトコールが開示されている。
この内容は本明細書の一部を構成する。プロトコール3
.P.pastorisによる蛋白のメタノール誘発発現
P.pastoris中のアルコールオキシダーゼプロモーターによって誘導
されたメタノール誘発転写は米国特許第5135868号に開示されており、こ
の内容は本明細書の一部を構成する。
実施例1
pLGD43の構築
オリゴヌクレオチドDPG59(配列番号5)およびDPG60(配列番号6
)
を合成し、アニールさせ、次いでリン酸化した。オリゴヌクレオチドの乾燥ペレ
ットを水に再懸濁し(0.5μg/μL)、次いで70℃で15分間インキュベ
ーションした。相補性オリゴヌクレオチドのDPG59/60 20μLを混合
し、70℃で15分間インキュベーションし、次いで55℃から室温(25℃)
に1時間冷却した。相補性オリゴヌクレオチドリンカーDNA8.75μgを1
mM ATP(pH8)、ポリヌクレオチドキナーゼ(New Ingland Biolabs、
以後NEBと略す)2.5単位、およびリガーゼ緩衝液(Boehringer-Mannheim
、以後BMと略す)を含む反応物25μL中で、37℃で30分間リン酸化した
。キナーゼを70℃で10分間インキュベーションすることにより加熱不活化し
た。
プラスミドpLGD23(NRRL B21029)10μgを、緩衝液H(
BM)中の制限酵素NsiI 50単位で消化した。反応物を37℃で1時間イ
ンキュベーションした。5’−末端のホスフェートを、子ウシ腸アルカリホスフ
ァターゼ(CIAP)1単位を加え、37℃で30分間インキュベーションして
除去した。70℃で10分間インキュベーションして酵素を加熱不活化した。
DPG59/60 0.35μgを、NsiIで消化し脱リン酸化したpLG
D23 0.1μgと混合する。T4DNAリガーゼ1単位、リガーゼ緩衝液(
BM)およびTEを終量が15μLとなるように加えた。ライゲーション反応物
を15℃で16時間インキュベーションし、次いでこれを用いてE.coli
K12 MM294細胞を形質転換する。形質転換体を、アンピシリン50μg
/mLを含むL−寒天上で選別する。所望のベクターpINT1の配列番号をヌ
クレオチドシークエンシングによって確認する。
pFJ474(NRRL受託番号B−21032、図7)20μgを、緩衝液
B中の制限エンドヌクレアーゼNcoIおよびNruI 100単位を用い、3
7℃で1時間消化した。1.5kbのDNA断片を1%TBEアガロースゲルお
よびDEAEペーパーを用いてゲル精製した。
プラスミドpINT1 20μgを、緩衝液H中の制限エンドヌクレアーゼS
peIおよびXbaI 100単位を用い、37℃で1時間消化した。pPCp
B遺伝子を含む5.6kbのDNA断片を、Sambrook,J.,Fritsch,I.およびMani
atis,T.らの、Molecular Coning A Laboratory Manual、第2版、1989(Col
d Spring Harbor Press、Cold Spring Harbor,N.Y.)の記載に従って、1%ア
ガロースゲル、Trisホウ酸緩衝液(TBE)およびDEAEペーパーを用い
てゲル精製した。
プラスミドpINT1 10μgを緩衝液B(BM)中の制限酵素NcoIお
よびNruI 50単位で消化した。3M酢酸ナトリウム0.1容および100
%EtOH 2.5容を加えてDNAを沈澱させる。凍結乾燥したDNAを、制
限酵素SpeIおよびXbaI 50単位、緩衝液H(BM)およびTE(0.
01M(pH7.4)Tris緩衝液中の1.0mMエチレンジアミン四酢酸)
を含む反応容量100μL中に再懸濁し、次いで37℃で1時間インキュベーシ
ョンした。5’−末端のホスフェートを、子ウシ腸アルカリホスファターゼ(C
IAP)1単位を加え、37℃で30分間インキュベーションして除去した。7
0℃で10分間インキュベーションして酵素を加熱不活化した。
ゲル精製したプラスミドpINT1約0.5μgおよびゲル精製したpFJ4
74DNA0.5μgを、記述のごとくSpeI、XbaI、NruIおよびN
coIで消化し、脱リン酸化されたプラスミドpINT1 DNA 0.1μgと
混合した。T4DNAリガーゼ1単位、リガーゼ緩衝液(BM)およびTEを終
量が15μLとなるように加えた。ライゲーション反応物を15℃で16時間イ
ンキュベーションし、次いでこれを用いてE.coli K12 DH5α細胞
を形質転換した。形質転換体を、アンピシリン50μg/mLを含むL−寒天上
で選別する。所望のpLGD43構築物を含むアンピシリン耐性形質転換体をス
クリーニングし、制限酵素分析によって同定した。
配列番号1 ブタTyr−His−MetプロカルボキシペプチダーゼBの配列
配列番号2 プレプロカルボキシペプチダーゼB
配列番号3 ブタカルボキシペプチダーゼBの配列
配列番号4 ブタカルボキシペプチダーゼB
配列番号5 (長さ:11塩基)(DPG59)
配列番号6 (長さ:11塩基)(DPG60)
図の説明
図1はプラスミドpFJ469の制限部位と機能マップである。
図2はプラスミドpLGD27の制限部位と機能マップである。pLGD27
は約9492塩基対を含む。
図3はプラスミドpFJ489の制限部位と機能マップである。pFJ489
は約10769塩基対を含む。
図4はプラスミドpLGD23の制限部位と機能マップである。pLGD23
は約11257塩基対を含む。
図5はプラスミドpFJ457の制限部位と機能マップである。pFJ457
は約9803塩基対を含む。
図6はプラスミドpLGD36の制限部位と機能マップである。
図7はプラスミドpFJ474の制限部位と機能マップである。pFJ474
は約9721塩基対を含む。
図8はプラスミドpFJ471の制限部位と機能マップである。
図9はプラスミドpLGD20の制限部位と機能マップである。pLGD20
は約9710塩基対を含む。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ),AM,
AT,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C
N,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,GE,HU
,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LT,
LU,LV,MD,MG,MN,MW,NL,NO,N
Z,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SI,SK
,TJ,TT,UA,UZ,VN
(72)発明者 ハーシュバーガー、チャールズ・リー
アメリカ合衆国46140インディアナ、グリ
ーンフィールド、ハーモニー・トライル・
ウエスト1475番
(72)発明者 ラーソン、ジェフレイ・リン
アメリカ合衆国46260インディアナ、イン
ディアナポリス、フーバー・レーン8210番
(72)発明者 スターナー、ジェーン・ラーロウ
アメリカ合衆国46236インディアナ、イン
ディアナポリス、ドウ・レーン12479番
(72)発明者 ザン、ハイチャオ
アメリカ合衆国60085イリノイ、パーク・
シティ、アパートメント303、グリーンリ
ーフ・コート4118番
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.ブタカルボキシペプチダーゼBをコードするDNA化合物であって、明細 書中、配列番号3として示している以下の配列: を有するDNA化合物。 2.ブタプロカルボキシペプチダーゼBのプロペプチド部分を更に含み、明細 書中、配列番号1として示している以下のヌクレオチド配列: を有することを特徴とするDNA化合物である請求項1記載のDNA化合物。 3.請求項1記載のDNA化合物を含んでいる組換えDNAベクター。 4.Pichia発現ベクターである請求項3記載のベクター。 5.細菌発現ベクターである請求項3記載のベクター。 6.ヒト血清アルブミンのシグナルペプチドを含む請求項4記載のPichi a発現ベクター。 7.受託番号NRRL B−21029で利用可能なプラスミドpLGD23 である請求項6記載のヒト血清アルブミンのシグナルペプチドを含んでいるPi chia発現ベクター。 8.プレメイティング因子αのシグナルペプチドを更に含む請求項4記載のP ichia発現ベクター。 9.受託番号NRRL B−21028で利用可能なプラスミドpFJ489 である請求項8記載のPichia発現ベクター。 10.メイティング因子αシグナルペプチドを更に含む請求項4記載のPic hia発現ベクター。 11.受託番号NRRL B−21032で利用可能なプラスミドpFJ47 4である請求項10記載のPichia発現ベクター。 12.ブタプロカルボキシペプチダーゼBシグナルペプチドを含む請求項4記 載のPichia発現ベクター。 13.受託番号NRRL B−21027で利用可能なプラスミドpLGD2 7である請求項12記載のPichia発現ベクター。 14.(a)請求項4記載のPichia発現ベクターを培養し、 (b)培地からカルボキシペプチダーゼBを回収し、所望によりトリプシンでそ のアミノ末端伸長部を開裂させる工程からなる、ブタカルボキシペプチダーゼB またはN末端を伸長させたブタカルボキシペプチダーゼBの製造方法。
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