JPH09505833A - X線放射線医学における造影剤としてのヨウ素化誘導体、それらの製造および用途 - Google Patents
X線放射線医学における造影剤としてのヨウ素化誘導体、それらの製造および用途Info
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- JPH09505833A JPH09505833A JP8510650A JP51065096A JPH09505833A JP H09505833 A JPH09505833 A JP H09505833A JP 8510650 A JP8510650 A JP 8510650A JP 51065096 A JP51065096 A JP 51065096A JP H09505833 A JPH09505833 A JP H09505833A
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Abstract
(57)【要約】
式:
式中、−Aは、芳香族または脂肪族分子由来の一部分であり、−Za、Zb、Zc、およびZdは、Tz−Qz−Vzであり、TzおよびVzは、O、COND、またはNDCOであり、Dは、HまたはC1ないしC6アルキル、ヒドロキシアルキルであり、Qzは、C1ないしC6アルキレンまたはヒドロキシアルキレンであるか、またはVzが、上記意味を有し、Qzおよび/またはTzが、存在せず;−Xa、Xb、Xc、およびXdは、同一かまたは異なって、式
式中、ArおよびAr'は、所望によりヒドロキシル化されたアルキルにより置換された1または2のアミド基を有する、トリまたはテトラヨウ素化フェニル基であり、T、Q、およびVは、Tz、Qz、およびVzの意味の1つを有する、を有するか、または、Xは、式
Description
【発明の詳細な説明】
X線放射線医学における造影剤としてのヨウ素化誘導体、
それらの製造および用途
本発明は、X線放射線医学用造影剤に関する。
これらの分子は、少なくとも12の三ヨウ素化フェニル環を含むことから高分
子量を有するものであるが、現在診断に使用されている造影剤、例えば、イオビ
トリドールまたはイオヘキソールの血管内持続性よりも著しく大きく、かつヨウ
素化環をポリマーに接合して得られる組成物類、それらは同一サンプル中に様々
な分子量の分子が混在することによる不都合のあることが知られているものであ
るが、のそれと幾分類似する血管内持続性を有する。それ故に、同量のヨウ素を
含有する本発明製品または市販の造影剤をラットに静注後5分で、新規化合物群
の血中ヨウ素濃度が少なくとも3倍高くなることが観察された。
さらに、これらの新規化合物群の水溶液は、一般に、オスモル濃度を高めなけ
ればならないが、ヒトにおける常用量で静脈内投与に適合する粘性を有する。
本発明の化合物は、式、
式中、
Za、Zb、Zc、およびZdは、同一かまたは異なって、Tz−Qz−Vzであり、
TzはAに結合しており;
TzおよびVzは、同一かまたは異なって、O、COND、またはNDCOであり
、但し、DはH、またはC1ないしC6アルキル、ヒドロキシアルキル、またはポ
リヒドロキシアルキルを表し、Qzは、C1ないしC6、好ましくはC1ないしC4
ア
ルキレン、ヒドロキシアルキレン、ポリヒドロキシアルキレンを表すか;または
その他のQzおよび/またはTzが存在せず;
Xa、Xb、Xc、およびXdは、同一かまたは異なって、
であり、
・T1、T'1、V1、およびV'1は、同一かまたは異なって、CO−ND'または
ND'−COであり、D'は、H、または所望によって1またはそれ以上のOH基
を有するC1ないしC6アルキルを表し;
・Q1およびQ'1は、同一かまたは異なって、所望によって1またはそれ以上の
OH基を有するC1ないしC6、好ましくはC1ないしC4アルキレンであり;
・ArおよびAr'は、同一かまたは異なって、
式IIIまたは式IV、
式III中、RはCOOHであり、R'はCO−NR'1R'2かまたはN(R'1)−CO
−R'2であり、R'1およびR'2は、H、またはC1ないしC8アルキル、ヒドロキ
シアルキル、またはポリヒドロキシアルキルであり、それらの中に4以上のOH
基を含有するか;またはRおよびR'は、同一かまたは異なって、CO−NR'1
R'2またはN(R'1)−CO−R'2であり、R'1およびR'2は、H、またはC1な
いしC8アルキル、ヒドロキシアルキル、またはポリヒドロキシアルキルであり
、RおよびR'は、それらの中に6以上のOH基、より良くは、8以上のOH基
、さらに好ましくは10のOH基を含有し;また
式IV中、R”は、CO−NR'1R'2またはN(R'1)−CO−R'2であり、R'1
お
よびR'2は、C1ないしC8ヒドロキシアルキルまたはポリヒドロキシアルキルで
あって、それらの中に8以上のOH基、好ましくは10以上のOH基を含有して
いる;
かまたは、式Vまたは式VI、
式V中、RおよびR'は、同一かまたは異なり、それぞれ、T2−Q2−V2−Ar2
およびT'2−Q'2−V'2−Ar'2であり、T2、T'2、Q2、Q'2、V2、およびV
'2は、それぞれT1、Q1、およびV1基の意味の1つを有し、Ar2およびAr'2は
、式IIIまたはIVの意味の1つを有し;また
式VI中、R"は、式Vのところで与えたものの1つであり得るT2−Q2−V2−
Ar2である;
のいずれかを有し、
さらに、Aは、脂肪族または芳香族分子由来の生体融和性部分であり、所望に
より、特に、酸素、窒素、およびハロゲン、特にヨウ素から選択される1または
それ以上のヘテロ原子を含有し、該部分の分子量が2000以下であり、4つの
Za、Zb、Zc、およびZd基が結合して、アミドまたはエーテル基を与えること
ができるような構造を有する、
を有する。
脂肪族部分は、遊離結合が幾つかの原子上に位置している、環状または非環状
部分を意味するものと理解される。
本発明のA(Tz)部分について述べると、これらは:
メタンのテトラキス誘導体、例えば:
−ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー、1638(1922年)に記
載されているテトラ酸化合物から調製される、C(CH2CONH)4、
−その対応する酸がUS2,401,607に記載されている、C(CH2O(CH2
)2
CONH)4、
−テトラキス(ヒドロキシメチル)メタンから誘導される、C(CH2O)4、
−ジャーナル・オブ・ケミカル・ソサイエティー、1588−1595(193
8年)に記載されている、C(CH2NHCO)4、
または、1,2,3,4−ブタンテトラカルボン酸、トリエチレンテトラミン、エ
チレンジアミンテトラ酢酸、1,4,7,10−テトラアザシクロドデカン−N,N
',N”、N"'−テトラ酢酸の誘導体であるテトラカルボキシアミド部分
からなるものである。
芳香族部分は、1または数個のフェニル環および、所望により、フェニル環に
直接、またはエーテルまたはアミド基のような官能基を介して結合できるC1な
いしC4アルキル基を含み、該部分の遊離結合手は、環上にあることができ、ま
たないこともできる。
これらから誘導するA(Tz)部分について述べると、これらは:
−アンゲバンテ・シェミー・インターナショナル・エディション、25巻、10
97頁(1986)に記載されているテトラキス(カルボキシフェニル)メタンの
、ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカル・ソサイエティー、80巻、232
2頁(1958)に記載のベンゼン−1,2,4,5−テトラカルボン酸の、およ
びそのヨウ素化誘導体の、ならびに、EP−A−0,501,875に記載されて
いるヘキサヨウ素化誘導体の、Chem.Ber.、109巻、2389頁(1976)
に記載されているテトラキス(アミノフェニル)メタンの、またはアンゲバンテ・
シェミー・インターナショナル・エディション、25巻、1097頁(1986
)に記載されているテトラキス(アミノメチルフェニル)メタンの、各テトラアミ
ド誘導体類、
からなるものである。
Aは、芳香族アミド、例えば、モレキュラー・アンド・バイオケミカル・プラ
シトロジー、59巻、201−210頁(1993年)に記載の式
で表される、シュウ酸、マロン酸、およびコハク酸誘導体中におけるものとして
ヘテロ原子を含有することもでき、これらは、脂肪族酸ジクロライド類とアミノ
ベンゼンジカルボン酸との反応により調製でき、フェニル環上でヨウ素化されて
いるそれらの相同化合物類の場合、酸テトラクロリドをシュウ酸、マロン酸、ま
たはコハク酸クロリドと、例えば、5−アミノ−2,4,6−トリヨードイソフタ
ル酸との反応により直接調製するのが好ましい。
式Iの酸の医薬的に許容され得る塩もまた、本発明の主題を構成するものであ
る。
アルキル基は、直鎖状または分枝状であることができる。
R'1およびR'2基は、これらの分子の親水性がそれらの基によって変わるので
あり、有利にヒドロキシル化され、さらに、より良くはそれらの中に少なくとも
6つのヒドロキシル基を含有するものである。
TおよびV置換基がアミド基であり、さらに、より良くは芳香族第2級アミド
基である化合物類が好ましく、後者の中でも、そのコンパクトさのために、Q置
換基がC1またはC2アルキレンである化合物類が好ましい。
脂肪族A群の中では、メタンのテトラキス誘導体が好ましく、これに対し、芳
香族A群の中では、テトラキスカルボキシフェニルメタンの誘導体が好ましく、
これらは、ヨウ素化されていても、されていなくてもよい。
Aの4つの置換基が同一であり、さらにより良くは、Zに結合しているトリヨ
ウ素化フェニル環の2つの置換基も同一である分子が、容易に利用可能である。
ArおよびAr'が式VおよびVIを有する化合物群が、ArおよびAr'が式IIIお
よびIVを有する相同化合物群よりも長く血管コンパートメントに滞留するので
、必要な診断情報に基づいて、1種またはその他を選択する。式、
式中、Rは、CONR'1R'2を表すか、または、Rは、
R'1およびR'2がC1ないしC8ヒドロキシアルキルまたはポリヒドロキシアルキ
ルであり、それらの中に少なくとも6つのOH基を含有するものである、
を表す、
の化合物群は、試験に適したヨウ素用量のために、それらの分子構造特性(体積
、密度、疎水性および親水性領域の分布)およびそれらの生体融和性(溶解性、
毒性)に基づき、血管コンパートメント観察用の血液プール造影剤として特に有
用な化合物群である。
式Iの化合物の製造法は、本発明のもう一つの主題である。これらの化合物群
は、第一段階において、適切な官能基群を有するA部分を、式
式中、Tβ、T'β、およびZ'は、式IのT、T'、およびZ基の前駆体である
反応性官能基である、
で示されるトリヨウ素化フェニル誘導体と、次の段階で、得られた生成物にT1
−Q1−V1−ArおよびT'1−Q'1−V'1−Ar’置換基を連結させるために、そ
れらが同一であるときは同時に、または連続する段階で反応させることにより、
製造できる。
にもかかわらず、まず、式
式中、T、Q、V、およびAr基は式Iに記載と同じ意味を有し、Zの反応性前
駆基であるZ'はCOOH、COCl、NDH、またはOHであり得るか、または
Z'はT'z−Qz−Vzであり、ここでT'zはTzに対する前駆基である、
のZに対する前駆基を有する化合物VIIを製造し、次いで式VIIの化合物を、得
られるべきTzおよびZ'の性質によって変わるが、COOH、COCl、NDH
、C1、Br、またはスルホネートであり得る4つの反応性基を有するAと、また
は、V'zがVzの前駆基であるA−Tz−Qz−V'zと反応させるのが好ましく、
ヒドロキシル基はこれらの反応中、所望により保護しておくこともできる。
両方の場合、その製造は、2つの隣接する炭素原子がヨウ素原子を有する場合
、フェニル環上に置換された、カルボン酸および酸クロリド、アミン、およびヒ
ドロキシル基の低い反応性を考慮して、カルボン酸およびアミンからアミド基、
またはフェノールおよびハライドまたはスルホネートからエーテル基を生成する
通常の方法からなる。
さらに詳細には、本発明の方法は:
1)得られる式Iの化合物中のArおよびAr'の性質によって選択される式
式中、Rα、R'α、およびR"αは、状況に応じて、COClまたはNH2であり
、
Wは、V基の前駆基であり、状況に応じてND'H、COCl、およびOHから選
択される、
の化合物を、
−Rα基がCOClであるとき、例えば非極性溶媒中、および好ましくは放出さ
れた塩酸を固定する塩基の存在下で、式HNR'1R'2のアミノアルコールと反応
させるか、
−またはRα基がNH2であるとき、通常条件下で、ペプチド化学で使用される
ようなカップリング剤と共に、R'2COCl、またはR'2COOH、と反応させ
る、但し、R'2のヒドロキシル基は、このアミド化反応中所望により保護されて
おり、必要ならば、この反応後、得られた第2級アミドを続いて例えばR'1Cl
によりアルキル化すること;
2)次いで、得られた生成物を、式Tα−Q−Vαの生成物、但し式中、Tα
およびVαは、T、T'およびV、V'基の前駆基であり、Qは、状況に応じてQ1
、Q2、Q'1、またはQ'2であり、TαはQ基のOH基と同じく所望により保護
されている、と
−WおよびVαの1つがCOClであり、他がND'Hであるときはアミド化反応
中か、
−極性溶媒中強塩基の存在下、WがOHであり、Vαが、Cl、Brまたはスルホ
ネートであるときは、通常のエーテル化反応中のいずれかにおいて;
反応させて、Tα−Q−V−Ar生成物を生成させること、
3)さらに、式IのArおよびAr'が、式Vまたは式VIを有するとき、前段階
で得られた1つまたは2つのTα−Q−V−Ar生成物を、状況に応じて、
と反応させ、次いで、段階2で定義したTα−Q−Vαとの反応で得られた生成
物を、式
式中、TβおよびT'βは、同一かまたは異なっており、T1およびT'1の前駆基
、即ち、WおよびW'との反応によりT1およびT'1を生成する基であり、Z'は
、A上に位置する適切な基と共にZa,Zb,Zc,およびZdを形成できる基であ
る、の生成物と反応させること、
4)または、式I中のArおよびAr'が、式IIIまたは式IVであるとき、Tα
−Q−Vα−Ar生成物の1つまたは2つを化合物XIと反応させること、
5)そして最後に、これらの基の1つまたは数個を、A(Z"z)(Z"b)(Z"c)(
Z"d)、但し、Z"基は、同一かまたは異なっており、Z'基とのアミドまたはエ
ーテル結合を形成するために選択される反応性基である、と反応させる、但し、
これらの反応は、式Iの化合物の性質によって変わるが、エーテル化またはアミ
ド化反応である、を含む。
Wは、Tα−Q−Vを表すこともあり、その場合は、段階2、状況に応じてさ
らに段階3の一部を実施せず、化合物VIIIおよびIXは、Tα−Q−Vαを適切
なCOOH、OH、またはND'H基を有するトリまたはテトラヨウ素化フェニ
ル誘導体と反応させることにより、予め調製されるものと理解される。
Z'がWであるとき、Aと最終的にカップリングさせる前に、修飾して、Zの
前駆体を得ることができる。
RがCOOHであるとき、エステル、例えば、メチルエステルとして保護して
もよく、そのエステルは、多分塩を生成させる前に最終段階で加水分解できる。
適切なカルボン酸、アミン、またはフェノール性官能基を有するトリヨウ素化
またはテトラヨウ素化フェニルは、知られているか、または通常の反応により調
製できる。例えば、GB782,313に記載されている5−アミノトリヨード
イソフタル酸および3,5−ジアミノトリヨード安息香酸は、対応するアミノ酸
のIClによるヨウ素化から生じるものであり;トリヨードトリメシン酸は、5
−アミノトリヨードイソフタル酸のジアゾ化、シアン化、および加水分解により
調製でき、一方、ケミカル・アブストラクト、69巻、86643−6に記載の
5−ヒドロキシトリヨードイソフタル酸は、市販の酸のヨウ素化により得ること
ができる。
これらの化合物類の酸クロリド類は、普通に行われているように、所望により
、塩素化炭化水素または芳香族炭化水素などの中性溶媒中、塩化チオニルとの反
応により調製できる。CONR'1R'2基の製造に必要なアミノアルコールは、知
られており、類似の方法により調製できる。それらのうち、R'1およびR'2それ
ぞれが、少なくとも1つのヒドロキシル基を有する好ましいものについて述べる
と、
−R'1=CH2(CHOH)4−CH2OH、R'2=CH2−(CHOH)4−CH2OH
、またはCH2−CH2OHである、商業的に入手できるもの、
である<EP−A−558,395に記載されているもの、
−R'1=R'2=CH2−(CHOH)3−CH2OHである、ジャーナル・オブ・オ
ーガニック・ケミストリー、35(2)、464−7(1970)に記載されてい
るもの、
−R'1=R'2=CH2−(CHOH)2−CH2OHである、US4,661,646
に記載されているもの、
からなる。
その他のアミノアルコール類は、ベンジルアミンを適切なアルコールのハロゲ
ン化またはスルホネート化誘導体で二置換し、次いで、得られた化合物を脱ベン
ジル化することにより、特にH2と反応させることにより、製造できる。また、
ヒドロキシル化アルデヒド、例えば、サッカライドを第1級アミノアルコールと
反応させ、得られたイミンをH2との反応により還元して、例えば、
またはCH2−(CHOH)2−CH2OH、
または、
R'1=CH2−(CHOH)3−CH2OH、R'2=CH2−CHOH−CH2OHま
たはCH2−(CHOH)2−CH2OH
を得ることも可能である。
ヨウ素化フェニル環が2つの酸クロリドまたはアミン基を有する場合、環に結
合している2つの鎖を、第1カップリング中、1化学量論的当量まで限定した量
の鎖と連続的に反応させることにより、不斉化合物が製造できる。
酸と適切なアミンとの直接反応によるアミド類の製造に使用され得る脱水素反
応物について述べると、1−エトキシカルボニル−2−エトキシ−1,2−ジヒ
ドロキノリン、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド
、またはN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミドからなり、所望により、ヒド
ロキシベンゾトリアゾールまたはその他のペプチド化学において知られている薬
剤成分を伴う。
本発明は、また、放射線吸収化合物として、本発明の化合物を少なくとも1つ
含んでなる、X線放射線医学用造影剤にも関する。
これらの生成物は、適切な医薬形態で、静脈内、動脈内、気管支内、またはく
も膜内経路を含む、経口的、直腸的、または非経口的に投与でき;賦形剤は、当
該分野において常用のものから選択でき、pHまたはオスモル濃度を製造するこ
と、およびヨウ素化誘導体の既知の副作用を幾分低減することが知られている添
加物と組み合わせて使用できる。
非経口投与、特に静脈内投与の場合、100ml当たり芳香族環に結合するヨウ
素5ないし40gを含有する、pH約7の水溶液であることが好ましい。実施す
る診断試験の種類によっても変わるが、5mlから250mlの溶液を患者に投与で
きる。
以下に、本発明の範囲内である化合物の例を記載するが、その前に、式VIII
ないしXIの化合物の製造を記載する。
A−式VIIIの化合物C1の製造
ただし、W=Tα−Q−V=H2N−CH2−CO−NH
Rα=R'α=CO−N(CH2−(CHOH)4−CH2OH)2
(1)
US4,283,381に記載されている操作条件を用いて、この化合物を収率
85%で得る。
(2)
上記酸ジクロリド208g、市販のアミン416g、およびトリエチルアミン1
00mlをN−メチルピロリドンまたはジメチルアセトアミド2リットルに溶解し
、この溶液を70℃で24時間維持した。生じた沈澱を分離し、溶媒を減圧下で
蒸留除去した。pH3で最少量の水に溶解した残渣を、陽イオン交換樹脂(ロー
ム・アンド・ハースにより市販されているアンバーライト(登録商標)IRN7
7を酸性形態で、1.5L)に通し、不純物を除去する。
こうして得られたジアミドの水1.4リットルの溶液に、ヒドラジンヒドレー
ト33.2mlを加え、混合物を80℃で3時間維持する。室温で10N水性塩酸
溶液53mlを加えることにより、酸性化し、生じた沈澱を分離する。
残渣溶液を、約1リットルの塩基性アンバーライト(登録商標)IRA67を
含有するイオン交換樹脂カラムに、次いで、酸性形態のアンバーライト(登録商
標)IRC50 150mlを含有するカラムに通し、次いで、4リットルのアン
バーライト(登録商標)200Cに移して、そこから、所望の生成物をNH4O
H水溶液で溶出する。
溶出液を減圧下で濃縮する。収率70%。
HPLCクロマトグラフィー:リクロスフェア(LiCrosphere)(登録商標)C1
8;5μmカラム(メルク)−h=25cm;d=4mm
溶出液*:5/95CH3CN/0.05M P.I.C.(登録商標)B8(水);
流速1ml/分
異性体の保持時間:約8分
*: P.I.C.B8:オクタンスルホン酸/メタノール/酢酸カルシウム/
水混合物
B−式VIIの化合物C2の製造
T1−Q1−V1=T'1−Q'1−V'1=CO−NH−CH2−CONH
Z'=H2N−CH2−CONH
N−メチルピロリドンまたはジメチルアセトアミド400ml中、A−1に記載
した酸ジクロリド59g、Aで得られた第1級アミンVIII200g、およびトリ
ブチルアミン29.5mlの溶液を70℃で24時間維持する。溶媒を減圧下で除
去し、残渣をメルク社から市販されているシラン化シリカRP2の3kgを用い、
水で溶出するか、または吸着XAD1600(ローム・アンド・ハースから市販
)4kgを用い、CH3OH/H2O混合物で溶出するクロマトグラフィーにかける
。
収率50%で得られた生成物を、上記のようにヒドラジンヒドレートで処理し
て、所望の化合物(収率45%)を得る。
この化合物を、ファルマシアから市販されている16mm×60cmカラム中、ス
ーパーデックス(登録商標)30ゲルで0.1MNaCl、0.05MNaH2PO4
、および0.01MNaN3を含む緩衝液、pH=7.2を用いて、流速1ml/分で
濾過する間の溶出容量は、緩衝液250μl中1mgの注入試料に対し102mlで
ある。
HPLCクロマトグラフィー:シンメトリー(登録商標)C18;5μmカラム
(ウォーターズ)−h=25cm;d=4.6mm
溶出液:CH3CN/0.01M 水性KH2PO4(15/85)(CH3CNな
しで5分);
流速1ml/分
異性体の保持時間:約18分
C−式VIIの化合物C3の製造
ただし、T1−Q1−V1=T'1−Q'1−V'1=CO−NH−CH2−CONH
Z'=H2N−CH2−CONH
N−メチルピロリドン100ml中、段落A−1の酸ジクロリド5.65g、Bに
従い得られた第1級アミンVII48g、およびトリブチルアミン3mlを70℃で
24時間維持する。Bのようにして精製後、7ヨウ素化フェニル環を含有する誘
導体をヒドラジンヒドレートで処理して、粗製の第1級アミンを得る。後者を、
製造Bのように、酸性形態および塩基性形態のイオン交換樹脂に通して精製する
が、所望によっては、続いて、カットオフ限界10キロダルトンの膜を有する、
フィルトロン(USA)により市販されている、新型のミニセットフィルターユ
ニットで超濾過すると、その間所望の生成物は濾液中に移る。
製造Bの場合と同様の操作条件下でのこの化合物の溶出容量は、91mlであり
、一方、スーパーデックス(登録商標)75カラムの場合では111mlである。
HPLCクロマトグラフィー:シンメトリー(登録商標)C18;5μmカラム
(ウォーターズ)−h=25cm;d=4.6mm
溶出液:CH3CN/0.01M 水性KH2PO4(15/85)(CH3CNな
しで5分);
流速1ml/分
異性体の保持時間:約23分
D−式VIIIの化合物C4の製造
ただし、W=Tα−Q−V=H2N−CH2−CONH
1)製造A−1で記載した酸ジクロリド239g、アルドリッチから市販され
39mlを、N,N−ジメチルアセトアミド1Lに溶解する。室温で24時間後、
水300mlを混合物に入れ、次いで、これを48時間45℃で維持して、残りの
酸クロリドを加水分解する。次いで、溶媒を減圧下で蒸留除去し、残渣を上記の
ように、アンバーライト(登録商標)IRN77の500mlを含有するカラムお
よびメルク社から市販されているシラン化シリカRP2の3kgを含有するカラム
を通すことにより精製する。
こうして、モノアミドが収率40%で得られる。
2)この化合物をヒドラジンヒドレートで処理し、製造Aのように、酸性およ
び塩基性イオン交換樹脂を通すことにより、精製する。収率70%。
E.式VIIIの化合物C5の製造
ただし、T1−Q1−V1=T'1−Q'1−V'1=CO−NH−CH2−CONH
Z'=H2N−CH2−CONH
製造Bの記載と同様の操作条件で処理して、所望の化合物を収率30%で得る
。
上記スーパーデックス(登録商標)30の場合に示した条件下でのこの化合物
の溶出容量は、92mlである。実施例1
式Iの化合物No.1
ただし、
ジメチルホルムアミド100ml中、製造Bで得られた化合物15.3g、テトラ
キス(カルボキシフェニル)メタン0.486g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ
ール0.768g、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミ
ド1.09g、およびトリエチルアミン1mlの溶液を40℃にし、この温度を6時
間維持し、その後溶媒を減圧下で留去する。
残渣を最少量の水に溶解し、カットオフ限界5キロダルトンのポリエーテルス
ルホン製膜を有する、フィルトロン(USA)により市販されている、新型のミ
ニセットフィルターユニットで超濾過にかける。収率95%。
上記と同様のゲル濾過条件下で測定した、この化合物の溶出容量は、49ml(
スーパーデックス(登録商標)30)である。実施例2
式Iの化合物No.2
ただし、
Cで製造した化合物を、超濾過を除けば前記実施例の記載と同様の操作条件下
でテトラキス(カルボキシフェニル)メタンと反応させ、これをカットオフ限界1
0キロダルトンの膜に通した。
収率90%で得られた式Iの化合物は、上記条件(スーパーデックス(登録商
標)75)下でゲル濾過した場合、溶出容量85mlを有する。
実施例3
式Iの化合物No.3
製造Eで得られた化合物VII20g、テトラキス(カルボキシフェニル)メタン
0.89g、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1.41g、1−(3−ジメチルア
ミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド、およびトリエチルアミン1.5mlを
ジメチルホルムアミド200mlに溶解し、反応混合物を40℃で6時間維持する
。溶媒の除去後、残渣を水に溶解し、次いで上記の通り、ただしカットオフ限界
3キロダルトンを有する膜を用いて超濾過にかける。
混合物に、濃HClを加えることにより、最終生成物が沈澱する。
収率87%。
上記ゲル濾過条件下で測定したその溶出容量は、49mlである(スーパーデッ
クス(登録商標)30)。
実施例4
ジメチルアセトアミド中化合物No.1および2の製造
化合物C2または化合物C3の0.012モルを、約20℃および60℃の間の
温度で、25g/100mlの割合でゆっくりとジメチルアセトアミドに溶解する
。次いで、室温で、テトラキス(カルボキシフェニル)メタン0.0025モル、
N,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド0.014モル、1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール0.014モル、およびトリエチルアミン0.015モルを入れる
。24時間撹拌後、水5容量を加え、溶液を上記のとおり超濾過し、白色粉末形
態の所望の生成物を収率55%で得る。
これらの化合物類は、ポリヒドロキシメタクリレートゲルを含有する直径8mm
および長さ30cmのOHpaKSB−8..HQを基準とするショデックス(JP)
により市販されている4つのカラム;SB−804(排除限界=106ダルトン
、プルラン標準)+SB−803(105)+SB−802−5(104)+SB
−802−5が一連につながった立体排除クロマトグラフィー(SEC)により
特性化できる。溶出液は、0.16M水性NaCl溶液およびアセトニトリル(7
0/30 v/v)の混合物であり;流速0.8ml/分;温度30℃である。
化合物No.1の保持時間tRは、34.3分であるのに対し、出発化合物C2の
保持時間は、38.7分である。
化合物No.2の場合、tR=31.8分であり、C3'の場合tR=36.5分であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
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C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG
,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN,
TD,TG),AP(KE,MW,SD,SZ,UG),
AM,AU,BB,BG,BR,BY,CA,CN,C
Z,EE,FI,GE,HU,IS,JP,KG,KP
,KR,KZ,LK,LR,LT,LV,MD,MG,
MK,MN,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,S
G,SI,SK,TJ,TM,TT,UA,US,UZ
,VN
【要約の続き】
類。これらの生成物のX線放射線医学における造影剤と
しての使用。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.式 式中、 Za、Zb、Zc、およびZdは、同一かまたは異なって、Tz−Qz−Vzであり、 TzおよびVzは、同一かまたは異なって、O、COND、またはNDCO基から 選択されるが、但し、DはH、またはC1ないしC6アルキル、ヒドロキシアルキ ル、またはポリヒドロキシアルキルであり、Qは、C1ないしC6アルキレン、ヒ ドロキシアルキレン、ポリヒドロキシアルキレンであるか、または、Qzおよび /またはTzが存在せず; Xa、Xb、Xc、およびXdは、同一かまたは異なって、式 を有し、 ・T1、T'1、V1、およびV'1は、同一かまたは異なって、CO−ND'または ND'−COであり、D'は、H、または所望によって1または数個のOH基を有 するC1ないしC6アルキルであり; ・Q1およびQ'1は、同一かまたは異なって、所望によって1またはそれ以上の OH基を有するC1ないしC6アルキレンであり; ・ArおよびAr'は、同一かまたは異なって、式IIIまたは式IV: 式III中、RはCOOHであり、R'はCO−NR'1R'2かまたはN(R'1)−CO −R'2であり、R'1およびR'2は、それらの中に4以上のOH基を含有するよう に、H、またはC1ないしC8アルキル、ヒドロキシアルキル、またはポリヒドロ キシアルキルから選択されるか;またはRおよびR'は、同一かまたは異なって 、CO−NR'1R'2またはN(R'1)−CO−R'2であり、R'1およびR'2は、H またはC1ないしC8アルキル、ヒドロキシアルキル、またはポリヒドロキシアル キルであり、RおよびR'は、それらの中に6以上のOH基を含有し、また 式IV中、R"は、CO−NR'1R'2またはN(R'1)−CO−R'2であり、R'1お よびR'2は、C1ないしC8ヒドロキシアルキルまたはポリヒドロキシアルキルで あって、それらの中に8以上のOH基を含有している; かまたは、式Vまたは式VI、 式V中、RおよびR'は、同一かまたは異なり、それぞれ、T2−Q2−V2−Ar2 およびT'2−Q'2−V'2−Ar'2を表し、T2、T'2、Q2、Q'2、V2、およびV '2基は、それぞれT1、Q1、およびV1基の意味の1つを有し、Ar2およびAr'2 は、式IIIまたはIVの意味の1つを有し、また 式VI中、R"は、式Vのところで与えたものの1つであり得るT2−Q2−V2− Ar2である; のいずれかを有し、 さらに、Aは、分子量が2000以下であり、Za、Zb、Zc、およびZd基と 共にアミドまたはエーテル基を生成できる4つの遊離結合手を有する、の脂肪族 または芳香族分子由来の生体融和性部分である、 の化合物、およびそれらの医薬的に許容され得る塩基との塩。 2.Aの4つの置換基が同一であることを特徴とする、請求の範囲第1項記載 の化合物。 3.R'1およびR'2がヒドロキシル化されており、それらの中に8以上のOH 基を含むことを特徴とする、請求の範囲第1および第2項のいずれかに記載の化 合物。 4.R'1およびR'2がヒドロキシル化されており、それらの中に10のOH基 を含むことを特徴とする、請求の範囲第1および第2項のいずれかに記載の化合 物。 5.TおよびV基がCO−NHまたはNH−CO基であることを特徴とする、 請求の範囲第1ないし4項のいずれか1項に記載の化合物。 6.TおよびV基がCO−NHまたはNH−CO基であり、各Q基がC1−C2 アルキレンであることを特徴とする、請求の範囲第1ないし5項のいずれか1項 に記載の化合物。 7.Aがテトラキスフェニルメタンから誘導される芳香族部分であることを特 徴とする、請求の範囲第1ないし6項のいずれか1項に記載の化合物。 8.Aがテトラキス(カルボキシフェニル)メタン部分であることを特徴とする 、請求の範囲第1ないし6項のいずれか1項に記載の化合物。 9.A(Tz)4が式 式中、n=0、1、または2であり、フェニルが所望によりヨウ素化されている 、を有することを特徴とする、請求の範囲第2ないし5項のいずれか1項に記載 の化合物。 10.ArおよびAr'が、式III を有することを特徴とする、請求の範囲第1ないし9項のいずれか1項に記載の 式Iの化合物。 11.ArおよびAr'が、 但し、n=1または2である、 であることを特徴とする、請求の範囲第1ないし10項のいずれか1項に記載の 式Iの化合物。 12.状況に応じてCOOH、COCl、NDH、ハロゲン、またはスルホネー トである、4つの反応性基を有するA部分を、 −式 式中、Tβ、T'β、およびZ'は、式IのT1、T'1、およびZ基の前駆体であ る反応性官能基であl、 で示される化合物、但し、この場合は、次いで、得られた生成物に、T1−Q1− V1−ArおよびT'1−Q'1−V'1−Ar’置換基を、直接または連続する段階に より結合させる、か、 −式 式中、T、Q、V、およびAr基は、請求の範囲第1項に定義した式Iの場合と 同じ意味を有し、Z'はZの反応性前駆基を表し、COOH、COCl、NDH、 OH、またはT'z−Qz−Vzであることができ、T'zは、Tzに対する前駆基で ある、 の化合物のいずれかと反応させることを含んでなる、式Iの化合物の製造法。 13.請求の範囲第1ないし11項のいずれか1項記載の化合物の有効量、およ び医薬的に許容され得る賦形剤を含んでなる、X線放射線医学用造影剤組成物。
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