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JPH095020A - 蛇行修正装置及びこれを組み合わせたラミネート装置 - Google Patents

蛇行修正装置及びこれを組み合わせたラミネート装置

Info

Publication number
JPH095020A
JPH095020A JP7150221A JP15022195A JPH095020A JP H095020 A JPH095020 A JP H095020A JP 7150221 A JP7150221 A JP 7150221A JP 15022195 A JP15022195 A JP 15022195A JP H095020 A JPH095020 A JP H095020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
feeding
feeding position
edge
roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7150221A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Murakami
悟 村上
Yuzuru Kondo
譲 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP7150221A priority Critical patent/JPH095020A/ja
Publication of JPH095020A publication Critical patent/JPH095020A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 幅の異なるシート同士を一定の位置関係を維
持して高精度に貼り合わせることができ、加えて貼り合
わせるシートの材質にも光学的制限が少ないラミネート
装置を提供せんとする。 【構成】 積層前の単体シートの送給位置を予め装置内
に記憶させた基準送給位置に基づいて制御するととも
に、積層後の貼り合わせ位置を検出し、その変位量を積
層前の単体シートの送給位置を制御する装置にフィード
バックして、積層前の基準送給位置を修正することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は連続送給されるシートの
蛇行を修正する装置と、横幅の異なる複数種のシートを
幅方向における互いの位置関係を一定に保って積層する
ラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続送給されるシートの直進性を維持す
るために蛇行修正装置を用いる分野としては印刷、包
装、電子部品の製造分野等がある。また横幅が異なる複
数種のシートを互いに一定の位置関係を維持して積層す
るラミネート装置もほぼ同分野で用いられる。例えばこ
れら装置が用いられる一例としては半導体素子実装用の
キャリアテープの製造工程がある。キャリアテープはベ
ースフィルムの上に接着剤を塗布したカバーフィルムを
貼り合わせて製造されており、ベースフィルムに送り孔
とICチップを取り付けるデバイス孔を連続的にパンチ
ングし、デバイス孔の部分を覆うように正確に銅箔を貼
り合わせ、その後乾燥させて銅箔をベースフィルムと一
体化し、次いでこの銅張りテープの銅箔面に回路パター
ンの焼き付け、エッチング、メッキ、リード線配線等を
施してIC実装テープとして完成させている。
【0003】このようなキャリアテープにおいては、カ
バーフィルムをベースフィルムに高精度な位置関係を維
持して貼り合わせることが、後工程であるエッチング時
の位置ずれを防止する上で重要となる。カバーフィルム
の貼り合わせ位置を正確に管理する技術としては特開昭
63−42842号で提案された「ラミネートシート製
造装置」がある。この技術はガイドロール間に積層後の
シートを走行させ、図16に示すように積層シートaの
片面側からシートのエッジ位置を含む範囲に蛍光灯bと
ハロゲンランプc等の2種類の異なる位置から投光し、
透過光をイメージセンサdで受光するとともに、イメー
ジセンサdの幅方向における受光量の差からベースフィ
ルムa1のエッジ位置並びにカバーフィルムa2のエッ
ジ位置を検出し、これらエッジ位置を予め装置内に記憶
させた基準値と比較してその変位量を算出し、この変位
量をシートの送給位置を制御する装置に入力してベース
フィルムに対するカバーフィルムの送給位置を修正する
ことにより一定の貼り合わせ位置を維持するものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこの技術
には以下〜として列記する問題がある。 ガイドロール間を移送される積層シートを空中で透過
測定するものであるから、測定箇所にカールや皺が発生
しやすく、測定誤差が発生しやすい。 透過光によって測定するものであるから、光源に蛍光
灯やハロゲンランプ等の可視光源を用いた場合にはベー
スフィルムは透明または半透明のものに限定されがあ
り、ベースフィルムに紙や金属フィルムを使用すること
はできず、キャリアテープ以外の用途への応用が制限さ
れる。 透過光の光量差によって測定するものであるから、ベ
ースフィルムのエッジ位置を捉えつつカバーフィルムの
エッジ位置を顕著に捉えるにはベースフィルムは一定以
上の透過減衰率を有するとともにベースフィルムとカバ
ーフィルム相互間に透過減衰率の顕著な差が必要とな
る。したがって透過減衰率の差の小さいものや透過減衰
率が同じものを積層した場合にはカバーフィルムのエッ
ジ位置は検出できない。また、この技術ではカバーフィ
ルムのエッジ位置を検出しやすくするために蛍光灯とは
別に設けたハロゲンランプの光をカバーフィルムの側端
面から入光させる工夫をしているが、狭い装置空間内に
2種類の光源を内装することは装置構造を複雑にするう
えにコスト高ともなる。またフィルム幅の変化に対応す
べく幅方向両エッジの検出を同時に行うためにハロゲン
ランプを幅方向反対側にも配置したときには、対向光源
相互の光が干渉して測定不能となるおそれもある。 透過光の光量差によって測定するものであるから、フ
ィルムに濃淡があるとエラー原因となり、測定対象フィ
ルムが限定される問題もある。 積層後のシートの位置ずれ情報を積層前の単体シート
の送給位置を制御する装置にフィードバックして蛇行修
正しているが、積層後の位置ずれ検知位置は単体シート
の送給位置から通常1m〜3m離れているため、単体シ
ートに蛇行が発生してもこれを検出するまでにタイムラ
グがあり、このためフィードバック制御を正確に行うこ
とができない。
【0005】本発明はかかる現況に鑑みてなされたもの
であり、検査するフィルムの材質に制限のない蛇行修正
装置を提案し、且つこの蛇行修正装置を複数用いること
によって、貼り合わせ位置の精度を大幅に向上させるこ
とができるラミネート装置を提供せんとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明者等は鋭意検討した結果、本発明者は次の着想を得
た。先ず第1に、シートにカールや皺の少ない状態で蛇
行検知を行うためには、蛇行検知をガイドロールの上で
行うこととすればよい。そしてガイドロール上での蛇行
検知を可能とするために透過光に代えて反射光を用い、
且つ第1シートのエッジ位置検出を容易化するためには
ガイドロールの表面反射率をシートに比べて格段に小さ
く設定すればよい。このような着想に基づいてなされた
本発明の蛇行修正装置は次の内容を有する。
【0007】シートを密着状態で送給するガイドロール
のうちの1つであって、その幅がシートより幅広で且つ
入射光に対する表面反射率がシートに比べて格段に小さ
いガイドロールを兼ねた検出ロールと、検出ロール上の
少なくともシートの幅方向エッジ部分を含む幅方向一定
範囲に対して斜め方向から光を照射する直線状光源と、
被照射面で正反射した反射光を受ける一次元イメージセ
ンサと、前記一次元イメージセンサの出力信号からシー
トのエッジ位置を検出し、このエッジ位置からシートの
送給位置を特定する送給位置検出手段と、前記送給位置
検出手段によって検出した送給位置を予め記憶されたシ
ートの基準送給位置と比較して実際の送給位置の基準送
給位置に対する変位量を算出する演算部と、よりなり、
シートの送給位置を移動させる手段の制御部に前記変位
量に対応する信号をフィードバックしてシートの送給位
置を基準送給位置に一致するよう修正することを特徴と
している。
【0008】また本発明者は蛇行現象について詳細な検
討を行った結果、蛇行現象には2種類の要素があること
を見出し、積層シートの貼り合わせ位置を正確に制御す
るには前記2種類の要素を共に解消する必要があるとの
結論にいたった。即ち、積層シートの蛇行現象にはその
蛇行範囲が比較的狭く且つ繰り返し周期も比較的短い小
さな蛇行と、フィルムのくせやカールを原因とした蛇行
範囲が広く且つ繰り返し周期も比較的長い緩やかで大き
な蛇行とがある。そして小さな蛇行は単体シート段階で
既に発生している場合が多く、他方、大きな蛇行は積層
ロールを通過する過程で発生することが多い。蛇行現象
をフィードバック制御により解消させる場合、小さな蛇
行は発生及び消滅が頻繁であるからこれを解消させる蛇
行修正装置の応答速度は可能な限り速くする必要があ
る。これに対して大きな蛇行を解消させる蛇行修正装置
の応答速度は必要以上に速くしてはならない。何故なら
必要以上の高速応答性はハンチング現象をおこすだけで
あるからである。このような認識から、単体シート段階
で発生する小さな蛇行は可能な限り早期に解消すること
とし、これを可能にするために単体シート段階での送給
位置を検知する装置を設け、この装置が検出した変動量
を単体シートの送給位置を制御する装置にフィードバッ
クすることにより、単体シートを可能な限り定位置送給
するようにする。一方、いかに単体シート段階で定位置
送給が保証されていたとしても、積層ロールを通過する
間に発生する大きな蛇行によって積層後のシートの貼り
合わせ位置にずれが生じるようでは無意味である。単体
シートの定位置送給の基準となる基準送給位置の初期設
定値はシートの標準走行を前提にして設定するが、ロー
ルを通過するうちにシートの貼り合わせ位置がずれるよ
うであれば、このズレ量を見込んで積層前の単体シート
の基準送給位置自体を修正すればよい。この単体シート
の基準送給位置の修正は積層後に検出された基準貼り合
わせ位置からの変位量を単体シートの基準送給位置に加
算又は減算することによって可能となる。このように基
準位置自体の自動修正機能を与えることによりフィルム
くせやカール、更にはシート搬送路の条件変化等に起因
して基準送給位置の初期設定値が妥当性を失った場合に
も対応できることになる。
【0009】このような着想に基づいて完成されたラミ
ネート装置は、次の構成を有している。第1シートを密
着状態で送給するガイドロールのうちの1つであって、
その幅を第1シートよりも幅広で且つ入射光に対する表
面反射率を第1シートに比べて格段に小さくしたガイド
ロールを兼ねた検出ロール、検出ロール上の第1シート
の幅方向エッジ部分を含む幅方向一定範囲に対して光を
照射する直線状光源、被照射面で正反射した反射光を受
光する一次元イメージセンサ、この一次元イメージセン
サの出力信号から第1シートのエッジ位置を検出し、こ
のエッジ位置から第1シートの送給位置を特定する送給
位置検出手段、特定された第1シートの送給位置を予め
記憶された第1シートの基準送給位置と比較して実際の
送給位置の基準送給位置に対する変位量を算出する演算
部、この変位量のフィードバック入力を受けて第1シー
トの送給位置を基準送給位置に一致するよう移動制御す
る手段、とを備えた第1シートの蛇行修正装置と、第2
シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの1つ
であって、その幅を第2シートよりも幅広で且つ入射光
に対する表面反射率を第2シートに比べて格段に小さく
したガイドロールを兼ねた検出ロール、検出ロール上の
第2シートの幅方向エッジ部分を含む幅方向一定範囲に
対して光を照射する直線状光源、被照射面で正反射した
反射光を受光する一次元イメージセンサ、この一次元イ
メージセンサの出力信号から第2シートのエッジ位置を
検出し、このエッジ位置から第2シートの送給位置を特
定する送給位置検出手段、特定された第2シートの送給
位置を予め記憶された第2シートの基準送給位置と比較
して実際の送給位置の基準送給位置に対する変位量を算
出する演算部、この変位量のフィードバック入力を受け
て第2シートの送給位置を基準送給位置に一致するよう
移動制御する手段、とを備えた第2シートの蛇行修正装
置と、第2シートを第1シートの上に貼り合わせた積層
シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの1つ
であって、その幅を第1シートよりも幅広で且つ入射光
に対する表面反射率を第1シートに比べて格段に小さく
したガイドロールを兼ねた検出ロール、検出ロール上の
第1シートの幅方向エッジ部分並びに第2シートの幅方
向エッジ部分を含む幅方向一定範囲に対して光を照射す
る直線状光源、被照射面で正反射した反射光を受光する
一次元イメージセンサ、この一次元イメージセンサの出
力信号から第1シートのエッジ位置並びに第2シートの
エッジ位置を検出し、この両エッジ位置から第2シート
の第1シートに対する貼り合わせ位置を特定する貼り合
わせ位置検出手段、この貼り合わせ位置検出手段によっ
て特定された実際の貼り合わせ位置を予め記憶された第
2シートの第1シートに対する基準貼り合わせ位置と比
較して実際の貼り合わせ位置の基準貼り合わせ位置に対
する変位量を算出する演算部、とを備えた積層シートの
蛇行検知手段と、前記積層シートの蛇行検知手段の演算
部から出力される貼り合わせ後の変位量を第2シート又
は第1シートの蛇行修正装置における基準送給位置にフ
ィードバックして第2シート又は第1シートの基準送給
位置を修正する手段と、より構成される。
【0010】単体シート及び積層シートのエッジ検出を
シートの幅方向両側に対して行い、両エッジからシート
の幅方向中心位置を特定する手段を設け、送給位置をこ
の幅方向中心位置と予め記憶された幅方向中心位置の基
準位置との変位量を打ち消すべくシートの送給位置を修
正してもよい。
【0011】直線状光源としては可視光線を照射する直
管蛍光灯を使用し、検出ロールとしては表面が粗面加工
をした黒色ロール、又は黒色ゴムロールを用いることが
できる。
【0012】検出ロールはシートの送給を案内するガイ
ドロールを兼用しているが、この検出ロールを軸方向に
進退可能な可動ロールとなして、検出ロール自体の移動
によりシートの幅方向送給位置を直接制御してもよい。
【0013】本発明では第1シートの蛇行修正装置と第
2シートの蛇行修正装置並びに積層シートの蛇行検知手
段を組み合わせているが、修正精度がやや低下するのを
許容できるならば第1シートの蛇行修正装置は省略して
もよい。
【0014】本発明のラミネート装置の最も具体的な構
成は次の内容を有する。第1シートを密着状態で送給す
るガイドロールのうちの1つであって、その幅が第1シ
ートよりも幅広のガイドロールを兼ねた黒色の検出ロー
ル、第1シートのエッジ部分を含む幅方向における一定
範囲に対して斜め方向から光を照射する直線状光源、被
照射面で正反射した反射光を受光し被写体の明暗に比例
したアナログパルス信号を出力する一次元イメージセン
サ、このアナログパルス信号を変換して得たビット列か
ら黒色検出ロール上における第1シートのエッジ位置を
示すビット位置又は前記エッジ位置から算出される第1
シートの幅方向中央位置を示すビット位置を特定する送
給位置検出手段、第1シートの基準送給位置がエッジ位
置のビット位置又はシートの幅方向中央位置のビット位
置で記憶された基準送給位置記憶部、前記送給位置検出
手段によって特定された送給位置を示すビット位置を前
記基準送給位置記憶部から読み出した基準送給位置を示
すビット位置と比較して実際の送給位置の基準送給位置
に対する変位量をビット量として算出する演算部、この
変位量のフィードバック入力を受けて第1シートの送給
位置を基準送給位置に一致するよう移動制御する手段、
とを備えた第1シートの蛇行修正装置と、第2シートを
密着状態で送給するガイドロールのうちの1つであっ
て、その幅が第2シートよりも幅広のガイドロールを兼
ねた黒色の検出ロール、第2シートのエッジ部分を含む
幅方向における一定範囲に対して斜め方向から光を照射
する直線状光源、被照射面で正反射した反射光を受光し
被写体の明暗に比例したアナログパルス信号を出力する
一次元イメージセンサ、このアナログパルス信号を変換
して得たビット列から黒色検出ロール上における第2シ
ートのエッジ位置を示すビット位置又は前記エッジ位置
から算出される第2シートの幅方向中央位置を示すビッ
ト位置を特定する送給位置検出手段、第2シートの基準
送給位置がエッジ位置のビット位置又はシートの幅方向
中央位置のビット位置で記憶された基準送給位置記憶
部、前記送給位置検出手段によって特定された送給位置
を示すビット位置を前記基準送給位置記憶部から読み出
した基準送給位置を示すビット位置と比較して実際の送
給位置の基準送給位置に対する変位量をビット量として
算出する演算部、この変位量のフィードバック入力を受
けて第2シートの送給位置を基準送給位置に一致するよ
う移動制御する手段、とを備えた第2シートの蛇行修正
装置と、第1シートと第2シートとの積層シートを密着
状態で送給するガイドロールのうちの1つであって、そ
の幅が第1シートよりも幅広のガイドロールを兼ねた黒
色の検出ロール、第1シートのエッジ部分並びに第2シ
ートのエッジ部分を含む幅方向における一定範囲に対し
て斜め方向から光を照射する直線状光源、被照射面で正
反射した反射光を受光し被写体の明暗に比例したアナロ
グパルス信号を出力する一次元イメージセンサ、このア
ナログパルス信号を変換して得たビット列から黒色検出
ロール上における第1シートのエッジ位置並びに第1シ
ート上における第2シートのエッジ位置を示すビット位
置又は前記エッジ位置から算出される第1シートの幅方
向中央位置並びに第2シートの幅方向中央位置を示すビ
ット位置を特定し、この両ビット位置から第2シートの
第1シートに対する貼り合わせ位置を特定する貼り合わ
せ位置検出手段、第2シートの第1シートに対する基準
貼り合わせ位置が両シートのエッジ位置のビット位置又
は両シートの幅方向中央位置のビット位置で記憶された
基準貼り合わせ位置記憶部、前記貼り合わせ位置検出手
段によって特定された実際の貼り合わせ位置を前記基準
貼り合わせ位置記憶部から読みだされた基準貼り合わせ
位置と比較して第2シートの第1シートに対する実際の
貼り合わせ位置の基準貼り合わせ位置に対する変位量を
ビット量として算出する演算部、とを備えた積層シート
の蛇行検知手段と、前記積層シートの蛇行検知手段にお
ける演算部から出力される貼り合わせ後の変位量を示す
ビット量を第2シート又は第1シートの蛇行修正装置の
基準送給位置記憶部に記憶された基準送給位置を示すビ
ット位置に加算又は減算して第2シート又は第1シート
の基準送給位置を修正する手段と、より構成される。
【0015】
【作用】本発明の蛇行修正装置の動作は次のとおりであ
る。単体シートや積層シートの送給を案内するガイドロ
ール兼用検出ロールに対して照射された光は正反射して
一次元イメージセンサによって受光される。シートは検
出ロールに抱かれているのでシートがカールしたりシー
トに皺が発生することは極めて少ない。一次元イメージ
センサは直線上の各部位の受光量に応じた信号を出力す
るが、検出ロールの表面反射率はシートに比べて格差を
与えているので単体シートのエッジ位置は容易に検出さ
れる。また第1シートのうえに幅狭の第2シートを積層
した積層シートを対象とした場合、第2シートのエッジ
位置はほとんどの場合、透過光を用いたものに比べて容
易に検出される。例えばポリイミドフィルムのように透
明性の低い第1シートにポリエチレンテレフタレートの
ような透明性の高いフィルムを積層した場合、透過光に
よる検出では第1シート透過時の減衰量が大きいため
に、第1シートのエッジ位置の検出は容易であるが、第
1シート透過後の光量は少なく、したがって、この弱い
光が第2シートを透過することにより更に減衰したとし
てもそのS/N比は小さく、第2シートのエッジ位置の
検出は容易でない。これに比べて本蛇行修正装置では反
射光を用いているために第1シートのエッジ検出は表面
反射率の差による光量差と、積層によるシートの表面高
さ位置の違いによる反射光路のズレによる光量差の両方
が合計されて作用するためエッジ位置の検出は容易であ
る。
【0016】このようにして検出されたエッジ位置は予
め記憶された基準エッジ位置と比較されて実際のエッジ
位置と基準エッジ位置との変位量が演算部によって算出
され、この変位量がシートの送給位置を制御する装置に
フィードバックされてシートの送給位置が修正される。
尚、実際のエッジ位置を基準エッジ位置と直接比較する
のではなく、シートの幅方向両側のエッジ位置を検出す
ることによりシートの幅方向中央位置を特定し、この幅
方向中央位置を予め記憶しておいた基準となるシートの
幅方向中央位置と比較して変位量を算出し、この変位量
をフィードバックする場合もある。
【0017】本発明のラミネート装置の作動態様は次の
とおりである。シート表面で反射した光が一次元イメー
ジセンサに受光され、一次元イメージセンサが出力する
信号から実際のシートのエッジ位置が検出される。この
エッジ位置は基準送給位置を示すエッジ位置と比較され
両位置間の変位量が算出されて、この変位量を打ち消す
べくシートの送給位置を制御する装置が作動し第1シー
ト及び第2シートはそれぞれの送給位置が基準送給位置
に一致するよう修正される。エッジ位置同士を直接比較
するのではなく、シートの幅方向中央位置同士を比較し
て変位量を算出する場合もある。蛇行検知は積層後のシ
ートに対しても行われ、単体シート段階で送給位置の修
正が行われたシートが最終的に所定の位置関係を維持し
て貼り合わせられているかが、積層後の実際の貼り合わ
せ位置の基準貼り合わせ位置に対する変位量によって検
証される。この積層後の変位量は積層前の単体シートの
基準送給位置の妥当性を実際の貼り合わせ結果から検証
した結果を示すものであり、この変位量は第2シート又
は第1シートの蛇行修正装置にフィードバックされてこ
れら単体シートの積層前の基準送給位置自体の修正が行
われる。このようなラミネート装置では、単体シート段
階での小さな蛇行が第1シート及び第2シートのそれぞ
れの蛇行修正装置によって応答性良く修正され、第1シ
ート及び第2シートは基準送給位置に基づいて定位置送
給される。また積層過程で生じた比較的大きな蛇行は積
層後の貼り合わせ位置の変位量を検出することによって
検証され、この変位量が単体シート段階における基準送
給位置にフィードバックされて基準送給位置の初期設定
値が自動修正されるので、フィルムくせやカールが残っ
ていたり、更にはシート搬送路の条件変化等がある場合
でも高精度な貼り合わ状態が実現される。
【0018】単体シート及び積層シートのエッジ検出を
シートの幅方向両側に対して行い、両エッジからシート
の幅方向中心位置を特定する手段を設け、この幅方向中
心位置と予め記憶された幅方向中心位置の基準位置との
変位量を算出するようにした場合、シートの幅が不均一
なものやシート幅の公差の大きなシートに対しても蛇行
修正が行える。
【0019】検出ロールとして表面が粗面加工をした黒
色ロール、又は黒色ゴムロールを用いた場合、シートが
濃色であってもシートと検出ロールとの表面反射率には
歴然とした格差があるからシートのエッジ位置は容易に
検出できる。
【0020】検出ロールが軸方向に進退可能な可動ロー
ルである場合、シートの送給位置の制御は検出ロールの
軸方向移動によって行われ、検出ロールはガイドロール
と幅方向送給位置制御装置の3つの機能を兼ねる。
【0021】請求項7記載のラミネート装置では、被照
射面で正反射した反射光を受光した一次元イメージセン
サは被写体の明暗に比例したアナログパルス信号を出力
し、このアナログパルス信号がビット列に変換されてシ
ートのエッジ位置がビット位置として検出される。第1
シート及び第2シートの送給位置並びに積層シートの貼
り合わせ位置はそれぞれビット位置で管理され、ビット
量で算出された積層後の変位量は第2シート又は第1シ
ートの基準送給位置を示すビット位置に加算又は減算さ
れて基準送給位置が自動修正される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の詳細を図示した実施例に基づ
き説明する。本実施例ではキャリアテープを作製する場
合を例にして説明する。キャリアテープは図1に示すよ
うに例えば幅35mm、厚み75μmの褐色のポリイミド
フィルム(以下、第1シート1と称す)に、片面に特殊
な接着剤2Aを塗布した幅26mm、厚み25μmの透明
のポリエチレンテレフタレートフィルム(以下、第2シ
ート2と称す)を貼り合わせた積層シート3である。キ
ャリアテープにおいては第2シート2の第1シート1に
対する貼り合わせを正確に行うことが極めて重要であ
り、第2シート2の幅方向中心位置P2を第1シート1
の幅方向中心位置P1に正確に一致させる必要がある。
本発明はこの目的を達成するための蛇行修正装置とこの
蛇行修正装置を組み合わしたラミネート装置を提供する
ものである。
【0023】図2〜図10は本発明の蛇行修正装置の概
要を示す説明図であり、図11は同装置の制御機構の要
部を示したブロック図である。本蛇行修正装置では、図
2に示すように検出ロールRに抱かれた状態のシートに
対して蛍光灯等の直線状光源Lから、シートの幅方向に
長くされた光を照射し、照射面からの反射光を一次元イ
メージセンサで受光する。図では第1シート1を例にし
ているが、第2シート2や積層シート3についても同様
である。検出ロールRとしてはシート案内用のガイドロ
ールの1つが兼用されており、シート幅よりも広幅の黒
色ゴムロールが用いられる。検出ロールRはその表面反
射率がシートの表面反射率に対して充分な格差をもって
いれば他のものであってもよく例えばゴムロール以外の
黒色ロールやその他の濃色ロールであってもよい。但し
黒色や濃色であっても表面光沢を有するものは避けるべ
きである。
【0024】光は図2に示すように検出ロールRの接線
に対して斜め方向(入射角θ)から投光され、その照射
範囲は図3において示すシートのエッジ位置1a,1b
を含んでいる。両エッジ位置1a,1bを含むのは後述
するようにシートの幅方向中央位置を検出するためであ
るが、シート原反の幅方向の公差が十分小さい場合には
照射範囲として両エッジ位置1a,1bを含まず片方の
エッジ位置だけを対象としてもよい。
【0025】一次元イメージセンサSは照射面で正反射
した反射光を受光できる位置に配置される。一次元イメ
ージセンサは数千のフォトダイオードを直線状に14μ
m程度の間隔で等間隔に並べた固体撮像素子であり、各
フォトダイオードに光が当たると、受光量に応じたパル
ス列がアナログ信号として出力される。
【0026】図4は積層前の第1シート1のエッジ位置
1a,1bを検出するための信号の処理手順を示し、一
次元イメージセンサから出力されるアナログパルス信号
を微分処理したうえ正負の閾値(スレッショルド)電圧
を境に二値化を行いシートの表面汚損や傷等によるリッ
プルを排除してエッジ位置1a,1bを検出する様子を
示している。第1シート1であるポリイミドフィルムは
褐色で半透明であり、これに対して検出ロールは黒色ゴ
ムロールであって両者の表面反射率には顕著な差がある
ため第1シートのエッジ位置1a,1bは容易に検出で
きる。図示しないが第2シートのエッジ位置も上記と同
様の処理を経て検出される。
【0027】図5は積層後の第1シート1のエッジ位置
1a,1bと第2シート2のエッジ位置2a,2bを検
出する手順を示している。第2シート2は透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムであることから第2シー
ト表面での反射光量は第1シート表面に比べて少なく、
したがって一次元イメージセンサSから出力されるアナ
ログパルス信号における第2シート該当箇所ではその電
圧レベルは第1シート該当箇所に比べて低くなる。ここ
で重要なのは一次元イメージセンサSから出力されるア
ナログパルス信号における第1シート該当箇所と第2シ
ート該当箇所とのあいだで電圧差があることであり、し
たがって第2シートの表面反射率が第1シートの表面反
射率よりも大きく第2シート該当箇所が第1シート該当
箇所よりも電圧が高い場合も当然想定される。
【0028】図6は第1シート1の上に2条の第2シー
ト2,2を並行させて貼り合わせた場合であり、貼り合
わせて得られる積層シートを幅方向中央で切断すること
により2条のキャリアテープを得る場合である。この場
合における第1シート1のエッジ位置1a,1bの検出
並びに第2シート2のエッジ位置2a,2bの検出の手
法は前述したものと同じである。
【0029】このようにして検出される各シートのエッ
ジ位置は一次元イメージセンサSが出力するアナログパ
ルス信号を処理して得られるデジタル信号列の特定ビッ
ト位置(アドレス)として与えられ、一般的にはこのア
ドレスは一次元イメージセンサSを構成するフォトダイ
オードのアドレスと一致している。例えば図7に示すよ
うに4096個のフォトダイオードから一次元イメージ
センサが構成されている場合、第1シート1のエッジ位
置1aは398ビット目であり、エッジ位置1bは30
96ビット目として与えられる。そしてこのエッジ位置
は予め設定された基準エッジ位置と比較されてその差と
なるビット量が算出される。基準エッジ位置は試験走行
等の結果や装置の癖も考慮して予め設定され記憶部に登
録される。例えば図7において基準エッジ位置が400
ビット目に設定されているとすればそのビット差は2ビ
ットであり、この2ビットが修正すべき変位量であり、
この変位量が第1シート1aの送給位置を制御する装置
に送られてその実際のエッジ位置が基準エッジ位置に一
致するように修正される。ここでは第1シート1の片側
のエッジ位置1aのみに着目して蛇行修正を行っている
が、これはシート幅の変動が精度上無視できるとの前提
に立っている。シート原反の幅方向の公差が無視できな
い場合は、第1シート1の両側のエッジ位置1a,1b
を検出したうえ、シートの幅方向中心位置を算出する。
また片側のエッジ位置のみを検出する場合は一次元イメ
ージセンサの撮像範囲はシートの全幅にわたる必要はな
く図8に示すようにシートの片側のエッジ位置が検出で
きるものであればよい。撮像範囲が狭くできればレンズ
Qによる縮小率を小さくできるので分解能の向上が望め
る。
【0030】このようにして得られた変位量はシートの
送給位置を制御する装置に入力される。送給位置制御装
置の入力信号がデジタル仕様であればビット量がそのま
ま入力され、他方、アナログ仕様であればD/A変換し
たうえ入力する。送給位置制御装置としては従来公知の
EPC装置(エッジ・ポジション・コントロール装置)
が利用でき、例えばシート案内用のガイドロールを軸方
向に移動可能な可動ロールとなした中間ガイドロール制
御方式や、シートを巻回した原反の繰り出し軸を軸方向
に移動可能となした繰り出し軸制御方式のEPC装置が
利用できる。このようなEPC装置を利用した単体シー
トの蛇行修正装置は、蛇行検出位置とEPC装置とが至
近距離に配置されているので、応答性に優れており、単
体シートは、そのエッジ位置が可能な限り基準エッジ位
置に一致するようにその送給位置が制御される。第1シ
ート及び第2シートの蛇行修正装置の応答速度は例えば
フィルム速度が40m/分であるとき、5mS程度であ
る。図9は中間ガイドロール制御方式の一例であり、可
動ロールとなしたガイドロール自体に検出ロールRを兼
ねさした場合であり、図10は繰り出し軸制御方式の一
例である。
【0031】図11は前記信号処理の流れを示すブロッ
ク図である。一次元イメージセンサからの出力信号はビ
デオアンプによって増幅された後、コンパレータで微分
処理並びに2値化処理され、これによって得られたデジ
タル信号列がカウンタに入力されてHighの信号が検
出されるまでのビット数が計数される。そしてエッジ位
置を表すHighの信号が検出されたならば、そのビッ
ト位置を演算部に送り、別の記憶手段等から演算部に入
力された基準値と比較してそのビット差を求め、このビ
ット差をA/D変換ユニットでアナログ信号に変換した
うえこの信号をEPC制御装置に送出してシートの送給
位置を修正するものである。
【0032】本発明の蛇行修正装置においてはシートの
エッジ位置検出は極めて容易である。これは被照射面か
らの反射光量の差によりシートのエッジ位置を検出する
ためシートの表面性状の違いが反射光量の差として敏感
に反映されるということに加えて、図12に示すように
反射光自体の光路が該当箇所のシート厚に応じて移動す
ることにも依っている。即ち第2シート2の表面高さ位
置は第1シート1の表面高さ位置より第2シートのシー
ト厚分だけ高いため第1シート表面で正反射した反射光
と第2シート表面で正反射した反射光の光路は相違し、
この光路差は一次元イメージセンサの受光量の差として
現れ、エッジ位置の検出を一層容易にしている。またこ
のことは一次元イメージセンサSへの反射光の導入路を
幅狭に制限することにより、同材質シートを積層した場
合でもその貼り合わせ位置の検出が可能となることを意
味する。例えば一次元イメージセンサの縮小率を下げて
センサ素子の分解能を上げるように工夫をすれば、第1
シートと第2シートが同一素材である場合にも第2シー
トのエッジ位置の検出はできる。第2シートは厚いほ
ど、また入射角θは大きいほどエッジ検出は容易であ
る。
【0033】上記蛇行修正装置を複数台組み合わせるこ
とによってラミネート装置が構成される。本発明のラミ
ネート装置としては図13及び図14で示すものがあ
る。図13は繰り出し軸制御方式の蛇行修正装置を用い
た例であり、図14は中間ガイドロール制御方式の蛇行
修正装置を用いた例である。
【0034】図13として示すラミネート装置は、繰り
出し軸制御方式の蛇行修正装置を備えた第1シートの送
給装置A1及び第2シートの送給装置A2と、これら両
送給装置A1,A2から送給された第1シート及び第2
シートを貼り合わせるラミネート部Bと、ラミネート部
Bの後段にあって積層後の第2シートの第1シートに対
する位置関係を検査する蛇行検知装置Cと、積層シート
を巻き取るシート巻取り部Dを設けた構成である。また
図14として示すラミネート装置は、中間ガイドロール
制御方式の蛇行修正装置を備えた第1シートの送給装置
A1’及び第2シートの送給装置A2’と、ラミネート
部B’と、積層後の第2シートの第1シートに対する位
置関係を検査する蛇行検知装置C’と、シート巻取り部
D’を設けた構成である。
【0035】蛇行検知装置C,C’は前述の蛇行修正装
置からシートの送給位置制御装置を除いた構成であり、
蛇行検知装置C,C’から出力される変位量は積層前の
第2シートの基準エッジ位置に加算され、第2シートの
基準エッジ位置の修正が行われる。蛇行検知装置C,
C’における第1シート及び第2シートのエッジ位置の
検出とこの検出結果に基づく第1シートに対する第2シ
ートの貼り合わせ位置の検出の様子は図15で示され
る。例えば、一次元イメージセンサのビット列数が40
96であり、一次元イメージセンサのアナログパルス信
号の微分処理及び2値化処理を経ることによって得られ
た第1シートのエッジ位置1aが398ビット目であっ
て第2シートのエッジ位置2aが899ビット目であっ
たとすると、第2シートのエッジ位置2aは第1シート
のエッジ位置1aから(899−398)ビット目、即
ち501ビット目に存在していることになる。一方、予
め設定された第1シート1の基準エッジ位置が400ビ
ット目であり第2シートの基準エッジ位置が900ビッ
ト目であったとすれば、第2シートの第1シートに対す
る正しいエッジ位置は第1シートのエッジ位置から50
0ビット目であることになる。実際の第2シートのエッ
ジ位置2aは前述したように501ビット目であるか
ら、その差は−1ビットということになる。本ラミネー
ト装置ではこの変位量である−1ビットを第2シートの
基準エッジ位置に加算してその値を修正し、単体シート
段階での第2シートが目標とする送給位置を修正してい
る。尚、第2シートの基準エッジ位置に−1ビットを加
算する代わりに第1シートの基準エッジ位置から−1ビ
ットを減算してもよい。
【0036】このような蛇行検知装置C,C’は、フィ
ルムくせやカール、更にはシート搬送路の条件変化等に
起因して積層ロールを通過することによって発生する比
較的大きな蛇行を検知し、この蛇行による変位量を妥当
な応答速度で単体シートの送給位置制御装置にフィード
バックして初期設定された基準エッジ位置を自動修正す
る。ここで妥当な応答速度の具体的数値は積層シートに
発生する蛇行の周期や蛇行範囲によって変わるが、例え
ばフィルムくせが数m単位の長さで発生しているならば
20mS〜1S程度で充分である。応答速度が必要以上
に速いとハンチング現象が発生して貼り合わせ位置の自
動修正をかえって阻害することになる。この値は単体シ
ート段階での蛇行修正装置の応答性が5mSであるのに
比べれば遙に遅い値であり単体シートの送給位置制御装
置と積層後の蛇行検知装置とが数m離れていても充分対
応できる値である。蛇行検知装置C,C’に予め登録し
ておく基準値は、第1シートのエッジ位置と第2シート
のエッジ位置の差の値であっても良いし、また第1シー
ト及び第2シートのそれぞれの片側あるいは両側のエッ
ジ位置であってもよい。また第1シートの幅方向中央位
置と第2シートの幅方向中央位置の値あるいはこれら両
位置の差の値を予め記憶させておいてもよい。
【0037】蛇行検知装置C,C’から単体シートの送
給位置を制御する装置へのフィードバックのタイミング
は、応答性による若干の遅れはあるものの変位量が算出
されるとほぼ同時に行うリアルタイムフィードバックを
用いる以外に、変位量が一定量以上累積された段階で累
積量に相当する修正量をフィードバックする方法とがあ
る。また変位量の検出も各位置で検出される変位量をそ
のままフィードバック量に反映させてもよいが、あまり
頻繁なフィードバックは場合によってはかえって積層後
の変位量の拡大をもたらす場合があるので、このような
場合は一定区間における変位量の平均値を算出し、この
平均値をフィードバックさせることも考慮される。
【0038】
【発明の効果】本発明の蛇行修正装置は、ガイドロール
を兼ね且つその表面反射率をシートに比べて格段に小さ
なものとなした検出ロールにシートを抱かせ、検出ロー
ル上のシートからの反射光を受光することによってシー
トのエッジ位置を検出することとしたから、透過光を用
いる従来技術では実現不可能な次ぎの効果を発揮する。 シートが検出ロールに抱かれているため検査対象であ
る単体シートや積層シートにカールや皺が発生せず、正
確な測定が可能となる。 反射光を用いるものであるから、シートの素材選択の
自由度が高く、例えば紙や金属フィルムを使用する場合
などキャリアテープ以外の用途にも応用できる。
【0039】また前記蛇行修正装置を組み合わして構成
されるラミネート装置は、積層前に単体シートである第
1シート及び第2シートの基準位置からの変位量を検出
し、その変位量を打ち消すべくシートの送給位置を制御
すると同時に、積層後に第1シートに対する第2シート
の貼り合わせ位置の基準貼り合わせ位置からの変位量を
検出し、この変位量を第2シート又は第1シートの基準
位置に加算又は減算して基準送給位置自体を修正するこ
ととした。したがって単体シートの段階で発生する比較
的小さな蛇行を応答性良く修正して単体シートを基準送
給位置に一致させて定位置送給しながら、この基準送給
位置を自動修正することにより、フィルムくせやカー
ル、更にはシート搬送路の条件変化等に起因して主とし
て積層ロールを通過する際に発生する大きな蛇行も修正
することができ、常に高精度な貼り合わせ位置を維持で
きる。
【0040】単体シート及び積層シートのエッジ検出を
シートの幅方向両側に対して行い、両エッジからシート
の幅方向中心位置を特定する手段を設け、送給位置をこ
の幅方向中心位置と予め設定された幅方向中心位置の基
準位置との変位量を算出するようにした場合、シートの
幅が不均一なものであっても中心位置の蛇行修正が行え
る。
【0041】検出ロールとして表面が粗面加工をした黒
色ロール、又は黒色ゴムロールを用いた場合、シートが
濃色である場合でもシートの表面反射率と検出ロールの
表面反射率には歴然とした格差があるからシートのエッ
ジ位置は容易に検出できる。
【0042】検出ロールが軸方向に進退可能な可動ロー
ルである場合、シートの送給位置の制御は検出ロールの
軸方向移動によって行われ、ガイドロールは検出ロール
と幅方向送給位置制御装置の3つの機能を兼ねるので、
別途検出ロールを設ける必要がなく、装置の小型化に貢
献できる。
【0043】本発明のラミネート装置のより具体的な請
求項7記載のラミネート装置では、被照射面で正反射し
た反射光を受光した一次元イメージセンサは被写体の明
暗に比例したパルス列を出力し、このアナログパルス信
号がビット列に変換されてシートのエッジ位置がビット
位置として検出される。第1シート及び第2シートのエ
ッジ位置並びに積層シートの貼り合わせ位置はそれぞれ
ビット位置で直接検出され、ビット量で算出された積層
後の変位量は第2シート又は第1シートの基準位置を示
すビット位置に加算又は減算されることによってその基
準位置が修正されるので比較的簡単な機構で高精度な貼
り合わせ位置を保証できるラミネート装置が提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ラミネートシートの1例としてのキャリアテ
ープの説明図
【図2】 蛇行修正装置における検出ロール周辺の機構
を示す正面説明図
【図3】 蛇行修正装置における検出ロール周辺の機構
を示す正面平面図
【図4】 積層前の単体シートのエッジ検出の処理手順
を示す説明図
【図5】 積層シートのエッジ検出の処理手順を示す説
明図
【図6】 2条の第2シートを積層した積層シートのエ
ッジ検出の処理手順を示す説明図
【図7】 一次元イメージセンサから出力される信号の
処理手順を示す説明図
【図8】 一次元イメージセンサの配設位置の他の例を
示す説明図
【図9】 中間ガイドロール制御方式を用いた蛇行修正
装置の要部斜視図
【図10】 繰り出し軸制御方式を用いた蛇行修正装置
の要部斜視図
【図11】 蛇行修正装置における処理手順を示すブロ
ック説明図
【図12】 第1シート及び第2シートの表面で反射し
た反射光の光路を示す説明図
【図13】 繰り出し軸制御方式を使用したラミネート
装置の1例を示す説明図
【図14】 中間ガイドロール制御方式を使用したラミ
ネート装置の1例を示す説明図
【図15】 一次元イメージセンサから出力される信号
の処理手順を示す説明図
【図16】 従来の積層シートのエッジ検出方法を示す
説明図
【符号の説明】
1 第1シート 1a,1b エッ
ジ位置 2 第2シート 2a,2b エッ
ジ位置 2A 接着剤 3 積層シート R 検出ロール L 直線状光源 S 一次元イメージセンサ Q レンズ A1,A1’ 第1シートの送給装置 A2,A2’ 第2シートの送給装置 B,B’ ラミネート部 C,C’ 蛇行検
知装置 D,D’ シート巻き取り部 a 積層シート a1 ベースフィルム a2 カバーフィ
ルム b 蛍光灯 c ハロゲンラン
プ d イメージセンサ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガイドロールに案内されて送給されるシ
    ートの送給位置を基準送給位置に修正する蛇行修正装置
    であって、 シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの1つ
    であって、その幅がシートより幅広で且つ入射光に対す
    る表面反射率がシートに比べて格段に小さいガイドロー
    ルを兼ねた検出ロールと、 検出ロール上の少なくともシートの幅方向エッジ部分を
    含む幅方向一定範囲に対して斜め方向から光を照射する
    直線状光源と、 被照射面で正反射した反射光を受ける一次元イメージセ
    ンサと、 前記一次元イメージセンサの出力信号からシートのエッ
    ジ位置を検出し、このエッジ位置からシートの送給位置
    を特定する送給位置検出手段と、 前記送給位置検出手段によって検出した送給位置を予め
    記憶されたシートの基準送給位置と比較して実際の送給
    位置の基準送給位置に対する変位量を算出する演算部
    と、 よりなり、シートの送給位置を移動させる手段の制御部
    に前記変位量に対応する信号をフィードバックしてシー
    トの送給位置を基準送給位置に一致するよう修正してな
    る蛇行修正装置。
  2. 【請求項2】 第1シートよりも幅の狭い第2シート
    を、前記第1シートの幅方向において所定の位置関係を
    高精度に維持して第1シートの上に連続的に積層するラ
    ミネート装置において、 第1シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの
    1つであって、その幅を第1シートよりも幅広で且つ入
    射光に対する表面反射率を第1シートに比べて格段に小
    さくしたガイドロールを兼ねた検出ロール、検出ロール
    上の第1シートの幅方向エッジ部分を含む幅方向一定範
    囲に対して光を照射する直線状光源、被照射面で正反射
    した反射光を受光する一次元イメージセンサ、この一次
    元イメージセンサの出力信号から第1シートのエッジ位
    置を検出し、このエッジ位置から第1シートの送給位置
    を特定する送給位置検出手段、特定された第1シートの
    送給位置を予め記憶された第1シートの基準送給位置と
    比較して実際の送給位置の基準送給位置に対する変位量
    を算出する演算部、この変位量のフィードバック入力を
    受けて第1シートの送給位置を基準送給位置に一致する
    よう移動制御する手段、とを備えた第1シートの蛇行修
    正装置と、 第2シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの
    1つであって、その幅を第2シートよりも幅広で且つ入
    射光に対する表面反射率を第2シートに比べて格段に小
    さくしたガイドロールを兼ねた検出ロール、検出ロール
    上の第2シートの幅方向エッジ部分を含む幅方向一定範
    囲に対して光を照射する直線状光源、被照射面で正反射
    した反射光を受光する一次元イメージセンサ、この一次
    元イメージセンサの出力信号から第2シートのエッジ位
    置を検出し、このエッジ位置から第2シートの送給位置
    を特定する送給位置検出手段、特定された第2シートの
    送給位置を予め記憶された第2シートの基準送給位置と
    比較して実際の送給位置の基準送給位置に対する変位量
    を算出する演算部、この変位量のフィードバック入力を
    受けて第2シートの送給位置を基準送給位置に一致する
    よう移動制御する手段、とを備えた第2シートの蛇行修
    正装置と、 第2シートを第1シートの上に貼り合わせた積層シート
    を密着状態で送給するガイドロールのうちの1つであっ
    て、その幅を第1シートよりも幅広で且つ入射光に対す
    る表面反射率を第1シートに比べて格段に小さくしたガ
    イドロールを兼ねた検出ロール、検出ロール上の第1シ
    ートの幅方向エッジ部分並びに第2シートの幅方向エッ
    ジ部分を含む幅方向一定範囲に対して光を照射する直線
    状光源、被照射面で正反射した反射光を受光する一次元
    イメージセンサ、この一次元イメージセンサの出力信号
    から第1シートのエッジ位置並びに第2シートのエッジ
    位置を検出し、この両エッジ位置から第2シートの第1
    シートに対する貼り合わせ位置を特定する貼り合わせ位
    置検出手段、この貼り合わせ位置検出手段によって特定
    された実際の貼り合わせ位置を予め記憶された第2シー
    トの第1シートに対する基準貼り合わせ位置と比較して
    実際の貼り合わせ位置の基準貼り合わせ位置に対する変
    位量を算出する演算部、とを備えた積層シートの蛇行検
    知手段と、 前記積層シートの蛇行検知手段の演算部から出力される
    貼り合わせ後の変位量を第2シート又は第1シートの蛇
    行修正装置における基準送給位置にフィードバックして
    第2シート又は第1シートの基準送給位置を修正する手
    段と、 よりなるラミネート装置。
  3. 【請求項3】 単体シート及び積層シートのエッジ検出
    をシートの幅方向両側に対して行うとともに両エッジ位
    置からシートの幅方向中心位置を特定する手段を設け、
    この幅方向中心位置を単体シートの送給位置並びに積層
    シートにおける第2シートの第1シートに対する貼り合
    わせ位置を特定する値として用いてなる請求項2記載の
    ラミネート装置。
  4. 【請求項4】 直線状光源が可視光線を照射する直管蛍
    光灯であり、検出ロールの表面が粗面加工をした黒色ロ
    ール、又は黒色ゴムロールである請求項2又は3記載の
    ラミネート装置。
  5. 【請求項5】 検出ロールが軸方向に進退可能な幅方向
    送給位置制御用の可動ロールを兼ねている請求項2〜4
    のいずれか1項記載のラミネート装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれか1項記載のラミ
    ネート装置において第1シートの蛇行修正装置を省略し
    たラミネート装置。
  7. 【請求項7】 第1シートよりも幅の狭い第2シート
    を、前記第1シートの幅方向において所定の位置関係を
    高精度に維持して第1シートの上に連続的に積層するラ
    ミネート装置において、 第1シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの
    1つであって、その幅が第1シートよりも幅広のガイド
    ロールを兼ねた黒色の検出ロール、第1シートのエッジ
    部分を含む幅方向における一定範囲に対して斜め方向か
    ら光を照射する直線状光源、被照射面で正反射した反射
    光を受光し被写体の明暗に比例したアナログパルス信号
    を出力する一次元イメージセンサ、このアナログパルス
    信号を変換して得たビット列から黒色検出ロール上にお
    ける第1シートのエッジ位置を示すビット位置又は前記
    エッジ位置から算出される第1シートの幅方向中央位置
    を示すビット位置を特定する送給位置検出手段、第1シ
    ートの基準送給位置がエッジ位置のビット位置又はシー
    トの幅方向中央位置のビット位置で記憶された基準送給
    位置記憶部、前記送給位置検出手段によって特定された
    送給位置を示すビット位置を前記基準送給位置記憶部か
    ら読み出した基準送給位置を示すビット位置と比較して
    実際の送給位置の基準送給位置に対する変位量をビット
    量として算出する演算部、この変位量のフィードバック
    入力を受けて第1シートの送給位置を基準送給位置に一
    致するよう移動制御する手段、とを備えた第1シートの
    蛇行修正装置と、 第2シートを密着状態で送給するガイドロールのうちの
    1つであって、その幅が第2シートよりも幅広のガイド
    ロールを兼ねた黒色の検出ロール、第2シートのエッジ
    部分を含む幅方向における一定範囲に対して斜め方向か
    ら光を照射する直線状光源、被照射面で正反射した反射
    光を受光し被写体の明暗に比例したアナログパルス信号
    を出力する一次元イメージセンサ、このアナログパルス
    信号を変換して得たビット列から黒色検出ロール上にお
    ける第2シートのエッジ位置を示すビット位置又は前記
    エッジ位置から算出される第2シートの幅方向中央位置
    を示すビット位置を特定する送給位置検出手段、第2シ
    ートの基準送給位置がエッジ位置のビット位置又はシー
    トの幅方向中央位置のビット位置で記憶された基準送給
    位置記憶部、前記送給位置検出手段によって特定された
    送給位置を示すビット位置を前記基準送給位置記憶部か
    ら読み出した基準送給位置を示すビット位置と比較して
    実際の送給位置の基準送給位置に対する変位量をビット
    量として算出する演算部、この変位量のフィードバック
    入力を受けて第2シートの送給位置を基準送給位置に一
    致するよう移動制御する手段、とを備えた第2シートの
    蛇行修正装置と、 第1シートと第2シートとの積層シートを密着状態で送
    給するガイドロールのうちの1つであって、その幅が第
    1シートよりも幅広のガイドロールを兼ねた黒色の検出
    ロール、第1シートのエッジ部分並びに第2シートのエ
    ッジ部分を含む幅方向における一定範囲に対して斜め方
    向から光を照射する直線状光源、被照射面で正反射した
    反射光を受光し被写体の明暗に比例したアナログパルス
    信号を出力する一次元イメージセンサ、このアナログパ
    ルス信号を変換して得たビット列から黒色検出ロール上
    における第1シートのエッジ位置並びに第1シート上に
    おける第2シートのエッジ位置を示すビット位置又は前
    記エッジ位置から算出される第1シートの幅方向中央位
    置並びに第2シートの幅方向中央位置を示すビット位置
    を特定し、この両ビット位置から第2シートの第1シー
    トに対する貼り合わせ位置を特定する貼り合わせ位置検
    出手段、第2シートの第1シートに対する基準貼り合わ
    せ位置が両シートのエッジ位置のビット位置又は両シー
    トの幅方向中央位置のビット位置で記憶された基準貼り
    合わせ位置記憶部、前記貼り合わせ位置検出手段によっ
    て特定された実際の貼り合わせ位置を前記基準貼り合わ
    せ位置記憶部から読みだされた基準貼り合わせ位置と比
    較して第2シートの第1シートに対する実際の貼り合わ
    せ位置の基準貼り合わせ位置に対する変位量をビット量
    として算出する演算部、とを備えた積層シートの蛇行検
    知手段と、 前記積層シートの蛇行検知手段における演算部から出力
    される貼り合わせ後の変位量を示すビット量を第2シー
    ト又は第1シートの蛇行修正装置の基準送給位置記憶部
    に記憶された基準送給位置を示すビット位置に加算又は
    減算して第2シート又は第1シートの基準送給位置を修
    正する手段と、 よりなるラミネート装置。
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