JPH0947618A - サイクロン式エアクリーナ - Google Patents
サイクロン式エアクリーナInfo
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- JPH0947618A JPH0947618A JP7221212A JP22121295A JPH0947618A JP H0947618 A JPH0947618 A JP H0947618A JP 7221212 A JP7221212 A JP 7221212A JP 22121295 A JP22121295 A JP 22121295A JP H0947618 A JPH0947618 A JP H0947618A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- cylinder
- dust collecting
- collecting cylinder
- air cleaner
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
- Y02A50/20—Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters
- Y02A50/2351—Atmospheric particulate matter [PM], e.g. carbon smoke microparticles, smog, aerosol particles, dust
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- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
[課題] サイクロン式のエアクリーナとして、取入れ
空気から分離したダストを積極的に集塵筒に導入するこ
とを課題とする。 [解決手段] 基端壁側に入口パイプ1aと出口パイプ
1bを備え、先端部下側に集塵筒6を有する横向き円筒
状のボデー1の内部に、筒状のろ過エレメントeとその
一半部をおおい周面に多くの旋回羽根5aを有する案内
筒5を設ける一方、ボデー1の先端部内に、所定の長さ
と直径の筒部11aとその基端からボデー1の周壁に至
るつば部11bからなり、つば部11bには、旋回羽根
5aにより旋回される空気流に対向して開く方向に傾け
られた受け羽根11cを所要数設けた補助筒11を配設
して、ボデー壁との間にダスト捕捉室10を形成し、ボ
デー1内において旋回羽根5aの旋回作用により空気流
から分離された大き目のダストを受け羽根11cにより
捕捉室10に導き、ダストの旋回を消失させて重力で集
塵筒6内に落下させる。
空気から分離したダストを積極的に集塵筒に導入するこ
とを課題とする。 [解決手段] 基端壁側に入口パイプ1aと出口パイプ
1bを備え、先端部下側に集塵筒6を有する横向き円筒
状のボデー1の内部に、筒状のろ過エレメントeとその
一半部をおおい周面に多くの旋回羽根5aを有する案内
筒5を設ける一方、ボデー1の先端部内に、所定の長さ
と直径の筒部11aとその基端からボデー1の周壁に至
るつば部11bからなり、つば部11bには、旋回羽根
5aにより旋回される空気流に対向して開く方向に傾け
られた受け羽根11cを所要数設けた補助筒11を配設
して、ボデー壁との間にダスト捕捉室10を形成し、ボ
デー1内において旋回羽根5aの旋回作用により空気流
から分離された大き目のダストを受け羽根11cにより
捕捉室10に導き、ダストの旋回を消失させて重力で集
塵筒6内に落下させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用のエアクリーナ
主としてダストを遠心分離させるサイクロン式のエアク
リーナの改良に関する。
主としてダストを遠心分離させるサイクロン式のエアク
リーナの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の産業車両やトラック等の大型車両
のエンジンには主に横置き型サイクロン式のエアクリー
ナが用いられているが、その一例を示せば図3,図4の
とおりであり、ろ材,シール材,ダストの排出弁体以外
の部分は鉄板又はナイロン,ポリプロピレン等の合成樹
脂で作られていて、先端が開放された横向き円筒状のボ
デー1の基端の端壁の中央部には出口パイプ1bが設け
られると共にその端壁に近い部分の周壁に入口パイプ1
aが軸線に直交させて(図では下向き)設けられ、ボデ
ー1の内部には、ろ紙又は不織布を菊花形筒状又はロー
ル状に形成したろ材3aの内外に多孔の保護筒3bを施
し、かつ両端に環状又は皿状の端板3cを被着したろ過
エレメントeが同心状に配設され、出口パイプ1bの内
側に取付けられボデー1内に伸びるブリッジ部材4と皿
状の端板3cを貫通するねじ部材7によりボデー1に固
定されている。
のエンジンには主に横置き型サイクロン式のエアクリー
ナが用いられているが、その一例を示せば図3,図4の
とおりであり、ろ材,シール材,ダストの排出弁体以外
の部分は鉄板又はナイロン,ポリプロピレン等の合成樹
脂で作られていて、先端が開放された横向き円筒状のボ
デー1の基端の端壁の中央部には出口パイプ1bが設け
られると共にその端壁に近い部分の周壁に入口パイプ1
aが軸線に直交させて(図では下向き)設けられ、ボデ
ー1の内部には、ろ紙又は不織布を菊花形筒状又はロー
ル状に形成したろ材3aの内外に多孔の保護筒3bを施
し、かつ両端に環状又は皿状の端板3cを被着したろ過
エレメントeが同心状に配設され、出口パイプ1bの内
側に取付けられボデー1内に伸びるブリッジ部材4と皿
状の端板3cを貫通するねじ部材7によりボデー1に固
定されている。
【0003】又、ボデー1内には、ボデー1の基端壁か
らろ過エレメントeの一半部を囲むようにして案内筒5
が配設され、その先端の周面上にはボデー1との間に多
数の旋回羽根5aが付設され、かつボデー1の開放側の
先端部には集塵筒6が下向きに取付けられ、その下端部
にはNBRのような柔軟なゴム材からなり下端にリップ
状の開口を備えた漏斗状の排出弁体6aが装着され、そ
して、ボデー1の開放先端には皿状のカバー2が施さ
れ、周辺部の複数箇所においてクリップ部材8によって
着脱可能に固定されている。
らろ過エレメントeの一半部を囲むようにして案内筒5
が配設され、その先端の周面上にはボデー1との間に多
数の旋回羽根5aが付設され、かつボデー1の開放側の
先端部には集塵筒6が下向きに取付けられ、その下端部
にはNBRのような柔軟なゴム材からなり下端にリップ
状の開口を備えた漏斗状の排出弁体6aが装着され、そ
して、ボデー1の開放先端には皿状のカバー2が施さ
れ、周辺部の複数箇所においてクリップ部材8によって
着脱可能に固定されている。
【0004】かくて、エンジンの作動により入口パイプ
1aからボデー1中にダストを含んだ外気が取入れら
れ、これを案内筒5で先方に誘導し、先端上に配設され
た旋回羽根5aより旋回させ、その旋回作用によって空
気中に含まれている比較的に大きく重いダストを分離さ
せ、ボデー1の壁面に沿わせて集塵筒6内に入れるよう
になし、空気流はろ過エレメントeを横切らせて更に浄
化し、Uターンさせて出口パイプ1bを介し吸気管側に
送り、集塵筒6内に溜まったダストは自重及び吸気管内
に生じる脈動作用により外部に排出するようになされて
いる。
1aからボデー1中にダストを含んだ外気が取入れら
れ、これを案内筒5で先方に誘導し、先端上に配設され
た旋回羽根5aより旋回させ、その旋回作用によって空
気中に含まれている比較的に大きく重いダストを分離さ
せ、ボデー1の壁面に沿わせて集塵筒6内に入れるよう
になし、空気流はろ過エレメントeを横切らせて更に浄
化し、Uターンさせて出口パイプ1bを介し吸気管側に
送り、集塵筒6内に溜まったダストは自重及び吸気管内
に生じる脈動作用により外部に排出するようになされて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
エアクリーナでは、入口パイプ1aから取入れた外気を
旋回羽根5aによって旋回させ、その中に含まれている
ダストを遠心作用で分離して集塵筒6に入れるようにし
ているが、車体の設計上、複数の集塵筒を設けるわけに
いかず、一つの集塵筒6がボデー1の下側に設けられて
いるだけで、積極的にダストを集塵筒6に集める手段を
持たないために、たまたま集塵筒6の上方部分に来たダ
ストだけが捕集され、そこを通り過ぎたダストはカバー
2の前側に溜まって排出できず、効率的でなく、クリー
ナの寿命を短くしてしまう。
エアクリーナでは、入口パイプ1aから取入れた外気を
旋回羽根5aによって旋回させ、その中に含まれている
ダストを遠心作用で分離して集塵筒6に入れるようにし
ているが、車体の設計上、複数の集塵筒を設けるわけに
いかず、一つの集塵筒6がボデー1の下側に設けられて
いるだけで、積極的にダストを集塵筒6に集める手段を
持たないために、たまたま集塵筒6の上方部分に来たダ
ストだけが捕集され、そこを通り過ぎたダストはカバー
2の前側に溜まって排出できず、効率的でなく、クリー
ナの寿命を短くしてしまう。
【0006】そこで、この発明はサイクロン式のエアク
リーナとして、取入れ空気から遠心作用で分離したダス
トを積極的に集塵筒に導入するようになし、カバーの前
側に溜めることなく、効率よく外部に排出できるように
することを課題とする。
リーナとして、取入れ空気から遠心作用で分離したダス
トを積極的に集塵筒に導入するようになし、カバーの前
側に溜めることなく、効率よく外部に排出できるように
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的のもとにこの発
明は、基端壁側に入口パイプと出口パイプを備え、先端
部下側に、下端に柔軟なゴム材からなる排出弁体を取付
けた集塵筒を有する横向き円筒状のボデーの内部に、筒
状のろ過エレメントとその一半部をおおう案内筒を設
け、開放側先端にはカバーを施し、案内筒には旋回羽根
を設け又は設けずに入口パイプから取入れた外気を旋回
させるエアクリーナとして、上記ボデーの先端部内に、
ボデーの開放端から集塵筒のほぼ中央部に至る長さの筒
部とその基端からボデー周壁に至るつば部からなり、つ
ば部には一端縁が旋回空気流に対向するように開いた受
け羽根と切欠窓を円周方向に所要数設けた補助筒を配設
し、ボデー先端部周壁との間にダスト捕捉室を形成した
ことを特徴としている。
明は、基端壁側に入口パイプと出口パイプを備え、先端
部下側に、下端に柔軟なゴム材からなる排出弁体を取付
けた集塵筒を有する横向き円筒状のボデーの内部に、筒
状のろ過エレメントとその一半部をおおう案内筒を設
け、開放側先端にはカバーを施し、案内筒には旋回羽根
を設け又は設けずに入口パイプから取入れた外気を旋回
させるエアクリーナとして、上記ボデーの先端部内に、
ボデーの開放端から集塵筒のほぼ中央部に至る長さの筒
部とその基端からボデー周壁に至るつば部からなり、つ
ば部には一端縁が旋回空気流に対向するように開いた受
け羽根と切欠窓を円周方向に所要数設けた補助筒を配設
し、ボデー先端部周壁との間にダスト捕捉室を形成した
ことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】図1,図2はこの発明に係るエア
クリーナの一例を示すが、上記従来のものと同じ部分に
は同じ符号を用いて説明する。先端(図で右端)が開放
された横向き円筒状のボデー1の基端の端壁の中央部に
は出口パイプ1bが設けられると共に周壁の基端壁に近
い部分には入口パイプ1aが軸線に直交させて設けら
れ、ホデー1の内部には、ろ紙又は不織布を菊花形筒状
又はロール状に形成したろ材3aの内外に多孔の保護筒
3b(外側のものはない場合もある)を嵌挿し、かつ一
端には環状の、他端には皿状の端板3cを被着したろ過
エレメントeが同心状に配設され、一端の環状端板3c
と基端壁との間にシール材3dを介在させて、出口パイ
プ1bに取付けられボデー1内に伸びるブリッジ部材4
と皿状の端板3cを貫通するねじ部材7によりボデー1
に着脱可能に固定されている。
クリーナの一例を示すが、上記従来のものと同じ部分に
は同じ符号を用いて説明する。先端(図で右端)が開放
された横向き円筒状のボデー1の基端の端壁の中央部に
は出口パイプ1bが設けられると共に周壁の基端壁に近
い部分には入口パイプ1aが軸線に直交させて設けら
れ、ホデー1の内部には、ろ紙又は不織布を菊花形筒状
又はロール状に形成したろ材3aの内外に多孔の保護筒
3b(外側のものはない場合もある)を嵌挿し、かつ一
端には環状の、他端には皿状の端板3cを被着したろ過
エレメントeが同心状に配設され、一端の環状端板3c
と基端壁との間にシール材3dを介在させて、出口パイ
プ1bに取付けられボデー1内に伸びるブリッジ部材4
と皿状の端板3cを貫通するねじ部材7によりボデー1
に着脱可能に固定されている。
【0009】又ボデー1内には、ボデー1の基端壁から
ろ過エレメントeの一半部を囲むようにして案内筒5が
配設され、その先端の周面上にはボデー1との間に多数
の旋回羽根5aが付設されており、かつボデー1の開放
側の先端部には集塵筒6が下向きに取付けられ、その下
端部にはアクリロニトリルブタジェンゴムのような柔軟
なゴム材からなり下端にリップ状の開口を備えた漏斗状
の排出弁体6aが装着されている。
ろ過エレメントeの一半部を囲むようにして案内筒5が
配設され、その先端の周面上にはボデー1との間に多数
の旋回羽根5aが付設されており、かつボデー1の開放
側の先端部には集塵筒6が下向きに取付けられ、その下
端部にはアクリロニトリルブタジェンゴムのような柔軟
なゴム材からなり下端にリップ状の開口を備えた漏斗状
の排出弁体6aが装着されている。
【0010】ところで、この発明では、ボデー1の開放
側先端部の内側に案内筒5とは間隔をおいて次のような
補助筒11が配設され、ボデー1先端部の周壁との間に
ダスト捕捉室10が環状に形成され、その下側が集塵筒
6に開口している。
側先端部の内側に案内筒5とは間隔をおいて次のような
補助筒11が配設され、ボデー1先端部の周壁との間に
ダスト捕捉室10が環状に形成され、その下側が集塵筒
6に開口している。
【0011】上記補助筒11は内外径が案内筒5の内外
径にほぼ等しく、長さが集塵筒6の中心部からボデー1
の開放先端に至る長さにほぼ一致する筒部11aと、そ
の基端(図では左端)においてボデー1の周壁に向いそ
の内面に当接するつば部11bからなり、つば部11b
には、図2のように二辺を切り込み案内筒5の旋回羽根
5aにほぼ一致するように傾けられ、かつ一端縁が、旋
回羽根5aにより旋回された空気流に対向するように開
いた受け羽根11cとこの羽根の内側の切欠窓11dが
所要数円周方向に設けられており、そして、筒部11a
の先端部がろ過エレメントeの他端皿状の端板3cの周
面と、ボデー1の開放先端に施されたカバー2の周辺屈
曲みぞ部との間に挟み込まれて補助筒11は定位置に固
定され、又、カバー2は周辺屈曲みぞ部にボデー1の先
端部上に取付けられた複数のクリップ部材8が掛け止め
られて、ボデー1に対し着脱可能に被着されている。
径にほぼ等しく、長さが集塵筒6の中心部からボデー1
の開放先端に至る長さにほぼ一致する筒部11aと、そ
の基端(図では左端)においてボデー1の周壁に向いそ
の内面に当接するつば部11bからなり、つば部11b
には、図2のように二辺を切り込み案内筒5の旋回羽根
5aにほぼ一致するように傾けられ、かつ一端縁が、旋
回羽根5aにより旋回された空気流に対向するように開
いた受け羽根11cとこの羽根の内側の切欠窓11dが
所要数円周方向に設けられており、そして、筒部11a
の先端部がろ過エレメントeの他端皿状の端板3cの周
面と、ボデー1の開放先端に施されたカバー2の周辺屈
曲みぞ部との間に挟み込まれて補助筒11は定位置に固
定され、又、カバー2は周辺屈曲みぞ部にボデー1の先
端部上に取付けられた複数のクリップ部材8が掛け止め
られて、ボデー1に対し着脱可能に被着されている。
【0012】上記構成部材のうち、ろ材3a,シール材
3d,排出弁体6a以外の部分は鉄板又はナイロン,ポ
リプロピレン等の合成樹脂で作られ、入口パイプ1a,
出口パイプ1b,集塵筒6は溶接,接着等の手段でボデ
ー1に固定され、補助筒11は筒部11a先端部をカバ
ー2の周辺屈曲みぞ部の内面に溶接,接着等により取付
けておいて、カバー2をボデー1に被着する時にろ過エ
レメントeの皿状端板に嵌め込んで組付けるようにする
のが好ましい。
3d,排出弁体6a以外の部分は鉄板又はナイロン,ポ
リプロピレン等の合成樹脂で作られ、入口パイプ1a,
出口パイプ1b,集塵筒6は溶接,接着等の手段でボデ
ー1に固定され、補助筒11は筒部11a先端部をカバ
ー2の周辺屈曲みぞ部の内面に溶接,接着等により取付
けておいて、カバー2をボデー1に被着する時にろ過エ
レメントeの皿状端板に嵌め込んで組付けるようにする
のが好ましい。
【0013】このような構成のもとに、エンジンの作動
により入口パイプ1aからボデー1中にダストを含んだ
外気が取入れられ、案内筒5に誘導されて先方に向い、
先端部上の多数の旋回羽根5aを通過することにより時
計,反時計のいずれかの方向に旋回させられ、空気中の
比較的に大きく重いダストは遠心作用により分離され、
ボデーの壁面側に寄りろ過エレメントeの周りを回りな
がら進行し、先端部に至って補助筒11のつば部11b
に突き当たることになるが、その際、大部分のものはつ
ば部11bに設けられた多くの受け羽根11cに案内さ
れて切欠窓11dからダスト捕捉室10内に入る。
により入口パイプ1aからボデー1中にダストを含んだ
外気が取入れられ、案内筒5に誘導されて先方に向い、
先端部上の多数の旋回羽根5aを通過することにより時
計,反時計のいずれかの方向に旋回させられ、空気中の
比較的に大きく重いダストは遠心作用により分離され、
ボデーの壁面側に寄りろ過エレメントeの周りを回りな
がら進行し、先端部に至って補助筒11のつば部11b
に突き当たることになるが、その際、大部分のものはつ
ば部11bに設けられた多くの受け羽根11cに案内さ
れて切欠窓11dからダスト捕捉室10内に入る。
【0014】このダスト捕捉室10内は筒部11aによ
りろ過エレメントeと遮断されているので、エンジンの
吸気作用に基づく中心部に向う流れは生ぜず、いわば無
風状態にあるため、室中に入ったダストの慣性による旋
回動作も消失し、専ら重力によってボデー壁面に沿って
落下し、集塵筒6内に入ることになり、又つば部11b
に突き当たって室内に入らなかったダストは同じく重力
によりつば面に沿って落下し、集塵筒6内に入る。
りろ過エレメントeと遮断されているので、エンジンの
吸気作用に基づく中心部に向う流れは生ぜず、いわば無
風状態にあるため、室中に入ったダストの慣性による旋
回動作も消失し、専ら重力によってボデー壁面に沿って
落下し、集塵筒6内に入ることになり、又つば部11b
に突き当たって室内に入らなかったダストは同じく重力
によりつば面に沿って落下し、集塵筒6内に入る。
【0015】上記のように大きなダストが除かれた空気
流は案内筒5と補助筒11の間の部分において、ろ過エ
レメントeを横切って更に浄化され、Uターンして出口
パイプ11bから吸気管側に送られ、集塵筒6内に溜ま
ったダストは重力及び吸気管内に生じる脈動作用によっ
て適宜に外部に排出される。
流は案内筒5と補助筒11の間の部分において、ろ過エ
レメントeを横切って更に浄化され、Uターンして出口
パイプ11bから吸気管側に送られ、集塵筒6内に溜ま
ったダストは重力及び吸気管内に生じる脈動作用によっ
て適宜に外部に排出される。
【0016】なお、図示の例では案内筒5の先端部上に
短かな旋回羽根5aを多数設けるようにしたものを示し
たが、これは入口パイプ1a側から先端部に向う一連の
ねじ状のものとしてもよく、又、入口パイプ1aを下側
に設けたものを示したが、これは上側又は上,下の途中
に設けるようになし、あるいは旋回空気流を形成するよ
うにボデー1に対し接線方向に設けるようにしてもよ
く、入口パイプ1aを接線状態に設けた場合には必ずし
も案内筒5に旋回羽根5aは設ける必要はない。更に集
塵筒6はボデー1に対し傾けて設けるようにしてもよ
い。
短かな旋回羽根5aを多数設けるようにしたものを示し
たが、これは入口パイプ1a側から先端部に向う一連の
ねじ状のものとしてもよく、又、入口パイプ1aを下側
に設けたものを示したが、これは上側又は上,下の途中
に設けるようになし、あるいは旋回空気流を形成するよ
うにボデー1に対し接線方向に設けるようにしてもよ
く、入口パイプ1aを接線状態に設けた場合には必ずし
も案内筒5に旋回羽根5aは設ける必要はない。更に集
塵筒6はボデー1に対し傾けて設けるようにしてもよ
い。
【0017】
【発明の効果】この発明は横置き型サイクロン式のエア
クリーナとして、円筒状ボデーの先端部内に、所定の長
さと直径の筒部とその基端からボデー周壁に至るつば部
からなって、つば部には、一端縁が旋回空気流に対向す
るように開いた受け羽根と切欠窓を円周方向に所要数設
けた補助筒を配設し、ボデー先端部周壁との間にダスト
捕捉室を形成したので、ボデー内において遠心作用によ
り取入れ空気から分離したダストをこれまでのようにカ
バーの前側に溜めることなく、積極的かつ確実に集塵筒
に導入することができ、効率よく外部に排出でき、エレ
メントの寿命を短くする恐れはない。
クリーナとして、円筒状ボデーの先端部内に、所定の長
さと直径の筒部とその基端からボデー周壁に至るつば部
からなって、つば部には、一端縁が旋回空気流に対向す
るように開いた受け羽根と切欠窓を円周方向に所要数設
けた補助筒を配設し、ボデー先端部周壁との間にダスト
捕捉室を形成したので、ボデー内において遠心作用によ
り取入れ空気から分離したダストをこれまでのようにカ
バーの前側に溜めることなく、積極的かつ確実に集塵筒
に導入することができ、効率よく外部に排出でき、エレ
メントの寿命を短くする恐れはない。
【図1】この発明に係るエアクリーナの断面図。
【図2】入口パイプ側の案内筒と集塵筒側の補助筒との
関係を示す斜視図。
関係を示す斜視図。
【図3】従来のエアクリーナの断面図。
【図4】図3のX−X線に沿った半断面図。
1 ボデー 1a入口パイプ 1b出口パイプ 2 カバー 3a ろ材 3b 保護筒 3c 端板 5 案内筒 5a 旋回羽根 6 集塵筒 6a 排出弁体 10 ダスト捕捉室 11 補助筒 11a 筒部 11b つば部 11c受け羽根 11d 切欠窓 e ろ過エレメント
Claims (1)
- 【請求項1】 基端壁側に入口パイプと出口パイプを備
え、先端部下側に、下端に柔軟なゴム材からなる排出弁
体を取付けた集塵筒を有する横向き円筒状のボデーの内
部に、筒状のろ過エレメントとその一半部をおおう案内
筒を設け、開放側先端にはカバーを施し、案内筒には旋
回羽根を設け又は設けずに入口パイプから取入れた外気
を旋回させるエアクリーナにおいて、上記ボデーの先端
部内に、ボデーの開放端から集塵筒のほぼ中央部に至る
長さの筒部とその基端からボデー周壁に至るつば部から
なり、つば部には一端縁が旋回空気流に対向するように
開いた受け羽根と切欠窓を円周方向に所要数設けた補助
筒を配設し、ボデー先端部周壁との間にダスト捕捉室を
形成したことを特徴とするサイクロン式エアクリーナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7221212A JPH0947618A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | サイクロン式エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7221212A JPH0947618A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | サイクロン式エアクリーナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0947618A true JPH0947618A (ja) | 1997-02-18 |
Family
ID=16763229
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7221212A Pending JPH0947618A (ja) | 1995-08-08 | 1995-08-08 | サイクロン式エアクリーナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0947618A (ja) |
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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