JPH0945964A - チップマウント用led素子及びその製造方法 - Google Patents
チップマウント用led素子及びその製造方法Info
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- Led Device Packages (AREA)
- Led Devices (AREA)
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のこの種のチップマウント用LED素子
においては、LEDチップの一方の極には金ワイヤで配
線を行うものであり、工数が煩雑化すると共に、金ワイ
ヤの引き回し代などにより小型化も困難となる問題点を
生じている。 【解決手段】 本発明により、2枚の電極板1、2間に
複数のLEDチップ4を夫々が所定間隔を保つ縦横列に
整列させて配列し、一方の電極板1にはP極側、他方の
電極板2にはN極側で接するようにして挟持させ、この
状態でLEDチップ4と電極板1、2とを導電性の接合
材3を用いて接合し、その後に電極板1、2間に透明樹
脂5を注入して硬化させ、その後に電極板1、2をLE
Dチップ4の縦横列の配列の中間の位置で切断し分離し
て形成するチップマウント用LED素子10の製造方法
としたことで、製造工程中から最も煩雑な工程である金
ワイヤによる配線工程を不要とし生産性を向上させると
共に、金ワイヤの引き回し代を不要として小型化も可能
とし課題を解決するものである。
においては、LEDチップの一方の極には金ワイヤで配
線を行うものであり、工数が煩雑化すると共に、金ワイ
ヤの引き回し代などにより小型化も困難となる問題点を
生じている。 【解決手段】 本発明により、2枚の電極板1、2間に
複数のLEDチップ4を夫々が所定間隔を保つ縦横列に
整列させて配列し、一方の電極板1にはP極側、他方の
電極板2にはN極側で接するようにして挟持させ、この
状態でLEDチップ4と電極板1、2とを導電性の接合
材3を用いて接合し、その後に電極板1、2間に透明樹
脂5を注入して硬化させ、その後に電極板1、2をLE
Dチップ4の縦横列の配列の中間の位置で切断し分離し
て形成するチップマウント用LED素子10の製造方法
としたことで、製造工程中から最も煩雑な工程である金
ワイヤによる配線工程を不要とし生産性を向上させると
共に、金ワイヤの引き回し代を不要として小型化も可能
とし課題を解決するものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばプリント回
路基板上に取付けるときに、チップマウントと称されて
前記基板に取付孔などを設けることなく取付けられる構
成としたLED素子に関するものである。
路基板上に取付けるときに、チップマウントと称されて
前記基板に取付孔などを設けることなく取付けられる構
成としたLED素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のチップマウント用LED
素子90の構成の例を示すのが図9及び図10であり、
例えばプリント回路基板で形成される基板91には上面
にパット部91aと配線部91bとが設けられると共
に、両端部には側面から底面に到る端子部91cが設け
られ、一方の端子部91cはパット部91aに接続さ
れ、他方の端子部91cは配線部91bに接続されてい
る。
素子90の構成の例を示すのが図9及び図10であり、
例えばプリント回路基板で形成される基板91には上面
にパット部91aと配線部91bとが設けられると共
に、両端部には側面から底面に到る端子部91cが設け
られ、一方の端子部91cはパット部91aに接続さ
れ、他方の端子部91cは配線部91bに接続されてい
る。
【0003】そして、前記基板91の前記パット部91
aにはLEDチップ92が導電性接着材などでダイボン
ドされ、更に金ワイヤー93で配線部91bとの配線が
行われた後に、エポキシ樹脂などによる透明樹脂で前記
LEDチップ92と金ワイヤー93とを封止するカバー
94を設けることでチップマウント用LED素子90は
完成される。
aにはLEDチップ92が導電性接着材などでダイボン
ドされ、更に金ワイヤー93で配線部91bとの配線が
行われた後に、エポキシ樹脂などによる透明樹脂で前記
LEDチップ92と金ワイヤー93とを封止するカバー
94を設けることでチップマウント用LED素子90は
完成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のチップマウント用LED素子90においては、
第一には基板91上で金ワイヤー93による配線を行う
必要があり、この金ワイヤー93には断線防止のために
適宜の弛みをもって引き回すことが必要とされ、そのた
めの引き回し寸法などを考慮すると前記カバー94の小
型化に限界を生じ、結果としてチップマウント用LED
素子90の小型化が困難となる問題点を生じている。
た従来のチップマウント用LED素子90においては、
第一には基板91上で金ワイヤー93による配線を行う
必要があり、この金ワイヤー93には断線防止のために
適宜の弛みをもって引き回すことが必要とされ、そのた
めの引き回し寸法などを考慮すると前記カバー94の小
型化に限界を生じ、結果としてチップマウント用LED
素子90の小型化が困難となる問題点を生じている。
【0005】また、第二には、前記基板91には、両端
部の側面にも端子部91cが必要とされ通常にこのよう
な絶縁性の部分に導電性の皮膜を形成するのには無電解
メッキ(化学メッキ)などで別途に加工を行わなくては
成らず、また、金ワイヤー93による配線が行われるこ
とで、少なくとも配線部91bには金メッキを施す必要
を生じ、この基板91が高価となって、チップマウント
用LED素子90全体がコストアップする問題点も生
じ、これらの点の解決が課題とされるものとなってい
る。
部の側面にも端子部91cが必要とされ通常にこのよう
な絶縁性の部分に導電性の皮膜を形成するのには無電解
メッキ(化学メッキ)などで別途に加工を行わなくては
成らず、また、金ワイヤー93による配線が行われるこ
とで、少なくとも配線部91bには金メッキを施す必要
を生じ、この基板91が高価となって、チップマウント
用LED素子90全体がコストアップする問題点も生
じ、これらの点の解決が課題とされるものとなってい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した従来
のチップマウント用LED素子に生じる課題を解決する
ための具体的な手段として、LEDチップのP極側とN
極側の両端部にはこの端部の面積よりも広い面積の電極
板が同芯に接合されて前記LEDチップの側面の全周方
向に張出部が形成され、前記LEDチップの側面は前記
張出部間に充填される透明樹脂で覆われていることを特
徴とするチップマウント用LED素子及びその製造方法
を提供することで課題を解決するものである。
のチップマウント用LED素子に生じる課題を解決する
ための具体的な手段として、LEDチップのP極側とN
極側の両端部にはこの端部の面積よりも広い面積の電極
板が同芯に接合されて前記LEDチップの側面の全周方
向に張出部が形成され、前記LEDチップの側面は前記
張出部間に充填される透明樹脂で覆われていることを特
徴とするチップマウント用LED素子及びその製造方法
を提供することで課題を解決するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は本発明に係
るチップマウント用LED素子の製造方法を工程の順に
示すものであり、図1中に符号1及び符号2で示すもの
は電極板であり、この電極板1、2は例えば金属など導
電性の部材で形成されるものであり、この実施形態にお
いては平板状とされている。
態に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は本発明に係
るチップマウント用LED素子の製造方法を工程の順に
示すものであり、図1中に符号1及び符号2で示すもの
は電極板であり、この電極板1、2は例えば金属など導
電性の部材で形成されるものであり、この実施形態にお
いては平板状とされている。
【0008】このときに、一方の電極板1の一方の面に
は、例えばペースト状ハンダとした導電性の接合材3
が、間隔を所定のピッチPとする縦横列にドット状に印
刷手段などにより塗付されていて、LEDチップ4が一
方の極、例えばN極側で接するように前記接合材3上に
載置され、従って、前記LEDチップ4は、予めに塗付
されている前記接合材3の縦横列に従って、電極板1の
一方の面に所定のピッチPで縦横列に整列するものとな
る。
は、例えばペースト状ハンダとした導電性の接合材3
が、間隔を所定のピッチPとする縦横列にドット状に印
刷手段などにより塗付されていて、LEDチップ4が一
方の極、例えばN極側で接するように前記接合材3上に
載置され、従って、前記LEDチップ4は、予めに塗付
されている前記接合材3の縦横列に従って、電極板1の
一方の面に所定のピッチPで縦横列に整列するものとな
る。
【0009】また、他方の電極板2の一方の面にも接合
材3が同一のピッチPとする縦横列に塗付されていて、
一方の電極板1の接合材3上へのLEDチップ4の載置
が終了した時点で、他方の電極板2が接合材3の位置を
LEDチップ4の他方の極、例えばP極側に重ねるよう
に載置され、これによりLEDチップ4は電極板1と電
極板2とで挟持される。
材3が同一のピッチPとする縦横列に塗付されていて、
一方の電極板1の接合材3上へのLEDチップ4の載置
が終了した時点で、他方の電極板2が接合材3の位置を
LEDチップ4の他方の極、例えばP極側に重ねるよう
に載置され、これによりLEDチップ4は電極板1と電
極板2とで挟持される。
【0010】上記の状態を保ち、リフロー炉と称されて
いる加熱炉を通過させ、適宜な温度に加熱を行うなどす
れば、前記接合材3は溶融してLEDチップ4の夫々の
極側に接着するものとなり、図2に示すように電極板
1、2とLEDチップ4とは一体化するものとなる。
いる加熱炉を通過させ、適宜な温度に加熱を行うなどす
れば、前記接合材3は溶融してLEDチップ4の夫々の
極側に接着するものとなり、図2に示すように電極板
1、2とLEDチップ4とは一体化するものとなる。
【0011】続いて、本発明では図3に示すように前記
電極板1と電極板2との間にエポキシ樹脂などの透明樹
脂5を注入し硬化させる。このときに、上記にも説明し
たようにLEDチップ4は所定のピッチPで縦横列に整
列されているので、前記LEDチップ4の露出している
4面の全ては前記透明樹脂5により覆われるものとな
り、前記電極板1、2の2面と加えて全面が外気から遮
断される。
電極板1と電極板2との間にエポキシ樹脂などの透明樹
脂5を注入し硬化させる。このときに、上記にも説明し
たようにLEDチップ4は所定のピッチPで縦横列に整
列されているので、前記LEDチップ4の露出している
4面の全ては前記透明樹脂5により覆われるものとな
り、前記電極板1、2の2面と加えて全面が外気から遮
断される。
【0012】更に続いて、本発明では図4に示す切断工
程を行うものであり、例えば薄刃のダイヤモンドホイル
カッターなどで、前記LEDチップ4間の間隔である所
定のピッチPを二等分するように切断する。このとき
に、前記LEDチップ4は縦横列に整列されているもの
であるので、上記の切断も直角の二方向に対して行われ
れ、図中に符号10で示すようにチップマウント用LE
D素子が得られるものとなる。
程を行うものであり、例えば薄刃のダイヤモンドホイル
カッターなどで、前記LEDチップ4間の間隔である所
定のピッチPを二等分するように切断する。このとき
に、前記LEDチップ4は縦横列に整列されているもの
であるので、上記の切断も直角の二方向に対して行われ
れ、図中に符号10で示すようにチップマウント用LE
D素子が得られるものとなる。
【0013】ここで、前記LEDチップ4間の間隔であ
る所定のピッチPについて説明を行うと、このピッチP
は前記LEDチップ4の寸法と、このLEDチップ4を
覆うのに必要とされる透明樹脂5の厚みと、前記したダ
イヤモンドホイルカッターの切断代とで定まるものであ
る。
る所定のピッチPについて説明を行うと、このピッチP
は前記LEDチップ4の寸法と、このLEDチップ4を
覆うのに必要とされる透明樹脂5の厚みと、前記したダ
イヤモンドホイルカッターの切断代とで定まるものであ
る。
【0014】具体的には、例えば前記LEDチップ4が
0.4mm角であり、前記透明樹脂5の厚みとして0.3
mmが必要であり、前記したダイヤモンドホイルカッター
の切断代として0.2mmが必要であれば、前記ピッチP
としては(LEDチップ4の寸法)+(透明樹脂5の厚
み×2倍)+(切断代)=1.2mmを設定すれば良いも
のとなる。
0.4mm角であり、前記透明樹脂5の厚みとして0.3
mmが必要であり、前記したダイヤモンドホイルカッター
の切断代として0.2mmが必要であれば、前記ピッチP
としては(LEDチップ4の寸法)+(透明樹脂5の厚
み×2倍)+(切断代)=1.2mmを設定すれば良いも
のとなる。
【0015】図5及び図6に示すものは、上記に説明し
た本発明に係る製造方法とすることで得られるチップマ
ウント用LED素子10であり、LEDチップ4のP極
側とN極側の端部には、この端部の面積よりも広い面積
の電極板1、2が全周方向に張出部を有するように接合
され、その電極板1、2の張出部間には透明樹脂5が充
填され、これにより、前記LEDチップ4の側面が透明
樹脂5で覆われるものとなっている。
た本発明に係る製造方法とすることで得られるチップマ
ウント用LED素子10であり、LEDチップ4のP極
側とN極側の端部には、この端部の面積よりも広い面積
の電極板1、2が全周方向に張出部を有するように接合
され、その電極板1、2の張出部間には透明樹脂5が充
填され、これにより、前記LEDチップ4の側面が透明
樹脂5で覆われるものとなっている。
【0016】従って、図7に示すように前記チップマウ
ント用LED素子10を例えばプリント回路基板20に
取付ける際には、このプリント回路基板20上に所定間
隔で一対のパット21を設けペースト状のハンダ22を
塗付しておき、該パット21上に前記電極板1、2が位
置するように載置しリフロー炉で加熱を行えば、ハンダ
22は溶融し電極板1、2に融合し、目的とするチップ
マウントが行えるものとなる。
ント用LED素子10を例えばプリント回路基板20に
取付ける際には、このプリント回路基板20上に所定間
隔で一対のパット21を設けペースト状のハンダ22を
塗付しておき、該パット21上に前記電極板1、2が位
置するように載置しリフロー炉で加熱を行えば、ハンダ
22は溶融し電極板1、2に融合し、目的とするチップ
マウントが行えるものとなる。
【0017】尚、図6に示すように電極板1、2の何れ
か一方、例えば電極板1の、N極に接するのとは反対側
となる面にニッケルなどによるメッキ層6を施すものと
し、他方の電極板2には施さないものとしておけば、こ
のメッキ層6の有無がチップマウント用LED素子10
の極性表示を行うものとなり、上記したプリント回路基
板20への取付る際の極性の判別を容易にする。
か一方、例えば電極板1の、N極に接するのとは反対側
となる面にニッケルなどによるメッキ層6を施すものと
し、他方の電極板2には施さないものとしておけば、こ
のメッキ層6の有無がチップマウント用LED素子10
の極性表示を行うものとなり、上記したプリント回路基
板20への取付る際の極性の判別を容易にする。
【0018】次いで、本発明の作用及び効果について説
明を行えば、先ず、上記の製造方法としたことで、LE
Dチップ4はN極及びP極に接合される電極板1、2
が、プリント回路基板20への取付時の接続部となるも
のとなる。従って、上記の電極板1、2の取付でLED
チップ4に対する配線工程は完了し、従来例のように手
間と技術を要する金ワイヤによる配線工程が不要となり
工程が簡素化する。
明を行えば、先ず、上記の製造方法としたことで、LE
Dチップ4はN極及びP極に接合される電極板1、2
が、プリント回路基板20への取付時の接続部となるも
のとなる。従って、上記の電極板1、2の取付でLED
チップ4に対する配線工程は完了し、従来例のように手
間と技術を要する金ワイヤによる配線工程が不要となり
工程が簡素化する。
【0019】同時に、上記の電極板1、2の取付工程及
び透明樹脂5の注入工程は、本発明の製造方法とするこ
とで、複数のLEDチップ4に対し同時に行えるものと
なり、一個あたりの作業時間を短縮し、上記の簡素化と
併せて生産性の向上とコストダウンとを可能とする。
び透明樹脂5の注入工程は、本発明の製造方法とするこ
とで、複数のLEDチップ4に対し同時に行えるものと
なり、一個あたりの作業時間を短縮し、上記の簡素化と
併せて生産性の向上とコストダウンとを可能とする。
【0020】また、上記の製造方法により生産されるチ
ップマウント用LED素子10においては、前記したよ
うに金ワイヤによる配線が不要となったことで、透明樹
脂5は金ワイヤの弛みなどを覆うものとする必要がな
く、防湿など専らにLEDチップ4の保護が行えれば良
いものとなるので、厚みなどを最低必要限のものとする
ことができ、チップマウント用LED素子10の小型化
も可能とする。
ップマウント用LED素子10においては、前記したよ
うに金ワイヤによる配線が不要となったことで、透明樹
脂5は金ワイヤの弛みなどを覆うものとする必要がな
く、防湿など専らにLEDチップ4の保護が行えれば良
いものとなるので、厚みなどを最低必要限のものとする
ことができ、チップマウント用LED素子10の小型化
も可能とする。
【0021】また、金ワイヤによる配線が不要となった
ことで、接続される部分を金メッキ処理を行う必要もな
く、加えて、LEDチップ4のN極、P極の両極面に接
合された電極板1、2で直接にプリント回路基板20へ
の取付けが行えるものとして従来例の基板を不要とし、
上記した工程面に加え材料面からもコストダウンを可能
にする。
ことで、接続される部分を金メッキ処理を行う必要もな
く、加えて、LEDチップ4のN極、P極の両極面に接
合された電極板1、2で直接にプリント回路基板20へ
の取付けが行えるものとして従来例の基板を不要とし、
上記した工程面に加え材料面からもコストダウンを可能
にする。
【0022】図8は本発明の別の実施形態を示すもので
あり、前の実施形態では電極板1、2は平板状のものと
して説明を行ったが、本発明はこれを限定するものでな
く、例えばプレス加工などにより、夫々が対峙する側の
面に溝状の凹部1a、2aを設けて、電極板1、2と透
明樹脂5との接合力を強化し、LEDチップ4に加わる
応力の低減を図るなどの変更は自在である。
あり、前の実施形態では電極板1、2は平板状のものと
して説明を行ったが、本発明はこれを限定するものでな
く、例えばプレス加工などにより、夫々が対峙する側の
面に溝状の凹部1a、2aを設けて、電極板1、2と透
明樹脂5との接合力を強化し、LEDチップ4に加わる
応力の低減を図るなどの変更は自在である。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、2
枚の電極板間に複数のLEDチップを夫々が所定間隔を
保つ縦横列に整列させて配列し、且つ、一方の電極板に
はP極側、他方の電極板にはN極側で接するようにして
挟持させ、この状態で前記LEDチップと電極板とを導
電性の接合材を用いて接合し、その後に前記電極板間に
透明樹脂を注入して硬化させ、然る後に前記電極板を前
記LEDチップの縦横列の配列の中間の位置で切断し個
々に分離して形成するチップマウント用LED素子の製
造方法としたことで、第一には、製造工程中から最も煩
雑な工程である金ワイヤによる配線工程を不要とし、生
産性を向上させてコストダウンに極めて優れた効果を奏
するものである。
枚の電極板間に複数のLEDチップを夫々が所定間隔を
保つ縦横列に整列させて配列し、且つ、一方の電極板に
はP極側、他方の電極板にはN極側で接するようにして
挟持させ、この状態で前記LEDチップと電極板とを導
電性の接合材を用いて接合し、その後に前記電極板間に
透明樹脂を注入して硬化させ、然る後に前記電極板を前
記LEDチップの縦横列の配列の中間の位置で切断し個
々に分離して形成するチップマウント用LED素子の製
造方法としたことで、第一には、製造工程中から最も煩
雑な工程である金ワイヤによる配線工程を不要とし、生
産性を向上させてコストダウンに極めて優れた効果を奏
するものである。
【0024】また第二には、上記の製造方法としたこと
で、得られるチップマウント用LED素子は、前記金ワ
イヤの引き回し代を考慮して透明樹脂などの寸法を設定
する必要がなく、必要最低限度のものとして設定するこ
とができるものとなるので、チップマウント用LED素
子の小型化にも優れた効果を奏するものとなる。
で、得られるチップマウント用LED素子は、前記金ワ
イヤの引き回し代を考慮して透明樹脂などの寸法を設定
する必要がなく、必要最低限度のものとして設定するこ
とができるものとなるので、チップマウント用LED素
子の小型化にも優れた効果を奏するものとなる。
【図1】 本発明に係るチップマウント用LED素子の
製造方法の一実施形態における第一の工程を示す説明図
である。
製造方法の一実施形態における第一の工程を示す説明図
である。
【図2】 同じく第二の工程を示す説明図である。
【図3】 同じく第三の工程を示す説明図である。
【図4】 同じく第四の工程を示す説明図である。
【図5】 本発明に係るチップマウント用LED素子の
一実施形態を示す斜視図である。
一実施形態を示す斜視図である。
【図6】 図5のA―A線に沿う断面図である。
【図7】 本発明に係るチップマウント用LED素子の
プリント回路基板への取付状態を示す説明図である。
プリント回路基板への取付状態を示す説明図である。
【図8】 同じく本発明に係るチップマウント用LED
素子の別の実施形態を示す断面図である。
素子の別の実施形態を示す断面図である。
【図9】 従来例を示す斜視図である。
【図10】 図9のB―B線に沿う断面図である。
1、2……電極板 1a、2a……凹部 3……接合材 4……LEDチップ 5……透明樹脂 6……メッキ層 10……チップマウント用LED素子 20……プリント回路基板
Claims (2)
- 【請求項1】 2枚の電極板間に複数のLEDチップを
夫々が所定間隔を保つ縦横列に整列させて配列し、且
つ、一方の電極板にはP極側、他方の電極板にはN極側
で接するようにして挟持させ、この状態で前記LEDチ
ップと電極板とを導電性の接合材を用いて接合し、その
後に前記電極板間に透明樹脂を注入して硬化させ、然る
後に前記電極板を前記LEDチップの縦横列の配列の中
間の位置で切断し個々に分離して形成することを特徴と
するチップマウント用LED素子の製造方法。 - 【請求項2】 LEDチップのP極側とN極側の両端部
にはこの端部の面積よりも広い面積の電極板が同芯に接
合されて前記LEDチップの側面の全周方向に張出部が
形成され、前記LEDチップの側面は前記張出部間に充
填される透明樹脂で覆われていることを特徴とするチッ
プマウント用LED素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20935495A JPH0945964A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | チップマウント用led素子及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20935495A JPH0945964A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | チップマウント用led素子及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0945964A true JPH0945964A (ja) | 1997-02-14 |
Family
ID=16571563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20935495A Pending JPH0945964A (ja) | 1995-07-26 | 1995-07-26 | チップマウント用led素子及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0945964A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11307816A (ja) * | 1998-04-24 | 1999-11-05 | Citizen Electronics Co Ltd | チップ型半導体のパッケージ構造および製造方法 |
JP2002261335A (ja) * | 2000-07-18 | 2002-09-13 | Sony Corp | 画像表示装置及び画像表示装置の製造方法 |
KR100567549B1 (ko) * | 2002-05-11 | 2006-04-05 | 서울반도체 주식회사 | 발광 다이오드 및 그 제작 방법 |
CN100350640C (zh) * | 2004-01-16 | 2007-11-21 | 汉欣企业有限公司 | 具有光子晶体的发光二极管及其装置 |
CN108598102A (zh) * | 2012-08-15 | 2018-09-28 | 晶元光电股份有限公司 | 发光装置 |
-
1995
- 1995-07-26 JP JP20935495A patent/JPH0945964A/ja active Pending
Cited By (6)
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CN108598102B (zh) * | 2012-08-15 | 2021-11-05 | 晶元光电股份有限公司 | 发光装置 |
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