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JPH0942071A - 排気ガス再循環制御弁 - Google Patents

排気ガス再循環制御弁

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Publication number
JPH0942071A
JPH0942071A JP17350895A JP17350895A JPH0942071A JP H0942071 A JPH0942071 A JP H0942071A JP 17350895 A JP17350895 A JP 17350895A JP 17350895 A JP17350895 A JP 17350895A JP H0942071 A JPH0942071 A JP H0942071A
Authority
JP
Japan
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piston
exhaust gas
cylinder
pressure
valve
Prior art date
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Application number
JP17350895A
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English (en)
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JP3412347B2 (ja
Inventor
Mutsuo Sekiya
睦夫 関谷
Toshihiko Miyake
俊彦 三宅
Katsuyuki Nitta
勝行 新田
Hironori Yamazaki
博記 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17350895A priority Critical patent/JP3412347B2/ja
Priority to US08/572,671 priority patent/US5603305A/en
Priority to DE19600199A priority patent/DE19600199C2/de
Priority to IT96TO000032 priority patent/IT1284330B1/it
Priority to CN96103123A priority patent/CN1068925C/zh
Priority to KR1019960007046A priority patent/KR100197054B1/ko
Publication of JPH0942071A publication Critical patent/JPH0942071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3412347B2 publication Critical patent/JP3412347B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/52Systems for actuating EGR valves
    • F02M26/59Systems for actuating EGR valves using positive pressure actuators; Check valves therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M26/00Engine-pertinent apparatus for adding exhaust gases to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture, e.g. by exhaust gas recirculation [EGR] systems
    • F02M26/65Constructional details of EGR valves
    • F02M26/66Lift valves, e.g. poppet valves
    • F02M26/67Pintles; Spindles; Springs; Bearings; Sealings; Connections to actuators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T137/00Fluid handling
    • Y10T137/8593Systems
    • Y10T137/877With flow control means for branched passages
    • Y10T137/87708With common valve operator
    • Y10T137/87772With electrical actuation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Actuator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ガス再循環制御弁において、印加圧力の
減圧装置を不要とし、かつ微小開度域を正確に制御で
き、しかも2ケのピストンでΔ位置制御を可能とする。 【構成】 空気圧により差動する第1ピストン101、
第2ピストン102を互いに自在に噛み合い連結させ、
第1圧力室106aと第2圧力室106bを構成し、第
1ピストン連結爪101aと、第2ピストンストッパ1
02a、第2ピストン連結爪102bとシリンダヘッド
105のストッパ105aとで、調節弁6の移動量を強
制的に規制する構造とし、第1圧力室106aのみ圧力
が印加されたとき、第2ピストン102が上昇し、第1
ピストン101が下降する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用内燃機関等の
排気ガス再循環システムに用いられる排気ガス再循環制
御弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車などの内燃機関におい
て排気ガス中に含まれる窒素酸化物(NOx)を低減す
るため、排気ガスの一部を機関吸気側へ戻し再燃焼させ
る、排気ガス再循環制御システムが用いられている。
【0003】図16は従来の排気ガス再循環制御バルブ
(以下EGR(Exhaust Gas Recirculation)バルブ
と称す)を使用した排気ガス再循環システムの説明図で
ある。 この図において、1は内燃機関、2は内燃機関
1の燃焼室、3は燃焼室2に連接されていて、排気ガス
が通る排気管、4はこの排気管3に接続され燃焼室2か
らの排気ガスの一部を取り込んで冷却するEGRクー
ラ、5はEGRクーラ4に接続され、EGRクーラ4で
冷却された排気ガスを導入し、機関1の吸気管(図示せ
ず)への排気ガス再循環量を調節する排気ガス再循環制
御弁(EGRバルブ)、10は毎秒数十回のON−OF
Fを繰り返すデューティ信号がエンジンの負荷に応じた
デューティ比で、電気的に印加され、このデューティ比
に応じた圧力が前記排気ガス再循環制御弁5に供給され
るように調節する電磁弁、11は自動車のコンプレッサ
からの圧縮空気を所定の圧力まで低下させ所定の圧力を
前記電磁弁10に供給するための減圧弁である。
【0004】EGRバルブ5は、調節弁6及び、シール
リング7とピストンリング8により隔離された圧力室9
を有し、圧力室9には図示しない車両の圧縮機から減圧
弁11及びデューティ信号を受けて圧力を制御する電磁
弁10を介して正圧力が与えられ、電磁弁10が出力す
る圧力の値に応じてEGRバルブ5の調節弁6の開度が
変わり、排気ガスの再循環量を制御するように構成され
ている。このように制御されて再循環する排気ガスは、
図示しない内燃機関の吸気管に送られて吸気と混合さ
れ、燃焼室内の温度を下げて排気ガス中の窒素酸化物を
低減させる。
【0005】なお、排気管3から導かれた排気ガスは高
温であるが、EGRクーラで冷却されることによって排
気ガス再循環制御弁5に導かれるときには、排気ガス温
度は低減されているので、排気ガスからEGRバルブに
伝わる熱が少なくなり、シールリング7、ピストンリン
グ8の熱による劣化が低減されている。
【0006】図17は上記従来のEGRバルブ5の構造
を示す断面図である。図中、12は内部に排気ガス通路
15を有したハウジングであり、空気孔12aも設けら
れている。13は機関1の排気管3から導入される排気
ガスの通路入口、14は機関の吸気管(図示せず)に排
気ガスを導くための通路出口、16は排気ガス通路13
の途中でハウジング12の内部に形成され調節弁6が当
接する環状の弁座である。17はハウジング12に装着
され調節弁6を上下方向に摺動させる摺動部材、17a
はハウジング12に装着された摺動部材17の下部に敷
設され、かつ排気ガス用通路15の上部に位置してお
り、排気ガス内に含まれるカーボン等のEGRバルブ5
内への進入を防止するための筒状ホルダ、17bはカー
ボン等の進入を防止し調節弁6の摺動部に付着したカー
ボン等を削り落とすために前記ホルダ17aに内蔵され
た金属繊維状フィルタである。
【0007】18はその中央部が調節弁6の上端部にナ
ット18aで固定された円盤状の押さえ板、19はハウ
ジング12と押さえ板18との間に介在し、押さえ板1
8を上方へ押圧する圧縮スプリング、20はボルト20
aにてハウジング12に固定されたシリンダ、22はシ
リンダ20内を摺動するピストンである。なおシリンダ
20とピストン22の隙間には、気密を保持し圧力室9
を形成するためのシールリング7とピストン22を安定
的に摺動させるためのピストンリング8を備え、前記圧
力室9へ制御用圧力を導くための圧力印加ポート21を
有している。
【0008】このように構成された従来の排気ガス再循
環制御弁5は、圧力印加ポート21を通じて圧力室9に
導かれた空気圧の大きさに応じてピストン22が押し下
げられ、その移動量に応じて調節弁6が開弁するため、
機関1の排気管3から導かれた排気ガスは、通路入り口
13から排気ガス用通路15に入り通路出口14から吸
気管に導かれ、燃料と空気の混合気に混入し燃焼室2に
導かれ再燃焼する。
【0009】このことによって排気ガス中の有害成分で
ある窒素酸化物(NOx)が低減される。なお自動車用
コンプレッサの圧力は、通常5〜9kg/cm2と高圧であ
るため毎秒数十回のON−OFFを繰り返す電磁弁10
への直接印加では排気ガス再循環制御弁5の調節弁6の
微少及び中間開度制御が困難なため、減圧弁11を介し
て所定の圧力に減圧した後、電磁弁10に印加される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に構成された
従来の排気ガス再循環制御弁において、調節弁6の中間
開度制御は電磁弁10によるデューティ制御で行われて
いるが、空圧源となるコンプレッサの圧力変化に伴い減
圧弁11を介した圧力も変化するため、その影響で電磁
弁10から圧力室9へ供給される圧力も変化し、機関の
NOx低減および燃費向上の観点から最も高精度を必要
とする調節弁6の微少開度域(例えば10%〜20%開
度域)および中間開度域において開度が変化してしま
い、適切な排気ガス再循環が出来ないという問題点があ
った。
【0011】また、中間開度制御では電磁弁10から圧
力室9への圧力を制限しなければならないため調節弁6
の微少開度状態を安定的に保持することが困難であり、
排気脈動などによる影響で調節弁6の振動が発生し適切
な排気ガス量を再循環することが出来ないばかりでな
く、微少開弁状態では調節弁6と弁座16が繰り返し衝
突するため、排気ガス再循環制御弁5の耐久性が著しく
低下するという問題点があった。
【0012】この発明は以上のような問題点を解決する
ためになされたもので、入力する圧力が変動しても弁開
度が変化することなく、また、排気ガスの圧力の脈動に
対しても弁開度が変わることのない信頼性の高い排気ガ
ス再循環制御弁を得ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる排気ガ
ス再循環制御弁は、内燃機関の排気管より排気ガスを取
り入れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成す
ると共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有する
ハウジング、このハウジングに設けられたシリンダ、こ
のシリンダ内に移動可能に設けられた移動シリンダ、こ
の移動シリンダ内に移動可能に設けられ、上記弁機構の
弁開度を制御するピストン、上記移動シリンダ及びピス
トンをそれぞれの所定ストローク移動させるようそれぞ
れに圧力を導入する圧力導入手段を備えたものである。
【0014】また、内燃機関の排気管より排気ガスを取
り入れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成す
ると共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有する
ハウジング、このハウジングに設けられたシリンダ、こ
のシリンダ内にそれぞれ移動可能に複数段設けられた移
動シリンダ、この複数段の移動シリンダ内に移動可能に
設けられ、上記弁機構の弁開度を制御するピストン、上
記複数段の移動シリンダ及びピストンをそれぞれの所定
ストローク移動させるようそれぞれに圧力を導入する圧
力導入手段を備えたものである。
【0015】また、内燃機関の排気管より排気ガスを取
り入れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成す
ると共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有する
ハウジング、このハウジングに設けられたシリンダ、こ
のシリンダ内に移動可能に設けられ上記弁機構の弁開度
を制御する第1のピストン、上記シリンダ内に移動可能
に設けられ、上記第1のピストンに対して所定範囲摺動
可能に連結された第2のピストン、上記第1及び第2の
ピストンをそれぞれの所定ストローク移動させるようそ
れぞれに圧力を導入する圧力導入手段を備えたものであ
る。
【0016】また、内燃機関の排気管より排気ガスを取
り入れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成す
ると共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有する
ハウジング、このハウジングに設けられたシリンダ、こ
のシリンダ内に移動可能に設けられた移動シリンダ、こ
の移動シリンダ内に移動可能に設けられ、上記弁機構の
弁開度を制御するピストン、上記シリンダ及び上記移動
シリンダにより構成される第1圧力室、上記移動シリン
ダ及び上記ピストンにより構成される第2圧力室、上記
移動シリンダ及びピストンをそれぞれの所定ストローク
移動させるように上記第1及び第2圧力室に圧力を導入
する圧力導入手段を備えたものである。
【0017】また、移動シリンダ及びピストンのそれぞ
れの所定ストロークが、異なる値に設定されているもの
である。
【0018】また、受圧面積が最大の移動シリンダまた
はピストンの移動ストロークの値が最小であるものであ
る。
【0019】また、移動シリンダ及びピストンの内の少
なくとも一つが相対する二つの受圧面を有し、この二つ
の受圧面にかかる圧力をそれぞれ制御するものである。
【0020】また、弁機構の弁とピストンとの当接面は
略球面形状もしくは略円錐形状であるものである。
【0021】また、移動シリンダもしくはピストンに当
接し、この移動シリンダもしくはピストンの移動範囲を
所定ストロークに規制する当接部を設けたものである。
また、シリンダ下部でハウジング内に下部圧力室を設
け、この下部圧力室に圧力を印加もしくは密閉するもの
である。
【0022】
【作用】以上のように構成された排気ガス再循環制御弁
は、圧力導入手段による圧力の導入によって、移動シリ
ンダとピストンとがそれぞれの所定ストローク移動する
ことにより、弁開度は段階的に調節されるので、必要な
弁開度を確実に得ることができ、また、それぞれの所定
ストロークを短くすることができるので、圧力導入手段
による圧力の変化の影響を受けにくいものである。
【0023】また、複数段の移動シリンダによって、必
要な弁開度を複数段階で得ることができるものである。
【0024】また、同じシリンダ内で連結され、互いに
所定範囲摺動可能な第1及び第2のピストンを設けたの
で、圧力導入手段による圧力の導入によって、第1及び
第2のピストンがそれぞれの所定ストローク移動するこ
とにより、弁開度は段階的に調節されるので、必要な弁
開度を確実に得ることができる。
【0025】また、シリンダ及び移動シリンダにより構
成される第1圧力室内の圧力により移動シリンダを移動
させ、移動シリンダ及びピストンにより構成される第2
圧力室内の圧力によりピストンを移動させるので、第2
圧力室に圧力が導入された際には、移動シリンダとピス
トンとが逆方向に移動するので、細かい弁開度を確実に
得ることができる。
【0026】また、移動シリンダ及びピストンのそれぞ
れの所定ストロークが、異なる値に設定されているの
で、それぞれの所定ストロークを組み合わせることによ
って、より多くの段階で弁開度を調節することができ
る。
【0027】また、受圧面積が最大の移動シリンダまた
はピストンの所定ストロークの値が最小であるものであ
るので、弁開度の微調節に用いられる所定ストロークが
最小の移動シリンダもしくはピストンが保持される圧力
が大きくなる。
【0028】また、移動シリンダ及びピストンの内の少
なくとも一つが相対する二つの受圧面を有し、この二つ
の受圧面にかかる圧力をそれぞれ制御するものであるの
で、どの方向に移動するときにでもすばやく動かすこと
ができると共に、移動終了時の衝撃を減少させることが
できる。
【0029】また、弁機構の弁とピストンとの当接面は
略球面形状もしくは略円錐形状であるので、圧力の変動
や排気ガスの流量の変動により弁機構の弁とピストンと
の移動方向がずれたとしても、当接面においてこのずれ
を吸収することができる。
【0030】また、移動シリンダもしくはピストンに当
接し、この移動シリンダもしくはピストンの移動範囲を
所定ストロークに規制する当接部を設けたものであるの
で、移動シリンダもしくはピストンが所定ストローク移
動した際に、当接部により確実に保持することができ
る。また、シリンダ下部でハウジング内に下部圧力室を
設け、この下部圧力室に圧力を印加もしくは密閉するも
のであるので、移動シリンダもしくはピストンの動作を
下部圧力室内の圧力を調節することにより、制御するこ
とができる。
【0031】
【実施例】
実施例1.図1〜図3はこの発明の一実施例を示す断面
図であり、図1は動作前の状態を、図2は第1の移動シ
リンダが動作した状態を、図3は第1及び第2の移動シ
リンダが動作した状態を示すもので、図中従来のEGR
バルブを示す図5と同様の部分である6〜8、12〜1
9及び17a、17b、18a、20aには同一符号を
付し、その説明を省略する。これらの図において、23
はハウジング12にネジ固定される円筒状のシリンダ、
24はこのシリンダ23内で移動可能に配設された円筒
状の第1移動シリンダで、第1移動シリンダ24の下端
に設けられた鍔部24aが前記シリンダ23の大径部2
3aに嵌り込み、前記鍔部24aと前記ハウジング12
の上端面12aの間には調節弁6が閉じた状態で図1に
示すように間隙が設けられていて、第1移動シリンダ2
4は移動量A(第1移動シリンダ24の所定ストロー
ク)の範囲で摺動可能である。
【0032】26は前記第1移動シリンダ24のさらに
内部に移動可能に配設された円筒状の第2移動シリンダ
で、第2移動シリンダ26は前記第1移動シリンダ24
に設けられた第1ロッド25と鍔部24bとでその移動
範囲が限定され、図中に示す移動量B(第2移動シリン
ダ26の所定ストローク)の範囲で摺動可能である。2
8は前記第2移動シリンダ26の内部に移動可能に配設
された円筒状のピストンで、ピストン28は第2シリン
ダ26上端に設けられた第2ロッド27及び第2シリン
ダ26の下端に設けられた鍔部26aとでその移動範囲
が限定され、移動量C(ピストン28の所定ストロー
ク)の範囲で摺動可能である。ここで、それらの各移動
量A、B、Cは、後述するように組み合わせて様々な移
動量を得るために全て異なる値に設定されている。
【0033】29は前記シリンダ23と第1移動シリン
ダ24とで形成される圧力室9aとバルブ29aを連通
する第1圧力導入ポート、30は第1移動シリンダ24
と第2移動シリンダ26とで形成される圧力室9bとバ
ルブ30aを第1移動シリンダ24の小径穴24cを介
して連通する第2圧力導入ポート、31は第2移動シリ
ンダ26とピストン28とで形成される圧力室9cとバ
ルブ31aを第1移動シリンダ24の小径穴24dと第
2移動シリンダの小径穴26bを介して連通する第3圧
力導入ポートであり、各バルブ29a〜31aは車両の
圧力源33から圧力を受けるように構成されている。ま
た、32は前記の各移動シリンダ24、26及びピスト
ン28の下部と前記ハウジング12との間に形成された
下部圧力室としての気密室9dとバルブ32aを連通す
る第4圧力導入ポートであり、バルブ32aも車両の圧
力源33から圧力を受けるように構成されている。
【0034】なお、前記の各バルブ29a〜31aは各
圧力室9a〜9cに対し大気圧解放と圧力供給の二つの
モードを持ち、バルブ32aは気密室9dに対して大気
圧解放と圧力供給と閉鎖の三つのモードを持っている。
【0035】以上のように構成されたEGRバルブにお
いて、全てのバルブ29a〜32aが大気圧開放になっ
た状態が図1であり、この状態ではバネ19の押圧力に
より調節弁6は図中の上方に押し上げられ、弁座16と
で構成する弁を閉じると同時にピストン28を押し上
げ、ピストン28は第2ロッド27を介して第2移動シ
リンダ26を押し上げ、第2移動シリンダ26は第1ロ
ッド25を介して第1移動シリンダ24を押し上げてい
る。この図1の状態から、図2はバルブ29aのみが圧
力供給モードとなった状態を示すもので、圧力室9aに
加わる圧力により第1移動シリンダ24がハウジング1
2の上端面12aに当接するまで、すなわち移動量Aだ
け押し下げられ、第1移動シリンダ24は第1ロッド2
5、第2移動シリンダ26、第2ロッド27、ピストン
28を介して調節弁6を移動量A押し下げて、弁を開
く。さらに、図3はバルブ30aも圧力供給モードとな
った状態を示すもので、圧力室9bに圧力が加わる結
果、第2移動シリンダ26が移動量Bだけ押し下げら
れ、第2移動シリンダ26は第2ロッド27、ピストン
28を介して調節弁6を移動量B押し下げ、調節弁6は
合計の移動量A+B押し下げられて、図2の状態より更
に弁開度が大きくなる。
【0036】さらにバルブ31aが圧力供給モードとな
ればピストン28も移動し、調節弁6は移動量A+B+
Cを押し下げられ、弁開度はA+B+Cとなって最大値
の開度となる。上記の各移動量の値を図に示すように、
A<B<Cとし、さらに、A+B≠Cとすれば、EGR
バルブは全閉から全開までの間に 0,A,B,C,A+B,A+C,B+C,A+B+
C, の8段階の弁開度が設定でき、圧力源33の圧力の大き
さ及びその変化とは無関係に、各圧力室9a〜9cの圧
力をオンオフするだけで正確に8段階の弁開度が得られ
ることになる。
【0037】また、バルブ32aは通常は大気圧開放と
され、各移動シリンダまたはピストンが下方に移動する
時にのみ閉鎖モードにすることにより、気密室9dには
これら移動部材の移動により体積が減少し、圧力上昇が
起きる結果、移動部材の移動速度が減速して移動部材と
固定部材の衝突による衝撃音及び衝撃力を低減させるこ
とができる。
【0038】さらに、移動シリンダが多段となって移動
部材の慣性モーメントが大きくなっている場合では、E
GRバルブが動作状態から全閉状態に戻る時、バネ19
の力で全移動部材を元の位置まで移動させる(復元)の
に時間がかかってしまうが、バルブ32aを圧力供給モ
ードとすることにより、気密室9dに圧力が加わり、速
やかな移動部材の復元をさせることができる。すなわ
ち、バネ19の弾性力の大きさにより、調節弁6が上位
置から下位置に移動する時に必要な力の大きさと、調節
弁6が下位置から上位置に移動する時、すなわち、調節
弁6の復元にかかる時間が変化するが、ここでは、バル
ブ32aのモード切り替えを行うことにより、気密室9
d内の圧力を変化させて、バネ19と共に、調節弁6の
移動時の必要な力及びそれにかかる時間を適切なものに
することができる。
【0039】さらに、この実施例においては、前記の通
り各移動シリンダとピストンの各移動量A,B,CをA
<B<Cの関係とし、受圧面積の最も大きい第1移動シ
リンダ24の移動量を最も小さい移動量Aとしたので、
弁開度が最小の状態(すなわち、第1移動シリンダ24
が移動量A移動した状態)の時は受圧面積が最大の第1
移動シリンダ24にかかる圧力によりこの状態を保持す
るので、保持力が最大となり、排気ガスの圧力の脈動が
調節弁6に加わっても調節弁6の保持力が大きいので、
調節弁6が振動することなく、従って調節弁6と弁座1
6の衝突が起こることがない。
【0040】また、上記実施例1においては、8段階制
御のものにつき説明したが、移動シリンダとピストンよ
りなる移動部材の数を増減することにより、制御段数を
変えることができる。すなわち、移動部材の数をNとす
れば制御段数は2のN乗となり、制御段数の増加によ
り、より細かな制御をすることができ、連続制御に近づ
けることが可能である。また、この実施例1において
は、バルブ29a〜31aは二つのモードをもつもので
あるが、閉鎖を加えた三つのモードをもつこととしても
よい。
【0041】以上説明したように、この実施例1ではE
GRバルブのシリンダの内部に移動シリンダを設け、最
も内側にある移動シリンダの内部にピストンを設け、こ
れらの移動部材を圧力によりそれぞれが異なる所定のス
トローク移動させ、その位置を保持するようにしたの
で、圧力の変動による弁開度の変動がなく、安定した高
精度の位置制御が可能になり、また、連続制御に劣るこ
とのない多段階の制御ができ、EGRバルブにおいて特
に重要な弁が微小開度の時であっても排気ガスの脈動に
よる振動を生ずることがなく、高性能で信頼度の高いE
GRバルブを得ることができる。さらに、移動部材の移
動速度の制御ができるので、衝突音の発生やタイムラグ
を防止することができるものである。
【0042】実施例2.以下この発明の実施例2につい
て説明する。図4〜7はこの発明の実施例2を示す断面
図であり、図4〜図7の順で調節弁6の弁開度が大きく
なっている。ここで、実施例1と同様の部分は同一符号
を付して説明を省略する。これらの図において、101
は調節弁6の上部に当接する円筒状の第1ピストン、1
02は第1ピストン101及び後述のシリンダヘッド1
05と互いに噛み合い、かつ互いに摺動可能に連結され
た第2ピストン、103は第2ピストン上部に配設され
た第2スプリング、104は前記第1ピストン101及
び第2ピストン102を摺動可能に内蔵するシリンダ、
105は前記シリンダ104の上部に締結ボルト133
で固定されたシリンダヘッド、106aは第1ピストン
101、第2ピストン102及びシリンダ104で形成
される第1圧力室、106bは第2ピストン102、シ
リンダ104及びシリンダヘッド105にて形成される
第2圧力室であり、第1ピストン101及び第2ピスト
ン102は共に、シールリング7とピストンリング8と
が必要数設けられていて、各圧力室を気密に保つと共
に、摺動が滑かにされている。
【0043】101aは第1ピストン101に設けら
れ、第2ピストンと噛み合う連結爪、102aは第2ピ
ストン下部に設けられ、連結爪101aと噛み合うスト
ッパ、102bは第2ピストン102上部に設けられ、
シリンダヘッド105と噛み合う連結爪、105aはシ
リンダヘッド105の下部に設けられ、第2ピストン1
02の連結爪102bと噛み合うストッパである。シリ
ンダヘッド105下部のストッパ105aと第2ピスト
ン102上部の連結爪102bとの最大の隙間をD、第
2ピストン102上部ストッパ102cとシリンダヘッ
ド下部ストッパ105aとの最大の隙間をE、第1ピス
トン101上部連結爪101aと第2ピストン102下
部ストッパ102aとの最大の隙間をFとする。
【0044】また107は第1圧力室106aに連通し
圧力を供給するための第1圧力導入ポート、108は第
2圧力室106bに連通し圧力を印加するための第2圧
力導入ポートである。また、105bはシリンダヘッド
105に設けられ、第2圧力導入ポート108と第2圧
力室106bとを連通させる小径部であり、101bは
第1ピストン101に設けられ、第1圧力導入ポート1
07と第1圧力室106aを連通させる小径部である。
なお、109は排気ガス再循環制御弁駆動用の空圧源と
なるポンプであり、自動車に搭載されている正圧コンプ
レッサ等が使用され、110および111は第1圧力導
入ポート107および第2圧力導入ポート108に接続
され、第1圧力室106aおよび第2圧力室106bへ
の圧力印加をON−OFF制御するための電磁弁であ
る。また、第1圧力導入ポート107、第2圧力導入ポ
ート108は、ネジ切りがしてあって、電磁弁111、
110からの圧力通路がねじ込み固定され、気密に保た
れるものである。
【0045】次に上記のように構成された排気ガス再循
環制御弁の動作について説明する。まず、第4図に示さ
れるように、第1圧力室106a及び第2圧力室106
b共に圧力が印加されていない場合、排気ガス再循環制
御弁の調節弁6は閉弁状態であり、排気ガス通路13を
遮断している。
【0046】次に図5は、電磁弁111がONし電磁弁
110がOFFの状態を示しており、第2圧力室106
bのみ圧力が印加されている。このとき、第2圧力室1
06b内の圧力が第1スプリング22の弾性力より大き
くなり、第2ピストン102は第1ピストン101およ
び調節弁6を押し下げ、調節弁6が開弁する。その際図
中、第2ピストン102の上部連結爪102bとシリン
ダヘッド105の連結爪105aが接触するため、調節
弁6の開弁量はDに規制される。
【0047】図6は、電磁弁110がONし電磁弁11
1がOFFの状態を示しており、第1圧力室106aの
み圧力が印加され、第2圧力室106bは大気解放され
る。この時、第1圧力室106a内の圧力が第2スプリ
ング103の弾性力より大きくなり、第2ピストンが図
中上方向に移動して、シリンダヘッド105のストッパ
aに接触し移動を停止する。また、第1圧力室106a
内の圧力が第1スプリング19の弾性力より大きくな
り、第1ピストン101が図中下方向に移動し、第2ピ
ストン102のストッパ102aに接触停止する。この
時、調節弁6は第1ピストン101と第2ピストン10
2の差動分(F−E)だけ下降し、開弁する。
【0048】図7は、電磁弁110及び111共にON
状態を示しており、第1圧力室106a第2圧力室10
6b共に圧力が印加されている。この時第2ピストン1
02の上下圧力はバランスするため第2スプリング10
3の弾性力により、第2ピストンは下方へ押し下げられ
る。同時に第1ピストン101の下部空間106dはハ
ウジング12に設けたポート100により大気へ解放さ
れているため、第1圧力室106aとの差圧により第1
ピストン101が図中下方向に移動する。そして、第1
ピストン101の連結爪101aと第2ピストン102
下部のストッパ102a、及び第2ピストン102上部
の連結爪102bとシリンダヘッド105下部のストッ
パ105aとがそれぞれ接触、停止したとき、調節弁6
は(D+F)だけ下降し、調節弁6は全開となる。
【0049】なお、この時第2ピストン102の下降力
は前述の通り第2スプリング103の弾性力のみであ
り、仮に、第2ピストン102のシールリング7やピス
トンリング8の摺動抵抗がこれを上回る場合でも、第2
ピストン102は第1ピストン101に連結されている
ため第2ピストン101の下降力により、強制的に第2
ピストン102を引き下げ得ることができる。すなわ
ち、第2スプリング102の弾性力がそれほど大きくな
くても、シールリング7またはピストンリング8の熱膨
張等により摺動抵抗が増加した場合において、確実に定
位置まで開弁させることができる。このとき、ピストン
リング8はシリンダ104との間に空気が通れる程度の
間隙を有するものとし、圧力室の形成はシールリング7
により行われる。
【0050】以上のようにこの実施例2における排気ガ
ス再循環弁は、排気ガス再循環システムの機能上、最も
必要となる微少開度域を2段階に制御させ、その内何れ
か一方の制御は2ケのピストンを相反する方向に作動さ
せ、双方ピストンの相対移動距離差(差動ストローク)
を利用し、微少開度域の二位置を含む四位置制御とした
ものであり、2ケのピストンの作動組み合わせにより、
全閉全開含め計4位置の調節弁開度制御ができ、特に2
ケのピストンを相反方向に作動させたことにより、微少
開度域での2位置の制御を容易にしている。
【0051】また、空圧源の圧力変化や、排気ガスの圧
力変動等に対して全く影響を受けることなく、正確な調
節弁開度が得られることから、高精度で信頼性の高い排
気ガス再循環制御が可能となる。
【0052】実施例3.この発明の実施例3について説
明する。図8はこの実施例3を示す断面図である。この
図において、実施例2と同様である部分は同一符号を付
して説明を省略する。この実施例3においては、第1ピ
ストン101と第2ピストン102との径の大きさを異
ならせることとし、第2ピストン102の下方向ストロ
ーク規制を第2ピストン肩部202bとシリンダ104
の段部204aにて、また上方向ストローク規制をシリ
ンダ104に締結されたシリンダヘッド105と第2ピ
ストン頭部端面102cによって行う形状としていると
ころである。
【0053】また、第1ピストン201の内径部分に空
洞部201bを設けることにより、気密室206a内の
圧力調節を容易なものとしている。また、第2ピストン
202の内径を実施例2より大きくしているので、電磁
弁111が切替わり、気密室206bに圧力がかかり、
第2ピストン202がシリンダ204の段部204aに
当接している時、すなわち、調節弁6が最小開度となっ
ている際に、第2ピストン202にかかる圧力大きくな
っているので、調節弁6の振動等を抑えることができ
る。また、実施例2のようにシリンダヘッド下部ストッ
パ105aを設ける必要がないのでシリンダヘッド20
5の形状を簡略化することができるので成形が容易にな
ると共に組み立ても容易になる。
【0054】実施例4.図9〜12はこの発明の実施例
4を示す正面図である。これらの図において、実施例1
と同様の構成は同一符号を付して説明を省略する。ま
ず、301は第1ピストン、302は第1ピストン30
1を摺動可能に内蔵するとともに、互いに噛み合う連結
部を有する第2ピストン、304は前記第2ピストン3
02を摺動自在に内蔵するシリンダ、303は第2ピス
トン302とシリンダ304間に配設した第2スプリン
グである。また、301aは第1ピストン301の上部
設けられた連結爪、302aは、第2ピストン302の
上部から下部方向に向って突設され、先端部で連結爪3
01aと当接して、互いの移動範囲を規制するストッパ
である。302bは第2ピストン302の上面部であ
り、シリンダ304と当接して、第2ピストン302の
移動範囲を規制する。302cは、ハウジング12のス
トッパ12aと当接して第2ピストン302の移動範囲
を規制する第2ピストン302の下面部である。
【0055】図11は、電磁弁110がONし電磁弁1
11がOFFの状態を示しており、第1圧力室306a
のみ圧力が印加され、第2圧力室306bは大気解放さ
れる。この時、第1圧力室306aと第2圧力室306
bの差圧による第2ピストン302の発生力が第2スプ
リング303の発生力を上回ると第2ピストン302は
上昇し、シリンダヘッド305当接して上昇を停止す
る。また第1圧力室306aの圧力上昇により発生する
第1ピストン301の発生力が第1スプリング22の発
生力を上回ると第1ピストン301が下降し、その連結
爪301aが第2ピストン302のストッパ302aに
接触停止する。この時調節弁6は第1ピストン301と
第2ピストン302の差動分(N−M)だけ下降し、開
弁する。
【0056】図12は、電磁弁110および111共に
ON状態を示しており、第1圧力室306a及び第2圧
力室306b共に圧力が印加されている。この時第2ピ
ストン302の上下圧力は同じになるため第2スプリン
グ303の反力のみにより、第2ピストン302は下方
へ押し下げられる。また第1ピストン301の下部空間
はハウジング12に設けたポート100により大気へ解
放されているため、第1圧力室306aとの差圧により
第1ピストン下降方向に力が作用し、第1スプリング2
2の発生力を上回ると第1ピストン301が下降し、第
1ピストン301の連結爪301aと第2ピストン30
2の下部ストッパ302aに当接し、停止する。従って
調節弁6は(L+N)だけ下降し、排気ガス再循環制御
弁5は全開となる。
【0057】図13は、実施例4の排気ガス再循環制御
弁におけるバルブストローク(調節弁の開弁量を意味す
る)状態を表す概略特性図である。図13中の実線は
第2圧力導入ポート308のみに圧力印加した状態を示
し、そのストロークはLで規制される。図13中の一
点鎖線は第1圧力導入ポート307のみに圧力印加した
状態を示し、そのストロークはN−Mで規制される。さ
らに図13中は破線は第1圧力導入ポート307およ
び第2圧力導入ポート308の双方に圧力を印加した状
態であり、そのストロークはL+Nで規制される。この
図に示されるように、コンプレッサ圧力(すなわち、車
両の圧縮機からの圧力)が図中斜線で示すQの範囲内で
あれば、たとえ圧力が変動したとしても確実に動作する
ことがわかる。
【0058】例えば、調節弁6の全開ストローク15mm
とし、その10%および20%の微少開度で調節弁6を
規制する場合には、〔A〕=1.5mm,〔B〕=10.
5mm、〔C〕=13.5mmに設定することになる。この
ように、前記排気ガス再循環制御弁5における調節弁6
の開度は0%、10%、20%、100%の4段階で確
実に制御され、空圧源の圧力変化や排気ガスの圧力変動
に関係なく各段階の開弁量を正確に保持できるため、排
気ガス再循環量を高精度で制御することが出来る。
【0059】以上のようにこの実施例4においては、第
1ピストンを摺動可能に内蔵し、かつ第2ピストン内で
所定の範囲で移動可能に噛み合わせて、第1圧力室と第
2圧力室を構成し、両ピストンの差動を利用したことに
より、調節弁の4位置開弁を可能としたことにより、調
節弁の微少開度領域2位置を正確に制御できるだけでな
く、排気ガス再循環制御弁を小型化することが可能とな
る。
【0060】実施例5.この発明の実施例5について説
明する。図15及び図16はいずれも調節弁6の上部と
第1ピストン101の下部とを示す部分拡大断面図であ
る。また、実施例2と同様の部分は同一符号を付して説
明を省略する。例えば、実施例2の図4に示したよう
に、調節弁6と第1ピストン101の当接面が平面であ
り、第1ピストン101に対する調節弁6片端の位置決
め機構が無い場合、第1スプリング22の傾きによる偏
荷重等が原因で調節弁6と第1ピストン101の軸心が
ずれ易く、摺動部材17に対し調節弁6の軸心が傾いた
状態で摺動するため、前記摺動部材17の摺動を阻害す
るだけでなく、早期偏摩耗を発生させる原因となる。一
方、調節弁6と第1ピストン101の当接部を強固に拘
束することは、組み付け性が悪化し量産向きでなくな
る。
【0061】従って、部品組み付けの際、両者当接位置
が自動的に決定され、しかも両者の軸線傾きに対する自
由度を持たせた当接方法が必要となる。図14及び図1
5において、6は調節弁、6aは前記調節弁6の片端で
あり略球面凸形状部である。101は調節弁6片端に当
接する第1ピストン、101dは前記第1ピストンの略
球面凹形状部であり、両凹凸部101dと6aは互いに
当接する第1ピストンでありその当接部101dは略球
面凹形状を有している。両者は互いに回転自由に当接さ
れるため何れか一方の軸線が傾いても、当接位置がずれ
る事無くその傾きを許容するため必要以上の偏荷重増加
を防止でき、調節弁6や第1ピストン101の摺動を阻
害しない。また、特に実施例1のように、移動部材の図
中下部の圧力室9dにも圧力を加える場合には調節弁6
と上部の移動部材の軸線の傾きが大きくなるために、実
施例5の構成とすることは有効である。
【0062】図15は実施例5の他の実施例を示してお
り、調節弁6と第1ピストン101の当接部に互いに噛
み合う略円錐凹凸形状を設けたものである。なお112
は第1ピストン101に挿入もしくは圧入固定された当
接部材であり、例えば軽量化のため第1ピストン101
をアルミ材等の比較的軟らかい材質で構成し、当接部の
接触面積をそれほど大きく取れない場合、焼き入れもし
くは表面処理等で表面硬度を高めた当接部材112を用
いることにより当接部の変形や摩耗等の不具合発生を阻
止することができる。以上のように、この実施例5にお
いては調節弁と第1ピストンの当接部を回転自在に連結
したことにより、調節弁軸線と第1ピストンの軸線が傾
いた場合でも両者摺動抵抗への影響が少なく、また、調
節弁当接部の位置ずれが規制できるため、排気ガス再循
環制御弁の耐久性が向上する。
【0063】また、上記実施例2から4において、実施
例1のように圧力室9dに圧力を加えたりすることとし
てもよい。
【0064】
【発明の効果】この発明にかかる排気ガス再循環制御弁
は、入力する圧力が変動しても弁開度が変化することな
く、また、排気ガスの圧力の脈動に対しても弁開度が変
わることなく確実に且つ安定して動作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施例1を示す断面図である。
【図3】 この発明の実施例1を示す断面図である。
【図4】 この発明の実施例2を示す断面図である。
【図5】 この発明の実施例2を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施例2を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施例2を示す断面図である。
【図8】 この発明の実施例3を示す断面図である。
【図9】 この発明の実施例4を示す断面図である。
【図10】 この発明の実施例4を示す断面図である。
【図11】 この発明の実施例4を示す断面図である。
【図12】 この発明の実施例4を示す断面図である。
【図13】 この発明の実施例4におけるコンプレッサ
圧力とバルブストロークとの関係を示す説明図である。
【図14】 この発明の実施例5を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施例5を示す断面図である。
【図16】 従来の排気ガス再循環システムを示すブロ
ック図である。
【図17】 従来の排気ガス再循環弁を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
23…シリンダ、24…第1移動シリンダ、26…第2
移動シリンダ、28…ピストン、101…第1ピスト
ン、102…第2ピストン、104…シリンダ、201
…第1ピストン、202…第2ピストン、204…シリ
ンダ、301…第1ピストン、302…第2ピストン、
304…シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 博記 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の排気管より排気ガスを取り入
    れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成すると
    共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有するハウ
    ジング、このハウジングに設けられたシリンダ、このシ
    リンダ内に移動可能に設けられた移動シリンダ、この移
    動シリンダ内に移動可能に設けられ、上記弁機構の弁開
    度を制御するピストン、上記移動シリンダ及びピストン
    をそれぞれの所定ストローク移動させるようそれぞれに
    圧力を導入する圧力導入手段を備えた排気ガス再循環制
    御弁。
  2. 【請求項2】 内燃機関の排気管より排気ガスを取り入
    れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成すると
    共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有するハウ
    ジング、このハウジングに設けられたシリンダ、このシ
    リンダ内にそれぞれ移動可能に複数段設けられた移動シ
    リンダ、この複数段の移動シリンダ内に移動可能に設け
    られ、上記弁機構の弁開度を制御するピストン、上記複
    数段の移動シリンダ及びピストンをそれぞれの所定スト
    ローク移動させるようそれぞれに圧力を導入する圧力導
    入手段を備えた排気ガス再循環制御弁。
  3. 【請求項3】 内燃機関の排気管より排気ガスを取り入
    れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成すると
    共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有するハウ
    ジング、このハウジングに設けられたシリンダ、このシ
    リンダ内に移動可能に設けられ上記弁機構の弁開度を制
    御する第1のピストン、上記シリンダ内に移動可能に設
    けられ、上記第1のピストンに対して所定範囲摺動可能
    に連結された第2のピストン、上記第1及び第2のピス
    トンをそれぞれの所定ストローク移動させるようそれぞ
    れに圧力を導入する圧力導入手段を備えた排気ガス再循
    環制御弁。
  4. 【請求項4】 内燃機関の排気管より排気ガスを取り入
    れて吸気管に還流する排気ガス通路の一部を構成すると
    共に、排気ガスの還流量を制御する弁機構を有するハウ
    ジング、このハウジングに設けられたシリンダ、このシ
    リンダ内に所定ストローク移動可能に設けられた移動シ
    リンダ、この移動シリンダ内に所定ストローク移動可能
    に設けられ、上記弁機構の弁開度を制御するピストン、
    上記シリンダ及び上記移動シリンダにより構成される第
    1圧力室、上記移動シリンダ及び上記ピストンにより構
    成される第2圧力室、上記第1及び第2圧力室に圧力を
    導入する圧力導入手段を備えた排気ガス再循環制御弁。
  5. 【請求項5】 移動シリンダ及びピストンのそれぞれの
    所定ストロークが、異なる値に設定されていることを特
    徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の排気ガ
    ス再循環制御弁。
  6. 【請求項6】 最大受圧面積を有する移動シリンダまた
    はピストンの所定ストロークが他の移動シリンダもしく
    はピストンより短いことを特徴とする請求項1〜請求項
    5のいずれかに記載の排気ガス再循環制御弁。
  7. 【請求項7】 移動シリンダ及びピストンの内の少なく
    とも一つが相対する二つの受圧面を有し、この二つの受
    圧面にかかる圧力をそれぞれ制御することを特徴とする
    請求項1〜請求項6のいずれかに記載の排気ガス再循環
    制御弁。
  8. 【請求項8】 弁機構の弁とピストンとの当接面は略球
    面形状もしくは略円錐形状であることを特徴とする請求
    項1〜請求項7のいずれかに記載の排気ガス再循環制御
    弁。
  9. 【請求項9】 移動シリンダもしくはピストンに当接
    し、この移動シリンダもしくはピストンの移動範囲を所
    定ストロークに規制する当接部を設けたことを特徴とす
    る請求項1〜9のいずれかに記載の排気ガス再循環制御
    弁。
  10. 【請求項10】 シリンダ下部でハウジング内に下部圧
    力室を設け、この下部圧力室に圧力を印加もしくは密閉
    することを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに
    記載の排気ガス再循環制御弁。
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