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JPH09331046A - 半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置の製造方法

Info

Publication number
JPH09331046A
JPH09331046A JP8151957A JP15195796A JPH09331046A JP H09331046 A JPH09331046 A JP H09331046A JP 8151957 A JP8151957 A JP 8151957A JP 15195796 A JP15195796 A JP 15195796A JP H09331046 A JPH09331046 A JP H09331046A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
gate
drain
semiconductor memory
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8151957A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikue Kawashima
伊久衛 川島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP8151957A priority Critical patent/JPH09331046A/ja
Publication of JPH09331046A publication Critical patent/JPH09331046A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 マスク及び写真製版工程を増やさずに、ゲー
トにたいして非対称にソース、ドレインの形成を行うこ
とができる半導体記憶装置の製造方法を提供する。 【解決手段】 浮遊ゲート3となる材料とインターポリ
絶縁膜4と制御ゲート5となる材料を形成し、各材料と
絶縁膜4とをドレインラインに平行でメモリセル部がス
タックゲート形状になるようにエッチングした後に膜6
を堆積し、この上に膜7を堆積し、これに異方性エッチ
ングを行い、ドレイン及びソース領域の上部に存在する
膜7は除去し、ソース領域に近接する浮遊ゲート3もし
くは制御ゲート5の側面の近傍にのみ膜7を残す。次
に、膜6の異方性エッチングを行いソース領域に近接す
るゲート3又はゲート5側面の近傍にのみに膜7と膜6
を残す。その後ソース、ドレインとなるべき領域に不純
物を注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、浮遊ゲート電極
を有し、電気的に書き換え及び消去可能な半導体記憶装
置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気的に書き換え及び消去可能な不揮発
性半導体記憶装置(以下、EEPROMという。)の中
でフラッシュEEPROM(以下、フラッシュメモリと
いう。)が、近年注目されている。
【0003】従来のEEPROMは一般に単ビット消去
を基本にしているのに対し、フラッシュメモリはブロッ
ク単位での消去を前提としている。このため、フラッシ
ュメモリは、従来のEEPROMに比べると比較的使い
にくい装置であるが、1ビットの単素子化やブロック消
去等の採用により、DRAM(ダイナミック・ランダム
・アクセス・メモリ)に匹敵或いはそれ以上の集積度が
期待できる次世代のメモリ(ROM)として注目されて
おり、その市場の大きさは計り知れない。
【0004】フラッシュメモリに関して、これまでに種
々の構造、方式が提案されている。この中の1つとし
て、米国特許第5,280,446号に提案されている
構造、方式がある。図6にこの方式のフラッシュメモリ
を示す。
【0005】この方式におけるメモリセル構造は図6に
示すように、基板100またはウェルに形成されたソー
ス101、ドレイン102間のチャネル領域Lが2つの
領域L1,L2で構成されており、ソースサイドのチャ
ネル領域L2上には、ゲート絶縁膜102を介して選択
ゲート電極107が形成され、ドレインサイドのチャネ
ル領域L1上にはトンネル酸化膜103を介して浮遊ゲ
ート電極104が形成されている。
【0006】そして、浮遊ゲート電極104上には、浮
遊ゲート電極104上をインターポリ絶縁膜105を介
してチャネル幅方向に這うライン状のポリシリコン層か
らなる制御ゲート106とその上に絶縁層を介して選択
ゲート電極107が形成されている。この浮遊ゲート電
極104と制御ゲート電極106とが積層する第1の積
層部(以下、この領域をスタックゲートという。)及び
基板上のスタックゲートと隣接する第2の領域(以下、
この領域をスプリットゲート領域という。)を、それぞ
れの絶縁膜を介して選択ゲート電極107が配置されて
いる。また、ソース101及びドレイン102は、制御
ゲート電極106に対して平行に配される基板拡散層で
構成され、ソース101は制御ゲート電極106に対し
てオフセットして配される。そして、前述したようにソ
ース101、ドレイン102間のチャネル領域Lがスプ
リットゲート領域とスタックゲート領域の2つの領域L
1,L2で構成されることになる。
【0007】このような構造をとることにより、スタッ
クゲート(浮遊ゲート電極104のある領域)とスプリ
ットゲート領域に挟まれる基板チャネル部分から浮遊ゲ
ート電極104へのチャネルホットエレクトロン注入、
いわゆるSSI(SorceSide Injecti
on)が可能になっており、高い電子注入効率を実現し
ている。
【0008】また、制御ゲート電極106と選択ゲート
電極107から素子をマトリクス選択することができる
ため、拡散層(ソース或いはドレイン)を介して隣り合
うメモリ素子同士で、ソース及びドレインの共有が可能
であり面積の低減(集積度向上)も実現している。
【0009】ところで、上記した基板拡散層は、図7に
示すように、隣り合うメモリセルのソース101となる
部分が開口するようにフォトリソグラフィ技術により、
レジスト膜120をパターニングし、その後、不純物
(例えば、As(砒素)又はP(燐))イオンを注入す
ることにより形成される。このとき、ドレイン102に
ついては、セルフアラインによる注入となり、ソース1
01はレジストマスク120により位置規制された注入
となる。
【0010】しかしながら、上記の方法では、図7に示
したように、ソース101の形成は、フォトリソグラフ
ィ技術によるレジストマスク120のパターニングで行
われるため、このフラッシュメモリにおける選択ゲート
電極107のチャネル長の均一性は上記フォトリソグラ
フィ技術におけるアライメント精度に依存することにな
る。
【0011】上記チャネル長のばらつきはメモリアレイ
全体のリーク電流を増大させる原因となったり、選択ト
ランジスタのしきい値のばらつきによるメモリ特性の劣
化を引き起こすおそれがある。このため、フォトリソグ
ラフィ工程においてある程度のアライメント余裕を持た
せることが必要であり、フラッシュメモリの微細化が図
れないという欠点を有していた。
【0012】このため、上記したメモリセルにおいて、
更なる面積の低減を図るため、スプリットゲート長の自
己整合化が要求されている。このため、図8に示すよう
に、スタックゲート形成後の基板上にシリコン酸化膜形
成してサイドウォールを形成し、スプリットゲート長の
自己整合化を図る方法がある。
【0013】この方法は、図8(a)ないし(d)に示
すように、浮遊ゲート電極104と制御ゲート電極10
6との積層体を形成した後、基板100上にシリコン酸
化膜を形成し、エッチバックしてスタックゲートの側壁
部にサイドウォール121を形成する。そして、ソース
側のサイドウォール121をレジストパターン122で
覆いエッチングすることにより、ソース側のサイドウォ
ール121のみ残し、スタックゲート及びサイドウォー
ル121をマスクとして自己整合的にソース及びドレイ
ンとなるべき領域に不純物を注入してソース101及び
ドレイン102を形成するものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たどちらの方法でも、注入用のフォトマスクが1枚必要
になり、工程が増加するという問題がある。特に、レジ
ストを用いて不純物を注入する場合には、正確なアライ
メントが必要になる。また、どちらも段差部分を跨ぐよ
うにレジストパターンを形成する必要がある。これはレ
ジスト形状を不安定にする要因となる。
【0015】これらの理由から、ゲートとソース、ドレ
インの形成を写真製版工程もしくはマスク枚数を増やさ
ずにセルフアラインで行える方法が重要になる。
【0016】この発明は、上述した従来の問題点を解決
するためになされたものにして、マスク工程及び写真製
版工程を増加させずに、ゲートとソース、ドレインの形
成を行うことができる半導体記憶装置の製造方法を提供
することをその目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体記憶装
置の製造方法は、 ドレインを2つ以上のメモリセルで
共有し、ソース、ドレインに対峙する浮遊ゲート及び制
御ゲートがチャネル方向に対し、非対称に形成されてな
る半導体記憶装置の製造方法において、前記浮遊ゲート
となる材料とインターポリ絶縁膜と制御ゲートとなる材
料を形成し、各材料とインターポリ絶縁膜とをドレイン
ラインに平行でメモリセル部がスタックゲート形状にな
るようにエッチングした後に第1の膜を堆積形成する第
1の工程と、前記第1の膜上に第2の膜を堆積形成する
第2の工程と、前記第2の膜を異方性エッチングを用い
てエッチングを行い、ドレインとなるべき領域上部及び
ソースとなるべき領域の上部に存在する第2の膜は除去
し、ソースとなるべき領域に近接する前記浮遊ゲートも
しくは制御ゲートの側面の近傍にのみ第2の膜を残す第
3の工程と、前記浮遊ゲートもしくは制御ゲート及び第
2の膜に対して選択性を有するエッチングガスを用いて
第1の膜の異方性エッチングを行いソースとなる領域に
近接する前記浮遊ゲートもしくは制御ゲート側面の近傍
にのみに第2の膜及び第1の膜を残す第4の工程と、上
記工程の後ソース、ドレインとなるべき領域に不純物を
注入する第5の工程と、を含むことを特徴とする。
【0018】前記第4の工程において、ドレインを共有
するゲート間の第1のスペースに対する前記第1の膜の
エッチング速度が第3の工程で残った第2の膜とゲート
の間の第2のスペースに対するエッチング速度よりも早
いことを特徴とする。
【0019】一般に、メタル、シリコン酸化膜、ポリシ
リコン等の狭いスペースをエッチングする場合、エッチ
ングに寄与する活性種が狭いスペースに入りにくくな
り、エッチング速度が低下するということが知られてい
る。プラズマの種類によっても異なるが、この現象は通
常1μm以下のスペースで非常に顕著になる。
【0020】図5はポリシリコンのエッチングレートの
スペース依存性を広いスペースのエッチングレートを1
とした場合に対して相対値を示している。この図5よ
り、0.2μmのスペースでは広い場合に比べ、エッチ
ングレートが約60%に低下してしまう。この現象をマ
イクロローディング効果と呼んでいる。この発明は、エ
ッチングプロセスにおいて、狭いスペース部分のエッチ
ング速度が広いスペースのエッチング速度に比べて低下
するという、いわゆるマイクロローディング効果を積極
的に利用するものである。すなわち、上記第4の工程
で、ドレインを共有する2つのゲート間の第1のスペー
スに対する第1の膜のエッチング速度が第2の膜とゲー
ト間の第2のスペースに対するエッチング速度よりも早
い条件を選んでいる。このため、第2のスペースを第1
のスペースに比べて小さくすることが必須の条件とな
る。
【0021】フラッシュメモリにおいては、ゲート電極
とソース領域間のオフセットの距離は0.1〜0.5μ
m程度、ドレイン領域の幅は0.5〜2μm程度であ
り、上記の条件は十分に満足している。この結果、この
発明はマイクロローディング効果により、マスク及び写
真製版工程を用いずにセルフアライメント可能な非対称
の形状を有するソース、ドレインを形成することができ
る。
【0022】また、前記第1の膜の膜厚が前記第1のス
ペースの1/2以上よりも厚くするとよい。
【0023】第1の膜の膜厚を上記のように制御するこ
とで、2つのゲート間のスペースは第1の膜で埋め込ま
れ、第2の膜の異方性エッチング後のドレインとなるべ
き領域の上部の第2の膜はエッチングにより除去するこ
とができる。
【0024】また、前記第1の膜がシリコン酸化物を主
成分とした材料で形成するとよく、第1の膜の膜厚が5
0nm以上500nm以下にするとよい。
【0025】前記第2の膜がシリコン窒化物を主成分と
した材料で形成するとよく、第2の膜の膜厚が50nm
以上500nm以下にするとよい。
【0026】また、この発明の半導体記憶装置の製造方
法は、ドレインを2つ以上のメモリセルで共有し、ソー
ス、ドレインに対峙する浮遊ゲート及び制御ゲートがチ
ャネル方向に対し、非対称に形成されてなる半導体記憶
装置の製造方法において、前記浮遊ゲートとなる材料と
インターポリ絶縁膜と制御ゲートとなる材料を形成し、
各材料とインターポリ絶縁膜とをドレインラインに平行
でメモリセル部がスタックゲート形状になるようにエッ
チングした後に第1の膜を堆積形成する第1の工程と、
前記第1の膜上に第2の膜を堆積形成する第2の工程
と、前記第2の膜上に第3の膜を堆積形成する第3の工
程と、前記第3の膜を異方性エッチングを用いてエッチ
ングを行い、ドレインとなるべき領域上部及びソースと
なるべき領域の上部に存在する第3の膜は除去し、ソー
スとなるべき領域に近接する前記浮遊ゲートもしくは制
御ゲートの側面の近傍にのみ第3の膜を残す第4の工程
と、前記第1の膜及び第3の膜に対して選択性を有する
エッチングガスを用いて第2の膜の異方性エッチングを
行いソースとなる領域に近接する前記浮遊ゲートもしく
は制御ゲート側面の近傍にのみに第2の膜及び第3の膜
を残す第5の工程と、上記工程の後ソース、ドレインと
なるべき領域に不純物を注入する第6の工程と、を含む
ことを特徴とする。
【0027】前記第5の工程において、ドレインを共有
するゲート間の第1のスペースに対する前記第2の膜の
エッチング速度が第4の工程で残った第3の膜とポリシ
リコンの間の第2のスペースに対するエッチング速度よ
りも早いことを特徴とする。
【0028】上記したように、この発明は、エッチング
プロセスにおいて、狭いスペース部分のエッチング速度
が広いスペースのエッチング速度に比べて低下するとい
う、いわゆるマイクロローディング効果を積極的に利用
し、上記第5の工程で、ドレインを共有する2つのゲー
ト間の第1のスペースに対する第2の膜のエッチング速
度が第2の膜とゲート間の第2のスペースに対するエッ
チング速度よりも早い条件を選んでいる。この発明は、
上記したように、ドレインとなるべき領域上の第1のス
ペースはゲートと第3の膜との間の第2のスペースより
大きくなり、マイクロローディング効果により、マスク
及び写真製版工程を用いずにセルフアライメント可能な
非対称の形状を有するソース、ドレインが形成ができ
る。
【0029】また、前記第2の膜の膜厚が前記第1のス
ペースの1/2以上よりも厚くするとよい。
【0030】第2の膜の膜厚を上記のように制御するこ
とで、2つのゲート間のスペースは第2の膜で埋め込ま
れ、第3の膜の異方性エッチング後のドレインとなるべ
き領域の上部の第3の膜はエッチングにより除去するこ
とができる。
【0031】前記第1の膜がシリコン酸化物もしくはシ
リコン窒化物を主成分とした材料で形成するとよく、第
1の膜の膜厚が50nm以上500nm以下であるよ
い。
【0032】また、前記第2の膜がシリコン酸化物を主
成分とした材料で形成されるとよく、第2の膜の膜厚が
50nm以上500nm以下であるよい。
【0033】また、前記第3の膜がシリコン酸化物もし
くはシリコン窒化物を主成分とした材料で形成されると
よく、第3の膜の膜厚が100nm以上500nm以下
であるとよい。
【0034】さらに、前記第6の工程を行う前に第1の
膜を除去するように構成することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
き図面を参照して説明する。
【0036】図1及び図2に従いこの発明の第1の実施
の形態につき説明する。図1及び図2は、この実施の形
態の半導体記憶装置の製造方法の各工程を示した断面図
である。
【0037】まず、図1(a)に示すように、シリコン
半導体基板1上にウェルおよび素子分離用のフィールド
酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜2、浮遊ゲート3となる
ポリシリコン膜、インターポリ絶縁膜(ONO積層膜)
4を、それぞれ形成する。そして、ビットライン方向に
浮遊ゲート3をスタックゲート形状に加工するエッチン
グを行い、その後に、制御ゲート5となるポリシリコン
膜を形成する。次に、各膜をワードライン方向に制御ゲ
ート5、インターポリ絶縁膜4、浮遊ゲート2をスタッ
クゲート形状にエッチングする。この実施の形態におい
てはドレインを共有する2つのゲート間のスペースCが
400nmになるようにエッチング加工した。
【0038】次に、図1(b)に示すように、例えば、
シリコンを主成分とした材料からなる第1の膜6をCV
D法を用いて堆積形成する。この第1の膜6は、ドレイ
ンを共有する2つのゲート間のスペースCの1/2と等
しいか1/2よりも厚い膜厚に形成される。この実施の
形態においては、第1の膜6として膜厚200nmのシ
リコン酸化膜をLPCVD法を用いて形成した。第1の
膜6の膜厚を上記のように制御することで、2つのゲー
ト間のスペースは第1の膜6で埋め込まれる。
【0039】続いて、図1(c)に示すように、例え
ば、シリコン窒化物を主成分とした材料からなる第2の
膜7をCVD法を用いて堆積形成する。この実施の形態
においては、第2の膜7として膜厚100nmのシリコ
ン窒化膜をLPCVD法を用いて形成した。
【0040】そして、図2(a)に示すように、第2の
膜7を異方性エッチングを用いてエッチングを行い、ド
レインとなるべき領域の上部及びソースとなるべき領域
の上部に存在する第2の膜7は除去し、ソースとなるべ
き領域に近接する上記浮遊ゲート3もしくは制御ゲート
5側面の近傍のみに第2の膜7を残す。この実施の形態
においては、エッチング装置として、RIE装置を用
い、エッチングガスとして、SF6とCF4の流量比2:
1の混合ガスを用い、エッチング圧力は400mTor
rとした。
【0041】上述したように、第1の膜6の膜厚を、ド
レインを共有する2つのゲート間のスペースCの1/2
と等しいか1/2よりも厚くすることで、2つのゲート
間のスペースは第1の膜6で埋め込まれ、第2の膜7の
異方性エッチング後のドレインとなるべき領域の上部の
第2の膜7はエッチングにより除去される。
【0042】次に、図2(b)に示すように、浮遊ゲー
ト3もしくは制御ゲート5及び第2の膜7に対して選択
性を有するエッチングガスを用いて第1の膜6の異方性
エッチングを行い、ソースとなるべき領域に近接する上
記浮遊ゲート3もしくは制御ゲート5側面の近傍のみに
第1の膜6及び第2の膜7を残す。この実施の形態にお
いては、CHF3とC26の流量比10:1の混合ガス
を用いて、シリコン酸化膜の異方性エッチングを行っ
た。ドレイン上のシリコン酸化膜が除去された時点でエ
ッチングを終了すると、ソースとなるべき領域に近接す
る上記浮遊ゲート3もしくは制御ゲート5側面の近傍の
みにシリコン酸化膜からなる第1の膜6及びシリコン窒
化膜からなる第2の膜7が残った。またシリコン酸化膜
は100nmの厚みで残った。エッチング装置としては
RIE装置を用い、エッチング圧力は400mTorr
とした。
【0043】このエッチング工程で重要なことは、ドレ
インを共有する2つのゲート間のスペースCに対する第
1の膜6のエッチング速度が第2の膜7とゲート間のス
ペースDに対するエッチング速度よりも早い条件を選ぶ
ことである。即ち、図5で示したようなマイクロローデ
ィング効果を用い、スペースDをスペースCに比べて小
さくすることが必須の条件となる。
【0044】フラッシュメモリにおいては、ゲート電極
とソース領域間のオフセットの距離は0.1〜0.5μ
m程度、ドレイン領域の幅は0.5〜2μm程度であ
り、上記の条件は十分に満足している。
【0045】続いて、図2(c)に示すように、上記の
工程の後、ソース8、ドレイン9となるべき領域にゲー
ト及び第1の膜6及び第2の膜7をマスクとして、セル
フアラインにより、不純物を注入する。
【0046】尚、ドレインへの不純物注入の際、注入後
熱拡散により、注入プロファイルを拡散させる、斜め注
入によりゲートの下の部分にもドレイン領域を広げるこ
とも可能である。
【0047】その後、図示はしないが、ソース8上にゲ
ート酸化膜を形成した後、制御ゲート5上に絶縁膜を介
して選択ゲートが積層形成される。そして、この選択ゲ
ートの一部はソース8上に臨んで形成される。以降、公
知の技術を用いて周辺ゲートトランジスタや配線が形成
される。
【0048】上記した実施の形態において、第1の膜6
は、図2(b)に示すエッチング工程の際に、シリコン
及びゲート材料と選択比のとれる材料であり、またゲー
ト上にコンフォーマルに成膜できる材料が望ましく、更
に注入後ゲートやシリコン基板に影響を与えることなく
除去できることが必要である。このことから最も適した
材料としてCVD法で形成するシリコン酸化膜が望まし
い。また、第1の膜6の膜厚としては、ゲート電極とソ
ース領域の間のオフセットの距離及びドレイン領域の幅
を考慮すると、50nm以上500nm以下が望まし
い。
【0049】また、第2の膜7としては、図2(b)に
示すエッチング工程の際に、第1の膜6と選択比のとれ
る材料であり、また、ゲート上にコンフォーマルに成膜
できる材料が望ましく、更に注入後ゲートやシリコン基
板に影響を与えることなく除去できることが必要であ
る。このことから最も適した材料としてCVD法で形成
するシリコン窒化膜が望ましい。また、第2の膜7の膜
厚としては、ゲート電極とソース領域の間のオフセット
の距離及び図2(b)に示すエッチング工程の際の耐エ
ッチング特性を考慮すると、100nm以上500nm
以下が望ましい。
【0050】図3及び図4に従いこの発明の第2の実施
の形態につき説明する。図3及び図4は、この実施の形
態の半導体記憶装置の製造方法の各工程を示した断面図
である。この第2の実施の形態は、第1の実施の形態の
プロセスの前にゲート上に第1の膜を設けたものであ
る。
【0051】まず、図3(a)に示すように、シリコン
半導体基板1上にウェルおよび素子分離用のフィールド
酸化膜を形成し、ゲート絶縁膜2、浮遊ゲート3となる
ポリシリコン膜、インターポリ絶縁膜(ONO積層膜)
4を、それぞれ形成する。そして、ビットライン方向に
浮遊ゲート3をスタックゲート形状に加工するエッチン
グを行い、その後に、制御ゲート5となるポリシリコン
膜を形成する。次に、各膜をワードライン方向に制御ゲ
ート5、インターポリ絶縁膜4、浮遊ゲート2をスタッ
クゲート形状にエッチングする。この実施の形態におい
てはドレインを共有する2つのゲート間のスペースCが
400nmになるようにエッチング加工した。
【0052】次に、図3(b)に示すように、例えば、
シリコンを主成分とした材料からなる第1の膜10を形
成し、この第1の膜10上部にシリコンを主成分とした
材料からなる第2の膜11をCVD法を用いて堆積形成
する。この第2の膜11は、ドレインを共有する2つの
ゲート間のスペースHの1/2と等しいか1/2よりも
厚い膜厚に形成される。第2の膜11の膜厚を上記のよ
うに制御することで、2つのゲート間のスペースは第2
の膜11で埋め込まれる。
【0053】この実施の形態においては、第1の膜10
として、膜厚20nmのシリコン酸化膜を熱酸化により
形成し、第2の膜11として、 膜厚200nmのポリ
シリコンをLPCVD法により形成した。
【0054】続いて、図3(c)に示すように、例え
ば、シリコン窒化物を主成分とした材料からなる第3の
膜12をCVD法を用いて堆積形成する。この実施の形
態においては、第3の膜12として、 膜厚100nm
のシリコン酸化膜をLPCVD法により形成した。
【0055】そして、図4(a)に示すように、第3の
膜12を異方性エッチングを用いてエッチングを行い、
ドレインとなるべき領域の上部及びソースとなるべき領
域の上部に存在する第3の膜12は除去し、ソースとな
るべき領域に近接する上記浮遊ゲート3もしくは制御ゲ
ート5側面の近傍のみに第3の膜12を残す。上述した
ように、第2の膜11の膜厚を、ドレインを共有する2
つのゲート間のスペースHの1/2と等しいか1/2よ
りも厚くすることで、2つのゲート間のスペースは第2
の膜11で埋め込まれ、第3の膜12の異方性エッチン
グ後のドレインとなるべき領域の上部の第3の膜12は
エッチングにより除去される。
【0056】この実施の形態においては、エッチング装
置としては、RIE装置を用い、CHF3とC26の流
量比10:1の混合ガスを用いた。また、エッチング圧
力は150mTorrとした。
【0057】次に、図4(b)に示すように、第1の膜
10及び第3の膜12に対して選択性を有するエッチン
グガスを用いて第2の膜11の異方性エッチングを行
い、ソースとなるべき領域に近接する上記浮遊ゲート3
もしくは制御ゲート5側面の近傍のみに第2の膜11及
び第3の膜12を残す。このエッチング工程で重要なこ
とは、ドレインを共有する2つのゲート間のスペースH
に対する第2の膜11のエッチング速度が第3の膜12
とゲート間のスペースJに対するエッチング速度よりも
早い条件を選ぶことである。即ち、前述した第1の実施
の形態と同じく、図5で示したようなマイクロローディ
ング効果を用い、スペースJをスペースHに比べて小さ
くすることが必須の条件となる。
【0058】この実施の形態においては、Cl2とHB
rの流量比1:7の混合ガスを用いて、ポリシリコンの
異方性エッチングを行った。ドレイン上のポリシリコン
酸化膜が除去された時点でエッチングを終了すると、ソ
ースとなるべき領域に近接する上記浮遊ゲート3もしく
は制御ゲート5側面の近傍のみにポリシリコンからなる
第2の膜11及びシリコン酸化膜からなる第3の膜12
が残った。またポリシリコン膜は150nmの厚みで残
った。エッチング装置としてはRIE装置を用い、エッ
チング圧力は3mTorrとした。
【0059】この第2の実施の形態においては、上記エ
ッチングの際、第1の膜10により、ゲートの側面に入
るダメージが防止できる。また、上記第1の実施例にお
いては、図2(b)に示すエッチング工程の際に、ゲー
トはエッチングされない材料である必要があるが、この
第2の実施の形態においては、図4(b)に示すよう
に、ゲートは第1の膜10で覆われているため、ゲート
の材質に制限はない。具体的には、ゲートの材料がポリ
シリコンであった場合、第1の実施の形態では、第1の
膜6としてポリシリコンを使うことはできないが、第2
の実施の形態においては、第1の実施の形態の第1の膜
6に相当する第2の膜11として、ポリシリコン又はア
モルファスシリコンを用いることができる。ポリシリコ
ンはエッチングの際、酸化膜との選択比が非常に大きく
とれることが知られており、従って、この場合の第1の
膜10の膜厚は数nm〜数十nmあれば十分である。従
って、第1の膜10として、熱酸化膜を用いることも可
能であり、第1の膜10を除去することなしに、ソー
ス、ドレイン注入を行うことも可能である。勿論、必要
に応じてソース、ドレイン注入前に第1の膜10を除去
しても良い。
【0060】続いて、図4(c)に示すように、上記の
工程の後、ソース8、ドレイン9となるべき領域にゲー
ト及び第2の膜11及び第3の膜12をマスクとして、
セルフアラインにより、この実施の形態においては、n
型の不純物を注入する。
【0061】尚、ドレインへの不純物注入の際、注入後
熱拡散により、注入プロファイルを拡散させる、斜め注
入によりゲートの下の部分にもドレイン領域を広げるこ
とも可能である。
【0062】その後、図示はしないが、ソース8上にゲ
ート酸化膜を形成した後、制御ゲート5上に絶縁膜を介
して選択ゲートが積層形成される。そして、この選択ゲ
ートの一部はソース8上に臨んで形成される。以降、公
知の技術を用いて周辺ゲートトランジスタや配線が形成
される。
【0063】上記した実施の形態において、第1の膜1
0としては、図4(b)に示すエッチング工程の際に、
第2の膜11と選択比のとれる材料が必要である。この
ことから最も適した材料としてシリコンの熱酸化膜もし
くはシリコンの熱窒化膜或いは、CVD法で成膜したシ
リコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜が望ましい。ま
た、第1の膜10の膜厚としては、ドレイン注入時にド
レインの幅が必要以上に狭くならないこと及び第1の膜
10越しにイオン注入できることが望ましいため50n
m以下が望ましい。
【0064】第2の膜6としては、図4(b)に示すエ
ッチング工程の際に、第1の膜10と第3の膜12をエ
ッチングしない材料であり、またゲート上にコンフォー
マルに成膜できる材料が望ましく、更に注入後ゲートや
シリコン基板に影響を与えることなく除去できることが
必要である。このことから最も適した材料としてポリシ
リコン膜もしくはアモルファスシリコン膜が望ましい。
また、第2の膜11の膜厚としては、ゲート電極とソー
ス領域の間のオフセットの距離及びドレイン領域の幅を
考慮すると、50nm以上500nm以下が望ましい。
【0065】また、第3の膜12としては、図4(b)
に示すエッチング工程の際に、第2の膜11と選択比の
とれる材料であり、また、第2の膜11上にコンフォー
マルに成膜できる材料が望ましく、更に注入後ゲートや
シリコン基板に影響を与えることなく除去できることが
必要である。このことから最も適した材料としてCVD
法で形成するシリコン酸化膜もしくはシリコン窒化膜が
望ましい。また、第3の膜12の膜厚としては、ゲート
電極とソース領域の間のオフセットの距離及び図4
(b)に示すエッチング工程の際の耐エッチング特性を
考慮すると、100nm以上500nm以下が望まし
い。
【0066】尚、上述した実施の形態においては、図6
に示したような浮遊ゲートが制御ゲートの下にあるよう
な構造のフラッシュメモリを製造する場合につき説明し
たが、米国特許第5,303,187号に開示されてい
るような制御ゲートが浮遊ゲートの下になるような構造
についてもゲートに対して非対称なソース、ドレイン構
造を持つものに対してもこの発明を適用することができ
る。
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マスク及び写真製版工程を用いずに、非対称のソー
ス、ドレインを形成することができ、マスク工程の低
減、プロセスコストの低減が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の半導体記憶装置
の製造方法の各工程を示した断面図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態の半導体記憶装置
の製造方法の各工程を示した断面図である。
【図3】この発明の第2の実施の形態の半導体記憶装置
の製造方法の各工程を示した断面図である。
【図4】この発明の第1の実施の形態の半導体記憶装置
の製造方法の各工程を示した断面図である。
【図5】ポリシリコンのエッチングレートのスペース依
存性を広いスペースのエッチングレートを1とした場合
に対する相対値を示す図である。
【図6】SSI方式を用いたフラッシュメモリの構造を
示す断面図である。
【図7】図6に示したフラッシュメモリの製造方法の一
例を示す断面図である。
【図8】図6に示したフラッシュメモリの製造方法の一
例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シリコン半導体基板 2 ゲート酸化膜 3 浮遊ゲート 4 インターポリ絶縁膜 5 制御ゲート 6 第1の膜 7 第2の膜

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドレインを2つ以上のメモリセルで共有
    し、ソース、ドレインに対峙する浮遊ゲート及び制御ゲ
    ートがチャネル方向に対し、非対称に形成されてなる半
    導体記憶装置の製造方法において、 前記浮遊ゲートとなる材料とインターポリ絶縁膜と制御
    ゲートとなる材料を形成し、各材料とインターポリ絶縁
    膜とをドレインラインに平行でメモリセル部がスタック
    ゲート形状になるようにエッチングした後に第1の膜を
    堆積形成する第1の工程と、 前記第1の膜上に第2の膜を堆積形成する第2の工程
    と、 前記第2の膜を異方性エッチングを用いてエッチングを
    行い、ドレインとなるべき領域上部及びソースとなるべ
    き領域の上部に存在する第2の膜は除去し、ソースとな
    るべき領域に近接する前記浮遊ゲートもしくは制御ゲー
    トの側面の近傍にのみ第2の膜を残す第3の工程と、 前記浮遊ゲートもしくは制御ゲート及び第2の膜に対し
    て選択性を有するエッチングガスを用いて第1の膜の異
    方性エッチングを行いソースとなる領域に近接する前記
    浮遊ゲートもしくは制御ゲート側面の近傍にのみに第2
    の膜及び第1の膜を残す第4の工程と、 上記工程の後ソース、ドレインとなるべき領域に不純物
    を注入する第5の工程と、を含むことを特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第4の工程において、ドレインを共
    有するゲート間の第1のスペースに対する前記第1の膜
    のエッチング速度が第3の工程で残った第2の膜とゲー
    ト間の第2のスペースに対するエッチング速度よりも早
    いことを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の膜の膜厚が前記第1のスペー
    スの1/2以上よりも厚いことを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1の膜がシリコン酸化物を主成分
    とした材料で形成されることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1の膜の膜厚が50nm以上50
    0nm以下であることを特徴とする請求項1ないし4の
    いずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の膜がシリコン窒化物を主成分
    とした材料で形成されることを特徴とする請求項1ない
    し5のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の膜の膜厚が50nm以上50
    0nm以下であることを特徴とする請求項1ないし6の
    いずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 ドレインを2つ以上のメモリセルで共有
    し、ソース、ドレインに対峙する浮遊ゲート及び制御ゲ
    ートがチャネル方向に対し、非対称に形成されてなる半
    導体記憶装置の製造方法において、 前記浮遊ゲートとなる材料とインターポリ絶縁膜と制御
    ゲートとなる材料を形成し、各材料とインターポリ絶縁
    膜とをドレインラインに平行でメモリセル部がスタック
    ゲート形状になるようにエッチングした後に第1の膜を
    堆積形成する第1の工程と、 前記第1の膜上に第2の膜を堆積形成する第2の工程
    と、 前記第2の膜上に第3の膜を堆積形成する第3の工程
    と、 前記第3の膜を異方性エッチングを用いてエッチングを
    行い、ドレインとなるべき領域上部及びソースとなるべ
    き領域の上部に存在する第3の膜は除去し、ソースとな
    るべき領域に近接する前記浮遊ゲートもしくは制御ゲー
    トの側面の近傍にのみ第3の膜を残す第4の工程と、 前記第1の膜及び第3の膜に対して選択性を有するエッ
    チングガスを用いて第2の膜の異方性エッチングを行い
    ソースとなる領域に近接する前記浮遊ゲートもしくは制
    御ゲート側面の近傍にのみに第2の膜及び第3の膜を残
    す第5の工程と、 上記工程の後ソース、ドレインとなるべき領域に不純物
    を注入する第6の工程と、を含むことを特徴とする半導
    体記憶装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第5の工程において、ドレインを共
    有するゲート間の第1のスペースに対する前記第2の膜
    のエッチング速度が第4の工程で残った第3の膜とゲー
    ト間の第2のスペースに対するエッチング速度よりも早
    いことを特徴とする請求項8に記載の半導体記憶装置の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の膜の膜厚が前記第1のスペ
    ースの1/2以上よりも厚いことを特徴とする請求項8
    または9に記載の半導体記憶装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の膜がシリコン酸化物もしく
    はシリコン窒化物を主成分とした材料で形成されること
    を特徴とする請求項8ないし10のいずれかに記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第2にの膜がシリコン酸化物を主
    成分とした材料で形成されることを特徴とする請求項8
    ないし11のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 前記第3の膜がシリコン酸化物もしく
    はシリコン窒化物を主成分とした材料で形成されること
    を特徴とする請求項8ないし12のいずれかに記載の半
    導体記憶装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記第1の膜の膜厚が50nm以上5
    00nm以下であることを特徴とする請求項8ないし1
    2のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記第2の膜の膜厚が50nm以上5
    00nm以下であることを特徴とする請求項8ないし1
    4のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記第3の膜の膜厚が100nm以上
    500nm以下であることを特徴とする請求項8ないし
    15のいずれかに記載の半導体記憶装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記第6の工程を行う前に第1の膜を
    除去する工程を有することを特徴とする請求項8に記載
    の半導体記憶装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002261097A (ja) * 2000-12-28 2002-09-13 Tadahiro Omi 誘電体膜およびその形成方法、半導体装置、不揮発性半導体メモリ装置、および半導体装置の製造方法
CN114743976A (zh) * 2022-05-10 2022-07-12 北京知存科技有限公司 半导体器件及其制造方法

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JP2002261097A (ja) * 2000-12-28 2002-09-13 Tadahiro Omi 誘電体膜およびその形成方法、半導体装置、不揮発性半導体メモリ装置、および半導体装置の製造方法
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