JPH09325746A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
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- JPH09325746A JPH09325746A JP8145568A JP14556896A JPH09325746A JP H09325746 A JPH09325746 A JP H09325746A JP 8145568 A JP8145568 A JP 8145568A JP 14556896 A JP14556896 A JP 14556896A JP H09325746 A JPH09325746 A JP H09325746A
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- 230000004044 response Effects 0.000 claims description 7
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 claims description 3
- 238000012905 input function Methods 0.000 abstract description 11
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Position Input By Displaying (AREA)
- Document Processing Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】電子機器において、表示内容の変更を数多く行
う場合でもカーソルの移動量を可及的に少なくし、目的
とする文字群を迅速に表示できるようにすること。 【解決手段】表示部1に所要数の文字群を一列に並べて
表示するとともに、表示部1の文字並び方向一端で表示
部1外へカーソル11を移動させる指令に基づき表示部
1の表示内容を変更する電子機器であって、表示内容を
変更したときに、カーソル11の位置を変更前の位置に
保持する。これにより、表示変更を続けて行うときに、
カーソル11は不動のままなので、表示変更が迅速に行
われる。
う場合でもカーソルの移動量を可及的に少なくし、目的
とする文字群を迅速に表示できるようにすること。 【解決手段】表示部1に所要数の文字群を一列に並べて
表示するとともに、表示部1の文字並び方向一端で表示
部1外へカーソル11を移動させる指令に基づき表示部
1の表示内容を変更する電子機器であって、表示内容を
変更したときに、カーソル11の位置を変更前の位置に
保持する。これにより、表示変更を続けて行うときに、
カーソル11は不動のままなので、表示変更が迅速に行
われる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所要数の文字群を
一列に並べて表示する表示部を備える電子機器に関す
る。この種の電子機器としては、例えばマイクロディス
ク(MD)やコンパクトディスク(CD)などといった
情報記憶媒体に記憶してある情報を再生する携帯型情報
再生装置などが挙げられる。
一列に並べて表示する表示部を備える電子機器に関す
る。この種の電子機器としては、例えばマイクロディス
ク(MD)やコンパクトディスク(CD)などといった
情報記憶媒体に記憶してある情報を再生する携帯型情報
再生装置などが挙げられる。
【0002】
【従来の技術】このような携帯型情報再生装置では、例
えば図5に示すような五十音などの文字群のうちの行別
の五文字、例えば“あ行”の五文字、“か行”の五文字
あるいはその他の行の五文字を表示した状態において、
その中から適当な文字をオペレータが選択し、この選択
した文字を、情報記憶媒体に対して記憶する、入力機能
を備えている。なお、入力する文字数は、任意である。
えば図5に示すような五十音などの文字群のうちの行別
の五文字、例えば“あ行”の五文字、“か行”の五文字
あるいはその他の行の五文字を表示した状態において、
その中から適当な文字をオペレータが選択し、この選択
した文字を、情報記憶媒体に対して記憶する、入力機能
を備えている。なお、入力する文字数は、任意である。
【0003】入力機能では、表示部に、文字一個分の表
示領域の大きさに対応したカーソルが反転表示されるよ
うになっている。このカーソルは、表示部において文字
並び方向の前後に一文字ずつ動かせるようになってい
る。なお、カーソルの移動方向は、表示部が横配置の場
合だと左右方向のみとなり、縦配置の場合だと上下方向
のみとなる。
示領域の大きさに対応したカーソルが反転表示されるよ
うになっている。このカーソルは、表示部において文字
並び方向の前後に一文字ずつ動かせるようになってい
る。なお、カーソルの移動方向は、表示部が横配置の場
合だと左右方向のみとなり、縦配置の場合だと上下方向
のみとなる。
【0004】そして、文字の選択は、表示部に表示され
ている文字群のうち目的となる文字上にカーソルを移動
させて、入力指定することにより、このカーソルが指す
文字のコードを出力するようにしている。
ている文字群のうち目的となる文字上にカーソルを移動
させて、入力指定することにより、このカーソルが指す
文字のコードを出力するようにしている。
【0005】また、表示内容の変更は、カーソルを表示
部の文字並び方向の先頭文字(または末尾文字)の位置
から表示部外へ移動させるよう操作することにより、頁
めくりする要領で行うようになっている。このとき、カ
ーソルの位置は、先頭文字(または末尾文字)の位置か
ら末尾文字(または先頭文字)へと移動するようになっ
ている。
部の文字並び方向の先頭文字(または末尾文字)の位置
から表示部外へ移動させるよう操作することにより、頁
めくりする要領で行うようになっている。このとき、カ
ーソルの位置は、先頭文字(または末尾文字)の位置か
ら末尾文字(または先頭文字)へと移動するようになっ
ている。
【0006】具体的には、図9(a)に示すように、現
在表示している文字群が“か行”であるときに、カーソ
ルを先頭文字“か”の位置からさらに左側へ移動操作す
ると、前の行の文字群“あ行”を表示するとともに、カ
ーソルの位置を先頭文字“か”から末尾文字“お”へ移
動する。
在表示している文字群が“か行”であるときに、カーソ
ルを先頭文字“か”の位置からさらに左側へ移動操作す
ると、前の行の文字群“あ行”を表示するとともに、カ
ーソルの位置を先頭文字“か”から末尾文字“お”へ移
動する。
【0007】一方、図9(b)に示すように、現在表示
している文字群が“か行”であるときに、カーソルを末
尾文字“こ”の位置からさらに右側へ移動操作すると、
後の行の文字群“さ行”を表示するとともに、カーソル
の位置を末尾文字“こ”から先頭文字“さ”へ移動す
る。
している文字群が“か行”であるときに、カーソルを末
尾文字“こ”の位置からさらに右側へ移動操作すると、
後の行の文字群“さ行”を表示するとともに、カーソル
の位置を末尾文字“こ”から先頭文字“さ”へ移動す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
では、入力機能において、仮に、“う”から“せ”へカ
ーソルを移動する場合だと、図10に示すように、表示
内容の変更回数は2回、カーソル移動量は11ステップ
となるなど、表示内容の変更回数が多くなる場合に、カ
ーソル移動に要する時間が長いことが指摘される。
では、入力機能において、仮に、“う”から“せ”へカ
ーソルを移動する場合だと、図10に示すように、表示
内容の変更回数は2回、カーソル移動量は11ステップ
となるなど、表示内容の変更回数が多くなる場合に、カ
ーソル移動に要する時間が長いことが指摘される。
【0009】したがって、本発明は、電子機器におい
て、表示内容の変更を数多く行う場合でもカーソルの移
動量を可及的に少なくし、目的とする文字群を迅速に表
示できるようにすることを目的としている。
て、表示内容の変更を数多く行う場合でもカーソルの移
動量を可及的に少なくし、目的とする文字群を迅速に表
示できるようにすることを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の電子機器
は、表示部に所要数の文字群を一列に並べて表示すると
ともに、表示部の文字並び方向一端で表示部外へカーソ
ルを移動させる指令に基づき表示部の表示内容を変更す
るものであって、表示内容を変更したときに、カーソル
の位置を変更前の位置に保持する。
は、表示部に所要数の文字群を一列に並べて表示すると
ともに、表示部の文字並び方向一端で表示部外へカーソ
ルを移動させる指令に基づき表示部の表示内容を変更す
るものであって、表示内容を変更したときに、カーソル
の位置を変更前の位置に保持する。
【0011】本発明の第2の電子機器は、所要数の文字
群を一列に並べて表示するとともに表示してある一個の
文字を指すカーソルを表示する表示部と、移動指令に応
じて表示部の文字並び方向にカーソルを文字一個分ずつ
移動させるカーソル移動手段と、カーソルを表示部の文
字並び方向の一端から表示部外へ移動させる移動指令に
応じて、表示部の表示内容を他の文字群に変更するとと
もに、カーソルの位置を変更前と同じ位置に保持する表
示変更手段とを含む。
群を一列に並べて表示するとともに表示してある一個の
文字を指すカーソルを表示する表示部と、移動指令に応
じて表示部の文字並び方向にカーソルを文字一個分ずつ
移動させるカーソル移動手段と、カーソルを表示部の文
字並び方向の一端から表示部外へ移動させる移動指令に
応じて、表示部の表示内容を他の文字群に変更するとと
もに、カーソルの位置を変更前と同じ位置に保持する表
示変更手段とを含む。
【0012】本発明の第3の電子機器は、所要数の文字
群を一列に並べて表示するとともに表示してある一個の
文字を指すカーソルを表示する表示部と、移動指令に応
じて表示部の文字並び方向にカーソルを文字一個分ずつ
移動させるカーソル移動手段と、カーソルを表示部の文
字並び方向の先頭位置または末尾位置から表示部外へ移
動させる移動指令に応じて、表示部の表示内容を他の文
字群に変更するとともに、カーソルの位置を変更前と同
じ位置に保持する表示変更手段と、選択指令に応じて、
カーソルの停止位置に存在する文字のコードを出力する
出力手段とを含む。
群を一列に並べて表示するとともに表示してある一個の
文字を指すカーソルを表示する表示部と、移動指令に応
じて表示部の文字並び方向にカーソルを文字一個分ずつ
移動させるカーソル移動手段と、カーソルを表示部の文
字並び方向の先頭位置または末尾位置から表示部外へ移
動させる移動指令に応じて、表示部の表示内容を他の文
字群に変更するとともに、カーソルの位置を変更前と同
じ位置に保持する表示変更手段と、選択指令に応じて、
カーソルの停止位置に存在する文字のコードを出力する
出力手段とを含む。
【0013】なお、前述のカーソルの移動指令は、双方
向回転スイッチの回転操作により出力されるものであ
る。
向回転スイッチの回転操作により出力されるものであ
る。
【0014】上記本発明では、要するに、カーソルを移
動させることによって表示部の表示内容を変更したとき
に、カーソルの位置を変更前のまま不動としている。
動させることによって表示部の表示内容を変更したとき
に、カーソルの位置を変更前のまま不動としている。
【0015】例えば、“かきくけこ”の五文字を表示部
に表示している状況において、カーソルを先頭文字
“か”の位置から表示部外へ移動させようとしたら、現
表示内容“かきくけこ”からその前の行である“あいう
えお”が表示されることになり、しかも、カーソルは変
更後の先頭文字“あ”の位置に保持される。
に表示している状況において、カーソルを先頭文字
“か”の位置から表示部外へ移動させようとしたら、現
表示内容“かきくけこ”からその前の行である“あいう
えお”が表示されることになり、しかも、カーソルは変
更後の先頭文字“あ”の位置に保持される。
【0016】あるいは、“かきくけこ”の五文字を表示
部に表示している状況において、カーソルを末尾文字
“こ”の位置から表示部外へ移動させようとしたら、現
表示内容“かきくけこ”からその後の行である“さしす
せそ”が表示されることになり、しかも、カーソルは変
更後の末尾文字“そ”の位置に保持される。
部に表示している状況において、カーソルを末尾文字
“こ”の位置から表示部外へ移動させようとしたら、現
表示内容“かきくけこ”からその後の行である“さしす
せそ”が表示されることになり、しかも、カーソルは変
更後の末尾文字“そ”の位置に保持される。
【0017】このため、表示変更を数多く行う場合で
も、カーソルを移動させるための操作が少なくて済み、
目的とする文字群を迅速に表示できるようになる。
も、カーソルを移動させるための操作が少なくて済み、
目的とする文字群を迅速に表示できるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図1ないし
図8に示す実施例に基づいて説明する。
図8に示す実施例に基づいて説明する。
【0019】図1ないし図6は本発明の一実施例にかか
り、図1は、電子機器の構成を示すブロック図、図2
は、動作説明に用いるフローチャート、図3は、変更前
および変更後の表示内容を示す説明図、図4は、カーソ
ル移動の様子を示す説明図、図5は、表示部に表示する
五十音を示す図表、図6は、本実施例と従来例とのカー
ソル移動量の差を示す図表である。
り、図1は、電子機器の構成を示すブロック図、図2
は、動作説明に用いるフローチャート、図3は、変更前
および変更後の表示内容を示す説明図、図4は、カーソ
ル移動の様子を示す説明図、図5は、表示部に表示する
五十音を示す図表、図6は、本実施例と従来例とのカー
ソル移動量の差を示す図表である。
【0020】本実施例の電子機器は、図1に示すよう
に、表示部1、入力部2、制御部3を有し、入力機能を
備えている。なお、入力機能とは、従来例の項目で記載
しているように、例えば図5に示すような五十音などの
文字群のうちの行別の五文字、例えば“あ行”の五文
字、“か行”の五文字あるいはその他の行の五文字を表
示した状態において、その中から適当な文字をオペレー
タが選択し、この選択した文字を、情報記憶媒体に対し
て記憶するものである。
に、表示部1、入力部2、制御部3を有し、入力機能を
備えている。なお、入力機能とは、従来例の項目で記載
しているように、例えば図5に示すような五十音などの
文字群のうちの行別の五文字、例えば“あ行”の五文
字、“か行”の五文字あるいはその他の行の五文字を表
示した状態において、その中から適当な文字をオペレー
タが選択し、この選択した文字を、情報記憶媒体に対し
て記憶するものである。
【0021】表示部1は、複数の文字や数字などを横一
列に並べて表示する液晶パネルなどからなる。この表示
部1には、文字や数字の一個分の大きさに対応したカー
ソル11が反転表示される。このカーソル11の表示位
置は、表示部1の文字並び方向前後つまり左右方向に一
文字ずつ動くようになっている。
列に並べて表示する液晶パネルなどからなる。この表示
部1には、文字や数字の一個分の大きさに対応したカー
ソル11が反転表示される。このカーソル11の表示位
置は、表示部1の文字並び方向前後つまり左右方向に一
文字ずつ動くようになっている。
【0022】入力部2は、少なくとも、カーソル11の
左移動を指定する左移動キースイッチ21、カーソル1
1の右移動を指定する右移動キースイッチ22、カーソ
ル11の停止位置に表示されている文字や数字を選択す
るための選択キースイッチ23、入力機能を終了指定す
るための完了キースイッチ24を備えている。
左移動を指定する左移動キースイッチ21、カーソル1
1の右移動を指定する右移動キースイッチ22、カーソ
ル11の停止位置に表示されている文字や数字を選択す
るための選択キースイッチ23、入力機能を終了指定す
るための完了キースイッチ24を備えている。
【0023】制御部3は、少なくとも入力機能での動作
を制御するものであり、マイクロコンピュータなどから
なる。この制御部3の内部メモリには、図5に示すよう
な五十音などの文字群が記憶されてある。
を制御するものであり、マイクロコンピュータなどから
なる。この制御部3の内部メモリには、図5に示すよう
な五十音などの文字群が記憶されてある。
【0024】次に、入力機能での動作について、図2に
示すフローチャートを参照して説明する。
示すフローチャートを参照して説明する。
【0025】入力機能の開始が指令されると、表示部1
に対して、五十音などの文字群のうちの五文字、例えば
“あ行”の五文字を表示するとともに、カーソル11を
先頭文字上に反転表示し(S1)、各種のキースイッチ
が操作されるのを待つ(S2〜S5)。
に対して、五十音などの文字群のうちの五文字、例えば
“あ行”の五文字を表示するとともに、カーソル11を
先頭文字上に反転表示し(S1)、各種のキースイッチ
が操作されるのを待つ(S2〜S5)。
【0026】 S2で完了キースイッチ24が操作さ
れたと判定した場合には、表示部1に表示してある文字
群を消すなど、入力機能を終了する(S6)。
れたと判定した場合には、表示部1に表示してある文字
群を消すなど、入力機能を終了する(S6)。
【0027】 S3で右移動キースイッチ22が操作
されたと判定した場合には、カーソル11が表示部1の
右端つまり末尾文字上に位置しているか否かを調べる
(S7)。ここで、カーソル11が右端に位置していな
い場合には、表示部1においてカーソル11を右に一ス
テップ移動して(S8)から上記S2に戻るが、カーソ
ル11が右端に位置している場合だと、表示部1の表示
内容を後の行の文字群に変更する(S9)とともに、カ
ーソル11の位置を表示部1の右端に保持してから(S
10)、上記S2に戻る。
されたと判定した場合には、カーソル11が表示部1の
右端つまり末尾文字上に位置しているか否かを調べる
(S7)。ここで、カーソル11が右端に位置していな
い場合には、表示部1においてカーソル11を右に一ス
テップ移動して(S8)から上記S2に戻るが、カーソ
ル11が右端に位置している場合だと、表示部1の表示
内容を後の行の文字群に変更する(S9)とともに、カ
ーソル11の位置を表示部1の右端に保持してから(S
10)、上記S2に戻る。
【0028】 S4で左移動キースイッチ21が操作
されたと判定した場合には、カーソル11が表示部1の
左端つまり先頭文字上に位置しているか否かを調べる
(S11)。ここで、カーソル11が左端に位置してい
ない場合には、表示部1においてカーソル11を左に一
ステップ移動して(S12)から上記S2に戻るが、カ
ーソル11が左端に位置している場合だと、表示部1の
表示内容を前の行の文字群に変更する(S13)ととも
に、カーソル11の位置を表示部1の左端に保持してか
ら(S14)、上記S2に戻る。
されたと判定した場合には、カーソル11が表示部1の
左端つまり先頭文字上に位置しているか否かを調べる
(S11)。ここで、カーソル11が左端に位置してい
ない場合には、表示部1においてカーソル11を左に一
ステップ移動して(S12)から上記S2に戻るが、カ
ーソル11が左端に位置している場合だと、表示部1の
表示内容を前の行の文字群に変更する(S13)ととも
に、カーソル11の位置を表示部1の左端に保持してか
ら(S14)、上記S2に戻る。
【0029】 S5で選択キースイッチ23が操作さ
れたと判定した場合には、カーソル11の位置に存在す
る文字のコードを出力し(S15)、上記S2に戻る。
れたと判定した場合には、カーソル11の位置に存在す
る文字のコードを出力し(S15)、上記S2に戻る。
【0030】以上のS2〜S15の処理はキースイッチ
の一回の操作のたびに行われ、所要数の文字群のコード
を出力する。
の一回の操作のたびに行われ、所要数の文字群のコード
を出力する。
【0031】このように、表示部1の表示内容を前の行
あるいは後の行に変更したときに、カーソル11の位置
を不動とするようにしている。つまり、図3(a)に示
すように、現在表示している文字群が“か行”であると
きに、カーソル11を先頭文字“か”の位置からさらに
左側へ移動操作すると、前の行の文字群“あ行”を表示
するとともに、カーソルの位置は変わらず、したがっ
て、先頭文字“あ”の上に位置する。一方、図3(b)
に示すように、現在表示している文字群が“か行”であ
るときに、カーソル11を末尾文字“こ”の位置からさ
らに右側へ移動操作すると、後の行の文字群“さ行”を
表示するとともに、カーソル11の位置は変わらず、し
たがって、末尾文字“そ”の上に位置する。
あるいは後の行に変更したときに、カーソル11の位置
を不動とするようにしている。つまり、図3(a)に示
すように、現在表示している文字群が“か行”であると
きに、カーソル11を先頭文字“か”の位置からさらに
左側へ移動操作すると、前の行の文字群“あ行”を表示
するとともに、カーソルの位置は変わらず、したがっ
て、先頭文字“あ”の上に位置する。一方、図3(b)
に示すように、現在表示している文字群が“か行”であ
るときに、カーソル11を末尾文字“こ”の位置からさ
らに右側へ移動操作すると、後の行の文字群“さ行”を
表示するとともに、カーソル11の位置は変わらず、し
たがって、末尾文字“そ”の上に位置する。
【0032】ここで、カーソル移動量(ステップ数)の
計算式は次のとおりとなる。計算式において、N1、M
1はカーソル11の現在位置の行、列、N2,M2はカ
ーソル11の移動先の行、列、Lは表示部1の文字数で
ある。
計算式は次のとおりとなる。計算式において、N1、M
1はカーソル11の現在位置の行、列、N2,M2はカ
ーソル11の移動先の行、列、Lは表示部1の文字数で
ある。
【0033】本実施例では、カーソル11の右移動にお
ける移動量は、 L−M1+(N2−N1)+L−M2 ・・・ カーソル11の左移動における移動量は、 N1−N2+M2−1 ・・・ でそれぞれ求められる。
ける移動量は、 L−M1+(N2−N1)+L−M2 ・・・ カーソル11の左移動における移動量は、 N1−N2+M2−1 ・・・ でそれぞれ求められる。
【0034】従来例だと、カーソル11の右移動におけ
る移動量は、 L−M1+L(N2−N1−1)+M2 ・・・ カーソル11の左移動における移動量は、 L(N2−N1)−M2+1 ・・・ でそれぞれ求められる。
る移動量は、 L−M1+L(N2−N1−1)+M2 ・・・ カーソル11の左移動における移動量は、 L(N2−N1)−M2+1 ・・・ でそれぞれ求められる。
【0035】そして、本実施例でのカーソル移動量と従
来例でのカーソル11の移動量との差は、次式で求めら
れる。
来例でのカーソル11の移動量との差は、次式で求めら
れる。
【0036】カーソル11の右移動の場合、 式−式=(L−1)(N2−N1)−2(L−M2) ・・・ カーソル11の左移動の場合、 式−式=(L−1)(N1−N2)+2(1−M2) ・・・ ここで、図5に示す五十音の表のように、L=5とし、
カーソル11の現在位置を“ぬ”の位置(N1=5,M
1=3)にあるとした場合、本実施例と従来例とのカー
ソル11の移動量の差を、上記各式により求めると、図
6に示すようになる。つまり、図6の斜線で示すように
表示内容の変更が一回で移動先が近い場合だと、従来例
のほうがカーソル11の移動量は少なくなるが、本実施
例のほうが平均7.64ステップも少なくなる。つま
り、本実施例では、表示内容の変更回数が多ければ多い
ほど効果が増し、有利となるのである。なお、“ぬ”の
位置を現在位置とした例を挙げているが、図5の表にお
いて末尾行の後の行が先頭行に、また、先頭行の前の行
が末尾行に、それぞれ連続されるから、現在位置をどこ
に設定してもカーソル11の移動量の差は図6に示す値
になる。
カーソル11の現在位置を“ぬ”の位置(N1=5,M
1=3)にあるとした場合、本実施例と従来例とのカー
ソル11の移動量の差を、上記各式により求めると、図
6に示すようになる。つまり、図6の斜線で示すように
表示内容の変更が一回で移動先が近い場合だと、従来例
のほうがカーソル11の移動量は少なくなるが、本実施
例のほうが平均7.64ステップも少なくなる。つま
り、本実施例では、表示内容の変更回数が多ければ多い
ほど効果が増し、有利となるのである。なお、“ぬ”の
位置を現在位置とした例を挙げているが、図5の表にお
いて末尾行の後の行が先頭行に、また、先頭行の前の行
が末尾行に、それぞれ連続されるから、現在位置をどこ
に設定してもカーソル11の移動量の差は図6に示す値
になる。
【0037】要するに、カーソル11を例えば“う”か
ら“せ”へ移動する場合だと、図4に示すように、表示
内容の変更は2回、カーソル11の移動量は5ステップ
となり、従来例の図10に示す場合に比べて、6ステッ
プ少なくなる。しかし、カーソル11を例えば“ぬ”か
ら“と”や“ぬ”から“は”へ移動する場合では、7ス
テップになり、従来例の図10に示す場合に比べると、
図6に“−4”と記載しているように、4ステップ多く
なってしまう。つまり、表示内容の変更回数を1回とす
る場合には、従来例に比べてカーソル11の移動量が多
くなるものの、表示内容の変更回数を2回以上とする場
合には従来例に比べてカーソル11の移動量が大幅に少
なくなる。したがって、本実施例では、目的とする文字
群を迅速に表示できるようになり、その文字群の中から
目的とする文字を迅速に捜索できるようになる。
ら“せ”へ移動する場合だと、図4に示すように、表示
内容の変更は2回、カーソル11の移動量は5ステップ
となり、従来例の図10に示す場合に比べて、6ステッ
プ少なくなる。しかし、カーソル11を例えば“ぬ”か
ら“と”や“ぬ”から“は”へ移動する場合では、7ス
テップになり、従来例の図10に示す場合に比べると、
図6に“−4”と記載しているように、4ステップ多く
なってしまう。つまり、表示内容の変更回数を1回とす
る場合には、従来例に比べてカーソル11の移動量が多
くなるものの、表示内容の変更回数を2回以上とする場
合には従来例に比べてカーソル11の移動量が大幅に少
なくなる。したがって、本実施例では、目的とする文字
群を迅速に表示できるようになり、その文字群の中から
目的とする文字を迅速に捜索できるようになる。
【0038】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
るものではなく、種々な応用や変形が考えられる。
【0039】(1) カーソル11の移動操作は、キー
スイッチの代わりにジョグダイヤルと呼ばれる双方向回
転スイッチにより行うことができる。この場合、構成
は、図7に示すようになり、動作は、図8に示すよう
に、上記実施例とほぼ同様であるが、S3,S4の内容
が異なる。この実施例だと、簡単な操作で一度に数ステ
ップの移動・入力が可能となるので、より迅速な移動が
可能となる。
スイッチの代わりにジョグダイヤルと呼ばれる双方向回
転スイッチにより行うことができる。この場合、構成
は、図7に示すようになり、動作は、図8に示すよう
に、上記実施例とほぼ同様であるが、S3,S4の内容
が異なる。この実施例だと、簡単な操作で一度に数ステ
ップの移動・入力が可能となるので、より迅速な移動が
可能となる。
【0040】(2) 実施例では、表示部1に表示する
文字群を図5に示す五十音のような五文字であると説明
しているが、アルファベッドなど五文字ずつに区切れな
いものを表示する場合には、表示部1に表示する文字数
はあまり多くならない範囲で任意に設定することができ
る。
文字群を図5に示す五十音のような五文字であると説明
しているが、アルファベッドなど五文字ずつに区切れな
いものを表示する場合には、表示部1に表示する文字数
はあまり多くならない範囲で任意に設定することができ
る。
【0041】
【発明の効果】本発明では、カーソルを移動させること
によって表示部の表示内容を変更したときに、カーソル
の位置を変更前のまま不動としているから、特に表示変
更を数多く行う場合において、カーソルを移動させるた
めの操作が少なくて済み、目的とする文字群を迅速に表
示できるようになる。そのため、任意の一つの文字を捜
索する場合でも、カーソルの移動量を可及的に少なくで
きて、迅速な捜索が可能となる。
によって表示部の表示内容を変更したときに、カーソル
の位置を変更前のまま不動としているから、特に表示変
更を数多く行う場合において、カーソルを移動させるた
めの操作が少なくて済み、目的とする文字群を迅速に表
示できるようになる。そのため、任意の一つの文字を捜
索する場合でも、カーソルの移動量を可及的に少なくで
きて、迅速な捜索が可能となる。
【図1】本発明の一実施例にかかる電子機器の構成ブロ
ック図
ック図
【図2】同実施例の動作説明に用いるフローチャート
【図3】同実施例において変更前および変更後の表示内
容を示す説明図
容を示す説明図
【図4】同実施例においてカーソル移動の様子を示す説
明図
明図
【図5】表示部に表示する五十音を示す図表
【図6】本実施例と従来例とのカーソル移動量の差を示
す図表
す図表
【図7】本発明の他の実施例にかかる電子機器の構成ブ
ロック図
ロック図
【図8】同実施例の動作説明に用いるフローチャート
【図9】従来例において変更前および変更後の表示内容
を示す説明図
を示す説明図
【図10】従来例においてカーソル移動の様子を示す説
明図
明図
1 表示部 11 カーソル 2 入力部 21 カーソルの右移動キースイッチ 22 カーソルの左移動キースイッチ 23 文字の選択キースイッチ 3 制御部
Claims (4)
- 【請求項1】 表示部に所要数の文字群を一列に並べて
表示するとともに、表示部の文字並び方向一端で表示部
外へカーソルを移動させる指令に基づき表示部の表示内
容を変更する電子機器であって、 表示内容を変更したときに、カーソルの位置を変更前の
位置に保持する、ことを特徴とする電子機器。 - 【請求項2】 所要数の文字群を一列に並べて表示する
とともに表示してある一個の文字を指すカーソルを表示
する表示部と、 移動指令に応じて表示部の文字並び方向にカーソルを文
字一個分ずつ移動させるカーソル移動手段と、 カーソルを表示部の文字並び方向の一端から表示部外へ
移動させる移動指令に応じて、表示部の表示内容を他の
文字群に変更するとともに、カーソルの位置を変更前と
同じ位置に保持する表示変更手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。 - 【請求項3】 所要数の文字群を一列に並べて表示する
とともに表示してある一個の文字を指すカーソルを表示
する表示部と、 移動指令に応じて表示部の文字並び方向にカーソルを文
字一個分ずつ移動させるカーソル移動手段と、 カーソルを表示部の文字並び方向の先頭位置または末尾
位置から表示部外へ移動させる移動指令に応じて、表示
部の表示内容を他の文字群に変更するとともに、カーソ
ルの位置を変更前と同じ位置に保持する表示変更手段
と、 選択指令に応じて、カーソルの停止位置に存在する文字
のコードを出力する出力手段と、 を含むことを特徴とする電子機器。 - 【請求項4】 カーソルの移動指令は、双方向回転スイ
ッチの回転操作により出力されるものである、請求項1
ないし3のいずれかに記載の電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145568A JPH09325746A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8145568A JPH09325746A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325746A true JPH09325746A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15388134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8145568A Pending JPH09325746A (ja) | 1996-06-07 | 1996-06-07 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325746A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6956763B2 (en) | 2003-06-27 | 2005-10-18 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM element and methods for writing the MRAM element |
US6967366B2 (en) | 2003-08-25 | 2005-11-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magnetoresistive random access memory with reduced switching field variation |
US7129098B2 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-31 | Freescale Semiconductor, Inc. | Reduced power magnetoresistive random access memory elements |
US7184300B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-02-27 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magneto resistance random access memory element |
US7465589B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-12-16 | Everspin Technologies, Inc. | Multi-state magnetoresistance random access cell with improved memory storage density |
-
1996
- 1996-06-07 JP JP8145568A patent/JPH09325746A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7184300B2 (en) | 2001-10-16 | 2007-02-27 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magneto resistance random access memory element |
US7465589B2 (en) | 2002-07-17 | 2008-12-16 | Everspin Technologies, Inc. | Multi-state magnetoresistance random access cell with improved memory storage density |
US6956763B2 (en) | 2003-06-27 | 2005-10-18 | Freescale Semiconductor, Inc. | MRAM element and methods for writing the MRAM element |
US6967366B2 (en) | 2003-08-25 | 2005-11-22 | Freescale Semiconductor, Inc. | Magnetoresistive random access memory with reduced switching field variation |
US7129098B2 (en) | 2004-11-24 | 2006-10-31 | Freescale Semiconductor, Inc. | Reduced power magnetoresistive random access memory elements |
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