JPH09321692A - 携帯型無線装置 - Google Patents
携帯型無線装置Info
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- JPH09321692A JPH09321692A JP8133709A JP13370996A JPH09321692A JP H09321692 A JPH09321692 A JP H09321692A JP 8133709 A JP8133709 A JP 8133709A JP 13370996 A JP13370996 A JP 13370996A JP H09321692 A JPH09321692 A JP H09321692A
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 abstract description 9
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 abstract description 9
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract description 7
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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- Telephone Set Structure (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】携帯電話機などの送信部,受信部及び制御部等
で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数による、
電源を経由して起こるノイズや周波数干渉などによる音
質の劣化を防ぐ。また、携帯電話機の2次電池セルの数
を減らすことによる小型・軽量化を図った場合の出力電
圧の低下に伴う消費電力の効率劣化を最小限に防ぐ等。 【解決手段】互いに出力電圧の異なる2次電池セル1
4,15を内蔵した2次電池16を有する携帯電話機で
ある。出力電圧の高い2次電池セル14の出力端子12
を携帯電話機の送信部20へ接続し、出力電圧の低い2
次電池セル15の出力端子13を受信部30及び制御部
40へ接続する。また互いに出力容量の異なる2次電池
セルを用いて携帯電話機を動作させる構成とする。
で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数による、
電源を経由して起こるノイズや周波数干渉などによる音
質の劣化を防ぐ。また、携帯電話機の2次電池セルの数
を減らすことによる小型・軽量化を図った場合の出力電
圧の低下に伴う消費電力の効率劣化を最小限に防ぐ等。 【解決手段】互いに出力電圧の異なる2次電池セル1
4,15を内蔵した2次電池16を有する携帯電話機で
ある。出力電圧の高い2次電池セル14の出力端子12
を携帯電話機の送信部20へ接続し、出力電圧の低い2
次電池セル15の出力端子13を受信部30及び制御部
40へ接続する。また互いに出力容量の異なる2次電池
セルを用いて携帯電話機を動作させる構成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2次電池を備える携
帯電話機などの携帯型無線装置に関し、特に異なる電圧
を供給する機能を有したり、異なる出力容量を有する複
数の2次電池セルを含む2次電池を備える携帯型無線装
置に関する。
帯電話機などの携帯型無線装置に関し、特に異なる電圧
を供給する機能を有したり、異なる出力容量を有する複
数の2次電池セルを含む2次電池を備える携帯型無線装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、携帯電話機は電源として2次電池
を備える。この2次電池から携帯電話機の回路各部に一
種類の電圧を供給する構成を採ると、回路各部を最適な
効率で動作させることができない。
を備える。この2次電池から携帯電話機の回路各部に一
種類の電圧を供給する構成を採ると、回路各部を最適な
効率で動作させることができない。
【0003】この問題を解決するために、送信時、受信
時及び待受時などの動作形態に応じて電池の組合せをス
イッチで切替え、供給電圧を変更する手法が、特開平4
−207552号公報(携帯型無線装置)に記載されて
いる。
時及び待受時などの動作形態に応じて電池の組合せをス
イッチで切替え、供給電圧を変更する手法が、特開平4
−207552号公報(携帯型無線装置)に記載されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
の従来例では、電池の組合せを動作状態に応じて変更す
るために、切替スイッチやこれを切替え制御する制御回
路を新設する必要があり、装置構成の小型・軽量化を阻
害する。
の従来例では、電池の組合せを動作状態に応じて変更す
るために、切替スイッチやこれを切替え制御する制御回
路を新設する必要があり、装置構成の小型・軽量化を阻
害する。
【0005】また、携帯電話機の送信部、受信部及び制
御部等で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数に
よる相互干渉等の特性劣化の原因の一つにそれぞれの回
路の電源を共有していることが挙げられる。上記公報記
載の従来例では、この問題が残存し、電源を経由して起
こるノイズや周波数干渉などによる音質の劣化を招くこ
とがある。
御部等で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数に
よる相互干渉等の特性劣化の原因の一つにそれぞれの回
路の電源を共有していることが挙げられる。上記公報記
載の従来例では、この問題が残存し、電源を経由して起
こるノイズや周波数干渉などによる音質の劣化を招くこ
とがある。
【0006】通常、待受時と通話時の消費電力の極端な
違いが、ユーザーの使用状況により、待受時間と通話時
間のバランスを大きく変化させる。これにより、長時間
の待受状態が続くと2次電池の容量は減り、カタログ上
の連続通話時間または2次電池の充電完了後の連続通話
時間に比べ極端に通話可能時間が短くなる。同じように
長時間通話状態が続くとその後の待受状態の時間が極端
に短くなる。したがって、携帯電話機の送信部への供給
電圧及び送信部対応の電池の出力容量は他の回路部(受
信部、制御部)のものと異なる方が、全も効果が良い。
上記公報記載の従来例では、無線部及び制御部(ロジッ
ク部)を一括して供給電圧の変更対象としているから、
この点の考慮を欠く。
違いが、ユーザーの使用状況により、待受時間と通話時
間のバランスを大きく変化させる。これにより、長時間
の待受状態が続くと2次電池の容量は減り、カタログ上
の連続通話時間または2次電池の充電完了後の連続通話
時間に比べ極端に通話可能時間が短くなる。同じように
長時間通話状態が続くとその後の待受状態の時間が極端
に短くなる。したがって、携帯電話機の送信部への供給
電圧及び送信部対応の電池の出力容量は他の回路部(受
信部、制御部)のものと異なる方が、全も効果が良い。
上記公報記載の従来例では、無線部及び制御部(ロジッ
ク部)を一括して供給電圧の変更対象としているから、
この点の考慮を欠く。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明の携帯型無線
装置は、互いに出力電圧の異なる複数の2次電池セルを
有し、複数の出力端子のそれぞれから異なる電圧を供給
する2次電池を備える。
装置は、互いに出力電圧の異なる複数の2次電池セルを
有し、複数の出力端子のそれぞれから異なる電圧を供給
する2次電池を備える。
【0008】この構成において、前記複数の2次電池セ
ルのうちの第1の2次電池セルに対応する第1の出力端
子から供給する第1の出力電圧が第2の2次電池セルに
対応する第2の出力端子から供給する第2の出力電圧に
比較して高く設定されている。そして、前記第1の出力
電圧は送信部に供給され、前記第2の出力電圧は受信部
及び制御部に供給される。
ルのうちの第1の2次電池セルに対応する第1の出力端
子から供給する第1の出力電圧が第2の2次電池セルに
対応する第2の出力端子から供給する第2の出力電圧に
比較して高く設定されている。そして、前記第1の出力
電圧は送信部に供給され、前記第2の出力電圧は受信部
及び制御部に供給される。
【0009】第2の発明の携帯型無線装置は、互いに出
力容量の異なる複数の2次電池セルを有し、複数の出力
端子のそれぞれから異なる出力容量で電圧を供給する2
次電池を備える。
力容量の異なる複数の2次電池セルを有し、複数の出力
端子のそれぞれから異なる出力容量で電圧を供給する2
次電池を備える。
【0010】この構成において、前記複数の2次電池セ
ルのうちの第1の2次電池セルの出力容量が第2の2次
電池セルの出力容量に比較して小さく設定されている。
そして、前記第1の2次電池セル対応の前記第1の出力
端子からは受信部及び制御部に電圧が供給され、前記第
2の2次電池セル対応の前記第2の出力端子からは送信
部に電圧が供給される。
ルのうちの第1の2次電池セルの出力容量が第2の2次
電池セルの出力容量に比較して小さく設定されている。
そして、前記第1の2次電池セル対応の前記第1の出力
端子からは受信部及び制御部に電圧が供給され、前記第
2の2次電池セル対応の前記第2の出力端子からは送信
部に電圧が供給される。
【0011】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0012】第1の発明の実施の一形態を示す図1を参
照すると、2次電池16において、11は接地端子、1
4,15はそれぞれ電圧の異なる2次電池セル、12,
13はそれぞれの2次電池セル14,15の出力端子、
18は2次電池セル14,15をそれぞれ充電するため
の充電端子、17は充電用の逆流防止ダイオードであ
る。2次電池セル14は充電端子18を介して2次電池
セル15より高い電圧に充電される。なお、充電用の逆
流防止ダイオード17は外部の充電器機能を有する側へ
持たせることも可能である。
照すると、2次電池16において、11は接地端子、1
4,15はそれぞれ電圧の異なる2次電池セル、12,
13はそれぞれの2次電池セル14,15の出力端子、
18は2次電池セル14,15をそれぞれ充電するため
の充電端子、17は充電用の逆流防止ダイオードであ
る。2次電池セル14は充電端子18を介して2次電池
セル15より高い電圧に充電される。なお、充電用の逆
流防止ダイオード17は外部の充電器機能を有する側へ
持たせることも可能である。
【0013】図2は図1に示す2次電池16を携帯電話
機に適用した一例のブロック図である。消費電力の多い
送信部20へは2次電池セル14の出力端子12を接続
し、比較的消費電力の少ない制御部40及び受信部30
へは2次電池セル15の出力端子13を接続する構成と
なる。送信部20の動作中すなわち通話中、送信部20
は受信部30,制御部40とは別の2次電池セル14か
ら電圧が供給される。また、受信部30,制御部40の
み動作中すなわち待受中は、送信部20へ電圧を供給す
る2次電池セル14からは電圧供給を受ける回路はな
く、容量は減らない。このため、ユーザはいつも一定の
通話時間及び待受時間を確保できる。
機に適用した一例のブロック図である。消費電力の多い
送信部20へは2次電池セル14の出力端子12を接続
し、比較的消費電力の少ない制御部40及び受信部30
へは2次電池セル15の出力端子13を接続する構成と
なる。送信部20の動作中すなわち通話中、送信部20
は受信部30,制御部40とは別の2次電池セル14か
ら電圧が供給される。また、受信部30,制御部40の
み動作中すなわち待受中は、送信部20へ電圧を供給す
る2次電池セル14からは電圧供給を受ける回路はな
く、容量は減らない。このため、ユーザはいつも一定の
通話時間及び待受時間を確保できる。
【0014】ディジタル処理回路を多く含む制御部40
は一般的に高いレベルの高調波成分を持つクロックにて
動作しており、そのクロックの高調波が電源経由で送信
部20に干渉障害をもたらすことがある。従来例のよう
に1つの出力電源系統にて全ての回路を動作させると、
電源経由でクロックの高調波が搬送波に干渉し、受信感
度や音声品質の劣化をもたらすことが多かったが、電源
系統を分ける、つまり2次電池セルを電圧供給対象ごと
に分けることにより特性劣化を防ぐことが可能である。
後述する第2の発明の構成においてもこの効果は同様で
ある。
は一般的に高いレベルの高調波成分を持つクロックにて
動作しており、そのクロックの高調波が電源経由で送信
部20に干渉障害をもたらすことがある。従来例のよう
に1つの出力電源系統にて全ての回路を動作させると、
電源経由でクロックの高調波が搬送波に干渉し、受信感
度や音声品質の劣化をもたらすことが多かったが、電源
系統を分ける、つまり2次電池セルを電圧供給対象ごと
に分けることにより特性劣化を防ぐことが可能である。
後述する第2の発明の構成においてもこの効果は同様で
ある。
【0015】このように第1の発明を応用して実施する
と、従来問題であった(1)2次電池セルの数を減らす
ことによる小型・軽量化を図った場合の出力電圧の低下
に伴う消費電力の効率劣化及び通話時間が短くなること
と、(2)待受時と通話時との消費電力の極端な違い
が、ユーザの使用状況により、待受時間と通話時間との
バランスを大きく変化させ、長時間の待受状態が続くと
2次電池の容量が減り、カタログ上の連続通話時間また
は2次電池の充電完了後の連続通話時間に比べ極端に通
話可能時間が短くなること及び長時間通話状態が続くと
その後の待受状態の時間が極端に短くなることと、
(3)携帯電話機の送信部,受信部及び制御部等で発生
するノイズや基準発振回路の発信周波数による相互干渉
等の特性劣化を引き起こすこととを改善することがで
き、最も効率の良い電圧にて回路動作を実現することが
可能である。
と、従来問題であった(1)2次電池セルの数を減らす
ことによる小型・軽量化を図った場合の出力電圧の低下
に伴う消費電力の効率劣化及び通話時間が短くなること
と、(2)待受時と通話時との消費電力の極端な違い
が、ユーザの使用状況により、待受時間と通話時間との
バランスを大きく変化させ、長時間の待受状態が続くと
2次電池の容量が減り、カタログ上の連続通話時間また
は2次電池の充電完了後の連続通話時間に比べ極端に通
話可能時間が短くなること及び長時間通話状態が続くと
その後の待受状態の時間が極端に短くなることと、
(3)携帯電話機の送信部,受信部及び制御部等で発生
するノイズや基準発振回路の発信周波数による相互干渉
等の特性劣化を引き起こすこととを改善することがで
き、最も効率の良い電圧にて回路動作を実現することが
可能である。
【0016】次に第2の発明の実施の一形態について図
3を参照して説明する。2次電池36において、31は
接地端子、34,35はそれぞれ容量の異なる2次電池
セル、32,33はそれぞれの2次電池セル34,35
の出力端子、38は2次電池セル34,35をそれぞれ
充電するための充電端子、37は充電用の逆流防止ダイ
オードである。2次電池セル34の出力容量は2次電池
セル35に比較して小さい。なお、充電端子38を1つ
にしてそれぞれ容量の異なる2次電池セル34,35を
共通に充電することも可能である。また、逆流防止のた
めのダイオード37は外部の充電器機能を有する側へ持
たせることも可能である。充電時には充電端子38に充
電器を接続し、容量の異なる2次電池セル34,35に
逆流防止ダイオード37を経由して充電する。容量の異
なる2次電池セル34,35のそれぞれの充電端子38
を共通の充電電流供給源に接続した場合には、容量の小
さい2次電池セル34の方から充電される。
3を参照して説明する。2次電池36において、31は
接地端子、34,35はそれぞれ容量の異なる2次電池
セル、32,33はそれぞれの2次電池セル34,35
の出力端子、38は2次電池セル34,35をそれぞれ
充電するための充電端子、37は充電用の逆流防止ダイ
オードである。2次電池セル34の出力容量は2次電池
セル35に比較して小さい。なお、充電端子38を1つ
にしてそれぞれ容量の異なる2次電池セル34,35を
共通に充電することも可能である。また、逆流防止のた
めのダイオード37は外部の充電器機能を有する側へ持
たせることも可能である。充電時には充電端子38に充
電器を接続し、容量の異なる2次電池セル34,35に
逆流防止ダイオード37を経由して充電する。容量の異
なる2次電池セル34,35のそれぞれの充電端子38
を共通の充電電流供給源に接続した場合には、容量の小
さい2次電池セル34の方から充電される。
【0017】図4は図3に示す2次電池36を携帯電話
機に適用した一例のブロック図である。消費電力の多い
送信部20へは2次電池セル35の出力端子33を接続
し、比較的消費電力の少ない制御部40及び受信部30
へは2次電池セル34の出力端子32を接続する構成と
なる。通話中、送信部20へは受信部30及び制御部4
0とは別の容量の異なる2次電池セル35から電圧が供
給される。また、待受中及び通話中共に受信部30及び
制御部40は2次電池セル34から電圧が供給される。
すなわち、待受中は送信部20へ電圧を供給する2次電
池セル35からは電圧供給を受ける回路はなく、2次電
池セル35の容量は減らずにいつも一定の通話時間及び
待受時間が確保できる。
機に適用した一例のブロック図である。消費電力の多い
送信部20へは2次電池セル35の出力端子33を接続
し、比較的消費電力の少ない制御部40及び受信部30
へは2次電池セル34の出力端子32を接続する構成と
なる。通話中、送信部20へは受信部30及び制御部4
0とは別の容量の異なる2次電池セル35から電圧が供
給される。また、待受中及び通話中共に受信部30及び
制御部40は2次電池セル34から電圧が供給される。
すなわち、待受中は送信部20へ電圧を供給する2次電
池セル35からは電圧供給を受ける回路はなく、2次電
池セル35の容量は減らずにいつも一定の通話時間及び
待受時間が確保できる。
【0018】このように第2の発明を応用して実施する
と、従来問題であった(1)待受時と通話時との消費電
力の極端な違いが、ユーザの使用状況により、待受時間
と通話時間とのバランスを大きく変化させ、長時間の待
受状態が続くと2次電池の容量が減り、カタログ上の連
続通話時間または2次電池の充電完了後の連続通話時間
に比べ極端に通話可能時間が短くなること及び長時間通
話状態が続くとその後の待受状態の時間が極端に短くな
ることと、(2)携帯電話機の送信部,受信部及び制御
部等で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数によ
る相互干渉等の特性劣化を引き起こすこととを改善する
ことができる。
と、従来問題であった(1)待受時と通話時との消費電
力の極端な違いが、ユーザの使用状況により、待受時間
と通話時間とのバランスを大きく変化させ、長時間の待
受状態が続くと2次電池の容量が減り、カタログ上の連
続通話時間または2次電池の充電完了後の連続通話時間
に比べ極端に通話可能時間が短くなること及び長時間通
話状態が続くとその後の待受状態の時間が極端に短くな
ることと、(2)携帯電話機の送信部,受信部及び制御
部等で発生するノイズや基準発振回路の発信周波数によ
る相互干渉等の特性劣化を引き起こすこととを改善する
ことができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、電源系統を複数に分けることにより、電源系干渉に
よる特性劣化を防止できる。また、低消費電力回路と、
高消費電力回路とにそれぞれの効率を最良とする最適な
電圧を供給でき、つまり送信部と他の回路とで別々の電
圧を供給することにより、携帯電話機などの携帯型無線
装置の一層長い待受時間及び通話時間と良好な音声品質
とを実現可能にする効果を有する。
ば、電源系統を複数に分けることにより、電源系干渉に
よる特性劣化を防止できる。また、低消費電力回路と、
高消費電力回路とにそれぞれの効率を最良とする最適な
電圧を供給でき、つまり送信部と他の回路とで別々の電
圧を供給することにより、携帯電話機などの携帯型無線
装置の一層長い待受時間及び通話時間と良好な音声品質
とを実現可能にする効果を有する。
【0020】また、第2の発明によれば、電源系統を複
数に分けることによる特性劣化の防止とともに、互いに
出力容量の異なる複数の2次電池セルから電圧を供給す
ることにより、消費電力の異なる回路の動作時間を常に
安定にし、携帯電話機などの一層長い待受時間及び通話
時間と良好な音声品質とを実現可能にする効果を有す
る。
数に分けることによる特性劣化の防止とともに、互いに
出力容量の異なる複数の2次電池セルから電圧を供給す
ることにより、消費電力の異なる回路の動作時間を常に
安定にし、携帯電話機などの一層長い待受時間及び通話
時間と良好な音声品質とを実現可能にする効果を有す
る。
【図1】第1の発明の実施の一形態における2次電池の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図2】図1に示す2次電池を携帯電話機に適用した構
成図である。
成図である。
【図3】第2の発明の実施の一形態における2次電池の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図4】図3に示す2次電池を携帯電話機に適用した構
成図である。
成図である。
11,31 接地端子 12,13,32,33 出力端子 14,15,34,35 2次電池セル 16,36 2次電池 20 送信部 30 受信部 40 制御部
Claims (6)
- 【請求項1】 互いに出力電圧の異なる複数の2次電池
セルを有し、複数の出力端子のそれぞれから異なる電圧
を供給する2次電池を備えることを特徴とする携帯型無
線装置。 - 【請求項2】 前記複数の2次電池セルのうちの第1の
2次電池セルに対応する第1の出力端子から供給する第
1の出力電圧が第2の2次電池セルに対応する第2の出
力端子から供給する第2の出力電圧に比較して高いこと
を特徴とする請求項1記載の携帯型無線装置。 - 【請求項3】 前記第1の出力電圧は送信部に供給さ
れ、前記第2の出力電圧は受信部及び制御部に供給され
ることを特徴とする請求項2記載の携帯型無線装置。 - 【請求項4】 互いに出力容量の異なる複数の2次電池
セルを有し、複数の出力端子のそれぞれから異なる出力
容量で電圧を供給する2次電池を備えることを特徴とす
る携帯型無線装置。 - 【請求項5】 前記複数の2次電池セルのうちの第1の
2次電池セルの出力容量が第2の2次電池セルの出力容
量に比較して小さいことを特徴とする請求項4記載の携
帯型無線装置。 - 【請求項6】 前記第1の2次電池セル対応の前記第1
の出力端子からは受信部及び制御部に電圧が供給され、
前記第2の2次電池セル対応の前記第2の出力端子から
は送信部に電圧が供給されることを特徴とする請求項5
記載の携帯型無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133709A JPH09321692A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 携帯型無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8133709A JPH09321692A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 携帯型無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09321692A true JPH09321692A (ja) | 1997-12-12 |
Family
ID=15111066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8133709A Pending JPH09321692A (ja) | 1996-05-28 | 1996-05-28 | 携帯型無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09321692A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199956A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Kyocera Corp | 電子機器 |
-
1996
- 1996-05-28 JP JP8133709A patent/JPH09321692A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010199956A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Kyocera Corp | 電子機器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000208 |