JPH09317412A - 内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置 - Google Patents
内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置Info
- Publication number
- JPH09317412A JPH09317412A JP13009396A JP13009396A JPH09317412A JP H09317412 A JPH09317412 A JP H09317412A JP 13009396 A JP13009396 A JP 13009396A JP 13009396 A JP13009396 A JP 13009396A JP H09317412 A JPH09317412 A JP H09317412A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- valve
- cam
- control valve
- closing characteristic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/3442—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using hydraulic chambers with variable volume to transmit the rotating force
- F01L2001/34423—Details relating to the hydraulic feeding circuit
- F01L2001/34426—Oil control valves
- F01L2001/34433—Location oil control valves
Landscapes
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】バルブ開閉特性制御装置の性能を向上する。
【解決手段】シリンダヘッド11に締め付け固定された
カムキャップ18は一体形成されている。シリンダヘッ
ド11とカムキャップ18との間には吸気側カムシャフ
ト12及び排気側カムシャフト13が回転可能に支持さ
れている。油圧制御弁28はカムキャップ18内に収容
されている。スプール281は吸気側カムシャフト12
の直上で吸気側カムシャフト12と直交する方向に配設
されている。油圧制御弁28に接続する油圧通路29が
油圧制御弁28に沿って配設されている。図示しない給
油パイプを接続する導入口291は油圧制御弁28と略
同じ他さ位置に配置されている。
カムキャップ18は一体形成されている。シリンダヘッ
ド11とカムキャップ18との間には吸気側カムシャフ
ト12及び排気側カムシャフト13が回転可能に支持さ
れている。油圧制御弁28はカムキャップ18内に収容
されている。スプール281は吸気側カムシャフト12
の直上で吸気側カムシャフト12と直交する方向に配設
されている。油圧制御弁28に接続する油圧通路29が
油圧制御弁28に沿って配設されている。図示しない給
油パイプを接続する導入口291は油圧制御弁28と略
同じ他さ位置に配置されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関における
バルブ開閉特性制御装置に関するものである。
バルブ開閉特性制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】実開平3−56807号公報、特開平3
−33408号公報、特開平4−209907号公報で
は、内燃機関における吸気バルブ及び排気バルブを駆動
するための各カムシャフトの間をギヤ機構で連結し、一
方のカムシャフトの回転を前記ギヤ機構を介して他方の
カムシャフトに伝達する装置が開示されている。特開平
4−209907号公報の装置では、吸気バルブあるい
は排気バルブのバルブタイミングを運転状態に対応して
変更する可変バルブタイミング機構(本願でいうバルブ
開閉特性変更機構)が組み込まれている。この種の可変
バルブタイミング機構の作動は、特開平7−13931
8号公報に開示されるような油圧制御弁を用いて行われ
る。
−33408号公報、特開平4−209907号公報で
は、内燃機関における吸気バルブ及び排気バルブを駆動
するための各カムシャフトの間をギヤ機構で連結し、一
方のカムシャフトの回転を前記ギヤ機構を介して他方の
カムシャフトに伝達する装置が開示されている。特開平
4−209907号公報の装置では、吸気バルブあるい
は排気バルブのバルブタイミングを運転状態に対応して
変更する可変バルブタイミング機構(本願でいうバルブ
開閉特性変更機構)が組み込まれている。この種の可変
バルブタイミング機構の作動は、特開平7−13931
8号公報に開示されるような油圧制御弁を用いて行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記可変バルブタイミ
ング機構の応答性及び制御性を高めるには、油供給源か
ら可変バルブタイミング機構に至る油伝達経路上の油圧
低下の回避が重要である。そのため、カムキャップ内の
油圧制御弁を含む油圧伝達経路が可及的に短く、かつ屈
曲のないことが好ましい。しかし、前記ギヤ機構を介し
て一方のカムシャフトの回転を他方のカムシャフトに伝
達する装置構成では、隣合うカムシャフトの間の距離が
短い。又、クランク軸の回転を前記一方のカムシャフト
へ伝達するためのタイミングベルトに噛合するように前
記一方のカムシャフトに止着されたタイミングプーリと
カムシャフトのジャーナルとが重なり合っている。その
ため、前記油圧伝達経路を可及的に短く、かつ屈曲のな
いようにするには、油圧制御弁及び油供給源側から油圧
制御弁に至る油圧通路を前記ギヤ機構の直上に配置する
必要がある。このような配置構成はかなりの搭載スペー
スを必要とする。一方のカムシャフトに対応するカムキ
ャップのみに前記配置構成を集約することは困難であ
り、他方のカムキャップに配分する構成は、組み付け性
の制約のためにやはり困難である。
ング機構の応答性及び制御性を高めるには、油供給源か
ら可変バルブタイミング機構に至る油伝達経路上の油圧
低下の回避が重要である。そのため、カムキャップ内の
油圧制御弁を含む油圧伝達経路が可及的に短く、かつ屈
曲のないことが好ましい。しかし、前記ギヤ機構を介し
て一方のカムシャフトの回転を他方のカムシャフトに伝
達する装置構成では、隣合うカムシャフトの間の距離が
短い。又、クランク軸の回転を前記一方のカムシャフト
へ伝達するためのタイミングベルトに噛合するように前
記一方のカムシャフトに止着されたタイミングプーリと
カムシャフトのジャーナルとが重なり合っている。その
ため、前記油圧伝達経路を可及的に短く、かつ屈曲のな
いようにするには、油圧制御弁及び油供給源側から油圧
制御弁に至る油圧通路を前記ギヤ機構の直上に配置する
必要がある。このような配置構成はかなりの搭載スペー
スを必要とする。一方のカムシャフトに対応するカムキ
ャップのみに前記配置構成を集約することは困難であ
り、他方のカムキャップに配分する構成は、組み付け性
の制約のためにやはり困難である。
【0004】本発明は、吸気バルブ、排気バルブを駆動
するための各カムシャフトをカムキャップによってシリ
ンダヘッドに回転可能に軸支すると共に、一方のカムシ
ャフトの回転をギヤ機構を介して他方のカムシャフトに
伝達する構成の内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装
置の性能を向上することを目的とする。
するための各カムシャフトをカムキャップによってシリ
ンダヘッドに回転可能に軸支すると共に、一方のカムシ
ャフトの回転をギヤ機構を介して他方のカムシャフトに
伝達する構成の内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装
置の性能を向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのために請求項1の発
明では、隣接する複数のカムキャップを一体形成し、こ
の一体形成されたカムキャップに油圧制御弁を設けてバ
ルブ開閉特性制御装置を構成した。
明では、隣接する複数のカムキャップを一体形成し、こ
の一体形成されたカムキャップに油圧制御弁を設けてバ
ルブ開閉特性制御装置を構成した。
【0006】一体形成されたカムキャップは、油供給源
側から油圧制御弁に至る油圧通路、あるいは油圧制御弁
からバルブ開閉特性変更機構に至る油圧通路を形成する
ためのスペース確保に関して分割構成のカムキャップに
比べて有利である。スペース確保の有利性は前記油圧通
路の屈曲量を低減に寄与する。前記油圧通路の屈曲量の
低減は油圧低下の防止をもたらし、バルブ開閉特性変更
機構の応答性及び制御性が高まる。
側から油圧制御弁に至る油圧通路、あるいは油圧制御弁
からバルブ開閉特性変更機構に至る油圧通路を形成する
ためのスペース確保に関して分割構成のカムキャップに
比べて有利である。スペース確保の有利性は前記油圧通
路の屈曲量を低減に寄与する。前記油圧通路の屈曲量の
低減は油圧低下の防止をもたらし、バルブ開閉特性変更
機構の応答性及び制御性が高まる。
【0007】請求項2の発明では、吸気側カムシャフト
のジャーナルを軸支するカムキャップと排気側カムシャ
フのジャーナルを軸支するカムキャップとを一体形成し
た。一方のカムシャフトの回転をギヤ機構を介して他方
のカムシャフトに伝達する構成では、前記ギヤ機構にお
ける駆動力伝達に伴ってカムシャフトに対する軸受部が
駆動反力を受けている。しかし、隣合うカムシャフトを
軸支するカムキャップの一体構成はカムキャップの剛性
を高め、前記駆動反力によるシリンダヘッド及びカムキ
ャップの変形が防止される。
のジャーナルを軸支するカムキャップと排気側カムシャ
フのジャーナルを軸支するカムキャップとを一体形成し
た。一方のカムシャフトの回転をギヤ機構を介して他方
のカムシャフトに伝達する構成では、前記ギヤ機構にお
ける駆動力伝達に伴ってカムシャフトに対する軸受部が
駆動反力を受けている。しかし、隣合うカムシャフトを
軸支するカムキャップの一体構成はカムキャップの剛性
を高め、前記駆動反力によるシリンダヘッド及びカムキ
ャップの変形が防止される。
【0008】請求項3の発明では、カムキャップに覆わ
れるカムシャフトの部位に前記バルブ開閉特性変更機構
を設け、前記バルブ開閉特性変更機構の上方でカムシャ
フトと直交する方向に前記油圧制御弁を配設し、油供給
源側から前記油圧制御弁に至るカムキャップ内の油圧通
路を油圧制御弁の配設方向に略沿って配設すると共に、
油圧通路の導入口を油圧制御弁と略同じ高さ位置に配置
した。
れるカムシャフトの部位に前記バルブ開閉特性変更機構
を設け、前記バルブ開閉特性変更機構の上方でカムシャ
フトと直交する方向に前記油圧制御弁を配設し、油供給
源側から前記油圧制御弁に至るカムキャップ内の油圧通
路を油圧制御弁の配設方向に略沿って配設すると共に、
油圧通路の導入口を油圧制御弁と略同じ高さ位置に配置
した。
【0009】油供給源から供給される油は、油供給源側
から油圧制御弁の配設方向に略沿って配設したカムキャ
ップ内の油圧通路を経由して油圧制御弁へ送られる。カ
ムシャフトの軸方向におけるカムキャップの長さは短い
が、カムシャフトに対して油圧制御弁を直交させること
によりカムキャップの高さを抑えてカムキャップに油圧
制御弁を組み込むことができる。又、他部位よりも大径
となる導入口を油圧制御弁と略同じ高さ位置とした構成
は、カムキャップの高さの抑制に寄与する。
から油圧制御弁の配設方向に略沿って配設したカムキャ
ップ内の油圧通路を経由して油圧制御弁へ送られる。カ
ムシャフトの軸方向におけるカムキャップの長さは短い
が、カムシャフトに対して油圧制御弁を直交させること
によりカムキャップの高さを抑えてカムキャップに油圧
制御弁を組み込むことができる。又、他部位よりも大径
となる導入口を油圧制御弁と略同じ高さ位置とした構成
は、カムキャップの高さの抑制に寄与する。
【0010】請求項4の発明では、油供給源側から前記
油圧制御弁に至るカムキャップ内の油圧通路を油圧制御
弁のすぐ手前の1か所でのみ下方へ急曲した。油供給源
側から油圧制御弁の配設方向に略沿って配設したカムキ
ャップ内の油圧通路は油圧制御弁の直上に配置できるた
め、下方へ急曲する通路部位から油圧制御弁に至る通路
長は短い。従って、前記急曲の部位による油圧低下への
影響は少ない。
油圧制御弁に至るカムキャップ内の油圧通路を油圧制御
弁のすぐ手前の1か所でのみ下方へ急曲した。油供給源
側から油圧制御弁の配設方向に略沿って配設したカムキ
ャップ内の油圧通路は油圧制御弁の直上に配置できるた
め、下方へ急曲する通路部位から油圧制御弁に至る通路
長は短い。従って、前記急曲の部位による油圧低下への
影響は少ない。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した第1の
実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0012】図3に示すように、シリンダヘッド11に
はカムキャップ18がねじ19により締め付け固定され
ている。カムキャップ18は一体形成されている。シリ
ンダヘッド11とカムキャップ18との間には吸気側カ
ムシャフト12及び排気側カムシャフト13が回転可能
に支持されている。図4に示すように、吸気側カムシャ
フト12の軸端にはタイミングプーリ14がねじ15に
より締め付け固定されており、タイミングプーリ14に
はタイミングベルト16が巻き掛けられている。タイミ
ングベルト16は図示しないクランクシャフトの回転を
タイミングプーリ14に伝達する。図1及び図2に示す
ようにタイミングプーリ14の付近はシリンダヘッド1
1に接合されたカバー17により覆われている。図2に
示す33はシリンダヘッドカバーである。
はカムキャップ18がねじ19により締め付け固定され
ている。カムキャップ18は一体形成されている。シリ
ンダヘッド11とカムキャップ18との間には吸気側カ
ムシャフト12及び排気側カムシャフト13が回転可能
に支持されている。図4に示すように、吸気側カムシャ
フト12の軸端にはタイミングプーリ14がねじ15に
より締め付け固定されており、タイミングプーリ14に
はタイミングベルト16が巻き掛けられている。タイミ
ングベルト16は図示しないクランクシャフトの回転を
タイミングプーリ14に伝達する。図1及び図2に示す
ようにタイミングプーリ14の付近はシリンダヘッド1
1に接合されたカバー17により覆われている。図2に
示す33はシリンダヘッドカバーである。
【0013】図2及び図4に示すように、吸気側カムシ
ャフト12にはバルブタイミング変更機構20が取り付
けられている。バルブ開閉特性機構であるバルブタイミ
ング変更機構20は、吸気側カムシャフト12に対して
相対回転不能にナット21により締め付け固定されたス
テータ22と、ナット21に対して相対回転可能に支持
されたカバー23と、カバー23内に収容されたロータ
24とからなる。吸気側カムシャフト12には駆動ギヤ
25がロータ24と隣接して相対回転可能に支持されて
いる。駆動ギヤ25及びロータ24には複数のねじ26
が貫設されている。ねじ26はカバー23に螺合されて
おり、ねじ26の締め付けによって駆動ギヤ25とロー
タ24とが一体的に結合固定される。
ャフト12にはバルブタイミング変更機構20が取り付
けられている。バルブ開閉特性機構であるバルブタイミ
ング変更機構20は、吸気側カムシャフト12に対して
相対回転不能にナット21により締め付け固定されたス
テータ22と、ナット21に対して相対回転可能に支持
されたカバー23と、カバー23内に収容されたロータ
24とからなる。吸気側カムシャフト12には駆動ギヤ
25がロータ24と隣接して相対回転可能に支持されて
いる。駆動ギヤ25及びロータ24には複数のねじ26
が貫設されている。ねじ26はカバー23に螺合されて
おり、ねじ26の締め付けによって駆動ギヤ25とロー
タ24とが一体的に結合固定される。
【0014】排気側カムシャフト13には被動ギヤ27
が止着されている。駆動ギヤ25は被動ギヤ27に噛合
しており、吸気側カムシャフト12の回転がステータ2
2、ロータ24、駆動ギヤ25及び被動ギヤ27を介し
て排気側カムシャフト13に伝達される。吸気バルブ3
4は吸気側カムシャフト12の回転により駆動され、排
気バルブ35は排気側カムシャフト13の回転により駆
動される。
が止着されている。駆動ギヤ25は被動ギヤ27に噛合
しており、吸気側カムシャフト12の回転がステータ2
2、ロータ24、駆動ギヤ25及び被動ギヤ27を介し
て排気側カムシャフト13に伝達される。吸気バルブ3
4は吸気側カムシャフト12の回転により駆動され、排
気バルブ35は排気側カムシャフト13の回転により駆
動される。
【0015】図5及び図6に示すように、ステータ22
の外周には複数の区画突部221が等間隔に突設されて
おり、ロータ24の内周には複数の区画突部241が等
間隔に突設されている。区画突部221は隣合う区画突
部241の間隔内に入りこんでおり、区画突部241は
隣合う区画突部221の間隔内に入りこんでいる。この
状態では区画突部221の先端とロータ24の内周とが
密接すると共に、区画突部241の先端とステータ22
の外周とが密接し、隣合う区画突部221,241の間
に空隙を形成可能にロータ24がステータ22に対して
相対回転可能である。図5における複数の空隙P1は最
大容積の第1の油圧室となっており、図6における複数
の空隙P2は最大容積の第2の油圧室となっている。
の外周には複数の区画突部221が等間隔に突設されて
おり、ロータ24の内周には複数の区画突部241が等
間隔に突設されている。区画突部221は隣合う区画突
部241の間隔内に入りこんでおり、区画突部241は
隣合う区画突部221の間隔内に入りこんでいる。この
状態では区画突部221の先端とロータ24の内周とが
密接すると共に、区画突部241の先端とステータ22
の外周とが密接し、隣合う区画突部221,241の間
に空隙を形成可能にロータ24がステータ22に対して
相対回転可能である。図5における複数の空隙P1は最
大容積の第1の油圧室となっており、図6における複数
の空隙P2は最大容積の第2の油圧室となっている。
【0016】油圧室P1,P2内の圧力制御はカムキャ
ップ18内の油圧制御弁28によって行われる。油圧制
御弁28のスプール281はカムキャップ18内の収容
孔181にスライド可能に収容されている。スプール2
81は吸気側カムシャフト12の直上で吸気側カムシャ
フト12と直交する方向に配設されている。スプール2
81は圧縮ばね282のばね力によってソレノイド部2
83側へ付勢されている。スプール281はソレノイド
部283の励磁により圧縮ばね282に抗する方向へ付
勢される。ソレノイド部283に対する供給電流値はエ
ンジンの運転状態に応じて制御される。図5では供給電
流値が零であり、図6では供給電流値が最大である。
ップ18内の油圧制御弁28によって行われる。油圧制
御弁28のスプール281はカムキャップ18内の収容
孔181にスライド可能に収容されている。スプール2
81は吸気側カムシャフト12の直上で吸気側カムシャ
フト12と直交する方向に配設されている。スプール2
81は圧縮ばね282のばね力によってソレノイド部2
83側へ付勢されている。スプール281はソレノイド
部283の励磁により圧縮ばね282に抗する方向へ付
勢される。ソレノイド部283に対する供給電流値はエ
ンジンの運転状態に応じて制御される。図5では供給電
流値が零であり、図6では供給電流値が最大である。
【0017】収容孔181の直上には油圧通路29が略
収容孔181に沿って配設されている。図示しない給油
パイプを接続する導入口291は油圧制御弁28と略同
じ他さ位置に配置されている。油圧通路29の導入口2
91の奥にはオイルフィルタ30が収容されている。油
圧通路29の末端側は急曲して収容孔181に接続して
いる。油供給源であるオイルパン32側から油圧制御弁
28に至るカムキャップ18内の油圧通路29は、油圧
制御弁28のすぐ手前の1か所にのみ下方へ急曲する急
曲部292を有する。導入口291はオイルポンプ31
を介してオイルパン32に連通している。
収容孔181に沿って配設されている。図示しない給油
パイプを接続する導入口291は油圧制御弁28と略同
じ他さ位置に配置されている。油圧通路29の導入口2
91の奥にはオイルフィルタ30が収容されている。油
圧通路29の末端側は急曲して収容孔181に接続して
いる。油供給源であるオイルパン32側から油圧制御弁
28に至るカムキャップ18内の油圧通路29は、油圧
制御弁28のすぐ手前の1か所にのみ下方へ急曲する急
曲部292を有する。導入口291はオイルポンプ31
を介してオイルパン32に連通している。
【0018】図2に示すように吸気側カムシャフト12
のジャーナル121を支持するシリンダヘッド11の軸
受部111の内周には一対の油圧通路112,113が
形成されており、ジャーナル121を支持するカムキャ
ップ18の軸受部182の内周には一対の油圧通路18
3,184が形成されている。油圧通路112,183
は吸気側カムシャフト12の周囲に環状の油圧通路を形
成し、油圧通路113,184は吸気側カムシャフト1
2の周囲に環状の油圧通路を形成する。図2及び図7に
示すように油圧通路183はカムキャップ18内の油圧
通路185を介して収容孔181に連通しており、油圧
通路184はカムキャップ18内の油圧通路186を介
して収容孔181に連通している。
のジャーナル121を支持するシリンダヘッド11の軸
受部111の内周には一対の油圧通路112,113が
形成されており、ジャーナル121を支持するカムキャ
ップ18の軸受部182の内周には一対の油圧通路18
3,184が形成されている。油圧通路112,183
は吸気側カムシャフト12の周囲に環状の油圧通路を形
成し、油圧通路113,184は吸気側カムシャフト1
2の周囲に環状の油圧通路を形成する。図2及び図7に
示すように油圧通路183はカムキャップ18内の油圧
通路185を介して収容孔181に連通しており、油圧
通路184はカムキャップ18内の油圧通路186を介
して収容孔181に連通している。
【0019】図5及び図6に示すようにステータ22の
内周には一対の環状の油圧通路222,223が形成さ
れている。図2及び図4に示すように油圧通路222は
吸気側カムシャフト12内の油圧通路122を介して油
圧通路112,183に連通しており、油圧通路223
は吸気側カムシャフト12内の油圧通路123を介して
油圧通路113,184に連通している。図5に示すよ
うに油圧通路222は通路224を介して複数の油圧室
P1に連通しており、図6に示すように油圧通路223
は通路225を介して複数の油圧室P2に連通してい
る。
内周には一対の環状の油圧通路222,223が形成さ
れている。図2及び図4に示すように油圧通路222は
吸気側カムシャフト12内の油圧通路122を介して油
圧通路112,183に連通しており、油圧通路223
は吸気側カムシャフト12内の油圧通路123を介して
油圧通路113,184に連通している。図5に示すよ
うに油圧通路222は通路224を介して複数の油圧室
P1に連通しており、図6に示すように油圧通路223
は通路225を介して複数の油圧室P2に連通してい
る。
【0020】エンジンの作動時にはオイルポンプ31が
オイルパン32内のオイルを油圧制御弁28に供給して
いる。図5の状態では油圧通路29と油圧通路183と
が連通しており、油圧通路184と排出通路188とが
連通している。この状態ではオイルパン32内のオイル
が油圧通路29、油圧通路183、油圧通路185、油
圧通路122、油圧通路222及び通路224を介して
油圧室P1に供給され、油圧室P2内のオイルは通路2
25、油圧通路223、油圧通路123、油圧通路18
6、油圧通路184及び排出通路188を経由してオイ
ルパン32へ戻される。従って、ロータ24がステータ
22に対して図5の矢印R1の方向に回動付勢される。
この回動付勢は駆動ギヤ25及び被動ギヤ27を介して
排気側カムシャフト13に伝達され、排気側カムシャフ
ト13の開閉タイミングが早められる。図6の状態では
油圧通路29と油圧通路184とが連通しており、油圧
通路183と排出通路187とが連通している。この状
態ではオイルパン32内のオイルが油圧通路29、油圧
通路184、油圧通路186、油圧通路123、油圧通
路223及び通路225を介して油圧室P2に供給さ
れ、油圧室P1内のオイルは通路224、油圧通路22
2、油圧通路123、油圧通路185、油圧通路183
及び排出通路187を経由してオイルパン32へ戻され
る。従って、ロータ24がステータ22に対して図6の
矢印R2の方向に回動付勢される。この回動付勢は駆動
ギヤ25及び被動ギヤ27を介して排気側カムシャフト
13に伝達され、排気側カムシャフト13の開閉タイミ
ングが遅らされる。
オイルパン32内のオイルを油圧制御弁28に供給して
いる。図5の状態では油圧通路29と油圧通路183と
が連通しており、油圧通路184と排出通路188とが
連通している。この状態ではオイルパン32内のオイル
が油圧通路29、油圧通路183、油圧通路185、油
圧通路122、油圧通路222及び通路224を介して
油圧室P1に供給され、油圧室P2内のオイルは通路2
25、油圧通路223、油圧通路123、油圧通路18
6、油圧通路184及び排出通路188を経由してオイ
ルパン32へ戻される。従って、ロータ24がステータ
22に対して図5の矢印R1の方向に回動付勢される。
この回動付勢は駆動ギヤ25及び被動ギヤ27を介して
排気側カムシャフト13に伝達され、排気側カムシャフ
ト13の開閉タイミングが早められる。図6の状態では
油圧通路29と油圧通路184とが連通しており、油圧
通路183と排出通路187とが連通している。この状
態ではオイルパン32内のオイルが油圧通路29、油圧
通路184、油圧通路186、油圧通路123、油圧通
路223及び通路225を介して油圧室P2に供給さ
れ、油圧室P1内のオイルは通路224、油圧通路22
2、油圧通路123、油圧通路185、油圧通路183
及び排出通路187を経由してオイルパン32へ戻され
る。従って、ロータ24がステータ22に対して図6の
矢印R2の方向に回動付勢される。この回動付勢は駆動
ギヤ25及び被動ギヤ27を介して排気側カムシャフト
13に伝達され、排気側カムシャフト13の開閉タイミ
ングが遅らされる。
【0021】第1の実施の形態では以下の効果が得られ
る。 (1-1)排気側カムシャフト13の開閉タイミングの迅
速な切り換えは、ステータ22に対するロータ24の迅
速な相対回動を必要とする。即ち、バルブタイミング変
更機構20の応答性を高めるには油圧室P1,P2にお
ける迅速な油圧制御が要求される。油圧室P1,P2に
おける迅速な油圧制御を行なうには、油圧通路29の導
入口291から油圧室P1,P2に至る油圧供給経路を
可及的に短く、かつ屈曲のないようにすることが肝要で
ある。
る。 (1-1)排気側カムシャフト13の開閉タイミングの迅
速な切り換えは、ステータ22に対するロータ24の迅
速な相対回動を必要とする。即ち、バルブタイミング変
更機構20の応答性を高めるには油圧室P1,P2にお
ける迅速な油圧制御が要求される。油圧室P1,P2に
おける迅速な油圧制御を行なうには、油圧通路29の導
入口291から油圧室P1,P2に至る油圧供給経路を
可及的に短く、かつ屈曲のないようにすることが肝要で
ある。
【0022】油圧制御弁28は一体形成されたカムキャ
ップ18内に組み込まれており、油圧制御弁28にオイ
ルを供給するための油圧通路29はカムキャップ18内
に形成されている。油圧通路29は1つの急曲部292
以外ではほぼ直線状であり、急曲部292から油圧制御
弁28に至る通路長は僅かである。即ち、油圧通路29
の長さは短く、屈曲量も少ない。このような通路構成は
カムキャップ18の一体構成によるものである。カムキ
ャップが仮に分割構成であるならば、この分割片の組み
付け性の制約のために短くかつ屈曲量の少ない油圧通路
29を形成するためのスペースが不足する。一体形成さ
れたカムキャップ18における油圧通路形成スペースに
余裕があることから、油圧通路29の大部分を直線形状
に近づけることができる。 (1-2)カムキャップ18に覆われる吸気側カムシャフ
ト12の部位にバルブタイミング変更機構20が設けら
れており、このバルブタイミング変更機構20の上方で
吸気側カムシャフト12と直交する方向に油圧制御弁2
8が配設されている。シリンダヘッドカバー33とタイ
ミングプーリ14との間の間隔は短いが、油圧制御弁2
8を吸気側カムシャフト12と直交させることによりカ
ムキャップ18の高さを抑えつつシリンダヘッドカバー
33とタイミングプーリ14との間に油圧制御弁28を
配置することができる。 (1-3)導入口291には給油パイプが接続されるた
め、導入口291は油圧通路29の他部位よりも大径と
なる。このような導入口291を油圧制御弁28と略同
じ高さ位置とした構成は、カムキャップ18の高さの抑
制に寄与する。 (1-4)油圧通路29を油圧制御弁28のすぐ手前の1
か所でのみ下方へ急曲したが、油圧通路29はカムキャ
ップ18の高さを抑えながら油圧制御弁28の直上を通
るように配置できる。そのため、下方へ急曲する急曲部
292から油圧制御弁28に至る通路長は短い。従っ
て、急曲部292による油圧低下への影響は少ない。 (1-5)駆動ギヤ25及び被動ギヤ27からなるギヤ機
構における駆動力伝達に伴って軸受部111,182が
駆動反力を受けている。しかし、カムキャップ18の一
体構成はカムキャップ18の剛性を高め、前記駆動反力
によるカムキャップ18の変形がカムキャップ18の剛
性向上によって防止される。軸受部111,182の変
形防止は、油圧通路112,113からの油洩れ防止、
カムシャフト12,13と軸受部111,182との間
の摩擦低減に寄与する。
ップ18内に組み込まれており、油圧制御弁28にオイ
ルを供給するための油圧通路29はカムキャップ18内
に形成されている。油圧通路29は1つの急曲部292
以外ではほぼ直線状であり、急曲部292から油圧制御
弁28に至る通路長は僅かである。即ち、油圧通路29
の長さは短く、屈曲量も少ない。このような通路構成は
カムキャップ18の一体構成によるものである。カムキ
ャップが仮に分割構成であるならば、この分割片の組み
付け性の制約のために短くかつ屈曲量の少ない油圧通路
29を形成するためのスペースが不足する。一体形成さ
れたカムキャップ18における油圧通路形成スペースに
余裕があることから、油圧通路29の大部分を直線形状
に近づけることができる。 (1-2)カムキャップ18に覆われる吸気側カムシャフ
ト12の部位にバルブタイミング変更機構20が設けら
れており、このバルブタイミング変更機構20の上方で
吸気側カムシャフト12と直交する方向に油圧制御弁2
8が配設されている。シリンダヘッドカバー33とタイ
ミングプーリ14との間の間隔は短いが、油圧制御弁2
8を吸気側カムシャフト12と直交させることによりカ
ムキャップ18の高さを抑えつつシリンダヘッドカバー
33とタイミングプーリ14との間に油圧制御弁28を
配置することができる。 (1-3)導入口291には給油パイプが接続されるた
め、導入口291は油圧通路29の他部位よりも大径と
なる。このような導入口291を油圧制御弁28と略同
じ高さ位置とした構成は、カムキャップ18の高さの抑
制に寄与する。 (1-4)油圧通路29を油圧制御弁28のすぐ手前の1
か所でのみ下方へ急曲したが、油圧通路29はカムキャ
ップ18の高さを抑えながら油圧制御弁28の直上を通
るように配置できる。そのため、下方へ急曲する急曲部
292から油圧制御弁28に至る通路長は短い。従っ
て、急曲部292による油圧低下への影響は少ない。 (1-5)駆動ギヤ25及び被動ギヤ27からなるギヤ機
構における駆動力伝達に伴って軸受部111,182が
駆動反力を受けている。しかし、カムキャップ18の一
体構成はカムキャップ18の剛性を高め、前記駆動反力
によるカムキャップ18の変形がカムキャップ18の剛
性向上によって防止される。軸受部111,182の変
形防止は、油圧通路112,113からの油洩れ防止、
カムシャフト12,13と軸受部111,182との間
の摩擦低減に寄与する。
【0023】本発明では、第1の実施の形態におけるバ
ルブタイミング変更機構20を排気側カムシャフト13
上に配置して吸気バルブ34の開閉タイミングを変える
ようにしてもよい。又、吸気側カムシャフト12の中間
部を軸支するカムキャップ及び吸気側カムシャフト12
のジャーナル121を軸支するカムキャップという吸気
側カムシャフト12における隣合うカムキャップを一体
形成し、この一体形成されたカムキャップに油圧制御弁
を設けるようにしてもよい。同様に、排気側カムシャフ
ト13の中間部を軸支するカムキャップ及び排気側カム
シャフト13のジャーナルを軸支するカムキャップとい
う排気側カムシャフト13における隣合うカムキャップ
を一体形成し、この一体形成されたカムキャップに油圧
制御弁を設けるようにしてもよい。
ルブタイミング変更機構20を排気側カムシャフト13
上に配置して吸気バルブ34の開閉タイミングを変える
ようにしてもよい。又、吸気側カムシャフト12の中間
部を軸支するカムキャップ及び吸気側カムシャフト12
のジャーナル121を軸支するカムキャップという吸気
側カムシャフト12における隣合うカムキャップを一体
形成し、この一体形成されたカムキャップに油圧制御弁
を設けるようにしてもよい。同様に、排気側カムシャフ
ト13の中間部を軸支するカムキャップ及び排気側カム
シャフト13のジャーナルを軸支するカムキャップとい
う排気側カムシャフト13における隣合うカムキャップ
を一体形成し、この一体形成されたカムキャップに油圧
制御弁を設けるようにしてもよい。
【0024】又、バルブ開閉特性変更機構として特開平
7−139318号公報に開示されるような油圧ピスト
ンを用いた機構のバルブ開閉特性制御装置に本発明を適
用することもできる。
7−139318号公報に開示されるような油圧ピスト
ンを用いた機構のバルブ開閉特性制御装置に本発明を適
用することもできる。
【0025】さらに本発明は、バルブリフト量あるいは
バルブリフト特性を制御するバルブ開閉特性制御装置に
も適用できる。
バルブリフト特性を制御するバルブ開閉特性制御装置に
も適用できる。
【0026】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、互いに
隣接する複数のカムキャップを一体形成し、この一体形
成されたカムキャップに前記油圧制御弁を設けたので、
バルブ開閉特性変更機構における応答性及び制御性を高
めて性能を向上し得る。
隣接する複数のカムキャップを一体形成し、この一体形
成されたカムキャップに前記油圧制御弁を設けたので、
バルブ開閉特性変更機構における応答性及び制御性を高
めて性能を向上し得る。
【図1】第1の実施の形態を示す一部破断平面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】一部破断正面図。
【図4】平断面図。
【図5】バルブタイミング変更機構と油圧制御弁との関
係を示す断面図。
係を示す断面図。
【図6】バルブタイミング変更機構と油圧制御弁との関
係を示す断面図。
係を示す断面図。
【図7】カムキャップの底断面図。
12…吸気側カムシャフト、13…排気側カムシャフ
ト、18…カムキャップ、20…バルブ開閉特性変更機
構となるバルブタイミング変更機構、25…ギヤ機構を
構成する駆動ギヤ、27…ギヤ機構を構成する被動ギ
ヤ、28…油圧制御弁、29…油圧通路、291…導入
口、292…急曲部。
ト、18…カムキャップ、20…バルブ開閉特性変更機
構となるバルブタイミング変更機構、25…ギヤ機構を
構成する駆動ギヤ、27…ギヤ機構を構成する被動ギ
ヤ、28…油圧制御弁、29…油圧通路、291…導入
口、292…急曲部。
Claims (4)
- 【請求項1】内燃機関における吸気バルブ、排気バルブ
を駆動するための各カムシャフトをカムキャップによっ
てシリンダヘッドに回転可能に軸支し、前記吸気バルブ
又は排気バルブの開閉特性を油圧によって変更するバル
ブ開閉特性変更機構と、前記カムキャップ内に設けられ
た油圧通路を流れる油量を制御して前記バルブ開閉特性
変更機構へ供給される油圧を制御する油圧制御弁とを備
えたバルブ開閉特性制御装置において、 互いに隣接する複数のカムキャップを一体形成し、この
一体形成されたカムキャップに前記油圧制御弁を設けた
内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置。 - 【請求項2】カムキャップは吸気側カムシャフトのジャ
ーナル及び排気側カムシャフのジャーナルを軸支する請
求項1に記載の内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装
置。 - 【請求項3】前記バルブ開閉特性変更機構は、カムキャ
ップに覆われるカムシャフトの部位に設けられており、
前記油圧制御弁は前記バルブ開閉特性変更機構の上方で
カムシャフトと直交する方向に配設されており、油供給
源側から前記油圧制御弁に至るカムキャップ内の油圧通
路は、油圧制御弁の配設方向に略沿って配設されている
と共に、前記油圧通路の導入口は油圧制御弁と略同じ高
さに配置されている請求項2に記載の内燃機関における
バルブ開閉特性制御装置。 - 【請求項4】油供給源側から前記油圧制御弁に至るカム
キャップ内の油圧通路は、油圧制御弁のすぐ手前の1か
所でのみ下方へ急曲している請求項3に記載の内燃機関
におけるバルブ開閉特性制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009396A JPH09317412A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13009396A JPH09317412A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317412A true JPH09317412A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15025803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13009396A Pending JPH09317412A (ja) | 1996-05-24 | 1996-05-24 | 内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09317412A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6182625B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-02-06 | Suzuki Motor Corporation | Oil-passage structure of internal combustion engine |
US6182624B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-02-06 | Suzuki Motor Corporation | Hydraulic control valve mounting structure in an engine |
US6263844B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-07-24 | Suzuki Motor Corporation | Oil passage for internal combustion engine |
JP2006118497A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁弁ユニット、エンジンカバーユニット |
JP2007146830A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-06-14 | Hitachi Ltd | 内燃機関の油圧制御装置 |
US7556001B2 (en) * | 2006-08-10 | 2009-07-07 | Hyundai Motor Company | Oil control valve of a vehicle engine |
KR100925935B1 (ko) * | 2007-11-20 | 2009-11-09 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드 커버 내에 구비되는 오일 제어 밸브 |
EP2891773A1 (en) * | 2013-08-26 | 2015-07-08 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Variable valve timing control apparatus |
-
1996
- 1996-05-24 JP JP13009396A patent/JPH09317412A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6182625B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-02-06 | Suzuki Motor Corporation | Oil-passage structure of internal combustion engine |
US6182624B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-02-06 | Suzuki Motor Corporation | Hydraulic control valve mounting structure in an engine |
US6263844B1 (en) | 1998-12-29 | 2001-07-24 | Suzuki Motor Corporation | Oil passage for internal combustion engine |
DE19962095B4 (de) * | 1998-12-29 | 2006-08-24 | Suzuki Motor Corp., Hamamatsu | Anbaustruktur für ein hydraulisches Regelventil bei einem Motor |
JP2006118497A (ja) * | 2004-09-27 | 2006-05-11 | Aisin Seiki Co Ltd | 電磁弁ユニット、エンジンカバーユニット |
JP4613760B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2011-01-19 | アイシン精機株式会社 | 電磁弁ユニット、エンジンカバーユニット |
JP2007146830A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-06-14 | Hitachi Ltd | 内燃機関の油圧制御装置 |
US7556001B2 (en) * | 2006-08-10 | 2009-07-07 | Hyundai Motor Company | Oil control valve of a vehicle engine |
KR100925935B1 (ko) * | 2007-11-20 | 2009-11-09 | 현대자동차주식회사 | 실린더 헤드 커버 내에 구비되는 오일 제어 밸브 |
EP2891773A1 (en) * | 2013-08-26 | 2015-07-08 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Variable valve timing control apparatus |
US9574681B2 (en) | 2013-08-26 | 2017-02-21 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Variable valve timing control apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11148426A (ja) | 内燃エンジンのシリンダヘッド構造 | |
US20030188705A1 (en) | Camshaft accumulator | |
WO2012029934A1 (ja) | カムシャフト装置 | |
JP2000204917A (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP2007085548A (ja) | カム位相器のためのオイル流量制御バルブ | |
JPWO2011070976A1 (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JPH09317412A (ja) | 内燃機関におけるバルブ開閉特性制御装置 | |
JPH0988625A (ja) | 内燃エンジン | |
JP2001073870A (ja) | 内燃機関のカム軸駆動用無端可撓部材の収容室構造 | |
JP2000199417A (ja) | 内燃機関のオイル通路 | |
US5850812A (en) | Engine having variable valve timing mechanism | |
JP2011117414A (ja) | 内燃機関の可変動弁装置 | |
JP2001073718A (ja) | エンジンの動弁装置 | |
JP7200914B2 (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2007263038A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JP2701609B2 (ja) | V型内燃機関 | |
CN100580227C (zh) | 内燃机的气门装置中摇臂轴的止转装置 | |
JP2003020915A (ja) | 船外機用4サイクルエンジン | |
JP3231186B2 (ja) | 内燃機関 | |
JP4068410B2 (ja) | 船外機用エンジン | |
JP3740834B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置付エンジン | |
JP2000337117A (ja) | オイルポンプ装置 | |
JPH11280414A (ja) | 可変バルブタイミング装置付dohcエンジン | |
JP3233027B2 (ja) | 内燃機関の油供給装置 | |
JP2001227312A (ja) | エンジンのバルブタイミング制御装置 |