JPH0931451A - 蓄熱材及び蓄熱材分散液 - Google Patents
蓄熱材及び蓄熱材分散液Info
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- JPH0931451A JPH0931451A JP7179934A JP17993495A JPH0931451A JP H0931451 A JPH0931451 A JP H0931451A JP 7179934 A JP7179934 A JP 7179934A JP 17993495 A JP17993495 A JP 17993495A JP H0931451 A JPH0931451 A JP H0931451A
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Abstract
散液において、過冷却現象を防止し、加熱と冷却を施し
た場合の融点と凝固点の差が極めて小さい蓄熱材、蓄熱
材分散液を提供する。 【構成】 相変化を伴う有機化合物と前記有機化合物の
アミン誘導体、アルコール誘導体またはカルボン酸誘導
体から選択される一種以上の核発生剤とを含んで蓄熱材
を構成し、この蓄熱材を水等の分散媒内に分散させて蓄
熱材分散液を構成する。
Description
暖めたりするために用いられる蓄熱材、こういった蓄熱
材を水等の分散媒中に分散させてなる蓄熱材分散液に関
するものである。このような蓄熱材は容器等に封入して
保温剤として利用できる。また、こういった蓄熱材を分
散媒中に分散保持した蓄熱材分散液も、容器等に封入し
て保温剤として利用できるとともに、空調システム用の
冷熱搬送媒体等としても利用できる。
て、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、脂肪酸、エステ
ル化合物等の有機化合物を利用する技術が知られてい
る。また、これら有機化合物蓄熱材の熱交換率を高める
ため、上記蓄熱材を微小カプセルに封入し、熱伝導性の
良い液体中に入れて用いる方法や、乳化剤を用い有機化
合物蓄熱材と水の水中油滴型エマルジョンを調整して使
用する方法が提案されている。この様にすると、有機化
合物蓄熱材の固化時においても、熱搬送媒体となる蓄熱
材分散液の流動性を保持させて蓄熱材の潜熱を負荷側に
効率よく供給することができる(例えば、特開昭56−
110869、特開昭55−40524、特開昭63−
217196、特開平5−163486、特開平6−9
950)。ここで、後者のエマルジョン形態のものは、
以下の実施例に示すように、カプセルに封入される場合
に比べ、調整が非常に簡単であり、コストの大幅な増大
もない等のメリットを有しているため、提案されている
使用応用例も多い。
物を内包する水中油滴型エマルジョンを調整し、蓄熱操
作を試みたところ、次のような問題が生じることが判っ
た。つまり、相変化を伴う有機化合物を内包するエマル
ジョンは、加熱/冷却を施すことにより、吸熱/放熱を
それぞれ繰り返されて各用途に使用されるが、その際、
エマルジョンに内包された相変化を伴う有機化合物の融
点と凝固点が異なる現象、即ち、著しい過冷却現象が生
じることが判明した。このような過冷却現象が発生する
と、例えば、このエマルジョンを冷熱搬送媒体として使
用する場合に、分散物(本願でいう蓄熱材)の凝固が所
定の温度域で完全に起こらず、相転移に多大なエネルギ
ーを必要とし、例えば冷房装置の動作効率が低下しやす
い等の問題を発生することとなる。一方、蓄熱材を水等
の分散媒内に分散する手法として、マイクロカプセルを
使用することが知られている。この形態の技術にあって
は、特開平5−237368に示されるように、マイク
ロカプセル内に内包される化合物ととともに、高融点化
合物(カルボン酸類、アルコール類、アマイド類)をカ
プセル内に内包する。しかしながら、この技術において
も、明細書に記載の表1に示すように過冷却現象が発生
している。この原因は、マイクロカプセル内に内包され
る化合物と、高融点化合物との間で、その融点差が比較
的大きく、物質的に直接的な繋がりが無いために、なお
過冷却現象が解消し難いためと推測される。従って、本
発明の目的は、相変化を伴う有機化合物を内包した蓄熱
材或いは蓄熱材分散液において、過冷却現象を防止し、
加熱と冷却を施した場合の融点と凝固点の差が極めて小
さい蓄熱材、あるいはこれを含む蓄熱材分散液を提供す
ることにある。
の本発明による請求項1に係わる相変化を伴う有機化合
物を含んでなる蓄熱材の第1の特徴構成は、前記有機化
合物のアミン誘導体、アルコール誘導体またはカルボン
酸誘導体から選択される一種以上からなる核発生剤を前
記有機化合物とともに備えたことにある。さらに、前記
第1の特徴構成を備えた蓄熱材において、前記有機化合
物が脂肪族炭化水素であることが好ましい。これが、請
求項2に係わる本願発明の第2の特徴構成である。さら
に、上記第1もしくは第2の特徴構成を備えたものにお
いて、前記有機化合物に対する前記核発生剤の割合が、
30〜0.5重量%であることが好ましい。これが、請
求項3に係わる本願発明の第3の特徴構成である。さら
に上記の目的を達成するための請求項4に係わる蓄熱材
分散液の特徴構成は、これが、相変化を伴う有機化合物
と、前記有機化合物のアミン誘導体、アルコール誘導体
またはカルボン酸誘導体から選択される一種以上からな
る核発生剤とを、共に、乳化剤により分散媒中にエマル
ジョンとして分散してなることにある。さらに、上記の
目的を達成するための請求項5に係わる蓄熱材分散液の
特徴構成は、相変化を伴う有機化合物と、前記有機化合
物のアミン誘導体、アルコール誘導体またはカルボン酸
誘導体から選択される一種以上からなる核発生剤とを、
共に、マイクロカプセル中に内包し、前記マイクロカプ
セルを分散媒中に分散してなることにある。〔作用〕一
般的に、相変化材の過冷却現象を防止するために、核発
生剤の添加が行われる。最も、効果のある核発生剤は言
うまでもなく相変化材そのものの結晶である。しかし、
例えば、エマルジョン形態のものでは相変化材は完全に
融解するので、相変化材の一部をいかなる温度状態にお
いても結晶のまま保持させなければ過冷却現象は防止で
きず、そのような技術は不可能と考えられる。そのた
め、本願においては、相変化材と結晶構造の良く似た、
他の核発生剤を添加する。このとき、核発生剤は相変化
材より高い融点を有し、固化が早い段階から起こること
が望ましい。本願第1の特徴構成の蓄熱材においては、
相変化材が有機化合物で、この相変化材のアミン誘導
体、アルコール誘導体またはカルボン酸誘導体の一種以
上が、所謂、核発生剤となっている。ここで、核発生剤
は、相変化材より早い段階で固化を始めることとなる
が、この核発生剤は相変化材である有機化合物と近い結
晶構造を有しているため、核発生剤の結晶が形成された
段階で、これを核として相変化材の相変化を促進する。
即ち、誘導体であるため、基本的な結晶構造は非常に近
似しており、結果的に、これを核として相変化材の固化
が非常にスムーズに進行する。結果、後述する表1に示
すように、過冷却現象を効果的に防止できる。さらに本
願第2の特徴構成の蓄熱材にあっては、冷熱搬送媒体と
しての実用性に富む脂肪族炭化水素を主な蓄熱材として
使用することにより、比較的入手しやすい材料を使用し
て、比較的高い蓄熱効果を発揮しながら、融点と凝固点
の差を実質上無いに等しい1℃以下まで低下することが
できる。さらに、本願第3の特徴構成の蓄熱材にあって
は、相変化材に対する核発生剤の量を適切に選択するこ
とにより、その過冷却現象を抑えることができる。ここ
で、核発生剤の添加量が30重量%より多いと過冷却防
止効果はあるが、逆に単位質量あたりの蓄熱材の量が少
なくなり、その結果蓄熱量が減少してしまうため、蓄熱
効率が低下してしまい、核発生剤の添加量が0.5重量
%より少ないと、過冷却防止効果を期待し難い。請求項
4に係わる蓄熱材分散液にあっては、上記のような相変
化材と核発生剤とを組み合わせたものを、分散媒中に分
散させることとなるが、この分散の手法として、乳化剤
によるエマルジョン手法を採用することにより、調整が
非常に簡単であり、コストの増大なく、良好な特性の蓄
熱材分散液を得ることができる。ここで、この蓄熱材分
散液にあっても、先に説明した過冷却の防止効果を、相
変化材と核発生剤との本願独特の組み合わせにより得ら
れる。請求項5に係わる蓄熱材分散液にあっては、上記
のような相変化材と核発生剤とを組み合わせたものを、
分散媒中に分散させることとなるが、この分散の手法と
して、マイクロカプセル手法を採用することにより、耐
熱性や外部からの圧力や応力等に対して耐久性の高い蓄
熱材分散液を得ることができる。ここで、この蓄熱材分
散液にあっても、先に説明した過冷却の防止効果を、相
変化材と核発生剤との本願独特の組み合わせにより得ら
れる。
熱材、この蓄熱材を分散媒中の分散して構成される蓄熱
材分散液の順に説明する。 1 蓄熱材 蓄熱材は、相変化を起こす相変化材としての有機化合物
と、核発生剤としての前記有機化合物のアミン誘導体、
アルコール誘導体またはカルボン酸誘導体から選択され
る一種以上とを共に含有してなっている。前記有機化合
物に対する前記核発生剤の割合は、30〜0.5重量%
(さらに好ましくは1〜0.5重量%)に設定されてい
る。 2 エマルジョン形態の蓄熱材分散液 蓄熱材分散液は、先に説明した蓄熱材を分散媒中に分散
させて得られるものであり、相変化を伴う有機化合物
と、前記有機化合物のアミン誘導体、アルコール誘導体
またはカルボン酸誘導体から選択される一種以上からな
る核発生剤とを、共に、乳化剤により分散媒中にエマル
ジョンとして分散して構成される。前記有機化合物に対
する前記核発生剤の割合は、30〜0.5重量%(さら
に好ましくは1〜0.5重量%)、に設定されている。
さらに、分散媒に対する前記有機化合物の割合は、50
〜5重量%(さらに好ましくは40〜10重量%)に設
定されている。ここで、蓄熱材分散液中の有機化合物の
割合は高い程潜熱量が増し好ましいが、良好な流動性を
維持するには、上記の割合が好ましい。この割合が50
重量%より高いと、流動性良く長期間安定した分散した
状態が得られない。一方5重量%以下であると、蓄熱効
果の乏しいものとなる。 3 マイクロカプセル形態の蓄熱材分散液 蓄熱材分散液は、先に説明した蓄熱材を分散媒中に分散
させて得られるものであり、相変化を伴う有機化合物
と、前記有機化合物のアミン誘導体、アルコール誘導体
またはカルボン酸誘導体から選択される一種以上からな
る核発生剤とを、共に、マイクロカプセル中に内包し、
前記マイクロカプセルを分散媒中に分散して構成され
る。ここで、前記有機化合物は脂肪族炭化水素である。
前記有機化合物に対する前記核発生剤の割合は、30〜
0.5重量%(さらに好ましくは1〜0.5重量%)に
設定されている。分散媒に対する前記有機化合物の割合
は、50〜5重量%(さらに好ましくは40〜10重量
%)に設定されている。ここで、この割合が50重量%
より高いと、流動性良く長期間安定した分散した状態が
得られない。一方重量5%以下であると、蓄熱効果の乏
しいものとなる。
変化材と核発生剤とが一定の関係とされ、さらにはこれ
らを含む蓄熱材が分散媒中に分散されて構成されるが、
具体的には以下のような物質で構成されることとなる。 イ 相変化材としては、融点あるいは凝固点を有する有
機化合物であれば使用可能であるが、脂肪族炭化水素、
芳香族炭化水素、脂肪酸、エステル化合物等が好まし
い。さらに、ペンタデカン、テトラデカン、エイコサ
ン、ドコサン等の炭素数が10以上の直鎖の脂肪族炭化
水素化合物が好ましい有機化合物となる。これらの炭素
数が10以上の脂肪族炭化水素化合物は、炭素数の増加
とともに、融点が上昇するため、目的に応じた融点を有
する化合物を選択したり、また2種以上を混合すること
も可能である。 ロ 相変化材にペンタデカンを使用する場合にはペンタ
デシルアミン、ペンタデシルアルコールまたはペンタデ
カン酸の一種以上を核発生剤として添加する。 ハ 相変化材にテトラデカンを使用する場合にはテトラ
デシルアミン、テトラデシルアルコールまたはテトラデ
カン酸の一種以上を核発生剤として添加する。 ニ 分散媒としては、蓄熱材分散液が使用される温度域
が0℃以上ならば水および防腐剤や防錆材等が添加され
た水が採用され、0℃以下の場合はエチレングリコール
水溶液、シリコン液やアルコール水溶液などの不凍液が
採用される。 ホ 乳化剤としては、ポリオキシエチレナルキルアルコ
ール系界面活性剤であるエマルゲン709(K社製乳化
剤)等が好ましいが、任意のエマルジョン化手法が使用
できる。 へ マイクロカプセル構成材としては、メタクリル酸メ
チルと重合開始剤との組み合わせを使用することが好ま
しいが、この場合もまた、任意のマイクロカプセル化手
法を使用できる。マイクロカプセル化手法としては、コ
アセルベーション法、界面重合法、in−situ法、
酵母菌を用いた手法等を用いることが可能である。
5に示すもの、比較例として比較例1〜3を調製した。
ここで、実施例1〜4はエマルジョン形態のものであ
り、実施例5、比較例3はマイクロカプセル形態のもの
である。
を0.4g添加する(ペンタデシルアミン/ペンタデカ
ン=1重量%)これを1重量%のエマルゲン709(K
社製乳化剤)水溶液160ccに加え、バイオミキサー
を用い、8000rpmで5分間攪拌することにより、
蓄熱材エマルジョンを得た。 〔実施例2〕ペンタデカン40gにペンタデシルアルコ
ールを0.4g添加する(ペンタデシルアミン/ペンタ
デカン=1重量%)。これを1重量%のエマルゲン70
9(K社製乳化剤)水溶液160ccに加え、バイオミ
キサーを用い、8000rpmで5分間攪拌することに
より、蓄熱材エマルジョンを得た。 〔実施例3〕ペンタデカン40gにペンタデカン酸を
0.4g添加する(ペンタデシルアミン/ペンタデカン
=1重量%)。これを1重量%のエマルゲン709(K
社製乳化剤)水溶液160ccに加え、バイオミキサー
を用い、8000rpmで5分間攪拌することにより、
蓄熱材エマルジョンを得た。 〔実施例4〕テトラデカン40gにテトラデシルアミン
を0.4g添加する(テトラデシルアミン/テトラデカ
ン=1重量%)。これを1重量%のエマルゲン709
(K社製乳化剤)水溶液160ccに加え、バイオミキ
サーを用い、8000rpmで5分間攪拌することによ
り、蓄熱材エマルジョンを得た。 〔比較例1〕実施例1でペンタデシルアミンを添加せ
ず、ペンタデカンのみで同様に蓄熱材エマルジョンを調
製した。 〔比較例2〕実施例4でテトラデシルアミンを添加せ
ず、テトラデカンのみで同様に蓄熱材エマルジョンを調
製した。表1に上記実施例1〜4および比較例1、2で
得られたエマルジョンの過冷却の程度を示差走査熱量計
(S製作所製、DSC−50)による測定で得られた融
点と凝固点の差(ΔT)で示す。ΔTの値が小さいほど
過冷却の程度も小さい。
象をほぼ完全に抑制する効果が確認できた。
を0.2g加え、40℃で10分間過熱してペンタデシ
ルアミンをペンタデカンに溶解させる。これにメタクリ
ル酸メチル4gと重合開始剤であるV65(和光純薬社
製)を0.12g添加する。この混合液を1重量%ポリ
ビリニアルコル(重合度500)水溶液150ミリリッ
トルの入ったビーカーに加え、ホモジナイザーで800
0rpm、5分間攪拌する。その後、70℃のオイルバ
ス中で5時間、200rpmの速度で磁気攪拌させ、メ
タクリル酸メチルを重合させる。こうしてペンタデシル
アミン含有ペンタデカンがポリメタクリル酸メチルの膜
で覆われたマイクロカプセル(粒径3〜15μm)が調
製された。これを示差走査熱量計の測定に呈したとこ
ろ、ΔT=0.5℃であった。 〔比較例3〕ペンタデカンにペンタデシルアミンを加え
ない以外は同じ条件でペンタデカン包含ポリメタクリル
酸メチル膜マイクロカプセルを調製した。これを示差走
査熱量計の測定に呈したところΔT=12.2℃であっ
た。結果、マイクロカプセル形態のものにおいても、同
様に、過冷却現象の発生を良好に抑えることができた。
化合物とともに、その相変化を伴う有機化合物のアミン
誘導体、アルコール誘導体またはカルボン酸誘導体を添
加することにより、過冷却現象を防止し、加熱と冷却を
施した場合の融点と凝固点の差が極めて小さい蓄熱材、
蓄熱材分散液を得ることができた。
Claims (5)
- 【請求項1】 相変化を伴う有機化合物を含んでなる蓄
熱材であって、前記有機化合物のアミン誘導体、アルコ
ール誘導体またはカルボン酸誘導体から選択される一種
以上の核発生剤を前記有機化合物とともに含んでなる蓄
熱材。 - 【請求項2】 前記有機化合物が脂肪族炭化水素である
請求項1記載の蓄熱材。 - 【請求項3】 前記有機化合物に対する前記核発生剤の
割合が、30〜0.5重量%である請求項1又は請求項
2記載の蓄熱材。 - 【請求項4】 相変化を伴う有機化合物と、前記有機化
合物のアミン誘導体、アルコール誘導体またはカルボン
酸誘導体から選択される一種以上からなる核発生剤と
を、共に、乳化剤により分散媒中にエマルジョンとして
分散してなる蓄熱材分散液。 - 【請求項5】 相変化を伴う有機化合物と、前記有機化
合物のアミン誘導体、アルコール誘導体またはカルボン
酸誘導体から選択される一種以上からなる核発生剤と
を、共に、マイクロカプセル中に内包し、前記マイクロ
カプセルを分散媒中に分散してなる蓄熱材分散液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP17993495A JP3739114B2 (ja) | 1995-07-17 | 1995-07-17 | 蓄熱材及び蓄熱材分散液 |
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JPH0931451A true JPH0931451A (ja) | 1997-02-04 |
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ID=16074497
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1995
- 1995-07-17 JP JP17993495A patent/JP3739114B2/ja not_active Expired - Lifetime
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