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JPH09311891A - 通貨の自動交換支払装置 - Google Patents

通貨の自動交換支払装置

Info

Publication number
JPH09311891A
JPH09311891A JP12857496A JP12857496A JPH09311891A JP H09311891 A JPH09311891 A JP H09311891A JP 12857496 A JP12857496 A JP 12857496A JP 12857496 A JP12857496 A JP 12857496A JP H09311891 A JPH09311891 A JP H09311891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
currency
exchange
bank
store
electronic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12857496A
Other languages
English (en)
Inventor
Mariko Yoshida
真利子 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP12857496A priority Critical patent/JPH09311891A/ja
Publication of JPH09311891A publication Critical patent/JPH09311891A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支払時に同時に電子貨幣の交換による電子的
商取引ができないし、多種類の通貨を扱えるようにする
ために他国の通貨を貯えたり、消費者が意識的に両替を
したりする面倒がある。 【解決手段】 消費者の電子財布1から電子貨幣により
支払いを行う際に、消費者の所有する通貨と商店の電子
財布2が所有する通貨が異なる場合、支払時に自動的に
銀行にオンライン接続して電子通貨を銀行の電子貨幣両
替部で6両替して支払を行う手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、買い物の代金を
電子貨幣を使用して支払うに際し、複数国間の通貨の両
替をオンラインで自動的に行う通貨の自動交換支払装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】国際化の進展に伴い、商品を自国の通貨
ばかりでなく他国の通貨により販売する必要性がますま
す高まっている。図4は、このような利用に適する、特
開昭56−27469号公報に記載された電子式キャッ
シュレジスタの外観構成を示す斜視図である。図におい
て10は電子式キャッシュレジスタ、11は電子式キャ
ッシュレジスタ10の前面上部に設けられたオペレータ
用表示部、12は操作部、13はレシート発行口、14
はジャーナル点検窓、15は貨幣を収納するドロワ、1
6は顧客用リモート表示部である。
【0003】この装置により支払操作を行うには、ま
ず、操作部12のキーを操作して、ドル、フラン、マル
ク、ポンドの各通貨に対する為替レートをプリセットす
る。次に操作部12から商品コード、価格を入力する。
入力されたデータは、オペレータ用表示部11及び顧客
用リモート表示部16に表示されると同時にジャーナル
点検窓14にプリントアウトされる。入力が終了する
と、オペレータ用表示部11と顧客用リモート表示部1
6に合計金額を円で表示し、ジャーナル点検窓14にプ
リントアウトする。顧客が他国の通貨、例えばドルによ
る支払を要求すると、プリセットされた為替レートに基
づき、ドルによる金額を計算し、オペレータ用表示部1
1と顧客用リモート表示部16に表示し、ジャーナルに
プリントアウトする。支払には複数の通貨を組み合わせ
ることもできる。釣銭がある場合には、円による釣銭を
計算し、オペレータ用表示部11と顧客用リモート表示
部16に表示し、ジャーナル点検窓14にプリントアウ
トする。
【0004】また、特開平4−60900号公報には、
各国間の為替レートを記憶する手段を有し、記憶された
為替レートを基に釣り金額を複数国の通貨に変換して支
払うか、またはクレジットカードなどに支払う電子式キ
ャッシュレジスタが開示されている。
【0005】このような構成の従来の装置は、各国間の
為替レートを記憶する手段を有し、顧客が選んだ他国の
通貨により価格の表示をして支払を容易にしたり、釣り
金額を複数国の通貨に変換して支払うことができること
から両替機能を備えたキャッシュレジスタの一形態と考
えることができ、顧客は両替を考慮しなくてすむ。
【0006】さらに、特開昭60−181896号公報
には、オンラインで結んだセンタから伝送されてくる為
替レートを記憶する為替レート記憶手段を備え、オンラ
インで伝送される為替レートを使用して自国通貨を他国
通貨に、または他国通貨を自国通貨に両替する自動両替
機の記載がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置を用い
る方法は、以下に示すような問題点を有していた。
【0008】(1)実際の通貨を交換するものなので、
ネットワークを利用した電子的商取引ができない。
【0009】(2)予め登録しておいた為替レートに基
づいて異なる通貨による金額を計算し支払を行うので、
為替レートの変更があった場合、その都度為替レートを
設定しなおす必要があり、労力と時間がかかる。
【0010】(3)商店は、他国の通貨による支払を受
けまた客に釣銭の支払をするために、他国の通貨を常に
キャッシュレジスタに貯えておかなければならず、その
ため、他国の通貨と自国の通貨との交換、すなわち両替
を定期的に行っておく必要がある。しかし、通貨の交換
は銀行で行わなければならず、時間と労力を要し、ま
た、多種類の通貨を扱えるようにするためには大きなキ
ャッシュレジスタを備える必要があった。
【0011】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、その第1の目的は、支払と同時
に電子貨幣の交換による電子的商取引の実行を可能に
し、多種類の通貨を扱えるようにするために他国の通貨
を貯えたり、消費者が意識的に両替をしたりする面倒を
なくし、商取引をスムーズに行えるようにする通貨の自
動交換支払装置を提供することである。
【0012】また、第2の目的は、為替レートの設定変
更をしなくても常に最新の為替レートによる交換処理を
することができる通貨の自動交換支払装置を得ることで
ある。
【0013】さらに、第3の目的は、商店が銀行に出向
いて他国の通貨と自国の通貨との交換、すなわち両替を
定期的に行う必要性を無くし、また、両替機や大きなキ
ャッシュレジスタを不要にする通貨の自動交換支払装置
を得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通貨の自
動交換支払装置は、買い物の代金を電子貨幣を使用して
支払うに際し、消費者が保持する通貨の種類および金額
と商店の通貨とから両替の要否を判定する手段により両
替の要否を判定し、両替が必要な場合に自動的にオンラ
インで銀行に接続し、自国の電子貨幣を他国の電子貨幣
に、また他国の電子貨幣を自国の電子貨幣に電子的に交
換して商取引を行うものである。
【0015】この発明に係る通貨の自動交換支払装置に
よれば、代金の支払時に電子貨幣を交換する必要があれ
ば自動的にオンラインで銀行に接続し、必要なだけ電子
貨幣の交換を行い支払をすることができるので、商店も
消費者も自国の通貨のみを持っていればよい。つまり、
商取引きで多種類の通貨を扱えるようにするために他国
の通貨を貯えておいたり、両替機やキャッシュレジスタ
を備えておく必要がなく、支払手続きとシステム構成を
簡素化でき、利用に便利である。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1である通
貨の自動交換支払装置を消費者サイドに設置して構成し
た通貨の自動交換支払システムを示すもので、図におい
て、1は消費者の電子財布、2は商店の電子財布、3は
銀行の電子財布である。この出願に係る発明の説明にお
いては、ある記憶装置の一部又は全部を使用して貨幣的
価値を与えられた電子情報を「電子貨幣」と称すること
にする。電子貨幣は電子財布から支払を行うための情報
で、少なくともその価値、つまり利用可能な金額の情報
を持っている。前記電子財布1、2、3は、それぞれ、
消費者、商店、銀行が所有する複数の通貨の電子貨幣を
格納することができるものである。
【0017】4は消費者が電子貨幣を用いた支払に対応
するために利用する消費者利用端末であり、消費者の電
子財布1に対する操作、つまり電子貨幣の出し入れと商
品購入手続きをするための機能とを備えている。5は商
店が電子貨幣を用いた支払に対応するために利用する商
店利用端末であり、商店の電子財布2に対する操作と商
品の販売に関する機能とを備えている。また、6は銀行
の電子貨幣両替部であり、銀行の電子財布3に対する操
作と受け取った電子貨幣から指定された電子貨幣への通
貨の交換を行う機能を備えている。7はこの発明に係る
通貨の自動交換支払装置であり、消費者が商品を購入す
る際に必要な各種機能を有するものである。
【0018】図1において、実線で表された矢印は実際
の電子貨幣の流れを、点線で表された矢印は電子貨幣が
どの電子財布から取り出され、どの電子財布に格納され
るかを示している。消費者が購入する商品を決め、消費
者利用端末4を介して通貨の自動交換支払装置7に発注
情報を送ると、自動交換支払装置7は、まず商店に対し
購入を希望する商品の値段と商店の持っている通貨の種
類を問い合わせる。その後、消費者の電子財布1に格納
されている電子貨幣を取り出し、その電子貨幣を銀行の
電子貨幣両替部6に送付し、通貨の交換を依頼する。自
動交換支払装置7から両替の依頼を受けとった銀行の電
子貨幣両替部6は、受け取った電子貨幣を銀行の電子財
布3に格納する。そして、手数科を差し引いた残りの金
額を他国の通貨に換算し、銀行の電子財布3から該当す
る電子貨幣を取り出し、自動交換支払装置7に送付す
る。他国の通貨に交換された電子貨幣を受け取った通貨
の自動交換支払装置7は、商店利用端末5に電子貨幣を
送付する。商店利用端末5は、受け取った電子貨幣を商
店の電子財布2に格納する。
【0019】図2は、図1の通貨の自動交換支払装置を
計算機上にソフトウェアとして構築する場合のフローチ
ャートを示したものである。自動交換支払装置をソフト
ウェアで構築する場合、図1における電子財布1、2、
3は、ファイル等の記憶単位として、固定ディスク装置
その他の記憶装置に確保される。また、消費者利用端末
4、商店利用端末5には電子財布1、2から電子貨幣を
出し入れするためのプログラムが動いている。さらに、
消費者利用端末4では商品を電子的に購入するためのプ
ログラムが、商店利用端末5では商品の販売を電子的に
受注するためのプログラムがそれぞれ動いている。銀行
の電子貨幣両替部6では電子財布を操作して、電子貨幣
を他の通貨の電子貨幣に交換するためのプログラムが稼
働している。自動交換支払装置7はプログラムに置き換
わり、料金の支払の際の自動通貨交換を管理する。計算
機上に構築された通貨の自動交換支払システムは、商
店、銀行等と電話回線その他の通信回線で接続し、電子
カタログショッピング等の発注システムと組み合わせる
ことにより、商品の選択、発注から支払までをオンライ
ンで行うことができる。
【0020】次に図2に示した処理フローについて順を
追って説明する。購入する商品を決定し発注の処理に入
ると、まず、ステップ1で商店の持っている通貨の種類
とその通貨における値段を問い合わせる。そして、ステ
ップ2で消費者の持っている通貨と商店の持っている通
貨が同じ通貨かどうかを調べる。同じ場合には通貨の交
換は必要ないので、ステップ8に飛び、請求された金額
が消費者の電子財布1にあれば、ステップ7に進む。な
い場合はステップ9に進みエラーメッセージを出力す
る。通貨が異なる場合には、ステップ3に進む。
【0021】ステップ3では、オンラインで銀行に接続
し自分の持っている通貨と商店の持っている通貨との間
の為替レートと手数料を問い合わせ、ステップ4でそれ
らの情報から消費者の払う金額を消費者の通貨で計算し
て表示する。次いでステップ5で、支払をするのに十分
な電子貨幣が消費者の電子財布1にあるかどうかを判定
し、ある場合はステップ6に進み、消費者の電子財布1
から必要な金額を取り出して銀行に送付し、商店の通貨
に交換してもらった後、ステップ7で、商店に交換した
電子貨幣を送付する。商店では、受け取った電子貨幣を
商店の電子財布2に格納する。商品を購入するのに十分
な電子貨幣がなかった場合は、ステップ9に飛び、その
ことを伝えるエラーメッセージを出力し終了する。
【0022】以上のようにして、本実施の形態の装置に
よれば、代金の支払時に電子貨幣を交換する必要がある
場合に自動的にオンラインで銀行に接続し、必要なだけ
電子貨幣の交換を行い支払をすることができるので、商
店も消費者も自国の通貨のみを持っていればよい。つま
り、多種類の通貨を扱えるようにするために両替機やキ
ャッシュレジスタを置き、他国の通貨を貯えておく必要
がなく、支払手続きとシステムが簡素化され、利用に便
利である。
【0023】実施の形態2.なお、上記実施の形態1の
通貨の自動交換支払装置において、消費者は、支払うべ
き自国通貨を常にネットワーク上で有効な統一通貨に交
換して商店に支払い、商店は受け取った統一通貨を自国
通貨に交換するようにしてもよい。この場合、銀行の両
替部は各国で通用する電子貨幣をネットワーク上で統一
された電子貨幣に交換するように構成されている。この
ような構成にすることにより、通貨の自動交換支払装置
や銀行の両替部の構成を簡略化でき、コスト的に有利で
ある。
【0024】実施の形態3.上記通貨の自動交換支払装
置において、実際に電子貨幣を交換する前に銀行に為替
レートと手数料の問い合わせを行い、自国の通貨による
商品の値段に銀行の手数科を加えた金額を計算し表示す
るようにしてもよい。このようにすることにより、実際
に電子貨幣を交換する前に自国の通貨による支払金額を
知ることができるので、価格に対する十分な情報と見通
しをもって商取引を行うことができる。
【0025】実施の形態4.さらに、為替レートの問い
合わせをしてから実際の通貨の交換を行う間に為替レー
トが変わってしまった場合に、損をしない為替レートに
なるまで待ってから両替を依頼するようにしてもよい。
この場合、問い合わせをした時の為替レートと実際の為
替レートとの間に食い違いを生じることがないので消費
者から苦情が出る恐れを解消できる。
【0026】実施の形態5.また、その日の為替レート
が決定する時間に銀行から自動的に為替レートをダウン
ロードし、データベース化する。そして、為替レートが
変更された場合、自動的にデータベースを更新するよう
にしてもよい。このようにすることにより、為替レート
のデータを手元に保持しており、銀行にオンラインで接
続して為替レートのデータを問い合わせる必要がなくな
るので、より速やかな電子貨幣の交換支払処理を実現す
ることができる。
【0027】実施の形態6.さらに、複数の銀行につい
て為替レートと手数料を調べ、消費者にとって一番有利
な銀行を探索して通貨の交換を依頼するようにしてもよ
い。このようにすることにより、消費者にとってもっと
も有利な条件で両替を行うことができる。
【0028】実施の形態7.また、消費者の使用する通
貨の種類を自動判別する手段を備え、商品の値段を消費
者の通貨で消費者の端末に表示するようにすることによ
り、消費者利用端末からの操作を簡略化することができ
る。
【0029】実施の形態8.図3は、自動交換支払装置
を消費者が利用する端末ではなく、商店に設置し、店頭
で電子財布を使用して支払を行う場合の通貨の自動交換
を行う自動交換支払システムを示したものである。電子
財布としてICカードのような持ち運びのできるものを
使用すると、通貨の違う地域においても、電子貨幣を用
いて店頭で容易に買い物の支払をすることができる。図
3において、8は商店に設置された電子財布に読み書き
できる電子財布アクセス装置であり、電子財布がICカ
ードである場合にはICカードリーダがこれに相当す
る。消費者が商品の購入を決めると、電子財布アクセス
装置8は消費者の電子財布1に入っている消費者所有の
通貨の種類を調べる。消費者の持っている通貨と商店の
持っている通貨が異なる場合には、銀行に為替レートと
手数料の問い合わせを行い、銀行でなされる通貨の交換
の際に支払う手数科を含めた商品の値段を消費者の持っ
ている通貨で計算し、商店利用端末5に表示する。そし
て、消費者の電子財布1からその金額の電子貨幣を取り
出し、銀行で両替をした後、商店の電子財布2に商品購
入代金として格納する。
【0030】以上のような構成によれば、消費者は電子
財布としてICカードを所持して店頭に出向き、必要な
商品を選択した後、商店に設置された電子財布アクセス
装置であるICカードリーダにICカードを挿入するだ
けで、両替の手続きを意識することなく手際よく支払を
済ませることができる。
【0031】実施の形態9.自動交換支払装置を銀行に
設置し、消費者が商店から請求された金額を手数科と共
に銀行に設置された自動交換支払装置から自国通貨の電
子貨幣で銀行に支払うと、銀行で通貨の交換をして商店
に支払を行うシステムに応用すれば、消費者が銀行にい
ながら商店に買物の代金を支払うことが可能となる。
【0032】
【発明の効果】この発明は、以上述べたように構成され
ているので、以下のような効果を奏する。
【0033】1)消費者と商店との使用通貨が異なる場
合にも、購入商品の代金の支払時に同時に両替を行うこ
とにより、商店も消費者も自国の通貨のみを持っていれ
ばよく、他国の通貨を貯えておいたり、消費者が意識的
に両替をしたりする面倒をなくすと共に、両替機やキャ
ッシュレジスタを置く必要がなくなり、支払手続きとシ
ステムを簡素化し、両替にかかる時間と手間を省き、商
取引を円滑に行うことができる。
【0034】2)各国で通用する電子貨幣をネットワー
ク上で統一された電子貨幣に交換することにより、通貨
の自動交換支払装置や銀行の両替部の構成を簡略化で
き、コスト的に有利である。
【0035】3)実際に電子貨幣を交換する前に銀行に
為替レートと手数料の問い合わせを行い、自国の通貨に
よる商品の値段に銀行の手数科を加えた金額を計算し表
示するようにしてもよい。このようにすることにより、
実際に電子貨幣を交換する前に自国の通貨による支払金
額を知ることができるので、価格に対する十分な情報と
見通しをもって取り引きを行うことができる。また、外
国の商店で商品を購入する際にも、消費者も商店も他国
の通貨を持たず、また通貨の交換を考慮せずにスムーズ
に商取引を行うことができる。
【0036】4)為替レートの問い合わせをしてから実
際の通貨の交換を行う間に為替レートが変わってしまっ
た場合に、損をしない為替レートになるまで待ってから
両替を依頼するようにすることにより、問い合わせをし
た時の為替レートと実際の為替レートとの間に食い違い
を生じることがないので消費者から苦情が出る恐れを解
消できる。
【0037】5)為替レートをダウンロードしデータベ
ース化したデータを手元に保持しておくことにより、銀
行にオンラインで接続して為替レートのデータを問い合
わせる必要がなくなり、より速やかな電子貨幣の交換支
払処理を実現することができる。
【0038】6)複数の銀行について為替レートと手数
料を調べ、消費者にとって一番有利な銀行を探索して通
貨の交換を依頼するようにすることにより、消費者にと
ってもっとも有利な条件で両替を行うことができる。
【0039】7)消費者の使用する通貨の種類を自動判
別する手段を備え、商品の値段を消費者の通貨で消費者
の端末に表示するようにすることにより、消費者利用端
末からの操作を簡略化することができる。
【0040】8)自動交換支払装置を商店に設置し、店
頭で電子財布を使用して支払を行うことにより、消費者
は電子財布としてICカードを所持して店頭に出向き、
必要な商品を選択した後、商店に設置された電子財布ア
クセス装置であるICカードリーダにICカードを挿入
するだけで、両替の手続きを意識することなく手際よく
支払を済ませることができる。
【0041】9)自動交換支払装置を銀行に設置し、消
費者が商店から請求された金額を手数科と共に銀行に設
置された装置から銀行に支払うと、銀行で通貨の交換を
した後商店に支払を行う自動交換支払システムに応用す
ることにより、消費者が銀行から商店に買物代金の支払
いをすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す通貨の自動交
換支払装置を含む通貨の自動交換支払システムのブロッ
ク図である。
【図2】 図1に示す通貨の自動交換支払装置の動作を
説明する流れ図である。
【図3】 この発明の実施の形態8を示す通貨の自動交
換支払装置を含む通貨の自動交換支払システムのブロッ
ク図である。
【図4】 従来の電子式キャッシュレジスタの外観を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 消費者の電子財布、2 商店の電子財布、3 銀行
の電子財布、4 消費者利用端末、5 商店利用端末、
6 銀行の電子貨幣両替部、7 通貨の自動交換支払装
置、8 電子財布アクセス装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06F 15/30 Z

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 購入商品の値段と通貨の種類とを商店に
    問い合わせる手段と、 消費者が保持する通貨の種類および金額と商店の通貨と
    から両替の要否を判定する手段と、 支払時にネットワークの端末から自動的にオンラインで
    銀行に接続し、自国の電子貨幣を他国の電子貨幣に、ま
    た他国の電子貨幣を自国の電子貨幣に電子的に交換する
    両替を銀行に依頼する両替依頼手段と、 銀行における両替結果にしたがって電子貨幣を使用して
    商店に商品の代金を支払う手段と、 を備えたことを特徴とする通貨の自動交換支払装置。
  2. 【請求項2】 電子貨幣をネットワーク上で通用する統
    一通貨に交換し支払を行うようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の通貨の自動交換支払装置。
  3. 【請求項3】 取引時に銀行にオンラインで接続し為替
    レートの問い合わせを行い、自国通貨による商品の金額
    を計算し表示する手段を備えたことを特徴とする請求項
    1または2記載の通貨の自動交換支払装置。
  4. 【請求項4】 為替レートの問い合わせをしてから実際
    の通貨の交換を行う間に為替レートが変わった場合に、
    損をしない為替レートになるまで待って通貨の交換を行
    う手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の通貨の
    自動交換支払装置。
  5. 【請求項5】 その日の為替レートが決定する時間に為
    替レートをダウンロードしてデータベース化し、変更が
    あった場合に更新する手段を備えたことを特徴とする請
    求項1または2記載の通貨の自動交換支払装置。
  6. 【請求項6】 複数の銀行の中から為替レートと手数料
    が一番有利な銀行を探索して両替を依頼するようにした
    ことを特徴とする請求項5記載の通貨の自動交換支払装
    置。
  7. 【請求項7】 消費者が持っている通貨を自動的に検出
    する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2記
    載の通貨の自動交換支払装置。
  8. 【請求項8】 商店に設置され、電子財布アクセス装置
    から入力される情報により通貨の交換を行う手段を備え
    たことを特徴とする請求項1記載の通貨の自動交換支払
    装置。
  9. 【請求項9】 銀行に設置され、消費者が商店から請求
    された金額を手数科と共に銀行において自国通貨の電子
    貨幣で銀行に支払うと、銀行が商店の所持通貨への交換
    を行い商店に支払うようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の通貨の自動交換支払装置。
JP12857496A 1996-05-23 1996-05-23 通貨の自動交換支払装置 Pending JPH09311891A (ja)

Priority Applications (1)

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JP12857496A JPH09311891A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 通貨の自動交換支払装置

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JP12857496A JPH09311891A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 通貨の自動交換支払装置

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JP12857496A Pending JPH09311891A (ja) 1996-05-23 1996-05-23 通貨の自動交換支払装置

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JP (1) JPH09311891A (ja)

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