JPH09311748A - 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム - Google Patents
情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システムInfo
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- JPH09311748A JPH09311748A JP8150429A JP15042996A JPH09311748A JP H09311748 A JPH09311748 A JP H09311748A JP 8150429 A JP8150429 A JP 8150429A JP 15042996 A JP15042996 A JP 15042996A JP H09311748 A JPH09311748 A JP H09311748A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の情報処理装置を使用する場合におけ
る、ユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利便性向上を
図ることができる情報処理方法、装置及びシステムを提
供する。 【解決手段】 入力されたユーザIDが既に登録された
ものであるか否かをユーザID判別部が判別し(ステッ
プS704)、既登録である場合には、そのユーザID
を外部装置へ送信する(ステップS706)。次に、ユ
ーザIDに対応するユーザ情報を外部装置から受信し
(ステップS707)、設定が可能である限り、受信さ
れたユーザ情報の機能モード選択に係る指定に従って、
当該情報処理装置のモードの初期設定を行う(ステップ
S708)。
る、ユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利便性向上を
図ることができる情報処理方法、装置及びシステムを提
供する。 【解決手段】 入力されたユーザIDが既に登録された
ものであるか否かをユーザID判別部が判別し(ステッ
プS704)、既登録である場合には、そのユーザID
を外部装置へ送信する(ステップS706)。次に、ユ
ーザIDに対応するユーザ情報を外部装置から受信し
(ステップS707)、設定が可能である限り、受信さ
れたユーザ情報の機能モード選択に係る指定に従って、
当該情報処理装置のモードの初期設定を行う(ステップ
S708)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク等に
より接続される装置間の情報処理方法、ネットワーク等
により接続される情報処理装置、及び情報処理システム
に関する。
より接続される装置間の情報処理方法、ネットワーク等
により接続される情報処理装置、及び情報処理システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ネットワーク等により接続さ
れる画像処理装置等の情報処理装置が知られている。こ
の情報処理装置には、直接入力するか、またはコントロ
ールカードを情報処理装置により読み取ることにより、
ユーザを識別するための識別情報であるID(身分証
明)情報(以下「ユーザID」という)を入力し、この
ユーザIDによりユーザを管理するユーザ情報管理機能
を備えたものが知られている。この情報処理装置によれ
ば、例えば、特定のユーザIDを用いるユーザのみに装
置の使用を許可したり、コピー枚数等のユーザにおける
装置の使用状況を管理したりすることができる。また、
ある特定の機能モードをユーザの希望に従い特定のユー
ザIDに対応するように予め特定のキーに登録すること
により、モード初期設定をユーザが個別的に容易に行え
るようにし、装置の操作性を高めるようにした情報処理
装置も知られている。
れる画像処理装置等の情報処理装置が知られている。こ
の情報処理装置には、直接入力するか、またはコントロ
ールカードを情報処理装置により読み取ることにより、
ユーザを識別するための識別情報であるID(身分証
明)情報(以下「ユーザID」という)を入力し、この
ユーザIDによりユーザを管理するユーザ情報管理機能
を備えたものが知られている。この情報処理装置によれ
ば、例えば、特定のユーザIDを用いるユーザのみに装
置の使用を許可したり、コピー枚数等のユーザにおける
装置の使用状況を管理したりすることができる。また、
ある特定の機能モードをユーザの希望に従い特定のユー
ザIDに対応するように予め特定のキーに登録すること
により、モード初期設定をユーザが個別的に容易に行え
るようにし、装置の操作性を高めるようにした情報処理
装置も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
情報処理装置を有するオフィスでは、一人のユーザがこ
れら複数の情報処理装置を使用することが多い。その
際、各ユーザが各装置毎に異なるユーザIDを所有する
のでは煩雑であるので、単一のユーザIDにて複数の装
置を使用することが通常である。ところが、複数の装置
が有する機能または設定可能なモードは必ずしも同一で
はないので、単一のユーザIDに対応するユーザ希望の
モード(例えば複写機能に関して、そのユーザが通常用
いる複写倍率、両面印刷モード、濃度等)を、ある装置
には設定できるが他の装置には設定できない場合もあ
る。そのため、モード設定操作は各装置毎に行う必要が
あり、初期設定等の際は操作が特に煩雑であるという問
題があった。
情報処理装置を有するオフィスでは、一人のユーザがこ
れら複数の情報処理装置を使用することが多い。その
際、各ユーザが各装置毎に異なるユーザIDを所有する
のでは煩雑であるので、単一のユーザIDにて複数の装
置を使用することが通常である。ところが、複数の装置
が有する機能または設定可能なモードは必ずしも同一で
はないので、単一のユーザIDに対応するユーザ希望の
モード(例えば複写機能に関して、そのユーザが通常用
いる複写倍率、両面印刷モード、濃度等)を、ある装置
には設定できるが他の装置には設定できない場合もあ
る。そのため、モード設定操作は各装置毎に行う必要が
あり、初期設定等の際は操作が特に煩雑であるという問
題があった。
【0004】また、情報処理装置が互いにネットワーク
により接続されている場合に、ユーザIDの管理を各装
置毎に個別に行うのでは、ユーザIDの統一的管理がで
きず、ユーザ情報管理の容易化というユーザIDの利点
が活かせないという問題があった。
により接続されている場合に、ユーザIDの管理を各装
置毎に個別に行うのでは、ユーザIDの統一的管理がで
きず、ユーザ情報管理の容易化というユーザIDの利点
が活かせないという問題があった。
【0005】本発明は上記従来技術の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、複数の情報処理
装置を使用する場合における、ユーザ情報管理の簡素化
及びユーザの利便性向上を図ることができる情報処理方
法、情報処理装置及び情報処理システムを提供すること
にある。
めになされたものであり、その目的は、複数の情報処理
装置を使用する場合における、ユーザ情報管理の簡素化
及びユーザの利便性向上を図ることができる情報処理方
法、情報処理装置及び情報処理システムを提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の請求項1の情報処理方法は、所定情報を受信
する所定情報受信工程と、該所定情報受信工程において
受信された所定情報を外部装置に送信する送信工程と、
該送信工程において送信された所定情報に対応するユー
ザ情報を前記外部装置から受信するユーザ情報受信工程
と、該ユーザ情報受信工程において受信されたユーザ情
報に基づいて所定の処理を実行する処理工程とを含むこ
とを特徴とする。
に本発明の請求項1の情報処理方法は、所定情報を受信
する所定情報受信工程と、該所定情報受信工程において
受信された所定情報を外部装置に送信する送信工程と、
該送信工程において送信された所定情報に対応するユー
ザ情報を前記外部装置から受信するユーザ情報受信工程
と、該ユーザ情報受信工程において受信されたユーザ情
報に基づいて所定の処理を実行する処理工程とを含むこ
とを特徴とする。
【0007】同じ目的を達成するために本発明の請求項
2の情報処理方法は、上記請求項1の構成において、前
記所定情報は、ユーザを識別するための識別情報である
ことを特徴とする。
2の情報処理方法は、上記請求項1の構成において、前
記所定情報は、ユーザを識別するための識別情報である
ことを特徴とする。
【0008】同じ目的を達成するために本発明の請求項
3の情報処理方法は、上記請求項1または2記載の構成
において、前記ユーザ情報は、機能モードの選択を指定
する情報であることを特徴とする。
3の情報処理方法は、上記請求項1または2記載の構成
において、前記ユーザ情報は、機能モードの選択を指定
する情報であることを特徴とする。
【0009】同じ目的を達成するために本発明の請求項
4の情報処理方法は、上記請求項3の構成において、前
記処理工程は、前記ユーザ情報受信工程において受信さ
れたユーザ情報に係る機能について該ユーザ情報に従い
モードを選択する選択工程を含むことを特徴とする。
4の情報処理方法は、上記請求項3の構成において、前
記処理工程は、前記ユーザ情報受信工程において受信さ
れたユーザ情報に係る機能について該ユーザ情報に従い
モードを選択する選択工程を含むことを特徴とする。
【0010】同じ目的を達成するために本発明の請求項
5の情報処理装置は、所定情報を受信する所定情報受信
手段と、該所定情報受信手段により受信された所定情報
を外部装置に送信する送信手段と、該送信手段により送
信された所定情報に対応するユーザ情報を前記外部装置
から受信するユーザ情報受信手段と、該ユーザ情報受信
手段により受信されたユーザ情報に基づいて所定の処理
を実行する処理手段とを備えたことを特徴とする。
5の情報処理装置は、所定情報を受信する所定情報受信
手段と、該所定情報受信手段により受信された所定情報
を外部装置に送信する送信手段と、該送信手段により送
信された所定情報に対応するユーザ情報を前記外部装置
から受信するユーザ情報受信手段と、該ユーザ情報受信
手段により受信されたユーザ情報に基づいて所定の処理
を実行する処理手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】同じ目的を達成するために本発明の請求項
6の情報処理装置は、上記請求項5記載の構成におい
て、前記所定情報は、ユーザを識別するための識別情報
であることを特徴とする。
6の情報処理装置は、上記請求項5記載の構成におい
て、前記所定情報は、ユーザを識別するための識別情報
であることを特徴とする。
【0012】同じ目的を達成するために本発明の請求項
7の情報処理装置は、上記請求項5または6記載の構成
において、前記ユーザ情報は、機能モードの選択を指定
する情報であることを特徴とする。
7の情報処理装置は、上記請求項5または6記載の構成
において、前記ユーザ情報は、機能モードの選択を指定
する情報であることを特徴とする。
【0013】同じ目的を達成するために本発明の請求項
8の情報処理装置は、上記請求項7記載の構成におい
て、前記処理手段は、当該情報処理装置の機能のうち前
記ユーザ情報受信手段により受信されたユーザ情報に係
る機能について該ユーザ情報に従いモードを選択する選
択手段を備えたことを特徴とする。
8の情報処理装置は、上記請求項7記載の構成におい
て、前記処理手段は、当該情報処理装置の機能のうち前
記ユーザ情報受信手段により受信されたユーザ情報に係
る機能について該ユーザ情報に従いモードを選択する選
択手段を備えたことを特徴とする。
【0014】同じ目的を達成するために本発明の請求項
9の情報処理装置は、上記請求項5〜8のいずれか1項
に記載の構成において、所定情報を登録する登録手段
と、前記登録手段により登録された所定情報が前記所定
情報受信手段により受信された所定情報を含まない場合
は、前記送信手段による所定情報の送信を禁止する送信
禁止手段とを備えたことを特徴とする。
9の情報処理装置は、上記請求項5〜8のいずれか1項
に記載の構成において、所定情報を登録する登録手段
と、前記登録手段により登録された所定情報が前記所定
情報受信手段により受信された所定情報を含まない場合
は、前記送信手段による所定情報の送信を禁止する送信
禁止手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】同じ目的を達成するために本発明の請求項
10の情報処理システムは、外部装置と、情報処理装置
とから構成される情報処理システムであって、所定情報
を前記情報処理装置に受信させる所定情報受信手段と、
該情報処理装置により受信された所定情報を前記情報処
理装置から前記外部装置に送信する送信手段と、該送信
手段により送信された所定情報に対応するユーザ情報を
前記外部装置から前記情報処理装置に返信する返信手段
と、該返信手段により返信されたユーザ情報を前記情報
処理装置に受信させるユーザ情報受信手段と、該情報処
理装置により受信されたユーザ情報に基づいて前記情報
処理装置に所定の処理を実行させる処理手段とを備えた
ことを特徴とする。
10の情報処理システムは、外部装置と、情報処理装置
とから構成される情報処理システムであって、所定情報
を前記情報処理装置に受信させる所定情報受信手段と、
該情報処理装置により受信された所定情報を前記情報処
理装置から前記外部装置に送信する送信手段と、該送信
手段により送信された所定情報に対応するユーザ情報を
前記外部装置から前記情報処理装置に返信する返信手段
と、該返信手段により返信されたユーザ情報を前記情報
処理装置に受信させるユーザ情報受信手段と、該情報処
理装置により受信されたユーザ情報に基づいて前記情報
処理装置に所定の処理を実行させる処理手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0016】同じ目的を達成するために本発明の請求項
11の情報処理システムは、上記請求項10記載の構成
において、前記所定情報は、ユーザを識別するための識
別情報であることを特徴とする。
11の情報処理システムは、上記請求項10記載の構成
において、前記所定情報は、ユーザを識別するための識
別情報であることを特徴とする。
【0017】同じ目的を達成するために本発明の請求項
12の情報処理システムは、上記請求項10または11
記載の構成において、前記ユーザ情報は、機能モードの
選択を指定する情報であることを特徴とする。
12の情報処理システムは、上記請求項10または11
記載の構成において、前記ユーザ情報は、機能モードの
選択を指定する情報であることを特徴とする。
【0018】同じ目的を達成するために本発明の請求項
13の情報処理システムは、上記請求項12記載の構成
において、前記処理手段は、前記情報処理装置の機能の
うち前記ユーザ情報受信手段により受信されたユーザ情
報に係る機能について該ユーザ情報に従いモードを選択
する選択手段を備えたことを特徴とする。
13の情報処理システムは、上記請求項12記載の構成
において、前記処理手段は、前記情報処理装置の機能の
うち前記ユーザ情報受信手段により受信されたユーザ情
報に係る機能について該ユーザ情報に従いモードを選択
する選択手段を備えたことを特徴とする。
【0019】同じ目的を達成するために本発明の請求項
14の情報処理システムは、上記請求項10〜13のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、前
記ユーザ情報を登録する登録手段を備えたことを特徴と
する。
14の情報処理システムは、上記請求項10〜13のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、前
記ユーザ情報を登録する登録手段を備えたことを特徴と
する。
【0020】同じ目的を達成するために本発明の請求項
15の情報処理システムは、上記請求項10〜14のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、前
記ユーザ情報を管理する管理手段を備えたことを特徴と
する。
15の情報処理システムは、上記請求項10〜14のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、前
記ユーザ情報を管理する管理手段を備えたことを特徴と
する。
【0021】同じ目的を達成するために本発明の請求項
16の情報処理システムは、上記請求項10〜15のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、請
求項5〜9のいずれか1項の情報処理装置であることを
特徴とする。
16の情報処理システムは、上記請求項10〜15のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、請
求項5〜9のいずれか1項の情報処理装置であることを
特徴とする。
【0022】同じ目的を達成するために本発明の請求項
17の情報処理システムは、上記請求項10〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記情報処理装置
は、所定情報を登録する登録手段と、前記登録手段によ
り登録された所定情報が前記情報処理装置により受信さ
れた所定情報を含まない場合は、前記送信手段による所
定情報の送信を禁止する送信禁止手段とを備えたことを
特徴とする。
17の情報処理システムは、上記請求項10〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記情報処理装置
は、所定情報を登録する登録手段と、前記登録手段によ
り登録された所定情報が前記情報処理装置により受信さ
れた所定情報を含まない場合は、前記送信手段による所
定情報の送信を禁止する送信禁止手段とを備えたことを
特徴とする。
【0023】同じ目的を達成するために本発明の請求項
18の情報処理システムは、上記請求項10〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、所
定情報を登録する登録手段と、前記登録手段により登録
された所定情報が前記送信手段により送信された所定情
報を含まない場合は、前記返信手段によるユーザ情報の
返信を禁止する返信禁止手段とを備えたことを特徴とす
る。
18の情報処理システムは、上記請求項10〜16のい
ずれか1項に記載の構成において、前記外部装置は、所
定情報を登録する登録手段と、前記登録手段により登録
された所定情報が前記送信手段により送信された所定情
報を含まない場合は、前記返信手段によるユーザ情報の
返信を禁止する返信禁止手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0024】同じ目的を達成するために本発明の請求項
19の情報処理システムは、請求項5〜9のいずれか1
項の情報処理装置の複数がネットワークで互いに接続さ
れることにより構成された情報処理システムであって、
該情報処理装置の複数のうちの少なくとも一つは、該情
報処理装置の複数のうちの他の情報処理装置に係るユー
ザ情報を一括管理する一括管理手段を備えたことを特徴
とする。
19の情報処理システムは、請求項5〜9のいずれか1
項の情報処理装置の複数がネットワークで互いに接続さ
れることにより構成された情報処理システムであって、
該情報処理装置の複数のうちの少なくとも一つは、該情
報処理装置の複数のうちの他の情報処理装置に係るユー
ザ情報を一括管理する一括管理手段を備えたことを特徴
とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0026】(実施の第1形態)図1は、本発明の実施
の第1形態に係る情報処理装置及び情報処理システムの
構成を示すブロック図である。本情報処理装置10は、
リーダ部1、プリンタ部2、ファクシミリ部3及びハー
ドディスク部4で構成される。リーダ部1にはプリンタ
部2及びファクシミリ部3が接続される。さらに、リー
ダ部1にはネットワークで外部装置11が接続されてお
り、また、ファクシミリ部3には、ハードディスク部4
及び電話回線が接続されている。以上の構成により、情
報処理装置10及び外部装置11から情報処理システム
が構成される。
の第1形態に係る情報処理装置及び情報処理システムの
構成を示すブロック図である。本情報処理装置10は、
リーダ部1、プリンタ部2、ファクシミリ部3及びハー
ドディスク部4で構成される。リーダ部1にはプリンタ
部2及びファクシミリ部3が接続される。さらに、リー
ダ部1にはネットワークで外部装置11が接続されてお
り、また、ファクシミリ部3には、ハードディスク部4
及び電話回線が接続されている。以上の構成により、情
報処理装置10及び外部装置11から情報処理システム
が構成される。
【0027】リーダ部1は、原稿(不図示)の画像を読
み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及
びファクシミリ部3へ転送する。プリンタ部2は、リー
ダ部1から入力された画像データ、または、ファクシミ
リ部3からリーダ部1を介して入力された画像データに
応じた画像を、記録紙(不図示)上に記録する。
み取り、原稿画像に応じた画像データをプリンタ部2及
びファクシミリ部3へ転送する。プリンタ部2は、リー
ダ部1から入力された画像データ、または、ファクシミ
リ部3からリーダ部1を介して入力された画像データに
応じた画像を、記録紙(不図示)上に記録する。
【0028】ファクシミリ部3は、電話回線を介して受
信した圧縮画像データを伸長し、この伸長された画像デ
ータをリーダ部1へ転送する。ファクシミリ部3は、さ
らに、リーダ部1から転送された画像データを圧縮し、
この圧縮された画像データを電話回線を介して外部へ送
信する。ハードディスク部4は、ファクシミリ部3が受
信した圧縮画像データを一時的に保存できる。
信した圧縮画像データを伸長し、この伸長された画像デ
ータをリーダ部1へ転送する。ファクシミリ部3は、さ
らに、リーダ部1から転送された画像データを圧縮し、
この圧縮された画像データを電話回線を介して外部へ送
信する。ハードディスク部4は、ファクシミリ部3が受
信した圧縮画像データを一時的に保存できる。
【0029】図2は、本実施の第1形態に係る情報処理
装置におけるリーダ部1及びプリンタ部2の横断面図で
ある。
装置におけるリーダ部1及びプリンタ部2の横断面図で
ある。
【0030】リーダ部1において、原稿給送装置101
は、載置された原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテン
ガラス102上へ給送すると共に、原稿の読み取り動作
終了後は、プラテンガラス102から排出される原稿を
受容する。原稿がプラテンガラス102上に搬送される
と、ランプ103が点灯し、スキャナユニット104が
移動を開始することにより、原稿を露光走査する。その
際、原稿からの反射光は、ミラー105、106、10
7及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以
下「CCD」という)109へ導かれる。これにより、
走査された原稿の画像がCCD109によって読み取ら
れる。CCD109から出力される画像データは、所定
の処理が施された後、プリンタ部2及びファクシミリ部
3へ転送される。
は、載置された原稿を最終頁から順に1枚ずつプラテン
ガラス102上へ給送すると共に、原稿の読み取り動作
終了後は、プラテンガラス102から排出される原稿を
受容する。原稿がプラテンガラス102上に搬送される
と、ランプ103が点灯し、スキャナユニット104が
移動を開始することにより、原稿を露光走査する。その
際、原稿からの反射光は、ミラー105、106、10
7及びレンズ108によってCCDイメージセンサ(以
下「CCD」という)109へ導かれる。これにより、
走査された原稿の画像がCCD109によって読み取ら
れる。CCD109から出力される画像データは、所定
の処理が施された後、プリンタ部2及びファクシミリ部
3へ転送される。
【0031】プリンタ部2におけるレーザドライバ22
1は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リー
ダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部201に発生させる。このレーザ光は感光ド
ラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光
に応じた潜像が形成処理される。この感光ドラム202
の潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着
される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミ
ングで、カセット204及びカセット205のいずれか
から記録紙が給紙されると共に、転写部206へ搬送さ
れ、感光ドラム202に付着された現像剤が記録紙に転
写される。現像剤の乗った記録紙は定着部207まで搬
送され、定着部207の熱と圧力により現像剤が記録紙
に定着される。定着部207を通過した記録紙は、搬出
ローラ208によって排出される。ソータ220は、こ
の排出された記録紙を仕分けモードに従ってそれぞれの
ビンに収納するように、記録紙の仕分けを行う。なお、
ソータ220は、仕分けモードが設定されていない場合
には最上ビンに記録紙を収納する。
1は、レーザ発光部201を駆動するものであり、リー
ダ部1から出力された画像データに応じたレーザ光をレ
ーザ発光部201に発生させる。このレーザ光は感光ド
ラム202に照射され、感光ドラム202にはレーザ光
に応じた潜像が形成処理される。この感光ドラム202
の潜像の部分には、現像器203によって現像剤が付着
される。そして、レーザ光の照射開始と同期したタイミ
ングで、カセット204及びカセット205のいずれか
から記録紙が給紙されると共に、転写部206へ搬送さ
れ、感光ドラム202に付着された現像剤が記録紙に転
写される。現像剤の乗った記録紙は定着部207まで搬
送され、定着部207の熱と圧力により現像剤が記録紙
に定着される。定着部207を通過した記録紙は、搬出
ローラ208によって排出される。ソータ220は、こ
の排出された記録紙を仕分けモードに従ってそれぞれの
ビンに収納するように、記録紙の仕分けを行う。なお、
ソータ220は、仕分けモードが設定されていない場合
には最上ビンに記録紙を収納する。
【0032】両面記録モードが設定されている場合は、
排出ローラ208のところまで記録紙が搬送された後、
排出ローラ208の回転方向が逆転し、フラッパ209
によって記録紙を再給紙搬送路210へ導く。
排出ローラ208のところまで記録紙が搬送された後、
排出ローラ208の回転方向が逆転し、フラッパ209
によって記録紙を再給紙搬送路210へ導く。
【0033】多重記録モードが設定されている場合は、
記録紙が排出ローラ208まで搬送されないように、フ
ラッパ209によって記録紙を再給紙搬送路210へ導
く。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙は、上述した
タイミングで転写部206へ給紙される。
記録紙が排出ローラ208まで搬送されないように、フ
ラッパ209によって記録紙を再給紙搬送路210へ導
く。再給紙搬送路210へ導かれた記録紙は、上述した
タイミングで転写部206へ給紙される。
【0034】図3は、本実施の第1形態に係る情報処理
装置におけるリーダ部1の詳細な構成を示すブロック図
である。リーダ部1は、CCD109、A/D・SH
(アナログ/デジタル変換・シェーディング補正)部1
10、画像処理部111、ユーザID判別部112、I
/F(インターフェイス)113、CPU(中央処理装
置)114、操作部115、メモリ116及びI/F
(インターフェイス)117により構成される。
装置におけるリーダ部1の詳細な構成を示すブロック図
である。リーダ部1は、CCD109、A/D・SH
(アナログ/デジタル変換・シェーディング補正)部1
10、画像処理部111、ユーザID判別部112、I
/F(インターフェイス)113、CPU(中央処理装
置)114、操作部115、メモリ116及びI/F
(インターフェイス)117により構成される。
【0035】CCD109、A/D・SH部110及び
画像処理部111は直列に接続され、画像処理部111
にはプリンタ部2が接続されている。A/D・SH部1
10と画像処理部111との接続ラインには、I/F1
13が接続され、I/F113にはファクシミリ部3が
接続されている。CPU114には、画像処理部11
1、ユーザID判別部112、I/F113、操作部1
15、メモリ116及びI/F117が接続されてい
る。また、I/F117には外部装置11が接続されて
いる。操作部115はLCD(液晶表示装置)表示部1
151を備えている。
画像処理部111は直列に接続され、画像処理部111
にはプリンタ部2が接続されている。A/D・SH部1
10と画像処理部111との接続ラインには、I/F1
13が接続され、I/F113にはファクシミリ部3が
接続されている。CPU114には、画像処理部11
1、ユーザID判別部112、I/F113、操作部1
15、メモリ116及びI/F117が接続されてい
る。また、I/F117には外部装置11が接続されて
いる。操作部115はLCD(液晶表示装置)表示部1
151を備えている。
【0036】CCD109は、読み取った画像データを
A/D・SH部110に送出し、A/D・SH部110
は、受容した画像データをアナログ/デジタル変換する
と共に、シェーディング補正する。A/D・SH部11
0は、処理した画像データを、画像処理部111を介し
てプリンタ部2へ転送すると共に、I/F113を介し
てファクシミリ部3へ転送する。操作部115は種々の
モードをユーザにより設定できるほか、ユーザを識別す
るためのユーザ識別情報(以下「ユーザID」という)
を入力できる。また、操作部115に設けられたLCD
表示部1151には、情報処理装置10の動作状態等が
表示される(後述)。
A/D・SH部110に送出し、A/D・SH部110
は、受容した画像データをアナログ/デジタル変換する
と共に、シェーディング補正する。A/D・SH部11
0は、処理した画像データを、画像処理部111を介し
てプリンタ部2へ転送すると共に、I/F113を介し
てファクシミリ部3へ転送する。操作部115は種々の
モードをユーザにより設定できるほか、ユーザを識別す
るためのユーザ識別情報(以下「ユーザID」という)
を入力できる。また、操作部115に設けられたLCD
表示部1151には、情報処理装置10の動作状態等が
表示される(後述)。
【0037】CPU114は、操作部115で設定され
た設定内容に応じて画像処理部111及びI/F113
を制御する。例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う「複写モード」が設定されている場合
は、画像処理部111にトリミング処理を行わせてから
画像データをプリンタ部2に転送させる。また、操作部
115でファクシミリ送信モードが設定されている場合
は、設定されたモードに応じた制御コマンドを画像デー
タと共にI/F113によりファクシミリ部3へ転送さ
せる。
た設定内容に応じて画像処理部111及びI/F113
を制御する。例えば、操作部115でトリミング処理を
行って複写を行う「複写モード」が設定されている場合
は、画像処理部111にトリミング処理を行わせてから
画像データをプリンタ部2に転送させる。また、操作部
115でファクシミリ送信モードが設定されている場合
は、設定されたモードに応じた制御コマンドを画像デー
タと共にI/F113によりファクシミリ部3へ転送さ
せる。
【0038】ユーザID判別部112内のメモリには、
操作部115によりユーザIDを予め登録できるように
構成されている。そして、ユーザID判別部112は、
操作部115で入力されたユーザIDが既にユーザID
判別部112内のメモリに登録されたものであるか否か
を判別する。そして、後述するユーザ情報に従って設定
されたモード状態をユーザID判別部112内の不図示
のメモリに記憶する。
操作部115によりユーザIDを予め登録できるように
構成されている。そして、ユーザID判別部112は、
操作部115で入力されたユーザIDが既にユーザID
判別部112内のメモリに登録されたものであるか否か
を判別する。そして、後述するユーザ情報に従って設定
されたモード状態をユーザID判別部112内の不図示
のメモリに記憶する。
【0039】メモリ116には、上述したようなCPU
114の制御を実行するための制御プログラムが格納さ
れており、メモリ116はCPU114の作業領域とし
ても用いられる。I/F117は外部装置11との接続
用に用いられ、SCSI(スカジー)、RS−232C
規格を用いた通信の機能及びネットワークに接続して通
信を行う機能を備えている。
114の制御を実行するための制御プログラムが格納さ
れており、メモリ116はCPU114の作業領域とし
ても用いられる。I/F117は外部装置11との接続
用に用いられ、SCSI(スカジー)、RS−232C
規格を用いた通信の機能及びネットワークに接続して通
信を行う機能を備えている。
【0040】図4は、本実施の第1形態に係る情報処理
装置における操作部115の正面図である。
装置における操作部115の正面図である。
【0041】LCD表示部1151は、情報処理装置1
0の動作状態、メッセージ等を文字や絵等により表示す
る。同図のLCD表示部1151内には、その表示態様
の一例を示してある。LCD表示部1151の表面はタ
ッチパネルになっており、表面に触れることにより、選
択キーとして機能する。テンキー1152は、数字を入
力するためのキーである。スタートキー1153は、各
種動作の実行開始を指示するためのキーである。リセッ
トキー1154は、各種動作の解除を指示するためのキ
ーである。
0の動作状態、メッセージ等を文字や絵等により表示す
る。同図のLCD表示部1151内には、その表示態様
の一例を示してある。LCD表示部1151の表面はタ
ッチパネルになっており、表面に触れることにより、選
択キーとして機能する。テンキー1152は、数字を入
力するためのキーである。スタートキー1153は、各
種動作の実行開始を指示するためのキーである。リセッ
トキー1154は、各種動作の解除を指示するためのキ
ーである。
【0042】IDキー1155は、情報処理装置10を
標準モード(コピー等の通常の機能を用いる場合のモー
ド)からID入力モード(情報処理装置10の操作を開
始する前にユーザを識別するためのモード)へ移行させ
るように指示するためのキーである。このキーは、入力
したユーザIDが事前に登録されたユーザIDに含まれ
ている場合にのみ有効に働く。ID入力モードが設定さ
れている場合はコピー等を行うことはできず、LCD表
示部1151にはID情報入力画面が表示される。テン
キー1152が押下された場合はその押下された数値が
表示される。この数値が既に登録されたいずれかのユー
ザIDに係る数値と一致するか否かが後述する処理によ
り判別され、一致する場合は情報処理装置10の使用許
可が得られたことになり、再度IDキー1155を押下
することにより、同図のLCD表示1151内に示すよ
うな標準モードに移行できる。
標準モード(コピー等の通常の機能を用いる場合のモー
ド)からID入力モード(情報処理装置10の操作を開
始する前にユーザを識別するためのモード)へ移行させ
るように指示するためのキーである。このキーは、入力
したユーザIDが事前に登録されたユーザIDに含まれ
ている場合にのみ有効に働く。ID入力モードが設定さ
れている場合はコピー等を行うことはできず、LCD表
示部1151にはID情報入力画面が表示される。テン
キー1152が押下された場合はその押下された数値が
表示される。この数値が既に登録されたいずれかのユー
ザIDに係る数値と一致するか否かが後述する処理によ
り判別され、一致する場合は情報処理装置10の使用許
可が得られたことになり、再度IDキー1155を押下
することにより、同図のLCD表示1151内に示すよ
うな標準モードに移行できる。
【0043】図5は、本実施の第1形態に係る情報処理
システムにおける外部装置11の構成を示すブロック図
である。外部装置11は、ユーザID識別部1101、
CPU(中央処理装置)1102、メモリ1103、操
作部1104及びI/F(インターフェイス)1105
から構成される。CPU1102には、ユーザID識別
部1101、メモリ1103、操作部1104及びI/
F1105がそれぞれ接続されており、CPU1102
はこれらの構成要素全体を制御する。
システムにおける外部装置11の構成を示すブロック図
である。外部装置11は、ユーザID識別部1101、
CPU(中央処理装置)1102、メモリ1103、操
作部1104及びI/F(インターフェイス)1105
から構成される。CPU1102には、ユーザID識別
部1101、メモリ1103、操作部1104及びI/
F1105がそれぞれ接続されており、CPU1102
はこれらの構成要素全体を制御する。
【0044】外部装置11は、I/F1105を介して
情報処理装置10と接続されている。
情報処理装置10と接続されている。
【0045】情報処理装置10からI/F1105を介
してユーザIDが受信されると、ユーザID識別部11
01は、ユーザID識別部1101内の不図示のメモリ
に既に登録されているユーザIDのいずれかと上記受信
されたユーザIDとが一致するか否かを判別する。この
処理は、必ず行うものではなく、本実施の第1形態で
は、情報処理装置10のユーザID判別部112が行う
ようにしたため、ユーザID識別部1101がこの処理
を行う必要はない。
してユーザIDが受信されると、ユーザID識別部11
01は、ユーザID識別部1101内の不図示のメモリ
に既に登録されているユーザIDのいずれかと上記受信
されたユーザIDとが一致するか否かを判別する。この
処理は、必ず行うものではなく、本実施の第1形態で
は、情報処理装置10のユーザID判別部112が行う
ようにしたため、ユーザID識別部1101がこの処理
を行う必要はない。
【0046】メモリ1103には、後述するユーザ情報
が各ユーザIDに対応するように登録されている。この
ユーザ情報の登録は操作部1104にて行うことができ
る。そして、上記受信されたユーザIDが既に登録され
たユーザIDのいずれかと一致することがユーザID識
別部1101によって判別されると、そのユーザIDに
対応するユーザ情報をメモリ1103からI/F110
5を介して情報処理装置10へ返信する。このようなC
PU1102による処理を実行するための制御プログラ
ムは、メモリ1103に記憶されており、CPU110
2はメモリ1103を参照しながら各制御を実行する。
また、メモリ1103はCPU1102の作業領域とし
ても用いられる。
が各ユーザIDに対応するように登録されている。この
ユーザ情報の登録は操作部1104にて行うことができ
る。そして、上記受信されたユーザIDが既に登録され
たユーザIDのいずれかと一致することがユーザID識
別部1101によって判別されると、そのユーザIDに
対応するユーザ情報をメモリ1103からI/F110
5を介して情報処理装置10へ返信する。このようなC
PU1102による処理を実行するための制御プログラ
ムは、メモリ1103に記憶されており、CPU110
2はメモリ1103を参照しながら各制御を実行する。
また、メモリ1103はCPU1102の作業領域とし
ても用いられる。
【0047】I/F1105は、情報処理装置10との
接続用に用いられ、SCSI,RS−232C規格を用
いた通信の機能、及びネットワークに接続して通信を行
う機能を備えている。
接続用に用いられ、SCSI,RS−232C規格を用
いた通信の機能、及びネットワークに接続して通信を行
う機能を備えている。
【0048】図6は、本実施の第1形態に係る情報処理
装置において使用されるユーザ情報の一例を示す概念図
である。ユーザ情報は、前述したように、ユーザIDに
対応して設定、登録されている。ユーザ情報には、ユー
ザを識別するためのユーザIDのほか、ユーザにおける
使用状況を管理するためのデータ(コピー枚数、同図の
使用可能カウント数、使用済みカウント数等)、初期機
能を設定するためのデータ、特定の機能(ファクシミリ
(FAX)機能)の使用可否を示すデータ等が含まれ
る。ここで初期機能は、例えば最初のコピーモードであ
る初期モード、またはユーザが任意に所望のモードを設
定できるモードメモリ1,2,3等に記憶されたモード
である。
装置において使用されるユーザ情報の一例を示す概念図
である。ユーザ情報は、前述したように、ユーザIDに
対応して設定、登録されている。ユーザ情報には、ユー
ザを識別するためのユーザIDのほか、ユーザにおける
使用状況を管理するためのデータ(コピー枚数、同図の
使用可能カウント数、使用済みカウント数等)、初期機
能を設定するためのデータ、特定の機能(ファクシミリ
(FAX)機能)の使用可否を示すデータ等が含まれ
る。ここで初期機能は、例えば最初のコピーモードであ
る初期モード、またはユーザが任意に所望のモードを設
定できるモードメモリ1,2,3等に記憶されたモード
である。
【0049】図7は、本実施の第1形態に係る情報処理
装置による初期設定処理の制御手順を示すフローチャー
トである。本処理は、CPU114による制御の下に実
行される。
装置による初期設定処理の制御手順を示すフローチャー
トである。本処理は、CPU114による制御の下に実
行される。
【0050】標準モードにおいてIDキー1155が押
下されたとき、または情報処理装置10の電源が投入後
に、本処理が開始される。まず、ID入力モードにおけ
るID入力画面をLCD表示部1151に表示し、テン
キー1152によるユーザIDに係る番号の入力待ち状
態となる(ステップS701)。続いてユーザIDのテ
ンキー1152による入力を受け付け(ステップS70
2)、IDキー1155による入力を受け付けることに
より、その時点で入力されたユーザIDに係る番号を確
定する(ステップS703)。
下されたとき、または情報処理装置10の電源が投入後
に、本処理が開始される。まず、ID入力モードにおけ
るID入力画面をLCD表示部1151に表示し、テン
キー1152によるユーザIDに係る番号の入力待ち状
態となる(ステップS701)。続いてユーザIDのテ
ンキー1152による入力を受け付け(ステップS70
2)、IDキー1155による入力を受け付けることに
より、その時点で入力されたユーザIDに係る番号を確
定する(ステップS703)。
【0051】次に、上記確定されたユーザIDが既に登
録されたものであるか否かをユーザID判別部112が
判別する(ステップS704)。その判別の結果、ユー
ザIDが未登録である場合は、ユーザID未登録の旨の
メッセージをLCD表示部1151により表示し(ステ
ップS705)、前記ステップS702へ戻る。その一
方、ユーザIDが登録済である場合は、当該ユーザに使
用許可が降りたものとして、ユーザIDを外部装置11
へ送信する(ステップS706)。
録されたものであるか否かをユーザID判別部112が
判別する(ステップS704)。その判別の結果、ユー
ザIDが未登録である場合は、ユーザID未登録の旨の
メッセージをLCD表示部1151により表示し(ステ
ップS705)、前記ステップS702へ戻る。その一
方、ユーザIDが登録済である場合は、当該ユーザに使
用許可が降りたものとして、ユーザIDを外部装置11
へ送信する(ステップS706)。
【0052】ユーザIDを受信した外部装置11側で
は、当該ユーザIDに対応するユーザ情報を情報処理装
置10へ返信するような制御がなされる。そして、続く
ステップS707では、外部装置11から返信されたユ
ーザ情報をI/F117を介して受信し、ステップS7
08で初期機能を設定する。
は、当該ユーザIDに対応するユーザ情報を情報処理装
置10へ返信するような制御がなされる。そして、続く
ステップS707では、外部装置11から返信されたユ
ーザ情報をI/F117を介して受信し、ステップS7
08で初期機能を設定する。
【0053】ここで、初期機能の設定は、受信されたユ
ーザ情報による指定に基づいて行われ、原則としてその
指定どおりのモード等に設定される。例えば、図6の
「モードメモリ1」に「両面印刷モード」が設定されて
いる場合は、情報処理装置10の初期機能の設定は「両
面印刷モード」となる。しかし、仮に情報処理装置10
に両面印刷のための機能が備わっていないとした場合に
は、当該「モードメモリ1」による指定は無視され、
「両面印刷モード」が設定されることはない。従って、
ユーザ情報によるモード指定のうち、情報処理装置10
においてその機能を有しており且つ指定通りの設定が可
能な機能についてのみ、ユーザ情報に従ったモード設定
がなされる。
ーザ情報による指定に基づいて行われ、原則としてその
指定どおりのモード等に設定される。例えば、図6の
「モードメモリ1」に「両面印刷モード」が設定されて
いる場合は、情報処理装置10の初期機能の設定は「両
面印刷モード」となる。しかし、仮に情報処理装置10
に両面印刷のための機能が備わっていないとした場合に
は、当該「モードメモリ1」による指定は無視され、
「両面印刷モード」が設定されることはない。従って、
ユーザ情報によるモード指定のうち、情報処理装置10
においてその機能を有しており且つ指定通りの設定が可
能な機能についてのみ、ユーザ情報に従ったモード設定
がなされる。
【0054】続くステップS709では、設定された初
期機能に応じた標準画面をLCD表示部1151により
表示した後、標準モードに移行し、本処理を終了する。
期機能に応じた標準画面をLCD表示部1151により
表示した後、標準モードに移行し、本処理を終了する。
【0055】本処理により、複数の情報処理装置が外部
装置11に接続されている場合において、機能モード選
択を指定するユーザ情報を各情報処理装置間で共通化で
き、どの情報処理装置を使用するときも、ユーザIDに
対応するユーザ情報を外部装置11から統一的に得るこ
とができるので、その情報処理装置において設定可能な
限り、ユーザの希望するモードに容易に設定等できる。
従って、各ユーザに固有のモードを、単一のユーザID
にて複数の情報処理装置に対して容易に設定でき、初期
設定等を各情報処理装置毎に行う必要がなくなるので、
ユーザの利便性を向上できる。
装置11に接続されている場合において、機能モード選
択を指定するユーザ情報を各情報処理装置間で共通化で
き、どの情報処理装置を使用するときも、ユーザIDに
対応するユーザ情報を外部装置11から統一的に得るこ
とができるので、その情報処理装置において設定可能な
限り、ユーザの希望するモードに容易に設定等できる。
従って、各ユーザに固有のモードを、単一のユーザID
にて複数の情報処理装置に対して容易に設定でき、初期
設定等を各情報処理装置毎に行う必要がなくなるので、
ユーザの利便性を向上できる。
【0056】また、各情報処理装置における機能の動
作、設定の可否を個別に意識することなくユーザ情報を
外部装置11により統一的に管理でき、ユーザ情報の管
理を簡素化できる。
作、設定の可否を個別に意識することなくユーザ情報を
外部装置11により統一的に管理でき、ユーザ情報の管
理を簡素化できる。
【0057】さらに、ユーザの識別を情報処理装置10
側で行うので、特定のユーザにのみ装置の使用を許可す
ることができる。
側で行うので、特定のユーザにのみ装置の使用を許可す
ることができる。
【0058】(実施の第2形態)以下に、本発明の実施
の第2形態に係る情報処理装置及び情報処理システムを
説明する。本実施の第2形態に係る情報処理装置は、実
施の第1形態に係る情報処理装置とその構成が同一であ
り、図1に示す通りである。
の第2形態に係る情報処理装置及び情報処理システムを
説明する。本実施の第2形態に係る情報処理装置は、実
施の第1形態に係る情報処理装置とその構成が同一であ
り、図1に示す通りである。
【0059】また、本実施の第2形態に係る情報処理装
置において、リーダ部1及びプリンタ部2は図2の通
り、リーダ部1の詳細な構成は図3の通り、操作部11
5は図4の通り、外部装置11は図5の通り、ユーザ情
報は図6の通りである。さらに、本実施の第2形態に係
る情報処理システムは、情報処理装置10と外部装置1
1とから構成される。
置において、リーダ部1及びプリンタ部2は図2の通
り、リーダ部1の詳細な構成は図3の通り、操作部11
5は図4の通り、外部装置11は図5の通り、ユーザ情
報は図6の通りである。さらに、本実施の第2形態に係
る情報処理システムは、情報処理装置10と外部装置1
1とから構成される。
【0060】本実施の第2形態に係る情報処理装置、情
報処理システムでは、ユーザIDの識別を情報処理装置
10ではなく外部装置11により行う点が実施の第1形
態に係る情報処理装置、情報処理システムと異なる。従
って、図7に代えて、図8及び図9を用いて初期設定処
理を説明する。
報処理システムでは、ユーザIDの識別を情報処理装置
10ではなく外部装置11により行う点が実施の第1形
態に係る情報処理装置、情報処理システムと異なる。従
って、図7に代えて、図8及び図9を用いて初期設定処
理を説明する。
【0061】図8は、本実施の第2形態に係る情報処理
システムによる初期設定処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。図8の処理はCPU114による制御の
下に実行される。また、図9は、本実施の第2形態に係
る情報処理システムによるユーザID識別処理の制御手
順を示すフローチャートである。図9の処理は、図8の
ステップS804とステップS805との間にCPU1
102の制御の下に実行される。
システムによる初期設定処理の制御手順を示すフローチ
ャートである。図8の処理はCPU114による制御の
下に実行される。また、図9は、本実施の第2形態に係
る情報処理システムによるユーザID識別処理の制御手
順を示すフローチャートである。図9の処理は、図8の
ステップS804とステップS805との間にCPU1
102の制御の下に実行される。
【0062】まず、図8において、ステップS801〜
ステップS803では、図7のステップS701〜ステ
ップS703と同様の処理を実行する。
ステップS803では、図7のステップS701〜ステ
ップS703と同様の処理を実行する。
【0063】続くステップS804では、確定したユー
ザIDを外部装置11へ送信する。
ザIDを外部装置11へ送信する。
【0064】外部装置11(図5)では、以下の処理が
実行される。
実行される。
【0065】すなわち、図9において、情報処理装置1
0から受信したユーザIDが、ユーザID識別部110
1の不図示のメモリに既に登録されたユーザIDである
か否かをユーザID識別部1101が判別し(ステップ
S901)、その判別の結果、既に登録されたユーザI
Dである場合は、そのユーザIDに対応するメモリ11
03内のユーザ情報を情報処理装置10へ返信する一方
(ステップS902)、ユーザIDが未登録である場合
は、その旨を示すIDエラー情報を情報処理装置10へ
返信して(ステップS903)、本処理を終了する。
0から受信したユーザIDが、ユーザID識別部110
1の不図示のメモリに既に登録されたユーザIDである
か否かをユーザID識別部1101が判別し(ステップ
S901)、その判別の結果、既に登録されたユーザI
Dである場合は、そのユーザIDに対応するメモリ11
03内のユーザ情報を情報処理装置10へ返信する一方
(ステップS902)、ユーザIDが未登録である場合
は、その旨を示すIDエラー情報を情報処理装置10へ
返信して(ステップS903)、本処理を終了する。
【0066】情報処理装置10の処理(図8)に戻り、
続いて外部装置11から返信され、情報処理装置10が
受信したデータがユーザ情報であるか否かを判別し(ス
テップS805)、ユーザ情報でない場合は、ユーザI
D未登録の旨のメッセージをLCD表示部1151によ
り表示し(ステップS806)、前記ステップS802
へ戻る。一方、受信されたデータがユーザ情報である場
合は、ステップS807へ進む。
続いて外部装置11から返信され、情報処理装置10が
受信したデータがユーザ情報であるか否かを判別し(ス
テップS805)、ユーザ情報でない場合は、ユーザI
D未登録の旨のメッセージをLCD表示部1151によ
り表示し(ステップS806)、前記ステップS802
へ戻る。一方、受信されたデータがユーザ情報である場
合は、ステップS807へ進む。
【0067】ステップS807、S808では、図7の
ステップS708、S709と同様の処理を実行し、本
処理を終了する。
ステップS708、S709と同様の処理を実行し、本
処理を終了する。
【0068】本実施の第2形態によれば、ユーザの利便
性向上及びユーザ情報の管理の簡素化について、実施の
第1形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ユ
ーザの識別を外部装置11側で行うので、特定のユーザ
への使用許可を、外部装置11側で統一的に行うことが
できる。
性向上及びユーザ情報の管理の簡素化について、実施の
第1形態と同様の効果を得ることができる。さらに、ユ
ーザの識別を外部装置11側で行うので、特定のユーザ
への使用許可を、外部装置11側で統一的に行うことが
できる。
【0069】なお、実施の第1、第2形態において、情
報処理装置の一例として画像処理装置を挙げたが、これ
に限るものでなく、ネットワーク等で接続される端末装
置等の他の装置としてもよい。
報処理装置の一例として画像処理装置を挙げたが、これ
に限るものでなく、ネットワーク等で接続される端末装
置等の他の装置としてもよい。
【0070】また、情報処理システムを統括する装置と
して外部装置11を設けたが、実施の第1または第2形
態に係る情報処理装置同士を複数接続してシステムを構
成し、その中のいずれかの情報処理装置を統括用の装置
として選び、他の情報処理装置のユーザ情報を一括的に
管理するようにしてもよい。
して外部装置11を設けたが、実施の第1または第2形
態に係る情報処理装置同士を複数接続してシステムを構
成し、その中のいずれかの情報処理装置を統括用の装置
として選び、他の情報処理装置のユーザ情報を一括的に
管理するようにしてもよい。
【0071】なお、ユーザIDの入力手段は、テンキー
に限るものでなく、各ユーザにユーザIDの代わりとな
るコントロールカードを配布し、このコントロールカー
ドに記述されたユーザIDを読み取る機能を各情報処理
装置に設けるようにしてもよい。
に限るものでなく、各ユーザにユーザIDの代わりとな
るコントロールカードを配布し、このコントロールカー
ドに記述されたユーザIDを読み取る機能を各情報処理
装置に設けるようにしてもよい。
【0072】さらに、ユーザ情報には実施の第1または
第2形態で例示した情報以外の他の情報を含めてもよ
い。その場合には、ユーザ情報に基づいて情報処理装置
10により処理される内容は、機能モードの設定に限ら
れず、他のあらゆる処理についても応用可能である。
第2形態で例示した情報以外の他の情報を含めてもよ
い。その場合には、ユーザ情報に基づいて情報処理装置
10により処理される内容は、機能モードの設定に限ら
れず、他のあらゆる処理についても応用可能である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る情報処理方法または請求項5に係る情報処理装置
によれば、所定情報が受信され、該受信された所定情報
が外部装置に送信され、該送信された所定情報に対応す
るユーザ情報が前記外部装置から受信され、該受信され
たユーザ情報に基づいて所定の処理が実行されるので、
複数の情報処理装置を使用する場合において、どの装置
を使用するときも、所定情報に対応するユーザ情報を外
部装置から統一的に得ることができ、所定の処理を実行
する際におけるユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利
便性向上を図ることができる。例えば、その装置におい
て設定が可能な限りユーザの希望するモードに容易に設
定でき、各ユーザに固有の所望モードを単一の所定情報
にて複数の情報処理装置に容易に設定でき、初期設定等
を各装置毎に行う必要がなくなる。
に係る情報処理方法または請求項5に係る情報処理装置
によれば、所定情報が受信され、該受信された所定情報
が外部装置に送信され、該送信された所定情報に対応す
るユーザ情報が前記外部装置から受信され、該受信され
たユーザ情報に基づいて所定の処理が実行されるので、
複数の情報処理装置を使用する場合において、どの装置
を使用するときも、所定情報に対応するユーザ情報を外
部装置から統一的に得ることができ、所定の処理を実行
する際におけるユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利
便性向上を図ることができる。例えば、その装置におい
て設定が可能な限りユーザの希望するモードに容易に設
定でき、各ユーザに固有の所望モードを単一の所定情報
にて複数の情報処理装置に容易に設定でき、初期設定等
を各装置毎に行う必要がなくなる。
【0074】本発明の請求項4に係る情報処理方法、請
求項8に係る情報処理装置または請求項13に係る情報
処理システムによれば、前記受信されたユーザ情報に係
る機能について該ユーザ情報に従いモードが選択される
ので、機能モード選択を指定する情報を各情報処理装置
間で共通化でき、ユーザの利便性をより向上できる。
求項8に係る情報処理装置または請求項13に係る情報
処理システムによれば、前記受信されたユーザ情報に係
る機能について該ユーザ情報に従いモードが選択される
ので、機能モード選択を指定する情報を各情報処理装置
間で共通化でき、ユーザの利便性をより向上できる。
【0075】本発明の請求項9に係る情報処理装置によ
れば、所定情報が登録され、前記登録された所定情報が
前記受信された所定情報を含まない場合は、前記所定情
報の送信が禁止されるので、所定情報を手掛かりとし
て、情報処理装置の使用を特定の者に制限できる。
れば、所定情報が登録され、前記登録された所定情報が
前記受信された所定情報を含まない場合は、前記所定情
報の送信が禁止されるので、所定情報を手掛かりとし
て、情報処理装置の使用を特定の者に制限できる。
【0076】本発明の請求項10に係る情報処理システ
ムによれば、所定情報が受信され、該受信された所定情
報が情報処理装置から外部装置に送信され、該送信され
た所定情報に対応するユーザ情報が前記外部装置から前
記情報処理装置に返信され、該返信されたユーザ情報が
前記情報処理装置に受信され、該受信されたユーザ情報
に基づいて前記情報処理装置により所定の処理が実行さ
れるので、複数の情報処理装置を使用する場合におい
て、どの装置を使用するときも、所定情報に対応するユ
ーザ情報を外部装置から統一的に得ることができ、所定
の処理を実行する際におけるユーザ情報管理の簡素化及
びユーザの利便性向上を図ることができる。例えば、そ
の装置において設定が可能な限りユーザの希望するモー
ドに容易に設定でき、各ユーザに固有の所望モードを単
一の所定情報にて複数の情報処理装置に容易に設定で
き、初期設定等を各装置毎に行う必要がなくなる。
ムによれば、所定情報が受信され、該受信された所定情
報が情報処理装置から外部装置に送信され、該送信され
た所定情報に対応するユーザ情報が前記外部装置から前
記情報処理装置に返信され、該返信されたユーザ情報が
前記情報処理装置に受信され、該受信されたユーザ情報
に基づいて前記情報処理装置により所定の処理が実行さ
れるので、複数の情報処理装置を使用する場合におい
て、どの装置を使用するときも、所定情報に対応するユ
ーザ情報を外部装置から統一的に得ることができ、所定
の処理を実行する際におけるユーザ情報管理の簡素化及
びユーザの利便性向上を図ることができる。例えば、そ
の装置において設定が可能な限りユーザの希望するモー
ドに容易に設定でき、各ユーザに固有の所望モードを単
一の所定情報にて複数の情報処理装置に容易に設定で
き、初期設定等を各装置毎に行う必要がなくなる。
【0077】本発明の請求項14に係る情報処理システ
ムによれば、前記ユーザ情報が登録されるので、ユーザ
の利便性をより向上できる。
ムによれば、前記ユーザ情報が登録されるので、ユーザ
の利便性をより向上できる。
【0078】本発明の請求項15に係る情報処理システ
ムによれば、前記ユーザ情報が管理されるので、ユーザ
情報を外部装置が統一的に管理できる。
ムによれば、前記ユーザ情報が管理されるので、ユーザ
情報を外部装置が統一的に管理できる。
【0079】本発明の請求項16に係る情報処理システ
ムによれば、一括管理専用の外部装置を設けることな
く、ユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利便性向上を
図ることができる。
ムによれば、一括管理専用の外部装置を設けることな
く、ユーザ情報管理の簡素化及びユーザの利便性向上を
図ることができる。
【0080】本発明の請求項17に係る情報処理システ
ムによれば、所定情報が登録され、前記登録された所定
情報が前記受信された所定情報を含まない場合は、前記
所定情報の送信が禁止されるので、所定情報を手掛かり
とした特定ユーザ以外に対する情報処理装置の使用制限
を、情報処理装置側で行うことができる。
ムによれば、所定情報が登録され、前記登録された所定
情報が前記受信された所定情報を含まない場合は、前記
所定情報の送信が禁止されるので、所定情報を手掛かり
とした特定ユーザ以外に対する情報処理装置の使用制限
を、情報処理装置側で行うことができる。
【0081】本発明の請求項18に係る情報処理システ
ムによれば、所定情報が登録され、前記登録手段により
登録された所定情報が前記送信された所定情報を含まな
い場合は、前記ユーザ情報の返信が禁止されるので、所
定情報を手掛かりとした特定ユーザ以外に対する情報処
理装置の使用制限を、外部装置側で行うことができる。
ムによれば、所定情報が登録され、前記登録手段により
登録された所定情報が前記送信された所定情報を含まな
い場合は、前記ユーザ情報の返信が禁止されるので、所
定情報を手掛かりとした特定ユーザ以外に対する情報処
理装置の使用制限を、外部装置側で行うことができる。
【0082】本発明の請求項19に係る情報処理システ
ムによれば、情報処理装置の複数がネットワークで互い
に接続され、該情報処理装置の複数のうちの少なくとも
一つにより、該情報処理装置の複数のうちの他の情報処
理装置に係るユーザ情報が一括管理されるので、一括管
理専用の外部装置を設けることなく、ユーザ情報管理の
簡素化及びユーザの利便性向上を図ることができる。
ムによれば、情報処理装置の複数がネットワークで互い
に接続され、該情報処理装置の複数のうちの少なくとも
一つにより、該情報処理装置の複数のうちの他の情報処
理装置に係るユーザ情報が一括管理されるので、一括管
理専用の外部装置を設けることなく、ユーザ情報管理の
簡素化及びユーザの利便性向上を図ることができる。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る情報処理装置及
び情報処理システムの構成を示すブロック図である。
び情報処理システムの構成を示すブロック図である。
【図2】同形態に係る情報処理装置におけるリーダ部及
びプリンタ部の断面図である。
びプリンタ部の断面図である。
【図3】同形態に係る情報処理装置におけるリーダ部の
詳細な構成を示すブロック図である。
詳細な構成を示すブロック図である。
【図4】同形態に係る情報処理装置における操作部の正
面図である。
面図である。
【図5】同形態に係る情報処理システムにおける外部装
置の構成を示すブロック図である。
置の構成を示すブロック図である。
【図6】同形態に係る情報処理装置において使用される
ユーザ情報の一例を示す概念図である。
ユーザ情報の一例を示す概念図である。
【図7】同形態に係る情報処理装置による初期設定処理
の制御手順を示すフローチャートである。
の制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の第2形態に係る情報処理システ
ムによる初期設定処理の制御手順を示すフローチャート
である。
ムによる初期設定処理の制御手順を示すフローチャート
である。
【図9】同形態に係る情報処理システムによるユーザI
D識別処理の制御手順を示すフローチャートである。
D識別処理の制御手順を示すフローチャートである。
1 リーダ部 2 プリンタ部 3 ファクシミリ部 10 情報処理装置 11 外部装置 112 ユーザID判別部 113 I/F(インターフェイス) 114 CPU(中央処理装置) 115 操作部 116 メモリ 117 I/F(インターフェイス) 1101 ユーザID識別部 1102 CPU(中央処理装置) 1103 メモリ 1104 操作部 1105 I/F(インターフェイス) 1151 LCD表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H04N 1/00 H04N 1/00 C
Claims (19)
- 【請求項1】 所定情報を受信する所定情報受信工程
と、該所定情報受信工程において受信された所定情報を
外部装置に送信する送信工程と、該送信工程において送
信された所定情報に対応するユーザ情報を前記外部装置
から受信するユーザ情報受信工程と、該ユーザ情報受信
工程において受信されたユーザ情報に基づいて所定の処
理を実行する処理工程とを含むことを特徴とする情報処
理方法。 - 【請求項2】 前記所定情報は、ユーザを識別するため
の識別情報であることを特徴とする請求項1記載の情報
処理方法。 - 【請求項3】 前記ユーザ情報は、機能モードの選択を
指定する情報であることを特徴とする請求項1または2
記載の情報処理方法。 - 【請求項4】 前記処理工程は、前記ユーザ情報受信工
程において受信されたユーザ情報に係る機能について該
ユーザ情報に従いモードを選択する選択工程を含むこと
を特徴とする請求項3記載の情報処理方法。 - 【請求項5】 所定情報を受信する所定情報受信手段
と、該所定情報受信手段により受信された所定情報を外
部装置に送信する送信手段と、該送信手段により送信さ
れた所定情報に対応するユーザ情報を前記外部装置から
受信するユーザ情報受信手段と、該ユーザ情報受信手段
により受信されたユーザ情報に基づいて所定の処理を実
行する処理手段とを備えたことを特徴とする情報処理装
置。 - 【請求項6】 前記所定情報は、ユーザを識別するため
の識別情報であることを特徴とする請求項5記載の情報
処理装置。 - 【請求項7】 前記ユーザ情報は、機能モードの選択を
指定する情報であることを特徴とする請求項5または6
記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 前記処理手段は、当該情報処理装置の機
能のうち前記ユーザ情報受信手段により受信されたユー
ザ情報に係る機能について該ユーザ情報に従いモードを
選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項7記
載の情報処理装置。 - 【請求項9】 所定情報を登録する登録手段と、前記登
録手段により登録された所定情報が前記所定情報受信手
段により受信された所定情報を含まない場合は、前記送
信手段による所定情報の送信を禁止する送信禁止手段と
を備えたことを特徴とする請求項5〜8のいずれか1項
に記載の情報処理装置。 - 【請求項10】 外部装置と、情報処理装置とから構成
される情報処理システムであって、所定情報を前記情報
処理装置に受信させる所定情報受信手段と、該情報処理
装置により受信された所定情報を前記情報処理装置から
前記外部装置に送信する送信手段と、該送信手段により
送信された所定情報に対応するユーザ情報を前記外部装
置から前記情報処理装置に返信する返信手段と、該返信
手段により返信されたユーザ情報を前記情報処理装置に
受信させるユーザ情報受信手段と、該情報処理装置によ
り受信されたユーザ情報に基づいて前記情報処理装置に
所定の処理を実行させる処理手段とを備えたことを特徴
とする情報処理システム。 - 【請求項11】 前記所定情報は、ユーザを識別するた
めの識別情報であることを特徴とする請求項10記載の
情報処理システム。 - 【請求項12】 前記ユーザ情報は、機能モードの選択
を指定する情報であることを特徴とする請求項10また
は11記載の情報処理システム。 - 【請求項13】 前記処理手段は、前記情報処理装置の
機能のうち前記ユーザ情報受信手段により受信されたユ
ーザ情報に係る機能について該ユーザ情報に従いモード
を選択する選択手段を備えたことを特徴とする請求項1
2記載の情報処理システム。 - 【請求項14】 前記外部装置は、前記ユーザ情報を登
録する登録手段を備えたことを特徴とする請求項10〜
13のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項15】 前記外部装置は、前記ユーザ情報を管
理する管理手段を備えたことを特徴とする請求項10〜
14のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項16】 前記外部装置は、請求項5〜9のいず
れか1項の情報処理装置であることを特徴とする請求項
10〜15のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項17】 前記情報処理装置は、所定情報を登録
する登録手段と、前記登録手段により登録された所定情
報が前記情報処理装置により受信された所定情報を含ま
ない場合は、前記送信手段による所定情報の送信を禁止
する送信禁止手段とを備えたことを特徴とする請求項1
0〜16のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項18】 前記外部装置は、所定情報を登録する
登録手段と、前記登録手段により登録された所定情報が
前記送信手段により送信された所定情報を含まない場合
は、前記返信手段によるユーザ情報の返信を禁止する返
信禁止手段とを備えたことを特徴とする請求項10〜1
6のいずれか1項に記載の情報処理システム。 - 【請求項19】 請求項5〜9のいずれか1項の情報処
理装置の複数がネットワークで互いに接続されることに
より構成された情報処理システムであって、該情報処理
装置の複数のうちの少なくとも一つは、該情報処理装置
の複数のうちの他の情報処理装置に係るユーザ情報を一
括管理する一括管理手段を備えたことを特徴とする情報
処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150429A JPH09311748A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8150429A JPH09311748A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09311748A true JPH09311748A (ja) | 1997-12-02 |
Family
ID=15496740
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8150429A Pending JPH09311748A (ja) | 1996-05-23 | 1996-05-23 | 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09311748A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002366248A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Digital Electronics Corp | プログラム式操作表示装置 |
JP2009177828A (ja) * | 2003-08-11 | 2009-08-06 | Ricoh Co Ltd | 複合機、ユーザインタフェース提供装置、及びユーザインタフェース提供方法 |
-
1996
- 1996-05-23 JP JP8150429A patent/JPH09311748A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002366248A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-20 | Digital Electronics Corp | プログラム式操作表示装置 |
JP2009177828A (ja) * | 2003-08-11 | 2009-08-06 | Ricoh Co Ltd | 複合機、ユーザインタフェース提供装置、及びユーザインタフェース提供方法 |
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