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JPH09310743A - 共役カム装置と門型動作装置 - Google Patents

共役カム装置と門型動作装置

Info

Publication number
JPH09310743A
JPH09310743A JP15347896A JP15347896A JPH09310743A JP H09310743 A JPH09310743 A JP H09310743A JP 15347896 A JP15347896 A JP 15347896A JP 15347896 A JP15347896 A JP 15347896A JP H09310743 A JPH09310743 A JP H09310743A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
lever
moving body
plate
backward
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP15347896A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Uji
正好 宇治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Machine Engineering Co Ltd
Original Assignee
Machine Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Machine Engineering Co Ltd filed Critical Machine Engineering Co Ltd
Priority to JP15347896A priority Critical patent/JPH09310743A/ja
Publication of JPH09310743A publication Critical patent/JPH09310743A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板カムを用いて回転運動を直線運動に変換す
るカム機構を備え、直線運動の往動時、復動時のいずれ
においてもカムフォロアが板カムから作用を受けている
共役カム装置の提供、および作動が正確で確実な門型動
作装置の提供。 【解決手段】 カム曲面を前進押動と後退時拘束用およ
び後退押動と前進時拘束用に振り分けた2枚の板カム1
7,18を同一の駆動軸10に固定する。カムフォロア
41,43と案内ブロック31,32を介して2枚の板
カムの共役によって直線移動体30を往復移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転運動を直線
運動に変換するカム装置とこの装置を利用した門型動作
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外周をカム曲面とした板カムとカムフォ
ロアによって回転運動を往復の直線運動に変換する場
合、通常、カムフォロアは、往動時にはカムから押し作
用を受けカムに拘束されるが、復動時にはばねによる押
圧を必要とする。このため、板カムを高速運転すると、
カムフォロアまたはカムフォロアと共に移動する部材の
慣性によって、カムフォロアが板カムのカム面から離れ
てしまうこと(ジャンピング)がある。
【0003】ジャンピングがあると、作動のタイミング
が狂って本来は正確なはずのカムによる作業精度が劣化
する。また、ジャンピングのショックで騒音が発生した
り、機構が損傷してしまうこともある。
【0004】回転盤の周面に沿ってカム溝を設け、この
溝をカムフォロアが走行するいわゆる溝カムを利用する
と、カムフォロアが直線運動の往動時、復動時共にカム
溝で拘束されているので、ジャンピングは生じない。し
かし、溝カムはカムフォロアとカム溝間に、カムフォロ
アが滑らかに移動するためのクリアランスがどうしても
必要であり、このために小さなガタをなくすことができ
ない。カムフォロアの変位を直線移動体に伝達するのに
レバーを用いる装置ではレバー比の関係から、一端側の
小さなガタが、レバーの他端側で無視できない大きさに
なることがある。
【0005】また、溝カムはカム自体が大きく(径が大
きく、厚みが大きくなる)、かつ、重くなりやすいので
高速運転に向かない面がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、外周をカ
ム曲面とする板カムを用いて回転運動を直線運動に変換
するカム機構を備え、直線運動の往動時、復動時のいず
れにおいてもカムフォロアが板カムから作用を受けてい
る共役カム装置の提供、および作動が正確で確実な門型
動作装置の提供を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔共役カム装置〕駆動軸に取り付けた2枚の板カム、カ
ムフォロア、2個の案内ブロックを備えた直線移動体を
備え、駆動軸の回転を直線移動体の往復直線運動に変換
するカム装置とする。直角座標の軸をX,Y,Zに設定
し、Z方向の機壁を設ける。2枚の板カムをY方向に取
付けた同一の駆動軸に固定する。板カムは、外周をカム
曲線に沿ったカム曲面としている厚手の鋼板であり、カ
ム曲線は回転中心から所定の距離にある各点を回転角度
毎に求めて連続させて決定してある。2枚の板カムは、
通常、カム曲線が異なる。
【0008】直線移動体に前進用案内ブロックと後退用
案内ブロックを取付け、直線移動体を機壁に対してリニ
アガイドなどで支持してX方向で往復移動可能に配置す
る。それぞれの案内ブロックには、Z方向に形成した溝
等で、Z方向の案内を可能とする。板カムの回転に伴う
カムフォロアの変位を案内ブロックを介して直線移動体
に伝達する。カムフォロアの変位の内、Z方向の偏位は
案内ブロックに吸収され、X方向変位のみが直線移動体
に伝達される。カムフォロアと直線移動体の案内ブロッ
クとの間には、レバーを介在させることがある。
【0009】2枚の板カムは、直線移動体の往復移動に
関して前進用と後退用とし、前進用板カムはカム曲面を
前進押動と後退時の拘束作用(ジャンピング防止)を担
当するように形成し、後退用板カムはカム曲面を後退押
動と前進時の拘束作用(ジャンピング防止)を行なうよ
うに機能を振り分け(共役させ)、かつ、両押動とジャ
ンピング防止の拘束作用とが滑らかに連続するように双
方のカム曲面を形成する。実際では、カム作成ソフトを
起動しているコンピューターに、必要データを入力し
て、カム曲線(カム曲面)を作成する。
【0010】駆動軸が回転されると板カムの回転によっ
て、カムフォロアが変位し、直線移動体がX方向に往復
移動される。この際、前進用と後退用の板カムに接する
カムフォロアは直線移動体の前進時、後退時のいずれに
おいても、これらのカム曲面に拘束されるので、結局、
直線移動体の運動は、常時カムフォロアがカム曲面で拘
束された状態で行なわれ、ガタやジャンピングの発生す
る余地がなく、往復運動が確実で正確なものとなる。
【0011】カムフォロアの変位をレバーを用いて直線
移動体に伝達することがある。レバーは、前進用レバー
と後退用レバーとし、駆動軸を挟んだ両側位置に配置す
る。レバーは、それぞれ、Z方向の一端側をY方向の支
持軸で機壁に回動可能に軸支し、中間部にカムフォロア
を配置し、他端側に従動部を設ける。前進用案内ブロッ
クに前進用レバーの従動部を案内させ、後退用案内ブロ
ックに後退用レバーの従動部を案内させる。
【0012】レバーは2本とし、駆動軸を挟んで両側位
置に配置するが、前進用と後退用の板カムに接する二つ
のカムフォロアが直線移動体の前進時、後退時のいずれ
においても板カムのカム曲線に拘束される。前進用レバ
ーの従動部は前進用案内ブロックの前進側壁にのみに当
接し、後退用レバーの従動部は後退用案内ブロックの後
退側壁にのみに当接する。このため、直線移動体の運動
に関して移動方向の切り替わり時に案内ブロックの中で
前進側壁から後退側壁に移動するようなガタを生じな
い。また、レバーを用いることによって直線移動体を板
カムとカムフォロアとの接触点から離れた位置に配置す
ることができると共にカムフォロアの変位を拡大して直
線移動体に伝達することができる。
【0013】前進用レバーと後退用レバーにおけるカム
フォロアを、これらレバーの対向面側に偏位させて配置
することがある。この構成であるとカムフォロアと板カ
ムの回転中心が近く、板カムを小さく、軽量に形成する
ことができる。この結果、板カムの慣性が小さくなり、
直線移動の精度を向上させることができる。
【0014】〔門型動作装置〕直角座標の軸をX,Y,
Zとして、Z方向送りのカム機構とX方向送りのカム機
構およびX方向に移動可能な直線移動体を備え、直線移
動体の先端に取り付けたトッププレートをこれらのカム
機構によってX方向およびZ方向の移動を組み合わせた
門型移動をさせる装置とする。この装置におけるZ方向
送りのカム機構とX方向送りのカム機構のいずれかまた
は双方を共役カム装置とする。共役カム装置によって作
動が確実で正確なものとなり、門型動作装置の作業精度
が向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】図は、門型動作装置1を示し、機
筐2、モーター3および減速機4を備える(図3)。機
筐2は、左右のサイドプレート(機壁)5,6と天板7
および底板8を有して頑丈に構成され、天板7の上面に
減速機4がさらにその上面にモーター3が取付けられて
いる。なお、説明の都合上、図1におけるように直角座
標を定め、X方向を前後、Y方向を左右、Z方向を上下
とする。サイドプレート5,6は機壁であり、Z方向に
延びている。
【0016】機筐2の左右サイドプレート5,6間に
は、伝動軸9、駆動軸10(図3)および支持軸11
(図4、図1)がY方向で平行に軸架されている。伝動
軸9には受動ベベル歯車12と小平歯車13が固定さ
れ、受動ベベル歯車12は減速機4の出力軸14に取り
付けた駆動ベベル歯車15と噛合している。駆動軸10
には、大平歯車16と3枚の板カム17,18,19、
すなわち、前進用板カム17、後退用板カム18および
上下用板カム19が固定され、大平歯車16に、前記の
小平歯車13が噛合している。したがって、モーター3
が駆動されると減速機4、ベベル歯車12,15、平歯
車13,16を介して板カム17,18,19が駆動回
転される。
【0017】支持軸11は、前支持軸11aと後支持軸
11bがあり(図1、図2)、前支持軸11aには前進
用レバー20の一端部(上端)が回動自在に軸支され、
後支持軸11bには後退用レバー21の一端と上下レバ
ー22の一端が回動自在に軸支されている。前進用と後
退用のレバー20,21の回動面は前進用と後退用の板
カム17,18の間に設定され、上下用レバー22の回
動面は後退用カム板18と上下用板カム19の間に設定
されている。
【0018】機筐2の右サイドプレート6の内面側に
は、前方の下部に上下方向のリニアガイド23が固定さ
れ(図1)、その角軸スライダ24が上下方向で移動可
能とされている。角軸スライダ24の上部にはエンドプ
レート25が固定され、下部には前後方向のリニアガイ
ド26が取付けられている。この実施形態において、角
軸スライダ24の下部はスプライン構造に構成されてい
る。なお、角軸スライダ24は回り止めの機能を有する
非円形断面の軸であっても良い。リニアガイド26はコ
ネクタ27で角軸スライダ24に結合されると共にコネ
クタ27はガイドプレート28とで角軸スライダ24を
挟みつけるようにして角軸スライダ24に固定されてい
る(図4)。コネクタ27はガイドプレート28との挟
み付けによってリニアガイド26を角軸スライダに取り
付けているが、コネクタ27は単に角軸スライダ24へ
直接固定しても良い。しかし、前記のような挟着構造に
すると、角軸スライダ24に対しリニアガイド26を固
定している個所の剛性を高めることができる。
【0019】前後方向のリニアガイド26のスライダ2
9には直線移動体30が固定され、さらにその外面側に
前進用案内ブロック31と後退用案内ブロック32が、
直線移動体30の後部に間隔をとって取付けられてい
る。直線移動体30は一本の剛性の高い杆体であり、前
端にトッププレートを取付けたり、直接に作業用ツール
(チャックなど)を取り付ける。案内ブロック31,3
2はそれぞれにZ方向のガイド溝33,34を備え、溝
はそれぞれ前後の壁35(a,b)、36(a,b)で
構成されている。
【0020】ガイドプレート28の途中にはブラケット
37が突出して形成され、天板7に一端を固定されたガ
イド棒38の下部が摺動可能に嵌装されている。ガイド
棒38には固定リング39とブラケット37の間にスプ
リング40が装着され、ブラケット37、すなわち、角
軸スライダ24を常時下方へ付勢している。
【0021】前進用レバー20(図5)は、中間部にロ
ーラーからなるカムフォロア41を有し、他端にやはり
ローラーからなる従動部42を有する。カムフォロア4
1は常時前進用板カム17の外周、すなわち、カム曲面
に接する設計とし、従動部42は、前進用案内ブロック
31の前壁35aに当接する。
【0022】同様に、後退用レバー21(図6)は、中
間部にローラーからなるカムフォロア43を、他端にロ
ーラーからなる従動部44を有する。カムフォロア43
は、常時、後退用板カム18のカム曲面に接し、従動部
44は、後退用案内ブロック32の後壁36bに当接す
る。カムフォロア41,43の変位におけるZ方向の偏
位はガイド溝33,34で吸収され、直線移動体30に
はX方向変位のみが伝えられる。
【0023】なお、この実施形態において、前進用レバ
ー20におけるカムフォロア41、後退用レバー21に
おけるカムフォロア43は、図5,図6のように両レバ
ー20,21が対向する面の側に偏位させて配置してい
る。このように構成すると、カムフォロア41,43が
駆動軸に近付き、板カム17,18の大きさを小さくす
ることができる。前進用、後退用の案内ブロック31,
32の案内溝33,35の幅は従動部42,44の径よ
りも大きく、余裕をもって形成してあり、従動部42,
44の移動に支障がないようにしている。
【0024】上下用レバー22(図7)は、ほぼX方向
に配置され、中間部にローラーからなるカムフォロア4
5を、他端にローラーからなる従動部46を有する。カ
ムフォロア45は、常時、上下用板カム19のカム曲面
に接し、従動部46は、エンドプレート25の下面に当
接する。
【0025】板カム17,18,19のカム曲線は、図
に示すようにそれぞれに異なり、カム作成ソフトを起動
しているコンピューターに、板カムの回転方向、レバー
の支持点、レバー長さ、スタート時のカムの半径、カム
の回転中心と従動部の位置(座標)、カムフォロアの半
径等の諸データを入力し、前進用板カムのカム曲面は、
直線移動体の前進押動と後退時に後退用板カム18側の
カムフォロア43をカム面に拘束し、このカムフォロア
がジャンプすることによる直線移動体30の変則移動の
防止を担当するように形成し、後退用板カムのカム曲面
は後退押動と前進時に前進用板カム17側のカムフォロ
ア41をカム面に拘束し、このカムフォロアがジャンプ
することによる直線移動体30の変則移動の防止を行な
うよう、機能を振り分けて共役するように、かつ、両押
動と拘束作用が滑らかに連続するように形成する。
【0026】図5,図6,図7に示す板カム17,1
8,19のカム曲線はこのようにして求めた実際のカム
曲線にできるだけ近似させてある。Noを付けたカムフ
ォロア位置は、門型動作における動作方向の切り替え点
(始点および終点)に対応している。カム作成ソフト
は、実情に応じて多少の修正が必要であるが、市販の基
本ソフトを利用することができる。
【0027】このように形成された前進用板カム17の
カム曲面と後退用板カムのカム曲面に接するカムフォロ
ア41,43は、直線移動体30の前進時においても後
退時においても双方がカム曲面に拘束されるので、結
局、直線移動体30のX方向運動は、常時二つのカムフ
ォロアがカム曲面で拘束された状態で行なわれる。この
ため、板カムの回転中にガタやジャンピングの発生する
余地がなく、往復運動が確実で正確なものとなる。
【0028】以上の構成の門型動作装置1は、上下用レ
バー22を備えたZ方向送りのカム機構と、前進用、後
退用のレバー20,21を備えたX方向送りのカム機構
およびX方向に移動可能な直線移動体30を備え、直線
移動体30の先端に取り付けたトッププレートをこれら
のカム機構によってX方向およびZ方向の移動を組み合
わせた門型移動をさせる装置であって、X方向送りのカ
ム機構を共役カム装置とした装置に相当する。
【0029】門型動作装置1において、駆動軸10によ
って板カム17,18,19が駆動回転されると(図
2)、カムフォロア41,43,45の変位によって、
各レバー20,21,22が回動し、所定のタイミング
をもって、先端の従動部42,44が、案内ブロック3
1,32を前進方向あるいは後退方向に押動し、また、
従動部46がエンドプレート25を上下する(下方移動
はスプリング40による)。
【0030】この結果、直線移動体30を前後(X方
向)に往復移動すると共に上下(Z方向)に移動し、直
線移動体30の先端に取り付けたトッププレートを門型
に移動させることができる。門型動作は組立ラインなど
で使用する、いわゆる、ピック・アンド・プレース機に
利用することができる。そして、この門型動作装置1
は、X方向送りのカム機構を共役カム装置としているの
で、X方向送りにガタなく、確実に作動するので作業精
度が高い。
【0031】以上、実施形態について説明したが、X,
Y,Z方向と前後、左右、上下の対応は、共役カム装置
あるいは門型動作装置の実際の配置によって変化する。
門型動作装置1において、X方向送りのカム機構に加
え、Z方向送りのカム機構も共役カム装置とすることが
できる。
【0032】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、同一の
駆動軸に固定された2枚の板カムが、直線移動体の往復
動に関して前進押動および後退時拘束用と後退押動およ
び前進時拘束用に振り分けられ、往復移動のいずれの方
向においてもカムフォロアの移動が拘束されているの
で、例えば、後退時の移動をばねの付勢に頼らなくても
良く、カムフォロアのジャンピングが解消され、板カム
の高速回転を可能にする。
【0033】請求項2に記載の構成によれば、前進用と
後退用の2本のレバーを用いることによって、直線移動
体を板カムとカムフォロアの接触部分から離れた位置に
配置することができ、共役カム装置の構造を簡素に、ま
た、カムフォロアの板カムによる変位を拡大して得るこ
とができる。
【0034】請求項3に記載の構成によれば、カムフォ
ロアとカム駆動軸との距離が小さく、共役カム装置にお
ける2枚の板カムの大きさを小さくでき、軽量でコンパ
クトな共役カム装置を製作できる。請求項4に記載の構
成によれば、作動が確実で、作業精度の高い門型動作装
置を得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部を破断して示す斜視図
【図2】機構を概略で示す側面図
【図3】一部を断面で示す正面図(一部省略)
【図4】一部を断面で示す後面図(一部省略)
【図5】前進用の板カムを示す側面図
【図6】後退用の板カムを示す側面図
【図7】上下用の板カムを示す側面図
【符号の説明】
1 門型動作装置 2 機筐 3 モーター 4 減速機 5 左サイドプレート 6 右サイドプレート 7 天板 8 底板 9 伝動軸 10 駆動軸 11(a,b) 支持軸 12 受動ベベル歯車 13 小平歯車 14 出力軸 15 駆動ベベル歯車 16 大平歯車 17 前進用板カム 18 後退用板カム 19 上下用板カム 20 前進用レバー 21 後退用レバー 22 上下用レバー 23 上下方向のリニアガイド 24 角軸スライダ 25 エンドプレート 26 前後方向のリニアガイド 27 コネクタ 28 ガイドプレート 29 スライダ 30 直線移動体 31 前進用案内ブロック 32 後退用案内ブロック 33 ガイド溝(前進用) 34 ガイド溝(後退用) 35(a,b) 前後の壁 36(a,b) 前後の壁 37 ブラケット 38 ガイド棒 39 固定リング 40 スプリング 41 カムフォロア(前進用) 42 従動部 43 カムフォロア(後退用) 44 従動部 45 カムフォロア(上下用) 46 従動部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一の駆動軸に固定し、外周をカム曲面
    とした2枚の板カムとそれぞれのカム曲面に接するカム
    フォロア、偏位吸収用の2個の案内ブロックおよび直線
    移動体を備え、直角座標の軸をX,Y,Zとして、Z方
    向に延びる機壁に駆動軸をY方向に取付けると共に直線
    移動体をX方向に往復移動可能とし、直線移動体に案内
    ブロックを1個は前進用として今一個は後退用として、
    それぞれ案内をZ方向にして固定し、案内ブロックを介
    してカムフォロアのX方向変位を直線移動体に伝達して
    あり、2枚の板カムのカム曲面を前進押動および後退時
    拘束用と後退押動および前進時拘束用に振り分け、か
    つ、両押動が滑らかに連続するように形成してあること
    を特徴とした共役カム装置。
  2. 【請求項2】 駆動軸を挟んだ両側位置に前進用レバー
    と後退用レバーを備え、それぞれ、Z方向の一端側をY
    方向の支持軸で機壁に回動可能に軸支し、レバーの中間
    部にカムフォロアを配置し、レバーの他端側に従動部を
    設け、前進用案内ブロックに前進用レバーの従動部を案
    内させ、後退用案内ブロックに後退用レバーの従動部を
    案内させてあることを特徴とした請求項1に記載の共役
    カム装置。
  3. 【請求項3】 前進用レバーと後退用レバーにおけるカ
    ムフォロアを、これらレバーの対向面側に偏位させて配
    置してあることを特徴とした請求項2に記載の共役カム
    装置。
  4. 【請求項4】 直角座標の軸をX,Y,Zとして、Z方
    向送りのカム機構とX方向送りのカム機構およびX方向
    に移動可能な直線移動体を備え、直線移動体の先端に取
    り付けたトッププレートをこれらのカム機構によってX
    方向およびZ方向の移動を組み合わせた門型移動をさせ
    る装置であって、Z方向送りのカム機構とX方向送りの
    カム機構のいずれか一方が請求項1〜請求項3のいずれ
    か一つに記載の共役カム装置、あるいはZ方向送りのカ
    ム機構とX方向送りのカム機構の双方が請求項1〜請求
    項3のいずれか一つまたは二つに記載の共役カム装置、
    であることを特徴とした門型動作装置。
JP15347896A 1996-05-23 1996-05-23 共役カム装置と門型動作装置 Withdrawn JPH09310743A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102151892A (zh) * 2011-03-22 2011-08-17 无锡市方泰钢板网有限公司 一种钢板网冲剪机刀架横滑块的传动机构
WO2019189342A1 (ja) 2018-03-28 2019-10-03 三菱重工業株式会社 アクチュエータ

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