JPH09304030A - 半導体パッケージの端子検査装置 - Google Patents
半導体パッケージの端子検査装置Info
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- JPH09304030A JPH09304030A JP12495396A JP12495396A JPH09304030A JP H09304030 A JPH09304030 A JP H09304030A JP 12495396 A JP12495396 A JP 12495396A JP 12495396 A JP12495396 A JP 12495396A JP H09304030 A JPH09304030 A JP H09304030A
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 8
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- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 21
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/84—Systems specially adapted for particular applications
- G01N21/88—Investigating the presence of flaws or contamination
- G01N21/8806—Specially adapted optical and illumination features
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L22/00—Testing or measuring during manufacture or treatment; Reliability measurements, i.e. testing of parts without further processing to modify the parts as such; Structural arrangements therefor
- H01L22/10—Measuring as part of the manufacturing process
- H01L22/12—Measuring as part of the manufacturing process for structural parameters, e.g. thickness, line width, refractive index, temperature, warp, bond strength, defects, optical inspection, electrical measurement of structural dimensions, metallurgic measurement of diffusions
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Abstract
(57)【要約】
【課題】この発明は、検査速度を向上させると共に、検
査対象の表面状態に影響されることなく正確な測定をな
し得ることを目的とする。 【解決手段】この発明では、半導体パッケージの端子を
検査する半導体パッケージの端子検査装置において、こ
の半導体パッケージのパッケージ面を所定の仰角をもっ
て斜め方向から撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮
像データに基づいて半導体パッケージの端子を検査する
検査手段とを具える。
査対象の表面状態に影響されることなく正確な測定をな
し得ることを目的とする。 【解決手段】この発明では、半導体パッケージの端子を
検査する半導体パッケージの端子検査装置において、こ
の半導体パッケージのパッケージ面を所定の仰角をもっ
て斜め方向から撮像する撮像手段と、この撮像手段の撮
像データに基づいて半導体パッケージの端子を検査する
検査手段とを具える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はPGA、BGA、
QFP、QFJなどの各種半導体パッケージの端子の位
置ズレ、ピッチ、平坦度、先端不揃いなどの各種検査項
目を検査する半導体パッケージの端子検査装置に関す
る。
QFP、QFJなどの各種半導体パッケージの端子の位
置ズレ、ピッチ、平坦度、先端不揃いなどの各種検査項
目を検査する半導体パッケージの端子検査装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】BGA(Ball Grid Array)は、半導体
パッケージの裏面にボール状のハンダバンプが2次元配
列されたものであり、これらハンダバンプによってプリ
ント配線基板に直接ハンダ付けして実装される。
パッケージの裏面にボール状のハンダバンプが2次元配
列されたものであり、これらハンダバンプによってプリ
ント配線基板に直接ハンダ付けして実装される。
【0003】このBGAのようなパッケージ裏面に端子
が形成されたタイプの半導体パッケージに関して、端子
の位置ズレ、ピッチ、平坦度などを検査する際、従来
は、3角測量の原理を用いて被検査対象までの距離を測
定するレーザ変位計を用いるようにしていた。
が形成されたタイプの半導体パッケージに関して、端子
の位置ズレ、ピッチ、平坦度などを検査する際、従来
は、3角測量の原理を用いて被検査対象までの距離を測
定するレーザ変位計を用いるようにしていた。
【0004】すなわち、この従来技術では、裏面を上に
して配設された上記半導体パッケージの上にレーザ変位
計を配置し、このレーザ変位計で半導体パッケージの各
ハンダバンプの頂上部付近を1つずつ走査することで、
各ハンダバンプの高さを計測するようにしている。
して配設された上記半導体パッケージの上にレーザ変位
計を配置し、このレーザ変位計で半導体パッケージの各
ハンダバンプの頂上部付近を1つずつ走査することで、
各ハンダバンプの高さを計測するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
は、レーザ変位計によって各ハンダバンプの高さを1つ
ずつ計測するようにしているので、検査に多くの時間が
かかり、またハンダバンプの表面に傷等がある場合、正
確な検査測定をなし得ないという問題がある。
は、レーザ変位計によって各ハンダバンプの高さを1つ
ずつ計測するようにしているので、検査に多くの時間が
かかり、またハンダバンプの表面に傷等がある場合、正
確な検査測定をなし得ないという問題がある。
【0006】この発明はこのような実情に鑑みてなされ
たもので、その検査速度を向上させると共に、検査対象
の表面状態に影響されることなく正確な測定をなし得る
半導体パッケージの端子検査装置を提供することを目的
とする。
たもので、その検査速度を向上させると共に、検査対象
の表面状態に影響されることなく正確な測定をなし得る
半導体パッケージの端子検査装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明では、半導体パ
ッケージの端子を検査する半導体パッケージの端子検査
装置において、この半導体パッケージのパッケージ面を
所定の仰角をもって斜め方向から撮像する撮像手段と、
この撮像手段の撮像データに基づいて半導体パッケージ
の端子を検査する検査手段とを具えるようにする。
ッケージの端子を検査する半導体パッケージの端子検査
装置において、この半導体パッケージのパッケージ面を
所定の仰角をもって斜め方向から撮像する撮像手段と、
この撮像手段の撮像データに基づいて半導体パッケージ
の端子を検査する検査手段とを具えるようにする。
【0008】すなわち、半導体パッケージのパッケージ
面を斜め上方から撮像するようにして、各端子列を分離
した画像として得るようにするとともに、それらの高さ
に関する情報も得る。また、端子に関する情報は端子全
体画像として捉えるので、端子に傷などがあった場合で
も正確な高さ測定をなし得る。
面を斜め上方から撮像するようにして、各端子列を分離
した画像として得るようにするとともに、それらの高さ
に関する情報も得る。また、端子に関する情報は端子全
体画像として捉えるので、端子に傷などがあった場合で
も正確な高さ測定をなし得る。
【0009】またこの発明では、前記撮像手段の撮像面
を撮像手段の光軸に対し所定角度傾斜させるようにする
ことで、パッケージ面の広い範囲に撮像手段のピントが
合うようにして、一回の検査範囲を広げるようにしてい
る。
を撮像手段の光軸に対し所定角度傾斜させるようにする
ことで、パッケージ面の広い範囲に撮像手段のピントが
合うようにして、一回の検査範囲を広げるようにしてい
る。
【0010】またこの発明では、前記撮像手段のレンズ
として、物体側テレセントリックレンズを採用するよう
にして、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても
各端子の結像位置、大きさ、形状への影響が小さくなる
ようにする。
として、物体側テレセントリックレンズを採用するよう
にして、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても
各端子の結像位置、大きさ、形状への影響が小さくなる
ようにする。
【0011】更にこの発明では、前記撮像手段のレンズ
として、両側テレセントリックレンズを採用するように
して、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても各
端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにする
とともに、パッケージ面の各位置にある端子が同じ大き
さ及び形状で撮像されるようにしている。
として、両側テレセントリックレンズを採用するように
して、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても各
端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにする
とともに、パッケージ面の各位置にある端子が同じ大き
さ及び形状で撮像されるようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施例を添付図面
に従って詳細に説明する。
に従って詳細に説明する。
【0013】[第1実施例]図1にこの発明の第1実施
例を示す。
例を示す。
【0014】図1の実施例では検査対象をBGA1とす
る。BGA1は、周知のように、プリント基板を用いた
LGA(Land grid arrey)タイプのチップキャリアで
あり、チップの上面側をモールドし、下面側に複数のハ
ンダバンプ2(以下ボールという)を格子状に形成した
ものである。
る。BGA1は、周知のように、プリント基板を用いた
LGA(Land grid arrey)タイプのチップキャリアで
あり、チップの上面側をモールドし、下面側に複数のハ
ンダバンプ2(以下ボールという)を格子状に形成した
ものである。
【0015】このBGA1を表裏反転してBGAトレイ
3上に載置する。この場合、BGAトレイ3は、x方向
にのみ移動可能とする。
3上に載置する。この場合、BGAトレイ3は、x方向
にのみ移動可能とする。
【0016】BGA1の上方には、ハーフミラー4が配
設され、更にその上方には照明5が配設されている。カ
メラAは、BGA1のボール2が配設された裏面を真っ
直ぐ上方から撮像するためのもので、この場合はハーフ
ミラー4を介してBGA1の裏面像を平面図像として撮
像する。なお、照明5はカメラA用の照明である。
設され、更にその上方には照明5が配設されている。カ
メラAは、BGA1のボール2が配設された裏面を真っ
直ぐ上方から撮像するためのもので、この場合はハーフ
ミラー4を介してBGA1の裏面像を平面図像として撮
像する。なお、照明5はカメラA用の照明である。
【0017】一方、BGA1の側部にも照明6が設けら
れており、他方のカメラBで撮像を行うときに点灯され
る。カメラBは、ボール2が配設されたBGA1の裏面
を斜め上方からから撮像するもので、その仰角θは例え
ば20度前後に設定する。なお、この場合、照明6は平
面照明として、BGA1の裏面が一様に照射されるよう
にしている。また、照明6は、BGA1の基板面が光ら
ないようにBGAトレイ3の上面からある程度の高さを
設けることが必要である。
れており、他方のカメラBで撮像を行うときに点灯され
る。カメラBは、ボール2が配設されたBGA1の裏面
を斜め上方からから撮像するもので、その仰角θは例え
ば20度前後に設定する。なお、この場合、照明6は平
面照明として、BGA1の裏面が一様に照射されるよう
にしている。また、照明6は、BGA1の基板面が光ら
ないようにBGAトレイ3の上面からある程度の高さを
設けることが必要である。
【0018】なお、照明5,6としては、平板状のもの
を用いると、基板面を一様に照明する点で有利である
が、この平板照明としては、複数のLEDを配列したも
の、ファイババンドル照明などを利用することができ
る。
を用いると、基板面を一様に照明する点で有利である
が、この平板照明としては、複数のLEDを配列したも
の、ファイババンドル照明などを利用することができ
る。
【0019】上記カメラA,B、照明5,6およびハー
フミラー4は、図2に示すように、検査ユニット7内に
収容されており、検査ユニット7自体はy−z方向に移
動可能なように構成されている。ただし、カメラBに関
しては、カメラB単独でx方向に移動できるようになっ
ている。
フミラー4は、図2に示すように、検査ユニット7内に
収容されており、検査ユニット7自体はy−z方向に移
動可能なように構成されている。ただし、カメラBに関
しては、カメラB単独でx方向に移動できるようになっ
ている。
【0020】すなわち、この場合カメラAおよびBは、
BGA1の裏面全体を1度に撮像することができない視
野を持つものを想定しているので、BGAトレイ1のx
方向の移動と検査ユニット7のy−z方向への移動とを
併用することで、BGA1に対する撮像走査を行うよう
にしている。なお、勿論、検査ユニット7側をx−y−
z方向に移動自在としてBGAトレイ3を固定とするよ
うにしてもよく、またその逆に設定するようにしてもよ
い。また、カメラA,Bとして、BGA1の裏面全体を
1度に撮像することができる視野をもつものを採用する
ようにしてもよい。
BGA1の裏面全体を1度に撮像することができない視
野を持つものを想定しているので、BGAトレイ1のx
方向の移動と検査ユニット7のy−z方向への移動とを
併用することで、BGA1に対する撮像走査を行うよう
にしている。なお、勿論、検査ユニット7側をx−y−
z方向に移動自在としてBGAトレイ3を固定とするよ
うにしてもよく、またその逆に設定するようにしてもよ
い。また、カメラA,Bとして、BGA1の裏面全体を
1度に撮像することができる視野をもつものを採用する
ようにしてもよい。
【0021】ただし、この場合、カメラBに関しては、
BGA1を斜め上方から撮像するようにしているので、
一度の撮像でカメラの視野全体にピントを合わせるのが
不可能なので、1度の撮像で撮像したデータのうち1列
〜数列分のボール2の画像を検査対象として取り込むよ
うにしている。すなわち、この場合は、カメラBをx方
向に移動させながら1列〜数列ずつボール画像を取り込
むようにしている。
BGA1を斜め上方から撮像するようにしているので、
一度の撮像でカメラの視野全体にピントを合わせるのが
不可能なので、1度の撮像で撮像したデータのうち1列
〜数列分のボール2の画像を検査対象として取り込むよ
うにしている。すなわち、この場合は、カメラBをx方
向に移動させながら1列〜数列ずつボール画像を取り込
むようにしている。
【0022】これらカメラAおよびBの撮像データは、
図1の制御部8に取り込まれる。制御部8は、カメラA
およびBの撮像データを画像処理して、下述する演算を
行うことで、ボール2の平面上(x−y面)での位置ズ
レ、各ボールの真の高さ、各ボールの高さ方向(z方
向)の平坦度などを検査する。
図1の制御部8に取り込まれる。制御部8は、カメラA
およびBの撮像データを画像処理して、下述する演算を
行うことで、ボール2の平面上(x−y面)での位置ズ
レ、各ボールの真の高さ、各ボールの高さ方向(z方
向)の平坦度などを検査する。
【0023】かかる図1及び図2に示す構成において、
BGA検査を実行する際、まずBGAトレイ3をx方向
に搬送して今回の検査対象のBGA1を所定の検査位置
に位置させ停止する。一方、検査ユニット7を適宜y−
z方向に移動させて、検査ユニット7をBGA1の上方
の所定の撮像位置に位置させる。
BGA検査を実行する際、まずBGAトレイ3をx方向
に搬送して今回の検査対象のBGA1を所定の検査位置
に位置させ停止する。一方、検査ユニット7を適宜y−
z方向に移動させて、検査ユニット7をBGA1の上方
の所定の撮像位置に位置させる。
【0024】この状態で、照明5を点灯し、カメラAに
よってBGA1の裏面の平面像を撮像する。なお、この
際、他方の照明6は消灯しておく。カメラAの撮像デー
タからは、各BGA1のボール2のx−y位置を得る。
また、必要に応じて、各ボールの直径、変形の有無等の
情報も得る。
よってBGA1の裏面の平面像を撮像する。なお、この
際、他方の照明6は消灯しておく。カメラAの撮像デー
タからは、各BGA1のボール2のx−y位置を得る。
また、必要に応じて、各ボールの直径、変形の有無等の
情報も得る。
【0025】次に、照明5を消灯し他方の照明6を点灯
し、カメラBによってBGA1の裏面を斜め上方から撮
像することで、各ボールの斜め方向の高さdを得る。す
なわち、図3に示すように、カメラBの撮像データによ
り、カメラBの光軸に直角な方向z´についてのボール
2の高さdを得る。前述したように、カメラBは斜め上
方からBGA1の裏面画像を捉えるために、1列〜数列
単位のボール画像取り込みとx方向への移動とを交互に
繰り返すようにする。なお、焦点深度の深いカメラを用
いる場合には、カメラ視野に捉えられた全てのボール画
像を1度に取り込むことができる。なお、カメラにCC
Dカメラを用いる場合、CCDのシャッタ機能を用い
て、適当な周期でトリガをかけて撮像画像を取り込むよ
うにし、カメラを停止させることなく画像を取り込みを
行うことも可能である。
し、カメラBによってBGA1の裏面を斜め上方から撮
像することで、各ボールの斜め方向の高さdを得る。す
なわち、図3に示すように、カメラBの撮像データによ
り、カメラBの光軸に直角な方向z´についてのボール
2の高さdを得る。前述したように、カメラBは斜め上
方からBGA1の裏面画像を捉えるために、1列〜数列
単位のボール画像取り込みとx方向への移動とを交互に
繰り返すようにする。なお、焦点深度の深いカメラを用
いる場合には、カメラ視野に捉えられた全てのボール画
像を1度に取り込むことができる。なお、カメラにCC
Dカメラを用いる場合、CCDのシャッタ機能を用い
て、適当な周期でトリガをかけて撮像画像を取り込むよ
うにし、カメラを停止させることなく画像を取り込みを
行うことも可能である。
【0026】制御部8では、カメラBの撮像データにパ
ターンマッチングなどの処理を加えて各ボールの斜め方
向の高さdを得る。そして、この高さデータdが得られ
ると、図4に示すように、この高さデータdと予め既知
であるボールの理想半径rおよびカメラBの仰角θを用
いて、各ボールのz方向の高さHを下式(1)に従って演
算する。
ターンマッチングなどの処理を加えて各ボールの斜め方
向の高さdを得る。そして、この高さデータdが得られ
ると、図4に示すように、この高さデータdと予め既知
であるボールの理想半径rおよびカメラBの仰角θを用
いて、各ボールのz方向の高さHを下式(1)に従って演
算する。
【0027】 H=(d/cosθ)−(r/cosθ)+r …(1) このようにこの実施例によれば、2つのカメラによって
一度に複数列分のボール画像を撮像し、この撮像データ
に基づいてBGAのボールの各種項目についての検査を
行うようにしたので、検査速度が向上すると共に、ボー
ル表面の傷などの表面状態に影響されることない正確な
検査をなし得る。また、この実施例では、BGA1の斜
め上方からBGA1の裏面のボール2を撮像するように
したので、各ボール列を分離した画像として得られると
共に、それらの高さに関する情報も得ることができる。
また、高さ情報はボール全体像から測定されるので、ボ
ールに傷などがあった場合でも正確な高さ測定をなし得
る。
一度に複数列分のボール画像を撮像し、この撮像データ
に基づいてBGAのボールの各種項目についての検査を
行うようにしたので、検査速度が向上すると共に、ボー
ル表面の傷などの表面状態に影響されることない正確な
検査をなし得る。また、この実施例では、BGA1の斜
め上方からBGA1の裏面のボール2を撮像するように
したので、各ボール列を分離した画像として得られると
共に、それらの高さに関する情報も得ることができる。
また、高さ情報はボール全体像から測定されるので、ボ
ールに傷などがあった場合でも正確な高さ測定をなし得
る。
【0028】[第2実施例]ところで、上記第1の実施
例では、BGA1の斜め上方からの画像を得るためのカ
メラBは、図5に示すように、カメラBの光軸10に対
し、レンズ11および撮像面12が直角に配設されてい
る通常のカメラを用いるようにしている。
例では、BGA1の斜め上方からの画像を得るためのカ
メラBは、図5に示すように、カメラBの光軸10に対
し、レンズ11および撮像面12が直角に配設されてい
る通常のカメラを用いるようにしている。
【0029】したがって、この場合には、カメラBのピ
ントが合う位置(面)13は、レンズ11の焦点位置近
傍のごく一部に限られ、それ以外ではピントが合わな
い。すなわち、これは光軸10に対して物体面(BGA
1の裏面)が傾き、BGA1の図面上の左部と右部で物
体距離が変化したのも係わらず、撮像面12は光軸12
に対し垂直となっているために、レンズ11までの距離
が長いBGA左部では結像面12よりレンズ11側に結
像し、レンズ11までの距離が短いBGA右部では結像
面12より遠い側に結像することによる。したがって、
先の第1の実施例では、カメラB(またはBGAトレイ
3)をx方向に移動して、合焦点位置を順次移動させる
ことが必要になる。
ントが合う位置(面)13は、レンズ11の焦点位置近
傍のごく一部に限られ、それ以外ではピントが合わな
い。すなわち、これは光軸10に対して物体面(BGA
1の裏面)が傾き、BGA1の図面上の左部と右部で物
体距離が変化したのも係わらず、撮像面12は光軸12
に対し垂直となっているために、レンズ11までの距離
が長いBGA左部では結像面12よりレンズ11側に結
像し、レンズ11までの距離が短いBGA右部では結像
面12より遠い側に結像することによる。したがって、
先の第1の実施例では、カメラB(またはBGAトレイ
3)をx方向に移動して、合焦点位置を順次移動させる
ことが必要になる。
【0030】このように先の第1の実施例では、通常の
カメラBを用いるようにしているので、カメラBのピン
トが合う位置はごく一部に限られる。
カメラBを用いるようにしているので、カメラBのピン
トが合う位置はごく一部に限られる。
【0031】これを改良するために本第2の実施例で
は、図6に示すように、カメラBの撮像面12を光軸1
0に対し傾斜するようにしている。すなわち、撮像面1
2を物体面(この場合はBGA1の裏面)と共役関係と
なるように撮像面12を光軸10に対し所定角度φ2だ
け傾斜する。
は、図6に示すように、カメラBの撮像面12を光軸1
0に対し傾斜するようにしている。すなわち、撮像面1
2を物体面(この場合はBGA1の裏面)と共役関係と
なるように撮像面12を光軸10に対し所定角度φ2だ
け傾斜する。
【0032】ここで、図7に示すように、レンズ11の
焦点距離をf、レンズ11から物体面1までの距離をL
1、レンズ11から撮像面12までの距離をL2、物体面
1の光軸10に対する傾斜角をφ1、撮像面12の傾斜
角をφ2とした場合、下式(2)(3)が成立するように、傾
斜角φ2を決定する。すなわち、値L1、φ1は、任意に
設定することができるが、これを予め決定し、下記(2)
(3)式を解くことでL2およびφ2を決定する。
焦点距離をf、レンズ11から物体面1までの距離をL
1、レンズ11から撮像面12までの距離をL2、物体面
1の光軸10に対する傾斜角をφ1、撮像面12の傾斜
角をφ2とした場合、下式(2)(3)が成立するように、傾
斜角φ2を決定する。すなわち、値L1、φ1は、任意に
設定することができるが、これを予め決定し、下記(2)
(3)式を解くことでL2およびφ2を決定する。
【0033】 (1/L1)−(1/L2)=−(1/f) …(2) L1・tanφ1=L2・tanφ2 …(3) このようにこの第2の実施例では、撮像面12を物体面
1と共役な関係にとなるように傾斜させるようにしたの
で、物体面上の全ての位置でピントを合わせることがで
き、これによりBGA検査の際、カメラB(またはBG
Aトレイ3)をx方向に移動する必要がなくなり、これ
により検査速度の向上、装置構成の簡単化を実現でき
る。
1と共役な関係にとなるように傾斜させるようにしたの
で、物体面上の全ての位置でピントを合わせることがで
き、これによりBGA検査の際、カメラB(またはBG
Aトレイ3)をx方向に移動する必要がなくなり、これ
により検査速度の向上、装置構成の簡単化を実現でき
る。
【0034】なお、この第2の実施例において、カメラ
Aに関しては、先の第1の実施例同様、BGA1の上方
からBGA裏面の平面像を撮像する。
Aに関しては、先の第1の実施例同様、BGA1の上方
からBGA裏面の平面像を撮像する。
【0035】また、カメラBの撮像面12を傾斜させる
ための手法としては、図8(a)に示すように、カメラB
の筐体19に対し、撮像面(CCD)12自体を傾斜さ
せる方法と、図8(b)に示すように、カメラBのレンズ
11と撮像面12との間にカメラ筐体19自体を光軸1
0に対し傾斜させるためアタッチメント14を配置し
て、撮像面12自体はカメラBの筐体13に対し傾斜さ
せない様にする手法がある。
ための手法としては、図8(a)に示すように、カメラB
の筐体19に対し、撮像面(CCD)12自体を傾斜さ
せる方法と、図8(b)に示すように、カメラBのレンズ
11と撮像面12との間にカメラ筐体19自体を光軸1
0に対し傾斜させるためアタッチメント14を配置し
て、撮像面12自体はカメラBの筐体13に対し傾斜さ
せない様にする手法がある。
【0036】図8(a)の手法を用いた場合は、カメラB
をコンパクトにできるという利点があり、また図8(b)
の手法を用いた場合は通常市販されているカメラが使え
装置コスト安価にできるという利点がある。
をコンパクトにできるという利点があり、また図8(b)
の手法を用いた場合は通常市販されているカメラが使え
装置コスト安価にできるという利点がある。
【0037】ところで、上記第2実施例では、カメラB
の撮像面12に関してはその角度を傾けた特殊なものを
採用するようにしたが、レンズ11に関しては通常のレ
ンズを用いるようにしている。
の撮像面12に関してはその角度を傾けた特殊なものを
採用するようにしたが、レンズ11に関しては通常のレ
ンズを用いるようにしている。
【0038】このような通常のレンズ11においては、
図9に示すように、レンズ11の入射光および出射光共
に画角を持っている。したがって、このような通常レン
ズ11を用いて、図10(a)に示すように、同じ大きさ
qの複数のワーク20を撮像した場合、ワーク20の位
置によって撮像面12上でのワークの大きさが変化して
しまう(q1,q2参照)。また、図10(b)に示すよう
に、物体1自体の位置が変化した場合は(この場合は光
軸10に沿った方向にずれたとしている)、物体の撮像
面12上での形状、大きさが変化してしまう。
図9に示すように、レンズ11の入射光および出射光共
に画角を持っている。したがって、このような通常レン
ズ11を用いて、図10(a)に示すように、同じ大きさ
qの複数のワーク20を撮像した場合、ワーク20の位
置によって撮像面12上でのワークの大きさが変化して
しまう(q1,q2参照)。また、図10(b)に示すよう
に、物体1自体の位置が変化した場合は(この場合は光
軸10に沿った方向にずれたとしている)、物体の撮像
面12上での形状、大きさが変化してしまう。
【0039】因みに、図11(a)に示すようなボール2
が2次元配列されたBGA1を、第2の実施例による構
成によって撮像した場合、その撮像画像は、図11(b)
に示すように遠近図法を用いたごとくになり、ボール2
の位置によって撮像ボールの大きさ、形状が変化してし
まう。
が2次元配列されたBGA1を、第2の実施例による構
成によって撮像した場合、その撮像画像は、図11(b)
に示すように遠近図法を用いたごとくになり、ボール2
の位置によって撮像ボールの大きさ、形状が変化してし
まう。
【0040】[第3実施例]そこで、この第3の実施例
では、図10(b)で示した、撮像物体自体が光軸方向に
ずれると撮像画像の大きさ、形状が変化するという問題
点を改良すべく、先の第2の実施例の通常レンズ11に
変えて物体側テレセントリックレンズ30を採用する。
では、図10(b)で示した、撮像物体自体が光軸方向に
ずれると撮像画像の大きさ、形状が変化するという問題
点を改良すべく、先の第2の実施例の通常レンズ11に
変えて物体側テレセントリックレンズ30を採用する。
【0041】テレセントリックレンズとは、周知のよう
に、画角が0゜、すなわち主光線が光軸に対して平行な
レンズをいい、物体側テレセントリックレンズとは物体
側にのみテレセントリックレンズを実現したものをい
う。
に、画角が0゜、すなわち主光線が光軸に対して平行な
レンズをいい、物体側テレセントリックレンズとは物体
側にのみテレセントリックレンズを実現したものをい
う。
【0042】図12は、この第3の実施例を示すもので
あり、カメラBの撮像面12を光軸10に対し傾斜する
とともに、カメラBのレンズとして物体側テレセントリ
ックレンズ30を採用している。カメラAに関しては、
先の実施例同様、BGA1の上方からBGA裏面の平面
像を撮像する。なお、撮像面12の傾斜角φ2に関して
は、通常レンズの場合と同様、先の第(2)(3)式を用いて
設定する。
あり、カメラBの撮像面12を光軸10に対し傾斜する
とともに、カメラBのレンズとして物体側テレセントリ
ックレンズ30を採用している。カメラAに関しては、
先の実施例同様、BGA1の上方からBGA裏面の平面
像を撮像する。なお、撮像面12の傾斜角φ2に関して
は、通常レンズの場合と同様、先の第(2)(3)式を用いて
設定する。
【0043】このようにこの実施例では、カメラBのレ
ンズに物体側テレセントリックレンズ30を用いるよう
にしているので、図12に示すようにレンズ30に対す
る物体からの光(主光線)は光軸10と平行になる。
ンズに物体側テレセントリックレンズ30を用いるよう
にしているので、図12に示すようにレンズ30に対す
る物体からの光(主光線)は光軸10と平行になる。
【0044】したがって、この第3実施例の場合は、B
GA1面上の各位置での画角が一定となり、図13に示
すように、BGA1自体が光軸方向にずれた場合でも、
像はぼけるが、各ボールが撮像面で結像する位置自体に
変化がなくなるようになる。すなわち、BGA1が光軸
方向へ移動しても、撮像した像の大きさ、相対位置には
変化がない。なお、物体が光軸以外の方向にずれた場合
は、このずれにより像の大きさに変化が生じる。
GA1面上の各位置での画角が一定となり、図13に示
すように、BGA1自体が光軸方向にずれた場合でも、
像はぼけるが、各ボールが撮像面で結像する位置自体に
変化がなくなるようになる。すなわち、BGA1が光軸
方向へ移動しても、撮像した像の大きさ、相対位置には
変化がない。なお、物体が光軸以外の方向にずれた場合
は、このずれにより像の大きさに変化が生じる。
【0045】また、BGA1が光軸方向に移動すること
によって生じる像のぼけに関しても、物体側テレセント
リックレンズ30は通常レンズ11よりも被写界深度が
深いので、そのボケ量を少なくすることができる。すな
わち、光軸方向に物体1が同じ距離だけずれた場合は、
物体側テレセントリックレンズ30のほうが通常レンズ
よりもそのぼけ方が少なくなる。
によって生じる像のぼけに関しても、物体側テレセント
リックレンズ30は通常レンズ11よりも被写界深度が
深いので、そのボケ量を少なくすることができる。すな
わち、光軸方向に物体1が同じ距離だけずれた場合は、
物体側テレセントリックレンズ30のほうが通常レンズ
よりもそのぼけ方が少なくなる。
【0046】なお、物体側テレセントリックレンズ30
を用いても、撮像したBGA1上の各ボール2の大き
さ、形状は、先の通常レンズ11と同様、図11(b)に
示したように、ボール2の位置によって変化してしま
う。
を用いても、撮像したBGA1上の各ボール2の大き
さ、形状は、先の通常レンズ11と同様、図11(b)に
示したように、ボール2の位置によって変化してしま
う。
【0047】[第4実施例]この第4の実施例は、通常
レンズ11または物体側テレセントリックレンズ30を
用いた場合に発生する、先の図11(b)に示したような
現象、すなわち撮像する対象物体の位置に応じて撮像画
像の大きさ、形状が変化するという現象をなくすため
に、物体側テレセントリックレンズ30に変えて両側テ
レセントリックレンズ40を採用する。両側テレセント
リックレンズとは物体側および撮像面側にテレセントリ
ック光学系を実現したものをいう。
レンズ11または物体側テレセントリックレンズ30を
用いた場合に発生する、先の図11(b)に示したような
現象、すなわち撮像する対象物体の位置に応じて撮像画
像の大きさ、形状が変化するという現象をなくすため
に、物体側テレセントリックレンズ30に変えて両側テ
レセントリックレンズ40を採用する。両側テレセント
リックレンズとは物体側および撮像面側にテレセントリ
ック光学系を実現したものをいう。
【0048】図14は、この第4の実施例を示すもので
あり、カメラBの撮像面12を光軸10に対し傾斜する
とともに、カメラBのレンズとして両側テレセントリッ
クレンズ40を採用している。カメラAに関しては、先
の実施例同様、BGA1の上方からBGA裏面の平面像
を撮像する。
あり、カメラBの撮像面12を光軸10に対し傾斜する
とともに、カメラBのレンズとして両側テレセントリッ
クレンズ40を採用している。カメラAに関しては、先
の実施例同様、BGA1の上方からBGA裏面の平面像
を撮像する。
【0049】このようにこの第4実施例では、カメラB
のレンズとして両側テレセントリックレンズ40を用い
るようにしているので、レンズ40に対する物体からの
光は光軸10と平行になるとともに、レンズ40から撮
像面12に出射される光も光軸10と平行になる。
のレンズとして両側テレセントリックレンズ40を用い
るようにしているので、レンズ40に対する物体からの
光は光軸10と平行になるとともに、レンズ40から撮
像面12に出射される光も光軸10と平行になる。
【0050】したがって、この第4実施例の場合、図1
5(a)に示すように、撮像した各ボール2の大きさ、形
状は、BGA1上のボールの位置によらず一定となる
(q3=q3)。したがって、この第4実施例によるBG
A1の撮像画像は、図11(c)に示すように、全てのボ
ールの大きさが一定となる。なお、図15の場合は、便
宜上、ボール2を四角形として示している、また、この
第4実施例の場合、図15(b)に示すように、BGA1
自体の位置がずれた際でも、撮像した像の大きさ(相対
位置)、形状には変化がない。
5(a)に示すように、撮像した各ボール2の大きさ、形
状は、BGA1上のボールの位置によらず一定となる
(q3=q3)。したがって、この第4実施例によるBG
A1の撮像画像は、図11(c)に示すように、全てのボ
ールの大きさが一定となる。なお、図15の場合は、便
宜上、ボール2を四角形として示している、また、この
第4実施例の場合、図15(b)に示すように、BGA1
自体の位置がずれた際でも、撮像した像の大きさ(相対
位置)、形状には変化がない。
【0051】ところで、この第4実施例の場合は、両側
テレセントリックレンズ40を用いるようにしているの
で、撮像面12の傾斜角φ2に関する式が先の第(2)式お
よび第(3)式とは少し異なるようになる。
テレセントリックレンズ40を用いるようにしているの
で、撮像面12の傾斜角φ2に関する式が先の第(2)式お
よび第(3)式とは少し異なるようになる。
【0052】すなわち、図16に示すように、両側テレ
セントリックレンズ40を焦点距離f1をもつレンズ4
0aと焦点距離f2を持つレンズ40bとで構成した場
合を考える。物体1がレンズ40aから距離(f1+u
1)だけ離れた位置にあるとし、撮像面12がレンズ4
0bから距離(f2−u2)だけ離れた位置にあるとした
場合、下式(4)(5)を解くことでφ2を決定する。なお、^
2は2乗を示す代用記号である。
セントリックレンズ40を焦点距離f1をもつレンズ4
0aと焦点距離f2を持つレンズ40bとで構成した場
合を考える。物体1がレンズ40aから距離(f1+u
1)だけ離れた位置にあるとし、撮像面12がレンズ4
0bから距離(f2−u2)だけ離れた位置にあるとした
場合、下式(4)(5)を解くことでφ2を決定する。なお、^
2は2乗を示す代用記号である。
【0053】 u1(f2/f1)^2=u2 …(4) f1・tanφ1=f2・tanφ2 …(5) 次に、この第4の実施例によるBGA1の検査の詳細に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0054】まずカメラAによって、BGA1の裏面の
平面像を撮像する。この撮像データを図17(a)に示
す。そして、この撮像データからは、例えば以下の3項
目の検査を行う。
平面像を撮像する。この撮像データを図17(a)に示
す。そして、この撮像データからは、例えば以下の3項
目の検査を行う。
【0055】(1)各ボール2の中心位置の測定(ボール
が本来あるべき位置(一点鎖線の交点)からのずれ量) (2)各ボールの大きさ(面積または直径) (3)余計なところにボール(異物)がないかどうか。
が本来あるべき位置(一点鎖線の交点)からのずれ量) (2)各ボールの大きさ(面積または直径) (3)余計なところにボール(異物)がないかどうか。
【0056】次に、カメラBによってBGA1の裏面を
斜め上方から撮像する。
斜め上方から撮像する。
【0057】この場合、BGA1上には、図17(b)に
示すように、高さが高い、普通、低い3つのボール2が
存在しているとする。このような3つのボールをカメラ
Aで捉えても、図17(c)に示すように、その画像には
差はない。しかし、これら3つのボールをカメラBで撮
像した場合は、図17(d)に示すように、撮像面12上
での各ボールの位置が撮像面の1軸方向wに対し変化す
ることになる。したがって、この撮像面12上での変位
Δw1およびΔw2を測定することで、各ボールの相対高
さ変位Δh1、Δh2を求めることができる。
示すように、高さが高い、普通、低い3つのボール2が
存在しているとする。このような3つのボールをカメラ
Aで捉えても、図17(c)に示すように、その画像には
差はない。しかし、これら3つのボールをカメラBで撮
像した場合は、図17(d)に示すように、撮像面12上
での各ボールの位置が撮像面の1軸方向wに対し変化す
ることになる。したがって、この撮像面12上での変位
Δw1およびΔw2を測定することで、各ボールの相対高
さ変位Δh1、Δh2を求めることができる。
【0058】図18は、カメラAおよびカメラBで撮像
したボール像に基づいて各ボールの標準高さからの変位
Δhを求めるための演算を説明するための図面であり、
この場合は、ボール2がz方向のみならず、x方向に関
してもずれているとする。
したボール像に基づいて各ボールの標準高さからの変位
Δhを求めるための演算を説明するための図面であり、
この場合は、ボール2がz方向のみならず、x方向に関
してもずれているとする。
【0059】すなわち、ボール2が理想的なx位置にあ
るときのカメラAの撮像面15上でのx方向位置をx1
とし、ボール2が理想的なz位置にあるときのカメラA
の撮像面15上でのw方向位置をw1とすると、各カメ
ラA、Bの各方向x,wについてのボール像の位置x
2,w2を検出し、これを下式(6)に代入することで、上
記変位Δhを求めることができる。
るときのカメラAの撮像面15上でのx方向位置をx1
とし、ボール2が理想的なz位置にあるときのカメラA
の撮像面15上でのw方向位置をw1とすると、各カメ
ラA、Bの各方向x,wについてのボール像の位置x
2,w2を検出し、これを下式(6)に代入することで、上
記変位Δhを求めることができる。
【0060】 Δh={(w1−w2)sinφ2−(x1−x2)sinθ}/cosθ …(6) そして、このようにして求めたΔhをレンズの倍率を考
慮して補正することで、ボールの真の高さ変位を求める
ことができる。
慮して補正することで、ボールの真の高さ変位を求める
ことができる。
【0061】尚、上記BGA1の検査の詳細は、第2実
施例、第3実施例と同様である。
施例、第3実施例と同様である。
【0062】このようにこの第4実施例では、カメラB
の撮像面を物体面と共役な関係となるように傾斜させる
と共にカメラBのレンズとして両側テレセントリックレ
ンズを用いるようにしたので、広い範囲でBGA1の裏
面ボール像を一度に確保することができるようになり、
またBGA1上で異なる位置にあるボールを同じ大き
さ、同じ形状の像として撮像する事ができるようにな
る。
の撮像面を物体面と共役な関係となるように傾斜させる
と共にカメラBのレンズとして両側テレセントリックレ
ンズを用いるようにしたので、広い範囲でBGA1の裏
面ボール像を一度に確保することができるようになり、
またBGA1上で異なる位置にあるボールを同じ大き
さ、同じ形状の像として撮像する事ができるようにな
る。
【0063】なお、上記実施例では、本発明をBGAに
適用するようにしたが、PGA(Pin Grid Array)、Q
FP(Quad flat package)、QFJ(Quad flat j-lea
dedpackage)など他の任意の半導体パッケージの端子検
査に適用するようにしてもよい。また、本発明をコネク
タなどの電極配列検査に適用するようにしてもよい。
適用するようにしたが、PGA(Pin Grid Array)、Q
FP(Quad flat package)、QFJ(Quad flat j-lea
dedpackage)など他の任意の半導体パッケージの端子検
査に適用するようにしてもよい。また、本発明をコネク
タなどの電極配列検査に適用するようにしてもよい。
【0064】例えば、図19(a)に示すようなコネクタ
の電極50のピッチpを計測するような場合において、
これを通常のカメラで上方から撮像すると、図19(b)
に示すように、電極取り付け部51の部分の像の影響を
受けて電極50のみの鮮明な影像を捉える事ができな
い。
の電極50のピッチpを計測するような場合において、
これを通常のカメラで上方から撮像すると、図19(b)
に示すように、電極取り付け部51の部分の像の影響を
受けて電極50のみの鮮明な影像を捉える事ができな
い。
【0065】そこで、図19(c)に示すように、撮像面
12を傾斜させたカメラで斜め上方から電極配列を撮像
するようすると、全ての電極の頂上部でカメラのピント
を合わせることができ、かつ電極取り付け部51の像が
撮像されないようにする事ができる。
12を傾斜させたカメラで斜め上方から電極配列を撮像
するようすると、全ての電極の頂上部でカメラのピント
を合わせることができ、かつ電極取り付け部51の像が
撮像されないようにする事ができる。
【0066】また、本発明は、図20に示すようなIC
の端子の平坦度検査(IC端子の上下方向のズレ検出)
や、図21に示すようなボンディングワイヤ52の高さ
検査に適用する事もできる。
の端子の平坦度検査(IC端子の上下方向のズレ検出)
や、図21に示すようなボンディングワイヤ52の高さ
検査に適用する事もできる。
【0067】また、図22に示すように、カメラBに対
する物体光をミラー53を介して入射するようにすれ
ば、カメラBとカメラAの位置を近づけることができ、
これによりカメラ部分の構成をコンパクトにすることが
できる。
する物体光をミラー53を介して入射するようにすれ
ば、カメラBとカメラAの位置を近づけることができ、
これによりカメラ部分の構成をコンパクトにすることが
できる。
【0068】また、上記第1の実施例では、2つの照明
5、6を交互に点灯するようにしたが、一方の照明に赤
照明を用い、他方の照明に緑の照明を用いるなど、両照
明の発光スペクトルを異ならせ、各カメラA,Bに一方
の照明光のみを通過させるフィルタを設けるようにすれ
ば、2つの照明5,6を常に点灯できるようになり、交
互点灯という面倒な制御を省略する事が可能になる。
5、6を交互に点灯するようにしたが、一方の照明に赤
照明を用い、他方の照明に緑の照明を用いるなど、両照
明の発光スペクトルを異ならせ、各カメラA,Bに一方
の照明光のみを通過させるフィルタを設けるようにすれ
ば、2つの照明5,6を常に点灯できるようになり、交
互点灯という面倒な制御を省略する事が可能になる。
【0069】また、図23に示すように、カメラA用の
照明としてLED等からなるリング状照明70を用いる
ようにしてもよい。すなわち、この図23の構成では、
カメラAを駆動する際にはリング状照明70を点灯し
(平板照明71は消灯)、カメラBを駆動する際には平
板照明71を点灯する(リング状照明70は消灯)。
照明としてLED等からなるリング状照明70を用いる
ようにしてもよい。すなわち、この図23の構成では、
カメラAを駆動する際にはリング状照明70を点灯し
(平板照明71は消灯)、カメラBを駆動する際には平
板照明71を点灯する(リング状照明70は消灯)。
【0070】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
この半導体パッケージのパッケージ面を所定の仰角をも
って斜め方向から撮像することにより半導体パッケージ
の端子を検査するようにしたので、各端子列を分離した
画像として得ることができるととに、各端子の高さに関
する情報も得ることができる。また、端子に関する情報
は端子全体画像として捉えるので、端子に傷などがあっ
た場合でも正確な高さ測定をなし得る。
この半導体パッケージのパッケージ面を所定の仰角をも
って斜め方向から撮像することにより半導体パッケージ
の端子を検査するようにしたので、各端子列を分離した
画像として得ることができるととに、各端子の高さに関
する情報も得ることができる。また、端子に関する情報
は端子全体画像として捉えるので、端子に傷などがあっ
た場合でも正確な高さ測定をなし得る。
【0071】またこの発明では、撮像手段の撮像面を撮
像手段の光軸に対し所定角度傾斜させるようにしたの
で、パッケージ面の広い範囲に撮像手段のピントが合う
ようになり、これにより一回の検査範囲を広げることが
でき、検査速度を向上させることができる。
像手段の光軸に対し所定角度傾斜させるようにしたの
で、パッケージ面の広い範囲に撮像手段のピントが合う
ようになり、これにより一回の検査範囲を広げることが
でき、検査速度を向上させることができる。
【0072】またこの発明では、撮像手段のレンズとし
て、物体側テレセントリックレンズを採用するようにし
たので、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても
各端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにな
り、これにより端子検査のための画像処理および演算処
理を簡単化する事が可能になる。
て、物体側テレセントリックレンズを採用するようにし
たので、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても
各端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにな
り、これにより端子検査のための画像処理および演算処
理を簡単化する事が可能になる。
【0073】更にこの発明では、撮像手段のレンズとし
て、両側テレセントリックレンズを採用するようにした
ので、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても各
端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにな
り、またパッケージ面の各位置にある端子が同じ大きさ
及び形状で撮像されるようになる。この結果、端子検査
のための画像処理および演算処理をさらに簡単化する事
が可能になる。
て、両側テレセントリックレンズを採用するようにした
ので、半導体パッケージ自体の位置ズレが発生しても各
端子の結像位置、大きさ、形状が変わらないようにな
り、またパッケージ面の各位置にある端子が同じ大きさ
及び形状で撮像されるようになる。この結果、端子検査
のための画像処理および演算処理をさらに簡単化する事
が可能になる。
【図1】この発明の第1実施例を示す図。
【図2】この発明の第1実施例を示す斜視図。
【図3】第1の実施例によるカメラによる測定原理を示
す図。
す図。
【図4】第1の実施例によるボール高さ測定式の説明
図。
図。
【図5】この発明の第1実施例を示す図。
【図6】この発明の第2実施例を示す図。
【図7】第2実施例の撮像面の傾斜角の説明図。
【図8】第2実施例による撮像面を傾斜させる具体例を
示す図。
示す図。
【図9】この発明の第2実施例を示す図。
【図10】第2実施例の作用を説明するための図。
【図11】BGAの撮像画像などを示す図。
【図12】この発明の第3実施例を示す図。
【図13】第3実施例の作用を説明する為の図。
【図14】この発明の第4実施例を示す図。
【図15】第4実施例の作用を説明する為の図。
【図16】第4実施例の撮像面の傾斜角の説明図。
【図17】第4実施例のボール検査を説明するための
図。
図。
【図18】第4実施例のボールの高さ変位の演算手法を
説明する図。
説明する図。
【図19】この発明の変形例を示す図。
【図20】この発明の変形例を示す図。
【図21】この発明の変形例を示す図。
【図22】この発明の変形例を示す図。
【図23】この発明の変形例を示す図。
1…BGA 2…ハンダバンプ(ボール) 3…BGAトレイ 4…ハーフミラー 5,6…照明 A,B…カメラ 8…制御部 11…レンズ 12…撮像面 30…物体側テレセントリックレンズ 40…両側テレセントリックレンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜地 尚史 東京都大田区蒲田4ー20ー1ランディック 蒲田ビル4F 株式会社小松製作所オプト ロニクス事業部内
Claims (8)
- 【請求項1】半導体パッケージの端子を検査する半導体
パッケージの端子検査装置において、 この半導体パッケージのパッケージ面を所定の仰角をも
って斜め方向から撮像する撮像手段と、 この撮像手段の撮像データに基づいて半導体パッケージ
の端子を検査する検査手段と、 を具える半導体パッケージの端子検査装置。 - 【請求項2】撮像手段は、レンズ手段と、このレンズ手
段を介してパッケージ面像が入射される撮像面とを有
し、 前記撮像面を撮像手段の光軸に対し所定角度傾斜させる
ようにしたこと特徴とする請求項1記載の半導体パッケ
ージの端子検査装置。 - 【請求項3】前記レンズ手段を物体側テレセントリック
レンズとしたことを特徴とする請求項2記載の半導体パ
ッケージの端子検査装置。 - 【請求項4】前記レンズ手段を両側テレセントリックレ
ンズとしたことを特徴とする請求項2記載の半導体パッ
ケージの端子検査装置。 - 【請求項5】前記撮像手段は、撮像手段の本体に対して
傾斜された撮像面を有する請求項2〜4記載の半導体パ
ッケージの端子検査装置。 - 【請求項6】前記撮像手段は、前記レンズ手段と撮像面
を収容する撮像面収容体の間に配設されて撮像面収容体
をレンズ手段の光軸に対し傾斜させるアタッチメントを
有する請求項2〜4記載の半導体パッケージの端子検査
装置。 - 【請求項7】前記半導体パッケージのパッケージ面の平
面像を撮像する平面像撮像手段を更に具え、 前記検査手段は、前記撮像手段及び平面像撮像手段の撮
像データに基づいて半導体パッケージの端子を検査する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体パッケージの端
子検査装置。 - 【請求項8】前記半導体パッケージのパッケージ面を上
から照明する第1の照明手段と、 前記前記半導体パッケージのパッケージ面を斜め側方か
ら照明する第2の照明手段と、 これら第1及び第2の照明手段を排反的に点灯し、第1
の照明手段が点灯しているときには前記平面像撮像手段
を作動し、前記第2の照明手段が点灯しているときには
前記撮像手段を作動するように制御する制御手段と、 を更に具えるようにしたことを特徴とする請求項7記載
の半導体パッケージの端子検査装置。
Priority Applications (3)
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