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JPH09302603A - 舗道用レンガ設置装置 - Google Patents

舗道用レンガ設置装置

Info

Publication number
JPH09302603A
JPH09302603A JP14500196A JP14500196A JPH09302603A JP H09302603 A JPH09302603 A JP H09302603A JP 14500196 A JP14500196 A JP 14500196A JP 14500196 A JP14500196 A JP 14500196A JP H09302603 A JPH09302603 A JP H09302603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brick
support plate
bricks
plate
storage unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14500196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Noguchi
武男 野口
Shinichi Murakami
信一 村上
Shiro Takahashi
史郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TOKYO MET GOV GESUIDO SERVICE KK
Chugai Ro Co Ltd
Adachi Construction and Industry Co Ltd
Original Assignee
TOKYO MET GOV GESUIDO SERVICE KK
Chugai Ro Co Ltd
Adachi Construction and Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TOKYO MET GOV GESUIDO SERVICE KK, Chugai Ro Co Ltd, Adachi Construction and Industry Co Ltd filed Critical TOKYO MET GOV GESUIDO SERVICE KK
Priority to JP14500196A priority Critical patent/JPH09302603A/ja
Publication of JPH09302603A publication Critical patent/JPH09302603A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Road Paving Machines (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】可及的に手作業を省き、機械力をもって施工効
率の向上を図りうる舗道用レンガ設置装置を提供する。 【構成】底部が開放された箱状体の内部に、レンガRを
多段状態で収納するレンガ収納部1と;前後動により底
部の開閉が自在で、かつ、少なくともレンガRの厚さ分
の昇降が自在な支持板2と;支持板2の下降完了後該支
持板上の下から2段目のレンガを収納部1の内面に押圧
保持するクランプ装置6と;支持板2の下降時に収納部
の前面下端より下方に突出し、該支持板2の前進動によ
り最下段のレンガと当接するすべり板16と;からな
る。本装置の全体をフォークリフトに吊るして使用す
る。支持板2を下降し前進させ、レンガRを舗装基盤上
に設置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多数のレンガを
平面状に敷き並べて設置するレンガ設置装置に関し、特
に、フォークリフト等の移動車両に取り付け可能で、歩
道等の道路舗装に使用される舗道用レンガの設置装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、歩道等の道路の舗装方法の1
つとして、舗道用レンガを敷き並べる舗装方法が採られ
ているが、専ら手作業によるため、熟練と手間とを要
し、施工効率の悪いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記実情に鑑
みなされたものであり、可及的人手作業を省き、機械力
をもって施工効率の向上を図りうる舗道用レンガ設置装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の舗道用レンガ設
置装置は上記目的を達成するため、次の構成を採る。す
なわち、第1番目の発明の舗道用レンガ設置装置は、底
部が開放された箱状体の内部に、レンガRを多段状態で
収納するレンガ収納部1と;前後動により前記底部の開
閉が自在で、かつ、少なくとも前記レンガRの厚さ分の
昇降が自在な支持板2と;前記支持板2の下降完了後該
支持板上の下から2段目のレンガを前記収納部1の内面
に押圧保持するクランプ装置6と;前記支持板2の下降
時に前記収納部の前面下端より下方に突出し、該支持板
2の前進動により最下段のレンガと当接するすべり板1
6と;からなることを特徴とする。第2番目の発明は、
第1番目の発明の構成に対し、前記収納部1の両側面の
うちいずれか一方の下部に設けた、敷設済みレンガを押
圧する横押し装置5と;前記レンガ収納部の上面に設け
た、該収納部を吊り下げる吊下げ部7と;を付加したこ
とを特徴とする。本発明の舗道用レンガ設置装置は更に
次の構成も採る。すなわち、少なくとも1列に複数個の
レンガRが多段に積層されて収納される底部が開放され
た四角箱状のレンガ収納部1;前記レンガ収納部1の底
部に配され、レンガRを載置するとともに該レンガ収納
部1より水平を保って前方方向に引抜き移動される支持
板2;前記レンガ収納部1の前面部に装備され、該支持
板2に係合し、かつ該支持板2の前後動をなす支持板移
動機構部3;前記レンガ収納部1の前面部において前記
支持板移動機構部3の上位に装備され、該支持板移動機
構部3に係合し該支持板移動機構部3を上下動する上下
移動機構部4;及び、前記レンガ収納部1の後面に配さ
れ、該レンガ収納部1内のレンガを押圧保持するクラン
プ装置6;からなることを特徴とする。
【0005】(作用)第1番目の発明の装置は次のよう
に作動する。 (1) 本装置はレンガ収納部1底部の開口部を支持板2で
閉鎖した状態で該支持板2上にレンガRを多段に載置す
る。 (2) 支持板2を少なくともレンガの厚さ分下降させると
ともにすべり板16を下降させ、下より2段目のレンガ
Rをクランプ装置6で前記レンガ収納部1の前面1aに
押圧して2段目より上方のレンガを前記レンガ収納部1
内に保持する。 (3) 支持板2を前動させて引き抜く際に、支持板2上の
レンガRをすべり板16に当接することでレンガRの位
置決めを行い、支持板2に載置された1段目のレンガR
を舗装基盤面に設置する。 (4) 支持板2及びすべり板16を元の位置に復帰すると
ともに、クランプ装置6を開放して、レンガ収納部1内
のレンガRを支持板2に載置する。 (5) 本装置を次の設置位置に移動する。 第2番目の発明の装置においては、上記工程(3) に続
き、レンガ収納部1の下部に設けた横押し装置5によ
り、舗装基盤面に設置されたレンガの列を横方向から押
圧し、該レンガ列を横移動させる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の舗道用レンガ設置装置の
実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜図7は本
発明の舗道用レンガ設置装置の一実施形態(第1実施形
態)を示す。すなわち、図1〜図3は本舗道用レンガ設
置装置Sの全体の概略構成を示し、図4〜図7は本舗道
用レンガ設置装置Sの各部の構成を示す。図において、
Rは長方体の舗道用レンガであり、該レンガRの一例と
して、長さ200mm、幅100mm、厚さ60mm、重量
2.5kgを採る。なお、これらの図において、レンガR
の設置方向をもって装置の前後を決める。すなわち、設
置方向の上流剣を装置の後方あるいは後面、下流側を前
方あるいは前面とする。
【0007】本舗道用レンガ設置装置Sは、レンガRが
収納されるレンガ収納部1、該レンガ収納部1の底部の
開口部を開閉するとともにレンガRを載置する支持板
2、前記レンガ収納部1の前面1aに装備され、該支持
板2の前後動をなす支持板移動機構部3、レンガ収納部
1の前面1aに装備され、支持板2の上下動をなす上下
移動機構部4、前記レンガ収納部1の一側面に配される
横押し装置5、レンガ収納部1の後面1bに配されるク
ランプ装置6、及びレンガ収納部1の上部に配される吊
下げ部7、からなる。
【0008】以下、各部の細部の構成を説明する。レンガ収納部1 (図1〜図4参照) レンガ収納部1は、底部が開放された箱状体をなし、内
部にレンガRを多段に収納する。箱状体は平断面形状が
長方形で充分な剛性を有し、上面には蓋板9が固設さ
れ、側面部は前面1a、後面1b及び両側面1cよりな
る。前面1aは、その下端部が他の面1b,1cよりも
凹設され、支持板2が抜差しされる凹部10が形成され
る。また、前面1aの下部には平板状の取付け板11が
固設される。後面1bと両側面1cの下端面とは同一水
準面に揃えられる。レンガ収納部1の後面1bには、蝶
番12aを介して外側に開く扉12が配され、該扉12
の開放をもってレンガRのレンガ収納部1内への搬入が
なされる。また、レンガ収納部1内部の後面には収納さ
れるレンガRを整列するガイド部材13が配されるが、
適宜省略されうる。
【0009】支持板2(図1、図2、図4、図5参照) 支持板2は、平板体をなし、レンガ収納部1の下端の凹
部10に抜差し自在に配され、多数のレンガRを載置で
きる十分な剛性を有する。その幅はレンガ収納部1の内
幅に等しい。該支持板2の前端には、2つの接続板14
が幅方向で対称位置に立設される。
【0010】支持板移動機構部3(図1、図2、図4、
図5参照) 支持板移動機構部3は、レンガ収納部1の前面1aの下
部に設けた取付け板11に当接するすべり板16と該す
べり板16に直交して該すべり板16に固設される吊り
板17とから骨組み体が形成され、前記吊り板17上に
は油圧シリンダ19を主体とする前後動駆動部20が配
設される。そして、前記吊り板17はガイド部18を介
して前記指示板2を吊設する。 (骨組み体)骨組み体は前記したように、すべり板16
と該すべり板16に固設される吊り板17とからなり、
剛性を確保すべく側板21、更には適宜のリブ(図示せ
ず)が付加されるが、すべり板16と吊り板17とで実
質的な剛性が確保される。該側板21及びリブは本質的
事項ではなく、適宜省略できる。なお、吊り板17の前
端部には凹部17aが形成され、支持板2の後動定位置
で接続板14が該凹部17aに入り込む。 (ガイド部18)(図4、図5参照) ガイド部18は、吊り板17と支持板2との間に介装設
置され、前記支持板2を吊下げ支持するとともに該支持
板2の上下動を規制し、支持板2が前後動する際に該支
持板2を吊り板17と平行に保持する。本実施形態で
は、前記ガイド部18を、下動規制部18Aと上動規制
部18Bとから構成し、これを支持板2の両側へ配設す
る。さらに、該ガイド部18は支持板2の中央の1か所
あるいは両側及び中央の3か所、更にはそれ以上の箇所
に配することもできる。下動規制部18Aは、支持板2
に立設されたリブ22に回転自在に保持されたローラ2
3と吊り板17の下面に固設されたレール体24とを含
み、ローラ23はレール体24の上面に接して転がる。
また、上動規制部18Bは、吊り板17の下面に固設さ
れたリブ25に回転自在に保持されたローラ26と支持
板2に固設されたレール体27とを含み、レール体27
の上面はローラ25に接して移動する。
【0011】(前後動駆動部20)(図4、図5参照) 前後動駆動部20は、油圧シリンダ19を主体とし、該
油圧シリンダ19の基部をピン29を介して吊り板17
に固定し、油圧シリンダ19のピストンロッド19aは
ナット30を介して接続板14に固定される。油圧シリ
ンダ19のシリンダ部は吊り板17に直接固定してもよ
い。しかして、油圧シリンダ19のピストンロッド19
aを伸長することにより支持板2は接続板14を介して
前方へ移動され、支持板2の後端はレンガ収納部1の底
面から外れる。また、油圧シリンダ19のピストンロッ
ド19aを収縮することにより支持板2をレンガ収納部
1底部の開口部へ差し入れる。
【0012】上下移動機構部4(図1、図2、図4、図
5参照) 上下移動機構部4は、レンガ収納部1の前面部におい
て、支持板移動機構部3の上方に配され、支持板2を上
下動する機能を担うものであって、レンガ収納部1の前
面1aの取付け板11に固設される取付け架台32と該
取付け架台32に取り付けられる油圧シリンダ33を主
体とする上下動駆動部34とを含む。取付け架台32
は、四周にリブ32aを有して剛性のある平板体をな
し、レンガ収納部1の前面1aの取付け板11に固設さ
れる。上下動駆動部34は、2個一対となり、取付け架
台32の両端部に配され、油圧シリンダ33が取付け架
台32に立設され、下方に向けて伸縮動するピストンロ
ッド33aの先端部はナット35を介して吊り板17の
上面に固定された取付け台36に固定される。しかし
て、油圧シリンダ33のピストンロッド33aの伸長に
より支持板2は吊り板17を介して少なくともレンガR
の厚さ分降下され、また、ピストンロッド33aの収縮
により上昇する。
【0013】横押し装置5(図2、図3、図6、図7参
照) 横押し装置5は、レンガ収納部1の一側面1cに配さ
れ、押出し用油圧シリンダ38とレンガ収納部1の側面
1cに直接的に縦方向に固設される操作用油圧シリンダ
39とを主体として構成される。詳述すれば、レンガ収
納部1の側面1cの下端には、一対をなして突設された
リブ40間にピン41が回転自在に枢着されるとともに
該ピン41に取付け板42が固設され、該取付け板42
に押出し用油圧シリンダ38が取り付けられる。押出用
シリンダ38のピストンロッド38aの先端には押出し
板43が固設される。また、ピン41の側端部は腕部4
1aが一体的に突設され、この腕部41aに操作用油圧
シリンダ39のピストンロッド39aの先端がピン係合
をもって枢着される。しかして、操作用油圧シリンダ3
9のピストンロッド39aの収縮状態においては、押出
し用油圧シリンダ38は縦方向(鉛直方向)に引き起こ
された状態となる。そして、ピストンロッド39aを伸
長すると、腕部41aを介して押出し用油圧シリンダ3
8は横方向(水平方向)へ倒されたものとなり、レンガ
Rに対して押出し姿勢を採る。
【0014】クランプ装置6(図1、図3、図4参照) クランプ装置6は、レンガ収納部1の後面1bの下端部
に複数か所(本実施形態では3か所)にわたって配さ
れ、それぞれ、レンガ収納部1の後面1bにその基部を
固定された油圧シリンダ45と該油圧シリンダ45のピ
ストンロッド45aの先端に固設された押圧板46とを
備える。このクランプ装置6のピストンロッド45aの
伸長により押圧板46がレンガRに当接され、レンガR
を前面1aの内壁に押し付けて一時的に固定保持すなわ
ちクランプする。
【0015】吊下げ部7(図1〜図3参照) 吊下げ部7は、レンガ収納部1の上位において該レンガ
収納部1の長さ方向に沿って配される吊下げ杆48、該
吊下げ杆48の中央の前後に固設される上部ブラケット
49、レンガ収納部1の上部の中央の前後に固設される
下部ブラケット50、前記上部ブラケット49と下部ブ
ラケット50とに介装されるピン51、更には、吊下げ
杆48とレンガ収納部1の上面とに介装されるダンパー
装置52を含む。詳述すれば、吊下げ杆48は、上部吊
下げ杆48a、下部吊下げ杆48b、及びこれらの吊下
げ杆48a,48b間を繋ぐ連結部48cからなり、連
結部48間に挿入口54が形成される。該吊下げ杆48
の幅はレンガ収納部1の幅とほぼ同一長さで、挿入口5
4に挿し込まれる後記する移動車のフォークとの安定性
を図る。レンガ収納部1は、ピン51を介装して連結さ
れた上部ブラケット49と下部ブラケット50とにより
吊下げ杆48に連結される。ダンパー装置52は、下部
吊下げ杆48bの四隅に配設され、該下部吊下げ杆48
bの下面とレンガ収納部1の藍板9の上面とに介装され
るコイルばね55および、該コイルばね55の中心に配
され、かつ、吊下げ杆48に開設された孔に遊挿される
案内棒56から構成される。前記ダンパ−装置52は、
ばね55のみであってもよく、更には省略されてもよ
い。
【0016】移動用車両 本舗道用レンガ設置装置Sは移動用車両に付置して使用
するものであり、本実施形態においては、フォークリフ
トマシーンVが適用される。すなわち、図8に例示する
ように、フォークリフトマシーンVを本舗道用レンガ設
置装置Sの後面側に配し、そのフォークFを本舗道用レ
ンガ設置装置Sの吊下げ部7の挿入口54に挿入して吊
下げ保持する。
【0017】舗道用レンガ設置施工工事 叙上の構成よりなる舗道用レンガ設置装置Sを使用して
舗道用レンガの施工工事は以下のようにしてなされる。
以下、施工手順に従って説明する。
【0018】(1) 単独に配置された本舗道用レンガ設置
装置Sにおいて、本舗道用レンガ設置装置Sの各作動部
を初期状態とする。すなわち、支持板移動機構部3及び
上下動移動機構部4の各油圧シリンダ19,33を収縮
することにより、支持板2でレンガ収納部1の底面を塞
ぐ。また、横押し装置5の操作用油圧シリンダ39を収
縮して押出し用油圧シリンダ38を引き起こすとともに
クランプ装置6の油圧シリンダ45を収縮してクランプ
を解除する。この初期状態で扉12を介してレンガRを
支持板2上に載置し、レンガ収納部1内にレンガRを多
段に収納する。
【0019】(2) 本舗道用レンガ設置装置Sをフォーク
リフトマシーンVのフォークFに挿入口54を介して係
合して吊下げ保持し、前記設置装置Sを敷設位置に移動
させ、支持板2の下方空間をレンガRの厚さ分だけの余
裕を見込んだ状態(これを初期位置をいう)に設定す
る。
【0020】(3) 上下移動機構部4の油圧シリンダ33
を伸長させて支持板2およびすべり板16を下降する。
そして、レンガ収納部1内の全レンガRを降下させ、次
いで、クランプ装置6の油圧シリンダ45を伸長させて
支持板2上の下から2段目のレンガRを係止保持(クラ
ンプ)する。これにより、2段目以上のレンガRはレン
ガ収納部1内に押圧保持され、支持板2上には1段目の
レンガRのみが載置される。なお、クランプ装置6は必
ずしもレンガ収納部1の後面1bに設ける必要はなく、
側面1cに設けて側方から押圧保持しても良い。
【0021】(4) 支持板移動機構部3の油圧シリンダ1
9を伸長させ、接続板14を介して支持板2を前方へす
なわち敷設方向へ移動させ、支持板2と連動して下降し
たすべり板16にレンガRを当接することにより支持板
2を引き抜いて支持板2上のレンガRをレンガ敷設位置
の地面に着地させる。このとき、着地させたレンガRと
既設のレンガ面との間に隙間があれば、支持板移動機構
部3の油圧シリンダ19を収縮して、支持板2の後端面
をレンガRの前端面に当接させ、レンガRを後方へ押圧
移動させる。なお、前記2段目のレンガRをクランプ装
置6でレンガ収納部1の内面に押圧保持した後、支持板
2を再び下降させ、1段目(最下段)のレンガと2段目
のレンガとの間に隙間を形成してから支持板2を引き抜
くようにしても良い。
【0022】(5) 横押し装置5の操作用油圧シリンダ3
9を伸長させ、押出し用油圧シリンダ38の位置決めを
した後、該押出し用油圧シリンダ38を伸長させ、敷設
したレンガRを移動させる。しかる後、押出し用油圧シ
リンダ38を収縮し、操作用油圧シリンダ39を収縮し
て初期状態とする。
【0023】(6) 上下移動機構4の油圧シリンダ33を
収縮して支持板2およびすべり板16を引き上げ、更
に、支持板移動機構部3の油圧シリンダ19を収縮して
支持板2を後退させ、支持板2を初期状態に復帰する。
このとき、上下移動機構4及び支持板移動機構部3のそ
れぞれの油圧シリンダ33,19を同時に収縮させる
か、あるいは個別に収縮させるかは自由である。
【0024】(7) クランプ装置6の油圧シリンダ45を
収縮させ、油圧シリンダ45の押圧を解除し、2段目以
上のレンガRを支持板2に載置する。
【0025】(8) 本舗道用レンガ設置装置Sをフォーク
リフトマシーンVの移動をもって次の敷設位置に1区間
前進させ、工程(2) へ戻り、以後工程(3) 〜(7) を繰り
返す。
【0026】以上のように、本実施形態の舗道用レンガ
設置装置Sによれば、レンガRの敷設が全て機械力をも
ってなされるので、人手による重量物の取り扱い作業が
無くなり省力化を達成することができるとともに、多数
のレンガRを少なくとも1列にわたって敷設でき、大幅
な施工効率の向上を図ることができる。
【0027】本発明は叙上の実施の形態にのみ限定され
るものではなく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種
々設計変更が可能である。すなわち、以下の態様は本発
明の技術的範囲内に包含される。 レンガ収納部1の容量は自由であって、少なくとも1
列2段を確保されうればよい。 支持板移動機構部3において、ガイド部18は、本実
施の形態に限定されるものではなく、支持板2の水平動
を許容し、上下動(振動)を拘束するものであればよ
い。図9はその一例を示す。図において、60は支持板
2に固設されるレール体であり、その上端にはガイド溝
60aが形成される。61は吊り板17の下面に固設さ
れる係合材であり、その下端部61aはガイド溝60a
に滑りのみを許容されて係合されている。レ−ル体60
と係合材61とは逆に配してもよい。 叙上の実施形態では、移動用車輛として一般的なフォ
ークリフトマシーンVを用いたが、専用の車輛の使用を
妨げるものではない。 叙上の態様では道路舗装に付いて述べたが建物内での
底面施工に付いても適用できることは勿論である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、レンガの敷設が全て機
械力をもってなされるので、人手による重量物の取り扱
い作業が無くなり省力化を達成することができるととも
に、多数のレンガRを少なくとも1列にわたって敷設で
き、大幅な施工効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の舗道用レンガ設置装置の一実施形態
(第1実施形態)の全体を示す側面図。
【図2】その正面図(図1のII方向矢視図)
【図3】その背面図(図1のIII 方向矢視図)
【図4】その要部の拡大断面図(図5のIV-IV 線断面
図)。
【図5】図4のV-V 線断面図。
【図6】横押し装置の側面図。
【図7】図6のVII 方向矢視図。
【図8】本実施例装置の取付け要領図。
【図9】ガイド部の他の態様図。
【符号の説明】
S…舗道用レンガ設置装置、1…レンガ収納部、2…支
持板、3…支持板移動機構部、4…上下移動機構部、5
…横押し装置、6…クランプ装置、7…吊下げ部、16
…すべり板、V…フォークリフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 武男 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 東 京都下水道サービス株式会社内 (72)発明者 村上 信一 東京都足立区入谷八丁目9番9号 足立建 設工業株式会社内 (72)発明者 高橋 史郎 大阪市西区京町堀二丁目4番7号 中外炉 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】底部が開放された箱状体の内部に、レンガ
    を多段状態で収納するレンガ収納部と、 前後動により前記底部の開閉が自在で、かつ、少なくと
    も前記レンガの厚さ分の昇降が自在な支持板と、 前記支持板の下降完了後該支持板上の下から2段目のレ
    ンガを前記収納部の内面に押圧保持するクランプ装置
    と、 前記支持板の下降時に前記収納部の前面下端より下方に
    突出し、該支持板の前進動により最下段のレンガと当接
    するすべり板と、からなることを特徴とする舗装用レン
    ガ設置装置。
  2. 【請求項2】底部が開放された箱状体の内部に、レンガ
    を多段状態で収納するレンガ収納部と、 前後動により前記底部の開閉が自在で、かつ、少なくと
    も前記レンガの厚さ分の昇降が自在な支持板と、 前記支持板の下降完了後該支持板上の下から2段目のレ
    ンガを前記収納部の内面に押圧保持するクランプ装置
    と、 前記支持板の下降時に前記収納部の前面下端より下方に
    突出し、該支持板の前進動により最下段のレンガと当接
    するすべり板と、 前記収納部の両側面のうちいずれか一方の下部に設け
    た、敷設済みレンガを押圧する横押し装置と、 前記レンガ収納部の上面に設けた、該収納部を吊り下げ
    る吊下げ部と、からなることを特徴とする舗装用レンガ
    設置装置。
JP14500196A 1996-05-15 1996-05-15 舗道用レンガ設置装置 Pending JPH09302603A (ja)

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